JP6314815B2 - 機能選択装置、および画像処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、機能選択装置、および画像処理装置に関するものである。
デジタル複合機等に代表される画像処理装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させて印刷し、装置外に排出する。
画像処理装置においては、コピー機能、スキャン機能等、各種の機能を選択して処理を行うことができる。機能の内容によっては、許可されているユーザーによってのみ、使用することができる。ここで、機能が許可されているか否かについて、ユーザーの認証を行う場合がある。例えば、いわゆるログイン画面を表示し、ユーザー名、およびパスワードを入力させる。入力されたユーザー名、およびパスワードについて、ユーザーの認証に成功すれば、所定の機能を使用することを許可することとしている。
ここで、タッチパネルによる操作に対し、ログインしたユーザーであるか否かを認証する操作処理装置に関する技術が、特開2009−134638号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1に開示の操作処理装置は、指紋情報を記憶する指紋記憶手段と、操作面から、操作面を操作した指の指紋情報を読み取る読み取り手段と、読み取り手段が指紋情報を読み取る都度、読み取り手段が読み取った指紋情報、および指紋記憶手段に記憶されている指紋情報が一致しているか否かを判定する一致判定手段とを備えることとしている。特許文献1に開示の操作処理装置は、一致判定手段が一致していると判定した場合に、処理手段による処理を実行するようにしている。
特開2009−134638号公報
特許文献1によると、ユーザーがタッチパネルを押下して操作する度に、ユーザーの指紋の情報を読み取ることとしている。そして、読み取った指紋の情報と記憶された指紋の情報とを比較して、ログインしたユーザーであるか否かを判断することとしている。また、指紋の情報によりログインしたユーザーではないと判断すれば、ログアウトされることとなる。
しかし、このような構成であると、別のユーザーが所定の機能を選択して処理を行う場合に、ログインをし直す必要がある。すなわち、ログインするユーザーを切り替える必要があり、ユーザーの作業が煩雑になるおそれがある。一方、機能を選択させる際にユーザーの特定を行わなければ、ユーザー毎に許可される機能を制限したい場合に、対応することができない。
この発明の目的は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができ、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することができる機能選択装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができ、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することができる画像処理装置を提供することである。
この発明の一つの局面においては、機能選択装置は、表示部と、選択部と、押下部と、指紋情報読み取り部と、判断部と、制御部と、報知部とを備える。表示部は、操作対象となる複数の機能を表示する。選択部は、表示部に表示された複数の機能のうちの少なくともいずれか一つをユーザーに選択させる。押下部は、選択部による機能の選択と共に、ユーザーの指を押下させる。指紋情報読み取り部は、押下部により押下されたユーザーの指から指紋の情報を読み取る。判断部は、指紋情報読み取り部により読み取られた指紋の情報から、機能の操作が許可されたユーザーか否かを判断する。制御部は、判断部により、機能の操作が許可されたユーザーであると判断されれば、選択部により選択された機能の操作を許可するよう制御する。報知部は、判断部により、前記機能の操作が許可されたユーザーでないと判断されれば、その旨を報知すると共に、前記機能の操作が許可されているユーザーの名前を報知する。
この発明の他の局面においては、画像処理装置は、画像処理部と、表示部と、選択部と、押下部と、指紋情報読み取り部と、判断部と、制御部と、報知部とを備える。画像処理部は、画像を処理する。表示部は、画像処理部による操作対象となる複数の機能を表示する。選択部は、表示部に表示された複数の機能のうちの少なくともいずれか一つをユーザーに選択させる。押下部は、選択部による機能の選択と共に、ユーザーの指を押下させる。指紋情報読み取り部は、押下部により押下されたユーザーの指から指紋の情報を読み取る。判断部は、指紋情報読み取り部により読み取った指紋の情報から、機能の操作が許可されたユーザーか否かを判断する。制御部は、判断部により、機能の操作が許可されたユーザーであると判断されれば、選択部により選択された機能の操作を許可するよう制御する。報知部は、判断部により、前記機能の操作が許可されたユーザーでないと判断されれば、その旨を報知すると共に、前記機能の操作が許可されているユーザーの名前を報知する。
このような機能選択装置によると、ユーザーに操作対象となる複数の機能のうちの少なくともいずれか一つを選択させると共に、ユーザーの指紋の情報を読み取る。そして、読み取ったユーザーの指紋の情報から、選択された機能の操作が許可されているか否かを判断する。許可されていると判断されれば、選択された機能を操作させるよう制御する。そうすると、いわゆるログイン画面による入力を行うことなく、機能が選択された際に、ユーザー毎に許可される機能を制限することができる。この場合、ユーザーの指紋の情報によりユーザーの特定を行っているため、より確実なユーザーの認証を行うことができる。したがって、このような機能選択装置は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができ、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することができる。
また、このような画像処理装置によると、ユーザーに操作対象となる画像処理の複数の機能のうちの少なくともいずれか一つを選択させると共に、ユーザーの指紋の情報を読み取る。そして、読み取ったユーザーの指紋の情報から、選択された機能の操作が許可されているか否かを判断する。許可されていると判断されれば、選択された機能を操作させるよう制御する。そうすると、いわゆるログイン画面による入力を行うことなく、機能が選択された際に、ユーザー毎に許可される機能を制限することができる。この場合、ユーザーの指紋の情報によりユーザーの特定を行っているため、より確実なユーザーの認証を行うことができる。したがって、このような画像処理装置は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができ、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図である。 図1に示すデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 デジタル複合機に備えられる操作部の概略的な構成を示す外観図である。 デジタル複合機に備えられるハードディスクに格納されたデータの内容を示す概念図である。 デジタル複合機を用いてコピーをする場合の処理の流れを示すフローチャートである。 機能を選択させる場合のタッチパネルに表示された表示画面の一例を示す図である。 許可された機能の内容を設定させる場合のタッチパネルに表示された表示画面の一例を示す図である。 許可されていない機能が選択された場合のタッチパネルに表示された表示画面の一例を示す図である。 この発明の他の実施形態に係るデジタル複合機に備えられ、許可されている機能が表示された場合のタッチパネルに表示された表示画面の一例を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態に係るデジタル複合機に備えられる操作部の概略的な構成を示す外観図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略図である。図2は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、デジタル複合機11は、デジタル複合機11全体の制御を行う制御部12と、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示部としてのタッチパネル21を含み、印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンまたはオフを入力させる操作部13と、セットされた原稿を自動的に読み取り位置へ搬送するADF(Auto Document Feeder)22を含み、原稿や印刷物の画像を読み取る画像読み取り部14と、トナーを用いて現像を行う現像装置23を含み、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に画像を形成する画像形成部15と、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う格納部としてのハードディスク16と、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。
デジタル複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成して用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。また、デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、デジタル複合機11は、画像処理に関し、複写機能、すなわち、コピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
デジタル複合機11を含む画像処理システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号を入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、デジタル複合機11の電源のオンまたはオフを入力させる電源キー33と、デジタル複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記したタッチパネル21とを含む。
タッチパネル21は、液晶のタッチパネル機能を有している。すなわち、ユーザーの指での押下等により、タッチパネル21からも画像形成条件等を入力させることができると共に、表示された複数の機能に該当する領域をタッチさせて機能を選択させることができる。ここで、タッチパネル21は、表示された複数の機能のうちの少なくともいずれか一つを選択させる選択部28を含む。
タッチパネル21は、ユーザーの指によりタッチされた領域において、ユーザーの指紋の情報を読み取ることができる。タッチパネル21は、押下された領域において、指紋の情報を読み取る。ここで、タッチパネル21等は、選択部28による機能の選択と共に、ユーザーの指を押下させる押下部29、および押下されたユーザーの指から指紋の情報を読み取る指紋情報読み取り部19として作動する。なお、指紋の情報については、例えば、指紋のパターン等が含まれるものである。
次に、デジタル複合機11に備えられるハードディスク16に格納されたデータの内容について説明する。図4は、デジタル複合機11に備えられるハードディスク16に格納されたデータの内容を示す概念図である。
図4を参照して、ハードディスク16には、ユーザーの指紋の情報が格納される格納領域41aと、ユーザーの権限の情報が格納される格納領域41bとが割り当てられている。格納領域41aには、ユーザーXの指紋の情報42aと、ユーザーYの指紋の情報42bと、他のユーザーの指紋の情報とが格納されている。
格納領域41bには、ユーザー毎に許可された機能の情報43a、43bが格納されている。具体的には、ユーザーXは、デジタル複合機11における「コピー」、および「ファクシミリ送信」の機能を使うことは許可されているが、「スキャン」の機能を使うことは許可されていないという情報43aである。また、ユーザーYは、デジタル複合機11における「スキャン」、および「ファクシミリ送信」の機能を使うことは許可されているが、「コピー」の機能を使うことは許可されていないという情報43bである。格納領域41bには、テーブルの形式で情報43a、43bが格納されているが、情報43a、43bの格納の方法については、他の方法であってもよい。もちろん、格納領域41a、41bに格納された情報42a、42b、43a、43bの内容については、変更や追加、削除が可能である。
次に、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を用いて、ユーザーXがコピーをする場合について説明する。図5は、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を用いてコピーをする場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図5を参照して、まず、ユーザーXは、コピーをするために読み取らせる原稿をADF22にセットする。デジタル複合機11は、原稿がセットされたことを検知すると、ユーザーXに機能を選択させる表示画面をタッチパネル21に表示する(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。
図6は、ユーザーXに機能を選択させる際にタッチパネル21に表示された表示画面の一例を示す図である。図6を参照して、タッチパネル21には、「機能の選択画面」との表示46と、「使用する機能を選択してください。」とのメッセージ47と、「コピー」と表記され、押下によりコピーの機能を選択させる選択キー48aと、「スキャン」と表記され、押下によりスキャン、すなわち、画像読み取り部14による画像の読み取りの機能を選択させる選択キー48bと、「ファクシミリ送信」と表記され、押下によりファクシミリ通信部17におけるファクシミリ送信の機能を選択させる選択キー48cと、「その他」と表記され、押下により「コピー」、「スキャン」、および「ファクシミリ送信」以外の機能を選択させる画面を表示させる選択キー48dと、「戻る」と表記され、押下により前の画面を表示させる選択キー49とが表示されている。タッチパネル21は、複数の機能を、異なる領域に分けて表示している
ユーザーXは、要求に応じて、使用する機能に該当する選択キー48a〜48dを押下する。操作部13のタッチパネル21は、選択キー48a〜48d、49のいずれかの押下を検知する(S12)。この場合、ユーザーXにより、「コピー」の選択キー48aが押下されたとする。
タッチパネル21は、各機能を選択させる選択キー48a〜48dがユーザーに押下された際に、指紋情報読み取り部によりユーザーの指紋の情報を読み取る(S13)。ここでは、タッチパネル21により、選択キー48aが押下された際に、選択キー48aの押下の検知と共に、ユーザーXの指紋の情報を読み取る。
指紋の情報を読み取った後、デジタル複合機11は、読み取った指紋の情報から、コピー機能の選択キー48aを押下したユーザーがどのユーザーかを特定する(S14)。この場合、指紋情報読み取り部により読み取った指紋の情報と、ハードディスク16の格納領域41aに格納されている複数のユーザーの指紋の情報とを比較し、指紋情報読み取り部により読み取った指紋の情報と、ハードディスク16の格納領域41aに格納されている複数のユーザーの指紋の情報とが一致するか否かにより判断する。そして、読み取ったユーザーの指紋の情報が、格納領域41aに格納されているかユーザーXの指紋の情報と照合することを確認して、選択キー48aを押下したユーザーがユーザーXであると判断する。
次に、選択キー48aを押下したユーザーXが、選択された機能を許可されたユーザーであるか否かが判断される(S15)。ここで、制御部12等は、判断部として作動する。この場合、制御部12等は、ユーザーXについて、コピー機能の選択を許可されているか否かを判断する。具体的には、格納領域41bに格納された情報から、ユーザーXがコピー機能を使用することを許可されていると判断される(S15において、YES)。
そして、デジタル複合機11による「コピー」の機能の操作を許可される(S16)。すなわち、操作部13のタッチパネル21について、より詳細なコピーの設定をさせる表示画面に移行する。
図7は、この場合におけるタッチパネル21に表示された表示画面の一例を示す図である。図7を参照して、タッチパネル21には、「コピー設定」との表示51と、「コピーできます。」とのメッセージ52と、「白黒」と表記され、モノクロの画像形成が設定されている状態を示す設定53aと、「100%」と表記され、読み取った画像に対して拡大、縮小を行わず100%の大きさでの画像形成が設定されている状態を示す設定53bと、「普通紙」と表記され、画像形成に用いる用紙が普通紙として設定されている状態を示す設定53cと、「1」と表記され、設定されている画像形成の枚数を示す設定53dとが表示されている。また、タッチパネル21には、「カラー選択」と表記され、画像形成を行う際に、カラーを選択するか否かを選択させる選択キー54aと、「倍率」と表記され、形成する画像の倍率を設定させる選択キー54bと、「用紙選択」と表記され、画像を形成する用紙を選択させる選択キー54cと、「原稿の種類」と表記され、読み取る原稿が写真画像か文字画像かといった原稿の種類を選択させる選択キー54dと、「仕上げ」と表記され、形成する画像の仕上げの状態を設定させる選択キー54eと、「両面」と表記され、形成する画像を両面で印刷するか否かを選択させる選択キー54fと、「濃度」と表記され、形成する画像の濃度を選択させる選択キー54gと、「その他」と表記され、その他の設定を選択させる選択キー54hとが表示されている。
ユーザーXは、図7に示すタッチパネル21を介して、コピーを行う際に、コピー機能の種々の詳細な選択および詳細な設定を行う。そして、スタートキー32を押下する。デジタル複合機11は、スタートキー32の押下を検知して、ADF22により画像読み取り部14にセットされた原稿を搬送する。そして、画像読み取り部14により読み取った画像を基に主に画像形成部15によりコピーを実行する。そして、処理を終了する。
次に、ユーザーXが「スキャン」の選択キー48bを押下した場合について説明する。再び図5を参照して、ユーザーXが原稿をADF22にセットする。そうすると原稿のセットをデジタル複合機11が検知すると、デジタル複合機11は、図6に示すタッチパネル21を表示する。
ユーザーXは、「スキャン」の機能を選択するため、選択キー48bを押下する。そうすると、デジタル複合機11は、選択キー48bの押下を検知し(S12)、タッチパネル21からユーザーXの指紋を読み取る(S13)。
その後、読み取った指紋の情報から、格納領域41aに格納されたユーザーXの指紋の情報を参照し、ユーザーXによる選択キー48bの押下であると判断する。すなわち、選択キー48bを押下したユーザーXを特定する(S14)。
次に、格納領域41bを参照して、ユーザーXが「スキャン」の機能を許可されているか否かを判断する(S15)。
ここで、格納領域41bに格納された情報によると、ユーザーXは、「コピー」および「ファクシミリ送信」の機能は許可されているものの、「スキャン」の機能は許可されていない。したがって、ユーザーXによる「スキャン」の機能の使用は、不許可であると判断する(S15において、NO)。
その後、デジタル複合機11は、選択された機能が許可されていないことを報知する。この場合、タッチパネル21に、選択された機能が許可されていない旨が表示される(S17)。図8は、この場合のタッチパネル21に表示される表示画面の一例を示す図である。
図8を参照して、タッチパネル21には、「選択された機能は、許可されておりません。」との表示56と、「戻る」と表記され、押下により前の画面を表示させる選択キー57とが表示される。ユーザーXは、この表示画面を見て、「スキャン」機能が許可されていないことを知る。そして、前の画面に戻って、他の機能を選択して処理を行う。
このようなデジタル複合機11によると、ユーザーに操作対象となる画像処理の機能を選択させると共に、ユーザーの指紋の情報を読み取る。そして、読み取ったユーザーの指紋の情報から、選択された機能の操作が許可されているか否かを判断する。許可されていると判断されれば、選択された機能を操作させるよう制御する。そうすると、いわゆるログイン画面による入力を行うことなく、機能が選択された際に、ユーザー毎に許可される機能を制限することができる。この場合、ユーザーの指紋の情報によりユーザーの特定を行っているため、より確実なユーザーの認証を行うことができる。したがって、このようなデジタル複合機11は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができ、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することができる。
この場合、機能の操作を許可されたユーザーでないと判断されれば、ユーザーによる機能の選択が不許可である旨がタッチパネル21に表示されているため、視覚を通じて、不許可である旨を認識することができる。
また、この場合、タッチパネル21は、複数の機能を異なる領域に分けて表示しているため、機能の選択をより容易に行うことができる。
なお、上記の実施の形態において、ユーザーの指紋の情報をハードディスク16に格納し、読み取った指紋の情報とハードディスク16に格納された指紋の情報とが一致するか否かにより、機能が許可されたユーザーが否かを判断することにしたが、これに限らず、他の記憶媒体に格納された指紋の情報を用いて一致するか否かを判断することにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、不許可である旨をタッチパネル21に表示することとしたが、これに限らず、不許可である旨について、音声等を通じて、聴覚により報知することにしてもよい。また、不許可である旨の表示と共に、音声により報知することにしてもよい。さらには、不許可であると判断すれば、タッチパネル21において、他の許可されている機能を報知することにしてもよい。
図9は、この場合のタッチパネル21に表示された表示画面の一例を示す図である。図9を参照して、タッチパネル21に表示された表示画面には、図8に示す「選択された機能は、許可されておりません。」との表示56、および「戻る」と表記され、押下により前の画面を表示させる選択キー57の表示と共に、「選択が許可された機能は、以下です。」とのメッセージ58と、選択が許可された機能であり、「コピー」と表記され、画像読み取り部14による画像の読み取りの機能を選択させる選択キー59aと、「ファクシミリ送信」と表記され、押下によりファクシミリ通信部17におけるファクシミリ送信の機能を選択させる選択キー59bと、「その他」と表記され、押下により「コピー」、「スキャン」、および「ファクシミリ送信」以外の機能を選択させる画面を表示させる選択キー59cとが表示される。ユーザーXは、これらの選択キー59a〜59cの表示により、ユーザーXが許可されている機能を認識することができる。そして、ユーザーXが、表示された許可されている機能を使用したい場合に、選択キー59a〜59cを押下して、選択した機能の操作をすることができる。
また、上記の実施の形態においては、タッチパネルにおいて、指紋の情報を読み取ることとしたが、これに限らず、タッチパネル以外の部分で、指紋の情報を読み取ることにしてもよい。
図10は、この場合の操作部37の一例を示す図である。図10を参照して、操作部37は、上記した図3に示すように、テンキー31、スタートキー32、電源キー33、メニューキー34、登録キー35、リセットキー36、およびタッチパネル21を含む。操作部37は、スタートキー32と電源キー33との間に配置され、ユーザーの指紋の情報を読み取ることが可能な指紋情報読み取り部38を備える。指紋情報読み取り部38は、その上にユーザーの指が置かれた場合において、ユーザーの指紋の情報を読み取ることができる。指紋情報読み取り部38における指紋の読み取り領域は、図10中のハッチングで示している。
ユーザーは、タッチパネル21において、操作対象となる機能を選択した後、指紋情報読み取り部38上に指を置き、指紋の情報を読み取らせる。デジタル複合機11は、指紋情報読み取り部38により指紋の情報を読み取る。そして、読み取った指紋の情報により特定されるユーザーが、選択した機能を許可されているか否かを判断する。許可されたユーザーであれば、選択された機能の操作を許可し、許可されたユーザーでなければ、選択された機能の操作を許可せずに、処理を終了する。このように構成してもよい。
なお、上記の実施の形態においては、不許可である旨、すなわち、選択された機能が許可されていない旨を報知することとしたが、例えば、この報知と共に、選択された機能が許可されているユーザーの名前等を報知することにしてもよい。例えば、上記した場合において、ユーザーXが「スキャン」の機能を選択した場合、「スキャン」の機能が許可されているユーザーYの名前をタッチパネルの表示画面に表示するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態において、複数の機能を、異なる領域に分けて表示することとしたが、これに限らず、複数の機能について、例えば、時間を隔てて、同じ領域で表示することにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、デジタル複合機としての画像処理装置における機能の選択の場合について説明したが、これに限らず、スマートフォンや、タブレット端末等の端末装置のような機能選択装置において、上記構成を備えることとしてもよい。
すなわち、機能選択装置は、表示部と、選択部と、押下部と、指紋情報読み取り部と、判断部と、制御部とを備える。表示部は、操作対象となる複数の機能を表示する。選択部は、表示部に表示された複数の機能のうちの少なくともいずれか一つをユーザーに選択させる。押下部は、選択部による機能の選択と共に、ユーザーの指を押下させる。指紋情報読み取り部は、押下部により押下されたユーザーの指から指紋の情報を読み取る。判断部は、指紋情報読み取り部により読み取られた指紋の情報から、機能の操作が許可されたユーザーか否かを判断する。制御部は、判断部により、機能の操作が許可されたユーザーであると判断されれば、選択部により選択された機能の操作を許可するよう制御する。
このような機能選択装置によると、ユーザーに操作対象となる機能を選択させると共に、ユーザーの指紋の情報を読み取る。そして、読み取ったユーザーの指紋の情報から、選択された機能の操作が許可されているか否かを判断する。許可されていると判断されれば、選択された機能を操作させるよう制御する。そうすると、いわゆるログイン画面による入力を行うことなく、機能が選択された際に、ユーザー毎に許可される機能を制限することができる。この場合、ユーザーの指紋の情報によりユーザーの特定を行っているため、より確実なユーザーの認証を行うことができる。したがって、このような機能選択装置は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができ、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することができる。
すなわち、例えば、スマートフォンの場合、通話や電子メールなどの機能の操作については、幼児や子供といったユーザーに対して、指紋の情報の登録と共に、機能の使用を不許可とするよう設定する。そして、動画の閲覧の機能やゲーム機能については、機能の使用を許可とするよう設定する。そうすると、通話や電子メールの機能の選択キーを幼児が誤って押下した場合に、ユーザーを認識して、機能の選択を不許可として、迷惑な電話や電子メールの誤送信といった事態を回避することができる。この場合、幼児に手渡してゲーム機能を用いて遊ばせる場合に、ユーザーの切り替えといった作業を発生させることがなく、スマートフォンを持つユーザーにとって利便性のよいものとなる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る機能選択装置、および画像処理装置は、ユーザー毎に許可される機能を効率的に制限することができると共に、ユーザーの作業が煩雑になるおそれを低減することが要求される場合に、特に有効に利用される。
11 デジタル複合機、12 制御部、13,37 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、19,38 指紋情報読み取り部、21 タッチパネル、22 ADF、23 現像装置、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像処理システム、28 選択部、29 押下部、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、41a,41b 格納領域、42a,42b,43a,43b 情報、46,51,56 表示、47,52,57,58 メッセージ、48a,48b,48c,48d,49,54a,54b,54c,54d,54e,54f,54g,54h,59a,59b,59c 選択キー、53a,53b,53c,53d 設定。

Claims (5)

  1. 操作対象となる複数の機能を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された複数の前記機能のうちの少なくともいずれか一つをユーザーに選択させる選択部と、
    前記選択部による前記機能の選択と共に、前記ユーザーの指を押下させる押下部と、
    前記押下部により押下された前記ユーザーの指から指紋の情報を読み取る指紋情報読み取り部と、
    前記指紋情報読み取り部により読み取られた前記指紋の情報から、前記機能の操作が許可されたユーザーか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により、前記機能の操作が許可されたユーザーであると判断されれば、前記選択部により選択された前記機能の操作を許可するよう制御する制御部と
    前記判断部により、前記機能の操作が許可されたユーザーでないと判断されれば、その旨を報知すると共に、前記機能の操作が許可されているユーザーの名前を報知する報知部とを備える、機能選択装置。
  2. 前記ユーザーの指紋の情報を格納する格納部を備え、
    前記判断部は、前記指紋情報読み取り部により読み取られた前記指紋の情報と前記格納部に格納された前記指紋の情報とが一致するか否かにより前記機能が許可されたユーザーか否かを判断する、請求項1に記載の機能選択装置。
  3. 前記表示部は、表示された前記機能に該当する領域をタッチさせて前記機能を選択させるタッチパネルを備え、
    前記タッチパネルは、前記選択部、前記押下部、および前記指紋情報読み取り部を含む、請求項1または2に記載の機能選択装置。
  4. 前記表示部は、複数の前記機能を異なる領域に分けて表示する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機能選択装置。
  5. 画像を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部による操作対象となる複数の機能を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された複数の前記機能のうちの少なくともいずれか一つをユーザーに選択させる選択部と、
    前記選択部による前記機能の選択と共に、前記ユーザーの指を押下させる押下部と、
    前記押下部により押下された前記ユーザーの指から指紋の情報を読み取る指紋情報読み取り部と、
    前記指紋情報読み取り部により読み取った前記指紋の情報から、前記機能の操作が許可されたユーザーか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により、前記機能の操作が許可されたユーザーであると判断されれば、前記選択部により選択された前記機能の操作を許可するよう制御する制御部と
    前記判断部により、前記機能の操作が許可されたユーザーでないと判断されれば、その旨を報知すると共に、前記機能の操作が許可されているユーザーの名前を報知する報知部とを備える、画像処理装置。
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