JP2007304646A - 指動作検知制御電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の指の動きに応じて電子機器への制御を行なうことにより、電子機器への複数の制御を可能とする。
【解決手段】本発明に係る指動作検知制御電子機器は、使用者の指の移動軌跡を取得し、予め保持されている制御信号から、指の移動軌跡に対応した制御信号を選択する。さらに、各指の指紋情報を取得することにより、指の移動軌跡に加えて指紋情報にも応じて、異なる処理を行なわせるようになっていてもよい。また、指紋認証を行なうことにより電子機器への制御を許可するか否かを決定するようになっていてもよい。さらに、どの指が使用されたかを判断して電子機器への制御を行なうようになっていてもよい。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る指動作検知制御電子機器は、使用者の指の移動軌跡を取得し、予め保持されている制御信号から、指の移動軌跡に対応した制御信号を選択する。さらに、各指の指紋情報を取得することにより、指の移動軌跡に加えて指紋情報にも応じて、異なる処理を行なわせるようになっていてもよい。また、指紋認証を行なうことにより電子機器への制御を許可するか否かを決定するようになっていてもよい。さらに、どの指が使用されたかを判断して電子機器への制御を行なうようになっていてもよい。
【選択図】図1
Description
利用者の指の移動軌跡に応じて制御を行なうことが可能な電子機器に関する。
近年、指紋等の生体情報の認証によって個人を特定することにより、個人情報や機密情報などの取り扱いに関するセキュリティの向上を図ることが一般的によく行なわれている。また、指紋認証を利用したものとして、例えば特許文献1では、車載用インダッシュモニターをダッシュボードの外部に展開する際に指紋認証を行ない、さらに使用者の人差し指、中指、薬指のいずれの指紋であるかに応じてモニターの開閉動作を行なわせたり、ナビゲーションシステムの自宅へのルート案内を行なわせたりすることが可能な車載用インダッシュモニターが開示されている。すなわち、どの指の指紋認証を行なったかに応じて、異なる処理を車載用インダッシュモニターに自動的に行なわせることが可能である。
特開2000−309247号公報
しかしながら、特許文献1のように使用者の指ごとに指紋認証を行ない、各指に応じて異なる処理を車載用インダッシュモニターに行なわせる場合、基本的には片手につき5つの処理制御を行なわせることしかできない。制御する電子機器によっては、より多くの制御が必要である場合も多い。
そこで、本発明においては、使用者の指の移動軌跡に応じて異なる制御を行なうことが可能な指動作検知制御電子機器を提案する。すなわち、本発明に係る電子機器は、使用者の指の動きに応じて自動的に処理を行なわせることが可能である。さらに、各指の指紋情報を取得することにより、指の移動軌跡に加えて指紋情報にも応じて、異なる処理を行なわせるようになっていてもよい。また、指紋認証を行なうことにより電子機器への制御を許可するか否かを決定するようになっていてもよい。さらに、どの指が使用されたかを判断して電子機器への制御を行なうようになっていてもよい。
本発明の指動作検知制御電子機器によれば、使用者の指の動きに応じて電子機器への制御が可能であるので、より多くの種類の制御を行なうことが可能である。さらに、使用された指の種類と組み合わせることにより、さらに多くの種類の制御を行なうことができる。また、電子機器において通常は制御のためのボタン等が複数備えられているが、指の動きを検出するためのタッチパネル等のみを備えていればよいため、構造が簡易化される。
本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。実施形態1は、主に請求項1、5などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2、6などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3、7などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4、8などについて説明する。
(実施形態1)
(実施形態1)
(実施形態1:概要)本実施形態は、使用者の指の移動軌跡に応じて異なる制御を行なうことが可能な指動作検知制御電子機器について説明する。
(実施形態1:構成)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器の機能ブロック図を図1に例示する。指動作検知制御電子機器(0100)は、「指移動軌跡取得部」(0101)と、「制御信号格納部」(0102)と、「選択部」(0103)と、「出力部」(0104)と、を有する。
なお、以下に詳述する本発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両方のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、バス、メモリ、インタフェース、周辺装置などで構成されるハードウェアと、それらハードウェア上で実行可能なソフトウェアがある。ソフトウェアとしては、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インタフェースを介して入力されるデータの加工、保存、出力などにより各部の機能が実現される。さらに具体的には、図17は一般的なコンピュータの構成を例示する図でありコンピュータが主にCPU(1710)、入出力インタフェース(I/O)(1720)、HDD(1730)、一時記憶メモリ(RAM)(1740)、ROM(1750)等から構成されることを示しているが、本件発明に係る指動作検知制御電子機器は図17と同様の構成により実現可能である。(明細書の全体を通じて同様である。)
「指移動軌跡取得部」(0101)は、接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する機能を有する。「指の移動軌跡を指の動きから取得する」とは、具体的には、例えばタッチパネル等により指がどのように動いたかを判断し、その移動軌跡をデータとして表すことである。例えば図2に例示するように、タッチパネル(0201)上にて使用者が指で円を描いた場合、指移動軌跡取得部ではこの指の移動軌跡を、例えば「sign=‘circle’」というデータで表す。ここで、「sign」とは指の移動軌跡を表すプログラム上の変数であり、値として、‘circle’(円形)、‘triangle’(三角形)、‘square’(四角形)、というような値を取り得るとする。また、例えば使用者が指で円を描く場合、真円に近い円を描く場合もあれば、楕円を描く場合もあり得ると思われるため、それらをすべて円形であると判断する必要がある。そのためには、移動軌跡の判断を行なう場合にある程度の曖昧さをもって判断する必要があると思われる。また、タッチパネルにて指の移動軌跡を取得する場合には、タッチパネルへの接触を感知する代表的な方式として、光式、超音波式、静電容量式、抵抗膜式などがあるが、いずれの方式が用いられてもよい。なお、タッチパネルの動作については一般的によく知られている技術であるので、ここでは詳述しない。また、「接触した指」とは、使用者が指を移動させる場合には、指が指動作検知制御電子機器の一部に接触していることを意味し、例えば図2に例示したようにタッチパネルに指が触れている場合等が該当する。指移動軌跡取得部の具体的な処理としては、例えば、タッチパネル等にて使用者の指の動きを検知し、その移動軌跡を一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に変数signの値として格納する。また、指移動軌跡取得部はこのような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「制御信号格納部」(0102)は、指の移動軌跡に対応した制御信号を格納する機能を有する。「制御信号」とは、電子機器等を制御するための信号であるが、制御する電子機器は特定のものに限定されない。制御とは具体的には、例えば電子機器等がDVDレコーダであれば、DVDの再生、録画、巻戻し、先送り、等が該当し、デジタルテレビであればチャンネルの切り換え、音量の変更、等が該当する。また、制御信号は複数の制御の組み合わせを表すものであってもよい。例えば、一の制御信号にて、「DVDを巻き戻した後に、再生する」という制御を表す等となっていてもよい。「指の移動軌跡に対応した制御信号」とは、すなわち、指移動軌跡取得部(0101)にて取得した指の移動軌跡によって制御信号が決定されることを意味している。
図3は、制御信号格納部にて格納されている制御信号の具体例を示す。「移動軌跡」は、指移動軌跡取得部(0101)にて取得する指の移動軌跡を表し、具体的には前述した変数signの値として表されるものである。「制御信号」は「移動軌跡」に対応しており、例えば‘DVD_play’(DVDの再生)、‘DVD_record’(DVDの記録)、‘DVD_rewind’(DVDの巻戻し)、等というようなデータで表される。なお、これらのデータは後述するように、例えば制御信号を表すプログラム上の変数control_signalの値として使用される。すなわち、図3においては、指の移動軌跡が円形(circle)であった場合にはDVDの再生が行なわれ、指の移動軌跡が三角形(triangle)であった場合にはDVDの録画、指の移動軌跡が四角形(square)であった場合にはDVDの巻戻しが行なわれることを表している。制御信号格納部は、例えば図3のような指の移動軌跡と制御信号を関連付けたデータがデータベース等としてHDD等の所定の記憶領域に格納されていることにより実現される。
「選択部」(0103)は、取得した移動軌跡に対応した制御信号を制御信号格納部(0102)から選択する機能を有する。「取得した移動軌跡」とは、指移動軌跡取得部(0101)にて取得した指の移動軌跡である。図4は、選択部における処理の具体例を示す。前述のように、指移動軌跡取得部(0401)において指の移動軌跡が「sign=‘circle’」というデータによって表されたとする。また、制御信号格納部(0402)に図3と同様のデータが格納されているとすると、選択部(0403)では、移動軌跡‘circle’(円形)に対応する制御信号として‘DVD_play’(DVDの再生)が選択される。より具体的には、選択された制御信号は、例えば「control_signal=‘DVD_play’」というようなデータで表される。ここで「control_signal」は制御信号を表すプログラム上の変数である。選択部の具体的な処理としては、例えば一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に格納されている変数signの値を読み出し、HDD等の所定の記憶領域に格納されている制御信号のデータベース等に問い合わせる。問い合わせた結果は一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に変数control_signalの値として格納される。また、選択部はこのような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「出力部」(0104)は、選択した制御信号を出力する機能を有する。「選択した制御信号」とは、選択部(0103)にて選択した制御信号である。出力先は主に制御信号によって制御される部品やコンポーネント等が該当する。制御される電子機器等は、指動作検知制御電子機器自身であってもよいし、別体の電子機器であってもよい。すなわち、制御信号は内部の制御処理機構に出力されてもよいし、外部の電子機器に出力されてもよい。
(実施形態1:処理の流れ)図5は、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器における処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初に、ステップS0501において接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する。この処理は、主に指移動軌跡取得部によって実行される。次に、ステップS0502において取得した移動軌跡に対応した制御信号を制御信号格納部から選択する。この処理は、主に選択部によって実行される。次に、ステップS0503において選択した制御信号を出力する。この処理は、主に出力部によって実行される。
なお、図5のフローチャートは、計算機に実行させるプログラムの処理フローチャートとみなすことも可能である。さらに、このようなプログラムをフレキシブルディスク等の媒体に記録することも可能である。(明細書の全体を通じて同様である。)
(実施形態1:効果)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器は、使用者の指の動きに応じて電子機器を制御することが可能であるので、使用者は指を動かすという簡単な動作のみで電子機器に対する複数の制御を行なうことができる。また、通常、電子機器には制御のためのボタン等が制御の数だけ備えられているが、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器では一のタッチパネル等のみが備えられているだけで複数の制御を行なうことが可能である。
(実施形態2)
(実施形態2)
(実施形態2:概要)本実施形態は、接触した指の移動軌跡に加えて接触した指の指紋情報にも応じて異なる制御を行なうことが可能な指動作検知制御電子機器について説明する。
(実施形態2:構成)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器の機能ブロック図を図6に例示する。指動作検知制御電子機器(0600)は、「指移動軌跡取得部」(0601)と、「制御信号格納部」(0602)と、「選択部」(0603)と、「出力部」(0604)と、を有する。また、指移動軌跡取得部(0601)は「指紋取得手段」(0605)を有し、制御信号格納部(0602)は「指紋対応格納手段」(0606)を有し、選択部(0603)は「指紋対応選択手段」(0607)を有する。
「指紋取得手段」(0605)は、接触した指の指紋情報を取得する機能を有する。「接触した指」とは、移動軌跡を取得する指を指す。「指紋情報」とは、具体的には指紋を表す画像データが該当する。また、「指紋情報を取得する」とは、具体的には、例えば指紋センサにより指紋を読み取り画像データに変換することが該当する。また、一般的に指紋センサには、静電容量式、電界検知式、光学式、感熱式、感圧式、等の様々な方式があるが、いずれの方式であってもよい。指紋センサの動作に関しては、一般的によく知られている技術であるので、ここでは詳述しない。また、さらに取得した指紋情報を指動作検知制御電子機器に登録されている指紋情報と照合し、使用者のどの指に対応するかを、例えば「finger=‘right_forefinger’」というデータで表してもよい。ここで、「finger」とは使用者のどの指の指紋であるかを表すプログラム上の変数であり、値として、‘right_forefinger’(右手の人差指)、‘right_middlefinger’(右手の中指)、‘left_forefinger’(左手の人差指)、というような値を取り得るとする。すなわち、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器においては、使用者の右手の各指や左手の各指の指紋情報が事前に登録されていることが前提である。また、使用者は複数人であって、指紋情報も各人別に登録されていてもよい。また、指の移動軌跡を取得するためのセンサ部分と、指の指紋情報を取得するためのセンサ部分は、物理的に一体的になっていると便利である。具体的には、例えば図2の具体例におけるタッチパネル自体が指紋センサにもなっており、使用者が指を動かすためにタッチパネルに指を接触させた時に、同時に指紋情報を取得するようになっているような場合である。この場合、使用者は別途、指紋を読み取らせるために別の指紋センサ等へ指を動かす必要がない。また、処理機構が一体的になっていることにより、指動作検知制御電子機器の構造も簡易なものとなる。指紋取得手段の具体的な処理としては、例えば指紋センサ等により指紋を読み取り、HDD等の所定の記憶領域に格納されている登録済み指紋の画像データとのマッチングを行ない、マッチングの結果を一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に変数fingerの値として格納する。また、指紋取得手段はこのような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「指紋対応格納手段」(0606)は、指の移動軌跡に加えて指紋情報とも制御信号を対応させて格納する機能を有する。図7は、指紋対応格納手段にて格納されている制御信号の具体例を示す。「指紋情報」は、指紋取得手段(0605)にて取得する指紋情報を表し、例えば前述した変数fingerの値として表されるものである。図7においては、模式的に指紋情報の画像データを図示している。「移動軌跡」は、指移動軌跡取得部(0601)にて取得する指の移動軌跡を表す。また、「制御信号」は、「指紋情報」と「移動軌跡」に対応している。すなわち、図7においては、例えば指の指紋情報が右手の人差指(right_forefinger)の指紋を表し、指の移動軌跡が円形(circle)であった場合にはDVDの再生(DVD_play)が行なわれるが、指の指紋情報が右手の中指(right_middlefinger)の指紋を表し、指の移動軌跡が円形(circle)であった場合にはビデオの再生(Video_play)が行なわれることを表している。指紋対応格納手段は、例えば図7のような指の指紋情報と移動軌跡と制御信号を関連付けたデータがデータベース等としてHDD等の所定の記憶領域に格納されていることにより実現される。
「指紋対応選択手段」(0607)は、取得した移動軌跡に加えて取得した指紋情報とも対応した制御信号を指紋対応格納手段(0606)から取得する。「取得した移動軌跡」とは、指移動軌跡取得部(0601)にて取得した指の移動軌跡であり、「取得した指紋情報」とは、指紋取得手段(0605)にて取得した指紋情報である。
図8は、指紋対応選択手段における処理の具体例を示す。前述のように、指移動軌跡取得部(0801)において指の移動軌跡が「sign=‘circle’」というデータによって表されたとする。また、指紋取得手段(0804)において指の指紋情報が「finger=‘right_middlefinger’」というデータによって表されたとする。また、制御信号格納部(0802)の指紋対応格納手段(0805)に図7と同様のデータが格納されているとすると、選択部(0803)の指紋対応選択手段(0806)では、指紋情報‘right_middlefinger’(右手人差指)、かつ移動軌跡‘circle’(円形)に対応する制御信号として‘Video_play’(ビデオの再生)が選択される。より具体的には、選択された制御信号は、例えば「control_signal=‘Video_play’」というようなデータで表される。指紋対応選択手段の具体的な処理としては、例えば一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に格納されている変数signの値と変数fingerの値を読み出し、HDD等の所定の記憶領域に格納されている制御信号のデータベース等に問い合わせる。問い合わせた結果は一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に変数control_signalの値として格納される。また、指紋対応選択手段はこのような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態2:処理の流れ)図9は、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器における処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初に、ステップS0901において接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する。この処理は、主に指移動軌跡取得部によって実行される。次に、ステップS0902において接触した指の指紋情報を取得する。この処理は、主に指紋取得手段によって実行される。次に、ステップS0903において取得した移動軌跡に加えて取得した指紋情報とも対応した制御信号を指紋対応格納手段から取得する。この処理は、主に指紋対応選択手段によって実行される。次に、ステップS0904において取得した制御信号を出力する。この処理は、主に出力部によって実行される。
(実施形態2:効果)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器は、取得した指の移動軌跡に加えて指の指紋情報にも応じて電子機器を制御することが可能であるので、使用者は動かす指を変えるだけで電子機器に対してより多くの制御を行なうことができる。
(実施形態3)
(実施形態3)
(実施形態3:概要)本実施形態は、取得した指紋情報に基づいて制御を許可するか認証する指動作検知制御電子機器について説明する。
(実施形態3:構成)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器の機能ブロック図を図10に例示する。指動作検知制御電子機器(1000)は、「指移動軌跡取得部」(1001)と、「制御信号格納部」(1002)と、「選択部」(1003)と、「出力部」(1004)と、「認証部」(1008)と、を有する。また、指移動軌跡取得部(1001)は「指紋取得手段」(1005)を有し、制御信号格納部(1002)は「指紋対応格納手段」(1006)を有し、選択部(1003)は「指紋対応選択手段」(1007)を有する。
「認証部」(1008)は、取得した指紋情報に基づいて制御を許可するか認証する機能を有する。「取得した指紋情報」とは、指紋取得手段(1005)にて取得した指紋情報を指す。すなわち、実施形態2においても述べたように、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器においては、使用者の右手の各指や左手の各指の指紋情報が事前に登録されていることが前提である。よって、取得した指紋情報を登録されている指紋情報と照合することによって、登録されている使用者であるか否かの認証を行なうことができる。また、指紋が事前に登録されている使用者は、当然のことながら指動作検知制御電子機器の使用を許可されている使用者であるので、取得した指紋が登録されていなければ、その使用者は指動作検知制御電子機器の使用が許可されていない使用者であるとみなしてもよい。
図11は、認証部における処理の具体例を示す。指移動軌跡取得部(1102)の指紋取得手段(1103)において、指紋情報(1105)を取得すると、認証部(1101)では事前に登録されている指紋情報(1104)と照合して合致するか判断する。認証部の具体的な処理としては、例えば、一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に格納されている使用者の指紋の画像データと、HDD等の所定の記憶領域に格納されている登録済みの指紋の画像データとのマッチングを行ない、マッチングの結果を一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に格納する。また、認証部はこのような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態3:処理の流れ)図12は、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器における処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初に、ステップS1201において接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する。この処理は、主に指移動軌跡取得部によって実行される。次に、ステップS1202において接触した指の指紋情報を取得する。この処理は、主に指紋取得手段によって実行される。次に、取得した指紋情報に基づいて制御を許可するか認証する。ここでの認証結果が認証できたとの判断結果であった場合には、ステップS1204に移行する。ここでの認証結果が認証できなかったとの判断結果であった場合には、処理を終了する。次に、ステップS1204において取得した移動軌跡に加えて取得した指紋情報とも対応した制御信号を指紋対応格納手段から取得する。この処理は、主に指紋対応選択手段によって実行される。次に、ステップS1205において取得した制御信号を出力する。この処理は、主に出力部によって実行される。なお、ステップS1201における処理は、ステップS1203にて認証できた場合、ステップS1204の前に実行されるようになっていてもよい。なぜなら、認証できなかった場合には処理が終了するため、指の移動軌跡を取得する処理は無駄な処理となってしまうからである。
(実施形態3:効果)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器は、取得した指紋情報に基づいて制御を許可するか認証できるので、指動作検知制御電子機器を使用する使用者を特定の人物に限定することができる。
(実施形態4)
(実施形態4)
(実施形態4:概要)本実施形態は、さらに、接触した指の種類にも応じて異なる制御を行なうことが可能な指動作検知制御電子機器について説明する。
(実施形態4:構成)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器の機能ブロック図を図13に例示する。本実施形態に係る指動作検知制御電子機器の構成は、実施形態1から3のいずれか一に係る指動作検知制御電子機器の構成に加えて「指種類情報取得手段」(1309)と「種類対応格納手段」(1310)と「種類対応選択手段」(1311)を加えた構成となっている。図13においては、実施形態1にて説明した指動作検知制御電子機器の構成に、指種類情報取得手段(1309)と種類対応格納手段(1310)と種類対応選択手段(1311)を加えた構成を例示している。指動作検知制御電子機器(1300)は、「指移動軌跡取得部」(1301)と、「制御信号格納部」(1302)と、「選択部」(1303)と、「出力部」(1304)と、を有する。また、指移動軌跡取得部(1301)は「指種類情報取得手段」(1309)を有し、制御信号格納部(1302)は「種類対応格納手段」(1310)を有し、選択部(1303)は「種類対応選択手段」(1311)を有する。
「指種類情報取得手段」(1309)は、接触した指の種類情報を取得する機能を有する。「接触した指」とは、移動軌跡を取得する指を指す。「指の種類情報」とは、使用者のどの指であるかを表す情報であり、例えば、人差指、中指、薬指、等を表す。さらに、右手、左手の区別をしていてもよい。指の種類情報を取得する方法としては、例えば、図18のように指動作検知制御電子機器(1800)が携帯型端末であれば、通常、使用者が携帯型端末を握ったときの各指の位置は決まった位置であるので、各指が当たる部分(1801〜1805)に指紋センサ等を配置しておく。使用者は事前に使用する指に当たる指紋センサのみを有効としておき、他の指に当たる指紋センサを作動しないようにしておく。これにより、使用者がどの指を使用するかを判断することが可能であり、さらに必要に応じて使用する指の指紋を取得することもできる。また、指動作検知制御電子機器が実施形態2にて説明した指紋取得手段を有している場合には、取得した指紋情報と、事前に登録されている各指の指紋情報とを照合することにより、どの指であるかが判断されるので、指紋取得手段から判断結果を取得するようになっていてもよい。また、指の種類情報は、実施形態2と同様に、例えば「finger=‘right_forefinger’」というデータで表されてもよい。
「種類対応格納手段」(1310)は、さらに指の種類情報にも対応した制御信号を格納する機能を有する。図14は、種類対応格納手段にて格納されている制御信号の具体例を示す。「種類情報」は、指種類情報取得手段(1309)にて取得する指の種類情報を表し、例えば変数fingerの値として表されるものである。「移動軌跡」は、指移動軌跡取得部(1301)にて取得する指の移動軌跡を表す。また、「制御信号」は、「種類情報」と「移動軌跡」に対応している。すなわち、図14においては、例えば指の種類情報が右手の人差指(right_forefinger)であることを表し、指の移動軌跡が円形(circle)であった場合にはDVDの再生(DVD_play)が行なわれるが、指の指紋情報が右手の中指(right_middlefinger)であることを表し、指の移動軌跡が円形(circle)であった場合にはビデオの再生(Video_play)が行なわれることを表している。種類対応格納手段は、例えば図14のような指の種類情報と移動軌跡と制御信号を関連付けたデータがデータベース等としてHDD等の所定の記憶領域に格納されていることにより実現される。
「種類対応選択手段」(1311)は、さらに取得した指の種類情報にも対応した制御信号を種類対応格納手段(1310)から取得する機能を有する。「取得した指の種類情報」とは、指種類情報取得手段(1309)にて取得した指の種類情報である。
図15は、種類対応選択手段における処理の具体例を示す。前述のように、指移動軌跡取得部(1501)において指の移動軌跡が「sign=‘circle’」というデータによって表されたとする。また、指種類情報取得手段(1504)において指の種類情報が「finger=‘right_middlefinger’」というデータによって表されたとする。また、制御信号格納部(1502)の種類対応格納手段(1505)に図14と同様のデータが格納されているとすると、選択部(1503)の種類対応選択手段(1506)では、指紋情報‘right_middlefinger’(右手人差指)、かつ移動軌跡‘circle’(円形)に対応する制御信号として‘Video_play’(ビデオの再生)が選択される。より具体的には、選択された制御信号は、例えば「control_signal=‘Video_play’」というようなデータで表される。種類対応選択手段の具体的な処理としては、例えば一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に格納されている変数signの値と変数fingerの値を読み出し、HDD等の所定の記憶領域に格納されている制御信号のデータベース等に問い合わせる。問い合わせた結果は一時記憶メモリ等の所定の記憶領域に変数control_signalの値として格納される。また、種類対応選択手段はこのような処理をCPUに実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態4:処理の流れ)図16は、本実施形態に係る指動作検知制御電子機器における処理の流れを示すフロー図を例示する。
最初に、ステップS1601において接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する。この処理は、主に指移動軌跡取得部によって実行される。次に、ステップS1602において接触した指の種類情報を取得する。この処理は、主に指種類情報取得手段によって実行される。次に、ステップS1603においてさらに取得した指の種類情報にも対応した制御信号を種類対応格納手段から取得する。この処理は、主に種類対応選択手段によって実行される。次に、ステップS1604において取得した制御信号を出力する。この処理は、主に出力部によって実行される。
(実施形態4:効果)本実施形態に係る指動作検知制御電子機器は、さらに指の種類情報にも応じて電子機器を制御することが可能であるので、使用者は動かす指を変えるだけで電子機器に対してより多くの制御を行なうことができる。
0100 指動作検知制御電子機器
0101 指移動軌跡取得部
0102 制御信号格納部
0103 選択部
0104 出力部
0101 指移動軌跡取得部
0102 制御信号格納部
0103 選択部
0104 出力部
Claims (8)
- 接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する指移動軌跡取得部と、
指の移動軌跡に対応した制御信号を格納した制御信号格納部と、
取得した移動軌跡に対応した制御信号を制御信号格納部から選択する選択部と、
選択した制御信号を出力する出力部と、
を有する指動作検知制御電子機器。 - 指移動軌跡取得部は、接触した指の指紋情報を取得する指紋取得手段を有するとともに、
制御信号格納部は、指の移動軌跡に加えて指紋情報とも制御信号を対応させて格納する指紋対応格納手段を有し、
選択部は、取得した移動軌跡に加えて取得した指紋情報とも対応した制御信号を指紋対応格納手段から取得する指紋対応選択手段を有する
請求項1に記載の指動作検知制御電子機器。 - 取得した指紋情報に基づいて制御を許可するか認証する認証部を有する請求項2に記載の指動作検知制御電子機器。
- 指移動軌跡取得部は、接触した指の種類情報を取得する指種類情報取得手段を有するとともに、
制御信号格納部は、さらに指の種類情報にも対応した制御信号を格納する種類対応格納手段を有し、
選択部は、さらに取得した指の種類情報にも対応した制御信号を種類対応格納手段から取得する種類対応選択手段を有する
請求項1から3のいずれか一に記載の指動作検知制御電子機器。 - 指の移動軌跡に対応した制御信号を格納した制御信号格納部を有する指動作検知制御電子機器の動作方法であって、
接触した指の移動軌跡を指の動きから取得する指移動軌跡取得ステップと、
取得した移動軌跡に対応した制御信号を制御信号格納部から選択する選択ステップと、
選択した制御信号を出力する出力ステップと、
を有する指動作検知制御電子機器の動作方法。 - 制御信号格納部が、指の移動軌跡に加えて指紋情報とも制御信号を対応させて格納する指紋対応格納手段をさらに有する指動作検知制御電子機器の動作方法であって、
指移動軌跡取得ステップは、接触した指の指紋情報を取得する指紋取得サブステップを有し、
選択ステップは、取得した移動軌跡に加えて取得した指紋情報とも対応した制御信号を指紋対応格納手段から取得する指紋対応選択サブステップを有する
請求項5に記載の指動作検知制御電子機器の動作方法。 - 取得した指紋情報に基づいて制御を許可するか認証する認証ステップを有する請求項6に記載の指動作検知制御電子機器の動作方法。
- 制御信号格納部が、さらに指の種類情報にも対応した制御信号を格納する種類対応格納手段を有する指動作検知制御電子機器の動作方法であって、
指移動軌跡取得ステップは、接触した指の種類情報を取得する指種類情報取得サブステップを有し、
選択ステップは、さらに取得した指の種類情報にも対応した制御信号を種類対応格納手段から取得する種類対応選択サブステップを有する
請求項5から8のいずれか一に記載の指動作検知制御電子機器の動作方法。
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