JP2006277448A - データ処理装置および個人認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 個人認証技術において、一般に、生体情報を登録する作業はユーザにとって煩雑である。
【解決手段】
データ保持部30は、指紋画像と、その指紋画像に対応付けられた録画設定データのデータセットを保持する。指紋画像取得部24は、ユーザから新たに指紋画像を取得する。類似値算出部42は、複数種類の指紋画像の類似の度合いを指標化するための類似評価関数により、ユーザから新たに取得された指紋画像とデータ保持部30に保持されている指紋画像とを比較して、それらの類似の度合いを類似値として指標化する。ロードデータ選択部52は、類似値が所定値以上となる指紋画像がデータ保持部30に保持されているときには、その保持されている指紋画像に対応する録画設定データを読み出し、保持されていないときには、あらかじめ用意された特定の録画設定データを読み出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体情報を用いて個人を認証するための技術に関する。
生体情報を用いて個人を認証する技術が普及しつつある。この技術においては、個人の生体情報をあらかじめ登録しておく必要がある。例えば、指紋認証技術では、まず、ユーザの指紋をあらかじめ登録しておき、その後、指紋の照合によりユーザ本人を認証する。特許文献1では、AV機器等のリモコン装置にあらかじめ登録したユーザの指紋画像と、AV機器等の使用時にリモコン装置に設けられたセンサに入力した指紋画像との特徴部分を照合することによりユーザを特定し、ユーザに対応した設定を読み出す技術が開示されている。また、特許文献2には、文書処理装置にあらかじめ登録しておいた指紋のパターンと、文書処理装置の使用時にその装置の操作パネルに設けられたセンサに取得させた指紋のパターンとを照合することによりユーザを特定し、ユーザに対応した設定を読み出す技術が開示されている。
特開2001−45580号公報 特開2005−6259号公報
例えば、コピー機など、複数人で共有するような機器においては、ユーザ毎の嗜好に対応付けた設定をすることが好ましい。そのような設定をするために、ユーザの生体情報を用いてユーザを特定することも考えられる。しかしながら、生体情報を取得させる方法や状況等により、同一のユーザから完全に同一の生体情報が取得されるとは限らない。このような場合には、認証されるべきユーザが認証されない可能性がある。また、生体情報を登録するための作業は、一般に、ユーザにとっては煩雑である。
本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、個人認証のメリットを生かしつつも、簡単な操作性を維持することにある。
本発明の一態様はデータ処理装置に関する。このデータ処理装置は、生体データと、その生体データに対応付けられた関連データのデータセットを保持するデータ保持部と、ユーザから新たに生体データを取得する生体データ取得部と、複数種類の生体データの類似の度合いを指標化するための類似評価関数により、ユーザから新たに取得された生体データとデータ保持部に保持されている生体データを比較して、それらの類似の度合いを類似値として指標化する類似評価部と、類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に保持されているときには、その保持されている生体データに対応する関連データを読み出し、保持されていないときには、あらかじめ用意された特定のデータを読み出すロードデータ選択部とを備える。
このデータ処理装置は、ユーザから取得された生体データとデータ保持部に保持されている生体データとが類似するときは生体データに対応する関連データを読み出し、類似しないときはあらかじめ用意された特定のデータを読み出す。これによって、ユーザの認証の成否にかかわらず、関連データまたは特定のデータのいずれかが読み出されるのでユーザは読み出されたデータを用いて作業を継続できる。
本発明の別の態様は、個人認証装置に関する。この個人認証装置は、ユーザによる複数種類の操作を検出可能な操作部と、操作時において、ユーザが接触する部分に設けられたセンサから生体データを取得する生体データ取得部とを備える。この個人認証装置によれば、ユーザの操作と同時にユーザの生体データを取得することができる。ユーザは、明示的に生体データの入力を意識する必要はない。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、個人認証のメリットを生かしつつも、簡単な操作性を維持できる。
本実施の形態では、本発明に係るデータ処理装置および個人認証装置をハードディスクレコーダに適用する例について説明する。このハードディスクレコーダは、操作部に設けられるセンサに対する指の動きに応じた操作が可能である。このセンサは、ユーザを認証するための生体情報として操作時に指紋画像を取得する。このハードディスクレコーダは、指紋画像と対応付けてユーザの嗜好を反映するデータを保持する。ここで、ユーザの嗜好として、録画された番組や録画の回数が反映される。操作時にユーザから取得した指紋画像とハードディスクレコーダが保持している指紋画像が類似するとき、類似する指紋画像に対応するデータが読み出される。ハードディスクレコーダは、そのデータに含まれる番組名を表示する。
図1は、本実施の形態のデータ処理装置の機能ブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、プロセッサ、RAMなどの各種素子や、センサなどの各種デバイスで実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラムなどによって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
データ処理装置10は、ユーザインターフェース部20、データ保持部30、評価部40、処理部50および認証部60を含む。ユーザインターフェース部20は、ユーザの指紋画像を取得する。データ保持部30は、ユーザインターフェース部20が取得した指紋画像と、そのユーザのハードディスクレコーダの録画の傾向に関するデータ(「録画設定データ」とも表記する)とを対応付けて保持する。以下、取得された指紋画像とそれに対応付けられた録画設定データとのセットを「データセット」とも表記する。録画設定データとは、ユーザが過去に録画した番組と各番組の録画回数のデータである。録画設定データに関する詳細については、図2において、さらに後述する。評価部40は、指紋画像の類似の度合いを類似値として算出して、それらが一致すると言えるほど類似するか否かを判定する。また、評価部40は、データ保持部30に保持された複数種類の録画設定データが類似するか否かを判定する。処理部50は、評価部40の判定の結果に応じて、データ保持部30から録画設定データを読み出す。また、処理部50は、ユーザのハードディスクレコーダの使用状況に応じて、データ保持部30の録画設定データを更新する。認証部60は、評価部40が指紋画像が類似すると判定したとき、ユーザを認証する。
ユーザインターフェース部20は、操作部22、指紋画像取得部24および表示部26を含む。操作部22は、ユーザの指による操作を受け付け、その指の動きを検出する。その指の動きによって、ハードディスクレコーダは操作される。指紋画像取得部24は、操作時の指の動きが所定の動き方であることを条件として、指紋画像を取得する。指紋画像の取得に関する処理の詳細については後述する。表示部26は、処理部50がデータ保持部30から録画設定データを読み出したとき、その録画設定データに含まれる番組を表示する。
評価部40は、類似値算出部42、類似値判定部44および関連データ類似判定部46を含む。類似値算出部42は、例えば、パターンマッチングを用いて、ユーザから新たに取得された指紋画像(「取得画像」とも表記する)とデータ保持部30に保持されている指紋画像(「保持画像」とも表記する)との類似の度合いを類似値として算出する。類似値判定部44は、類似値算出部42により算出された類似値が所定値以上である場合には指紋画像が類似すると、そうでない場合には類似しないと判定する。関連データ類似判定部は、データ保持部30に保持されている複数種類の録画設定データ同士が類似するか否かを判定する。ここで、特に、新たに取得された指紋画像とデータ保持部30に保持されている指紋画像とを明確に区別する場合に、「取得画像」および「保持画像」の表記を用いる。
処理部50は、ロードデータ選択部52、データ更新部54、新規登録部56およびデータ統合部58を含む。ロードデータ選択部52は、類似値判定部44が取得画像と保持画像とが類似すると判定したとき、その保持画像に対応する録画設定データを読み出す。データ更新部54は、ユーザが、読み出しの対象となった録画設定データと対応する録画設定とは異なる新たな録画設定をした場合、その新たな録画設定に応じて読み出しの対象となった録画設定データを更新する。新規登録部56は、取得画像と類似する指紋画像がデータ保持部30に保持されていないとき、ユーザの取得画像とそのユーザの録画設定に応じた録画設定データとをデータセットとしてデータ保持部30に書き込む。データ統合部58は、類似値判定部44が、データ保持部に保持されている複数のデータセットに含まれる保持画像同士が類似すると判定し、かつ、関連データ類似判定部46が、それらの保持画像に対応する録画設定データ同士が類似すると判定したとき、それら複数のデータセットを統合する。
図2は、複数のデータセットを示す図である。データ保持部30は、保持画像と保持画像に対応する録画設定データとを一つのデータセットとして保持する。例えば、同図に示すように、データ保持部30は、指紋画像a、b、c、d、eおよびfとこれらの指紋画像のそれぞれに対応付けられた録画設定データとを、それぞれデータセット70、71、72、74、76および78として保持する。録画設定データにおいては、ユーザがハードディスクレコーダを用いて録画した番組の番組名およびそのユーザがその番組を録画したことのある回数(「録画回数」とも表記する)が含まれていて、それらの番組名が録画回数の多い順に並べられている。例えば、図2に示すように、データセット70に含まれる録画設定データは、番組A、番組B、番組Cおよび番組Dのそれぞれの番組名を含む。この場合、ユーザが録画した回数は番組A、番組B、番組C、番組Dの順で多い。図2では、説明の都合上、各録画設定データに含まれる番組数を4つとしたが、実際は4番組には限られない。なお、本実施の形態においては、録画設定データに番組名が含まれるとしたが、例えば、録画日、録画チャンネル等のテレビ番組を予約録画するための要素を符号化したGコード(登録商標)、テレビ局および番組の放送日時等、番組を識別するためのデータが含まれてもよい。
録画設定データの読み出しについて説明する。類似値判定部44は、取得画像と指紋画像a、b、c、d、eおよびfとが類似するか否かを判定する。ロードデータ選択部52は、それらの指紋画像のうち、類似値判定部44が、取得画像と類似すると判定した指紋画像に対応する録画設定データを読み出す。例えば、取得画像が指紋画像aと類似すると判定されたとき、ロードデータ選択部52は、指紋画像aに対応する録画設定データを読み出す。表示部26は、例えば、読み出しの対象となった録画設定データに含まれる番組を録画回数が多い順で上位4番組、すなわち番組A、B、C、Dの順に番組名を並べて表示する。ここで、録画設定データに録画回数の等しい番組が含まれるときは、どちらの番組の順位が上であってもよい。
類似値判定部44が取得画像と類似すると判定した指紋画像がデータ保持部30に複数保持されているとき、ロードデータ選択部52は、それらの指紋画像のそれぞれに対応付けられた録画設定データを合成することにより新たな録画設定データを生成してから読み出す。例えば、取得画像が、指紋画像aおよび指紋画像bのそれぞれと類似するとき、ロードデータ選択部52は、指紋画像aおよび指紋画像bのそれぞれに対応付けられた録画設定データを合成して新たな録画設定データを生成してから読み出す。このように、ユーザの嗜好に対応している可能性のある録画設定データを合成することにより、ユーザにとってより好ましい録画設定データの読み出しができる。
録画設定データの合成する手法の一例を説明する。ロードデータ選択部52は、録画設定データに含まれる番組の録画回数を番組毎に合計し、録画回数の多い順に並べて新たな録画設定データを生成する。例えば、指紋画像aに対応する録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Aは10回、番組Bは8回、番組Cは6回、番組Dは4回であるとし、指紋画像bに対応する録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Bは10回、番組Cは7回、番組Aは5回、番組Eは3回であるとする。双方の録画設定データに含まれる番組の録画回数を番組毎に合計すると、番組Aは15回、番組Bは18回、番組Cは13回、番組Dは4回、番組Eは3回である。つまり、新たに生成される録画設定データには、番組B、A、C、D、Eがこの順で含まれる。表示部26は、上位4番組の番組B、A、C、Dをこの順で表示する。なお、ここでは、複数の録画設定データを合成する場合について説明したが、取得画像と類似する指紋画像がデータ保持部30に複数種類保持されていたとき、それら複数種類の指紋画像のそれぞれに対応する録画設定データを合成することなく読み出すこともできる。この場合、表示部26は、読み出された複数の録画設定データに含まれるすべての番組名を表示する。
取得画像がいずれの保持画像とも類似しないとき、ロードデータ選択部52は、データ保持部30にあらかじめ用意された特定の録画設定データを読み出す。例えば、データ保持部30は、特定の録画設定データとして、一般的に録画の対象となりがちな4番組の番組名を含む録画設定データをあらかじめ保持しておく。取得画像がいずれの保持画像とも類似しないとき、ロードデータ選択部52は、あらかじめ保持された録画設定データを読み出し、表示部26には、その録画設定データに含まれる4番組が表示される。これら4番組の録画回数はすべて0回に設定されている。ユーザは、表示された4番組以外の番組をも録画できることはいうまでもない。
上述のように、本実施の形態では、取得画像と類似する指紋画像がデータ保持部30に保持されているときは、ロードデータ選択部52は、その指紋画像に対応する録画設定データを読み出す。一方、取得画像と類似する指紋画像がデータ保持部30に保持されていないときは、ロードデータ選択部52は、データ保持部30にあらかじめ保持されていた録画設定データを読み出す。これによって、認証部60により、同一のユーザが別人であると判定された場合でも、録画設定データが読み出させるので、そのユーザは読み出された録画設定データを用いてハードディスクレコーダを使用できる。
録画設定データに含まれる番組のデータは、具体的な番組でなく、番組の内容により分類されたデータであってもよい。例えば、スポーツ番組、報道番組、教育番組のような番組の分類が録画設定データに含まれる場合、表示部26は、読み出された録画設定データに含まれる分類を参照して、その分類に属するお勧め番組を目立つように表示する。
録画設定データの更新について説明する。ロードデータ選択部52により録画設定データが読み出された後、ユーザが番組を録画すると、データ更新部54は、ユーザの録画した番組に応じて読み出されたデータを更新する。例えば、データセットCに含まれる録画設定データが読み出され、その録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Dは10回、番組Eは9回、番組Fは7回、番組Cは5回であるとする。ユーザが番組Eを録画すると、データ更新部54は、番組Eの録画回数を10回としてデータを書き換える。さらに、別の機会にそのユーザが、番組Eを録画すると、データ更新部54は番組Eの録画回数を11回としてデータを書き換える。このとき、番組Eの録画回数は番組Dの10回という録画回数を超えるので、データ更新部54は、番組Dと番組Eとの順位を入れ換える。つまり、録画設定データは、番組E、D、F、Cの順に番組名を並べた状態で更新される。ロードデータ選択部52により録画設定データが読み出された後、ユーザが番組を録画しなかったときは、データ更新部54は、録画設定データを更新しない。なお、ユーザは、ユーザ本人に替わって他人が録画するときのために、データ更新部54がデータを更新しないように設定できる。
ロードデータ選択部52により複数種類の録画設定データが合成されずに読み出された後、ユーザが番組を録画したとき、データ更新部54は、読み出された複数の録画設定データのそれぞれを、ユーザの録画した番組に応じて更新する。例えば、読み出された複数の録画設定データのそれぞれにおいて、ユーザが録画した番組の録画回数に1を加算して、それらをそれぞれ新たな録画設定データとして書き換える。
取得画像がすべての保持画像と類似しないために、データ保持部30にあらかじめ用意された特定の録画設定データが読み出された後、ユーザが番組を録画したとき、新規登録部56は、その録画した番組に応じて録画設定データを作成し、その録画設定データに取得画像と対応付けて新たなデータセットとして、データ保持部30に保持させる。例えば、上述の特定の録画設定データが読み出された後、ユーザがその録画設定データに含まれる4番組のうちの一つを録画したとき、新規登録部56は、その番組の録画回数を1回とした録画設定データを、そのユーザの指紋画像と対応付けて、新たなデータセットとしてデータ保持部30に保持させる。
本発明のデータ処理装置の処理過程を説明する。
図3は、本発明に係るデータ処理装置の処理過程の概要を示すフローチャートである。ロードデータ選択部52は、取得画像と類似する保持画像に対応付けられた録画設定データを読み出す(S10)。ユーザは、番組を録画、すなわち録画設定データを変更する(S12)。ユーザが番組を録画したとき、データ更新部54は、録画設定データを更新する(S14)。S10およびS14の処理の詳細については図4および図5に関連して詳述する。
図4は、図3のS10における録画設定データの読み出しの過程を詳細に示すフローチャートである。指紋画像取得部24は、操作時にユーザの指紋画像を取得する(S20)。類似値判定部44は、取得画像と保持画像とが類似するか否かを判定する(S22)。取得画像と類似する保持画像がないとき(S22のN)、ロードデータ選択部52は、データ保持部30にあらかじめ保持されている特定の録画設定データを読み出す(S30)。取得画像と類似する保持画像があり(S22のY)、その保持画像が一つだけであるとき(S24のN)、ロードデータ選択部52は、その保持画像と対応付けられた録画設定データを読み出す(S28)。一方、その保持画像が複数あるとき(S24のY)、ロードデータ選択部52は、それら複数の保持画像のそれぞれに対応付けられた録画設定データを合成して読み出す(S26)。
ロードデータ選択部52は、録画設定データを合成するとき、類似値に応じた重み付けをして合成してもよい。例として、取得画像が、図2に示す指紋画像aおよび指紋画像bのそれぞれと類似し、ロードデータ選択部52が、指紋画像aおよび指紋画像bのそれぞれに対応付けられた録画設定データを読み出した場合について説明する。指紋画像aに対応付けられた録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Aは10回、番組Bは8回、番組Cは6回、番組Dは4回とし、指紋画像bに対応付けられた録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Bは10回、番組Cは7回、番組Aは5回、番組Eは3回とする。また、取得画像と指紋画像aとの類似値が10、取得画像と指紋画像bとの類似値が3とする。録画設定データの合成において、指紋画像aに対応する録画設定データに含まれる各番組の録画回数に類似値10を乗じ、指紋画像bに対応する録画設定データに含まれる各番組の録画回数に類似値3を乗じて、番組毎に録画回数を合計すると番組Aは115回、番組Bは110回、番組Cは81回、番組Dは40回、番組Eは9回となる。ロードデータ選択部52は、番組A、B、C、DおよびEを録画回数の多い順に並べて新たな録画設定データを生成してから読み出す。つまり、新たに生成される録画設定データには、番組A、B、C、D、Eの番組名がこの順で含まれる。表示部26は、上位4番組の番組A、B、C、Dの番組名をこの順に並べて表示する。類似値に応じた重み付けをした合成によって、取得画像との類似の度合いが大きい指紋画像に対応付けられた録画設定データに対して、ユーザの録画した番組の情報をより反映させて合成できる。
図5は、図3のS14における録画設定データの更新の過程を詳細に示すフローチャートである。ロードデータ選択部52が、録画設定データを読み出したのち、ユーザが番組の録画をしなかったとき(S40のN)、データ更新部54は、録画設定データを更新しない。一方、ユーザが番組の録画をした場合であって(S40のY)、取得画像と類似する保持画像がなかったとき(S42のN)、新規登録部56は、ユーザの録画した番組の録画回数を1とした録画設定データを作成し、取得画像と対応付けて、一つのデータセットとしてデータ保持部30に保持させる(S50)。取得画像と類似する保持画像があり(S42のY)、その保持画像が一つだけであるとき(S44のN)、データ更新部54は、録画設定データを更新する(S48)。一方、取得画像と類似する保持画像が複数ある場合(S44のY)、データ更新部54は、それら複数の保持画像に対応付けられた録画設定データのそれぞれを更新する(S46)。
取得画像と類似する指紋画像がデータ保持部30に複数保持されており、それら複数の指紋画像に対応する録画設定データが読み出されたとき、データ更新部54は類似値に応じた重み付けをして更新してもよい。例として、取得画像が、図2に示す指紋画像aおよび指紋画像bのそれぞれと類似し、ロードデータ選択部52が、指紋画像aおよび指紋画像bのそれぞれに対応付けられた録画設定データを読み出した場合について説明する。指紋画像aに対応する録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Aは10回、番組Bは8回、番組Cは6回、番組Dは4回とし、指紋画像bに対応する録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Bは10回、番組Cは7回、番組Aは5回、番組Eは3回とする。また、取得画像と指紋画像aとの類似値が10、取得画像と指紋画像bとの類似値が3とする。ユーザが番組Aを録画したとき、データ更新部54は、指紋画像aに対応付けられた録画設定データに含まれる番組Aの録画回数に10を加算する。また、データ更新部54は、指紋画像bに対応付けられた録画設定データに含まれる番組Aの録画回数に3を加算する。この結果、指紋画像aに対応付けられた録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Aは20回、番組Bは8回、番組Cは6回、番組Dは4回となり、指紋画像bに対応付けられた録画設定データに含まれる番組の録画回数が、番組Bは10回、番組Cは7回、番組Aは8回、番組Eは3回となる。したがって、指紋画像bに対応付けられた録画設定データにおいて、番組Aと番組Cの順位は入れ替わり、順位は番組B、A、C、Eの順となる。類似値に応じて重み付けをすることによって、取得画像との類似の度合いが大きい指紋画像に対応付けられた録画設定データに対して、ユーザの録画した番組の情報をより反映させて更新できる。
図6は、録画設定データの統合の過程を示すフローチャートである。類似値判定部44は、保持画像同士が類似するか否かを判定する(S60)。保持画像同士で類似するものがない場合(S60のN)、データ統合部58は、データセットを統合しない。一方、保持画像同士で類似するものがある場合(S60のY)、関連データ類似判定部46は、類似する保持画像のそれぞれに対応する録画設定データ同士が類似するか否かを判定する(S62)。録画設定データ同士が類似しないとき(S62のN)、データ統合部58は、データセットを統合しない。録画設定データ同士が類似する場合(S62のY)、データ統合部58は、データセットを統合する(S64)。
録画設定データの類似の成否について説明する。関連データ類似判定部46は、録画設定データに含まれる番組の重複する数が所定値以上であれば類似すると判定する。例として、図2に示すデータセットの録画設定データについて説明する。所定値は3であるとする。データセット70とデータセット71のそれぞれに含まれる録画設定データを比較する。データセット70の録画設定データに含まれる番組は、番組A、B、C、およびDである。データセット71の録画設定データに含まれる番組は、番組B、C、A、およびEである。ここで、データセット70およびデータセット71に含まれる番組で重複するのは番組A、B、Cの3番組である。したがって、重複する番組の数は所定値以上であるので、データセット70およびデータセット71のそれぞれに含まれる録画設定データ同士は類似する。一方、データセット70とデータセット72のそれぞれに含まれる録画設定データを比較すると、データセット72の録画設定データに含まれる番組は番組D、E、F、Cであるので、重複する番組はCとDの2番組である。よって、重複する番組の数は所定値未満であるので、データセット70とデータセット72のそれぞれに含まれる録画設定データ同士は類似しない。
本発明に係るデータ処理装置によれば、例えば、同一のユーザがハードディスクレコーダを2回使用したとき、類似値判定部44がそれぞれの使用時における指紋画像を類似しないと判定すると、そのユーザは別人であると認証される。このような場合、データ保持部30は、それぞれの使用時の指紋画像とその時のユーザの録画内容に応じた録画設定データとを対応付けて、別々のデータセットとして保持する。そのユーザが、ハードディスクレコーダの使用を継続するうちに、それら二つのデータセットの録画設定データは類似の類似の度合いは大きくなる。データ統合部58が、録画設定データ同士が類似することを条件としてデータセットを統合する場合、データ統合部58は、それら二つのデータセットを同一のユーザのものであると判定して一つのデータセットに統合する。これによって、データ保持部30の空き容量の減少を抑制できる。
本実施の形態では、ユーザの操作に関係なく、類似値判定部44は、定期的に保持画像同士および録画設定データ同士の類似の成否が判定される。それらが類似すると判定されると、データ統合部58は、それらの保持画像および録画設定データを含むデータセットを統合する。これによって、自動的にデータセットが統合されるので、ユーザは統合のための操作をする必要がない。ここでいう、「統合」とは、例えば、複数のデータセットのそれぞれに含まれる指紋画像同士および録画設定データ同士を合成して、一つのデータセットを作成することであってもよい。指紋画像を合成する方法としては、例えば、一つの指紋画像の選択、複数の指紋画像の平均化等、既知の画像合成方法が用いられる。
本実施の形態では、データ統合部58は、保持データ同士が類似し、かつ、録画設定データ同士が類似するときに、データセットを統合した。データ統合部58は、保持データ同士および録画設定データ同士のいずれか一方が類似すれば、データセットを統合してもよい。
図7は、ハードディスクレコーダの操作および指紋画像の取得について説明するための図である。データ処理装置10には、ユーザの操作を受け付け、かつ、指紋画像を取得するラインセンサ28が設けられている。同図に示すように、ラインセンサ28は細長い長方形をしている。ユーザは、ラインセンサ28の上で指29を滑らせるように移動させて、ハードディスクレコーダを操作し、また、ラインセンサ28に指紋画像を取得させる。ハードディスクレコーダにおいて、例えば、指29を図7おける下方向、すなわち矢印で示すラインセンサ28の短手方向に1回移動させると電源が入り、右方向に1回移動させると再生、右方向に2回移動させると早送り、左方向に1回移動させると停止、左方向に2回移動させると巻き戻しの操作をできる。ユーザがラインセンサ28の短手方向に指29を移動させたときに、ユーザの指紋画像は取得される。つまり、指紋画像は、電源を入れるのと同時に取得される。一方、ラインセンサ28の右方向または左方向へ指を移動させても指紋画像は取得されない。本実施の形態によれば、ユーザは、明示的に指紋画像を取得させる動作を意識する必要はない。
また、本実施の形態では、ラインセンサ28の短手方向に移動させる動作により電源が入ることとしたが、電源の操作に限らず、例えば、再生等のユーザが行う頻度が高い操作がなされ、それと同時に指紋画像がラインセンサ28によって取得されてもよい。
本実施の形態では、一つのラインセンサにより、ハードディスクレコーダの複数の操作と指紋画像の取得を行う。これによって、操作部22の設置面積を小さくできる。
本実施の形態では、指紋画像を取得してユーザを認証をする。認証部60が、取得画像が子供の指紋画像であると判定した場合に、データ処理装置10は、録画できる番組を制限してもよい。これによって、子供による年齢制限のある番組等の録画や再生を抑制できる。
本実施の形態では、ラインセンサ28は、図7における横方向に細長い形状をしていたが、ラインセンサ28は、ユーザの指29より小さなセンサであってもよい。この場合、センサは指紋の模様や圧力分布等により、指の動きを検出することが可能である。これによって、操作部22の設置面積を小さくできる。
本実施の形態では、ラインセンサ28の短手方向に指を動かしたときに、その動きを検出して認証処理をしたが、ラインセンサ28の長手方向に指を動かしたときに、その動きを検出して認証処理をしてもよい。
図8は、ユーザの認証に関するフローチャートである。ラインセンサ28は、ラインセンサ28の上で移動するユーザの指29による操作を検出する(S70)。ラインセンサ28が、ラインセンサ28の短手方向への指の動きを検出したとき(S72のY)、ラインセンサ28は、ユーザの指紋画像を取得する(S74)。認証部60は、取得した指紋画像を用いてユーザの認証処理をする(S76)。一方、ラインセンサ28が、ラインセンサ28の短手方向への指の動きを検出しなかったとき(S72のN)、認証部60は、ユーザの認証処理をしない。
本実施の形態では、操作部22にラインセンサ28を設けたが、変形例においては、図9に示すように、操作部22がいわゆるジョイスティック90であってもよい。ジョイスティック90の棒状部94の先端には指紋画像を取得するためのセンサ92が設けられる。ユーザは、センサ92の上に指を置くことによりハードディスクレコーダの電源を入れる。電源が入ると、センサ92はユーザの指紋画像を取得して、認証部60は、ユーザの認証処理をする。ジョイスティック90の棒状部94を前後左右に傾けることにより、ユーザは、ハードディスクレコーダを操作できる。例えば、前方向に1回傾けると再生、右方向に1回傾けると早送り、左方向に1回傾けると巻き戻し、手前方向に1回傾けると停止の操作をできる。この変形例によれば、ジョイスティック90による操作において、自然と指が接触する棒状部94の先端に位置するセンサが指紋画像を取得するので、ユーザは、明示的に指紋画像を取得させる動作を意識する必要がない。
本実施の形態では、センサ92の上に指を置くことにより電源が入ることとしたが、電源の操作に限らず、センサ92の上に指を置くことにより、例えば、再生等のユーザが行う頻度が高い操作がなされ、それと同時に指紋画像がセンサ92によって取得されてもよい。
なお、別の変形例においては、操作部22が、指紋画像を取得するためのセンサが設けられたジョグダイヤルであってもよい。
本実施の形態では、本発明に係る個人認証装置をハードディスクレコーダに適用する例について説明した。本発明から把握される変形例としては、例えば、個人認証装置をゲーム機に搭載することが可能である。ゲーム機のユーザが子供である場合、ゲーム機を使用の際に、指紋画像取得部24は、そのユーザの指紋画像を取得する。認証部60は、ユーザが子供であることを認証する。例えば、そのユーザの親は、ゲーム機の連続使用時間が一定の時間を超えたときに、ゲーム機の電源が自動的に切れるようにあらかじめ設定しておけば、子供のゲームのやり過ぎを抑制できる。また、上述したような設置面積の小さいラインセンサを用いることにより、個人認証装置を小型ゲーム機にも搭載できるので、小型ゲーム機においてもゲームのやり過ぎを抑制できる。
別の変形例においては、火気使用禁止の装置に個人認証装置を搭載することにより、子供がその装置を使用することを制限することができる。
本実施の形態では、指紋の画像を取得する例について説明した。本発明から把握される変形例としては、指紋に限らず、掌紋、虹彩、静脈、顔、網膜等、画像の情報を用いて個人を認証する技術への適用が可能である。
本実施の形態のデータ処理装置の機能ブロック図である。 複数のデータセットを示す図である。 データ処理装置の処理過程の概要を示すフローチャートである。 録画設定データの読み出しの過程を示すフローチャートである。 録画設定データの更新の過程を示すフローチャートである。 データセットの統合の過程を示すフローチャートである。 ハードディスクレコーダの操作および指紋画像の取得について説明するための図である。 ユーザの認証に関するフローチャートである。 本実施の形態の変形例におけるジョイスティックを示す図である。
符号の説明
10 データ処理装置、 20 ユーザインターフェース部、 22 操作部、 24 指紋画像取得部、 26 表示部、 28 ラインセンサ、 29 指、 30 データ保持部、 40 評価部、 42 類似値算出部、 44 類似値判定部、 46 関連データ類似判定部、 50 処理部、 52 ロードデータ選択部、 54 データ更新部、 56 新規登録部、 58 データ統合部、 60 認証部、 70、71、72、74、76、78 データセット、 90 ジョイスティック、 92 センサ、 94 棒状部。

Claims (14)

  1. 生体データと、その生体データに対応付けられた関連データのデータセットを保持するデータ保持部と、
    ユーザから新たに生体データを取得する生体データ取得部と、
    複数種類の生体データの類似の度合いを指標化するための類似評価関数により、ユーザから新たに取得された生体データと前記データ保持部に保持されている生体データを比較して、それらの類似の度合いを類似値として指標化する類似評価部と、
    前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に保持されているときには、その保持されている生体データに対応する関連データを読み出し、保持されていないときには、あらかじめ用意された特定のデータを読み出すロードデータ選択部と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記ロードデータ選択部は、前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に複数種類保持されているときには、それら複数種類の生体データに対応する各関連データを読み出し対象とすることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記ロードデータ選択部は、前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に複数種類保持されているときには、それら複数種類の生体データに対応する各関連データを合成して合成データを生成し、その合成データを読み出しの対象とすることを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記ロードデータ選択部は、前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に複数種類保持されているときには、それら複数種類の生体データに対応する各関連データを類似値に応じた重み付けをして合成データを生成することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 読み出されたデータの内容を変更するためのユーザによる入力を受け付ける操作部と、
    読み出しの対象とされたデータをその変更内容に応じて更新するデータ更新部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記データ更新部は、前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に複数種類保持されているときに読み出されたデータが変更されたときには、読み出しの対象とされた複数種類の関連データをその変更内容に応じて更新することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 前記データ更新部は、前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に複数種類保持されているときに読み出されたデータが変更されたときには、類似値に応じた重み付けをして読み出しの対象とされた関連データを更新することを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記データ更新部は、前記類似値が所定値以上となる生体データが前記データ保持部に保持されていないときには、ユーザにより変更された後の前記特定のデータとユーザから新たに取得された生体データとを対応付けて新たなデータセットとして前記データ保持部に記録することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  9. 前記データ保持部に保持されている生体データ間において計算される類似値が所定値以上となるときには、それらの生体データについてのデータセットを1つのデータセットとして統合するデータ統合部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ処理装置。
  10. 関連データが互いに類似するデータであるかを判定するための類似判定条件により、前記データ保持部に保持されている関連データが類似するか否かを判定する関連データ類似判定部と、
    互いに類似すると判定された関連データについてのデータセットを1つのデータセットとして統合するデータ統合部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ処理装置。
  11. ユーザによる入力を受け付ける操作部と、
    受け付けられた操作を検出する検出部と、
    操作時において、前記操作部に設けられたセンサから生体データを取得する生体データ取得部と、
    取得された生体データについて個人認証処理を実行する認証部と、
    を備え、
    前記認証部は、前記検出部が複数種類の操作のうちあらかじめ定められた操作を検出したことを条件として、個人認証処理を実行することを特徴とする個人認証装置。
  12. 前記操作部は、操作桿であることを特徴とする請求項11に記載の個人認証装置。
  13. 操作エリアに対するユーザの指の動きに応じて前記複数種類の操作を検出する検出部と、
    前記操作エリアに対するユーザの指の動きが所定の動き方であることを条件として、操作エリアに設けられたセンサから生体データとして指紋画像を取得する指紋画像取得部と、
    前記取得された指紋画像による個人認証処理を実行する認証部と、
    を備えることを特徴とする個人認証装置。
  14. 前記検出部は、ライン状の操作エリアを介してユーザの操作を検出し、
    前記指紋画像取得部は、前記操作エリアの短手方向にユーザの指が動くことを条件として、指紋画像を取得することを特徴とする請求項13に記載の個人認証装置。
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