JP5611074B2 - 画像形成システム、画像形成装置、ソフトウェア - Google Patents

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本発明は、携帯電話を用いて、代行印刷を行う画像形成システムに関する。又、依頼された者の携帯電話と通信して代行印刷を行う画像形成装置に関する。又、携帯電話のソフトウェアに関する。
画像形成装置には、画像データを蓄えておけるものがある。例えば、画像形成装置内には、HDD(Hard Disk Drive)が設けられる。そして、画像読取部の読み取りにより得られた画像データは、HDD内に仮想的に設けられたボックスと呼ばれる領域に記憶される。ボックス内に画像データを蓄えておくことで、任意の時点でボックス内の画像データを呼び出して、印刷やデータ送信を行うことができる(ボックス機能)。ここで、使用者は、外出している場合や、手が離せない場合など、画像形成装置に蓄えられた画像データを、自分の代わりに印刷して欲しいと望む場合がある(代行印刷)。
このような、代行印刷に関する発明が特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、画像データを記憶する記憶部と、印刷物を出力する印刷部と、印刷物の取得を代行する代行者情報を記憶する代行者記憶部と、端末装置と通信する通信部と、制御部とを備え、制御部は、端末装置から記憶部に記憶されている画像データに対する取得代行の印刷指示通知を受信すると、印刷指示通知に臨時代行者情報が含まれていれば、臨時代行者が印刷物の取得者に指定されたと認識して、取得者の端末装置に通信部を通じて印刷物の取得依頼通知を送信し、印刷指示通知に臨時代行者情報が含まれておらず、かつ、代行者記憶部に代行者情報が記憶されていれば、代行者情報の示す代行者が印刷物の取得者に指定されたと認識して取得者の端末装置に通信部を通じて取得依頼通知を送信し、認識した取得者から所定の出力指示を受けた場合に、印刷部に前記印刷指示通知に基づいた印刷を実行させる印刷装置が記載されている。この構成により、取得代行の印刷指示を行うとその印刷物の取得依頼が所定の代行者に自動的に通知し、取得代行を依頼する連絡を別途行うなどの手間が掛からないようにしようとする(特許文献1:請求項1、段落[0010]等参照)。
特開2009−277188
近年、画像形成装置からの機密情報や個人情報の漏洩を防ぐという観点や、各使用者の画像形成装置の使用実態を把握するといった観点から、画像形成装置で、使用者の認証を行うことがある。画像形成装置には予め使用権限を有する者が登録される。例えば、認証を受けた者だけが画像形成装置でコピーやスキャンを行える。
又、使用者の認証を行う画像形成装置では、使用者ごとにボックスを設けるようにすることがある。そして、機密漏洩やボックスに蓄えられたデータの印刷物の第三者の持ち去りを防ぐ観点から、ボックスにアクセスできる(ボックスに蓄えられたデータを操作できる)権限を限定する場合がある(例えば、ボックスの作成者や作成者が認めた者)。このように、機密漏洩や悪用がないように、画像形成装置に蓄えられたデータの取り扱いには注意が払われる。
ここで、特許文献1記載の発明をみると、代行取得の依頼や、選択や、通知を電子メールで行っている。そして、特許文献1の図5や図6に見られるように、代行印刷の対象とするデータ名や、代行取得者のメールアドレスなど、代行印刷での指示内容が電子メールに直接記載されている。又、特許文献1記載の発明では、代行取得者の認証をメールアドレスで行っている(図7、段落[0076]等参照)。そのため、偽造メールや、なりすましにより、容易に画像形成装置に蓄積されたデータを代行印刷できてしまうという問題がある。又、特許文献1記載の発明では、印刷物の取得依頼通知があれば、容易にどのような印刷物でも取得できてしまう可能性がある。従って、特許文献1記載の発明では、機密情報の漏洩が生じ得る(生じやすい)という問題がある。
又、特許文献1記載の発明では、依頼者は、代行取得を依頼する印刷物の形式、画質、用紙サイズなどの各種の設定が困難である。電子メールに指示を記載することも考えられるが、設定項目が多いほど電子メールへの記載量が増える。又、電子メールでの記載における文法習得が必要となる。そのため、煩わしく、現実的ではないという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、なりすまし、偽造メール、パスワード漏洩やこれらに起因した機密漏洩といった問題が生ずることを防ぎ、情報セキュリティー上の安全性が高い代行印刷を実現することを課題とする。
上記課題解決のため、請求項1に係る画像形成システムは、少なくとも2台の携帯電話と、画像形成装置を含み、前記画像形成装置は、認証を行うための認証情報と印刷用データを記憶する記憶部と、前記印刷用データに基づき印刷を行うエンジン部と、使用者を識別するための識別情報を取得する取得部と、前記記憶部の認証情報と前記取得部で取得された識別情報を比較し、使用権限を有するか否かの認証処理を行う認証部と、を含み、前記携帯電話のうち、代行印刷の依頼元携帯電話は、前記記憶部に登録されている前記印刷用データであって、代行印刷する前記印刷用データを示す代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報を、前記携帯電話に送信し、又、前記印刷用データのデータ名と、代行印刷に関する設定入力を受け付け、前記代行依頼データとして、前記データ名と、代行印刷に関する設定入力内容を前記携帯電話に送信し、前記代行依頼データを受信した代行者携帯電話は、前記代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報と、前記代行者携帯電話の識別情報を前記取得部に送信し、前記画像形成装置は、前記代行依頼データで示された印刷用データが前記記憶部に存在し、前記取得部で受信した前記依頼元携帯電話の識別情報と、前記代行者携帯電話の識別情報と、認証情報を比較し、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、前記代行依頼データで示された印刷用データに基づき印刷を行うこととした。
この構成によれば、代行依頼データで示された印刷用データが記憶部に存在し、取得部で受信した依頼元携帯電話の識別情報と、代行者携帯電話の識別情報と、認証情報を比較し、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、代行依頼データで示された印刷用データに基づき印刷を行う。これにより、携帯電話を用いて、ICカードによる認証のように依頼元(依頼者)、依頼先(代行者)が、画像形成装置の使用権限を有し、印刷用データにアクセス可能かの認証を行うことができる。従って、パスワードを入力せずに済み、なりすましや、パスワード流出に起因する機密漏洩を防ぐことができる。又、依頼元携帯電話は、代行依頼データとして、データ名と、印刷における設定内容を送信する。これにより、代行者が、使用者の認証後、ボックスの呼出や、印刷用データの指定や、印刷形式など、代行印刷の設定を特段行わずとも、直ちに印刷を開始することできる。従って、代行者は、容易に代行印刷実行することができる。又、代行印刷の依頼者(依頼元携帯電話の使用者)の意志を反映させた代行印刷が行われる。
例えば、依頼元携帯電話が代行者携帯電話に代行依頼データを誤送信しても、画像形成装置で代行者携帯電話の認証情報が登録されていなければ、代行印刷できず、誤送信に基づく機密漏洩も生じない。このように、なりすまし、偽造メール、パスワード漏洩、誤送信などに起因した機密漏洩を防ぐことができ、情報セキュリティー上の安全性が高い代行印刷を実現することができる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、前記代行者携帯電話は、前記代行依頼データと前記依頼元携帯電話の識別情報を他の携帯電話に転送し、転送を受けた前記他の携帯電話は、前記代行者携帯電話として、前記代行依頼データと前記依頼元携帯電話の識別情報と自機の識別情報を前記取得部に送信することとした。
この構成によれば、代行者携帯電話は、代行依頼データと、依頼元携帯電話の識別情報を他の携帯電話に転送し、転送を受けた携帯電話は、代行者携帯電話として、代行依頼データと、依頼元携帯電話の識別情報と、自機の識別情報を取得部に送信する。これにより、代行印刷を依頼された者が忙しく手が離せなければ、代行印刷を別の人に頼むことができる。従って、再度、代行印刷の依頼(送信)を行わなくても、代行印刷の依頼先を次々に別の人に移してゆくといった使い方ができ、代行印刷の利便性を高めることができる。
又、請求項に係る発明は、請求項1又は2の発明において、前記代行者携帯電話は、前記代行依頼データの内容を変更する入力を受け付け、変更後の前記代行依頼データを前記取得部に送信することとした。
この構成によれば、代行者携帯電話は、変更後の代行依頼データを取得部に送信する。これにより、代行印刷の開始前の設定修正を、代行者携帯電話上で行うことができる。例えば、依頼元携帯電話が修正後の内容を再度、代行者携帯電話に送信するといった手間を無くすことができ、利便性が高くなる。
又、請求項に係る発明は、請求項の発明において、前記依頼元携帯電話は、前記印刷用データのデータ名、代行印刷に関する設定内容、代行取得者を示すデータのうち、いずれか1つ、又は、複数について、前記代行者携帯電話で設定変更を行えないように設定値をロックする設定入力を受け付け、前記代行者携帯電話は、ロックされた設定値を変更する入力を受け付けないこととした。
この構成によれば、代行者携帯電話は、ロックされた設定値を変更する入力を受け付けない。これにより、データ名、印刷における設定を示すデータ、代行取得者を示すデータについて、依頼元携帯電話の使用者(依頼元)が所望する設定のまま、代行印刷が実行されるようにすることができる。
又、請求項に係る発明は、請求項1乃至の発明において、前記画像形成装置は、データの送受信を行うための通信部を有し、代行印刷を完了したとき、前記通信部から、前記依頼元携帯電話に向けて、代行印刷完了通知を送信することとした。
この構成によれば、画像形成装置は、代行印刷を完了したとき、通信部は、依頼元携帯電話に向けて、代行印刷完了通知を送信する。これにより、依頼元携帯電話の使用者(依頼元)は、代行印刷が完了したことを知ることができる。
又、画像形成装置は、認証を行うための認証情報と印刷用データを記憶する記憶部と、前記印刷用データに基づき印刷を行うエンジン部と、使用者を識別するための識別情報を取得する取得部と、前記記憶部の認証情報と前記取得部で取得された識別情報を比較し、使用権限を有するか否かの認証処理を行う認証部と、を含み、前記取得部が、携帯電話と通信を行い、前記記憶部に記憶される印刷用データのうち、代行印刷する印刷用データを指し示すデータを含む代行依頼データと、依頼元と依頼先の前記携帯電話の識別情報を取得したとき、前記エンジン部は、前記代行依頼データで示された印刷用データが前記記憶部に存在し、前記取得部で受信した依頼元と依頼先の識別情報と、認証情報を比較し、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、前記代行依頼データで示された印刷用データに基づき、印刷を行うようにしてもよい
この構成は、請求項1の画像形成システムのうちの画像形成装置に着目している。
又、請求項6に係るソフトウェアは、携帯電話が代行印刷の依頼元携帯電話となるとき、画像形成装置の記憶部に記憶された印刷用データのうち、代行印刷する前記印刷用データを示す代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報を、前記依頼元携帯電話となる携帯電話に、代行者携帯電話となる携帯電話に向けて送信させるとともに、代行印刷の前記依頼元携帯電話に、前記印刷用データのデータ名と、代行印刷に関する設定入力を受け付けさせ、前記代行依頼データとして、前記データ名と、代行印刷に関する設定入力内容を前記代行者携帯電話に向けて送信させ、携帯電話が代行依頼データを受信して代行印刷依頼を受けた代行者携帯電話となったとき、前記代行者携帯電話に、前記代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報と、自機の識別情報を画像形成装置に向けて送信させることとした。
この構成は、携帯電話を依頼元携帯電話、代行者携帯電話として機能させるソフトウェア(アプリケーション)であり、携帯電話に搭載することにより、請求項1と同様の効果を得ることができる。
上述したように、本発明によれば、代行印刷を行ううえで、情報セキュリティー上の安全性が高い画像形成装置等を提供することができる。
実施形態に係る画像形成システムの一例を示す説明図である。 実施形態に係る複合機の模型的正面断面図である。 実施形態に係る複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る携帯電話のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 液晶表示部に表示されるユーザー登録変更画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係るボックス選択画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る印刷用データ選択画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る代行印刷依頼の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る依頼元携帯電話での代行印刷依頼の設定の一例を示す説明図である。 実施形態に係る代行印刷実行の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る代行者携帯電話での設定の一例を示す説明図である。
以下、本発明を、図1〜図11を用いて説明する。本発明に係る画像形成システム100は、携帯電話と画像形成装置を含む。そして、画像形成装置として、複合機3を例に挙げ説明を行う。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係る画像形成システム100の概要を説明する。図1は本発明の実施形態に係る画像形成システム100の一例を示す説明図である。
(画像形成システム100の概要)
まず、本実施形態の画像形成システム100では、印刷の代行がなされる。そして、印刷の代行を依頼する発信装置として携帯電話が用いられる。以下では、説明の便宜上、代行印刷を依頼する携帯電話を「依頼元携帯電話1」と称する。
依頼元携帯電話1は、代行印刷依頼を電子メールにて、依頼先に送信する。そして、電子メールの送信先の携帯電話が、代行印刷依頼の電子メールを受信する。この代行印刷依頼の電子メールを受信した携帯電話の所有者(代行者)が、依頼者の代わりに、複合機3に蓄積された画像データ等に基づき印刷を行う。ここで、説明の便宜上、以下では、依頼元から代行印刷依頼の電子メールを受信した携帯電話を「代行者携帯電話2」と称する。
そして、複合機3には、ICカードを読み取るリーダーライター4(取得部に相当)が設けられる。リーダーライター4は、メモリや通信処理用CPUや通信用アンテナを含む。一方、代行者携帯電話2は、メモリや通信処理用CPUを含むICチップや通信用アンテナを含む。言い換えると、代行者携帯電話2は、ICカード機能付きの携帯電話である。そして、代行者携帯電話2がリーダーライター4に翳されると、代行印刷に関するデータのやり取り(通信)が、代行者携帯電話2とリーダーライター4間で行われる。尚、依頼元携帯電話1は、他人から代行印刷を依頼されると代行者携帯電話2となるので、依頼元携帯電話1もICチップや無線通信用のアンテナを含む。
(画像形成装置の構成)
次に、図2を用いて、本発明の実施形態に係る複合機3の一例を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る複合機3の模型的正面断面図である。
図2に示すように、最上部には原稿を抑える原稿カバー3aが設けられ、正面前方に操作パネル5が設けられる。又、複合機3本体内には、画像読取部5B、給紙部6A、搬送路6B、画像形成部7A、定着部7B等が設けられる。原稿カバー3aは、複写時、画像読取部5Bの上面に設けられたコンタクトガラス50(原稿台)に載置された原稿を抑える。そのため、原稿カバー3aは、図1の紙面奥側に支点を有し、上下方向に開閉可能である。
そして、複合機3の正面前方に、操作パネル5が設けられる。操作パネル5は、複合機3の設定や、動作指示を与えるためのメニューやキーを表示する液晶表示部51を有する。又、液晶表示部51は、複合機3の状態(印刷中や、待機中や、エラー発生)を表示する。又、タッチパネル部52が、液晶表示部51の上面に設けられる。使用者が液晶表示部51に表示されたキーを押すと、タッチパネル部52が押された座標を検知する。座標検知に伴う押されたキーの特定により、複合機3の設定や動作指示が行われる。又、操作パネル5には、数字入力用のテンキー部53や、各種設定後、コピー等の実行を指示するスタートキー54等も設けられる。
画像読取部5Bは、原稿を読み取り、原稿の画像データを生成する。画像読取部5B内には、原稿に光を照射するランプ、反射光をレンズに導くミラー、イメージセンサーに反射光を入射させるレンズ、イメージセンサー等(不図示)が配される。読み取りの際、ランプ、ミラーは移動機構により水平方向に移動させられる。そして、イメージセンサーは、コンタクトガラス50に載置された原稿の反射光を、画像濃度(反射強度)に応じたアナログの電気信号に変換する。そして、画像読取部5Bは、量子化を行い、原稿の画像データを出力する。複合機3は、読取られた画像データに基づき印刷可能であり(コピー機能)、又、画像データを蓄えることもできる(画像読取部5B、ボックス機能)。
給紙部6Aは、記録媒体としての複数の用紙(例えば、コピー用紙、再生紙、OHPシート等の各種用紙)を収容し、印刷時、1枚ずつ搬送路6Bに送り込む。給紙部6Aは、用紙が積載される複数のカセット61(本実施形態では、61a、61bの2台)が設けられ、各カセット61に、搬送路6Bに用紙を送り出すため回転駆動する給紙ローラー62(62a、62bの計2本)が、備えられる。例えば、印刷時、いずれかの給紙ローラー62が回転駆動し、画像形成に供する用紙が1枚ずつ搬送路6Bに送り出される。
搬送路6Bは、装置内で用紙を搬送する通路である。そして、搬送路6Bに、用紙の案内のためのガイド板63や、用紙搬送時に回転駆動する複数の搬送ローラー対64(図1では、上方から、64a、64bの計2本を図示)や、搬送される用紙を画像形成部7Aの手前で待機させ、トナー像形成のタイミングを合わせ用紙を送り出すレジストローラー対65等が設けられる。
画像形成部7Aは、画像データに基づきトナー像を形成し、搬送される用紙にトナー像を転写する。そこで、画像形成部7Aの各構成及びトナー像形成プロセスを説明すると、画像形成部7Aの略中心に配され、矢印方向に回転駆動可能に支持された感光体ドラム71を、帯電装置72が、所定の電位で帯電させる。露光装置73は、感光体ドラム71に、レーザー光を画像データに基づき点灯、消灯させつつ照射して、画像データに対応した静電潜像を形成する。現像装置74はトナーを供給して静電潜像をトナー像として現像する。転写ローラー75は感光体ドラム71に圧接してニップを形成し、このニップに、シートとトナー像の進入時に、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が転写ローラー75に印加され、トナー像は、用紙に転写される。清掃装置76は、転写後に感光体ドラム71に残った残トナー等を清掃して、次のトナー像形成に備える。
定着部7Bは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。本実施形態における定着部7Bは、主として発熱体を内蔵する加熱ローラー77と加圧ローラー78で構成される。加熱ローラー77と加圧ローラー78は圧接しニップを形成する。そして、用紙が、このニップを通過すると、トナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。トナー定着後の用紙は、排出トレイ66が受け止める。このように、コピー機能、プリンタ機能の利用時、画像形成(印刷)が行われる。
(複合機3本体のハードウェア構成)
次に、図3に基づき、本発明の実施形態に係る複合機3のハードウェア構成の一例を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る複合機3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
まず、図3に示すように、本実施形態の複合機3には、複合機3の制御を全体的に司る制御部8(認証部に相当)が設けられる。例えば、制御部8は、全体統制のほか、外部との通信制御や、画像処理や、エラーの発生の認識を行う。又、本発明に関し、制御部8は、リーダーライター4で読み取られたデータに基づき、複合機3の使用権限を有する者であるかの認証処理を行う。
例えば、制御部8は、CPU81や、画像処理部82や、記憶部9や、各種チップ、素子等を実装する基板である。CPU81は、記憶部9に記憶されるプログラムやデータに基づき、演算などの各種処理を行う装置である。画像処理部82は、例えば、画像処理を行う専用設計回路としてのASICや画像処理用メモリを含む。
そして、制御部8には、ROM91、RAM92、HDD93といった記憶装置を含む記憶部9が接続される。ROM91は、制御用プログラム、制御用データ、代行依頼データなどを、不揮発的に記憶する(例えば、EEPROMやフラッシュROM)。RAM92は、CPU81に利用させるため、ROM91やHDD93に記憶される制御用プログラム、制御用データ、代行依頼データ、画像データ等を揮発的、一時的に記憶する。HDD93は、制御用プログラムや、制御用データ、代行依頼データ、画像データなどのデータを不揮発的に記憶する。
又、本発明に関して、HDD93は、代行印刷の対象となるデータ(画像データや画像データの属性データなど、以下、便宜上、「印刷用データ」と称する)を記憶する。HDD93は、印刷用データとして、画像読取部5Bで読み取られた画像データや、外部のコンピューター200から複合機3に送信された画像データを蓄積する。そして、蓄積された画像データを呼び出して印刷や送信に供することができる(ボックス機能。詳細は後述)。又、HDD93は、使用者の認証を行うための認証情報を記憶できる。
又、制御部8は、例えば、操作パネル5、画像読取部5B等と通信可能に接続される。例えば、制御部8は、操作パネル5になされた入力を認識し、使用者の設定にあわせてコピーや画像データの送信等が行われるように、画像読取部5Bの制御を行う。
又、制御部8の複合機3は、印刷に関わるエンジン部60(給紙部6A、搬送路6B、画像形成部7A、定着部7B)の動作を制御する。尚、印刷に関する処理を制御するエンジン制御部を設けて、制御部8は、エンジン制御部に指示を与え、各種回転体を回転させるモータ等のON/OFFや、トナー像形成、転写、定着などに関わる実際の印刷制御をエンジン制御部が行うようにしてもよい。
又、制御部8は、各種コネクタ、ソケット、通信用回路等を備えた通信部83と接続される。通信部83は、ネットワークや公衆回線等により複数の外部のコンピューター200(例えば、パーソナルコンピューター、図3では、便宜上1つのみ図示)と通信可能に接続される。例えば、画像読取部5Bで得られた画像データを外部のコンピューター200に送信することができる(スキャナ機能)。又、外部のコンピュータ200から送信され、複合機3に入力される画像データや代行依頼データに基づき印刷等を行うこともできる(プリンタ機能)。又、通信部83にFAX通信ボードを含ませ、外部のFAX装置300と通信可能とすることもできる(FAX、インターネットFAX機能)。又、通信部83は、携帯電話に向けて電子メールを送信することもできる。
又、制御部8は、リーダーライター4と通信可能に接続される。制御部8は、リーダーライター4が読み取ったデータを認識し、認証処理や代行印刷に関わる処理を行う。
(携帯電話のハードウェア構成)
次に、図4を用いて、本発明の実施形態に係る携帯電話の一例を説明する。図4は、本発明の実施形態に係る携帯電話のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
まず、依頼元携帯電話1は、制御ユニット10、ROMやRAMを含む記憶部11、操作部12、撮像部13(カメラ)、表示部14、電話通信部15、通信I/F部16などを含む。
記憶部11は、携帯電話用の動作プログラムやソフトウェアを記憶する。制御ユニット10は、記憶部11内のデータ、プログラムを利用して依頼元携帯電話1の動作を制御する。操作部12は、依頼元携帯電話1に設けられた数字や文字入力用のキーである。制御ユニット10は、操作部12のうち、いかなるキーが押されたかを認識する。撮像部13は、イメージセンサー(撮像素子)やレンズ等を有する小型カメラである。
表示部14は、例えば、液晶表示パネルや有機ELパネルからなり、操作案内メッセージや、撮像部13によって撮影された被写体画像や、代行印刷に関する設定画面等を表示する。電話通信部15は、携帯電話網への接続や、携帯電話網への音声データやパケットの送受信に必要な各種処理を実行する。スピーカー部17Sは、電話通信部15が受信した音声データに基づき、会話相手の声を鳴らす。マイク部17Mは、依頼元携帯電話1の所持者が発した音声を音声データ化するマイクや回路を含む。
通信I/F部16は、依頼元携帯電話1にICカード機能を持たせるためのインターフェイスである。そのため、通信I/F部16は、ICチップやアンテナを含む。そして、通信I/F部16を複合機3のリーダーライター4に翳すことで、依頼元携帯電話1の所持者は、認証を受けることができる。又、依頼元携帯電話1の通信I/F部16を、代行者携帯電話2の通信I/F部26に翳すことで、各通信I/F部間で通信を行うことも可能である。
次に、代行者携帯電話2を説明する。依頼元携帯電話1と同様、代行者携帯電話2も、制御ユニット20、ROMやRAMを含む記憶部21、操作部22、撮像部23(カメラ)、表示部24、電話通信部25、通信I/F部26などを含む。
撮像部23、制御ユニット20、記憶部21、操作部22、表示部24、電話通信部25、スピーカー部27S、マイク部27Mは、依頼元携帯電話1のものと同様でよく、説明を援用するものとして説明を割愛する。
通信I/F部26は、代行者携帯電話2にICカード機能を持たせるためのインターフェイスである。そのため、通信I/F部26も、ICチップやアンテナを含む。そして、通信I/F部26を複合機3のリーダーライター4に翳すことで、代行者携帯電話2の所持者は、認証を受けることができる。又、依頼元携帯電話1の通信I/F部26を、代行者携帯電話2の通信I/F部16に翳すことで、各通信I/F部間で通信を行うことも可能である。
(使用者の登録)
次に、図5を用いて、本発明の実施形態に係る使用者登録の一例を説明する。図5は、液晶表示部51に表示されるユーザー登録変更画面S1の一例を示す説明図である。
複合機3の利用権限を有するか否かの認証を行うため、複合機3では、利用権限を有する使用者の登録が予めなされる。この使用者登録用のユーザー登録変更画面S1は、例えば、複合機3の管理者など、権限を有する者だけが開くことができる。
そして、管理者は、新規キーK1を押下すると、複合機3の使用者を新規に登録することができる。例えば、登録内容(項目)としては、「ユーザー名」、「ユーザー(カナ)」、「ログインユーザー名」、「ログインパスワード」、「アクセスレベル」、「所属部門」、「メールアドレス」、「ネットワークアドレス」(例えば、IPアドレスやネットワークパス)等がある。尚、更に多くの項目を登録可能としても良い。尚、「メールアドレス」、「ネットワークアドレス」の項目は、本発明での代行印刷の終了通知における通知先アドレスとなる。尚、登録されていない項目については、その内容が表示されない(例えば、図5では、「ユーザー(カナ)」の項目)。
そして、各項目に関し、変更キーK2(K2a〜K2h)が設けられる。例えば、いずれかの変更キーK2が押されると、ソフトキーボード(不図示)が表示され、数字、文字等の入力を行い、各項目を設定することができる。そして、登録キーK3が押されると、操作パネル5になされた設定内容が、記憶部9に記憶される。例えば、使用者の新規登録であれば、記憶部9は、新たな使用者の情報を記憶する。又、使用者の情報の変更であれば、記憶部9は、変更部分を更新する。このように、複合機3に使用者の認証を行うための情報(認証情報)が登録、記憶される。
(複合機3における認証)
次に、本発明の実施形態に係る複合機3での使用者の認証を説明する。まず、制御部8は、基本的に、複合機3を使用不可状態(ログアウト状態)とする。又、操作パネル5は、ログアウト状態では、複写等の各種機能の設定やジョブ開始の指示を受け付けない。例えば、使用不可状態では、操作パネル5にコピーやFAX送信を行う旨の操作・入力が行われても、操作パネル5は無視し、制御部8は、その動作指示入力を無視する。
一方、登録された使用者(使用権限を有する者)であるとの認証が得られると、ログイン状態となり、操作パネル5は、複写等の各種機能の設定やジョブ開始の指示を受け付け、制御部8は、複合機3を使用可能な状態とする。
本実施形態の複合機3では、使用者は、ICカード機能を搭載した携帯電話をリーダーライター4に読み取らせ、認証を受けることができる。ICカード機能付きの携帯電話(依頼元携帯電話1や代行者携帯電話2)は、使用者を特定するための情報(識別情報)が、予め記憶される。例えば、携帯電話をリーダーライター4に翳し、リーダーライター4から該当使用者の認証情報を発信させ、携帯電話の記憶部11や記憶部21は、受信した認証情報を、識別情報として記憶する。各携帯電話は、自機の使用者に関する認証情報と同内容のデータ(例えば、ユーザー名、ID、所属部署、使用権限等)を識別情報として記憶する。尚、携帯電話ではなく、ICカードを用いた認証も行うことができる。
リーダーライター4は、携帯電話から識別情報を取得する。リーダーライター4は、取得した識別情報を制御部8に送信する。制御部8は、使用者登録により記憶部9に予め記憶された使用者の認証情報と、リーダーライター4が取得した識別情報を比較し、一致するか確認する。一致すれば、制御部8は、複合機3を使用させても良いと認証、判断する。本実施形態の複合機3では、制御部8が、認証を行う認証部として機能する。尚、認証用専用回路を設けてもよいし、例えば、操作パネル5内のコントローラやメモリなどを認証部として動作させてもよい。
ログアウトするには、操作パネル5のログアウトキー55(図2参照)を押せばよい。尚、操作パネル5への入力が無くなってから所定時間(例えば、数分)経過したとき、制御部8は複合機3を自動的に、ログアウト状態としてもよい。
(印刷用データの登録、蓄積)
次に、図6、図7に基づき、本発明の実施形態に係る複合機3、画像形成システム100での印刷用データの登録、蓄積を説明する。図6は、本発明の実施形態に係るボックス選択画面S2の一例を示す説明図である。図7は、本発明の実施形態に係る印刷用データ選択画面S3の一例を示す説明図である。
本実施形態の複合機3は、記憶部9を有する。記憶部9のHDD93は、印刷や送信に用いるデータであり、画像データや代行依頼データや属性情報などのデータを含む印刷用データを記憶するボックスという記憶領域を有する。ボックスは、ユーザーボックスという形態で、使用者ごとに設けられる。記憶部9は、画像読取部5Bで原稿を読み取って得られた画像データや、コンピューター200から複合機3に送信された画像データを、何れかのユーザーボックス内に記憶させる。又、尚、ボックス登録/編集キーK4を押して、新たなユーザーボックスを設けることもできる。
ボックス選択画面S2には、登録されたユーザーボックスを一覧表示するユーザーボックス一覧表示領域F1が設けられる。制御部8は、ジョブボックスに蓄積された印刷用データの送信者や、文書数を示すデータを操作パネル5に与える。このデータを受けて、液晶表示部51は、ユーザーボックス一覧表示領域F1の表示を行う。
ジョブを実行しようとする使用者は、液晶表示部51を押し、ユーザーボックスを選択する。例えば、液晶表示部51は、選択されたユーザーボックスを反転表示させる。そして、ユーザー名を選択した状態で、開くキーK5を押し、アクセス権限が認められていれば、制御部8は、印刷用データを選択するための印刷用データ選択画面S3を液晶表示部51に表示させる。例えば、ユーザーボックスのアクセス権限を有する者は、ユーザーボックスの作成者(名義人)や、代行印刷の代行者など、作成者に認められた使用者である。印刷用データ選択画面S3には、蓄えられた印刷用データを一覧表示する印刷用データ一覧表示領域F2が設けられる(図7)。
そして、印刷用データ選択画面S3で文書保存キーK6を押すと、画像読取部5Bなどを用いて、印刷用データを保存することができる。このとき、制御部8は、画像読取部5Bでの読み取り完了に伴い、ソフトウェアキーボードを液晶表示部51に表示させ、印刷用データに名前を付す入力を行えるようにしてもよい。そして、記憶部9は、印刷用データを、データ名と共に記憶する。
又、印刷用データ選択画面S3で、印刷用データを選択し、削除キーK7、印刷キーK8、送信キーK9を押すことで、印刷用データに対する処理を設定することができる。削除キーK7は、押して選択した印刷用データを一覧から削除するときに押される。印刷キーK8は、押して選択した印刷用データを印刷するときに押される。送信キーK9は、押して選択した印刷用データを送信するときに押される。
(代行印刷依頼の流れ)
次に、図8及び図9に基づき、本発明の実施形態に係る画像形成システム100での代行印刷依頼の流れを説明する。図8は、本発明の実施形態に係る代行印刷依頼の流れの一例を示すフローチャートである。図9は、本発明の実施形態に係る依頼元携帯電話1での代行印刷依頼の設定の一例を示す説明図である。
まず、図8のスタートは、依頼元携帯電話1の所持者が、代行印刷の依頼をしようとする時点である。代行印刷を依頼しようとする使用者は、依頼元携帯電話1で、代行印刷用のソフトウェア(アプリケーション)を起動させる(ステップ♯1)。このソフトウェア起動に伴い、制御ユニット10は、代行印刷依頼用画面S4を依頼元携帯電話1の表示部14に表示させる(ステップ♯2)。そして、依頼元携帯電話1の所持者は、代行印刷依頼の設定を行う(ステップ♯3)。
そこで、図9を用いて、代行印刷依頼の設定を説明する。代行印刷依頼用画面S4には、代行印刷に関する複数の設定項目の設定欄が表示される。具体的に、代行印刷依頼用画面S4には、印刷用データ名設定欄L1や、部数設定欄L2や、用紙サイズ設定欄L3や、依頼先設定欄L4や、認証の要否を設定するための認証設定欄L5が設けられる
依頼元携帯電話1では、表示部の下方に、数字や文字の入力や、設定操作を行うため、複数のキーを、操作部12として有する。例えば、使用者は、矢印が付された方向指示キー121を操作したり、方向指示キー121内の決定キー122を押して、所望する設定欄を選択する。そして、設定欄で各キーを押し、文字や数字の入力を行って設定を行う。これにより、依頼者は、代行印刷に関して設定を行える。
そして、依頼者は、代行印刷の設定を行い(ステップ♯3)、代行者携帯電話2に代行印刷の依頼を実行する指示を行う(ステップ♯4)。例えば、制御ユニット10は、発信キー123が押されたことを、代行印刷依頼実行指示と認識する。この指示に伴い、制御ユニット10は、代行者携帯電話2に送信する依頼用電子メールを生成する(ステップ♯5)。この電子メールには、代行印刷依頼用画面S4での設定内容を示すデータや、依頼元携帯電話1の識別情報が含まれる。言い換えると、ソフトウェアは、制御ユニット10に、代行印刷依頼用画面S4での設定内容を示すデータや依頼元携帯電話1の識別情報を含む依頼用電子メールを生成させる。
そして、制御ユニット10は、電話通信部15に、代行者携帯電話2に向けて依頼用電子メールを送信させる(ステップ♯6)。これにより、代行印刷の依頼がなされる(エンド)。即ち、依頼元携帯電話1は、印刷用データのデータ名と、代行印刷に関する設定入力を受け付け、代行依頼データとして、データ名と、代行印刷に関する設定入力内容を代行者携帯電話2に送信する。
(代行印刷の実行の流れ)
次に、図10、図11に基づき、本発明の実施形態に係る画像形成システム100での代行印刷実行の流れを説明する。図10は、本発明の実施形態に係る代行印刷実行の流れの一例を示すフローチャートである。図11は、本発明の実施形態に係る代行者携帯電話2での設定の一例を示す説明図である。
まず、図10のスタートは、代行者携帯電話2の所持者が、依頼を受けた代行印刷を実行しようとする時点である。代行者は、代行者携帯電話2で、代行印刷用のソフトウェア(アプリケーション)を起動させる(ステップ♯11)。このソフトウェア起動に伴い、制御ユニット20は、代行者設定画面S5を代行者携帯電話2の表示部24に表示させる(ステップ♯12)。そして、代行者携帯電話2の所持者によって、代行印刷の設定変更の必要性が確認される(ステップ♯13)。もし、印刷部数など、代行印刷の設定変更が必要であれば(ステップ♯13のYes)、代行者携帯電話2の制御ユニット20は、操作部22になされた代行印刷の設定変更を受け付ける(ステップ♯14)。一方、必要がなければ、ステップ♯14はスキップされる(ステップ♯15へ)。
そこで、図11を用いて、代行印刷の設定を説明する。代行者携帯電話2に表示される代行者設定画面S5には、代行印刷依頼用画面S4と同様に、代行印刷に関する複数の情報が表示される。具体的に、代行者設定画面S5には、例えば、印刷用データ名や、部数や、用紙サイズや、依頼元や、認証の要否が表示される。更に、代行者設定画面S5では、代行依頼の転送先を設定する転送先設定欄L6が設けられる。
方向指示キー221や、決定キー222を用いて、所望する設定欄を選択し、設定値を設定する点は、依頼元携帯電話1と同様である。しかし、図11に示すように、代行者は、代行者設定画面S5に表示される全ての項目について設定を行えるわけではない。図11の例では、代行者設定画面S5では、設定欄としては、部数設定欄L2や、用紙サイズ設定欄L3のみが表示され、部数や用紙サイズの設定のみが可能となっている。例えば、代行印刷の対象となる印刷用データ(図11の例では、「配布資料.PDF」)は、設定値の変更が不能である。
代行者設定画面S5で項目の設定値が変更可能とするか否かは、依頼者が依頼元携帯電話1で設定できる。言い換えると、依頼元携帯電話1では、代行印刷依頼用画面S4における設定欄の設定値を代行者携帯電話2で変更できないようにロックすることができる。そのため、例えば、依頼元携帯電話1の制御ユニット10は、表示部14に、設定値が設定されると、設定値をロックするか否かの確認画面(ダイアログ)を代行印刷依頼用画面S4上に表示させて、設定値をロックするか否かの確認をとってもよい。尚、代行者設定画面S5で項目の設定値が変更可能であるか否かは、予め定められたものでもよい。即ち、依頼元携帯電話1は、印刷用データのデータ名、代行印刷に関する設定内容、代行取得者を示すデータのうち、いずれか1つ、又は、複数について、代行者携帯電話2で設定変更を行えないように設定値をロックする設定入力を受け付け、代行者携帯電話2は、ロックされた設定値を変更する入力を受け付けない。
又、代行印刷の依頼を受けた者は、「忙しい」、「外出する」といった理由で、代行印刷を他の人に変わって欲しい場合がある。そこで、図11に示すように、代行者設定画面S5では、変わって欲しい人の携帯電話に向けて、代行印刷依頼の転送先を設定することができる(詳細は後述)。そして、代行者は、代行印刷の設定を行う(ステップ♯14)。即ち、代行者携帯電話2は、代行依頼データの内容を変更する入力を受け付け、変更後の代行依頼データを取得部(リーダーライター4)に送信する。
その後、代行者は、代行者携帯電話2をリーダーライター4に翳す(ステップ♯15)。このとき、代行者携帯電話2は、複合機3のリーダーライター4に向けて、依頼元携帯電話1の識別情報と、代行者携帯電話2の識別情報と、代行印刷の設定内容を示すデータ(代行印刷依頼データ、変更を行っていれば、変更内容)、転送先が有れば転送先を示すデータを送信する(ステップ♯16)。尚、代行者携帯電話2は、依頼を受けたときに依頼元携帯電話1の識別情報を取得している。
複合機3の制御部8は、依頼元携帯電話1と代行者携帯電話2の識別情報と、記憶部9に記憶された認証情報を比較して、使用者として、依頼者と代行者が登録されているか(依頼者と代行者が共に使用者としての権限を有するか)を確認する(認証する、ステップ♯17)。
もし、依頼者と代行者がともに使用者として登録されていれば(ステップ♯17のYes)、制御部8は、代行印刷すべき印刷用データが存在するか(複合機3の記憶部9に記憶されているか)を確認する(ステップ♯18)。もし、印刷用データが存在すれば(ステップ♯18のYes)、制御部8は、代行者携帯電話2から受信したデータの中に、転送先を示すデータがあるか、言い換えると、転送依頼が含まれているかを確認する(ステップ♯19)。
もし、転送依頼が含まれていなければ(ステップ♯19のNo)、依頼者と代行者の認証ができたので、制御部8は、印刷用データに基づき、代行印刷の設定内容に応じてエンジン部60に印刷を行わせる(ステップ♯20)。即ち、画像形成システム100は、少なくとも2台の携帯電話と、画像形成装置(例えば、複合機3)を含み、画像形成装置は、認証を行うための認証情報と印刷用データを記憶する記憶部9と、印刷用データに基づき印刷を行うエンジン部60(給紙部6A、搬送路6B、画像形成部7A、定着部7B等)と、使用者を識別するための識別情報を取得する取得部(リーダーライター4)と、記憶部9の認証情報と取得部で取得された識別情報を比較し、使用権限を有するか否かの認証処理を行う認証部(制御部8)と、を含み、携帯電話のうち、代行印刷の依頼元携帯電話1は、代行印刷する印刷用データを示す代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報を、携帯電話に送信し、代行依頼データを受信した代行者携帯電話2は、代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報と、代行者携帯電話2の識別情報を取得部に送信し、画像形成装置のエンジン部60は、代行依頼データで示された印刷用データが記憶部9に存在し、取得部で受信した依頼元携帯電話1の識別情報と、代行者携帯電話2の識別情報と、認証情報の比較により、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、代行依頼データで示された印刷用データに基づき印刷を行うこととする。
即ち、画像形成システム100の画像形成装置(例えば、複合機3)は、データの送受信を行うための通信部83を有し、代行印刷を完了したとき、通信部83から、依頼元携帯電話1に向けて、代行印刷完了通知を送信する。そして、制御部8は、代行印刷の実行が完了した後、通信部83から依頼元携帯電話1に向けて代行印刷が完了した旨の通知(代行印刷完了通知。例えば、電子メール)を送信させる(ステップ♯21)。そして、本制御が完了する(エンド)。
一方、転送依頼が含まれていれば(ステップ♯19のYes)、制御部8は、転送先が登録された使用者の者か(転送を受ける者が複合機3の使用権限を有するか)を確認する(ステップ♯22)。もし、使用権限を有すれば(ステップ♯22のYes)、制御部8は、リーダーライター4に、代行者携帯電話2に向けて、転送許可の旨のデータを送信させる(ステップ♯23)。
この転送許可を受け、代行者携帯電話2の制御ユニット20は、許可された転送先の携帯電話に向けて、依頼元携帯電話1の識別情報と、代行依頼データを送信させる(ステップ♯24→エンド)。例えば、制御ユニット20は、電話通信部15から、依頼元携帯電話1の識別情報と、代行依頼データを、電子メールに含めて送信させる。
そして、転送先の携帯電話は、依頼元携帯電話1や転送元となった代行者携帯電話2と同様のハードウェア構成を有し、代行印刷用のソフトウェアが予め記憶される。そして、識別情報や代行依頼データを受けた転送先の携帯電話は、以後、代行者携帯電話2として機能する。従って、転送先の携帯電話を用いて代行印刷を行うとき、図10に示すフローが実行される。即ち、画像形成システム100の代行者携帯電話2は、代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報を他の携帯電話に転送し、転送を受けた携帯電話は、代行者携帯電話2として、代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報と、自機の識別情報を取得部(リーダーライター4)に送信する。
又、転送を受ける者が複合機3の利用権限を有していなければ(ステップ♯22のNo)、制御部8は、リーダーライター4に、代行者携帯電話2に向けて、転送不許可の旨のデータを送信させる(ステップ♯25)。これを受けて、代行者携帯電話2の制御ユニット20は、表示部に、転送が認められない旨を表示させる(ステップ♯26)。この後、本制御は終了する(エンド)。あるいは、フローは、ステップ♯12に戻り、再度設定のやり直しとしてもよい。
一方、依頼者と代行者がともに使用者として登録されていない場合(ステップ♯17のNo)、代行印刷すべき印刷用データが複合機3に存在しない場合(ステップ♯18のNo)、制御部8は、代行印刷を行わずに本処理を終了させる(エンドへ)。
このようにして、代行依頼データで示された印刷用データが記憶部9に存在し、取得部(リーダーライター4)で受信した依頼元携帯電話1の識別情報と、代行者携帯電話2の識別情報と、認証情報を比較し、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、代行依頼データで示された印刷用データに基づき印刷がなされる。これにより、携帯電話を用いて、ICカードによる認証のように依頼元(依頼者)、依頼先(代行者)が、画像形成装置(例えば、複合機3)の使用権限を有し、印刷用データにアクセス可能かの認証を行うことができる。従って、パスワードを入力せずに済み、なりすましや、パスワード流出に起因する機密漏洩を防ぐことができる。又、例えば、依頼元携帯電話1が代行者携帯電話2に代行依頼データを誤送信しても、画像形成装置では、代行者携帯電話2の認証情報が登録されていなければ、代行印刷できず、誤送信に基づく機密漏洩も生じない。このように、なりすまし、偽造メール、パスワード漏洩、誤送信などに起因した機密漏洩を防ぐことができ、情報セキュリティー上の安全性が高い代行印刷を実現することができる。
又、代行者携帯電話2は、代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報を他の携帯電話に転送し、転送を受けた携帯電話は、代行者携帯電話2として、代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報と、自機の識別情報を取得部(リーダーライター4)に送信する。これにより、代行印刷を依頼された者が忙しく手が離せなければ、代行印刷を別の人に頼むことができる。従って、再度、代行印刷の依頼(送信)を行わなくても、代行印刷の依頼先を次々に別の人に移してゆくといった使い方ができ、代行印刷の利便性を高めることができる。
又、依頼元携帯電話1は、代行依頼データとして、データ名と、印刷における設定内容を送信する。これにより、代行者が、使用者の認証後、ボックスの呼出や、印刷用データの指定や、印刷形式など、代行印刷の設定を特段行わずとも、直ちに印刷を開始することできる。従って、代行者は、容易に代行印刷実行することができる。又、代行印刷の依頼者(依頼元携帯電話1の使用者)の意志を反映させた代行印刷が行われる。又、代行者携帯電話2は、変更後の代行依頼データを取得部(リーダーライター4)に送信する。これにより、代行印刷の開始前の設定修正を、代行者携帯電話2上で行うことができる。例えば、依頼元携帯電話1が修正後の内容を再度、代行者携帯電話2に送信するといった手間を無くすことができ、利便性が高くなる。
又、代行者携帯電話2は、ロックされた設定値を変更する入力を受け付けない。これにより、データ名、印刷における設定を示すデータ、代行取得者を示すデータについて、依頼元携帯電話1の使用者(依頼元)が所望する設定のまま、代行印刷が実行されるようにすることができる。又、画像形成装置(例えば、複合機3)は、代行印刷を完了したとき、通信部83から、依頼元携帯電話1に向けて、代行印刷完了通知を送信する。これにより、依頼元携帯電話1の使用者は、代行印刷が完了したことを知ることができる。
又、本発明は、画像形成装置の発明と捉えることもできる。具体的には、画像形成装置は、認証を行うための認証情報と印刷用データを記憶する記憶部9と、印刷用データに基づき印刷を行うエンジン部60(給紙部6A、搬送路6B、画像形成部7A、定着部7B等)と、使用者を識別するための識別情報を取得する取得部(リーダーライター4)と、記憶部9の認証情報と取得部で取得された識別情報を比較し、使用権限を有するか否かの認証処理を行う認証部(制御部8)と、を含み、取得部が、携帯電話と通信を行い、記憶部9に記憶される印刷用データのうち、代行印刷する印刷用データを指し示すデータを含む代行依頼データと、依頼元と依頼先の携帯電話の識別情報を取得したとき、エンジン部60は、代行依頼データで示された印刷用データが記憶部9に存在し、取得部で受信した依頼元と依頼先の識別情報と、認証情報を比較し、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、代行依頼データで示された印刷用データに基づき、印刷を行う。これにより、本発明の画像形成システム100と同様の効果を得ることができる。
又、本発明は、携帯電話を依頼元携帯電話1、代行者携帯電話2として機能させるソフトウェア(アプリケーション)と捉えることもできる。具体的には、ソフトウェアは、複数の携帯電話のうち、代行印刷の依頼元携帯電話1に、画像形成装置(例えば、複合機3)の記憶部9に記憶された印刷用データのうち、代行印刷する印刷用データを示す代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報を、携帯電話に送信させ、代行依頼データを受信した代行者携帯電話2に、代行印刷依頼を受けたとき、代行依頼データと、依頼元携帯電話1の識別情報と、自機の識別情報を画像形成装置(例えば、複合機3)に送信させる。これにより、本発明の画像形成システム100と同様の効果を得ることができる。
他の実施形態について説明する。上記実施形態では、代行印刷の設定では、依頼元携帯電話1や代行者携帯電話2で、用紙サイズや、印刷部数を設定可能であったが、他種の設定項目を設定可能としてもよい。例えば、拡大・縮小や、印刷濃度の設定など、表示部と操作部を使って操作可能としてもよい。
又、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、携帯電話と画像形成装置からなる画像形成システムや、画像形成装置に利用することができる。
1 依頼元携帯電話(携帯電話) 2 代行者携帯電話(携帯電話)
3 複合機(画像形成装置) 4 リーダーライター(取得部)
60 エンジン部 6A 給紙部(エンジン部60)
6B 搬送路(エンジン部60) 7A 画像形成部(エンジン部60)
7B 定着部(エンジン部60) 8 制御部(認証部)
83 通信部 9 記憶部
100 画像形成システム

Claims (6)

  1. 少なくとも2台の携帯電話と、画像形成装置を含み、
    前記画像形成装置は、
    認証を行うための認証情報と印刷用データを記憶する記憶部と、
    前記印刷用データに基づき印刷を行うエンジン部と、
    使用者を識別するための識別情報を取得する取得部と、
    前記記憶部の認証情報と前記取得部で取得された識別情報を比較し、使用権限を有するか否かの認証処理を行う認証部と、を含み、
    前記携帯電話のうち、代行印刷の依頼元携帯電話は、前記記憶部に登録されている前記印刷用データであって、代行印刷する前記印刷用データを示す代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報を、前記携帯電話に送信し、又、前記印刷用データのデータ名と、代行印刷に関する設定入力を受け付け、前記代行依頼データとして、前記データ名と、代行印刷に関する設定入力内容を前記携帯電話に送信し、
    前記代行依頼データを受信した代行者携帯電話は、前記代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報と、前記代行者携帯電話の識別情報を前記取得部に送信し、
    前記画像形成装置は、前記代行依頼データで示された印刷用データが前記記憶部に存在し、前記取得部で受信した前記依頼元携帯電話の識別情報と、前記代行者携帯電話の識別情報と、認証情報を比較し、いずれも使用権限を有すると認証できたとき、前記代行依頼データで示された印刷用データに基づき印刷を行うことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記代行者携帯電話は、前記代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報を他の携帯電話に転送し、
    転送を受けた前記他の携帯電話は、前記代行者携帯電話として、前記代行依頼データと前記依頼元携帯電話の識別情報と自機の識別情報を前記取得部に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記代行者携帯電話は、前記代行依頼データの内容を変更する入力を受け付け、変更後の前記代行依頼データを前記取得部に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記依頼元携帯電話は、前記印刷用データのデータ名、代行印刷に関する設定内容、代行取得者を示すデータのうち、いずれか1つ、又は、複数について、前記代行者携帯電話で設定変更を行えないように設定値をロックする設定入力を受け付け、
    前記代行者携帯電話は、ロックされた設定値を変更する入力を受け付けないことを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は、データの送受信を行うための通信部を有し、代行印刷を完了したとき、前記通信部は、前記依頼元携帯電話に向けて、代行印刷完了通知を送信することを特徴とする請求項1乃至の何れか1後に記載の画像形成システム。
  6. 携帯電話が代行印刷の依頼元携帯電話となるとき、画像形成装置の記憶部に記憶された印刷用データのうち、代行印刷する前記印刷用データを示す代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報を、前記依頼元携帯電話となる携帯電話に、代行者携帯電話となる携帯電話に向けて送信させるとともに、代行印刷の前記依頼元携帯電話に、前記印刷用データのデータ名と、代行印刷に関する設定入力を受け付けさせ、前記代行依頼データとして、前記データ名と、代行印刷に関する設定入力内容を前記代行者携帯電話に向けて送信させ、
    携帯電話が代行依頼データを受信して代行印刷依頼を受けた代行者携帯電話となったとき、前記代行者携帯電話に、前記代行依頼データと、前記依頼元携帯電話の識別情報と、自機の識別情報を画像形成装置に向けて送信させることを特徴とするソフトウェア。
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