JP4437789B2 - スキャナ装置、及び画像形成装置 - Google Patents

スキャナ装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、原稿から読み取った画像データをネットワークを介して送信することができるスキャナ装置、及びこれを用いた画像形成装置に関する。
従来より、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ等の端末装置との間で通信を行うことができる通信機能を有したデジタル複写機や、プリンタ、ファクシミリ、複写機、及びスキャナ装置が複合された複合機等の画像形成装置において、原稿から取得された画像データを、ネットワークを介して端末装置へ送信する機能を有するものが知られている。このような画像形成装置は、例えば、ユーザが画像データの送信先のメールアドレスを設定すると、原稿から取得された画像データを設定されたメールアドレス宛に電子メールにより送信したり、この画像データをネットワークを介してアクセス可能にされたHDD(Hard Disk Drive)に電子ファイルとして記憶させておき、設定されたメールアドレス宛に電子メールによりHDDに画像データが記憶されている旨を通知するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−78278号公報
ところで、企業内等では、秘密にする必要のある文書には、「マル秘」、「社外秘」、「Confidential」等、秘密にすべき旨の表示をして、秘密管理をしているのが一般的である。しかし、上述のような画像形成装置では、例えばユーザが画像データの送信先メールアドレスを誤って設定したり、文書に上述のような秘密にすべき旨の表示がされていることに気付かずに当該文書へのアクセスが許されていない人のメールアドレス宛に画像データを送信してしまったりすると、秘密が漏洩するおそれがあるという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、原稿から読み取った画像データをネットワークを介して送信することができるスキャナ装置、及びこれを用いた画像形成装置において、秘密の漏洩を抑制することができるようにすることを目的とする。
本発明に係るスキャナ装置は、ネットワークを介して接続された端末装置との間で通信を行う通信部と、原稿から画像データを読み取る原稿読取部と、前記原稿読取部により読み取られた画像データを記憶する画像記憶部と、前記原稿読取部により読み取られた画像データの送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス受付部と、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザを識別するためのユーザIDを予め記憶するユーザID記憶部と、前記原稿読取部により読み取られた画像データから、前記秘密にすべき旨の表示を検出する秘密表示検出部と、前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出された場合、前記原稿読取部により読み取られた画像データを前記画像記憶部によって記憶させ、前記原稿読取部により読み取られた画像データが前記画像記憶部に記憶されている旨の通知情報を、前記送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に前記通信部により前記ネットワークを介して送信させる通知処理部と、前記通信部により前記端末装置から受信された前記ユーザIDを、受け付けるユーザID受付部と、前記ユーザID受付部により受け付けられたユーザIDが、前記ユーザID記憶部に記憶されている場合、当該端末装置から前記画像記憶部に記憶された画像データへのアクセスを許可するアクセス制御部とを備える。
この構成によれば、原稿読取部によって原稿から画像データが読み取られ、その画像データが画像記憶部に記憶されると共に、その画像データから秘密表示検出部によって秘密にすべき旨の表示が検出される。そして、秘密表示検出部により秘密にすべき旨の表示が検出された場合、通知処理部によって、原稿読取部により読み取られた画像データが前記画像記憶部に記憶されている旨の通知情報が、ネットワークを介して送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に、送信される。さらに、ネットワークを介してユーザID受付部により受け付けられたユーザIDがユーザID記憶部に記憶されている場合、すなわちネットワークを介してユーザID受付部にアクセスしたユーザが秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザであった場合、アクセス制御部によって、当該端末装置から画像記憶部に記憶された画像データへのアクセスが許可される。これにより、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザとしてユーザIDがユーザID記憶部に記憶されていないユーザは、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データにアクセスすることができないので、秘密の漏洩を抑制することができる。
本発明に係るスキャナ装置は、前記通知処理部は、前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出されない場合、前記原稿読取部により読み取られた画像データは秘密にすべきデータではないので、前記通信部により前記ネットワークを介して前記送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に前記原稿読取部により読み取られた画像データを送信させることを特徴としている。
この構成によれば、原稿読取部により秘密にすべき旨の表示がされていない原稿から読み取られた画像データは、通信部によりネットワークを介して送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に送信されるので、当該送信先アドレスにより指定されたユーザは、ネットワークに接続された端末装置により原稿の画像データを受け取ることができ、利便性が向上される。
また、上述のスキャナ装置において、前記通知処理部は、前記通信部により前記通知情報を送信させる際に、前記画像記憶部に記憶された画像データへアクセスするためのパスワードを、前記通信部により前記通知情報と共に送信させるものであり、前記通信部により前記端末装置から受信されたパスワードを受け付けるパスワード受付部をさらに備え、前記アクセス制御部は、さらに、前記パスワード受付部により受け付けられたパスワードと、前記通信部から送信されたパスワードとが一致する場合に当該端末装置から前記画像記憶部に記憶された画像データへのアクセスを許可することを特徴としている。
この構成によれば、画像記憶部に記憶された画像データへアクセスするためのパスワードが、通信部により通知情報と共に送信される。そして、アクセス制御部によって、ネットワークを介してユーザID受付部にアクセスしたユーザが秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザであって、かつパスワード受付部によりネットワークを介して受け付けられたパスワードと、通知情報と共に送信されたパスワードとが一致する場合に当該端末装置から画像記憶部に記憶された画像データへのアクセスが許可される。これにより、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザであっても、通知情報と共に送信されたパスワードを受け取ったユーザ、すなわち送信先アドレスにより指定されたユーザ以外のユーザは画像記憶部に記憶された画像データにアクセスすることができないので、秘密の漏洩を抑制することができる。
また、上述のスキャナ装置において、前記通知処理部は、前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出された場合、前記画像データをファイル化すると共に当該ファイルを開くためのパスワードを設定して前記画像記憶部に記憶させ、前記通信部により前記通知情報と共に当該設定されたパスワードをさらに送信させることを特徴としている。
この構成によれば、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データは、ファイル化されて当該ファイルを開くためのパスワードが設定されて画像記憶部に記憶される。そして、送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に、通知情報とパスワードとが送信される。これにより、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザであっても、通知情報と共に送信されたパスワードを受け取ったユーザ、すなわち送信先アドレスにより指定されたユーザ以外のユーザは、当該画像データのファイルを開くことができないので、秘密の漏洩を抑制することができる。
また、上述のスキャナ装置において、前記通知処理部は、前記画像データを暗号化してファイル化し、前記パスワードは、前記暗号化されたファイルを復号化して開くためのパスワードであることを特徴としている。
この構成によれば、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データは、通知処理部によって暗号化されてファイル化され、当該ファイルを復号化して開くためのパスワードが設定されるので、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザであっても、通知情報と共に送信されたパスワードを受け取ったユーザ、すなわち送信先アドレスにより指定されたユーザ以外のユーザは、当該画像データのファイルを復号化して開くことができない結果、秘密の漏洩を抑制することができる。
また、上述のスキャナ装置において、前記通知処理部は、前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出された場合、前記画像記憶部に記憶させる画像データを識別する識別情報を、前記通信部により前記通知情報と共にさらに送信させることを特徴としている。
この構成によれば、秘密表示検出部により秘密にすべき旨の表示が検出された場合、画像記憶部に記憶させる画像データを識別する識別情報が、通信部によって通知情報と共に送信される。この場合、画像記憶部に複数の画像データが記憶されている場合であっても、識別情報を受け取ったユーザは、この識別情報により目的とする画像データを識別することが容易となる。
また、上述のスキャナ装置において、前記アクセス制御部によりアクセスが許可された場合、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するための識別情報とを対応付けて記憶するアクセス履歴記憶部をさらに備え、前記アクセス制御部は、前記ユーザID受付部により受け付けられたユーザIDと当該ユーザIDを用いてアクセスの要求がされた画像データの前記識別情報とが前記アクセス履歴記憶部に対応づけて記憶されている場合、当該アクセスを禁止することを特徴としている。
この構成によれば、アクセス履歴記憶部によって、アクセス制御部によりアクセスが許可された場合、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するための識別情報とが対応付けて記憶される。そして、アクセス制御部によって、ユーザID受付部により受け付けられたユーザIDと当該ユーザIDを用いてアクセスの要求がされた画像データの識別情報とがアクセス履歴記憶部に対応づけて記憶されている場合、当該アクセスが禁止される。この場合、同一の画像データに対する同一のユーザIDを用いたアクセス、すなわち不正なアクセスである可能性が高いと考えられるアクセスが禁止され、秘密の漏洩を抑制することができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上述のいずれかに記載のスキャナ装置と、前記スキャナ装置により読み取られた画像データに基づき、記録紙に画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、原稿から読み取った画像データをネットワークを介して送信することができるスキャナ機能を備えた画像形成装置において、秘密の漏洩を抑制することができる。
このような構成のスキャナ装置及び画像形成装置は、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザとしてユーザIDがユーザID記憶部に記憶されていないユーザは、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データにアクセスすることができないので、秘密の漏洩を抑制することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る複写機2を用いた画像形成システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す画像形成システム1では、画像形成装置の一例である複写機2と、例えばパーソナルコンピュータを用いて構成されている例えば三台の端末装置3(端末装置3A,3B,3C)とがネットワーク4を介してデータ送受信可能に接続されている。
ネットワーク4としては、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークが用いられる。また、複写機2は、例えばWebサーバとして機能するようにされており、端末装置3は、例えばWebブラウザを用いてネットワーク4に接続された複写機2にアクセスしたり、電子メール受信ソフトウェアを用いて複写機2から送信される電子メールを受信したりすることができるようにされている。
図2は、図1に示す複写機2の内部構成の一例を概略的に示す側面図である。また、図3は、図2に示す複写機2の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。図2を参照して複写機2は、装置本体20と、装置本体20の左方に配設されたスタックトレイ30と、装置本体20の上部に配設された原稿読取部50と、原稿読取部50の上方に配設された原稿給送部60とを有している。
また、複写機2のフロント部には、操作部47が設けられている。この操作部47は、ユーザが複写機2の処理開始指示を入力するためのスタートキー471と、記録部数等を入力するためのテンキー472と、複写機2により読み取られた原稿の画像データをネットワーク4を介して端末装置3へ送信するスキャナモードの設定指示を受け付けるスキャナモード設定キー473と、各種動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示操作部474とを備えている。
そして、操作部47は、ユーザによる操作入力を受け付けることにより、例えば原稿を複写する複写モードの設定や、原稿から読み取った画像データをユーザへ送信するスキャナモードの設定等、装置本体20の動作を制御するための設定情報を取得したり、スキャナモードにおける画像データの送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス受付部として機能したりする。
原稿読取部50は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部100へ出力する。また、原稿給送部60により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部60による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部100へ出力する。
原稿給送部60は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63を備える。原稿搬送機構63は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ部51から読取可能にしている。
また、原稿給送部60は、その前面側が上方に移動可能となるように装置本体20に対して回動自在に設けられている。原稿給送部60の前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等をユーザが載置できるようになっている。
装置本体20は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成して印刷する記録部40とを備える。
記録部40は、スキャナ部51で取得された画像データに基づきレーザ光等を照射して感光体ドラム43を露光する光学ユニット42と、感光体ドラム43上にトナー像を形成する現像部44と、感光体ドラム43上のトナー像を記録紙に転写する転写部41と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着部45と、記録部40内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ30又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等とを備える。
また、記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部40で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部40の上流域に再度搬送し、記録部40により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ30又は排出トレイ48に排出する。
スタックトレイ30は、搬送ローラ464によって排出された記録紙を集積する。そして、スタックトレイ30は、その集積枚数に応じて図略の駆動機構により上下動され、搬送ローラ464から排出された記録紙を受け止めるようにされている。
図3を参照して、複写機2は、装置全体の動作制御を司る制御部100を備えている。この制御部100には、露光ランプ511及びCCD512等からなる原稿画像の読み取りが可能なスキャナ部51と、画像処理部160と、用紙搬送部131、画像形成部132、転写部41及び定着部45等からなる記録部40と、ネットワーク4を介して端末装置3とデータ送受信可能に構成されたネットワークI/F部170(通信部)とが接続されている。また、制御部100には、スキャナ部51で読み取られた文書データ等が一時的に保存される画像メモリ140と、大量の文書データを保存可能な記憶容量を有する大容量のHDD(Hard Disk Drive)150とが接続されている。
画像処理部160は、スキャナ部51による原稿読み取り時には、スキャナ部51から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像に変換し、画質を向上させる画像処理を施した後、圧縮画像に変換する。そして、画像処理部160は、この圧縮画像を画像メモリ140、又はHDD150における画像記憶部151に記憶させる。また、画像処理部160は、当該圧縮されたデータを伸張処理し、出力状態に応じた画像処理を施す。例えばレーザ露光の場合には、レーザ信号にアナログ変調する。このアナログ変調された信号に基づいて記録部40でプリントアウトが行われる。
画像形成部132は、光学ユニット42、感光体ドラム43、現像部44、転写部41、及び定着部45からなり、用紙搬送部131により搬送されてきた記録紙に画像を形成する。用紙搬送部131は、給紙ローラ462や搬送ローラ463,464を駆動する図略のモータ等からなり、給紙カセット461に収納された記録紙を画像形成部132に搬送し、さらに画像形成部132で画像形成された記録紙を排出トレイ48又はスタックトレイ30へ排出する。
そして、HDD150は、画像データを記憶する画像記憶部151、秘密にすべき旨の表示、例えば「社外秘」、「Confidential」等の文字パターンや「マル秘」(丸の中に「秘」)等の秘密にする必要がある原稿であることを示す文字や記号、図形等の画像パターンを予め記憶している秘密パターン記憶部152、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザを識別するためのユーザIDを予め記憶するユーザID記憶部153、及びアクセス制御部105により画像記憶部151に記憶されている画像データへのアクセスが許可された場合、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するための識別情報とを対応付けて記憶するアクセス履歴記憶部154として用いられる。
なお、ユーザIDは、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザを識別できるものであればよく、例えば社員番号を用いてもよく、メールアドレス等を用いてもよい。
制御部100は、例えば、マイクロプロセッサ等を備えて構成され、所定のプログラムを実行することにより、秘密表示検出部101、通知処理部102、ユーザID受付部103、パスワード受付部104、及びアクセス制御部105として機能する。
秘密表示検出部101は、スキャナ部51により読み取られた画像データから、秘密パターン記憶部152に記憶されている秘密にすべき旨の表示をパターンマッチングにより検出する。なお、秘密表示検出部101は、例えば専用の集積回路を用いて構成しても良い。
通知処理部102は、秘密表示検出部101により秘密にすべき旨の表示が検出された場合、ネットワークI/F部170によりネットワーク4を介して操作部47により受け付けられた送信先アドレス宛にスキャナ部51により読み取られた画像データが画像記憶部151に記憶されている旨の通知情報と、パスワードとを送信させる。
ユーザID受付部103は、ネットワークI/F部170によりネットワーク4を介して端末装置3から受信されたユーザIDを受け付ける処理部で、例えばHTML(HyperText Markup Language)を用いて構成されたユーザIDの入力受付画面データをネットワークI/F部170からネットワーク4を介して端末装置3へ送信させ、端末装置3におけるCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示パネル等の表示装置にユーザIDの入力受付画面を表示させ、ユーザにキーボードやマウスを用いてユーザIDを入力させることにより、端末装置3からユーザIDを受け付ける。
パスワード受付部104は、ネットワークI/F部170によりネットワーク4を介して端末装置3から受信されたパスワードを受け付ける処理部で、例えばHTMLを用いて構成されたパスワードの入力受付画面データをネットワークI/F部170からネットワーク4を介して端末装置3へ送信させ、端末装置3におけるCRTや液晶表示パネル等の表示装置にパスワードの入力受付画面を表示させ、ユーザにキーボードやマウスを用いてパスワードを入力させることにより、端末装置3からパスワードを受け付ける。
アクセス制御部105は、ユーザID受付部103により受け付けられたユーザIDが、ユーザID記憶部153に記憶されており、かつパスワード受付部104により受け付けられたパスワードが通知情報と共に送信されたパスワードと一致する場合、当該端末装置3から画像記憶部151に記憶されている画像データへのアクセスを許可する。
次に、このように構成された複写機2の動作について説明する。図4は、図3に示す複写機2の動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、以下のフローチャートにおいて、同一の動作は同一のステップ番号で示し、その説明を省略する。
まず、複写機2において、ユーザによって、原稿載置部61に原稿が載置される。そして、スキャナモード設定キー473が押下されることなく(ステップS1でNO)、スタートキー471が押下されたことが操作部47により検出されると(ステップS2でYES)、制御部100からの制御信号に応じて原稿搬送機構63によって原稿が原稿読取スリット53と対向する位置へ搬送される一方、スキャナ部51によって原稿読取スリット53を介して原稿給送部60による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像データが取得される。そして、取得された画像データは、スキャナ部51から画像メモリ140へ出力され、画像メモリ140によって記憶される(ステップS3)。
次に、ステップS4において、制御部100からの制御信号に応じて、給紙カセット461に収納されている記録紙が用紙搬送部131によって画像形成部132へ搬送され、画像処理部160によって画像メモリ140に記憶されている画像データがレーザ制御用の信号に変調されて画像形成部132へ出力され、画像形成部132によって記録紙に画像形成されて排出トレイ48に排出され(ステップS4)、複写動作を終了する。
一方、操作部47によって、スキャナモード設定キー473が押下されたことが検出されると(ステップS1でYES)、スキャナモードの動作を行うべく制御部100からの制御信号に応じて例えば表示操作部474に画像データの送信先メールアドレスの入力を促すガイド画面が表示され、ユーザが表示操作部474を操作することにより、送信先メールアドレスが受け付けられる(ステップS5)。
そして、操作部47によって、スタートキー471が押下されたことが検出されると(ステップS6でYES)、制御部100からの制御信号に応じて原稿搬送機構63によって原稿が原稿読取スリット53と対向する位置へ搬送される一方、スキャナ部51によって原稿読取スリット53を介して原稿給送部60による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像データが取得され、秘密表示検出部101へ出力される(ステップS7)。
次に、秘密表示検出部101によって、秘密パターン記憶部152に記憶されている秘密にすべき旨の表示、例えば「社外秘」、「Confidential」等の文字パターンや「マル秘」(丸の中に「秘」)等の秘密にする必要がある原稿であることを示す文字や記号、図形等の画像パターンが、スキャナ部51から出力された画像データに含まれているか否かがパターンマッチングにより確認される(ステップS8)。
そして、秘密にすべき旨の表示が検出されなければ(ステップS9でNO)、原稿は秘密情報ではないので、制御部100によって、電子メールにより送信するべくスキャナ部51から出力された画像データが画像メモリ140に記憶され(ステップS10)、画像メモリ140に記憶されている画像データがファイル形式のデータフォーマット、例えばPDF(Portable Document Format)に変換されてファイル化され(ステップS11)、ネットワークI/F部170によって、ファイル化された原稿の画像データが、電子メールとして表示操作部474で受け付けられた送信先メールアドレスを宛先に指定してネットワーク4を介して端末装置3へ送信され(ステップS12)、スキャナモードの処理を終了する。
この場合、秘密にすべき旨の表示がされていない原稿から読み取られた画像データは、ネットワークI/F部170によって、ネットワーク4を介して電子メールとして送信されるので、当該送信先アドレスにより指定されたユーザは、ネットワーク4に接続された端末装置3を用いて原稿の画像データを受け取ることができ、利便性が向上される。
一方、ステップS9において、秘密表示検出部101によって、秘密にすべき旨の表示が検出された場合(ステップS9でYES)、通知処理部102によって、例えば乱数を用いてパスワードが生成される(ステップS13)。そして、通知処理部102によって、画像メモリ140に記憶されている画像データがファイル形式のデータフォーマット、例えばPDFに変換されてファイル化され(ステップS14)、ファイル化された画像データが前記生成されたパスワードと対応づけて画像記憶部151に記憶される(ステップS15)。なお、パスワードは乱数を用いて生成される例に限られず、例えばユーザが操作部47を用いて入力するようにしてもよい。
次に、通知処理部102からの制御信号に応じて、ネットワークI/F部170によって、原稿の画像データが画像記憶部151に記憶されている旨のメッセージ(通知情報)と、画像記憶部151に記憶されている画像データのファイル名(識別情報)と、このファイルに設定されているパスワードとが、電子メールとして表示操作部474で受け付けられた送信先メールアドレスを宛先に指定してネットワーク4を介して端末装置3へ送信され(ステップS16)、スキャナモードの処理を終了する。
この場合、ステップS16においては、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データは電子メールで送信されないので、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データについての秘匿性を高めることができる。
なお、画像記憶部151に記憶されている画像データの識別情報としてファイル名を用いる例を示したが、識別情報は、当該画像データを指定できるものであればよく、例えばこのファイルを指定するURL(Uniform Resource Locator)を用いてもよい。
図5、図6は、電子メールによって、画像データのファイル名とパスワードとを受信したユーザが、端末装置3を用いて画像データへのアクセスを行った場合における複写機2の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザが端末装置3を用いて、電子メールによって通知されたファイル名の画像データを要求するアクセス要求を、ネットワーク4を介して複写機2へ送信すると、ネットワークI/F部170によって、当該アクセス要求が受信され(ステップS21)、ユーザID受付部103によって、例えばHTMLを用いて構成されたユーザIDの入力受付画面データがネットワークI/F部170からネットワーク4を介して端末装置3へ送信され、端末装置3における表示装置にユーザIDの入力受付画面が表示される。そして、ユーザがキーボードやマウスを用いてユーザIDを入力することにより、ユーザID受付部103によって、端末装置3からユーザIDが取得される(ステップS22)。
次に、アクセス制御部105によって、ユーザID受付部103により取得されたユーザIDと、ユーザID記憶部153に記憶されているユーザIDとが照合され(ステップS23)、一致しなければ(ステップS24でNO)、当該アクセスを行ったユーザは、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されていないので、当該アクセスを禁止し(ステップS25)、スキャンモードの処理を終了する。
以上、ステップS1〜S16、及びステップS21〜S25の処理により、例えばステップS5においてユーザが電子メールの送信先アドレスを間違えて入力したり、原稿が秘密を要する文書であることに気付かずに、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されていないユーザのメールアドレスを入力した場合などであっても、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザとしてユーザIDがユーザID記憶部153に記憶されていないユーザは当該原稿の画像データにアクセスすることができないので、秘密の漏洩を抑制することができる。
一方、ステップS23における照合の結果が一致した場合(ステップS24でYES)、パスワード受付部104によって、例えばHTMLを用いて構成されたパスワードの入力受付画面データがネットワークI/F部170からネットワーク4を介して端末装置3へ送信され、端末装置3における表示装置にパスワードの入力受付画面が表示される。そして、ユーザがキーボードやマウスを用いてパスワードを入力することにより、ユーザID受付部103によって、端末装置3からパスワードが取得される(ステップS26)。
次に、アクセス制御部105によって、パスワード受付部104により取得されたパスワードと、アクセス要求されたファイル名のファイルと対応づけて画像記憶部151に記憶されているパスワードとが照合され(ステップS27)、一致しなければ(ステップS28でNO)、当該アクセスを禁止し(ステップS29)、スキャンモードの処理を終了する。
上記ステップS23〜S25の処理によれば、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されていないユーザに対する秘密の漏洩を抑制することができるものの、ユーザIDがユーザID記憶部153に記憶されているユーザであれば、ステップS5において送信先アドレスとして指定されたユーザ以外のユーザであっても画像記憶部151に記憶されている画像データへのアクセスがすることができ、好ましくない。
しかし、ステップS26〜S29の処理により、電子メールでパスワードを受け取ったユーザ以外の者による、画像記憶部151に記憶されている画像データへのアクセスを禁止することができる。
次に、アクセス制御部105によって、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するためのファイル名とが、アクセス履歴記憶部154によって対応づけて記憶されているか否かが確認され(ステップS30)、一致するユーザIDとファイル名とがアクセス履歴記憶部154によって対応づけて記憶されていなければ(ステップS31でNO)、このファイルに対するこのユーザIDを用いたアクセスは初めてであるから当該アクセス要求が許可される(ステップS32)。
そうすると、端末装置3は、例えばFTP(File Transfer Protocol)を用いて画像記憶部151に記憶されている原稿画像を記録したファイルをダウンロードすることにより、原稿の画像データを取得することができる。
そして、アクセス制御部105によって、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するためのファイル名とが、アクセス履歴記憶部154によって対応づけて記憶され(ステップS33)、スキャナモードの処理を終了する。
一方、ステップS31において、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するためのファイル名とが、アクセス履歴記憶部154によって対応づけて記憶されていれば(ステップS31でYES)、当該アクセスが禁止され(ステップS34)、スキャンモードの処理を終了する。
以上、ステップS30〜S34の処理により、同一のファイルに対して同一のユーザIDを用いて複数回アクセスがあった場合には、2回目以降のアクセスは禁止される。この場合、当該ユーザIDを有するユーザは、1回目のアクセスにより、当該ファイルを既に取得しているから、2回目以降のアクセスは第三者が他人のユーザIDを用いて不正にアクセスしている可能性が高いと考えられ、このような不正なアクセスを禁止することにより、秘密の漏洩を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置について説明する。本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機2は、第1の実施形態に係る複写機2とは、後述する通知処理部102の動作とアクセス制御部105の動作とが異なる。その他の構成及び動作は同様であるのでその説明を省略する。
図7は、第2の実施形態に係る複写機2の動作の一例を示すフローチャートである。図7において、ステップS1〜S13の動作は、図4におけるステップS1〜S13と同様であるのでその説明を省略する。
そして、図4におけるステップS14,S15の代わりに、ステップS41,S42の動作を行う。まず、ステップS13において、通知処理部102によって、例えば乱数を用いてパスワードが生成される。そして、通知処理部102によって、このパスワードを暗号キーとして用いて、画像メモリ140に記憶されている画像データが暗号化されて画像メモリ140に記憶される(ステップS41)。この場合、暗号方式としては、例えばDES(Data Encryption Standard)等、種々の暗号化方式を用いることができる。さらに、画像メモリ140に記憶された暗号化された画像データがファイル化され、画像記憶部151に記憶される(ステップS42)。
次に、通知処理部102からの制御信号に応じて、ネットワークI/F部170によって、原稿の画像データが画像記憶部151に記憶されている旨のメッセージ(通知情報)と、画像記憶部151に記憶されている画像データのファイル名(識別情報)と、このファイルに設定されているパスワードとが、電子メールとして表示操作部474で受け付けられた送信先メールアドレスを宛先に指定してネットワーク4を介して端末装置3へ送信され(ステップS16)、スキャナモードの処理を終了する。
この場合、ステップS16においては、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データは電子メールで送信されないので、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データについての秘匿性を高めることができる。
なお、ステップS41,S42において、画像メモリ140に記憶されている画像データを暗号化してファイル化する例を示したが、例えば、画像メモリ140に記憶されている画像データをファイル形式のデータフォーマット、例えばPDFに変換してファイル化し、このPDFファイルをオープンするためのパスワードとして、ステップS13で生成されたパスワードを設定するようにしても良い。この場合、例えばPDF形式のファイルにパスワードを設定すると、このファイルをオープンする際に設定されているパスワードと同じパスワードを設定しないとファイルをオープンすることができない。これにより、秘密にすべき旨の表示がされた原稿の画像データについて、秘匿性を高めることができる。なお、画像データをファイル化するために用いるファイルフォーマットは、PDF形式に限られず、パスワードを設定することができる種々のファイルフォーマットを用いることができる。
図8は、本実施形態において、電子メールによって、画像データのファイル名とパスワードとを受信したユーザが、端末装置3を用いて画像データへのアクセスを行った場合における複写機2の動作の一例を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、図5に示すステップS26〜S29、すなわちパスワードの受付、確認処理を行わない他、図5、図6に示すフローチャートと同様である。
図8に示すフローチャートによれば、図5、図6に示すフローチャートと同様、ステップS21〜S25の処理により、例えばステップS5においてユーザが電子メールの送信先アドレスを間違えて入力したり、原稿が秘密を要する文書であることに気付かずに、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されていないユーザのメールアドレスを入力した場合などであっても、秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザとしてユーザIDがユーザID記憶部153に記憶されていないユーザは当該原稿の画像データにアクセスすることができないので、秘密の漏洩を抑制することができる。
また、ステップS32においてアクセス要求が許可されると、端末装置3は、例えばFTP(File Transfer Protocol)を用いて画像記憶部151に記憶されている原稿画像が暗号化されたファイルをダウンロードすることができる。そうすると、電子メールでパスワードを受け取ったユーザは、ダウンロードしたファイルを、電子メールで受け取ったパスワードを暗号鍵として用いることにより、暗号化ファイルを復号化してオープンし、原稿の画像データを取得することができる。
一方、電子メールでパスワードを受け取ったユーザ以外の者は、たとえユーザIDがユーザID記憶部153に記憶されているユーザであっても、暗号化された原稿の画像データを復号化することができないので、電子メールでパスワードを受け取ったユーザ以外の者への秘密の漏洩を抑制することができる。
この場合、暗号化する代わりにPDF形式のファイルにパスワードを設定した場合であっても、電子メールでパスワードを受け取ったユーザ以外の者は、ダウンロードしたファイルをオープンすることができないので、電子メールでパスワードを受け取ったユーザ以外の者への秘密の漏洩を抑制することができる。
なお、画像形成装置の一例として複合機の例を示したが、例えば通信機能を有したデジタル複写機やプリンタ、ファクシミリ、複写機、及びスキャナ装置が複合された複合機であってもよい。また、図3において記録部40を備えないスキャナ装置であってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る複写機を用いた画像形成システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す複写機の内部構成の一例を概略的に示す側面図である。 図2に示す複写機の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 図3に示す複写機の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図3に示す複写機の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図3に示す複写機の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る複写機の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る複写機の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成システム
2 複写機
3,3A,3B,3C 端末装置
4 ネットワーク
50 原稿読取部
51 スキャナ部
100 制御部
101 秘密表示検出部
102 通知処理部
103 ユーザID受付部
104 パスワード受付部
105 アクセス制御部
132 画像形成部
151 画像記憶部
152 秘密パターン記憶部
153 ユーザID記憶部
154 アクセス履歴記憶部
170 ネットワークI/F部

Claims (7)

  1. ネットワークを介して接続された端末装置との間で通信を行う通信部と、
    原稿から画像データを読み取る原稿読取部と、
    前記原稿読取部により読み取られた画像データを記憶する画像記憶部と、
    前記原稿読取部により読み取られた画像データの送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス受付部と、
    秘密にすべき旨の表示がされた原稿にアクセスすることが許されたユーザを識別するためのユーザIDを予め記憶するユーザID記憶部と、
    前記原稿読取部により読み取られた画像データから、前記秘密にすべき旨の表示を検出する秘密表示検出部と、
    前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出された場合、前記原稿読取部により読み取られた画像データを前記画像記憶部によって記憶させ、前記原稿読取部により読み取られた画像データが前記画像記憶部に記憶されている旨の通知情報を、前記送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に前記通信部により前記ネットワークを介して送信させる通知処理部と、
    前記通信部により前記端末装置から受信された前記ユーザIDを、受け付けるユーザID受付部と、
    前記ユーザID受付部により受け付けられたユーザIDが、前記ユーザID記憶部に記憶されている場合、当該端末装置から前記画像記憶部に記憶された画像データへのアクセスを許可するアクセス制御部とを備え、
    前記通知処理部は、前記原稿読取部により読み取られた画像データから前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出されない場合、前記通信部により前記ネットワークを介して前記送信先アドレス受付部により受け付けられた送信先アドレス宛に前記原稿読取部により読み取られた画像データを送信させること
    を特徴とするスキャナ装置。
  2. 前記通知処理部は、前記通信部により前記通知情報を送信させる際に、前記画像記憶部に記憶された画像データへアクセスするためのパスワードを、前記通信部により前記通知情報と共に送信させるものであり、
    前記通信部により前記端末装置から受信されたパスワードを受け付けるパスワード受付部をさらに備え、
    前記アクセス制御部は、さらに、前記パスワード受付部により受け付けられたパスワードと、前記通信部から送信されたパスワードとが一致する場合に当該端末装置から前記画像記憶部に記憶された画像データへのアクセスを許可すること
    を特徴とする請求項1記載のスキャナ装置。
  3. 前記通知処理部は、前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出された場合、前記画像データをファイル化すると共に当該ファイルを開くためのパスワードを設定して前記画像記憶部に記憶させ、前記通信部により前記通知情報と共に当該設定されたパスワードをさらに送信させること
    を特徴とする請求項1記載のスキャナ装置。
  4. 前記通知処理部は、前記画像データを暗号化してファイル化し、
    前記パスワードは、前記暗号化されたファイルを復号化して開くためのパスワードであること
    を特徴とする請求項3記載のスキャナ装置。
  5. 前記通知処理部は、前記秘密表示検出部により前記秘密にすべき旨の表示が検出された
    場合、前記画像記憶部に記憶させる画像データを識別する識別情報を、前記通信部により前記通知情報と共にさらに送信させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスキャナ装置。
  6. 前記アクセス制御部によりアクセスが許可された場合、当該画像データへのアクセスを許可するために用いられたユーザIDと当該画像データを識別するための識別情報とを対応付けて記憶するアクセス履歴記憶部をさらに備え、
    前記アクセス制御部は、前記ユーザID受付部により受け付けられたユーザIDと当該ユーザIDを用いてアクセスの要求がされた画像データの前記識別情報とが前記アクセス履歴記憶部に対応づけて記憶されている場合、当該アクセスを禁止すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスキャナ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のスキャナ装置と、
    前記スキャナ装置により読み取られた画像データに基づき、記録紙に画像を形成する画像形成部とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
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