JP2004248207A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Yuichiro Iwase
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Abstract

【課題】受信したファクスデータの内容を記録紙に印刷することなく、操作者がファクスデータの転送先を判断でき、簡単な操作でファクスデータを転送することができるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクスデータが受信されると(S1)、ファクスデータの内容が表示部に表示される(S3)。ファクスデータ表示画面において、「印刷」キーが押下されると(S4でYES)、記録紙にファクスデータの内容が印刷され(S9)、「配信する」キーが押下されると(S4でNO,S5でYES)、配信方法選択画面が表示される(S6)。この配信方法選択画面で、受信したファクスデータの電子メール送信、他のコンピューターの送信、別のファクシミリ装置に送信の選択が可能とされ(S7)、操作者の指示に基づいて各配信方法が実行される(S8,S10,S12)。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部回線から受信したファクスデータを、ネットワーク接続されたコンピュータ等に更に配信可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話回線を通じて画像情報を送受信するファクシミリ通信機能と、ローカルエリアネットワークを介してクライアント端末装置と画像情報を送受信するネットワーク通信機能とを備えたネットワークファクシミリ装置が知られている。このネットワークファクシミリ装置によれば、ローカルエリアネットワークに接続されているクライアント端末装置へ、電話回線を介して受信した画像情報を送信することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平13−265699公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電話回線を通じて受信したファクスデータをクライアント端末装置に転送する場合、受信したファクスデータの内容を確認して当該ファクスデータの受取人を確認し、この受取人が使用するクライアント端末装置に転送するようにしている。しかし、上記従来のネットワークファクシミリ装置では、受信したファクスデータを一旦記録紙に印刷(出力)しなければ、操作者が内容を確認してファクスデータの転送先を判断することはできなかった。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、受信したファクスデータの内容を記録紙に出力することなく、操作者がファクスデータの転送先を判断でき、簡単な操作でファクスデータを転送することができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、外部回線を通じてファクスデータを送受信する送受信手段と、送受信手段によって受信したファクスデータを出力する出力手段とを有するファクシミリ装置であって、
前記送受信手段によって受信されたファクスデータを表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されているファクスデータを他の機器に配信する配信手段と、
前記表示手段に表示されたファクスデータについて出力又は配信の指示を外部操作により受け付ける処理受付手段と、
前記処理受付手段によって配信指示が受け付けられた場合に、前記表示手段に表示されたファクスデータの配信先を案内する配信先案内手段と、
前記配信先案内手段による配信先案内の後に、外部操作により配信先を受け付ける配信先受付手段と、
前記配信先受付手段で配信先が受け付けられた場合には、この配信先に前記配信手段から前記表示手段に表示されたファクスデータを配信させ、前記処理受付手段によって出力指示が受け付けられた場合には、前記表示手段に表示されたファクスデータを前記出力手段に出力させる制御手段と
を備えたものである。
【0007】
この構成によれば、表紙手段に表示されたファクスデータを操作者が視認することによって、操作者はファクスデータを記録紙に出力することなくファクスデータの配信先を容易に判断することができる。また、受信されたファクスデータは処理受付手段で受け付けられた出力又は配信のいずれかで処理され、ファクスデータを配信する場合には、配信先案内手段によって配信先が案内された後、配信先受付手段で受け付けられた配信先にファクスデータが配信されるので、操作者は、受信したファクスデータについて出力又は配信のいずれを行うかを選択する操作と、配信先を入力する作業とを簡単に行うことができる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファクシミリ装置であって、前記配信手段は、前記表示手段に表示されたファクスデータを、ネットワーク接続されたコンピュータ内のフォルダに転送させるものである。
【0009】
この構成によれば、ファクスデータが、配信手段によって、ネットワーク接続されたコンピュータ内のフォルダに転送されるので、操作者は、簡単な操作によって、受信したファクスデータを、当該ファクシミリ装置とネットワーク接続されているコンピュータ内のフォルダに瞬時に転送して配信することができる。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置であって、前記配信手段は、前記表示手段に表示されたファクスデータを、ネットワーク接続されたコンピュータに電子メールでの送信を可能とすべく配信するものである。
【0011】
この構成によれば、ファクスデータが、配信手段によって、ネットワーク接続されたコンピュータに電子メールで配信されるので、操作者は、簡単な操作によって、通信費を抑えつつ、ファクスデータを瞬時に遠隔地のコンピュータに配信することが可能になる。
【0012】
また、請求項4に記載の発明は、前記配信手段は、前記表示手段に表示されたファクスデータを、前記送受信手段から外部回線を介して他のファクシミリ装置にファクス送信するものである。
【0013】
この構成によれば、ファクスデータが、配信手段によって、外部回線を介して他のファクシミリ装置にファクス送信されるので、操作者は、簡単な操作によって、ファクスデータを遠隔地のファクシミリ装置に配信することが可能になる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のファクシミリ装置であって、前記送受信手段によって受信されたファクスデータを保存する保存手段を備え、
前記制御手段は、前記処理受付手段によって保存指示が受け付けられた場合に、前記表示手段に表示されたファクスデータを前記保存手段に保存するものである。
【0015】
この構成によれば、受信したファクスデータの内容を操作者が表示手段で視認した後に、ファクスデータを保存手段に保存しておくことができるので、操作者が当該ファクスデータを配信、出力又は消去するタイミングを調整することが可能になる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のファクシミリ装置であって、前記受信手段によって受信されたファクスデータを文字データに変換する文字データ変換手段を備え、
前記制御手段は、前記配信先受付手段で受け付けられた配信先に、前記文字データ変換手段によって変換された文字データを、前記配信手段から配信させるものである。
【0017】
この構成によれば、文字データ変換手段で文字データに変換されたファクスデータが配信手段によって配信されるので、ファクスデータ配信時のデータ容量が少なくなり、配信されたファクスデータの利用の幅が拡がる。
【0018】
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のファクシミリ装置であって、前記文字データ変換手段によって変換された文字データの中に、前記配信先案内手段によって案内される配信先を示す文字列が含まれているかを検出する配信先検出手段を備え、
前記制御手段は、前記配信先検出手段によって検出された配信先に、前記文字データ変換手段によって変換された文字データを、前記配信手段から配信させるものである。
【0019】
この構成によれば、文字データ変換手段によって文字データに変換されたファクスデータの中に、配信先案内手段によって案内される配信先を示す文字列が含まれていると配信先検出手段によって検出された場合には、当該配信先に配信手段によってファクスデータが送信されるので、受信したファクスデータを操作者が他へ配信するときに配信先を指定する等の操作を行う必要がない。
【0020】
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のファクシミリ装置であって、前記制御手段は、前記配信先検出手段によって検出された配信先を前記表示手段に表示させ、この表示手段に表示された配信先が前記配信先受付手段で受け付けられた場合に、この配信先に、前記表示手段に表示されているファクスデータを前記配信手段から配信させるものである。
【0021】
この構成によれば、配信先検出手段によって検出された配信先が表示手段に表示され、当該表示された配信先が配信先受付手段で受け付けられた場合に、配信手段によってファクスデータが該配信先に配信されるので、操作者がファクスデータの配信先を表示手段で確認した後に、ファクスデータを他に配信することができる。これにより、ファクスデータの誤配信を予防することができ、ファクスデータ配信時の安全性が高まる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置について図面を参照して説明する。図1は本発明に係るファクシミリ装置の一実施形態である複合機と、この複合機に接続されたコンピュータとからなるネットワーク構成を示す図である。
【0023】
ファクシミリ装置の一例としての複合機1は、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の機能を兼ね備えている。複合機1は、ファクシミリ機能で受信したデータを、内部記憶装置に保存したり、インターネット又はイントラネット等によって複合機1にネットワーク接続されたSMTPサーバSV2、各PC(クライアントコンピュータ装置等)31乃至34内のフォルダ(記憶部)等に送信する機能を備えている。
【0024】
なお、複合機1からは、各PC31乃至34のフォルダに直接データ送信が可能とされている。複合機1、SMTPサーバSV2及び各PC31乃至34からなるネットワークは、SMTPサーバSV2を介して外部のインターネット網に接続され、電子メール送受信が可能とされている。
【0025】
図2は複合機1の外観構成を示す図である。複合機1の上部には、ファクシミリ又は複写機として使用する場合に原稿を連続して読み取るための自動原稿送り装置10が、スキャナ部(図略)のガラス製の原稿台に対して開閉可能に設けられている。また、複合機1の上部前方には、この複合機1を操作するための各種スイッチが配列された操作部20が設けられている。
【0026】
自動原稿送り装置10の原稿装填部11に原稿を載置し、操作部20のスタートキー21をオンすると、自動原稿送り装置10の駆動部12に設けられたローラなどにより、原稿装填部11から原稿が順次自動原稿送り装置10の内部に取り込まれ、スキャナ部の原稿台まで搬送され、CCDなどの撮像素子(ラインセンサ)により、原稿の搬送方向に直交する方向(主走査方向)の1ラインごとに画像データとして読み込まれ、メモリに記憶される。
【0027】
スキャナ部は、いわゆるミラースキャンタイプの光学系を有しており、自動原稿送り装置10を使用して原稿を読みとる場合は、ミラーを固定して、原稿台上の所定の位置を通過する原稿を読みとる。一方、自動原稿送り装置10を使用せずに、原稿台に直接原稿を載置する場合は、原稿台の下側から主走査方向に直交する副走査方向にミラーを走査させて原稿を読みとる。なお、スキャナ部は、単独でパーソナルコンピュータの周辺機器としてのスキャナとして使用可能であり、読みとった画像データをLANなどを介して接続されているパーソナルコンピュータに送信することができる。
【0028】
複合機1の本体内部には、例えばレーザビームプリンタ等と同様の構成を有する記録部(公知につき図略)が設けられている。この複合機1でファクシミリ送信を行う場合は、スキャナ部で読みとった画像データを所定フォーマットの送信用データに変換し、公衆電話回線を介して他のファクシミリ装置に送信する。また、複合機1でファクシミリ受信を行う場合は、記録部は、公衆電話回線を介して受信したファクシミリデータ(画像データ)を記録紙上に画像形成してファクシミリ文書の出力を実現する。画像形成後の記録紙は、装置外部の排紙トレイ等に排出される。
【0029】
また、この複合機1を複写機として使用する場合、記録部は、スキャナ部により読みとった画像データに基づいて、記録紙上に画像を形成することでコピー出力を実現する。さらに、この複合機1をネットワークプリンタとして使用する場合、PC31乃至34から送信された文書や画像などのプリントデータに基づいて記録部が記録紙上に画像を形成する。
【0030】
複合機1は、上記のように複数の機能を有するため、操作部20は、上記スタートキー21の他に、ファクシミリ、複写機、プリンタ及びスキャナとしての機能のいずれかを選択するための機能選択キー22、コピー枚数やFAX番号などを入力するためのテンキー23、誤入力を取り消すためのリセットキー24、ファクシミリの送信やプリント動作を中止するためのストップキー25、受信したファクスデータや、各種選択可能な機能を表示するための表示装置と機能選択用の入力装置(タッチパネル)を兼ねた液晶ディスプレイ等からなる表示部26、受信したファクシミリに関する情報などを表示部26に一覧表示させるためのJOBリスト表示キー27などを備える。
【0031】
図3は複合機1の概略構成を示す機能ブロック図である。複合機1には、装置全体の動作制御を司る制御部100が備えられている。この制御部100には、露光ランプ41及びCCD42等からなる原稿画像の読み取りが可能なスキャナ部4と、用紙搬送部51,感光体ドラム及び現像部等からなる画像形成部52,転写部53,及び定着部54等で構成される記録部5とが接続されている。また、制御部100には、スキャナ部4で読み取られた文書データが一時的に保存される等の作業領域として使用される画像メモリ6と、大量の文書データを保存可能な記憶容量を有する大容量のHDD(内部記憶装置)7が接続されている。
【0032】
画像処理部8は、スキャナ部4による原稿読み取り時には、スキャナ部4から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像に変換し、画質を向上させる画像処理を施した後、圧縮画像に変換する。この圧縮画像は画像メモリ6に書き込まれる。制御部100は、画像メモリ6に書き込まれた圧縮画像を、文書管理の対象となるファイルデータとしてHDD7に格納することが可能である。また、登録文書のプリントアウト時には、HDD7又はネットワーク上の各コンピュータから、プリントアウト対象のファイルデータ(圧縮画像)が画像メモリ6に書き出され、画像処理部8は、当該圧縮されたファイルデータを伸張処理し、出力状態に応じた画像処理を施し、例えばレーザ露光の場合には、レーザ信号にアナログ変調する。このアナログ変調された信号に基づいて記録部5(画像形成部52)でプリントアウトが行われる。
【0033】
また、制御部100は、複合機1が実行可能な各機能を制御するスキャナコントローラ101,ファクシミリコントローラ102,コピーコントローラ104,プリンタコントローラ103及びネットワークコントローラ105として機能する。
【0034】
スキャナコントローラ101は、スキャナ部4の動作に必要な各部の動作制御を行うものである。ファクシミリコントローラ102は、ファクシミリ動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、ファクシミリ通信に必要なデータの調整を行うファクシミリ通信部9を制御する。ファクシミリ通信部9には、データ送受信相手である相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)が備えられている。コピーコントローラ104は、コピー動作に必要な各部の動作制御を行うものである。
【0035】
プリンタコントローラ103は、プリンタ動作に必要な各部の動作制御を行うものである。このプリンタコントローラ103には、複数の信号線を用いて同時に数ビットまとめてデータを送るパラレル伝送で外部機器と接続するパラレルI/F部11と、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で外部機器と接続するシリアルI/F部12とが接続されている。
【0036】
ネットワークコントローラ105は、本複合機1とネットワーク上のコンピュータ等との間で行われるデータ送受信を制御するものである。ネットワークコントローラ105は、ネットワークI/F部13を介してネットワーク上のSMTPサーバSV2及び各PC31乃至34等とデータを送受信させる。
【0037】
また、上述した操作部20も制御部100によって制御される。操作キー部28は、スタートキー21、テンキー23、リセットキー24と、ストップキー25、機能選択キー22からなるものである。受信したファクスデータの内容表示や、ファクスデータの配信先の指定等は、操作者が操作部20を操作することで行われる。
【0038】
管理用メモリ15は、HDD7及びネットワーク上のコンピュータに格納されている文書データの管理情報(文書名、保存先フォルダ、文書データ量等)や文書コード等が格納されるものである。
【0039】
文字データ変換部16は、ファクシミリ通信部9で受信された画像データからなるファクスデータを、OCR(optical character reader)処理等によって文字データに変換するものである。
【0040】
さらに、制御部100は、受信したファクスデータを更に他の機器に配信する場合における配信先(例えば、メールアドレス、ネットワーク上のコンピュータのフォルダ名称、ファクス番号等)が保存される配信先登録部106、文字データ変換部16によって文字データに変換されたファクスデータに、配信先登録部106に保存されている配信先を示す文字列が含まれるかを検出する配信先検出部107として機能する。
【0041】
また、制御部100は、操作部20から入力された配信先や、配信先検出部107で検出された配信先に、ファクシミリ通信部9で受信された画像データからなるファクスデータ、又は文字データ変換部16によって文字データに変換されたファクスデータを配信させるべく、ファクシミリコントローラ102及びネットワークコントローラ105を制御する等、ファクスデータの配信に必要な各種制御を行う配信管理部108としても機能する。
【0042】
複合機1において、受信したファクスデータを更に他の機器に配信する処理について説明する。図4は当該処理を示すフローチャート、図5はファクスデータ表示画面を示す図、図6は配信方法選択画面を示す図である。
【0043】
複合機1に外部回線からファクスデータが受信されると(S1)、このファクスデータは画像メモリ6に一時的に保存され(S2)、このファクスデータの内容が表示部26に表示される(S3,図5参照)。図5に示すように、表示部26のファクスデータ表示画面261には、受信したファクスデータの内容、及びファクスデータ内容をスクロールさせる上下キー2611,2612と共に、「印刷」ボタン2613、「配信する」ボタン2614及び「配信しない」ボタン2615が表示され、操作者に対して、受信したファクスデータを印刷(出力)するか、配信するかの指示の入力が促される。
【0044】
上記ファクスデータ表示画面261において、「印刷」ボタン2613が押下されると(S4でYES)、記録部5によって記録紙にファクスデータの内容が印刷される(S9)。
【0045】
上記ファクスデータ表示画面261において、「配信しない」ボタン2615が押下されると(S4でNO,S5でNO)、複合機1内のHDD7にファクスデータが保存された後(S11)、処理が終了する。このファクスデータのHDD7への保存後は、操作者は適時にHDD7からファクスデータを呼び出すことによって、ファクスデータを自由に印刷、消去及び配信等することができる。
【0046】
上記ファクスデータ表示画面において、「配信する」ボタン2614が押下されると(S4でNO,S5でYES)、配信方法選択画面262が表示される(S6,図6参照)。図6に示すように、この配信方法選択画面262には、「E−Mail」ボタン2621、「Send to PC」ボタン2622、「Send by Fax」ボタン2623、及び「戻る」ボタン2624が表示される。この配信方法選択画面で、「E−Mail」ボタン2621が押下されると(S7でE−Mail)、受信したファクスデータを電子メールで送信する処理が実行される(S10)。
【0047】
また、配信方法選択画面262で、「Send to PC」ボタン2622が押下されると(S7でSend to PC)、受信したファクスデータを、複合機1にネットワーク接続されているSMTPサーバSV2やPC31乃至34に配信する処理が実行され(S8)、「Send by Fax」ボタン2623が押下されると(S7でSend by Fax)、受信したファクスデータを公衆回線を通じて更に別のファクシミリ装置に送信する処理が実行される(S12)。なお、配信方法選択画面262で、「戻る」ボタン2624が押下されると、ファクスデータ表示画面261に戻る(図4では図示を省略)。
【0048】
受信したファクスデータを電子メールで送信する処理(図4のS10)について説明する。図7は当該処理を示すフローチャート、図8はアドレス入力画面を示す図である。表示部26に配信方法選択画面262が表示されているときに、「E−Mail」ボタン2621が押下されると電子メール送信処理に移行し、表示部26にはアドレス入力画面263が表示される(S21)。このアドレス入力画面263には、既に登録されている送信先アドレスを示すボタン2631,2632,2633が表示されると共に、英数字文字列を示すキーボードボタン2634が表示される。このアドレス入力画面263で、送信先アドレスボタン2631等が押下されるか、又は直接入力ボタン2637押下後、キーボードボタン2634からアドレスが直接入力され(入力されたアドレスはアドレス表示欄2635に表示される)、その後に「OK」ボタン2636が押下されることによって、操作者から電子メール送信先アドレスが入力されると(S22でYES)、入力されたアドレスと共にファクスデータがSMTPサーバSV2に送信される(S23)。SMTPサーバSV2に送信されたファクスデータは、SMTPサーバSV2によって、当該送信先アドレスにインターネットを介して送信される。なお、このとき、複数の送信先アドレスを同時に選択可能である。
【0049】
受信したファクスデータを、複合機1にネットワーク接続されたコンピュータに配信する処理(図4のS8)について説明する。図9は当該処理を示すフローチャート、図10は配信先フォルダ入力画面を示す図である。表示部26に配信方法選択画面262が表示されているときに、「Send to PC」ボタン2622が押下されるとコンピュータ配信処理に移行し、表示部26には配信先フォルダ入力画面264が表示される(S31,図10参照)。図10に示すように、配信先フォルダ入力画面264には、複合機1にネットワーク接続されて複合機1とデータ送受信が可能なPC31乃至34等のフォルダ(配信先登録部106に既登録のもの)が表示される。この配信先フォルダ入力画面264で、「総務部」ボタン2641、「経理部」ボタン2642等のフォルダを示すボタンが押下されることによって、配信先フォルダが入力されると(S32でYES)、入力された配信先フォルダにファクスデータが送信される(S33)。
【0050】
受信したファクスデータを、公衆回線で更に他のファクシミリ装置に送信する処理(図4のS12)について説明する。図11は当該処理を示すフローチャート、図12は送信先ファクス番号入力画面を示す図である。表示部26に配信方法選択画面262が表示されているときに、「Send by Fax」ボタン2623が押下されるとファクス送信処理に移行し、表示部26には送信先ファクス番号入力画面265が表示される(S41)。この配信先フォルダ入力画面264には、送信先ファクス番号の入力を促すメッセージが表示され、この配信先フォルダ入力画面264が表示されているときに、操作部20のテンキー23から送信先ファクス番号が入力されると(S42でYES)、入力された配信先ファクス番号を有するファクシミリ装置に対して公衆回線を通じてファクスデータが送信される(S43)。なお、入力されたファクス番号はファクス番号表示欄2651に表示される。
【0051】
このように、複合機1による上記処理によれば、表示部26に表示されたファクスデータを操作者が視認することによって、操作者はファクスデータを記録紙に印刷することなくファクスデータの配信先を容易に判断することができる。また、操作者は、受信したファクスデータについて印刷又は配信のいずれを行うかを選択する操作と、配信先を入力する作業とを簡単に行うことができる。
【0052】
複合機1によって、受信したファクスデータを他のコンピュータ等に配信する処理について第2実施形態を説明する。図13は当該処理を示すフローチャートである。なお、上記第1実施形態と同様の処理は説明を省略する。
【0053】
本第2実施形態では、受信したファクスデータは文字データ変換部16でOCR処理により文字データ(例えば、テキストデータ等)に変換される(S53)。そして、変換後の文字データは、複合機1が有する文字フォントが使用されて表示部26に表示される(S54)。このように、ファクスデータを文字データに変換した後に、文字フォントを使用して表示を行うことによって、表示部26には、受信した画像データそのものを表示するよりも解像度の高い画像が表示されるため、操作者にとって視認性が向上する。
【0054】
また、操作者からの印刷指示を受けて(S55でYES)、このファクスデータの内容を印刷する場合にも(S59)、上記文字フォントの使用により高品質な印刷結果を得ることができる。また、複合機1内のHDD7にファクスデータを保存する場合には(S56でNO,S61)、文字データに返還後のデータをHDD7に保存することになるため、保存時のデータ量が低減される。
【0055】
上記第2実施形態の処理において、受信したファクスデータを電子メールで送信する処理(図13のS60)について説明する。図14は当該処理を示すフローチャート、図15は候補配信先表示画面を示す図である。第2実施形態において、電子メール送信処理に移行すると、ファクスデータを変換した後の文字データと、配信先登録部106に登録されている配信先を示す文字列とを比較し(S61)、ファクスデータから変換後の文字データの中に、配信先を示す文字列が含まれているかが検出される。この変換後の文字データの中に配信先を示す文字列が含まれている場合は(S62でYES)、候補となる配信先が配信先登録部106から読み出されて、配信候補先アドレス入力画面266として表示される(S63)。
【0056】
例えば、配信先登録部106に、送信先として受取人の名前・名称(例えば、山田等)及びアドレス(例えば、yamada@xxxxx.co.jp等)が登録されている場合に、上記変換後の文字データの中に、「山田」や「yamada」、又は「yamada@xxxxx.co.jp」等の文字列が含まれているかが検索され、この文字列が検出された場合は、図15に示すように、この「山田」に対応付けられて配信先登録部106に登録されている「yamada@xxxxx.co.jp」のアドレスボタン2661が表示される。
【0057】
さらに、ファクスデータから文字データへの変換時(OCR処理時)における誤変換の可能性を考慮して、配信先登録部106に、「山田」の文字に近似する「山中」「山口」「山田株式会社」等の名前が登録されている場合は、これらの名前に対応付けて登録されているアドレスを示すアドレスボタン2662,2663も表示される。
【0058】
また、変換後の文字データの中に、配信先を示す文字列が含まれていない場合は(S62でNO)、既に登録されている送信先アドレスを示すボタン2631,2632,2633及び英数字文字列を示すキーボードボタン2634等からなるアドレス入力画面263(第1実施形態の図8と同様)が表示される(S66)。
【0059】
この後、配信候補先アドレス入力画面266又はアドレス入力画面263において、操作者から電子メール送信先アドレスが入力されると(S64でYES)、入力されたアドレスと共に、文字データ変換されたファクスデータがSMTPサーバSV2に送信され(S65)、SMTPサーバSV2によって当該送信先アドレスにファクスデータがインターネットを介して送信される。
【0060】
上記第2実施形態の処理において、受信したファクスデータを、複合機1にネットワーク接続されたコンピュータに配信する処理(図13のS58)について説明する。図16は当該処理を示すフローチャート、図17は候補配信先フォルダ表示画面を示す図である。第2実施形態において、コンピュータ配信処理に移行すると、ファクスデータを変換した文字データと、配信先登録部106に登録されている配信先フォルダを示す文字列とが比較され(S71)、ファクスデータから変換した文字データの中に、配信先フォルダを示す文字列が含まれているかが検出される。この変換後の文字データの中に、配信先フォルダを示す文字列が含まれている場合は(S72でYES)、候補となる配信先フォルダが配信先登録部106から読み出されて、配信候補先フォルダ入力画面267として表示される(S73)。
【0061】
例えば、配信先登録部106に、配信先フォルダ名称として、例えば、「営業部」のフォルダが登録されており、更に、この営業部フォルダの中に、「山田」、「佐藤」のフォルダ等が登録されている場合、上記変換後の文字データの中に、「営業部」や「山田」、「佐藤」の文字列が含まれているかが検索され、この文字データの中に当該文字列が含まれている場合には、図17に示すように、配信候補先フォルダ入力画面267に、営業部フォルダの中の「山田」「佐藤」等のフォルダを示すボタン2671,2672が表示される。
【0062】
さらに、ファクスデータから文字データへの変換時(OCR処理時)における誤変換の可能性を考慮して、配信先登録部106に、「山田」の文字に近似する「山中」「山口」等の名前が登録されている場合は、これらの名前に対応付けて登録されているフォルダを示すボタン2673,2674も表示される。
【0063】
また、変換後の文字データの中に、配信先フォルダを示す文字列が含まれていない場合は(S72でNO)、既に登録されている配信先フォルダを示すボタン2641,2642等からなる配信先フォルダ入力画面264(第1実施形態の図10と同様)が表示される(S76)。
【0064】
この後、配信候補先フォルダ入力画面267、又は配信先フォルダ入力画面264において、配信先フォルダが入力されると(S74でYES)、入力された配信先フォルダに、文字データ変換されたファクスデータが送信される(S75)。
【0065】
上記第2実施形態の処理において、受信したファクスデータを、公衆回線を通じて更に他のファクシミリ装置に送信する処理(図13のS62)について説明する。図18は当該処理を示すフローチャート、図19は候補ファクス番号入力画面を示す図である。第2実施形態において、ファクス送信処理に移行すると、ファクスデータを変換した文字データと、配信先登録部106に登録されている配信先ファクス番号を示す文字列とが比較され(S81)、ファクスデータから変換した文字データの中に、配信先ファクス番号を示す文字列が含まれているかが検出される。この変換後の文字データの中に、配信先ファクス番号を示す文字列が含まれている場合は(S82でYES)、候補となる配信先ファクス番号が配信先登録部106から読み出されて、候補先ファクス番号入力画面268として表示される(S83)。
【0066】
例えば、配信先登録部106に、ファクス配信先として、例えば、「営業部」所属の「山田」、「鈴木」等が登録されている場合、上記変換後の文字データの中に、「営業部」や「山田」、「鈴木」の文字列が含まれているかが検索され、この変換後の文字データの中に当該文字列が含まれている場合には、図19に示すように、候補先ファクス番号入力画面268に、営業部所属の「山田」「鈴木」等のファクス番号を示すボタン2681,2682が表示される。
【0067】
さらに、ファクスデータから文字データへの変換時(OCR処理時)における誤変換の可能性を考慮して、配信先登録部106に、「山田」の文字に近似する「山中」「山口」等の名前が登録されている場合は、これらの名前に対応付けて登録されているファクス番号を示すボタン2683,2684も表示される。
【0068】
また、返還後の文字データの中に、既登録のファクス配信先を示す文字列が含まれていない場合は(S82でNO)、図12と同様の送信先ファクス番号入力画面265が表示される(S86)。
【0069】
この後、候補先ファクス番号入力画面268、又は送信先ファクス番号入力画面265において送信先ファクス番号が入力されると(S84でYES)、入力された配信先ファクス番号に、公衆回線を通じてファクスデータが送信される(S85)。
【0070】
このように、第2実施形態の処理によれば、ファクスデータから変換された文字データの中に、配信先を示す文字列が検出された場合には、候補配信先が表示され、操作者によって入力された配信先にファクスデータが送信されるので、受信したファクスデータを、操作者が更に他へ配信するときに、配信先を指定する操作が簡単になる。
【0071】
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記第2実施形態では、受信したファクスデータを変換した文字データの中に、配信先登録部106に登録されている配信先を示す文字列が検出された場合には、候補となる配信先を表示部26に表示し、操作者からの配信先入力を待って、当該ファクスデータを配信するようにしているが、ファクスデータから変換した文字データの中に、配信先登録部106に登録されている配信先を示す文字列が検出された場合には、表示部26に候補となる配信先を表示することなく、上記検出した候補配信先に自動的にファクスデータを配信するようにしてもよい。
【0072】
また、上記第2実施形態で、受信したファクスデータを変換した文字データの中に、配信先登録部106に登録されている配信先を示す文字列が含まれるかの検出を行うことなく、すなわち、候補となる配信先を検索する処理を行わず、操作者からの配信先入力のみに基づいて、文字データに変換されたファクスデータを、操作者から入力された配信先に配信するようにしてもよい。
【0073】
また、上記各実施形態において、ファクスデータ受信時に、操作者から印刷指示及び配信指示の両方がない場合は(図4のS4でNO,S5でNO、図13のS55でNO,S56でNO)、ファクスデータを複合機1内のHDD7に保存するようにしているが、この場合にファクスデータをHDD7に保存することなく処理を終了するようにしてもよい。
【0074】
さらには、上記各実施形態において、複合機1が電子メール送信機能を備える場合には、SMTPサーバSV2を介さずに、インターネット等を介して接続されたコンピュータに直接電子メールを送信するようにしてもよい。また、複合機1(又はSMTPサーバSV2を介して)から、ローカルエリアネットワークやイントラネット上のコンピュータに、受信したファクスデータを電子メールで送信するようにしてもよい。
【0075】
また、上記各実施形態では、本発明に係る画像形成装置を、コピー機能,プリンタ機能,ファクス機能を有する複合機1として説明しているが、本発明に係る画像形成装置はこれに限定されるものではなく、ファクシミリ機能及びファクスデータ配信に必要な機能を有する装置であればよい。
【0076】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、表紙手段に表示されたファクスデータを操作者が視認することによって、操作者はファクスデータを記録紙に出力することなくファクスデータの配信先を容易に判断することができる。また、受信されたファクスデータは処理受付手段で受け付けられた出力又は配信のいずれかで処理され、ファクスデータを配信する場合には、配信先案内手段によって配信先が案内された後、配信先受付手段で受け付けられた配信先にファクスデータが配信されるので、操作者は、受信したファクスデータについて出力又は配信のいずれを行うかを選択する操作と、配信先を入力する作業とを簡単に行うことができる。
【0077】
また、請求項2に記載の発明によれば、ファクスデータが、配信手段によって、ネットワーク接続されたコンピュータ内のフォルダに転送されるので、操作者は、簡単な操作によって、受信したファクスデータを、当該ファクシミリ装置とネットワーク接続されているコンピュータ内のフォルダに瞬時に転送して配信することができる。
【0078】
また、請求項3に記載の発明によれば、ファクスデータが、配信手段によって、ネットワーク接続されたコンピュータに電子メールで配信されるので、操作者は、簡単な操作によって、通信費を抑えつつ、ファクスデータを瞬時に遠隔地のコンピュータに配信することが可能になる。
【0079】
また、請求項4に記載の発明によれば、ファクスデータが、配信手段によって、外部回線を介して他のファクシミリ装置にファクス送信されるので、操作者は、簡単な操作によって、ファクスデータを遠隔地のファクシミリ装置に配信することが可能になる。
【0080】
また、請求項5に記載の発明によれば、受信したファクスデータの内容を操作者が表示手段で視認した後に、ファクスデータを保存手段に保存しておくことができるので、操作者が当該ファクスデータを配信、出力又は消去するタイミングを調整することが可能になる。
【0081】
また、請求項6に記載の発明によれば、文字データ変換手段で文字データに変換されたファクスデータが配信手段によって配信されるので、ファクスデータ配信時のデータ容量が少なくなり、配信されたファクスデータの利用の幅が拡がる。
【0082】
また、請求項7に記載の発明によれば、文字データ変換手段によって文字データに変換されたファクスデータの中に、配信先案内手段によって案内される配信先を示す文字列が含まれていると配信先検出手段によって検出された場合には、配信手段によって当該配信先にファクスデータが送信されるので、受信したファクスデータを操作者が他へ配信するときに配信先を指定する等の操作を行う必要がない。
【0083】
また、請求項8に記載の発明によれば、配信先検出手段によって検出された配信先が表示手段に表示され、当該表示された配信先が配信先受付手段で受け付けられた場合に、配信手段によってファクスデータが該配信先に配信されるので、操作者がファクスデータの配信先を表示手段で確認した後に、ファクスデータを他に配信することができる。これにより、ファクスデータの誤配信を予防することができ、ファクスデータ配信時の安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施形態である複合機と、この複合機に接続されたコンピュータとからなるネットワーク構成を示す図である。
【図2】複合機の外観構成を示す図である。
【図3】複合機の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図4】複合機において、受信したファクスデータを更に他の機器に配信する処理を示すフローチャートである。
【図5】ファクスデータ表示画面を示す図である。
【図6】配信方法選択画面を示す図である。
【図7】受信したファクスデータを電子メールで送信する処理を示すフローチャートである。
【図8】アドレス入力画面を示す図である。
【図9】受信したファクスデータを、複合機にネットワーク接続されたコンピュータに配信する処理を示すフローチャートである。
【図10】配信先フォルダ入力画面を示す図である。
【図11】受信したファクスデータを、公衆回線で更に他のファクシミリ装置に送信する処理を示すフローチャートである。
【図12】送信先ファクス番号入力画面を示す図である。
【図13】複合機によって、受信したファクスデータを他のコンピュータ等に配信する処理の第2実施形態を示すフローチャートである。
【図14】第2実施形態の処理において、受信したファクスデータを電子メールで送信する処理を示すフローチャートである。
【図15】候補配信先表示画面を示す図である。
【図16】第2実施形態の処理において、受信したファクスデータを、複合機にネットワーク接続されたコンピュータに配信する処理を示すフローチャートである。
【図17】候補配信先フォルダ表示画面を示す図である。
【図18】第2実施形態の処理において、受信したファクスデータを、公衆回線を通じて更に他のファクシミリ装置に送信する処理を示すフローチャートである。
【図19】候補ファクス番号入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1 複合機(ファクシミリ装置)
5 記録部(出力手段)
7 HDD(保存手段)
9 ファクシミリ通信部(送受信手段,配信手段)
16 文字データ変換部(文字データ変換手段)
20 操作部(配信先受付手段,表示手段,処理受付手段)
23 テンキー(配信先受付手段)
26 表示部(表示手段,処理受付手段,配信先受付手段)
261 ファクスデータ表示画面
262 配信方法選択画面
263 アドレス入力画面
264 配信先フォルダ入力画面
265 送信先ファクス番号入力画面
266 配信候補先アドレス入力画面
267 配信候補先フォルダ入力画面
268 候補先ファクス番号入力画面
28 操作キー部(配信先受付手段)
100 制御部(配信手段,配信先案内手段,制御手段)
106 配信先登録部(配信手段)
107 配信先検出部(配信先検出手段)
108 配信管理部(配信手段)

Claims (8)

  1. 外部回線を通じてファクスデータを送受信する送受信手段と、送受信手段によって受信したファクスデータを出力する出力手段とを有するファクシミリ装置であって、
    前記送受信手段によって受信されたファクスデータを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されているファクスデータを他の機器に配信する配信手段と、
    前記表示手段に表示されたファクスデータについて出力又は配信の指示を外部操作により受け付ける処理受付手段と、
    前記処理受付手段によって配信指示が受け付けられた場合に、前記表示手段に表示されたファクスデータの配信先を案内する配信先案内手段と、
    前記配信先案内手段による配信先案内の後に、外部操作により配信先を受け付ける配信先受付手段と、
    前記配信先受付手段で配信先が受け付けられた場合には、この配信先に前記配信手段から前記表示手段に表示されたファクスデータを配信させ、前記処理受付手段によって出力指示が受け付けられた場合には、前記表示手段に表示されたファクスデータを前記出力手段に出力させる制御手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記配信手段は、前記表示手段に表示されたファクスデータを、ネットワーク接続されたコンピュータ内のフォルダに転送することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記配信手段は、前記表示手段に表示されたファクスデータを、ネットワーク接続されたコンピュータに電子メールでの送信を可能とすべく配信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記配信手段は、前記表示手段に表示されたファクスデータを、前記送受信手段から外部回線を介して他のファクシミリ装置にファクス送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 前記送受信手段によって受信されたファクスデータを保存する保存手段を備え、
    前記制御手段は、前記処理受付手段によって保存指示が受け付けられた場合に、前記表示手段に表示されたファクスデータを前記保存手段に保存することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  6. 前記受信手段によって受信されたファクスデータを文字データに変換する文字データ変換手段を備え、
    前記制御手段は、前記配信先受付手段で受け付けられた配信先に、前記文字データ変換手段によって変換された文字データを、前記配信手段から配信させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  7. 前記文字データ変換手段によって変換された文字データの中に、前記配信先案内手段によって案内される配信先を示す文字列が含まれているかを検出する配信先検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記配信先検出手段によって検出された配信先に、前記文字データ変換手段によって変換された文字データを、前記配信手段から配信させることを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ装置。
  8. 前記制御手段は、前記配信先検出手段によって検出された配信先を前記表示手段に表示させ、この表示手段に表示された配信先が前記配信先受付手段で受け付けられた場合に、この配信先に、前記表示手段に表示されているファクスデータを前記配信手段から配信させることを特徴とする請求項7に記載のファクシミリ装置。
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JP2012200020A (ja) * 2012-06-28 2012-10-18 Casio Comput Co Ltd 端末装置、処理装置、及びプログラム
JP2014212571A (ja) * 2014-07-16 2014-11-13 カシオ計算機株式会社 端末装置、処理装置、及びプログラム

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