JP2007018346A - 処理装置およびその制御方法ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用中の処理装置のセキュリティを向上させる。
【解決手段】ユーザが数字などを入力するボタンと入力確定ボタンとを有する画像形成装置1に、入力確定ボタンを押下したユーザの指の指紋を読み取る指紋読取装置と、ユーザログイン時に入力確定ボタンが押下されたときに指紋読取装置が読み取った指紋に関するログイン時指紋データDTF1を保存する指紋データ保存部103と、入力ボタンによる入力時に入力確定ボタンが押下されたときに指紋読取装置によって読み取られた処理実行指令時の指紋データDTF2とログイン時指紋データDTF1とを比較することによって、ログインユーザと処理内容を確定するために入力確定ボタンを押下したユーザとが同一人物であるか否かを判別するユーザ同一性判別部104と、各部を制御するジョブ実行部106と、を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザから与えられた指令に従って処理を実行する処理装置およびその制御方法などに関する。
近年、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、ファックス、およびドキュメントサーバなどの機能を備えた、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置が広く普及している。
このような画像処理装置は、多機能化に伴って多数のユーザが共用するようになり、セキュリティ対策または課金管理が求められるようになった。そこで、画像処理装置を使用するユーザのユーザ認証が行われている。これにより、画像処理装置が不正に使用されることを防止するとともに、画像処理装置の使用状況をユーザごとに把握することができる。
ユーザ認証の方法として、主に、記憶認証方法、所有認証方法、および生体認証方法の3つが挙げられる。記憶認証方法によると、ユーザは、ユーザ認証を求める際に、自分に与えられたユーザIDと自分自身だけが知り得るパスワードとをキーボードによって画像処理装置に対して入力する。所有認証方法によると、ユーザは、自分だけに発行された鍵情報が記憶されたUSBトークンまたはICカードなどの記憶媒体を携帯し、ユーザ認証を求める際に、自分の記憶媒体を画像処理装置にセットして自分の鍵情報を読み取らせる。生体認証方法によると、ユーザは、ユーザ認証を求める際に、自分の指紋または虹彩などの身体的特徴を画像処理装置に読み取らせる。画像処理装置は、入力されまたは読み取った情報を用いて、ユーザ認証を行う。特に最近では、パスワードを覚えたり記録媒体を携帯したりする必要のない生体認証方法が注目されている。
指紋認証を適用した画像処理装置として、特許文献1または特許文献2に記載されるような画像処理装置が提案されている。特許文献1の画像処理装置によると、各個人がよく行う操作に関する情報を、当人の指紋の情報に対応付けて予め登録しておく。これにより、複雑な画像処理機能の設定であっても、ユーザはワンタッチで実行することができる。
また、特許文献2の画像処理装置によると、ユーザの指紋情報とパスワードとを予め登録しておき、指紋認証に失敗したときにパスワードでログインさせる。
特開2002−44313号公報 特開2002−108487号公報
ところが、特許文献1、2に記載されるような従来の方法では、画像処理装置の使用中に、認証を受けているユーザが画像処理装置から離れてしまうと、他人に勝手に画像処理装置を使用されるおそれがある。よって、誤課金およびセキュリティの低下などの観点から好ましくない。
そこで、無操作の時間が設定時間を超えると自動的にログアウトする方法がよく用いられている。しかし、この方法では、設定時間が長い場合は、セキュリティ面の効果があまり期待できない。一方、設定時間が短い場合は、ユーザの意思に反して自動的にログアウトされてしまうことがよくある。そうすると、ログインのための操作をもう一度行わなければならないし、一から作業をやり直さなければならないこともあるので、ユーザにとって面倒である。
また、画像処理装置を離れるたびにログアウトすることも考えられるが、そうすると、画像処理装置に戻って作業を再開するたびにログインが必要となる。よって、この方法もユーザにとって操作が面倒である。ユーザがログアウトを忘れて画像処理装置を離れてしまうこともあり得る。
MFPなどの画像処理装置以外にも、パソコンやワークステーションなど複数のユーザが共用する処理装置があるが、これらについても同様の問題点がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、使用中の処理装置のセキュリティをユーザの手を煩わせることなく向上させることを目的とする。
本発明に係る処理装置は、情報を入力するための入力ボタンと入力した情報の内容を確定するための入力確定ボタンとが設けられている処理装置であって、ユーザの当該処理装置へのログインに際して当該ユーザの指紋に関する情報である第1の指紋情報を取得する第1の指紋情報取得手段と、前記第1の指紋情報取得手段によって取得された前記第1の指紋情報を記憶する指紋情報記憶手段と、前記入力確定ボタンを押した指の指紋に関する情報である第2の指紋情報を取得する第2の指紋情報取得手段と、当該処理装置へのログイン後において、前記入力ボタンによって入力された情報の内容を確定するために前記入力確定ボタンが押されたときに前記第2の指紋情報取得手段によって取得された前記第2の指紋情報と前記指紋情報記憶手段に記憶されている前記第1の指紋情報とを比較することによって、当該処理装置にログインしているユーザと当該入力された情報の内容を確定するために当該入力確定ボタンを押したユーザとが同一人物であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって同一人物であると判別された場合に、確定された前記入力された情報の内容に基づいて処理が実行されるように当該処理装置の各部を制御する、制御手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、ユーザの当該処理装置からのログアウトに際して前記指紋情報記憶手段に記憶されている当該ユーザの前記第1の指紋情報の削除を行う指紋情報削除手段を有する。
前記入力確定ボタンは複数個設けられている場合は、前記第2の指紋情報取得手段は、いずれかの前記入力確定ボタンを押した指の指紋を読み取ることによって前記第2の指紋情報を取得する。
なお、請求項1の第1の指紋情報取得手段は、前記入力確定ボタンを押した指の指紋を読み取ることによって第1の指紋情報を取得する。請求項6の第1のステップおよび請求項8の第1の処理においても同様である。
本発明によると、ユーザが処理装置にログインするときに、ログインのための操作を行ったユーザの指紋の情報を取得する。また、処理の実行の指令があったときに、その指令のための操作を行ったユーザの指紋の情報を取得する。そして、両方の指紋の情報を比較し、ログインしているユーザと指令を与えたユーザとが同一人物であると判別できた場合に、その指令に係る処理を実行する。これにより、ログイン後にユーザが処理装置の場所からログアウトせずに離れても、他人による不正使用を排除することができる。つまり、ログイン時に認証されたユーザ本人のみが処理装置を継続して使用することができる仕組みを提供し、セキュリティを保証することができる。
また、請求項4の発明によると、指紋情報は、ユーザがログインしている間だけしか処理装置内に保持されない。これにより、個人情報である指紋情報が外部に漏洩してしまう危険性を従来よりも低減させ、ユーザの不安感を取り除くことができる。
図1は画像形成装置1を用いたシステムの構成の例を示す図、図2は画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は操作パネル10fの構成の例を示す図、図4は指紋読取装置10kのハードウェア構成の例および指紋読取時の処理の流れの例を説明するための図である。
画像形成装置1は、図1に示すように、通信回線3を介して端末装置2と互いに接続されている。通信回線3として、インターネット、イントラネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
端末装置2には、画像形成装置1に対応したアプリケーションプログラムおよびドライバがインストールされている。端末装置2として、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、またはPDA(Personal Digital Assistant)などが用いられる。
画像形成装置1は、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバなどの様々な機能を集約した処理装置である。複合機またはMFPなどと呼ばれることもある。「ネットワークプリンティング」は、画像データを端末装置2から受信して画像を用紙に印刷する機能である。「ネットワークプリンタ機能」または「PCプリント機能」などと呼ばれることもある。「ドキュメントサーバ」は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域を与えておき、ユーザが自分の記憶領域に画像ファイルなどのドキュメントデータを保存しておくことができるようにする機能である。「ボックス機能」と呼ばれることもある。
図2に示すように、画像形成装置1は、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、制御用回路10e、操作パネル10f、スキャナ10g、印刷装置10h、通信インタフェース10j、および指紋読取装置10kA、10kBなどによって構成される。
スキャナ10gは、原稿の用紙に描かれている写真、文字、絵、図表などの画像を光学的に読み取って画像データを生成する装置である。
印刷装置10hは、スキャナ10gで読み取った画像または端末装置2などから送信されてきた画像データに基づいて、ユーザの指定などに応じて画像を用紙に印刷する装置である。
通信インタフェース10jは、他の装置と通信を行うためのNIC(Network Interface Card)またはモデムなどである。
制御用回路10eは、ハードディスク10d、スキャナ10g、印刷装置10h、通信インタフェース10j、操作パネル10f、および指紋読取装置10kA、10kBなどの装置を制御するための回路である。
操作パネル10fは、図3に示すように、ディスプレイTDおよび複数の操作ボタンからなる操作ボタンユニットSBなどによって構成される。
操作ボタンユニットSBは、数字、文字、または記号などを入力するための複数の入力ボタンSB1、ユーザが入力ボタンSB1またはディスプレイTDなどを操作して入力した内容を確定するための入力確定ボタンSB2、押下された入力ボタンSB1または入力確定ボタンSB2を認識するセンサ、および認識した入力ボタンSB1または入力確定ボタンSB2を示す信号をCPU10aに送信する送信用回路などによって構成される。なお、入力確定ボタンSB2の表面は、後に説明する指紋読取装置10kAによるユーザの指紋の読取りのために、指紋読取装置10kAの光源が発する周波数の光を透過する平面ガラスが用いられている。
ディスプレイTDは、タッチパネル式のディスプレイであって、この画像形成装置1を操作するユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、および画像形成装置1で形成された画像および処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザが指で触れたディスプレイ上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU10aに送信する。
図3の例では、ディスプレイTDには、「普通紙」、「両面不可紙」、または「自動検出」などのボタン名を有する複数の入力ボタンSC1が表示されており、ユーザがいずれかの入力ボタンSC1を押すと、ディスプレイTDはその位置を検知し、どの入力ボタンSC1が押されたのかを示す信号をCPU10aに送信する。また、図3の例では、ディスプレイTDには、「OK」というボタン名の入力確定ボタンSC2が表示されている。この入力確定ボタンSC2は、入力確定ボタンSB2と同様に、ユーザが入力ボタンSB1または入力ボタンSC1を操作して入力した内容を確定するためのボタンである。なお、ディスプレイTDの表示面にも、後に説明する指紋読取装置10kBによるユーザの指紋の読取りのために、指紋読取装置10kBの光源が発する周波数の光を透過する平面ガラスが用いられている。
ユーザは、これらの入力ボタンSB1またはSC1を操作することによって、自分の所望する処理の種類または条件などを指定する情報を画像形成装置1に入力する。例えば、印刷などのジョブの実行、画像形成装置1内の情報の閲覧、ディスプレイTD上の画面の遷移、または各種設定の変更などである。
そして、入力した内容に間違いがなければ、入力確定ボタンSB2またはSC2を押して選択することによって、その内容を確定する。すると、CPU10aは、その内容に従って処理が実行されるように画像形成装置1の各部を制御する。
このように、操作パネル10fは、画像形成装置1を直接操作するユーザのためのユーザインタフェースの役割を果たしている。
指紋読取装置10kAは、図4に示すように光源10k1、光学系10k2、および撮像素子10k3などによって構成される。光源10k1は、LED(Light Emitting Diode)であって、入力確定ボタンSB2の表面を押下したユーザの指の指紋に向けて光を発する。光学系10k2は、レンズ、絞り、およびミラーなどによって構成される。光学系10k2の各部は、光源10k1から発せられた光が入力確定ボタンSB2の表面を押下したユーザの指に当たりさらにその反射光が撮像素子10k3に届いて指紋の像が結像されるように、配置されている。撮像素子10k3は、CCD(Charge Coupled Device)またはC−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などのイメージセンサであって、結像された指紋の像を電気信号に変換し、指紋の画像データを生成する。このようにして、指紋読取装置10kAは、入力確定ボタンSB2を押下したユーザの指の指紋を読み取る。
指紋読取装置10kBも、指紋読取装置10kAと同様に構成され、入力確定ボタンSC2を押したユーザの指の指紋を読み取る。図4のような光学式の指紋読取装置の代わりに、半導体式、感圧式、または感熱式の指紋読取装置を用いてもよい。
指紋読取装置10kA、10kBは、画像形成装置1にログインしているユーザが画像形成装置1の場所から離れてしまっても、他人が画像形成装置1を勝手に使用しないようにするために用いられる。以下、指紋読取装置10kA、10kBを「指紋読取装置10k」と総称することがある。
図5は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図、図6はユーザ情報テーブルTB1の例を示す図、図7はログイン画面HG1の例を示す図である。
図2のハードディスク10dには、図5に示すような指紋データ取得制御部101、アクセス制御部102、指紋データ保存部103、ユーザ同一性判別部104、指紋データ削除部105、ジョブ実行部106、およびユーザ情報記憶部107などの各機能を実現するためのプログラムおよびデータなどが格納されている。これらのプログラムは必要に応じてRAM10bに読み出され、CPU10aによってプログラムが実行される。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ROM10cに記憶させておいてもよい。または、図5に示す機能の一部または全部を、制御用回路10eによって実現するようにしてもよい。
ユーザ情報記憶部107は、図6に示すようなユーザ情報テーブルTB1を記憶し管理している。ユーザ情報テーブルTB1には、ユーザごとのユーザID、パスワード、およびログインの状況を示すデータが格納されている。「ログイン状況」のフィールドにフラグが立っているレコードつまり「ログイン状況」の値が「○」であるレコードに係るユーザが、画像形成装置1にログインしているユーザである。図6の例では、ユーザIDが「B002」であるユーザが画像形成装置1にログインしていることを示している。「ログイン状況」の値は、ユーザが画像形成装置1にログインしまたは画像形成装置1からログアウトするごとに、適宜、更新される。
ディスプレイTDには、誰もログインしていない状態では図7に示すログイン画面HG1が表示されている。ユーザは、画像形成装置1にログインする場合は、このログイン画面HG1にて、自分のユーザIDおよびパスワードを入力したら、入力確定ボタンSC2または入力確定ボタンSB2(図3参照)を押し、その入力した内容を確定する。
すると、アクセス制御部102は、入力が確定したユーザIDおよびパスワードとユーザ情報テーブルTB1のデータとに基づいて、入力を行ったユーザが正規のユーザであるか否かを判別する。そして、正規のユーザであることを認証できた場合は、そのユーザを画像形成装置1にログインさせる。以降、ログアウトするまでの間、そのユーザは画像形成装置1を使用することができる。なお、アクセス制御部102は、後に説明するログアウトのための処理も行う。
ログインに関する処理としては、まず、ユーザ情報テーブルTB1から、入力が確定したユーザIDに対応するパスワードを読み出す。読み出されたパスワードと入力が確定したパスワードとが一致すれば、画像形成装置1は、このユーザが正規のユーザであると認証し、画像形成装置1へのログインを許可する。そして、ユーザ情報テーブルTB1の中のそのユーザIDのレコードのログイン状況のフィールドにフラグを立てる。本実施形態では、ユーザの認証の方法として、ユーザIDおよびパスワードによる記憶認証方法を用いたが、所有認証方法などの他の認証方法を用いてもよい。
指紋データ取得制御部101は、操作パネル10fを操作しているユーザの指紋に関する情報を示す指紋データDTFを取得するための処理を行う。係る処理は、例えば次のような手順で行われる。図4において、指紋データ取得制御部101は、入力確定ボタンSB2が押下されたことを検知すると(丸数字1)、入力確定ボタンSB2を押下した指の指紋を読み取るように指紋読取装置10kAに対して指令する。すると、指紋読取装置10kAの光源10k1は、入力確定ボタンSB2に向けて光を発する(丸数字3、4)。その光は入力確定ボタンSB2を押下している指で反射し、撮像素子10k3で受光される(丸数字5、6)。このとき、指紋の像が撮像素子10k3で結像される。撮像素子10k3は、この像を電気信号に変換することによって指紋の画像データを生成し、これを指紋データ取得制御部101に送出する(丸数字7)。なお、図4において、一点鎖線は信号の動きを示し、点線は光の動きを示している。
ユーザが入力確定ボタンSC2を押した場合は、指紋読取装置10kBによってユーザの指紋の画像データが生成され、指紋データ取得制御部101に送出される。この場合の指紋の読取りの処理の仕組みは、指紋読取装置10kAの場合と同様である。このように、入力確定ボタンSB2、SC2は、入力内容を確定するために用いられるとともに、指紋を撮像する際の撮像指示手段としても用いられる。
指紋データ取得制御部101は、指紋読取装置10kAまたは10kBから送出されて来た画像データを、操作パネル10fを操作しているユーザの指紋データDTFとして取得する。なお、指紋の画像の画像データをそのまま指紋データDTFとしてもよいが、その指紋の画像から指紋の特徴点に関する情報(特徴点の位置、向き、種類などの情報)を抽出し、これを指紋データDTFとしてもよい。
指紋データ保存部103は、ユーザがログイン画面HG1でユーザIDなどを入力しその入力内容を確定するために入力確定ボタンSB2またはSC2を押した際に指紋データ取得制御部101によって取得された指紋データDTFを、削除の指令をアクセス制御部102から与えられるまでの間、保存する。
ユーザの画像形成装置1へのログインが完了すると、ディスプレイTDには、処理の種類および条件などを指定するための画面が表示される。ここで、ユーザは、画像形成装置1に実行させたい処理の内容を操作パネル10fの入力ボタンSB1またはSC1を操作して入力する。入力が完了すると、その内容を確定するために入力確定ボタンSB2またはSC2を押す。これにより、ユーザから画像形成装置1に対して処理の実行指令がなされる。この場合も、入力確定ボタンSB2またはSC2を押している指の指紋の指紋データDTFが指紋データ取得制御部101によって取得される。処理の内容の入力確定(つまり、処理の実行指令)の際に取得された指紋データDTFは、指紋データ保存部103には保存されず、RAM10bなどに一時的に格納される。そして、次に説明するユーザ同一性判別部104による処理のために用いられた後、すぐに削除される。以下、ログイン時に指紋データ保存部103に保存された指紋データDTFおよび処理の実行指令時にRAM10bなどに格納された指紋データDTFをそれぞれ「ログイン時指紋データDTF1」および「処理実行指令時指紋データDTF2」と区別して記載することがある。
ユーザ同一性判別部104は、ユーザから処理の実行指令が与えられると、指紋データ保存部103からログイン時指紋データDTF1を呼び出し、その実行指令の際に取得された処理実行指令時指紋データDTF2および呼び出したそのログイン時指紋データDTF1に基づいて、その実行指令を与えたユーザとログイン中のユーザとが同一人物であるか否かを判別する。例えば、ログイン時指紋データDTF1に示される特徴点と処理実行指令時指紋データDTF2に示される特徴点との一致の度合いが閾値α以上の場合は同一人物であると判別し、閾値α未満である場合は同一人物でないと判別する。
そして、その判別結果を、同一人物であると判別した場合はジョブ実行部106に対して通知し、同一人物でないと判別した場合はアクセス制御部102に対して通知する。
ジョブ実行部106は、同一人物である旨の判別結果を受け取ると、従来と同様に、ユーザが入力した処理内容の通りの処理が実行されるように、画像形成装置1の各部を制御する。
アクセス制御部102は、同一人物でない旨の判定結果を受け取ると、現在ログインしているユーザをログアウトさせ、ログアウトを実行した旨を指紋データ削除部105に通知する。また、ユーザが自らログアウトの操作を行った場合または無操作の時間が所定の時間を経過した場合も、ユーザをログアウトさせ、その旨を通知する。
指紋データ削除部105は、アクセス制御部102からログアウトの通知を受け取ると、指紋データ保存部103に保存されているログイン時指紋データDTF1を削除する。
次に、ユーザがログインしてからログアウトするまでの間の画像形成装置1の全体的な処理の流れを、フローチャートを参照して説明する。
図8は画像形成装置1の全体的な処理の流れに関するフローチャート、図9は不一致時処理に関するフローチャートである。なお、これらのフローチャートの処理のための制御は、CPU10aによって行われる。
画像形成装置1に誰もログインしていない状態では、ディスプレイTDには、ログイン画面HG1が表示されている。画像形成装置1の使用を所望するユーザが、ログイン画面HG1に自分のユーザIDおよびパスワードを入力して入力確定ボタンSB2またはSC2を押すと、画像形成装置1は、入力確定ボタンSB2またはSC2を押した指の指紋画像を読み取ってログイン時指紋データDTF1を取得するとともに(#1)、ユーザの認証の処理を実行する(#2)。その結果、正規のユーザであると認められた場合は、そのユーザをログインさせる。認められなかった場合は、ログイン不可のメッセージをディスプレイTDに表示させるとともに、画像形成装置1の使用を拒否する。
ログインが完了すると、ステップ#1で取得したログイン時指紋データDTF1を保存する(#3)。
ログインできたことを確認したユーザは、次に、入力ボタンSB1またはSC1を使って、所望する処理内容を入力する。入力が完了すると、ユーザは、入力した処理内容を確定して画像形成装置1に実行させるために、ログインのときと同じ指で入力確定ボタンSB2またはSC2を押す(#4)。
すると、画像形成装置1は、入力確定ボタンSB2またはSC2を押した指の指紋を読み取って処理実行指令時指紋データDTF2を取得する(#5)。そして、今取得した処理実行指令時指紋データDTF2に示される指紋情報とステップ#3で保存したログイン時指紋データDTF1に示される指紋情報とを比較することとによって、ログインしたユーザと処理内容を指定したユーザ(つまり、処理の実行指令を行ったユーザ)とが同一人物であるか否かを判別する(#6)。すなわち、例えば、両指紋情報の一致の度合いが閾値α以上の場合は同一人物であると判別し、閾値α未満である場合は同一人物でないと判別する。
そして、同一人物であると判別した場合は(#7でYes)、従来と同様に、ユーザが入力した処理内容に基づいて、処理を実行する(#9)。処理の実行後、ユーザによってログアウトの操作が行われた場合は(#10でYes)、ステップ#3において保存したログイン時指紋データDTF1を削除するとともに、現在ログインしているユーザをログアウトさせる(#12)。ログアウトの操作が行われなかった場合は(#10でNo)、ユーザから処理の実行指令を与えられるごとにステップ#4以降の処理を繰り返す。
一方、ステップ#7において同一人物でないと判別した場合は(#7でNo)、与えられた実行指令を拒否する。そして、ステップ#3において保存したログイン時指紋データDTF1を削除するとともに(#11)、現在ログインしているユーザをログアウトさせる(#12)。
ところで、現在ログイン中のユーザが画像形成装置1の場所から離れている間に、そのことを知らずに他のユーザが画像形成装置1を操作して処理の指令を与えることがある。しかし、この場合は、当然、ログイン中のユーザの指紋と当該他のユーザの指紋とは一致しないので、与えた処理の指令が拒否される。そうすると、当該他のユーザは、画像形成装置1にログインし直した後、一から処理の指令のための操作をやり直さなければならず、面倒である。また、指紋の読取りが上手くできなかったために同一人物でないと判別される場合がある。この場合にも直ちにログアウトさせると、ユーザは再度ログインなどの操作を行わなければならないので、面倒である。
そこで、同一人物でないと判別した場合に(#7でNo)、不一致時処理を実行し(#8)、その結果必要に応じてログイン時指紋データDTF1の削除およびログアウトを行うようにしてもよい。不一致時処理は、図9に示すような手順で行われる。
現在画像形成装置1を操作しているユーザがログイン中のユーザとは別人であるか否かを回答するようにユーザに対して促すメッセージをディスプレイTDに表示する(#81)。
別人である旨の回答があった場合は(#82でYes)、入力ボタンSB1またはSC1によって入力され設定されている用紙サイズまたは倍率などの設定内容を保持しておくか否かを回答するようにユーザに対して促すメッセージをディスプレイTDに表示する(#83)。
保持しておく旨の回答があった場合は(#84でYes)、その設定内容を示す設定内容情報をRAM10bなどに記憶させる。そして、図8のステップ#11に進んで、現在ログインしているユーザのログイン時指紋データDTF1を削除するとともに(#11)、そのユーザを画像形成装置1からログアウトさせる(#12)。これにより、現在ログイン中のユーザがいることを知らずに画像形成装置1を操作した他のユーザは、画像形成装置1にログインして画像形成装置1を使用することができるようになる。さらに、ログイン後、RAM10bに記憶させておいた設定内容情報に基づいて、当該他のユーザが前に設定した設定内容を再現した画面を表示する。
一方、別人でない(つまり、同一人物である)旨の回答があった場合は(#82でNo)、図8のステップ#5に戻って、指紋の読取りをリトライさせる。ただし、リトライの回数をカウントしておき(#86)、その回数が所定の回数を超えた場合は(#87でYes)、別人が不正に使用しようとしている可能性があるので、リトライを認めず、現在ログインしているユーザを画像形成装置1からログアウトさせる(#12)。このとき、ログイン時指紋データDTF1も削除しておく(#11)。
本実施形態によると、ユーザが画像形成装置1にログインするときに、ログインのための操作を行ったユーザの指紋の情報を取得する。また、処理の実行の指令があったときに、その指令のための操作を行ったユーザの指紋の情報を取得する。そして、両方の指紋の情報を比較し、ログインしているユーザと指令を与えたユーザとが同一人物であると判別できた場合に、その指令に係る処理を実行する。これにより、ログイン後にユーザが画像形成装置1の場所からログアウトせずに離れていても、他人による不正使用を排除することができる。つまり、ログイン時に認証されたユーザ本人のみが画像形成装置1を継続して使用することができる仕組みを提供し、セキュリティの向上を図ることができる。
また、指紋データ保存部103に保存されるログイン時指紋データDTF1は、ユーザがログインしている間だけしか保持されない。処理の実行指令時に取得される処理実行指令時指紋データDTF2は、同一人物であるか否かの判別のために使用されたらすぐに削除される。よって、ユーザの個人情報であるログイン時指紋データDTF1および処理実行指令時指紋データDTF2が外部に漏洩する危険性が従来よりも低くなるので、ユーザは、安心して自分の指紋を画像形成装置1に読み取らせることができる。
本実施形態における指紋認証は、処理を実行しようとしているユーザがログインしたユーザと同一人物であるか否かを確認するために、行われる。画像形成装置1を使用するユーザが正規のユーザであるかどうかについてのユーザ認証は、ログイン時に既に完了している。よって、指紋認証の際に用いられる、一致の度合いに関する閾値αは、通常のユーザ認証の場合よりも低めに設定し、認証されやすくしておくことができる。
本実施形態では、MFPなどの画像処理装置を例に説明したが、本発明を、複数のユーザによって共用されるパーソナルコンピュータまたはワークステーションなどその他の処理装置に適用することも可能である。この場合は、例えば、指紋読取装置をUSBなどを介して処理装置に接続し、この指紋読取装置を入力確定ボタンとして用いればよい。または、マウスのボタンに指紋読取装置を設けてもよい。
本実施形態ではログイン時に取得したユーザの指紋情報をログアウトに際して削除することによって個人情報である指紋情報の漏洩の危険性を減らし、ユーザに対して安心感を与えたが、画像形成装置1の使用環境または使用目的などによっては、ユーザ認証をより確実に行うことが重要視される場合がある。この場合は、指紋認証によってユーザ認証を行ってもよい。そのためには、ユーザごとの指紋情報を予めデータベースに登録しておく。そして、ログイン時に取得したユーザの指紋情報とデータベースに登録されている指紋情報とを照合することによってユーザ認証を行う。また、ユーザが指定した処理を実行する際に取得した指紋情報は、データベースに登録されている指紋情報のうちのログインしているユーザの指紋情報と照合してもよいし、ログイン時に取得した指紋情報と照合してもよい。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの内容、ユーザの認証方法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、特に、複数のユーザによって共用されるMFPなどの処理装置において、セキュリティの向上を図るために好適に用いられる。
画像形成装置を用いたシステムの構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 操作パネルの構成の例を示す図である。 指紋読取装置のハードウェア構成の例および指紋読取時の処理の流れの例を説明するための図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの例を示す図である。 ログイン画面の例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れに関するフローチャートである。 不一致時処理に関するフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
SB1、SC1 入力ボタン
SB2、SC2 入力確定ボタン
10kA、10kB 指紋読取装置(指紋読取手段)
101 指紋データ取得制御部(第1の指紋情報取得手段、第2の指紋情報取得手段)
102 アクセス制御部(ログアウト処理手段)
103 指紋データ保存部(指紋情報記憶手段)
104 ユーザ同一性判別部(判別手段)
105 指紋データ削除部(指紋情報削除手段)
106 ジョブ実行(制御手段)

Claims (9)

  1. 情報を入力するための入力ボタンと入力した情報の内容を確定するための入力確定ボタンとが設けられている処理装置であって、
    ユーザの当該処理装置へのログインに際して当該ユーザの指紋に関する情報である第1の指紋情報を取得する第1の指紋情報取得手段と、
    前記第1の指紋情報取得手段によって取得された前記第1の指紋情報を記憶する指紋情報記憶手段と、
    前記入力確定ボタンを押した指の指紋に関する情報である第2の指紋情報を取得する第2の指紋情報取得手段と、
    当該処理装置へのログイン後において、前記入力ボタンによって入力された情報の内容を確定するために前記入力確定ボタンが押されたときに前記第2の指紋情報取得手段によって取得された前記第2の指紋情報と前記指紋情報記憶手段に記憶されている前記第1の指紋情報とを比較することによって、当該処理装置にログインしているユーザと当該入力された情報の内容を確定するために当該入力確定ボタンを押したユーザとが同一人物であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって同一人物であると判別された場合に、確定された前記入力された情報の内容に基づいて処理が実行されるように当該処理装置の各部を制御する、制御手段と、
    を有することを特徴とする処理装置。
  2. 前記入力確定ボタンは複数個設けられており、
    前記第2の指紋情報取得手段は、いずれかの前記入力確定ボタンを押した指の指紋を読み取ることによって前記第2の指紋情報を取得する、
    請求項1記載の処理装置。
  3. 前記第1の指紋情報取得手段は、当該処理装置へのユーザのログインに際して前記入力確定ボタンを押した指の指紋を読み取ることによって前記第1の指紋情報を取得する、
    請求項1または請求項2記載の処理装置。
  4. ユーザの当該処理装置からのログアウトに際して前記指紋情報記憶手段に記憶されている当該ユーザの前記第1の指紋情報の削除を行う指紋情報削除手段を有する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の処理装置。
  5. 前記判別手段によって同一人物でないと判別された場合にユーザの当該処理装置からのログアウトを行うログアウト処理手段を有する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の処理装置。
  6. 情報を入力するための入力ボタンと入力した情報の内容を確定するための入力確定ボタンとを有する処理装置の制御方法であって、
    前記入力確定ボタンを押した指の指紋を読み取る指紋読取手段を当該処理装置に設けておき、
    ユーザの当該処理装置へのログインに際して当該ユーザの指紋に関する情報である第1の指紋情報を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップで取得した前記第1の指紋情報を指紋情報記憶手段に記憶させる第2のステップと、
    前記入力ボタンによって入力された情報の内容を確定するために前記入力確定ボタンが押されたときに前記指紋読取手段によって指紋を読み取る第3のステップと、
    前記第3のステップで読み取った指紋に関する情報である第2の指紋情報と前記指紋情報記憶手段に記憶されている前記第1の指紋情報とを比較することによって、当該処理装置にログインしているユーザと前記入力された情報の内容を確定するために当該入力確定ボタンを押したユーザとが同一人物であるか否かを判別する第4のステップと、
    当該処理装置にログインしているユーザと前記入力された情報の内容を確定するために前記入力確定ボタンを押したユーザとが同一人物であると判別された場合に、当該入力された情報の内容に基づいて処理を実行させる第5のステップと、
    を有することを特徴とする処理装置の制御方法。
  7. 前記第1のステップにおいては、当該処理装置へのユーザのログインに際して前記入力確定ボタンを押した指の指紋を前記指紋読取手段で読み取ることによって前記第1の指紋情報を取得する、
    請求項6記載の制御方法。
  8. 情報を入力するための入力ボタンと、入力した情報の内容を確定するための入力確定ボタンと、前記入力確定ボタンを押した指の指紋を読み取る指紋読取手段と、を有する処理装置を制御するために用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該処理装置に、
    ユーザの当該処理装置へのログインに際して当該ユーザの指紋に関する情報である第1の指紋情報を取得する第1の処理と、
    前記第1の処理で取得した前記第1の指紋情報を指紋情報記憶手段に記憶させる第2の処理と、
    前記入力ボタンによって入力された情報の内容を確定するために前記入力確定ボタンが押されたときに前記指紋読取手段によって指紋を読み取る第3の処理と、
    前記第3の処理で読み取った指紋に関する情報である第2の指紋情報と前記指紋情報記憶手段に記憶されている前記第1の指紋情報とを比較することによって、当該処理装置にログインしているユーザと前記入力された情報の内容を確定するために当該入力確定ボタンを押したユーザとが同一人物であるか否かを判別する第4の処理と、
    を実行させ、
    当該処理装置にログインしているユーザと前記入力された情報の内容を確定するために前記入力確定ボタンを押したユーザとが同一人物であると判別された場合に、当該処理装置に、当該入力された情報の内容に基づいて処理を開始させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 前記第1の処理として、当該処理装置へのユーザのログインに際して前記入力確定ボタンを押した指の指紋を前記指紋読取手段で読み取ることによって前記第1の指紋情報を取得する処理を、当該処理装置に実行させる、
    請求項8記載のコンピュータプログラム。

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