JP2018065270A - 印刷装置および印刷装置制御プログラム - Google Patents

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直哉 延谷
真史 小野
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真史 小野
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Manabu Hayashi
学 林
訓稔 山本
Kunitoshi Yamamoto
訓稔 山本
透 鈴木
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透 鈴木
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Abstract

【課題】不必要な通知を避け、伝えるべき必要のある人に必要な情報を報知する。【解決手段】プリントジョブを受信する送受信部201と、受信したプリントジョブを、そのプリントジョブに基づくプリント出力を実行するまで蓄積しておく蓄積部202と、接近してきたユーザが使用権限のあるユーザであることを検知するユーザ検知部211と、接近してきた使用権限のあるユーザに使用許可を与える許可付与部212と、使用許可が与えられたユーザによるプリント出力指示操作を受け付ける表示・操作部206と、プリント出力を実行するプリント部207と、ユーザ検知部211で使用権限があることが検知されたユーザに関連するプリントジョブが蓄積部202に蓄積されている場合に、そのユーザに向けて、そのユーザに関連するプリントジョブが存在することを音声で報知する報知部とを備えた。【選択図】図14

Description

本発明は、印刷装置および印刷装置制御プログラムに関する。
オフィスや店舗に設置されたプリンタや複合機などは、決められた場所に常設され、その場所に居る人たちに共用されるのが一般的である。ここで、複合機とは、プリンタとしての機能を含む複数の機能、例えばコピー機としての機能やスキャナとしての機能などを兼ね備えた装置をいう。
ここで、特許文献1には、複合機の近くを人が通り過ぎるのを検知し、複合機の消耗品の交換時期が到来すると、近くを通り過ぎる人に消耗品の交換を促す音声を発することが提案されている。この機能を備えると、その複合機を使う際に消耗品切れが発生して業務の中断を余儀なくされることが未然に防止され、その複合機を共用する人にとって便宜である。
特開2009−198619号公報
本発明は、伝えるべき必要のある人に必要な情報を報知する印刷装置、および印刷装置にその機能を与える印刷装置制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1は、
利用者を互いに識別する利用者IDを含む、印刷を指示する印刷指示を受信する受信部と、
前記受信部で受信した印刷指示を、該印刷指示に基づく印刷を実行するまで蓄積しておく蓄積部と、
接近してきた利用者が使用権限のある利用者であることを認識する第1認識部と、
接近してきた使用権限のある利用者に使用許可を与える許可付与部と、
前記許可付与部で使用許可が与えられた利用者による印刷指示操作を受け付ける操作部と、
前記蓄積部に蓄積された印刷指示のうちの、前記許可付与部で使用許可が与えられ更に前記操作部で出力指示操作を行なった利用者の利用者IDを含む印刷指示に基づく印刷を実行する印刷部と、
前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知する報知部とを備えたことを特徴とする印刷装置である。
請求項2は、
使用権限のある利用者の利用者IDがグループ化されて記憶された記憶部を有し、
前記報知部は、前記第1認識部で使用権限があることが認識された第1の利用者自身の利用者IDを含む印刷指示のみでなく、該第1の利用者と同じグループに属する別の第2の利用者の利用者IDを含む印刷指示についても、該第1の利用者に関連する印刷指示として、該第1の利用者に向けての報知の対象とすることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置である。
請求項3は、前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、前記報知部は、該利用者による印刷指示操作を待つことなく、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置である。
請求項4は、
利用者の移動方向を認識する第2認識部を備え、
前記報知部は、前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者の遠ざかる方向への移動を前記第2認識部が認識したことを受けて、該利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置である。
請求項5は、
予め定められた認識領域内における利用者の存在を認識する第3認識部を備え、
前記報知部は、前記第3認識部による、前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者が前記認識領域外に移動したことの認識を受けて、該利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置である。
請求項6は、前記第1認識部および前記許可付与部の双方に代わり、接近してきた利用者が使用権限のある利用者であることを認識して該利用者に使用許可を与える認証を行なう、該第1認識部および該許可付与部の双方の作用を兼ねた認証部を備えたことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の印刷装置である。
請求項7は、
プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、印刷を指示する印刷指示を受信し該印刷指示に基づく印刷を実行する印刷装置を、
利用者を互いに識別する利用者IDを含む、印刷を指示する印刷指示を受信する受信部と、
前記受信部で受信した印刷指示を、該印刷指示に基づく印刷を実行するまで蓄積しておく蓄積部と、
接近してきた利用者が使用権限のある利用者であることを認識する第1認識部と、
接近してきた使用権限のある利用者に使用許可を与える許可付与部と、
前記許可付与部で使用許可が与えられた利用者による印刷指示操作を受け付ける操作部と、
前記蓄積部に蓄積された印刷指示のうちの、前記許可付与部で使用許可が与えられ更に前記操作部で出力指示操作を行なった利用者の利用者IDを含む印刷指示に基づく印刷を実行する印刷部と、
前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知する報知部とを備えた印刷装置として動作させる印刷装置制御装置として前記情報処理装置を動作させることを特徴とする印刷装置制御プログラムである。
請求項1の印刷装置および請求項7の印刷装置制御プログラムの場合、その印刷装置を使用する権限のある利用者にのみ、かつ、蓄積されている印刷指示のうちのその利用者に関連する印刷指示の存在のみ、その利用者に報知される。これにより、請求項1の印刷装置および請求項7の印刷装置制御プログラムによれば、不必要な情報伝達を避けつつ、伝えるべき必要のある人に必要な情報が伝達される。
請求項2の印刷装置の場合、印刷装置に近づいてきた利用者向けて、その利用者自身の情報以外の、その利用者が属するグループ内の他の利用者の情報も報知される。これにより、印刷装置に近づいてきた利用者向けて、その利用者自身の情報のみを報知する場合と比べ、報知の有用性が高められる。
請求項3の印刷装置によれば、その印刷装置の使用権限があると判定された後の早い段階で情報を得ることができる。
請求項4ないし請求項5の印刷装置によれば、印刷装置から遠ざかろうとしたとき、あるいは、認識領域から退出したときに報知を受けるため、例えば、今回行った印刷に関する情報、すなわち既に用が済んだ無用な情報は報知から除かれ、残存している有用な情報のみ、報知を受けることができる。
ここで、報知を受けるための使用権限の有無の認識(第1認識部)と、この印刷装置の使用許可を与えるための使用権限の有無の認識(許可付与部)は、別々であってもよく、請求項6にいう認証部のように一体化されていてもよい。
本発明の第1実施形態としてのプリントシステムの全体構成図である。 図1に外観を示す複合機のハードウェア構成図である。 図1に示す複合機の機能ブロック図である。 ユーザ追跡プログラムのフローチャートを示した図である。 顔認証プログラムのフローチャートを示した図である。こ 顔認証失敗通知プログラムのフローチャートを示した図である。 複合機作動プログラムのフローチャートを示した図である。 報知プログラムのフローチャートを示した図である。 複合機内に記憶されているユーザID一覧を示した模式図である。 電源オフプログラムのフローチャートを示した図である。 図4に示したユーザ追跡プログラムに代わる別のユーザ追跡プログラムのフローチャートを示した図である。 本発明の第2実施形態としてのプリントシステムの全体構成図である。 図12に外観を示す複合機のハードウェア構成図である。 図12に示す複合機の機能ブロック図である。 第1認証プログラムのフローチャートを示した図である。 第2認証プログラムのフローチャートを示した図である。 認証失敗通知プログラムのフローチャートを示した図である。 複合機作動プログラムのフローチャートを示した図である。 電源オフプログラムのフローチャートを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態としてのプリントシステムの全体構成図である。
このプリントシステム100は、複数台のノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートPC」と略記する)10と、1台の複合機20を備えている。そして、それら各ノートPC10と複合機20は、無線LAN(Local Area Network)等の通信回線101を介して互いに通信可能となっている。
各ノートPC10では、プリント出力を指示するプリントジョブが生成され、複合機20に向けて送信される。このプリントジョブには、複合機20での用紙上へのプリント出力の基になる画像データに加え、プリント枚数、モノクロ/カラーの別、プリント出力に使用する用紙のサイズといった様々な付属情報が含まれている。また、このプリントジョブには、送信元のノートPC10を使用しているユーザのユーザIDも含まれている。
また、複合機20は、スキャナ20Aやプリンタ20Bなどを備えていて、スキャナとしての機能、プリンタとしての機能、さらにそれらを組み合わせたコピー機としての機能、さらには不図示の電話回線を経由してのファクシミリ送受信の機能など、複合的な複数の機能を備えている。
また、この複合機20には、この複合機20の使用権限を有するユーザのユーザID一覧が記憶されている。また、ここには、各ユーザの顔の画像分析により得られた、顔の特徴を表わす特徴量と、各ユーザの氏名も、各ユーザIDに対応づけられて記憶されている。
この複合機20では、ノートPC10からプリントジョブを受信すると、そのプリントジョブに含まれているユーザIDを参照して、この複合機20の使用権限を有するユーザが送信したプリントジョブか否かを判定し、この複合機20の使用権限を有するユーザが送信したプリントジョブの場合はそのプリントジョブをこの複合機20内に蓄積しておく。そして、ユーザがこの複合機20の元に来てユーザ認証を行ない、この複合機20の使用権限のあるユーザであったときは、ユーザ操作に従って、蓄積しておいたそのユーザのプリントジョブに基づくプリント出力を行なう。また、ファクシミリ受信データにユーザIDが含まれていたときはそのファクシミリ受信データもプリントジョブのデータ形式に変換されて蓄積しておく。そして、このファクシミリ受信データ由来のプリントジョブについても、この複合機20の使用権限のあるユーザによるユーザ操作に従って、そのプリントジョブに基づくプリント出力を行なう。あるいは、複合機20の元に来たユーザがその複合機20の使用権限のあるユーザであったときは、そのユーザのプリントジョブの有無にかかわらず、ユーザ操作に従って、スキャナ20Aで原稿を読み取ってその読取りにより得られた画像データをそのユーザのノートPC10に送信し、あるいは、その読取りにより得られた画像データに基づくプリント出力を行なう。あるいは、ユーザ操作に応じて、ファクシミリ送信を行なう。
また、この複合機20には、焦電センサ21、人検知カメラ22、顔認証カメラ23、タッチパネル式のUI(ユーザインタフェース)24、およびスピーカ25が備えられている。
焦電センサ21は、赤外線を検知する低消費電力型のセンサであって、この焦電センサ21には電力が常時投入されている。この焦電センサ21では、複合機20の、予め定められた距離以内に人が存在するか否かが検知される。
人検知カメラ22は、焦電センサ21により人の存在が検知されると電力が投入され、その人の、主に足元を撮影するカメラである。この複合機20では、この人検知カメラ22での撮影により得られた足元の画像を分析して、足先の向きとその動きから、その人の現在位置を特定するとともに、さらに、その人が複合機20に近づいてきているか、複合機20から遠ざかりつつあるかを検知する。
また、顔認証カメラ23は、顔認証用にユーザの顔を撮影するカメラである。すなわち、この複合機20は、この顔認証カメラ23でユーザの顔を撮影し、その撮影により得られた画像を分析してそのユーザの顔の特徴量を算出し、この複合機20内に記憶されている、この複合機20の使用権限を有するユーザの顔の特徴量と比較して、今回撮影したユーザが使用権限のあるユーザであるか否かを判定する。この顔認証に成功する(この複合機20の使用権限を有するユーザであると判定される)と、この複合機20が使用可能状態となる。その後、そのユーザは、UI24を操作して自分の指示を入力する。すると、この複合機20は、その指示に従ってプリント出力やその他の動作を実行する。
スピーカ25は、ユーザに向けての音声での情報伝達を担っている。
図2は、図1に外観を示す複合機のハードウェア構成図である。
ここには、図1にも示した、スキャナ20A、プリンタ20B、焦電センサ21、人検知カメラ22、顔認証カメラ23、UI24、およびスピーカ25が示されている。さらにここには、メインコントローラ26が示されている。このメインコントローラ26は、プログラムを実行する情報処理装置としての機能を備えている。具体的には、このメインコントローラ26は、CPU261、ROM262、RAM263、HDD264、通信I/F265、およびファクシミリ送受信I/F266を備えている。そして、それらは、バス269を介して互いに通信可能に接続されている。
CPU261は、中央演算処理装置(Central Processing Unit)であり、プログラムの実行を担っている。
ROM262は、リードオンリメモリ(Read Only Memory)である。このROM262には、CPU261で実行されるプログラムにより参照される定数等が記憶されている。
また、RAM263は、CPU261でのプログラムの実行にあたり、実行しようとしているプログラムがHDD264から読み出されて格納されるメモリである。このRAM263は、プログラムの実行の際に必要な変数等を格納しておく作業領域としても利用される。
また、HDD264は、HD(ハードディスク)を内蔵したハードディスクドライブである。このHDD264には、CPU261で実行される予定のある様々なプログラムや、その実行に必要となる様々なデータが記憶されている。また、このHDD264には、このノートPC10等から送信されてきたプリントジョブ等が格納される。この複合機20の使用権限の有無を判定するためのユーザIDやユーザの顔の特徴量なども、ここに記憶されている。
さらに、通信I/F265は、図1にも示す通信回線101を介してのノートPC10との間の通信を担っている通信インターフェースである。
さらに、ファクシミリ送受信I/F266は、図1には不図示の電話回線102を介してのファクシミリ送受信を担っている通信インタフェースである。
図3は、図1に示す複合機の機能ブロック図である。
この図3には、送受信部201、蓄積部202、顔認証部203、ユーザ追跡部204、記憶部205、操作部206、プリント部207、読取部208、報知部209、および制御部210が示されている。
送受信部201は、通信回線101を経由してノートPC10(図1参照)から送信されてきた、プリント出力の指示であるプリントジョブを受信する。このプリントジョブには、そのプリントジョブを送信したユーザを特定するユーザIDが含まれている。この送受信部201で受信したプリントジョブは制御部210を経由して蓄積部202に送られ、その蓄積部202に格納される。また、この送受信部201はさらに、電話回線102(図2参照)を経由して送信されてきたファクシミリデータを受信する機能も併せ持っている。ここで受信したファクシミリデータの中には、この複合機20の使用権限のある特定のユーザに向けたファクシミリデータも存在する。その特定のユーザに向けたファクシミリデータは、制御部210において、ユーザIDを含むプリントジョブの形式に変換されて、蓄積部202に蓄積される。特定のユーザ向けではない、一般のファクシミリデータの場合は、制御部210を経由してプリント部207に送られ、プリント部207において用紙上にプリント出力される。さらに、この送受信部201は、読取部208(スキャナ20A)で読み取って得たデータのノートPC10への送信や、ファクシミリ送信も担っている。この送受信部201は、ハードウェア上は、主に、図2に示す通信I/F265およびファクシミリ送受信部267がその役割を担っている。この送受信部201は、本発明にいう受信部の一例を包含している。
また、蓄積部202は、送受信部201で受信したプリントジョブや、送受信部201で受信したファクシミリデータから変換されたプリントジョブを、プリント部207における、そのプリントジョブに基づくプリント出力の実行まで蓄積しておく。この蓄積部202は、ハードウェア上は、主に、図2示すHDD264がその役割を担っている。この蓄積部202は、本発明にいう蓄積部の一例に相当する。
また、顔認証部203は、前述したようにして、ユーザの顔の特徴量を抽出することにより、そのユーザがこの複合機20の使用権限を有するか否かを判定する。この顔認証部203は、ハードウェア上は、主に、顔認証カメラ23や、顔認証プログラムを実行するCPU261などが、その役割を担っている。この顔認証部203は、本発明にいう認証部の一例に相当する。
なお、この第1実施形態では、煩雑さを避けるため省略しているが、顔認証がうまくいかなかったときの代替手段として、ICカードを読み取るICカードリーダやパスワードを入力するテンキー等を備えて、ICカードによる認証やパスワードによる認証の機能を併せ持っていてもよい。ICカードによる認証やパスワードによる認証の機能も本発明にいう認証部の各一例に相当する。
また、ユーザ追跡部204は、ユーザの足元の画像分析から、そのユーザの現在位置を検知し、さらにそのユーザの移動方向を検知する。このユーザ追跡部204は、ハードウェア上は、主に、人検知カメラ22や、ユーザの足元の画像に基づいてユーザを追跡するユーザ追跡プログラムを実行するCPU261などが、その役割を担っている。このユーザ追跡部204は、本発明にいう、第2認識部の一例に相当する。また、このユーザ追跡部204は、本発明にいう、第3認識部の一例にも相当する。
さらに、記憶部205は、この複合機20の使用権限のあるユーザのユーザIDを記憶している。後述するように、この記憶部205には、ユーザIDがグループ化された形式で記憶されている。このグループは、例えば、この複合機20の設置場所が会社のオフィス内である場合に、そのオフィス内で働く人たちの組織に対応して、部ごと、あるいは課ごとなど、相互に連絡をとるのが容易な人を集めたグループである。さらに、この記憶部205には、各ユーザIDに対応づけられた、各ユーザの顔の特徴量や各ユーザの氏名も記憶されている。この記憶部205は、ハードウェア上は、図2に示すHDD164がその役割を担っている。この記憶部205は、本発明にいう記憶部の一例に相当する。
また、表示・操作部206は、ユーザへの様々な情報の画面表示による通知や、ユーザの操作による、ユーザからの様々な指示を受け付ける役割を担っている。ここで、この表示・操作部206におけるユーザ操作には、顔認証によりこの複合機20の使用権限が与えられたユーザによる、プリント出力指示も含まれている。この表示・操作部206は、ハードウェア上は、主にUI24がその役割を担っている。この表示・操作部206は、本発明にいう操作部の一例を包含している。
また、プリント部207は、用紙上へのプリント出力を担っている。蓄積部202に蓄積されているプリントジョブに基づくプリント出力にあたっては、顔認証により使用権限が与えられたユーザが表示・操作部206でプリント出力指示操作を行なう。すると、そのユーザのユーザIDを含むプリントジョブについてプリント出力が行われる。このプリント部207は、本発明にいうプリント部の一例に相当する。
また、読取部208は、原稿上の画像を読み取って画像データを取得する役割を担っている。この読取部207で取得した画像データは、送受信部201を経由してノートPC10に送信され、あるいは、このプリントシステム100の外部にファクシミリ送信される。あるいは、この読取部207で取得した画像データは、プリント部207に送られてその画像データに基づく画像がプリント出力される。この読取部208は、ハードウェア上は、図1,図2に示すスキャナ20Aがその役割を担っている。
また、報知部209は、顔認証で使用権限が与えられたユーザに関連するプリントジョブが蓄積部202に蓄積されている場合に、そのユーザに向けて、そのユーザに関連するプリントジョブが存在することを音声で報知する。認証されてもそのユーザが自分のプリントジョブに基づくプリント出力を行なうとは限らず、そのプリントジョブについては忘れたまま、例えば別件についてのコピーを行なって、そのまま立ち去ることも有り得るからである。また、本実施形態では、そのユーザ自身のユーザIDを含むプリントジョブのみでなく、そのユーザIDを持つユーザと同じグループに属する別のユーザのユーザIDを含むプリントジョブについても、今回認証されたユーザに関連するプリントジョブとして、そのユーザに向けて音声で報知する。具体例については、後述する。
この報知部209は、ハードウェア上は、主に、スピーカ25と、蓄積部202や記憶部205を参照して必要な情報を集めてスピーカ25に発音させる報知プログラムを実行するCPU261等が、その役割を担っている。この報知部209は、本発明にいう報知部の一例に相当する。
以下、この複合機20における処理を具体的に説明する。
図4は、ユーザ追跡プログラムのフローチャートを示した図である。
このユーザ追跡プログラムは、焦電センサ21(図1,図2参照)によりユーザの接近が検知されたことを受けて起動される。
焦電センサ21には電力が常時、供給されていて、焦電センサ21は、ユーザの接近を常に検知可能な状態にある。そして、その焦電センサ21によりユーザの接近が検知されると、先ずメインコントローラ26(図2参照)に電力が投入され、プログラムの実行が可能な状態となる。ここでは先ず、焦電センサ21によるユーザの接近を受けて、この図4に示すユーザ追跡プログラムの実行が開始される。
このユーザ追跡プログラムでは、先ず、人検知カメラ22(図1,図2参照)に電力を投入し、人検知カメラ22を起動させる(ステップS11)。そして、そにユーザを監視する(ステップS12)。すなわち、その人検知カメラ22での撮影により得られたユーザの足元の画像を分析して、足先の向きおよび足の動きにより、そのユーザの現在位置および移動方向を監視する。そして、そのユーザが複合機20の近くを単に通り過ぎるのではなく、複合機20に向かって移動して複合機20の直ぐ近くまで来ると、使用意図があるものとみなす(ステップS13)。そして、「使用意図あり」フラグがオンか否かを判定し(ステップS14)、「使用意図あり」フラグがオフの場合は、その「使用意図あり」フラグをオンにして(ステップS15)、「使用意図あり」を報告する(ステップS16)。この「使用意図あり」フラグは、「使用意図あり」の報告が無駄に繰り返されるのを避けるためのフラグである。
「使用意図あり」を報告し(ステップS16)、あるいは使用意図ありとは判定されないとき(ステップS13)、あるいは使用意図ありと判定されても「使用意図あり」フラグがオンのときは(ステップS14)、次に、認証成功フラグがオンか否かが判定される(ステップS17)。この認証成功フラグは顔認証カメラ23の撮影画像に基づく認証に成功したときにオンになるフラグである(図5参照)。顔認証フラグがオフのときは、ステップS12に戻る。認証成功フラグがオンのときは、次にそのユーザ(この時点では、そのユーザは認証されたユーザである)が複合機20から遠ざかりつつあるか否かが判定される(ステップS18)。そのユーザが複合機20の直ぐ近くに留まっているときは、そのまま、ステップS12に戻り、ユーザの足元の動きの監視を続ける。
一方、認証後のユーザが複合機20から遠ざかりつつあると判定されると(ステップS19)、「遠ざかり」フラグをオンにし(ステップS20)、「遠ざかり」を報告する(ステップS21)。この「遠ざかり」フラグは、「遠ざかり」の重複報告を避けるためのフラグである。
「遠ざかり」を報告した後(ステップS21)、あるいは、「遠ざかり」の報告が既に済んでいて「遠ざかり」フラグがオンであったときは(ステップS19)、次に、ユーザが人検知カメラ22の撮影エリア外に退出したか否かが判定される(ステップS22)。ユーザが撮影エリア内にとどまっているときは、そのユーザの監視を続ける(ステップS12)。そのユーザが人検知カメラ22の撮影エリア外に退出すると(ステップS22)、認証成功フラグをオフにする(ステップS23)。
顔認証に成功すると、図7に示すように、今回認証されたユーザとそのユーザの足との対応づけがなされる。したがって、顔認証に成功した後は、そのユーザが人検知カメラ22の撮影エリア内にとどまっている限り、そのユーザがその撮影エリア内のどこに移動しても、また、別のユーザがその撮影エリア内に入り込んできても、どの足がその認証されたユーザの足であるかを知ることができる。ただし、そのユーザが人検知カメラ22の撮影エリアから一旦退出すると、その撮影エリア内に次に入り込んできたユーザが直前に認証されたユーザであるか別のユーザであるかの判別は不能である。そこで、ここでは、認証されたユーザがその撮影エリア外に退出したときは、認証成功フラグをオフにすることにより、認証前の状態に戻すことにしている。
認証成功フラグをオフにした後(ステップS23)、さらに「使用意図あり」フラグもオフにし(ステップS24)、「遠ざかり」フラグもオフにする(ステップS25)。これにより、このユーザ追跡プログラムは、人検知カメラ22を起動した直後の初期の状態に戻り、さらに監視を続けることになる。
図5は、顔認証プログラムのフローチャートを示した図である。この顔認証プログラムは、ユーザ追跡プログラム(図4参照)からの「使用意図あり」を報告を受けて起動される。
ここでは先ず、顔認証カメラ23(図1,図2参照)に電力を投入して顔認証カメラ23を作動させ(ステップS21)、顔認証処理を行なわせる(ステップS22)。この顔認証処理は、前述の通り、この顔認証カメラ23での撮影により得られたユーザの顔の画像からその顔の特徴量を抽出し、この複合機20内に記憶されている、この複合機20の使用権限を有するユーザの顔の特徴量と照らし合わせることにより、そのユーザがこの複合機20の使用権限を有するユーザであるか否かを判定する処理である。この顔認証に成功すると(ステップS23)、すなわち、この複合機20の使用権限を有するユーザであることが判明すると、「顔認証成功」を報告する(ステップS24)。そして、ここではさらに、認証成功フラグをオンにする(ステップS25)。一方、顔認証に失敗すると(ステップS23)、すなわち、この複合機20の使用権限を有するユーザであるという確認ができなかったときは、「顔認証失敗」を報告する(ステップS26)。そして、「顔認証成功」の場合も「顔認証失敗」の場合も、顔認証カメラ23への投入電力を遮断して顔認証カメラ23の動作を停止させる(ステップS27)。
図6は、顔認証失敗通知プログラムのフローチャートを示した図である。この顔認証失敗通知プログラムは、顔認証プログラム(図5参照)からの「顔認証失敗」の報告を受けて起動される。
ここでは、UI24の画面上に、顔認証による使用権限有りとの確認がとれなかったため、この複合機20の使用を許可できない旨、一定時間表示される(ステップS31)。ここで、UI24への画面表示とともに、スピーカ25からの音声で同様の通知を行なってもよい。なお、この第1実施形態では省略したが、ICカードリーダを備え、UI24上にこの表示があらわれている間にICカードリーダにICカードを翳すことにより、顔認証に代わる認証を行なってもよい。あるいは、パスワード入力による認証処理を併用してもよい。
図7は、複合機作動プログラムのフローチャートを示した図である。この複合機作動プログラムは、顔認証プログラム(図5参照)からの「顔認証成功」の報告を受けて起動される。
ここでは先ず、人検知カメラ22による足元画像上の足と、今回認証に成功したユーザとを対応づける(ステップS41)。これは、その認証したユーザのその後の移動を監視するためである。顔認証を行なっているユーザは、複合機20の前の、狭い領域内に立つことになる。そこで、顔認証カメラ23の撮影画像に基づいて認証に成功したユーザと、その時点においてその狭い領域に存在する足元画像上の足とを対応づけておく。この対応づけの後は、図4に示すユーザ認証プログラムは、認証成功フラグがオフにされる(図4、ステップS23)まで、人検知カメラ22の撮影エリア内に別のユーザが入り込んできた場合であっても、この認証された1人のユーザの移動を追跡する。
図7に示す複合機作動プログラムでは、次に、この複合機20の全体に電力を投入する(ステップS42)。これにより、この複合機20での、プリント出力等の様々な処理の実行が可能となる。
その後、UI24のユーザ操作を受けて(ステップS43)、そのユーザの操作に応じた処理を実行する(ステップS44)。
図8は、報知プログラムのフローチャートを示した図である。この通知プログラムは、図4に示したユーザ追跡プログラムからの「遠ざかり」の報告があったことを受けて起動される。この「遠ざかり」の報告は、認証に成功したユーザが複合機20から遠ざかりつつあることの報告である。
ここでは、今回認証されたユーザの関連情報のサーチを行なう(ステップS51)。関連情報の具体例の説明は後回しにする。関連情報をサーチして関連情報が見つかると(ステップS52)、スピーカ25からの音声で、そのユーザに向けて、関連情報が存在することが報告される(ステップS53)。
図9は、複合機内に記憶されているユーザID一覧を示した模式図である。
ここには、認証を経ることにより複合機20の使用が許可されるユーザの情報が並んでいる。各ユーザは、互いに対応づけられた、ユーザIDと、ユーザの氏名と、そのユーザの顔特徴量とで表わされている。例えば、この図9に示す例では、ユーザID:001には、氏名:山田太郎と、顔特貯量:001が対応づけられている。また、ここでは、各ユーザは、複数のグループのうちのいずれかのグループに属している。ただし、ユーザが1人のみのグループの存在を否定するものではない。例えば、この図9に示す例では、ユーザID:001〜abcの各ユーザは、グループ1に属し、ユーザID:101〜defの各ユーザは、グループ2に属している。
ここで、今回、グループ1に属しているユーザID:001の山田太郎が認証を行なって複合機20を使用し、その複合機20から立ち去ろうとしたとする。このときに、山田太郎本人のプリントジョブが複合機20内に未だ残っていたときは、スピーカ25から、例えば、「プリントジョブが残っています。プリント出力をお願いいたします。」の音声が発せられる。また、本実施形態では、今回認証したユーザと同じグループに属するユーザのプリントジョブが残っていたとき、その同じグループに属するユーザのプリントジョブについても、今回認証したユーザの関連情報として、今回認証したユーザに伝えられる。例えば、山田太郎が認証を行なって複合機20を使用して、その複合機20から立ち去ろうとしたとき、その山田太郎と同じグループに属する中村美代子のプリントジョブが残っていたとする。このときは、スピーカ25から、例えば、「中村美代子さんのプリントジョブが残っています。プリント出力するように中村美代子さんにお伝えください。」の音声が発せられる。
図10は、電源オフプログラムのフローチャートを示した図である。この電源オフプログラムは、焦電センサ21により人が検知されなくなった(複合機20の近くに人が居なくなった)ときに起動されるプログラムである。
ここでは、人検知カメラ22への供給電力を遮断し、人検知カメラ22の作動を停止させる(ステップS61)。さらに、この複合機20に電力が投入されていたときは(ステップS62)、この複合機20の電源をオフにする(ステップS63)。ただし、焦電センサ21等、次回の電力投入のために必要な箇所については、引き続き電力が供給される。
この第1実施形態によれば、不必要な人への通知を避けつつ、必要な人に必要な情報が音声で伝えられる。
次に、この第1実施形態の変形例について説明する。
図11は、図4に示したユーザ追跡プログラムに代わる別のユーザ追跡プログラムのフローチャートを示した図である。この図11に示すユーザ追跡プログラムも、図4に示したユーザ追跡プログラムと同様、焦電センサ21によりユーザの接近が検知されたことを受けて起動される。
この図11に示すユーザ追跡プログラムのステップS71〜S77は、図4に示したユーザ追跡プログラムのステップS11〜S17とそれぞれ同一であり、ここでの重複説明は省略する。
ステップS78では、認証済のユーザが人検知カメラ22の撮影エリア外に退出したか否かが判定される。そして、そのユーザが撮影エリア外に退出したときは、エリア外に退出したことが報告される(ステップS79)。さらに、認証成功フラグがオフにされ(ステップS80)、さらに「使用意図あり」フラグもオフにされる(ステップS81)。ユーザが撮影エリア外に一旦退出すると、その撮影エリア内に次に入り込んできたユーザが直前に認証されたユーザであるか否かの判別は不能だからである。
ここで、図4に示したユーザ追跡プログラムではなく、この図11に示したユーザ追跡プログラムを採用したときは、図8に示した報知プログラムは、この図11に示したユーザ追跡プログラムからのエリア外退出の報告を受けて起動される。
図4に示したユーザ追跡プログラムを採用すると、遠ざかりつつあるユーザに、そのユーザが未だ人検知カメラ22の撮影エリア内にいる間に、情報を音声で伝えることができる。この時点では、そのユーザの認証は引き続き有効なので、そのユーザは、その時点で複合機20の元に戻れば、新たな認証処理なしに、自分のプリントジョブに基づくプリント出力などの処理を続行するすることができる。ただし、この図4に示したユーザ追跡プログラムを採用すると、認証後に少し移動しただけで、これからプリントしようとしている自分のプリントジョブについてもスピーカ25からの音声で注意喚起がなされてしまい、煩わしさを感じることも生じ得る。
一方、図11に示したユーザ追跡プログラムを採用すると、人検知カメラ22の撮影エリアから退出した時点で、すなわち、複合機20の操作を確実に終えた後になって初めて、スピーカ25から音声が発せられるため、残存しているプリントジョブに関する情報のみ告げられることになる。ただし、この場合、残存しているプリントジョブがそのユーザ自身のものであったときは、複合機20の元へ戻ってきたとき、そのユーザは再度認証処理から始める必要がある。
このように、図4に示したユーザ追跡プログラムと図11に示したユーザ追跡プログラムとでは一長一短がある。そこで、図4に示したユーザ追跡プログラムと図11に示したユーザ追跡プログラムとの双方を組み込んでおき、いずれのユーザ追跡プログラムを実行させるかをこの複合機20の管理者に委ねてもよい。
以上、本発明の第1実施形態の複合機20のメインコントローラ26(図2参照)で実行されるプログラムについて説明したが、それらのプログラム全体を合わせたものが、本発明の印刷装置制御プログラムの一例に相当する。そして、それらのプログラムを実行するメインコントローラ26が、本発明にいう情報処理装置の一例に相当する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2実施形態の説明にあたっては、上記の第1実施形態における構成要素と同じ概念の構成要素には、第1実施形態の各図で用いた符号と同じ符号を用い、第1実施形態との相違点について説明する。
図12は、本発明の第2実施形態としてのプリントシステムの全体構成図である。
この図12に示すプリントシステム100は、図1に示すプリントシステム100と比べ、複合機20の構成要素の一部が異なっている。具体的には、この図12に示すプリントシステム100を構成する複合機20には、図1に示すプリントシステム100を構成する複合機20に備えられていた焦電センサ21、人検知カメラ22、および顔認証カメラ23は備えられていない。
一方、この図12に示す複合機20には、近距離通信機27およびICカードリーダ28が備えられている。近距離通信機27は、例えば、Bluetooth(登録商標)等、数メートル程度の通信距離を持つ通信規格に準拠した無線通信機である。また、ICカードリーダ28は、NFC(Near Field Communication)等、数センチメートル程度の極めて近距離の通信距離を持つ通信規格に準拠した無線受信機である。ここでは、ICカードリーダ28と称しているが、発信側は、その規格に準拠していればよく、カードの形態である必要はない。また、この図12には、スマートフォン等の携帯端末30が示されている。これらの携帯端末30は、複合機20に備えられた近距離通信機27との間で通信を行なう機能と、複合機20に備えられたICカードリーダ28に翳してそのICカードリーダ28に情報を送信する機能とを備えている。このプリントシステム100を使用する各ユーザは、各ユーザごとの携帯端末30を常に携行することが要請されている。各携帯端末30には、その携帯達末30を携行するユーザのユーザIDが登録されている。
図13は、図12に外観を示す複合機のハードウェア構成図である。
この図13には、図12にも示した近距離通信機27およびICカードリーダ28が示されている。一方、ここには、前述の第1実施形態におけるハードウェア構成図である図2に示されている焦電センサ21、人検知カメラ22、および顔認証カメラ23は示されていない。その他の構成要素については、第1実施形態と第2実施形態とで共通であり、ここでの説明は省略する。なお、前述の第1実施形態では、HDD264に、使用権限のあるユーザの情報として、ユーザIDと、ユーザの氏名と、顔の特徴量が記憶されている旨、説明したが、この第2実施形態では、顔認証は行われず、したがって、顔の特徴量を記憶しておく必要はない。
近距離通信機27には電力が常時供給されていて、携帯端末30(図1参照)を携行しているユーザが近距離通信機27の通信距離(数メートル程度)以内に近づくと、携帯端末30と近距離通信機27との間での通信が開始され、その携帯端末30に登録されているユーザIDが複合機20に通知される。なお、、携帯端末30と近距離通信機27との間では暗号化通信が行われ、その近くに別の携帯端末30が存在していても、複合機20に通知したユーザIDが近くの別の携帯端末30等に知られることは防止されている。
近距離通信機27がユーザIDを受信すると、この複合機20では、その受信したユーザIDが、HDD264の登録されているユーザのいずれかのユーザIDと一致するか否かが判定される。
また、ユーザが携行している携帯端末30をICカードリーダ28に翳すと、携帯端末30は、今度はICカードリーダ28経由で複合機20にユーザIDを通知する。この場合も、複合機20では、ICカードリーダ28経由で通知されたユーザIDが、HDD264に登録されているユーザの中のいずれかのユーザのユーザIDと一致するか否かが判定される。
図14は、図12に示す複合機の機能ブロック図である。
この図14には、送受信部201、蓄積部202、ユーザ検知部211、許可付与部212、記憶部205、操作部206、プリント部207、読取部208、報知部209、および制御部210が示されている。ここには、前述の第1実施形態における複合機の機能ブロック図(図3)に示されていた顔認証部203およびユーザ追跡部204は存在せず、一方、前述の第1実施形態にはなかったユーザ検知部211および許可付与部212が設けられている。この図14に示す、ユーザ検知部211および許可付与部212を除く各要素は、図3に示した第1実施形態における同じ名称の各要素とそれぞれ同一であり、ここでの説明は省略する。ただし、上述の通り、記憶部205には、ユーザの顔の特徴量は記憶されておらず、ユーザIDとユーザ名のペアがグループ化されて記憶されている。
ユーザ検知部211は、接近してきたユーザが複合機20を使用する使用権限のあるユーザであることの検知を担っている。ただし、使用権限のあるユーザであることを検知しても、そのユーザに直ちに使用許可を与えることにはならない。具体的には、このユーザ検知部211は、ユーザが携行している携帯端末30と、複合機20に備えられた近距離通信機27との間の通信によりユーザIDを受け取り、CPU261で実行される第1認証プログラムにより、その受け取ったユーザIDがHDD264に記憶されているユーザIDのいずれかと一致するか否かを判定する。したがって、このユーザ検知部211は、ハードウェア上は、近距離通信機27や、第1認証プログラムを実行するCPU261等が、その役割を担っている。このユーザ検知部211は、本発明にいう第1認識部の一例に相当する。
また、許可付与部212は、接近してきた使用権限のあるユーザに使用許可を与える役割を担っている。本実施形態における許可付与部212は、携帯端末30を翳したICカードリーダ28でユーザIDを受信し、CPU261で実行される第2認証プログラムにより、その受け取ったユーザIDがHDD264に記憶されているユーザIDのいずれかと一致するか否かを判定する。したがって、この許可付与部212は、ハードウェア上は、ICカードリーダ28や、第2認証プログラムを実行するCPU261等が、その役割を担っている。この許可付与部212は、本発明にいう許可付与部の一例に相当する。
なお、本発明にいう許可付与部は、ICカードリーダ28を用いるものに限られるものではなく、顔認証、指紋認証、パスワードによる認証など、接近してきた使用権限のあるユーザに使用許可を与える手段であれば、どのような手段であってもよい。
図15は、第1認証プログラムのフローチャートを示した図である。
図1,図2に示す近距離通信機27には電力が常時供給されていて、携帯端末30を携行したユーザの接近を常時監視している(ステップS101)。
携帯端末30を携行しているユーザが近づいて来て近距離通信機27とその携帯端末30との間の通信が確立すると(ステップS102)、その携帯端末30に登録されているユーザIDをその携帯端末30から受信する(ステップS103)。そして、このユーザIDを受信すると、その受信したユーザIDと複合機20内に記憶されているユーザIDとを対比する(ステップS104)。そして、その受信したユーザIDが、複合機20には記憶されていない、使用権限のないユーザのユーザIDだったとき(ステップS105)、あるいは、近距離通信機27との通信を行なうことのできる通信機が搭載された、このプリントシステム100とは無関係の機器が近づいてきた場合等、そもそもユーザIDが受信不能であったときは、一旦確立した通信を切断して(ステップS106)、新たな携帯端末30が近づいて来たか否かの監視(ステップS101)に戻る。
一方、その受信したユーザIDが使用権限のあるユーザのユーザIDであったときは(ステップS105)、「使用権限有り」を報告し(ステップS107)、関連情報をサーチする(ステップS108)。サーチする関連情報の範囲は、前述の第1実施形態における関連情報と同一である。すなわち、ここでは、今回受信したユーザIDを持つユーザのプリントジョブが複合機20内に残っているか否か、および、今回受信したユーザIDを持つユーザと同じグループに属するユーザのプリントジョブが複合機20内に残っているか否か、である。
ここでは、同じグループ内のユーザの分も含めてサーチを行なうが、次のステップS109での判定は、今回受信したユーザIDを持つユーザ本人のプリントジョブが複合機20内に残っていたか否か、である。ただし、ここでのサーチの結果は、同じグループに属するユーザの分も含めて、保存しておく。そのユーザ本人のプリントジョブが残っていなかったときは、ここでのサーチの結果を同じグループに属するユーザの分も含めて保存したまま、他の形態端末30との間の通信の監視のために、ステップS101に戻る。
一方、今回受信したユーザIDを持つユーザ本人のプリントジョブが複合機20内に残っていた場合は、スピーカ25からの音声で、そのユーザのプリントジョブの存在が報知される(ステップS110)。ここでは、例えば、
「あなたが送信したプリントジョブ2通と、あなた宛てのファクシミリ1通があります。全てをプリント出力してください。」
といった音声が発せられる。
この音声による報知の後は、他の携帯端末30との間の通信の監視のために、ステップS101に戻る。
グループ内のユーザのプリントジョブに関する、音声での報知については、後述する。
図16は、第2認証プログラムのフローチャートを示した図である。この図16に示す第2認証プログラムは、図15に示した第1認証プログラムからの「使用権限有り」の報告を受けて起動される。
ここでは先ず、ICカードリーダ28に電力を投入してICカードリーダ28を起動し(ステップS111)、ICカードリーダ28と携帯端末30との間の通信を監視する(ステップS112)。そして、ICカードリーダ28に携帯端末30が翳されて通信が開始されると(ステップS113)、その携帯端末30からユーザIDを受信する(ステップS114)。そして、そのユーザIDを受信すると、その受信したユーザIDと複合機20内に記憶されているユーザIDとを対比し(ステップS115)、その受信したユーザIDが使用権限のあるユーザのユーザIDか否かを判定する(ステップS116)。そして、受信したユーザIDが複合機20の使用権限を有するユーザのユーザIDであったときは、「認証成功」を報告する(ステップS117)。一方、受信したユーザIDが複合機20の使用権限を有するユーザのユーザIDではなかったとき、あるいは、そもそもユーザIDが受信不能であったときは、「認証失敗」を報告する(ステップS118)。そしてさらに、「認証成功」の場合も「認証失敗」の場合も、ICカードリーダ28への電力供給を停止してICカードリーダ28の動作を停止させる(ステップS119)。
図17は、認証失敗通知プログラムのフローチャートを示した図である。この認証失敗通知プログラムは、第2認証プログラム(図16参照)からの「認証失敗」の報告を受けて起動される。
ここでは、UI24の画面上に、認証による使用権限有りとの確認がとれなかったため、この複合機20の使用を許可できない旨、一定時間表示される(ステップS31)。ここでは、UI24への画面表示とともに、スピーカ25からの音声で同様の通知を行なってもよい。
図18は、複合機作動プログラムのフローチャートを示した図である。この複合機作動プログラムは、第2認証プログラム(図16参照)からの「認証成功」の報告を受けて起動される。
ここでは先ず、複合機20の全体に電力を投入する(ステップS141)。これにより、この複合機20での、プリント出力等の様々な処理の実行が可能となる。
その後、UI24のユーザ操作を受けて(ステップS142)、そのユーザの操作に応じた処理を実行する(ステップS143)。
図19は、電源オフプログラムのフローチャートを示した図である。この電源オフプログラムは、近距離通信機27と携帯端末30との間の通信が途絶えた(複合機20の近くに人が居なくなった)ことを受けて実行されるプログラムである。ただし、この図19に示す電源オフプログラムは、使用権限が確認できずに通信を切断した場合(図15、ステップS106)には、実行されない。すなわち、この電源オフプログラムは、近距離通信機27と携帯端末30との間の通信によりその携帯端末30から使用権限のあるユーザのユーザIDを受信した後に、その携帯端末30との通信が途絶えた場合に実行されるプログラムである。ただし、携帯端末30をICカードリーダ28に翳して認証を行なったか否かとは無関係である。
ここでは先ず、関連情報が存在するか否かが判定される(ステップS151)。ただし、ここでは、関連情報が存在するか否かをサーチする必要はなく、近距離通信機27と携帯端末30との間の通信が確立した時点でサーチしておいた情報(図15、ステップS108)が参照される。
そして、関連情報が存在するときは(ステップS151)、その関連情報が、スピーカ25からの音声により、ユーザに伝えられる。このとき伝えられる関連情報は、そのユーザ自身のプリントジョブに限らず、そのユーザと同じグループに属するユーザのプリントジョブに関しても音声で伝えられる。
すなわち、本実施形態の場合、携帯端末30を携行した、複合機20の使用権限を有するユーザが複合機20に近づいて来た時点で、そのユーザ自身のプリントジョブに関する情報が音声で出力され、そのユーザが複合機20から離れた時点で、そのユーザ自身のプリントジョブに関する情報が音声で再度出力されるとともに、そのユーザと同じグループに属するユーザのプリントジョブに関する情報も音声で出力される。ただし、そのユーザが複合機20を離れた時点における、そのユーザ自身のプリントジョブに関する情報は、近距離通信機27と携帯端末30との間の通信が確立した時点でサーチしておいた情報そのものではなく、そのユーザのプリントジョブに基づくプリント出力が終わっていたときは、そのプリント出力済のプリントジョブについては、この時点における音声による報知からは除かれる。
なお、ユーザが複合機20に近づいて来た時点で、そのユーザ自身のプリントジョブに関する情報と、そのユーザと同じグループに属するユーザのプリントジョブに関する情報との全てを音声出力し、立ち去るときには無言であってもよく、ユーザが複合機20に近づいて来た時点では無言であって立ち去るときに全てを音声出力してもよい。また、単に通り過ぎるだけのユーザには、そのユーザ本人のプリントジョブに関する情報は、近づいて来たときと遠ざかるときとの2回繰り返すことなく、1回で済ませてもよい。
ステップS152において関連情報を音声で報知した後、あるいは、関連情報がなかったときは関連情報をスキップして、次に、ICカードリーダ28が動作中であったときには(ステップS153)、ICカードリーダ28への電力供給を停止してICカードリーダ28の動作を停止させる(ステップS154)。
ICカードリーダ28に携帯端末30を翳して認証を試みたときは、その認証の成功、失敗にかかわらず、ICカードリーダ28の動作は停止するが(図16、ステップS119)、ICカードリーダ28に携帯端末30を翳すことなく複合機20の傍を単に通り過ぎるユーザも存在する。その場合も、近距離通信機27と携帯端末30との間の通信により有効なユーザIDを受信するとICカードリーダ28に電力が投入される(図16、ステップS111)。ステップS153,154は、単に通り過ぎるだけのユーザによって電力が投入されたICカードリーダ28への供給電力を遮断するためである。ただし、単に通り過ぎるだけのユーザであっても、近距離通信機27が有効なユーザIDを受信したときは、音声による関連情報の報知が行われる。
この図19に示す電源オフプログラムでは、さらに、複合機20の電源がオンか否かが判定され(ステップS155)、複合機20に電力が投入されていたときは、この複合機20の電源をオフにする(ステップS156)。ただし、近距離通信機27など、次回の電力投入のために必要な箇所については引き続き電力が供給される。
この第2実施形態の場合も、前述の第1実施形態と同様、不必要な人への通知を避けつつ、必要な人に必要な情報が音声で伝えられる。
なお、前述の第1実施形態では、複合機20が人検知カメラ22および顔認証カメラ23を備え、人検知カメラ22の撮影画像に基づいてユーザの移動方向や追跡範囲から外れたことを認識し、顔認証カメラ23の撮影画像に基づいてユーザ認証を行なっている。また、上述の第2実施形態では、複合機20が近距離通信機27およびICカードリーダ28を備え、携帯端末30と近距離通信機27との通信によりユーザが近づいて来たことや遠ざかったことを認識し、携帯端末30とICカードリーダ28との通信によりユーザ認証を行なっている。しかしながら、本発明においては、センサ、通信機、あるいはカメラ等を複合機自体が備えることは必ずしも必要ではなく、外部の機器(例えばネットワークカメラや監視カメラ)と連携し、それらから認証情報や追跡範囲から外れたことなどの情報を受け取ってもよい。
10 ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)
20 複合機
20A スキャナ
20B プリンタ
201 送受信部
202 蓄積部
203 顔認証部
204 ユーザ追跡部
205 記憶部
206 操作部
207 プリント部
208 読取部
209 報知部
210 制御部
211 ユーザ検知部
212 許可付与部
21 焦電センサ
22 人検知カメラ
23 顔認証カメラ
24 UI(ユーザインタフェース)
25 スピーカ
26 メインコントローラ
261 CPU
262 ROM
263 RAM
264 HDD
265 通信I/F
267 ファクシミリ送受信I/F
27 近距離通信機
28 ICカードリーダ
100 プリントシステム
101 通信回線
102 電話回線

Claims (7)

  1. 利用者を互いに識別する利用者IDを含む、印刷を指示する印刷指示を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した印刷指示を、該印刷指示に基づく印刷を実行するまで蓄積しておく蓄積部と、
    接近してきた利用者が使用権限のある利用者であることを認識する第1認識部と、
    接近してきた使用権限のある利用者に使用許可を与える許可付与部と、
    前記許可付与部で使用許可が与えられた利用者による印刷指示操作を受け付ける操作部と、
    前記蓄積部に蓄積された印刷指示のうちの、前記許可付与部で使用許可が与えられ更に前記操作部で出力指示操作を行なった利用者の利用者IDを含む印刷指示に基づく印刷を実行する印刷部と、
    前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知する報知部とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 使用権限のある利用者の利用者IDがグループ化されて記憶された記憶部を有し、
    前記報知部は、前記第1認識部で使用権限があることが認識された第1の利用者自身の利用者IDを含む印刷指示のみでなく、該第1の利用者と同じグループに属する別の第2の利用者の利用者IDを含む印刷指示についても、該第1の利用者に関連する印刷指示として、該第1の利用者に向けての報知の対象とすることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、前記報知部は、該利用者による印刷指示操作を待つことなく、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 利用者の移動方向を認識する第2認識部を備え、
    前記報知部は、前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者の遠ざかる方向への移動を前記第2認識部が認識したことを受けて、該利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  5. 予め定められた認識領域内における利用者の存在を認識する第3認識部を備え、
    前記報知部は、前記第3認識部による、前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者が前記認識領域外に移動したことの認識を受けて、該利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  6. 前記第1認識部および前記許可付与部の双方に代わり、接近してきた利用者が使用権限のある利用者であることを認識して該利用者に使用許可を与える認証を行なう、該第1認識部および該許可付与部の双方の作用を兼ねた認証部を備えたことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、印刷を指示する印刷指示を受信し該印刷指示に基づく印刷を実行する印刷装置を、
    利用者を互いに識別する利用者IDを含む、印刷を指示する印刷指示を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した印刷指示を、該印刷指示に基づく印刷を実行するまで蓄積しておく蓄積部と、
    接近してきた利用者が使用権限のある利用者であることを認識する第1認識部と、
    接近してきた使用権限のある利用者に使用許可を与える許可付与部と、
    前記許可付与部で使用許可が与えられた利用者による印刷指示操作を受け付ける操作部と、
    前記蓄積部に蓄積された印刷指示のうちの、前記許可付与部で使用許可が与えられ更に前記操作部で出力指示操作を行なった利用者の利用者IDを含む印刷指示に基づく印刷を実行する印刷部と、
    前記第1認識部で使用権限があることが認識された利用者に関連する印刷指示が前記蓄積部に蓄積されている場合に、該利用者に向けて、該利用者に関連する印刷指示が存在することを報知する報知部とを備えた印刷装置として動作させる印刷装置制御装置として前記情報処理装置を動作させることを特徴とする印刷装置制御プログラム。
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JP2018075818A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
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