JP2017170782A - 情報処理装置、設定継続方法、および設定継続プログラム - Google Patents

情報処理装置、設定継続方法、および設定継続プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のユーザーが使用する場合でもログアウト前の操作の継続を可能とする。
【解決手段】 MFPは、ユーザーを認証する認証部71と、操作ユーザーがログイン中に操作を受け付ける操作受付部55と、操作に従って設定値を設定する設定部57と、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出部73と、ログアウトが検出される場合、ログアウトが検出された時点で設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持部63と、記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、記憶された設定値を設定する復帰部65と、を備え、設定値維持部63は、記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、記憶された設定値を消去しない。
【選択図】 図4

Description

この発明は、情報処理装置、設定継続方法、および設定継続プログラムに関し、特に、ユーザーのログアウトを自動的に検出する情報処理装置、その情報処理装置で実行される設定継続方法および設定継続プログラムに関する。
近年、ユーザーが携帯する携帯装置と通信可能になると、携帯装置から受信される認証情報に基づいてユーザーを認証する技術が知られており、この技術をMFP(Multi Function Periferal)等の情報処理装置に適用することができる。ユーザーは、携帯装置を携帯してMFPに近づくだけでMFPにより認証されるので、ユーザーによる認証のための操作を簡便にすることができる。
しかしながら、ユーザーが、MFPを操作している途中で、一時的にMFPから離れる場合がある。例えば、MFPに補充するための用紙を別の場所から搬送する場合や、複写のための原稿を忘れた場合にその原稿をとりに机に戻る場合である。この場合には、MFPは、ユーザーが携帯する携帯装置と通信できなくなる時点で、ユーザーがログアウトしたものと判断し、ログアウト処理を実行する。一般的に、MFPは、ログアウト処理を実行すると、それまでに設定された設定値を、デフォルトの値に変更するので、ユーザーは、MFPに再度ログインした時点で、設定を最初からやり直さなければならない。
特開2014−191402号公報には、ユーザーによりログアウトの要求がされた場合に、当該ログアウトの処理をキャンセルさせるとともに、ログインセッションを保持したままの状態で、ユーザー操作及び画面の閲覧をロックすることにより擬似的なログアウト状態を創出する疑似ログアウト実行手段と、疑似ログアウト後にユーザーよりログイン要求があった場合に、疑似ログアウトをしたユーザーとログイン要求をしているユーザーとが一致するかどうかを確認するログイン要求処理手段とを備え、前記ログイン要求処理手段は、疑似ログアウトしているユーザーとログイン要求しているユーザーが異なる場合、疑似ログアウトしているユーザーのログアウト処理と、ログイン要求しているユーザーのログイン処理をOSに依頼することを特徴とする情報処理装置が記載されている。
しかしながら、特開2014−191402号公報に記載の情報処理装置は、別のユーザーがログインした場合に、ログアウト処理を実行するので、別のユーザーがログインした場合に、設定値が消滅するといった問題がある。一方、ユーザーが設定値を設定した後にMFPに処理を実行させた場合には設定値は不要となるが、特開2014−191402号公報に記載の情報処理装置は、ユーザーがMFPに処理を実行させた後にログアウト要求した場合には、不要な設定値が記憶された状態が維持されるので、次にログイン要求した場合にデフォルトの設定値が表示されないといった問題がある。
特開2014−191402号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数のユーザーが使用する場合でもログアウト前の操作の継続が可能な情報処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ログアウト後にログアウト前の操作を断続する可能性の高い場合に限って操作の継続を可能とした情報処理装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、複数のユーザーが使用する場合でもログアウト前の操作の継続が可能な操作継続方法および操作継続プログラムを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、ログアウト後にログアウト前の操作を断続する可能性の高い場合に限って操作の継続を可能とした設定継続方法および設定継続プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面によれば、情報処理装置は、処理を実行する処理実行手段と、ユーザーを認証する認証手段と、認証手段により認証された操作ユーザーがログイン中に、操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付手段と、受け付けられた操作に従って、処理実行手段が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定手段と、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出手段と、ログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合、ログアウト検出手段によりログアウトが検出された時点で設定手段により設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持手段と、認証手段により設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、設定値維持手段に記憶された設定値を設定する復帰手段と、を備え、設定値維持手段は、認証手段により設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、記憶された設定値を消去しない。
この局面に従えば、操作ユーザーのログアウトが検出される場合、ログアウトが検出された時点で設定された設定値が操作ユーザーと関連付けて記憶され、記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、記憶された設定値が消去されることなく、記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、記憶された設定値が設定される。このため、ユーザーは、情報処理装置に設定値を設定している途中に、別のユーザーが情報処理装置に設定値を設定する場合であっても、継続して設定値を設定することができる。その結果、複数のユーザーが使用する場合でもログアウト前の操作の継続が可能な情報処理装置を提供することができる。
好ましくは、設定値維持手段は、認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態でログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合に設定手段により設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶し、認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態でログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合は設定手段により設定された設定値を記憶しない。
この局面に従えば、ログアウト後にログアウト前の操作を断続する可能性の高い場合に限って操作の継続を可能とすることができる。
この発明の他の局面によれば、情報処理装置は、処理を実行する処理実行手段と、ユーザーを認証する認証手段と、認証手段により認証された操作ユーザーがログイン中に、操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付手段と、受け付けられた操作に従って、処理実行手段が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定手段と、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出手段と、認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態でログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合、ログアウト検出手段によりログアウトが検出された時点で設定手段により設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶し、認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態でログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合、設定手段により設定された設定値を記憶しない設定値維持手段と、認証手段により設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、設定値維持手段に記憶された設定値を設定する復帰手段と、を備える。
この局面に従えば、認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態でログアウトが検出される場合、ログアウトが検出された時点で設定された設定値が操作ユーザーと関連付けて記憶され、認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態でログアウトが検出される場合、設定値は記憶されない。このため、ユーザーは、操作を完了する前にログアウトする場合に操作を継続することができ、操作を完了した後にログアウトする場合に最初から操作することができる。その結果、ログアウト後にログアウト前の操作を断続する可能性の高い場合に限って操作の継続を可能とした情報処理装置を提供することができる。
好ましくは、設定手段は、設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証手段により認証される場合、予め定められたデフォルトの設定値を設定する。
この局面に従えば、デフォルトの設定値が設定されるので、設定値の設定が容易となる。
好ましくは、設定値維持手段は、ログアウト検出手段によりログアウトが検出された時点で設定手段により設定された設定値を、ログアウトが検出されてから所定時間が経過するまで記憶する。
このため、ログアウトが検出されてから所定時間が経過すると設定値が記憶されないので、ユーザーは、ログアウトしてから再度ログインする場合に、最初から操作することができる。
好ましくは、設定値維持手段は、認証手段により設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なる別ユーザーが認証される場合、別ユーザーが認証されてからログアウトするまでの時間だけ所定時間を延長する。
この局面に従えば、別ユーザーが使用している時間だけ延長して設定値が記憶されるので、別のユーザーが操作する場合であっても操作を継続させることができる。
好ましくは、認証手段は、第1の認証手段と、ログアウト検出手段によりログアウトが検出されることに応じて、ログアウトが検出されてから所定時間が経過するまで、第1の認証手段により認証された操作ユーザーを記憶する記憶手段と、第1の認証手段により認証された操作ユーザーのログアウトが検出された後に、記憶手段に記憶された操作ユーザーを認証する第2の認証手段と、を含み、第1の認証手段は、記憶手段に記憶された操作ユーザーを認証しない。
この局面に従えば、第1の認証手段で認証した後は、ログアウトしてから所定時間が経過するまでは第2の認証手段で認証するので、第1の認証手段と第2の認証手段とを使い分けることで、効率的に認証することができる。
好ましくは、所定の範囲に存在する情報処理装置と通信可能な通信手段と、認証手段は、通信手段が情報処理装置から受信する認証情報に基づいて情報処理装置に割り当てられたユーザーを認証し、ログアウト検出手段は、認証手段によりユーザーが認証された後に、通信手段が情報処理装置と通信不可能になることに応じて、操作ユーザーのログアウトを検出する。
この局面に従えば、操作ユーザーが所定の範囲の外に移動すると情報処理装置と通信不可能になるので、操作ユーザーのログアウトを検出する。このため、操作ユーザーは、所定の範囲から外に出てから所定の範囲に入る場合に操作を継続することができる。
好ましくは、通信手段は、無線または人体を通信媒体として情報処理装置と通信する。
この発明のさらに他の局面によれば、設定継続方法は、ユーザーを認証する認証ステップと、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で設定ステップにおいて設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持ステップと、認証ステップにおいて設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、を含み、設定値維持ステップは、認証ステップにおいて設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、記憶された設定値を消去しないステップを含む。
この局面に従えば、複数のユーザーが使用する場合でもログアウト前の操作の継続が可能な設定継続方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、設定継続方法は、ユーザーを認証する認証ステップと、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態でログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で設定ステップにおいて設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶し、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態でログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、設定ステップにおいて設定された設定値を記憶しない設定値維持ステップと、認証ステップにおいて設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、を含む。
この局面に従えば、ログアウト後にログアウト前の操作を断続する可能性の高い場合に限って操作の継続を可能とした設定継続方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、設定継続プログラムは、情報処理装置を制御するコンピューターで実行される設定継続プログラムであって、ユーザーを認証する認証ステップと、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で設定ステップにおいて設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持ステップと、認証ステップにおいて設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、をコンピューターに実行させ、設定値維持ステップは、認証ステップにおいて設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、記憶された設定値を消去しないステップを含む。
この局面に従えば、複数のユーザーが使用する場合でもログアウト前の操作の継続が可能な設定継続プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、設定継続プログラムは、情報処理装置を制御するコンピューターで実行される設定継続プログラムであって、ユーザーを認証する認証ステップと、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態でログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で設定ステップにおいて設定された設定値を操作ユーザーと関連付けて記憶し、認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態でログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、設定ステップにおいて設定された設定値を記憶しない設定値維持ステップと、認証ステップにおいて設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、ログアウト後にログアウト前の操作を断続する可能性の高い場合に限って操作の継続を可能とした設定継続プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。 MFPが備えるアンテナの範囲の一例を示す図である。 MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 MFPが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。 設定継続処理の流れの一例を示すフローチャートである。 操作受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。 繰返操作受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、画像形成システム1は、ネットワーク2にそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)100,100A,100B,100C、認証サーバー200と、携帯装置250とを含む。MFP100,100A,100B,100Cは、その構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限りMFP100を例に説明する。
MFP(Multi Function Peripheral)100は、情報処理装置の一例であり、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においては、情報処理装置としてMFP100を例に説明するが、MFP100に代えて、例えば、画像形成機能を備えたプリンタ、ファクシミリ等であってもよい。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット等であってもよい。MFP100,100A,100B,100Cは、ネットワーク2を介して互いに通信可能であり、またMFP100,100A,100B,100C各々は、ネットワーク2を介して認証サーバー200と通信が可能である。
認証サーバー200は、一般的なコンピューターである。認証サーバー200のハード構成およびその機能は周知なので、ここでは説明を繰り返さない。
MFP100は、それの周辺で所定の範囲の床面に施設された電極であるアンテナ118Aを含む。携帯装置250は、メモリと、MFP100,100A,100B,100Cそれぞれとの間で人体通信をするデータ通信部とを少なくとも備える。携帯装置250は、携帯装置250に割当てられたユニークな装置識別情報をメモリに記憶している。ユーザーが携帯装置250を携帯してMFP100のアンテナ118A上に存在すると、携帯装置250は、ユーザー自身の人体およびアンテナ118Aを介してMFP100と人体通信可能となる。
携帯装置250は、例えば、ユーザーが身に付ける名札やカードなどに取り付けられる。なお、携帯装置250は、人体通信のための通信部を備えていれば、専用の装置であってもよいし、PDA(Personal Digital Assistants)や携帯電話機等に内蔵されてもよい。
人体通信技術としては、人が電極に触れると人体に微弱電流を流し、その電流を変調して情報を伝達する電流方式、人体表面に沿う電解に変化を与え通信する電界方式、超音波を伝送媒体とする弾性波方式等、種々の方式が開発されているが、人体通信技術を限定するものではない。ここでは、人体通信技術として、電界方式を用いる場合を例に説明する。
MFP100は、携帯装置250と通信可能になると、携帯装置250からその装置を識別するための装置識別情報を受信し、装置識別情報を含む認証要求を認証サーバー200に送信する。携帯装置250から受信される装置識別情報が、ユーザーを認証するための認証情報である。
認証サーバー200は、MFP100,100A,100B,100Cそれぞれについて、使用が許可されたユーザーを登録しており、MFP100,100A,100B,100Cいずれかから受信する認証要求に基づいて、ユーザーを認証し、認証結果を返信する。ここでは、認証サーバーの動作について、MFP100から認証要求を受信する場合を例に説明する。認証サーバー200は、MFP100の使用が許可されたユーザーを識別するためのユーザー識別情報と、そのユーザーに割り当てられた携帯装置250の装置識別情報とを関連付けたユーザーレコードを予め記憶している。認証サーバー200は、MFP100から認証要求を受信することに応じて、認証要求に含まれる装置識別情報を含むユーザーレコードが記憶されていれば、その装置識別情報とユーザーレコードにより関連付けられたユーザーを認証するが、認証要求に含まれる装置識別情報を含むユーザーレコードが記憶されていなければ、その装置識別情報に基づいてユーザーを認証しない。認証サーバー200は、認証結果を、認証要求を送信してきたMFP100に返信する。ユーザーを認証することを示す認証結果は、認証要求に含まれる装置識別情報と、認証されたユーザーのユーザー識別情報と、を含む。
図2は、MFPが備えるアンテナの範囲の一例を示す図である。図2は、MFP100を上方から見た図である。図2を参照して、MFP100の本体の操作パネル160が設置される正面側の床面にアンテナ118Aが施設されている。
アンテナ118Aは、MFP100の正面側に施設される。なお、アンテナ118AとMFP100本体との位置関係は、MFP100が設置される環境に依存する。アンテナ118Aは、MFP100を操作するユーザーが、操作パネル160を操作する場合に位置することが可能な床面に配置するようにすればよい。
図3は、MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する静止画像を用紙等に形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160と、アンテナ118Aと、を含む。
自動原稿搬送装置120は、原稿給紙トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部130のプラテンガラス上に設定された所定の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部130により原稿画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ上に排出する。
原稿読取部130は、原稿読取位置に搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、画像形成部140に出力する。給紙部150は、給紙トレイに収納された用紙を画像形成部140に搬送する。
画像形成部140は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、原稿読取部130から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施した、データ処理後のプリントデータ、外部から受信されたプリントデータ、またはHDD116に記憶されたプリントデータに基づいて、給紙部150により搬送される用紙に画像を形成する。画像形成部140は、画像が形成された用紙を排紙トレイに排紙する。
メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM(Read Only Memory)113と、RAM(Random Access Memory)114と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、人体通信するための人体通信部118と、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)119Aが装着される外部記憶装置119と、を含む。
CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150、および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。ROM113は、CPU111が実行するプログラム、およびそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる静止画像を一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の正面側に設けられ、表示部160Aと操作部160Bとを含む。表示部160Aは、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部160Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザーの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部160Bは、表示部160A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
通信I/F部112は、MFP100をネットワーク2に接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介してPC200、他のMFP100A,100B,100Cとの間で通信し、データを送受信する。また、通信I/F部112は、ネットワーク2を介してインターネットに接続された他のコンピューターと通信し、データを送受信する。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部117は、受信したファクシミリデータを、HDD116に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部117により受信されたファクシミリデータを用紙に印刷する。また、ファクシミリ部117は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
人体通信部118は、アンテナ118Aと接続され、アンテナ118Aの上に携帯装置250を携帯したユーザーが存在する場合には、アンテナ118Aおよびユーザーの人体を通信媒体として、アンテナ118Aおよびユーザーの人体を介して携帯装置250と通信する。
外部記憶装置119は、CD−ROM119Aが装着される。CPU111は、外部記憶装置119を介してCD−ROM119Aにアクセス可能である。CPU111は、外部記憶装置119に装表されたCD−ROM119Aに記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、CD−ROM119Aに記録されたプログラムに限られず、HDD116に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク2に接続された他のコンピューターが、MFP100のHDD116に記憶されたプログラムを書き換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワーク2に接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD116に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、CPU111が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM119Aに限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリであってもよい。
図4は、MFPが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。図4に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM103、EEPROM115、HDD116またはCD−ROM119Aに記憶された設定継続プログラムを実行することにより、CPU111に実現される機能である。
図4を参照して、CPU111は、人体通信部118を制御するための通信制御部51と、ログイン中のユーザーを管理するログイン管理部53と、操作部160Bを制御する操作受付部55と、設定値を設定する設定部57と、表示部160Aを制御する表示制御部59と、設定値に従って処理を実行する処理実行部61と、設定値維持部63と、復帰部65と、延長部67と、ユーザーがログアウトしてからの経過時間を計時する計時部69と、を含む。
通信制御部51は、人体通信部118を制御し、人体通信部118に携帯装置250と通信させる。具体的には、通信制御部51は、人体通信部118に定期的に装置識別情報の送信要求を出力させ、送信要求を受信した携帯装置250が送信する装置識別情報を人体通信部118が受信すると、人体通信部118から装置識別情報を受け付ける。人体通信部118は、携帯装置250を携帯するユーザーがアンテナ118A上に存在するときに限って、携帯装置250と通信可能になる。このため、通信制御部51は、人体通信部118から装置識別情報が受け付けられると、携帯装置250を携帯するユーザーがアンテナ118A上に存在することを検出する。通信制御部51は、人体通信部118から装置識別情報が受け付けられると、受け付けられた装置識別情報をログイン管理部53に出力する。
また、通信制御部51は、人体通信部118が装置識別情報を受信した後、人体通信部118に継続して装置識別情報の送信要求を定期的に出力させ、送信要求を受信した携帯装置250が送信する装置識別情報を人体通信部118が受信するごとに、人体通信部118から装置識別情報を受け付ける。これにより、通信制御部51は、携帯装置250を携帯するユーザーがアンテナ118A上から存在しなくなったことを検出することができる。換言すれば、通信制御部51は、携帯装置250を携帯するユーザーがアンテナ118A上に存在することを検出することができる。通信制御部51は、人体通信部118から装置識別情報が受け付けられている間は継続して、人体通信部118から装置識別情報が受け付けられるごとに装置識別情報をログイン管理部53に出力する。
ログイン管理部53は、ユーザー認証部71と、ログアウト検出部73と、を含む。ユーザー認証部71は、通信制御部51から入力される装置識別情報に基づいて、携帯装置250を携帯するユーザーを認証する。ユーザー認証部71は、第1認証部75と、第2認証部77と、ユーザー記憶部79と、を含む。
第1認証部75は、通信制御部51から装置識別情報が入力されることに応じて、通信制御部51から入力される装置識別情報を含む認証依頼を、通信I/F部112を介して、認証サーバー200に送信する。上述したように、認証依頼を受信する認証サーバー200は、認証依頼に含まれる装置識別情報を用いてユーザーを認証する場合、ユーザー識別情報と装置識別情報とを含む認証結果を返信し、ユーザーを認証しない場合、ユーザーを認証しないことを示す認証結果を返信する。第1認証部75は、通信I/F部112が認証サーバー200からユーザー識別情報と装置識別情報とを含む認証結果を受信する場合、認証結果に含まれるユーザー識別情報と装置識別情報との組をユーザー記憶部79およびログアウト検出部73に出力するとともに、ユーザー識別情報を操作受付部55および延長部67に出力する。
ユーザー記憶部79は、第1認証部75からユーザー識別情報と装置識別情報との組が入力されることに応じて、ユーザー識別情報と装置識別情報との組をRAM114に記憶する。ユーザー記憶部79は、後述する計時部69から消去指示が入力されると、RAM114に記憶したユーザー識別情報と装置識別情報との組のうち、消去指示に含まれるユーザー識別情報と同じユーザー識別情報を含むユーザー識別情報と装置識別情報との組を、RAM114から消去する。換言すれば、ユーザー記憶部79は、第1認証部75から入力される認証結果に含まれるユーザー識別情報と装置識別情報との組を、計時部69から消去指示が入力されるまで記憶する。
ログアウト検出部73は、ユーザー認証部71により認証されたユーザーのログアウトを検出する。ログアウト検出部73は、第1認証部75からユーザー識別情報と装置識別情報との組が入力された後に、その装置識別情報と同じ装置識別情報が、通信制御部51から入力されなくなると、その装置識別情報と組になるユーザー識別情報で特定されるユーザーのログアウトを検出する。ログアウト検出部73は、ユーザーのログアウトを検出する場合、ログアウトしたユーザーのユーザー識別情報と装置識別情報との組を、第2認証部77に出力するとともに、ログアウトしたユーザーのユーザー識別情報を、設定部57、計時部69および設定値維持部63に出力する。
第1認証部75は、通信制御部51から装置識別情報が入力される場合、通信制御部51から入力される装置識別情報と同じ装置識別情報が、ユーザー記憶部79によりRAM114に記憶されている場合、認証要求を認証サーバー200に送信しない。
第2認証部77は、通信制御部51から装置識別情報が入力されることに応じて、ユーザー記憶部79によりRAM114に記憶されたユーザー識別情報と装置識別情報との組に基づいて、ユーザーを認証する。具体的には、第2認証部77は、ログアウト検出部73からログアウトしたユーザーのユーザー識別情報と装置識別情報との組が入力された後に、その装置識別情報と同じ装置識別情報が、通信制御部51から最初に入力される場合に、通信制御部51から入力される装置識別情報と同じ装置識別情報を含むユーザー識別情報と装置識別情報との組が、ユーザー記憶部79によりRAM114に記憶されているか否かを判断する。第2認証部77は、通信制御部51から入力される装置識別情報と同じ装置識別情報を含むユーザー識別情報と装置識別情報との組がRAM114に記憶されていれば、そのユーザー識別情報で特定されるユーザーを認証するが、通信制御部51から入力される装置識別情報と同じ装置識別情報を含むユーザー識別情報と装置識別情報との組がRAM114に記憶されていなければ、ユーザーを認証しない。
第2認証部77は、ユーザーを認証する場合、認証したユーザーのユーザー識別情報と装置識別情報との組をログアウト検出部73に出力するとともに、認証したユーザーのユーザー識別情報を、復帰部65、操作受付部55、および延長部67に出力する。第1認証部75は認証サーバー200に認証を依頼するため、認証要求を送信する時間と、認証サーバー200による認証のための処理時間とを有する。第2認証部77はユーザー記憶部79によりRAM114に記憶されたユーザー識別情報と装置識別情報との組に基づいて認証する。したがって、第1認証部75による認証に要する時間と、第2認証部77による認証に要する時間とは、第2認証部77による認証に要する時間のほうが短い。このため、ユーザーが、MFP100に第1認証部75によって認証されたユーザーがログアウトしてから所定の時間が経過するまでは第2認証部75で認証するので、レスポンスタイムを早くすることができる。
計時部69は、ユーザーがログアウトしてからの経過時間を計時し、ログアウトしてからの経過時間がしきい値以上になると、消去指示をユーザー記憶部79に出力する。消去指示は、ログアウトしてから所定時間が経過したユーザーのユーザー識別情報を含む。
延長部67は、計時部69が用いるしきい値を、ログアウトしたユーザーとは別のユーザーがログインしている期間だけ増加させた値に変更する。計時部69は、延長部67によりしきい値が変更される場合、ユーザーがログアウトしてからの経過時間が、変更後のしきい値以上になると、消去指示をユーザー記憶部79に出力する。
具体的には、延長部67は、ユーザー認証部71に含まれる第1認証部75または第2認証部77のいずれかからログインしたユーザーのユーザー識別情報が入力される。延長部67は、第1認証部75または第2認証部77のいずれかからログインしたユーザーのユーザー識別情報が入力されることに応じて、ログインしたユーザーのユーザー識別情報を含む延長開始指示を計時部69に出力する。
計時部69は、ログアウト検出部73からログアウトしたユーザーのユーザー識別情報が入力されることに応じて、そのユーザー識別情報に対応するタイマーをスタートさせる。計時部69は、延長部67から延長開始指示が入力される場合、延長開始指示に含まれるユーザー識別情報と異なるユーザー識別情報に対応するタイマーを一時停止させる。さらに、計時部69は、ログアウト検出部73からログアウトしたユーザーのユーザー識別情報が入力される場合、一時停止しているタイマーのうち、ログアウト検出部73から入力されるログアウトしたユーザーのユーザー識別情報と異なるユーザー識別情報に対応するタイマーを再開させる。計時部69は、タイマーのタイマー値がしきい値以上になる場合、そのタイマーに対応するユーザー識別情報を含む消去指示を、ユーザー記憶部79および設定値維持部63に出力する。
例えば、ユーザーAがログアウトする場合、計時部69は、ログアウト検出部73からユーザーAのユーザー識別情報が入力される。計時部69は、ログアウト検出部73からユーザーAのユーザー識別情報が入力されることに応じて、ユーザーAに対応するタイマーAをスタートさせる。その後、ユーザーBがログインする場合、延長部67は、ユーザーBのユーザー識別情報を含む延長開始指示を計時部69に出力する。計時部69は、ユーザーBのユーザー識別情報を含む延長開始指示が入力されることに応じて、ユーザーAに対応するタイマーAを一時停止させる。この時点のタイマー値をT1とする。次に、ユーザーBがログアウトすると、計時部69は、ログアウト検出部73からユーザーBのユーザー識別情報が入力される。計時部69は、ログアウト検出部73からユーザーBのユーザー識別情報が入力されることに応じて、ユーザーBに対応するタイマーBをスタートさせるとともに、一時停止しているユーザーAに対応するタイマーAの一時停止を解除し、タイマー値T1からの計時を開始させる。これにより、計時部69がタイマーT1の計時を一時停止している期間だけ、しきい値の値が増加する。計時部69は、タイマー値T1が所定のしきい値以上になると、ユーザーAのユーザー識別情報を含む消去指示をユーザー記憶部79に出力する。
操作受付部55は、操作部160Bと接続され、ユーザーが操作部160Bに入力する操作を受け付ける。操作受付部55は、操作部160Bが備えるハードキーのいずれかを押下する操作、操作部160Bが備えるタッチパネルを指示する操作を含む。操作部160Bが受け付ける操作は、設定値を設定する設定操作、処理の実行を指示する実行指示操作、繰り返し処理の終了を指示する終了指示操作、操作画面を切り換える画面切換操作を含む。操作受付部55は、ユーザー認証部71に含まれる第1認証部75または第2認証部77のいずれかからログインしたユーザーのユーザー識別情報が入力された後に受け付ける操作を、ユーザー識別情報で識別されるユーザーによる操作に決定する。操作受付部55は、実行指示操作を受け付ける場合、実行指示操作とユーザー識別情報との組を処理実行部61に出力する。操作受付部55は、終了指示操作を受け付ける場合、終了指示操作とユーザー識別情報との組を処理実行部61に出力する。
表示制御部59は、表示部160Aを制御し、操作画面を表示部160Aに表示する。表示制御部59は、操作受付部55により画面切換操作が受け付けられることに応じて、画面切換操作で特定される操作画面を、表示部160Aに表示する。操作画面は、設定値を表示する設定値表示領域を含む。ユーザーは、表示部160Aに表示された操作画面に従って、操作部160Bを操作して、表示画面に含まれる設定値表示領域に表示された設定値を変更することができる。
設定部57は、ログアウト検出部73からログアウトしたユーザーのユーザー識別情報が入力されることに応じて、デフォルトで定められた設定値を設定する。設定部57は、操作受付部55により受け付けられる設定操作に基づいて、設定値を設定する。具体的には、設定部57は、操作受付部55により受け付けられる操作に基づいて設定値を決定し、それまでに設定されている設定値を、決定された設定値に変更する。
処理実行部61は、原稿読取部130、自動原稿搬送装置120、画像形成部140、給紙部150、HDD116、ファクシミリ部117および外部記憶装置119の少なくとも1つを制御し、処理を実行する。処理実行部61は、操作受付部55により実行指示操作が受け付けられることに応じて、実行指示操作により定まる処理を、設定部57により設定された設定値に基づいて実行する。処理実行部61が実行可能な処理は、1回の実行指示操作に対して1回実行する単発処理と、単発処理を終了指示操作が受け付けられるまで繰り返す繰返処理と、を含む。
処理実行部61は、操作受付部55からユーザー識別情報と実行指示操作との組が入力される場合、実行指示操作で特定される処理が単発処理ならば、操作受付部55から入力されるユーザー識別情報を含む終了指示を設定値維持部63に出力し、実行指示操作で特定される処理が繰返処理ならば設定値維持部63に終了指示を出力しない。処理実行部61は、操作受付部55からユーザー識別情報と実行指示操作との組が入力される場合であって、実行指示操作で特定される処理が繰返処理の場合、次に操作受付部55からユーザー識別情報と終了指示操作との組が入力されることに応じて、操作受付部55から入力されるユーザー識別情報を含む終了指示を設定値維持部63に出力する。
設定値維持部63は、ログアウト検出部73からログアウトしたユーザーのユーザー識別情報が入力されることに応じて、ユーザー識別情報と設定部57により設定された設定値との組をRAM114に記憶する。設定値維持部63は、計時部69から消去指示が入力されると、RAM114に記憶したユーザー識別情報と設定値との組のうち、消去指示に含まれるユーザー識別情報と同じユーザー識別情報を含みユーザー識別情報と設定値との組を、RAM114から消去する。換言すれば、設定値維持部63は、ログアウトしたユーザーがログアウトする前に設定した設定値と、ログアウトしたユーザーのユーザー識別情報との組を、ログアウトしてからの経過時間がしきい値以上になるまで記憶する。
復帰部65は、第2認証部77から認証されたユーザーのユーザー識別情報が入力される場合、設定値維持部63により記憶されたユーザー識別情報と設定値との組のうちに、第2認証部77から入力されるユーザー識別情報と同じユーザー識別情報を含む組が存在するか否かを判断する。復帰部65は、第2認証部77から入力されるユーザー識別情報と同じユーザー識別情報と組になる設定値が、設定値維持部63によりRAM114に記憶されているならば、その設定値で、設定部57に設定されている設定値を更新する。
図5は、設定継続処理の流れの一例を示すフローチャートである。設定継続処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM103、EEPROM115、HDD116またはCD−ROM119Aに記憶された設定継続プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図5を参照して、CPU111は、携帯装置250と通信可能になったか否かを判断する(ステップS01)。携帯装置250と通信可能となるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、携帯装置250と通信可能になると(ステップS01でYES)、処理をステップS22に進める。換言すれば、設定継続処理は、携帯装置250と通信可能となることに応じて実行される処理である。
ステップS02においては、携帯装置250から受信される装置識別情報を取得し、処理をステップS03に進める。ステップS03〜ステップS10の処理は後述する。
ステップS11においては、認証要求を認証サーバー200に送信し、処理をステップS12に進める。認証要求は、ステップS02において取得された装置識別情報を含む。認証サーバー200は、MFP100の使用が許可されたユーザのユーザー識別情報と、そのユーザーに割り当てられた携帯装置250の装置識別情報とを関連付けたユーザーテーブルを記憶しており、認証要求を受信する場合に、認証要求に含まれる装置識別情報と同じ装置識別情報がユーザーテーブルに記憶されていれば、その装置識別情報と関連付けられたユーザー識別情報で識別されるユーザーを認証するが、認証要求に含まれる装置識別情報と同じ装置識別情報がユーザーテーブルに記憶されていなければ認証しない。認証サーバー200は、認証に成功する場合、認証されたユーザーのユーザー識別情報と装置識別情報とを含む認証結果を返信し、認証に失敗する場合、認証に失敗したことを示す認証結果を返信する。
ステップS12においては、認証サーバー200から返信される認証結果に従って処理を分岐させる。認証結果が認証成功を示すならば処理をステップS13に進めるが、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS13においては、エラーを通知し、処理をステップS01に戻す。例えば、表示部160AにMFP100を使用する権限がないことを示すエラーメッセージを表示することにより、ユーザーにエラーを通知する。
ステップS14においては、設定値をデフォルトで定められた値に設定し、処理をステップS15に進める。ステップS15においては、ステップS12において認証サーバー200から受信される認証結果に含まれるユーザー識別情報と装置識別情報との組をRAM114に記憶し、処理をステップS16に進める。
ステップS16においては、他のユーザーのタイマーを一時停止し、処理をステップS17に進める。ステップS17においては、操作受付処理を実行し、処理をステップS01に戻す。他のユーザーのタイマーおよび操作受付処理の詳細は後述する。
図6は、操作受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。操作受付処理は、図5のステップS17において実行される処理である。図6を参照して、CPU111は、操作画面を表示部160Aに表示する(ステップS21)。HDD116に記憶された複数の操作画面のうちから1つの操作画面を表示部160Aに表示する。複数の操作画面のうち、設定値によって定まる操作画面を表示する。
ステップS22においては、操作を受け付けたか否かを判断する。操作部160Bにより操作が受け付けられたならば処理をステップS23に進めるが、そうでなければ処理をステップS32に進める。ステップS23においては、受け付けられた操作によって処理を分岐する。画面遷移操作を受け付ける場合は処理をステップS24に進め、設定操作を受け付ける場合は処理をステップS26に進め、実行指示操作を受け付ける場合は処理をステップS28に進める。
ステップS24においては、画面遷移操作により特定される操作画面を決定し、処理をステップS25に進める。ステップS25においては、決定された操作画面を表示部160Aに表示し、処理をステップS22に戻す。ステップS26においては、設定操作により特定される設定値を設定し、処理をステップS27に進める。ステップS27においては、設定フラグを「1」に設定し、処理をステップS22に戻す。設定フラグは、ユーザーによる操作が完了したか否かを示すフラグであり、ユーザーによる操作が完了している場合に「0」が設定され、ユーザーによる操作が完了していない場合に「1」が設定される。
ステップS28においては、実行指示操作により特定される処理を設定値に従って実行し、処理をステップS29に進める。ステップS29においては、実行指示操作により特定される処理が繰返処理か否かを判断する。繰返処理ならば処理をステップS30に進めるが、そうでなければ処理をステップS31に進める。ステップS30においては繰返操作受付処理を実行し、処理をステップS22に戻す。ステップS31においては、設定フラグを「0」に設定し、処理をステップS22に戻す。
ステップS32においては、携帯装置250と通信可能か否かを判断する。携帯装置250と通信可能ならば処理をステップS22に戻す、そうでなければ処理をステップS33に進める。ステップS33においては、設定フラグが「1」に設定されているか否かを判断する。設定フラグが「1」に設定されているならば処理をステップS34に進めるが、そうでなければ処理をステップS36に進める。
ステップS34においては、その時点で設定されている設定値をユーザーと関連付けて記憶し、処理をステップS35に進める。具体的には、設定値と、ログインが許可されたユーザーのユーザー識別情報との組をRAM114に記憶する。ステップS35においては、ログインが許可されたユーザーに対応するターマーTをスタートさせ、処理をステップS36に進める。ステップS36においては、図5のステップS14において一時停止した他のユーザーに対応するタイマーの一時停止を解除し、処理を設定継続処理に戻す。
図5に戻って、CPU111は、ステップS02において携帯装置250から装置識別情報を取得すると、ステップS03において、ステップS02において携帯装置250から受信された装置識別情報と同じ装置識別情報が、RAM114に記憶されているか否かを判断する。ステップS13において、RAM114に記憶される装置識別情報は、認証サーバー200により認証されたユーザーに割り当てられた携帯装置250の装置識別情報である。ステップS03においては、ステップS02において携帯装置250から受信された装置識別情報と同じ装置識別情報が、RAM114に記憶されていれば、処理をステップS04に進めるが、そうでなければ処理をステップS11に進める。
ステップS04においては、ユーザーを特定し、処理をステップS05に進める。RAM114に記憶された装置識別情報とユーザー識別情報との組に基づいて、携帯装置250から受信された装置識別情報と同じ組のユーザー識別情報で識別されるユーザーを、認証されたユーザーとして特定する。
ステップS05においては、ユーザーに対応するタイマーTのタイマー値を取得する。タイマーTは、図6に示したステップS35において、MFP100が携帯装置250と通信できなくなるとスタートする。換言すれば、ユーザーに対応するタイマーTは、そのユーザーがMFP100からログアウトしてからの経過時間である。ただし、他のユーザーに対して実行される設定継続処理におけるステップS14および操作受付処理のステップS36において、他のユーザーがログインしている期間は、タイマーTは一時停止しているので、他のユーザーがログインしている期間は計時されない。
次のステップS06においては、ユーザーに対応するタイマーTのタイマー値がしきい値TH以上か否かを判断する。タイマーTのタイマー値がしきい値TH以上ならば処理をステップS07に進めるが、そうでなければ処理をステップS10に進める。ステップS10においては、設定値を復元し、処理をステップS16に進める。具体的には、RAM114に記憶されているユーザー識別情報と設定値との組のうち、ステップS04において特定されたユーザーのユーザー識別情報と同じユーザー識別情報を含む組をRAM114から読出し、読み出した組に含まれる設定値を設定する。
ステップS07においては、ステップS02において取得された装置識別情報と同じ装置識別情報をRAM114から消去し、処理をステップS08に進める。RAM114に記憶されている装置識別情報とユーザー識別情報の組のうち、ステップS02において取得された装置識別情報と同じ装置識別情報を含む組をRAM114から消去する。
ステップS08においては、設定値が記憶されているか否かを判断する。図6に示した操作受付処理のステップS34において、ユーザー識別情報と設定値との組がRAM114に記憶されている場合がある。ステップS04において特定されたユーザーのユーザー識別情報と同じユーザー識別情報を含むユーザー識別情報と設定値との組がRAM114に記憶されているならば処理をステップS09に進めるが、そうでなければステップS09をスキップして処理をステップS11に進める。ステップS09においては、設定値を消去し、処理をステップS11に進める。具体的には、RAM114に記憶されているユーザー識別情報と設定値との組のうち、ステップS04において特定されたユーザーのユーザー識別情報と同じユーザー識別情報を含む組をRAM114から消去する。
図7は、繰返操作受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。繰返操作受付処理は、図6のステップS30において実行される処理である。図7を参照して、CPU111は、実行指示操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS41)。実行指示操作を受け付けたならば処理をステップS42に進めるが、そうでなければ処理をステップS43に進める。ステップS42においては、実行指示操作により特定される処理をRAM114に記憶されている設定値に従って実行し、処理をステップS41に戻す。
ステップS43においては、終了指示操作を受け付けたか否かを判断する。終了指示操作を受け付けたならば処理をステップS44に進めるが、そうでなければ処理をステップS45に進める。ステップS44においては、設定フラグを「0」に設定し、処理を操作受付処理に戻す。
ステップS45においては、携帯装置250と通信可能か否かを判断する。携帯装置250と通信可能ならば処理をステップS41に戻すが、そうでなければ処理をステップS46に進める。ステップS46〜ステップS50の処理は、ステップS33〜ステップS36の処理と同じである。したがって、ここでは説明を繰り返さない。
<第1の変形例>
上述した実施の形態において、MFP100は、携帯装置250の装置識別情報を、携帯装置250を使用するユーザーとして登録されたユーザーの認証情報とし、MFP100が、携帯装置250と人体通信により通信可能になると、携帯装置250から受信する装置識別情報に基づいて、ユーザーを認証し、携帯装置250と通信可能な間、ユーザーのログインを許可し、携帯装置250と通信できなくなると、ユーザーがログアウトしたと判断する。
第1の変形例におけるMFP100は、携帯装置250およびMFP100が通信する通信方式を、人体通信に代えて、近距離通信を用いるようにしたものである。近距離通信装置としては、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)規格に従った通信方式で通信する装置を用いることができる。この場合、MFP100は、携帯装置250との間の距離が通信可能な距離以下となると、携帯装置250と通信する。通信可能な距離は、数mである。また、近距離通信装置としては、NFC(Near Field Communication)の通信方式を用いるようにしてもよい。この場合において、通信可能な距離は、数十cmである。
<第2の変形例>
また、MFP100に、操作パネル160が設置される側面方向に近接センサーを設け、MFP100の操作パネル160が設置される側面方向に存在するユーザーを検出するようにし、表示部160Aにログイン画面を表示し、ユーザーが操作部160Bに入力するユーザーIDおよびパスワードを受け付けることにより、ユーザーを認証し、近接センサーがユーザーを検出しなくなることに応じて、ユーザーのログアウトを検出するようにしてもよい。この場合において、MFP100は、人体通信部118は不要である。近接センサーとしては、赤外線センサーまたはカメラ等を用いることができる。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP100は、ユーザーAがログアウトすると、ログアウト前に設定された設定値をユーザーAのためにRAM114に記憶し、他のユーザーBがログインする場合には、ユーザーAのためにRAM114に記憶した設定値を消去しない。MFP100は、ユーザーBがログアウトすると設定値をユーザーBのためにRAM114に記憶する。その後、ユーザーAが再度ログインする場合、RAM114に記憶した設定値を読み出して設定する。このため、ユーザーAは、MFP100に再ログインする場合に、ログアウトする前の操作を継続することができる。同様に、ユーザーBがMFP100に再ログインする場合に、ログアウトする前の操作を継続することができる。したがって、複数のユーザーごとに、ログアウトする前の操作を継続させることができる。
また、MFP100は、ユーザーAによるMFP100に入力する操作が完了していない状態でユーザーAがログアウトすると、ログアウトするまでに設定していた設定値を、RAM114に記憶する。MFP100は、ユーザーAが再度ログインする場合、RAM114に記憶した設定値を読み出して設定する。ユーザーAがMFP100に入力する操作が完了していない状態は、設定値を入力している途中の状態を含み、単発処理の場合には実行指示操作が入力される前の状態である。この場合には、ユーザーAは、MFP100に再ログインする場合に、単発処理を実行させるための設定値の設定を継続することがでいる。また、ユーザーAがMFP100に入力する操作が完了していない状態は、繰返処理の場合には、複数の単発処理が終了する前の状態であり、繰返処理の終了を指示する終了指示操作が入力される前の状態である。この場合には、ユーザーAは、MFP100に再ログインする場合に、繰返処理を継続して実行させることができる。
MFP100を操作するユーザーAは、MFP100に入力する操作が完了した状態で、MFP100からログアウトすると、設定値をRAM114に記憶しない。また、MFP100は、ユーザーAがログアウトすると、ログアウトしてからしきい値で定まる時間だけ設定値をRAM114に記憶するが、ログアウトしてからしきい値で定まる時間が経過した後にログインする場合には、RAM114に設定値が記憶されていない。この場合、MFP100は、デフォルトの設定値を設定する。このため、ユーザーAは、デフォルトの設定値から新たな設定値を設定することができるので、容易に設定値を決定することがでいる。
また、MFP100は、ユーザーAがログアウトすると、ログアウトするまでに設定していた設定値を、ユーザーAがログアウトしてから所定時間が経過するまでRAM114に記憶する。MFP100は、RAM114に設定値を記憶する時間を、ユーザーがログアウトしてから計時を開始する。具体的には、MFP100は、ログアウトするごとにタイマーTをリセットして計時を開始させる。このため、ユーザーが、ログインとログアウトとを複数回繰り返す場合であっても、MFP100は、ログアウトしてからしきい値の期間が経過する前にログインすれば、直前のログアウト前の操作を継続することができる。
MFP100は、ユーザーAがログアウトすると、ログアウトしてからしきい値で定まる時間だけ設定値をRAM114に記憶するが、他のユーザーBがログインする場合には、他のユーザーBがログインしている時間だけユーザーAのためのしきい値を増加させる。このため、ユーザーAは、他のユーザーBがMFP100を使用する場合であっても、ログアウトする前に単発処理のために設定した設定値を設定する操作を継続することができ、また、ログアウトする前に実行させていた繰返処理を継続して実行させることができる。
また、MFP100は、認証サーバー200によりユーザーを認証した後は、そのユーザーがログアウトしてから所定の時間が経過するまでは、認証サーバー200を用いることなく、第2認証部75で認証する。このため、認証サーバー200により認証されたユーザーがログアウトしてから所定の時間が経過するまでの間の認証を簡略にするので、認証に要する時間を短くすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、情報処理装置の一例としてMFP100を例に説明したが、MFP100に図5〜図7に示した設定継続処理を実行させるための設定継続方法、その設定継続方法を、MFP100を制御するCPU111に実行させるための設定継続プログラムとして発明を捉えることができるのはいうまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成システム、2 ネットワーク、100,100A,100B,100C MFP、200 認証サーバー、250 携帯装置、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 EEPROM、116 HDD、117 ファクシミリ部、118 人体通信部、118A アンテナ、119 外部記憶装置、119A CD−ROM、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、160A 表示部、160B 操作部、51 通信制御部、53 ログイン管理部、55 操作受付部、57 設定部、59 表示制御部、61 処理実行部、63 設定値維持部、65 復帰部、67 延長部、69 計時部、71 ユーザー認証部、73 ログアウト検出部、75 第1認証部、77 第2認証部、79 ユーザー記憶部。

Claims (13)

  1. 処理を実行する処理実行手段と、
    ユーザーを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証された操作ユーザーがログイン中に、前記操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記受け付けられた操作に従って、前記処理実行手段が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定手段と、
    前記操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出手段と、
    前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合、前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出された時点で前記設定手段により設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持手段と、
    前記認証手段により前記設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、前記設定値維持手段に記憶された設定値を設定する復帰手段と、を備え、
    前記設定値維持手段は、前記認証手段により前記設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、前記記憶された設定値を消去しない、情報処理装置。
  2. 前記設定値維持手段は、前記認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態で前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合に前記設定手段により設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶し、前記認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態で前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合は前記設定手段により設定された設定値を記憶しない、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 処理を実行する処理実行手段と、
    ユーザーを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証された操作ユーザーがログイン中に、前記操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記受け付けられた操作に従って、前記処理実行手段が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定手段と、
    前記操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出手段と、
    前記認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態で前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合、前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出された時点で前記設定手段により設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶し、前記認証手段により認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態で前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出される場合、前記設定手段により設定された設定値を記憶しない設定値維持手段と、
    前記認証手段により前記設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、前記設定値維持手段に記憶された設定値を設定する復帰手段と、を備えた、情報処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが前記認証手段により認証される場合、予め定められたデフォルトの設定値を設定する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記設定値維持手段は、前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出された時点で前記設定手段により設定された設定値を、前記ログアウトが検出されてから所定時間が経過するまで記憶する、請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記設定値維持手段は、前記認証手段により前記設定値維持手段に記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なる別ユーザーが認証される場合、前記別ユーザーが認証されてからログアウトするまでの時間だけ前記所定時間を延長する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記認証手段は、第1の認証手段と、
    前記ログアウト検出手段によりログアウトが検出されることに応じて、前記ログアウトが検出されてから所定時間が経過するまで、前記第1の認証手段により認証された操作ユーザーを記憶する記憶手段と、
    前記第1の認証手段により認証された操作ユーザーのログアウトが検出された後に、前記記憶手段に記憶された操作ユーザーを認証する第2の認証手段と、を含み、
    前記第1の認証手段は、前記記憶手段に記憶された操作ユーザーを認証しない、請求項1〜6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 所定の範囲に存在する情報処理装置と通信可能な通信手段と、
    前記認証手段は、前記通信手段が前記情報処理装置から受信する認証情報に基づいて前記情報処理装置に割り当てられたユーザーを認証し、
    前記ログアウト検出手段は、前記認証手段によりユーザーが認証された後に、前記通信手段が前記情報処理装置と通信不可能になることに応じて、前記操作ユーザーのログアウトを検出する、請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記通信手段は、無線または人体を通信媒体として前記情報処理装置と通信する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. ユーザーを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、前記操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、
    前記操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、
    前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で前記設定ステップにおいて設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持ステップと、
    前記認証ステップにおいて前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、を含み、
    前記設定値維持ステップは、前記認証ステップにおいて前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、前記記憶された設定値を消去しないステップを含む、認証方法。
  11. ユーザーを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、前記操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、
    前記操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態で前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で前記設定ステップにおいて設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶し、前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態で前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、前記設定ステップにおいて設定された設定値を記憶しない設定値維持ステップと、
    前記認証ステップにおいて前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、を含む認証方法。
  12. 情報処理装置を制御するコンピューターで実行される認証プログラムであって、
    ユーザーを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、前記操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記受け付けられた操作に従って、前記情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、
    前記操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、
    前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で前記設定ステップにおいて設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶する設定値維持ステップと、
    前記認証ステップにおいて前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、を前記コンピューターに実行させ、
    前記設定値維持ステップは、前記認証ステップにおいて前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーと異なるユーザーが認証される場合、前記記憶された設定値を消去しないステップを含む、認証プログラム。
  13. 情報処理装置を制御するコンピューターで実行される認証プログラムであって、
    ユーザーを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーがログイン中に、前記操作ユーザーによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記受け付けられた操作に従って、情報処理装置が処理を実行するために用いる設定値を設定する設定ステップと、
    前記操作ユーザーのログアウトを検出するログアウト検出ステップと、
    前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了していない状態で前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出された時点で前記設定ステップにおいて設定された設定値を前記操作ユーザーと関連付けて記憶し、前記認証ステップにおいて認証された操作ユーザーによる操作が完了した状態で前記ログアウト検出ステップにおいてログアウトが検出される場合、前記設定ステップにおいて設定された設定値を記憶しない設定値維持ステップと、
    前記認証ステップにおいて前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値に関連付けられた操作ユーザーが認証される場合、前記設定値維持ステップにおいて記憶された設定値を設定する復帰ステップと、を前記コンピューターに実行させる認証プログラム。
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