JP2012116195A - 認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複合機におけるログアウト時の最終表示画面に応じて初期表示画面を変更することで、ログイン時の初期表示画面を最適化し、ユーザの利便性を向上させることができるようにする。
【解決手段】複合機は、ログアウト時の最終表示画面が次回ログイン時の初期表示画面として利用できるか否かを判断する(S23)。そしてログアウト時の最終表示画面が次のログイン時の初期表示画面として利用できない場合には、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、所定の画面情報を設定して(S24)、認証サーバに送信する(S25)。認証サーバでは、複合機1から通知された最終表示画面を特定する情報を管理しておき、次回、ユーザが複合機でログインしたときに、そのユーザの最終表示画面情報を複合機に通知し、その画面を複合機で表示させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、認証システムに関し、より詳細には、認証サーバと連携してユーザ認証処理を行うことが可能な認証システムに関する。
PC上で動作するアプリケーションと複合機の機能とを連携し、複合機がトータルアプリケーションシステムの一部となって動作することができるシステムが考案されている。このシステムを利用することにより、認証・集計といったアカウンティング機能をサーバで一元管理することができる。このようなサーバを以下、認証サーバと呼ぶものとする。
従来、複合機にユーザがログインした後の初期表示画面には、複合機で指定されたデフォルト画面(コピー画面など)が表示されていた。あるいは、複合機に内蔵している認証機能を用いて、ユーザがログアウト時に使用していた画面を、認証完了後の初期表示画面として表示することができた。また、複合機の外部に接続された認証サーバを利用して、ログアウト時に使用していた画面を、認証完了後の初期表示画面として指定可能なシステムも考案されている。
例えば、特許文献1には、ユーザの意に添わない画面が最初に表示される事態を未然に抑制して、ユーザに対する利便性向上に資することを目的とした画像形成装置が開示されている。この画像形成装置には、複数の各ユーザが、ユーザ認証後の所定時間以内に複数の機能を順次選択した際、複数の機能に係る内容及び選択順位がユーザ毎に関連付けて記憶されている。そして、該当ユーザのカスタマイズ情報をカスタマイズ情報記憶部から読み出すにあたり、複数の機能のうち、最初に選択された機能(第1順位)に係る初期表示画面を読み出して、タッチパネル部に表示させる。これにより、複数のユーザ毎の機能選択順位を考慮することで、ユーザ毎に適切にカスタマイズされた初期表示画面を提供することが可能となり、その結果として、ユーザの意に添わない画面が最初に表示される事態を未然に抑制して、ユーザに対する利便性向上に資することができるとされている。
特開2008−273126号公報
近年の複合機には多数の機能が搭載されていて、これらの機能を設定するための設定画面が数多く存在する。このため、各機能の設定画面を階層構造とすることが一般的となっている。ここで従来の複合機では、上述のようにユーザがログアウトした後、再度ログインした時に、ログアウト時に表示させていた画面を初期表示画面として表示する機能を持ったものがある。この場合、深い階層に位置する画面は、初期表示画面として表示するには必ずしも適さない場合があった。例えば、スキャナの詳細設定画面を表示した状態でユーザがログアウトした場合には、次回同じユーザがログインすると、スキャナの詳細設定画面が表示されることになり、ログイン時の初期表示画面として表示させる設定画面としては不適切なものであった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、複合機に対するログイン時に前回のログアウト時の画面を表示させる機能を備えた認証システムにおいて、複合機におけるログアウト時の最終表示画面に応じて初期表示画面を変更することで、ログイン時の初期表示画面を最適化し、ユーザの利便性を向上させることができるようにした認証システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、複合機に入力されたログイン情報の認証を行う認証システムにおいて、前記複合機がログイン時に初期表示可能な画面を特定する情報を予め記憶する初期表示画面記憶手段と、前記複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報とを比較し、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報に一致しない場合、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していないと判断し、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報に一致した場合、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していると判断する判断手段と、を有し、前記判断手段によって前記最終表示画面を特定する情報が次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していないと判断した場合には、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を次回のログイン時の初期表示画面として前記複合機に表示させ、前記判断手段によって前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していると判断した場合には、前記最終表示画面を次回のログイン時の初期表示画面として前記複合機に表示させることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記複合機から通知された該複合機におけるログアウト時の最終表示画面を特定する情報を記憶する記憶手段と、前記複合機がログインした後の初期表示画面を指示する初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段とを有し、前記初期モード設定情報は、前記最終表示画面を特定する情報と、該最終表示画面を前記初期表示画面として表示することを指示する情報とを含み、該複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報を前記記憶手段に通知する手段と、前記通知された前記初期モード設定情報に基づいて、ログイン後の初期表示画面として前記最終表示画面を表示する制御を行う制御手段と、を有し、該判断手段は、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報と比較し、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断するものであって、前記判断手段によって前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を特定する情報を前記最終表示画面を特定する情報として前記記憶手段に通知することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記複合機から通知された該複合機におけるログアウト時の最終表示画面を特定する情報を記憶する記憶手段と、前記複合機がログインした後の初期表示画面を指示する初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段とを有し、前記初期モード設定情報は、前記最終表示画面を特定する情報と、該最終表示画面を前記初期表示画面として表示することを指示する情報とを含み、前記複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報を前記記憶手段に通知する手段と、前記通知された前記初期モード設定情報に基づいて、ログイン後の初期表示画面として前記最終表示画面を表示する制御を行う制御手段と、を有し、該判断手段は、前記初期モード設定情報に含まれる最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報とを比較し、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断するものであって、前記判断手段によって前記初期モード設定情報に含まれる最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、前記初期モード設定情報で指定された最終表示画面ではなく、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を、次回のログイン時の初期表示画面として表示させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報を通知する手段と、前記複合機がログインした後の初期表示画面を指示する初期モード設定情報に基づいて、ログイン後の初期表示画面として前記最終表示画面を表示する制御を行う制御手段と、前記複合機から通知された該複合機におけるログアウト時の最終表示画面を特定する情報を記憶する記憶手段と、前記最終表示画面を特定する情報と、該最終表示画面を前記初期表示画面として表示することを指示する情報とを含む初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段と、を有し、該判断手段は、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報とを比較し、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断するものであって、前記判断手段によって前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、前記次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を特定する情報を、前記最終表示画面を特定する情報として前記初期モード設定情報に含めて前記複合機に送信することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第2〜4のいずれか1の技術手段において、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報を、複合機固有の機器情報に関連付けて前記記憶手段に記憶し、前記初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段は、前記複合機固有の機器情報に該当する初期モード設定情報を前記複合機に通知することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第2〜4のいずれか1の技術手段において、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報に関連付けて、前記複合機の機種情報を前記記憶手段に記憶し、前記前記初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段は、前記機種情報が一致する複合機に対して前記初期モード設定情報を通知することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第2〜4のいずれか1の技術手段において、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報に関連付けて、前記複合機の設定情報を前記記憶手段に記憶し、前記前記初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段は、前記初期モード設定情報とともに前記設定情報を前記複合機に通知することを特徴としたものである。
本発明によれば、複合機に対するログイン時に前回のログアウト時の画面を表示させる機能を備えた認証システムにおいて、複合機におけるログアウト時の最終表示画面に応じて初期表示画面を変更することで、ログイン時の初期表示画面を最適化し、ユーザの利便性を向上させることができるようにした認証システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る認証システムの概略構成例を示すブロック図である。 複合機と認証サーバとがユーザ認証を行うときの処理例を説明するためのフローチャートである。 複合機で表示するログイン画面の一例を示す図である。 認証サーバが複合機を管理対象とする際の処理の一例を示す図である。 認証サーバのユーザ情報管理DBで管理するユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 認証サーバのユーザ情報管理DBで管理する機能有効/無効管理テーブルの一例を示す図である。 認証サーバのユーザ情報管理DBで管理する最終表示画面管理テーブルの一例を示す図である。 複合機におけるログアウト時の処理例を示したフローチャートである。 初期表示画面テーブルの設定例を示す図である。 認証サーバにおける最終表示画面管理テーブルの更新処理例を説明するための図である。 ログイン時の画面切換処理の一例を説明するためのフローチャートである。 認証サーバにおける初期表示画面の判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る認証システムの概略構成例を示すブロック図である。図1に示すシステムは、複合機1、認証サーバ2、及びアプリケーションサーバ(外部アプリケーションサーバ)3を備える。本発明に係る認証システムは、少なくとも複合機1及び認証サーバ2を含むものとする。
複合機1は、デジタル複合機またはアナログ複合機であり、機器制御部10、操作部11、画像読み取り部12、画像形成部13、及び通信部14を備える。機器制御部10は、複合機1が備える各部を制御する。操作部11は、入力部11aと、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などの表示部11bとを有する。入力部11aは、各種入力キー群と、表示部11bに設けられたユーザ入力を受け付けるタッチパネルとを有する。
画像読み取り部12は、原稿台または自動原稿送り装置に載置された原稿を読み取って画像データを入力する。画像形成部13は、画像読み取り部12から入力された画像データまたは通信部14を介して外部PCから入力された画像データを記録媒体に画像形成(印刷)する。通信部14は、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等のネットワークを介して情報処理装置と通信する。ここでは、通信対象の情報処理装置として、認証サーバ2とアプリケーションサーバ3とがネットワークに接続されている。
認証サーバ2は、通信部20及びアプリケーションソフト記憶部21を備えたサーバコンピュータである。通信部20は、有線LANや無線LAN等のネットワークを介して複合機1と通信する。アプリケーションソフト記憶部21は、複合機1を制御するための認証アプリケーション22を記憶する。
認証アプリケーション22は、複合機管理部23、複合機制御部24、及び認証部25をアプリケーションとして備え、データとして、ユーザ情報管理データベース(DB)26を備える。複合機管理部23は、ユーザ情報と複合機1との関連付けを行う。複合機制御部24は、複合機1の各要素機能の有効/無効を管理する。各要素機能については後述する。認証部25は、ユーザ認証を行う。ユーザ情報管理DB26は、ユーザ情報が管理されたデータベースである。
複合機1の機器制御部10は、認証サーバ2に格納された認証アプリケーション22との間で、通信部14及び通信部20を経由して、入力部11aで入力されたユーザによる操作情報を認証サーバ2側に送信する。また、機器制御部10は、通信相手の機器をコントロールするための情報やそれに応答する情報であるデバイスコントロール情報をやり取りしながら、認証アプリケーション22の機能を呼び出してその認証処理結果を得る。これにより、複合機1は、認証アプリケーション22と連携した認証処理を行うことが可能になる。
アプリケーションサーバ3は、通信部30及びアプリケーションソフト記憶部31を備えたサーバコンピュータである。通信部30は、有線LANや無線LAN等のネットワークを介して複合機1と通信する。アプリケーションソフト記憶部31は、複合機1を制御するためのアプリケーション32を記憶する。アプリケーションサーバ3は、認証サーバ2と物理的に同じ装置として構成してもよい。また、アプリケーションサーバ3、認証サーバ2は、いずれもPC上にサーバプログラムを組み込んで構成してもよい。
複合機1の機器制御部10は、アプリケーションサーバ3に格納されたアプリケーション32との間で、通信部14及び通信部30を経由して、操作部11に対する操作情報をアプリケーションサーバ3側に送信する。また機器制御部10は、デバイスコントロール情報をやり取りしながら、アプリケーション32の機能を呼び出してその処理結果を得る。これにより、複合機1は、アプリケーション32と連携した処理を行うことが可能になる。1つの外部アプリケーション機能は、アプリケーションサーバ3に格納された1つのアプリケーションに対応しており、格納されたアプリケーション毎に複合機1に実装させることができる。
上述の操作情報やデバイスコントロール情報は、受信側で送信元が認識できるように、送信側の機器の機器情報を含んで送信される。機器情報とは、機器に固有の情報であり、他の機器と識別可能にするための識別情報を指す。複合機1について例示すると、機器情報とは、複合機1を他の機器(他の複合機や認証サーバ2等)と識別可能にするための識別情報であって、例えば、複合機1に固有の機器番号(シリアル番号)やMAC(Media Access Control)アドレスなどが挙げられる。
図2は、複合機と認証サーバとがユーザ認証を行うときの処理例を説明するためのフローチャートである。複合機1の操作部11に対してユーザが所定の操作を行うことにより、ユーザ認証機能を有効にすることができる(ステップS1)。この場合、操作部11に対する所定の操作が機器制御部17にて判別され、機器制御部17の制御によってユーザ認証機能が有効となる。
複合機1では、ユーザ認証機能が有効になると、認証サーバ2に対してユーザ認証機能が有効になったことを通知し、認証サーバ2からログイン画面(認証画面)を取得する。そして複合機1は、認証サーバ2から取得したログイン画面を表示部11bに表示する(ステップS2)。
図3は、複合機1で表示するログイン画面の一例を示す図である。複合機1で表示するログイン画面40は、ログイン名入力部41と、パスワード入力部42とを有する。ユーザは、操作部11を操作してログイン画面40にログイン名とパスワードとを入力することにより、ログインを行う。また、ログイン画面40には、IC(Integrated Circuit)カードなどによりユーザ認証を行う場合に、ICカードをカードリーダに差し込むことを促す表示も行われる。
図2に戻って説明する。ステップS2でログイン画面を表示した後、ユーザは、ログイン画面に対してログイン名及びパスワードを入力する。もしくはICカードリーダによりパスワード情報を入力する。これらログイン名及びパスワードがログイン情報(認証情報)に相当する。
入力されたログイン情報を受けた機器制御部10は、認証サーバ2に対してユーザ認証処理を要求し、その要求を受けた認証サーバ2の認証アプリケーション22が、認証が成功したか否かを判定する(ステップS3)。
認証サーバ2は、認証に失敗した場合(ステップS3−NO)、認証エラーを複合機1に返信する。複合機1の機器制御部10は、認証エラーと同時に送信されたログイン画面(または認証が成功するまで複合機1内で保持しておいたログイン画面)を表示部11bに表示させ、ユーザにログイン情報の再入力を促す。このようにして複合機1は、認証サーバ2と連携してユーザ認証を行うことができる。
認証が成功した場合(ステップS3−YES)、認証サーバ2の複合機制御部24は、ログイン画面をクリアすると共に複合機の各機能を有効または無効にする制御コマンドを、複合機1に送信する。制御コマンドを受信した複合機1は、ログイン画面をクリアすると共に、制御コマンドに従って複合機1の各機能を有効または無効にする(ステップS4)。
次に、認証サーバ2の複合機制御部24は、複合機1に対して画面変更の指示を行う(ステップS5)。ここでは、複合機制御部24は、認証がOKになったユーザのログイン情報に基づいて、そのユーザが前回ログアウトしたときに複合機に表示されていた最終表示画面情報に従って、複合機1の表示を変更させる指示を行う。この指示情報を初期モード設定情報とする。初期モード設定情報には、複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、ログイン時にその最終表示画面を複合機1に表示させる指示情報とを含む。
画面変更の指示を受けた複合機1では、複合機1の内部メモリに保持している標準画面のなかから、指示された標準画面を表示させる。この標準画面が、複合機1がログイン後に表示させる初期表示画面となる。
例えば、コピーやスキャン等の複合機固有の機能の場合、各機能の設定画面は、複合機1の内部に標準画面として準備されているので、その準備されている設定画面を呼び出す情報(コマンド)を認証サーバ2から複合機1に送信する。このような設定画面を呼び出す情報を受け取った複合機1は、その情報に応じて設定画面を呼び出して、初期表示画面として表示させる。
一方、複合機1の固有の機能ではないアプリケーション操作中にログアウトした場合には、次回のログイン時にアプリケーションの操作画面が表示されることになる。この場合、HTML等で記述されたアプリケーションの表示画面を呼び出すよう複合機1を制御する情報を、認証サーバ2から複合機1に送信する。複合機1では、この情報を受けてアプリケーションサーバ3からアプリケーションの表示画面を呼び出し、初期表示画面として表示させる。
図4は、認証サーバが複合機を管理対象とする際の処理の一例を示す図で、図2のステップS2におけるログイン画面表示処理をさらに詳しく説明するための図である。複合機1に表示するログイン画面は、認証サーバ2から取得されるが、複合機1におけるログイン画面の取得に際しては、まず認証サーバ2がその複合機1を認証対象とする必要がある。
複合機1でユーザ認証機能が有効になると、複合機1の機器制御部10は、起動通知を認証サーバ2に送信する(ステップS11)。起動通知には、複合機1の機器情報と、ユーザ認証機能が有効になったことを示す情報とを含む。
起動通知の送信は、ユーザ認証機能が有効から無効になったときにも実行される。ここでは、複合機1の機器情報と、ユーザ認証機能が無効になったことを示す情報とを含む起動通知が複合機1から認証サーバ2に送信される。また、複合機1が起動した時に、ユーザ認証機能が既に有効となっている場合にも、起動通知が認証サーバ2に送信される。
認証サーバ2で動作する認証アプリケーション22が、通信部20を介して起動通知を受信すると、認証アプリケーション22の複合機管理部23は、機器情報をキーとして内部メモリから複合機情報を取得する(ステップS12)。
複合機情報とは、複合機の機器情報、その機器情報が示す複合機の電源がオンであるかオフであるかを示す情報、及び機器情報が示す複合機を認証対象とするか否かを示す情報を含む。
認証サーバ2の複合機管理部23は、取得した複合機情報により、複合機情報で管理中の複合機のうち複合機1の電源がオフからオンになったことを検知した場合、ユーザ認証機能が既に有効となっていることを条件として、その複合機1を認証対象とするように複合機情報を書き換える。
一方、複合機管理部23は、取得した複合機情報により、複合機1のユーザ認証機能が無効から有効になったことを検知した場合、(I)その複合機1を認証対象として複合機情報を書き換える(無効から有効に書き換える)か、若しくは(II)その複合機1を認証対象として新たに加え、機器情報から複合機情報を作成する。このような処理により、複合機管理部23は認証対象として複合機1を追加することができる。
複合機管理部23は、別の複合機の電源オンを検知したときには、それまで認証対象としていた複合機を認証対象から外してもよいが、複数の複合機に対応させるために同時に複数の複合機を認証対象のままにしておくことが好ましい。
また、ユーザ認証機能が無効になったことを示す情報を含む起動通知を受信した場合には、その複合機1を認証対象から外すように、複合機情報を有効から無効に書き換えるか、その複合機1の複合機情報自体を削除すればよい。
次に、認証サーバ2の認証アプリケーション22は、起動通知に対する応答(例えばユーザ認証機能がオンで且つ起動が確認できたことを示す情報)を複合機1に返信する(ステップS13)。返信を受けた複合機1の機器制御部10は、認証サーバ2に対してログイン画面の取得を要求する(ステップS14)。
認証サーバ2の認証アプリケーション22は、ログイン画面の要求に応じて、認証サーバ2の内部メモリからログイン画面を読み出して複合機1に返信する(ステップS15)。複合機1の機器制御部10は、受信したログイン画面を表示部11bに操作画面として表示させる。
複合機1で表示されたログイン画面に対してユーザがログイン情報(ログイン名とパスワード)を入力すると、入力されたログイン情報は、複合機1から認証サーバ2に送信される。認証サーバ2の認証部25は、複合機1から送信されたログイン情報と、ユーザ情報管理データベース27の蓄積情報とを照合することで、ユーザの認証を行う。
図5は、認証サーバのユーザ情報管理DBで管理するユーザ管理テーブルの一例を示す図である。図5のユーザ管理テーブル50は、ユーザ情報管理DB26に含まれ、各ユーザ認証情報として、ユーザID毎にログイン名及びパスワードが関連付けられて格納されている。
ユーザが複合機1で入力したログイン情報は、複合機1から認証サーバ2に送信される。認証部25は、受信したログイン情報とユーザ管理テーブル50とを照合し、ログイン情報に合致するユーザ認証情報がユーザ管理テーブル50にあるか否かで認証を行う。認証がOKの場合、認証サーバ2の複合機制御部24は、ログインするユーザが前回ログアウト時に表示させた最終表示画面の情報をユーザ情報管理DB26から取得し、複合機1に対して画面変更の指示を行なう。このとき、前回のログアウト時の最終表示画面が、次のログイン時の初期表示画面として適さないと判断したときには、実際の最終表示画面に代えて、所定の初期表示画面を表示させたり、あるいは、最終表示画面の上位階層の画面を表示させたりする。この処理の詳細は後述する。
図6は、認証サーバのユーザ情報管理DBで管理する機能有効/無効管理テーブルの一例を示す図で、図2のステップS4における有効/無効処理をさらに詳しく説明するための図である。
機能有効/無効管理テーブル51は、ユーザ情報管理DB26に含まれ、ユーザID毎に、複合機の各機能(要素機能)についての有効/無効を示す情報が関連付けられている。なお、有効/無効を示す情報は、その機能に対するユーザ制限を示す情報であり、権限情報であるともいえる。
認証サーバ2の複合機制御部24は、機能有効/無効管理テーブル51に記述された要素機能毎の有効/無効情報を、複合機1側からの変更要求に応じて書き換えるなどして管理する。有効/無効情報の書き換えは、書き換え権限をもつ管理者ユーザがログインしたときにのみ実行できるようにしてもよい。さらに、複合機制御部24は、管理された有効/無効情報に基づき、複合機1における各要素機能を制限する制御を行う。
機能有効/無効管理テーブル51では、要素機能として、コピー機能、スキャン機能、ファックス機能、プリント機能などの大分類(ここでは動作モードでの分類)で管理を行っている。この他、例えばスキャンの場合であれば、スキャンしてE−mailで送信する機能、スキャンしてFTP(File Transfer Protocol)送信する機能、などの細かい分類を管理しても構わない。また、カラー情報(モノクロ/フルカラー)といった分類による有効/無効情報の管理など、細部の設定毎に有効/無効情報を管理してもよい。
認証サーバ2が複合機1の認証成功後に、複合機1の各機能を有効/無効にする場合(図2のステップS4)、認証サーバ2の複合機制御部24は、ログイン情報に基づいて機能有効/無効管理テーブル51を参照し、ログイン情報が示すユーザについて、複合機1の各機能が有効であるか無効であるかを判別する。
より具体的には、ログインされたユーザIDをキーとして、機能有効/無効管理テーブル51からそのユーザIDに対応する有効/無効情報を抽出し、抽出した有効/無効情報からそのユーザに定められた機能毎の有効/無効を判別する。
そして、複合機制御部24は、そのユーザに対して有効な機能については有効化し、無効である機能については無効化する制御コマンドを生成し、複合機1に送信する。制御コマンドを受信した複合機1の機器制御部10は、複合機1の各機能について有効化または無効化する。このようにして、認証サーバ2は、複合機における単体機能(例えばコピー機能、スキャン機能、ファックス機能、プリント機能等)の利用可否、及び外部アプリケーション機能の利用可否をユーザごとに制御することができる。
次に、複合機がログイン後の初期表示画面を表示するための処理について説明する。図7は、認証サーバのユーザ情報管理DBで管理する最終表示画面管理テーブルの一例を示す図である。最終表示画面管理テーブル52には、最終表示画面の情報がユーザIDに関連付けられて格納されている。最終表示画面は、そのユーザ毎に前回のログアウト時に最後に表示していた表示画面である。より詳細には、1ユーザによるログインからログアウトまでの間で、ログアウト直前に最後に表示していた画面である。
最終表示画面管理テーブル52で管理する最終表示画面情報は、画面データそのものではなく、複合機1の内部メモリに保持されている画面(標準画面)のなかから、いずれかの画面を特定できる情報である。この最終表示画面情報を複合機1で受け取ることにより、複合機1では、その最終表示画面情報に従って、自身の内部メモリから該当する画面を読み出して、表示部11bに表示させる。
最終表示画面管理テーブル52の最終表示画面情報は、ユーザがログアウトする毎に適宜更新されていく。例えば図7の例では、ユーザID“1”のユーザは、前回のログアウト時に表示していた最終表示画面は、コピー機能の設定画面である。またユーザID“2”、及び“N”のユーザの最終表示画面は、スキャン機能の設定画面である。
このとき、複合機の機能ごとに画面が階層構造をもっている場合には、最終表示管理テーブルに記録する最終表示画面情報として、機能のいずれの階層の画面かを特定する情報を付与することができる。これにより、最終表示画面管理テーブルにより、複合機1で表示される特定の画面情報を管理することができる。
図8は、複合機におけるログアウト時の処理例を示したフローチャートである。
複合機1の機器制御部10は、操作部11に対する所定のユーザ操作に応じて、ユーザのログアウト処理を開始する(ステップS21)。そして複合機1がログアウト時に表示していた表示画面情報(最終表示画面情報)を取得し(ステップS22)、次回ログイン時の初期表示画面として利用可能かどうかを判別する(ステップS23)。ここでは、取得した前回ログアウト時の表示画面情報が、初期表示画面テーブルの情報に一致するかどうかを確認する。表示画面情報とは、表示画面そのものの画像データではなく、複合機で表示可能に用意されている標準画面のなかからいずれかの標準画面を特定できる情報である。また、上記の初期表示画面テーブルは、複合機1でログインした時に初期表示可能な画面を特定する情報を予め記憶したテーブルである。
図9は、初期表示画面テーブルの設定例を示す図である。この例では、第1階層、第2階層、第3階層・・と多階層に構成された標準画面が初期表示画面管理テーブル53に設定されている。
例えば、第1階層がコピー機能の設定画面であるとき、その第2階層の画面は、コピーの解像度設定画面である。また、第1階層がスキャン機能の設定画面であるとき、その第2階層の画面としては、スキャンした画像データの宛先設定画面及び解像度設定画面があり、さらに宛先設定画面の下層である第3階層の画面としてアドレス帳画面がある。
複合機1の機器制御部10は、前回ログアウト時に表示していた最終表示画面が、初期表示画面管理テーブル53に記録されている画面に一致している場合には、ログアウト時の表示画面が次のログイン時の初期表示画面として利用可能であるものと判断する。
初期表示画面管理テーブル53は、複合機1の機器制御部10のメモリ、もしくは他の図示しないメモリに記憶保持される。このメモリが本発明の初期表示画面記憶手段に該当する。
図8に戻って説明する。ステップS23で前回のログアウト時の最終表示画面が、初期表示画面管理テーブル53に記載されたものであり、初期表示画面として利用可能である場合には、複合機1は、その表示画面を最終表示画面として、認証サーバに最終表示画面情報を通知する(ステップS25)。
一方、ステップS23でログアウト時の最終表示画面が初期表示画面として利用可能ではない場合、複合機1は、ログアウト時に表示していた画面ではなく、予め定められている画面を代替最終表示画面として設定し(ステップS24)、その画面情報を最終表示画面情報として認証サーバに通知する。
図10は、認証サーバにおける最終表示画面管理テーブルの更新処理例を説明するための図である。ユーザにより複合機1に対して所定のログアウト操作が行われると(ステップS31)、複合機1ではログアウト処理を行い、ログアウト時の最終表示画面情報を認証サーバ2に通知する(ステップS32)。この処理は、例えば図8のフローに従って実行される。最終表示画面情報の通知を受け取った認証サーバ2は、ユーザ情報管理DB26の最終表示画面管理テーブル52を更新する(ステップS33)。
このように、本発明に係る第1の実施例では、複合機1は、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報とを比較し、最終表示画面を特定する情報が次回ログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断する。この判断手段は、機器制御部10が該当する。そして判断手段によってログアウト時の最終表示画面が前記初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、所定の条件に従う画面を特定する情報を、最終表示画面を特定する情報として認証サーバ2に通知する。
上記の所定の条件に従う他の画面とは、本実施例では、ログアウト時の最終表示画面が初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合に初期表示画面として表示するために予め定められた画面である。 認証サーバ2では、複合機1から通知された最終表示画面を特定する情報を最終表示画面管理テーブル52で管理しておき、次回、ユーザが複合機でログインしたときに、そのユーザの最終表示画面を特定する情報を複合機1に通知し、その画面を複合機1で表示させることができる。
これにより、本実施例では、複合機におけるログアウト時の最終表示画面が、次回ログイン時の初期表示画面として適さない場合、予め設定されているデフォルト画面を最終画面として認証サーバに通知することで、不適切な画面が表示されることを防ぐことができる。また、異なる複合機の初期モード設定情報が認証サーバから通知された場合など、受信した初期モード設定情報が初期表示画面として適さない場合、予め定められた画面を初期表示画面として表示することで、不適切な画面が表示されることを防ぐことができる。
さらに、複数の異なる複合機を認証サーバで管理している場合であっても、システムとして統一的なポリシーを認証サーバ側で制御することができるようになる。
[実施例2]
上記第1の実施例では、複合機1におけるログアウト時の最終表示画面が次のログイン時の初期表示画面として利用できない場合、予め定められている最終表示画面を認証サーバ2に通知していた。これに対して、第2の実施例では、複合機1におけるログアウト時の最終表示画面が次のログイン時の初期表示画面として利用できない場合には、代替画面として、その最終表示画面の上位階層にあたる画面情報を利用する。
複合機1では、実施例1と同様に複合機1がログアウトした際に、ログアウト時の最終表示画面情報を認証サーバ2に送信する。ここで本実施例では、複合機1は、ログアウトによって得られた最終表示画面情報と、図9に示す初期表示画面管理テーブル53とを比較する。最終表示画面情報と初期表示画面管理テーブル53の画面情報とが一致すれば、そのときの最終表示画面情報を次回ログイン時の初期表示画面として利用するものとして、認証サーバ2に通知する。
一方、ログアウト時の最終表示画面情報と初期表示画面管理テーブル53の画面情報とが一致しなかった場合、複合機1は、最終表示画面情報の上位階層の画面が初期表示画面管理テーブル53に存在しているか否かを検索する。この場合、最終表示画面情報には、複合機1のログアウト時の最終表示画面を特定できる情報とともに、その上位階層の画面を特定できる情報も必要となる。
複合機1は、最終表示画面情報の上位階層の画面が初期表示画面テーブルに存在している場合、その上位階層の画面のうち最も下位の階層の画像(階層が深い画像)を初期表示画面として利用するものとして、その画面情報を最終表示画面情報として認証サーバ2に送信する。認証サーバ2側の処理は、第1の実施例と同様である。
このように、本発明に係る第2の実施例では、複合機1は、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報とを比較し、最終表示画面を特定する情報が次回ログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断する。そして判断手段によってログアウト時の最終表示画面が前記初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、所定の条件に従う画面を特定する情報を、最終表示画面を特定する情報として認証サーバ2に通知する。
上記の所定の条件に従う他の画面とは、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報に一致しない場合で、かつ、最終表示画面の上位階層の画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶されていた場合に、最終表示画面の上位階層の画面のうち、最終表示画面に最も近い階層の画面となる。 認証サーバ2では、複合機1から通知された最終表示画面を特定する情報を最終表示画面管理テーブル52で管理しておき、次回、ユーザが複合機でログインしたときに、そのユーザの最終表示画面を特定する情報を複合機1に通知し、その画面を複合機1で表示させることができる
これにより、本実施例では、複合機におけるログアウト時の最終表示画面が、次回ログイン時の初期表示画面として適さない場合、最終表示画面にもっとも近い上位階層の画面を最終画面として通知することで、より利便性を高めることができる。また、異なる複合機の初期モード設定情報が認証サーバから通知された場合など、受信した初期モード設定情報が初期表示画面として適さない場合、受信した初期モード情報に近い画面を初期表示画面として表示することで、より利便性を高めることができる。さらに、複数の異なる複合機を認証サーバで管理している場合であっても、システムとして統一的なポリシーを認証サーバ側で制御することができるようになる。
[実施例3]
上記第1及び第2の実施例では、最終表示画面情報と初期表示画面テーブルの情報とを比較する処理をログアウト時に行っていたが、第3の実施例では、同様の処理をログイン時の画面変更指示のタイミングで実行する。
図11は、ログイン時の画面切換処理の一例を説明するためのフローチャートである。
複合機1は、ログインにより認証が成功すると、認証サーバ2から送信された画面変更指示を受信する(ステップS41)。認証サーバ2から送信される画面変更指示は、第1の実施例で認証が成功したときに認証サーバ2から複合機1に送信される画面変更指示と同様のものである(例えば、図2のステップS5)。ここでは、認証サーバ2は、前回の複合機1のログアウト時に複合機1から送信された最終表示画面情報をユーザごとに保持しておき、次のログイン時に、最終表示画面情報により特定される画面を初期表示画面として表示させる指示(初期モード設定情報)を複合機1に送信する。
複合機1では、画面変更指示を受信すると、指示された画面が初期表示画面として利用可能かどうかを判断する(ステップS42)。初期表示画面が利用可能か否かの判断は、実施例1と同様に、認証サーバ2から送信された最終表示画面情報が、初期表示画面管理テーブル53の情報に一致するかどうかに従って確認する(例えば、図8のステップS23)。
認証サーバ2から送信された最終表示画面情報が、初期表示画面として利用可能な画面の情報である場合には、複合機1は、その画面を内部メモリから読み出して表示部11bに表示させる。一方、最終表示画面情報が初期表示画面として利用可能ではない画面の情報である場合には、複合機1は、代替画面として、予め定められた画面を初期表示画面として表示部11bに表示する。
なお、本実施例では、代替画面を表示させる処理に代えて、第2の実施例と同様に、認証サーバ2から送信された最終表示画面情報が初期表示画面管理テーブル53になく、かつその最終表示画面の上位階層の画面情報が初期表示画面管理テーブル53に存在していれば、その上位階層の画面のうち最も下位の階層の画像(階層が深い画像)を初期表示画面として表示するようにしてもよい。
このように、本発明に係る第3の実施例では、複合機1は、ログイン時に認証が成功したときに初期モード設定情報により認証サーバから送信された最終表示画面を特定する情報と、初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報とを比較し、最終表示画面を特定する情報がログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断する。そして判断手段によって、初期モード設定情報の最終表示画面が初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、所定の条件に従う画面を表示部11bに表示する。
上記の所定の条件に従う他の画面とは、予め定めた画面であってもよく、また、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報に一致しない場合で、かつ、最終表示画面の上位階層の画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶されていた場合に、最終表示画面の上位階層の画面のうち、最終表示画面に最も近い階層の画面としてもよい。
これにより、本実施例では、複合機におけるログイン時に認証サーバから指示された最終表示画面が、初期表示画面として適さない場合、所定の画面もしくは最終表示画面にもっとも近い上位階層の画面を最終画面として通知することで、より利便性を高めることができる。また、異なる複合機の初期モード設定情報が認証サーバから通知された場合など、受信した初期モード設定情報が初期表示画面として適さない場合、受信した初期モード情報に近い画面を初期表示画面として表示することで、より利便性を高めることができる。さらに、複数の異なる複合機を認証サーバで管理している場合であっても、システムとして統一的なポリシーを認証サーバ側で制御することができるようになる。
[実施例4]
上記実施例1〜3では、ログアウト時の最終表示画面が次回のログイン時の初期表示画面に適しているか否かの判断を複合機1で行うようにしていた。本実施例では、このような判断を認証サーバ2で行うようにする。
図12は、認証サーバにおける初期表示画面の判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず複合機1は、ログアウト時に表示していた最終表示画面情報を認証サーバ2に送信する。
認証サーバ2は、最終表示画面管理テーブル52からユーザの最終表示画面情報を読み込み(ステップS51)、複合機1の次回ログイン時の初期表示画面として利用可能かどうかを判別する(ステップS52)。初期表示画面として利用可能か否かは、認証サーバに図9に示すような初期表示画面管理テーブル53を保持し、実施例1のように、複合機1から送信された最終表示画面情報が初期表示画面管理テーブルの情報と一致するか否かによって判断することができる。
最終表示画面情報が、初期表示画面テーブルの情報と一致した場合には、その最終表示画面情報を保持しておき、複合機1が次回ログインし、そのユーザの認証が成功したときに、保持しておいた最終表示画面情報を用いて初期表示画面として切り換える指示(初期モード設定情報)を複合機1に送信する(ステップS54)。
また、最終表示画面情報が初期表示画面管理テーブル53の情報と一致せず、初期表示画面として利用できないと判定した場合には、実施例1の複合機1の処理のように、所定の代替画面の情報を最終表示画面情報として設定し保持しておく(ステップS53)。あるいは、実施例2の複合機1の処理のように、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報に一致しない場合で、かつ、最終表示画面の上位階層の画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶されていた場合に、最終表示画面の上位階層の画面のうち、最終表示画面に最も近い階層の画面を利用可能と判断し、最終表示画面情報として設定して保持しておくようにしてもよい。
そして認証サーバでは、複合機1が次回ログインし、そのユーザの認証が成功したときに、保持しておいた最終表示画面情報を用いて初期表示画面として切り換える指示(初期モード設定情報)を複合機1に送信する(ステップS54)。
このように、本発明に係る第4の実施例では、認証サーバ2は、複合機1のログアウト時に複合機1から通知された最終表示画面情報と、初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報とを比較し、最終表示画面を特定する情報がログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断する。そして判断手段によって、初期モード設定情報の最終表示画面が初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、所定の条件に従う画面を表示するように複合機1に指示する。
上記の所定の条件に従う他の画面とは、予め定めた画面であってもよく、また、ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶した情報に一致しない場合で、かつ、最終表示画面の上位階層の画面を特定する情報が初期表示画面管理テーブル53に記憶されていた場合に、最終表示画面の上位階層の画面のうち、最終表示画面に最も近い階層の画面としてもよい。
これにより、本実施例では、複合機におけるログアウト時に複合機1から認証サーバ2に通知された最終表示画面が、初期表示画面として適さない場合、所定の画面もしくは最終表示画面にもっとも近い上位階層の画面を最終表示画面とし、複合機1の次回のログイン時にその最終表示画面に切り換える指示を行うようにすることで、より利便性を高めることができる。また、複数の異なる複合機を認証サーバで管理している場合であっても、システムとして統一的なポリシーを認証サーバ側で制御することができるようになる。
[実施例5]
上記の各実施例1〜4における処理を、複数の複合機1と認証サーバ2とが接続されたシステムにより実現することができる。つまり、認証サーバ2では、複数の複合機1のそれぞれについて、複合機1のログアウト時の最終表示画面情報を管理し、各複合機1に対して初期モード設定情報を送信することで、複数の複合機1を管理することができる。
ここでは、図1の構成の認証サーバ2に対して、ネットワークを介して複数の複合機1が接続された構成を考える。そして認証サーバ2のユーザ情報管理DB26には、図7に示すような最終表示画面管理テーブル52を複数の複合機1のそれぞれについて保持しておく。それぞれの最終表示画面テーブル52では、ユーザID毎にその複合機1で前回ログアウトしたときに最後に表示していた画面の情報を記録する。
認証サーバ2では、複数の複合機1のうちのいずれかの複合機1からのログイン要求、つまり複合機の起動通知をうけると、その起動通知に含まれる複合機1の固有の機器情報を判別し、ユーザ情報管理DB26に保持した複数の最終表示画面テーブル52のなかから該当する最終表示画面テーブルを特定する。これにより、ログイン要求中の複合機1に対応する最終表示画面テーブル52を用いて、その複合機1における初期表示画面の表示処理を実行することができる。特定した最終表示画面テーブル52による初期表示画面の表示処理については、上記の実施例1〜4の処理を行うことができる。
[実施例6]
本実施例では、上記の各実施例1〜4の処理を、同一ユーザが同一機種の異なる複合機でログイン操作を行ったときにも実行できるようにする。
本実施例では、図7に示すような最終表示画面管理テーブルにおいて、さらにユーザID毎にそのユーザが前回ログアウトしたときの複合機1の機種情報を記憶させておく。機種情報としては、例えば複合機1の製品型番などを用いることができる。また、複合機1のログイン時に認証サーバ2に送信する起動通知において、起動通知に含まれる機器情報に対して、さらに機種情報を含めて送信するものとする。
認証サーバ2では、複合機1から送信された起動通知によりログイン処理を行う際に、起動通知の機器情報に含まれる機種情報を判別し、さらにログイン画面に入力されたユーザIDを取得して、認証サーバ2が保持している最終表示画面管理テーブルと比較する。そして、ログインユーザが前回ログアウト時に使用していた複合機1の機種情報と、今回のログイン時に使用している複合機1の機種情報とが一致した場合、その最終表示画面テーブルを使用して、複合機1の初期表示時画面の表示処理を行う。また、機種情報が一致しない場合には、予め用意した所定のデフォルト画面を複合機1で表示させる処理を行う。使用可能と判断した最終表示画面テーブル52による初期表示画面の表示処理については、上記の実施例1〜4の処理を行うことができる。
上記のような処理により、ユーザが前回とは異なる複合機1を使用してログインを行った場合であっても、前回使用した複合機1と同一機種の複合機であれば、前回ログアウト時の最終表示画面に基づく初期表示画面を表示させることができる。
[実施例7]
複合機1では、画像形成時の解像度等の各種の設定値が設定されている。このような複合機1の設定値を最終表示画面情報とともに記憶させておくことにより、次回ログイン時に、前回のログアウト時の設定値を取得して複合機1に設定させることができるようになる。
ここでは、図7に示すような最終表示画面管理テーブルにおいて、さらにユーザID毎にそのユーザが前回ログアウトしたときの複合機1の設定値情報を記憶させておく。認証サーバ2では、複合機1から送信された起動通知によりログイン処理を行って、複合機1に対して初期モード設定情報を送信する処理を行う際に、最終表示画面管理テーブルに記録されている当該ユーザの前回の設定値があれば、その設定値を初期モード設定情報とともに複合機1に送信する。初期モード設定情報を受けた複合機1では、当該初期モード情報による最終表示画面の特定情報と、その表示を指示する情報とに従って最終表示画面を表示させるとともに、送信された設定値を使用して複合機1にその設定値を設定する。
本実施例では、最終表示画面管理テーブルにユーザ毎に前回ログアウト時の複合機1の設定値を記憶させておくので、ユーザは、次回のログイン時に前回の設定値を用いて複合機1の各種の処理を容易に実行することができるようになる。
1…複合機、2…認証サーバ、3…アプリケーションサーバ、10…機器制御部、11…操作部、11a…入力部、11b…表示部、13…画像形成部、14…通信部、17…機器制御部、20…通信部、21…アプリケーションソフト記憶部、22…認証アプリケーション、23…複合機管理部、24…複合機制御部、25…認証部、26…ユーザ情報管理DB、27…ユーザ情報管理データベース、30…通信部、31…アプリケーションソフト記憶部、32…アプリケーション、40…ログイン画面、41…ログイン名入力部、42…パスワード入力部、50…ユーザ管理テーブル、51…無効管理テーブル、52…最終表示画面管理テーブル、53…初期表示画面管理テーブル。

Claims (7)

  1. 複合機に入力されたログイン情報の認証を行う認証システムにおいて、
    前記複合機がログイン時に初期表示可能な画面を特定する情報を予め記憶する初期表示画面記憶手段と、
    前記複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報とを比較し、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報に一致しない場合、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していないと判断し、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報に一致した場合、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していると判断する判断手段と、を有し、
    前記判断手段によって前記最終表示画面を特定する情報が次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していないと判断した場合には、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を次回のログイン時の初期表示画面として前記複合機に表示させ、
    前記判断手段によって前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適していると判断した場合には、前記最終表示画面を次回のログイン時の初期表示画面として前記複合機に表示させることを特徴とする認証システム。
  2. 請求項1に記載の認証システムにおいて、
    前記複合機から通知された該複合機におけるログアウト時の最終表示画面を特定する情報を記憶する記憶手段と、
    前記複合機がログインした後の初期表示画面を指示する初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段とを有し、
    前記初期モード設定情報は、前記最終表示画面を特定する情報と、該最終表示画面を前記初期表示画面として表示することを指示する情報とを含み、
    該複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報を前記記憶手段に通知する手段と、
    前記通知された前記初期モード設定情報に基づいて、ログイン後の初期表示画面として前記最終表示画面を表示する制御を行う制御手段と、を有し、
    該判断手段は、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報と比較し、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断するものであって、
    前記判断手段によって前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を特定する情報を前記最終表示画面を特定する情報として前記記憶手段に通知することを特徴とする認証システム。
  3. 請求項1に記載の認証システムにおいて、
    前記複合機から通知された該複合機におけるログアウト時の最終表示画面を特定する情報を記憶する記憶手段と、
    前記複合機がログインした後の初期表示画面を指示する初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段とを有し、
    前記初期モード設定情報は、前記最終表示画面を特定する情報と、該最終表示画面を前記初期表示画面として表示することを指示する情報とを含み、
    前記複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報を前記記憶手段に通知する手段と、
    前記通知された前記初期モード設定情報に基づいて、ログイン後の初期表示画面として前記最終表示画面を表示する制御を行う制御手段と、を有し、
    該判断手段は、前記初期モード設定情報に含まれる最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報とを比較し、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断するものであって、
    前記判断手段によって前記初期モード設定情報に含まれる最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、前記初期モード設定情報で指定された最終表示画面ではなく、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を、次回のログイン時の初期表示画面として表示させることを特徴とする認証システム。
  4. 請求項1に記載の認証システムにおいて、
    前記複合機のログアウト時の最終表示画面を特定する情報を通知する手段と、
    前記複合機がログインした後の初期表示画面を指示する初期モード設定情報に基づいて、ログイン後の初期表示画面として前記最終表示画面を表示する制御を行う制御手段と、
    前記複合機から通知された該複合機におけるログアウト時の最終表示画面を特定する情報を記憶する記憶手段と、
    前記最終表示画面を特定する情報と、該最終表示画面を前記初期表示画面として表示することを指示する情報とを含む初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段と、を有し、
    該判断手段は、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報と、前記初期表示画面記憶手段に記憶した情報とを比較し、前記最終表示画面を特定する情報が、次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適しているか否かを判断するものであって、
    前記判断手段によって前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報が、前記次回のログイン時の初期表示画面を特定する情報として適さないと判断した場合には、前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報ではなく、前記初期表示画面記憶手段に記憶されている前記最終表示画面の上位階層の画面のうち、前記最終表示画面に最も近い階層の画面を特定する情報を、前記最終表示画面を特定する情報として前記初期モード設定情報に含めて前記複合機に送信することを特徴とする認証システム。
  5. 請求項2〜4のいずれか1に記載の認証システムにおいて、
    前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報を、複合機固有の機器情報に関連付けて前記記憶手段に記憶し、
    前記初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段は、前記複合機固有の機器情報に該当する初期モード設定情報を前記複合機に通知することを特徴とする認証システム。
  6. 請求項2〜4のいずれか1に記載の認証システムにおいて、
    前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報に関連付けて、前記複合機の機種情報を前記記憶手段に記憶し、
    前記前記初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段は、前記機種情報が一致する複合機に対して前記初期モード設定情報を通知することを特徴とする認証システム。
  7. 請求項2〜4のいずれか1に記載の認証システムにおいて、
    前記ログアウト時の最終表示画面を特定する情報に関連付けて、前記複合機の設定情報を前記記憶手段に記憶し、
    前記前記初期モード設定情報を前記複合機に通知する手段は、前記初期モード設定情報とともに前記設定情報を前記複合機に通知することを特徴とする認証システム。
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