JP6481313B2 - 表示制御装置、表示制御方法、及び記録媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、機能選択用の画面を表示部に表示させるための表示制御装置、表示制御方法、及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体に関する。
例えばスキャナ、プリンタ、ファクシミリ機能などの各種の機能を実行可能な装置として、特定の設定値に基づく特定の機能をショートカットとして登録しておき、簡単な操作(例えばショートカットキーの押下)によってその登録した機能を実行させることが可能な装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
繰り返し使う可能性のある機能をショートカットとして登録しておくことで、その機能を容易且つ迅速に実行させることができ、例えば、実行すべき機能が決められている定型業務を繰り返し実行する必要のある場合に有用である。
特開2009−104340号公報
ユーザに対するショートカット機能の具体的な提供態様として、ショートカット登録した機能毎のショートカットキーが複数表示されたショートカット画面を表示させる方法が知られている。ショートカット画面の中から、実行させたいショートカットに対応したショートカットキーを選択することで、そのショートカットに基づくショートカット処理(ショートカットとして登録している機能を実現するための一連の処理)を実行させることができる。
1つのショートカット画面内に同時に表示可能なショートカットキーの数は限られており、画面が小さいほどその数は少なくなる。そこで、複数(例えばm個)のタブを設け、1つのタブに複数(例えばn個)のショートカットキーを割り当てることで、合計でm×n個のショートカットキーを選択的に表示させることが可能なショートカット画面も採用されている。
タブを複数設けることで、より多くのショートカットを登録できるようになるが、反面、登録したショートカットを実行させたい場合に、その実行させたいショートカットのショートカットキーがどのタブにあるのかわかりにくくなる可能性がある。どのショートカットキーがどのタブにあるのかをユーザがしっかり覚えておかないと、実行対象のショートカットキーにたどり着くまでに時間と労力がかかってしまう。この問題は、ショートカットの登録数が多くなればなるほど、また装置に対するユーザのリテラシーが低いほど、顕著となり、ユーザの使い勝手が良いとはいえない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ショートカットの登録数にかかわらずユーザが特定のショートカットを容易に選択して実行させることが可能な、ショートカット選択用のユーザインタフェースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の表示制御装置は、画像を表示可能な表示部と、複数の機能を実行可能な制御部とを備え、制御部は、ショートカット登録処理と、グループ割当処理と、画面表示処理とを実行する。
ショートカット登録処理は、特定の機能をその特定の機能の実行に必要な予め指定された設定値を用いて実行させるショートカット機能を登録する処理である。グループ割当処理は、ショートカット登録処理により登録されたショートカット機能を、そのショートカット機能が有する属性に基づき、その属性に対応したグループに割り当てる処理である。画面表示処理は、ショートカット画面を表示部に表示させる処理である。ショートカット画面は、グループ毎のタブを有する画面であって、特定のタブに対応したグループについてそのグループに割り当てられているショートカット機能毎のショートカットキーが配列された画面である。
このように構成された表示制御装置では、登録されたショートカット機能が、その属性に応じてグループ分けされる。そして、ショートカット画面には、グループ毎のタブが表示され、且つ、特定のタブ(例えば選択された1つのタブ)に対応したグループのショートカットキーが配列表示される。つまり、複数のショートカットキーが同時に不規則的に表示されるのではなく、ショートカット画面に同時に表示されるショートカットキーは、特定のタブに対応したショートカットキー(同じ属性のショートカットキー)である。
これにより、ユーザは、ある特定のショートカット機能を実行させたい場合、そのショートカット機能の属性に対応したタブを選択することで、そのショートカット機能のショートカットキーを表示させることができ、そのショートカットキーを選択することができる。従って、ショートカット機能の登録数にかかわらず、ユーザが特定のショートカット機能を容易に選択して実行させることが可能となる。
なお、本発明は、上記の表示制御装置の他、表示制御装置を構成要素とする各種システム、表示制御装置において実行される各処理をコンピュータに実行させるためのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、表示制御装置において用いられている表示制御方法など、種々の形態で実現することができる。
実施形態の画像処理システムの構成を示すブロック図である。 機能ロック管理画面を示す説明図である。 待機画面を示す説明図である。 ショートカット一覧画面を示す説明図である。 ショートカット登録の手順の一部を示す説明図である。 ショートカット登録の手順の一部(図5の続き)を示す説明図である。 ショートカット登録の手順の一部(図6の続き)を示す説明図である。 ショートカット登録処理を示すフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
(1)画像処理システムの構成
本実施形態の画像処理システム1は、図1に示すように、複合機10とPC(Personal
Computer の略)30とを備えている。複合機10とPC30は、LAN(Local Area Networkの略)3を通じて相互にデータ通信可能である。
複合機10は、原稿の画像を読み取るスキャン機能、スキャン機能により読み取らせた画像を印刷出力するコピー機能、ファクシミリデータを送受信するファクス機能などの、
複数の機能を備えている。
複合機10は、CPU11、ROM12、RAM13、NVRAM14、画像読取部15、印刷部16、操作部17、表示部18、ネットワークインタフェース19、メディアインタフェース20、及び回線接続部21を備えている。
CPU11は、ROM12やNVRAM14などに記憶されている各種プログラムに従って複合機10内の各部の制御および各種演算を実行する。RAM13は、CPU11から直接アクセスされるメインメモリとして利用される。NVRAM14は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。NVRAM14には、複合機10に関する各種設定情報が記憶されている。後述するショートカット機能の設定・登録情報も、NVRAM14に記憶される。後述する図8のショートカット登録処理のプログラムは、ROM12又はNVRAM14に記憶されている。
画像読取部15は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像を表す画像データを生成する。印刷部16は、画像読取部15で読み取られた画像データを含む各種画像データを印刷媒体に印刷する機能を有する。操作部17は、ユーザによる入力操作を受け付ける入力装置である。操作部17は、タッチパネル22、操作ボタン(不図示)などの各種の入力手段を有する。表示部18は、情報を表示可能な表示デバイスとしてディスプレイ(例えば液晶ディスプレイ)23を有する。ディスプレイ23の表示領域には、タッチパネル22が重畳配置されている。
ネットワークインタフェース19は、複合機10をLAN3に接続するための通信インタフェースである。メディアインタフェース20は、各種規格のメディア(例えばUSB(Universal Serial Busの略)規格のメモリ)に対するデータの読み書きを行うためのインタフェースである。回線接続部21は、通信回線(本実施形態では電話回線)を通じて外部機器とデータ通信を行うためのインタフェースである。ファクス機能におけるファクシミリデータの送受信は、この回線接続部21を介して行われる。
PC30は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスクドライブ(以下「HDD(Hard Disk Drive の略)」という)34、操作部35、表示部36、及びネットワークインタフェース37を備えている。
CPU31は、ROM32やHDD34に記憶されている各種プログラムを実行することによってPC30の各部や外部機器(複合機10を含む)を制御する。ROM32には、CPU31によって実行される各種プログラムやデータ等が記憶されている。RAM33は、CPU31が各種処理を実行するための主記憶装置として用いられる。HDD34には、OS(Operating Systemの略)や各種デバイスドライバ、各種アプリケーションソフトなどがインストールされている。操作部35は、キーボードや各種ポインティングデバイスなどを有する。表示部36は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの各種の表示デバイスを有する。ネットワークインタフェース37は、PC30をLAN3に接続するための通信インタフェースである。
LAN3には、FTPサーバ400が接続されている。また、LAN3は、インターネット300に接続されている。インターネット300には、サーバ310を含む複数の情報処理装置が接続されている。複合機10、PC30、及びFTPサーバ400は、LAN3を通じて相互にデータ通信可能である。また、複合機10、PC30、及びFTPサーバ400は、インターネット300に接続されている各種の情報処理装置とデータ通信可能である。
(2)複合機10の機能
複合機10は、既述の通り、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を備えている。これら各機能のうち少なくともスキャン機能については、さらに、読み取った画像のデータ(以下「スキャンデータ」という)の処理方法に応じて複数の機能に細分化することができる。具体的には、例えば、スキャンtoPC、スキャンtoFTP、スキャンtoネットワーク、スキャンtoメディア、スキャンtoEメールサーバ、などの複数の機能に細分化できる。
スキャンtoPCは、スキャンデータを、複合機10に接続されているPC(例えばPC30)に送信する機能である。スキャンtoFTPは、スキャンデータをFTPサーバに送信する機能である。スキャンtoネットワークは、スキャンデータをインターネット300に接続された各種のサーバへ送信する機能である。スキャンtoメディアは、スキャンデータを、メディアインタフェース20に接続されているメディア(例えばUSBメモリ)に保存させる機能である。スキャンtoEメールサーバは、スキャンデータをEメールサーバに送信する機能である。また、スキャンtoPCは、さらに、PCにおけるスキャンデータの処理方法に応じて複数の機能に細分化できる。具体的には、例えば、スキャンtoファイル、スキャンtoイメージ、スキャンtoOCR、スキャンtoEメールなどがある。
(3)ロックモード及びユーザ認証機能の説明
複合機10は、ユーザ認証機能を備えている。具体的には、複合機10に対してユーザ登録を行うことができ、登録ユーザがユーザ認証を行って認証に成功すると、その登録ユーザに対して許可されている機能が使用可能となる。ユーザ認証機能は、特定の管理者によって有効又は無効に設定することができる。具体的には、管理者は、複合機10のロックモードをオン又はオフに設定することができる。
ロックモードがオフに設定されている場合は、全てのユーザが複合機10の機能を制限なく利用することができる。
ロックモードがオンに設定されると、ユーザ認証機能が有効となる。この場合、複合機10のディスプレイ23には、ユーザ名を入力させるためのUI(ユーザインタフェース)が表示される。複合機10に予めユーザ登録されているユーザがユーザ名を入力すると、ユーザ認証が行われる。そして、入力されたユーザ名と登録ユーザ名が一致すると、認証成功となる。認証が成功すると、認証の成功したユーザがログインした状態となる。ログイン状態は、特定のログオフ条件が成立するまでは維持される。登録ユーザが認証成功によりログインすると、そのログインした登録ユーザ(以下「ログインユーザ」ともいう)は、そのログインユーザに対して許可されている機能が使用可能となる。
なお、認証が成功しなかった場合、及びユーザ名が入力されずにユーザ認証自体が行われていない場合は、不特定のユーザ(パブリックユーザ)が使用している状態を意味するパブリックモードとして扱われる。その場合、パブリックモードに対して許可されている機能が使用可能となる。
ロックモードのオン、オフの設定は、本実施形態では、PC30からLAN3経由で行うことができる。具体的には、PC30においてウェブブラウザを立ち上げ、複合機10内の特定のアドレスにアクセスすると、管理者確認画面が表示される。その管理者確認画面に対し、管理者が、管理者であること(即ちロックモードの設定の権限があること)を示す情報を入力すると、管理者がPC30にアクセスしていることが認識され、管理用のメイン管理画面が表示される。メイン管理画面からは、ロックモードを設定するためのロックモード設定画面に遷移することができる。管理者は、そのロックモード設定画面において、ロックモードをオン又はオフに設定することができる。
また、メイン管理画面からは、ユーザ登録、及びロックモードオン時におけるユーザ毎の機能制限を行うための、機能ロック管理画面に遷移することができる。機能ロック管理画面の一例を、図2に示す。図2に示すように、機能ロック管理画面において、管理者は、登録対象のユーザ名を入力し、そのユーザに対してロックモードオン時に使用可能な機能を任意に設定することができる。また、パブリックモードに対しても、ロックモードオン時に使用可能な機能を任意に設定することができる。機能ロック管理画面による設定内容は、ロックモードがオンに設定されている場合に有効となる。
図2には、ABCさん、Suzukiさん、及びSatoさんの3人がユーザ登録されていることが示されている。図2の例では、ABCさんに対しては、複合機10が備える複数の機能の全てが使用可能として設定されている。Suzukiさんに対しては、プリント機能及びコピー機能が使用不可能な機能として制限され、他の機能は使用可能に設定されている。Satoさんに対しては、スキャン機能及びファクス機能が使用不可能な機能として制限され、他の機能は使用可能に設定されている。パブリックモードに対しては、プリント機能のみ使用可能に設定され、他の機能は全て使用不可能として制限されている。管理者は、図2に示す機能ロック管理画面において、ユーザの登録又は抹消を任意に行うことができると共に、登録ユーザ毎に、ロックモードオン時における機能制限の内容を設定(言い換えれば使用可能な機能を設定)することができる。
複合機10の電源を投入すると、特定の初期処理が行われた後、ディスプレイ23に待機画面が表示される。待機画面には、主に、ロックモードの設定状態に応じて二種類がある。ロックモードがオフに設定されている場合は、図3(a)に示す待機画面(以下「第1の待機画面」ともいう)40が表示される。
ロックモードオフ時の第1の待機画面40には、図3(a)に示すように、画面中の左上に、「基本機能」というテキストが表示される。このテキストは、画面の種類を示していると共に、ロックモードがオフに設定されていることも示している。第1の待機画面40には、複数の機能選択キー41,42,43が表示される。ユーザは、何れかの機能選択キーに対する入力操作を行うことで、対応する機能を実行させることができる。
なお、入力操作としては種々の操作方法を採用できるが、本実施形態では、操作対象キーの押下(詳しくは、タッチパネル22における、操作対象キーが表示されている領域の押下)を例に挙げて説明する。
また、第1の待機画面40には、ショートカット一覧画面呼出キー(以下「SC呼出キー」と略称する)44と、メニューキー45が表示される。メニューキー45が押下されると、複合機10の各種設定を行うためのメニュー画面が表示される。SC呼出キー44が押下されると、ショートカット一覧画面50(例えば図4参照)が表示される。
ロックモードがオンに設定されている場合は、初期状態では、図3(b)の左側に示す待機画面(以下「第2の待機画面」ともいう)46が表示される。この第2の待機画面46が第1の待機画面40と異なるのは、画面左上において、「基本機能」のテキストに代えて、認証状態画像46aが表示されることである。
認証状態画像46aは、主に2つの情報を示している。1つは、ロックモードがオンに設定されていることを示している。もう一つは、認証されているユーザ名を示している。ロックモードがオンに設定されているもののユーザ認証が行われていない初期状態では、ユーザ名として、パブリックモードであることを示す「パブリック」が表示される。第2の待機画面46からは、パブリックモードに対して使用可能に設定されている機能を実行
させることができ、パブリックモードに対して制限されている機能については使用できない。
第2の待機画面46において、ユーザが認証状態画像46aを押下すると、ユーザ認証の実行画面が表示され、ユーザ名を入力させるためのUIが表示される。ユーザがユーザ名を入力すると、ユーザ認証が行われる。そして、ユーザ認証が成功すると、待機画面は、第2の待機画面46から、図3(b)の右側に示す待機画面(以下「第3の待機画面」ともいう)47に切り替わる。なお、ユーザ認証が失敗した場合は、再び第2の待機画面46が表示され、パブリックモードが維持される。
第3の待機画面47の基本的構成は第2の待機画面46と同じであるが、第3の待機画面47では、認証状態画像46aに、ユーザ認証が成功した登録ユーザ(即ちログイン中のユーザ)のユーザ名が表示される。図3(b)の第3の待機画面47は、ABCさんがログイン中であることを示している。第3の待機画面47からは、ABCさんに対して使用可能に設定されている機能を実行させることができ、ABCさんに対して制限されている機能については使用できない。
(4)ショートカット機能の説明
複合機10が備える各種機能を利用する際には、通常、ユーザは複数の手順を踏んで実行させる必要がある。例えば、スキャンtoPCの機能を利用したい場合、送信先のPCを指定する入力操作や、スキャン時の各種設定値の設定・確認作業等が必要となる。そのため、上述した各種機能を通常の手順で実行させようとすると、非常に手間がかかる。
これに対し、本実施形態の複合機10は、特定の機能をショートカット登録することによりその機能を通常よりも少ない手順で実行させることが可能な、ショートカット機能を備えている。ユーザは、ショートカット登録したい機能について、その機能における各種設定値を予め設定することにより、その機能をショートカット登録することができる。ショートカットを登録すると、以後、その登録した機能については、対応するショートカットキー(詳細は後述)を押下することで、予め設定された設定値に基づき、ユーザの手間を要することなく(或いは通常よりも少ない手間で)迅速に実行させることができる。
本実施形態の複合機10では、ショートカットを合計で少なくとも48種類登録することができる。ショートカットを登録又は実行させるためには、ディスプレイ23にショートカット一覧画面を表示させる必要がある。ショートカット一覧画面は、既述の通り、待機画面内のSC呼出キー44を押下すると表示される。
ショートカット一覧画面の具体的内容について、図4のショートカット一覧画面50を例に挙げて説明する。図4に示すように、ショートカット一覧画面50には、タブ表示領域57と、複数(本実施形態では6個)のキー表示領域51〜56が割り当てられている。タブ表示領域57には最大で8つのタブが表示される。図4は、スキャンタブ71,ファクスタブ72,及びコピータブ73の3つのタブが表示されている例を示している。ユーザは、何れか1つのタブを任意に選択することができる。図4は、3つのタブ71〜73のうち、スキャンタブ71が選択されている状態を示している。なお、タブ表示領域57に表示されるタブの数や種類は、後述するように、ロックモードの設定状態や認証ユーザによって異なる。
各キー表示領域51〜56には、選択されているタブに対応したキーが表示される。つまり、1つのタブに対して6個のキーが割り当てられている。タブを切り替えると、各キー表示領域51〜56内のキーも、切り替え後のタブに対応したキーに切り替わる。
各キー表示領域51〜56に表示されるキーは主に2種類ある。具体的には、登録されている特定のショートカットが割り当てられていてそのショートカットに基づくショートカット処理を実行させることが可能なショートカットキーと、ショートカットがまだ割り当てられていない新規作成キーがある。図4のショートカット一覧画面50では、第1キー表示領域51及び第3キー表示領域53にそれぞれショートカットキー61a,61cが配置され、第2キー表示領域52、第4キー表示領域54、第5キー表示領域55、及び第6キー表示領域56にそれぞれ新規作成キー62b,62d,62e,62fが配置されている。
新規作成キーを押下すると、ショートカットを新規に登録するための処理に進んで、ショートカットを新規登録することができる。ショートカットキーを押下すると、そのショートカットキーに割り当てられて登録されているショートカットに基づくショートカット処理が実行される。
ショートカットキーには、対応するショートカットのプロファイルが紐付けられている。プロファイルは、登録されているショートカットに基づくショートカット処理の実行に必要な情報である。具体的には、機能実行に必要な複数の設定項目毎の設定値に関する情報である。例えばショートカットとして登録されている機能がスキャンtoFTPの場合、プロファイルとして、スキャンデータ送信先のFTPサーバのアドレス、カラー設定、スキャン時の解像度、ファイルタイプ、などがある。
プロファイルは、ショートカットの登録時にショートカット毎に個別に生成され、例えばNVRAM14に保存される。何れかのショートカットキーが押下された場合、そのショートカットキーに割り当てられて登録されているショートカットに基づくショートカット処理が実行されるが、その際、そのショートカットキーに紐付けられている、そのショートカットの実行に必要なプロファイルが、NVRAM14から読み出される。そして、その読み出されたプロファイルに従ってショートカット処理が実行される。ショートカットを登録することで、特定の機能を少ない手数で実行させることができる。
ショートカット一覧画面50には、右上隅にメニューキー67が表示される。このメニューキー67を押下すると、登録されているショートカットの内容を編集することができる。
タブ表示領域57に表示されるタブは、ロックモードの設定状態によって異なる。さらに、ロックモードがオンに設定されている場合は、タブ表示領域57に表示されるタブは、認証されているユーザによっても異なる。図4は、ロックモードがオフに設定されているか、ロックモードがオンであるものの誰もログインしていない(つまりユーザがパブリックモードである)場合(以下まとめて「非ログイン中」ともいう)のショートカット一覧画面50が示されている。即ち、非ログイン中には、タブ表示領域57には、機能毎のタブが表示される。
一方、ロックモードがオンに設定されていて且つ何れかの登録ユーザのユーザ認証が成功している場合(以下「ログイン中」ともいう)は、図7の右下のショートカット一覧画面50に示すように、タブ表示領域57には、認証ユーザのタブのみが表示される。
ここで、ショートカットの属性について説明する。登録されたショートカットは、そのショートカットの登録を行ったユーザや、そのショートカットがどの機能を実行させるためのショートカットであるか、などに応じた、複数種類の属性を有する。本実施形態では、ショートカットの属性として、少なくとも、ユーザ属性と機能属性を有する。
ユーザ属性とは、ショートカットの登録時のログインユーザを示す属性である。登録ユーザがログイン中にショートカットを登録した場合、そのショートカットのユーザ属性はその登録ユーザとなる。一方、非ログイン中にパブリックユーザがショートカットを登録した場合は、ユーザ属性はパブリックとなる。
機能属性とは、ショートカットに対応した機能、即ちショートカット処理として実行される機能を示す属性である。本実施形態では、機能属性が、上位階層から下位階層まで計4つの属性に階層化されている。
最上位階層の第1機能属性は、ショートカットとして登録されている機能の種類を示す属性である。例えば、スキャン機能のショートカットの場合は第1機能属性はスキャン、コピー機能のショートカットの場合は第1機能属性はコピーである。
第1機能属性の1つ下の階層の第2機能属性は、ショートカットとして登録されている機能のより具体的な内容を示す属性である。例えば、第1機能属性がスキャンである場合、第2機能属性は、ショートカットとして登録されているスキャン機能のより具体的な内容、即ち、細分化された複数種類のスキャン機能のいずれであるかを示す属性である。例えば、スキャン機能のショートカットであってより具体的にはスキャンtoFTPのショートカットである場合、第2機能属性はスキャンtoFTPとなる。即ち、スキャン機能のショートカットの第2機能属性は、スキャンtoFTP、スキャンtoネットワーク、スキャンtoメディア、などの複数種類の細分化されたスキャン機能の何れかとなる。
第2機能属性の1つ下の階層の第3機能属性は、ショートカットとして登録されている機能の実行に必要な各種設定値のうち特定の上位階層の情報である。例えば、第2機能属性がスキャンtoFTPの場合、第3機能属性は、スキャンデータの送信先、即ち送信先のFTPサーバのアドレスとなる。また例えば、第2機能属性がスキャンtoPCの場合、第3機能属性は、スキャンデータの送信先PCのアドレスとなる。
第3機能属性の1つ下の階層の第4機能属性は、ショートカットとして登録されている機能の実行に必要な各種設定値のうち特定の上位階層の情報である。例えば、第2機能属性がスキャンtoFTPの場合、第4機能属性は、スキャン機能実行に必要な各種設定値であり、例えば、カラー設定、解像度、スキャンデータのファイルタイプなどがある。
登録されているショートカットはいずれも、ユーザ属性及び機能属性を有する。これら各属性は、ショートカットの登録時にそのショートカットに紐付けられる。ユーザ属性については、非ログイン中にショートカットが登録された場合は、そのショートカットのユーザ属性はパブリックとなる。一方、登録ユーザのログイン中にショートカットが登録された場合は、そのショートカットのユーザ属性は、ログインユーザとなる。
ショートカット一覧画面50において、タブの分類は、ユーザ属性又は機能属性に基づいて行われる。具体的に、ロックモードがオフの場合にショートカット一覧画面50が表示される際は、登録されているショートカットが機能属性に基づいてグループ分けされる。即ち、登録されているショートカットを、そのショートカットが有する機能属性(より具体的には第1機能属性)に基づき、その機能属性に対応したグループに割り当てる。
例えば、スキャン機能のショートカット、ファクス機能のショートカット、及びコピー機能のショートカットがそれぞれ少なくとも1つ登録されている場合は、ロックモードがオフの場合、各ショートカットが機能属性に基づいて、スキャン機能のグループと、ファクス機能のグループと、コピー機能のグループとにグループ分けされる。そして、ショートカット一覧画面50では、機能属性毎に(即ちグループ毎に)タブが分類されて表示さ
れる。具体的には、図4に例示するように、スキャン機能のショートカットのグループに対応したスキャンタブ71と、ファクス機能のショートカットのグループに対応したファクスタブ72と、コピー機能のショートカットのグループに対応したコピータブ73とが表示される。つまり、各タブには、タブの名称として、対応する機能属性を示す名称が表示される。
そして、各タブ71〜73のうち、選択された1つのタブに属するショートカットのショートカットキーが各キー表示領域51〜56の何れかに表示される。図4は、各タブ71〜73のうちスキャンタブ71が選択され、スキャンタブに属する2つのショートカット(即ち登録されている2つのスキャン機能のショートカット)の各ショートカットキー61a,61cが表示されている例を示している。
ロックモードがオンであるものの誰もログインしていない場合、即ちユーザがパブリックモードである場合も、ショートカット一覧画面50が表示される際は、図4に例示したように、登録されているショートカットが機能属性に基づいてグループ分けされ、機能属性毎(グループ毎)にタブが分類されて表示される。
一方、ロックモードがオンで且つ登録ユーザがログイン中の場合は、ショートカット一覧画面50が表示される際、登録されているショートカットが、登録時のユーザのユーザ属性に基づいてグループ分けされる。そして、現在ログイン中のユーザのユーザ属性に対応したタブのみ表示される。
例えばABCさんがログイン中にショートカット一覧画面50を表示させた場合、図7の右下に例示するように、ABCさんのユーザ属性に対応したタブであるABCユーザタブ161が表示される。ABCユーザタブ161には、ABCさんのユーザ属性を示す名称(本実施形態では「ABC」)が表示される。
なお、特定のユーザがログイン中にショートカット一覧画面50を表示させた場合に、そのログインユーザのユーザ属性に対応したタブのみを表示させることは必須ではない。ログインユーザのユーザ属性に対応したタブに加えて、他の登録ユーザに対応したタブも表示させるようにしてもよい。
ショートカット一覧画面50に表示されるショートカットキーには、そのショートカットキーの名称であるキー名称が付加される。そして、そのキー名称には、対応するショートカットの機能属性を示す情報が含まれる。
例えば、図4に示すショートカット一覧画面50において、第1キー表示領域51に表示されているショートカットキー61aには、「ftp_address2_color600」というキー名称が付加されている。このキー名称は、このショートカットキー61aに割り当てられているショートカットが、スキャンtoFTPの機能のショートカットであって、FTPサーバのアドレスが「address2」、カラーモードが「カラー」、読み取り解像度が「600dpi」であることを示している。
つまり、キー名称として、第2機能属性、第3機能属性、及び第4機能属性が用いられている。キー名称に第1機能属性を用いてもよいが、図4のショートカット一覧画面50のようにタブが第1機能属性に基づいて分類されている場合は、キー名称に第1機能属性を用いる必要性は必ずしもない。その理由は、タブが第1機能属性に基づいて分類されている場合にユーザが特定のタブを選択していること自体、ユーザは現在表示されているショートカットキーの第1機能属性についてはすでに認識していると考えられるからである。したがって、本実施形態では、図4のようにタブが第1機能属性に基づいて分類されて
いる場合は、ショートカットキーのキー名称には、第1機能属性は含めず、第2機能属性以下の階層の情報を含めるようにしている。
一方、図7の右下に例示したような、特定の登録ユーザがログイン中に表示されるショートカット一覧画面50においては、タブがユーザ属性に基づいて分類されるため、ショートカットキーのキー名称には第1機能属性も含まれる。例えば、図7の右下に示すショートカット一覧画面50において、第1キー表示領域51に表示されているショートカットキー61aには、「Scan_ftp_address2_color600」というキー名称が付加されている。このキー名称は、このショートカットキー61aに割り当てられているショートカットが、スキャン機能のショートカットであって、より詳しくはスキャンtoFTPの機能のショートカットであり、さらに、FTPサーバのアドレスが「address2」、カラーモードが「カラー」、読み取り解像度が「600dpi」であることを示している。このように、タブがユーザ属性に基づいて分類される場合は、ショートカットキーのキー名称に第1機能属性を含めることで、どの機能のショートカットであるかをユーザがキー名称から容易に認識できるようにしている。
(5)ショートカットの登録手順
ショートカットを登録する手順について、図5〜図7を用いて説明する。ここでは、特定の登録ユーザがログインしてショートカットを登録する場合の登録手順を例に挙げて説明する。
登録ユーザ(例えばABCさん)がログインすると、図5に示すように、第3の待機画面47が表示される。そして、第3の待機画面47に表示されているSC呼出キー44を押下すると、ショートカット一覧画面50が表示される。なお、図5では、ショートカットがまだ1つも登録されていない状態から初めてショートカットを登録する場合を想定している。そのため、図5のショートカット一覧画面50には、タブが1つ表示され、そのタブ名称は初期値「1」であり、6つのキー表示領域51〜56にはいずれも新規作成キー62a〜62fが表示されている。
ログインユーザが、例えば第1キー表示領域51に新規にショートカットを登録したいと考えて、第1キー表示領域51内の新規作成キー62aを押下すると、登録機能選択画面80が表示される。登録機能選択画面80には、ショートカットとして登録可能な機能(第1機能属性相当)毎に機能選択キーが表示される。具体的には、コピー機能選択キー81、ファクス機能選択キー82、スキャン機能選択キー83、ウェブ機能選択キー84、などが表示される。
ログインユーザは、ショートカットとして登録したい機能に対応した機能選択キーを押下することで、その機能のショートカットの登録処理に進むことができる。例えば、ログインユーザがスキャン機能選択キー83を押下すると、スキャン機能選択画面90が表示される。
スキャン機能選択画面90は、スキャン機能に含まれる各種の具体的機能(第2機能属性相当)の中からショートカット登録したい機能を選択させるための画面であり、スキャンtoファイル選択キー91、スキャンtoOCR選択キー92、スキャンtoイメージ選択キー93、スキャンtoメディア選択キー94、などの、スキャン機能に対する細分化された複数種類の機能毎の選択キーが表示される。
スキャン機能選択画面90において、例えばスキャンtoメディアが選択されると、図6の上段左側に示すような設定画面100が表示される。この設定画面100は、ショートカット登録対象のスキャンtoメディア機能について、そのスキャンtoメディアを実
行させるために必要な各種設定値を設定させるために画面である。この設定画面100において、設定情報表示領域101には、現在の設定値が表示される。設定画面100中のオプションキー102を押下すると、スキャンtoメディアの各種設定値を変更することができる。そして、設定画面100中の登録キー103を押下すると、設定確認画面130が表示される。
スキャン機能選択画面90において、例えばスキャンtoFTPが選択されると、図6の上段中央に示すような選択確認画面110が表示される。この選択確認画面110には、スキャンtoFTP設定キー111が表示される。ユーザがこのスキャンtoFTP設定キー111を押下すると、スキャンtoFTPの各種設定値を変更するための設定画面(不図示)が表示され、各種設定値を変更することができる。そして、その設定画面中の登録キーを押下すると、設定確認画面130が表示される。
スキャン機能選択画面90において、例えば、スキャンtoPCに属する各種機能の何れか、即ちスキャンtoファイル、スキャンtoOCR、スキャンtoイメージ、及びスキャンtoEメールの何れかが選択されると、図6の上段右側に示すようなPC選択画面120が表示される。このPC選択画面120には、スキャンデータの送信先のPCを選択させるための複数のPC選択キー121〜124が表示される。ユーザが何れかのPC選択キーを押下すると、スキャンtoPCの各種設定値を変更するための設定画面(不図示)が表示され、各種設定値を変更することができる。そして、その設定画面中の登録キーを押下すると、設定確認画面130が表示される。
設定確認画面130には、各種設定値の設定内容を示す設定情報131が表示される。そして、設定確認画面130中のOKキー132を押下すると、図7に示す名称設定画面140が表示される。
名称設定画面140は、ショートカットの名称を設定するための画面である。名称設定画面140において、名称表示領域141には、現在設定されている名称が表示される。ログインユーザによるショートカットの登録の際は、名称表示領域141には、デフォルトで、登録対象の機能の第1機能属性から第4機能属性までの各機能属性を有する名称が表示される。ログインユーザは、デフォルトの名称を別の名称に変更したい場合は、任意に変更することができる。そして、名称設定画面140においてOKキー142を押下すると、登録完了画面150が表示される。登録完了画面150においてOKキー151を押下すると、ショートカットの登録が完了し、ショートカット一覧画面50が表示される。
既述の通り、特定の登録ユーザがログイン中の場合は、ショートカット一覧画面50には、ログインユーザのユーザ属性に対応したタブのみ表示される。そして、そのショートカット一覧画面50には、ログインユーザによって登録されたショートカットのショートカットキーが表示され、各ショートカットキーにはキー名称も表示される。
なお、ログインユーザがログオフすると、図4に示したような、機能属性毎にタブ分けされたショートカット一覧画面50に切り替わる。その場合、例えばABCさんが再びログインすると、再び、図7の右下に示したような、ABCユーザタブ161のみが表示されたショートカット一覧画面50に切り替わる。ABCさん以外の他の登録ユーザがログインした場合は、そのログインユーザのタブのみ表示されたショートカット一覧画面に切り替わる。
ここまで、特定の登録ユーザがログイン中にショートカットを登録する手順について説明したが、非ログイン中におけるショートカットの登録も基本的には上記と同様である。
非ログイン中の場合、例えば図3(a)に例示した第1の待機画面40又は図3(b)の左側に例示した第2の待機画面46においてSC呼出キー44を押下することで、ショートカット一覧画面50に移行でき、そこからショートカットを新規登録することができる。
ただし、非ログイン中にショートカットを登録した場合、最終的に表示されるショートカット一覧画面50は、図4に例示したように、機能属性に基づいてタブ分けされた画面となる。
(6)ショートカット登録処理
次に、図5〜図7を用いて説明したショートカットの登録を実現するために複合機10のCPU11が実行するショートカット登録処理について、図8を用いて説明する。複合機10のCPU11は、ショートカット一覧画面50において新規作成キー62aが押下されると、NVRAM14又はROM12から図8のショートカット登録処理のプログラムを読み込んで実行する。
複合機10のCPU11は、図8のショートカット登録処理を開始すると、S110で、機能選択を受け付ける。具体的には、図5に例示した登録機能選択画面80を表示させて、ショートカット登録させる機能(第1機能属性相当)の選択操作を受け付ける。
S120では、第1ファイル名属性に、S110で選択された機能を示す第1機能属性を格納する。S130では、第n(nは2以上)機能属性に対応したオプション設定が行われたか否か判断する。即ち、第2機能属性以下の階層の各機能属性に対応した各種設定値の設定が行われたか否か判断する。第1ファイル名属性は、NVRAM14内に第1ファイル名属性の記憶領域が割り付けられている。
第n機能属性に対応したオプション設定が行われていない場合は(S130:NO)、S150に進む。第n機能属性に対応したオプション設定が行われた場合は(S130:YES)、S140で、そのオプション設定が行われた第n機能属性を、第nファイル名属性に格納する。第nファイル名属性は、NVRAM14内に各第nファイル名属性毎に記憶領域が割り付けられている。
S150では、オプション設定が終了したか否か判断する。具体的には、図6に例示した設定確認画面130においてOKキー132が押下されたか否か判断する。オプション設定がまだ終了していない場合は(S150:NO)、S130に戻る。オプション設定が終了した場合は(S150:YES)、S160に進む。
S160では、登録対象の機能の設定ファイルに対し、S120及びS140で格納した各ファイル名属性に従って、デフォルトのファイル名を付与する。設定ファイルとは、登録対象の機能に対して行われたオプション設定の結果(即ち設定された各種設定値の内容)を含むファイルである。S170では、ショートカット登録を行う。このS170で、ショートカットの新規登録の処理が完了する。なお、登録ユーザがログインしている場合は、新規登録されたショートカットのユーザ属性はそのログインユーザとなり、非ログイン中の場合は、新規登録されたショートカットのユーザ属性はパブリックとなる。ショートカットの新規登録が完了すると、ショートカット一覧画面50を表示させるために、S180以下の処理に進む。
S180では、登録ユーザがログイン中か否か判断する。登録ユーザがログイン中の場合は(S180:YES)、S190で、登録されているショートカットをユーザ属性毎にグループ分けする。ログインユーザのユーザ属性に対応したグループがまだない場合は
、ログインユーザのユーザ属性に対応したグループを新規に生成して、そのグループに、ログインユーザが登録したショートカットを割り当てる。
S200では、ログインユーザのユーザ属性に基づくタブを生成する。このS200では、タブの名称をログインユーザのユーザ属性に基づいて設定する処理や、タブに対応したショートカットキー(即ち表示させるショートカットキー)としてログインユーザのユーザ属性のグループに対応したショートカットのショートカットキーを設定する処理なども行われる。
S180で、非ログイン中の場合は(S180:NO)、S210で、登録されているショートカットを機能属性毎にグループ分けする。ある第1機能属性の機能のショートカットが初めて登録された後の最初のS210の処理では、そのショートカットの機能属性に対応したグループはまだ生成されていない。そのため、その場合は、S210では、そのショートカットの機能属性に対応したグループを新規に生成して、そのグループに、そのショートカットを割り当てる。
S220では、機能属性毎にタブを生成する。このS220では、タブの名称を機能属性に基づいて設定する処理や、タブ毎に、対応するショートカットキー(即ち表示させるショートカットキー)としてそのタブの機能属性のグループに対応したショートカットのショートカットキーを設定する処理、各ショートカットキーのキー名称から第1機能属性を示す内容を省く処理、なども行われる。
S230では、S200又はS220の処理結果に基づき、ショートカット一覧画面50を表示させる。具体的には、登録ユーザがログイン中の場合は、S200の処理結果に基づき、図7の右下に例示したような、ユーザ属性に基づいてタブ分けされ且つログインユーザのユーザ属性のタブのみ表示されたショートカット一覧画面50が表示される。また、非ログイン中の場合は、S220の処理結果に基づき、図4に例示したような、機能属性に基づいてタブ分けされたショートカット一覧画面50が表示される。
(7)実施形態の効果
以上説明した本実施形態の複合機10によれば、登録されたショートカットは、その属性に応じてグループ分けされる。そして、ショートカットキーが表示されるショートカット一覧画面には、グループ毎のタブが表示されて、選択されているいずれか1つのタブに対応したグループのショートカットキーが配列表示される。つまり、複数のショートカットキーが同時に不規則的に表示されるのではなく、ショートカット一覧画面に同時に表示されるショートカットキーは、選択された1つのタブに対応したショートカットキー(同じ属性のショートカットキー)のみである。
これにより、ユーザは、ある特定のショートカットのショートカット処理を実行させたい場合、そのショートカットの属性に対応したタブを選択することで、そのショートカットのショートカットキーを表示させることができ、そのショートカットキーを選択することができる。従って、ショートカットの登録数にかかわらず、ユーザが特定のショートカットを容易に選択して実行させることが可能となる。
また、本実施形態では、ショートカットの属性として、機能属性を有する。そして、ショートカット一覧画面に表示されるショートカットキーには、その機能属性を示す情報を含むキー名称が表示される。そのため、ユーザは、ショートカット一覧画面に表示されているショートカットキーがどのようなショートカットに対応したショートカットキーであるのかを、キー名称に基づいて容易に認識することができる。
また、本実施形態では、非ログイン中にショートカット一覧画面を表示させた場合、機能属性に基づいてショートカットがグループ分け及びタブ分けされる。そして、タブの名称として、対応する機能属性を示す名称が付加される。そのため、ユーザは、ショートカット一覧画面において、実行させたいショートカットのショートカットキーがどのタブにあるのかを容易に認識することができ、そのショートカットキーを容易且つ迅速に表示、選択することができる。
また、本実施形態では、ショートカット機能の属性として、ショートカットの登録時のユーザを示すユーザ属性を有する。そして、登録ユーザのログイン中にショートカット一覧画面を表示させた場合、ユーザ属性に基づいてショートカットがグループ分け及びタブ分けされ、そのうちログインユーザのユーザ属性に対応したタブのみが表示される。その際、タブの名称として、ログインユーザのユーザ属性を示す名称が付加される。
そのため、ログインユーザは、自身が登録したショートカットのショートカットキーのみが表示されたショートカット一覧画面の中から、実行させたいショートカットキーを容易且つ効率的に探すことができる。
なお、本実施形態において、複合機10のCPU11は本発明の制御部の一例に相当する。ショートカット一覧画面50は本発明のショートカット画面の一例に相当する。ユーザ属性は本発明の使用者属性の一例に相当する。図2の機能ロック管理画面を用いて登録されるユーザ(パブリックモードは除く)は本発明の登録使用者の一例に相当する。第1機能属性は本発明の第1の属性の一例に相当する。第2機能属性、第3機能属性、及び第4機能属性はいずれも本発明の第2の属性の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)ユーザ属性に基づいてタブが分類される場合、上記実施形態では、ログインユーザのタブのみ表示される構成であったが、ログインユーザ以外の他の登録ユーザのタブも表示させるようにしてもよい。そして、他の登録ユーザが登録したショートカットを使用できるようにしてもよい。
その場合、他の登録ユーザのタブにおいてショートカットキーを押下した場合、ショートカット処理が実行される前に、そのショートカットの内容(設定情報)を表示させて、ショートカットの内容をログインユーザが確認できるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、ログイン中はログインユーザのユーザ属性に対応したタブのみ表示される構成であったが、ログインユーザが登録したショートカットを機能属性に基づいてグループ分け及びタブ分けして、機能属性毎にタブを表示するようにしてもよい。
(3)ログイン中か非ログイン中かにかかわらず、タブ分けの方法をユーザが任意に選択できるようにしてもよい。即ち、機能属性に基づくタブを表示させるか、ユーザ属性に基づくタブを表示させるかを、ユーザが任意に選択できるようにしてもよい。
(4)その他、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよ
い。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…画像処理システム、3…LAN、10…複合機、11,31…CPU、12,32…ROM、13,33…RAM、14…NVRAM、15…画像読取部、16…印刷部、17,35…操作部、18,36…表示部、19,37…ネットワークインタフェース、20…メディアインタフェース、21…回線接続部、22…タッチパネル、23…ディスプレイ、30…PC、34…HDD、40…第1の待機画面、41〜43…機能選択キー、44…呼出キー、45…メニューキー、46…第2の待機画面、46a…認証状態画像、47…第3の待機画面、50…ショートカット一覧画面、51〜56…キー表示領域、57…タブ表示領域、61a,61c…ショートカットキー、62a〜62f…新規作成キー、67…メニューキー、71…スキャンタブ、72…ファクスタブ、73…コピータブ、80…登録機能選択画面、81…コピー機能選択キー、82…ファクス機能選択キー、83…スキャン機能選択キー、84…ウェブ機能選択キー、90…スキャン機能選択画面、91…ファイル選択キー、92…OCR選択キー、93…イメージ選択キー、94…メディア選択キー、100…設定画面、101…設定情報表示領域、102…オプションキー、103…登録キー、110…選択確認画面、111…設定キー、120…PC選択画面、121…PC選択キー、130…設定確認画面、131…設定情報、132,142,151…OKキー、140…名称設定画面、141…名称表示領域、150…登録完了画面、161…ユーザタブ、300…インターネット、310…サーバ、400…FTPサーバ。

Claims (9)

  1. 画像を表示可能な表示部と、
    複数の機能を実行可能な制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    特定の機能をその特定の機能の実行に必要な予め指定された設定値を用いて実行させるショートカット機能を登録するショートカット登録処理と、
    前記ショートカット登録処理により登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する属性に基づき、その属性に対応したグループに割り当てるグループ割当処理と、
    前記グループ毎のタブを有する画面であって、特定の前記タブに対応した前記グループについてそのグループに割り当てられている前記ショートカット機能毎のショートカットキーが配列された画面であるショートカット画面を、前記表示部に表示させる画面表示処理と、
    使用者を登録する登録処理と、
    前記登録処理により登録された使用者である登録使用者毎に、前記複数の機能のうち使用可能な機能を設定する設定処理と、
    使用者を示す使用者情報を取得して、その使用者情報が示す使用者が前記登録使用者であるか否かを判定し、前記使用者が前記登録使用者である場合は、その登録使用者に対して前記設定処理で設定された前記機能を使用可能な状態とし、前記使用者が前記登録使用者以外の非登録使用者である場合は、前記非登録使用者に対して設定されている前記機能を使用可能な状態とする認証処理と、
    を実行し、
    前記ショートカット機能の前記属性として、そのショートカット機能の登録時に前記認証処理により判定されていた使用者であるショートカット登録者を示す使用者属性、及びそのショートカット機能に対応した前記特定の機能を示す属性である機能属性、を有し、
    前記機能属性として、
    前記特定の機能の種類を示す第1の属性と、
    前記第1の属性よりも下位階層の属性であって、前記特定の機能の実行に必要な情報を示す第2の属性と、
    を有し、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記登録使用者である場合は、前記グループ割当処理では、前記使用者のうち少なくとも前記認証処理により判定された前記登録使用者を示す前記使用者属性に対応した前記グループを設定して、そのグループに、その登録使用者により登録された前記ショートカット機能を割り当てて、前記画面表示処理では、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記使用者属性を示す名称を付加して表示させ、前記画面表示処理で表示される前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称として、対応するショートカット機能の前記機能属性のうち少なくとも前記第1の属性を示す情報が含まれ、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記非登録使用者である場合は、前記グループ割当処理では、前記機能属性毎に個別に前記グループを設定し、前記ショートカット登録処理により登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する前記機能属性に対応した前記グループに割り当てて、前記画面表示処理では、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記機能属性を示す名称を付加して表示させ、前記画面表示処理で表示される前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称として、対応するショートカット機能の前記機能属性のうち前記第1の属性は含まれず前記第2の属性を示す情報が含まれる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    ショートカット登録処理では、登録する前記ショートカット機能が有する前記第1の属性を示す情報及び前記第2の属性を示す情報を含むデフォルトのファイル名を記憶し、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記登録使用者である場合は、前記画面表示処理では、前記表示部に表示させる前記ショートカットキーに、そのショートカットキーの名称として、対応する前記デフォルトのファイル名を含ませ、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記非登録使用者である場合は、前記画面表示処理では、前記表示部に表示させる前記ショートカットキーに、そのショートカットキーの名称として、対応する前記デフォルトのファイル名から前記第1の属性を省いたファイル名を含ませる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記ショートカット機能の前記属性として、そのショートカット機能に対応した前記特定の機能を示す属性である機能属性を有し、
    前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称であるキー名称が含まれ、そのキー名称には、対応するショートカット機能の前記機能属性を示す情報が含まれる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記ショートカット機能の前記属性として、そのショートカット機能に対応した前記特定の機能を示す属性である機能属性を有し、
    前記グループ割当処理では、前記機能属性毎に個別に前記グループを設定し、前記ショートカット登録処理により登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する前記機能属性に対応した前記グループに割り当て、
    前記画面表示処理では、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記機能属性を示す名称を付加して表示させる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  5. 請求項〜請求項の何れか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記登録使用者である場合は、前記画面表示処理では、前記グループ毎のタブのうちその判定された登録使用者に対応した前記タブのみを表示させる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  6. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記グループ割当処理では、前記ショートカット登録処理により登録された前記ショートカット機能について、そのショートカット機能の属性に対応したグループが既に設定されている場合はその既に設定されているグループにそのショートカット機能を割り当て、そのショートカット機能の属性に対応したグループがまだ設定されていない場合はその属性に対応したグループを新規に設定してそのグループにそのショートカット機能を割り当てる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  7. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の表示制御装置であって、
    画像を読み取り可能な読取部を備え、
    前記特定の機能として、前記読取部により画像を読み取らせてその読み取らせた画像のデータを処理する画像読取機能を有する
    ことを特徴とする表示制御装置。
  8. 特定の機能をその特定の機能の実行に必要な予め指定された設定値を用いて実行させるショートカット機能を登録するショートカット登録ステップと、
    前記ショートカット登録ステップにより登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する属性に基づき、その属性に対応したグループに割り当てるグループ割当ステップと、
    前記グループ毎のタブを有する画面であって、特定の前記タブに対応した前記グループについてそのグループに割り当てられている前記ショートカット機能毎のショートカットキーが配列された画面であるショートカット画面を、表示部に表示させる画面表示ステップと、
    使用者を登録する登録ステップと、
    前記登録ステップにより登録された使用者である登録使用者毎に、複数の機能のうち使用可能な機能を設定する設定ステップと、
    使用者を示す使用者情報を取得して、その使用者情報が示す使用者が前記登録使用者であるか否かを判定し、前記使用者が前記登録使用者である場合は、その登録使用者に対して前記設定ステップで設定された前記機能を使用可能な状態とし、前記使用者が前記登録使用者以外の非登録使用者である場合は、前記非登録使用者に対して設定されている前記機能を使用可能な状態とする認証ステップと、
    を有し、
    前記ショートカット機能の前記属性として、そのショートカット機能の登録時に前記認証ステップにより判定されていた使用者であるショートカット登録者を示す使用者属性、及びそのショートカット機能に対応した前記特定の機能を示す属性である機能属性、を有し、
    前記機能属性として、
    前記特定の機能の種類を示す第1の属性と、
    前記第1の属性よりも下位階層の属性であって、前記特定の機能の実行に必要な情報を示す第2の属性と、
    を有し、
    前記認証ステップにより判定された前記使用者が前記登録使用者である場合は、前記グループ割当ステップでは、前記使用者のうち少なくとも前記認証ステップにより判定された前記登録使用者を示す前記使用者属性に対応した前記グループを設定して、そのグループに、その登録使用者により登録された前記ショートカット機能を割り当てて、前記画面表示ステップでは、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記使用者属性を示す名称を付加して表示させ、前記画面表示ステップで表示される前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称として、対応するショートカット機能の前記機能属性のうち少なくとも前記第1の属性を示す情報が含まれ、
    前記認証ステップにより判定された前記使用者が前記非登録使用者である場合は、前記グループ割当ステップでは、前記機能属性毎に個別に前記グループを設定し、前記ショートカット登録ステップにより登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する前記機能属性に対応した前記グループに割り当てて、前記画面表示ステップでは、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記機能属性を示す名称を付加して表示させ、前記画面表示ステップで表示される前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称として、対応するショートカット機能の前記機能属性のうち前記第1の属性は含まれず前記第2の属性を示す情報が含まれる
    ことを特徴とする表示制御方法。
  9. コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    特定の機能をその特定の機能の実行に必要な予め指定された設定値を用いて実行させるショートカット機能を登録するショートカット登録処理と、
    前記ショートカット登録処理により登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する属性に基づき、その属性に対応したグループに割り当てるグループ割当処理と、
    前記グループ毎のタブを有する画面であって、特定の前記タブに対応した前記グループについてそのグループに割り当てられている前記ショートカット機能毎のショートカットキーが配列された画面であるショートカット画面を、表示部に表示させる画面表示処理と、
    使用者を登録する登録処理と、
    前記登録処理により登録された使用者である登録使用者毎に、複数の機能のうち使用可能な機能を設定する設定処理と、
    使用者を示す使用者情報を取得して、その使用者情報が示す使用者が前記登録使用者であるか否かを判定し、前記使用者が前記登録使用者である場合は、その登録使用者に対して前記設定処理で設定された前記機能を使用可能な状態とし、前記使用者が前記登録使用者以外の非登録使用者である場合は、前記非登録使用者に対して設定されている前記機能を使用可能な状態とする認証処理と、
    を実行させ、
    前記ショートカット機能の前記属性として、そのショートカット機能の登録時に前記認証処理により判定されていた使用者であるショートカット登録者を示す使用者属性、及び
    そのショートカット機能に対応した前記特定の機能を示す属性である機能属性、を有し、
    前記機能属性として、
    前記特定の機能の種類を示す第1の属性と、
    前記第1の属性よりも下位階層の属性であって、前記特定の機能の実行に必要な情報を示す第2の属性と、
    を有し、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記登録使用者である場合は、前記グループ割当処理では、前記使用者のうち少なくとも前記認証処理により判定された前記登録使用者を示す前記使用者属性に対応した前記グループを設定して、そのグループに、その登録使用者により登録された前記ショートカット機能を割り当てて、前記画面表示処理では、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記使用者属性を示す名称を付加して表示させ、前記画面表示処理で表示される前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称として、対応するショートカット機能の前記機能属性のうち少なくとも前記第1の属性を示す情報が含まれ、
    前記認証処理により判定された前記使用者が前記非登録使用者である場合は、前記グループ割当処理では、前記機能属性毎に個別に前記グループを設定し、前記ショートカット登録処理により登録された前記ショートカット機能を、そのショートカット機能が有する前記機能属性に対応した前記グループに割り当てて、前記画面表示処理では、前記タブ毎に、そのタブの名称として、対応する前記機能属性を示す名称を付加して表示させ、前記画面表示処理で表示される前記ショートカットキーには、そのショートカットキーの名称として、対応するショートカット機能の前記機能属性のうち前記第1の属性は含まれず前記第2の属性を示す情報が含まれる
    ことを特徴とする記録媒体。
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