JP2020015266A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の操作部におけるユーザ操作の受け付けを制限する場合に、画像形成装置に投入されたセキュアプリントジョブを実行できなくなることを防止する技術を提供する。【解決手段】画像形成装置は、ネットワークを介して通信可能な外部装置から受け付けたプリントジョブの実行を制御する。画像形成装置は、操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されていない場合には(S104で「NO」)、セキュアプリントジョブを外部装置から受け付ける(S106)。一方、画像形成装置は、操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されている場合には(S104で「YES」)、セキュアプリントジョブを外部装置から受け付けないようにする(S107)。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
管理者以外のユーザが管理者の意図しない操作を画像形成装置に対して行うことを防止するために、画像形成装置の操作部からのキー操作を禁止する(操作部ロック)設定が可能な画像形成装置が存在する。これは、例えば、学校等の教育機関に画像形成装置を配置して生徒による使用を可能にした場合に、生徒が誤って画像形成装置の設定を変更してしまうことを防止するために用いられる。また、公共スペースに画像形成装置を配置して不特定多数のユーザによる使用を可能にした場合に、操作部からの設定の変更を防止するために、管理者が操作部ロックを設定する場合もある。
操作部ロックの設定及び解除は、一般に、画像形成装置の管理者による操作部での特殊な操作によって行うことが可能である。あるいは、画像形成装置が、ネットワーク接続されたPC等の外部装置上にリモートのUI画面(「リモートUI」又は「RUI」と称されうる。)を表示させるための外部インタフェースを有し、リモートUIを介して外部装置から操作部ロックの設定及び解除を行える場合もある。特許文献1では、このような操作部ロックの状態に連動して、外部装置からの装置の設定変更も許可又は禁止する方法が提案されている。
特開2014−16577号公報
上述のような画像形成装置では、操作部ロックが設定された場合、操作部におけるユーザ操作を必要とするセキュアプリント機能を利用できなくなりうる。セキュアプリント機能は、ホスト側のプリンタドライバによるジョブの投入時にパスワードを指定し、画像形成装置側の操作部においてユーザがジョブを選択して指定パスワードを入力することにより、印刷を開始する機能である。
例えば、管理者が、画像形成装置にセキュアプリントジョブが溜まっていることに気付かずにリモートのUI画面で操作部ロックの設定を行った場合、画像形成装置の操作部において、セキュアプリントジョブについての操作をユーザが行えなくなる。その結果、画像形成装置の操作部においてユーザがセキュアプリントジョブを選択してパスワードを入力することができず、画像形成装置に投入されたセキュアプリントジョブを実行できない状況が生じうる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、画像形成装置の操作部におけるユーザ操作の受け付けを制限する場合に、画像形成装置に投入されたセキュアプリントジョブを実行できなくなることを防止する技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、ユーザ操作を受け付ける操作部と、設定に従って、前記操作部におけるユーザ操作の受け付けを制限する制限手段と、ネットワークを介して通信可能な外部装置から受け付けたプリントジョブの実行を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されていない場合には、プリントの開始のために前記操作部におけるパスワードの入力を必要とするセキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付け、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されている場合には、前記セキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付けないようにすることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の操作部においてユーザ操作の受け付けを制限する場合に、画像形成装置に投入されたセキュアプリントジョブを実行できなくなることを防止することが可能になる。
画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 画像形成装置の操作部の構成例を示す図。 画像形成装置によって提供される操作画面の例を示す図。 画像形成装置によって提供される操作画面の例を示す図。 画像形成装置によって提供される操作画面の例を示す図。 プリントジョブの受信時の処理の手順を示すフローチャート。 セキュアプリントジョブに対する操作時の処理の手順を示すフローチャート。 セキュアプリント機能に関する通知処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置>
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。画像形成装置100は、コントローラ部101と、コントローラ部101によって制御される印刷部107、読取部109、操作部110、及び回線インタフェース(I/F)112とを備える。
コントローラ部101は、画像形成装置100全体の動作を制御する。操作部110は、タッチパネル機能を有するディスプレイと操作キーとを有し、画像形成装置100に対するユーザ操作を受け付けるために用いられるとともに、及び各種情報及び操作画面の表示のために用いられる。
印刷部107(プリンタエンジン)は、画像データに基づいてシート(記録紙等)に画像を印刷する。読取部109は、原稿から光学的に画像を読み取って当該画像をデジタル画像に変換し、画像データとして出力する。回線I/F112は、電話線113を介して公衆回線網114に接続される。
コントローラ部101は、システムバス105に接続されたデバイスとして、CPU102、RAM103、ROM104、印刷部I/F106、読取部I/F108、モデム111、及びネットワークI/F118を備える。
CPU102は、ROM104に格納された各種制御プログラムをRAM103に読み出して実行することにより、システムバス105を介して各デバイスを制御する。ROM104には、制御プログラムだけでなく、操作部110の表示部に文字又は記号を表示するためのフォント情報と、画像形成装置100の装置情報、ユーザの電話帳情報、部門管理情報等の各種データとが格納される。なお、画像形成装置100は、各種制御プログラム及び各種データの格納のために、HDD又はSSD等の記憶装置を備えていてもよい。
印刷部I/F106及び読取部I/F108は、それぞれ、印刷部107及び読取部109に対するインタフェースとして機能する。CPU102は、読取部109から出力される画像データを、読取部I/F109を介して取得する。また、CPU102は、印刷部107による印刷用の画像データを、印刷部I/F106を介して印刷部107へ出力する。
モデム111は、回線I/F112を介して公衆回線網114に接続し、他の画像形成装置、ファクシミリ装置、電話機等の外部装置と通信を行う。ネットワークI/F118は、LANやインターネット等のネットワーク120を介して外部装置と通信可能であり、例えば、ホストコンピュータであるPC121と通信可能である。なお、読取部109及び印刷部107のそれぞれは、図1に示すように画像形成装置100の内部に設けられるのではなく、装置の外部に設けられてもよい。
<操作部>
図2は、操作部110の構成例を示す図である。操作部110は、表示部201、タッチボタンキー202、及びハードキー203を有している。表示部201及びタッチボタンキー202には、タッチセンサが取り付けられており、当該タッチセンサにより、ユーザの指又はタッチペンによるタッチを感知可能である。
表示部201は、タッチセンサによるタッチパネル機能を有し、ユーザに対して操作画面を表示する表示部として機能するだけでなく、ユーザ操作を受け付ける受付部としても機能する。CPU102は、ユーザ操作に応じて、設定画面や機能画面(例えば、コピー機能の画面)等の操作画面を表示部201に表示する。ユーザは、タッチボタンキー202のそれぞれをタッチすることにより、各キーに対応する指示(例えば、ホーム画面の表示指示)を入力可能である。また、ユーザは、ハードキー203を押下することにより、当該ハードキーに対応する指示を入力可能である。本実施形態では、ハードキー203は、通信音量等の音量設定のための操作画面の表示を指示するために用いられる。なお、ハードキー203として、例えば、テンキー又は十字キー等のハードキーが設けられてもよい。
<操作画面の例>
次に、図3乃至図5を参照して、画像形成装置100によって提供される操作画面の例について説明する。図3乃至図5では、主に、操作部110に表示される、ローカルUIの操作画面を示しているが、図5(A)及び(B)に示す設定画面900,910は、PC121等の外部装置の表示部に表示されるリモートUIの操作画面である。ただし、設定画面900,910における設定と同様の設定が可能な操作画面を、ローカルUIの操作画面として操作部110に表示可能であってもよい。
図3(A)は、画像形成装置100が提供する操作画面の一例であるホーム画面300を示している。画像形成装置100では、電源オフ状態からの起動後に最初にホーム画面300を表示部201に表示する設定がデフォルトの設定として行われている。また、操作部110に設けられたタッチボタンキー202のうち、ホーム画面ボタンがユーザによってタッチされた場合に、ホーム画面300が表示部201に表示される。ホーム画面300内には、コピーボタン301、メニューボタン302、セキュアボタン303、及び状況確認ボタン304といった、複数のボタン(アイコン)が配置されている。ユーザがいずれかのボタンをタッチすると、表示部201の表示が、タッチされたボタンに対応する画面に遷移する。
図3(B)は、画像形成装置100が提供する操作画面の一例であるコピー画面400を示している。ホーム画面300内のコピーボタン301がタッチされると、CPU102は、表示部201の表示をホーム画面300からコピー画面400に遷移させる。コピー画面400では、コピージョブに関する様々な設定を行うことが可能である。コピー画面400には、デフォルト設定が予め表示される。このデフォルト設定は、他の操作画面を用いて変更が可能である。例えば、倍率設定401の選択によりコピー倍率を設定可能であり、両面設定402の選択により印刷方法として片面印刷又は両面印刷を設定可能である。CPU102は、実行ボタン403がタッチされると、コピー画面400における設定内容に従って、読取部109及び印刷部107を動作させることでコピージョブを実行する。
図3(C)は、画像形成装置100が提供する操作画面の一例であるメニュー画面500を示している。ホーム画面300内のメニューボタン302がタッチされると、CPU102は、表示部201の表示をホーム画面300からメニュー画面500に遷移させる。メニュー画面500では、画像形成装置100の動作に関する様々な設定(環境設定501等)を行うことが可能であり、コピージョブ等の各種ジョブに関するデフォルト設定の変更が可能である。
図3(D)は、画像形成装置100が提供する操作画面の一例である状況確認画面600を示している。ホーム画面300内の状況確認ボタン304がタッチされると、CPU102は、表示部201の表示をホーム画面300から状況確認画面600に遷移させる。ユーザは、状況確認画面600を用いて、現在のジョブの実行状況及びネットワーク情報等の、画像形成装置100の動作に関連する種々の情報を参照可能である。
図4は、画像形成装置100が提供する操作画面の一例であるセキュアプリント画面700を示している。ホーム画面300内のセキュアボタン303がタッチされると、CPU102は、表示部201の表示をホーム画面300からセキュアプリント画面700に遷移させる。セキュアプリント画面700には、PC121又はファイルサーバ(図示せず)から受信された、セキュアプリント用のファイルのリストが表示される。
セキュアプリントジョブは、プリントの開始のために操作部110におけるパスワードの入力を必要とするプリントジョブである。CPU102は、ファイルの選択後に実行ボタン701がタッチされると、セキュアプリントジョブを実行するためのパスワード(本例では暗証番号)の入力画面710を表示部201に表示する。入力画面710において、ユーザがセキュアプリントジョブの実行用の暗証番号を入力し、確定ボタン711をタッチすると、セキュアプリント画面700で選択したセキュアプリントジョブの実行が開始される。CPU102は、選択されたセキュアプリントジョブの実行を開始すると、実行画面720を表示部201に表示する。
<操作部ロックの設定>
本実施形態の画像形成装置100において、CPU102は、設定に従って、操作部110におけるユーザ操作の受け付けを制限する、上述の操作部ロックを有効又は無効にすることが可能である。CPU102は、管理者権限を有するユーザにより操作部110から行われた設定、又は管理者権限を有するユーザによりネットワークを介してPC121等の外部装置から行われた設定に従って、操作部ロックを有効又は無効にする。
操作部ロックが有効(オン)である場合、操作部110におけるユーザ操作の受け付けが禁止される。なお、操作部110における一部のキー(例えば、タッチボタンキー202)を介したユーザ操作を除いて、操作部110におけるユーザ操作の受け付けが禁止されてもよい。ここでは、PC121からリモートUIの操作画面を介して行われた設定に従って、操作部ロックが行われる例について説明する。
図5(A)及び(B)は、操作部110におけるユーザ操作の受け付けを制限する操作部ロックの設定に用いられる操作画面の一例である、設定画面900,910を示している。本実施形態では、設定画面900,910は、PC121等の外部装置の表示部にWebブラウザによってWebページとして表示される、リモートUI(RUI)の操作画面である。画像形成装置100は、ネットワーク120を介して通信可能なPC121等の外部装置に対して、このようなRUIをHTML形式のWebページとして提供可能である。本実施形態では、PC121上で表示された設定画面900においてリンク901が、管理者権限を有するユーザによって選択されると、PC121の画面表示が設定画面910に遷移する。
設定画面910において、管理者権限を有するユーザは、選択ボタン911を用いて、画像形成装置100の操作部110のロックを有効(オン)にするか無効(オフ)にするかを選択可能である。ユーザが選択ボタン911を用いて操作部ロックの有効又は無効を選択し、設定ボタン912をタッチすると、操作部ロックの設定が画像形成装置100の設定として反映される。具体的には、PC121からRUIを介して画像形成装置100に対して、設定画面910における設定内容が送信されて、当該設定内容に従った設定が行われる。キャンセルボタン913がタッチされた場合には、設定画面910における設定内容は破棄される。
図5(C)は、操作部ロックの設定が有効である(操作部がロック状態にある)状態において、ホーム画面300内のセキュアボタン303がタッチされた際に表示部201に表示される画面の例(ロック画面920)を示している。ロック画面920には、ユーザへの通知用のメッセージとして、操作部110がロック状態にある(即ち、ユーザによる操作が制限されている)ことを示すメッセージが含まれる。
<プリントジョブの受信>
画像形成装置100は、PC121等の外部装置からプリントジョブを受信して実行することが可能である。本例では、PC121からプリントジョブを受信する際に実行される処理について説明する。
PC121のプリンタドライバは、生成したプリントジョブを、ネットワーク120を介して画像形成装置100に送信することで、プリントジョブを画像形成装置100に投入する。画像形成装置100は、PC121のプリンタドライバから投入されたプリントジョブを受信すると、受信したプリントジョブを実行する。ただし、画像形成装置100は、操作部ロックを行っている(操作部ロックの設定が有効である)間には、セキュアプリントジョブを実行対象のプリントジョブとして受け付けないようにする。これにより、操作部ロックを行っている間に、操作部110をユーザが操作できないことによりセキュアプリントジョブが実行不可能になることを防止する。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置100におけるプリントジョブの受信時の処理の手順を示すフローチャートである。図6に示す各ステップの処理は、ROM104に格納された制御プログラムをCPU102が読み出して実行することによって画像形成装置100において実現される。CPU102は、PC121のプリンタドライバからプリントジョブが投入されると、図6の処理を開始する。
まずS101で、CPU102は、PC121から送信されたプリントジョブのデータを受信する。次にS102で、CPU102は、受信したプリントジョブがセキュアプリントジョブであるか否かを判定する。CPU102は、受信したプリントジョブがセキュアプリントジョブではない場合には、S103へ処理を進め、受信したプリントジョブがセキュアプリントジョブである場合には、S104へ処理を進める。
S103で、CPU102は、受信したプリントジョブについての印刷処理を開始する。具体的には、CPU102は、受信したプリントジョブを印刷待ちジョブとして登録することで、実行可能なタイミングに当該ジョブを実行する。その後、CPU102は処理を終了する。
一方、S104で、CPU102は、操作部ロックの設定が有効(オン)であるか否かを判定する。CPU102は、操作部ロックの設定がオンである場合にはS107へ処理を進め、操作部ロックの設定がオフである場合にはS105へ処理を進める。
S105で、CPU102は、セキュアプリント設定が有効(オン)であるか否かを判定する。セキュアプリント設定は、セキュアプリント機能を有効にする(使用可能にする)か否かに関する設定である。セキュアプリント設定がオンである場合には、ユーザはセキュアプリント機能を使用可能である。セキュアプリント設定がオフである場合には、ユーザはセキュアプリント機能を使用できない。CPU102は、セキュアプリント設定がオンである場合にはS106へ処理を進め、セキュアプリント設定がオフである場合にはS107へ処理を進める。なお、セキュアプリント設定は、例えば、図5(A)に示す設定画面900を用いて設定されうる。
S106で、CPU102は、受信したセキュアプリントジョブを認証待ち(実行待ち)ジョブとして登録し、処理を終了する。認証待ちジョブは、図7を用いて後述するように、セキュアプリントジョブに設定されたパスワード(暗証番号)に基づくユーザ認証が成功した後に実行される。このようにして、CPU102は、操作部ロック設定がオフである場合、セキュアプリントジョブをPC121から受け付けて、実行待ちのジョブとして登録することで、実行可能なタイミングに当該ジョブを実行する。
一方、S107で、CPU102は、受信したセキュアプリントジョブを実行せずに、セキュアプリントジョブをエラー終了とし、処理を終了する。なお、CPU102は、セキュアプリントジョブのエラーを当該ジョブの送信元のPC121に対して通知してもよい。
このように、CPU102は、外部装置であるPC121からプリントジョブを受信する(S101)。更に、CPU102は、受信されたプリントジョブがセキュアプリントジョブであり、かつ、操作部ロック設定が有効である場合に(S102及びS104で「YES」)、セキュアプリントジョブを受け付けないようにする(S107)。また、CPU102は、セキュアプリント機能が有効に設定されていても、操作部ロック設定が有効であれば、セキュアプリントジョブを受け付けないようにする。このように、操作部ロックを行っている間に、外部装置からセキュアプリントジョブを受け付けないようにすることで、操作部110をユーザが操作できないことによりセキュアプリントジョブが実行不可能になることを防止できる。
<セキュアプリントジョブの実行>
図7は、本実施形態に係る画像形成装置100におけるセキュアプリントジョブに対する操作時の処理の手順を示すフローチャートである。図7に示す各ステップの処理は、ROM104に格納された制御プログラムをCPU102が読み出して実行することによって画像形成装置100において実現される。画像形成装置100にPC121から投入されたセキュアプリントジョブについての操作を操作部110においてユーザが開始すると、CPU102は、図7の処理を開始する。
まずS201で、CPU102は、操作部ロックの設定が有効(オン)であるか否かを判定する。CPU102は、操作部ロックの設定がオフである場合にはS202へ処理を進め、操作部ロックの設定がオンである場合にはS211へ処理を進める。S211で、CPU102は、操作部110がロック状態にあることを示すメッセージを含むロック画面920を表示部201に表示し、処理を終了する。
一方、S202で、CPU102は、画像形成装置100内に保存されているプリントジョブのリストを取得する。更にS203で、CPU102は、取得したリスト内にセキュアプリントジョブが存在するか否か判定し、セキュアプリントジョブが存在しない場合な処理を終了する。CPU102は、取得したリスト内にセキュアプリントジョブが存在する場合には、S204へ処理を進める。
CPU102は、S204で、セキュアプリントジョブに対応するファイルのリスト(セキュアプリント画面700)を表示部201に表示し、S205で、表示したリストにおけるファイルの選択をユーザから受け付ける。その後、S206で、CPU102は、実行ボタン701のタッチにより、セキュアプリントジョブの実行指示を受け付けたか否かを判定する。CPU102は、実行指示を受け付けていない場合にはS204へ処理を戻して、実行指示を待ち受け、実行指示を受け付けるとS207へ処理を進める。
S207で、CPU102は、入力画面710を表示部201に表示して、セキュアプリントジョブの実行用のパスワードの入力をユーザから受け付ける。その後、S208で、CPU102は、入力されたパスワードと、セキュアプリントジョブに設定されたパスワードとが一致するか否かを判定することにより、ユーザ認証を行う。CPU102は、パスワードが一致しない場合には、認証に失敗したことを表示部201に表示し、再びS207でパスワードの入力を受け付ける。一方、CPU102は、パスワードが一致した場合には、認証に成功したと判定し、S210へ処理を進める。
S210で、CPU102は、ユーザ認証が成功したセキュアプリントジョブについての印刷処理を開始する。具体的には、CPU102は、当該セキュアプリントジョブを印刷待ちジョブとして登録することで、実行可能なタイミングに当該ジョブを実行する。その後、CPU102は処理を終了する。
<セキュアプリント機能に関する通知処理>
図8は、本実施形態に係る画像形成装置100における、セキュアプリント機能に関する通知処理の手順を示すフローチャートである。図8に示す各ステップの処理は、ROM104に格納された制御プログラムをCPU102が読み出して実行することによって画像形成装置100において実現される。本実施形態では、PC121のプリンタドライバは、セキュアプリント機能をサポートしているか否かについて画像形成装置100に対して問い合わせを行う。即ち、プリンタドライバは、セキュアプリント機能を使用できるか否かについての能力確認を、画像形成装置100に対して行う。画像形成装置100側では、CPU102は、かかる問い合わせをPC121のプリンタドライバから受信すると、図8の処理によりプリンタドライバに対して応答を行う。
上述の問い合わせの受信に応じて、CPU102は、S301で、画像形成装置100がセキュアプリント機能を搭載しているか否かを判定する。CPU102は、セキュアプリント機能を搭載している場合にはS302へ処理を進め、セキュアプリント機能を搭載していない場合にはS305へ処理を進める。
S302で、CPU102は、操作部ロックの設定が有効(オン)であるか否かを判定する。CPU102は、操作部ロックの設定がオフである場合にはS303へ処理を進め、操作部ロックの設定がオンである場合にはS305へ処理を進める。
S303で、CPU102は、セキュアプリント設定が有効(オン)であるか否かを判定する。CPU102は、セキュアプリント設定がオンである場合にはS304へ処理を進め、セキュアプリント設定がオフである場合にはS305へ処理を進める。
S304では、CPU102は、セキュアプリント機能をサポートしていることを、上述の問い合わせに対する応答として、PC121のプリンタドライバへ通知し、処理を終了する。一方、S305では、CPU102は、セキュアプリント機能をサポートしていないことを、上述の問い合わせに対する応答として、PC121のプリンタドライバへ通知し、処理を終了する。
このように、CPU102は、操作部ロック設定がオンである場合には、セキュアプリント機能を搭載していても、セキュアプリント機能をサポートしていないことを応答としてPC121のプリンタドライバへ通知する。この通知は、PC121のプリンタドライバから画像形成装置100へセキュアプリントジョブを投入させないようにするために行われる。
PC121のプリンタドライバは、受信した応答に基づいて、画像形成装置100がセキュアプリント機能をサポートしている場合にはセキュアプリントジョブを画像形成装置100に投入する。一方、PC121のプリンタドライバは、受信した応答に基づいて、画像形成装置100がセキュアプリント機能をサポートしている場合にはセキュアプリントジョブを画像形成装置100に投入しないようにする。
以上説明したように、本実施形態では、画像形成装置100は、設定に従って、操作部110におけるユーザ操作の受け付けを制限する機能(操作部ロック設定)を有する。CPU102は、ネットワーク120を介して通信可能なPC121等の外部装置から受け付けたプリントジョブの実行を制御する。CPU102は、操作部110におけるユーザ操作の受け付けが制限されていない(操作部ロック設定がオフである)場合には、セキュアプリントジョブを外部装置から受け付ける。一方、CPU102は、操作部110におけるユーザ操作の受け付けが制限されている(操作部ロック設定がオンである)場合には、セキュアプリントジョブを外部装置から受け付けないようにする。本実施形態によれば、操作部ロック設定がオンである間に、外部装置からセキュアプリントジョブを受け付けないようにすることで、操作部110をユーザが操作できないことによりセキュアプリントジョブが実行不可能になることを防止できる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:画像形成装置、101:コントローラ部、102:CPU、107:印刷部、109:読取部、110:操作部、121:PC

Claims (10)

  1. 画像形成装置であって、
    ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    設定に従って、前記操作部におけるユーザ操作の受け付けを制限する制限手段と、
    ネットワークを介して通信可能な外部装置から受け付けたプリントジョブの実行を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されていない場合には、プリントの開始のために前記操作部におけるパスワードの入力を必要とするセキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付け、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されている場合には、前記セキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付けないようにする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記外部装置からプリントジョブを受信する受信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受信手段により受信されたプリントジョブが前記セキュアプリントジョブであり、かつ、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されている場合に、前記セキュアプリントジョブを受け付けないようにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記セキュアプリントジョブを受け付けない場合に、当該セキュアプリントジョブを実行せずに送信元の前記外部装置に対してエラーを通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. セキュアプリント機能を有効にするか否かを設定する設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記セキュアプリント機能が有効に設定されていても、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されていれば、前記セキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付けないようにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置がセキュアプリント機能をサポートしているか否かについての問い合わせを前記外部装置から受信すると、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されている場合には、前記セキュアプリント機能をサポートしていないことを前記外部装置へ通知する通知手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制限手段は、管理者権限を有するユーザにより前記操作部から行われた設定、又は管理者権限を有するユーザによりネットワークを介して外部装置から行われた設定に従って、前記操作部におけるユーザ操作の受け付けを制限する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記制限手段により前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されていない場合に、前記セキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付けて、実行待ちのジョブとして登録することで、実行可能なタイミングに当該ジョブを実行する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制限手段は、前記操作部における一部のキーを介したユーザ操作を除いて、前記操作部におけるユーザ操作の受け付けを禁止する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. ユーザ操作を受け付ける操作部を備える画像形成装置の制御方法であって、
    設定に従って、前記操作部におけるユーザ操作の受け付けを制限する制限工程と、
    ネットワークを介して通信可能な外部装置から受け付けたプリントジョブの実行を制御する制御工程と、を含み、
    前記制御工程では、前記制限工程で前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されていない場合には、プリントの開始のために前記操作部におけるパスワードの入力を必要とするセキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付け、前記制限工程で前記操作部におけるユーザ操作の受け付けが制限されている場合には、前記セキュアプリントジョブを前記外部装置から受け付けないようにする
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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