JP2007228088A - データ送信装置、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

データ送信装置、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティに係る方針に応じて、画像データに装置固有の情報を、選択的に付加することを目的とする。
【解決手段】スキャナ部213で原稿上の画像を読み取って入力した画像データを、電子メールに添付して、ネットワーク100を介して送信する場合に、署名付加部211によりMFP104を特定することが可能な装置固有の情報(電子署名)を画像データに付加して送信する。この時、画像データに前記装置固有の情報を付加せずに送信することを禁止する第1のモードと、画像データに前記装置固有の情報を付加せずに送信することを許可する第2のモードとを選択可能で、選択したモードに従って、前記装置固有の情報を付加した画像データを送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ送信装置、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体に関する。
従来から、原稿をスキャンして入力した画像データを送信する場合に、機器(スキャナ)固有の情報を画像データの中に埋め込んで送信する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、画像データを受信した側では、その画像データがどこで生成されたものなのかを確認することができるので、正当に生成されたものであることを保証することが可能となり、セキュリティを高めることができる。
特開2002−163099号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、セキュリティに係る方針に応じて、画像データに選択的に装置固有の情報を付加することができないという問題があった。即ち、特許文献1に記載においては、読み取った画像データを、ネットワークを介して送信する場合には、常に装置固有の情報を付加して送信しているので、処理にかかる負荷が無駄に生じることがある。例えば、セキュリティの必要性があまりない(即ち、例えば重要度の低い画像データ)を送信する場合や、送信宛先が社内であって、わざわざデータを生成した装置を特定する必要がない場合などにおいては、装置情報を付加することは無駄な処理である。
本発明は前記の問題点に鑑みなされたもので、セキュリティに係る方針に応じて、選択的に画像データに装置固有の情報を付加することを目的とする。
そこで、前記問題を解決するため、本発明は、ネットワークを介してデータを送信することが可能なデータ送信装置であって、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像データに、前記データ送信装置を特定するための装置情報を付加する付加手段と、少なくとも、前記付加手段により前記画像データに前記装置情報を付加せずに送信することを禁止する第1の送信モードと、前記付加手段により前記画像データに前記装置情報を付加せずに送信することを許可する第2の送信モードとの、何れかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された送信モードに従い、前記付加手段により前記装置情報が付加された前記画像データを、前記ネットワークを介して送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
係る構成によれば、例えば、第1の送信モードの場合、送信する原稿に強制的に装置固有の情報(電子署名など)を付加することができる。また、例えば、第2の送信モードの場合、画像データの送信を指示するユーザが、セキュリティに係る方針等に基づいて、送信する原稿に装置固有の電子署名を付加するか否かを選択することができる。よって、セキュリティに係る方針に応じて、選択的に原稿に装置固有の情報を付加することができる。
ここで、入力手段は、例えば、後述するスキャナ213、FAX通信部208、入力画像処理部209、画像変換部214、CPU201等に対応する。また、付加手段は、例えば、後述する署名付加部211に対応する。また、選択手段は、例えば、後述するCPU201等に対応する。また、送信手段は、例えば、後述するCPU201及び/又はネットワークI/F部207等に対応する。
また、前記問題を解決するため、本発明は、データ送信装置の制御方法、及びそのプログラム、プログラムを記憶した記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、セキュリティに係る方針に応じて、選択的に画像データに装置固有の情報を付加することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかわるデータ通信システムの一例のシステム構成図である。白黒MFP104及び/又はカラーMFP105は、後述するスキャナを用いて読み取った原稿上の画像に基づいて画像データを生成し、これに電子署名を付加する。そして、白黒MFP104及び/又はカラーMFP105は、ネットワーク100を介して、PC等の各種端末(PC101,PC102,ファイルサーバ103)に対して、電子署名を付加した電子データ(画像データ)を送信する。画像データを送信する際に、画像データを電子メールに添付して送信する場合には、メールサーバ106を介して送信する。ここで、MFPとは、Multi Function Peripheralの略であって、例えば、コピー、プリント、スキャン、FAX通信などの機能を複合的に備えた装置のことを示す。また、以下、白黒MFP104及び/又はカラーMFP105のことを単にMFPという。
図2は、MFPの構成の一例を示す図である。図2に示されるように、MFPは、CPU201と、操作表示部202と、出力画像処理部203と、プリンタ部204と、メモリ205と、HDD206と、ネットワークI/F部207と、FAX通信部208と、を備える。また、MFPは、入力画像処理部209と、スキャナ部213と、ユーザ認証部212と、暗号化部210と、署名付加部211と、画像変換部214と、を備える。
CPU(演算処理装置)201は、MFP全体の処理等を制御する。操作表示部202は、後述するUI(ユーザインターフェース)画面等を表示すると共に、ユーザからの操作を受け付ける。なお、操作表示部202の一例を、後述する図3に示す。入力画像処理部209は、スキャナ部213において原稿をスキャンして得たデータに基づいて画像データを生成し、CPU201に入力する。出力画像処理部203は、入力画像処理部209により入力された画像データを処理し、出力画像(原稿画像)を作成する。
プリンタ部204は、出力画像処理部203が作成した出力画像等を紙に出力する。メモリ205は、CPU201等の処理に利用される、データの一時記憶領域である。HDD206は、プログラムや、ユーザ認証の際に用いられる認証データ、電子署名に係るデータ、送信先の装置に係るデータ等を記憶する、データの記憶領域である。
CPU201は、例えばHDD206よりプログラムを読み込んで、メモリ205に展開し、メモリ205に展開したプログラムに基づいて、処理を実行する。ネットワークI/F部207は、MFPをネットワーク100に接続するインターフェースである。FAX通信部208は、公衆回線(PSTN)200を介してFAX通信に係る処理を実行し、受信したファクシミリデータに基づいて電子メールに添付するための画像データを生成し、CPU201に入力する。なお、受信したファクシミリデータをそのままHDD206等に格納し、その後電子メールに添付して送信する際に、画像変換部214において、電子メール添付のための画像データに変換して入力するようにしてもよい。
ユーザ認証部212は、後述する図15に示されるようなログイン画面において入力されたユーザ名と、パスワードと、に基づいて、HDD206に記憶されている認証データを参照し、ユーザ認証を行なう。
暗号化部210は、送信する画像データを暗号化する。署名付加部211は、CPU201の制御(又はMFPの動作モード)に応じて、画像データにMFP104固有の(MFP104において画像データが生成されたことを証明するための)電子署名を付加する。
図3は、操作表示部202の一例を示す図である。図3に示されるように、操作表示部202は、管理者設定画面表示ボタン1801と、LCD表示部1802と、開始ボタン1803と、その他MFP104を使用するために必要な操作ボタン類と、を備える。管理者設定画面表示ボタン1801は、管理者がMFP104に関する設定を行う管理者設定画面を表示するためのボタンである。LCD表示部1802は、MFP104を使用する際に必要となる情報を表示する画面である。LCD表示部1802は、表示を行うLCD上にタッチパネルシートが貼られており、表示されているキーが押下されると、その位置情報をCPU201に伝える。開始ボタン1803は、送信などの動作を開始するためのボタンである。
なお、図3には、操作ボタン類の一例として数字ボタン等を表示してあるが、数字ボタン以外に文字を入力するための文字ボタン等が操作ボタン類に含まれていてもよい。
第1の実施形態におけるMFP104は、電子(画像)データの正当性を保証するための技術である電子署名を付加する機能を有している。ここで、電子署名とは、「メッセージや情報の作成者が確かにそれらを作成したことを示す」ものである。つまり、電子署名とは、ユーザや、計算機等の通信又は計算処理を行う主体(エンティティと呼ぶ)が、ある電子データを認めたときに、その事実を示す証拠として付加される電子データである。第1の実施形態で用いるMFP104固有の電子署名(以下、電子署名とする)には、MFP104を特定するために必要な情報が含まれる。より具体的には、MFP104の機種名、装置に付与されたシリアル番号、製造年月日、設置場所、所有者等が考えられる。装置固有の署名を電子データに付与することにより、データの受信者はどの装置でデータが作成されたかを知ることができる。
第1の実施形態のMFPを用いて原稿をスキャンして得た画像データを送信する際、ユーザは、操作表示部202に表示された図4のような送信設定画面を操作して送信設定を行う。図4は、送信設定画面の一例を示す図(その1)である。
図4に示されるように、送信設定画面は、送信方法選択欄1501と、送信先選択欄1502と、機器署名付加設定ボタン1503と、を含む。送信方法選択欄1501には、画像データを送信するユーザが選択した、画像データの送信方法が表示される。図4に示す画面では、画像データを送信する方法として、電子メールが選択されていることが分かる。送信方法選択欄1501は更に、ユーザが画面に触れることにより、他の送信方法の候補がリスト形式(ドロップダウン)で表示される。送信方法としては、電子メールの他に、公知のFTP送信やSMB送信機能を備えている。図4に示すように、送信方法として電子メールが選択された場合には、画像データは、電子メールに添付されて送信先に送信される。
送信先選択欄1502は、画像データを送信するユーザが選択した画像データの送信先が表示される。ここでも、上記した送信方法選択欄1501と同様にして、ユーザが画面上の領域1502に触れることにより、予めアドレス帳としてHDD206に登録されている宛先の一覧が表示される。ユーザは、表示された一覧の中から所望の宛先を選択してもよいし、これとは別途、新規宛先として図示しないキーボードを用いて入力してもよい。なお、このとき、送信方法選択欄1501において電子メール送信が選択されている場合は、メールアドレスが候補して表示され、又はキーボードを用いて入力することが可能となる。電子署名付加ボタン1503は、ユーザが、送信する原稿に電子署名を付加するか否かの設定を行うためのボタンである。電子署名付加ボタン1503を押下すると、図11に示す電子署名付加選択画面(詳細は後述する)が表示される。図11に示す画面において、ユーザは送信する画像データに電子署名を付加するか否かを選択することができる。なお、図4に示す画面では、「ON」と表示されており、即ち、画像データに電子署名を付加する設定になっていることが分かる。
次に、MFPの管理者による電子署名付加に関する設定について説明する。図5は、MFPの管理者による装置固有の電子署名の設定方法の一例を示したフローチャート(その1)である。図5に示すフローチャートにおける一連の動作の制御は、CPU201がHDD206に格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。まず、管理者はMFPの操作表示部202上の管理者設定画面表示ボタン1801を押下し、図6に示す管理者設定画面を表示させる(S301)。なお、このとき、管理者と一般のユーザを区別するために、管理者設定画面表示ボタン1801が押下された場合に、パスワード等の入力を促して、管理者を認証するようにしてもよい。図6は、管理者設定画面の一例を示す図である。管理者設定画面において、管理者が、装置設定ボタン1001を選択すると、図7に示す装置設定画面が表示される(S302)。図7は、装置設定画面の一例を示す図である。
図7に示す装置設定画面において、管理者が、電子署名設定ボタン1101を選択すると(S303)、図8で示される電子署名付加設定画面が表示される。図8に示す電子署名付加設定画面は、管理者による、画像データを送信する際の電子署名の付加に関する設定を行う画面である。第1の実施形態では、電子署名を付加せずに画像データを送信することを許可するモードと、電子署名を付加せずに画像データを送信することを禁止するモードとの何れかを管理者が選択して設定することができる。具体的には、図8に示す画面において、ラジオボタン1201及び1202が択一的に選択できるようになっている。このとき、ラジオボタン1201が選択されると、ユーザは、画像データを送信する場合に、図11の画面で電子署名を付加するか否かを自由に指定することができる。一方、ラジオボタン1202が選択された場合は、択一的に選択可能なラジオボタン1211〜1217の中から一つが選択可能になる。なお、ラジオボタン1211〜1217は、ラジオボタン1201が選択された場合は、何れも選択することができない。また、第1の実施形態においては、ラジオボタン1202が選択された場合は、デフォルトの設定としてラジオボタン1211が選択されるものとする。即ち、管理者がラジオボタン1202を選択した場合は、ユーザは電子署名を付加せずに画像データを送信することを禁止されるので、必ず電子署名を付加した上で画像データを送信しなければならない設定となる。管理者が所望のラジオボタンを選択後に「設定」ボタン1223を押下すると(S304)、選択した内容を確定し、装置の設定が変更される(S305)。また、図6〜8の何れかの画面において、「戻る」ボタンが押下されると、全ての選択がリセットされて、デフォルトとして設定されている画面が表示される。
図8において設定された内容に応じて、MFP104のHDD206に、画像データ送信時の電子署名付加に関する情報が記録される。CPU201は、ユーザから画像データの送信指示があった場合に、HDD206内に記録された情報に基づいて、画像データに電子署名を付加せずに送信することを許可するモードか、又は禁止するモードかを選択する。そして、CPU201は、選択した送信モードでMFP104の動作を制御する。
次に、原稿送信時におけるMFP104の動作について説明する。図9は、原稿送信時におけるMFP104の動作の一例を示したフローチャートである。図9に示すフローチャートにおける一連の動作の制御は、CPU201がHDD206に格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。まず、S401において、送信動作の開始を指示するための開始ボタン1803が押下されたことを検知する。そして、S402に進み、スキャナ部213による原稿上の画像の読み取りを開始する。
次に、S403に進み、スキャンして得た画像データに電子署名を付加するか否かを判断する。ここでの判断は、送信動作の開始前、即ち開始ボタン1803を押下する前に、図11に示す画面においてユーザにより指定された内容に基づいて、CPU201が行う。
図11に示す画面は、送信する画像データに電子署名を付加するか否かをユーザが指定するための電子署名付加選択画面である。ここで、上述した管理者による電子署名に関する設定に応じて、図11に表示される内容が異なる。具体的には、図8に示す電子署名付加設定画面において、管理者がラジオボタン1201を選択した場合は、図11に示す「ON」ボタン1401及び「OFF」ボタン1402の何れかをユーザが選択することが可能になる。ユーザが「ON」ボタンを選択した場合は、送信される画像データに電子署名が付加される。また、ユーザが「OFF」ボタンを選択した場合は、画像データに電子署名が付加されることなく、送信が実行される。一方、図8に示す画面において、管理者がラジオボタン1202を選択した場合は、図11に示す「ON」ボタン1401のみが選択可能となり、「OFF」ボタン1402は図示するようにグレイアウトされて選択できないようになる。
図10は、図11に示す画面に表示する内容を決定する方法の一例を示すフローチャートである。図10に示すフローチャートにおける一連の動作の制御は、CPU201がHDD206に格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。まず、S501において、HDD206に格納された情報に基づいて、電子署名を付加せずに送信することが許可されているか否かを判断する。S501の判断の結果、電子署名を付加せずに送信することが禁止されている場合は、S502に進み、「ON」ボタン1401のみを選択可能に表示する。また、S501の判断の結果、電子署名を付加せずに送信することが許可されている場合は、S503に進み、「ON」ボタン1401及び「OFF」ボタン1402の何れかを選択可能に表示する。なお、この場合、デフォルトの設定として、S503に進んだ場合は、「OFF」ボタン1402が選択された状態になっているものとする。
図9のフローチャートにおいて、上述したようにユーザが指定した内容に応じて、S403において、電子署名を付加するか否かを判断する。そして、電子署名を付加することが指定されている場合には、S404に進み、署名付加部211により画像データに電子署名が付加される。電子署名の付加については、公知の電子署名技術を用いるので、ここでは詳細な説明は省略する。一方、S403において、電子署名を付加しないと判断した場合は、S404をスキップして、S405に進む。S405では、図4に示す画面において指定された送信方法・送信先を用いて送信を実行する。
なお、第1の実施形態においては、スキャナ部213を用いて入力した画像データを送信する動作について説明したが、送信する画像データの入力方法としては、別の方法を用いてもよい。例えば、FAX通信部208がPSTN200を介してファクシミリ受信したデータに基づいて生成された画像データを入力し、この画像データを電子メールなどに添付して送信するようにしてもよい。また、予めHDD206に格納されている画像データを、操作表示部202から選択して、その画像データを送信するようにしてもよい。このような何れの入力方法を用いて画像データを入力した場合であっても、管理者により設定された内容に基づいて、電子署名を付加せずに送信することが許可されているか、又は禁止されているかを判断し、送信動作を制御することができる。
以上説明したように、MFP104は、管理者によって設定された電子署名の付加に関する設定を保持できる。また、MFP104は、画像データを送信先に送信する際、前記設定に従って、ユーザ(送信者)に電子署名を付加するか否かを選択させる。これにより、送信者がMFP104を用いて画像データを送信する際、管理者が設定したセキュリティに係る方針(ポリシー)を適用させて、選択的に電子署名を付加して送信させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明における第2の実施形態について説明する。なお、ここでは第1の実施形態と同様な構成については説明を省略する。第2の実施形態における第1の実施形態との違いは、第1の実施形態は電子署名を付加せずに送信することを許可する/禁止する、の2つのモードであるのに対し、第2の実施形態は更に詳細な条件を設定することができることである。即ち、電子署名を付加せずに送信することを禁止する場合に、全ての送信について禁止するのではなく、特定の宛先に送信する場合に禁止する、又は特定の宛先に送信する場合は許可するという設定を行うことができる。
まず、管理者はMFP104の操作表示部202上の管理者設定画面表示ボタン1801を押下し、図6に示す管理者設定画面を表示させる。次に、管理者設定画面において、管理者が、装置設定ボタン1001を選択すると、図7に示される装置設定画面が表示される。
装置設定画面において、管理者が、電子署名設定ボタン1101を選択すると、図8で示される電子署名付加設定画面が表示される。第1の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201及び1202の何れかを選択することにより、電子署名を付加せずに送信することを許可する/禁止する、の2つのモードを設定できる。また、この時、ラジオボタン1202を選択した場合は、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1217のうち、ラジオボタン1211のみが選択可能となっている。これに対し、第2の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201又は1202のうち、ラジオボタン1202が選択された場合は、更に、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1213のうち何れかを選択することができる。
予め登録された宛先又はグループ内へ送信する場合には、電子署名を付加せずに送信することを許可するという設定を行うには、管理者はラジオボタン1212を選択する。また、予め登録された宛先又はグループ内へ送信する場合には、電子署名を付加せずに送信することを禁止する(つまり、登録されている宛先以外の宛先に送信する場合には許可する)という設定を行うには、管理者はラジオボタン1213を選択する。この操作により、MFP104のHDD206に、登録された宛先又はグループ内へ送信する場合に、電子署名を付加せずに送信することを許可するか、又は禁止するかの情報が記録される。
管理者が予め特定の宛先を登録する場合は、宛先登録ボタン1221を押下し、図12に示す送信先登録画面を表示させる。図12に示す画面において、管理者は「編集」「追加」「削除」などのボタンを用いて、登録済の宛先の編集、宛先の追加登録、登録済の宛先の削除を行うことができる。なお、宛先(例えばメールアドレス)の入力は、図示しないキーボードを用いてもよいし、HDD206に格納されたアドレス帳の中から選択して読み出してもよい。なお、ここでは図12に示す画面で登録された宛先に送信する場合は、ラジオボタン1212又は1213のどちらが選択されているかに応じて、設定が異なるようにしているが、別の設定方法を用いることもできる。例えば、電子署名を付加せずに送信することを許可する宛先、及び電子署名を付加せずに送信することを禁止する宛先を、それぞれ個別に登録できるようにすると更に使い勝手がよくなる。
登録された宛先は、MFP104のHDD206に記録される。なお、ここでは、宛先情報としてメールアドレスを登録する例を用いて説明したが、登録する宛先情報はこれ以外でもよい。具体的には、宛先のIPアドレスを登録できるようにしてもよいし、メールアドレスの一部(例えばユーザ名や、ドメイン名等)を登録できるようにしてもよい。例えば、ドメイン名を登録する場合には、送信宛先が含まれるグループに対して、電子署名を付加せずに送信することを許可する/禁止することができる。ここで、MPF104が含まれるグループのドメイン名を、「電子署名を付加せずに送信することを許可する」と登録し、その他のドメイン名を含むメールアドレスに送信する場合は「電子署名を付加せずに送信することを禁止する」という設定が可能である。即ちこの場合、例えば、社内へ送信する場合には、画像データに電子署名が付加されていなくとも送信することを許可するが、社外へ送信する場合には、必ず電子署名を付加させるようにできるという設定にすることが可能である。
図13は、図11に示す画面に表示する内容を決定する方法の一例を示すフローチャートである。図13に示すフローチャートにおける一連の動作の制御は、CPU201がHDD206に格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。まず、S701において、図8に示すラジオボタン1201又は1202のどちらが選択されたかを判断する。ラジオボタン1201が選択された、つまり電子署名を付加せずに送信することを許可する場合は、S707に進む。また、ラジオボタン1202が選択された、つまり電子署名を付加せずに送信することを禁止する場合は、S702に進む。S702では、ラジオボタン1212が選択されているか否か、即ち、登録された宛先への送信の場合は、電子署名を付加せずに送信することを許可するという設定になっているか否かを判断する。この結果、ラジオボタン1212が選択されている場合はS704へ、選択されていない場合はS703へ進む。S704では、画像データの送信先として図4に示す画面で指定されている送信先が、図12に示す画面で予め登録されているか否かを判断する。ここで、登録されている場合はS707へ、登録されていない場合はS706へ進む。
S703では、ラジオボタン1213が選択されているか否か、即ち、登録された宛先への送信の場合は、電子署名を付加せずに送信することを禁止するという設定になっているか否かを判断する。この結果、ラジオボタン1213が選択されている場合はS705へ、選択されていない場合(つまりラジオボタン1211が選択されていると判断する)はS706へ進む。S705では、画像データの送信先として図4に示す画面で指定されている送信先が、図12に示す画面で予め登録されているか否かを判断する。ここで、登録されている場合はS706へ、登録されていない場合はS707へ進む。
S706では、画像データの送信先として指定されている宛先への送信は、画像データに電子署名を付加せずに送信することを禁止されているので、ユーザは電子署名を付加しなければ送信ができない。具体的には、図11に示す画面で、「ON」ボタン1401は選択可能に表示されると共に、「OFF」ボタン1402は選択不可能に表示される。
S707では、画像データの送信先として指定されている宛先への送信は、画像データに電子署名を付加せずに送信することを許可されているので、ユーザは電子署名を付加するかしないかを選択して送信することができる。具体的には、図11に示す画面で、「ON」ボタン1401及び「OFF」ボタン1402の何れか一方を選択できる状態で表示される。
以上説明したように、MFP104は、管理者によって予め登録された、宛先又は宛先が含まれるグループに対して、電子署名の付加に関する設定を行える。また、MFP104は、送信者の操作に基づいて、画像データを送信先に送信する際、前記設定に基づいて処理を行う。従って、送信者がMFP104を用いて画像データを送信する際、管理者が設定したセキュリティに係る方針(ポリシー)を適用させて、選択的に電子署名を付加して送信することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明における第3の実施形態について説明する。なお、ここでは第1の実施形態と同様な構成については説明を省略する。第3の実施形態における第1及び第2の実施形態との違いは、電子署名を付加せずに送信することを禁止するモードにおいて、更に詳細な設定をすることができる。即ち、電子署名を付加せずに送信することを禁止する場合に、全ての送信について禁止するのではなく、暗号化して送信する場合には電子署名を必須とし、暗号化せずに送信する場合には、電子署名を付加せずに送信することを許可するという設定を行うことができる。
まず、管理者はMFPの操作表示部202上の管理者設定画面表示ボタン1801を押下し、図6に示す管理者設定画面を表示させる。次に、管理者設定画面において、管理者が、装置設定ボタン1001を選択すると、図7に示される装置設定画面が表示される。
装置設定画面において、管理者が、電子署名設定ボタン1101を選択すると、図8で示される電子署名付加設定画面が表示される。第2の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201及び1202の何れかを選択することにより、電子署名を付加せずに送信することを許可する/禁止する、の2つのモードを設定できる。また、この時、ラジオボタン1202を選択した場合は、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1213のうち何れかを選択することが可能となっている。これに対し、第3の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201又は1202のうち、ラジオボタン1202が選択された場合は、更に、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1214のうち何れかを選択することができる。
画像データを暗号化して送信する場合に、電子署名を付加せずに送信することを禁止するという設定を行うには、管理者はラジオボタン1214を選択する。この操作により、MFP104のHDD206に、画像データを暗号化して送信する場合に、電子署名を付加せずに送信することを許可するか、又は禁止するかの情報が記録される。
図14は、図11に示す画面に表示する内容を決定する方法の一例を示すフローチャートである。図14に示すフローチャートにおける一連の動作の制御は、CPU201がHDD206に格納されたプログラムに基づいて実行するものとする。
なお、このフローチャートにおけるS901〜S907は、それぞれ図13に示すフローチャートにおけるS701〜S707と同様であるので説明は省略する。
図14に示すフローチャートでは、S903においてラジオボタン1213が選択されていないと判断すると、S908に進む。S908では、ラジオボタン1214が選択されているか、即ち、画像データを暗号化して送信する場合には電子署名を付加せずに送信することを禁止するという設定が選択されているかを判断する。ここで、ラジオボタン1214が選択されている場合はS909に進み、選択されていない場合はS906に進む。
S909では、ユーザにより画像データの暗号化が指示されているか否かを判断し、指示されている場合はS906へ、指示されていない場合はS907へ進む。
以上説明したように、MFP104は、管理者により、暗号化送信時に対する電子署名の付加に関する設定を行える。また、MFP104は、送信者の操作に基づいて、画像データを送信先に送信する際、前記設定に基づいて処理を行う。従って、送信者がMFP104を用いて画像データを送信する際、管理者が設定したセキュリティに係る方針(ポリシー)を適用させて、選択的に電子署名を付加して送信することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明における第4の実施形態について説明する。なお、ここでは第1の実施形態と同様な構成については説明を省略する。第4の実施形態における第1、第2、及び第3の実施形態との違いは、電子署名を付加せずに送信することを禁止するモードにおいて、更に詳細な設定をすることができる。即ち、電子署名を付加せずに送信することを禁止する場合に、全ての送信について禁止するのではなく、予め登録されたユーザ(送信者)による送信の場合は禁止する、又は予め登録されたユーザ(送信者)による送信の場合は許可するという設定を行うことができる。
まず、管理者はMFPの操作表示部202上の管理者設定画面表示ボタン1801を押下し、図6に示す管理者設定画面を表示させる。次に、管理者設定画面において、管理者が、装置設定ボタン1001を選択すると、図7に示される装置設定画面が表示される。
装置設定画面において、管理者が、電子署名設定ボタン1101を選択すると、図8で示される電子署名付加設定画面が表示される。第3の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201及び1202の何れかを選択することにより、電子署名を付加せずに送信することを許可する/禁止する、の2つのモードを設定できる。また、この時、ラジオボタン1202を選択した場合は、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1214のうち何れかを選択することが可能となっている。これに対し、第4の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201又は1202のうち、ラジオボタン1202が選択された場合は、更に、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1216のうち何れかを選択することができる。
予め登録された送信者による送信の場合に、電子署名を付加せずに送信することを許可するという設定を行うには、管理者はラジオボタン1215を選択する。また、予め登録された送信者による送信の場合に、電子署名を付加せずに送信することを禁止する(つまり登録されている送信者以外の送信者による送信の場合は許可する)という設定を行うには、管理者はラジオボタン1216を選択する。この操作により、MFP104のHDD206に、登録された送信者による送信の場合に、電子署名を付加せずに送信することを許可するか、又は禁止するかの情報が記録される。
管理者が予め特定の送信者を登録する場合は、送信者登録ボタン1222を押下し、図17に示す送信者登録画面を表示させる。図17に示す画面において、管理者は「編集」「追加」「削除」などのボタンを用いて、登録済の送信者の編集、送信者の追加登録、登録済の送信者の削除を行うことができる。なお、送信者を識別するための情報の入力は、図示しないキーボードを用いてもよいし、HDD206に格納されたユーザ情報の中から選択して読み出してもよい。なお、送信者の登録方法としては、予め送信者毎に割り振られているユーザIDなどの識別子を登録する方法などを用いる。
ここで、第4の実施形態においては、送信者は図15に示すユーザ認証画面において、ユーザ認証を行ってからMFP104を使用可能となる。例えば、図8に示す画面において、ラジオボタン1215が選択されている場合は、図15に示すユーザ認証画面において認証されたユーザ(送信者)が、予め管理者によって図17に示す画面において登録されているか否かを判断する。このとき、ユーザが登録されていれば、このユーザは電子署名を付加せずに送信することを許可されているので、図11に示す画面において「ON」ボタン1401又は「OFF」ボタン1402のどちらかを選択することができる。また、ユーザが登録されていなければ、「ON」ボタン1401が選択され、「OFF」ボタンは選択不可能になる。一方、ラジオボタン1216が選択されている場合は、図15に示すユーザ認証画面において認証されたユーザ(送信者)が、予め管理者によって図17に示す画面において登録されているか否かを判断する。このとき、ユーザが登録されていれば、このユーザは電子署名を付加せずに送信することを禁止されているので、図11に示す画面において「ON」ボタン1401が選択され、「OFF」ボタン1402は選択不可能になる。また、ユーザが登録されていなければ、このユーザは電子署名を付加せずに送信することを許可されているので、図11に示す画面において「ON」ボタン1401又は「OFF」ボタン1402のどちらかを選択することができる。
以上説明したように、MFP104は、管理者によって予め登録された送信者による送信に対して、電子署名の付加に関する設定を行える。また、MFP104は、送信者の操作に基づいて、画像データを送信先に送信する際、前記設定に基づいて処理を行う。従って、送信者がMFP104を用いて画像データを送信する際、管理者が設定したセキュリティに係る方針(ポリシー)を適用させて、選択的に電子署名を付加して送信することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明における第5の実施形態について説明する。なお、ここでは第1の実施形態と同様な構成については説明を省略する。第5の実施形態における第1、第2、第3、及び第4の実施形態との違いは、電子署名を付加せずに送信することを禁止するモードにおいて、更に詳細な設定をすることができる。即ち、電子署名を付加せずに送信することを禁止する場合に、全ての送信について禁止するのではなく、画像を添付して送信する電子メールに設定された重要度に応じて、電子署名を付加せずに送信することを許可する、又は禁止するという設定を行うことができる。
第5の実施形態において、ユーザが画像データを送信する場合には、図16に示す送信設定画面を用いて送信にかかる設定を行う。図16に示されるように、送信設定画面は、送信方法選択欄1501と、送信先選択欄1502と、電子署名付加ボタン1503と、重要度選択欄1504と、を含む。1501〜1503については、図4に示す内容と同様であるので、ここでは説明を省略する。重要度選択欄1504は、ユーザ(送信者)が、画像データを添付する電子メールの重要度を選択するための選択欄である。図16に示す画面においては、重要度として、「高」が選択されていることが分かる。
管理者が予め設定を行う場合には、まずMFP104の操作表示部202上の管理者設定画面表示ボタン1801を押下し、図6に示す管理者設定画面を表示させる。次に、管理者設定画面において、管理者が、装置設定ボタン1001を選択すると、図7に示される装置設定画面が表示される。装置設定画面において、管理者が、電子署名設定ボタン1101を選択すると、図8で示される電子署名付加設定画面が表示される。第4の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201及び1202の何れかを選択することにより、電子署名を付加せずに送信することを許可する/禁止する、の2つのモードを設定できる。また、この時、ラジオボタン1202を選択した場合は、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1216のうち何れかを選択することが可能となっている。これに対し、第5の実施形態においては、択一的に選択できるラジオボタン1201又は1202のうち、ラジオボタン1202が選択された場合は、更に、択一的に選択できるラジオボタン1211〜1217のうち何れかを選択することができる。
重要度を「高」として指定された電子メールを送信する場合に、電子署名を付加せずに送信することを禁止するという設定を行うには、管理者はラジオボタン1217を選択する。この操作により、MFP104のHDD206に、送信する電子メールの重要度が「高」として設定されている場合に、電子署名を付加せずに送信することを許可するか、又は禁止するかの情報が記録される。
例えば、図8に示す画面において、ラジオボタン1217が選択されている場合には、図16に示す送信設定画面において、重要度が「高」として指定されているか否かを判断する。
この結果、「高」として指定されている場合には、電子署名を付加せずに送信することが禁止されているので、図11に示す画面において、「ON」ボタン1401が選択され、「OFF」ボタンは選択不可能になる。
また、「高」として指定されていない場合には、電子署名を付加せずに送信することが許可されているので、図11に示す画面において、ユーザは「ON」ボタン1401又は「OFF」ボタン1402のどちらかを選択することができる。
以上説明したように、MFP104は、管理者によって、電子メールの重要度に応じた電子署名の付加に関する設定を行える。また、MFP104は、送信者の操作に基づいて、画像データを送信先に送信する際、例えば、前記重要度を確認し、重要度に基づいたモードで処理を行う。従って、送信者がMFP104を用いて画像データを送信する際、管理者が所望するセキュリティに係る方針(ポリシー)を適用させて、選択的に電子署名を付加して送信することができる。
以上説明したように、上述した各実施形態によれば、セキュリティに係る方針に応じて、画像データに装置固有の電子署名を、選択的に付加することができる。また、画像データを受け取った装置は、画像データがどの装置によって生成されたものかを識別可能になる。
なお、上述した第1から第5の実施形態では、図8においてラジオボタン1211〜1217は択一的に選択させるようにしているが、他の方法で選択できるようにしてもよい。例えば、ラジオボタン1211〜1217のうち複数を選択して、AND条件やOR条件などの論理式を用いた設定ができるようにすると更に使い勝手がよくなる。また、上述した第1から第5の実施形態では、画像データに付加する装置固有の情報として電子署名を用いて説明したが、他の態様であっても構わない。例えば、単に装置の製造番号を示す固有画像(地紋データなど)を予めMFP104が保持しておいて、送信される画像データにその固有画像を合成した上で、送信するようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMUP)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
画像処理システムの一例のシステム構成図である。 MFP104の構成の一例を示す図である。 操作表示部202の一例を示す図である。 操作表示部202に表示された送信設定画面の一例を示す図である。 MFP104の管理者による電子署名の付加に関する設定の一例を示したフローチャートである。 操作表示部202に表示された管理者設定画面の一例を示す図である。 操作表示部202に表示された装置設定画面の一例を示す図である。 操作表示部202に表示された電子署名付加設定画面の一例を示す図である。 原稿送信時におけるMFP104の動作の一例を示したフローチャートである。 操作表示部202に表示する内容を決定する方法の一例を示すフローチャートである。 操作表示部202に表示された電子署名付加選択画面の一例を示す図である。 操作表示部202に表示された送信先登録画面の一例を示す図である。 操作表示部202に表示する内容を決定する方法の一例を示すフローチャートである。 操作表示部202に表示する内容を決定する方法の一例を示すフローチャートである。 操作表示部202に表示されたユーザ認証画面の一例を示す図である。 操作表示部202に表示された送信設定画面の一例を示す図である。 操作表示部202に表示された送信者登録画面の一例を示す図である。
符号の説明
201 CPU
206 HDD
211 署名付加部
210 暗号化部
212 ユーザ認証部

Claims (16)

  1. ネットワークを介してデータを送信することが可能なデータ送信装置であって、
    画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された画像データに、前記データ送信装置を特定するための装置情報を付加する付加手段と、
    少なくとも、前記付加手段により前記画像データに前記装置情報を付加せずに送信することを禁止する第1の送信モードと、前記付加手段により前記画像データに前記装置情報を付加せずに送信することを許可する第2の送信モードとの、何れかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された送信モードに従い、前記付加手段により前記装置情報が付加された前記画像データを、前記ネットワークを介して送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記選択手段により選択される第2の送信モードにおいて、前記画像データに前記装置情報を付加するか否かをユーザに指定させる指定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 原稿上の画像を読み取る読取手段を更に備え、
    前記入力手段は、前記読取手段が読み取った画像に基づいて生成された画像データを入力することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ送信装置。
  4. 公衆回線を介してファクシミリデータを受信する受信手段を更に備え、
    前記入力手段は、前記受信手段が受信したファクシミリデータを変換することにより生成された画像データを入力することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ送信装置。
  5. 前記装置情報とは、前記画像データが前記データ送信装置において生成されたことを証明する電子署名データであることを特徴とする請求項3又は4に記載のデータ送信装置。
  6. 前記送信手段は、前記入力手段により入力された画像データを、電子メールに添付して送信することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のデータ送信装置。
  7. 前記第1の送信モードと前記第2の送信モードとを、前記画像データの送信宛先に応じて切り替える切替手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ送信装置。
  8. 前記第1の送信モード又は前記第2の送信モードの何れを用いるかを示す情報と共に、送信宛先を登録する宛先登録手段を更に備え、
    前記切替手段は、前記宛先登録手段により登録された宛先に応じて、前記送信モードを切り替えることを特徴とする請求項7に記載のデータ送信装置。
  9. 前記第1の送信モード又は前記第2の送信モードの何れを用いるかを示す情報と共に、電子メールアドレスのドメイン名を登録するドメイン名登録手段を更に備え、
    前記切替手段は、前記ドメイン名登録手段により登録されたドメイン名に応じて、前記送信モードを切り替えることを特徴とする請求項7に記載のデータ送信装置。
  10. 前記画像データの暗号化を行う暗号化手段と、
    前記第1の送信モードと前記第2の送信モードとを、前記暗号化手段による暗号化が実行されるか否かに応じて切り替える切替手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ送信装置。
  11. 前記画像データの重要度を設定する設定手段と、
    前記第1の送信モードと前記第2の送信モードとを、前記設定手段により設定された前記画像データの重要度に基づいて切り替える切替手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ送信装置。
  12. 前記設定手段は、前記画像データが添付された電子メールの重要度を設定することにより、前記画像データの重要度を設定することを特徴とする請求項11に記載のデータ送信装置。
  13. 前記送信手段による送信の指示を行うユーザを認証する認証手段と、
    前記第1の送信モードと前記第2の送信モードとを、前記認証手段により認証されたユーザに応じて切り替える切替手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ送信装置。
  14. ネットワークを介してデータを送信することが可能なデータ送信装置の制御方法であって、
    画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力された画像データに、前記データ送信装置を特定するための装置情報を付加する付加工程と、
    少なくとも、前記付加工程で前記画像データに前記装置情報を付加せずに送信することを禁止する第1の送信モードと、前記付加手段により前記画像データに前記装置情報を付加せずに送信することを許可する第2の送信モードとの、何れかを選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された送信モードに従い、前記付加工程で前記装置情報が付加された前記画像データを、前記ネットワークを介して送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とするデータ送信装置の制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記憶することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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