JP2016129294A - 電話機、報知方法、および報知プログラム - Google Patents

電話機、報知方法、および報知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発信元の安全度合を区別して着信を報知する機能の機能性を向上させることのできる電話機を提供する。
【解決手段】電話機は、LEDを有し、着信があると(S1)、発信元の番号が予め登録されている番号であるか否かの区別をLEDで報知する。電話機は、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージを出力して発信元からの音声を出力するための自動応答を開始する(S2)。通話の開始を指示するオフフック操作を受け付けると(S3)、電話機は、自動応答を終了する。自動応答の開始の後にオフフック操作を受け付けた場合に、電話機は、少なくともオフフック操作を受け付けるよりも後までLEDでの報知を継続する。
【選択図】図3

Description

この発明は電話機、報知方法、および報知プログラムに関し、特に、発信元を報知する機能を有する電話機、該通信装置での報知方法、および報知プログラムに関する。
電話機や、電話機能を搭載したファクシミリ送受信機のユーザは、通話を開始する前に、安全な発信元からの発信であるか否かの確認を要望する場合がある。
上記の要望に応える機能の1つとして、発信元をディスプレイなどで報知する機能がある。発信元を報知する機能には、さらに、着信音の鳴動中に、発信元の電話番号が電話帳などのメモリに予め登録されている番号であるか否かや、電話番号を非通知で発信しているか否かなどの安全度合を区別して着信を報知する機能がある。この機能を、以降の説明では「区別報知」機能とも称する。区別報知機能は、たとえば、電話帳などに登録されている電話番号からの着信と、登録されていない番号からの着信と、電話番号が非通知である着信とで、着信音の鳴動中に異なる色のランプを点灯させる。
また、上記の要望に応える機能の1つとして、ユーザが通話を開始する前に、自動またはユーザ操作に従って回線を捕捉し、発信元に対して名前を通知するように促す機能がある。発信元の発した名前等の音声は電話機から出力され、ユーザはその音声を聞いてから通話を開始または通話を拒否することができる。以降の説明では、ユーザ操作に従って回線を捕捉して発信元に対して名前を通知するように促す機能を「手動応答」機能、自動で回線を捕捉して発信元に対して名前を通知するように促す機能を「自動応答」機能、とも称する。
さらに、上記の要望に応える機能の1つとして自動応答機能または手動応答機能と区別報知機能とを組み合わせた機能もある。
なお、特開昭64−7749号公報(特許文献1)や特開2005−269255号公報(特許文献2)は、複数色のLED(Light Emitting Diode)を搭載した電話機を開示している。
区別報知機能における報知は、通常、当該回線が捕捉されるまで継続されて、捕捉されると終了する。
区別報知機能を手動応答機能と組み合わせる場合、ユーザは、電話帳などに登録されている電話番号からの着信でないとの報知を確認してから、規定されたボタンを押すなどの発信元に名前の通知を促すための操作を行なう。そのため、区別報知機能における報知が回線の捕捉によって終了しても、ユーザは上記操作に先立って当該報知を確認している。
特開昭64−7749号公報 特開2005−269255号公報
しかしながら、区別報知機能を自動応答機能と組み合わせる場合、ユーザが区別報知機能における報知を確認するよりも以前に自動で回線が捕捉され、当該報知が終了してしまう場合がある。その場合、ユーザは、電話機が発信元に対して名前を通知するように促している最中に、当該番号が電話帳などに登録されている電話番号か否かを確認することなく通話を開始してしまう場合もある。そのため、このような仕組みでは、通話を開始する前に安全な発信元からの発信であるか否かを確認したいというユーザの要望に確実に応じることができない場合がある。
また、上記のように区別報知機能を手動応答機能と組み合わせる場合であっても、手動応答機能によって回線が捕捉された時点で区別報知機能における報知が終了すると、電話機が発信元に対して名前を通知するように促している間にユーザは発信元が電話帳などに登録されている電話番号であったか否かを忘れてしまう場合もある。そのため、このような場合にも、通話を開始する前に安全な発信元からの発信であるか否かを確認したいというユーザの要望に確実に応じることができない場合がある。
本開示のある局面における目的は、発信元の安全度合を区別して着信を報知する機能の機能性を向上させることのできる電話機を提供することである。また、本開示のある局面における目的は、発信元の安全度合を区別して着信を報知する機能の機能性を向上させることのできる電話機での報知方法を提供することである。また、本開示のある局面における目的は、発信元の安全度合を区別して着信を報知する機能の機能性を向上させることのできる電話機における報知プログラムを提供することである。
ある実施の形態に従うと、電話機は、視覚的な出力を行なうための出力部を有する。この電話機は、発信元の番号が予め登録されている番号であるか否かの区別を出力部で報知するように、出力部を制御するための出力制御手段と、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージを出力し、発信元からの音声を出力するための応答手段と、発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第1の操作手段とを備える。応答手段は、音声メッセージの出力の開始の後に第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けると、音声メッセージの出力を終了する。応答手段での音声メッセージの出力の開始の後に第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けた場合に、出力制御手段は、少なくとも第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して上記区別を出力部で報知する。
好ましくは、出力制御手段は、第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けると、出力部での上記区別の報知を終了する。
好ましくは、電話機は、それぞれが、出力部、応答手段、および第1の操作手段を有する親機と1台以上の子機とを含む。親機と子機とのそれぞれは、応答手段での音声メッセージの出力の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第2の操作手段をさらに含む。応答手段は、親機と子機とのうちの第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けた装置でユーザ操作に従って音声メッセージを出力して発信元からの音声を出力する。
好ましくは、第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けると、出力制御手段は、親機と子機とのうちの第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けた装置で少なくとも第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して上記区別を出力部で報知する。また、出力制御手段は、第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けた装置以外の装置では上記区別の出力部での報知を終了する。
他の実施の形態に従うと、報知方法は電話機による報知の方法である。この報知方法は、発信元からの着信があると、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップと、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、電話機に搭載された出力部での報知を開始するステップと、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの出力を開始し、発信元からの音声を出力するステップと、音声メッセージの出力の開始の後に発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けると、ユーザ操作を受け付けた後に区別の報知を終了するステップとを備える。
他の実施の形態に従うと、報知プログラムは電話機に搭載されたコンピュータに報知処理を実行させるプログラムである。このプログラムはコンピュータに、発信元からの着信があると、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップと、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、電話機に搭載された出力部での報知を、電話機に開始させるステップと、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの電話機からの出力を開始し、発信元からの音声を電話機から出力させるステップと、音声メッセージの出力の開始の後に発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けると、ユーザ操作を受け付けた後に電話機による区別の報知を終了させるステップとを備える。
この開示によると、電話機における、発信元の安全度合を区別して着信を報知する機能の機能性を向上させることができる。
実施の形態にかかる電話機の外観の一例を表わした図である。 電話機に含まれる親機および子機の装置構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる電話機の動作概要を説明するための図である。 第1の実施の形態にかかる電話機の機能構成の一例を表わしたブロック図である。 第1の実施の形態にかかる電話機での着信時の動作の流れを表わしたフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる電話機の動作概要を説明するための図である。 第2の実施の形態にかかる電話機の動作概要を説明するための図である。 第2の実施の形態にかかる電話機の機能構成の一例を表わしたブロック図である。 第2の実施の形態にかかる電話機での着信時の動作の流れを表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<装置外観>
図1は、本実施の形態にかかる電話機1の外観の一例を表わした図である。図1を参照して、電話機1は、一例として、親機100と子機200とを含む。電話機1は、親機100のみであってもよい。
親機100は、固定電話回線に接続される。子機200は親機100に登録されており、子機200と親機100とは無線通信で接続される。子機200と親機100との間の無線通信は、たとえば、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)方式と呼ばれるデジタルコードレス電話規格に従った無線通信や、Bluetooth(登録商標)などの無線通信などが該当する。
図1は、親機100および子機200を、それぞれ、ある一面(第1面)から見た概略図である。第1面を正面とする。すなわち、図1は、親機100および子機200それぞれを正面から見た図である。
親機100の正面には、ディスプレイ13および数字ボタンなどのボタン16が配置される。また、親機100の正面は受話器が載置可能に構成されている。受話器にはスピーカ15Aおよびマイク14が、また、親機100の本体にはスピーカ15Bがそれぞれ配置される。スピーカ15Aとスピーカ15Bとを総称してスピーカ15という。
子機200の正面には、ディスプレイ23および数字ボタンなどのボタン26が配置される。また、子機200の正面には、スピーカ25およびマイク24が配置される。
<装置構成>
図2は、親機100および子機200の装置構成の一例を示すブロック図である。親機100の装置構成と子機200の装置構成とは、概ね、同じである。そこで、図2は、主に親機100の装置構成を表わし、図2において括弧内に表わされた参照符号が子機200の装置構成を表わしている。
図2を参照して、親機100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12とを含む。ROM11は、CPU10で実行されるプログラムや電話帳データなどを記憶する。RAM12は、着信履歴などを記憶する。また、RAM12は、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となる。
親機100は、さらに、ディスプレイ13、マイク14、スピーカ15、ボタン16、およびLED(Light Emitting Diode)17を含む。LED17は、CPU10によってそれぞれ独立して発光が制御される、少なくとも異なる2色の光源である。LED17は、一例として、透過性を有するディスプレイ13および/またはボタン16の背面に取り付けられ、CPU10による制御に従ってディスプレイ13および/またはボタン16の色を変化させる。
また、親機100は、第1通信部18と第2通信部19とを含む。第1通信部18は、固定電話回線を介した通信を制御する。第2通信部19は、子機200との間の無線通信を制御する。
さらに、図2を参照して、子機200の装置構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、子機200は、装置全体を制御するためのCPU20と、CPU20で実行されるプログラムや電話帳データなどを記憶するためのROM21と、着信履歴などを記憶したりCPU20でプログラムを実行する際の作業領域となるRAM22とを含む。
子機200は、さらに、ディスプレイ23、マイク24、スピーカ25、ボタン26、およびLED27を含む。また、子機200は、親機100との間の無線通信を制御するための第2通信部29を含む。
<動作概要>
図3は、第1の実施の形態にかかる電話機1の動作概要を説明するための図である。図3は、電話機1に着信があったときの、回線の状態、電話機1による応答の状態、電話機1から発声される呼出音、およびLED17の発光状態の時間経過に伴う変化を表わしている。図3は、横(x)方向が時間の経過方向を表わしている。
図3を参照して、本実施の形態にかかる電話機1は、着信があると(ステップS1)、呼出音を発呼する。また、電話機1は、LED17を発光する。これにより、ステップS1で、呼出音およびLEDがON状態となる。
このとき、電話機1は、着信と共に発信元から得られた発信元の番号が電話帳などで当該電話機1に登録されているか否かを確認する。そして、電話機1は、上記ステップS1でLED17を発光する際に、発信元の番号が当該電話機1に登録されている番号であるか否かの区別に応じた色のLEDを発光する。電話機1は、たとえば、当該電話機1に登録されていない番号から着信があった場合、ステップS1でLED17に含まれる赤色のLEDを発光する。また、当該電話機1に登録されている番号から着信があった場合、電話機1は、たとえば緑色のLEDを発光する。また、着信と共に発信元から発信元の番号が得られていない場合(非通知着信)、電話機1は、たとえば黄色のLEDを発光する。したがって、ステップS1でのLED17の発光は、発信元の番号が電話機1に登録されている(緑色)か否か(赤色、黄色)の区別、すなわち、発信元の番号の安全度合の報知であると言える。
なお、上記の発信元の番号の安全度合の報知は、LED17の発光色による報知に限定されない。他の例として、上記報知は、LED17の発光パターンや、発光強度によって実現されてもよい。また、上記報知は、LED17の発光を利用するものにも限定されない。たとえば、ディスプレイ13に上記区別が文字やマークによって表示されてもよい。すなわち、上記の報知は視覚的な報知であればどのような方法であってもよい。これは、以降の第1の実施の形態の説明、また、以降の実施の形態の説明でも同様である。
着信から予め規定された時間が経過すると、電話機1は電話回線を捕捉して、自動応答を開始する(ステップS2)。これにより、ステップS2で回線状態および応答状態がON状態となり、呼出音がOFF状態となる。
自動応答とは、自動で回線を捕捉して発信元に対して名前を通知するように促す、たとえば「お名前をおっしゃって下さい」などの予め記憶されているメッセージを出力し、かつ、発信元の発声した音声をスピーカ15から出力可能な状態とする動作を指す。好ましくは、上記ステップS1で発信元の番号が電話機1に登録されていないと判断された場合、および着信と共に発信元から発信元の番号が得られていない場合(非通知着信)、言い換えると、安全度合の低い番号からの着信である場合に、電話機1は自動応答を行なう。
電話機1は、ステップS2で自動応答を開始してもLED17の発光を終了しない。電話機1は、応答中、ステップS1で開始したLED17の発光を継続する。すなわち、ステップS2では、LEDの発光状態がON状態で維持される。これにより、ユーザは、自動応答を確認しつつ、さらに、視覚的に、発信元の番号の安全度合も確認しながら、通話を開始するか否かを判断することができる。なお、ステップS2で自動応答を開始すると、電話機1は、呼出音の出力を終了する。
ユーザによって、受話器を上げる、通話開始ボタン(図示しない)を押す、などの、通話開始を指示する操作(オフフック操作)が行なわれると(ステップS3)、電話機1は、自動応答を終了する。これにより、ステップS3で、自動応答がOFF状態となる。そして、電話機1は、通話可能な状態を開始する。具体的には、電話機1は、マイク14から入力された音声を発信元に出力可能な状態とすると共に、発信元からの音声をスピーカ15で出力可能な状態とする。
電話機1は、少なくともステップS3でユーザからオフフック操作を受け付けるよりも後まで、ステップS1で開始したLED17の発光を継続する。電話機1は、たとえば、ステップS3でLED17の発光を終了してもよい。または、図3に表わされたように、ステップS3よりも予め規定された期間の後にLED17の発光を終了してもよい。これにより、親機100に対してオフフック操作を行なうための親機100の近傍にいるユーザに発信元の番号の安全度合を報知できる可能性を高めることができる。
ユーザによって、受話器を本体に置く、通話終了ボタン(図示しない)を押す、などの、通話終了を指示する操作(オンフック操作)が行なわれると(ステップS4)、電話機1は、回線を開放し、通話を終了する。これにより、ステップS4で、回線状態がOFF状態となる。
<機能構成>
図4は、上記動作を行なうための第1の実施の形態にかかる電話機1の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図4の各機能は、電話機1の親機100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。
図4を参照して、電話機1の親機100のCPU10は、発信入力部101と、呼出音のON/OFFを制御するための呼出音制御部103と、通話を制御するための通話制御部104と、LED17のON/OFFを制御するためのLED制御部105と、応答部106と、判断部107とを含む。
発信入力部101は、固定電話回線を介した他の電話機からの発信の入力を受け付ける。発信入力部101は、着信と共に発信元から発信元の番号の入力を受け付けるための番号発信番号入力部102を含む。
電話機1の親機100のROM11には、電話番号記憶部111が含まれる。電話番号記憶部111は、電話帳や、ボタンに関連付けられた電話番号などを記憶するための記憶領域である。
判断部107は、発信元の番号が電話番号記憶部111に記憶されている番号であるか否かを判断する。
LED制御部105は、着信があった場合に、判断部107において発信元の番号が電話番号記憶部111に記憶されている番号であるか否かの区別を表わす色の光源を発光させる。たとえば、LED17が赤色、黄色、および緑色の光源を含む場合、LED制御部105は、発信元の番号が電話番号記憶部111に記憶されている番号である場合には緑色、記憶されていない番号である場合には赤色、および番号の通知がない着信(非通知着信)の場合には黄色の光源を発光させる。
応答部106は、判断部107において発信元の番号が電話番号記憶部111に記憶されている番号でないと判断された場合、および、発信元の番号が着信の際に入力されなかった着信(非通知着信)の場合、着信の後の予め規定されたタイミングで、電話回線を捕捉して、自動応答を開始する。上記の予め規定されたタイミングは、たとえば、着信の後の数秒後、などの、予め記憶されている時間の経過の後である。
自動応答を開始した後に、通話開始ボタン(図示しない)が押されるなどの、ユーザからオフフック操作を受け付けた場合に、応答部106は自動応答を終了する。このとき、LED制御部105は、発信元の番号が電話番号記憶部111に記憶されている番号であるか否かの区別を表わす発光を、応答部106での自動応答が開始しても継続する。そして、LED制御部105は、オフフック操作がなされてから規定時間の後に、上記区別を表わす発光を終了する。好ましくは、LED制御部105は、オフフック操作がなされるまで上記区別を表わす発光を継続して、オフフック操作がなされると上記発光を終了する。
<動作フロー>
図5は、第1の実施の形態にかかる電話機1での着信時の動作の流れを表わしたフローチャートである。図5のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図4の各機能を発揮することによって実現される。なお、図5のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10が当該電話機1に対する着信があることを検知すると開始される。
図5を参照して、始めに、CPU10は、読出音の発呼を開始する(ステップS101)。
CPU10は、着信と共に得られた発信元の番号がROM11に記憶されているか否かを判断する(ステップS103)。ステップS103の判断の結果、発信元の番号がROM11に記憶されているものでない場合、または、発信元から電話番号が得られていない場合(非通知着信)(ステップS103でNO)、CPU10は、発信元の番号がROM11に記憶されているものでない場合、または、発信元から電話番号が得られていない場合(非通知着信)の区別に予め関連付けられた色(たとえば、赤色、黄色)の光源を発光する(ステップS105)。
発信元の番号がROM11に記憶されているものである場合には(ステップS103でYES)、CPU10は、発信元の番号がROM11に記憶されているものである場合の区別に予め関連付けられた色(たとえば緑色)の光源を発光する(ステップS107)。
発信元の番号がROM11に記憶されているものでない場合、または、発信元から電話番号が得られていない場合(非通知着信)(ステップS103でNO)、さらに、CPU10は、着信から規定された期間の後の自動応答のタイミングに達すると(ステップS109でYES)、自動応答を開始する(ステップS111)。
着信の後にオフフック操作がなされたことを検出すると(ステップS113でYES)、CPU10は、通話を開始する処理を実行する(ステップS115)。そして、CPU10は、オフフック操作から規定時間の後に、上記ステップS105またはステップS107で開始した発光を終了する(ステップS117)。好ましくは、CPU10は、オフフック操作がなされたことを検出すると上記発光を終了する。
CPU10は、オンフック操作がなされるまで(ステップS119でNO)、上記ステップS115で開始した通話状態を継続する。そして、オンフック操作がなされると(ステップS119でYES)、CPU10は、通話を終了する処理を行なう(ステップS121)。
<実施の形態の効果>
第1の実施の形態にかかる電話機1は以上の動作を行なうことで、発信元の番号が当該電話機1に登録されていない番号であるか否か、または発信元の番号が非通知であるか否かの区別、つまり発信元の電話番号の安心度合いを区別して報知する。そして、電話機1は、上記報知を、少なくともユーザがオフフック操作を行なうまで継続する。
これにより、ユーザは、自動応答が開始した後も発信元の番号の安全度合を視覚的に確認しながらオフフック操作を行なうか否かを判断することができる。そのため、本実施の形態にかかる電話機1は、自動応答の開始によって上記報知が終了する場合と比較して、安全度合の低い発信元からの着信に対して安全度合が低いことを認識せずにオフフック操作をしてしまうという事態を効果的に抑えることができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、着信から予め規定された時間の経過の後に、自動的に発信元に対してメッセージが出力されるものとしている(自動応答)。しかしながら、発信元に対するメッセージの出力は、ユーザ操作に従って行なわれるものであってもよい(手動応答)。手動応答の場合、ユーザ操作が親機100に対してなされる場合と子機200に対してなされる場合とがある。さらに、電話機1に子機200が複数含まれている場合、複数の子機200のうちのいずれか1つの子機200に対して上記ユーザ操作がなされる場合もある。
そこで、第2の実施の形態として、手動応答が行なわれる場合について説明する。
<動作概要>
図6および図7は、それぞれ、第2の実施の形態にかかる電話機1の動作概要を説明するための図である。図6および図7は、いずれも、電話機1に着信があったときの、親機100および子機200それぞれの回線の状態、電話機1による応答の状態、電話機1から発声される呼出音、およびLED17の発光状態の時間経過に伴う変化を表わしている。図6は、親機100に対して手動応答を指示するユーザ操作が行なわれた場合の各装置の動作概要を表わしている。図7は、子機200に対して手動応答を指示するユーザ操作が行なわれた場合の各装置の動作概要を表わしている。
図6を参照して、着信があると(ステップS11)、親機100および子機200共に着信音を発呼する。また、親機100および子機200は、それぞれ、LED17およびLED27を発光する。これは、一例として、電話回線を介いて着信を検出した親機100のCPU10が、子機200に対して着信を通知し、CPU20が着信音の発呼およびLED27の発光を制御することによって実現される。
着信があると、親機100のCPU10は、着信と共に発信元から得られた発信元の番号が、電話帳などで当該電話機1に登録されているか否かを確認する。そして、CPU10は、親機100および子機200とも、発信元の番号が当該電話機1に登録されている番号であるか否かの区別に応じた色のLEDを発光させる。
親機100に対して手動応答を指示するユーザ操作が行なわれると(ステップS12)、親機100にて手動応答が開始される。このとき、親機100および子機200とも、呼出音の発呼を終了する。
親機100は、ステップS12で手動応答を開始すると、応答中、ステップS11で開始したLED17の発光を継続する。すなわち、ステップS12で親機100では、LEDの発光状態がON状態で維持される。一方、子機200は、ステップS12で親機100が手動応答を開始すると、ステップS11で開始したLED27の発光を終了する。これにより、親機100で自動応答の開始を指示する操作を行なったユーザは、当該親機100での応答を確認しつつ、さらに、当該親機100で、視覚的に発信元の番号の安全度合も確認しながら、通話を開始するか否かを判断することができる。一方で、ユーザが使用していない子機200では、LED27の発光が終了する。
以降は、第1の実施の形態にかかる電話機1での動作と同じである。すなわち、親機100は、ユーザによるオフフック操作を受け付けると(ステップS13)、手動応答を終了する。そして、親機100は、通話可能な状態を開始する。このとき、親機100は、少なくともステップS13でユーザからオフフックを指示する操作を受け付けるよりも後までステップS11で開始したLED17の発光を継続し、その後にLED17の発光を終了する。親機100は、オンフック操作を受け付けると(ステップS14)、回線を開放し、通話を終了する。
また、図7を参照して、ステップS11での着信の後、子機200に対して手動応答を指示するユーザ操作が行なわれると(ステップS12’)、子機200にて手動応答が開始される。電話機1に子機200が複数含まれる場合には、複数の子機200のうちの該ユーザ操作が行なわれた子機200にて手動応答が開始される。このとき、親機100および子機200とも、呼出音の発呼を終了する。
ステップS12’で手動応答を開始した子機200は、応答中、ステップS11で開始したLED27の発光を継続する。すなわち、ステップS12’で子機200では、LEDの発光状態がON状態で維持される。一方、親機100は、ステップS12’で子機200が手動応答を開始すると、ステップS11で開始したLED17の発光を終了する。電話機1に子機200が複数含まれる場合には、上記ユーザ操作の行なわれていない子機200でも、ステップS11で開始したLED27の発光を終了する。これにより、子機200で自動応答の開始を指示する操作を行なったユーザは、当該子機200での応答を確認しつつ、さらに、当該子機200で、視覚的に発信元の番号の安全度合も確認しながら、通話を開始するか否かを判断することができる。一方で、ユーザが使用していない親機100(および他の子機200)では、LEDの発光が終了する。
<機能構成>
図8は、上記動作を行なうための第2の実施の形態にかかる電話機1の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図8の各機能は、電話機1の親機100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。
図8を参照して、第2の実施の形態にかかる電話機1の親機100のCPU10は、図4に表わされた第1の実施の形態にかかる電話機1の機能と概ね同じ機能を含む。
第2の実施の形態において、LED制御部105は、着信があると、LED17のうちの、判断部107で判断された発信元の番号の安全度合の区別に応じた色の光源を発光させる。さらに、LED制御部105は、第2通信部19を介して子機200に対して、判断部107で判断された発信元の番号の安全度合の区別を表わす発光を指示する。
また、第2の実施の形態において、応答部106は、ボタン16からの操作信号の入力によって手動応答の開始を指示するユーザ操作を受け付けると、親機100での手動応答を開始する。子機200に対して上記ユーザ操作がなされた場合、応答部106は、第2通信部19を介して子機200から上記ユーザ操作がなされたことの通知を受け取る。この場合、応答部106は、親機100での手動応答を行なうことなく、第2通信部19を介して子機200に対して手動応答の開始を指示する。
LED制御部105は、手動応答の開始を指示するユーザ操作を受け付けると、該操作がなされていない装置における上記発光を終了する。すなわち、親機100に対する該ユーザ操作を受け付けた場合、第2の実施の形態において、LED制御部105は、第2通信部19を介して子機200に対して上記発光の終了を指示する。子機200で上記ユーザ操作を受け付けた場合、LED制御部105は、第2通信部19を介して子機200から上記ユーザ操作がなされたことの通知を受け取る。この場合、LED制御部105は、LED17での上記発光を終了する。電話機1に子機200が複数含まれる場合、LED制御部105は、上記ユーザ操作を受け付けていない子機200に対して第2通信部19を介して上記発光の終了を指示する。
オフフック操作を受け付けると、応答部106は、手動応答を終了する。すなわち、親機100にて手動応答を行なっている場合、応答部106は、その応答を終了する。子機200にて手動応答を行なっている場合、応答部106は、第2通信部19を介して当該子機200に対して手動応答の終了を指示する。
オフフック操作を受け付けると、LED制御部105は、オフフック操作がなされてから規定時間の後に、上記発光を終了する。
<動作フロー>
図9は、第2の実施の形態にかかる電話機1での着信時の動作の流れを表わしたフローチャートである。図9のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図8の各機能を発揮することによって実現される。なお、図9のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10が当該電話機1に対する着信があることを検知すると開始される。図9において、第1の実施の形態にかかる電話機1と同じ動作については同じステップ番号が付されている。そこで、同じ動作については説明を繰り返さない。
図9を参照して、第2の実施の形態にかかる電話機1は、応答のタイミングとして、手動応答の開始を指示するユーザ操作の入力を受け付ける。該ユーザ操作の入力を受け付けると(ステップS109’でYES)、CPU10は、親機100および子機200のうち、該ユーザ操作のなされた装置において手動応答を開始する(ステップS111’)。また、CPU10は、上記ユーザ操作のなされていない装置での、ステップS105またはステップS107で開始した発光を終了する(ステップS112)。これにより、上記ユーザ操作のなされた装置での発光が継続される。
CPU10は、ユーザからのオフフック操作を受け付けて(ステップS113でYES)、該操作を受け付けた装置での通話を開始すると(ステップS115)、オフフック操作から規定時間の後に、上記ステップS105またはステップS107で開始し、ステップS112で終了していない発光を、終了する(ステップS117’)。好ましくは、CPU10は、オフフック操作がなされたことを検出すると上記発光を終了する。
以降、CPU10は、第1の実施の形態で説明された動作と同じ動作を行なう。
<実施の形態の効果>
第2の実施の形態にかかる電話機1は以上の動作を行なうことで、ユーザによって手動応答を指示する操作が行なわれた装置で、当該操作によって手動応答が開始した後も、発信元の番号が当該電話機に登録されている番号であるか否かの区別、つまり、発信元の番号の安全度合の報知を継続する。一方で、第2の実施の形態にかかる電話機1は、該操作がなされていない装置での上記報知は終了する。
これにより、本実施の形態にかかる電話機1は、操作を行なったユーザに発信元の番号の安全度合を報知する可能性を高めつつ、該ユーザが利用していない装置での不要な報知を抑えることができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、電話機1による応答が自動応答であるものとしている。第2の実施の形態では、電話機1による応答がユーザ操作によって開始される手動応答であるものとしている。他の例として、自動応答と手動応答とが組み合わされてもよい。すなわち、第3の実施の形態にかかる電話機1は、着信から所定時間の後に、自動応答を開始する。そして、第3の実施の形態にかかる電話機1は、応答中に、さらに応答を指示するユーザ操作を受け付けると、該操作が行なわれた装置において応答を繰り返す(手動応答)。
第3の実施の形態にかかる電話機1は、最初の1回の応答である自動応答時、発信元の番号の安全度合を表わす発光を継続する。2回目以降の応答である手動応答時、電話機1は、該手動応答を指示するユーザ操作が行なわれた装置においては上記発光を継続し、他の装置では上記発光を終了する。
第3の実施の形態にかかる電話機1でも、操作を行なったユーザに発信元の番号の安全度合を報知する可能性を高めつつ、該ユーザが操作していない装置での不要な報知を抑えることができる。
[第4の実施の形態]
さらに、電話機1に搭載されたコンピュータに、上述の電話機1における報知処理を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本開示にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本開示にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
[まとめ]
本発明の局面は、次のように表わすことができる。
(1)視覚的な出力を行なうための出力部(LED17,27、ディスプレイ13,23)を有する電話機(電話機1)であって、発信元の番号が予め登録されている番号であるか否かの区別を出力部で報知するように、出力部を制御するための出力制御手段(LED制御部105)と、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージを出力し、発信元からの音声を出力する(自動応答、手動応答)ための応答手段(応答部106)と、発信元との通話の開始を指示するユーザ操作(オフフック操作)を受け付けるための第1の操作手段(ボタン16)とを備え、応答手段は、音声メッセージの出力の開始の後に第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けると、音声メッセージの出力を終了し、応答手段での音声メッセージの出力の開始の後に第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けた場合に、出力制御手段は、少なくとも第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して上記区別を出力部で報知する、電話機。
(2)出力制御手段は、第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けると、出力部での上記区別の報知を終了する、(1)に記載の電話機。
(3)それぞれが、出力部、応答手段、および第1の操作手段を有する親機(親機100)と1台以上の子機(子機200)とを含み、親機と子機とのそれぞれは、応答手段での音声メッセージの出力(手動応答)の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第2の操作手段(ボタン16,26)をさらに含み、応答手段は、親機と子機とのうちの第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けた装置でユーザ操作に従って音声メッセージを出力して発信元からの音声を出力する、(1)または(2)に記載の電話機。
(4)第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けると、出力制御手段は、親機と子機とのうちの第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けた装置で少なくとも第1の操作手段にてユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して上記区別を出力部で報知し、第2の操作手段によってユーザ操作を受け付けた装置以外の装置では上記区別の出力部での報知を終了する、(3)に記載の電話機。
(5)電話機による報知の方法であって、発信元からの着信があると、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップ(S103)と、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、電話機に搭載された出力部での報知を開始するステップ(S105,S107)と、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの出力を開始し、発信元からの音声を出力するステップ(S111)と、音声メッセージの出力の開始の後に発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けると(S113)、ユーザ操作を受け付けた後に区別の報知を終了するステップ(S117)とを備える、報知方法。
(6)電話機に搭載されたコンピュータに報知処理を実行させるプログラムであって、プログラムはコンピュータに、発信元からの着信があると、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップ(S103)と、発信元の番号が電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、電話機に搭載された出力部での報知を、電話機に開始させるステップ(S105,S107)と、着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの電話機からの出力を開始し、発信元からの音声を電話機から出力させるステップ(S111)と、音声メッセージの出力の開始の後に発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けると(S113)、ユーザ操作を受け付けた後に電話機による区別の報知を終了させるステップ(S117)とを備える、報知プログラム。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電話機、10,20 CPU、11,21 ROM、12,22 RAM、13,23 ディスプレイ、14,24 マイク、15,15A,15B,25 スピーカ、16,26 ボタン、18 第1通信部、19,29 第2通信部、100 親機、101 発信入力部、102 番号発信番号入力部、103 呼出音制御部、104 通話制御部、105 LED制御部、106 応答部、107 判断部、111 電話番号記憶部、200 子機。

Claims (6)

  1. 視覚的な出力を行なうための出力部を有する電話機であって、
    発信元の番号が予め登録されている番号であるか否かの区別を前記出力部で報知するように、前記出力部を制御するための出力制御手段と、
    着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージを出力し、前記発信元からの音声を出力するための応答手段と、
    前記発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第1の操作手段とを備え、
    前記応答手段は、前記音声メッセージの出力の開始の後に前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けると、前記音声メッセージの出力を終了し、
    前記応答手段での前記音声メッセージの出力の開始の後に前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けた場合に、前記出力制御手段は、少なくとも前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を前記出力部で報知する、電話機。
  2. 前記出力制御手段は、前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けると、前記出力部での前記区別の報知を終了する、請求項1に記載の電話機。
  3. それぞれが、前記出力部、前記応答手段、および前記第1の操作手段を有する親機と1台以上の子機とを含み、
    前記親機と前記子機とのそれぞれは、前記応答手段での前記音声メッセージの出力の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第2の操作手段をさらに含み、
    前記応答手段は、前記親機と前記子機とのうちの前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けた装置で前記ユーザ操作に従って前記音声メッセージを出力して前記発信元からの音声を出力する、請求項1または2に記載の電話機。
  4. 前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けると、前記出力制御手段は、前記親機と前記子機とのうちの前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けた装置で少なくとも前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を前記出力部で報知し、前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けた装置以外の装置では前記区別の前記出力部での報知を終了する、請求項3に記載の電話機。
  5. 電話機による報知の方法であって、
    発信元からの着信があると、前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップと、
    前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、前記電話機に搭載された出力部での報知を開始するステップと、
    着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの出力を開始し、前記発信元からの音声を出力するステップと、
    前記音声メッセージの出力の開始の後に前記発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けると、前記ユーザ操作を受け付けた後に前記区別の報知を終了するステップとを備える、報知方法。
  6. 電話機に搭載されたコンピュータに報知処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピュータに、
    発信元からの着信があると、前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップと、
    前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、前記電話機に搭載された出力部での報知を、前記電話機に開始させるステップと、
    着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの前記電話機からの出力を開始し、前記発信元からの音声を前記電話機から出力させるステップと、
    前記音声メッセージの出力の開始の後に前記発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けると、前記ユーザ操作を受け付けた後に前記電話機による前記区別の報知を終了させるステップとを備える、報知プログラム。
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