JP6465657B2 - 電話機、報知方法、および報知プログラム - Google Patents
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Description
<装置外観>
図1は、本実施の形態にかかる電話機1の外観の一例を表わした図である。図1を参照して、電話機1は、一例として、親機100と子機200とを含む。電話機1は、親機100のみであってもよい。
図2は、親機100および子機200の装置構成の一例を示すブロック図である。親機100の装置構成と子機200の装置構成とは、概ね、同じである。そこで、図2は、主に親機100の装置構成を表わし、図2において括弧内に表わされた参照符号が子機200の装置構成を表わしている。
図3は、第1の実施の形態にかかる電話機1の動作概要を説明するための図である。図3は、電話機1に着信があったときの、回線の状態、電話機1による応答の状態、電話機1から発声される呼出音、およびLED17の発光状態の時間経過に伴う変化を表わしている。図3は、横(x)方向が時間の経過方向を表わしている。
図4は、上記動作を行なうための第1の実施の形態にかかる電話機1の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図4の各機能は、電話機1の親機100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。
図5は、第1の実施の形態にかかる電話機1での着信時の動作の流れを表わしたフローチャートである。図5のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図4の各機能を発揮することによって実現される。なお、図5のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10が当該電話機1に対する着信があることを検知すると開始される。
第1の実施の形態にかかる電話機1は以上の動作を行なうことで、発信元の番号が当該電話機1に登録されていない番号であるか否か、または発信元の番号が非通知であるか否かの区別、つまり発信元の電話番号の安心度合いを区別して報知する。そして、電話機1は、上記報知を、少なくともユーザがオフフック操作を行なうまで継続する。
第1の実施の形態では、着信から予め規定された時間の経過の後に、自動的に発信元に対してメッセージが出力されるものとしている(自動応答)。しかしながら、発信元に対するメッセージの出力は、ユーザ操作に従って行なわれるものであってもよい(手動応答)。手動応答の場合、ユーザ操作が親機100に対してなされる場合と子機200に対してなされる場合とがある。さらに、電話機1に子機200が複数含まれている場合、複数の子機200のうちのいずれか1つの子機200に対して上記ユーザ操作がなされる場合もある。
<動作概要>
図6および図7は、それぞれ、第2の実施の形態にかかる電話機1の動作概要を説明するための図である。図6および図7は、いずれも、電話機1に着信があったときの、親機100および子機200それぞれの回線の状態、電話機1による応答の状態、電話機1から発声される呼出音、およびLED17の発光状態の時間経過に伴う変化を表わしている。図6は、親機100に対して手動応答を指示するユーザ操作が行なわれた場合の各装置の動作概要を表わしている。図7は、子機200に対して手動応答を指示するユーザ操作が行なわれた場合の各装置の動作概要を表わしている。
図8は、上記動作を行なうための第2の実施の形態にかかる電話機1の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図8の各機能は、電話機1の親機100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。
図9は、第2の実施の形態にかかる電話機1での着信時の動作の流れを表わしたフローチャートである。図9のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図8の各機能を発揮することによって実現される。なお、図9のフローチャートに表わされた動作は、電話機1のCPU10が当該電話機1に対する着信があることを検知すると開始される。図9において、第1の実施の形態にかかる電話機1と同じ動作については同じステップ番号が付されている。そこで、同じ動作については説明を繰り返さない。
<実施の形態の効果>
第2の実施の形態にかかる電話機1は以上の動作を行なうことで、ユーザによって手動応答を指示する操作が行なわれた装置で、当該操作によって手動応答が開始した後も、発信元の番号が当該電話機に登録されている番号であるか否かの区別、つまり、発信元の番号の安全度合の報知を継続する。一方で、第2の実施の形態にかかる電話機1は、該操作がなされていない装置での上記報知は終了する。
第1の実施の形態では、電話機1による応答が自動応答であるものとしている。第2の実施の形態では、電話機1による応答がユーザ操作によって開始される手動応答であるものとしている。他の例として、自動応答と手動応答とが組み合わされてもよい。すなわち、第3の実施の形態にかかる電話機1は、着信から所定時間の後に、自動応答を開始する。そして、第3の実施の形態にかかる電話機1は、応答中に、さらに応答を指示するユーザ操作を受け付けると、該操作が行なわれた装置において応答を繰り返す(手動応答)。
さらに、電話機1に搭載されたコンピュータに、上述の電話機1における報知処理を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
本発明の局面は、次のように表わすことができる。
Claims (4)
- 視覚的な出力を行なうための出力部を有する電話機であって、
発信元の番号が予め登録されている番号であるか否かの区別を前記出力部で報知するように、前記出力部を制御するための出力制御手段と、
着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージを出力し、前記発信元からの音声を出力するための応答手段と、
前記発信元との通話の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第1の操作手段とを備え、
前記応答手段は、前記音声メッセージの出力の開始の後に前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けると、前記音声メッセージの出力を終了し、
前記応答手段での前記音声メッセージの出力の開始の後に前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けた場合に、前記出力制御手段は、少なくとも前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を前記出力部で報知し、
前記電話機は、それぞれが、前記出力部、前記応答手段、および前記第1の操作手段を有する親機と1台以上の子機とを含み、
前記親機と前記子機とのそれぞれは、前記応答手段での前記音声メッセージの出力の開始を指示するユーザ操作を受け付けるための第2の操作手段をさらに含み、
前記応答手段は、前記親機と前記子機とのうちの前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けた装置で前記ユーザ操作に従って前記音声メッセージを出力して前記発信元からの音声を出力し、
前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けると、前記出力制御手段は、前記親機と前記子機とのうちの前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けた装置で少なくとも前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を前記出力部で報知し、前記第2の操作手段によって前記ユーザ操作を受け付けた装置以外の装置では前記区別の前記出力部での報知を終了する、電話機。 - 前記出力制御手段は、前記第1の操作手段にて前記ユーザ操作を受け付けると、前記出力部での前記区別の報知を終了する、請求項1に記載の電話機。
- 電話機による報知方法であって、
発信元からの着信があると、前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップと、
前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、前記電話機に搭載された出力部での報知を開始するステップと、
着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの出力を開始するとともに前記発信元からの音声を出力するステップと、
前記音声メッセージの出力の開始の後に前記発信元との通話の開始を指示する第1のユーザ操作を受け付けると、前記音声メッセージの出力を終了するステップと、
前記音声メッセージの出力の開始の後に前記第1のユーザ操作を受け付けると、少なくとも前記第1のユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を報知するステップとを備え、
前記電話機は、親機と子機とを含み、
前記報知方法は、前記親機と前記子機とのうちの何れかの装置が、前記音声メッセージの出力の開始を指示する第2のユーザ操作を受け付けるステップをさらに備え、
前記音声メッセージの出力を開始するとともに前記発信元からの音声を出力するステップでは、前記親機と前記子機とのうちの前記第2のユーザ操作を受け付けた装置が、前記第2のユーザ操作に従って前記音声メッセージの出力を開始するとともに前記発信元からの音声を出力し、
前記区別を報知するステップでは、前記親機と前記子機とのうちの何れかの装置が前記第2のユーザ操作を受け付けると、前記親機と前記子機とのうちの前記第2のユーザ操作を受け付けた装置で少なくとも前記第1のユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を報知し、
前記報知方法は、前記親機と前記子機とのうちの前記第2のユーザ操作を受け付けた装置以外の装置が前記区別の報知を終了するステップをさらに備える、報知方法。 - 電話機に搭載されたコンピュータに報知処理を実行させる報知プログラムであって、
前記報知プログラムは、
発信元からの着信があると、前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かを判断するステップと、
前記発信元の番号が前記電話機に予め登録されている番号であるか否かの区別の、前記電話機に搭載された出力部での報知を、前記電話機に開始させるステップと、
着信の後に電話回線を捕捉して発信元に対して予め登録された音声メッセージの前記電話機からの出力を開始するとともに前記発信元からの音声を前記電話機から出力させるステップと、
前記音声メッセージの出力の開始の後に前記発信元との通話の開始を指示する第1のユーザ操作を受け付けると、前記音声メッセージの出力を終了するステップと、
前記音声メッセージの出力の開始の後に前記第1のユーザ操作を受け付けると、少なくとも前記第1のユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を報知するステップとを、前記コンピュータに実行させ、
前記電話機は、親機と子機とを含み、
前記報知プログラムは、前記親機と前記子機とのうちの何れかの装置が前記音声メッセージの出力の開始を指示する第2のユーザ操作を受け付けるステップを、前記コンピュータにさらに実行させ、
前記音声メッセージの出力を開始するとともに前記発信元からの音声を出力するステップでは、前記親機と前記子機とのうちの前記第2のユーザ操作を受け付けた装置が、前記第2のユーザ操作に従って前記音声メッセージの出力を開始するとともに前記発信元からの音声を出力し、
前記区別を報知するステップでは、前記親機と前記子機とのうちの何れかの装置が前記第2のユーザ操作を受け付けると、前記親機と前記子機とのうちの前記第2のユーザ操作を受け付けた装置で少なくとも前記第1のユーザ操作を受け付けるよりも後まで継続して前記区別を報知し、
前記報知プログラムは、前記親機と前記子機とのうちの前記第2のユーザ操作を受け付けた装置以外の装置が前記区別の報知を終了するステップを、前記コンピュータにさらに実行させる、報知プログラム。
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