JP2016111345A - 現像処理方法、コンピュータ記憶媒体及び現像処理装置 - Google Patents

現像処理方法、コンピュータ記憶媒体及び現像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像処理の面内均一性を確保しつつ、現像処理のスループットを向上させる。
【解決手段】現像処理方法であって、ウェハの中心部に、純水で希釈した希釈現像液の液溜りを形成し(時間t)、その後、ウェハを第1の回転速度まで加速して前記希釈現像液の液溜りをウェハの全面に拡散させ、当該ウェハ表面に前記希釈現像液の液膜を形成する(時間t)。その後、ウェハと平行な接液面を有する現像液供給ノズルと当該ウェハとの間に所定の間隔の隙間を確保した状態で、前記現像液供給ノズルからウェハの中心部に現像液を供給して、ウェハと当該現像液供給ノズルの接液面との間に現像液の液溜りを形成する(時間t)。現像液供給ノズルから現像液の供給を継続しながら、ウェハを回転させると共に、前記現像液供給ノズルをウェハの中心部からウェハの外周部に移動させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、レジスト膜が形成された基板を現像処理して基板に所定のパターンを形成する現像処理方法、コンピュータ記憶媒体及び現像処理装置に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、例えば基板としての半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、当該レジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる加熱処理(ポストエクスポージャーベーキング)、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。
ところで、現像処理の方式としては、ウェハの直径と同程度の長さを有する長手ノズルから現像液を供給しながら、当該ノズルをウェハの一端部から他端部に向けて平行に移動させる方式(特許文献1)や、高速で回転させたウェハ上に現像液を供給して拡散させる方式(特許文献2)などが知られている。
特許第3614769号公報 特許第4893799号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような長手ノズルにより現像処理を行う場合、ウェハの一端部と他端部では現像液に接触する時間に差が生じる。また、特許文献2に示されるように、回転するウェハの中心に現像液を供給した場合も、ウェハの中心部とウェハの外周部とで現像液に接触する時間に差が生じる。その結果、ウェハ面内で現像処理後のレジストパターンの線幅にばらつきが生じるが、近年の半導体デバイスの高集積化によるレジストパターンの微細化に伴い、現像時間の差に起因する線幅のばらつきが許容できなくなってきている。
そこで、ウェハ面内を均一に現像処理するために、基板と例えば平行な接液面を有する現像液供給ノズル(以下、当該現像液供給ノズルを「PADノズル」ということがある)を用いた手法が検討されている。具体的には、先ず、静止した基板上に、現像液供給ノズルの接液面とウェハとの間に所定の間隔の隙間を確保した状態で現像液を供給し、現像液供給ノズルとウェハとの間に現像液の液膜を形成する。この際、現像液供給ノズルは基板の中心部に位置させている。次いで、ウェハを30rpm程度の低速で回転させると共に、現像液供給ノズルからの現像液の供給を継続したまま、換言すれば、現像液供給ノズル300と基板との間に現像の液膜を維持したまま、図25に示すように、現像液供給ノズル300をウェハWの外周部まで移動させる。これにより、ウェハWの全面に現像液Qを供給してウェハ面内で均一な現像処理を実現できる。
ところで、ウェハ処理のスループット向上という観点からは、現像時間は極力短いほうがよい。しかしながら本発明者らによれば、PADノズルを用いた現像処理において現像時間を短くすると、レジストパターンの線幅が所望の値とならない箇所が、例えば図26に示すように、ウェハ面内で螺旋状に発生することが確認された。図26は、ウェハ面内におけるレジストパターンの線幅をショット毎に複数点計測し、各ショット内での線幅のばらつきの度合いを色の濃淡で表したものである。なお、図26は現像時間を例えば30秒とした場合のものである。しかし、現像時間を60秒とした場合は、図27に示すように、螺旋状の傾向はほとんど見られず、ウェハ面内の線幅は概ね均一なものとなることが確認されている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、現像処理の面内均一性を確保しつつ、現像処理のスループットを向上させることを目的としている。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理方法であって、基板の中心部に、純水で希釈した希釈現像液の液溜りを形成する液溜り形成工程と、その後、基板の回転を加速して前記希釈現像液の液溜りを基板の全面に拡散させ、当該基板表面に前記希釈現像液の液膜を形成する液膜形成工程と、その後、接液面を有する現像液供給ノズルと前記基板との間に所定の間隔の隙間を確保した状態で、前記現像液供給ノズルから現像液を供給して、前記基板と当該現像液供給ノズルの接液面との間に現像液の液溜りを形成しつつ、基板中心を通る径方向に当該現像液供給ノズルを移動させて、基板上に現像液を供給する現像液供給工程と、を有することを特徴としている。
本発明者らは、現像時間を短縮した際に螺旋状に生じる線幅のばらつきの原因について鋭意調査した。その結果、図26のような螺旋形状は、現像の初期段階に生じる溶解生成物が原因であることがわかった。なお、現像時間を上述のように60秒程度とした場合に螺旋状の傾向が生じないのは、現像時間が十分に長く確保されることで、溶解生成物の影響が相対的に小さくなるからだと考えられる。
本発明はこのような知見に基づくものであり、本発明によれば、先ず、希釈現像液の液溜りを基板の中心部に形成し、次いで基板を回転させて希釈現像液の液溜りを基板の全面に拡散させて、基板表面に希釈現像液の液面を形成する。この際、基板上には希釈現像液により溶解生成物が発生するが、基板を回転させることで、希釈現像液と共に溶解生成物が基板上から排出される。次いで、接液面を有する現像液供給ノズルと基板との間に液膜を形成し、現像液供給ノズルからの現像液の供給を継続しながら、基板を回転させると共に、現像液供給ノズルを移動させて基板上に現像液を供給する。このとき、希釈現像液により溶解生成物が既に除去されているので、溶解生成物の影響を受けることなく現像処理が行われる。その結果、現像時間を従来よりも短縮した場合であっても現像処理を面内均一に行うことができる。したがって本発明によれば、現像処理の面内均一性を確保しつつ、現像処理のスループットを向上させることができる。
前記現像液供給工程における前記現像液供給ノズルの移動の開始地点は、前記基板の中心部であり、前記現像液供給ノズルの移動の終了地点は、前記基板の外周部であってもよい。
前記現像液供給工程における前記現像液供給ノズルの移動の開始地点は、前記基板の外周部であり、前記現像液供給ノズルの移動の終了地点は、前記基板の中心部であってもよい。
前記液溜り形成工程における希釈現像液の液溜りの形成は、静止した基板の中心部に純水を供給して純水の液溜りを形成し、次いで、前記純水の液溜り上に現像液を供給することにより行われてもよい。
前記液溜り形成工程における希釈現像液の液溜りの形成は、静止した基板の中心部に、予め純水で希釈した希釈現像液を供給することにより行われてもよい。
前記現像液供給工程における前記現像液供給ノズルの移動は、前記現像液供給ノズルの下面を、前記基板の回転方向と逆方向に自転させながら行われてもよい。
前記液膜形成工程は、基板を第1の回転速度まで加速して前記希釈現像液の液溜りを基板の全面に拡散させ、前記現像液供給工程は、基板を第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転させながら、前記現像液供給ノズルを基板の中心部から基板の外周部に移動させてもよい。
前記第1の回転速度は、1500rpm〜2000rpmであり、前記第2の回転速度は、15rpm〜30rpmであってもよい。
前記液膜形成工程において、静止した基板を第1の回転速度よりも遅い第3の回転速度まで加速し、その後、基板の回転速度を第3の回転速度よりも遅い第4の回転速度まで減速し、その後、基板を第1の回転速度まで加速してもよい。
前記第3の回転速度は、200rpm〜400rpmであってもよい。
別な観点による本発明によれば、前記現像処理方法を現像処理装置によって実行させるように、当該現像処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
また、別な観点による本発明は、基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、基板の裏面を保持し、当該保持した基板を鉛直軸を中心に回転させる基板保持部と、接液面を有し、当該接液面に現像液を供給する供給孔が形成された現像液供給ノズルと、前記現像液供給ノズルを移動させる移動機構と、基板上に純水を供給する純水供給ノズルと、前記純水供給ノズルを移動させる他の移動機構と、を有することを特徴としている。
さらに、別な観点による本発明は、基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、基板の裏面を保持し、当該保持した基板を鉛直軸を中心に回転させる基板保持部と、接液面を有し、当該接液面に現像液を供給する供給孔が形成された現像液供給ノズルと、前記現像液供給ノズルを移動させる移動機構と、基板上に希釈現像液を供給する希釈現像液供給ノズルと、前記希釈現像液供給ノズルを移動させる他の移動機構と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、現像処理の面内均一性を確保しつつ、現像処理のスループットを向上させることができる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す側面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す側面図である。 現像処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 現像処理装置の構成の概略を示す横断面図である。 現像液供給ノズルの構成の概略を示す斜視図である。 ウェハ処理の主な工程を説明したフローチャートである。 現像処理工程におけるウェハの回転速度と各機器の動作を示すタイムチャートである。 ウェハ上に純水の液溜りを形成した状態を示す縦断面の説明図である。 純水の液溜り上に希釈用の現像液を供給した状態を示す縦断面の説明図である。 ウェハを回転させて、希釈現像液をウェハWの外周方向に拡散させた状態を示す縦断面の説明図である。 ウェハ中心部の上方に、現像液供給ノズルを移動させた状態を示す縦断面の説明図である。 現像液供給ノズルの下端面とウェハとの間に現像液の液膜を形成した状態を示す縦断面の説明図である。 現像液を供給しながら現像液供給ノズルをウェハの外周方向に移動させた状態を示す縦断面の説明図である。 現像液を供給しながら現像液供給ノズルをウェハの外周方向に移動させた状態を示す平面の説明図である。 本実施の形態にかかる現像処理方法を用いて現像処理を行ったレジストパターンの線幅のばらつきを示す説明図である。 レジスト膜上に直接希釈現像液を供給した状態を示す縦断面の説明図である。 現像液供給ノズルを用いて希釈用の現像液を供給する様子を示す縦断面の説明図である。 現像液供給ノズルを用いて希釈現像液の液溜りを形成する様子を示す縦断面の説明図である。 現像液供給ノズルを用いて希釈現像液を供給する様子を示す縦断面の説明図である。 他の実施の形態にかかる現像液供給ノズルの構成の概略を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる現像液供給ノズルの構成の概略を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる現像液供給ノズルの構成の概略を示す説明図である。 現像液を供給しながら現像液供給ノズルをウェハの中心部に向けて移動させる様子を示す縦断面の説明図である。 PADノズルを用いた現像処理方法の一例を示す平面の説明図である。 レジストパターンの線幅のばらつきを示す説明図である。 レジストパターンの線幅のばらつきを示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる現像処理方法を実施する現像処理装置を備えた基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、各々基板処理システム1の内部構成の概略を模式的に示す、正面図と背面図である。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置32、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つ並べて配置されている。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
これら下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33では、例えばウェハW上に所定の塗布液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に塗布液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、塗布液をウェハWの表面に拡散させる。なお、現像処理装置30の構成については後述する。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱及び冷却といった熱処理を行う複数の熱処理装置40〜43が設けられている。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置100が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置110と受け渡し装置111が設けられている。ウェハ搬送装置110は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置110は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置111及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、上述した現像処理装置30の構成について説明する。現像処理装置30は、図4に示すように内部を密閉可能な処理容器130を有している。処理容器130の側面には、ウェハWの搬入出口(図示せず)が形成されている。
処理容器130内には、ウェハWを保持して回転させる基板保持部としてのスピンチャック140が設けられている。スピンチャック140は、例えばモータなどのチャック駆動部141により所定の速度に回転できる。また、チャック駆動部141には、例えばシリンダなどの昇降駆動機構が設けられており、スピンチャック140は昇降自在になっている。
スピンチャック140の周囲には、ウェハWから飛散又は落下する液体を受け止め、回収するカップ142が設けられている。カップ142の下面には、回収した液体を排出する排出管143と、カップ142内の雰囲気を排気する排気管144が接続されている。
図5に示すようにカップ142のX方向負方向(図5の下方向)側には、Y方向(図5の左右方向)に沿って延伸するレール150が形成されている。レール150は、例えばカップ142のY方向負方向(図5の左方向)側の外方からY方向正方向(図5の右方向)側の外方まで形成されている。レール150には、例えば3本のアーム151、152、153が取り付けられている。
第1のアーム151には、純水を供給する純水供給ノズル154が支持されている。第1のアーム151は、図5に示すノズル駆動部155により、レール150上を移動自在である。これにより、純水供給ノズル154は、カップ142のY方向正方向側の外方に設置された待機部156からカップ142内のウェハWの中心部上方を通って、カップ142のY方向負方向側の外側に設けられた待機部157まで移動できる。
第2のアーム152には、後述する第1の液溜り形成工程において、希釈用の現像液を供給する希釈用現像液供給ノズル158が支持されている。第2のアーム152は、図5に示すノズル駆動部159によってレール150上を移動自在となっている。これにより、希釈用現像液供給ノズル158は、カップ142のY方向正方向側の外側に設けられた待機部160から、カップ142内のウェハWの中心部上方まで移動できる。待機部160は、待機部156のY方向正方向側に設けられている。希釈用の現像液としては、例えば2.38%濃度のTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)が用いられる。
第3のアーム153には、現像液を供給する現像液供給ノズル161が、回転駆動機構162を介して支持されている。現像液供給ノズル161は、例えば図6に示すように、全体として円筒形状を有しており、その下端面161aはウェハWと例えば平行になっている。この下端面161aが、現像液と接触する接液面として機能する。下端面161aは必ずしもウェハWと平行になっている必要はなく、後述する現像液の液溜り形成工程において、現像液供給ノズル161の下端面161aとウェハWとの間に現像液の液膜を形成できる形状であれば、例えば下に凸する緩やかな球面形状や傾斜面を有していてもよい。また、現像液供給ノズル161の下端面161aの例えば中心部には、現像液を供給する供給孔161bが形成されている。現像液供給ノズル161の直径Lは、ウェハWの直径よりも小さく構成されている。現像液供給ノズル161から供給される現像液も、希釈用現像液供給ノズル158から供給される現像液と同様に、2.38%濃度のTMAHが用いられる。なお、本実施の形態では、ウェハWの直径は例えば300mmであり、現像液供給ノズル161の直径Lは例えば50mmである。また、現像液供給ノズル161は、耐薬品性を有する、例えばPTFEなどの材質により構成されている。
回転駆動機構162は、現像液供給ノズル161の上面を支持しており、当該現像液供給ノズル161を、鉛直軸を中心として回転させることができる。
第3のアーム153は、図5に示す移動機構としてのノズル駆動部163によってレール150上を移動自在となっている。これにより、現像液供給ノズル161は、カップ142のY方向負方向側の外側に設けられた待機部164から、カップ142内のウェハWの中心部上方まで移動できる。待機部164は、待機部157のY方向負方向側に設けられている。また、ノズル駆動部163によって、第3のアーム153は昇降自在であり、現像液供給ノズル161の高さを調節できる。
他の液処理装置である下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の構成は、ノズルの形状、本数や、ノズルから供給される液が異なる点以外は、上述した現像処理装置30の構成と同様であるので説明を省略する。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部200が設けられている。制御部200は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1における後述の剥離処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部200にインストールされたものであってもよい。
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。図7は、かかるウェハ処理の主な工程の例を示すフローチャートである。また、図8は、現像処理装置30で行われる現像処理でのウェハWの回転速度や各機器の動作を示すタイムチャートである。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次処理ステーション11の受け渡し装置53に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される(図7の工程S1)。その後ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置41に搬送され、加熱処理が行われる。
その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第2のブロックG2の熱処理装置42に搬送され、温度調節処理される。その後、ウェハWはウェハ搬送装置70によって第1のブロックG1のレジスト塗布装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される(図7の工程S2)。その後ウェハWは、熱処理装置43に搬送され、プリベーク処理される。
次にウェハWは、第1のブロックG1の上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される(図7の工程S3)。その後、ウェハWは第2のブロックG2の熱処理装置43に搬送され、加熱処理が行われる。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって第3のブロックG3の受け渡し装置56に搬送される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置100によって受け渡し装置52に搬送され、シャトル搬送装置80によって第4のブロックG4の受け渡し装置62に搬送される。その後、ウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置110によって露光装置12に搬送され、所定のパターンで露光処理される(図7の工程S4)。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。これにより、レジスト膜の露光部において発生した酸により脱保護反応させる。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像処理装置30に搬送され、現像処理が行われる(図7の工程S5)。
現像処理においては、図9に示すように、先ず純水供給ノズル154により、レジスト膜Rが形成されたウェハWの中心部に所定量の純水Pを供給する(図8の時間t〜t)。この際、純水PはウェハWが静止した状態で供給される。これにより、ウェハWの中心部に純水Pの液溜りが形成される(図7の工程T1)。なお、工程T1においては必ずしもウェハWを静止させている必要はなく、ウェハWの中心部に純水Pの液溜りが形成される程度の低速回転であれば、ウェハWを回転させた状態で純水Pを供給してもよい。
次に、純水Pの供給を停止すると共に、図10に示すように、希釈用現像液供給ノズル158をウェハWの中心部上方に移動させ、純水Pの液溜り上に所定量の希釈用の現像液Qを供給する(図8の時間t)。これにより、ウェハW上の純水Pにより現像液Qが希釈され、ウェハW上に希釈現像液Mの液溜りが形成される(液溜り形成工程。図7の工程T2)。この際、レジスト膜Rと希釈現像液Mが接触することでレジスト膜Rの現像が僅かに進行して溶解生成物Uが発生する。この溶解生成物Uは希釈現像液Mの流れに伴い、液溜りの外周方向に滞留する。なお、純水Pの供給量と現像液Qの供給量との比率、換言すれば、希釈現像液Mの濃度は、例えばTMAHの濃度が概ね2.38%より低くなるように設定される。
次に、希釈用現像液供給ノズル158からの現像液の供給を継続しながら、スピンチャック140により基板を第1の回転速度まで加速させる(図8の時間t〜t)。これにより図11に示すように、希釈現像液Mが、ウェハWの中心から外周方向に向かって拡散する。その結果、ウェハWの全面に希釈現像液Mの液膜が形成される(液膜形成工程。図7の工程T3)。なお、第1の回転速度としては、希釈現像液MがウェハWの外周に向かって拡散し、ウェハWの外部に排出される速度であればよく、例えば1500prm〜2000rpmが好ましく、本実施の形態では、1500rpmである。また、ウェハWを加速させる際の加速度は、例えば3000rpm/秒である。
ウェハW上に希釈現像液Mの液膜が形成されると、ウェハWの全面でレジスト膜Rの現像が僅かに進行して溶解生成物Uが発生するが、比較的高速な第1の回転速度で希釈現像液Mを拡散させることで、溶解生成物UはウェハWの外周部から希釈現像液Mと共に排出される。なお、図8では、ウェハWを第1の回転速度に加速する過程で、例えば400rpmに到達した後に一旦回転速度を200rpmまで減速しているが、このように減速を行うことで、ウェハW上の希釈現像液Mに遠心力の他にウェハWの周方向への慣性力が作用し、希釈現像液Mをより均一に拡散させることができる。なお、ウェハWを第1の回転速度に加速する際に、図8に示すような減速は必ずしも行う必要はない。
ウェハWの回転速度が第1の回転速度に到達した後は、例えば0.5秒間第1の回転速度で回転を維持した後に、ウェハWの回転速度を減速させてウェハWを停止させる。この際、ウェハWを減速させる際の加速度も3000rpm/秒である(図8の時間t〜t)。なお、時間t〜tの間も希釈用現像液供給ノズル158からの現像液の供給は継続している。
次に、ウェハWを停止させたと同時に希釈用現像液供給ノズル158からの現像液Qの供給を停止し、希釈用現像液供給ノズル158をウェハW上から退避させると共に、図12に示すように、現像液供給ノズル161をウェハW中心部の上方に移動させる。この際、現像液供給ノズル161の下端面161aとウェハWの上面とのには所定の間隔の隙間が形成されており、この隙間の距離は概ね0.5mm〜2mmである。
次に、現像液供給ノズル161から現像液Qを供給して、図13に示すように、現像液供給ノズル161の下端面161aとウェハWとの間に現像液Qの液溜りを形成する(現像液の液溜り形成工程。図7の工程T4)。それと同時に、回転駆動機構162により現像液供給ノズル161を回転させながら、図14に示すようにウェハWの中心部からウェハWの外周部へ向けて移動を開始する。このとき希釈用の現像液供給ノズル161は、ウェハWの中心を通るように移動する。なお、この際の現像液供給ノズル161の回転速度は、好ましくは50rpm〜200rpmであり、本実施の形態では130rpmである。現像液供給ノズル161のウェハW外周部へ向けた移動速度は好ましくは10mm/s〜100mm/sであり、本実施の形態では、15mm/sである。また、現像液供給ノズル161の回転方向は、ウェハWの回転方向とは逆方向に設定されている。こうすることで、ウェハW上で現像液Qを撹拌して、より面内均一な現像処理を行うことができる。
また、現像液供給ノズル161からの現像液Qの供給開始と同時に、ウェハWを第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度に加速させる(図8の時間t〜t)。第2の回転速度としては、例えば15prm〜30rpm程度が好ましく、本実施の形態では、30rpmである。また、ウェハWを加速させる際の加速度は、例えば3000rpm/秒である。これにより、図15に示すように、ウェハWの中心部から外周方向に向かって、徐々に現像液Qが供給される。
現像液供給ノズル161がウェハWの外周部の近傍に近づいたら、次いで、ウェハWの回転速度を第2の回転速度よりもさらに減速させて、例えば15rpmにする(図8の時間t)。この際の加速度は、例えば100rpm/秒である。このように、現像液供給ノズル161がウェハWの外周部近傍に到達してからウェハWの回転速度を落とすことで、遠心力により現像液QがウェハWの外部にこぼれることを防止できる。そして、ウェハWの回転速度を15rpmに維持したまま現像液供給ノズル161をウェハWの外周端部まで移動させて、ウェハWの全面に現像液を供給する(現像液供給工程。図7の工程T5)。この際、工程T3においてウェハW上に希釈現像液の液膜が形成されることで、溶解生成物UがウェハW上から排出されているので、ウェハW上に現像液Q供給されても、溶解生成物Uの発生量は極わずかな量に抑えられる。その結果、溶解生成物Uの影響をうけることなく、ウェハW上のレジスト膜Rの現像処理が行われる。
その後、現像液供給ノズル161がウェハWの外周端部に到達したら、現像液供給ノズル161からの現像液Qの供給及び現像液供給ノズル161の回転を停止して(図8の時間t)、現像液供給ノズル161をウェハW上から退避させる。現像液Qの供給停止後も、ウェハW上の現像液Qを均一にするため、しばらくの間ウェハWの回転を維持してもよい。
その後、現像処理が終了すると、ウェハWの回転速度を減速させてウェハWを停止させる。次いで、ウェハW上に例えば純水供給ノズル154から純水を供給して、ウェハWのリンス処理が行われる(図7の工程T6)。これにより、現像液Qと共に溶解したレジストが洗い流されて、一連の現像処理が終了する。
現像処理の終了後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置42に搬送され、ポストベーク処理される(図7の工程S6)。次いで、ウェハWは、熱処理装置43により温度調整される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70、ウェハ搬送装置23を介して所定のカセット載置板21のカセットCに搬送され、一連のフォトリソグラフィー工程が完了する。
以上の実施の形態によれば、先ず、希釈現像液Mの液溜りをウェハWの中心部に形成し、次いでウェハWを第1の回転速度まで加速して希釈現像液Mの液溜りをウェハWの全面に拡散させ、ウェハWの表面に希釈現像液Mの液面を形成する(工程T3)。この際、ウェハW上には希釈現像液Mにより溶解生成物Uが発生するが、ウェハWを第1の回転速度まで加速することで、希釈現像液Mと共に溶解生成物UがウェハW上から排出される。そして、ウェハWと例えば平行な下端面161a(接液面)を有する現像液供給ノズル161とウェハWとの間に現像液Qの液膜を形成し、現像液供給ノズル161からの現像液の供給を継続しながらウェハWを回転させると共に、現像液供給ノズル161をウェハWの中心部からウェハWの外周部に移動させて、ウェハWの全面に現像液Qを塗布する。このとき、工程T3において、希釈現像液Mにより溶解生成物Uが既に除去されているので、溶解生成物Uの影響を受けることなくレジスト膜Rの現像処理が行われる。その結果、図16に示すように、現像時間を従来よりも短縮した場合であっても現像処理を面内均一に行うことができる。図16は、本実施の形態の現像処理方法を用いて30秒間現像処理を行った場合のウェハWの面内におけるレジストパターンの線幅のばらつき度合いをショット毎に色の濃淡で表したものである。図16では、現像時間を60秒とした既述の図26と概ね同程度に線幅のばらつきが抑えられていることが確認できる。したがって本発明によれば、現像処理の面内均一性を確保しつつ、現像処理のスループットを向上させることができる。
また、現像液供給ノズル161を、ウェハWの回転方向と反対向きに自転させながらウェハWの外周部に向けて移動させるので、ウェハW上で現像液Qを撹拌して、より面内均一な現像処理を行うことができる。なお、現像液供給ノズル161の自転は必ずしも行う必要はなく、本発明者らによれば、自転を行わない場合であっても、所望の現像精度を実現できることが確認されている。
また、近年採用されている液浸露光用のレジストは、現像液との接触角が大きく、現像液をレジスト膜上に均一に塗布することが容易ではないが、本実施の形態のように、先ず希釈現像液Mの液溜りを高速回転によりウェハW上の全面に拡散させ、ウェハWをプリウェット処理することで、レジスト膜Rと現像液Qとの接触角を低減させる(レジスト膜に対する現像液の濡れ性が向上する)効果も期待できる。その結果、ウェハWの面内に均一に現像液を供給することが可能となり、ウェハ面内の現像処理の均一性をさらに向上させることができる。また、レジスト膜Rと現像液Qとの接触角が小さくなることにより、現像液Qの供給量を少なくすることが可能となる。なお、本発明者らによれば、例えば300mmのウェハWを現像するために従来は80cc程度必要であった現像液Qが、本実施の形態の現像方法を用いることで、43cc程度まで低減できることが確認されている。
また、ウェハWをプリウェット処理する際に、純水で希釈した希釈現像液Mを用いているので、希釈現像液Mが落下する位置、本実施の形態ではウェハWの中心部だけ現像が進んでしまうこともない。したがって、この点からも、ウェハW面内を均一に現像処理することができる。
なお、以上の実施の形態では、工程T2で希釈現像液Mの液溜りを形成するにあたり、純水Pの液溜り上に希釈用の現像液Qを供給したが、希釈現像液Mの液溜りの形成方法は本実施の形態の内容に限定されない。例えば希釈用現像液供給ノズル158に、予め純水で希釈した希釈現像液Mを供給するようにして、例えば図17に示すように、レジスト膜R状に希釈現像液Mを直接供給して、当該希釈現像液Mの液溜りを形成するようにしてもよい。そうすることで、純水Pの液溜りを形成する工程T1が省略できるので、現像処理のスループットをさらに向上させることができる。かかる場合、希釈用現像液供給ノズル158は、希釈現像液供給ノズルとして機能する。
また、以上の実施の形態では、工程T3で希釈現像液Mの液膜を形成するにあたり、希釈用現像液供給ノズル158から現像液Qを供給したが、希釈現像液Mの液膜を形成する際の現像液Qの供給を、現像液供給ノズル161により行ってもよい。かかる場合、例えば図18に示すように、純水Pの液溜りに現像液供給ノズル161を接液させて、その状態で希釈用の現像液Qを供給する。それにより、純水Pと現像液Qが希釈されて、工程T3においてウェハWを第1の回転速度で回転させることで、ウェハW上に希釈現像液Mの液膜が形成される。
また、現像液供給ノズル161により希釈現像液Mの液膜を形成するにあたっては、現像液供給ノズル161から希釈現像液Mを供給できるようにしておき、図19に示すように、ウェハWと現像液供給ノズル161との間に直接希釈現像液Mの液溜りを形成してもよい。かかる場合も、工程T3においてウェハWを第1の回転速度で回転させることで、ウェハW上に希釈現像液Mの液膜が形成される。
なお、現像液供給ノズル161から現像液Q及び希釈現像液Mの双方を供給する場合、現像液供給ノズル161には、図20に示すように、現像液Qを供給する現像液管250と、希釈現像液管251が接続される。なお、現像液供給ノズル161に回転駆動機構162を設けない場合は、図21に示すように、現像液管250と、希釈現像液管251を現像液供給ノズル161の内部で合流させてもよい。かかる場合、図20、図21に示す現像液供給ノズル161は希釈現像液供給ノズルとしても機能する。換言すれば、現像液供給ノズル161と希釈現像液供給ノズルとは、供給孔161bを共有している。
また、以上の実施の形態では、現像液供給ノズル161の中心部にのみ供給孔161bが形成されていたが、例えば図22に示すように、現像液供給ノズル161の下端面161aに複数の供給孔161bを形成してもよい。複数の供給孔161bを形成することで、下端面161aに均一に現像液Qまたは希釈現像液Mを供給することができる。
また、以上の実施の形態では、純水供給ノズル154、希釈用現像液供給ノズル158、現像液供給ノズル161をそれぞれ異なるアーム151、152、153により支持していたが、純水供給ノズル154、希釈用現像液供給ノズル158及び現像液供給ノズル161を任意の一つのアームにより支持してもよい。かかる場合、例えば図23に示すように、現像液供給ノズル161に純水Pを供給する純水管252を連通して設けてもよい。
なお、以上の実施の形態では、工程T4において、ウェハW中心部に位置させた現像液供給ノズル161から現像液Qを供給し、ウェハWの中心部に液溜りを形成した後、現像液Qを供給しながら現像液供給ノズル161をウェハWの中心部から外周端部まで移動させることでウェハWの全面に現像液Qを供給したが、ウェハWの全面に現像液Qを供給する方法は本実施の形態の内容に限定されない。例えば工程T4において、図24に示すように、現像液供給ノズル161によりウェハWの外周端部に現像液Qの液溜りを形成し、その後、現像液Qを供給しながら現像液供給ノズル161をウェハWの中心部まで移動させることで、ウェハWの全面に現像液Qを供給してもよい。かかる場合においても、工程T3において希釈現像液Mと共に溶解生成物UをウェハW上から排出しておくことで、溶解生成物Uの影響を受けることなくレジスト膜Rの現像処理を行うことができる。
なお、本発明者らによれば、工程T4において図24に示すように現像液供給ノズル161をウェハWの外周端部から中心部に向けて移動させることで、現像処理の面内均一性がさらに向上することが確認されている。これは、以下のような理由によるものと推察される。即ち、工程T3においてウェハWの中心部に希釈現像液Mを供給するため、ウェハWの中心部と外周部との間で希釈現像液Mに接触する時間にわずかな差が生じる。そして、この希釈現像液Mによってもわずかに現像は進行するので、ウェハWの中心部と比較して、ウェハWの外周部の線幅が若干太くなる傾向がみられる。その一方で、図24に示すように、ウェハWの外周端部に現像液Qの液溜りを形成した後、現像液供給ノズル161をウェハWの中心部に向けて移動させることで、工程T3において生じた希釈現像液Mとの接触時間の差が相対的に緩和される。これにより、現像処理の面内均一性がさらに向上するものと推察される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、基板上のレジスト膜を現像処理する際に有用である。
1 基板処理システム
30 現像処理装置
31 下部反射防止膜形成装置
32 レジスト塗布装置
33 上部反射防止膜形成装置
40 熱処理装置
154 純水供給ノズル
158 希釈用現像液供給ノズル
161 現像液供給ノズル
200 制御部
P 純水
Q 現像液
R レジスト膜
W ウェハ

Claims (14)

  1. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理方法であって、
    基板の中心部に、純水で希釈した希釈現像液の液溜りを形成する液溜り形成工程と、
    その後、基板の回転を加速して前記希釈現像液の液溜りを基板の全面に拡散させ、当該基板表面に前記希釈現像液の液膜を形成する液膜形成工程と、
    その後、接液面を有する現像液供給ノズルと前記基板との間に所定の間隔の隙間を確保した状態で、前記現像液供給ノズルから現像液を供給して、前記基板と当該現像液供給ノズルの接液面との間に現像液の液溜りを形成しつつ、基板中心を通る径方向に当該現像液供給ノズルを移動させて、基板上に現像液を供給する現像液供給工程と、を有することを特徴とする、現像処理方法。
  2. 前記現像液供給工程における前記現像液供給ノズルの移動の開始地点は、前記基板の中心部であり、前記現像液供給ノズルの移動の終了地点は、前記基板の外周部であることを特徴とする、請求項1に記載の現像処理方法。
  3. 前記現像液供給工程における前記現像液供給ノズルの移動の開始地点は、前記基板の外周部であり、前記現像液供給ノズルの移動の終了地点は、前記基板の中心部であることを特徴とする、請求項1に記載の現像処理方法。
  4. 前記液溜り形成工程における希釈現像液の液溜りの形成は、
    静止した基板の中心部に純水を供給して純水の液溜りを形成し、
    次いで、前記純水の液溜り上に現像液を供給することにより行われることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像処理方法。
  5. 前記液溜り形成工程における希釈現像液の液溜りの形成は、
    静止した基板の中心部に、予め純水で希釈した希釈現像液を供給することにより行われることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像処理方法。
  6. 前記現像液供給工程における前記現像液供給ノズルの移動は、前記現像液供給ノズルの下面を、前記基板の回転方向と逆方向に自転させながら行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像処理方法。
  7. 前記液膜形成工程は、基板を第1の回転速度まで加速して前記希釈現像液の液溜りを基板の全面に拡散させ、
    前記現像液供給工程は、基板を第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で回転させながら、前記現像液供給ノズルを基板の中心部から基板の外周部に移動させることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の現像処理方法。
  8. 前記第1の回転速度は、1500rpm〜2000rpmであり、
    前記第2の回転速度は、15rpm〜30rpmであることを特徴とする、請求項7に記載の現像処理方法。
  9. 前記液膜形成工程において、静止した基板を第1の回転速度よりも遅い第3の回転速度まで加速し、
    その後、基板の回転速度を第3の回転速度よりも遅い第4の回転速度まで減速し、
    その後、基板を第1の回転速度まで加速することを特徴とする、請求項7または8のいずれか一項に記載の現像処理方法。
  10. 前記第3の回転速度は、200rpm〜400rpmであることを特徴とする、請求項9に記載の現像処理方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の現像処理方法を現像処理装置によって実行させるように、当該現像処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
  12. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、
    基板の裏面を保持し、当該保持した基板を鉛直軸を中心に回転させる基板保持部と、
    接液面を有し、当該接液面に現像液を供給する供給孔が形成された現像液供給ノズルと、
    前記現像液供給ノズルを移動させる移動機構と、
    基板上に純水を供給する純水供給ノズルと、
    前記純水供給ノズルを移動させる他の移動機構と、を有することを特徴とする、現像処理装置。
  13. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、
    基板の裏面を保持し、当該保持した基板を鉛直軸を中心に回転させる基板保持部と、
    接液面を有し、当該接液面に現像液を供給する供給孔が形成された現像液供給ノズルと、
    前記現像液供給ノズルを移動させる移動機構と、
    基板上に希釈現像液を供給する希釈現像液供給ノズルと、
    前記希釈現像液供給ノズルを移動させる他の移動機構と、を有することを特徴とする、現像処理装置。
  14. 前記現像液供給ノズルと、前記希釈現像液供給ノズルとは、供給孔を共有していることを特徴とする、請求項13に記載の現像処理装置。
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