JP2016089618A5 - - Google Patents

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作業機械
本発明は、作業機械に関する。
様々なタイプの作業機械が知られている。そのような機械は典型的には、土砂移動動作(例えば、溝堀り、地ならし、荷積み)や材料取り扱い(例えば、溝への塊の堆積、材料の持上げと高くされたプラットフォーム上にそれらを置くこと)に使われる。
そのような機械は典型的には、1つのタイプの機械のために特定にデザインされたサブアッセンブリの組から製造されるが、エンジン、ギアボックス、油圧ポンプ、車台のようなある種の部品は、異なる機械タイプに跨って共有されても良い。
既知の機械の例は、以下のものを含む。
旋回式掘削機は、車台に対して無制限のやり方で回転可能な上部構造を含む。上部構造は、上に列挙されたタイプの作業動作を行うために、バケットのような付属物を操作するための作業アーム装置と、ディーゼルICエンジンのような原動機と、油圧ポンプと、運転室を含む。原動機は、作業アーム装置を動作させるために加圧された流体を提供するために、また掘削機を推進するための2つの無限軌道または4つの車輪(あるいはデュアルホイール構成では8つの車輪)のどちらかを選択的に駆動するのに使われる車台中に位置する1つ以上の油圧モータに動力を提供するために、油圧ポンプを駆動する。
旋回輪が、上部構造と車台を回転可能に接続し、中央のロータリージョイント装置が、上部構造と車台の相対的位置とは無関係に、油圧流体が上部構造中のポンプから油圧モータに通され、上部構造に戻ることを可能とする。もし旋回式掘削機が推進のために軌道を使うならば、車台の反対の軌道を差動的に駆動することによって操舵が果たされる。もし旋回式掘削機が推進のために車輪を使うならば、2つまたは4つの車輪のどちらかのためにステアリング装置が使われ、車台中にこれのために別の油圧制御が要求される。
旋回式掘削機は、幅広い範囲のサイズで利用可能である。マイクロ、ミニおよびミディ掘削機は、およそ750kgからおよそ12,000kgまでの運転重量範囲に渡り、上部構造への「キングポスト」インターフェースを使うことによって上部構造に対して実質的に垂直な軸の回りを枢動することが可能である作業アーム装置を典型的に有することで有名である。一般に、ミニおよびミディ掘削機は、およそ1,200kgより上の重量を有する。およそ12,000kgを超える運転重量をもつ大型の掘削機は、しばしば「Aフレーム」掘削機と呼ばれ、垂直軸の回りで固定された作業アーム装置を典型的には有し、従って上部構造と一緒に旋回することだけができる。これは、より小さな掘削機はより狭いスペースで動作することが期待され、例えば壁のような障害物の近くでの溝掘りのために2つの互いにオフセットした軸の回りを旋回する能力は、従ってマイクロ、ミニおよびミディ掘削機にとってより望ましいものである、という事実の働きである。
作業アーム装置は一般的に、ディッパーに枢接されたブームを含む。いくつかのタイプのブームが利用可能であり、2つの枢接されたセクションを有する三重関節ブームと、単一の全体的に湾曲した構造からしばしば作られるモノブームを含んでいる。ディッパーは、ブームに枢接され、付属物、例えばバケットのためのマウントがディッパー上に設けられている。油圧シリンダーが、所望の作業動作を行うべくブームとディッパーを動かしお互いに対してマウントするために設けられている。
軌道式掘削機は、低い最大速度とそれらの金属軌道が舗装された道路に引き起こす損傷のため、相当な距離についてそれら自体の推進の下に進行することが出来ない。但し、それらの軌道は、掘削機の安定性を強化する。車輪式掘削機は、より高い速度(典型的には40kphまで)で「道路走行」が可能であり、舗装された道路表面を感知できるほどに損傷することが無い。但し、作業アームアッセンブリは必然的に、道路走行中に上部構造を前方に伸長し、それは乗り心地と前方視認性を損なうことが出来る。作業動作を行う時には、空気タイヤは軌道よりも安定性の少ないプラットフォームを提供するので、追加のスタビライザ脚が安定性のために配備されることが出来る。
原動機、油圧ポンプ、貯油槽等は上部構造中に位置するので、旋回式掘削機のあらゆるタイプの重心は比較的高い。それらの部品は、作業動作中に誘発された力へのカウンターバランスとして働くように配置することができるが、パッケージングの制約が、そのような配置を準最適とすることを強制し得て、また例えば、機械の後方に渡る視線を制限し得る。
掘削機は一般的には採掘のような動作のために使われる。しかしながら、もし荷積みのような動作を行うことが望まれれば、代替的なタイプの機械が使われなければならない。荷積み動作が可能な機械は知られており、様々なフォーマットを有する。一般に「テレスコピックハンドラー」または「テレハンドラー」と呼ばれる1つのフォーマットでは、上部構造と車台はお互いに対して固定され、2つ以上の部分的に伸縮自在なブームの形の中央作業アームが、機械の前後に伸長する。ブームは、機械の後端部に向って水平軸の回りを枢動し、付属物がブームの前端部に開放可能に搭載され、第2の区別された水平軸の回りを枢動可能である。一般に使われる付属物は、パレットフォークとショベルを含む。テレハンドラーは、一般的な荷積み動作(例えば、塊を格納パイルから建設現場の要求された場所に搬送すること)と、建物材料を高くされたプラットフォーム上に持上げることのような持上げ動作のために使われても良い。
テレハンドラーは典型的には、推進のために2つの車軸上の4つの車輪を有し、車軸の一方または両方は操舵可能で駆動されている。原動機(典型的にはディーゼルICエンジン)が、前輪と後輪の間で機械の一方のサイドにオフセットされたポッド中に位置しても良く、静油圧式または機械的トランスミッションによって車輪に接続されている。運転席は、しばしば原動機に対するブームの他方のに位置し、車輪間では比較的低い。その意図された応用に依存して、機械は、配備可能なスタビライザ脚を設けられても良い。
テレハンドラーのサブセットは、追加の重量とより大きな高さを犠牲にして、持上げを旋回動作と組み合わせるために、回転可能な上部構造上に運転席とブームを搭載する。これらの機械は、荷積みの代わりに、主に持上げのために使われるので、それらはより長いブームを収容するために従来のテレハンドラーよりも長いホイールベースを有し、操作性に影響する。更には、機械に近い地面に向けた視線は、掘削のためよりも持上げのためにはより重要ではないので、それらは従って非常に悪い。
いくつかの持上げ動作、特に重い積荷のものについては、テレハンドラーよりもクレーンを使うのがより適切である。自走クレーンは一般的に、車輪式または軌道式のベース上に設けられている。ブーム、しばしば伸縮自在なブームは、ベースに枢着される。巻上げ機、ワイヤロープまたはチェーン、および綱車が、ブームに接続され、材料を1つの場所から他の場所に動かすために使われる。クレーンのための安全規制は、しばしばテレハンドラーのための安全規制よりも厳しい。
代替的な作業動作では、作業者が高くされた作業エリアにアクセスする必要があり得て、そのような場合には、移動式昇降作業プラットフォーム(Mobile Elevated Work Platform:MEWP)が使われても良い。MEWPは一般に、作業アームがそこに接続された車輪式ベースを有する。作業アームは、作業者のためのプラットフォームを運ぶ。作業アームは、例えば、シザーリフトあるいは伸長可能または関節付ブームであっても良い。MEWPの使用は、高くされたレベルにおける作業が関与するので、再度、以前に記載された作業機械のものと比較して異なる技術的および安全性要求がMEWPに課せられている。
もっと更なる代替的な作業機械は、ダンプトラック(ダンパートラックとしても知られる)である。ダンプトラックは、しばしば材料を1つの場所から他の場所に搬送するために使われる(例えば、掘削機バケットからの多数の積荷)。ダンプトラックは、ダンプ本体または、ダンプ本体の内容物が積み下ろされることを許容するように枢動可能であるボックスベッドを有する。一般的に1つ以上の油圧シリンダー、いくつかの場合には1つのシリンダー及びレバー装置、によって稼動される傾斜メカニズムが、ダンプ本体を傾斜するのに使われる。
異なる作業応用のために上のもののような異なる機械を開発するためのコストは相当である。更には、1つのタイプの機械から別のものへ製造ラインを切り替えるためのコストと遅延も相当である。加えて、それらの機械のための大きなアッセンブリは、1つの場所で製造され、それから組み立てのための第2の場所に相当な距離をかけて出荷され得る。出荷コストは、アッセンブリの嵩張りとその形状のために高くなり得て、搬送のためのその梱包を非効率的にする。
作業機械が、与えられた使用燃料の量についての引き受けられた作業動作の量の見地から、動作においてより効率的になることが更に望ましい。これは、原動機、トランスミッション、ドライブライン、および油圧システムの燃料効率の働きであり得ると共に、オペレータが作業機械を眺めるべく不必要に頻繁に作業機械を再配置する必要があるか、動作をもっとはるかにゆっくりと行う必要があり、それにより効率性で妥協することを意味する、悪い視認性のような二次的なファクターによるものでもある。
本出願人は、静油圧式ドライブを有する機械の効率が向上できる1つのエリアが、エンジンスロットルの制御においてであることを認識した。
従来、掘削を行い車両が静止している時には、ハンドスロットルが使われる。作業機械のエンジンは、作業動作を素早くかつ十分なパワーで行うために、高圧の十分な油圧流体が油圧ポンプから油圧ラムに供給されるように、比較的高速(例えば、2000rpm)に設定される。しかし、もし作業機械が作業動作の過程で再配置されるべきであれば、ハンドスロットルはゼロまで削減されるべきであり、静油圧式ドライブに流体を供給している油圧ポンプが、もしドライブが高エンジン速度で係合していれば安全ではないかもしれないような速すぎて突然の操作に結果としてならないように、エンジン速度をより微細に制御するのにフットスロットルが使われるべきである。再配置後、エンジン速度はそれから、作業動作にために所望のエンジン速度に再設定される必要がある。これはそのような作業動作を遅延させ、従って非効率的で望ましくない。
発明の第1の側面は、地面係合構造を含んだベースアッセンブリと、地面係合構造に接続された車台と、車台に接続された上部構造と、上部構造に搭載された作業アームと、 車台を上部構造に接続するコネクターと、作業機械を、使用時に、推進するために地面係合構造を動かすための、ベースアッセンブリ中に位置する駆動装置と、を含む作業機械を提供する。
一実施形態では、駆動装置の大半は、上部構造の下方限界と一致するレベルより下に配置される。
一実施形態では、ベースアッセンブリは、駆動装置および/または地面係合構造を制御するための電子制御ユニット(ECU)を含む。
一実施形態では、ECUは、使用時に、上部構造の機能を制御するように構成されている。ECUは、フィットされるべき上部構造に依存して、上部構造の機能を変えるように容易にプログラムまたは「フラッシュ」され得る。
一実施形態では、ECUは、上部構造の油圧機能性を制御する。
一実施形態では、ECUは、作業アームの動作を制御する。
一実施形態では、ECUは、上部構造中に設けられている。そのようなECUは、上部構造の機能のいくつかまたは全てのために制御機能性をもってプログラムされても良い。上部構造中のECUは、ある種の機能を行うためにベースアッセンブリ中のECUと通信しても良い。
一実施形態では、駆動装置は、原動機とトランスミッションを含む。
一実施形態では、トランスミッションは、油圧ポンプと油圧モータを含む。
一実施形態では、熱交換器と冷却ファンが、原動機に隣接して搭載され、ファンの回転軸が作業機械の前後方向と実質的に平行であるように配置されている。
有利なことに、これは機械のパッケージングと冷却を向上する。
一実施形態では、原動機の大半は、車輪の上方限界と一致するレベルより下に配置されている。
有利なことに、視認性は、原動機とトランスミッションを車台内に収納し、原動機の大半を車輪の上方限界と一致するレベルより下に配置することによって更に向上する。従来の作業機械ではしばしば、原動機は上部構造中に収容されるが、これは作業機械のオペレータにとって視野への障害物を作り出す。原動機を作業機械上のより低い位置に動かすことは、原動機またはその一部をオペレータの視線から離れるように動かす。
一実施形態では、原動機は、前方車軸と後方車軸の間に配置されている。
有利なことに、これは作業機械のパッケージングを向上する。
一実施形態では、原動機は、作業機械の前後方向に対して横方向に搭載されている。
一実施形態では、原動機は、作業機械の前後方向と実質的に直角に搭載されている。
一実施形態では、原動機は、ピストンを含んだレシプロエンジンであり、エンジンは、ピストンが直立した向きを有するように搭載されている。
一実施形態では、作業機械は、作業機械の前後方向に伸びる軸の一方のに配置された燃料タンクを含み、原動機は、作業機械の前後方向に伸びる軸の他方のに配置されている。
一実施形態では、作業機械は、作業機械の前後方向に伸びる軸の一方のに配置された油圧流体タンクを含み、原動機は、作業機械の前後方向に伸びる軸の他方のに配置されている。
一実施形態では、コネクターは、車台に対する上部構造の回転を許容するためのロータリーコネクターである。
一実施形態では、ロータリーコネクターは、旋回輪である。
一実施形態では、上部構造は、少なくとも180°で車台に対して回転することができる。
一実施形態では、上部構造は、電気モータを使って車台に対して回転可能である。
一実施形態では、上部構造は、油圧モータを使って車台に対して回転可能である。
一実施形態では、上部構造と車台の間のロータリーコネクターは、車台に対する上部構造の位置とは独立に、電気信号および/または油圧流体が上部構造にルーティングされることを許容するように構成されたロータリージョイント装置を含む。
一実施形態では、作業アームは、垂直軸の回りを上部構造に対して枢動するために、キングポスト装置を使って上部構造に搭載されている。作業アームは、その上に搭載されたバケットのような付属物を有するディッパーアームと併せて動作される掘削機の作業アーム(ブーム)であっても良い。
概ね直立した軸の回りを上部構造に対して回転可能な作業アームを提供することは、有利なことに、作業機械の多用途性と、幅広い範囲の動作中にユーザにとっての視認性を更に向上する。例えば、機械が掘削機であり、線形の障害物、例えば壁の近くで掘削している時、運転席と上部構造と作業アームは、作業アームが機械の前方にあるが一方のサイドにオフセットされており、壁に近い溝掘りを許容し、運転席が掘削動作の視認性を向上するために掘られるべき領域に向けて回転されることができるように、お互いに対して回転されることができる。
一実施形態では、油圧ラムが、概ね直立した軸の回りで上部構造に対して作業アームを回転するのに使われる。
一実施形態では、作業アームは油圧的に作動されており、制御バルブが、作業アームへの流体フローを制御するために上部構造中に設けられている。
一実施形態では、作業アームは、概ね水平な軸の回りで上下に移動可能となるように、上部構造に回転可能に搭載されている。
一実施形態では、作業機械は、上部構造上に回転可能に搭載された、好ましくはロータリー接続によって回転可能な、オペレータの運転席を含み、上部構造は、第1の概ね直立した軸の回りで回転可能であり、オペレータの運転席は、第2の概ね直立した軸の回りで回転可能である。
有利なことに、本発明の運転席と上部構造は、制約された作業スペースにおける最適化された作業と向上された視認性のために、お互いに対して回転されることができる。例えば、作業機械が道路上で駆動される時、運転席と上部構造は、先の道路の向上した眺めをオペレータに与えるために、作業アームを作業機械の後方に配置するべく、お互いに対して回転されることができる。
一実施形態では、上部構造に対する運転席の回転軸は、車台に対する上部構造の回転軸と一致する。
一実施形態では、上部構造に対する運転席の回転軸は、車台に対する上部構造の回転軸からオフセットされている。
一実施形態では、運転席は、少なくとも180°で上部構造に対して回転することができる。
一実施形態では、運転席は、電気モータを使って上部構造に対して回転可能である。
一実施形態では、運転席は、油圧モータを使って上部構造に対して回転可能である。
一実施形態では、上部構造と運転席の間のロータリー接続は、上部構造から運転席までホースおよび/またはケーブルをルーティングする機構を含み、機構は、上部構造に対する運転席の位置を考慮に入れるためにホースおよび/またはケーブルが巻かれるかまたは巻き戻されることを許容するように構成されている。
一実施形態では、作業アームは、長さ方向において上部構造の1つの端部にあり、幅方向において上部構造に対して実質的に中心的である位置で上部構造に搭載されている。
車台は、上部構造よりも前後方向において長くても良い。運転席は、前方車軸に搭載された車輪のペアの車輪の各々の表側の間の距離の3分の1と3分の2の間の幅を有していても良い。運転席は、前方車軸に搭載された車輪のペアの車輪の各々の表側の間の距離の3分の1と2分の1の間の幅を有していても良い。上部構造は、実質的に車台の幅以下の幅を有していても良い。上部構造は、車台の長さの2分の1から4分の3に実質的に等しい長さを有していても良い。
上部構造は、その第1の角度付き外周表面を有する車体構造を含んでいても良く、角度は、水平より下で0°より大きく、水平より下で90°より小さい。
好ましくは、角度は、10°から80°、オプションで30°から60°、の範囲内である。より好ましくは、作業機械は、上部構造の中心からオフセットされた位置に運転席を有し、第1の角度付き外周表面は、運転席から離れた作業機械の一にある。
上部構造は、第1の角度付き外周表面に対して上部構造の反対に配置された第2の角度付き外周表面を含んでいても良く、第2の角度付き外周表面の角度は、水平より下で0°より大きく、水平より下で90°より小さい。
好ましくは、第1と第2の角度付き外周表面の角度は異なる。
より好ましくは、第1の角度付き外周表面の水平より下での角度は、第2の角度付き外周表面の水平より下での角度より小さい。
作業機械は、カウンターウェイトを更に含んでいても良く、カウンターウェイトは、第1および/または第2の角度付き外周表面の少なくとも一部を形成する。
一実施形態では、185cmの身長を有する運転席に着席したオペレータについての機械の右手後方コーナーに渡る視線角度が、水平より下で少なくとも30°であり、より好ましくは水平より下で少なくとも45°である。
一実施形態では、作業機械は、少なくともコンパクトテールスイング掘削機であり、好ましくは作業機械は、ゼロテールスイング掘削機である。
一実施形態では、地面係合構造は、前方車軸と、後方車軸と、前方車軸と後方車軸の各々に搭載された少なくとも2つの車輪を含む。
一実施形態では、前方車軸と後方車軸は、少なくとも二輪ステアのために構成されている。
一実施形態では、前方車軸と後方車軸は、四輪ステアのために構成されている。
一実施形態では、作業機械は、四輪ドライブのために構成されている。
一実施形態では、前方車軸と後方車軸の間の分離は、2.0mから3.5mの範囲内であり、より好ましくは、2.0mから2.7mの範囲内である。
一実施形態では、駆動装置は、静油圧式駆動装置である。
一実施形態では、トランスミッションは、原動機によって駆動された油圧ポンプと、作業機械が比較的高速で駆動されることを許容するよう第1の車軸を駆動するために油圧ポンプから油圧流体を供給される第1の高速油圧モータと、比較的低速で第2の車軸を駆動するために油圧ポンプから油圧流体を供給される第2の比較的低速な油圧モータと、を含む。
これは、高速2WD道路走行動作モードとより低速でより高いトラクションの4WDサイト動作モードを提供する効率的なやり方であり得る。
一実施形態では、高速油圧モータは、例えば0から255cmの、比較的高い回転当りの容量を有する。
一実施形態では、油圧ポンプと、第1と第2の油圧モータは、車台に搭載されている。
一実施形態では、車台は、少なくとも3つの側面が囲まれたスペースを画定するようにシート金属材料から少なくとも一部が形成されている。
一実施形態では、車台は更に、スペース内に位置する線形アクチュエータの第1の端部のためのマウントを含み、線形アクチュエータは少なくとも部分的にスペース内に収容されている。
一実施形態では、線形アクチュエータは、車台の側面にある開口部を通して伸びるように構成されている。
一実施形態では、作業機械は、作業への接続のためのリンケージを含む。
一実施形態では、作業が、スタビライザ脚装置である。
一実施形態では、作業が、ドーザーブレード装置である。
一実施形態では、作業が、3点リンケージである。
一実施形態では、作業は、開放可能なインターロック機構を使って車台に接続されている。
一実施形態では、コネクターは、前後方向においておよび横方向において車台に対して実質的に中心的に搭載されている。
コネクターを車台に対して中心的に配置することは、上部構造に搭載された特徴、例えば運転席が、機械の機能性に依存して、車台に対して中心的にかまたはある程度中心からオフセットされて配置されることを、コネクターが許容するので、有利なことに、ベースアッセンブリの多用途性を更に向上することができる。
一実施形態では、車台は、メインシャーシと少なくとも1つの補助的シャーシを含む。
一実施形態では、メインシャーシは、その上に上部構造を搭載するための搭載装置と、その上に補助的シャーシを搭載するための搭載インターフェースを含む。
一実施形態では、補助的シャーシは更に、作業機能を行うためのアクチュエータを含む。
一実施形態では、アクチュエータは、補助的シャーシ内に収容されている。
一実施形態では、サイドポッドが、メインシャーシに搭載され、サイドポッドは、原動機を含んだ駆動装置を含む。
一実施形態では、メインシャーシは更に、ECUを含む。
一実施形態では、メインシャーシまたは補助的シャーシは、車軸のためのマウントを含む。
一実施形態では、作業機械は、カウンターウェイトアッセンブリを含み、カウンターウェイトアッセンブリは、作業アームを釣り合わせるための質量を有するカウンターウェイトを含み、カウンターウェイトは、カウンターウェイトへの熱交換器の搭載のための搭載装置を含みカウンターウェイトに搭載された時に空気が熱交換器を通して流れることを可能にするための入口と出口を有する空気流路を画定る。
有利なことに、これは熱交換器のコンパクトなパッケージングを提供する。この配置は、作業機械の全体の高さを減少させ得る。更には、この配置は、視認性へのインパクトを最小化し、機械の張り出し量を最小化し得る。それは追加的に熱交換器を衝突損傷から保護し得る。
一実施形態では、熱交換器は、搭載装置に搭載されている。
一実施形態では、搭載装置は、熱交換器が4つのサイド上で取り囲まれるように構成されている。
有利なことに、これは損傷からの熱交換器ユニットの保護を更に提供する。更には、これは対流効果のおかげで熱交換器を通した空気フローを強化し得る。
一実施形態では、カウンターウェイトは、それを通したダクトの形の空気流路を規定するように構成されている。
一実施形態では、ファンが、熱交換器と併せて搭載されている。
一実施形態では、カウンターウェイトアッセンブリは、グリルを更に含み、グリルはカウンターウェイトの上方表面に近接して搭載されている。
有利なことに、これはあらゆる破片がダクト中に落下することを防止し得る。
一実施形態では、搭載装置は、複数のねじ付きボアを含む。
一実施形態では、カウンターウェイトは、1つの要素で構成される単一部品、例えば鋳鉄または鋳鋼部品、として形成されている。
一実施形態では、熱交換器は、エアコンシステムのコンデンサである。
一実施形態では、ファンは、入口を通した空気を、コンデンサを通して出口まで駆動するように構成されている。
一実施形態では、カウンターウェイトは、作業アームと反対の位置において上部構造に搭載されている。
一実施形態では、作業アームは、伸縮自在なブームである。
一実施形態では、作業アームは、ジブである。
一実施形態では、作業アームは、シザーリフトである。
一実施形態では、作業アームは、傾斜するプラットフォーム、例えばダンプ本体である。
発明の第2の側面は、地面係合構造を含んだベースアッセンブリと、地面係合構造に接続された車台と、ベースアッセンブリと、接続された上部構造とを、使用時に、推進するために地面係合構造を動かすための駆動装置と、を含む作業機械であって、駆動装置が原動機とトランスミッションを含み、駆動装置が車台内に収容され、車台がメインシャーシと補助的シャーシを含み、メインシャーシが、メインシャーシを、作業アームを搭載した上部構造に接続するためのコネクターと、その上に補助的シャーシを搭載するための搭載インターフェースを含み、駆動装置および/または地面係合構造を制御するための電子制御ユニット(ECU)が、メインシャーシ中に収容される、作業機械を提供する。
発明の第1の側面のあらゆる実施形態は、第2の側面との組み合わせで使われても良いことが理解されるであろう。
発明の第3の側面は、地面係合構造を含んだベースアッセンブリと、地面係合構造に接続された車台と、ベースアッセンブリと、接続された上部構造とを、使用時に、推進するために地面係合構造を動かすための駆動装置と、を含む作業機械であって、駆動装置が原動機とトランスミッションを含み、駆動装置が車台内に収容され、車台がメインシャーシと補助的シャーシを含み、メインシャーシが、メインシャーシを、作業アームを搭載した上部構造に接続するためのコネクターと、その上に補助的シャーシを搭載するための搭載インターフェースを含み、駆動装置および/または地面係合構造を制御するための電子制御ユニット(ECU)が、メインシャーシ中に収容され、補助的シャーシが、少なくとも3つのサイド上に取り囲まれたスペースを規定するようにシート金属材料から少なくとも一部が形成されており、補助的シャーシが、線形アクチュエータと、車軸のためのマウントと、線形アクチュエータの第1の端部のためのマウントを含み、線形アクチュエータが少なくとも部分的にスペース内に収容されるように、線形アクチュエータの第1の端部のためのマウントがスペース内に位置する、作業機械を提供する。
発明の第1の側面のあらゆる実施形態は、第3の側面との組み合わせで使われても良いことが理解されるであろう。
発明の第4の側面は、地面係合構造と、地面係合構造に接続された車台と、第1の概ね直立した軸の回りで車台に対して回転可能となるべく車台に回転可能に搭載された上部構造と、第2の概ね直立した軸の回りで上部構造に対して回転可能となるべく上部構造上に回転可能に搭載されたオペレータの運転席と、概ね水平な軸の回りで上下に移動可能となるべく上部構造に回転可能に搭載された作業アームと、作業アームを釣り合わせるための質量を有するカウンターウェイトを有するカウンターウェイトアッセンブリであって、カウンターウェイトは、カウンターウェイトへの熱交換器の搭載のための搭載装置を含みカウンターウェイトに搭載された時に空気が熱交換器を通して流れることを可能にするための入口と出口を有する空気流路を画定ものと、作業機械を推進するために地面係合構造を動かすための駆動装置であって、駆動装置は原動機とトランスミッションを含むものと、を含む作業機械であって、原動機とトランスミッションが、車台内に収容され、原動機が、上部構造の下方限界と一致するレベルより下に配置される、作業機械を提供する。
発明の第1の側面のあらゆる実施形態は、第4の側面との組み合わせで使われても良いことが理解されるであろう。
発明の第5の側面は、地面係合構造と、地面係合構造に接続された車台と、第1の概ね直立した軸の回りで車台に対して回転可能となるべく車台に回転可能に搭載された上部構造であって、車台が少なくとも3つのサイド上に取り囲まれた内部スペースを規定するようにシート金属材料から少なくとも一部が形成されており、車台が、線形アクチュエータと、車軸のためのマウントと、線形アクチュエータの第1の端部のためのマウントを含み、線形アクチュエータが少なくとも部分的にスペース内に収容されるように、線形アクチュエータの第1の端部のためのマウントがスペース内に位置するものと、第2の概ね直立した軸の回りで上部構造に対して回転可能となるべく上部構造上に回転可能に搭載されたオペレータの運転席と、概ね水平な軸の回りで上下に移動可能となるべく上部構造に回転可能に搭載された作業アームと、作業アームを釣り合わせるための質量を有するカウンターウェイトを有するカウンターウェイトアッセンブリであって、カウンターウェイトは、カウンターウェイトへの熱交換器の搭載のための搭載装置を含みカウンターウェイトに搭載された時に空気が熱交換器を通して流れることを可能にするための入口と出口を有する空気流路を画定ものと、作業機械を推進するために地面係合構造を動かすための駆動装置であって、駆動装置は原動機とトランスミッションを含むものと、を含む作業機械であって、原動機とトランスミッションが、車台内に収容され、原動機が、上部構造の下方限界と一致するレベルより下に配置される、作業機械を提供する。
発明の第1の側面のあらゆる実施形態は、第5の側面との組み合わせで使われても良いことが理解されるであろう。
発明の第6の側面は、作業機械を製造する方法であって、作業機械は、地面係合構造を含んだベースアッセンブリと、地面係合構造に接続された車台と、ベースアッセンブリと、接続された上部構造とを、使用時に、推進するために地面係合構造を動かすための駆動装置と、を含む作業機械であって、駆動装置が原動機とトランスミッションを含み、駆動装置が車台内に収容されるものであり、方法は、実質的に標準のメインシャーシを提供するステップと、作業機械の車台を形成するためにメインシャーシに第1および/または第2の補助的シャーシを接続するステップと、望ましいタイプの作業アームをもった上部構造をベースアッセンブリに接続するステップと、を含む方法を提供する。
一実施形態では、上部構造は、メインシャーシを介して車台に搭載される。
一実施形態では、駆動装置および/または地面係合構造を制御するための電子制御ユニット(ECU)が、メインシャーシ中に収容される。
一実施形態では、方法は、ベースアッセンブリに接続された上部構造のタイプに好適なやり方で、ベースアッセンブリおよび/または上部構造および/または作業アームを動作させるようにECUをプログラムすること、を含む。
一実施形態では、方法は、ベースアッセンブリに接続された上部構造のタイプに好適なやり方で、ベースアッセンブリの動作を制御するために、ベースアッセンブリのECUと通信するように構成された、上部構造中の補助ECUを提供すること、を含む。
一実施形態では、第1の補助的シャーシが、好適なスタビライザ脚またはドーザーブレード装置を含む。
一実施形態では、第2の補助的シャーシが、好適なスタビライザ脚またはドーザーブレード装置を含む。
一実施形態では、作業アームは、掘削機アーム、伸縮自在なアーム、クレーンアーム、ジブ、伸長可能なマスト、および/またはシザーリフト、の1つである。
発明の第7の側面は、地面係合構造を含んだベースアッセンブリと、地面係合構造に接続された車台と、車台に接続された上部構造と、上部構造に搭載された掘削機作業アームと、上部構造が実質的に垂直な軸の回りを車台に対して旋回することを許容するために車台を上部構造に接続するロータリーコネクターと、ベースアッセンブリ中に位置した原動機を含んだ、作業機械を、使用時に、推進するために地面係合構造を動かすための駆動装置と、を含む作業機械であって、作業アームは、実質的に垂直な軸の回りで上部構造に対して旋回可能である、作業機械を提供する。
一実施形態では、地面係合構造は、少なくとも4つの車輪で、少なくとも2つは好ましくはステア可能であるもの、を含む。
作業機械は、約6から12メートルトンの運転重量を有するミディ掘削機であっても良く、それは約1.2からメートルトンの運転重量を有するミニ掘削機であっても良い。
発明の第1の側面のあらゆる実施形態は、第7の側面との組み合わせで使われても良いことが理解されるであろう。
ここで発明の実施形態が、付随する図面を参照して、例としてだけ、記載される。
図1は、本発明の一実施形態による作業機械の側面図である。 図2は、図1の機械の平面図である。 図3は、図1の機械の車台の平面図である。 図4は、図1の作業機械の油圧および電子制御システムの概略図である。 図5は、本発明の第2の実施形態による作業機械の側面図である。 図6は、図5の機械の平面図である。 図7は、図5の機械の正面図である。 図8は、オフセットディグ位置における図5の機械の側面図である。 図9は、図8の機械の正面図である。 図10は、図8の機械の平面図である。 図11は、道路走行位置における図5の作業機械の側面図である。 図12は、図11の機械の平面図である。 図13は、図11の機械の正面図である。 図14は、図11の機械の背面図である。 図15は、本発明の一実施形態による作業機械の動作を描いたフローチャートである。 図16は、本発明の別の実施形態による制御システムの簡略化した概略図である。 図17は、本発明の一実施形態によるカウンターウェイトアッセンブリの斜視図である。 図18は、本発明の代替的な実施形態によるカウンターウェイトアッセンブリの概略背面図である。 図19は、本発明の代替的な実施形態によるカウンターウェイトアッセンブリの概略側面図である。 図20は、本発明の代替的な実施形態によるカウンターウェイトアッセンブリの概略斜視図である。 図21は、本発明の代替的な実施形態によるカウンターウェイトアッセンブリの概略斜視図である。 図22は、本発明の更なる実施形態による作業機械の側面図である。 図23は、本発明の更なる実施形態による作業機械の側面図である。 図24は、本発明の一実施形態によるメインシャーシの斜視図である。 図25は、本発明の一実施形態による補助的シャーシの斜視図である。 図26は、本発明の一実施形態による補助的シャーシの斜視図である。 図27は、本発明の一実施形態による作業機械の側面図である。 図28は、本発明の一実施形態による作業機械の一部分の部分的切り取り斜視図である。 図29は、本発明の一実施形態による作業機械の一部分の部分的切り取り斜視図である。 図30は、本発明の一実施形態による作業機械の側面図である。 図31は、図30の作業機械の油圧および電子制御システムの概略図である。 図32は、本発明の一実施形態による作業機械の側面図である。 図33は、図32の作業機械の油圧および電子制御システムの概略図である。 図34は、本発明の一実施形態による作業機械の側面図である。 図35は、本発明の一実施形態による2つの異なる作業機械を製造する方法のフローチャートである。 図36は、本発明の一実施形態による作業機械の後方正面図である。 図37は、図36の作業機械の平面図である。
全体的フォーマット
図1、2、3を参照すると、本発明の実施形態による作業機械10が、いくらか簡略化された形で描かれている。本実施形態では、作業機械は、ミディ掘削機(約6から12メートルトンの運転重量)であると考えられても良い。他の実施形態では、作業機械は、ミニ掘削機(1.2からメートルトンの運転重量)であっても良い。機械は、車台12を含むベースアッセンブリ11を含む。上部構造14が、旋回輪16の形の旋回機構によってベースアッセンブリの車台に連結される。旋回輪16は、この実施形態では車台12に対する上部構造の制約されない回転を許容する。そこからオペレータが作業機械を操作することができる運転席30は、上部構造に回転可能に搭載されている。作業アーム装置40は、上部構造に回転可能に搭載され、掘削動作を行うために設けられている。
車台
車台は、前後に伸長する間隔を空けられたシャーシレール18aと18bのペアから形成されており、常にではないが典型的には、平行であるかまたは実質的に平行である。レールは、車台12の強度の大半を提供する。車台は、地面係合構造に接続され、それはこの実施形態では、シャーシレール18a、18bに搭載された第1と第2のドライブ車軸20aと20bと、各車軸端部に回転可能に取り付けられた車輪を含む。この実施形態では、第2のドライブ車軸20bは、シャーシレール18a、18bに対して固定される一方、第1のドライブ車軸20aは、制限されたアーティキュレーションが可能であり、それにより仮に地面がでこぼこであったとしても、車輪が接地したまま留まることを許容する。車輪19a、19b、19c、19dは、典型的にはオフロード空気タイヤが設けられている。両車軸20a、20bに接続された車輪19a、19b、19c、19dは、ステアリングハブ17a、17b、17c、17dを介してステア可能である。この実施形態では、ホイールベースは2.65mであり、典型的なレンジは2.0mから3.5mである。
本出願の目的のために、前後方向Aは、シャーシレール18aと18bの全体的な方向と実質的に平行な方向として規定される。概ね直立方向Uは、作業機械が平坦地にある時に実質的に垂直な方向として規定される。概ね横方向Lは、作業機械が平坦地にある時に実質的に水平であり、前後方向Aと実質的に直角である方向として規定される。
この実施形態では、ドーザーブレード装置22が、シャーシレール18aと18bの一端部に枢着されており、それは既知の装置を使って油圧シリンダー21によって昇降されても良く、また掘削時に隣接する車輪を地面から持上げることにより機械のためのスタビライザとして働くが、これは他の実施形態では設けられなくても良い。
スタビライザ脚装置24は、シャーシレール18aと18bの反対の端部に枢着されており、それも既知の装置を使って油圧シリンダー23によって昇降されても良いが、他の実施形態ではそれは省略されても良い。
ドライブ
ここで図4を参照すると、既知の掘削機とは対照的に、原動機とトランスミッションを含む駆動装置は、車台12中に収容される。本実施形態では、原動機はディーゼルICエンジン64である。エンジン64は、前後方向に車台の中央を通して伸長する軸Bの一方のサイドに搭載される。エンジン64は、軸Bに対して横向きに搭載される、即ち、エンジンのクランクシャフトの回転軸Rは前後方向において軸Bに対して横向きである。エンジン64は更に、エンジンのピストンが実質的に直立方向Uに伸びるように、向けられている。
熱交換器66と冷却ファン68が、エンジン64に隣接して車台中に収容される。冷却ファン68は、ファンの回転軸Qが前後方向Aに伸びるように向けられているが、他の実施形態ではそれは異なるように向けられていても良い。
エンジン64に燃料供給を提供する燃料タンク70が、エンジンに対して軸Bの反対のサイド上に配置されている。油圧タンク72が、エンジンに対して軸Bの反対のサイド上に燃料タンク70に隣接して設けられている。
エンジン64、熱交換器66、冷却ファン68、燃料タンク70および油圧タンク72は、車軸20aと20bの間の領域に全て収容されている。図1に見られるように、エンジン64は、上部構造14の下方限界と一致するレベルの下に配置されている。実際、エンジン64の大半、この実施形態ではエンジン64全体が、車輪19a、19b、19c、19dの上方限界と一致するレベルQの下に配置されている。本実施形態では、熱交換器66、冷却ファン68、燃料タンク70および油圧タンク72の大半は、車輪19a、19b、19c、19dの上方限界と一致するレベルQの下にある。
図4を参照すると、本実施形態では、トランスミッションは、静油圧式トランスミッションである。トランスミッションは、高圧スワッシュプレート型油圧トランスミッションポンプ75bと共に関連付けられたチャージポンプ75aを含む。トランスミッションポンプは一方で、2つの油圧式モータ76と77を選択的に駆動することが可能である。トランスミッションポンプ75bは、およそ350−450bar(35−45MPa)の典型的動作圧を有する。
エンジン64は、チャージポンプ75aとトランスミッションポンプ75bを駆動するように構成されている。ポンプ75aと75bは、要求された通りに油圧流体タンク72から油圧流体を引き出し、専用のフィードおよび戻りホースを介して油圧モータ76と77に供給するように構成されている(即ち、フローは、要求された通りに油圧流体がタンク72から引き出されタンク72に戻される、本質的に閉じたループである)。本実施形態では、油圧モータ76は、ドーザーブレード装置22に向けて配置されている。エンジン64、油圧ポンプ74および油圧モータ77は、スタビライザ装置24に向けて配置されている。
第1の油圧モータ76は、例えば0から255cm/回転の大きな容量レンジを有する高速スワッシュプレート型モータであり、正常な進行方向に第1の車軸20aを駆動する。モータ76の出力は前方に面し、ショートドライブシャフト78とディファレンシャル(図示せず)を介して第1の車軸20aを駆動する。第2の油圧モータ77は、例えば0から125cm/回転のより小さな容量レンジを有する比較的低速のスワッシュプレート型モータである。低速モータ77は、第2のディファレンシャル(図示せず)を介して第2の(後方)車軸20bを駆動するように第2のドライブシャフト80に接続する。
その他の実施形態では、典型的には1つの車軸へのドライブを脱係合/係合するためのクラッチを動作させる二輪ドライブ/四輪ドライブセレクタを伴って、単一の油圧モータが、前方車軸と後方車軸の両方へのドライブを提供しても良い。
チャージポンプ75aとトランスミッションポンプ75bは、エンジン64に隣接して配置されており、エンジンからポンプへの入力がエンジンからポンプへの出力と軸方向で揃えられるように向けられている。
記載されたような駆動装置を車台中に配置することは、上部構造中に収容されるべき部品の容積の削減に結果としてなり、一方で機械の左手サイドにおけるオペレータ席に着席した時の185cmの身長を有するオペレータ(95%が男性)について、(このサイズの従来のミディ掘削機におけるおよそ22°と比較して)水平より下で30°を超える(図1と2の実施形態では33°)、機械の右手後方コーナーに渡る視線に結果としてなることが見つけられている。これは、上部構造の部分によって不明瞭にされる機械の周りの地面エリアの顕著な削減に結果としてなり、それにより機械を操作するための視認性を向上する。
駆動装置が全体的に上部構造中に配置される従来の掘削機と比較して、駆動装置を車台中に配置させることの更なる利点は、オペレータについての快適さと安全性を向上するように、エンジンと運転席の間でノイズ、振動および過酷さ(Noise, Vibration and Harshness:NVH)分離が向上されることである。加えて、メンテナンスと再給油のためのエンジン、燃料タンク、流体タンク等へのアクセスは地面レベルにおいてである。
上部構造
上部構造14は、旋回輪16に搭載された構造的プラットフォーム26を含む。図に見られるように、旋回輪16は、上部構造14を車台の中央に搭載するべく、前後方向Aおよび横方向Lにおいて車台12に対して実質的に中央にある。旋回輪16は、概ね直立した軸Zの回りで車台に対する上部構造14の回転を許容する。
ロータリージョイント装置85が、旋回輪16の中央に設けられ、複数の油圧流体ライン、1つの戻り油圧流体ライン、および車台から上部構造14への1つの電気的−コントローラエリアネットワーク(CAN)−信号ラインを提供する一方で、車台に対する上部構造のフルな360°の回転を許容するように構成されている。そのようなロータリージョイント装置の構成は当該技術分野において既知である。
プラットフォーム26は、運転席30を搭載する。運転席は、オペレータ席と機械コントロールを収容する。運転席は、上部構造14と運転席の間で電気ケーブルおよび/または油圧ホース(図示せず)を接続するロータリージョイント装置85を介してプラットフォームに搭載される。概ね直立した軸Yの回りで上部構造に対する運転席の回転を許容するようにケーブル/ホースが巻かれるかまたは巻き戻されることを許容するために、たるみがケーブルおよび/または油圧ホース中に設けられている。上部構造14に対する運転席30の回転は、この実施形態では270°に制限されているが、180°から360°の範囲内であっても良い。回転を360°より少なく制限することは、簡略化された装置が、ケーブルおよび/またはホースを運転席にルーティングするのに使われることを許容する。代替的に、ロータリー装置は、例えば、車台と上部構造の間のものと同様のロータリージョイント装置を使って、フルに360°の回転を許容するように配置されることができる。
上部構造14は、第1の油圧モータ32を使って、車台12に対して回転される。運転席30は、オペレータ席の下に置かれた第2の油圧モータ(図面では視認できない)を使って上部構造14に対して回転される。代替的な実施形態では、上部構造および/または運転席は、電気モータを使って回転されても良い。
この実施形態では、軸YとZはオフセットされている(図5)が、その他の実施形態ではそれらは一致していても良い。
プラットフォームは更に、作業アーム装置40についてのキングポスト28を搭載する。キングポスト28装置は、当該技術分野において既知であり、概ね直立した軸Xの回りと概ね横向きの軸Wの回りで作業アームの回転を許容する。
上部構造14は更に、キングポスト28に対して上部構造の反対のサイドにおいて配置された作業アーム装置についてのカウンターウェイト34を含む。
この実施形態では、カウンターウェイトが車台の設置面積を超えて最小の量だけ伸びるので、掘削機は、コンパクトテールスイング(CTS)掘削機であると考えられても良い。その他の実施形態では、作業機械は、カウンターウェイトがあらゆる位置において車台の設置面積を超えて突き出ないゼロテールスイング(ZTS)掘削機上で構成されても良い。
油圧サプライ
図5に描かれた実施形態では、エンジン64は追加的に、チャージポンプ75aとトランスミッションポンプ75bに直列で配置されたメインの、より低圧の油圧ポンプ74を駆動する。この実施形態では、メイン油圧ポンプは、およそ250−300bar(25−30MPa)の動作圧を有し、また可変容量型のものである。
メインポンプ74は、添え字「a」をもった同じ参照番号で表記された上部構造14中の関連付けられたバルブを介して作業アーム装置を動作させるために油圧シリンダー50、52、54、60、62に、パイロットフィードバルブ83を介して旋回ブレーキ32bに、およびグラブ等(図示せず)のようなある種の付属物による使用のための補助油圧流体サプライに、油圧流体を供給する。メインポンプ74は追加的に、車台中のスタビライザ/ドーザーバルブ79を介してドーザーブレードおよびスタビライザ装置の油圧シリンダー21、23を供給する。但し、代替的な実施形態では、単一のポンプが、モータと油圧シリンダーに油圧流体を供給するために使われても良い。メインポンプは更に、図4に描かれているように、エアコン93のために油圧流体を提供するのに使われる。
この実施形態では、エンジンは追加的に、ステアリングシステムについての別のポンプ74’と、ファンモータ69bとパーキングブレーキ31bのためのパークブレーキバルブ31aを駆動するためのファンポンプ69aを駆動する。これらのポンプは、この実施形態では、ECU制御無しでおよそ200bar(20MPa)のより低い圧力で動作可能なギアポンプである。
更に、チャージポンプ75aは追加的に、前方車軸20aのアーティキュレーションを選択的に防止する車軸ロックバルブ33aに油圧流体を供給する。
作業アーム
本実施形態の作業アーム装置40は、掘削機アーム装置である。作業アーム装置は、ディッパー44に枢接された3重関節ブーム42を含む。3重関節ブーム42は、第2のセクション48に枢接された第1のセクション46を含む。油圧シリンダー50が、概ね横向きの軸Wの回りでキングポスト28に対してブーム42の第1のセクション46を昇降するために設けられている。更なる油圧シリンダー52が、概ね横向きの軸Tの回りでブームの第1のセクションに対してブーム42の第2のセクション48を枢動するために設けられている。もっと更なる油圧シリンダー54が、概ね横向きの軸Sの回りでブーム42に対してディッパー44を回転するために設けられている。マウント56が、ディッパー44への付属物を枢着するために設けられており、本実施形態では付属物はバケット58である。油圧シリンダー60が、ディッパー44に対して付属物を回転するために設けられている。但し、代替的なブームシリンダー装置(例えば、ツインシリンダー)が、その他の実施形態では利用されても良い。
最も明瞭に図2に示されているように、もっと更なる油圧シリンダー62が、概ね直立した軸Xの回りで作業アーム装置40を回転(スイング/旋回)するために設けられている。作業アーム装置を回転するための油圧シリンダー装置を使うことは、作業機械10の製造と動作を簡略化する。
回転可能な運転席
図5から14を参照すると、代替的な作業機械10’が描かれており、同様の部分は添え字「’」をもった同様の参照番号でラベル付けされている。この実施形態では、オペレータ席と機械コントロールを収容する運転席30’は、上部構造14’に回転可能に搭載される。運転席30’は、上部構造14’と運転席の間で電気ケーブルおよび/または油圧ホース(図示せず)を接続するロータリー装置32’を介してプラットフォームに搭載される。概ね直立した軸Yの回りで上部構造に対する運転席の回転を許容するようにケーブル/ホースが巻かれるかまたは巻き戻されることを許容するために、たるみがケーブルおよび/または油圧ホース中に設けられている。上部構造14’に対する運転席30’の回転は、この実施形態では270°に制限されているが、180°から360°の範囲内であっても良い。回転を360°より少なく制限することは、簡略化された装置が、ケーブルおよび/またはホースを運転席にルーティングするのに使われることを許容する。代替的に、ロータリー装置は、例えば、車台と上部構造の間のものと同様のロータリージョイント装置を使って、フルに360°の回転を許容するように配置されることができる。この実施形態では、作業機械10’は、単一のモータ76’が設けられている。
上部構造14’は、第1の油圧モータ32’を使って、車台12’に対して回転される。運転席30’は、オペレータ席の下に置かれた第2の油圧モータ(図面では視認できない)を使って上部構造14’に対して回転される。代替的な実施形態では、上部構造および/または運転席は、電気モータを使って回転されても良い。
この実施形態では、軸YとZはオフセットされているが、その他の実施形態ではそれらは一致していても良い。
プラットフォームは更に、作業アーム装置40’についてのキングポスト28’を搭載する。キングポスト28’装置は、当該技術分野において既知であり、概ね直立した軸Xの回りと概ね横向きの軸Wの回りで作業アームの回転を許容する。
上部構造14’は更に、キングポスト28’に対して上部構造の反対のサイドにおいて配置された作業アーム装置についてのカウンターウェイト34’を含む。
図5から7に示されたストレートディグ位置では、カウンターウェイト34’は、釣り合い効果を最適化するように運転席30’の後ろにあり、図11から14に示された道路走行位置では、カウンターウェイト34’は、運転席30’の前にある。
この実施形態では、カウンターウェイト34’は、運転席に最も近い領域において湾曲したプロファイルを有する。運転席の後部36’と運転席の前部38’の各々は、カウンターウェイトの湾曲したプロファイルと相補的な湾曲したプロファイルを有する。相補的な湾曲したプロファイルは、特にコンパクトなやり方で上部構造14’に対する運転席の回転を収容する。カウンターウェイトは、運転席30’の高さの1/4から1/3の距離でプラットフォーム26’から上向きに突出する。そのような高さは、動作モードの範囲に跨ってオペレータの視線上に限定されたインピーダンスを有することが見つけられている。つまり、オペレータの視線は、彼らの肩越しに見る時に図5から7に示されたストレートディグ位置において向上され、オペレータが前方に面している時は、運転席の各側方サイド上で等しく良好である。
この実施形態では、カウンターウェイトが車台の設置面積を超えて最小の量だけ伸びるので、掘削機は、コンパクトテールスイング(CTS)掘削機であると考えられても良い。その他の実施形態では、作業機械は、カウンターウェイトがあらゆる位置において車台の設置面積を超えて突き出ないゼロテールスイング(ZTS)掘削機上で構成されても良い。
上部構造14’に対して回転可能な運転席30’、車台12’に対して回転可能な上部構造、および上部構造に対して回転可能な作業アーム装置40’を設けることは、作業機械の前記部品がお互いに対して回転されることを許容して、オペレータは従来技術の同様のタイプの作業機械と比較して向上された視認性を有し、また作業機械が制約されたスペース内で作業することを可能とする。
より慣習的な上部構造14’中の位置とは対照的に、エンジンを車台中に収容することは、ユーザにとっての視認性を向上する。例えば上部構造の代わりにエンジンを車台中に配置し、エンジンの大半をレベルQより下に配置することは、エンジンが、オペレータの視線に対して、バリアを作り出さないかまたは少なくともはるかにより少ないバリアしか作り出さないことを意味する。結果として、オペレータ席に着席した時の185cmの身長を有するオペレータ(95%が男性)についての機械の右手後方コーナーに渡る視線角度α(図5)は、(このサイズの従来のミディ掘削機におけるおよそ20°と比較して)水平より下で少なくとも30°であるが、中心的に配置された運転席については、図1と2のオフセットされた運転席についてより典型的に大きく、即ち、35°より大きく、より典型的には40°より大きく、50°まででさえある。本実施形態では、駆動装置は、車台内にコンパクトに収容されるように配置されており、それはユーザにとっての視認性を更に向上するように車台の幅、長さおよび高さを最小化する。
代替的な装置では、図36と37に描かれているように、作業機械が全体的に10”において描かれており、同様の部分は図5に対して添え字「’」をもった同様の参照番号でラベル付けされている。この実施形態では、カウンターウェイト34”と、傾斜した表面64”をもった上部構造カノピー/車体構造9”を設けることによって、視線角度βの向上が達成される。この傾斜した表面64”の結果として、視線角度βはユーザにとって向上される。
図36と37に描かれたオフセットされた運転席配置では、この視線角度βは、後方の眺めにおいて台形を規定するべくカウンターウェイト34”の反対サイド上に傾斜した表面64a”、64b”を組み込むことによって更に向上され、ここで対向する傾斜した表面は非対称である。図36と37から見ることはできるように、作業機械10’の運転席30”と同じサイド上に配置されたカウンターウェイト34”の傾斜した表面64a”は、カウンターウェイト34”の反対のサイド上の傾斜した表面よりも勾配のきつい斜面を有する。カウンターウェイト34”の非対称な配置は、原動機と駆動装置が車台12”内にコンパクトに収容されるように配置されている一方で、上部構造のカウンターウェイトと車体構造内に収容された残りのシステム(例えば、エアコンコンデンサ、油圧システム)が最適にパッケージされることができることを確かなものとし、ユーザにとっての視線角度が機械の左、右および後ろに最大化される一方で、機械の安定性が維持される。図36と37の機械では、傾斜したサイドは凸状であり、従って斜面の角度は変動することを見ることができる。このように、ここで規定された通りのそれらの斜面の角度は、斜面の中間点または傾斜した部分における角度として取られるべきである。
図面において見られることができるように、本発明は、コンパクトな作業機械を提供し、エンジンとトランスミッションの位置が前記コンパクトさを達成するのに貢献する。図5から7を参照すると、上部構造14’は、車台12’の長さの約3/4であることを見ることができる。しかし、上部構造の幅は、車台の幅と実質的に等しい。運転席30’は、最も幅の広い点で測定して、車台12’の幅の約1/2であり、最も長い点で測定して、上部構造14’の長さの約3/4である。作業機械の記載された寸法は、視認性を更に向上し、また制約されたスペースで動作することが可能な多用途性のある機械を提供することが見つけられている。
ストレートディグ動作
図5から7を参照すると、もしオペレータがストレートディグを行いたければ、オペレータが概ねドーザーブレード装置22’に向う方向に面するように、運転席30’は直立した軸Yの回りで回転される。上部構造14’は、作業アーム装置40’が軸Bから僅かだけオフセットされ、カウンターウェイト34’が運転席の後ろにあり、オペレータが例えば掘削されている溝中まで作業アームのサイドを見下ろすことができるように、直立した軸Zの回りで回転される。油圧ラム62’がそれから、作業アームが実質的に軸Bと平行であるように作業アーム装置を直立した軸Xの回りで回転するために、要求通り伸長または収縮される。この位置では、オペレータは、作業アーム装置40’に向って面して着席しており、掘削を要求する領域の良好な視認性を有する。加えて、もし動作が線形溝掘り動作であれば、作業機械は、一旦溝の一部分が掘削されたら単純に反転することで再配置されることができる。
スタビライザ装置24’が、追加された安定性のために地面と係合するように配備されることができる。もし更なる安定性が要求されれば、ドーザーブレード装置22’が、地面と係合して、前方車軸20a’の車輪19a’、19b’を地面から持上げるために伸長されることができる。
油圧ラム52’、54’、60’がそれから、掘削動作を行うために要求された通り、お互いに対してブーム42’の第1と第2のセクションを枢動し、ブーム42’に対してディッパー44’を枢動し、および/またはディッパーに対してバケット58’を枢動するのに使われることができる。
図5に見ることができるように、作業機械10’の構成は、オペレータが掘削されているエリアの良好な視認性を有することを可能とする。
オフセットディグ動作
図8から10を参照すると、掘削のオフセットモードが示されている。このタイプの掘削は、例えばもし作業機械10’が壁の近くに溝を掘るのに使われていれば、使われても良い。この動作モードでは、運転席30’は、オペレータが掘られるべき溝に向って面するように、ドーザーブレード22’が配置されている端部に向ってだが軸Bに対して横向きに面するようになるべく、回転されることができる。上部構造は、カウンターウェイト34’が運転席30’の後方であるが一方のサイドにオフセットされており、作業アーム装置40’が運転席30’の前方であるがその一方のサイドにオフセットされているように、回転される。
油圧ラム62’はそれから、前後方向に伸長するべく、作業アーム装置40’を回転するために収縮される。もし要求されれば、スタビライザ装置24’とオプションでドーザー装置22’が追加の安定性のために伸長される。油圧ラム50’、52’、54’、60’がそれから、溝を掘るために作業アーム装置40’を動かすように動作させられる。更には、掘り動作の後の再配置が、作業機械の単純な反転によって達成されても良い。
道路走行動作
図11から14を参照すると、もしオペレータが、相当な距離について、例えば道路上で、作業機械10’を運転したければ(即ち、「道路走行」動作)、運転席30’は、オペレータが概ねスタビライザ装置24’に向う方向に面するように、回転される。上部構造14’は、カウンターウェイト34’が運転席の前にあり、作業アーム装置40’が運転席の後方にあるように、回転される。
油圧ラム50’、52’、54’、60’は、作業アーム装置40’をコンパクトな構成に折り畳むために伸長される。
作業アーム装置40’を運転席30’の後ろに配置することと、カウンターウェイト34’の小さい高さと、車台内でのエンジンの位置は、運転中のオペレータの視界が最適化されることを確かなものとする。
記載された動作モードから証拠付けられたように、本発明の作業機械は、オペレータが、制約されたスペースで、向上した視認性をもって、数々の異なる動作タスクを行うことを可能にする。
機械コントロール
図1から4を参照すると、多数の機械コントロール入力が運転席30中に設けられている。この実施形態では、(ステアリングとブレーキングを例外として)入力は、入力を解釈し、作業アーム等の動きを制御するための様々なバルブに合図するために好適なマイクロプロセッサ、メモリ等を組み込んだ、1つ以上の上部構造電子制御ユニット(ECUs)86に、および/またはスタビライザ/ドーザーバルブ79、ファンモータ69b、パークブレーキバルブ31a、車軸ロックバルブ33a、メインポンプ74、トランスミッションポンプ75b、ステアモードバルブ97を含んだ、車台における油圧機能を最終的に制御するための1つ以上の更なる車台ECUs87に、CANバスを介して電子的に伝送される。
代替的な実施形態では、1つのECUだけが、(例えば、車台中に収容されて)ベースアッセンブリ中に設けられても良く、機械入力コントロールからの信号は、上部構造中のECU86を介しての代わりに、車台中のECU87へ直接送られても良い。そのような配置のための電気接続は、コントロール入力からECU87まで旋回輪とロータリージョイント装置を介してルーティングされることができる。
コントロール入力は、作業アーム40の動作を制御するためのジョイスティック88、様々な二次的機能のためのスイッチ89、作業動作のためにエンジン速度を設定するためのハンドスロットル90、道路走行/操作のためにエンジン速度を動的に設定するためのフットスロットル91、および所望の方向にドライブを係合するための前進/ニュートラル/後進(Forward/Neutral/Reverse;FNR)セレクタ92を含む。
ステアリングとブレーキングの安全性重視の性質のため、ブレーキペダルとステアリングは、ステアリングホイール(図示せず)に連結されたブレーキペダル94とステアバルブ95によって油圧的に制御される。油圧流体フィードは、専用のステアポンプ74’からロータリージョイント85と優先バルブ96を介してであり、それは、要求に依存して、油圧流体の適切なサプライがブレーキペダル94/ステアバルブ95に提供されることを確かなものとする。
ステアバルブ95はそれから、車台12中のステアモードバルブ97にフィードし、それは、ロータリージョイントを通した別のフィードを介して、機械が四輪ステア(オフロード)、二輪ステア(オンロード)またはクラブステアで動作しているかどうかを制御する。ステアモードバルブはそれから、選択されたモードに依存して、油圧流体を適切なステアリングシリンダー98にフィードする。
ブレーキペダル94は、これもまたロータリージョイントを通したフィードを介して、車輪端部におけるサービスブレーキ99に流体を供給する。ファンポンプ69aからの別の油圧流体フィードが、上部構造ECU86と車台ECU87の制御下で、パーキングブレーキバルブ31aと共にファンモータ69bと車軸ロックバルブ33aに供給する。
他の実施形態では、ブレーキングとステアリングは、好適なレベルの耐故障性がシステム中に構築されているとすれば、電子制御を介して果たされても良い。
高速道路走行動作
図1から4に描かれた作業機械10(または、もし高速と低速のモータを有するように適応されていれば、図5の機械)が、オンロードで動作するかまたは例えば平らな/硬い表面上で操作する時には、機械10の動きの速度は、好ましくはトラクションまたはトルクよりまさっている。よって、第1の二輪ドライブ動作モードでは、車両オペレータは、2WD/4WDセレクタ(図示せず)上で2WDを選択して、適切な上部構造ECU86に合図し、それは一方で高速モータ76への油圧流体のフローを許容するように車台ECU87を介してトランスミッションポンプ75bに合図する。
その後、オペレータは、FNRセレクタ92から前進または後進を選択し、そのための信号が、所望の方向に高速モータ76と従って車輪19aと19をまわすために正しいフロー方向でそこを通して油圧流体を向けるように同様のやり方でトランスミッションポンプ75bに供給される。
オペレータはそれから、フットスロットル91を使ってエンジン速度を設定し、それは一方でトランスミッションポンプ75bを所望の速度で駆動する。車台ECU87は、ポンプ75bと高速モータ76のスワッシュ角を制御し、高速モータ76の回転と第1の車軸20a上での車輪19a、19bの駆動された回転に結果としてなる。
典型的には、これはおよそ40km/hの最大速度で進行することを可能とする。
低速動作
典型的には建設現場のようなオフロードロケーションにおける、低速、より高いトルク、より高いトラクションの操作については、オペレータは、2WD/4WDセレクタから第2の四輪ドライブ動作モードを選択する。これが一方で上部構造ECU86に合図し、それは一方で高速モータ76と低速モータ77の両方への油圧流体のフローを許容するように車台ECU87を介してトランスミッションポンプ75bに合図する。
その後、オペレータは、FNRセレクタ92から前進または後進を選択し、そのための信号が、高速モータ76と低速モータ77への油圧流体のフローの方向を決定するように同様のやり方でトランスミッションポンプ75bに供給される。
オペレータはそれから、フットスロットル91を使ってエンジン速度を設定し、それは一方でトランスミッションポンプ75bを所望の速度で駆動する。車台ECU87は、好ましくはポンプ75bと高速モータ76のスワッシュ角を制御し、最終的には高速モータ76と低速モータ77の回転と、整合した速度での第1と第2の車軸20a、20b両方上での車輪19a、19b、19c、19dへのドライブに結果としてなる。
典型的には、この動作モードは、例えば10km/h以下のオフロード動作のためのより低い最大速度を提供する。
作業動作中の再配置
溝掘りや地ならしのような作業動作中に、オペレータは、適切な動作速度における動作のために所望のエンジン速度を設定するように、ハンドスロットルをノンゼロ位置に設定する。
この条件では、ECU86は、作業機械10のドライブを異なるように制御するようにプログラムされている。ハンドスロットル90がノンゼロ位置にあると、フットスロットル91からの入力は、エンジン速度要求信号ではなく、車輪速度要求信号としてECU86によって解釈される。これは、トランスミッションの動作の第2のモードを構成し、それは「サイトモード」または「ディグモード」と呼ばれても良い。
図15のフローチャートを参照すると、これを可能とするために、上部構造ECU86は、ハンドスロットル信号HT%とフットスロットル信号FT%の両方を解釈して監視し、もしHT%がゼロよりも大きければ、サイトモードに入る。このモードでは、ハンドスロットルはエンジン速度要求信号を提供し続けて(即ち、従来のやり方でエンジン速度を比例的に制御して)エンジン速度要求を所望のレベルに設定し、更なるオペレータ介入がない限りそのレベルにそれを保つ。しかし、フットスロットルは、ハンドスロットルによって設定されたレベルより上にエンジン速度を制御し続ける代わりに、今度はトランスミッションポンプ75bの容量を比例的に制御する。スワッシュプレート型ポンプでは、これは、例えば、好適な制御スレノイド(図示せず)を使ってポンプスワッシュ角を制御することによって達成される。
よって、遅い前方への再配置操作を実行するために、エンジン速度が行われている作業動作のために適切なレベルにハンドスロットル90上で設定されている時に、オペレータはFNRセレクタ92上で前進を選択し、フットスロットル91を軽く押し下げる。これは上部構造ECU86によって解釈され、車台ECU87を介して制御スレノイド(図示せず)まで伝送されて、ポンプのスワッシュ角の僅かな変化に結果としてなり、トランスミッションポンプ75bの高い動作速度にも拘わらず、比較的低い前進速度に結果としてなり、機械を操作中に制御することを安全にする。より大きな量でフットスロットルを押し下げることは、前進速度の増加を引き起こす。但し、このモードは、その安全が維持される必要があるその他の人員や機械類が近傍にいる、しばしば制約されたスペースを伴ったサイトで起こるという事実の観点から、上限速度が、例えば20km/hに好ましくは電子的に設定される。
駆動装置に印加された負荷と無関係に、フットスロットル要求と車輪速度の間に実質的に線形な間係を作り出すために、閉ループのやり方でポンプスワッシュ角の下部ECU87へのフィードバックを供給するように、好適な車輪、トランスミッション、または地面速度センサーが設けられても良い。油圧流体は、2WDか4WDのどちらが選択されたかに依存して、高速モータ76と低速モータ77の1つかまたは両方に供給される。
その他の実施形態では、高速モータ76へのフィードまたはリターンパスか、または好適なフロー制御をもった高速モータのためのバイパスパスにおいて、追加のソレノイド比例フロー制御バルブが設けられても良い。
この配置の帰結として、オペレータは、ハンドスロットル90を調節する必要無しに、作業動作の間かまたは作業動作中に作業機械を素早くかつ安全に再配置することが可能となる。
図16に描かれた、更なる実施形態では、図15の実施形態においてハンドスロットルが実効的にこの役目を果たしているのとは違って、追加のサイト/ハイウェイセレクタ入力89’、例えば、好適なスイッチ、ボタンまたは制御スクリーンアイコン、が提供される。
この実施形態では、トランスミッションは、第1の実施形態と同様の原理を使って動作する。セレクタがハイウェイモードにある時、フットスロットル91は、従来のやり方で、即ちエンジン速度を介して、路面速度を制御する。この実施形態では、ハンドスロットルへの入力は、ハイウェイモードでは無視される。
サイトモードが選択された時、ハンドスロットル90のレベルの位置が、最大安全サイト限度(例えば、第1の実施形態でのように20km/h)までの最大速度と、行われている作業動作のために好適なエンジン速度を設定するのに使われる。よって、より微細な制御と従ってより低い回転を要求する作業動作については、最大進行速度は、より多くの油圧パワー(例えば、より大きなバケット毟り力)とより多くのエンジン回転を要求する動作についてよりも低い。
このモードでは、フットスロットル91は再度、フットスロットルが稼動された量と車輪/地面速度の間の関係が可能な限り線形であるために、オプションで実際の車輪速度または地面速度の閉ループフィードバックを伴って、車輪速度を制御するようにトランスミッションポンプ75bのスワッシュ角を制御する。
車台において原動機、ポンプ、モータおよびタンクを有する掘削機との関係で記載されたが、この配置は、原動機等が上部構造において位置する従来の掘削機や、ある種のテレハンドラー、スキッドステアローダー等のような、1つ、2つまたはより多くのモータへの静油圧式ドライブを有するその他の作業機械のためにも適用可能であっても良いことが理解されるであろう。ある種のそのような機械については、このモードは、それが作業動作を同時に行う時に微細に制御された車輪速度を可能とするという更なる恩恵を有し得る。これは、例えば、地ならし動作における前方ショベルを使う時や、ショベルから傾斜しながら前方にインチングする時に、有用であり得る。
いくつかの実施形態では、例えば、スタビライザ脚24/ドーザーブレード22が降下される間に車輪にドライブが送られることを阻止するように、またはもし作業アームがある位置にあれば進行速度を制限するために、インターロックがシステム中に組み込まれても良い。
高速および低速動作と、サイトおよび道路走行スロットルモードが、図1と2の実施形態を参照して記載されたが、動作は、図5から14に描かれた実施形態または更に詳細に下で記載されるその他の作業機械についても実質的に同じである、ということが更に理解されるであろう。
カウンターウェイトアッセンブリ
図17を参照すると、カウンターウェイト1334を組み込んだカウンターウェイトアッセンブリ1350がより詳細に描かれている。
カウンターウェイト1334は、お互いに実質的に平行な上部表面1358と下部表面1360と、運転席1330の後部壁36に対して配置されるように構成された垂直前部表面1362と、運転席から最も離れたポイントにおける角度付き表面1364を有する。従って、カウンターウェイト1334は、角度付き表面1364がまた湾曲していることのおかげで平面図において円の1つのセグメントを規定し、この実施形態ではZオフセットが固定された運転席の実施形態との使用が意図されている。
この湾曲形状は、作業機械がコンパクトテールスイング(CTS)またはゼロテールスイング(ZTS)掘削機であると考えられても良いように、上部構造の回転のフルレンジに跨って車台に対する上部構造の張り出しを最小化する役目を果たす。
この実施形態では、カウンターウェイト1334の前部表面1362は、運転席1330の後部に対するコンパクトなフィットのための凹み1363をもって構成され、凹みは、カウンターウェイト1334の幅の実質的に半分まで伸び、カウンターウェイトの凹みは図17において運転席に対して配置されているように示されている。カウンターウェイト1334は、運転席1330の高さの1/4から1/3である距離でプラットフォームから上向きに突出する。そのような高さは、動作モードの範囲に跨ってオペレータの視線上に限定されたインピーダンスを有することが見つけられている。つまり、オペレータの視線は、彼らの肩越しに見た時に向上される。
この実施形態では、カウンターウェイト1334は、単一の部品に鋳造され、鋳造プロセスの一部として好適なコアを使って、それを通した空気流路1372と搭載装置1378を規定するように製作される。カウンターウェイトアッセンブリ1350は、カウンターウェイト1334と、エアコンユニットのコンデンサ1352と、ツイン電気ファン1354と、ファン搭載フレーム1356を含む。代替的な実施形態では、ファン1354は、油圧的にパワーを与えられても良い。
この実施形態では、空気流路は、カウンターウェイト1334を通して形成されたダクト1372を規定して、入口と出口を規定している。ダクト1372は、カウンターウェイト1334を通して2つの領域を規定し、第1の領域1374は、コンデンサ1352の形状に整合するように入口における形状が実質的に長方形であり、第2の領域1376は、搭載表面1378を提供するべく第1の領域よりも狭い。この実施形態では、搭載表面は、ダクトの4つの内部サイド全ての回りに伸びる、領域の間のインターフェースにおけるレッジ1378の形で設けられている。第1の領域1374は、下部表面1360と実質的に直角に伸び、コンデンサ1352、ファン1354およびマウント1356のシステムの高さと実質的に等しい距離だけ伸びる。
この実施形態では、レッジ1378は、その上にコンデンサ1352を搭載するためのレッジの4つのコーナーに位置する4つのねじ付きボア1380を含む。コンデンサ1352は更に、コンデンサの長方形形状によって規定された4つのコーナーに位置する4つのボア1355を含む。搭載フレーム1356は更に、コンデンサとフレームが組み立てられた時にコンデンサ1352のボア1355と揃うように構成された4つのボア1357を含む。
カウンターウェイトアッセンブリの組み立ては、以下の通りであっても良い。電気ファン1354が、搭載フレーム1356と、ファン及びフレーム装置にしっかり留められ、それから搭載フレーム1356のボア1357をコンデンサ1352のボア1355と揃えるべく、コンデンサ1352がフレーム中に挿入される。搭載フレーム1356とコンデンサ1352がそれから、4つのエラストマーマウント1384を介してレッジ1378のねじ付きボア1380にしっかり留められる。
グリル1382が、破片がダクト1372中に落下するのを防止するために、カウンターウェイト1350の上部表面1358にしっかりと留められるが、それを通して十分な空気が流れることを可能とするように構成されている。この実施形態では、電気ファン1354が、空気を下部表面1360に近接して位置する入口を通して流し、コンデンサ1352とダクト1372を通してとカウンターウェイト1334の上部表面1358上に位置する出口を通して流すように駆動するべく構成されている。
図18、19、20、21を参照すると、カウンターウェイトアッセンブリの代替的な実施形態の簡略化された概略図が示されている。
図18は、コンデンサ、ファンおよびファンマウント(図示せず)が、カウンターウェイトの上部表面1458中に搭載されるところの、カウンターウェイトを描く。この図の図17と対応するコンポーネンツは、添え字「14」をもってラベル付けされ、違いだけがより詳細に説明される。ダクト1472は、カウンターウェイト1434を通して形成され、2つの領域を有する。第1の領域1474は、形状が実質的に長方形であり、第2の領域1476は、領域間のインターフェースにおいてレッジ1478を規定するべく、より狭い。グリル(図示せず)がまた、保護のためにカウンターウェイトに渡って搭載されても良い。
図19は、コンデンサ、ファンおよびファンマウントが、カウンターウェイトの角度付きで湾曲した表面中に搭載されるところの、カウンターウェイトを描き、この図の対応するコンポーネンツは、図18に対して100番高くラベル付けされる。違いだけがより詳細に説明される。ダクト1572は、カウンターウェイト1534を通して形成され、2つの領域を有する。第1の領域1574は、形状が実質的に長方形であり、第2の領域1576は、領域間のインターフェースにおいてレッジ1578を規定するべく、より狭い。第1の領域1574は、湾曲した表面1564に実質的に直角に伸びる。ダクト1572は、カウンターウェイト1534の角度付き表面1564中に伸び、全体的なL字形状をカウンターウェイトを通して伸ばすように構成され、カウンターウェイトの上部表面1558上に出口を提供する。
図20は、本発明の代替的な実施形態によるカウンターウェイトを描き、この図の対応するコンポーネンツは、図19に対して100番高くラベル付けされる。カウンターウェイトは1634は、以前の実施形態の取り囲まれたダクトではなく、カウンターウェイトの1つのサイド上にチャネル1688を規定するべく、平面図で概ねU字形状である。この実施形態では、コンデンサ(図示せず)は、カウンターウェイト1634の3つのサイドによって囲まれる。この実施形態では、搭載装置1678は、3つの内部面チャネル1688の回りで伸びるレッジの形で設けられる。コンデンサはそれから、レッジ1678の下方サイドに搭載されることが可能である。チャネル1688のトップおよび/またはオープンサイドは、グリル(図示せず)によって覆われても良い。保護的プレート(図示せず)が、衝突損傷からコンデンサ等を保護するためにカウンターウェイトにしっかりと留められても良い。
図21は、本発明の代替的な実施形態によるカウンターウェイトアッセンブリを描き、この図の対応するコンポーネンツは、図20に対して100番高くラベル付けされる。配置は、搭載装置1788がチャネル1788の2つの対向するサイドの凹み1786によって提供される以外は、図20と同様である。この実施形態では、コンデンサ(図示せず)は、実質的に水平にカウンターウェイト1734中に挿入され、留め具(図示せず)で好適に保持されても良い。
図5と14に描かれたような代替的な実施形態では、カウンターウェイトは、運転席に最も近い領域において湾曲したプロファイルを有する。運転席の前部および後部表面の各々は、運転席の回転を許容するために、カウンターウェイトの湾曲したプロファイルと相補的である湾曲したプロファイルを有する。相補的な湾曲したプロファイルは、特にコンパクトなやり方で上部構造に対する運転席の360°までの回転を収容し、そのようなカウンターウェイトはまた、上述した配置の1つを使ってコンデンサを搭載するように適応されても良い。
カウンターアッセンブリ1350、1450、1550、1650、1750は、本発明の作業機械10、110、510、910、1010、1210およびその他の作業機械のいずれかとの使用に好適である。
モジュラー車台アッセンブリ
図22と23を参照すると、本発明の一実施形態による作業機械510が、いくらか簡略化された形で描かれている。本実施形態の駆動装置は、上述したものと実質的に同じと考えられることができ、駆動装置は車台アッセンブリ512中に収容されている。
車台アッセンブリ512は、車台に対する上部構造の回転を許容するように旋回輪516を介してその上に上部構造514を搭載するべく、搭載装置532を有するメインシャーシ526を含む。その他の実施形態では、搭載装置532は、上部構造の向きが車台512に対して固定されるように構成されていても良い。メインシャーシ526は、前端と後端とその間に伸びる2つのサイドプレート537を含み、それはシャーシレールの一部として働く。前端と後端の各々は、その上に補助的シャーシ528を搭載するための搭載インターフェース534を有する。搭載インターフェース534は、補助的シャーシ528をメインシャーシ526にボルト535またはその他の好適な留め具でしっかり留めるように、前方および後方表面の各コーナーにおけるフランジ上の3つのボア(視認できない)からなる。メインシャーシ526のサイドプレート537は、ドライブシャフト、ホース等が通過することを許容するように好適な切り欠き(視認できない)をもったシート鋼から作製されている。その他の実施形態では、搭載インターフェース534は、補助的シャーシ528をメインシャーシ526に溶接するのに好適な表面を含んでいても良い(下記の図24から26を参照)。
補助的シャーシ528は、前端と後端とその間に縦向きに伸びている2つのサイドプレート518’を有し、そこでは搭載インターフェース536は、補助的シャーシ528の前端または後端のどちらかに位置している。各補助的シャーシ528の搭載インターフェース536は、メインシャーシ526のボア534と相補的である3つのボアをもったフランジの形である。その他の実施形態では、ボアの数は、要求された通りに変えられても良く、メインおよび補助的シャーシのトップおよび/またはボトムエッジ上に横向きに伸びているフランジ上に設けられても良い。
補助的シャーシ528は、搭載インターフェース536に対して補助的シャーシ528の対向する端部に枢着される、スタビライザ脚装置524またはドーザーブレード装置522のどちらかを有する。スタビライザ脚装置524またはドーザーブレード装置522は、既知の装置を使ってそれぞれ油圧シリンダー523、521によって昇降させられることができる。ドーザーブレード装置522はまた、掘削時に隣接する車輪を地面から持上げることによって、機械510のためのスタビライザとして働いても良い。
各補助的シャーシ528は、地面係合構造に接続され、それはこの実施形態では、補助的シャーシに搭載されたドライブ車軸520aと520bの1つと、各車軸端に回転可能に取り付けられた車輪519を含む。補助的シャーシ528の前端と後端の間の長さは、作業機械510の機能に適するように選択されることができる。図4は、比較的短い長さと短いホイールベースをもった作業機械510に結果としてなる2つの短い補助的シャーシ528を示し、それは掘削機のような、より小さな旋回圏と制約されたスペースで作業することを要求する作業機械に好適である。逆に、図5は、長いホイールベースに結果としてなる2つの長い補助的シャーシ528’をもった作業機械510を描いており、それはクレーンや回転テレハンドラーのような、より安定な車台を要求する作業機械により好適であり得る。その他の実施形態では、長い補助的シャーシと短い補助的シャーシの組み合わせが使われても良い。
図24、25、26を参照すると、代替的なメインシャーシ626と補助的シャーシ728が描かれている。メインシャーシ626は、2つの金属サイドプレート637、638と、それらのトップエッジにおいてサイドプレートに溶接された1つのトッププレート660から作製されている。トッププレート660は、実質的にトッププレートの中心に位置する旋回輪の形の搭載装置632を含む。メインシャーシ626は更に、上部コーナーの回りで曲げられ、サイドプレート637、638に溶接されている、2つのエンドプレート662を含む。エンドプレート662は、トランスミッション部品のための概ね長方形のスペースを規定するように、トッププレート660のエッジと出会うまで伸びる。
メインシャーシ626は、エンドプレート662によって規定された2つの搭載インターフェース634を含む。この実施形態では、搭載表面634は、図24と25に示されたように、補助的シャーシ728が、メインシャーシ626の搭載表面と適合するように上に供され、それからその上に溶接される、ことを可能とするべく構成されている。
メインシャーシ626は、エンジン(図示せず)からの出力が、メインシャーシ中へと通過することを可能とするべく構成されたサイド表面637の1つにおいて642で指し示された凹みを有する。サイド表面638はまた、その中にエンジンが収容されるサイドポッドの付随的部品または構造的部品の、メインシャーシ上への搭載のためか、または通過するための配管とケーブル配線を許容するように、その表面において多数の穿孔を有する。
図25を参照すると、補助的シャーシ728は、(図24に示されたような)メインシャーシ626の対応する搭載装置634と適合しその上に溶接されるような形状をした全体的に736で指し示された搭載装置を有する。
補助的シャーシは、搭載装置736と反対の表面の最下点において設けられた2つのアーム搭載装置748aと748bを含む。アーム搭載装置748a、748bはそれぞれ、軸方向に揃えられたボアのペアの形であり、それはスタビライザ脚装置、ドーザーブレード装置等が、作業機能を行うためにピボット770に搭載された油圧シリンダー(図示せず)によって稼動されるべく補助的シャーシ728上に枢着されることを許容する。
補助的シャーシ728は、ドライブ車軸(図示せず)がシャーシに搭載されることを許容するように構成されたそのサイド表面を通して横向きに伸びる反転されたU字チャネルを規定する凹み750を有する。この実施形態では、補助的シャーシ728は、補助的シャーシのサイド表面の間に伸びる第1の搭載フレーム764と第2の搭載フレーム(視認できない)を含む。この実施形態では、搭載フレームは、補助的シャーシ728の内側に溶接される。ドライブ車軸は、第1と第2の搭載フレームの間に伸びるピボット部材(図示せず)を介して補助的シャーシにしっかり留められ、この配置は、制限されたアーティキュレーションが可能となることをドライブ車軸に許容し、それにより仮に地面がでこぼこであったとしても、車輪が接地したまま留まることを許容する。
図26を参照すると、代替的な補助的シャーシ828が描かれている。図の対応するコンポーネンツは、図25に対して100番高くラベル付けされており、違いのみが説明される。補助的シャーシ828の金属フレームは、図25で記載されたのと実質的に同じである。この実施形態では、プレート866は、凹み850に沿ってプレートをしっかり留めるべく補助的シャーシの両サイドに溶接される。プレート866は、ドライブ車軸を補助的シャーシ828に対して固定してアーティキュレーションを防止するために、ドライブ車軸(図示せず)の取り付けを可能とするように各端部において多数のボア868を含む。
スタビライザ/ドーザーリンケージ
図27、28、29を参照すると、代替的な作業機械1010が示されている。本実施形態の駆動装置は、上述したもののいずれかと実質的に同じと考えられることができ、図の対応するコンポーネンツは、図22と23に対して接頭辞「10」をもってラベル付けされており、違いのみが説明される。
図27と28に描かれた実施形態では、油圧シリンダー1021、1023の形の線形アクチュエータが、車台の少なくとも3つのサイドによって車台内で取り囲まれ、そこでは少なくとも3つのサイドの1つはスペースの実質的に上に、即ち、組み立てられた作業機械における上部構造と実質的に対向する車台のサイド上に、位置する。これは図27に見られることができる。但し、この車台の上部表面は、アクチュエータを描くために図28と29からは除去されている。描かれた実施形態では、油圧シリンダー1021、1023が、補助的シャーシ1028内に搭載され、ドーザーブレード装置1022またはスタビライザ脚装置1024をそれぞれリンケージ1004を介して作動させるべく補助的シャーシにおける開口部から伸びる。両リンケージ1004は、異なるアームに接続されるにも拘わらず、実質的に同一であり、L字を形成する2つのアームの頂点において補助的シャーシ1028に枢着される概ねL字形状のレバー1005を含む。「L字」の一方のフリーな端部は、油圧シリンダー1021、1023に枢接され、もう一方のフリーな端部は、リンクアーム1006の端部に枢接される。リンクアーム1006の第2の端部は、ドーザーブレード1022またはスタビライザ脚1024に枢接される。このリンケージは実効的に、概ね水平なシリンダー1021、1023の伸長と収縮を、概ね垂直なドーザーブレードまたはスタビライザ脚の作動運動へと変換する。
図29に描かれたように、ドーザーブレード装置1022を搭載する時には、更なる実質的に線形のリンケージ1007が設けられる。このリンケージ1007は、L字形状のレバー1005の頂点における同じ枢動点において補助的シャーシに枢着される。リンケージ1007は更に、リンクアーム1006と同じ枢動点においてドーザーブレード1022またはスタビライザ脚1024に枢接される。このリンケージ1007は、動きの間ドーザーブレード1022の直立した向きを維持する。
油圧シリンダーを補助的シャーシ1028内に設けることは、車台の全体的サイズを最小化し、オペレータの視認性を向上し得る。更には、この配置は、油圧シリンダーに、損傷からの保護を提供する。
クレーン(下記参照)、テレハンドラー(下記参照)または掘削機のような、様々な作業機械に跨って実質的に同じであることができるメインシャーシを設けることは、パーツの数を削減し得て、単一の製作ラインが複数の機械を製作することを許容し、それによりコストを削減する。モジュラー配置はまた、上述したようにもし複数のアッセンブリに分けられていれば、より多くのシャーシを出荷のための与えられた容積中に詰め込むことが可能であり得るので、もし異なる場所で製造され組み立てられていれば、メインシャーシと補助的シャーシの搬送をより効率的にすることによってコストを節約し得る。
ドライブ車軸のマウントを例外として実質的に同じであることができる補助的シャーシを設けることは、車台の部品のより低コストな製造を提供するように規模の経済化を許容し得る。
テレハンドラー
ここで図30と31を参照すると、代替的な作業機械110が簡略化された形で示されている。この実施形態では、作業機械は、テレハンドラー(テレスコピックハンドラー、特定には回転テレスコピックハンドラーとしても知られる)と考えられても良い。作業機械110は、(この実施形態では、それは安定性を助けるためにより長いホイールベースを有するものの)図1から4の作業機械10のものと同様のベースアッセンブリ111を有するが、上部構造114、作業アーム装置140および運転席130は異なる。
本実施形態では、上部構造114は、上部構造114と作業アーム装置140が車台112に対して回転することができるように、前述した通り旋回輪116とロータリージョイント(図示せず)を介して車台112に搭載される。
上部構造114は、運転席130を、横方向Lにおいて車台112の一方のサイドにオフセットして搭載する。運転席130は、作業機械が道路走行位置にある時には、前後方向Aにおいて上部構造114の前方に向けて配置される。上部構造114は、作業機械110が道路走行位置にある時には、作業アーム装置140を、横方向Lにおいて中央または中央近くで、前後方向において上部構造114の後方に向けて搭載する。
本実施形態では、作業アーム装置140は、伸縮自在なブーム142を含む。付属物は、ブームの自由端に取り外し可能に取り付け可能である。本実施形態では、付属物はパレットフォーク158のセットである。伸縮自在なブーム142がその最も低い位置にある時、例えば、地面からの物体の荷積みを開始する時、ブームは地面に対して(即ち、もし作業機械が平らで一様な地面上にあれば、水平に対して)約4°で角度が付けられている。上部構造114に設けられたカウンターウェイトは、作業機械10のためのものよりも大きいので、作業機械110は、作業機械10に対して増加した荷積み能力を有する。
油圧システムのレイアウトは、図1と2の作業機械10について図4で記載されたものと同様である。図4に対する同様の特徴は、接頭辞「11」をもってラベル付けされ、違いだけが説明される。
この実施形態では、トランスミッションは、トランスミッションポンプ1175bによって選択的に駆動されることができる単一のトランスミッションモータ1176’を含む。従って、チャージポンプ1175aとトランスミッションポンプ1175bは、トランスミッションモータ1176’にこれを供給するために要求された通りに油圧タンク1172から流体を引き出すように構成されている。その他の実施形態では、2つの油圧モータが、図12と同様の配置で設けられても良い。
この実施形態では、メインポンプ1174が、油圧タンク1172からの油圧流体を、添え字aをもった同じ参照番号で表記された上部構造114中の関連付けられたバルブを介して作業アーム装置140を動作させるために油圧シリンダー1151、1153、1155に、およびある種の付属物(図示せず)による使用のために単一の補助油圧流体サプライに、供給する。メインポンプ1174は、ブーム142を伸縮自在に伸長または収縮するために、油圧流体を油圧シリンダー1151に選択的に供給することができ、左右の持上げシリンダー1153に油圧流体を選択的に供給することによってブーム142の持上げを制御することができる。これに加えて、フォーク158の傾斜角が、傾斜油圧シリンダー1155を介して調節されることができる。
本実施形態では、上部構造114は、油圧流体を旋回モータ1132に供給しているメインポンプ1174によって車台に対して回転可能であるが、代替的な実施形態では、上部構造114は、車台112に対して固定されていても良く、またはモータ1132によって提供されたフルな360°の代わりに、旋回運動のより制約されたレンジを提供する旋回シリンダーを設けられていても良い。
ベースアッセンブリ111は、車台112の前方と後方の両方においてスタビライザ装置124を含む、という点で前述したベースアッセンブリ11とは異なる。スタビライザ装置124のスタビライザ脚は、車輪19a、19b、19c、19dを地面から持上げる荷積み動作の前に降ろされることができる。
作業機械110の油圧および電子制御システムは、作業機械10のものと異なるように構成されている。異なる構成の1つの理由は、代替的な作業アーム装置140である。本実施形態では、上部構造114のメイン制御バルブは、作業機械10のものとは異なるシリンダーにフィードする、即ち、メイン制御バルブは、伸縮自在なブームを持上げる/下げるためのシリンダー、ブームを伸長するためのシリンダー、およびフォーク付属物158を傾ける/詰め込むためのシリンダーにフィードする。
当業者によって理解されるであろうように、テレハンドラーの技術的および安全性要求は、掘削機のものとは異なる。本実施形態では、図1の作業機械10と同様に、作業アーム等の動きを制御するためにECU1186が上部構造114中に設けられる。ECU1186は、スタビライザバルブ1179、ファンモータ1169b、パークブレーキバルブ1131a、車軸ロックバルブ1133a、メインポンプ1174、トランスミッションポンプ1175b、およびステアモードバルブ1197を含んだ、車台における油圧機能を制御するために、車台112中のECU1187に信号を送る。これは、上部構造114の正しい機能性に対応するようにオペレータ運転席130からの入力をマッピングすることを含み、例えば、持上げバルブ1153aと持上げシリンダー1153を介してブーム142を持上げる/下げること、伸長バルブ1151aとブーム伸長シリンダー1151を介してブーム142を伸長すること、または傾斜バルブ1155aと傾斜シリンダー1155を介してフォーク付属物158を傾斜する/詰め込むことの動作の1つを制御するべく、入力は、メイン制御バルブの特定のバルブの開きにマッピングされる。更には、テレハンドラーに課せられた、異なる安全性要求を満たすため、異なる安全性プロトコルが要求されても良い。
代替的な実施形態では、単一のECUが、車台において設けられていても良い。そのような実施形態では、製造の時に、例えば、ECUが上部構造114において設けられている時に記載されたものと同様のやり方で、例えば掘削機の代わりにテレハンドラーとして正しく動作するべく、異なる特徴でECUを「フラッシング」することによって、ECU1187がプログラムされても良い。
クレーン
ここで図32と33を参照すると、代替的な作業機械1210が示されており、それは再度いくらか簡略化された形で示されている。この実施形態では、作業機械は、クレーンであると考えられても良い。作業機械1210は、図30の作業機械110と同様の運転席1230とベースアッセンブリ1211を有するが、作業アーム装置1240は異なる。
この実施形態では、油圧制御システムは、図30の作業機械110との関係で図31で記載されたものと同様であるが、制御システムは、作業付属物の傾斜機能を提供するための油圧シリンダーは設けられていない。
接続された上部構造1214がクレーン作業アーム1240を有する時、ブーム1242と上部構造は、図30のテレハンドラー装置のものと同様であっても良い。しかし、この実施形態では、ブーム1242は、その端部において枢着された付属物が地面と接触することが出来るという要求はないので、地面に向けて角度を付けられている代わりに、その最も低い位置において水平的に配置されても良い。
更には、モータ1257が、巻上げ機を駆動するために、ブーム1242の後方においてまたは近接して設けられていても良く、この配置は、クレーン1240の持上げ能力と前方安定性を向上する。本実施形態では、巻上げ機は、ワイヤロープ1201とウィンチ1202を含む。この実施形態では、メインポンプ1274は、油圧タンク1272からの油圧流体を、ウィンチ1202を巻くために、油圧モータ1257に供給する。ウィンチ1202は、ブーム1242のベースにおいて設けられている。フック1258が、ワイヤロープ1201の自由端に設けられており、ブーム1242の前方端から吊るされ、そこで持上げられるべき物品に接続され、ウィンチ1202の巻き入れ巻き出しによって昇降されられることができる。
描かれた実施形態では、ベースアッセンブリは、それに接続されスタビライザ油圧シリンダー1223によって降ろされた4つのスタビライザ脚1224を有する。持上げ動作中、スタビライザ脚1224は、ベースアッセンブリの車輪1219a、1219b、1219c、1219dを地面から持上げるように完全に伸ばされる。ECUは、作業機械1210がそうするためにしっかり留められるまで、持上げ動作を防止するための安全性特徴を含むように構成されていても良い。例えば、ECUは、例えばクレーン1240の動作が許容される前にスタビライザ脚1224が完全に降ろされることをチェックし、クレーン安全性基準に従って回転、持上げ等を制御するように構成されていても良い。
ここで図34を参照すると、代替的な作業機械910が示されており、この実施形態では、作業機械はクレーンである。作業機械910は、図22と23の作業機械510のものと同様の、長い補助的シャーシをもった車台アッセンブリ912を有する。図の対応するコンポーネンツは、図22と23に対して接頭辞「5」の代わりに「9」でラベル付けされており、違いのみが説明される。
上部構造914は、上部構造と作業アーム装置940が車台に対して回転できるように、前述した通り旋回輪916を介して車台912に搭載される。
接続された上部構造914は、伸縮自在なブームの形のクレーン作業アーム940を有し、それは描かれたように、その最下位置において水平に配置され得る。本実施形態では、巻上げ機は、ケーブル901とウィンチ902を含み、そこではウィンチはブームのベースにおいて設けられる。モータ957とウィンチ902をブーム940の前部ではなく後部において配置することは、クレーンの持上げ容量と前方安定性を向上する。
そのような実施形態では、車台912は、それに接続された4つのスタビライザ脚924を有し、持上げ動作の間、スタビライザ脚は、車台の車輪919を地面から持上げるように完全に伸ばされる。
MEWP
更なる代替的な実施形態では、運転席が上部構造上に搭載されなくても良く、作業アームは、移動式昇降作業プラットフォーム(MEWP)を形成するべくその自由端において搭載されたプラットフォームを有するシザーリフトまたは伸縮自在なブームであっても良い。作業アームが伸縮自在なブームである時、上部構造は旋回しても良いが、作業アームがシザーリフトである時は、上部構造は車台に対して固定されても良い。再度、前述したのと同様に、車台中のECUは、適用可能であるようにブームを伸長/収縮する、持上げ/下げする、または回転する、あるいはシザーアームを伸長/収縮するために、およびまたMEWPについての安全性要求を満たすように適切な動作プロトコルを行うために、プログラムされる(例えば、ECUをフラッシングすることによってか、または上部構造中のECUから信号を受け取ることにより)。
ダンプトラック
もっと更なる実施形態では、作業機械は、ダンプトラックであっても良い。そのような実施形態では、車台に対する上部構造の回転がないように、上部構造は、車台に固定的に搭載される。作業アームは、1つ以上の油圧シリンダー、いくつかの実施形態ではレバー装置と結合された1つ以上の油圧シリンダーを使って傾斜される、傾斜機構/ダンプ本体である。
製作プロセス
有利なことに、作業機械10、110、510、910、1010、1210の間のベースアッセンブリ11、111、511、911、1011、1211の共通性は、製作時間とコストを削減することができ、例えば、共通性は、2つ以上の異なる作業機械の製造にために要求される在庫部品のバリエーションを削減する。それはまた、単一の製作ラインが複数の機械タイプを製作することを可能とすることにより、複数の作業機械タイプのために複数の製作ラインを設置する資本コストも削減する。
ある種の実施形態では、ベースアッセンブリ11、111、511、911、1011、1211は、(シャーシを分割する垂直ラインによって図22、23、27、34の車台において概略的に描かれた)メインシャーシの前方および後方端部の1つかまたは各々に搭載された別のサブアッセンブリとして提供された補助的シャーシをもった中央メインシャーシの形で設けられていても良い。これらの実施形態では、単一のECUが、エンジン、トランスミッションポンプおよびメインポンプと共に、メインシャーシ中に設けられる。有利なことに、作業機械の間のメインシャーシの共通性は、モジュラーで従ってコスト効率のよいやり方で、複数の機械変種またはタイプを製作するための単一の製作ラインの使用を更に容易にすることができる。変種の補助的シャーシは、要求される機能性、即ち、ドーザーアーム、スタビライザ脚装置、二輪ステア、四輪ステア等、または要求されるホイールベースの長さ/全体の長さ、に依存して選択されても良い。
掘削機10のベースアッセンブリ11、テレハンドラー110のベースアッセンブリ111、およびクレーン1210のベースアッセンブリ1211は、スタビライザとドーザーのような容易に入れ替え可能な部品を別として、または異なるホイールベースおよび/または全体の長さを提供するための異なる補助的シャーシを別として、実質的に同一である。これは、スタビライザおよび/またはドーザーブレード装置またはメインシャーシを除いたベースアッセンブリが、例えば掘削機からテレハンドラーからクレーンまでを製造することから変更することが要求されるツーリング変更またはアッセンブリ変更を無しかまたは最小限で、(メインテナンスと要求が許容されたとして)連続的に製造されることができることを意味する。
一旦車台が製造され組み立てられると、地面係合構造が車台に接続されることができる(または地面係合構造は、既に補助的シャーシに組み立てられていても良い)。図10を参照すると、組み立てられた車台が、200において組み立てラインに提供される。それから202において、地面係合構造が、車台に接続される。
204において、製造されている作業機械のタイプに依存して、図1から3のどれかに示されたものと同様の運転席と作業アームを搭載した上部構造が、車台の旋回輪に接続される。上部構造はそれから、運転席と作業アーム装置が取り付けられたままで車台に接続されることができるか、または作業アームと運転席のような特徴は、車台への上部構造の接続の後で追加されても良い。
それから206において、組み立てられている作業機械のタイプに依存して、スタビライザ装置および/またはドーザーブレード装置のどちらかが、車台に接続される。車台への接続を簡略化し、製造の時点かまたはオプションで現場においてのどちらかで相互交換可能性を提供するために、相補的インターロック装置が、車台とスタビライザおよび/またはドーザーブレード装置上に設けられても良い。
代替的な実施形態では、車台は、上述したように、メインシャーシの前方および後方端部の各々において搭載された、補助的シャーシをもった中央メインシャーシの形で設けられても良い。この実施形態では、各々がドーザーブレード、スタビライザアーム等のような異なる付属物をもった補助的シャーシの範囲が提供されるので、206においては、要求された補助的シャーシがメインシャーシに搭載される。
上述したように、いくつかの実施形態では、上部構造は、それと関連付けられたECUを有し、その他の実施形態では、作業機械のベース中に設けられ配置された単一のECUだけがある。図35の決定ボックス208はこのステップを指し示す。
もし上部構造と関連付けられたECUがあれば、ベースアッセンブリ中のECUは、ベースアッセンブリがそれに接続された上部構造に好適なやり方で動作することができるように、上部構造中のECUと通信するように構成される。これが、方法ステップ210によって指し示されている。
もし上部構造と関連付けられたECUがなければ、ベースアッセンブリ中のECUは、ベースアッセンブリと、多くの実施形態では、それに接続された上部構造、運転席および/または作業アーム、を制御するように構成される。これが、方法ステップ212によって指し示されている。
当業者によって理解されるであろうように、記載された方法のステップは、代替的な順番で行われても良い。例えば、スタビライザ/ドーザー装置は、上部構造が車台に接続された後に取り付けられても良い、および/または地面係合構造は、作業機械の残りが組み立てられた後に車台に接続されても良い、あるいは例えば車軸は、車台と共に組み立てられ、車輪は製作の後のステージで追加されても良い。
変形例
発明が1つ以上の好ましい実施形態を参照して上に記載されたが、様々な変更または変形が、添付の請求項で規定された通りの発明の範囲から逸脱すること無しになされてもよいことが理解されるであろう。
本発明は、そのためにそれが特に有利であると考えられる特定の機械レイアウトの文脈で記載されたが、その上部構造中にエンジンと油圧ポンプを有する従来の車輪式旋回式掘削機のようなもっと従来の機械、または静油圧式またはその他のタイプのトランスミッションを有するテレハンドラー、ラフテレンクレーン等において本発明が使われれば、本発明のある種の利点が達成されても良い。加えて、その他の実施形態では、原動機は、サイドポッド内の代わりに、メインシャーシまたは補助的シャーシのどちらか内に位置していても良い。
代替的な実施形態では、メインシャーシは、車軸、油圧シリンダー、およびドーザーブレード装置、スタビライザ脚装置またはトラクター型油圧式3点リンケージの1つのためのマウントを有していても良い。この実施形態では、メインシャーシは、1つの補助的アッセンブリのみをメインシャーシに搭載するように構成されても良い。
例えば、上部構造は、CANバスを使う代わりに、旋回輪を通してかまたはメイン制御バルブに直接ルーティングされた油圧機能のパイロット制御を有することができる。
油圧流体の圧力および/またはフローは、どちらかのモータにパワーのバランスをシフトするために、低速動作モードにおいて高速および低速モータ76、77に向けられても良い。例えば、好適なセンサーの使用を通して1つの車軸上でのトラクションのロスを機械が感知したのに応答して、油圧フローは他の車軸にそらされても良い。
低速および/または高速モータは、それらが駆動する各車軸に直接接続されても良く、または高速モータのペアが1つの車軸上の個別の車輪を駆動し、低速モータのペアが第2の車軸上の個別の車輪を駆動しても良い。
その他の実施形態では、従来のギアボックス、パワーシフトギアボックス、および/またはトルクコンバーターギアボックスのような、代替的なトランスミッション装置が使われても良い。代替的な原動機、例えば電気モータがまた、ICエンジンの代わりかまたはそれとの関係で使われても良い。
実施形態では、メインポンプは、パイロットフィードバルブのためにと、従って様々な油圧シリンダーとモータのために、油圧流体を提供しているとして描かれているが、その他の実施形態では、パイロットフィードバルブへの供給は、チャージおよびトランスミッションポンプによって提供されても良い。
その他の実施形態では、メインポンプとチャージおよびトランスミッションポンプは、例えばベベルギアボックスを介して直列にではなく、並列に駆動されても良く、もし特定の動作のために要求されていなければポンプへのドライブを脱係合するためにクラッチ機構が設けられていても良い。
本発明は、軌道式車両や、ステアリングのための2つの互いに関節をもった部分であって、各々が固定された車軸をもつものから形成された本体をもつものとの使用にも好適であっても良い。
ここで記載された実施形態では、エンジンは、本実施形態のエンジンとトランスミッションのパッケージングサイズを削減するべく、軸Bに直角に配置されるが、代替的な横方向の位置、例えば時計回り方向で測定された軸Bに対して30°と70°の間、にエンジンが配置されても良い代替的な実施形態においても、発明の利点は達成されることができる。
ここで記載された実施形態では、エンジンは、ピストンの縦軸が実質的に直立に向けられているように配置されるが、代替的な実施形態では、ピストンは、代替的に向けられていても良く、例えばピストンは実質的に水平でも良い。更なる代替的な実施形態では、原動機はディーゼルエンジンでなくても良く、例えばエンジンはガソリンエンジンでも良い。
本発明の燃料タンク、油圧流体タンク、熱交換器、ファンおよびエンジンの配置は、そのコンパクトな性質のために有利であるが、それらの部品が代替的な位置に配置されても良い、例えば燃料タンクと油圧流体タンクは車軸の間に配置されなくても良い、というような代替的な実施形態においても、発明の利点は達成されることができる。
フットスロットルのための再配置モードは、ノンゼロ位置以外の手段で入られても良く、これは予め決められたより高い設定(例えば、1500rpmより上)であることができる。更なる実施形態では、作業動作が、機械の作業アームの使用法から、またはいくつかの場合にはオペレータの着席位置から、感知されることができる(即ち、ハイウェイモードからサイトモードに切り替えるために、もし座席が、道路走行のために異なる方向に面しているのではなく、作業アームに面するように回転されていれば、それに入る)。
サイトモードとハイウェイモードの間の切り替えは、オペレータに提供されたディスプレイ上のレイアウトや、油圧機能等のような、その他の機械システムを可能/不能にしても良い。
上部構造ECU86の代わりに、車台ECU87は、再配置モードにおいて、フットスロットル91の要求信号を解釈して、モータへの油フローを制御するためのロジックを含んでいても良い。
記載された掘削機は、ディッパーと3重関節ブームを含むが、代替的な実施形態では、ブームは、上部構造とディッパーへの接続においてだけ関節をもっていても良い。更なる代替的な実施形態では、ブームまたはディッパーのセクションが伸縮自在であっても良い。
作業機械は、手動、油圧式または電子油圧式コントロールを使って動作させられても良い。
更なる代替的な実施形態では、メインシャーシは、その前方および後方端部において凹みを規定するべく構成されても良い(例えば、対抗するC−ビームの形のシャーシレールを有することにより)。部材は、サブアッセンブリが、メインシャーシにおける凹み中に挿入され、メインシャーシに開放可能にしっかり留められることを可能とするべく構成されていても良い。この実施形態では、サブアッセンブリは、スタビライザ脚装置、ドーザーアーム装置、3点リンケージ等であっても良い。代替的な実施形態では、サブアッセンブリはまた、ドライブ車軸をメインシャーシに搭載しても良く、そこでは車軸は、図25と26で記載されたものと同様のやり方でサブアッセンブリに対して固定されても良いし、されなくても良い。
その他の実施形態では、カウンターウェイトは、複数の相補的なセクションを介して形成されても良く、それは、一緒に積み重ねてしっかりと留められた時に、それを通した空気流路と搭載装置を規定するカウンターウェイトを形成する。
本発明では、作業機械はミディ掘削機であると考えられても良い。その他の実施形態では、カウンターウェイトアッセンブリは、例えばテレハンドラー、ローダーまたはクレーンといったその他の作業機械にフィットされても良い。
その他の実施形態では、例えばエンジン、トランスミッション、ステアリングまたは油圧システムを冷却するためのラジエータのような、熱交換器の異なる形が、カウンターウェイトにしっかりと留められても良い。更には、1つより多くの熱交換器が、カウンターウェイトに搭載されても良い。
その他の実施形態では、熱交換器のための搭載装置は、各レッジに位置する2つのねじ付きボアをもった、ダクトの2つの対向するサイド上のレッジを設けること、またはその中にねじ付きボアを含んだ各レッジをもった、ダクトの4つのコーナーの各々における突出表面を設けることのような、異なる形であっても良い。
本実施形態では、両車軸上の車輪は操舵可能である(即ち、作業機械は四輪ステアのために構成されている)が、代替的な実施形態では、車軸の1つ上の車輪だけが操舵可能である(即ち、作業機械は二輪ステアのために構成されている)ようになっていても良い。

Claims (84)

  1. 作業機械であって、
    地面係合構造を含ベースアッセンブリと、
    前記地面係合構造に接続された車台と、
    前記車台に接続された上部構造と、
    前記上部構造に搭載された作業アームと、
    前記車台を前記上部構造に接続するコネクターと、
    前記上部構造の中心からオフセットされた位置にある運転席と、
    使用時に前記作業機械を推進するべく前記地面係合構造を動かすための、前記ベースアッセンブリ中に位置する駆動装置と、
    を含み、
    前記上部構造は、その第1の角度付き外周表面を有する車体部分を含み、前記第1の角度付き外周表面の角度は、水平より下で0°より大きく、水平より下で90°より小さく、
    前記第1の角度付き外周表面は、前記作業機械の前記運転席から離れた側にあり、
    前記駆動装置の全体が、前記上部構造の下方限界と一致するレベルより下に配置され、
    前記地面係合構造は、車輪又は無限軌道を含む、作業機械。
  2. 前記作業アームは、垂直軸の回りを前記上部構造に対して枢動するために、キングポスト装置を使って前記上部構造に搭載されている、請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記第1の角度付き外周表面の角度は、水平より下で10°から80°の範囲内である、請求項1又は2記載の作業機械。
  4. 前記上部構造は、前記第1の角度付き外周表面に対して前記上部構造の反対に配置された第2の角度付き外周表面を含み、前記第2の角度付き外周表面の角度は、水平より下で0°より大きく、水平より下で90°より小さい、請求項からのいずれか一項記載の作業機械。
  5. 前記第1及び第2の角度付き外周表面の角度が異なる、請求項記載の作業機械。
  6. 前記第1の角度付き外周表面の水平より下での角度は、前記第2の角度付き外周表面の水平より下での角度より小さい、請求項記載の作業機械。
  7. カウンターウェイトをさらに含み、前記カウンターウェイトは、前記第1び/は第2の角度付き外周表面の少なくとも一部を形成する、請求項からのいずれか一項記載の作業機械。
  8. 85cmの身長を有する前記運転席に座ったオペレータの前記作業機械の右手後方コーナーに渡る視線角度が、水平より下で少なくとも30°であ、請求項1からのいずれか一項記載の作業機械。
  9. 前記ベースアッセンブリは、前記駆動装置及び/前記地面係合構造を制御するための電子制御ユニット(ECU)を含む、請求項1からのいずれか一項記載の作業機械。
  10. 前記ECUは、使用時に上部構造の機能を制御するように構成されている、請求項記載の作業機械。
  11. 前記ECUは、前記上部構造の油圧機能性を制御する、請求項記載の作業機械。
  12. 前記ECUは、前記作業アームの動作を制御する、請求項11記載の作業機械。
  13. 前記ECUは、前記上部構造に設けられている、請求項から12のいずれか一項記載の作業機械。
  14. 前記駆動装置は、原動機とトランスミッションを含む、請求項1から13のいずれか一項記載の作業機械。
  15. 前記トランスミッションは、油圧ポンプと油圧モータを含む、請求項14記載の作業機械。
  16. 熱交換器と冷却ファンが、前記原動機に隣接して搭載され、前記冷却ファンの回転軸が前記作業機械の前後方向と実質的に平行であるように配置されている、請求項14又15記載の作業機械。
  17. 前記原動機の全体が、車輪の上方限界と一致するレベルより下に配置されている、請求項14から16のいずれか一項記載の作業機械。
  18. 前記原動機は、前方車軸と後方車軸の間に配置されている、請求項17記載の作業機械。
  19. 前記原動機は、前記作業機械の前後方向に対して横方向に搭載されている、請求項17又18記載の作業機械。
  20. 前記原動機は、前記作業機械の前後方向に対して実質的に直角に搭載されている、請求項19記載の作業機械。
  21. 前記原動機は、ピストンを含レシプロエンジンであり、前記レシプロエンジンは、前記ピストンが直立した向きを有するように搭載されている、請求項14から20のいずれか一項記載の作業機械。
  22. 前記作業機械の前後方向に伸びる軸の一方のに配置された燃料タンクを含み、前記原動機は、前記作業機械の前後方向に伸びる軸の他方のに配置されている、請求項14から21のいずれか一項記載の作業機械。
  23. 前記作業機械は、前記作業機械の前後方向に伸びる軸の一方のに配置された油圧流体タンクを含み、前記原動機は、前記作業機械の前後方向に伸びる軸の他方のに配置されている、請求項14から22のいずれか一項記載の作業機械。
  24. 前記コネクターは、前記車台に対する前記上部構造の回転を可能にするためのロータリーコネクターである、請求項14から23のいずれか一項記載の作業機械。
  25. 前記ロータリーコネクターは旋回輪である、請求項24記載の作業機械。
  26. 前記上部構造は、少なくとも180°前記車台に対して回転することができる、請求項24又25記載の作業機械。
  27. 前記上部構造は、電気モータを使って前記車台に対して回転可能である、請求項24から26のいずれか一項記載の作業機械。
  28. 前記上部構造は、油圧モータを使って前記車台に対して回転可能である、請求項24から26のいずれか一項記載の作業機械。
  29. 前記上部構造と前記車台の間の前記ロータリーコネクターは、前記車台に対する前記上部構造の位置とは独立に、電気信号び/は油圧流体が前記上部構造に送られることを可能にするように構成されたロータリージョイント装置を含む、請求項24から28のいずれか一項記載の作業機械。
  30. 油圧ラムが、概ね直立した軸の回りで前記上部構造に対して前記作業アームを回転するのに使われる、請求項2から29のいずれか一項記載の作業機械。
  31. 前記作業アームは油圧的に作動されており、制御バルブが、前記作業アームへの流体フローを制御するために前記上部構造に設けられている、請求項1から30のいずれか一項記載の作業機械。
  32. 前記作業アームは、概ね水平な軸の回りで上下に移動可能となるように、前記上部構造に回転可能に搭載されている、請求項1から31のいずれか一項記載の作業機械。
  33. 前記運転席は、前記上部構造回転可能に搭載され、前記上部構造は、第1の概ね直立した軸の回りで回転可能であり、前記運転席は、第2の概ね直立した軸の回りで回転可能である、請求項1から32のいずれか一項記載の作業機械。
  34. 前記上部構造に対する前記運転席の回転軸は、前記車台に対する前記上部構造の回転軸と一致する、請求項33記載の作業機械。
  35. 前記上部構造に対する前記運転席の回転軸は、前記車台に対する前記上部構造の回転軸からオフセットされている、請求項33記載の作業機械。
  36. 前記運転席は、少なくとも180°前記上部構造に対して回転することができる、請求項33から35のいずれか一項記載の作業機械。
  37. 前記運転席は、電気モータを使って前記上部構造に対して回転可能である、請求項33から36のいずれか一項記載の作業機械。
  38. 前記運転席は、油圧モータを使って前記上部構造に対して回転可能である、請求項33から36のいずれか一項記載の作業機械。
  39. 前記上部構造と前記運転席の間のロータリー接続前記上部構造から前記運転席までホースび/はケーブルをルーティングする機構を含み、前記機構は、前記上部構造に対する前記運転席の位置を考慮に入れるためにホースび/はケーブルが巻かれるかは巻き戻されることを可能にするように構成されている、請求項33から38のいずれか一項記載の作業機械。
  40. 前記作業アームは、長さ方向において前記上部構造の一端にありかつ幅方向において前記上部構造に対して実質的に中心ある位置で前記上部構造に搭載されている、請求項1から39のいずれか一項記載の作業機械。
  41. 前記作業機械は、少なくともコンパクトテールスイング掘削機であ、請求項24から40のいずれか一項記載の作業機械。
  42. 前記地面係合構造は、前方車軸と、後方車軸と、前記前方車軸と前記後方車軸の各々に搭載された少なくとも2つの車輪を含む、請求項1から41のいずれか一項記載の作業機械。
  43. 前記前方車軸と前記後方車軸は、少なくとも二輪ステアに構成されている、請求項42記載の作業機械。
  44. 前記前方車軸と前記後方車軸は、四輪ステアに構成されている、請求項42記載の作業機械。
  45. 前記作業機械は、四輪駆動用に構成されている、請求項42から44のいずれか一項記載の作業機械。
  46. 前記前方車軸と前記後方車軸の間の分離は、2.0mから3.5mの範囲内であ、請求項42から45のいずれか一項記載の作業機械。
  47. 前記駆動装置は、静油圧式駆動装置である、請求項1から46のいずれか一項記載の作業機械。
  48. 前記トランスミッションは、前記原動機によって駆動され油圧ポンプと、前記作業機械が比較的高速で駆動されることを可能にするよう第1の車軸を駆動するために前記油圧ポンプから油圧流体を供給される高速の第1の油圧モータと、比較的低速で第2の車軸を駆動するために前記油圧ポンプから油圧流体を供給される比較的低速な第2の油圧モータとを含む、請求項14から26のいずれか一項記載の作業機械。
  49. 前記第1の油圧モータは、0から255cmの、比較的高い回転当りの容量を有する、請求項48記載の作業機械。
  50. 前記油圧ポンプと前記第1及び第2の油圧モータは、前記車台に搭載されている、請求項48又49記載の作業機械。
  51. 前記車台は、少なくとも3つの側面が囲まれたスペースを画定するようにシート金属材料から少なくとも一部が形成されている、請求項1から50のいずれか一項記載の作業機械。
  52. 前記車台は、前記スペース内に位置する線形アクチュエータの第1の端部のためのマウントをさらに含み、前記線形アクチュエータは少なくとも部分的に前記スペース内に収容されている、請求項51記載の作業機械。
  53. 前記線形アクチュエータは、前記車台の側面にある開口部を通して伸びるように構成されている、請求項52記載の作業機械。
  54. 作業への接続のためのリンケージをさらに含む、請求項1から53のいずれか一項記載の作業機械。
  55. 前記作業具はスタビライザ脚装置である、請求項54記載の作業機械。
  56. 前記作業具はドーザーブレード装置である、請求項54記載の作業機械。
  57. 前記作業具は3点リンケージである、請求項54記載の作業機械。
  58. 前記作業は、開放可能なインターロック機構を使って前記車台に接続されている、請求項54から57のいずれか一項記載の作業機械。
  59. 前記コネクターは、前後方向においてび横方向において前記車台に対して実質的に中心に搭載されている、請求項1から58のいずれか一項記載の作業機械。
  60. 前記車台は、メインシャーシと少なくとも1つの補助的シャーシを含む、請求項1から59のいずれか一項記載の作業機械。
  61. 前記メインシャーシは、その上に前記上部構造を搭載するための搭載装置と、その上に前記補助的シャーシを搭載するための搭載インターフェースを含む、請求項60記載の作業機械。
  62. 前記補助的シャーシは業を行うためのアクチュエータをさらに含む、請求項60又61記載の作業機械。
  63. 前記アクチュエータは、前記補助的シャーシ内に収容されている、請求項62記載の作業機械。
  64. サイドポッドが、前記メインシャーシに搭載され、前記サイドポッドは、原動機を含む駆動装置を含む、請求項60から63のいずれか一項記載の作業機械。
  65. 前記メインシャーシECUをさらに含む、請求項60から64のいずれか一項記載の作業機械。
  66. 前記メインシャーシ前記補助的シャーシは、車軸のためのマウントを含む、請求項60から65のいずれか一項記載の作業機械。
  67. カウンターウェイトアッセンブリをさらに含み、前記カウンターウェイトアッセンブリは、前記作業アームを釣り合わせるための質量を有するカウンターウェイトを含む、請求項1から66のいずれか一項記載の作業機械。
  68. 前記カウンターウェイトは、前記カウンターウェイトへの熱交換器の搭載のための搭載装置を含み前記カウンターウェイトに搭載された時に空気が前記熱交換器を通して流れることを可能にするための入口と出口を有する空気流路を画定る、請求項67記載の作業機械。
  69. 熱交換器前記搭載装置に搭載されている、請求項68記載の作業機械。
  70. 前記搭載装置は、前記熱交換器が4つの側面を囲まれるように構成されている、請求項68又69記載の作業機械。
  71. 前記カウンターウェイトは、前記カウンターウェイトを通ダクトの形の空気流路を画定するように構成されている、請求項68から70のいずれか一項記載の作業機械。
  72. ファンが、前記熱交換器と併せて搭載されている、請求項68から71のいずれか一項記載の作業機械。
  73. 前記カウンターウェイトアッセンブリは、グリルをさらに含み、前記グリルは前記カウンターウェイトの上方表面に近接して搭載されている、請求項68から72のいずれか一項記載の作業機械。
  74. 前記搭載装置は、複数のねじ付きボアを含む、請求項68から73のいずれか一項記載の作業機械。
  75. 前記カウンターウェイトは、1つの要素で構成される単一部品として形成されている、請求項68から74のいずれか一項記載の作業機械。
  76. 前記熱交換器は、エアコンシステムのコンデンサである、請求項68から75のいずれか一項記載の作業機械。
  77. 前記ファンは、前記入口を通した空気を、前記熱交換器を通して前記出口まで駆動するように構成されている、請求項72記載の作業機械。
  78. 前記カウンターウェイトは、前記作業アームと反対の位置において前記上部構造に搭載されている、請求項67から77のいずれか一項記載の作業機械。
  79. 前記作業アームは伸縮自在なブームである、請求項1から78のいずれか一項記載の作業機械。
  80. 前記作業アームはジブである、請求項1から78のいずれか一項記載の作業機械。
  81. 前記作業アームはシザーリフトである、請求項1から78のいずれか一項記載の作業機械。
  82. 前記作業アームは傾斜するプラットフォームである、請求項1から78のいずれか一項記載の作業機械。
  83. 6から12メートルンの運転重量を有する、請求項1から82のいずれか一項に記載の作業機械。
  84. .2からメートルンの運転重量を有する、請求項1から82のいずれか一項に記載の作業機械。
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