JP6101498B2 - 作業車両 - Google Patents

作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6101498B2
JP6101498B2 JP2013017347A JP2013017347A JP6101498B2 JP 6101498 B2 JP6101498 B2 JP 6101498B2 JP 2013017347 A JP2013017347 A JP 2013017347A JP 2013017347 A JP2013017347 A JP 2013017347A JP 6101498 B2 JP6101498 B2 JP 6101498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stop
input means
angle
work
stop positions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013017347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014148806A (ja
Inventor
充弘 中垣
充弘 中垣
勝也 宮▲崎▼
勝也 宮▲崎▼
田中 剛
剛 田中
実寛 高橋
実寛 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2013017347A priority Critical patent/JP6101498B2/ja
Priority to PCT/JP2014/051390 priority patent/WO2014119464A1/ja
Priority to US14/765,112 priority patent/US9580886B2/en
Priority to EP14746810.2A priority patent/EP2952635B1/en
Priority to CN201480007069.5A priority patent/CN105209692B/zh
Priority to KR1020157023465A priority patent/KR101763374B1/ko
Publication of JP2014148806A publication Critical patent/JP2014148806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6101498B2 publication Critical patent/JP6101498B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/2033Limiting the movement of frames or implements, e.g. to avoid collision between implements and the cabin
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/438Memorising movements for repetition, e.g. play-back capability
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices
    • E02F9/264Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool
    • E02F9/265Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool with follow-up actions (e.g. control signals sent to actuate the work tool)

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、作業車両に関する。より詳細には、作業装置の可動範囲を制限する技術に関する。
従来、バックホー等の作業車両は、操作レバー装置を操作して作業車両に具備される作業装置に所望の動作や作業を行わせるように構成されている。このような作業車両における操作レバー装置の各操作に対して、作業装置の先端に取り付けられるバケット等の各種アタッチメントが旋回装置や可動範囲内にある物体に干渉する場合がある。そのため、操作レバー装置の各操作に対して作業装置の可動範囲を任意の範囲に制限することができる作業車両が知られている。例えば特許文献1の如くである。
例えば、特許文献1に示すように、バケットをブレーカーに付換えた場合において、実際にアームを掻込み側に移動させ、ブレーカーがブームシリンダにかなり近づいた状態を現出させる。その状態で記憶指令を出すと、以後は、そのかなり近づいた状態よりもアーム伸長側に設定角度離れた状態でアーム掻込み移動が停止し、それよりブーム側にはアームが移動しないように制御される。
しかしながら、このような構成の作業車両は、様々なアタッチメントに対応するには、作業が煩雑となり、作業効率が低下するおそれがあった。
特開平10−8490号公報
本発明の目的は、作業装置において複数のアタッチメントを交換しても干渉を回避することができるとともに、アタッチメントの交換に伴う作業効率の低下を軽減することができる作業車両を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、作業機本体と、当該作業機本体に接続され複数個の関節を有し、先端にアタッチメントが着脱可能に装着される作業装置と、前記作業装置の干渉を回避するために作業装置を停止させる複数の停止位置が設定される制御装置とを具備する作業車両であって、前記複数の停止位置は、互いに他の停止位置の値を含まない調整範囲がそれぞれ定められ、前記制御装置には、前記作業装置の位置を検知する位置センサーと、予め複数の停止位置を選択設定し、複数の停止位置をそれぞれ独立して調整する入力手段とが接続され、前記入力手段の少なくとも一部は、前記制御装置と着脱可能に接続され、前記入力手段は、数値入力により前記複数の停止位置の調整を可能とし、前記作業車両の操縦席の左右一側には、表示部分が操縦者と対向するように表示装置が設けられ、前記表示装置は、前記制御装置と、前記複数の停止位置の一つを選択する画面操作部を具備し、前記画面操作部にて複数の停止位置の一つを前記入力手段とは独立して選択可能とし、前記着脱可能に接続した入力手段により、前記複数の停止位置をそれぞれ数値入力により画面操作部とは独立して調整可能とし、前記画面操作部において、複数の停止位置の選択操作を行うことにより、前記表示装置に規制位置SETモード画面が表示され、前記規制位置SETモード画面には、前回の操作で選択した停止位置、及び現在の停止位置が表示されるものである。
請求項2においては、請求項1記載の作業車両において、前記入力手段は、前記作業装置を停止位置に移動させ、その位置を記憶するダイレクトティーチによって停止位置の調整を行うことを可能としたものである。
請求項3においては、請求項1記載の作業車両において、前記位置センサーは、前記作業装置の関節の角度を検知するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、複数の停止位置は、それぞれ独立して調整することができ、調整した停止位置がその他の停止位置に影響することがないので、アタッチメントを交換した際に、再調整する必要がなく、干渉を回避することができ、作業効率の低下を軽減することができる。
停止位置の調整範囲の値は、調整する停止位置以外の停止位置を含むことがないため、選択手段における停止位置の値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置の値を選択するときに混乱することがない。
作業装置を移動させることなく停止位置を調整でき、調整操作が容易に行うことができる。
また、入力手段の少なくとも一部が制御装置と着脱可能に構成されているため、不用意に停止位置を調整することができず、安全に作業装置を操作することができる。
請求項2においては、停止位置の調整時に、目視により停止位置を確認できるため、調整操作を容易に行うことができる。さらに、ダイレクトティーチによる停止位置の調整が調整範囲を越えた場合、停止位置の調整を行わないため、選択手段における停止位置の値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置の値を選択するときに混乱することがない。
請求項3においては、作業装置の角度を検出するだけで停止位置を判断することができるため、制御構成を簡素とすることができる。
本発明の一実施形態に係る作業車両の全体的な構成を示す側面図。 作業装置における停止位置を示す側面図。 停止制御の構成を示すブロック図。 (a)表示部に表示される調整選択画面を示す図。(b)表示部に表示される調整画面を示す図。 入力手段における停止位置の調整を示すフローチャート。 作業車両の表示装置の構成を示す正面図。 表示装置に表示される可動範囲制限モード画面を示す図。 制御装置における停止位置の選択を示すフローチャート。 表示装置に表示される規制位置モード移行画面を示す図。 表示装置に表示される掘削モード画面を示す図。 表示装置に表示される規制面SETモード画面を示す図。 別の実施形態に係る入力手段における停止位置の調整を示すフローチャート。
まず、図1から図3を用いて、本発明の一実施形態に係る作業車両であるバックホー1について説明する。なお、本実施形態においては、バックホー1を作業車両の一実施形態として説明するが、作業車両はこれに限るものではなく、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であっても良い。また、説明を容易とするため、図中の矢印F方向はバックホー1の前方向として、バックホー1に乗り込み前方向に向いた状態における前後左右方向を前後左右方向として規定する。
バックホー1は、主として走行装置2、旋回装置3、及び作業装置4を具備する。
走行装置2は、主として左右一対のクローラ5・5を具備する。走行装置2は、機体の左右のクローラ5・5をそれぞれ駆動することで、バックホー1を前後進及び旋回させることができる。
旋回装置3は、作業機本体であり、主として旋回台6、操縦部8、及びエンジン9を具備する。旋回台6は、旋回装置3の主たる構造体となるものである。旋回台6は、走行装置2の上方に配置され、走行装置2に旋回可能に支持される。旋回装置3は、図示しない旋回モータを駆動することで、旋回台6を走行装置2に対して旋回させることができる。また、旋回台6上には、種々の操作具を備える操縦部8、動力源となるエンジン9等が配置される。
作業装置4は、主としてブーム10、アーム11、アタッチメントの一種であるバケット12、ブームシリンダ13、アームシリンダ14、アタッチメント用シリンダ15を具備する。
ブーム10は、その一端部が旋回台6の前部に関節であるブーム支点10aによって回転自在に支持される。ブーム10は、伸縮自在に駆動するブームシリンダ13によってブーム支点10aを回転中心として回転される。より詳細には、ブームシリンダ13が伸ばされた場合、ブーム10は上方に回転され、ブームシリンダ13が縮められた場合、ブーム10は下方に回転される。
アーム11は、その一端部がブーム10の他端部に、関節であるアーム支点11aによって回転自在に支持される。アーム11は、伸縮自在に駆動するアームシリンダ14によって一端部にあるアーム支点11aを回転中心として回転される。より詳細には、アームシリンダ14が伸ばされた場合、アーム11は下方(アーム11の他端側がブーム10に近接する方向)に回転され、アームシリンダ14が縮められた場合、アーム11は上方(アーム11の他端側がブーム10から離間する方向)に回転される。また、アーム11の支持部には、アーム11の回転位置を検出する位置センサー11bが設けられる。なお、本実施形態において、検知手段は、位置センサー11bとして、アーム11の回転位置を検出するものとしたが、これに限定するものでなく、アームシリンダ14の伸縮量を検出するものしてもよい。また、検知手段である位置センサー11bをアーム支点11aにのみ設けているが、限定するものではなく、ブーム支点10a、アタッチメント支点12aに位置センサー(角度検知センサー)を設置することで、より詳細なアタッチメントの位置を把握する構成としてもよい。
アタッチメントの一種であるバケット12は、その一端部がアーム11の他端部に、関節であるアタッチメント支点12aによって回転自在に支持される。バケット12は、伸縮自在に駆動するアタッチメント用シリンダ15によって一端部にあるアタッチメント支点12aを回転中心として回転される。より詳細には、アタッチメント用シリンダ15が伸ばされた場合、バケット12は下方(バケット12の他端側がアーム11に近接する方向)に回動され、アタッチメント用シリンダ15が縮められた場合、バケット12は上方(バケット12の他端側がアーム11から離間する方向)に回動される。
以上の如く、作業装置4は、バケット12を用いて土砂等の掘削を行う多関節構造を構成している。なお、本実施形態に係るバックホー1は、バケット12を有して掘削作業を行う作業装置4としているが、これに限定するものではなく、例えば油圧ブレーカーを有して破砕作業を行う作業装置であっても良い。
操縦部8には、略中央に操縦席20が設けられ、その左右両側に右側操作レバー装置21及び左側操作レバー装置22が配置される。各操作レバー装置は、旋回モータ、ブームシリンダ13、アームシリンダ14、及びアタッチメント用シリンダ15を操作可能に構成される。操縦席20の左右一側(本実施形態では右側)には、表示装置23が設けられる。表示装置23は、表示部分が操縦席20に着座した操縦者と対向するように配置される。
次に、作業装置4の干渉を回避するために設定される停止位置SA・SB・SCについて説明する。
本実施形態における停止位置SA・SB・SCとは、図1及び図2に示すように、ブーム支点10aとアタッチメント支点12aとが水平線H1で結ばれる状態において、ブーム10の上腕部10bとアーム11とがなす角度で定義している。つまり、この停止位置SA・SB・SCは、掻込側に移動しているアーム11がブーム10に対してその停止角度A・B・Cに達すると、アーム11の移動を停止させる位置である。また、この停止角度は、図2に示す状態において、反時計回りを正とし、時計回りを負としている。停止角度A・B・Cは、様々なアタッチメントに対応するため、複数設定している。本実施形態において、停止位置SA・SB・SCに対応する停止角度を設定し、それら複数の停止位置SA・SB・SCの適宜の一つを選択可能とすることで、作業装置4の干渉を防止することとしている。
停止位置SA・SB・SCは、旋回装置3から近い順に、掻込側である第一停止位置SA、中央側である第二停止位置SB、伸長側である第三停止位置SCとしている。さらに、第一停止位置SAに対応する設定値である第一停止角度A、第二停止位置SBに対応する設定値である第二停止角度B、第三停止位置SCに対応する設定値である第三停止角度Cとしている。さらに、アーム11がブーム10に対して最も接近したときの位置SXに対応する数値である最小の停止角度X、アーム11がブーム10に対して最も離れた位置SYに対応する数値である最大の停止角度Yが予め設定されている。
停止位置SA・SB・SCは、それぞれ独立して調整することができる。停止位置SA・SB・SCの調整範囲は、互いに他の停止位置SA・SB・SCの値を含まない。つまり、予め各停止位置SA・SB・SCには、設定調整可能な範囲が定められており、第一停止位置SAにおける新たな第一停止角度A1の調整可能な範囲は、X≦A1<X1となる。第二停止位置SBにおける新たな第二停止角度B1の調整可能な範囲は、X1≦B1≦X2となる。第三停止位置SCにおける新たな第三停止角度C1の調整可能な範囲は、X2<C1≦Yとなる。ただし、調整可能範囲に用いる停止角度は、X<X1<X2<Yの関係にある。
次に、図3に示す停止制御の構成を示すブロック図、図4に示す表示部52に表示される調整選択画面53及び調整画面57を示す図、を用いて停止制御の構成を説明する。
制御装置28は、画面操作部27の操作によりLED表示部25及び液晶表示部26の制御を行うものである。制御装置28は、LED表示部25及び液晶表示部26と近接する枠体24(図6参照)の内部に、又はECU16と一体的に構成される。
ECU16は、エンジン9、図示しない油圧ポンプ等を制御するものである。ECU16は、エンジン9や油圧ポンプ等を制御するために種々のプログラムが格納される。また、ECU16は、これらのプログラム等に従って所定の演算を行うことができ、当該演算の結果等を記憶することができる。ECU16は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。
ECU16は、エンジン9に設けられる図示しない各種センサーや燃料噴射装置に接続され、エンジン9を制御することが可能である。ECU16は、表示装置23の制御装置28に接続され、制御装置28に警告・エラー情報、燃料残量、及び冷却水温度等についての制御信号を伝達し、制御装置28に入力された入力信号を取得することが可能である。
また、制御装置28には、検知手段である位置センサー11bと、予め複数(3つ)の停止位置SA・SB・SCに対応する停止角度A・B・Cを設定してこれらを独立して調整する入力手段51と、複数の停止位置SA・SB・SCを選択する選択手段である画面操作部27と、が接続される。
入力手段51は、表示装置23とは別途に設けられるパーソナルコンピューター等とされ、表示装置23内の制御装置28に着脱可能に接続される。この入力手段51を操作することで、前述の停止位置SA・SB・SCを調整することができる。なお、本実施形態は別途に入力手段51を設ける構成としているが限定するものではなく、表示装置23に入力手段を組み込み、停止位置SA・SB・SCの調整を行うものとしてもよい。
入力手段51の表示部52には、停止位置SA・SB・SCを調整する際に、図4の(a)に示す調整選択画面53が表示される。その表示画面において、アーム制限停止調整角度(SC)の項目54、アーム制限停止調整角度(SB)の項目55、アーム制限停止調整角度(SA)の項目56が表示される。
操縦者は、上記の項目54・55・56のうち調整したい項目を選択することで、調整画面57を表示部52に表示させる。図4の(b)に示す調整画面57は、アーム制限停止調整角度(SA)項目56を選択した際に表示される画面であり、第一停止位置SAの第一停止角度Aの調整を行う画面である。調整画面57において、61には調整前の現在値(第一停止角度A)、62には調整できる最大値X1(厳密にはX1未満の値)、63には新たな設定値(調整する第一停止角度A1)、64には調整できる最小値Xが表示される。これら61・62・63・64の項目に表示される数値の単位は、角度で表している。
新たな設定値の項目63の右側には、調整ボタン群65が設けられている。この調整ボタン群65は、新たな設定値の項目63に表示された新たな第一停止角度A1を調整することができる。この調整ボタン群65は、百の位、十の位、一の位が設けられ、それぞれに値を大きくするボタンと小さくするボタンが設けられている。調整ボタン群65の下方には、スライドすることで、新たな設定値の項目63に表示された第一停止角度A1を調整することができるスライドバー66が設けられている。調整画面57の下部には、新たな設定値の項目63の調整された第一停止角度A1を記憶するためのセットボタン67、調整などを途中で中止するためのキャンセルボタン68が設けられている。
次に、図3から図5を用いて、停止位置SA・SB・SCの停止角度A・B・Cを調整する入力手段51の制御手順を説明する。
まず、図3に示すように、入力手段51は、バックホー1側の制御装置28に接続して起動し、停止位置SA・SB・SCに対応する停止角度A・B・Cの調整を行える状態とする。
つまり、図5に示す入力手段51における停止位置SA・SB・SCの調整を示すフローチャートのステップS10において、入力手段51は、バックホー1の制御装置28から今現在設定されている停止位置SA・SB・SCの情報を取得して、調整選択画面53(図4参照)を表示させ、調整選択画面53に表示された3つの停止位置の項目54・55・56のうち、操縦者によって1つが選択されると、ステップS10からステップS11へと移行する。
ステップS11において、入力手段51は、第一停止位置SA(項目56)が選択されたか否かを判断する。その結果、第一停止位置SAが選択されたと判断した場合、入力手段51はステップS11からステップS12へと移行する。他方、第一停止位置SAが選択されていないと判断した場合、つまり第二停止位置SB又は第三停止位置SCが選択されたと判断した場合、入力手段51はステップS11からステップS21へと移行する。
ステップS12において、入力手段51は、図4の(b)に示す調整画面57を表示する。このとき、入力手段51は、調整画面57に、第一停止位置SAが調整できる範囲の最大値B及び最小値X、現在設定されている現在値である第一停止角度A、調整する設定値A1を表示する。そして、ユーザーは、調整ボタン群65又はスライドバー66を操作することで、第一停止角度Aを新たな第一停止角度A1へと調整する。
ステップS13において、入力手段51は、ユーザーが第一停止位置SAの新たな第一停止角度A1の調整を終了後にセットボタン67を押したか否かを判断する。その結果、セットボタン67が押されたと判断した場合、入力手段51は、ステップS13からステップS14に移行する。他方、セットボタン67が押されていないと判断した場合、入力手段51は、ステップS13から再びステップS12へと移行する。
ステップS14において、入力手段51は、調整した第一停止角度A1が調整可能範囲内であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、「アーム11が旋回装置3に最も近づいた時の停止角度X≦調整した第一停止角度A1<予め設定された停止角度X1」であるか否かを判断する。その結果、調整した第一停止角度A1が調整可能範囲内であると判断した場合、入力手段51は、ステップS14からステップS15へと移行する。他方、調整した第一停止角度A1が調整可能範囲外であると判断した場合、入力手段51は、ステップS14からステップS16へと移行する。ステップS16において、調整した第一停止角度A1が調整(変更)できない旨の表示(エラー表示)をしたのち、入力手段51は、ステップS16から再びステップS12へと移行する。
ステップS15において、入力手段51は、調整した第一停止角度A1を新たな第一停止角度Aとしてバックホー1の制御装置28の記憶部29へと送信して完了する。
なお、転送された新たな第一停止角度A1は、バックホー1の起動を終了し再起動することで制御装置28内の記憶部29で更新される。
ステップS11において、第一停止位置SAが選択されていないと判断した場合、つまり第二停止位置SB又は第三停止位置SCが選択されたと判断し、ステップS21に移行した入力手段51は、第二停止位置SB(項目55)が選択されたか否かを判断する。その結果、第二停止位置SBが選択されたと判断した場合、入力手段51はステップS21からステップS22へと移行する。他方、第二停止位置SBが選択されていないと判断した場合、つまり第三停止位置SCが選択されたと判断した場合、入力手段51はステップS21からステップS32へと移行する。
ステップ22において、入力手段51は、第二停止位置SB用の調整画面57を表示する。このとき、入力手段51は、調整画面57の項目61に現在設定されている現在値である第二停止角度B、項目62に第二停止位置SBが調整できる最大値X2、項目63に調整する設定値(第二停止角度B1)、項目64に第二停止位置SBが調整できる最小値X1を表示する。そして、ユーザーは、調整ボタン群65又はスライドバー66を操作することで、第二停止角度Bを新たな第二停止角度B1へと調整する(図4の(b)に示す第一停止位置SAにおける図を参照)。
ステップS23において、入力手段51は、ユーザーが第二停止位置SBの新たな第二停止角度B1の調整を終了後にセットボタン67を押したか否かを判断する。その結果、セットボタン67が押されたと判断した場合、入力手段51は、ステップS23からステップS24に移行する。他方、セットボタン67が押されていないと判断した場合、入力手段51は、ステップS23から再びステップS22へと移行する。
ステップS24において、入力手段51は、調整した第二停止角度B1が調整可能範囲内であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、「予め設定された停止角度X1≦調整した第二停止角度B1≦予め設定された停止角度X2」であるか否かを判断する。ここで、調整した第二停止角度B1は、予め設定された停止角度X1未満でも、予め設定された停止角度X2よりも大きな値でもないことで、停止位置SA・SB・SCの値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置の値を選択するときに大小が逆転することによる混乱を防止している。その結果、調整した第二停止角度B1が調整可能範囲内であると判断した場合、入力手段51は、ステップS24からステップS25へと移行する。他方、調整した第二停止角度B1が調整可能範囲外であると判断した場合、入力手段51は、ステップS24からステップS26へと移行する。ステップS26において、調整した第二停止角度B1が調整(変更)できない旨の表示(エラー表示)をしたのち、入力手段51は、ステップS26から再びステップS22へと移行する。
ステップS25において、入力手段51は、調整した第二停止角度B1を新たな第二停止角度Bとしてバックホー1の制御装置28の記憶部29へと送信して完了する。
他方、ステップS21からステップS32に移行すると、入力手段51は、第三停止位置SC用の調整画面57を表示する。このとき、入力手段51は、調整画面57の項目61に現在設定されている現在値である第三停止角度C、項目62に第三停止位置SCが調整できる最大値Y、項目63に調整する設定値(調整する第三停止角度C1)、項目64に第三停止位置SCが調整できる最小の停止角度X2を表示する。そして、ユーザーは、調整ボタン群65又はスライドバー66を操作することで、第三停止角度Cを新たな第三停止角度C1へと調整する(図4の(b)に示す第一停止位置SAにおける図を参照)。
ステップS33において、入力手段51は、ユーザーが第三停止位置SCの新たな設定値C1の調整を終了後にセットボタン67を押したか否かを判断する。その結果、セットボタン67が押されたと判断した場合、入力手段51は、ステップS33からステップS34に移行する。他方、セットボタン67が押されていないと判断した場合、入力手段51は、ステップS33から再びステップS32へと移行する。
ステップS34において、入力手段51は、調整した第三停止角度C1が調整可能範囲内であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、「予め設定された停止角度X2≦調整した第三停止角度C1≦アーム11がブーム10に対して最も離れた位置の停止角度Y」であるか否かを判断する。ここで、第三停止角度C1は、予め設定された停止角度X2以下でないことで、停止位置SB・SCとの値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置の値を選択するときに大小が逆転することによる混乱を防止している。その結果、調整した第三停止角度C1が調整可能範囲内であると判断した場合、入力手段51は、ステップS34からステップS35へと移行する。他方、調整した第三停止角度C1が調整可能範囲外であると判断した場合、入力手段51は、ステップS34からステップS36へと移行する。ステップS36において、調整した第三停止角度C1が調整(変更)できない旨の表示(エラー表示)をしたのち、入力手段51は、ステップS36から再びステップS32へと移行する。
ステップS35において、入力手段51は、調整した第三停止角度C1を新たな第三停止角度Cとしてバックホー1の制御装置28の記憶部29へと送信して完了する。
以下では、バックホー1側における調整した停止位置SA・SB・SCの適用方法について説明する。
まずは、停止位置SA・SB・SCを適用するための操作具である表示装置23の構成について具体的に説明する。
図3及び図6に示すように、表示装置23は、枠体24、LED表示部25、液晶表示部26、画面操作部27、制御装置28を具備する。
枠体24は、長辺部と短辺部とからなる側面視略L字の箱状に形成される。枠体24は、短辺部の一側面が操縦席20と対向するように操縦席20の右側側方に配置される(図1参照)。
LED表示部25は、枠体24の短辺部の一側面上方に設けられる。LED表示部25には、バックホー1の動作状態や、警告の有無等を表す複数の図形が表示され、各図形にLEDが配置される。LED表示部25は、所定の条件において対応するLEDが点灯することで特定の図形のみが点灯する。このようにして、LED表示部25は、操縦者に情報を伝達可能なように構成される。なお、本実施形態において、LED表示部25はLEDを点灯させて表示するものとしたが、これに限定されるものではなく、点灯制御できる光源であればよい。
表示部である液晶表示部26は、枠体24の短辺部の一側面であってLED表示部25の下方に設けられる。液晶表示部26は、情報を表示する液晶画面から構成される。液晶表示部26は、後述の画面操作部27の操作により液晶画面を各作業モード応じた表示に切り換えてバックホー1の稼動状態を確認することができる。このようにして、液晶表示部26は、操縦者に情報を伝達可能なように構成される。なお、本実施形態において、液晶表示部26は液晶画面によって表示するものとしたが、これに限定されるものではなく、複数の情報を任意に表示できるものであればよい。
画面操作部27は、枠体24の短辺部の一側面であって液晶表示部26の下方に配置される。画面操作部27は、メニューボタン及び複数の操作ボタンであるF1ボタン、F2ボタン、F3ボタン及びF4ボタンを具備する。画面操作部27は、メニューボタン、F1ボタン、F2ボタン、F3ボタン及びF4ボタンを操作することで、液晶表示部26に表示される画面を選択可能に構成される。
制御装置28は、LED表示部25及び液晶表示部26の制御を行うものである。制御装置28は、LED表示部25及び液晶表示部26と近接する枠体24の内部に、又はECU16と一体的に構成される。
次に、上述の如く構成される表示装置23の制御装置28における停止位置SA・SB・SCを適用する制御態様について具体的に説明する。
図6に示す掘削モード画面31において、画面操作部27のメニューボタン(項目)を選択し、適宜の選択をすることで、図7に示す可動範囲制限モード画面33が表示される。
つまり、図8に示す制御フローにおいて、制御装置28が、ステップS101に移行し、可動範囲制限モード画面33を表示し、記憶部29から前回選択した停止位置(SA、SB、SCのいずれか)、及び停止位置SA・SB・SCに対応する最新の停止角度A・B・C、位置センサー11bから現在のアーム11の角度であるアーム角度を取得する。なお、前回選択した停止位置が存在しない場合、デフォルトの停止位置を取得する。操縦者(設定者)は、可動範囲制限モード画面33において、「ON」33a又は「SET」33bのいずれかを選択し、決定ボタンであるF4ボタンを操作する(図7参照)。すると、制御装置28は、ステップS101からステップS102へと移行する。
ステップS102において、制御装置28は、「ON」33aが選択されたか否かを判断する。その結果、「ON」33aが選択されたと判断した場合、制御装置28は、ステップS102からステップS103へと移行する。他方、「ON」33aが選択されていない場合、つまり、「SET」33bが選択された場合、制御装置28は、ステップS102からステップS104へと移行する。
ステップS103において、制御装置28は、図9に示す規制位置モード移行画面32を所定時間表示し、ステップS103からステップS105へと移行する。
ステップS105において、制御装置28は、図10に示す停止位置制御ONマーク100が点灯した掘削モード画面31を表示し、停止位置SA・SB・SCの選択する制御を終了し、作業装置4の干渉を回避するための制御を実行する。
他方、ステップS104において、制御装置28は、図11に示す規制位置SETモード画面34を表示する。この規制位置SETモード画面34には、ステップS102で取得したアームの現在位置34dと、前回設定した停止位置が表示される。そして、操縦者は、画面操作部27のF2・F3を用いて、白三角マーク34eを移動させ、適宜の停止位置マーク34a・34b・34cを選択する。操縦者によって、調整した停止位置マーク34a・34b・34cを確定するF4が操作されると、制御装置28は、ステップS104からステップS103へと移行する。
ここで、図11に示す停止位置マーク34aは第一停止位置SA、停止位置マーク34bは第二停止位置SB、停止位置マーク34cは第三停止位置SCに対応している。
なお、入力手段51は、実際、作業装置4を所望の停止位置に移動させその位置(角度)を記憶して停止位置の調整を行うように構成してもよい。また、図4に示す調整ボタン群65又はスライドバー66による停止角度の調整と併用する構成としてもよい。つまり、ユーザーが操作レバー21・22を操作し、アーム11の停止位置を目視しながら調整し、位置センサー11bによりその停止位置を停止角度として数値化することで、新たな設定値の項目63に表示され、調整する第一停止角度A1に反映する。
このように構成すると、例えば、第一停止位置SAにおいて、実際にアーム11を移動させて数値化した第一停止角度A1とされ、図5に示すステップS14において、入力手段51は、実際にアーム11を移動させて数値化した第一停止角度A1が調整可能な範囲であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、予め設定された最小の停止角度X≦実際にアーム11を移動させて数値化した第一停止角度A1<予め設定した停止角度X1となるように判断することとなる。
次に、別の実施形態における作業装置4の干渉を回避するために設定される停止位置SA・SB・SCについて説明する。なお、同じ構成に関しては説明を省略し、上記の実施形態と同じ符号を用いて説明する。
上記の実施形態の停止位置SA・SB・SCはそれぞれ予め設定された調整範囲内で設定角度を変更することができた。それとは異なり、以下に示す別の実施形態では、停止位置SA・SB・SCに対応する調整範囲は停止位置SA・SB・SCの設定変更に合わせて変動するものである。
つまり、第一停止位置SAにおける新たな第一停止角度A1の調整可能な範囲は、X≦A1<Bとなる。第二停止位置SBにおける新たな第二停止角度B1の調整可能な範囲は、A<B1<Cとなる。第三停止位置SCにおける新たな第三停止角度C1の調整可能な範囲は、B<C1≦Yとなる。停止角度A・B・Cのうち一つが、新たな停止角度A1・B1・C1に調整されて更新されると、次に他の停止角度A・B・Cを調整する際に、更新された新たな停止角度A1・B1・C1が調整可能な範囲の基準となる。例えば、第一停止角度Aが新たな第一停止角度A1に調整されて更新されると、次に、第二停止角度Bを調整する場合、新たな第二停止角度B1の調整可能な範囲は、A1<B1<Cとなる。
次に、図3、図4及び図12を用いて、停止位置SA・SB・SCの停止角度A・B・Cを調整する入力手段51の制御手順を説明する。
まず、図3に示すように、入力手段51は、バックホー1側の制御装置28に接続して起動し、停止位置SA・SB・SCに対応する停止角度A・B・Cの調整を行える状態とする。
つまり、図12に示す入力手段51における停止位置SA・SB・SCの調整を示すフローチャートのステップS110において、入力手段51は、バックホー1の制御装置28から今現在設定されている停止位置SA・SB・SCの情報を取得して、調整選択画面53(図4参照)を表示させ、調整選択画面53に表示された3つの停止位置の項目54・55・56のうち、操縦者によって1つが選択されると、ステップS110からステップS111へと移行する。
ステップS111において、入力手段51は、第一停止位置SA(項目56)が選択されたか否かを判断する。その結果、第一停止位置SAが選択されたと判断した場合、入力手段51はステップS111からステップS112へと移行する。他方、第一停止位置SAが選択されていないと判断した場合、つまり第二停止位置SB又は第三停止位置SCが選択されたと判断した場合、入力手段51はステップS111からステップS121へと移行する。
ステップS112において、入力手段51は、図4の(b)に示す調整画面57を表示する。このとき、入力手段51は、調整画面57に、第一停止位置SAが調整できる範囲の最大値B及び最小値X、現在設定されている現在値である第一停止角度A、調整する設定値A1を表示する。そして、ユーザーは、調整ボタン群65又はスライドバー66を操作することで、第一停止角度Aを新たな第一停止角度A1へと調整する。
ステップS113において、入力手段51は、ユーザーが第一停止位置SAの新たな第一停止角度A1の調整を終了後にセットボタン67を押したか否かを判断する。その結果、セットボタン67が押されたと判断した場合、入力手段51は、ステップS113からステップS114に移行する。他方、セットボタン67が押されていないと判断した場合、入力手段51は、ステップS113から再びステップS112へと移行する。
ステップS114において、入力手段51は、調整した第一停止角度A1が調整可能範囲内であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、「アーム11が旋回装置3に最も近づいた時の停止角度X≦調整した第一停止角度A1<第二停止角度B」であるか否かを判断する。その結果、調整した第一停止角度A1が調整可能範囲内であると判断した場合、入力手段51は、ステップS114からステップS115へと移行する。他方、調整した第一停止角度A1が調整可能範囲外であると判断した場合、入力手段51は、ステップS114からステップS116へと移行する。ステップS116において、調整した第一停止角度A1が調整(変更)できない旨の表示(エラー表示)をしたのち、入力手段51は、ステップS116から再びステップS12へと移行する。
ステップS115において、入力手段51は、調整した第一停止角度A1を新たな第一停止角度Aとしてバックホー1の制御装置28の記憶部29へと送信して完了する。
なお、転送された新たな第一停止角度A1は、バックホー1の起動を終了し再起動することで制御装置28内の記憶部29で更新される。
同様に、入力手段51によって、第二停止位置SBが選択されたと判断された場合、ステップS124において、入力手段51は、調整した第二停止角度B1が調整可能範囲内であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、「第一停止位置SAにおける第一停止角度A<調整した第二停止角度B1<第三停止位置SCにおける第三停止角度C」であるか否かを判断する。ここで、調整した第二停止角度B1は、第一停止角度A以下でも、第三停止角度C以上でもない値となるようにすることで、停止位置SA・SB・SCの値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置の値を選択するときに大小が逆転することによる混乱を防止している。その結果、調整した第二停止角度B1が調整可能範囲内であると判断した場合、入力手段51は、ステップS124からステップS125へと移行する。他方、調整した第二停止角度B1が調整可能範囲外であると判断した場合、入力手段51は、ステップS124からステップS126へと移行する。ステップS126において、調整した第二停止角度B1が調整(変更)できない旨の表示(エラー表示)をしたのち、入力手段51は、ステップS126から再びステップS122へと移行する。
同様に、入力手段51によって、第三停止位置SCが選択されたと判断された場合、ステップS134において、入力手段51は、調整した第三停止角度C1が調整可能範囲内であるか否かを判断する。つまり、入力手段51は、「第二停止位置SBにおける第二停止角度B<調整した第三停止角度C1≦アーム11がブーム10に対して最も離れた位置の停止角度Y」であるか否かを判断する。ここで、第三停止角度C1は、第二停止位置B以下でないことで、停止位置SB・SCとの値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置の値を選択するときに大小が逆転することによる混乱を防止している。その結果、調整した第三停止角度C1が調整可能範囲内であると判断した場合、入力手段51は、ステップS134からステップS135へと移行する。他方、調整した第三停止角度C1が調整可能範囲外であると判断した場合、入力手段51は、ステップS134からステップS136へと移行する。ステップS136において、調整した第三停止角度C1が調整(変更)できない旨の表示(エラー表示)をしたのち、入力手段51は、ステップS136から再びステップS132へと移行する。
以上の如く、作業機本体である旋回装置3と、当該作業機本体に接続され複数個の関節であるブーム支点10a、アーム支点11a、アタッチメント支点12aを有し先端にアタッチメントが着脱可能に装着される作業装置4と、前記作業装置4の干渉を回避するため作業装置4を停止させる停止位置SA・SB・SCが設定される制御装置28と、を具備する作業車両(バックホー1)であって、前記制御装置28には、前記作業装置4の位置を検知する検知手段である位置センサー11bと、予め複数の前記停止位置SA・SB・BCを設定し複数の前記停止位置SA・SB・SCをそれぞれ独立して調整する入力手段51と、複数の前記停止位置SA・SB・SCを選択する選択手段である画面操作部27と、が接続される。
このように構成することで、複数の停止位置SA・SB・SCが、それぞれ独立して調整することができ、調整した停止位置がその他の停止位置に影響することがないので、アタッチメント12を交換した際に、再調整する必要がなく、アタッチメント12による干渉を回避することができ、作業効率の低下を軽減することができる。
また、複数の前記停止位置SA・SB・SCは、互いに他の前記停止位置SA・SB・SCの値を含まない調整範囲がそれぞれ定められている。
このように構成することで、停止位置SA・SB・SCの調整範囲の値は、調整する停止位置以外の停止位置を含むことがないため、選択手段である画面操作部27における停止位置SA・SB・SCの値の関係が逆転することがなく、複数の停止位置SA・SB・SCの値A・B・Cを選択するときに混乱することがない。
また、前記入力手段51は、数値入力により前記停止位置SA・SB・SCの調整を行うものである。
このように構成することで、作業装置4を移動させることなく停止位置SA・SB・SCを調整でき、調整操作を容易に行うことができる。
また、前記入力手段51は、前記作業装置4を停止位置SA・SB・SCに移動させその位置を記憶するダイレクトティーチによって停止位置SA・SB・SCの調整を行うものである。
このように構成することで、停止位置SA・SB・SCの調整時に、目視により停止位置SA・SB・SCを確認できるため、調整操作を容易に行うことができる。さらに、ダイレクトティーチによる停止位置SA・SB・SCの調整が調整範囲を外れた場合、停止位置の調整を行わないため、選択手段である画面操作部27における停止位置SA・SB・SCの値(停止角度A・B・C)の関係が逆転することがなく、複数の停止位置SA・SB・SCの値A・B・Cを選択するときに混乱することがない。
また、前記入力手段51の少なくとも一部は、前記制御装置28と着脱可能に接続されるものである。
このように構成することで、不用意に停止位置SA・SB・SCを調整することができず、安全に作業装置4を操作することができる。
また、前記検知手段である位置センサー11bは前記作業装置4の前記関節であるアーム支点11aの角度を検知するものである。
このように構成することで、作業装置4の角度(停止角度A・B・C)を検出するだけで停止位置SA・SB・SCを判断することができるため、制御構成を簡素とすることができる。
1 バックホー(作業車両)
3 旋回装置(作業機本体)
4 作業装置
10a ブーム支点
11a アーム支点
11b 位置センサー
12 アタッチメント
12a アタッチメント支点
27 画面操作部
28 制御装置
51 入力手段
A 第一停止角度
B 第二停止角度
C 第三停止角度
SA 第一停止位置
SB 第二停止位置
SC 第三停止位置

Claims (3)

  1. 作業機本体と、当該作業機本体に接続され複数個の関節を有し、先端にアタッチメントが着脱可能に装着される作業装置と、前記作業装置の干渉を回避するために作業装置を停止させる複数の停止位置が設定される制御装置とを具備する作業車両であって、
    前記複数の停止位置は、互いに他の停止位置の値を含まない調整範囲がそれぞれ定められ、
    前記制御装置には、前記作業装置の位置を検知する位置センサーと、予め複数の停止位置を選択設定し、複数の停止位置をそれぞれ独立して調整する入力手段とが接続され、
    前記入力手段の少なくとも一部は、前記制御装置と着脱可能に接続され、
    前記入力手段は、数値入力により前記複数の停止位置の調整を可能とし、
    前記作業車両の操縦席の左右一側には、表示部分が操縦者と対向するように表示装置が設けられ、
    前記表示装置は、前記制御装置と、前記複数の停止位置の一つを選択する画面操作部を具備し、
    前記画面操作部にて複数の停止位置の一つを前記入力手段とは独立して選択可能とし、
    前記着脱可能に接続した入力手段により、前記複数の停止位置をそれぞれ数値入力により画面操作部とは独立して調整可能とし、
    前記画面操作部において、複数の停止位置の選択操作を行うことにより、前記表示装置に規制位置SETモード画面が表示され、
    前記規制位置SETモード画面には、前回の操作で選択した停止位置、及び現在の停止位置が表示される
    ことを特徴とすることを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1記載の作業車両において、前記入力手段は、前記作業装置を停止位置に移動させ、その位置を記憶するダイレクトティーチによって停止位置の調整を行うことを可能としたことを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1記載の作業車両において、前記位置センサーは、前記作業装置の関節の角度を検知することを特徴とする作業車両。
JP2013017347A 2013-01-31 2013-01-31 作業車両 Active JP6101498B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013017347A JP6101498B2 (ja) 2013-01-31 2013-01-31 作業車両
PCT/JP2014/051390 WO2014119464A1 (ja) 2013-01-31 2014-01-23 作業車両
US14/765,112 US9580886B2 (en) 2013-01-31 2014-01-23 Working vehicle
EP14746810.2A EP2952635B1 (en) 2013-01-31 2014-01-23 Working vehicle
CN201480007069.5A CN105209692B (zh) 2013-01-31 2014-01-23 作业车辆
KR1020157023465A KR101763374B1 (ko) 2013-01-31 2014-01-23 작업 차량

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013017347A JP6101498B2 (ja) 2013-01-31 2013-01-31 作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014148806A JP2014148806A (ja) 2014-08-21
JP6101498B2 true JP6101498B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=51262178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013017347A Active JP6101498B2 (ja) 2013-01-31 2013-01-31 作業車両

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9580886B2 (ja)
EP (1) EP2952635B1 (ja)
JP (1) JP6101498B2 (ja)
KR (1) KR101763374B1 (ja)
CN (1) CN105209692B (ja)
WO (1) WO2014119464A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2531762A (en) 2014-10-29 2016-05-04 Bamford Excavators Ltd Working machine
JP6665412B2 (ja) * 2015-03-23 2020-03-13 株式会社タダノ 作業機械の調整装置
JP6697361B2 (ja) * 2016-09-21 2020-05-20 川崎重工業株式会社 油圧ショベル駆動システム
KR102463068B1 (ko) * 2016-09-30 2022-11-02 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨
KR102137469B1 (ko) * 2017-03-29 2020-07-24 히다찌 겐끼 가부시키가이샤 작업 기계
JP2019127725A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 株式会社クボタ 作業機、作業機の制御方法、プログラム及びその記録媒体
US10801180B2 (en) * 2018-06-11 2020-10-13 Deere & Company Work machine self protection system
FI130526B (fi) * 2020-05-14 2023-11-02 Ponsse Oyj Järjestely ja menetelmä työkoneen ainakin yhden toiminnon ohjaamiseksi ja työkone

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723621B2 (ja) * 1986-11-10 1995-03-15 株式会社クボタ 旋回型作業車
JPH06256405A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 重合体ラテックスの凝固方法
JP3679848B2 (ja) * 1995-12-27 2005-08-03 日立建機株式会社 建設機械の作業範囲制限制御装置
US5957989A (en) 1996-01-22 1999-09-28 Hitachi Construction Machinery Co. Ltd. Interference preventing system for construction machine
JP3198249B2 (ja) * 1996-03-21 2001-08-13 日立建機株式会社 建設機械の干渉防止装置
US6169948B1 (en) 1996-06-26 2001-01-02 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Front control system, area setting method and control panel for construction machine
JP3308450B2 (ja) 1996-06-26 2002-07-29 日立建機株式会社 建設機械のフロント制御装置及び領域設定方法及び操作パネル
JP3633746B2 (ja) 1997-04-10 2005-03-30 日立建機株式会社 自動運転ショベル
AU726980B2 (en) * 1997-07-09 2000-11-30 Crown Equipment Corporation Capacity data monitor
JP4304130B2 (ja) * 2004-07-16 2009-07-29 キャタピラージャパン株式会社 作業機械
JP2010105569A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械のモニター画面取付装置
US20110301781A1 (en) * 2008-11-26 2011-12-08 Volvo Construction Equipment Method for calibrating an angle sensor and vehicle with an angle sensor
JP5048169B2 (ja) * 2010-03-15 2012-10-17 株式会社小松製作所 建設車両の作業機の制御装置及び制御方法
DE102010048662A1 (de) * 2010-10-07 2012-04-12 Jungheinrich Aktiengesellschaft Flurförderzeug mit einem höhenverstellbaren Lasttragmittel

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150110801A (ko) 2015-10-02
EP2952635A1 (en) 2015-12-09
US20150368876A1 (en) 2015-12-24
EP2952635A4 (en) 2016-09-21
WO2014119464A1 (ja) 2014-08-07
JP2014148806A (ja) 2014-08-21
US9580886B2 (en) 2017-02-28
CN105209692B (zh) 2017-05-10
KR101763374B1 (ko) 2017-07-31
EP2952635B1 (en) 2019-07-31
CN105209692A (zh) 2015-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6101498B2 (ja) 作業車両
JP6072993B1 (ja) 作業車両の制御システム、制御方法、及び作業車両
KR100230828B1 (ko) 건설기계의 프론트 제어장치, 영역설정방법 및조작패널
JP6889579B2 (ja) 作業機械
JP6957081B2 (ja) 作業機械
EP3604684B1 (en) Work machinery
KR20180136959A (ko) 쇼벨의 표시장치
JP2009228249A (ja) 作業用機械における干渉防止装置
JP2017186875A (ja) 作業車両の制御システム、制御方法、及び作業車両
JP2017186875A5 (ja)
KR100656036B1 (ko) 건설기계
JP6559529B2 (ja) 建設機械
JP5781971B2 (ja) 作業車両
EP3907334A1 (en) Work machine and work machine control method
CN111492111B (zh) 挖土机
JP2020204160A (ja) 建設機械におけるセンサ自動特定システム及び特定方法
KR102008021B1 (ko) 조이스틱을 이용한 모니터 제어 방법
JP7149917B2 (ja) 作業機械
WO2020203314A1 (ja) 作業機械の校正方法、作業機械のコントローラ、および作業機械
JPH11247220A (ja) 建設機械の作業機制御装置
JP2024075941A (ja) 作業機械の制御方法、作業機械用制御プログラム、作業機械用制御システム及び作業機械
JP4782052B2 (ja) 作業機
JPH11247217A (ja) 建設機械の作業機制御装置
JP5073330B2 (ja) 作業機
JP2019116733A (ja) 作業機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6101498

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350