JP2016054475A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミックリコンフィギュラブル半導体装置が提供される。【解決手段】半導体装置は、2つのロジックブロックと、パストランジスタと2つの選択トランジスタとプリチャージトランジスタを有する。2つの選択トランジスタはパストランジスタを挟むように配置され、パストランジスタは2つの選択トランジスタのソースの間に位置する。2つの選択トランジスタのソースとドレインは2つのロジックブロック間に位置する。2つの選択トランジスタがオフ状態であるとき、パストランジスタのソースあるいはドレインに、プリチャージトランジスタを経由してある電位が与えられ、さらに、電気的導通によって、コンテキストのための他の電位が、パストランジスタのゲートに与えられる。コンテキストを実行するとき、パストランジスタのゲートは浮遊状態で、2つの選択トランジスタはオン状態で、プリチャージトランジスタはオフ状態である。【選択図】図4

Description

この開示物は半導体装置に関する。
フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)のルーティングスイッチは2つのロジックブロック(LB)間、あるいは、LBと出入力回路間の接続を決定するスイッチとして作用する。ルーティングスイッチはパスゲート(パストランジスタ)に接続するコンフィギュレーションメモリに接続の情報を保持する。
最近、酸化物半導体をトランジスタのチャネルに使用するFPGAが提案されている(特許文献1および2)。酸化物半導体ベースのFPGAは消費電力を低減し、微細化で有利である。さらに、1より多い設定を有するマルチコンテキストFPGAも提案されている(非特許文献1)。
米国特許第8,547,753号明細書 米国特許第8,675,382号明細書
Y. Okamoto et al. "Novel application of crystalline indium−gallium−zinc−oxide technology to LSI: Dynamically reconfigurable programmable logic device based on multi−context architecture.", In 2013 International Conference on Semiconductor Technology for Ultra Large Scale Integrated Circuits and Thin Film Transistors (ULSIC vs. TFT 4).
この開示物では、半導体装置に関する新規な回路、アーキテクチャー、駆動方法、装置のいずれかが提供される。
例えば、第1のロジックブロック、第2のロジックブロックとプログラム可能なスイッチ(プログラマブルスイッチ)とを有する半導体装置が提供される。第1のロジックブロックと第2のロジックブロックはプログラマブルスイッチにより接続可能であり、プログラマブルスイッチは、パストランジスタ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタを有し、第1のトランジスタ、パストランジスタ、第2のトランジスタはこの順に直列に接続され、回路図において、第1のトランジスタと第2のトランジスタのソースとドレインは第1のロジックブロックと第2のロジックブロックの間に位置し、半導体装置は、第1のトランジスタと第2のトランジスタがともにオフ状態のときに、パストランジスタのソースとドレインの一方に、第3のトランジスタを介して、ある電位が供給されるように設計されている。
例えば、2つのロジックブロックと、パストランジスタと2つの選択トランジスタとプリチャージトランジスタを有する半導体装置が提供される。2つの選択トランジスタはパストランジスタを挟むように配置され、パストランジスタは2つの選択トランジスタのソースの間に位置する。2つの選択トランジスタのソースとドレインは2つのロジックブロック間に位置する。2つの選択トランジスタがオフ状態であるとき、パストランジスタのソースあるいはドレインに、オン状態であるプリチャージトランジスタを経由してある電位が与えられ、さらに、電気的導通によって、あるコンテキストのための他の電位が、パストランジスタのゲートに与えられる。コンテキストを実行するとき、パストランジスタのゲートは実質的に電気的に分離されていて(浮遊状態で)、2つの選択トランジスタはオン状態で、プリチャージトランジスタはオフ状態である。
上記半導体装置は新規であり、消費電力を低減すること、処理速度を向上すること、安定性、信頼性あるいは以下に記載されることのいずれかを得ることの一つ以上に対して優位性を有する。
マルチコンテキストFPGAを説明する例を示す。 パストランジスタの動作を説明する例を示す。 パストランジスタの動作を説明する例を示す。 プログラマブルスイッチの例を示す。 プログラマブルスイッチの例を示す。 プログラマブルスイッチの例を示す。 プログラマブルスイッチの例を示す。 ルーティングスイッチの例を示す。 ルーティングスイッチの例を示す。 ルーティングスイッチの例を示す。 プログラマブルスイッチの動作を説明する例を示す。 半導体装置の作製工程の断面図の例を示す。 半導体装置の作製工程の断面図の例を示す。 FPGAの例を示す。 ロジックブロックの例を示す。 実施例で設定された回路、(A)シフタ回路、と(B)リングオシレータを示す。 実施例の入出力回路の電位の概略を示す。 実施例のリングオシレータのシミュレーションされた特性を示す。 実施例のリングオシレータのシミュレーションされた特性を示す。 実施例のリングオシレータのシミュレーションされた特性を示す。 実施例の半導体装置の配線、半導体膜、コンタクトホールのレイアウトを示す。 実施例の半導体装置のシミュレーションされた特性を示す。 実施例の半導体装置のシミュレーションされた特性を示す。
以下、図面を参照して実施の形態が記述される。しかしながら、実施の形態は多くの異なる態様で実施することができる。精神および範囲から逸脱することなく形態と詳細を様々に変更することは当業者には容易に理解されよう。
(実施の形態1)
図1(A)はマルチコンテキストFPGAの一部のブロック図を示す。マルチコンテキストFPGAは、ルーティングスイッチ100、ロジックブロック102a、ロジックブロック102bを有する。ロジックブロック102a、ロジックブロック102bは、ルーティングスイッチ100を介して接続可能である。
例えば、ルーティングスイッチ100がオン状態のとき、ロジックブロック102aの出力信号は、ロジックブロック102bに入力され、また、ルーティングスイッチ100がオフ状態のとき、ロジックブロック102aとロジックブロック102bは電気的に分離される。ここで、ルーティングスイッチ100とロジックブロック102aの間のノードを「IN」、ルーティングスイッチ100とロジックブロック102bの間のノードを「OUT」と呼ぶ。
ルーティングスイッチ100は2以上のプログラマブルスイッチを有する。例えば、ルーティングスイッチ100は、プログラマブルスイッチ101a、プログラマブルスイッチ101b、プログラマブルスイッチ101cを有し、それぞれ、独立にコンフィギュレーションデータを有する。コンフィギュレーションデータは、ビット線BLより、それぞれのプログラマブルスイッチに供給される。なお、コンフィギュレーションデータを書き込むことやプログラマブルスイッチを選択すること等のために他の配線が追加されてもよい。
図1(B)はプログラマブルスイッチを有するルーティングスイッチ100の例を示す。例えば、プログラマブルスイッチ101aは、書き込みトランジスタ103a、パストランジスタ104a、容量素子105a、選択トランジスタ106aを有する。
本実施の形態では、書き込みトランジスタ103a、パストランジスタ104a、選択トランジスタ106aはn型である。しかし、それらのいくつか、あるいは全てがp型であってもよい。
容量素子105aの一方の電極は、パストランジスタ104aのゲートに接続していてもよい。あるいは、書き込みトランジスタ103aのソースとドレインは、容量素子105aの一方の電極とビット線BLの間に設けられてもよい。
さらに、書き込みトランジスタ103a、パストランジスタ104a、選択トランジスタ106aは、トランスミッションゲートのような他のスイッチングエレメントでもよい。トランスミッションゲートを用いれば、信号電位の低下がないので、速度、消費電力を低減する点、駆動電圧を下げる点で有利である。
同様に、プログラマブルスイッチ101b、プログラマブルスイッチ101cは、それぞれ、書き込みトランジスタ103b、パストランジスタ104b、容量素子105b、選択トランジスタ106bと、書き込みトランジスタ103c、パストランジスタ104c、容量素子105c、選択トランジスタ106cを有する。
書き込みトランジスタ103a、書き込みトランジスタ103b、書き込みトランジスタ103cは、それぞれ、ワード線WLa、ワード線WLb、ワード線WLcによって制御される。プログラマブルスイッチ101aへのコンフィギュレーションデータの書き込みは、書き込みトランジスタ103aがオン状態のときにおこなわれる。パストランジスタ104aのゲート(メモリノードMN)の電位は、書き込みトランジスタ103aがオン状態のとき、コンフィギュレーションデータ(あるいはビット線BLの電位)に応じたものとなる。
メモリノードMNは、実質的に、かつ、電気的に、書き込みトランジスタ103aを介してのみ、他の配線と接続可能であることに注意が必要である。したがって、書き込みトランジスタ103aがオフ状態のときには、メモリノードMNは電気的に分離される。もちろん、2以上のトランジスタのソース電極やドレイン電極がメモリノードMNに接続されてもよい。その場合には、全てのトランジスタがオフ状態のときに、メモリノードMNは電気的に分離される。
一例では、十分な期間、メモリノードMNに電荷を保持するためには、書き込みトランジスタ103aがオフ状態のときのソースドレイン電流は、1zA(1×10−21A)未満である。メモリノードMNが十分な電荷を保持できる期間はオフ状態のソースドレイン電流(オフ状態電流)と、メモリノードMNの容量に依存する。他の経路(例えば、ゲートとメモリノードMN間(いわゆるゲートリーク))を介するメモリノードからのリークも1zA未満とするとよい。
特許文献1、2および非特許文献1に記載されているように、酸化物半導体系トランジスタはこの目的には理想的であり、メモリノードMNは実質的に不揮発メモリの一部として機能する。
酸化物半導体系トランジスタは、酸化物半導体薄膜を活性層として有するので、2つのゲートが間に酸化物半導体膜を挟んで互いに向かいあうように設けられてもよい。
一例では、酸化物半導体系トランジスタは酸化物半導体膜の一表面に向かう一つのゲート電極を有する。他の例では、酸化物半導体系トランジスタは、そのようなゲート電極に加えて、酸化物半導体膜の他の表面に向かう他のゲート電極を有する。
パストランジスタ104aの状態(オンあるいはオフ)は、主として、メモリノードMNの電位に依存する。例えば、メモリノードMNとパストランジスタ104a間の電位差が、パストランジスタ104aのしきい値より大きければ、パストランジスタ104aはオン状態である。
選択トランジスタ106aは、コンテキストを選択するための信号(コンテキスト信号)が伝送するコンテキスト線CXaによって制御される。ノードINとノードOUTが接続されるには(あるいは、選択トランジスタ106aとパストランジスタ104aを通って、ノードINからノードOUTに信号が通るには)、選択トランジスタ106aとパストランジスタ104aの双方がオン状態であることが必要である。同様に、選択トランジスタ106b、選択トランジスタ106cは、それぞれ、コンテキスト線CXb、コンテキスト線CXcによって制御される。
図1(B)に示されるように、選択トランジスタ106a、選択トランジスタ106b、選択トランジスタ106cは、独立して制御できるので、それらのいずれかを選択することにより、選択されたプログラマブルスイッチに格納されていたコンテキストが実行できる。例えば、選択トランジスタ106bを選択することにより、プログラマブルスイッチ101bに格納されていたコンテキストが実行可能となる。
上記の例では、ルーティングスイッチ100には3つのプログラマブルスイッチがあるので、最大3つのコンテキストが実行可能である。しかし、さらにプログラマブルスイッチを追加することで、より多くのコンテキストが実行可能である。あるいは、ルーティングスイッチ100にはプログラマブルスイッチが2以下しかなくてもよい。
書き込みトランジスタ103a、書き込みトランジスタ103b、書き込みトランジスタ103cは独立して制御できるので、コンフィギュレーションデータは、プログラマブルスイッチ101a、プログラマブルスイッチ101b、プログラマブルスイッチ101cに独立して書き込める。
さらに、プログラマブルスイッチ101bが使用中であっても、(使用中でない)プログラマブルスイッチ101aにコンフィギュレーションデータを書き込むこともできる。この操作はダイナミック・リコンフィギュレーション(動的再構成)と呼ばれる。例えば、プログラマブルスイッチ101bに格納されている第1のコンテキストに基づいて第1のタスクが実行されているときに、プログラマブルスイッチ101aに新しいコンフィギュレーションデータが書き込める。
パストランジスタ104aのソース電極(あるいはドレイン電極)の電位は、コンフィギュレーションデータを書き込むときに重要な役割を果たす。図2と図3でその理由を説明する。
図2(A)は、コンフィギュレーションデータ「H」(ハイレベル電位、例えば、0.8V)がプログラマブルスイッチに書き込まれるのを示す。ここで、ビット線BLの電位は「H」であり、したがって、メモリノードMNの電位は(実質的に)「H」となる。一方で、ノードINの電位は、パストランジスタ104aのしきい値以上だけ、ビット線BLの電位より低い「L」(ローレベル電位、例えば、0V)となるように設定されている。したがって、パストランジスタ104aはオン状態であり、メモリノードMNは、パストランジスタ104aのチャネルを介して、ノードIN(そしてソースノードSN)と容量的に結合する。
書き込みトランジスタ103aがオフになった後、ノードINの電位が、「L」から「H」に上がると、メモリノードMNの電位は、容量結合により「H+ΔV」に上昇する(図2(B))。これはブースティング効果と呼ばれる。ΔVがVth(パストランジスタ104aのしきい値)より大きければ、ノードOUTの電位は「L」から「H」となる。ΔVがVth(パストランジスタ104aのしきい値)より小さければ、ノードOUTの電位は「H」に届かないかもしれない。しかしながら、パストランジスタ104aのオン抵抗が低下するので、パストランジスタ104aによる信号遅延は減少する。
ノードINの電位が「L」に低下すると、メモリノードMNの電位は容量結合により、「H」に戻る(図2(C))。
図3(A)も、コンフィギュレーションデータ「H」がプログラマブルスイッチに書き込まれるのを示すが、ノードINの電位が「H」に設定された条件でのものである。ここで、ノードOUTの電位は、「H−Vth」であるが、パストランジスタ104aはオン状態のままであると仮定する。したがって、メモリノードMNは、パストランジスタ104aのチャネルを介して、ノードIN(そしてソースノードSN)と容量的に結合する。
書き込みトランジスタ103aがオフになった後、ノードINの電位が、「H」から「L」に下がると、メモリノードMNのポテンシャルは、容量結合により「H−ΔV」あるいは「H−Vth」のいずれか高いほうに低下する(図3(B))。これは逆ブースティング効果と呼ばれる。上述のように、ノードOUTの電位が「H−Vth」であったとすると、その電位が「L」に低下するには、ゲート電位が低いために、パストランジスタ104aのオン抵抗が高くなり、より多くの時間がかかる。
ノードINの電位が「H」に上昇すると、メモリノードMNの電位は容量結合により、「H」に戻る、しかし、ノードOUTの電位は「H−Vth」を超えることはない(図3(C))。
図3(B)および図3(C)に示されるように、コンフィギュレーションデータを書き込む際に、ソースノードSNの電位を「H」にすることは問題となることがある。結論として、コンフィギュレーションデータを書き込む際に、ソースノードSNの電位は、メモリノードMNで可能な最高電位より、Vthを超えるだけ低いことが望ましい。例えば、コンフィギュレーションデータを書き込む際に、ノードINの電位は、「L」に設定される。
図1(B)に示される回路では、ロジックブロック102aの出力に応じて、ソースノードSNは「H」あるいは「L」となる。したがって、プログラマブルスイッチ101aのパフォーマンスはロジックブロック102aの出力とコンフィギュレーションのタイミングに依存する。すなわち、コンフィギュレーションデータの書き込みのときロジックブロック102aの出力が「L」であれば、図2に示すようにブースティング効果により優れたパフォーマンスを示すが、そうでなければ、図3に示すように逆ブースティング効果により不十分なパフォーマンスとなる。このように、プログラマブルスイッチ(およびFPGA)は、不安定であり、うまく動作しない。
また、回路の動作は、もっとも遅い信号を元におこなうため、条件によって信号が早くなったり遅くなったりする場合には、遅くなった場合を基準にクロック等が設定される。つまり、図2のように動作が速い場合と、図3のように動作が遅い場合があれば、クロックは図3の場合を想定して設定される。結果、回路動作は遅くなる。
図1(B)に示されるプログラマブルスイッチでは、ソースノードSNは無防備であり、その電位は、実質的にノードINの電位と同じである。したがって、逆ブースティング効果は不可避である。図4(A)に示される回路はそのような困難を克服する。
図4(A)に示されるプログラマブルスイッチ101aは、図1(B)に示されるプログラマブルスイッチと同様、書き込みトランジスタ103a、パストランジスタ104a、容量素子105a、選択トランジスタ106aを有する。加えて、図4(A)に示されるプログラマブルスイッチ101aは、選択トランジスタ107aとプリチャージトランジスタ108aを有する。
選択トランジスタ107a、パストランジスタ104a、選択トランジスタ106aは、この順に、ノードINとノードOUTの間に直列に接続される。選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aは、それぞれ、コンテキスト線CXa、コンテキスト線CYaによって制御される。選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aをオフとすることで、パストランジスタ104aのソースとドレインはノードINとノードOUTから電気的に分離される。
プリチャージトランジスタ108aのソースとドレインの一方はパストランジスタ104aのソースとドレインの一方に接続される。この例では、プリチャージトランジスタ108aのソースとドレインの他方にある電位が供給される。その電位は、例えば、「L」であるが、メモリノードMNで可能なもっとも高い電位より少なくともVthだけ低いもの(例えば、「H−Vth」より低いもの)であれば利用できる。一例では、電位は、「L−Vth」より高くてもよい。
なお、プリチャージトランジスタ108aがオフ状態のときは、プリチャージトランジスタ108aのソースとドレインの他方の電位は「H」でも、その他の電位でもよい。したがって、プリチャージトランジスタ108aのソースとドレインの他方の電位は一定であっても、変動していてもよい。なお、例えば、容量素子105aの他方の電極の電位を用いてもよい。
プリチャージトランジスタ108aはプリチャージ線PCaによって制御され、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aをオフとし、プリチャージトランジスタ108aをオンとすることで、例えば、ソースノードSNの電位は「L」とできる。
上記のとおり、ダイナミックリコンフィギュレーションでは、プログラマブルスイッチへのコンフィギュレーションデータの書き込みは、そのプログラマブルスイッチに格納されているコンテキストが実行されていないときにおこなわれる。したがって、プログラマブルスイッチへコンフィギュレーションデータを書き込むとき、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aはオフ状態にできる。
一例では、プリチャージトランジスタ108aは、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107a双方がオフ状態である全てあるいは一部の期間において、オン状態とできる。一例では、プリチャージトランジスタ108aは、書き込みトランジスタ103aがオフとされたとき、あるいは、その前においてオン状態である。
選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aを互いに同期してオンあるいはオフにしてもよい。図4(B)に示されるプログラマブルスイッチ101aでは、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107a双方は、単一のコンテキスト線CXaによって制御される。
上記のように、プリチャージトランジスタ108aは、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107a双方がオフ状態であるときにオン状態となる。したがって、プリチャージトランジスタ108aを、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aと逆にオンあるいはオフとすることもできる。図5(A)に示されるプログラマブルスイッチ101aでは、プリチャージトランジスタ108aは、反コンテキスト信号(コンテキスト信号の反転信号)を伝送する反コンテキスト線/CXaによって制御される。
プログラマブルスイッチ101aが、図5(B)に示されるようなトランスミッションゲートを有していれば、反コンテキスト線と反コンテキスト信号は、p型トランジスタ(選択トランジスタ109aと選択トランジスタ110a)を制御することに使用できる。
図6(A)はプログラマブルスイッチ101aの別の例を示す。この例では、プリチャージトランジスタ108aは、書き込みトランジスタ103aと同様にワード線WLaによって制御される。すなわち、プリチャージトランジスタ108aを、書き込みトランジスタ103aと同期させて、オンあるいはオフとする。
図6(B)はプログラマブルスイッチ101aの別の例を示す。この例では、図6(A)に示されたプログラマブルスイッチ101aを改変して、ソースノードSNがパストランジスタ104aと選択トランジスタ106aの間に設けられる。このような改変は、図4および図5に示されるプログラマブルスイッチにおいても適用できる。
図7(A)はプログラマブルスイッチ101aの別の例を示す。この例では、図6(A)に示されたプログラマブルスイッチ101aが改変されて、プリチャージトランジスタ108aがソースノードSNとコンテキスト線CXaの間に設けられる。
選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aをオンとするために、コンテキスト線CXaの電位が上昇するとき、プリチャージトランジスタ108aは、書き込みトランジスタ103aと同様に、オフ状態である。選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aをオフとするために、コンテキスト線CXaの電位が低下している間に、プリチャージトランジスタ108aと書き込みトランジスタ103aがオンになると、ソースノードSNは、その低下した電位(例えば、「L」)でプリチャージされる。
このような改変は、図4および図5に示されるプログラマブルスイッチにおいても適用できる。図7(B)は図5(A)のプログラマブルスイッチ101aをもとにしたものである。
図8は、複数のプログラマブルスイッチ101(プログラマブルスイッチ101[0]、プログラマブルスイッチ101[1]、プログラマブルスイッチ101[2]、・・)を有するルーティングスイッチ100の例である。個々のプログラマブルスイッチ101は図6(A)に示される回路構成を有する。この例では、ルーティングスイッチ100は、ビット線BL、ワード線WL[0]、ワード線WL[1]、ワード線WL[2]、・・、コンテキスト線CX[0]、コンテキスト線CX[1]、コンテキスト線CX[2]、・・によって制御される。ノードINとノードOUTの接続は、選択されたコンテキストによって決定される。
図9はルーティングスイッチ100の例である。図9のルーティングスイッチ100は、図8のものに似ているが、プログラマブルスイッチ101[0]のソースノードにプリチャージトランジスタを介してワード線WL[1]の電位が供給される点で異なる。
プログラマブルスイッチ101[0]の書き込みトランジスタとプリチャージトランジスタがオン状態のとき、ワード線WL[1]の電位は「L」である(あるいはそれより低い)。したがって、プログラマブルスイッチ101[0]のソースノードの電位は「L」となる(あるいはそれより低くなる)。
この構造は、書き込みトランジスタとプリチャージトランジスタが同じ構造である場合、特に、書き込みトランジスタとプリチャージトランジスタが同じ層の配線や膜を使用する場合に有利である。
図10はルーティングスイッチ100の例である。図10のルーティングスイッチ100は、図8のものに似ているが、プログラマブルスイッチ101[0]のプリチャージトランジスタがコンテキスト線CX[1]によって制御される点で異なる。したがって、プログラマブルスイッチ101[0]のプリチャージトランジスタは、プログラマブルスイッチ101[1]のコンテキストが実行されている間のみオン状態となる。
プログラマブルスイッチ101[1]のコンテキストが実行されるとき、プログラマブルスイッチ101[0]の選択トランジスタはオフ状態であり、プログラマブルスイッチ101[0]のプリチャージトランジスタはオン状態である。したがって、この期間がプログラマブルスイッチ101[0]にコンフィギュレーションデータを書き込むのに利用できる。ルーティングスイッチ100がプログラマブルスイッチ101を多く有するほどこの構造は有利となる。
図11(A)は図4(B)に示されたプログラマブルスイッチ101aの駆動方法を説明する例である。この例では、メモリノードMNの電位は、当初、「L」に設定されていると仮定する。さらに、この例では、ノードINの電位は、周期的に上昇下降する。
T1において、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aがオフとなる。T8において、選択トランジスタ106aと選択トランジスタ107aがオンとなる。したがって、パストランジスタ104aのソースとドレインは、T1からT8の間は、ノードINとノードOUTから電気的に分離される。したがって、この期間はコンフィギュレーションデータを書き込むのに使用できる。
なお、T1からT8の期間は、他のプログラマブルスイッチが使用されていて、他のコンテキスト(タスク)が実行されている。
T3において、書き込みトランジスタ103aがオンとなる。T5において、書き込みトランジスタ103aがオフとなる。T3からT5の操作によって、コンフィギュレーションデータの書き込みが完了する。この例では、ビット線BLの電位はT4からT6の間、「H」である。したがって、メモリノードMNの電位はT4において「H」となる。
T5においてワード線WLaの電位が低下する際、メモリノードMNの電位は、書き込みトランジスタ103a(およびワード線WLa)とメモリノードMNとの間にある容量(主として寄生容量)によって生じる容量結合により、若干低下することがある。
T5の後、メモリノードMNは、全ての配線から電気的に分離される。この状態を(電気的に)浮遊であるという。しかしながら、メモリノードMNは、配線や導体によって容量的に影響を受ける。
一方、プリチャージ線PCaの電位は、T2に上昇し、T7に下降する。したがって、プリチャージトランジスタ108aは、T2にオンとなり、T7にオフとなる。結果、ソースノードSNの電位は、書き込みトランジスタ103aがオフとなる前に「L」に設定される。
T8の後、ソースノードSNのポテンシャルは、選択トランジスタ107aがオン状態なので、周期的に上昇下降する。さらに、メモリノードMNの電位も、ブースティング効果により、ソースノードSNの電位に同期して変化する。
図11(A)には示されていないが、もし、メモリノードMNの最高電位が「H+Vth」より高ければ、ノードOUTの電位は、ノードINの電位と同じ高さとなる。
図11(B)は別の例を示す。この例でも、T11からT18の期間が、コンフィギュレーションデータの書き込みに使用できる。この例では、ビット線BLとプリチャージ線PCaの信号は、それぞれ、図11(A)の例におけるプリチャージ線PCaとビット線BLの信号と同じである。したがって、メモリノードMNとソースノードSNの電位のタイミングチャートは図11(A)のものとは異なる。
これらの例では、書き込みトランジスタ103aがオンとなる前にプリチャージトランジスタ108aがオンとなる場合(図11(A))あるいは、書き込みトランジスタ103aがオンとなっている間にプリチャージトランジスタ108aがオンとなる場合(図11(B))で、書き込みトランジスタ103aがオフとなった後にプリチャージトランジスタ108aがオフとなる。
しかしながら、他の駆動方法も利用できる。例えば、図11(A)のT1からT5あるいは図11(B)のT11からT15の間の任意の期間が、プリチャージトランジスタ108aをオン状態とする期間に使用できる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、断面図を用いて、実施の形態1の半導体装置を製造するステップを説明する。図12および図13は断面図を示す。なお、図12および図13は半導体装置の層構造を理解するためだけのものであり、図12および図13は特定の実在する断面ではない。
(図12(A))
素子分離領域201が半導体基板200に形成される。半導体基板200は、例えば、単結晶シリコン基板あるいはシリコン・オン・インシュレータ(SOI)基板でもよい。半導体基板200はn型ドーパントで軽くドーピングされていてもよいし、真性でもよい。素子分離領域201は、例えば、シャロー・トレインチ・アイソレーション(STI)技術によって形成されてもよい。
次に、素子分離領域201が設けられていない領域にp型領域202が形成される。
(図12(B))
素子分離領域201とp型領域202の上にゲート絶縁物203が形成される。ゲート絶縁物203はp型領域202の上のみに形成されてもよい。ゲート絶縁物203は、例えば、酸化シリコン、酸化ハフニウム、その他の酸化物でできていてもよい。
配線204a、配線204bがゲート絶縁物203の上に形成される。この図では、配線204a(および配線204b)の2つの断面が示されている。これは、この面では、配線204aが2つの断面を有し、それぞれの断面は単一の物体のものを示していることを意味している。
配線204aと配線204bは金属やドーピングされたシリコンでできていてもよい。一例では、配線204aと配線204bは、単層あるいは多層の導電膜の選択的なエッチングにより形成されてもよい。この例では、配線204aと配線204bは互いに分離されている(互いに接触しない)。
配線204aと配線204bは、図4(B)、図5、図6あるいは図7の、それぞれ、コンテキスト線CXa(の一部)とメモリノードMN(の一部)に相当することがある。
n型領域205a、n型領域205b、n型領域205c、n型領域205dを、配線204aと配線204bをドーピングマスクとして用いて形成する。n型領域205cは図4(B)、図5、図6あるいは図7のソースノードSN(の一部)に相当することがある。このステップの前後にゲート絶縁物203の一部の領域がエッチングされてもよい。
(図12(C))
層間絶縁物206が、ゲート絶縁物203、配線204a、配線204bの上に形成される。層間絶縁物206は、例えば、酸化シリコン、酸化炭化シリコンあるいはその他の金属酸化物からできていてもよい。層間絶縁物206は誘電率を減らすためにボイドを有してもよい。
層間絶縁物206の表面は研磨平坦化される。層間絶縁物206にコンタクトホールを形成した後、配線207a、配線207bが形成される。配線207aと配線207bは、図4(B)、図5、図6あるいは図7の、それぞれ、ノードOUT(の一部)とメモリノードMN(の一部)に相当することがある。
(図12(D))
層間絶縁物206、配線207a、配線207bの上に層間絶縁物208が形成される。層間絶縁物208の表面は研磨平坦化される。配線209が、層間絶縁物208の上に形成される。さらに、層間絶縁物210が、層間絶縁物208と配線209の上に形成される。層間絶縁物210の表面は研磨平坦化される。
酸化物半導体膜211aと酸化物半導体膜211bが層間絶縁物210の上に形成される。酸化物半導体膜211aは配線209と重なる。酸化物半導体膜211aと酸化物半導体膜211bはIn−Ga−Zn酸化物でできていてもよい。層間絶縁物208と層間絶縁物210をエッチングして、配線207aへのコンタクトホール212aと、配線207bへのコンタクトホール212bが形成される。
(図13(A))
単層あるいは多層の導電層213を、層間絶縁物210、酸化物半導体膜211a、酸化物半導体膜211bの上に、それらを覆い、コンタクトホール212aとコンタクトホール212bを埋めるように形成する。導電層213の表面は研磨平坦化される。さらに、単層あるいは多層の絶縁体214を導電層213の上に形成する。絶縁体214の表面は研磨平坦化される。
(図13(B))
一回のリソグラフィーにより、導電層213と絶縁体214を選択的にエッチングし、配線215a、配線215b、配線215c、配線215a上のパターン化された絶縁体216a、配線215b上のパターン化された絶縁体216b、配線215c上のパターン化された絶縁体216cを形成する。配線215a、配線215b、配線215cは、図4(B)、図5、図6あるいは図7の、それぞれ、ノードOUT(の一部)、ビット線BL(の一部)、メモリノードMN(の一部)に相当することがある。
配線215a、配線215b、配線215cの形状は、それぞれ、パターン化された絶縁体216a、パターン化された絶縁体216b、パターン化された絶縁体216cと実質的に同一である。このエッチングにより、酸化物半導体膜211aと酸化物半導体膜211bが露出する。
層間絶縁物210、酸化物半導体膜211a、酸化物半導体膜211b、配線215a、配線215b、配線215c、パターン化された絶縁体216a、パターン化された絶縁体216b、パターン化された絶縁体216cの上にゲート絶縁体217を形成する。
そして、配線218aと配線218bを、それぞれ、酸化物半導体膜211aと酸化物半導体膜211bを覆って形成する。配線218aは、図4(B)、図5、図6あるいは図7のワード線WLa(の一部)に相当することがある。
かくして、図4(B)、図5、図6あるいは図7の書き込みトランジスタ103a、パストランジスタ104a、容量素子105a、選択トランジスタ106a、選択トランジスタ107aを形成できる。これらの断面には示されていないが、プリチャージトランジスタ108aも同じ方法で形成できる。プリチャージトランジスタ108aは、書き込みトランジスタ103aのような構造あるいはパストランジスタ104aのような構造を有してもよい。
この例では、容量素子105aは金属−絶縁体−半導体(MIS)構造を有するが、金属−絶縁体−金属(MIM)構造を用いて形成してもよい。メモリノードMNの電位に関わらず十分な容量を得るためには、配線218bの電位は、「H」に容量素子105aのしきい値を足したものより高くするとよい。しきい値が0V未満であれば、配線218bに与えられる電位は「H」とでき、しきい値が「L−H」未満であれば、配線218bに与えられる電位は「L」でよい。
配線218bに高い電位が不要であるので、そのような低いしきい値は、酸化物半導体からゲート絶縁体217への電子注入を防止する上で有利である。電子注入は、しきい値上昇が生じ、容量減少をもたらす。
低い電位を印加することによるホール注入に関しては、酸化物半導体、特に、インジウム(In)、ガリウム(Ga)あるいは亜鉛(Zn)を有する酸化物半導体は、ホールの有効質量が重いのでホールを放出しない。したがって、ホール注入による劣化は無視できる。
上記の特性は容量素子には好ましいものであるが、トランジスタにはそうではない。容量素子105aのしきい値が低いということは、構造が似ていることから、書き込みトランジスタ103aのしきい値の低いことを意味する。したがって、(後述する)バックゲートあるいはワード線WLaに低い電位を印加することが必要となる。
書き込みトランジスタ103aにおいては、パターン化された絶縁体216b/パターン化された絶縁体216cが配線218aと配線215b/配線215cの間に設けられている。したがって、配線218aと配線215b/配線215cの間の寄生容量が低減できる。
書き込みトランジスタ103aは2つのゲート電極、すなわち、配線209と配線218aを有する。配線209は書き込みトランジスタ103aのしきい値を制御するためのバックゲートとして使用されてもよい。
配線209に、「L」より低い(固定された)電位を印加することで、書き込みトランジスタ103aのしきい値を高めることができる。したがって、ワード線WLa(配線218a)に「L」が印加されているときのソースドレイン電流を1zA未満に低減できる。同様な効果は、バックゲート無しでも、ワード線WLaに「L」より低い電位を印加することで得られる。
他の配線や層間絶縁物が形成されてもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態ではプログラマブルスイッチを有する半導体装置(FPGA)の例を説明する。
図14はスイッチアレイ301、ロジックアレイ302、I/Oアレイ303を有するFPGAの例を示すブロック図である。
それぞれのスイッチアレイ301はマトリクス状に配置された複数のルーティングスイッチ(SWa、SWb、SWc)を含む回路ブロックである。それぞれのルーティングスイッチは、複数のコンテキストを格納するため、図8に示すように複数のプログラマブルスイッチを含む。
それぞれのロジックアレイ302は、列状に配置された複数のロジックブロックを有する。図14の例では、それぞれのロジックアレイ302は、一列に配置された10個のロジックブロック(LB00乃至LB09)を有する。それぞれのロジックブロックはコンフィギュレーションデータを保持するメモリを有する。
I/Oアレイ303は、FPGAの両端に設けられ、それぞれ、列状に配置された10個の入出力回路(I/O00乃至I/O09およびI/O10乃至I/O19)を有する。
ルーティングスイッチSWaはロジックブロック間の接続を制御する。例えば、「SWa0*−00」は、ロジックブロックLB00乃至LB09のいずれかの出力とロジックブロックLB00の入力が、このルーティングスイッチにより接続あるいは切断されることを意味する。
ルーティングスイッチSWbはロジックブロックの入力端子と入出力回路の間の接続を制御する。例えば、「SWb0*−00」は、入出力回路I/O00乃至I/O09のいずれかとロジックブロックLB00の入力が、このルーティングスイッチにより接続あるいは切断されることを意味する。
ルーティングスイッチSWcはロジックブロックの出力端子と入出力回路の間の接続を制御する。例えば、「SWc0*−00」は、入出力回路I/O00乃至I/O09のいずれかとロジックブロックLB00の出力が、このルーティングスイッチにより接続あるいは切断されることを意味する。
一般的に、ロジックブロックは1以上のルックアップテーブル(LUT)、1以上のフリップフロップ(FF)、1以上のマルチプレクサ(MUX)を有する。図15(A)はロジックブロック311の構成例を描写するブロック図である。ロジックブロック311は、ルックアップテーブル312、フリップフロップ313、マルチプレクサ314を有する。
ルックアップテーブル312をロジックゲートとして機能を特定させるための情報を含むコンフィギュレーションデータ318aは、ルックアップテーブル312に入力される。換言すれば、ルックアップテーブル312から出力される信号のロジックレベル(例えば「1/0」あるいは「H/L」)は、コンフィギュレーションデータ318aと入力端子316からルックアップテーブル312へ入力される信号のロジックレベルに応じて決定される。
ルックアップテーブル312から出力される信号はフリップフロップ313に入力される。ロジックブロック311に含まれているフリップフロップ313から出力される信号は、他のロジックブロック311に含まれているフリップフロップ313に入力されることがある。フリップフロップ313はこれらの入力信号を保持する機能を有する。
マルチプレクサ314の駆動を制御する情報を有するコンフィギュレーションデータ318bはマルチプレクサ314に入力される。マルチプレクサ314は、コンフィギュレーションデータ318bに応じて、ルックアップテーブル312あるいはフリップフロップ313から出力される信号のいずれかを選択する機能を有する。マルチプレクサ314によって選択された信号はロジックブロック311の出力端子317から出力される。
図15(B)は図15(A)のロジックブロック311の具体的な構成例を示す。図15(B)のロジックブロック311は、ルックアップテーブル312、フリップフロップ313、マルチプレクサ314、ルックアップテーブル312のためのコンフィギュレーションデータ318aを格納するコンフィギュレーションメモリ315a、マルチプレクサ314のためのコンフィギュレーションデータ318bを格納するコンフィギュレーションメモリ315bを有する。
ルックアップテーブル312で実行される論理動作は、コンフィギュレーションメモリ315aに格納されているコンフィギュレーションデータ318aに応じて変わる。ルックアップテーブル312で実行される論理動作がコンフィギュレーションデータ318aによって決定されるとき、ルックアップテーブル312は、入力端子316に供給される複数の入力信号に対応した出力信号を生成する。フリップフロップ313は、ルックアップテーブル312で生成された出力信号を保持し、クロック信号CKに同期してルックアップテーブル312の出力信号に対応する出力信号を出力する。
ルックアップテーブル312およびフリップフロップ313から出力される信号はマルチプレクサ314に入力される。マルチプレクサ314は、コンフィギュレーションメモリ315bに格納されているコンフィギュレーションデータ318bに応じてこれら2つの出力信号のうちの一つを選択し、出力する機能を有する。マルチプレクサ314から出力される信号は出力端子317に供給される。
図15(C)は、図15(A)のロジックブロック311の別の具体的な構成例を示す。図15(C)のロジックブロック311は、図15(B)のロジックブロック311とマルチプレクサ319とマルチプレクサ319のためのコンフィギュレーションデータを格納するコンフィギュレーションメモリ315cを有する点で異なる。
ルックアップテーブル312から出力される信号と他のロジックブロック311にあるフリップフロップ313から出力される信号がマルチプレクサ319に入力される。他のロジックブロック311にあるフリップフロップ313から出力される信号は入力端子320から入力される。マルチプレクサ319は、コンフィギュレーションメモリ315cに格納されているコンフィギュレーションデータに応じてこれら2つの出力信号のうちの一つを選択し、出力する機能を有する。
図15(C)のロジックブロック311では、フリップフロップ313は、マルチプレクサ319から出力された信号を保持し、クロック信号CKに同期してマルチプレクサ319から出力された信号に対応する出力信号を出力する。
なお、図15(B)あるいは図15(C)で示されるロジックブロック311では、コンフィギュレーションデータによって使用可能なフリップフロップ313の型が決定される。特に、フリップフロップ313は、コンフィギュレーションデータにもよるが、D−フリップフロップ、T−フリップフロップ、JK−フリップフロップ、RS−フリップフロップのいずれかである。
実施の形態3で示されたFPGAのパフォーマンスを、SPICEシミュレータとしてシノプシスXA(登録商標)を使用して、シミュレーションした。このシミュレーションでは、2種類のプログラマブルスイッチを検証した。1つは図1(B)で示されるもので、他の1つは図6(A)で示されるものである。
FPGAは、20個のロジックブロックと20個の入出力端子(I/O[0]乃至I/O[19])、2つのコンテキスト(Context[1]とContext[2]を有するものとした。また、さまざまなタスク(Task[0]、Task[1]等)を実行できるものとした。シミュレーションでは、グローバルクロック周波数が2.5Vで33MHzとした。
シミュレーションでは、初期化の後、FPGAの一部をシフタ回路に対応した構成に設定した。すなわち、シフタ回路を実行するためのContext[0]に対応したコンフィギュレーションデータをFPGAに書き込み、Task[0]として動作させた。シフタ回路は図16(A)に示される。Task[0]の間に、FPGAの一部をリングオシレータの構成に設定した。すなわち、リングオシレータを実行するContext[1]に対応したコンフィギュレーションデータをFPGAに書き込み、Task[0]の後で、Task[1]として動作させた。(7段)リングオシレータは図16(B)に示される。リングオシレータの構成への設定をTask[0]を中断することなく実行した。
図15(B)に示されるロジックブロックを想定すれば、シフタ回路に対応した構成に設定するために、ルックアップテーブル312は特定の入力信号のみに応じて信号をフリップフロップ313に出力するように設定し、マルチプレクサ314はフリップフロップの出力のみを通過させるように設定した。
同様に、リングオシレータに対応した構成に設定するために、ルックアップテーブル312は特定の入力信号のみに応じて反転信号をマルチプレクサ314に出力するように設定し、マルチプレクサ314はルックアップテーブル312の出力のみを通過させるように設定した。
Context[1]に対応したコンフィギュレーションデータは、Task[0]の間にそれぞれのルーティングスイッチの対応するプログラマブルスイッチに書き込んだ。
Task[0]の間、シフタ回路は、I/O00からの入力信号に応じて、図17(A)で示されるパルス信号、あるいは図17(B)で示されるステップ信号を出力した。したがって、リングオシレータへの再設定において、プログラマブルスイッチのソースノードの電位は、シフタ回路の出力に応じて変わった。
図17(A)および図17(B)に示されるように、再設定はT0に開始された。T0では、個々のロジックブロックの出力電位は、シフタ回路がパルス信号を出力したときは、「L」であり、シフタ回路がステップ信号を出力したときは、「H」であった。
図18(A)と図18(C)は、図1(B)に示されるプログラマブルスイッチを使用した場合の、I/O06のシミュレーションされた出力、すなわち、Task[1]の間のリングオシレータの発振波形である。図18(A)は、図17(A)のT0、すなわち、ソースノードの電位が「L」であるときに設定されたものであり、図18(C)は、図17(B)のT0、すなわち、ソースノードの電位が「H」でのものである。
図18(A)と図18(C)より、発振周波数は、それぞれ21MHzと13MHzであった。これはオン抵抗の差によって生じた。このように何らかの要因によって信号の応答速度が変動する場合、回路の動作は遅い信号に基づいて設定される。この場合は、13MHzを前提に回路の動作が設定される。
図18(B)と図18(D)は、図1(B)に示されるルーティングスイッチ100を使用した場合の、Task[1]の間の対応するプログラマブルスイッチのメモリノードのシミュレーションされた出力である。図18(B)と図18(D)は、それぞれ、図18(A)と図18(C)に対応する。見てわかるように、ブースティング効果と逆ブースティング効果によって両者に差が生じ、ソースノードの電位がLという条件で設定されたものの電位(図18(B))は他方より高い。
図19は、図6(A)で示されるプログラマブルスイッチを有するFPGAのパフォーマンスを示す。図19(A)と図19(C)は、Task[1]の間のI/O06のシミュレーションされた出力である。図19(A)は、パルス信号で設定されたものであり、図19(C)は、ステップ信号でのものである。いずれの場合も発振周波数は18MHzであった。
これは、図18(A)のものよりは低いものの、図18(C)のものよりは高い。図1(B)の回路では、図18(C)に示されるリングオシレータの発振周波数(13MHz)より定まる応答速度を前提として、回路の動作が設定されるのに対し、図6(A)の回路では、図19(A)と図19(C)に示されるリングオシレータの発振周波数(18MHz)より定まる応答速度を前提として、回路の動作が設定される。したがって、より高速な動作が実現できる。
図19(B)と図19(D)は、Task[1]の間の、対応するプログラマブルスイッチのメモリノードのシミュレーションされた出力である。図19(B)と図19(D)は、それぞれ、図19(A)と図19(C)に対応し、実質的な差異はなかった。
図1(B)と図6(A)を比較すれば、後者は、追加のトランジスタ、選択トランジスタ107aを必要とするので、動作速度や信号の強度で不利である。出力信号の強度と伝送遅延を改善するためのコンテキスト信号のオーバードライブをシミュレーションした。
図20は、Task[1]の間の7段リングオシレータで、コンテキスト信号がオーバードライブされたときに、図1(B)のプログラマブルスイッチと図6(A)のプログラマブルスイッチに関して周期がどのように変わるかシミュレーションした結果を示す。見てわかるように、図6(A)のプログラマブルスイッチ(曲線X)は、コンフィギュレーションが「L」でおこなわれた図1(B)のプログラマブルスイッチ(曲線Y)より長い周期となるが、コンフィギュレーションが「H」でおこなわれた図1(B)のプログラマブルスイッチ(曲線Z)よりはるかに短い周期となる。
次に、3つの異なるプログラムをFPGAからロードする場合についてシミュレーションをおこなった。すなわち、I/O[0]からI/O[19]に、信号をシフトさせる増加シフタ(Task[0])と、I/O[19]からI/O[0]に、信号をシフトさせる減少シフタ(Task[1])と、I/O[i]の周波数をI/O[i−1]の半分に変換する分周回路(Task[2])である。
最初に、第1の構成に対応したタスクが、実行される。このとき、Context[0]にはTask[0]が、Context[1]にはTask[1]が保存されていた。Context[0]が実行された後、Context[1]が続いた。その後、Context[1]がTask[2]を保持するように再構成されている間に、Context[0]をもう一度実行した。再構成が終わると、最後にContext[1]を実行した。シミュレーションの結果を図22に示す。図から、コンテキストの切り替えが明瞭におこなえること、および、Context[0]がFPGAで実行されている間に、Context[1]が、最初のシフタの構成から分周回路の構成にどのように変化することがわかる。
次に、図4(B)に示されるプログラマブルスイッチ101aを含むFPGAと、SRAMベースのFPGAとの特性の比較をおこなった。市販されているリコンフィギャラブルなFPGAのほとんどはSRAMベースである。評価はそれぞれのタイプのルーティングスイッチで53段リングオシレータを構成することでおこなった。ここで、容量素子105aの容量は4fFとした。
図23は、オーバードライブ信号がコンテキスト線CXaに印加されている場合の、それぞれのルーティングスイッチでの発振周波数の電圧依存性である。図から明らかなように、図4(B)に示されるプログラマブルスイッチ101aを含むルーティングスイッチ(New RS)は、高い電圧域では、SRAMベースのルーティングスイッチ(SRAM RS)に劣るものの、1.8V未満では、優れていることがわかった。例えば、電圧1.5Vでは、SRAMベースのルーティングスイッチより37%高速となった。
次に消費電力について検討した。SRAMベースのFPGAのコンフィギュレーションメモリのスタティック消費電力は、微細化とともに増加し、全消費電力の38%を占めていると推定されている。SPICEを用いたシミュレーションでは、図4(B)に示されるプログラマブルスイッチ101aを含むルーティングスイッチを再構成する際の全エネルギーは334fJであると計算された。うち、187fJはデータを書き換えるために用いられ、147fJが、ソースノードSNの電位を電位”L”(接地電位)とするために用いられる。
上記でシミュレーションに用いたものと同等な半導体装置の構造を以下に説明する。図21は半導体装置の配線、半導体膜、コンタクトホールのレイアウトを示す。なお、各図の右端の十字(+)はマーカーとして機能する。したがって、2以上の図を、それらの全ての十字が完全に重なるように重ねると、異なる層の間の正確な関係が理解できよう。
半導体装置は、単結晶シリコンウェハー上の酸化シリコン上の単結晶シリコン膜(厚さ50nm)、単結晶シリコン膜を酸化して形成された第1のゲート絶縁物(厚さ15nm)、第1のゲート絶縁物上の第1の配線(厚さ30nmの窒化タンタルとその上の厚さ170nmのWの多層構造)、第1の層間絶縁物(厚さ50nmのSiONと厚さ280nmのSiNOと厚さ300nmのSiOxの多層構造)、第2の配線(厚さ150nmのW)、第2の層間絶縁物(厚さ400nm乃至500nmのTEOS−SiOx)、第3の配線(厚さ150nmのW)、第3の層間絶縁物(厚さ50nmのAlOxと厚さ300nmのSiOxの多層構造)、厚さ15nmのIn−Ga−Zn酸化物膜、第4の配線(厚さ100nmのW)、第2のゲート絶縁物(厚さ15nmのSiON)、第5の配線(厚さ30nmの窒化タンタルとその上の厚さ135nmのWの多層構造)、第4の層間絶縁物(厚さ70nmのAlOxと厚さ300nmのSiONの多層構造)、第6の配線(厚さ50nmのTiと厚さ200nmのAlと厚さ50nmのTiの多層構造)、第5の層間絶縁物(厚さ1500nmのポリイミド)、第7の配線(厚さ50nmのTiと厚さ300nmのAlと厚さ50nmのTiの多層構造)、第6の層間絶縁物(厚さ1500nmのポリイミド)を有した。
第1の配線のいくつかはシリコンベースのトランジスタのゲート電極として機能した。第2の配線のいくつかはシリコンベースのトランジスタのソースあるいはドレイン電極として機能した。第3の配線のいくつかは酸化物半導体ベースのトランジスタのバックゲート電極として機能した。第4の配線のいくつかは酸化物半導体ベースのトランジスタのソースあるいはドレイン電極として機能した。第5の配線のいくつかは酸化物半導体ベースのトランジスタのゲート電極として機能した。
第1の層間絶縁物、第2の層間絶縁物、第3の層間絶縁物、第2のゲート絶縁物、第4の層間絶縁物、第5の層間絶縁物には、異なる層の間の接続のためのコンタクトホールが形成された。
図21(A)は単結晶シリコン膜と第1の配線204のレイアウトを示す。単結晶シリコン膜は、n型領域205を有した。なお、第1の配線204と重なった単結晶シリコン膜の部分は、弱くp型にドープされた。
図21(B)は第2の配線(ハッチングされた部分)と、第1の層間絶縁物に設けられた、n型領域205へのコンタクトホールのレイアウトを示す。コンタクトホールは、 ハッチングされた部分中の長方形として示されている。
図21(C)は第3の配線(ハッチングされた部分)と、第2の層間絶縁物に設けられた、第2の配線へのコンタクトホールのレイアウトを示す。コンタクトホールは、 ハッチングされた部分中の長方形として示されている。
図21(D)はIn−Ga−Zn酸化物膜のレイアウトを示す。
図21(E)は第4の配線(ハッチングされた部分)と、第3の層間絶縁物に設けられた、第3の配線へのコンタクトホールのレイアウトを示す。コンタクトホールは、 ハッチングされた部分中の長方形として示されている。
図21(F)は第5の配線(ハッチングされた部分)のレイアウトを示す。
図21(G)は第6の配線(ハッチングされた部分)と、第2のゲート絶縁物および第4の層間絶縁物に設けられた、第4の配線および第5の配線へのコンタクトホールのレイアウトを示す。コンタクトホールは、ハッチングされた部分中の長方形として示されている。
図21(H)は第7の配線(ハッチングされた部分)と、第5の層間絶縁物に設けられた、第6の配線へのコンタクトホールのレイアウトを示す。コンタクトホールは、ハッチングされた部分中の長方形として示されている。
なお、酸化物半導体トランジスタは、1.0μmの、単結晶シリコントランジスタは0.5μmの設計ルールを用いた。上記のレイアウトでは、同様な設計ルールを用いたSRAMベースのルーティングスイッチより、面積が38%減少する。
100 ルーティングスイッチ
101 プログラマブルスイッチ
101a プログラマブルスイッチ
101b プログラマブルスイッチ
101c プログラマブルスイッチ
102a ロジックブロック
102b ロジックブロック
103a 書き込みトランジスタ
103b 書き込みトランジスタ
103c 書き込みトランジスタ
104a パストランジスタ
104b パストランジスタ
104c パストランジスタ
105a 容量素子
105b 容量素子
105c 容量素子
106a 選択トランジスタ
106b 選択トランジスタ
106c 選択トランジスタ
107a 選択トランジスタ
108a プリチャージトランジスタ
109a 選択トランジスタ
110a 選択トランジスタ
200 半導体基板
201 素子分離領域
202 p型領域
203 ゲート絶縁物
204 配線
204a 配線
204b 配線
205 n型領域
205a n型領域
205b n型領域
205c n型領域
205d n型領域
206 層間絶縁物
207a 配線
207b 配線
208 層間絶縁物
209 配線
210 層間絶縁物
211a 酸化物半導体膜
211b 酸化物半導体膜
212a コンタクトホール
212b コンタクトホール
213 導電層
214 絶縁体
215a 配線
215b 配線
215c 配線
216a パターン化された絶縁体
216b パターン化された絶縁体
216c パターン化された絶縁体
217 ゲート絶縁体
218a 配線
218b 配線
301 スイッチアレイ
302 ロジックアレイ
303 I/Oアレイ
311 ロジックブロック
312 ルックアップテーブル
313 フリップフロップ
314 マルチプレクサ
315a コンフィギュレーションメモリ
315b コンフィギュレーションメモリ
315c コンフィギュレーションメモリ
316 入力端子
317 出力端子
318a コンフィギュレーションデータ
318b コンフィギュレーションデータ
319 マルチプレクサ
320 入力端子
BL ビット線
CX コンテキスト線
CXa コンテキスト線
CXb コンテキスト線
CXc コンテキスト線
CYa コンテキスト線
IN ノード
I/O 入出力回路
LB ロジックブロック
MN メモリノード
OUT ノード
SN ソースノード
SWa ルーティングスイッチ
SWb ルーティングスイッチ
SWc ルーティングスイッチ
WL ワード線
WLa ワード線
WLb ワード線
WLc ワード線

Claims (5)

  1. 第1のロジックブロックと第2のロジックブロックとプログラマブルスイッチを有し、
    前記第1のロジックブロックと第2のロジックブロックは、前記プログラマブルスイッチによって接続可能であり、
    前記プログラマブルスイッチは、パストランジスタ、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタを有し、
    前記第1のトランジスタ、パストランジスタ、第2のトランジスタは、この順に直列に接続され、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタの双方のソースとドレインとは、回路図において、前記第1のロジックブロックと前記第2のロジックブロックの間にあり、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタの双方がオフ状態であるときに、前記第3のトランジスタを介して前記パストランジスタのソースとドレインの一方に電位が供給されることを特徴とする半導体装置。
  2. さらに、書き込みトランジスタとビット線を有し、前記書き込みトランジスタのソースとドレインは、回路図において、前記ビット線と前記パストランジスタのゲートの間に設けられることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記書き込みトランジスタが、活性層として酸化物半導体膜を有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. さらに、ワード線を有し、前記書き込みトランジスタと前記第3のトランジスタはワード線の信号により制御されることを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置。
  5. 前記書き込みトランジスタがオフ状態であるとき、前記パストランジスタのゲートが実質的に電気的に分離されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
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