JP2016038069A - 車両用自動変速機 - Google Patents

車両用自動変速機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016038069A
JP2016038069A JP2014163313A JP2014163313A JP2016038069A JP 2016038069 A JP2016038069 A JP 2016038069A JP 2014163313 A JP2014163313 A JP 2014163313A JP 2014163313 A JP2014163313 A JP 2014163313A JP 2016038069 A JP2016038069 A JP 2016038069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
case
select shaft
shaft
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014163313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6299518B2 (ja
JP2016038069A5 (ja
Inventor
宏光 竹中
Hiromitsu Takenaka
宏光 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2014163313A priority Critical patent/JP6299518B2/ja
Priority to PCT/JP2015/072530 priority patent/WO2016024545A1/ja
Priority to CN201580002136.9A priority patent/CN105593577B/zh
Priority to DE112015003724.1T priority patent/DE112015003724B4/de
Publication of JP2016038069A publication Critical patent/JP2016038069A/ja
Publication of JP2016038069A5 publication Critical patent/JP2016038069A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6299518B2 publication Critical patent/JP6299518B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H2063/025Final output mechanisms for double clutch transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H2063/3076Selector shaft assembly, e.g. supporting, assembly or manufacturing of selector or shift shafts; Special details thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms

Abstract

【課題】自動変速機の小型化を図りつつ、アクチュエータケースをシフトケースに容易に組み付けることができる車両用自動変速機を提供する。【解決手段】自動変速機が、変速機ケースの側壁に取付けられ、貫通穴62Aを有するシフトケース61と、軸線方向に移動自在および軸線周りに回転自在となるようにシフトケース61に収容され、貫通穴62Aの開口端62aから外方に突出する軸線方向一端部34aを有するシフトアンドセレクト軸34と、軸線方向一端部34aに設けられ、シフトアンドセレクト軸34の半径方向外方に延びる操作レバー34Aとを有し、シフトケース61に、貫通穴62Aの開口端62aの半径方向外方からシフトユニット35に向かって突出し、作動レバー34Aの半径方向長さよりも大きい内径を有する突出部67を形成し、突出部67をベースプレート47の突出部47Cに挿入する。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用自動変速機に関し、特に、手動変速機において変速操作を自動で行う
車両用自動変速機に関する。
一般に、自動車等の車両に搭載される車両用自動変速機にあっては、MT(Manual Tra
nsmission)において運転者が行う変速操作をアクチュエータにより自動で行うことで、
AT(Automatic Transmission)のような自動変速を可能にしたAMT(Automated Manu
al Transmission)が知られている。
従来のこの種のAMTとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている
。このAMTは、変速機ケースの上部に、シフトアンドセレクト軸に軸線方向の押し付け
力を作用させてシフトアンドセレクト軸を軸線方向に駆動するセレクトアクチュエータと
、シフトアンドセレクト軸のギアシフトアーム(作動部)に軸線周りの押し付け力を作用
させてシフトアンドセレクト軸を軸線周りに回転させるシフトアクチュエータとを有する
アッパアクチュエータが設けられている。
シフトアンドセレクト軸は、ロアアクチュエータに回転自在に取付けられており、シフ
トアンドセレクト軸の軸線方向端部に設けられたギアシフトアームをアッパアクチュエー
タの開口部に挿入することにより、シフトアンドセレクト軸がロアアクチュエータを介し
てアッパアクチュエータに取付けられる。
特開2005−291461号公報(図10)
このような従来の自動変速機にあっては、アッパアクチュエータとロアアクチュエータ
の位置決めについて考慮されていない。このため、シフトアンドセレクト軸をセレクトア
クチュエータおよびシフトアクチュエータに位置決めしつつアッパアクチュエータに容易
に組み付けることができると言い難い。
また、従来の自動変速機にあっては、シフトアンドセレクト軸の半径方向におけるアッ
パアクチュエータの開口部の寸法が大きく形成されている。このため、シフトアンドセレ
クト軸の半径方向に対するアッパアクチュエータの寸法が大きくなってしまい、結果的に
自動変速機が大型化してしまう。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、自動変速機の小型化を
図りつつ、アクチュエータケースをシフトケースに容易に組み付けることができる車両用
自動変速機を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、変速機ケースに取付けられ、貫通穴を有するシフトケースと、
軸線方向に移動自在および軸線周りに回転自在となるようにシフトケースに収容され、貫
通穴の開口端から外方に突出する軸線方向一端部を有するシフトアンドセレクト軸と、シ
フトアンドセレクト軸の軸線方向一端部に設けられ、軸線方向一端部からシフトアンドセ
レクト軸の半径方向外方に延びる作動部と、変速機ケースの側壁に取付けられ、シフトア
ンドセレクト軸の作動部が挿入される開口部を有するアクチュエータケースと、アクチュ
エータケースに収納され、シフトアンドセレクト軸の一端部に軸線方向の押し付け力を作
用させることにより、シフトアンドセレクト軸を軸線方向に移動させるセレクトアクチュ
エータと、アクチュエータケースに収納され、作動部に軸線周りの押し付け力を作用させ
ることにより、シフトアンドセレクト軸を軸線周りに回転させるシフトアクチュエータと
を備えた車両用自動変速機であって、シフトケースに、貫通穴の開口端の半径方向外方か
らアクチュエータケースに向かって突出し、作動部の半径方向長さよりも大きい内径を有
する突出部を形成し、突出部を開口部に挿入したものから構成される。
このように上記の第1の態様によれば、シフトケースに、貫通穴の開口端の半径方向外
方からアクチュエータケースに向かって突出し、作動部の半径方向長さよりも大きい内径
を有する突出部を形成し、突出部を開口部に挿入した。
これにより、突出部を開口部に挿入することで、作動部をセレクトアクチュエータおよ
びシフトアクチュエータに位置決めして、アクチュエータケースを変速機ケースに取付け
ることができる。
また、突出部が作動部の半径方向長さよりも大きい内径を有するので、シフトアンドセ
レクト軸が軸線方向に移動するときに、開口部の内部の空間と突出部の内部の空間とに作
動部を移動させることができる。
このため、シフトアンドセレクト軸の軸線方向におけるシフトケースおよびアクチュエ
ータケースの寸法を短くしてシフトアンドセレクト軸の軸線方向への移動距離を長くでき
る。
また、突出部の内径と開口部の内径とを同程度の内径にすることで、開口部の内径を小
さくでき、シフトアンドセレクト軸の半径方向におけるアクチュエータケースの寸法を短
くできる。以上の結果、自動変速機の小型化を図ることができる。
図1は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、車両の後部に取付けられる変速機の側面図である。 図2は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、変速機の平面図である。 図3は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、クラッチを取り外した状態の自動変速機の正面図である。 図4は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、図3のIV−IV方向矢視断面図である。 図5は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、図4のV−V方向矢視断面図である。 図6は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、図1のシフトケースおよび筐体のVI−VI方向矢視断面図である。 図7は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、自動変速機の斜視図である。 図8は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、フロントケースおよびリヤケースとシフトユニットとを分解した状態を示す図である。 図9は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、シフトユニットのシステム構成図である。 図10は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、シフトケースの斜視図である。 図11は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、開口部側から見たシフトユニットの斜視図である。 図12は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、シフトケースの突出部およびシフトアクチュエータの突出部の断面図である。
以下、本発明に係る車両用自動変速機の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図12は、本発明に係る一実施形態の車両用自動変速機を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、車両1には自動変速機2が搭載されており、自動変速機2は、車両1の
後方のフロアパネル1Aの下方に設置されている。すなわち、本実施形態の車両1は、後
輪駆動車両である。
図1、図2、図4において、自動変速機2は、フロントケース4と、フロントケース4
に取付けられたリヤケース5と、リヤケース5に取付けられたエクステンションケース6
とを備えており、フロントケース4には内燃機関としてのエンジン3が接続されている。
ここで、フロントケース4、リヤケース5およびエクステンションケース6は、本発明の
変速機ケース2Aを構成する。
図4において、フロントケース4にはクラッチ7が設けられており、クラッチ7は、エ
ンジン3のクランクシャフト8の軸線方向端部に設けられたフライホイール9に対向して
いる。
クラッチ7には入力軸10の軸線方向一端部10aが取付けられている。入力軸10は
、軸線方向一端部10a側でフロントケース4に形成された筒状部4aに回転自在に支持
されており、軸線方向他端部10b側で出力軸11に回転自在に支持されている。出力軸
11は、リヤケース5およびエクステンションケース6に回転自在に支持されており、入
力軸10に対して相対回転する。
クラッチ7は、入力軸10に一体回転自在、かつ入力軸10の軸線方向に移動自在に設
けられたクラッチディスク12と、クラッチディスク12をフライホイール9に押し付け
るプレッシャプレート13と、プレッシャプレート13をフライホイール9側に付勢する
ダイヤフラムスプリング14とを備えている。
フロントケース4の筒状部4aの外周部にはレリーズベアリング15が設けられており
、レリーズベアリング15は、入力軸10の軸線方向に移動してダイヤフラムスプリング
14の半径方向内方に対して接触および離隔する。
レリーズベアリング15にはクラッチレバー16の基端部16aが接触している(図3
参照)。クラッチレバー16は、入力軸10の軸線Oからフロントケース4の開口部4b
を通してフロントケース4の外方に突出しており、突出方向の先端部16bがクラッチア
クチュエータ17に接続されている。
図4において、クラッチアクチュエータ17は、クラッチレバー16の先端部16bに
連結するケーブル部材21を備えている。
クラッチアクチュエータ17に油圧が供給されると、ケーブル部材21が図4中、左方
に移動する。ケーブル部材21が図4中、左方に移動すると、クラッチレバー16が時計
回転方向に回転してレリーズベアリング15が図4中、右方に移動し、ダイヤフラムスプ
リング14によるプレッシャプレート13の付勢を解除する。
このとき、クラッチディスク12がフライホイール9から離隔してクランクシャフト8
の回転が入力軸10に伝達されなくなる。
また、ケーブル部材21が図4中、右方に移動すると、クラッチレバー16が反時計回
転方向に回転してレリーズベアリング15が図4中、左方に移動する。
このとき、ダイヤフラムスプリング14がプレッシャプレート13を付勢してクラッチ
ディスク12をフライホイール9に押し付けることにより、クランクシャフト8の回転を
入力軸10に伝達する。また、クラッチアクチュエータ17に油圧を供給することを停止
すると、クラッチディスク12がフライホイール9に押し付けられる位置でピストン19
が位置決めされる。
このようにクラッチ7は、エンジン3のクランクシャフト8と入力軸10との間で動力
を断続する。ここで、付勢とは、勢いが増加されることを意味する。
入力軸10には、クラッチ7側から順に、1速入力ギヤ22A、リバース入力ギヤ22
B、2速入力ギヤ22C、4速入力ギヤ22Dおよび3速入力ギヤ22Eが設けられてい
る。
1速入力ギヤ22A、リバース入力ギヤ22Bおよび2速入力ギヤ22Cは、入力軸1
0に固定されている。また、4速入力ギヤ22Dおよび3速入力ギヤ22Eは、入力軸1
0に回転自在に設けられている。
出力軸11の一端部には5速入力ギヤ22Fが設けられており、5速入力ギヤ22Fは
、出力軸11の外周部に形成されたドグから構成される。
フロントケース4およびリヤケース5にはカウンタ軸23が回転自在に設けられており
、カウンタ軸23は、入力軸10と平行に延びている。カウンタ軸23には、クラッチ7
側から順に、1速カウンタギヤ24A、リバース出力ギヤ24B、2速カウンタギヤ24
C、4速カウンタギヤ24D、3速カウンタギヤ24Eおよびカウンタドライブギヤ24
Fが設けられている。
1速カウンタギヤ24Aおよび2速カウンタギヤ24Cは、カウンタ軸23に回転自在
に設けられている。そして、リバース出力ギヤ24Bは、カウンタ軸23の軸線方向に移
動自在に設けられている。また、4速カウンタギヤ24D、3速カウンタギヤ24Eおよ
びカウンタドライブギヤ24Fは、カウンタ軸23に固定されている。
カウンタドライブギヤ24Fは、カウンタドリブンギヤ25に噛み合っており、カウン
タドリブンギヤ25は、出力軸11と一体的に回転するように出力軸11に取付けられて
いる。
フロントケース4およびリヤケース5にはリバースアイドラ軸26が取付けられており
、リバースアイドラ軸26は、入力軸10と平行に延びている(図5参照)。リバースア
イドラ軸26にはリバースアイドラギヤ27が設けられている(図5参照)。リバースア
イドラギヤ27は、リバースアイドラ軸26に回転自在で、かつリバースアイドラ軸26
の軸線方向に移動自在となっており、車両1の後進時にリバース入力ギヤ22Bおよびリ
バース出力ギヤ24Bに噛み合う。
図4において、フロントケース4およびリヤケース5には3速−4速シフト軸28が設
けられており、3速−4速シフト軸28は、入力軸10の軸線方向に移動自在となってい
る。また、3速−4速シフト軸28にはシフトヨーク28Aおよびシフトフォーク28B
が取付けられている。
フロントケース4およびリヤケース5には3速−4速シフト軸28と平行に図示しない
1速−2速シフト軸および5速−リバースシフト軸が設けられており、1速−2速シフト
軸および5速−リバースシフト軸は、入力軸10の軸線方向に移動自在となっている。
1速−2速シフト軸および5速−リバースシフト軸には図示しないシフト軸およびシフ
トフォーク30、31が取付けられている。
シフトフォーク28Bは、シンクロ部材29に接続されており、シンクロ部材29は、
入力軸10と一体的に回転自在で、かつ入力軸10の軸線方向に移動自在に設けられてい
る。シンクロ部材29は、入力軸10の軸線方向一方側に移動することにより、3速入力
ギヤ22Eと3速カウンタギヤ24Eとを噛み合わせて前進3速段を成立させ、入力軸1
0の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
また、シンクロ部材29は、入力軸10の軸線方向他方側に移動することにより、4速
入力ギヤ22Dと4速カウンタギヤ24Dとを噛み合わせて前進4速段を成立させ、入力
軸10の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
1速−2速シフト軸のシフトフォーク30は、シンクロ部材32に接続されており、シ
ンクロ部材32は、カウンタ軸23と一体的に回転自在で、かつカウンタ軸23の軸線方
向に移動自在に設けられている。
シンクロ部材32は、カウンタ軸23の軸線方向一方側に移動することにより、1速入
力ギヤ22Aと1速カウンタギヤ24Aとを噛み合わせて前進1速段を成立させ、入力軸
10の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
また、シンクロ部材32は、カウンタ軸23の軸線方向他方側に移動することにより、
2速入力ギヤ22Cと2速カウンタギヤ24Cとを噛み合わせて前進2速段を成立させ、
入力軸10の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
5速−リバースシフト軸のシフトフォーク31は、シンクロ部材33に接続されており
、シンクロ部材33は、入力軸10と一体的に回転自在で、かつ入力軸10の軸線方向に
移動自在に設けられている。
シンクロ部材33は、入力軸10の軸線方向において5速入力ギヤ22F側に移動する
ことにより、出力軸11を入力軸10に直結させて前進5速段を成立させ、入力軸10の
回転を、カウンタ軸23を介さずに出力軸11に伝達する。
5速−リバースシフト軸には図示しないシフトフォークが設けられており、シフトフォ
ークは、リバースアイドラギヤ27に接続されている。このシフトフォークは、5速−リ
バースシフト軸がクラッチ7側に移動することにより、リバースアイドラギヤ27をリバ
ース入力ギヤ22Bとリバース出力ギヤ24Bとに噛み合わせることで、後進段を成立さ
せ、入力軸10の回転を、前進時と反対方向に回転するカウンタ軸23を介して出力軸1
1に伝達する。
図1、図2、図4、図6、図7、図8、図10において、リヤケース5の上部にはシフ
トケース61が設けられており、シフトケース61は、リヤケース5の上部から上方に膨
れ出ている。
図4、図6、図10において、シフトケース61はシフトアンドセレクト軸34が収容
されており、シフトアンドセレクト軸34は、入力軸10の軸線と直交する軸線を有する
図6において、シフトケース61の車幅方向一端部には筒状部62が形成されており、
筒状部62の内部にはシフトアンドセレクト軸34が挿入される貫通穴62Aが形成され
ている。
シフトケース61の車幅方向他端部には筒状部63が形成されており、筒状部63の内
部にはシフトアンドセレクト軸34が挿入される貫通穴63Aが形成されている。筒状部
63は、遮蔽部材63Bによって閉じられており、この遮蔽部材63Bは、シフトアンド
セレクト軸34の軸線方向他端部34bに対向している。ここで、遮蔽部材63Bは、本
発明のシフトケースの側壁を構成する。
貫通穴62A、63Aにはシフトアンドセレクト軸34を支持する軸受64A、64B
が設けられており、シフトアンドセレクト軸34は、軸受64A、64Bを介して軸線周
りに回転自在かつ、軸線方向に移動自在にシフトケース61に取付けられている。
図6、図10において、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向一端部34aは、貫通
穴62Aの開口端62aから外方に突出しており、シフトアンドセレクト軸34の軸線方
向一端部34aには操作レバー34Aが設けられている。
操作レバー34Aは、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向一端部34aからシフト
アンドセレクト軸34の半径方向外方に延びている。ここで、操作レバー34Aは、本発
明の作動部を構成する。また、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向一端部34aは、
本発明のシフトアンドセレクト軸の軸線方向一端部を構成し、シフトアンドセレクト軸3
4の軸線方向他端部34bは、本発明のシフトアンドセレクト軸の軸線方向他端部を構成
する。
図6において、貫通穴62Aは、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向他端部34b
から軸線方向一端部34aに向かって段部を介して内径が段階的に大きくなっている。貫
通穴62Aにスプリングシート65Aが収容されている。操作レバー34Aとスプリング
シート65Aとの間にはコイルスプリング65が介在しており、シフトアンドセレクト軸
34は、コイルスプリング65によってシフトユニット35側に付勢されている。
図1、図6、図7、図8において、シフトユニット35は、変速機ケース2Aの側壁2
aに設けられており、シフトユニット35は、筐体36を有する。ここで、フロントケー
ス4およびリヤケース5の両側壁のうちの一方の側壁は、変速機ケース2Aの側壁2aで
ある。
図6において、筐体36には開口部36aが形成されており、操作レバー34Aは、開
口部36aに挿入されている。
図1において、筐体36にはシフトアクチュエータ37が設けられており、シフトアク
チュエータ37は、操作レバー34Aを噛み合うように設置されている。
筐体36にはシフト操作ソレノイド39(図9参照)が設けられており、シフト操作ソ
レノイド39は、シフトアクチュエータ37に供給される油圧を調整する。すなわち、筐
体36にはシフトアクチュエータ37を作動させるための図示しない油路が形成されてい
る。
シフト操作ソレノイド39は、シフトアクチュエータ37の内部に形成される油路に油
圧が供給されることにより、油圧が操作レバー34Aに押し付け力を作用させてシフトア
ンドセレクト軸34を軸線周りに(シフト方向)に回転させる。
筐体36にはセレクトアクチュエータ40が設けられている(図6参照)。セレクトア
クチュエータ40は、シフトアンドセレクト軸34の一端部34aに接触する押圧部40
aを有し、セレクトアクチュエータ40は、シフトアンドセレクト軸34に軸線上に設け
られる。
押圧部40aの径とシフトアンドセレクト軸34の径とは、同一径に形成されており、
したがって、シフトアンドセレクト軸34の一端部34aの径も押圧部40aの径と同一
径に形成される。
筐体36にはセレクト操作ソレノイド41(図9参照)が設けられており、セレクト操
作ソレノイド41は、セレクトアクチュエータ40に供給される油圧の大きさを調整する
。すなわち、筐体36にはセレクトアクチュエータ40を作動するための図示しない油路
が形成されており、セレクト操作ソレノイド41は、油路を通してセレクトアクチュエー
タ40に供給される油圧の大きさを調整し、シフトアンドセレクト軸34の一端部34a
に押し付ける押し付け力を発生する。
これにより、シフトアンドセレクト軸34は、軸線方向(セレクト方向)に移動してガ
イドピン(不図示)を嵌合するシフトヨーク28Aを含んだ複数のシフトヨークの位置を
選択する。
このようにシフトアンドセレクト軸34は、シフトアクチュエータ37およびセレクト
アクチュエータ40によって駆動されることにより、軸線方向に移動することや軸線周り
に回転することができる。
筐体36にはクラッチ操作ソレノイド42が設けられており(図9参照)、クラッチ操
作ソレノイド42は、クラッチアクチュエータ17に供給される油圧を調整する。
図1、図7、図8において、シフトユニット35は、筐体36、リザーバタンク43、
アキュムレータ44、オイルポンプ45、モータ46およびベースプレート47を含んで
構成されており、これら筐体36、リザーバタンク43、アキュムレータ44、オイルポ
ンプ45およびモータ46は、ベースプレート47に取付けられて一体化されている。
リザーバタンク43は、作動油を貯留している。オイルポンプ45は、モータ46によ
って駆動されることにより、リザーバタンク43に貯留される作動油をベースプレート4
7に形成される図示しない油路を介してアキュムレータ44に供給する(図9参照)。
アキュムレータ44は、作動油の圧力を蓄え、ベースプレート47に形成された図示し
ない油路を通して高い油圧を筐体36に供給する。筐体36に供給される油圧は、シフト
操作ソレノイド39、セレクト操作ソレノイド41およびクラッチ操作ソレノイド42を
通してシフトアクチュエータ37およびクラッチアクチュエータ17に供給される(図9
参照)。
図1、図4において、カウンタ軸23の軸線上でクラッチ7に最も近い1速カウンタギ
ヤ24Aに対向する変速機ケース2Aの側壁2aにはセンサ48が取付けられており、セ
ンサ48は、1速カウンタギヤ24Aの回転数を検出する。
図1において、筐体36には制御装置49が設けられており、制御装置49は、CPU
(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access M
emory)等を含んだマイクロコンピュータから構成されている。
図1、図5、図7において、制御装置49にはワイヤハーネス50を介してモータ46
が接続されており、制御装置49は、モータ46に駆動信号を出力してモータ46を駆動
する。
制御装置49にはワイヤハーネス51を介してセンサ48が接続されており、制御装置
49は、センサ48の検出情報に基づいて入力軸10の回転数を検出する。
図8において、ベースプレート47にはクラッチアクチュエータ17に油圧を供給する
油路が形成されている。制御装置49は、例えば、運転席に設けられる図示しないシフト
レバーのシフト操作を検出する図示しないシフトポジョンセンサの検出情報、車速を検出
する図示しない車速センサの検出情報、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル
センサ等からの検出情報に基づいて変速点を判断する。
制御装置49は、変速点を判断したときに、クラッチ操作ソレノイド42を操作してア
クチュエータ17に油圧を供給することにより、ピストン19を図4中、左方に移動させ
て、ダイヤフラムスプリング14によるプレッシャプレート13の付勢を解除してクラッ
チ7を切断する。
また、制御装置49は、クラッチ7の切断時に、シフト操作ソレノイド39およびセレ
クト操作ソレノイド41を制御して、シフトアクチュエータ37およびセレクトアクチュ
エータ40を駆動することにより、シフトアンドセレクト軸34を軸線方向および軸線周
りに操作して変速を行う。
図1において、シフトユニット35およびセンサ48は、変速機ケース2Aの同一側の
側壁2aに取付けられており、シフトユニット35は、センサ48を挟んでクラッチ7と
反対側に設置されている。
具体的には、ベースプレート47は、変速機ケース2Aの側壁2aに取付けられて上下
方向に延びる本体部47Aと、本体部47Aから上方に延びる支持部47Bとを備えてい
る。
また、入力軸10の軸線方向において、筐体36は、筐体36の底部36Aのセンサ4
8側の軸線方向一端部36bが底部36Aの軸線方向他端部36cに対してセンサ48か
ら上方に離れるように傾斜しており、筐体36の底部36Aとセンサ48との間の空間5
4には油圧発生装置の一部であるアキュムレータ44が設置されている。
リザーバタンク43は、センサ48の上方に設置されており、リザーバタンク43は、
ベースプレート47の支持部47Bに取付けられている。オイルポンプ45およびモータ
46は、リザーバタンク43とセンサ48との間で上下方向に重なるように設置されてお
り、オイルポンプ45およびモータ46は、ベースプレート47の支持部47Bに取付け
られている。
筐体36の底部36Aの軸線方向一端部36bは、リザーバタンク43の下方で、かつ
オイルポンプ45およびモータ46の側方に形成される空間55に設置されており、筐体
36の軸線方向一端部36bは、上下方向においてリザーバタンク43と重なっている。
図1、図3、図7、図8において、シフトユニット35の底部にはプロテクタ56が取
付けられており、プロテクタ56は、クラッチアクチュエータ17のクラッチアクチュエ
ータハウジング18を下方から覆うガイド板57を備えている。これにより、車両1の走
行中に下方から飛散する石がクラッチアクチュエータハウジング18に衝突することを防
止して、クラッチアクチュエータハウジング18が損傷することを防止できる。したがっ
て、クラッチアクチュエータハウジング18から作動油が漏出することを防止できる。
図6、図11において、ベースプレート47には開口部47aが形成されており、開口
部47aは、筐体36の開口部36aに連通している。
図6、図11、図12において、開口部47aの開口端47bの半径方向外方には突出
部47Cが形成されており、突出部47Cは、開口部47aの開口端47bの半径方向外
方からシフトケース61に向かって突出し、開口部47aよりも大径の内周部47cを有
する。
ここで、シフトアクチュエータ37、37およびセレクトアクチュエータ40を有する
筐体36および変速機ケース2Aの側壁2aに取付けられるベースプレート47は、本発
明のアクチュエータケースを構成し、アクチュエータケースは、シフトユニット35に含
まれる。また、筐体36の開口部36a、ベースプレート47の開口部47aおよび突出
部47Cの内周部47cは、本発明の開口部を構成する。
図6、図10、図12において、貫通穴62Aの開口端62aに位置する筒状部62の
外周部にはフランジ部66が形成されており、フランジ部66にはシフトユニット35に
向かって突出する突出部67が形成されている。
すなわち、本実施形態のシフトケース61において、貫通穴62Aの開口端62aの半
径方向外方には突出部67が形成されており、突出部67は、貫通穴62Aの開口端62
aの半径方向外方からシフトユニット35に向かって突出している。
突出部67は、操作レバー34Aの半径方向長さよりも大きい内径を有しており、突出
部67は、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向と平行に延びている。
図6において、突出部67の中心軸O1と、シフトケース61の貫通穴62A、ベース
プレート47の開口部47aおよび筐体36の開口部36aの中心軸O2とは、シフトア
ンドセレクト軸34の中心軸O3に対して操作レバー34Aの半径方向外端34c側に偏
心している。
図12において、突出部47Cの内周部47cと突出部67の外周部67aとの間には
Oリング68が設けられており、Oリング68によって貫通穴62Aおよび開口部47a
を通してシフトケース61および筐体36内に水等が進入することを防止する。
また、本実施形態の自動変速機2は、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向における
作動レバー34Aと突出部67の突出端67bとの距離Aに対して、シフトアンドセレク
ト軸34の軸線方向におけるシフトアンドセレクト軸34の軸線方向他端部34bと遮蔽
部材63Bとの距離Bが大きく形成されている。
このような構成を有する本実施形態の自動変速機2によれば、シフトケース61に、貫
通穴62Aの開口端62aの半径方向外方からシフトユニット35に向かって突出し、作
動レバー34Aの半径方向長さよりも大きい内径を有する突出部67を形成し、突出部6
7をベースプレート47の突出部47Cに挿入した。
これにより、シフトケース61の突出部67をベースプレート47の突出部47Cに挿
入することで、操作レバー34Aをセレクトアクチュエータ40およびシフトアクチュエ
ータ37に位置決めして、シフトユニット35を変速機ケース2Aの側壁2aに取付ける
ことができる。
また、シフトケース61の突出部67が操作レバー34Aの半径方向長さよりも大きい
内径を有するので、シフトアンドセレクト軸34が軸線方向に移動するときに、ベースプ
レート47の開口部47aおよび筐体36の開口部36aの内部の空間とシフトケース6
1の突出部67の内部の空間とに操作レバー34Aを移動させることができる。
このため、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向、すなわち、車幅方向におけるシフ
トケース61およびシフトユニット35の寸法を短くしてシフトアンドセレクト軸34の
軸線方向への移動距離を長くできる。
特に、本実施形態の自動変速機2は、シフトアンドセレクト軸34の軸線方向における
作動レバー34Aと突出部67の突出端67bとの距離Aに対して、シフトアンドセレク
ト軸34の軸線方向におけるシフトアンドセレクト軸34の軸線方向他端部34bと遮蔽
部材63Bとの距離Bが大きく形成されている。
これにより、シフトアンドセレクト軸34が軸線方向に移動するときに、ベースプレー
ト47の開口部47aおよび筐体36の開口部36aの内部の空間とシフトケース61の
突出部67の内部の空間とに操作レバー34Aを確実に移動させることができる。
また、シフトケース61の突出部67の内径とベースプレート47の開口部47aおよ
び筐体36の開口部36aとを同程度の内径にすることで、ベースプレート47の開口部
47aおよび筐体36の開口部36aの内径を小さくでき、シフトアンドセレクト軸34
の半径方向におけるシフトユニット35の寸法を短くできる。
以上の結果、自動変速機2の小型化を図ることができる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、シフトケース61の突出部67の中心軸O
1と、シフトケース61の貫通穴62A、ベースプレート47の開口部47aおよび筐体
36の開口部36aの中心軸O2とを、シフトアンドセレクト軸34の中心軸O3に対し
て操作レバー34Aの半径方向外端34c側に偏心させた。
これにより、シフトアンドセレクト軸34の中心軸O3に対して操作レバー34Aと反
対側のシフトアンドセレクト軸34の軸線方向一端部34aと筐体36の開口部36aと
の間の隙間S(図6参照)を小さくできる。
このため、ベースプレート47の開口部47aおよび筐体36の開口部36aの内径を
より効果的に小さくでき、シフトアンドセレクト軸34の半径方向におけるシフトユニッ
ト35の寸法をより効果的に短くできる。この結果、自動変速機2の小型化をより効果的
に図ることができる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、シフトケース61の突出部67がシフトア
ンドセレクト軸34の軸線方向と平行に延びている。これにより、シフトアンドセレクト
軸34の軸線方向において、シフトケース61の突出部67をベースプレート47の開口
部47aおよび筐体36の開口部36aに挿入することで、操作レバー34Aをセレクト
アクチュエータ40およびシフトアクチュエータ37に容易に位置決めして、シフトユニ
ット35を変速機ケース2Aに取付けることができる。
特に、本実施形態の自動変速機2によれば、シフトアンドセレクト軸34の一端部34
aの径と押圧部40aの径とが同一径に形成されているため、シフトアンドセレクト軸3
4の一端部34aと押圧部40aとの位置決めの精度が要求される。
これに対して、本実施形態の自動変速機2は、上述したようにシフトケース61の突出
部67をベースプレート47の開口部47aおよび筐体36の開口部36aに挿入するこ
とで、シフトアンドセレクト軸34の一端部34aと押圧部40aとの位置決めを容易に
行うことができる。この結果、自動変速機2の組み立て作業の作業性を向上できる。
なお、本実施形態の自動変速機2において、シフトケース61の貫通穴62A、ベース
プレート47の開口部47aおよび筐体36の開口部36aが円形断面に形成されている
が、シフトケース61の貫通穴62A、ベースプレート47の開口部47aおよび筐体3
6の開口部36aが矩形断面に形成されてもよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変
更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項
に含まれることが意図されている。
1…車両、2…自動変速機、2A…変速機ケース、2a…側壁、3…エンジン(内燃機
関)、34…シフトアンドセレクト軸、34A…操作レバー(作動部)、34a…軸線方
向一端部(シフトアンドセレクト軸の軸線方向一端部)、34b…軸線方向他端部(シフ
トアンドセレクト軸の軸線方向他端部)、34c…半径方向外端(作動部の半径方向外端
)、36…筐体(アクチュエータケース)、36a…開口部(アクチュエータケースの開
口部)、37…シフトアクチュエータ、40…セレクトアクチュエータ、47…ベースプ
レート(アクチュエータケース)、47C…突出部(アクチュエータケースの突出部)、
47a…開口部(アクチュエータケースの開口部)、61…シフトケース、62A…貫通
穴(シフトケースの貫通穴)、62a…開口端(シフトケースの貫通穴の開口端)、63
B…遮蔽部材(シフトケースの側壁)、67…突出部(シフトケースの突出部)、67b
…突出端(突出部の突出端)、O1…中心軸(シフトケースの突出部の中心軸)、O2…
中心軸(シフトアクチュエータの開口部の中心軸)、O3…中心軸(シフトアンドセレク
ト軸の中心軸)

Claims (4)

  1. 変速機ケースに取付けられ、貫通穴を有するシフトケースと、
    軸線方向に移動自在および軸線周りに回転自在となるように前記シフトケースに収容さ
    れ、前記貫通穴の開口端から外方に突出する軸線方向一端部を有するシフトアンドセレク
    ト軸と、
    前記シフトアンドセレクト軸の前記軸線方向端部に設けられ、前記軸線方向端部から前
    記シフトアンドセレクト軸の半径方向外方に延びる作動部と、
    前記変速機ケースの側壁に取付けられ、前記シフトアンドセレクト軸の作動部が挿入さ
    れる開口部を有するアクチュエータケースと、
    前記アクチュエータケースに収納され、前記シフトアンドセレクト軸の一端部に軸線方
    向の押し付け力を作用させることにより、前記シフトアンドセレクト軸を軸線方向に移動
    させるセレクトアクチュエータと、
    前記アクチュエータケースに収納され、前記作動部に軸線周りの押し付け力を作用させ
    ることにより、前記シフトアンドセレクト軸を軸線周りに回転させるシフトアクチュエー
    タとを備えた車両用自動変速機であって、
    前記シフトケースに、前記貫通穴の開口端の半径方向外方から前記アクチュエータケー
    スに向かって突出し、前記作動部の半径方向長さよりも大きい内径を有する突出部を形成
    し、前記突出部を前記開口部に挿入したことを特徴とする車両用自動変速機。
  2. 前記シフトアンドセレクト軸の軸線方向における前記作動部と前記突出部の突出端との
    距離に対して、前記シフトアンドセレクト軸の軸線方向における前記シフトアンドセレク
    ト軸の軸線方向他端部と前記シフトアンドセレクト軸の軸線方向他端部に対向する前記シ
    フトケースの側壁との距離が大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車
    両用自動変速機。
  3. 前記突出部および前記開口部の中心軸を、前記シフトアンドセレクト軸の中心軸に対し
    て前記作動部の半径方向外端側に偏心させたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の車両用自動変速機。
  4. 前記突出部が、前記シフトアンドセレクト軸の軸線方向に平行に延びることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用自動変速機。
JP2014163313A 2014-08-11 2014-08-11 車両用自動変速機 Active JP6299518B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163313A JP6299518B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 車両用自動変速機
PCT/JP2015/072530 WO2016024545A1 (ja) 2014-08-11 2015-08-07 自動変速機
CN201580002136.9A CN105593577B (zh) 2014-08-11 2015-08-07 自动变速器
DE112015003724.1T DE112015003724B4 (de) 2014-08-11 2015-08-07 Automatikgetriebe für ein fahrzeug

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163313A JP6299518B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 車両用自動変速機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016038069A true JP2016038069A (ja) 2016-03-22
JP2016038069A5 JP2016038069A5 (ja) 2017-06-08
JP6299518B2 JP6299518B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=55304173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014163313A Active JP6299518B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 車両用自動変速機

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6299518B2 (ja)
CN (1) CN105593577B (ja)
DE (1) DE112015003724B4 (ja)
WO (1) WO2016024545A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017223314A1 (de) 2016-12-28 2018-06-28 Suzuki Motor Corporation Automatikgetriebe

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6666825B2 (ja) * 2016-10-27 2020-03-18 トヨタ自動車株式会社 車両用変速機
CN109931396B (zh) * 2017-12-15 2022-05-17 约翰迪尔(天津)有限公司 变速箱档位调整机构、变速箱、变速系统及拖拉机
JP6984530B2 (ja) * 2018-04-18 2021-12-22 スズキ株式会社 自動変速機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926029U (ja) * 1982-08-12 1984-02-17 スズキ株式会社 四輪駆動車のトランスミツシヨンケ−ス
JP2005291461A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Suzuki Motor Corp 自動変速機
JP2010032016A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 動力伝達装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4516652B2 (ja) * 2000-01-27 2010-08-04 アイシン・エーアイ株式会社 歯車式自動変速装置におけるセレクトゲート位置設定装置及び方法
EP1528298A1 (en) * 2003-11-03 2005-05-04 AISIN AI Co., Ltd. Shift control mechanism for a synchromesh-type transmission
JP4449451B2 (ja) * 2003-12-25 2010-04-14 いすゞ自動車株式会社 変速操作装置
JP2005273746A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Suzuki Motor Corp 自動変速機
CN101290065B (zh) * 2008-06-06 2012-01-04 上海汽车集团股份有限公司 手动变速器的选换档机构
CN201443587U (zh) * 2008-12-10 2010-04-28 富奥汽车零部件股份有限公司 自动变速器选换挡执行机构

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926029U (ja) * 1982-08-12 1984-02-17 スズキ株式会社 四輪駆動車のトランスミツシヨンケ−ス
JP2005291461A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Suzuki Motor Corp 自動変速機
JP2010032016A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 動力伝達装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017223314A1 (de) 2016-12-28 2018-06-28 Suzuki Motor Corporation Automatikgetriebe

Also Published As

Publication number Publication date
JP6299518B2 (ja) 2018-03-28
CN105593577A (zh) 2016-05-18
DE112015003724B4 (de) 2023-01-12
CN105593577B (zh) 2017-08-11
WO2016024545A1 (ja) 2016-02-18
DE112015003724T5 (de) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6245109B2 (ja) 自動変速機
JP6299518B2 (ja) 車両用自動変速機
JP6376268B2 (ja) 自動変速機
JP6357963B2 (ja) 車両用自動変速機
JP6331993B2 (ja) 自動変速機
JP6016599B2 (ja) 自動変速機のシフト操作装置
JP2018105476A (ja) 自動変速機
JP6379835B2 (ja) 車両用変速機
JP2007177874A (ja) 変速装置
JP2018009646A (ja) シフト装置
JP6635179B2 (ja) 車両用自動変速機
JP6443526B2 (ja) 車両用自動変速機
JP6384584B2 (ja) 車両用自動変速機
JP2013029138A (ja) ギヤ位置検出装置
JP6384402B2 (ja) 手動変速機のシフト装置
JP2004308900A (ja) トルク断続装置
CN110397720B (zh) 自动变速器
JP2020008082A (ja) 車両用変速機
JP6958469B2 (ja) 自動変速機
WO2014170926A1 (ja) 変速装置、これを備える車両及び鞍乗り型車両
JP6308060B2 (ja) トランスミッションのブリーザ構造
JP6464601B2 (ja) 自動変速機
JP6224482B2 (ja) 自動変速機のシフト操作装置
JP2016038008A (ja) 変速機のパーキングロック装置
JP6442905B2 (ja) 自動変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6299518

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151