JP6357963B2 - 車両用自動変速機 - Google Patents

車両用自動変速機

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JP6357963B2 JP2014163314A JP2014163314A JP6357963B2 JP 6357963 B2 JP6357963 B2 JP 6357963B2 JP 2014163314 A JP2014163314 A JP 2014163314A JP 2014163314 A JP2014163314 A JP 2014163314A JP 6357963 B2 JP6357963 B2 JP 6357963B2
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宏光 竹中
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing

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Description

本発明は、車両用自動変速機に関し、特に、手動変速機において変速操作を自動で行う
車両用自動変速機に関する。
一般に、自動車等の車両に搭載される車両用自動変速機にあっては、MT(Manual Tra
nsmission)において運転者が行う変速操作をアクチュエータにより自動で行うことで、
AT(Automatic Transmission)のような自動変速を可能にしたAMT(Automated Manu
al Transmission)が知られている。
従来のこの種のAMTとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている
。このAMTは、変速機ケースの上部に、シフトアンドセレクト軸を軸線方向に駆動する
第1のアクチュエータと、シフトアンドセレクト軸を軸線周りに回転させる第2のアクチ
ュエータとが設けられており、シフトアンドセレクト軸を軸線方向に移動させるとともに
軸線周りに回転させることで、所定の変速段を成立させる。
特表2002−530599号公報
このような従来の車両用自動変速機にあっては、変速機ケースの上部に第1のアクチュ
エータおよび第2のアクチュエータが設けられている。このため、前輪駆動車用の自動変
速機のようにエンジンルームに自動変速機が設置される場合には、変速機ケースの上方の
空間に第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータを設置できる。
しかしながら、後輪駆動車用の自動変速機のようにフロアパネルの下方に自動変速機が
設置される場合には、従来のように変速機ケースの上部に第1のアクチュエータおよび第
2のアクチュエータを設置することが困難であった。したがって、自動変速機の搭載性が
悪化してしまう。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、自動変速機の高さ方向
の寸法を小さくして、車両に対する搭載性を向上できる車両用自動変速機を提供すること
を目的とするものである。
本発明の第1の態様は、変速機ケースと、変速機ケースに回転自在に支持され、複数の第1の変速歯車を有する入力軸と、入力軸の軸線方向端部に設けられ、内燃機関と入力軸との間で動力を断続するクラッチと、クラッチレバーを操作することにより、クラッチを切断する油圧式のクラッチ操作部材と、入力軸と平行に延びて変速機ケースに回転自在に支持され、第1の変速歯車に選択的に噛み合う複数の第2の変速歯車を有するカウンタ軸と、油圧式の変速操作部材と、変速操作部材によって軸線方向に移動自在および軸線周りに回転自在に操作されるシフトアンドセレクト軸を有し、複数の第1の変速歯車および複数の第2の変速歯車のうちの1つを選択的に噛み合わせる変速機構と、変速操作部材およびクラッチ操作部材に供給される油圧を発生する油圧発生装置と、変速操作部材およびクラッチ操作部材を制御する制御装置と、変速操作部材および制御装置が取付けられる筐体とを備え、筐体、クラッチ操作部材および油圧発生装置が一体化されるシフトユニットが変速機ケースの側壁に取付けられた車両用自動変速機であって、複数の第2の変速歯車のうち、カウンタ軸の軸線上でクラッチに最も近いクラッチ側変速歯車に対向して変速機ケースの側壁に取付けられ、クラッチ側変速歯車の回転数を検出するセンサを有し、シフトユニットとセンサとを変速機ケースの同一側の側壁に取付け、かつ、筐体を、センサを挟んでクラッチと反対側に設置し、入力軸の軸線方向において、筐体の底部のセンサ側の軸線方向一端部が底部の軸線方向他端部に対してセンサから上方に離れるように筐体を傾斜させ、筐体の底部とセンサとの間の空間に油圧発生装置の一部を設置したものから構成されている。
このように上記の第1の態様によれば、カウンタ軸に設けられた複数の第2の変速歯車
のうち、カウンタ軸の軸線上でクラッチに最も近いクラッチ側変速歯車に対向して変速機
ケースの側壁にセンサが設けられる。
これにより、センサを変速機ケースの側壁の入力軸の軸線方向端部に寄せることができ
、変速機ケースの側壁に対してシフトユニットを設置するための空間を広く確保できる。
また、シフトユニットとセンサとを変速機ケースの同一側の側壁に取付け、かつ、シフ
トユニットを、センサを挟んでクラッチと反対側に設置し、入力軸の軸線方向において、
筐体の底部のセンサ側の軸線方向一端部が底部の軸線方向他端部に対してセンサから上方
に離れるように筐体を傾斜させ、筐体の底部とセンサとの間の空間に油圧発生装置の一部
を設置した。
これにより、筐体の底部とセンサとの間の空間を拡大することができ、この空間に油圧
発生装置の一部を設置できる。このため、油圧発生装置の一部がセンサに邪魔されること
なしに、油圧発生装置の一部と筐体とを変速機ケースの側壁に設置できる。
このため、変速機ケースの側壁に対して油圧発生装置とセンサとが占める空間が拡大す
ることを防止して、シフトユニットの小型化を図ることができる。この結果、自動変速機
を、例えば、フロアパネルの下方に設置する場合に変速機ケースの高さ方向の寸法を短く
でき、車両に対する自動変速機の搭載性を向上できる。
また、シフトユニットとセンサとを変速機ケースの同一側の側壁に取付けることにより
、制御装置とセンサとを接続するためのワイヤハーネスの全長を短縮できる。これにより
、シフトユニットをより一層小型化できる。これに加えて、ワイヤハーネスの全長を短縮
できる分だけ、ワイヤハーネスの取付け作業の作業性を向上できる。
図1は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、車両の後部に取付けられる変速機の側面図である。 図2は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、変速機の平面図である。 図3は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、クラッチを取り外した状態の自動変速機の正面図である。 図4は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、図3のIV−IV方向矢視断面図である。 図5は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、図4のV−V方向矢視断面図である。 図6は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、図1のシフトケースおよび筐体のVI−VI方向矢視断面図である。 図7は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、自動変速機の斜視図である。 図8は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、フロントケースおよびリヤケースとシフトユニットとを分解した状態を示す図である。 図9は、本発明の車両用自動変速機の一実施形態を示す図であり、シフトユニットのシステム構成図である。
以下、本発明に係る車両用自動変速機の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図9は、本発明に係る一実施形態の車両用自動変速機を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、車両1には自動変速機2が搭載されており、自動変速機2は、車両1の
後方のフロアパネル1Aの下方に設置されている。すなわち、本実施形態の車両1は、後
輪駆動車両である。
図1、図2、図4において、自動変速機2は、フロントケース4と、フロントケース4
に取付けられたリヤケース5と、リヤケース5に取付けられたエクステンションケース6
とを備えており、フロントケース4には内燃機関としてのエンジン3が接続されている。
ここで、フロントケース4、リヤケース5およびエクステンションケース6は、本発明の
変速機ケース2Aを構成する。
図4において、フロントケース4にはクラッチ7が設けられており、クラッチ7は、エ
ンジン3のクランクシャフト8の軸線方向端部に設けられたフライホイール9に対向して
いる。
クラッチ7には入力軸10の軸線方向一端部10aが取付けられている。入力軸10は
、軸線方向一端部10a側でフロントケース4に形成された筒状部4aに回転自在に支持
されており、軸線方向他端部10b側で出力軸11に回転自在に支持されている。
出力軸11は、リヤケース5およびエクステンションケース6に回転自在に支持されて
おり、入力軸10に対して相対回転する。ここで、入力軸10の軸線方向一端部10aは
、本発明の入力軸10の軸線方向端部を構成する。
クラッチ7は、入力軸10に一体的に回転自在、かつ入力軸10の軸線方向に移動自在
に設けられたクラッチディスク12と、クラッチディスク12をフライホイール9に押し
付けるプレッシャプレート13と、プレッシャプレート13をフライホイール9側に付勢
するダイヤフラムスプリング14とを備えている。
フロントケース4の筒状部4aの外周部にはレリーズベアリング15が設けられており
、レリーズベアリング15は、入力軸10の軸線方向に移動してダイヤフラムスプリング
14の半径方向内方に対して接触および離隔する。
レリーズベアリング15にはクラッチレバー16の基端部16aが接触している(図3
参照)。クラッチレバー16は、入力軸10の軸線Oからフロントケース4の開口部4b
を通してフロントケース4の外方に突出しており、突出方向の先端部16bがクラッチア
クチュエータ17に接続されている。
図4において、クラッチアクチュエータ17は、クラッチレバー16の先端部16bに
連結する連結部材21を備えている。
クラッチアクチュエータ17の内部に油圧が供給されると、連結部材21が図4中、左
方に移動する。連結部材21が図4中、左方に移動すると、クラッチレバー16が時計回
転方向に回転してレリーズベアリング15が図4中、右方に移動し、ダイヤフラムスプリ
ング14によるプレッシャプレート13の付勢を解除する。
このとき、クラッチディスク12がフライホイール9から離隔してクランクシャフト8
の回転が入力軸10に伝達されなくなる。
また、連結部材21が図4中、右方に移動すると、クラッチレバー16が反時計回転方
向に回転してレリーズベアリング15が図4中、左方に移動する。
このとき、ダイヤフラムスプリング14がプレッシャプレート13を付勢してクラッチ
ディスク12をフライホイール9に押し付けることにより、クランクシャフト8の回転を
入力軸10に伝達する。
また、クラッチアクチュエータ17の内部に油圧を供給することを停止すると、クラッ
チディスク12がフライホイール9に押し付けられる位置で連結部材21が位置決めされ
る。
このようにクラッチ7は、エンジン3のクランクシャフト8と入力軸10との間で動力
を断続する。ここで、付勢とは、勢いが増加されることを意味する。なお、クラッチアク
チュエータ17は、本発明のクラッチ操作部材を構成する。
入力軸10には、クラッチ7側から順に、1速入力ギヤ22A、リバース入力ギヤ22
B、2速入力ギヤ22C、4速入力ギヤ22Dおよび3速入力ギヤ22Eが設けられてい
る。
1速入力ギヤ22A、リバース入力ギヤ22Bおよび2速入力ギヤ22Cは、入力軸1
0に固定されている。また、4速入力ギヤ22Dおよび3速入力ギヤ22Eは、入力軸1
0に回転自在に設けられている。
出力軸11の一端部には5速入力ギヤ22Fが設けられており、5速入力ギヤ22Fは
、出力軸11の外周部に形成されたドグから構成される。
フロントケース4およびリヤケース5にはカウンタ軸23が回転自在に設けられており
、カウンタ軸23は、入力軸10と平行に延びている。カウンタ軸23には、クラッチ7
側から順に、1速カウンタギヤ24A、リバース出力ギヤ24B、2速カウンタギヤ24
C、4速カウンタギヤ24D、3速カウンタギヤ24Eおよびカウンタドライブギヤ24
Fが設けられている。
1速カウンタギヤ24Aおよび2速カウンタギヤ24Cは、カウンタ軸23に回転自在
に設けられている。そして、リバース出力ギヤ24Bは、カウンタ軸23の軸線方向に移
動自在に設けられている。リバース出力ギヤ24Bおよび2速カウンタギヤ24Cは、カ
ウンタ軸23の軸線方向に移動自在に設けられている。また、4速カウンタギヤ24D、
3速カウンタギヤ24Eおよびカウンタドライブギヤ24Fは、カウンタ軸23に固定さ
れている。
カウンタドライブギヤ24Fは、カウンタドリブンギヤ25に噛み合っており、カウン
タドリブンギヤ25は、出力軸11と一体的に回転するように出力軸11に取付けられて
いる。
フロントケース4およびリヤケース5にはリバースアイドラ軸26が取付けられており
、リバースアイドラ軸26は、入力軸10と平行に延びている(図5参照)。リバースア
イドラ軸26にはリバースアイドラギヤ27が設けられている(図5参照)。リバースア
イドラギヤ27は、リバースアイドラ軸26に回転自在で、かつリバースアイドラ軸26
の軸線方向に移動自在となっており、車両1の後進時にリバース入力ギヤ22Bおよびリ
バース出力ギヤ24Bに噛み合う。
ここで、1速入力ギヤ22A、リバース入力ギヤ22B、2速入力ギヤ22C、4速入
力ギヤ22Dおよび3速入力ギヤ22Eは、本発明の第1の変速歯車を構成する。また、
1速カウンタギヤ24A、リバース出力ギヤ24B、2速カウンタギヤ24C、4速カウ
ンタギヤ24Dおよび3速カウンタギヤ24Eは、本発明の第2の変速歯車を構成する。
図4において、フロントケース4およびリヤケース5には3速−4速シフト軸28が設
けられており、3速−4速シフト軸28は、入力軸10の軸線方向に移動自在となってい
る。また、3速−4速シフト軸28にはシフトヨーク28Aおよびシフトフォーク28B
が取付けられている。
また、フロントケース4およびリヤケース5には3速−4速シフト軸28と平行に図示
しない1速−2速シフト軸および5速−リバースシフト軸が設けられており、1速−2速
シフト軸および5速−リバースシフト軸は、入力軸10の軸線方向に移動自在となってい
る。
また、1速−2速シフト軸および5速−リバースシフト軸には図示しないシフトヨーク
およびシフトフォーク30、31が取付けられている。
シフトフォーク28Bは、シンクロ部材29に接続されており、シンクロ部材29は、
入力軸10と一体的に回転自在で、かつ入力軸10の軸線方向に移動自在に設けられてい
る。シンクロ部材29は、入力軸10の軸線方向一方側に移動することにより、3速入力
ギヤ22Eと3速カウンタギヤ24Eとを噛み合わせて前進3速段を成立させ、入力軸1
0の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
また、シンクロ部材29は、入力軸10の軸線方向他方側に移動することにより、4速
入力ギヤ22Dと4速カウンタギヤ24Dとを噛み合わせて前進4速段を成立させ、入力
軸10の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
1速−2速シフト軸のシフトフォーク30は、シンクロ部材32に接続されており、シ
ンクロ部材32は、カウンタ軸23と一体的に回転自在で、かつカウンタ軸23の軸線方
向に移動自在に設けられている。
シンクロ部材32は、カウンタ軸23の軸線方向一方側に移動することにより、1速入
力ギヤ22Aと1速カウンタギヤ24Aとを噛み合わせて前進1速段を成立させ、入力軸
10の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
また、シンクロ部材32は、カウンタ軸23の軸線方向他方側に移動することにより、
2速入力ギヤ22Cと2速カウンタギヤ24Cとを噛み合わせて前進2速段を成立させ、
入力軸10の回転を、カウンタ軸23を介して出力軸11に伝達する。
5速−リバースシフト軸のシフトフォーク31は、シンクロ部材33に接続されており
、シンクロ部材33は、入力軸10と一体的に回転自在で、かつ入力軸10の軸線方向に
移動自在に設けられている。
シンクロ部材33は、入力軸10の軸線方向において5速入力ギヤ22F側に移動する
ことにより、出力軸11を入力軸10に直結させて前進5速段を成立させ、入力軸10の
回転を、カウンタ軸23を介さずに出力軸11に伝達する。
5速−リバースシフト軸には図示しないシフトフォークが設けられており、シフトフォ
ークは、リバースアイドラギヤ27に接続されている。このシフトフォークは、5速−リ
バースシフト軸がクラッチ7側に移動することにより、リバースアイドラギヤ27をリバ
ース入力ギヤ22Bとリバース出力ギヤ24Bとに噛み合わせることで、後進段を成立さ
せ、入力軸10の回転を、前進時と反対方向に回転するカウンタ軸23を介して出力軸1
1に伝達する。
図1、図2、図4、図6、図7、図8において、リヤケース5の上部にはシフトケース
5Aが設けられており、シフトケース5Aは、リヤケース5の上部から上方に膨れ出てい
る。
図4、図6において、シフトケース5Aにはシフトアンドセレクト軸34が設けられて
おり、シフトアンドセレクト軸34は、入力軸10の軸線Oと直交する軸線を有する。
図6において、シフトアンドセレクト軸34は、シフトケース5Aに回転自在かつ、軸
線方向に移動自在に設けられており、シフトアンドセレクト軸34は、コイルスプリング
58によってシフトユニット35側に付勢されている。
シフトアンドセレクト軸34の軸線方向一端部には操作レバー34Aが設けられており
、操作レバー34Aは、シフトアンドセレクト軸34の軸線から半径方向外方に延びてい
る。
シフトケース5Aには開口部5aが形成されており、操作レバー34Aは、開口部5a
を通してシフトケース5Aの外部に突出し、変速機ケース2Aの側壁2a側に位置してい
る(図8参照)。ここで、フロントケース4およびリヤケース5の両側壁のうちの一方の
側壁は、変速機ケース2Aの側壁2aである。
図1、図6、図7、図8において、変速機ケース2Aの側壁2aにはシフトユニット3
5が設けられており、シフトユニット35は、筐体36を有する。図6において、筐体3
6には開口部36aが形成されており、操作レバー34Aは、開口部36aに挿入されて
いる。
図1において、筐体36にはシフトアクチュエータ37が設けられており、シフトアク
チュエータ37は、操作レバー34Aを噛み合うように設置されている。
筐体36にはシフト操作ソレノイド39(図9参照)が設けられており、シフト操作ソ
レノイド39は、シフトアクチュエータ37に供給される油圧を調整する。すなわち、筐
体36にはシフトアクチュエータ37を作動させるための図示しない油路が形成されてい
る。
シフト操作ソレノイド39は、シフトアクチュエータ37の内部に形成される油路に油
圧が供給されることにより、油圧が操作レバー34Aに押し付け力を作用させてシフトア
ンドセレクト軸34をシフト方向に回転させる。
筐体36にはセレクトアクチュエータ40が設けられており(図6参照)、セレクトア
クチュエータ40は、シフトアンドセレクト軸34に軸線上に設けられる。
筐体36にはセレクト操作ソレノイド41(図9参照)が設けられており、セレクト操
作ソレノイド41は、セレクトアクチュエータ40に供給される油圧の大きさを調整する
。すなわち、筐体36にはセレクトアクチュエータ40を作動するための図示しない油路
が形成されており、セレクト操作ソレノイド41は、油路を通してセレクトアクチュエー
タ40に供給される油圧の大きさを調整する。
これにより、シフトアンドセレクト軸34は、コイルスプリング58の付勢力に抗して
軸線方向に移動し、シフトヨーク28Aを含んだ複数のシフトヨークの位置を選択する。
このようにシフトアンドセレクト軸34は、シフトアクチュエータ37およびセレクト
アクチュエータ40によって駆動されることにより、軸線方向に移動することや軸線周り
に回転することができる。
ここで、3速−4速シフト軸28、シフトヨーク28A、シフトフォーク28B、30
、31、シンクロ部材29、32、33およびシフトアンドセレクト軸34は、本発明の
変速機構を構成する。また、シフトアクチュエータ37、シフト操作ソレノイド39、セ
レクトアクチュエータ40、セレクト操作ソレノイド41は、本発明の変速操作部材を構
成する。
また、筐体36にはクラッチ操作ソレノイド42が設けられており(図9参照)、クラ
ッチ操作ソレノイド42は、クラッチアクチュエータ17の内部に供給される油圧を調整
する。
図1、図7、図8において、シフトユニット35は、クラッチアクチュエータ17、筐体36、リザーバタンク43、アキュムレータ44、オイルポンプ45、モータ46およびベースプレート47を含んで構成されており、これらクラッチアクチュエータ17、筐体36、リザーバタンク43、アキュムレータ44、オイルポンプ45およびモータ46は、ベースプレート47に取付けられて一体化されている。
リザーバタンク43は、作動油を貯留している。オイルポンプ45は、モータ46によ
って駆動されることにより、リザーバタンク43に貯留される作動油をベースプレート4
7に形成される図示しない油路を介してアキュムレータ44に供給する(図9参照)。
アキュムレータ44は、作動油の圧力を蓄え、ベースプレート47に形成された図示し
ない油路を通して高圧の油圧を筐体36に供給する。筐体36に供給される油圧は、シフ
ト操作ソレノイド39、セレクト操作ソレノイド41およびクラッチ操作ソレノイド42
を通してシフトアクチュエータ37、セレクトアクチュエータ40およびクラッチアクチ
ュエータ17に供給される(図9参照)。
ここで、リザーバタンク43、アキュムレータ44、オイルポンプ45およびモータ4
6は、本発明の油圧発生装置を構成する。
図1、図4、図5において、カウンタ軸23の軸線上でクラッチ7に最も近い1速カウ
ンタギヤ24Aに対向する変速機ケース2Aの側壁2aにはセンサ48が取付けられてお
り、センサ48は、1速カウンタギヤ24Aの回転数を検出する。ここで、1速カウンタ
ギヤ24は、本発明のクラッチ側変速歯車を構成する。
図1において、筐体36には制御装置49が設けられており、制御装置49は、CPU
(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access M
emory)等を含んだマイクロコンピュータから構成されている。
図1、図5、図7において、制御装置49にはワイヤハーネス50を介してモータ46
が接続されており、制御装置49は、モータ46に駆動信号を出力してモータ46を駆動
する。
制御装置49にはワイヤハーネス51からワイヤハーネス50を介してセンサ48が接
続されており、制御装置49は、センサ48の検出情報に基づいて入力軸10の回転数を
検出する。
図8において、ベースプレート47にはクラッチアクチュエータ17の内部に油圧を供
給する油路が形成されている。制御装置49は、例えば、運転席に設けられる図示しない
シフトレバーのシフト操作を検出する図示しないシフトポジョンセンサの検出情報、車速
を検出する図示しない車速センサの検出情報、アクセルペダルの踏み込み量を検出するア
クセルセンサ等からの検出情報に基づいて変速点を判断する。
制御装置49は、変速点を判断したときに、クラッチ操作ソレノイド42を操作してク
ラッチアクチュエータ17の内部に油圧を供給することにより、連結部材21を図4中、
左方に移動させて、ダイヤフラムスプリング14によるプレッシャプレート13の付勢を
解除してクラッチ7を切断する。
また、制御装置49は、クラッチ7の切断時に、シフト操作ソレノイド39およびセレ
クト操作ソレノイド41を制御して、シフトアクチュエータ37およびセレクトアクチュ
エータ40を駆動することにより、シフトアンドセレクト軸34を軸線方向および軸線周
りに操作して変速を行う。
図1において、シフトユニット35およびセンサ48は、変速機ケース2Aの同一側の
側壁2aに取付けられており、シフトユニット35は、センサ48を挟んでクラッチ7と
反対側に設置されている。
具体的には、ベースプレート47は、変速機ケース2Aの側壁2aに取付けられて上下
方向に延びる本体部47Aと、本体部47Aから上方に延びる支持部47Bとを備えてい
る。
入力軸10の軸線方向において、筐体36は、筐体36の底部36Aのセンサ48側の
軸線方向一端部36bが底部36Aの軸線方向他端部36cに対してセンサ48から上方
に離れるように傾斜しており、筐体36の底部36Aとセンサ48との間の空間54には
油圧発生装置の一部であるアキュムレータ44が設置されている。
リザーバタンク43は、センサ48の上方に設置されており、リザーバタンク43は、
ベースプレート47の支持部47Bに取付けられている。オイルポンプ45およびモータ
46は、リザーバタンク43とセンサ48との間で上下方向に重なるように設置されてお
り、オイルポンプ45およびモータ46は、ベースプレート47の支持部47Bに取付け
られている。
筐体36の底部36Aの軸線方向一端部36bは、リザーバタンク43の下方で、かつ
オイルポンプ45およびモータ46の側方に形成される空間55に設置されており、筐体
36の軸線方向一端部36bは、上下方向においてリザーバタンク43と重なっている。
制御装置49は、シフトアクチュエータ37および図1において図示しないセレクトア
クチュエータ40に対してセンサ48側およびモータ46側に位置するように筐体36に
取付けられている。
また、シフトユニット35において、クラッチアクチュエータ17は、筐体36の下方
に設置されており、空間54は、クラッチアクチュエータ17、センサ48、オイルポン
プ45、モータ46、リザーバタンク43および筐体36によって囲まれる三角形の空間
となる。
すなわち、アキュムレータ44は、クラッチアクチュエータ17、センサ48、オイル
ポンプ45、モータ46、リザーバタンク43および筐体36によって囲まれる三角形の
空間54に設置される。
図1、図3、図7、図8において、シフトユニット35の底部にはプロテクタ56が取
付けられており、プロテクタ56は、クラッチアクチュエータ17のクラッチアクチュエ
ータハウジング18を下方から覆うガイド板57を備えている。これにより、車両1の走
行中に下方から飛散する石がクラッチアクチュエータハウジング18に衝突することを防
止して、クラッチアクチュエータハウジング18が損傷することを防止できる。したがっ
て、クラッチアクチュエータハウジング18からオイルが漏出することを防止できる。
このような構成を有する本実施形態の自動変速機2によれば、カウンタ軸23の軸線上
でクラッチ7に最も近い1速カウンタギヤ24Aに対向して変速機ケース2Aの側壁2a
にセンサ48が設けられる。
これにより、センサ48を変速機ケース2Aの側壁2aの入力軸10の軸線方向一端部
10aに寄せることができ、変速機ケース2Aの側壁2aに対してシフトユニット35を
設置するための空間を広く確保できる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、シフトユニット35とセンサ48とを変速
機ケース2Aの同一側の側壁2aに取付け、かつ、シフトユニット35を、センサ48を
挟んでクラッチ7と反対側に設置した。
これに加えて、入力軸10の軸線方向において、筐体36の底部36Aのセンサ48側
の軸線方向一端部36bが底部36Aの軸線方向他端部36cに対してセンサ48から上
方に離れるように筐体36を傾斜させ、筐体36の底部36Aとセンサ48との間の空間
54にアキュムレータ44を設置した。
これにより、筐体36の底部36Aとセンサ48との間の空間54を拡大することがで
き、この空間54にアキュムレータ44を設置できる。このため、アキュムレータ44が
センサ48に邪魔されることなしに、アキュムレータ44と筐体36とを変速機ケース2
Aの側壁2aに設置できる。
このため、変速機ケース2Aの側壁2aに対してアキュムレータ44とセンサ48とが
占める空間が拡大することを防止して、シフトユニット35の小型化を図ることができる
。この結果、自動変速機2を、例えば、フロアパネル1Aの下方に設置する場合に変速機
ケース2Aの高さ方向の寸法を短くでき、車両1に対する自動変速機2の搭載性を向上で
きる。
また、シフトユニット35とセンサ48とを変速機ケース2Aの側壁2aに取付けるこ
とにより、制御装置49とセンサ48とを接続するためのワイヤハーネス51、52の全
長を短縮できる。これにより、シフトユニット35をより一層小型化できる。これに加え
て、ワイヤハーネス51、52の全長を短縮できる分だけ、ワイヤハーネス51、52の
取付け作業の作業性を向上できる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、空間54に設置される油圧発生装置の一部
をアキュムレータ44から構成した。これにより、筐体36の底部36Aとセンサ48と
の間の拡大された空間に形状の大きいアキュムレータ44をシフトユニット35に効率よ
く取付けることができる。このため、シフトユニット35の小型化をより効果的に図るこ
とができる。
また、形状の大きいアキュムレータ44をシフトユニット35に取付けることができる
ため、オイルを高圧にでき、シフトアクチュエータ37およびセレクトアクチュエータ4
0に供給する油圧を高くできる。このため、シフトアクチュエータ37およびセレクトア
クチュエータ40の応答性を高めることがきる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、リザーバタンク43が、センサ48の上方
に設置され、オイルポンプ4545およびモータ46が、リザーバタンク43とセンサ4
8との間で上下方向に重なるように設置され、筐体36の軸線方向一端部36bが、リザ
ーバタンク43の下方で、かつオイルポンプ45およびモータ46の側方に形成される空
間55に設置される。
これにより、リザーバタンク43、アキュムレータ44、オイルポンプ45およびモー
タ46と、制御装置49、シフト操作ソレノイド39、セレクト操作ソレノイド41、ク
ラッチ操作ソレノイド42、シフトアクチュエータ37および筐体36とを近接させつつ
、筐体36の底部36Aとセンサ48との間の空間54を拡大できる。
このため、筐体36の底部36Aとセンサ48との間の拡大された空間54に形状の大
きいアキュムレータ44を設置できることに加えて、変速機ケース2Aの側壁2aの狭い
空間にリザーバタンク43、オイルポンプ45、モータ46、筐体36、センサ48およ
びアキュムレータ44を設置できる。このため、シフトユニット35をより効果的に小型
化できる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、制御装置49が、シフトアクチュエータ3
7およびセレクトアクチュエータ40に対してセンサ48側およびモータ46側に位置す
るように筐体36に取付けられる。
これにより、制御装置49をセンサ48に近づけることができ、制御装置49とセンサ
48とを接続するワイヤハーネス51、52の全長をより効果的に短縮できる。このため
、シフトユニット35をより効果的に小型化できる。これに加えて、ワイヤハーネス51
の全長をより効果的に短縮できる分だけ、ワイヤハーネス51、52の取付け作業の作業
性をより効果的に向上できる。
また、本実施形態の自動変速機2によれば、シフトユニット35において、クラッチア
クチュエータ17が筐体36の下方に設置され、クラッチアクチュエータ17、センサ4
8、オイルポンプ45、モータ46、リザーバタンク43および筐体36によって囲まれ
る三角形の空間54にアキュムレータ44が設置される。
これにより、クラッチアクチュエータ17、センサ48、オイルポンプ45、モータ4
6、リザーバタンク43および筐体36を小さい空間に設置しつつ、クラッチアクチュエ
ータ17、センサ48、オイルポンプ45、モータ46、リザーバタンク43および筐体
36によって囲まれる三角形の空間54にアキュムレータ44を設置できる。このため、
シフトユニット35をより効果的に小型化できる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変
更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項
に含まれることが意図されている。
1…車両、2…自動変速機、2A…変速機ケース、2a…側壁、3…エンジン(内燃機
関)、7…クラッチ、10…入力軸、10a…軸線方向一端部(軸線方向端部)、16…
クラッチレバー、17…クラッチアクチュエータ(クラッチ操作部材)、22A…速入力
ギヤ(第1の変速歯車)、22B…リバース入力ギヤ(第1の変速歯車)、22C…2速
入力ギヤ(第1の変速歯車)、22D…4速入力ギヤ、22E…3速入力ギヤ、23…カ
ウンタ軸、24A…1速カウンタギヤ(第2の変速歯車、クラッチ側変速歯車)、24B
…リバース出力ギヤ(第2の変速歯車)、24C…2速カウンタギヤ(第2の変速歯車)
、24D…4速カウンタギヤ(第2の変速歯車)、24E…3速カウンタギヤ(第2の変
速歯車)28…3速−4速シフト軸(変速機構)、28A…シフトヨーク、28B,30
,31…シフトフォーク(変速機構)、29,32,33…シンクロ部材(変速機構)、
34…シフトアンドセレクト軸(変速機構)、35…シフトユニット、36…筐体、36
A…筐体の底部、36b…筐体の底部の軸線方向一端部、36c…筐体の底部の軸線方向
他端部、37…シフトアクチュエータ(変速操作部材)、39…シフト操作ソレノイド(
変速操作部材)、40…セレクトアクチュエータ(変速操作部材)、41…セレクト操作
ソレノイド(変速操作部材)、42…クラッチ操作ソレノイド(クラッチ操作部材)、4
3…リザーバタンク(油圧発生装置,シフトユニット)、44…アキュムレータ(油圧発
生装置,シフトユニット)、45…オイルポンプ(油圧発生装置,シフトユニット)、4
6…モータ(油圧発生装置,シフトユニット)、47…ベースプレート(シフトユニット
)、48…センサ、49…制御装置、54,55…空間

Claims (5)

  1. 変速機ケースと、
    前記変速機ケースに回転自在に支持され、複数の第1の変速歯車を有する入力軸と、
    前記入力軸の軸線方向端部に設けられ、内燃機関と前記入力軸との間で動力を断続するクラッチと、
    クラッチレバーを操作することにより、前記クラッチを切断する油圧式のクラッチ操作部材と、
    前記入力軸と平行に延びて前記変速機ケースに回転自在に支持され、前記第1の変速歯車に選択的に噛み合う複数の第2の変速歯車を有するカウンタ軸と、
    油圧式の変速操作部材と、
    前記変速操作部材によって軸線方向に移動自在および軸線周りに回転自在に操作されるシフトアンドセレクト軸を有し、複数の前記第1の変速歯車および複数の前記第2の変速歯車のうちの1つを選択的に噛み合わせる変速機構と、
    前記変速操作部材および前記クラッチ操作部材に供給される油圧を発生する油圧発生装置と、
    前記変速操作部材および前記クラッチ操作部材を制御する制御装置と、
    前記変速操作部材および前記制御装置が取付けられる筐体とを備え、
    前記筐体、前記クラッチ操作部材および前記油圧発生装置が一体化されるシフトユニットが前記変速機ケースの側壁に取付けられた車両用自動変速機であって、
    複数の前記第2の変速歯車のうち、前記カウンタ軸の軸線上で前記クラッチに最も近いクラッチ側変速歯車に対向して前記変速機ケースの側壁に取付けられ、前記クラッチ側変速歯車の回転数を検出するセンサを有し、
    前記シフトユニットと前記センサとを前記変速機ケースの同一側の側壁に取付け、かつ、前記筐体を、前記センサを挟んで前記クラッチと反対側に設置し、
    前記入力軸の軸線方向において、前記筐体の底部の前記センサ側の軸線方向一端部が前記底部の軸線方向他端部に対して前記センサから上方に離れるように前記筐体を傾斜させ、前記筐体の底部と前記センサとの間の空間に前記油圧発生装置の一部を設置したことを特徴とする車両用自動変速機。
  2. 前記油圧発生装置がアキュムレータを有し、前記油圧発生装置の一部が前記アキュムレータから構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機。
  3. 前記油圧発生装置が、前記アキュムレータと、作動油を貯留するリザーバタンクと、前記リザーバタンク内の作動油を前記アキュムレータに供給するオイルポンプと、前記オイルポンプを駆動するモータとを含んで構成され、
    前記リザーバタンクが、前記センサの上方に設置され、
    前記オイルポンプおよび前記モータが、前記リザーバタンクと前記センサとの間で上下方向に重なるように設置され、
    前記筐体の底部の軸線方向一端部が、前記リザーバタンクの下方で、かつ前記オイルポンプおよび前記モータの側方に形成される空間に設置されることを特徴とする請求項2に記載の車両用自動変速機。
  4. 前記制御装置が、前記変速操作部材に対して前記センサ側および前記モータ側に位置するように前記筐体に取付けられることを特徴とする請求項3に記載の車両用自動変速機。
  5. 前記シフトユニットにおいて、
    前記クラッチ操作部材が前記筐体の下方に設置され、
    前記クラッチ操作部材、前記センサ、前記オイルポンプ、前記モータ、前記リザーバタンクおよび前記筐体によって囲まれる三角形の空間に前記アキュムレータが設置されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車両用自動変速機。
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