JP2016031802A - 電磁継電器及びコイル端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動接点と固定接点との間に流れる電流の向きにかかわらず、アークを効果的に消弧すると共に製造コストを低減できる電磁継電器及びコイル端子を提供する。
【解決手段】電磁継電器1は、ベース28と、各々、固定接点38と、ベースに固定される第1の支点22dとを有する一対の固定接点端子22と、各々、固定接点と接離する可動接点36を有する一対の可動片を含む可動接点ばね18と、可動接点ばねに連結され、第2の支点16eを中心とする回転運動により可動接点ばねを移動させる接極子16と、接極子の駆動する電磁石装置31と、一対の固定接点端子間及び一対の可動片間に配置され、磁界を発生する永久磁石12とを備え、第1の支点と第2の支点とは可動接点又は固定接点に対して互いに逆方向に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁継電器及びコイル端子に関する。
従来より、磁気消弧用永久磁石によってリレー接点間に磁束を発生させ、リレー接点間に発生するアークをローレンツ力により引き延ばすことで消弧する電磁継電器が知られている。例えば、複数の磁気消弧用永久磁石を備える電磁継電器として、特許文献1〜4の電磁継電器が知られている。また、アークを一方向に引き伸ばす電磁継電器として、特許文献2、3、5〜7の電磁継電器が知られている。
特開2013−196783号公報 特許第5085754号明細書 特許第4810937号明細書 特開2000−67725号公報 特許第5202072号明細書 実開昭63−157143号公報 特開平10−326553号公報
上記特許文献1〜4の電磁継電器は、複数の磁気消弧用永久磁石を備えるので、1つの磁気消弧用永久磁石を備える電磁継電器と比べて、製造コストが増加するという課題がある。
また、上記特許文献2、3、5〜7の電磁継電器は、アークを一方向に引き伸ばすが、固定接点と可動接点との間に流れる電流の向きによっては、アークを効果的に引き伸ばすことができないおそれがある。即ち、上記特許文献2、3、5〜7の電磁継電器は、可動接点と固定接点との間に流れる電流の向きに応じて、アークの消弧性能に差異が生じるというという課題がある。
本発明は、可動接点と固定接点との間に流れる電流の向きにかかわらず、アークを効果的に消弧すると共に製造コストを低減できる電磁継電器及びコイル端子を提供することにある。
上記目的を達成するため、明細書に開示された電磁継電器は、ベースと、各々、固定接点と、前記ベースに固定される第1の支点とを有する一対の固定接点端子と、各々、前記固定接点と接離する可動接点を有する一対の可動片を含む可動接点ばねと、前記可動接点ばねに連結され、第2の支点を中心とする回転運動により前記可動接点ばねを移動させる接極子と、前記接極子を駆動する電磁石装置と、前記一対の固定接点端子間及び前記一対の可動片間に配置され、磁界を発生する永久磁石と、を備え、前記第1の支点と前記第2の支点とは前記可動接点又は前記固定接点に対して互いに逆方向に配置されていることを特徴とする。
明細書に開示されたコイル端子は、一枚の金属板を折り曲げて形成されるコイル端子であって、自身の水平方向の移動を規制する垂直部と、自身の垂直方向の移動を規制する水平部と、前記垂直部から鉛直下方に延出し、電源と接続する脚部と、前記水平部の一端から斜め方向に立設され、コイルが巻かれるコイル絡げ部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、可動接点と固定接点との間に流れる電流の向きにかかわらず、アークを効果的に消弧すると共に製造コストを低減できる。
本実施の形態に係る電磁継電器(リレー)1の分解図である。 リレー1の斜視図である。 (A)はケース10の内部構成を示す図である。(B)は接極子16の側面図である。 (A)は、可動接点ばね18の正面図であり、(B)は、可動接点ばね18の側面図である。(C)は、固定接点端子22a及び22bの正面図であり、(D)は、固定接点端子22a及び22bの側面図である。 (A)及び(B)は、リレー1の変形例を示す図である。 (A)は、リレー1に流れる電流の向きを模式的に示す図であり、(B)は固定接点端子22a側から見た場合のアーク消弧を示す図であり、(C)は固定接点端子22b側から見た場合のアーク消弧を示す図である。 (A)は、リレー1に流れる電流の向きを模式的に示す図であり、(B)は固定接点端子22a側から見た場合のアーク消弧を示す図であり、(C)は固定接点端子22b側から見た場合のアーク消弧を示す図である。 (A)は、可動接点ばね180の正面図であり、(B)は、可動接点ばね180の側面図である。(C)は、可動接点ばね180の変形例の正面図であり、(D)は、可動接点ばね180の変形例の側面図である。 (A)は、固定接点端子220a及び220bの正面図であり、(B)は、固定接点端子220a及び220bの側面図である。 (A)は固定接点端子220a側から見た場合のアーク消弧を示す図であり、(B)は固定接点端子220b側から見た場合のアーク消弧を示す図である。 リレー1の断面図である。 (A)は、ケース10が外されているリレー1の斜視図である。(B)は、図12(A)のA−A線の断面図である。 (A)は、ベース28及び一対のコイル端子32の概略構成図であり、(B)は、一対のコイル端子32がベース28に圧入された状態を示す図である。(C)は、ベース28の背面図であり、(D)はコイル端子32bを示す図である。 従来のリレーに装着されたコイル端子を示す図である。 (A)は、ケース10が装着されていない場合のリレー1の底面図である。(B)は、ケース10が装着されている場合のリレー1の底面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る電磁継電器(以下、リレーという)の分解図である。図2は、リレーの斜視図である。
本実施の形態に係るリレー1は、直流高電圧対応リレーであり、例えば、電気自動車のバッテリープリチャージ(メインリレー接点への突入電流防止)用リレーとして使用される。ここで、直流高電圧は、IEC(International Electrotechnical Commission)で規定される高電圧ではなく、例えば、一般的な自動車バッテリーで使用される12VDC又は24VDCを越える電圧を意味する。
リレー1は、直流高電圧の負荷遮断時に、固定接点と可動接点との間に発生するアークを確実に消弧する必要がある。また、一般的な直流高電圧対応リレーでは負荷側の接続に極性の指定があるが、バッテリープリチャージ用リレーであるリレー1では、バッテリー充電時及び放電時に電流方向が互いに逆転するため、負荷側の接続の極性を指定しないことが要求される。従って、リレー1は、可動接点と固定接点との間に流れる電流の向きにかかわらず、アークを消弧する必要がある。尚、リレー1の用途は、電気自動車に限定されるものではなく、様々な装置や設備に利用することができる。
図1に示すように、リレー1は、ケース10、磁気消弧用の永久磁石12、ヒンジばね14、接極子16、可動接点ばね18、絶縁カバー20、固定接点端子22(22a,22b)、鉄芯24、スプール26、ベース28、コイル30、一対のコイル端子32(32a,32b)及び継鉄34を備えている。一対のコイル端子32(32a,32b)は、鉄芯24、スプール26及びコイル30で構成される電磁石装置を励磁するための電流を供給する。
図3(A)に示すように、ケース10の内部には、磁石ホルダー101が形成されており、磁石ホルダー101内に永久磁石12が保持される。磁石ホルダー101内に保持された永久磁石12は、図2に示すように、固定接点端子22a,22bの間に配置される。なお、図2ではケース10を図示省略している。また、例えば、永久磁石12のN極を有する面は固定接点端子22b側に向けられており、永久磁石12のS極を有する面は固定接点端子22a側に向けられている。尚、N極を有する面とS極を有する面の位置が逆であってもよい。また、永久磁石12として、例えば、残留磁束密度、保持力及び耐熱性に優れているサマリウムコバルト磁石を利用する。特に、アークの熱が永久磁石12に伝わるので、ネオジム磁石よりも耐熱性に優れているサマリウムコバルト磁石が利用される。
図1に戻り、ヒンジばね14は、側面視で逆L字状に形成されており、接極子16の垂下部16bを下方向に付勢する水平部14aと、継鉄34の垂直部34bに固定される垂下部14bとを備えている。
接極子16は、図3(B)に示すように側面視で「く」の字の形状の磁性体であり、鉄芯24に吸着される平板部16aと、屈曲部16cを介して平板部16aから下方に延びる垂下部16bとを備えている。さらに、図1および図2に示すように、屈曲部16cの中央には、ヒンジばね14の水平部14aが突出するように、貫通孔16dが形成されている。また、平板部16aには、継鉄34の突起部34cが嵌るような切り欠き部16eが形成されている。垂下部16bには、可動接点ばね18を垂下部16bにかしめ固定するための突起16fが設けられている。
接極子16は、継鉄34の突起部34cに嵌められた切り欠き部16eを支点として回転運動をする。コイル30に電流が流れると、鉄芯24が平板部16aを吸着する。このとき、ヒンジばね14の水平部14aは垂下部16bと接触し、垂下部16bから上方向に押される。コイル30の電流が切断されると、ヒンジばね14の水平部14aの復元力により垂下部16bは押し下げられる。これにより、平板部16aは鉄芯24から引き離される。ここで、鉄芯24又は絶縁カバー20に対向する平板部16aの面を第1面とし、第1面の裏面を第2面とする。また、継鉄34又は絶縁カバー20に対向する垂下部16bの面を第1面とし、第1面の裏面を第2面とする。
図4(A)は、可動接点ばね18の正面図であり、図4(B)は、可動接点ばね18の側面図である。図4(C)は、固定接点端子22a及び22bの正面図であり、図4(D)は、固定接点端子22a及び22bの側面図である。
可動接点ばね18は、正面視でコの字形状の導電性の板ばねであり、一対の可動片、即ち第1可動片18a及び第2可動片18bと、第1可動片18a及び第2可動片18bの上端を互いに連結する連結部18cとを備えている。
第1可動片18a及び第2可動片18bは、中央より下端に近い位置18da及び位置18dbでそれぞれ折曲加工されている。ここで、第1可動片18aの位置18daより下の部分を下部18a1とし、第1可動片18aの位置18daより上の部分を上部18a2とする。同様に、第2可動片18bの位置18dbより下の部分を下部18b1とし、第2可動片18bの位置18dbより上の部分を上部18b2とする。
第1可動片18aの下部18a1には、耐アーク性に優れた材料からなる可動接点36aが設けられている。第2可動片18bの下部18b1には、耐アーク性に優れた材料からなる可動接点36bが設けられている。第1可動片18a及び第2可動片18bは、可動接点36a及び36b(第1可動接点及び第2可動接点)がそれぞれ接触する後述する固定接点38a及び38b(第1固定接点及び第2固定接点)から離れる方向に、第1可動片18aの上部18a2及び第2可動片18bの上部18b2がそれぞれ折り曲げられている。
連結部18cには、垂下部16bに設けられた突起16fに嵌められる貫通孔18eが形成されている。突起16fが貫通孔18eに嵌められてかしめられることで、可動接点ばね18は接極子16の垂下部16bの第1面に固定される。
固定接点端子22a及び22bは、ベース28に設けられた不図示の貫通孔に上方から圧入され、ベース28に固定される。固定接点端子22a及び22bは、側面視でクランク状に曲げられている。固定接点端子22a及び22bの各々は、上部22e、傾斜部22f及び下部22dを備えている。上部22eは傾斜部22fを介して下部22dに連結され、上部22e、傾斜部22f及び下部22dは一体形成されている。固定接点端子22a及び22bをベース28に固定する下部22dは支点として機能する。上部22eは下部22dよりも可動接点ばね18又は絶縁カバー20から離れるように曲げられている。固定接点端子22a及び22bの上部22eには、耐アーク性に優れた材料からなる固定接点38a及び38bがそれぞれ設けられている。固定接点端子22a及び22bの下部22dには、不図示の電源等に接続される2股端子22cが設けられている。
図1に戻り、絶縁カバー20は、樹脂で構成されており、絶縁カバー20の天井部20eには、鉄芯24の頭部24aを露出する貫通孔20aが形成されている。絶縁カバー20の底部には、絶縁カバー20をベース28に固定するために突起状の固定部20b(第1固定部)及び20c(第2固定部)が形成されている。固定部20bはベース28の一端に係合し、固定部20cはベース28の不図示の孔に挿入される。また、樹脂で構成されたバックストップ20dが絶縁カバー20と一体形成されている。このストッパーとしてのバックストップ20dは、コイル30に電流が流れない場合(即ち、後述する電磁石装置31がオフの場合)に、可動接点ばね18と当接する。バックストップ20dにより、可動接点ばね18及び継鉄34のような金属部品同士の衝突音の発生を抑制できる。従って、リレー1の作動音を低減できる。
鉄芯24は、スプール26の頭部26bに形成された貫通孔26aに挿入される。スプール26にはコイル30が巻線されており、ベース28と一体形成されている。鉄芯24、スプール26及びコイル30は、電磁石装置31を構成する。電磁石装置31は電流のオン/オフに応じて接極子16の平板部16aを引きつけたり又は引きつけを解除する。これにより、固定接点端子22a及び22bに対する可動接点ばね18の開閉動作が実行される。ベース28には、一対のコイル端子32が圧入され、一対のコイル端子32にはそれぞれコイル30の巻線が絡げられる。
継鉄34は、側面視でL字形の導電性の部材であり、ベース28の裏面に固定される水平部34aと、水平部34aに対して垂直に立設される垂直部34bとを備えている。垂直部34bは、ベース28の下方からベース28の不図示の貫通孔及び絶縁カバー20の不図示の貫通孔に圧入される。これにより、図2に示すように、垂直部34bの上部の両端に設けられた突起部34cが絶縁カバー20の天井部20eから突出する。
尚、永久磁石12の磁束の方向を安定させ、漏れ磁束を減らすために、図5(A)に示すように2枚の板状の継鉄40a、40bを設けてもよい。この場合、継鉄40aは永久磁石12の極性(例えばS極)を有する面と対向し、永久磁石12と当該継鉄40aとで固定接点端子22aを挟むように配置される。継鉄40bは永久磁石12の極性(例えばN極)を有する面と対向し、永久磁石12と当該継鉄40bとで固定接点端子22bを挟むように配置される。また、永久磁石12の磁束の方向を安定させ、漏れ磁束を減らすために、図5(B)に示すようにコの字状の継鉄39を設けてもよい。この場合、継鉄39は、永久磁石12のそれぞれ極性を有する2面に対向し、且つ永久磁石12及び固定接点端子22a,22bを取り囲むように配置されている。
図6(A)は、リレー1に流れる電流の向きを模式的に示す図であり、特に固定接点と可動接点とが離れている状態を図示している。図6(B)は固定接点端子22a側から見た場合のアーク消弧を示す図であり、図6(C)は固定接点端子22b側から見た場合のアーク消弧を示す図である。図6(A)〜図6(C)において、電流の流れる向き(第1方向)は矢印で示されている。
図6(A)では、固定接点端子22a及び22bのいずれか一方が不図示の電源側に接続され、他方が不図示の負荷側に接続されている。コイル30に電流が流れると、鉄芯24が平板部16aを吸着し、突起部34c及び切り欠き部16eを支点として接極子16が回動する。接極子16の回動に伴って垂下部16b及び垂下部16bに固定された可動接点ばね18が回転し、可動接点36a及び36bはそれぞれ対応する固定接点38a及び38bに接触する。可動接点36a及び36bと固定接点38a及び38bとが接触している状態で、例えば固定接点端子22bに電圧が印加されると、電流は、図6(A)に示すように、固定接点端子22b、固定接点38b、可動接点36b、第2可動片18b、連結部18c、第1可動片18a、可動接点36a、固定接点38a、固定接点端子22aの順に流れる。そして、コイル30に流れる電流が切断されると、ヒンジばね14の復元力によって接極子16が図6(B)に示される反時計方向に回動する。接極子16の回動によって、可動接点36a及び36bはそれぞれ固定接点38a及び38bから離れ始めるが、可動接点36a及び固定接点38a間を流れる電流並びに可動接点36b及び固定接点38b間を流れる電流は完全には遮断されず、固定接点38a及び38bと可動接点36a及び36bとの間にアークが発生する。
図6(A)〜(C)に図示するリレー1では、電流が可動接点36aから固定接点38aに流れる場所では、図6(B)に示すように磁界の向きは固定接点端子22aから固定接点端子22bに向かう奥行き方向である。従って、可動接点36a及び固定接点38a間に発生するアークは、ローレンツ力により図6(B)の矢印Aで示すように下方向(第3の方向)の空間に引き伸ばされて消弧する。一方、電流が固定接点38bから可動接点36bに流れている場所では、図6(C)に示すように磁界の向きは固定接点端子22aから固定接点端子22bに向かう奥行き方向である。従って、可動接点36b及び固定接点38b間に発生するアークは、ローレンツ力により図6(C)の矢印Bで示すように上方向(第4の方向)の空間に引き伸ばされて消弧する。
図7(A)は、リレー1に流れる電流の向きを模式的に示す図であり、図7(B)は固定接点端子22a側から見た場合のアーク消弧を示す図であり、図7(C)は固定接点端子22b側から見た場合のアーク消弧を示す図である。図7(A)〜図7(C)において、電流の流れる向き(第2方向)は矢印で示されている。なお、電流の流れる向きは、図6(A)〜図6(C)の例とは逆になっている。
図7(A)では、図6(A)と同様に、固定接点端子22a及び22bのいずれか一方が不図示の電源側に接続され、他方が不図示の負荷側に接続されている。コイル30に電流が流れると、鉄芯24が平板部16aを吸着し、突起部34c及び切り欠き部16eを支点として接極子16が回動する。接極子16の回動に伴って垂下部16b及び垂下部16bに固定された可動接点ばね18が回転し、可動接点36a及び36bはそれぞれ対応する固定接点38a及び38bに接触する。可動接点36a及び36bと固定接点38a及び38bとが接触している状態で、例えば、固定接点端子22aに電圧が印加されると、電流は、図7(A)に示すように、固定接点端子22a、固定接点38a、可動接点36a、第1可動片18a、連結部18c、第2可動片18b、可動接点36b、固定接点38b、固定接点端子22bの順に流れる。そして、コイル30に流れる電流が切断されると、ヒンジばね14の復元力によって接極子16が図7(B)に示される反時計方向に回動する。接極子16の回動によって、可動接点36a及び36bはそれぞれ固定接点38a及び38bから離れ始めるが、可動接点36a及び固定接点38a間を流れる電流並びに可動接点36b及び固定接点38b間を流れる電流は完全には遮断されず、固定接点38a及び38bと可動接点36a及び36bとの間にアークが発生する。
図7(A)〜(C)に図示するリレー1では、電流が固定接点38aから可動接点36aに流れる場所では、図7(B)に示すように、磁界の向きは固定接点端子22aから固定接点端子22bに向かう奥行き方向である。従って、可動接点36a及び固定接点38a間に発生するアークは、ローレンツ力により図7(B)の矢印Aで示すように上方向の空間に引き伸ばされて消弧する。一方、電流が可動接点36bから固定接点38bに流れている場所では、図7(C)に示すように、磁界の向きは固定接点端子22aから固定接点端子22bに向かう奥行き方向である。従って、可動接点36b及び固定接点38b間に発生するアークは、ローレンツ力により図7(C)の矢印Bで示すように下方向の空間に引き伸ばされて消弧する。
従って、図6(A)〜図7(C)によれば、本実施の形態のリレー1は、可動接点36a及び固定接点38a間を流れる電流並びに可動接点36b及び固定接点38b間を流れる電流の向きに関わらず、可動接点36a及び固定接点38a間に発生するアークと可動接点36b及び固定接点38b間に発生するアークとを同時に、且つそれぞれ反対方向の空間にそれぞれ引き伸ばして消弧することができる。
また、接極子16及び可動接点ばね18を含む可動部材の支点(例えば切り欠き部16e)が可動接点36a及び36b又は固定接点38a及び38bの上側に配置され、固定接点端子22a及び22bの支点(例えば、下部22d)が可動接点36a及び36b又は固定接点38a及び38bの下側に配置されている。従って、可動接点36a及び固定接点38a間に流れる電流の向きに応じて、可動接点36a及び固定接点38a間に発生するアークを上方向に引き伸ばしても、下方向に引き伸ばしても、アークを引き伸ばす空間を確保することができる。同様に、可動接点36b及び固定接点38b間に流れる電流の向きに応じて、可動接点36b及び固定接点38b間に発生するアークを上方向に引き伸ばしても、下方向に引き伸ばしても、アークを引き伸ばす空間を確保することができる。
以下、可動接点ばね18の変形例及び固定接点端子22a及び22bの変形例について説明する。
図8(A)は、可動接点ばね180の正面図であり、図8(B)は、可動接点ばね180の側面図である。図8(C)は、可動接点ばね180の変形例の正面図であり、図8(D)は、可動接点ばね180の変形例の側面図である。可動接点ばね180において、図4(A)、(B)の可動接点ばね18と同じ構成には同一の参照符号を付す。
図8(A)に示すように、可動接点ばね180は、正面視でコの字形状の導電性の板ばねであり、一対の可動片、即ち第1可動片18a及び第2可動片18bと、第1可動片18a及び第2可動片18bの上端を互いに連結する連結部18cとを備えている。
第1可動片18aは、中央より下端に近い位置18da及び位置18daよりも下端に近い位置18eaの2ヶ所で2回折曲加工されている。第2可動片18bは、中央より下端に近い位置18db及び位置18dbよりも下端に近い位置18ebの2ヶ所で2回折曲加工されている。ここで、第1可動片18aの位置18eaより下の部分を最下部18a3とし、位置18eaと位置18daの間の部分を下部18a1とし、第1可動片18aの位置18daより上の部分を上部18a2とする。同様に、第2可動片18bの位置18ebより下の部分を最下部18b3とし、位置18ebと位置18dbの間の部分を下部18b1とし、第2可動片18bの位置18dbより上の部分を上部18b2とする。
第1可動片18aの下部18a1には、耐アーク性に優れた材料からなる可動接点36aが設けられている。第2可動片18bの下部18b1には、耐アーク性に優れた材料からなる可動接点36bが設けられている。第1可動片18a及び第2可動片18bは、第1可動片18aの上部18a2及び最下部18a3並びに第2可動片18bの上部18b2及び最下部18b3が固定接点端子22a及び22bからそれぞれ離れる方向に折り曲げられている。
上部18a2及び上部18b2は、接点間で発生したアークを上方向の空間に移動させるアークランナーとして機能する。最下部18a3及び最下部18b3は、接点間で発生したアークを下方向の空間に移動させるアークランナーとして機能する。
連結部18cには、垂下部16bに設けられた突起16fに嵌められる貫通孔18eが形成されている。突起16fが貫通孔18eに嵌められ、かしめられることで、可動接点ばね18は接極子16の垂下部16bの第1面に固定される。
また、最下部18a3の面に沿って、最下部18a3から可動接点36aに向けて突出する、下部18a1に対して傾いている切り起こし部18fa(第1切り起こし部)が第1可動片18aに形成されている。さらに、最下部18b3の面に沿って、最下部18b3から可動接点36bに向けて突出する、下部18b1に対して傾いている切り起こし部18fb(第1切り起こし部)が第2可動片18b形成されている。最下部18a3及び18b3に繋がっている切り起こし部18fa及び18fbにより、可動接点36aと最下部18a3(つまり接点以外の部材)との間の距離及び可動接点36bと最下部18b3との間の距離が短くなる。よって、可動接点36aと固定接点38aとの間に発生するアーク及び可動接点36bと固定接点38bとの間に発生するアークがこれらの接点から最下部18a3及び18b3(つまり接点以外の部材)にそれぞれ素早く移動することができる。従って、切り起こし部18fa及び18fbは、これらの接点の消耗を抑制することができる。
また、図8(C)、(D)に示すように、上部18a2の面に沿って、下部18a1に対して傾くように上部18a2から可動接点36aに向けて突出する切り起こし部18ga(第2切り起こし部)が第1可動片18aに形成されてもよい。さらに、上部18b2の面に沿って、下部18b1に対して傾くように上部18b2から可動接点36bに向けて突出する切り起こし部18gb(第2切り起こし部)が第2可動片18bに形成されてもよい。
図9(A)は、固定接点端子220a及び220bの正面図であり、図9(B)は、固定接点端子220a及び220bの側面図である。固定接点端子220a及び220bにおいて、図4(C)、(D)の固定接点端子22a及び22bと同じ構成には同一の参照符号を付す。
固定接点端子220a及び220bは、ベース28に設けられた不図示の貫通孔に上方から圧入され、ベース28に固定される。固定接点端子220a及び220bは、側面視でクランク状に曲げられている。固定接点端子220a及び220bの各々は、最上部22g、上部22e、傾斜部22f及び下部22dを備えている。固定接点端子220a及び220bがベース28に固定されている下部22dは支点として機能する。上部22eは下部22dよりも可動接点ばね180又は絶縁カバー20から離れるように曲げられている。固定接点端子220a及び220bの上部22eには、耐アーク性に優れた材料からなる固定接点38a及び38bがそれぞれ設けられている。固定接点端子220a及び220bの下部22dには、不図示の電源等に接続される2股端子22cが設けられている。
固定接点端子220a及び220bは、最上部22gを有する点で図4(C)の固定接点端子22a及び22bと異なる。最上部22gは、固定接点38a及び38bよりも上の位置22hで固定接点端子220a及び220bを折曲加工することで形成されている。図9(A)及び(B)では、位置22hより上の部分が最上部22gであり、位置22hと傾斜部22fとの間の部分が上部22eである。
最上部22gは上部22eよりも可動接点ばね180又は絶縁カバー20から離れるように曲げられている。最上部22gは、接点間で発生したアークを上方向の空間に移動させるアークランナーとして機能する。また、最上部22gの面に沿って、上部22eに対して傾くように形成された、最上部22gから固定接点38a及び38bに向けて突出する切り起こし部22i(第3切り起こし部)が固定接点端子220a及び220bに形成されている。
図10(A)は固定接点端子220a側から見た場合のアーク消弧を示す図であり、図10(B)は固定接点端子220b側から見た場合のアーク消弧を示す図である。図10(A),(B)において、電流の流れる向きは矢印で示されている。
図10(A),(B)に示すように、第1可動片18a及び第2可動片18bは、第1可動片18aの上部18a2及び最下部18a3並びに第2可動片18bの上部18b2及び最下部18b3が、可動接点36aおよび36bに対向する固定接点端子220a及び220bからそれぞれ離れる方向に折り曲げられている。また、固定接点端子220a及び220bの最上部22gは可動接点ばね180又は絶縁カバー20から離れる方向に折り曲げられている。
これにより、最上部22g、上部18a2及び上部18b2は、可動接点36aと固定接点38aとの間に発生したアーク及び可動接点36bと固定接点38bとの間に発生したアークを素早く上方向の空間に移動させることができ、可動接点36a及び36b並びに固定接点38a及び38bの消耗を低減させることができる。特に、最上部22gと上部18a2及び上部18b2との間隔が、図10(A)及び(B)の上方向に向かうに従って徐々に広くなっている。また、固定接点端子220aと最下部18b3との間隔が、図10(A)及び(B)の下方向に向かうに従って徐々に広くなっている。これらの間隔を徐々に広げることで、上方向又は下方向に移動するアークを図10(A)及び(B)の左右方向に引き伸ばことができ、より効果的に消弧することができる。
同様に、最下部18a3及び最下部18b3は、可動接点36aと固定接点38aとの間に発生したアーク及び可動接点36bと固定接点38bとの間に発生したアークを素早く下方向の空間に移動させることができ、可動接点36a及び36b並びに固定接点38a及び38bの消耗を低減させることができる。
また、アークランナーとして機能する最上部22gから固定接点38a及び38bに向けて切り起こし部22iが形成されているので、アークを素早くアークランナーに移動させることができ、固定接点38a及び38bの消耗を低減させることができる。尚、切り起こし部を形成することにより、アークを素早くアークランナーに移動させることができる理由は、切り起こし部が形成されていない場合に比べて、アークが固定接点又は可動接点から当該接点以外の部材(ここでは、アークランナーに繋がっている切り起こし部)に移動する距離が短くなるためである。アークランナーとして機能する上部18a2及び最下部18a3から可動接点36aに向けて切り起こし部18ga及び18faが形成されているので、アークを素早くアークランナーに移動させることができ、可動接点36aの消耗を低減させることができる。アークランナーとして機能する上部18b2及び最下部18b3から可動接点36bに向けて切り起こし部18gb及び18fbが形成されているので、アークを素早くアークランナーに移動させることができ、可動接点36bの消耗を低減させることができる。
図11は、リレー1の断面図である。リレー1は直流高電圧対応のリレーであり、負荷に供給する動力としての電流が流れる強電側(具体的には、接極子16、可動接点ばね18、固定接点端子22a及び22b、鉄芯24、及び継鉄34)と、電磁石を励磁するための電流が流れる弱電側(具体的には、コイル30)との間に絶縁距離(即ち、空間及び沿面距離)を確保する必要がある。しかし、リレー1の内部で絶縁距離を直線的に設けると、リレー1が大型化してしまう。
そこで、図11に示すように、鉄芯24の頭部24aとコイル30との間に配置されるスプール26は、その頭部26bに凹凸部26c(第3の凹凸部)を備えている。また、コイル30と継鉄34との間に配置されるベース28は、その一部分に凹凸部28a(第4の凹凸部)を備えている。さらに、絶縁カバー20の内壁は、凹凸部26c及び凹凸部28aと対向する位置に凹凸部20g(第1の凹凸部)及び凹凸部20h(第2の凹凸部)をそれぞれ備えている。
絶縁カバー20の凹凸部20gはスプール26の凹凸部26cに嵌め合わされる。これらの凹凸部を設けることにより、リレー1を大型化することなく、鉄芯24の頭部24aとコイル30との間に十分な絶縁距離を確保することができる。また、絶縁カバー20の凹凸部20hはベース28の凹凸部28aに嵌め合わされる。これにより、リレー1を大型化することなく、コイル30と継鉄34との間に十分な絶縁距離を確保することができる。
図12(A)は、ケース10が外されているリレー1の斜視図である。図12(B)は、図12(A)のA−A線の断面図である。
可動接点36a及び36b並びに固定接点38a及び38bの消耗粉等により、固定接点端子220a及び220b間の絶縁性が劣化し、トラッキングが発生する可能性がある。このため、図12(A)及び(B)に示すように、ベース28は、固定接点端子220a及び220b間に凹凸部28b(第5の凹凸部)を備えている。これにより、固定接点端子220a及び220b間に凹凸が形成されるので、固定接点端子220a及び220b間の沿面距離を確保することができ、耐トラッキング性能を向上することができる。尚、図12(A)及び(B)では固定接点端子220a及び220bが使用されているが、固定接点端子22a及び22bが使用されてもよい。
図13(A)は、ベース28及び一対のコイル端子32の概略構成図であり、図13(B)は、一対のコイル端子32がベース28に圧入された状態を示す図である。図13(C)は、ベース28の背面図であり、図13(D)はコイル端子32bを示す図である。ここでは、一対のコイル端子32が圧入される側をリレー1の背面とする。図14は、従来のリレーに装着されたコイル端子を示す図である。
図14に示すように、従来のコイル端子は、棒状であり、ベースの上方から圧入していた。そして、コイル端子のコイル絡げ部がコイルに隣接した位置に配置されていた(例えば、特開2013−80692号公報のリレー参照)。このため、コイルを巻くために、コイル端子のコイル絡げ部はコイルから離れる方向に曲げられていた。そして、コイルを巻き終わった後に、コイル絡げ部の曲げ戻しを行い、図14に図示する状態に戻していた。しかしながら、コイル絡げ部の曲げ戻しにより、コイルの緩みや断線が生じるおそれがあった。
本実施形態のコイル端子32a,32bは、このようなコイル絡げ部の曲げ戻しを不要にしている。
コイル端子32aは、ベース28の背面に設けられた背面視でT字状の孔28cに圧入され、コイル端子32bは、ベース28の背面に設けられた背面視でT字状の孔28dに圧入される(図13(C)参照)。
図13(A)に示すように、コイル端子32aは一枚の金属板を折り曲げて形成されており、それぞれT字状孔28cに圧入される、自身の垂直方向の移動を規制する第1水平部50a及び第2水平部51aと、自身の水平方向の移動を規制する垂直部52aとを備えている。第1水平部50a及び第2水平部51aは垂直部52aの上部から水平方向に互いに逆向きに設けられている。また、第1水平部50a及び第2水平部51aは長手方向にずらされて設けられている。
さらに、コイル端子32aは、垂直部52aから鉛直下方に延出し、不図示の電源等と接続する脚部53aと、第2水平部51aの一端から斜め方向に立設されるコイル絡げ部54aと、コイル30の巻き位置を規定する突起部55aとを備えている。
コイル端子32aと同様に、コイル端子32bは、自身の垂直方向の移動を規制する第1水平部50b及び第2水平部51bと、自身の水平方向の移動を規制する垂直部52bと、垂直部52bから鉛直下方に延出し、不図示の電源等と接続する脚部53bと、第2水平部51bの一端から鋭角に立設されるコイル絡げ部54bと、コイル30の巻き位置を規定する突起部55bとを備えている(図13(D)参照)。
図13(B)に示すように、コイル絡げ部54a及び54bに対応する位置のベース28は存在せず、コイル端子32a及び32bがベース28に圧入された状態ではコイル絡げ部54a及び54bはベース28から露出している。コイル絡げ部54aの先端54a−1及びコイル絡げ部54bの先端54b−1は、図13(B)に示すようにベース28の上面28eよりも低い位置に配置されることが好ましい。この場合、コイル絡げ部54a及び54bを気にすることなく、コイル30をスプール26に巻くことができる。
このように、コイル絡げ部54a及び54bはコイル端子32a,32bの水平部分(第2水平部51a及び51b)から鋭角に立設されているので、コイル30のスプールへの巻きつけに必要な空間を確保できる。コイル端子32a,32bによれば、コイル絡げ部の曲げ戻しが不要であり、コイル30の緩みや断線を回避することができる。
図15(A)は、ケース10が装着されていない場合のリレー1の底面図である。図15(B)は、ケース10が装着されている場合のリレー1の底面図である。
図15(A)に示すように、ベース28は、絶縁カバー20の底部に形成された突起状の固定部20bと係合する凹部28fと、絶縁カバー20の底部に形成された突起状の固定部20cが挿入される貫通孔28g(第1の貫通孔)と、固定接点端子22a及び22bが圧入される貫通孔28h(第2の貫通孔)と、コイル端子32aの垂直部52a及びコイル端子32bの垂直部52bが圧入される孔28iとを備えている。
本実施の形態では、固定接点端子22a及び22bを貫通孔28hに圧入し、コイル端子32aの垂直部52a及びコイル端子32bの垂直部52bを孔28iに圧入する。固定部20bをベース28の凹部28fに係合し、固定部20cをベース28の貫通孔28gに挿入した後、ケース10をベース28に装着して、ベース28の底面を接着剤で接着する。図15(B)の斜線部は、接着剤が塗布される部分を示す。
この場合、固定接点端子22a,22bやコイル端子32a,32bをベース28に接着する工程で、あわせて絶縁カバー20をベース28に接着することができる。従って、絶縁カバー20をベース28に接着する工程と、固定接点端子22a,22bやコイル端子32a,32bをベース28に接着する工程とが別々に行われる場合に比べて、接着工程を減らすことができ、製造コストを低減することができる。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、接極子16の回転運動により可動接点ばね18を移動させるヒンジ型のリレー1において、アーク消弧用の永久磁石12を固定接点端子22a及び第1可動片18aと、固定接点端子22b及び第2可動片18bとの間に配置し、接極子16及び可動接点ばね18を含む可動部材の支点(例えば切り欠き部16e)と固定接点端子22a及び22bの支点(例えば、下部22d)とが可動接点36a及び36b又は固定接点38a及び38bに対して互いに逆方向に配置されている。
これにより、アークを可動部材の支点に向けて引き伸ばすこともでき、固定接点端子22a及び22bの支点に向けて引き伸ばすこともできる。つまり、互いに逆方向である、アークを引き伸ばす2つの方向が確保できるので、接点間を流れる電流の方向に関わらず、アークを効果的に消弧することができる。また、1つの永久磁石でアークを引き伸ばす2つの方向が確保できるので、製造コストを低減できる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1 電磁継電器
10 ケース
12 永久磁石
14 ヒンジばね
16 接極子
18 可動接点ばね
20 絶縁カバー
22,22a,22b 固定接点端子
24 鉄芯
26 スプール
28 ベース
30 コイル
32,32a,32b コイル端子
34 継鉄

Claims (16)

  1. ベースと、
    各々、固定接点と、前記ベースに固定される第1の支点とを有する一対の固定接点端子と、
    各々、前記固定接点と接離する可動接点を有する一対の可動片を含む可動接点ばねと、
    前記可動接点ばねに連結され、第2の支点を中心とする回転運動により前記可動接点ばねを移動させる接極子と、
    前記接極子を駆動する電磁石装置と、
    前記一対の固定接点端子間及び前記一対の可動片間に配置され、磁界を発生する永久磁石と、を備え、
    前記第1の支点と前記第2の支点とは前記可動接点又は前記固定接点に対して互いに逆方向に配置されていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記固定接点は第1固定接点及び第2固定接点を含み、前記可動接点は第1可動接点及び第2可動接点を含み、
    前記第1固定接点及び前記第1可動接点の間に発生するアークと、前記第2固定接点及び第2可動接点の間に発生するアークとは、互いに逆向きに引き伸ばされるように前記永久磁石が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第1可動接点及び前記第1固定接点間並びに前記第2可動接点及び前記第2固定接点間に流れる電流の向きが第1の方向である場合に、前記第1可動接点及び前記第1固定接点間に発生するアークは第3の方向に引き伸ばされ、前記第2可動接点及び前記第2固定接点間に発生するアークは前記第3の方向とは反対の第4の方向に引き伸ばされ、
    前記第1可動接点及び前記第1固定接点間並びに前記第2可動接点及び前記第2固定接点間に流れる電流の向きが第1の方向と反対の第2の方向である場合に、前記第1可動接点及び前記第1固定接点間に発生するアークは前記第4の方向に引き伸ばされ、前記第2可動接点及び前記第2固定接点間に発生するアークは前記第3の方向に引き伸ばされることを特徴とする請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記一対の可動片の各々は、上部と、前記可動接点が取り付けられ、前記可動接点が対向する固定接点から離れる第1の方向に前記上部から折り曲げて形成される下部と、を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の電磁継電器。
  5. 前記一対の可動片の各々はさらに、前記下部から前記第1の方向に折り曲げて形成される最下部を備えていることを特徴とする、請求項4記載の電磁継電器。
  6. 前記一対の可動片の各々は、前記最下部から前記可動接点に向けて突出する第1切り起こし部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の電磁継電器。
  7. 前記一対の可動片の各々は、前記上部から前記可動接点に向けて突出する第2切り起こし部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の電磁継電器。
  8. 前記一対の固定接点端子の各々は、前記固定接点が配置される第2上部と、前記固定接点よりも上に配置され、前記可動接点ばねから離れる方向に折り曲げて形成される最上部とを含むことを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  9. 前記一対の固定接点端子の各々は、前記最上部から前記固定接点に向けて突出する第3切り起こし部を備えていることを特徴とする請求項8に記載の電磁継電器。
  10. 前記電磁石装置及び前記ベースの一部を覆うと共に第1の凹凸部及び第2の凹凸部を備える絶縁カバーをさらに備え、
    前記電磁石装置は、前記絶縁カバーの第1の凹凸部と対向する位置に第3の凹凸部を備え、
    前記ベースは、前記絶縁カバーの第2の凹凸部と対向する位置に第4の凹凸部を備え、
    前記絶縁カバーを前記ベースに装着するとき、前記第1の凹凸部及び前記第2の凹凸部はそれぞれ前記第3の凹凸部及び前記第4の凹凸部に嵌ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  11. 前記ベースは、前記一対の固定接点端子間に第5の凹凸部を備えていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  12. 前記電磁石装置がオフの場合に前記可動接点ばねと当接する、前記絶縁カバーと一体形成されているストッパーを備えていることを特徴とする請求項10に記載の電磁継電器。
  13. 前記電磁石装置に含まれるコイルと電気的に接続されるコイル端子を備え、
    前記コイル端子は、前記ベースに圧入された状態で、当該ベースから露出しているコイル絡げ部を備え、前記コイル絡げ部は前記コイル端子の水平部分から鋭角に立設されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  14. 前記コイル絡げ部の先端は前記ベースの上面よりも低く配置されていることを特徴とする請求項13に記載の電磁継電器。
  15. 前記絶縁カバーは前記ベースに当該絶縁カバーを固定するための複数の固定部を備え、
    前記ベースは、前記複数の固定部のうち第1の固定部と係合する凹部と、前記複数の固定部のうち第2の固定部が挿入される第1の貫通孔と、前記一対の固定接点端子が圧入される第2の貫通孔と、前記コイル端子が圧入される孔とを備え、
    前記ベースの底面を接着剤で接着することによって、前記複数の固定部、前記一対の固定接点端子、及び前記コイル端子は、一括して前記ベースに固定されていることを特徴とする請求項13に記載の電磁継電器。
  16. 一枚の金属板を折り曲げて形成されるコイル端子であって、
    自身の水平方向の移動を規制する垂直部と、
    自身の垂直方向の移動を規制する水平部と、
    前記垂直部から鉛直下方に延出し、電源と接続する脚部と、
    前記水平部の一端から斜め方向に立設され、コイルが巻かれるコイル絡げ部と
    を備えていることを特徴とするコイル端子。
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