JP6265657B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関する。電磁継電器は、例えば家庭用、産業用又は車載用のものを含む。
電磁継電器においては電気回路上の電流の通電遮断を接点の開閉により行っている。この開閉を行う接点を構成する固定接点と可動接点とを相互に接離方向へ移動させる駆動部は、固定鉄心と可動鉄心を含んでいる。固定鉄心は円柱状固定鉄心を含み可動鉄心と対向している。円柱状の可動鉄心の円柱状固定鉄心に対向する側を円錐状とし、円柱状固定鉄心の可動鉄心と対向する側には対応する段付き孔を設けて、吸引力の調整を図り動作特性の適正化を図っている。
特許第4840533号公報
特許文献1に記載されているような電磁継電器においては、前述した円柱状固定鉄心に可動鉄心の円錐状部に対応する段付き孔を設けるため、円柱状固定鉄心を固定鉄心の一部とする必要が生じる。このため従来技術では部品点数の増加を招きコストアップを招くという問題があった。
本発明は、コストアップを招くことなく動作特性の適正化を図ることができる電磁継電器を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る電磁継電器は、固定接点と可動接点とを有する接点部と、前記可動接点に軸芯を介して連結される可動鉄心と、固定鉄心とを有し、前記可動鉄心を駆動する駆動部とを含み、前記固定鉄心は、前記接点部と前記駆動部との間に位置して前記軸芯を挿通する挿通穴を有する板状部材を有し、前記可動鉄心は周囲に突出部を有しており、前記可動鉄心の前記突出部と前記板状部材のいずれか一方は、他方に対向する方向に突出する凸部を有し、前記他方は、前記凸部に対向し、前記凸部に対応する形状の凹部を有することを特徴とする。


本発明によれば、固定鉄心の部品点数の増大を回避して、コストアップを招かずに動作特性の適正化を図ることができる。
本発明に係る実施例の電磁継電器1をシャフト5(軸芯)の中心軸線を通る断面にて示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態におけるプランジャ6(可動鉄心)の凸部6aの形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態のヨーク12(第一板状部材)の凹部12aの形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態のプランジャ6の凹部6aaとヨーク12の凸部12aa及び背面凹部12caの形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態の外観を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態における固定接点2と可動接点3の形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態におけるストロークと吸引力の特性の調整態様を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態におけるプランジャ6の凸部6aとヨーク12の凹部12a及び背面凸部12cbの形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態における消弧グリッド22の設置態様を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態におけるアークランナ23の設置態様を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態におけるヨーク12の延長部12cが永久磁石19を保持する形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態における接続筐体18(樹脂成形部材)の傾斜面18aと平面18bの形態を示す模式図である。 実施例の電磁継電器1の一実施形態においてヨーク12が背面凸部12cbを有する場合の接続筐体18(樹脂成形部材)の形態を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
本実施例の電磁継電器1は図1に示すように、一対の固定接点2と、これらの固定接点2にそれぞれ対応し、固定接点に対して接離する方向に変位可能な一対の可動接点3とを有する接点部を有する。電磁継電器1は、一対の可動接点3を保持して接離方向に移動する可動子4と、可動子4に連結されるシャフト5(軸芯)と、シャフト5に接離方向に相対移動可能に連結されるプランジャ6(可動鉄心)を含む。以下、可動子4の変位方向に対して、可動接点3が固定接点2に接近する方向あるいは可動接点3から見て固定接点2に向かう方向を接近方向、可動接点3が固定接点から離れる方向あるいは可動接点3からみて接近方向とは逆の方向を離隔方向と称する。
さらに、電磁継電器1は、プランジャ6を接近方向(図1図示上方)に駆動する駆動部7と、シャフト5を離隔方向(図1図示下方)に付勢する復帰バネ8と、可動子4を接近方向に付勢する接圧バネ9を含む。
本実施例の駆動部7は、図1に示すように、固定鉄心を構成する磁性部材としてヨーク10(第二板状部材)、ヨーク11、ヨーク12(第一板状部材)、ヨーク10とコイル13との間の絶縁を確保する絶縁バリア14を含む。ヨーク10は、一枚の板状部材をU字状に折り曲げて形成される。ヨーク10〜12は磁気回路を構成する継鉄である。加えて、電磁継電器1はコイル13が巻回されるリール状のボビン15を含む。絶縁バリア14及びボビン15は例えば合成樹脂により構成される。
本実施例の電磁継電器1は、図1に示すように駆動部筐体16、接点部筐体17、接続筐体18を有している。駆動部筐体16は例えばモールド樹脂により構成されて、有底箱形状をなし、上述した駆動部7を内包する。接続筐体18及び接点部筐体17もモールド樹脂により構成される。
駆動部筐体16の底部にはほぼ円筒状の突起部16aが設けられて、ヨーク10の底面には突起部16aよりも大径の孔部10aが設けられる。またヨーク10は、ヨーク12と組み合わせる為の切り欠き10bを有し、組立後の状態でヨーク12よりも接点部側に延長される一対の延長部10cを有している。一対の延長部10cには、それぞれ対応する一対の平板状の永久磁石19が磁力に基づいて保持される。永久磁石19は接点の接離方向と垂直をなす極性方向を有している。
プランジャ6のヨーク12に対向する側は図2に示すように部分円錐柱状の凸部6aを有しており、図3に示すようにヨーク12は凸部6aに対応する凹部12aを有している。凹部12aの中央にはシャフト5を挿通する挿通穴121が形成される。また、図3に示すようにヨーク12は切り欠き10bに嵌合する嵌合片12bを有している。なお、図4に示すように凸凹を相互に置換して、プランジャ6が凹部6aaを有し、ヨーク12が凸部12aaを有することとしてもよい。なおプランジャ6の凸部6a又は凹部6aaは例えば切削加工により、ヨーク12の凹部12a又は凸部12aaは例えばプレス加工により形成される。
駆動部筐体16に対してヨーク10とヨーク11を載置すると、突起部16aは孔部10aを挿通した後、ヨーク11の内周側に挿通される。ヨーク11は円筒状に形成されており、挿通した突起部16aにより位置決めされる。ヨーク10は駆動部筐体16の両側壁に挟持されて位置決めがなされる。
この後で、絶縁バリア14が嵌合されたボビン15を上側から挿入し、プランジャ6とシャフト5の組立体をヨーク11に挿入して、その上にヨーク12が位置するようヨーク10の切り欠き10bに嵌合片12bを挿入して載置して、シャフト5を挿通穴121に挿通することで駆動部7が組み立てられる。さらに、接点部筐体17に対する嵌合形状を有するほぼ平板状の接続筐体18がヨーク12の上に載置される。
さらに、シャフト5の上側に、接圧バネ9が挿通され可動子4の孔部4aがシャフト5に嵌合される。また、シャフト5の可動子4から上方に突出する端部に復帰バネ8が挿通され、挿通バネ8の離隔方向側の端部(図1図示下端)が可動子4の上面に当接される。
接点部筐体17は、固定接点2が端部に配置されたほぼ円柱状の一対の固定端子21を固定する機能を有して、駆動部筐体16の開口から挿入され駆動部筐体に嵌合されて固定接点2と可動接点3を対向させる。さらに接点部筐体17は、復帰バネ8の接近方向側の端部(図1図示上端)を穴部17aにより拘束し固定する。接点部筐体17は、延長部10cの外面と永久磁石19の内面を保持した後、嵌合箇所を接着剤により接着、溶接又は蝋付けして、必要により密閉処理がなされる。組立後の電磁継電器1の外観は図5に示す形態をなす。図5に示すように、直流回路上に本実施例の電磁継電器1を挿入するための二箇所の端子S1、S2が接点部筐体17から露出している。
なお、固定端子21はそれぞれ一方の固定接点2に対応するものであり、固定端子21の離隔方向側の端部(図1図示下端)において、固定接点2は可動接点3に対向する固定端子21の部位に設置される。本実施例では、可動接点3と固定接点2はともに図6に示すように、相互に接触する部位が中心よりに限定されるような部分球面状をなす。可動接点3と固定接点2はともに銅系材料により構成されてもよいし、貴金属材料により構成されてもよい。可動子4はシャフト5の径方向の双方に延びる板状をなし、可動接点3は板状の可動子4の両端に設けられる。
本実施例の電磁継電器1は、上述したように、左右一対の接点を有するプランジャタイプのリレーである。本実施例では、図1中の左右一対の固定端子21はそれぞれ接続遮断対象となる直流回路のいずれかの箇所に挿入される。駆動部7のコイル13の端子部は、例えば図示しないPWM制御回路の入出力インターフェースに接続されて励磁電流が適宜制御される。
コイル13の端子部に励磁電流が印加されない状態において、復帰バネ8の付勢力に基づいてシャフト5は図1中下方に付勢されて、固定接点2と可動接点3とを開状態へ遷移させるか、又は開状態を維持する。図1に示される状態においては、復帰バネ8の付勢力によりシャフト5はプランジャ6を図1中上側から下側に押圧するため、プランジャ6の底部が駆動部筐体16の突起部16aに当接した状態が維持される。
端子部に励磁電流が印加されると、コイル13及びヨーク10〜12が発生するプランジャ6を図1中上方に吸引する力により、プランジャ6は上方に押圧されて、シャフト5及び可動子4が上方に移動する。これにより、可動接点3が固定接点2に接触して可動接点3と固定接点2とが閉状態となり、又は閉状態が維持される。
この接点の開閉動作においてアークが発生した場合は、上述した接離方向における電流の方向と、永久磁石19の極性方向に基づいて定まるローレンツ力が働く方向に、アークは吹き飛ばされる。本実施例ではローレンツ力が働く方向は接点の並列方向と永久磁石19の極性方向に垂直な方向としている。
ここで、可動鉄心(プランジャ)のストロークと吸引力特性とは、図7に示すように、可動鉄心の凸部の部分円錐を鈍角型とする場合と、鈍角型に対して頂面を小さめとし側面を大きめとする鋭角型(つまり鋭角型の方が鈍角型よりも側方視で三角に近い形態となる)とする場合で異なるが、凸部を具備しないフラット型の可動鉄心に対して双方ともに低ストローク領域での吸引力が小さくなる。また、図7に示すバネ負荷特性に対して、高ストローク領域では鈍角型は鋭角型よりも追従性が高く、低ストローク領域では鋭角型の追従性が高い。このことは可動鉄心に凹部を形成し、ヨークに凸部を形成した組合せでも同様である。
本実施例の電磁継電器1では、このように凸部6a及び凹部12aの部分円錐形状の頂面と側面の比率の調整により、ストロークに対する吸引力の調整を行うことができる。つまり、電磁継電器1は固定鉄心側にプランジャ6の凸部6aに対応する円柱状固定鉄心を有する必要がなく、部品点数を削減しコスト削減を図った上で動作特性の適正化を図ることができる。
なお図4に示したようにプランジャ6が凹部6aaを有しヨーク12が凸部12aaを有する場合に凸部12aaの背面に背面凹部12caを設けることによって、凸部12aaと凹部6aaのストローク方向の深さをより長く設定することができる。本実施例はこれによっても動作特性の適正化の自由度を高めることができる。もちろん図8に示すようにプランジャ6が凸部6aを有しヨーク12が凹部12aを有する場合においても凹部12aの背面に背面凸部12cbを設けることとしてもよい。
なお、上述した実施例の電磁継電器1においてローレンツ力が働く方向に、図9に示すような、例えば鉄系材料の平板を重ねた消弧グリッド22を設置して、アークを複数の平板に分割して吸収させて消弧を行ってもよい。また、図10に示すように、例えば銅系材料により構成されるホーン型のアークランナ23を設置して、アークの延在する空間距離を徐々に増大させてアークの消弧を行ってもよい。
また永久磁石19を保持する固定鉄心は、ヨーク10の延長部10cとすること以外にも、図11に示すようにヨーク12に形成された延長部12cにより二対の永久磁石19を保持することとしてもよい。なお、ヨーク12は継鉄の板材を折り曲げ加工することによって構成される。この場合図11に示すように、固定接点2と可動接点3の組合せが並列する方向に対して垂直な方向が永久磁石19の極性方向となるように、延長部12cをヨーク12に設けてもよい。
これらのいずれの形態でもヨークの延長部に永久磁石19を保持させるので、別個のヨークの設置つまりは部品点数の増大を防止できる。特に図11などのように二対の永久磁石19を用いる形態では、向かい合う永久磁石19の極性を対向又は相反させることにより、端子S1、S2間に印加する電圧の方向つまり上述した直流回路の電流の流れる方向を逆にした場合に、ローレンツ力の働く方向が接点部の内方となりアークを内側、つまり他方の接点対に向かう方向に吹き飛ばしてしまうことを防止することができる。
また電磁継電器1においては、図12に示すようにヨーク12の接点部側に接続筐体18(樹脂成形部材)を設置し、接続筐体18は挿通穴121に対応する孔部181を有し孔部181の外縁から駆動部7側に傾斜する傾斜面18aと傾斜面18aの外縁からシャフト5に垂直をなして外周側に延びる平面18bを有することとしている。
図12の実施例では、平面18bに固定接点2と可動接点3の摩耗粉が落下しても、傾斜面18aにより摩耗粉が径方向内側に移動することが阻止され、孔部181及び挿通穴121に摩耗粉が入り込んでシャフト5の動作が阻害されることを防止できる。
なお図12ではヨーク12の接点部側が平面である形態を示しているが、この形態に限られない。例えばヨーク12が、背面凸部12cbを有する場合には、図13に示すように傾斜面18aとその内周側に位置する部分の接続筐体18の肉厚を背面凸部12cbに対応させて薄く形成して、背面凸部12cbに対応する凹部形状18cを接続筐体18に具備させることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
本発明は、電磁継電器に関するものであり、主に固定鉄心の構造を簡略化してコストダウンを図りダウンサイジング性も高めることができる。このため、本発明は、家庭用又は産業用に用いられる電磁継電器に適用して有益なものである。
1 電磁継電器
2 固定接点
3 可動接点
4 可動子
5 シャフト(軸芯)
6 プランジャ(可動鉄心)
6a 凸部
6aa 凹部
7 駆動部
8 復帰バネ
9 接圧バネ
10 ヨーク(第二板状部材)
10a 孔部
10b 切り欠き
10c 延長部
11 ヨーク(円筒状)
12 ヨーク(第一板状部材)
121 挿通穴
12a 凹部
12aa 凸部
12b 嵌合片
12ca 背面凹部
12cb 背面凸部
12c 延長部
13 コイル
14 絶縁バリア
15 ボビン
16 駆動部筐体
17 接点部筐体
18 接続筐体
181 孔部
18a 傾斜面
18b 平面
19 永久磁石
21 固定端子
22 消弧グリッド(消弧手段)
23 アークランナ(消弧手段)

Claims (2)

  1. 固定接点と可動接点とを有する接点部と、
    前記可動接点に軸芯を介して連結される可動鉄心と、固定鉄心とを有し、前記可動鉄心を駆動する駆動部とを含み、
    前記固定鉄心は、前記接点部と前記駆動部との間に位置して前記軸芯を挿通する挿通穴を有する板状部材を有し、
    前記可動鉄心は周囲に突出部を有しており、
    前記可動鉄心の前記突出部と前記板状部材のいずれか一方は、他方に対向する方向に突出する凸部を有し、前記他方は、前記凸部に対向し、前記凸部に対応する形状の凹部を有することを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記板状部材は、前記凹部を有する場合に前記凹部の背面側に背面凸部を有し、前記凸部を有する場合に前記凸部の背面側に背面凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
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