JP5131219B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器 Download PDF

Info

Publication number
JP5131219B2
JP5131219B2 JP2009021438A JP2009021438A JP5131219B2 JP 5131219 B2 JP5131219 B2 JP 5131219B2 JP 2009021438 A JP2009021438 A JP 2009021438A JP 2009021438 A JP2009021438 A JP 2009021438A JP 5131219 B2 JP5131219 B2 JP 5131219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
electromagnetic relay
space
disposed
flame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009021438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010177165A (ja
Inventor
誠 神谷
学 尾▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Electronics Corp
Original Assignee
Anden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anden Co Ltd filed Critical Anden Co Ltd
Priority to JP2009021438A priority Critical patent/JP5131219B2/ja
Priority to US12/656,122 priority patent/US8164404B2/en
Priority to EP10000607.1A priority patent/EP2214192B1/en
Priority to EP10014838A priority patent/EP2287868B1/en
Priority to CN201010108948.0A priority patent/CN101794680B/zh
Publication of JP2010177165A publication Critical patent/JP2010177165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5131219B2 publication Critical patent/JP5131219B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/023Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/12Ventilating; Cooling; Heating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • H01H9/042Explosion-proof cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • H01H9/047Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings provided with venting means

Description

本発明は、電気回路を開閉する電磁継電器に関する。
特許文献1に示された従来の電磁継電器は、固定接点保持部材にて固定接点を所定位置に位置決め保持し、可動接点が装着された可動子をコイルの電磁力により駆動して、可動接点と固定接点とを接離させることにより、電気回路を開閉するようになっている。また、コイル等の構成部品が配置されたケース内の収容空間は、呼吸孔を介してケースの外部空間と連通している。
特開2005−203290号公報
しかしながら、呼吸孔を有する従来の電磁継電器は、可燃性ガスが発生する環境下で用いられる場合には、呼吸孔を介して可燃性ガスが収容空間に流入し、収容空間に流入した可燃性ガスは、可動接点と固定接点との間で発生したアークにより引火される。そして、その火炎が呼吸孔を介してケースの外部空間まで伝播された場合には、ケースの外部空間に存在する可燃性ガスに引火する恐れがあった。
本発明は上記点に鑑みて、アークにより引火された可燃性ガスの火炎が、ケースの外部空間まで伝播されないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内部に収容空間(10a)を形成する樹脂製のケース(10)と、収容空間(10a)に配置されて、通電時に電磁力を発生するコイル(18)と、収容空間(10a)に配置されて、コイル(18)により駆動される可動接点(29)と、収容空間(10a)に配置されて、可動接点(29)が接離する固定接点(17)とを備える電磁継電器において、ケース(10)に形成され、収容空間(10a)に連通する扁平な凹部(112)と、ケース(10)に形成され、凹部(112)とケース(10)の外部空間とを連通させる呼吸孔(111)と、凹部(112)内に配置され、凹部(112)内を通過する火炎を冷却する金属製の板状の冷却部材(30)とを備え、凹部(112)を形成するケース(10)の内壁面と冷却部材(30)との間に形成される扁平通路(113)の隙間寸法は、収容空間(10a)に流入して固定接点(17)と可動接点(29)との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎を消滅させることが可能な寸法に設定されていることを特徴とする。
これによると、アークにより引火された可燃性ガスの火炎は、扁平通路(113)を通過する際にケース(10)および冷却部材(30)に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。したがって、アークにより引火された可燃性ガスの火炎がケース(10)の外部空間まで伝播されるのを防止して、ケース(10)の外部空間に存在する可燃性ガスに引火するのを防止することができる。
また、冷却部材(30)は樹脂よりも熱容量が大きい金属製であるため、扁平通路(113)を通過する火炎からより多くの熱を奪うことができる。
請求項2に記載の発明では、内部に収容空間(10a)を形成する樹脂製のケース(10)と、収容空間(10a)に配置されて、通電時に電磁力を発生するコイル(18)と、収容空間(10a)に配置されて、コイル(18)により駆動される可動接点(29)と、収容空間(10a)に配置されて、可動接点(29)が接離する固定接点(17)とを備える電磁継電器において、ケース(10)に形成され、収容空間(10a)とケース(10)の外部空間とを連通させる呼吸孔(111)と、収容空間(10a)内において呼吸孔(111)に対向して配置され、ケース(10)との間に形成された扁平通路(113)を通過する火炎を冷却する金属製の板状の冷却部材(30)とを備え、扁平通路(113)の隙間寸法(S)は、収容空間(10a)に流入して固定接点(17)と可動接点(29)との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎を消滅させることが可能な寸法に設定されていることを特徴とする。
これによると、アークにより引火された可燃性ガスの火炎は、扁平通路(113)を通過する際にケース(10)および冷却部材(30)に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。したがって、アークにより引火された可燃性ガスの火炎がケース(10)の外部空間まで伝播されるのを防止して、ケース(10)の外部空間に存在する可燃性ガスに引火するのを防止することができる。
また、冷却部材(30)は樹脂よりも熱容量が大きい金属製であるため、扁平通路(113)を通過する火炎からより多くの熱を奪うことができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の電磁継電器において、呼吸孔(111)は、火炎を消滅させることが可能な通路面積に設定されていることを特徴とする。
これによると、火炎が扁平通路(113)を通過する際に万一消滅しなかったとしても、呼吸孔(111)を通過する際にその火炎を消滅させることができる。したがって、アークにより引火された可燃性ガスの火炎がケース(10)の外部空間まで伝播されるのをより確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器において、呼吸孔(111)を複数個備えることを特徴とする。
これによると、呼吸孔(111)の通路面積を小さくして呼吸孔(111)による火炎消滅機能を確実に得ることができるとともに、呼吸孔(111)の合計通路面積を十分確保して換気機能を確実に得ることができる。
請求項5に記載の発明のように、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電磁継電器において、呼吸孔(111)は、丸孔にすることができる。また、請求項6に記載のように、請求項1に記載の電磁継電器において、呼吸孔(111)は、冷却部材(30)に対向する位置に配置することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項2に記載の電磁継電器において、コイル(18)に接続されるコイル端子(19)が冷却部材(30)を兼ねる構成であることを特徴とする。これによると、新たに部品を追加することなく実施することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電磁継電器を一部断面で示す図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図2のB部の拡大断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁継電器の要部構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本実施形態に係る電磁継電器は、電動機を走行駆動源とするハイブリッド車又は電気自動車に用いられる。より詳細には、ハイブリッド車は、電動機に電力を供給するためにリチウムイオン電池が搭載されており、また、リチウムイオン電池(高電圧直流電源)と車両駆動用等のインバータ回路との電気回路中に電磁継電器が設けられている。
リチウムイオン電池のバッテリ液は、有機溶剤(ジメチルカーボネート(DMC)またはエチルメチルカーボネート(EMC)等)を含んでおり、例えば過充電によってバッテリ液の温度が上昇した場合に、水素ガスが発生するとともに、ジメチルカーボネートまたはエチルメチルカーボネート等はガス化する。因みに、水素ガス、ジメチルカーボネートガスまたはエチルメチルカーボネートガス等は可燃性ガスである。
なお、本実施形態に係る電磁継電器は、燃料電池が搭載された電気自動車に用いることができる。因みに、燃料電池は、可燃性ガスである水素ガスを利用する。
図1、図2に示すように、本実施形態に係る電磁継電器は、樹脂製の直方体のケース10を備え、ケース10は、有底筒状の第1ケース11、有底筒状の第2ケース12、第1ケース11と第2ケース12との間に配置された第3ケース13、および有底筒状の樹脂カバー15とからなる。このケース10の内部に収容空間10aが形成されており、収容空間10aは、第1ケース11に形成された複数(本例では9個)の呼吸孔111を介してケース10の外部空間に連通されている。
ケース10の外周側には、音や振動を遮断するためにゴムカバー14が嵌合されている。また、ゴムカバー14の外周側に樹脂カバー15が嵌合されている。ゴムカバー14および樹脂カバー15は、一端が開口した有底筒状の直方体になっており、ケース10における呼吸孔111が開口していない5つの面が、ゴムカバー14および樹脂カバー15によって覆われている。
第3ケース13には、導電金属製の2つの固定接点保持部材16が固定されている。固定接点保持部材16は、ケース10を貫通していて、一端側が収容空間10a内に位置し、他端側が外部空間に位置している。固定接点保持部材16における収容空間10a側の端部には、導電金属製の固定接点17がかしめ固定されている。そして、固定接点17は固定接点保持部材16により所定位置に位置決め保持される。
固定接点保持部材16における外部空間側には、外部ハーネス(図示せず)と接続される負荷回路端子161が形成されている。そして、一方の固定接点保持部材16の負荷回路端子161は、外部ハーネスを介してリチウムイオン電池(図示せず)に接続され、他方の固定接点保持部材16の負荷回路端子161は、外部ハーネスを介してインバータ回路(図示せず)に接続される。
第1ケース11内には、通電時に電磁力を発生する円筒状のコイル18が配置されており、このコイル18には導電金属製の2つのコイル端子19が接続されている。コイル端子19の一端はケース10の外部に延びていて、外部ハーネスを介してECU(図示せず)に接続されており、その外部ハーネスおよびコイル端子19を介してコイル18に通電されるようになっている。
コイル18の内周側空間には、磁性体金属材料よりなる固定コア20が配置され、コイル18の軸方向一端側および外周側には、磁性体金属材料よりなるヨーク21が配置されている。ヨーク21は、その両端が第2ケース12に嵌合して第2ケース12に固定されている。固定コア20は、ヨーク21に保持されている。
コイル18の内周側空間および第3ケース13内において、固定コア20に対向する位置には、磁性体金属製の可動コア22が配置されている。また、固定コア20と可動コア22との間には、可動コア22を反固定コア側に付勢する復帰ばね23が配置されている。そして、コイル通電時には、可動コア22は復帰ばね23に抗して固定コア20側に吸引される。
コイル18の軸方向他端側には、磁性体金属材料よりなる鍔付き円筒状のプレート24が配置されており、可動コア22はこのプレート24に摺動自在に保持されている。なお、固定コア20、ヨーク21、可動コア22およびプレート24は、コイル18により誘起された磁束の磁路を構成する。
可動コア22には、金属製のシャフト25が貫通して固定されている。シャフト25の一端は第3ケース13内まで延びており、このシャフト25の一端側の端部には、電気絶縁性に富む樹脂よりなる絶縁碍子26が嵌合して固定されている。この絶縁碍子26は第3ケース13内に位置している。
第3ケース13内には、導電金属製の板状の可動子27が配置されている。この可動子27と第2ケース12との間には、可動子27をシャフト25側に付勢する接圧ばね28が配置されている。可動子27には、2つの固定接点17に対向する位置に、導電金属製の2つの可動接点29がかしめ固定されている。
図3、図4に示すように、第1ケース11における呼吸孔111が設けられている側の壁内には、収容空間10aと呼吸孔111とを連通させる扁平な略直方体状の凹部112が形成されている。この凹部112における収容空間10a側の開口部は、収容空間10a側から見ると、扁平な略矩形状になっている。
凹部112内には、凹部112内を通過する火炎を冷却するための金属製の板状のベンチレータ30が挿入されている。より詳細には、ベンチレータ30は、銅よりなり、扁平な略直方体状である。なお、ベンチレータ30は、本発明の冷却部材に相当する。
凹部112を形成する第1ケース11の内壁面のうち呼吸孔111が開口している内壁面と、ベンチレータ30との間には、扁平な略直方体状の第1扁平通路113が形成されている。また、凹部112を形成する第1ケース11の内壁面のうち反呼吸孔側の内壁面と、ベンチレータ30との間には、扁平な略直方体状の第2扁平通路114が形成されている。
ここで、第1扁平通路113の隙間寸法Sは、第1扁平通路113を通る火炎を消滅させることが可能な寸法に設定されている。具体的には、隙間寸法Sは、0.15mm以下に設定されている。また、第1扁平通路113の開口部から、第1扁平通路113の開口部に最も近い呼吸孔111までの通路長さL1は、1.5mm以上に設定されている。
なお、呼吸孔111は丸孔である。また、全ての呼吸孔111は、ベンチレータ30に対向する位置に配置されている。そして、呼吸孔111の内径d(または通路面積)は、火炎を消滅させることが可能な寸法(または通路面積)に設定されている。具体的には、内径dは、0.75mm以下に設定されている。また、呼吸孔111の孔長さL2は、2mm以上に設定されている。
次に、本実施形態に係る電磁継電器の作動を説明する。まず、コイル18に通電すると、その電磁力により復帰ばね23に抗して可動コア22が固定コア20側に吸引され、可動子27は接圧ばね28に付勢されて可動コア22に追従して移動する。これにより、2つの可動接点29が2つの固定接点17に当接し、2つの負荷回路端子161間が導通する。
一方、コイル18への通電が遮断されると、復帰ばね23により接圧ばね28に抗して可動コア22や可動子27が反固定コア側に付勢される。これにより、2つの可動接点29が2つの固定接点17から離され、2つの負荷回路端子161間が遮断される。
前述したように、本実施形態に係る電磁継電器は、可燃性ガスが発生する虞のある環境下で用いられる。そして、可燃性ガスが発生した場合には、呼吸孔111を介して可燃性ガスが収容空間10aに流入し、収容空間10aに流入した可燃性ガスは、固定接点17と可動接点29との間で発生したアークにより引火される。
アークにより引火された可燃性ガスの火炎のうち、収容空間10aから第1扁平通路113を通って呼吸孔111に向かう火炎は、第1扁平通路113を通過する際に第1ケース11およびベンチレータ30に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。
また、アークにより引火された可燃性ガスの火炎のうち、収容空間10aから第2扁平通路114に流入した後、第1扁平通路113を通って呼吸孔111に向かう火炎は、第2扁平通路114を通過する際に第1ケース11およびベンチレータ30に熱を奪われ、さらに第1扁平通路113を通過する際に第1ケース11およびベンチレータ30に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。ここで、ベンチレータ30は樹脂よりも熱容量が大きい金属製であるため、第1扁平通路113や第2扁平通路114を通過する火炎からより多くの熱を奪うことができる。
したがって、アークにより引火された可燃性ガスの火炎がケース10の外部空間まで伝播されるのを防止して、ケース10の外部空間に存在する可燃性ガスに引火するのを防止することができる。
さらに、火炎が第1扁平通路113を通過する際に万一消滅しなかったとしても、呼吸孔111を通過する際に第1ケース11に熱を奪われてその火炎を消滅させることができる。したがって、アークにより引火された可燃性ガスの火炎がケース10の外部空間まで伝播されるのをより確実に防止することができる。
さらにまた、本実施形態では、呼吸孔111を複数設けているため、呼吸孔111の合計通路面積を十分確保して換気機能を確実に得ることができる。
なお、本実施形態では、呼吸孔111の形状を丸孔にしたが、呼吸孔111の形状は他の形状(例えば角孔)でもよい。また、呼吸孔111をベンチレータ30に対向する位置に配置したが、呼吸孔111はベンチレータ30に対向しない位置に配置してもよい。
(第2実施形態)
本実施形態は、ベンチレータ30の固定方法を変更して、凹部112を廃止したものである。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、第1ケース11には、呼吸孔111に隣接して貫通孔115が形成されている。ベンチレータ30は、L字状に折り曲げられて、貫通孔11に圧入される圧入板部301と、第1ケース11内に位置して呼吸孔111を覆う覆い板部302とが形成されている。
圧入板部301を貫通孔11に圧入することによりベンチレータ30を第1ケース11に固定し、これにより凹部112(図3参照)を不要にしている。
覆い板部302と第1ケース11の内壁面との間には、扁平な第1扁平通路113が形成され、この第1扁平通路113の隙間寸法Sは、第1扁平通路113を通る火炎を消滅させることが可能な寸法に設定されている。
そして、アークにより引火された可燃性ガスの火炎のうち、収容空間10aから第1扁平通路113を通って呼吸孔111に向かう火炎は、第1扁平通路113を通過する際に第1ケース11およびベンチレータ30に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。
なお、本実施形態では、ベンチレータ30にて呼吸孔111を覆うようにしたが、導電金属製のコイル端子19にベンチレータを兼ねさせることができる。具体的には、コイル端子19を適宜に折り曲げて、ベンチレータ30の覆い板部302に相当する部位を形成し、その覆い板部302に相当する部位にて呼吸孔111を覆うようにする。この場合、コイル端子19は、本発明の冷却部材に相当する。
10 ケース
17 固定接点
18 コイル
29 可動接点
30 ベンチレータ(冷却部材)
10a 収容空間
111 呼吸孔
112 凹部
113 扁平通路

Claims (7)

  1. 内部に収容空間(10a)を形成する樹脂製のケース(10)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、通電時に電磁力を発生するコイル(18)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、前記コイル(18)により駆動される可動接点(29)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、前記可動接点(29)が接離する固定接点(17)とを備える電磁継電器において、
    前記ケース(10)に形成され、前記収容空間(10a)に連通する扁平な凹部(112)と、
    前記ケース(10)に形成され、前記凹部(112)と前記ケース(10)の外部空間とを連通させる呼吸孔(111)と、
    前記凹部(112)内に配置され、前記凹部(112)内を通過する火炎を冷却する金属製の板状の冷却部材(30)とを備え、
    前記凹部(112)を形成する前記ケース(10)の内壁面と前記冷却部材(30)との間に形成される扁平通路(113)の隙間寸法(S)は、前記収容空間(10a)に流入して前記固定接点(17)と前記可動接点(29)との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎を消滅させることが可能な寸法に設定されていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 内部に収容空間(10a)を形成する樹脂製のケース(10)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、通電時に電磁力を発生するコイル(18)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、前記コイル(18)により駆動される可動接点(29)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、前記可動接点(29)が接離する固定接点(17)とを備える電磁継電器において、
    前記ケース(10)に形成され、前記収容空間(10a)と前記ケース(10)の外部空間とを連通させる呼吸孔(111)と、
    前記収容空間(10a)内において前記呼吸孔(111)に対向して配置され、前記ケース(10)との間に形成された扁平通路(113)を通過する火炎を冷却する金属製の板状の冷却部材(30)とを備え、
    前記扁平通路(113)の隙間寸法(S)は、前記収容空間(10a)に流入して前記固定接点(17)と前記可動接点(29)との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎を消滅させることが可能な寸法に設定されていることを特徴とする電磁継電器。
  3. 前記呼吸孔(111)は、火炎を消滅させることが可能な通路面積に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。
  4. 前記呼吸孔(111)を複数個備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  5. 前記呼吸孔(111)は、丸孔であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  6. 前記呼吸孔(111)は、前記冷却部材(30)に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  7. 前記コイル(18)に接続されるコイル端子(19)が前記冷却部材(30)を兼ねる構成であることを特徴とする請求項2に記載の電磁継電器。
JP2009021438A 2009-02-02 2009-02-02 電磁継電器 Active JP5131219B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021438A JP5131219B2 (ja) 2009-02-02 2009-02-02 電磁継電器
US12/656,122 US8164404B2 (en) 2009-02-02 2010-01-19 Electromagnetic relay
EP10000607.1A EP2214192B1 (en) 2009-02-02 2010-01-21 Electromagnetic relay
EP10014838A EP2287868B1 (en) 2009-02-02 2010-01-21 Electromagnetic relay
CN201010108948.0A CN101794680B (zh) 2009-02-02 2010-02-01 电磁继电器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021438A JP5131219B2 (ja) 2009-02-02 2009-02-02 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010177165A JP2010177165A (ja) 2010-08-12
JP5131219B2 true JP5131219B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41800620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009021438A Active JP5131219B2 (ja) 2009-02-02 2009-02-02 電磁継電器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8164404B2 (ja)
EP (2) EP2214192B1 (ja)
JP (1) JP5131219B2 (ja)
CN (1) CN101794680B (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5131218B2 (ja) * 2008-09-12 2013-01-30 アンデン株式会社 電磁継電器
WO2013002154A1 (ja) * 2011-06-28 2013-01-03 株式会社ミツバ 電磁継電器
JP6048812B2 (ja) * 2012-12-18 2016-12-21 Nok株式会社 リレー用ゴムキャップ
JP6265657B2 (ja) * 2013-08-26 2018-01-24 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
JP6202943B2 (ja) * 2013-08-26 2017-09-27 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
DE102014006957A1 (de) * 2014-05-12 2015-11-12 Tyco Electronics Austria Gmbh Schaltelement für den Einsatz in einem explosionsgefährdeten Bereich
JP6258138B2 (ja) * 2014-07-03 2018-01-10 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
JP6422249B2 (ja) * 2014-07-03 2018-11-14 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
US9865420B2 (en) * 2014-07-23 2018-01-09 Fujitsu Component Limited Electromagnetic relay
JP6433706B2 (ja) * 2014-07-28 2018-12-05 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器及びコイル端子
WO2017027524A2 (en) * 2015-08-09 2017-02-16 Microsemi Corporation High voltage relay systems and methods
JP6667257B2 (ja) * 2015-10-28 2020-03-18 アンデン株式会社 電磁継電器
JP6551339B2 (ja) * 2015-11-17 2019-07-31 アンデン株式会社 電磁継電器
JP6536472B2 (ja) * 2016-04-28 2019-07-03 株式会社デンソー ソレノイド
CN108022796A (zh) * 2016-11-01 2018-05-11 贵州天义电器有限责任公司 直流接触器
CN109859991B (zh) * 2017-11-30 2020-08-07 比亚迪股份有限公司 继电器
CN109243878B (zh) * 2018-09-14 2023-10-20 浙江现代电气有限公司 一种转换开关的三位置分合闸操作机构
JP7145465B2 (ja) * 2018-11-12 2022-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 接点装置及び電磁継電器
JP7326739B2 (ja) * 2018-12-27 2023-08-16 オムロン株式会社 電子部品
JP6945171B2 (ja) * 2019-06-26 2021-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 電磁継電器
JP7423944B2 (ja) * 2019-09-13 2024-01-30 オムロン株式会社 電磁継電器
US20210247096A1 (en) * 2020-02-07 2021-08-12 Carrier Corporation A2l compliant contactor
JP7067580B2 (ja) * 2020-03-18 2022-05-16 株式会社デンソーエレクトロニクス 電磁継電器、および、電磁継電器の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2616005A1 (de) 1975-06-25 1976-12-30 Esterline Electronics Gehaeuse fuer ein elektromagnetisches relais
JPS60147052U (ja) * 1984-03-08 1985-09-30 オムロン株式会社 密封型リレ−
JPS63187239U (ja) * 1987-05-26 1988-11-30
US5015979A (en) * 1988-12-15 1991-05-14 Omron Tateisi Electronics Co. Electromagnetic relay
EP0484587B1 (de) * 1990-11-09 1995-07-26 Siemens Aktiengesellschaft Elektromagnetisches Relais mit Regelbaustein
US6242707B1 (en) * 1999-08-31 2001-06-05 General Electric Company Arc quenching current limiting device including ablative material
US6222147B1 (en) * 2000-03-09 2001-04-24 General Electric Company Circuit breaker arc exhaust baffle with variable aperture
JP2005203290A (ja) 2004-01-19 2005-07-28 Daiichi Denki Kk 小型リレー
US7586057B2 (en) * 2006-11-16 2009-09-08 Eaton Corporation Electrical switching apparatus and vented case therefor
JP5131218B2 (ja) * 2008-09-12 2013-01-30 アンデン株式会社 電磁継電器
US7843682B2 (en) * 2008-10-22 2010-11-30 Levitron Manufacturing Co., Inc. Blast venting for electrical device

Also Published As

Publication number Publication date
US20100193475A1 (en) 2010-08-05
EP2214192B1 (en) 2014-01-15
US8164404B2 (en) 2012-04-24
CN101794680A (zh) 2010-08-04
EP2214192A3 (en) 2011-04-13
EP2287868B1 (en) 2012-11-21
CN101794680B (zh) 2014-05-14
JP2010177165A (ja) 2010-08-12
EP2287868A3 (en) 2011-03-16
EP2287868A2 (en) 2011-02-23
EP2214192A2 (en) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5131219B2 (ja) 電磁継電器
JP5131218B2 (ja) 電磁継電器
US7948338B2 (en) Electromagnetic switch equipped with built-in electronic control circuit
JP4915473B1 (ja) 切断装置
JP6667257B2 (ja) 電磁継電器
JP4973779B1 (ja) 切断装置
JP6841047B2 (ja) 電磁接触器
WO2020026859A1 (ja) 遮断モジュール
JP6972961B2 (ja) 接点機構及びこれを使用した電磁接触器
JP2012138281A (ja) 切断装置
US20210358706A1 (en) Contact point device and electromagnetic relay
JP6551339B2 (ja) 電磁継電器
CN218069726U (zh) 继电器
JP7327430B2 (ja) 電磁継電器
US11978605B2 (en) Electromagnetic relay
JP5351735B2 (ja) 電磁継電器
JP2023000416A (ja) 電磁継電器
JP2022013329A (ja) ガス密閉型開閉器
JP2021114451A (ja) 電磁接触器
JP2023004605A (ja) 電磁継電器
JP2021083160A (ja) 電気接続装置
JP2013016349A (ja) 電磁継電器
JP2011222534A (ja) 電磁継電器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121022

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5131219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250