JP2570248Y2 - 家具用の突子 - Google Patents

家具用の突子

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JP2570248Y2
JP2570248Y2 JP7389391U JP7389391U JP2570248Y2 JP 2570248 Y2 JP2570248 Y2 JP 2570248Y2 JP 7389391 U JP7389391 U JP 7389391U JP 7389391 U JP7389391 U JP 7389391U JP 2570248 Y2 JP2570248 Y2 JP 2570248Y2
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JP
Japan
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mounting screw
screw
head
bracket
mounting
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JP7389391U
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JPH0523966U (ja
Inventor
幸夫 木野村
Original Assignee
梅屋金物株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は枠パイプ支持用のブラケ
ットやネクタイ掛け支持用のブラケット、帽子掛け、鏡
押えといった家具用の突子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種家具用の突子として、
例えば商店の商品陳列用の台の上面に設けられる枠パイ
プを支持するブラケットは、図8に示すように、その下
部のフランジ部1に複数形成した取付孔2のそれぞれに
取付ねじ3を通して、該取付ねじ3を台4に螺挿し締付
けることによって取付けられている。
【0003】しかしながら、このものの場合には、取付
ねじ3の頭部5がそれぞれフランジ部1の上面に露出し
て見えることから、見掛けが良くないという問題点を有
していた。
【0004】これに対して、図9に示すように、ブラケ
ット11を下部12と上部13とに分けて形成し、その
下部12を中空状の内部を通した取付ねじ14によって
台15に取付け、その上で、上部13を下部12に被嵌
し、側方から止めねじ16を螺挿して下部12に食込ま
せることにより、上部13を下部12に抜止めし結合す
るようにしたものも供されている。
【0005】又、帽子掛け等では、図10に示すよう
に、突子21を基部22と本体部23とに分けて形成
し、その基部22を中空状の内部を通した取付ねじ24
によって台25に取付け、その上で、本体部23を基部
22に螺合して結合するようにしたものも供されてい
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述のもののうち、図
9に示すものでは、取付ねじ14が見えず、見掛けを良
くすることができる。しかし、下部12の取付ねじ14
によって締付けられる部分12aと、同部12の上部1
3が被嵌される部分12bにそれぞれ強度を確保する厚
みt11,t12が必要で、更に上部13の下部12に被嵌
する部分13aには、強度を確保すると共に止めねじ1
6を螺挿するねじ孔の長さを確保する厚みt13が必要で
あることから、それらの総合により、ブラケット11が
大形化し、コスト高になるという問題点を有していた。
【0007】一方、図10に示すものでも、取付ねじ2
4が見えず、見掛けを良くすることができる。しかし、
基部22の取付ねじ24によって締付けられる部分22
aに強度を確保する厚みt21が必要で、又、同部22の
本体部23が螺合される部分22bと、本体部23の基
部22に螺合する部分23aには、それぞれ強度を確保
すると共にねじ切りをするための厚みt22,t23が必要
で、突子21が上述のブラケット11同様あるいはそれ
以上に大形化し、コスト高になるという問題点を有して
いた。加えてこのものの場合、本体部23の基部22に
対する螺合回転についての最終停止位置が一定しないた
め、本体部23に角形など方向性のあるのものが使用で
きないという問題点をも有していた。
【0008】本考案は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、見掛けを良くできると共
に、小形化、低コスト化が可能で、更に、方向性のあ
のの使用も可能ならしめ得る優れた家具用の突子を提
供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の家具用の突子においては、頭部に被係合部
を有する取付ねじを具えると共に、この取付ねじの頭部
に被嵌される突子本体を具え、そして、この突子本体に
螺挿されて上記取付ねじの被係合部に係合することによ
って突子本体を取付ねじに抜止めする止めねじとを具え
て成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記手段によれば、取付ねじが頭部を突子本体
に被嵌されて見えず、又、その突子本体には従来の二つ
に分けられたもののような大なる厚みが必要なく、加え
て、回転の最終停止位置が問題となるようなことがな
い。
【0011】
【実施例】以下、本考案を枠パイプ支持用のブラケット
に適用した第1実施例につき、図1ないし図4を参照し
て説明する。
【0012】まず図2には商店の商品陳列用の台31を
示しており、これの上面四辺部のうち、長辺部に長い枠
パイプ32を、短辺部に短い枠パイプ33を、それぞれ
端部用のブラケット34及び中間部用のブラケット35
により支持して、商品の落下防止用の枠36を組成して
いる。
【0013】上記ブラケット34,35は、詳細には図
1に示すように、突子本体であるブラケット本体37
と、取付ねじ38及び止めねじ39から成っており、そ
のうち、ブラケット本体37を上端部が丸味をもって閉
塞された筒状に形成しており、その上部に枠パイプ3
2,33挿通支持用の孔40を形成し、下部の周側部の
一か所に止めねじ39と合う径のねじ孔41を形成して
いる。又、これに対し、取付ねじ38は、図3に示すよ
うに、周囲部に被係合部である溝42を有するカラー4
3に通常のねじ44を圧入固着して成るもので、そのね
じ44のねじ頭45とカラー43とによって取付ねじ3
8の頭部46を構成し、該頭部46はその外径をブラケ
ット本体37の内径とほゞ同一に定めている。
【0014】そして、図4にはガイドパイプ47を示し
ており、これを前記台31の上面に宛てて、その内部に
取付ねじ38を挿入し、この状態で台31に取付ねじ3
8を螺挿して締付けている。この後、図1に示すよう
に、取付ねじ38の台31上に残った頭部46にブラケ
ット本体37を被嵌し、更にその後、止めねじ39をね
じ孔41に螺挿してその先端部を溝42に係合させ、も
ってブラケット本体37を取付ねじ38に抜止めし結合
している。
【0015】かかる構成のものによれば、取付ねじ38
は頭部46がブラケット本体37に被嵌されて見えず、
見掛けを良くすることができる。又、ブラケット本体3
7には取付ねじ38の頭部46に被嵌する部分に強度を
確保する厚みt31が必要なだけで、そのほかには従来の
二つに分けられたもので必要とした厚みを必要としない
ので、小形化でき、低コスト化が可能となる。更に、ブ
ラケット本体37は取付ねじ38の頭部46に被嵌する
のみで、回転螺合させるもののような最終停止位置が一
定しないという問題を有しないので、角形など方向性の
あるのものの使用も充分にできる。
【0016】以上に対して、図5は本考案の第2実施例
を示したもので、上記第1実施例のブラケット34,3
5に代え、洋服だんす51の扉52の裏面で一本のネク
タイ掛け53をその両端部で支持するブラケット54を
示しており、このブラケット54にも上記第1実施例の
ブラケット34,35同様の構成を採用することによっ
て、同様の効果を得ることができる。
【0017】又、図6は本考案の第3実施例を示したも
ので、上記第2実施例のブラケット54とも代え、複数
本のネクタイ掛け61をやはりその両端部(一端部のみ
図示)で支持するブラケット62を示しており、このブ
ラケット62にも第1実施例のブラケット34,35同
様の構成を採用することによって、やはり同様の効果を
得ることができる。
【0018】更に、図7は本考案の第4実施例を示した
もので、上記第3実施例のブラケット62とも代え、鏡
71の四隅部を壁面72に押え付け固定する鏡押え73
を示しており、このに鏡押え73も第1実施例のブラケ
ット34,35同様の構成を採用することによって、や
はり又同様の効果を得ることができる。
【0019】このほか、本考案は従来品の説明で示した
帽子掛け等にも同様に適用して実施することができる。
【0020】又、取付ねじの頭部は、前述のような別々
の部品の組合わせによってではなく、一体に形成されて
いても良い。
【0021】
【考案の効果】以上の記述で明らかなように、本考案の
家具用の突子は、頭部に被係合部を有する取付ねじを具
えると共に、この取付ねじの頭部に被嵌される突子本体
を具え、そして、この突子本体に螺挿されて上記取付ね
じの被係合部に係合することによって突子本体を取付ね
じに抜止めする止めねじとを具えて成ることを特徴とす
るもので、それにより、取付ねじが頭部を突子本体に被
嵌されて見えず、又、その突子本体には従来の二つに分
けられたもののような厚みが必要なく、加えて、回転の
最終停止位置が問題となるようなことがないので、見掛
けを良くすることができると共に、小形化、低コスト化
が可能で、更に、方向性のあるものの使用も可能ならし
め得るという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示した縦断面図
【図2】商品陳列用の台の斜視図
【図3】取付ねじの分解縦断面図
【図4】取付ねじのガイドパイプを使用した螺挿時の状
態の縦断面図
【図5】本考案の第2実施例を示した洋服だんす扉裏側
部分の斜視図
【図6】本考案の第3実施例を示したネクタイ掛け端部
の斜視図
【図7】本考案の第4実施例を示した鏡取付状態の正面
【図8】従来例を示した図1相当図
【図9】異なる従来例を示した図1相当図
【図10】更に異なる従来例を示した図1相当図
【符号の説明】
34,35はブラケット(突子)、37はブラケット本
体(突子本体)、38は取付ねじ、39は止めねじ、4
2は溝(被係合部)、46は取付ねじの頭部を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部に被係合部を有する取付ねじと、こ
    の取付ねじの頭部に被嵌される突子本体と、この突子本
    体に螺挿されて前記取付ねじの被係合部に係合すること
    によって突子本体を取付ねじに抜止めする止めねじとを
    具備して成る家具用の突子。
JP7389391U 1991-08-20 1991-08-20 家具用の突子 Expired - Lifetime JP2570248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7389391U JP2570248Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 家具用の突子

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JP7389391U JP2570248Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 家具用の突子

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Publication Number Publication Date
JPH0523966U JPH0523966U (ja) 1993-03-30
JP2570248Y2 true JP2570248Y2 (ja) 1998-05-06

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ID=13531343

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JP7389391U Expired - Lifetime JP2570248Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 家具用の突子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11120961B2 (en) 2014-07-28 2021-09-14 Fujitsu Component Limited Electromagnetic relay and coil terminal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11120961B2 (en) 2014-07-28 2021-09-14 Fujitsu Component Limited Electromagnetic relay and coil terminal

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JPH0523966U (ja) 1993-03-30

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