JP6973200B2 - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6973200B2
JP6973200B2 JP2018045434A JP2018045434A JP6973200B2 JP 6973200 B2 JP6973200 B2 JP 6973200B2 JP 2018045434 A JP2018045434 A JP 2018045434A JP 2018045434 A JP2018045434 A JP 2018045434A JP 6973200 B2 JP6973200 B2 JP 6973200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
base
groove
terminal
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018045434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019160552A (ja
Inventor
純 佐々木
和広 筒井
裕之 針持
晋太郎 和田
由貴 武藤
和宏 池本
啓助 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2018045434A priority Critical patent/JP6973200B2/ja
Priority to CN201980016582.3A priority patent/CN111819649B/zh
Priority to DE112019001326.2T priority patent/DE112019001326T5/de
Priority to PCT/JP2019/001098 priority patent/WO2019176268A1/ja
Priority to US16/978,771 priority patent/US11309153B2/en
Publication of JP2019160552A publication Critical patent/JP2019160552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6973200B2 publication Critical patent/JP6973200B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/14Terminal arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/44Magnetic coils or windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
    • H01H50/56Contact spring sets
    • H01H50/58Driving arrangements structurally associated therewith; Mounting of driving arrangements on armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/06Contacts characterised by the shape or structure of the contact-making surface, e.g. grooved
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/36Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
    • H01H50/38Part of main magnetic circuit shaped to suppress arcing between the contacts of the relay

Description

本発明は、接点開閉装置に関する。
リレーなどの接点開閉装置では、接点開閉時のアークエネルギーによって、接点の一部が溶融及び飛散などの要因により消耗する。このような接点の消耗によって消耗粉が生じ、接点開閉装置の内部に堆積することがある。消耗粉は、端子間の電気絶縁を阻害するため、絶縁不良を起こす要因となる。
特開2010-123545号公報
従来、絶縁不良を防止するために、接点開閉装置の外形寸法を大きくすることで、端子間の沿面距離を大きくし、それにより、大きな絶縁距離を確保している。しかし、その場合、接点開閉装置が大型化してしまう。従って、接点開閉装置の大型化を抑えながら、絶縁不良を防止することは容易ではない。
本発明の目的は、接点開閉装置の大型化を抑えながら、接点の消耗粉による絶縁不良を防止することにある。
本開示の一態様に係る接点開閉装置は、第1端子と、第1接点と、第2端子と、ベースとを含む。第1接点は、第1端子に取り付けられる。ベースは、第1取付部と、第2取付部と、溝部とを含む。第1取付部には第1端子が取り付けられる。第2取付部には第2端子が取り付けられる。溝部は、第1取付部と第2取付部との間に設けられる。溝部は、入口よりも内部が広がった形状を有する。
本態様に係る接点開閉装置では、ベースに設けられた溝部により、第1端子と第2端子との間の沿面距離が大きくなる。また、溝部は、入口よりも内部が広がった形状を有するので、接点開閉装置の大型化を抑えながら、沿面距離をさらに大きくすることができる。また、溝部の内部が入口よりも広がっているため、接点の消耗粉が溝部の内部に落下しても、溝部の底面全体が消耗粉で覆われ難い。そのため、溝部の底面に消耗粉が堆積しても、絶縁距離を大きく確保することができる。さらに、溝部の内部の側面および上面には消耗粉が堆積しにくいので、仮に、溝部の底面全体を消耗粉が覆ったとしても、絶縁距離を大きく確保することができる。このように、本態様に係る接点開閉装置では、接点開閉装置の大型化を抑えながら、接点の消耗粉による絶縁不良を防止することができる。
溝部の内部は、入口よりも第1端子側に広がった形状を有してもよい。この場合、接点開閉装置の大型化を抑えながら、第1端子と第2端子との間の沿面距離を大きくすることができる。
溝部の内部は、入口よりも第2端子側に広がった形状を有してもよい。この場合、接点開閉装置の大型化を抑えながら、第1端子と第2端子との間の沿面距離を大きくすることができる。
接点開閉装置は、ケースをさらに含んでもよい。ケースは、ベースとの間に、第1接点を収容する内部空間を形成してもよい。溝部の入口は、内部空間に臨んで配置されてもよい。この場合、内部空間で発生した接点の消耗粉が溝部の内部に落下しても、上述した溝部の形状によって、絶縁距離を大きく確保することができる。
ベースに対して第1接点が配置されている方向から見て、第1接点の少なくとも一部は、溝部と重なってもよい。この場合、消耗粉が落下し易い位置に溝部が配置される。それにより、接点の消耗粉による絶縁不良をより効果的に抑えることができる。
溝部の内面は、底面と、溝部の内部において底面と対向する上面とを含んでもよい。上面は、底面に対して傾斜していてもよい。この場合、消耗粉が付着し難い溝部の上面を大きくすることができる。それにより、絶縁距離を大きくすることができる。
溝部の内面は、上面と底面とを接続する内側面をさらに含んでもよい。上面は、内側面から入口に向かって、底面からの距離が大きくなるように傾斜していてもよい。この場合、消耗粉が付着し難い溝部の上面を大きくすることができる。それにより、絶縁距離を大きくすることができる。
ベースは、樹脂製であってもよい。この場合、溝部によってベースの厚さが小さくなるため、ベースの成型時の変形を緩和することができる。従って、溝部によって、絶縁距離の確保と、樹脂成型部品であるベースの寸法安定化との効果を得ることができる。
溝部は、ベースの表面に沿ってベースの側面に向かって延び、ベースの側面において開口していてもよい。この場合、金型による成型が容易になる。
溝部は、ベースの側面に向かうほど幅が拡大する形状を有してもよい。この場合、金型からの離型が容易になる。
溝部の底面は、ベースの側面に向かって入口からの距離が大きくなるように傾斜していてもよい。この場合、金型からの離型が容易になる。
接点開閉装置は、可動接点と、可動バネと、駆動部とをさらに含んでもよい。可動接点は、第1接点に対向して配置されてもよい。可動バネは、可動接点に取り付けられてもよい。駆動部は、可動バネを動作させてもよい。ベースは、第1ベース部と第2ベース部とを含んでもよい。第1ベース部は、第1取付部と第2取付部と溝部とを含んでもよい。第2ベース部は、駆動部を支持してもよい。第1ベース部と第2ベース部とは一体的に成型されていてもよい。この場合、溝部によるベースの寸法安定化の効果がより有効となる。
第1ベース部と第2ベース部とは別体であってもよい。この場合、金型を用いた溝部の形成が容易になる。それにより、溝部の形状の自由度が向上する。
本発明によれば、接点開閉装置の大型化を抑えながら、接点の消耗粉による絶縁不良を防止することができる。
実施形態に係る接点開閉装置の斜視図である。 接点開閉装置の正面図である。 接点開閉装置の正面図である。 接点開閉装置の側面図である。 ベースの斜視図である。 第1ベース部の拡大斜視図である。 第1ベース部の拡大側面図である。 第1ベース部の拡大上面図である。 図7におけるIX−IX断面図である。 変形例に係るベースの構造を示す斜視図である。 変形例に係る溝部の形状を示す上面図である。 図11におけるXII−XII断面図である。
以下、図面を参照して実施形態に係る接点開閉装置の一例について説明する。図1は、接点開閉装置1を示す斜視図である。図2及び図3は、接点開閉装置1の正面図である。図4は、接点開閉装置1の側面図である。図1から図4に示すように、接点開閉装置1は、固定接点部2と、駆動部3と、可動接点部4と、ベース5と、ケース6と、を含む。なお、図1及び図4においては、ケース6が省略されている。
固定接点部2は、第1端子11と、第1固定接点12と、第2端子13と、第2固定接点14とを含む。第1端子11と第2端子13とは、導電性を有する材料で形成されている。第1端子11と第2端子13とは、ベース5に支持されている。
なお、以下の説明では、ベース5に対して第1端子11と第2端子13とが配置されている方向を「上」、その反対を「下」と呼ぶものとする。ただし、これらの方向の定義は、説明の便宜上用いられるものであって、接点開閉装置1の配置方向等を限定するものではない。
第1端子11と第2端子13とはベース5から上方に延びている。第1端子11は、第1本体部111と第1接点取付部112とを含む。第1端子11は、第1本体部111と第1接点取付部112との間で屈曲した形状を有している。第1本体部111は、ベース5に支持されており、ベース5から上方に延びている。第1本体部111の先端113は、ベース5から接点開閉装置1の外側へ突出している。第1接点取付部112は、第2端子13に近づく方向に延びている。
第2端子13は、第2本体部131と第2接点取付部132とを含む。第2端子13は、第2本体部131と第2接点取付部132との間で屈曲した形状を有している。第2本体部131は、ベース5に支持されており、ベース5から上方に延びている。第2本体部131の先端133は、ベース5から接点開閉装置1の外側へ突出している。第2接点取付部132は、第1端子11に近づく方向に延びている。第1接点取付部112は、上下方向において、ベース5と第2接点取付部132との間に配置されている。
第1固定接点12は、第1端子11に取り付けられている。第2固定接点14は、第2端子13に取り付けられている。第1固定接点12と第2固定接点14とは、導電性を有する材料で形成されている。第1固定接点12は、第1接点取付部112に取り付けられる。第2固定接点14は、第2接点取付部132に取り付けられる。第1固定接点12は、上下方向において、ベース5と第2固定接点14との間に配置されている。
駆動部3は、可動接点部4を動作させるための駆動力を発生させる。具体的には、駆動部3は、電磁石であって、可動接点部4を動作させる電磁力を発生させる。駆動部3は、ベース5に取り付けられている。図2及び図3に示すように、駆動部3は、コイル15と、ボビン16と、鉄心17と、ヨーク18と、可動鉄片19とを含む。
コイル15は、ボビン16に巻回されている。コイル15の軸線は、上下方向に延びている。コイル15にはコイル端子21,22が接続されている。コイル端子21,22は、ベース5に支持されている。コイル端子21,22の先端は、ベース5から接点開閉装置1の外側へ突出している。ボビン16は、ベース5と一体的に形成されている。ボビン16には鉄心17が挿入されている。
ヨーク18は、L字型に屈曲した形状を有しており、鉄心17に接続されている。詳細には、ヨーク18は、ヨーク底部181とヨーク側部182とを有する。ヨーク底部181は、コイル15の下方に配置されている。鉄心17の下端部は、ボビン16から下方に突出しており、ヨーク底部181は、鉄心17の下端部に接続されている。ヨーク側部182は、コイル15の側方に配置される。ヨーク側部182は上下方向に延びている。可動鉄片19は、ヨーク18の上端部に回動可能に支持されている。詳細には、可動鉄片19は、ヨーク側部182の上端部に回動可能に支持されている。可動鉄片19は鉄心17の上方に配置されている。
可動接点部4は、可動接点24と、可動バネ25と、端子26とを含む。可動接点24と、可動バネ25と、端子26とは、導電性を有する材料で形成されている。可動接点24は、第1固定接点12と第2固定接点14との間に配置されている。可動接点24は、可動バネ25に取り付けられている。
可動バネ25は、弾性材で形成されている。可動バネ25は板バネである。可動バネ25は、可動鉄片19が鉄心17から離れる方向に可動鉄片19を付勢している。可動バネ25は、可動接点24を第2固定接点14に押し付ける方向に、可動接点24を付勢している。可動バネ25は、接点取付部251と第1バネ本体252と第2バネ本体253とを含む。可動バネ25は、第1バネ本体252と第2バネ本体253との間で屈曲した形状を有している。
接点取付部251は、第1固定接点12と第2固定接点14との間に位置している。接点取付部251には、可動接点24が取り付けられている。第1バネ本体252は、可動鉄片19の上方に位置している。第1バネ本体252は、可動鉄片19に接続されている。第2バネ本体253は、ヨーク側部182の側方に配置されている。第2バネ本体253は、ヨーク側部182に接続されている。端子26は、ベース5から接点開閉装置1の外側へ突出している。端子26は、第2バネ本体253に接続されている。
ベース5は、固定接点部2と、駆動部3と、可動接点部4と支持している。ベース5は、樹脂製である。図2及び図3に示すように、ベース5には、ケース6が被せられる。ケース6は例えば樹脂製であるが、樹脂以外の材料で形成されてもよい。第1固定接点12と第2固定接点14と可動接点24とは、ケース6とベース5との間の内部空間Sに収容される。
次に、接点開閉装置1の動作について説明する。コイル15に通電されておらず駆動部3が消磁状態では、可動鉄片19は、鉄心17に吸引されていない。そのため、図2に示すように、可動接点24は、可動バネ25の弾性力によって第2固定接点14に押し付けられて接触している。
コイル15に通電され駆動部3が励磁状態となると、可動鉄片19は、鉄心17に吸引されることで、可動バネ25の弾性力に抗してヨーク18の上端を中心に回転する(図2における時計回り)。これにより、図3に示すように、可動接点24は、第2固定接点14から離れ、第1固定接点12に押し付けられて接触する。
逆に、図3に示す状態において、コイル15への通電が停止されて駆動部3が消磁状態となると、可動鉄片19は、可動バネ25の弾性力によって、鉄心17から離れる方向に回転する(図3における反時計回り)。そして、可動接点24は、第1固定接点12から離れ、第2固定接点14に押し付けられて接触する。
以上のように、接点開閉装置1では、駆動部3が消磁状態で、可動接点24は第2固定接点14と接触し、第1固定接点12から離れる。駆動部3が励磁状態で、可動接点24は第2固定接点14から離れ、第1固定接点12と接触する。
次に、ベース5の構造について詳細に説明する。図5は、ベース5の斜視図である。ベース5は、第1ベース部31と第2ベース部32とを含む。第1ベース部31は、固定接点部2を支持している。第2ベース部32は駆動部3を支持している。第1ベース部31と第2ベース部32と上述したボビン16とは、一体的に成型されている。
図6は、第1ベース部31の拡大斜視図である。図7は、第1ベース部31の拡大側面図である。第1ベース部31は、第1取付部33と第2取付部34と中間部35とを含む。第1取付部33には第1端子11が取り付けられる。第2取付部34には第2端子13が取り付けられる。詳細には、第1取付部33には孔331が設けられており、第1端子11の第1本体部111が孔331に挿入されている。第2取付部34には孔341が設けられており、第2端子13の第2本体部131が孔341に挿入されている。
中間部35は、第1取付部33と第2取付部34との間に設けられている。中間部35の上面351は、第1取付部33の上面332よりも上方に位置している。中間部35の上面351は、第2取付部34の上面342よりも上方に位置している。
ベース5は、第1段部36と第2段部37とを含む。第1段部36は、第1取付部33と中間部35との間に位置している。第1段部36は、第1取付部33の上面332から上方に突出している。第2段部37は、第2取付部34と中間部35との間に位置している。第2段部37は、第2取付部34の上面342から上方に突出している。第1段部36と第2段部37とは、第1端子11と第2端子13との間を通り、ベース5の側面51まで延びている。
中間部35は、第1縁部38と第2縁部39とを含む。第1縁部38は、第1段部36から第1端子11に向かう方向に突出している。第2縁部39は、第2段部37から第2端子13に向かう方向に突出している。第1縁部38と第2縁部39とは、第1端子11と第2端子13との間を通り、ベース5の側面51まで延びている。
中間部35には溝部41が設けられている。溝部41は、第1取付部33と第2取付部34との間に位置している。溝部41は、第1端子11と第2端子13との間に位置している。溝部41は、ベース5の表面から下方に向かって凹んでいる。溝部41は、中間部35の上面351から下方に向かって凹んでいる。
溝部41は、第1端子11と第2端子13との間に配置されている。溝部41は、第1縁部38と第2縁部39との間に配置されている。溝部41は、第1端子11と第2端子13との間を通り、ベース5の側面51まで延びている。溝部41は、ベース5の側面51において開口している。溝部41は、入口42よりも内部43が広がった形状を有している。
詳細には、溝部41の内部43は、入口42よりも第1端子11側に広がった形状を有している。溝部41の内部43は、入口42よりも第2端子13側に広がった形状を有している。溝部41の入口42は、内部空間Sに臨んで配置されている。溝部41の入口42は、上方に向かって開口している。
図8は、第1ベース部31の上面図である。図8において二点鎖線は、第1固定接点12と第2固定接点14と可動接点24と可動バネ25との位置を示している。図8に示すように、上下方向から見て、第1固定接点12及び第2固定接点14の少なくとも一部は、溝部41と重なる。上下方向から見て、可動接点24の少なくとも一部は、溝部41と重なる。上下方向から見て、可動バネ25の接点取付部251の少なくとも一部は、溝部41と重なる。
図7に示すように、溝部41の内面は、底面44と、第1上面45と、第2上面46と、第1内側面47と、第2内側面48とを含む。底面44は、入口42の下方に位置している。底面44の幅W2は、入口42の幅W1よりも大きい。
第1上面45と第2上面46とは、底面44よりも上方に位置しており、溝部41の内部43において底面44と対向している。第1内側面47は、第1上面45と底面44とを接続している。第2内側面48は、第2上面46と底面44とを接続している。
第1上面45は、第1内側面47から入口42に向かって、底面44からの距離が大きくなるように傾斜している。第2上面46は、第2内側面48から入口42に向かって、底面44からの距離が大きくなるように傾斜している。
溝部41の入口42は、第1溝縁部49と第2溝縁部50を含む。第1溝縁部49は、溝部41の入口42において第1端子11側に位置する。第2溝縁部50は、溝部41の入口42において第2端子13側に位置する。第1内側面47は、第1溝縁部49よりも第1端子11側に位置する。第2内側部48は、第2溝縁部50よりも第2端子13側に位置する。
図8に示すように、溝部41は、ベース5の側面51に向かって幅が拡大するように傾斜した形状を有している。詳細には、第1溝縁部49と第2溝縁部50とは、ベース5の側面51に向かって、その間の距離が拡大するように傾斜している。第1内側面47と第2内側部48とは、ベース5の側面51に向かって、その間の距離が拡大するように傾斜している。
図9は、図7におけるXI−XI断面図である。図9に示すように、溝部41の底面44は、ベース5の側面51に向かって下方に傾斜している。底面44は、ベース5の側面51に向かって入口42からの距離が大きくなるように傾斜している。第1上面45は、ベース5の側面51に向かって上方に傾斜している。図示を省略するが、第2上面46も、第1上面45と同様に、ベース5の側面51に向かって上方に傾斜している。
以上説明した本実施形態に係る接点開閉装置1では、ベース5に設けられた溝部41により、第1端子11と第2端子13との間の沿面距離が大きくなる。また、溝部41は、入口42よりも内部43が広がった形状を有するので、ベース5の大型化を抑えながら、沿面距離を大きくすることができる。それにより、接点開閉装置1の大型化を抑えることができる。また、溝部41の内部43が入口42よりも広がっているため、接点12,14,24の消耗粉が溝部41の内部43に落下しても、溝部41の底面44全体が消耗粉で覆われ難い。そのため、溝部41の底面44に消耗粉が堆積しても、絶縁距離を大きく確保することができる。さらに、溝部41の内部43の内側面47,48および上面45,46には消耗粉が堆積しにくい。そのため、仮に、溝部41の底面44全体を消耗粉が覆ったとしても、絶縁距離を大きく確保することができる。
また、ベース5が樹脂製である場合には、ベース5の厚さが大きいと、成型時の収縮による変形が大きくなってしまう。しかし、本実施形態に係る接点開閉装置1では、溝部41によってベース5の厚さが小さくなる。そのため、ベース5の成型時の変形を緩和することができる。従って、溝部41によって、絶縁距離の確保と、樹脂成型部品であるベース5の寸法安定化との効果を得ることができる。
上下方向から見て、第1固定接点12及び第2固定接点14の少なくとも一部は、溝部41と重なっている。従って、溝部41は、接点12,14,24の消耗粉が落下し易い位置に配置される。そのため、消耗粉による絶縁不良をより効果的に抑えることができる。
溝部41の上面45,46は、底面44に対して傾斜している。そのため、消耗粉が付着し難い溝部41の上面45,46を大きくすることができる。それにより、絶縁距離を大きくすることができる。
溝部41は、ベース5の側面51において開口している。そのため、金型によるベース5の成型が容易になる。溝部41は、ベース5の側面51に向かうほど幅が拡大する形状を有している。溝部41の底面44は、ベース5の側面51に向かって入口42からの距離が大きくなるように傾斜している。そのため、金型からの離型が容易になる。
ベース5において、第1ベース部31と第2ベース部32とは一体的に成型されていている。そのため、溝部41によるベース5の寸法安定化の効果がより有効となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、接点開閉装置の一例としてリレーが示されているが、接点開閉装置はリレーに限らず、スイッチ等の他の装置であってもよい。
固定接点部2の構成は変更されてもよい。例えば、第1端子11と第2端子13との形状、或いは配置が変更されてもよい。或いは、接点開閉装置1の接点構成は、第2固定接点14が省略された1A接点仕様であってもよい。駆動部3の構成は変更されてもよい。例えば、コイル15の形状、或いは配置が変更されてもよい。可動鉄片19、或いはヨーク18の形状、或いは配置が変更されてもよい。可動接点部4の構成が変更されてもよい。例えば、可動バネ25の形状、或いは配置が変更されてもよい。可動接点24の形状、或いは配置が変更されてもよい。
ベース5の構成が変更されてもよい。例えば、溝部41の形状、或いは配置が変更されてもよい。溝部41は、側面51で開口しておらず、閉じられていてもよい。ベース5は、樹脂製に限らず、他の材料で形成されてもよい。第1取付部33、第2取付部34、或いは中間部35の形状、或いは配置が変更されてもよい。
図10は、変形例に係るベース5の構造を示す斜視図である。図10に示すように、第1ベース部31と第2ベース部32とは別体であってもよい。第1ベース部31と第2ベース部32とは、係止爪などの係止構造、或いはネジなどの固定部材によって、互いに接続されてもよい。この場合、金型を用いた溝部41の形成が容易になる。それにより、溝部41の形状の自由度が向上する。
例えば、図11は、変形例に係る溝部41の形状を示す上面図である。図12は、変形例に係る溝部41の形状を示す側面図である。第1ベース部31は上述した側面51(以下、「第1側面51」と呼ぶ)と、第2側面52を含む。溝部41は、第1側面51と第2側面52との間の中間位置P1から、第1側面51部と第2側面52とに向かって、それぞれ幅が拡大する形状を有してもよい。第1内側面47と第2内側部48とは、第1側面51と第2側面52との間の中間位置P1から、第1側面51部と第2側面52とに向かって、それぞれ第1内側面47と第2内側部48との間の距離が拡大する形状を有してもよい。
底面44は、第1側面51と第2側面52との間の中間位置P1から、第1側面51と第2側面52とに向かって、それぞれ下方に傾斜していてもよい。第1上面45は、第1側面51と第2側面52との間の中間位置P1から、第1側面51部と第2側面52とに向かって、それぞれ上方に傾斜していてもよい。図示を省略するが、第2上面46も、第1上面45と同様に、第1側面51と第2側面52との間の中間位置P1から、第1側面51部と第2側面52とに向かって、それぞれ上方に傾斜していてもよい。
本発明によれば、接点開閉装置の大型化を抑えながら、接点の消耗粉による絶縁不良を防止することができる。
3 駆動部
5 ベース
6 ケース
11 第1端子
12 第1固定接点
13 第2端子
14 第2固定接点
24 可動接点
25 可動バネ
31 第1ベース部
32 第2ベース部
33 第1取付部
34 第2取付部
41 溝部
44 底面
45 第1上面
47 第1内側面
S 内部空間

Claims (13)

  1. 第1端子と、
    前記第1端子に取り付けられた第1接点と、
    第2端子と、
    前記第1端子が取り付けられた第1取付部と、前記第2端子が取り付けられた第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部との間に設けられた中間部とを含むベースと、
    を備え、
    前記中間部には、前記中間部の上面から下方に凹んでおり前記第1取付部と前記第2取付部との間に位置する溝部が設けられ、
    前記溝部は、入口よりも内部が広がった形状を有し、
    前記中間部の上面は、前記第1取付部の上面、及び、前記第2取付部の上面よりも上方に位置し、
    前記第1取付部の上面、及び、前記第2取付部の上面は、上下方向において、前記中間部の上面と前記溝部の底面との間の高さに位置する、
    接点開閉装置。
  2. 前記溝部の内部は、前記入口よりも前記第1端子側に広がった形状を有する、
    請求項1に記載の接点開閉装置。
  3. 前記溝部の内部は、前記入口よりも前記第2端子側に広がった形状を有する、
    請求項1又は2に記載の接点開閉装置。
  4. 前記ベースとの間に、前記第1接点を収容する内部空間を形成するケースをさらに備え、
    前記溝部の入口は、前記内部空間に臨んで配置される、
    請求項1から3のいずれかに記載の接点開閉装置。
  5. 前記ベースに対して前記第1接点が配置されている方向から見て、前記第1接点の少なくとも一部は、前記溝部と重なる、
    請求項1から4のいずれかに記載の接点開閉装置。
  6. 前記溝部の内面は前記溝部の内部において前記底面と対向する上面含み、
    前記上面は、前記底面に対して傾斜している、
    請求項1から5のいずれかに記載の接点開閉装置。
  7. 前記溝部の内面は、前記上面と前記底面とを接続する内側面をさらに含み、
    前記上面は、前記内側面から前記入口に向かって、前記底面からの距離が大きくなるように傾斜している、
    請求項6に記載の接点開閉装置。
  8. 前記ベースは、樹脂製である、
    請求項1から7のいずれかに記載の接点開閉装置。
  9. 前記溝部は、前記ベースの表面に沿って前記ベースの側面に向かって延び、前記ベースの側面において開口している、
    請求項8に記載の接点開閉装置。
  10. 前記溝部は、前記ベースの前記側面に向かうほど幅が拡大する形状を有する、
    請求項9に記載の接点開閉装置。
  11. 前記溝部の底面は、前記ベースの前記側面に向かって前記入口からの距離が大きくなるように傾斜している、
    請求項9又は10に記載の接点開閉装置。
  12. 前記第1接点に対向して配置された可動接点と、
    前記可動接点に取り付けられた可動バネと、
    前記可動バネを動作させる駆動部と、
    をさらに備え、
    前記ベースは、前記第1取付部と前記第2取付部と前記溝部とを含む第1ベース部と、前記駆動部を支持する第2ベース部とを含み、
    前記第1ベース部と前記第2ベース部とは一体的に成型されている、
    請求項8から11のいずれかに記載の接点開閉装置。
  13. 前記第1接点に対向して配置された可動接点と、
    前記可動接点に取り付けられた可動バネと、
    前記可動バネを動作させる駆動部と、
    をさらに備え、
    前記ベースは、前記第1取付部と前記第2取付部と前記溝部とを含む第1ベース部と、前記駆動部を支持する第2ベース部とを含み、
    前記第1ベース部と前記第2ベース部とは別体である、
    請求項8から11のいずれかに記載の接点開閉装置。
JP2018045434A 2018-03-13 2018-03-13 接点開閉装置 Active JP6973200B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045434A JP6973200B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 接点開閉装置
CN201980016582.3A CN111819649B (zh) 2018-03-13 2019-01-16 触点开关装置
DE112019001326.2T DE112019001326T5 (de) 2018-03-13 2019-01-16 Kontaktschaltvorrichtung
PCT/JP2019/001098 WO2019176268A1 (ja) 2018-03-13 2019-01-16 接点開閉装置
US16/978,771 US11309153B2 (en) 2018-03-13 2019-01-16 Contact switching device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045434A JP6973200B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 接点開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019160552A JP2019160552A (ja) 2019-09-19
JP6973200B2 true JP6973200B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=67908341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018045434A Active JP6973200B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 接点開閉装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11309153B2 (ja)
JP (1) JP6973200B2 (ja)
CN (1) CN111819649B (ja)
DE (1) DE112019001326T5 (ja)
WO (1) WO2019176268A1 (ja)

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS464930Y1 (ja) * 1968-02-10 1971-02-20
JPS4812129Y1 (ja) * 1969-09-30 1973-04-02
JPS4874854A (ja) * 1971-12-29 1973-10-09
JPS5421562A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Omron Tateisi Electronics Co Electromagnetic relay
US6765463B2 (en) * 2001-06-22 2004-07-20 Tyco Electronics Austria, GmbH Relay
JP4131160B2 (ja) * 2002-11-08 2008-08-13 オムロン株式会社 電磁継電器
JP4168733B2 (ja) * 2002-11-12 2008-10-22 オムロン株式会社 電磁継電器
JP4307182B2 (ja) * 2003-08-22 2009-08-05 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
JP4424260B2 (ja) * 2005-06-07 2010-03-03 オムロン株式会社 電磁リレー
JP4946559B2 (ja) 2007-03-22 2012-06-06 オムロン株式会社 電磁継電器
US8193881B2 (en) * 2007-09-14 2012-06-05 Fujitsu Component Limited Relay
JP5202072B2 (ja) * 2007-09-14 2013-06-05 富士通コンポーネント株式会社 リレー
US8354906B2 (en) * 2008-09-05 2013-01-15 Anden Co., Ltd. Electromagnetic relay
JP2010123545A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 電磁リレー
JP2011014401A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 電磁継電器
JP6277795B2 (ja) 2014-03-14 2018-02-14 オムロン株式会社 電磁継電器
JP6433706B2 (ja) * 2014-07-28 2018-12-05 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器及びコイル端子
JP6667257B2 (ja) * 2015-10-28 2020-03-18 アンデン株式会社 電磁継電器
CN106098475B (zh) 2016-06-29 2019-01-15 宁波金海电子有限公司 一种小型拍合式电磁继电器
JP2019197608A (ja) 2016-09-01 2019-11-14 オムロン株式会社 電磁継電器
CN106298370B (zh) 2016-11-15 2019-04-19 四川宏发电声有限公司 一种继电器推动卡结构及包含该推动卡的继电器

Also Published As

Publication number Publication date
US11309153B2 (en) 2022-04-19
CN111819649A (zh) 2020-10-23
JP2019160552A (ja) 2019-09-19
WO2019176268A1 (ja) 2019-09-19
CN111819649B (zh) 2022-08-16
DE112019001326T5 (de) 2020-11-26
US20210043404A1 (en) 2021-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9613772B2 (en) Contact device
US11295918B2 (en) Electromagnetic relay
US9748054B2 (en) Contact device
JP6973200B2 (ja) 接点開閉装置
JP2023013760A (ja) リレー
JP7380029B2 (ja) リレー
JP7052687B2 (ja) 接点装置
WO2020148994A1 (ja) リレー
JP7434769B2 (ja) 電磁継電器
JP7003787B2 (ja) リレー
JP7036047B2 (ja) リレー
JP7390791B2 (ja) リレー
JP7135876B2 (ja) リレー
JP7052686B2 (ja) 接点装置
WO2022185751A1 (ja) 電磁継電器
WO2023188700A1 (ja) 電磁継電器
JP2021044213A (ja) 電磁継電器
JP2011014246A (ja) 回路遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6973200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150