JP4946559B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関するものである。
従来、電磁継電器として、ベースに、固定接触片と可動接触片とを設け、可動接触片を駆動することにより、可動接触片に設けた可動接点を、固定接触片に設けた固定接点に接離するようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−250464号公報
しかしながら、前記従来の電磁継電器では、可動接触片の端子部がベースに圧入されており、弾性変形可能な領域(弾性域)がベースの上面から上方に向かって突出する領域でしかない。つまり、電磁継電器の高さ寸法を抑えると、可動接触片に十分な弾性域を確保することができず、十分な弾性域を確保しようとすれば、電磁継電器の高さ寸法が増大するという問題がある。
また、可動接触片は、端子部に連続する部分がベースの上面に接触するように配置されている。このため、ベースとケースの嵌合部分等をシールする際、侵入したシール剤が可動接触片に至り、そのスムーズな弾性変形動作の妨げとなるという問題もある。
そこで、本発明は、限られた空間内で十分な弾性域を確保することができる可動接触片を備え、しかも、その可動接触片は侵入したシール剤の影響を受けにくい構成を備えた電磁継電器を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
ベースに、固定接触片と可動接触片とを設け、可動接触片を駆動することにより、可動接触片に設けた可動接点を、固定接触片に設けた固定接点に接離するようにした電磁継電器であって、
前記可動接触片は、
前記ベースに保持され、前記ベースの異なる2箇所から突出する部分を有する端子部と、
前記端子部の前記ベースから突出する部分の一方に連続する第1接触片部と、
前記第1接触片部に連続し、突出方向を徐々に変化させる屈曲部と、
前記屈曲部に連続し、前記可動接点を設けた第2接触片部と、
を備え、
前記ベースは、前記第1接触片部が変形する際、弾性域を超えて塑性域に至る前に、前記第1接触片部又は前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方に当接して塑性変形を防止可能な変形防止部を備えたものである。
この構成により、第1接触片部から屈曲部を介して第2接触片部の可動接点に至るまでの距離、すなわち弾性変形可能な領域を、限られた空間内で実現することができる。すなわち、第1接触片部と第2接触片部とは屈曲部を介して異なる方向に延びており、両接触片のなす角度を自由に設定することができる。この結果、第2接触片部の長さを抑えながらも、可動接触片に十分な弾性域を確保することが可能となる。また、たとえ落下等により衝撃力が作用し、可動接触片が弾性域を超えて変形しようとしても、変形防止部に当接することにより、塑性変形に至ることが防止される。したがって、屈曲部を備えた異形構造の可動接触片であっても、耐衝撃性に優れた機能を発揮させることが可能となる。
前記屈曲部は、プレス加工により加工硬化させ、
前記第1接触部と前記屈曲部の境界位置を、前記変形防止部に当接可能とするのが好ましい。
この構成により、加工硬化した屈曲部に最も近い位置で第1接触片部が塑性変形に至ることを防止することができるので、第1接触片部での弾性域を確保しつつ、十分な耐衝撃性を得ることが可能となる。
前記変形防止部は、前記第1接触片部又は前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方を、突出方向に直交する幅方向の全体に亘って配置するのが好ましい。
前記可動接触片は、第2接触片部を、該第2接触片部が位置する同一平面内で、前記屈曲部側と、前記可動接点側とで位置をずらせて形成され、
前記変形防止部は、前記第1接触片部と前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方を、少なくとも前記可動接点側が接触するように形成するのが好ましい。
この構成により、第2接触片部が衝撃により捩れ力が作用したとしても、変形防止部が最も変形しやすい場所を効果的に支持するので、塑性変形に至ることを確実に防止することが可能となる。
前記ベースは、
ケースを被せられてシール剤により封止され、
前記端子部を保持する位置と、前記変形防止部との間に、前記端子部側から侵入したシール剤が、前記変形防止部であって、前記第1接触片部又は前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方が接触する位置に至ることを防止する溝部を備えるのが好ましい。
この構成により、端子部側から侵入したシール剤が変形防止部に至ることを確実に阻止することができ、侵入したシール剤によって可動接触片が変形防止部に付着してしまうといった不具合の発生を未然に防止することが可能となる。
前記変形防止部は、前記ベースの縁から所定寸法内側に形成するのが好ましい。
この構成により、ベースの縁から侵入するシール剤の影響をも確実に排除することが可能となる。
本発明によれば、第1接触片部をベースから突出させ、屈曲部で方向変換することにより、可動接点が設けられる第2接触片部を、第1接触片部とは異なる方向に延設させるようにしたので、限られた空間内で、十分な弾性域を確保することが可能となる。しかも、第1接触片部がベースから突出しているので、侵入したシール剤の影響を受けにくく、従って可動接触片に所望の動作特性を得ることが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、本願明細書では、方向、位置等を表す用語(例えば、「上」、「下」、「縁」、「側」及びこれらの用語を含む別の用語)を適宜用いるが、それらの用語は、説明に用いる図面中の方向、位置等を示すだけのものであって、それらの用語によって本発明が限定的に解釈されるものではない。
(構成)
図1乃至図3は、本実施形態に係る電磁継電器を示す。この電磁継電器は、大略、ベース1に、電磁石ブロック2と、可動鉄片3と、接点開閉機構部4と、カード5とを設け、ケース6を被せた後、嵌合部分等に注入したシール剤により内部を封止状態としたものである。
ベース1は、図7に示すように、電磁石ブロック2が保持される第1保持部7と、接点開閉機構部4が保持される第2保持部8とを備え、合成樹脂材料を成形加工することにより得られる。
前記第1保持部7は、図7(a)に示すように、側壁部9と、その略半分の領域の上方側を覆い、一端側に開口する収容部10を備える。側壁部9の上端は内側に延在し、全体で断面略コ字形の案内部11を構成している。収容部10は、電磁石ブロック2と接点開閉機構部4との間に所定の絶縁性(沿面距離)を確保するために設けられている。収容部10の両側面には、長手方向に延びるガイド突条部12がそれぞれ形成されている。ガイド突条部12は、後述するように、往復移動するカード5を支持する。また、収容部10の上面には、平面視矩形状で、後述するカード5の開口部内に位置してガイドする矩形突出部13が形成されている。
前記第2保持部8は、図5及び図7(b)に示すように、後述する可動接触片41が圧入される第1圧入受部14と、後述する第1固定接触片42及び第2固定接触片43がそれぞれ圧入される第2圧入受部15及び第3圧入受部16とが、ベース1の一端側両側部にそれぞれ形成されている。各圧入受部14、15、16の間は起立する各絶縁壁17によって仕切られ、各接触片41、42、43の間に所望の絶縁性が確保できるように構成されている。収容部10の端面や絶縁壁17には、複数の突条部18a,18bがそれぞれ形成されている。収容部10の端面に形成される突条部18aは、幅方向の全体に亘って形成されており、断面矩形状である。そして、突条部18aの下面は、後述する接点開閉時に発生して飛散したカーボンが付着できない領域(非付着領域)となっている。これにより、第1固定接触片42からベース1の表面に付着したカーボンを介して可動接触片41に導通することを確実に防止することが可能となる。また、各絶縁壁17の上端部や側面に形成される突条部18bも同様に、カーボンの非付着領域を形成する。但し、突条部18b、18cは、上面が傾斜する断面三角形状である。このように、前記突条部18a、18b、18cを備えた構成により、各接触片41、42、43の間がカーボンで導通(短絡)してしまうといった不具合の発生を防止することが可能となる。さらに、前記突条部18cは、単にカーボンの非付着領域を形成するだけでなく、後述するように、衝撃力が作用した場合の可動接触片41、詳しくは、第2接触片部47の塑性変形を防止するための変形防止機能を発揮する。なお、前記突条部18a、18b、18cの形状は、前述のものに限らず、飛散するカーボンの非付着領域を形成できるものであれば、種々の形態を採用することができる。
前記第1圧入受部14の側方には、図5に示すように、絶縁壁17によって囲まれた凹所19が形成されている。第1圧入受部14に圧入された可動接触片41の突出位置、すなわち、後述する第1接触片部45の位置は、凹所19の底面から所定寸法離れた位置となるように構成されている。第1圧入受部14を構成する部分のうち、第1接触片部45が突出する側面は、下方側が凹状の円弧面14aとなるように構成されている。これにより、ベース1の底面から端子部44に沿って流入したシール剤が前記円弧面14aによってそれ以上の侵入が阻止される。また、凹所19の底面には、前記円弧面14aに沿って所定間隔で変形防止部20が形成されている。変形防止部20は、ベース1の側縁部から所定寸法内側に形成されている。これにより、ベース1の縁部から侵入した樹脂が変形防止部20、特に、変形した可動接触片41が当接可能な表面に至ることを防止することができる。なお、変形防止部20と可動接触片41との位置関係については後述する。
電磁石ブロック2は、図1及び図8に示すように、鉄心21にスプール22を介してコイル23を巻回し、ヨーク24をかしめ固定したものである。
前記鉄心21は、図1に示すように、磁性材料を円柱状としたもので、一端側に鍔形状の磁極部25が形成されている。磁極部25の端面が磁極面25aである。鉄心21の他端部(磁極部25とは反対側の端部)は、後述するヨーク24にかしめ固定されるようになっている。
前記スプール22は、図9に示すように、円筒状の胴部26の両端に鍔部27、33をそれぞれ形成したもので、合成樹脂材料を成形加工することにより得られる。一方の鍔部(第1鍔部27)の端面には、前記鉄心21の磁極部25が配置される円形凹部28が形成され、その中心に胴部26の中心孔26aが開口している。円形凹部28には、中心孔26aの周囲に、前記磁極部25に当接して押し潰される複数の突起28aが設けられている(ここでは、突出方向に向かうに従って徐々に断面積が小さくなる、略三角錐形状の突起28aが、中心孔の周囲に3箇所等分で設けられている。)。第1鍔部27の下方両側には台座部29がそれぞれ形成されている。各台座部29には端子孔29aが形成され、コイル端子30がそれぞれ圧入・固定されるようになっている。第1鍔部27の上方部には、前記円形凹部28と同じ側に段部31が形成されている。段部31は、後述するカード5が往復移動する際に、このカード5との干渉を避け、移動範囲を広げるためのものである。また、第1鍔部27の上方部は、上方に向かうに従って徐々に幅が狭くなっており、その上端部は所定幅寸法の突部27aとなっている。また、突部27aには、前記段部31が形成される端面側に挿入防止突部32が形成されている。挿入防止突部32は、組立後の調整作業で利用される厚みゲージ68が不要な箇所に挿入されることを防止する。また、挿入防止突部32は、上面が傾斜面32aで構成され、厚みゲージ68をスムーズに所定の位置(可動鉄片3と鉄心21の磁極部25との間)に案内する役割をも果たす。一方、他方の鍔部(第2鍔部33)の上端部には前記第1鍔部27と同様な突部33aが形成されている。
ところで、前記挿入防止突部32は、図10に示すように構成することも可能である。図10(a)では、傾斜面32aの占有面積を幅及び下方側に拡大している。図10(b)では、両側にガイド壁32bを形成している。図10(c)では、傾斜面32aを途中までとし、そこから延びる垂直壁32cの両側にもガイド壁32bを位置させている。これらの構成により、特にガイド壁32bを備えた構成により、より一層、厚みゲージ68が不要箇所に挿入されることを防止し、適切な位置に案内しやすくなる。なお、ガイド壁32bは、上方側が徐々に離れるように拡開しておくことにより、さらに厚さゲージ67を挿入しやすくすることも可能である。
前記コイル23は、銅線の周囲を絶縁性被膜で保護したもので、前記スプール22の胴部26に巻回され、両端部の銅線をコイル端子30にそれぞれ巻き付けられ、半田付けされる(図1では巻回状態で描写しているが、実際にはスプール22の胴部26に自動機にて巻き付けられる。)。
前記ヨーク24は、図1に示すように、磁性材料からなる板材をプレス加工することにより略L字形としたものである。ヨーク24の一端側片面には、両側にヒンジバネ37を係止するための係止凹部34(図8(b)参照)がそれぞれ形成されている。また、ヨーク24の他端側は、屈曲容易とするための細首部35を介して直角に延び、そこには鉄心21の端部をかしめ固定するための貫通孔24aが形成されている。
可動鉄片3は、磁性材料をプレス加工することにより形成される板状である。図8に示すように、可動鉄片3の上端部は、板厚及び幅寸法が小さくなって連結部36となっており、そこには係止爪36aが形成されている。また、可動鉄片3の下端部には、端面及び両側に突起36b、36cがそれぞれ形成されている。端面の突起36bは、ヒンジバネ37の切欠き38に位置し、位置ずれを防止する。両側の突起36b、36cは回動中心となる。また、可動鉄片3の片面中央部にはヒンジバネ37を取り付けるためのかしめ固定用の突起3aが形成されている。
前記ヒンジバネ37は、図8に示すように、薄肉のバネ材料からなる板材をプレス加工により略L字形となるように屈曲させたものである。屈曲部分には、略H字形の切欠き38が形成され、十分なバネ性が得られるように構成されている。ヒンジバネ37の一端部には、前記切欠き38によって舌片39が形成され、そこには、可動鉄片3の突起3aを挿通し、かしめ固定するための貫通孔39aが形成されている。また、ヒンジバネ37の他端部には両側から弾性係止部40が突出し、前記ヨーク24に形成した係止凹部34に係止することにより、可動鉄片3と共に電磁石ブロック2に装着できるようになっている。
接点開閉機構部4は、図1に示すように、可動接触片41、第1固定接触片42、及び、第2固定接触片43で構成されており、これらは導電性板材をプレス加工することにより得られる。
前記可動接触片41は、図5及び図11(a)に示すように、端子部44、第1接触片部45、屈曲部46、及び、第2接触片部47で構成されている。端子部44は、ベース1の底面から突出し、ベース1の第1圧入受部14に圧入される圧入部48を備える。第1接触片部45は、端子部44から側方に突出し、端子部44をベース1の第1圧入受部14に圧入した状態では、凹所19の底面19aから所定寸法離れた位置にある。屈曲部46は、凹所19の底面19aに対してほぼ平行に突出する第1接触片部45から徐々に、前記底面19aに対して直交する方向へと方向変換する。第2接触片部47は、屈曲部46に連続して前記底面19aに対して直交する方向に延びる。第2接触片部47の途中は幅方向に屈曲しており、上方部分が幅広となるように徐々に広がった接点取付部49となっている。接点取付部49には、可動接点50がかしめ固定される貫通孔49aが形成され、その両側の延設部51には、ガイド穴52と補強部53とが形成されている。ガイド穴52は矩形状で、後述するカード5のガイド軸部61が非接触で配置される。ガイド穴52を構成する側縁部、詳しくは、可動接点50とは反対側の位置が、後述するカード5の押圧部5aによって押圧される押圧受部54となっている。前記補強部53は、上縁部を略直角方向に折り曲げたものであり、その範囲は、側縁部からかしめ領域55に至るものである。ここに、かしめ領域55とは、可動接点50がかしめ固定されることにより剛性が高められた領域を意味する。また、延設部51の下方部には、徐々に幅が狭くなる略三角形の補強領域56となっている。
ところで、前記可動接触片41の補強部53は、例えば、図11(b)乃至(d)に示すように構成することも可能である。図11(b)は、可動接触片41の上縁部の全体を略直角方向に折り曲げて補強部53としたものである。図11(c)は、補強領域56の下方側傾斜縁を略直角に折り曲げて補強部53としたものである。図11(d)は、可動接触片41の上縁から所定寸法下方側を幅方向に突出させることにより形成したリブを補強部53としたものである。いずれも、延設部51の両側縁部から可動接点50をかしめた、かしめ領域55に至る範囲に補強部53を形成することにより、両側部の押圧受部54を押圧する場合であっても、応答性よく、接点の開閉を行わせることが可能となる。
なお、前記第1固定接触片42及び前記第2固定接触片43は、端子部42a、43aと第1及び第2固定接点57a、57bが設けられる接触片部42b、43bとを備え、接触片部42b、43bの途中には圧入部42c、43cが形成されている。
カード5は、合成樹脂材料を成形加工したもので、図1及び図12に示すように、前記ベース1の矩形突出部13が配置される第1開口部58と、逃がし部となる第2開口部59と、第2開口部59の一部に形成されるガイド部60とを備える。
前記第1開口部58を構成する一端側外縁部には、両側に長手方向に向かって突出するガイド軸部61がそれぞれ形成されている。各ガイド軸部61は、可動接触片41のガイド穴52内に位置し、カード5が往復移動する際には、可動接触片41には一切接触しない。但し、衝撃力が作用して可動接触片41が変形する際、ガイド穴52の内縁に当接してそれ以上の変形を防止する。また、前記第1開口部58を構成する両側内縁部には、内側に向かって突出する第1ガイド突起62がそれぞれ2箇所ずつ形成されている。これら第1ガイド突起62は、第1開口部58内に配置されるベース1の矩形突出部13の側面に接触してカード5が往復移動する際、幅方向にガイドする役割を果たす。また、第1ガイド突起62が設けられた部分の両側部にはスリット63が形成されている。スリット63は、第1ガイド突起62が矩形突出部13の側面に接触する際に緩衝機能を発揮し、部品精度や組立精度の誤差を吸収する。また、前記第1開口部58を構成する両側内縁部には、下方に向かって突出する第2ガイド突起64がそれぞれ2箇所ずつ形成されている。これら第2ガイド突起64は、カード5が往復移動する際、ベース1の収容部10に形成したガイド突条部12に常に接触することにより、上下方向の位置がずれないようにする。
前記第2開口部59には、前記ヨーク24の第1鍔部27が位置する。第1開口部58と第2開口部59とを仕切る梁部65は上方に向かって突出するアーチ状に形成され、小型化を実現しつつ、電磁石ブロック2との干渉を回避する。
前記ガイド部60は、第2開口部59の梁部65とは反対側に設けられ、第2開口部59の両側縁部から内側に向かって突出する一対の突出部66によって区画された、可動鉄片3の上端部が位置決めされる領域である。前記両突出部66の間に形成される隙間は、後述する組立作業時に利用される厚みゲージ挿入用の空間である。また、ガイド部60を構成する突出部66とは反対側の縁部には、前記可動鉄片3の係止爪36aが係止される係止凹部34aが形成されている。
ケース6は、図1に示すように、一方の面が開口する箱形状で、ベース1の外周縁に嵌合され、内部構成部品を覆う。ケース6の天井面にはガス抜き孔67が形成され、内部を真空引きしたり、不活性ガスを充填したりした後、樹脂封止される(但し、開口したまま使用することも可能である。)。
(組立方法)
続いて、前記構成からなる電磁継電器の組立方法について説明する。
まず、別工程で電磁石ブロック2を組み立てる。電磁石ブロック2の組立では、スプール22の胴部26にコイル23を巻回し、台座部29にコイル端子30を圧入した後、コイル端子30に、巻回したコイル23の両端部をそれぞれ巻き付ける。そして、スプール22の一端側から胴部26に鉄心21を挿入し、鉄心21の一端部をヨーク24の貫通孔に挿通してかしめ固定する。このとき、鉄心21の磁極部25によってスプール22の円形凹部28内に形成した突起が押し潰され、磁極部25は円形凹部28内に位置決めされる。
続いて、電磁石ブロック2をベース1に組み付ける。電磁石ブロック2の組付では、ベース1の案内部11にヨーク24の両側部をガイドしながら収容部10へと挿入する。
さらに、組み付けた電磁石ブロック2に対して、ヒンジバネ37を取り付けた可動鉄片3を装着する。可動鉄片3の装着では、ヒンジバネ37の弾性係止部40をベース1の上面とヨーク24との間に差し込み、弾性係止部40をヨーク24に形成した係止凹部34に係止する。作業者は、弾性係止部40を差し込む際、弾性変形後の形状復帰により、弾性係止部40が係止凹部34に係止されたこと、すなわち可動鉄片3及びヒンジバネ37の装着が完了したことを明確に認識することができる。これにより、可動鉄片3はヨーク24の一端部に回動可能に支持される。
次いで、ベース1の各圧入受部14、15、16に、側方から可動接触片41及び第1固定接触片42及び第2固定接触片43を圧入する。第1圧入受部14に圧入された可動接触片41は、その第1接触片部45が凹所19を構成する側面から凹所19内へと突出し、凹所19を構成する底面19aから所定寸法上方に位置する。そして、第1接触片部45の下面と変形防止部20の上面との間の距離は、第1接触片部45が変形し、弾性域から塑性域に至る直前の位置に変形防止部20の上面が位置するような値に設定されている。また、第1接触片部45と屈曲部46との境界位置が、凹所19の底面19aに形成した変形防止部20の上方に位置している。屈曲部46は、プレス加工する際、加工硬化し、弾性変形量の少ない部位である。これにより、第1接触片部45が弾性変形した場合、その最終端で変形防止部20に当接させることができる。したがって、寸法管理が容易となり、弾性域から塑性域に至る直前の位置で正確に変形防止部20を当接可能とすることができる。このほか、絶縁壁17に設けた突条部18cが、第2接触片部47が変形して弾性域から塑性域に至る直前に、第2接触片部47に当接するように設けられている。したがって、第2接触片部47の塑性変形も防止される。なお、各圧入受部14、15、16に各接触片41、42、43を圧入した状態では、可動接点50が第1固定接点57aに圧接すると共に第2固定接点57bとは所定間隔で対向する。
前記ベース1への各接触片41、42、43の組付が完了すれば、ベース1の上方にカード5を装着する。カード5の装着では、ガイド部60に可動鉄片3の上端部を保持し、ガイド軸部61を可動接触片41のガイド穴52内に位置させる。カード5の第1開口部58内には、ベース1の矩形突出部13を位置させ、その側面に第1ガイド突起62を当接させる。また、第2ガイド突起64をベース1のガイド突条部12に当接させる。これにより、カード5は、幅方向及び上下方向に、常に同じ位置で往復移動可能となり、ガイド軸部61がガイド穴52の内縁に接触することがない。
このようにして、ベース1にケース6を除く全ての部品が組み付けられれば、接点接触圧の調整作業を行う。ここでは、図13に示すように、厚さの異なる厚みゲージ68を、順次、鉄心21の磁極面25aと可動鉄片3の被磁極面との間に挿入することにより行っている。すなわち、厚みゲージ68を挿入した状態で、電磁石ブロック2を励磁し、可動鉄片3を回動させ、カード5を介して可動接触片41を駆動し、接点を開閉する。この動作が所定厚さの厚みゲージ68を挿入した状態で適切に行われるか否かを判断し、適切に行われていない場合、可動接触片41の中間位置(第2接触片部47)を手作業により屈曲させて調整する。
ところで、前記厚みゲージ68の挿入位置は、第2開口部59に位置するスプール22の第1鍔部27と、ガイド部60を構成する突出部66との間の空間である。スプール22の第1鍔部27には段部31が形成されてはいるものの、そこには挿入防止突部32が設けられ、厚みゲージ68が誤った位置に挿入できないようになっている。しかも、挿入防止突部32は傾斜面32aを備えているので、厚みゲージ68は、スムーズに可動鉄片3と鉄心21の磁極部25との間に案内される。このため、従来、熟練を要していた厚みゲージ68の挿入をスムーズに行うことができ、効率的な調整作業を実現できる。
接点接触圧の調整作業が終了すれば、ベース1にケース6を被せ、両者の嵌合部分と、ベース1の下面から端子が突出する端子孔とをシール剤によってシールする。このとき、シール剤は、内部空間へも侵入する。可動接触片41の端子部44を突出させた端子孔では、シール剤が端子部44に沿って侵入し、凹所19に至るが、凹所19を構成する、第1圧入受部14の側面には円弧面14aが形成されている。したがって、シール剤の、それ以上の侵入が阻止され、凹所19に形成した変形防止部20に至ることがない。また、ベース1とケース6の嵌合部分から侵入したシール剤は、ベース1の表面を伝っても凹所19内に至る。前述の通り、変形防止部20は、ベース1の側縁部から内側に形成されている。したがって、前記嵌合部分から侵入したシール剤も変形防止部20に至ることはない。これにより、変形防止部20に本来の機能、すなわち衝撃力が作用した場合の可動接触片41の塑性変形の防止機能を発揮させることができる。
以上のようにして組み立てられた電磁継電器は、搬送中等に誤って落下し、衝撃力を受けることも想定される。この場合、内部構成部品のうち、特に、可動接触片41は、弾性変形容易である上、第2接触片部47の途中が折れ曲がり、しかも、上端部には可動接点50が設けられた構成である。したがって、可動接触片41が弾性域を超えて変形する可能性がある。この場合、第1接触片部45の塑性変形は変形防止部20によって阻止され、第2接触片部47の塑性変形は突条部18cによって阻止される。また、可動接触片41のガイド穴52にはカード5のガイド軸部61が挿通しているので、可動接触片41の上方部分の側方への変形も阻止される。このように、落下等で、内部構成部品に衝撃力が作用した場合でも、最も衝撃力の影響を受けやすい可動接触片41の塑性変形を効果的に防止することができるようになっている。つまり、耐衝撃性に優れた電磁継電器を提供することが可能となる。
(動作)
次に、前記構成からなる電磁継電器の動作について説明する。
初期状態では、電磁石ブロック2が消磁しており、可動鉄片3は、ヒンジバネ37の付勢力と、カード5を介して作用する可動接触片41の付勢力とによって鉄心21の磁極部25から離れた位置にある。したがって、可動接触片41は、それ自身のバネ力と、カード5を介して作用する前記ヒンジバネ37の付勢力とに基づいて、可動接点50を第1固定接触片42の第1固定接点57aに閉成する。
ここで、コイル端子30を介してコイル23に通電し、電磁石ブロック2を励磁すると、鉄心21の磁極部25に可動鉄片3が吸引されて回動する。これにより、カード5が移動する。カード5は、そのガイド突起62、64をベース1のガイド突条部12、矩形突出部13にガイドされながら移動するので、位置ずれすることはない。したがって、カード5のガイド軸部61が、可動接触片41のガイド穴52の内縁に接触することがなく、樹脂粉が発生する恐れもない。
前記カード5の移動により、その押圧部5aによって可動接触片41の押圧受部54が押圧される。これにより、可動接触片41が弾性変形して駆動し、可動接点50を第2固定接触片43の第2固定接点57bに閉成する。ところで、押圧部5aによって押圧される押圧受部54の位置は、ガイド穴52を挟んで可動接点50とは反対側の位置である。しかも、ガイド穴52内にはガイド軸部61が位置する。したがって、万一、押圧部5aで押圧受部54を押圧する際、押圧部5aから樹脂粉が発生したとしても、それは最も接点開閉位置からは離れた位置であり、しかもその間にはガイド軸部61が介在するので、接点に樹脂粉が付着することはない。このため、長期に亘って良好な接点開閉動作を行わせることが可能となる。
また、接点開閉回数が多くなればなる程、カーボンが発生し、接点開閉位置の周囲に飛散し、ベース1の表面等に付着する。しかしながら、前記ベース1には、複数の突条部18a、18b、18cが形成され、飛散したカーボンが付着できない領域(非付着領域)を形成している。したがって、各接触片41、42、43間が付着したカーボンによって短絡するといった不具合を確実に防止されることになり、長期に亘って適切な状態で使用することが可能となる。
なお、図面からでは明らかではないが、本実施形態に係る電磁継電器の実際の大きさは、縦×横×高さが12mm×28mm×10mmであり、非常に小型であるため、従来の電磁継電器との僅かな構成の違いが、その性能に大きく影響を与えるものである。
本実施形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。 (a)は、本実施形態に係る電磁継電器のケースを除いた状態を示す斜視図、(b)は(a)を異なる角度から見た状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る電磁継電器のケースを除いた状態を示す正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3の部分拡大図である。 (a)は、図5に示す状態から電磁石ブロックを励磁し、可動接点を第2固定接点に閉成させた状態を示す図、(b)は衝撃力が作用した場合の可動接触片の変形状態を示す図である。 (a)はベースの斜視図、(b)は(a)とは異なる角度から見た状態を示す斜視図である。 (a)は電磁石ブロックの可動鉄片及びヒンジバネを分離した状態を示す分解斜視図、(b)は可動鉄片とヒンジバネを一体化して分離した状態を示す反対側から見た状態を示す分解斜視図である。 図8の電磁石ブロックのスプールの斜視図である。 (a)〜(c)は他の実施形態に係るスプールの挿入防止突部を備えた部分斜視図である。 (a)は図1に示す可動接触片の拡大斜視図、(b)〜(d)は他の実施形態に係る可動接触片の斜視図である。 図1に示すカードの拡大斜視図である。 厚さゲージを利用した調整作業を示す斜視図である。
符号の説明
1…ベース
2…電磁石ブロック
3…可動鉄片
3a…突起
4…接点開閉機構部
5…カード
5a…押圧部
6…ケース
7…第1保持部
8…第2保持部
9…側壁部
10…収容部
11…案内部
12…ガイド突条部
13…矩形突出部
14…第1圧入受部
14a…円弧面
15…第2圧入受部
16…第3圧入受部
17…絶縁壁
18a、18b、18c…突条部
19…凹所
19a…底面
20…変形防止部
21…鉄心
22…スプール
23…コイル
24…ヨーク
24a…貫通孔
25…磁極部
25a…磁極面
26…胴部
26a…中心孔
27…第1鍔部
27a…突部
28…円形凹部
28a…突起
29…台座部
29a…端子孔
30…コイル端子
31…段部
32…挿入防止突部
32a…傾斜面
32b…ガイド壁
32c…垂直壁
33…第2鍔部
33a…突部
34…係止凹部
35…細首部
36…連結部
36a…係止爪
36b、36c…突起
37…ヒンジバネ
38…切欠き
39…舌片
39a…貫通孔
40…弾性係止部
41…可動接触片
42…第1固定接触片
42a…端子部
42b…接触片部
42c…圧入部
43…第2固定接触片
43a…端子部
43b…接触片部
43c…圧入部
44…端子部
45…第1接触片部
46…屈曲部
47…第2接触片部
48…圧入部
49…接点取付部
49a…貫通孔
50…可動接点
51…延設部
52…ガイド穴
53…補強部
54…押圧受部
55…かしめ領域
56…補強領域
57a…第1固定接点
57b…第2固定接点
58…第1開口部
59…第2開口部
60…ガイド部
60a…係止凹部
61…ガイド軸部
62…第1ガイド突起
63…スリット
64…第2ガイド突起
65…梁部
66…突出部
67…ガス抜き孔
68…厚みゲージ

Claims (6)

  1. ベースに、固定接触片と可動接触片とを設け、可動接触片を駆動することにより、可動接触片に設けた可動接点を、固定接触片に設けた固定接点に接離するようにした電磁継電器であって、
    前記可動接触片は、
    前記ベースに保持され、前記ベースの異なる2箇所から突出する部分を有する端子部と、
    前記端子部の前記ベースから突出する部分の一方に連続する第1接触片部と、
    前記第1接触片部に連続し、突出方向を徐々に変化させる屈曲部と、
    前記屈曲部に連続し、前記可動接点を設けた第2接触片部と、
    を備え、
    前記ベースは、前記第1接触片部が変形する際、弾性域を超えて塑性域に至る前に、前記第1接触片部又は前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方に当接して塑性変形を防止可能な変形防止部を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記屈曲部は、プレス加工により加工硬化させ、
    前記第1接触部と前記屈曲部の境界位置を、前記変形防止部に当接可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記変形防止部は、前記第1接触片部又は前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方を、突出方向に直交する幅方向の全体に亘って配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記可動接触片は、第2接触片部を、該第2接触片部が位置する同一平面内で、前記屈曲部側と、前記可動接点側とで位置をずらせて形成され、
    前記変形防止部は、前記第1接触片部と前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方を、少なくとも前記可動接点側が接触するように形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  5. 前記ベースは、
    ケースを被せられてシール剤により封止され、
    前記端子部を保持する位置と、前記変形防止部との間に、前記端子部側から侵入したシール剤が、前記変形防止部であって、前記第1接触片部又は前記屈曲部のうち、少なくともいずれか一方が接触する位置に至ることを防止する溝部を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  6. 前記変形防止部は、前記ベースの縁から所定寸法内側に形成したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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