JP2015529020A - 半導体レーザ素子を製造する方法および半導体レーザ素子 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの実施態様では、半導体レーザ素子(1)を製造する方法は以下のステップを含む:A)半導体レーザ素子(1)のための多数の支持体(2)を備えた少なくとも1つの支持体アッセンブリ(20)を準備するステップ、C)1つの共通の成長基板(31)と、該成長基板(31)上に成長した半導体層列(32)とを有する多数の半導体レーザダイオード(3)を備えた少なくとも1つのレーザバー(30)を準備するステップ、D)前記レーザバー(30)を前記支持体アッセンブリ(20)の上側(23)に取り付けるステップ、およびE)個々の半導体レーザ素子(1)への個別化を行うステップ。この場合、方法ステップE)は方法ステップD)に後続する。

Description

半導体レーザ素子を製造する方法および半導体レーザ素子が記載される。
本特許出願は、独国特許出願第102012107409.7の優先権を主張するものであり、同独国特許出願の開示内容は本出願に反映される。
解決しようとする課題は、半導体レーザ素子を小さな位置決め許容で効率良く製造することにある。
この課題は、特に独立請求項の形の請求項に記載の特徴を有する方法および半導体レーザ素子によって解決される。有利な改良形は、従属請求項の対象である。
少なくとも1つの実施態様では、前記方法が、少なくとも1つの支持体アッセンブリを準備するステップを有する。この支持体アッセンブリには、多数の支持体がまとめられており、この場合、支持体は完成した半導体レーザ素子のために設けられている。たとえば支持体アッセンブリは、熱伝導性の材料のストリップであり、このストリップは、個々の支持体に分割されるように調整されている。
少なくとも1つの実施態様では、前記方法が、支持体アッセンブリに少なくとも1つの目標破断個所を形成するステップを有する。目標破断個所は、好適には隣接し合った支持体の間に局所化されている。目標破断個所により、支持体アッセンブリを個々の支持体に効率良く個別化することができる。
少なくとも1つの実施態様では、前記方法において少なくとも1つのレーザバーが準備される。レーザバーは多数の半導体レーザダイオードを含んでいる。特にレーザバーは成長基板と、この成長基板上に成長した半導体層列とから形成されている。半導体層列は、半導体レーザダイオードの作動中に電磁放射線を発生させるための1つまたは複数のアクティブな層を有する。成長基板ならびに半導体層列は、好適にはレーザバー全体にわたって延びている。レーザバーが、成長基板の他に、機械的な支持機能を持った別のコンポーネント、たとえば補助支持体を、少なくとも一時的に有することが可能である。
少なくとも1つの実施態様では、前記方法が、レーザバーを支持体アッセンブリの上側に取り付けるステップを有する。取付けとは、好適にはろう接である。また、取付けを、特に導電性の結合剤を用いた接着により行うこともできる。
少なくとも1つの実施態様では、前記方法が、個々の半導体レーザ素子への個別化のステップを有する。この個別化のステップは、支持体アッセンブリへのレーザバーの取付けのステップの後に実施される。個別化は、たとえばレーザ放射線および/または破折によって行われる。
少なくとも1つの実施態様では、前記方法が、少なくとも以下のステップ:
A)半導体レーザ素子のための多数の支持体を備えた少なくとも1つの支持体アッセンブリを準備するステップと、
B)前記支持体アッセンブリに、隣接し合った前記支持体の間で目標破断個所を形成するステップと、
C)1つの共通の成長基板と、該成長基板上に成長した半導体層列とを有する多数の半導体レーザダイオードを備えた少なくとも1つのレーザバーを準備するステップと、
D)前記レーザバーを前記支持体アッセンブリの上側に取り付けるステップと、
E)個々の半導体レーザ素子(1)への個別化を行うステップと、
を有する。
個々の方法ステップは、記載された順序で実施され得る。方法ステップB)はこの場合、選択的(オプショナル)であって、好適には方法ステップA)に後続する。方法ステップA)と選択的に方法ステップB)との組合せは、方法ステップC)の前または後に行われ得る。方法ステップE)は方法ステップD)に後続する。
レーザダイオード、特に単一モードレーザダイオードの組付け時では、一般に小さな製造誤差しか許されず、レーザの精密な向き調整が必要となる。このことは特に、半導体レーザダイオードからのレーザ放射線を光導波路内に入力結合させたい場合に云える。たとえば近赤外線のスペクトル領域内の放射線のためには、単モード領域内の光導波路のモードフィールド径が、約4μm〜4.5μmである。したがって、光導波路と半導体レーザ素子との間での良好な光結合を得るためには、一般に≦3μmまたは≦2μmの製造誤差が必要となる。
製造方法の枠内では、この場合、たとえば大型のウェーハにエピタキシャル成長される個々の半導体レーザダイオードが個別化され、そして支持体に取り付けられ得る。半導体レーザ素子の位置調整をあとで容易にするためには、半導体レーザダイオードが、支持体に対して相対的に精密に該支持体に組み付けられることが必要である。
支持体上での半導体レーザダイオードのこのような精密な組付けは、特に構成部分装着機械(ボンダ)を介して行われる。2μm〜3μmの範囲の、必要とされる高い精度において、3σの位置決め精度の分布幅で、このような装着機のスループットは500〜1000個/時間のオーダにある。したがって、所要の精度でのこのような装着機を用いた装着は、比較的低いスループットに基づき、製造時における大きなコスト要因となる。
上で記載した製造方法によれば、個々の半導体レーザダイオードへのレーザバーの個別化は、支持体アッセンブリにおける取付けの後でしか行われない。これにより、レーザバーと支持体アッセンブリとは全体として互いに精密に位置調整され得る。したがって、多数の半導体レーザダイオードが、支持体アッセンブリおよび所属の支持体に対して相対的に、たとえば1つの装着機を用いて、同時に位置決め可能になる。したがって、装着機の容量に関する半導体レーザ素子のスループットは、ほぼレーザバーにおける半導体レーザダイオードの数に相当するファクタだけ向上可能となる。これによって、製造時における著しいコスト低下が得られる。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、支持体アッセンブリの前記上側が、支持体アッセンブリの端面側に対して直角に向けられている。「直角」とは、前記端面側と前記上側とが、特に最大でも3°または最大でも1.5°または最大でも0.5°の誤差を持って、互いに直角を成して位置していることを意味する。
少なくとも1つの実施態様では、半導体レーザダイオードが、前記ステップD)ならびにE)においてかつ/または前記ステップD)ならびにE)の後に、支持体アッセンブリの前記端面側と面一に整合している。また、前記端面側が半導体レーザダイオードを越えて突出することも可能である。半導体レーザダイオードを越えた前記端面側の突出長さは、たとえば少なくとも0.5μmまたは少なくとも1.5μmである。択一的または付加的に、突出長さは最大でも5μmまたは最大でも4μmである。この場合、製造誤差は、3σの位置決め精度の分布幅で、好適には最大でも3μmである。「面一に」とは、前記端面側と半導体レーザダイオードとが、最大でも3μmまたは最大でも1.5μmまたは最大でも0.5μmだけ互いに越えて突出していることを意味し得る。
少なくとも1つの実施態様では、半導体レーザダイオードが、端面発光型のレーザである。その場合、半導体レーザダイオードの放射方向は、好適には前記端面側に対して直角に向けられている。「端面発光型」とは、放射方向が半導体層列の成長方向に対して直角に向けられていて、ひいては特に前記上側に対して平行に延びていることを意味し得る。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、前記ステップD)の前、後または中に、レーザバーの表面または内部に別の目標破断個所が形成される。この別の目標破断個所に沿って、前記ステップE)におけるレーザバーの個別化を行うことができる。レーザバーが支持体アッセンブリに取り付けられる前に、つまり前記ステップD)の前に、レーザバーに前記別の目標破断個所が施与されることが有利である。
少なくとも1つの実施態様では、前記ステップD)でレーザバーが、スクライブ加工もしくは切込み加工、破折、ソーイング加工および/またはレーザ放射線作用によって分離されて、個々の半導体レーザダイオードが形成される。このステップと同時に、またはこのステップの後に、支持体アッセンブリが個別化される。支持体アッセンブリのこの個別化は、同じくスクライブ加工もしくは切込み加工、破折、ソーイング加工および/またはレーザ放射線を用いた個別化であってよい。
少なくとも1つの実施態様では、支持体アッセンブリ内の隣接し合った支持体が、支持体アッセンブリの個別化の後に、機械的にもはや直接に互いに結合されていない。このことは、各1つの支持体と、この支持体に直接に隣接する支持体との、機械的な負荷耐性を有する自己支持性の結合が存在しないことを意味し得る。しかし、隣接し合った支持体が、支持体アッセンブリの別の構成要素を介して、または補助支持体によって、相変わらず機械的にかつ互いに相対的に安定的に連結されていることも可能である。また、十分な機械的な連結が与えられることなしに、隣接し合った支持体がまだ互いに接触していることも可能である。これに対して択一的な別の構成では、隣接し合った支持体が、個別化の後にもはや互いに接触していない。
少なくとも1つの実施態様では、前記ステップE)の後に、前記支持体のそれぞれに、1つまたは複数の半導体レーザダイオードが位置している。特に、支持体と半導体レーザダイオードとの間には、一義的な対応関係が存在する。
少なくとも1つの実施態様では、支持体アッセンブリに設けられた目標破断個所が、前記上側に対して直角の方向で、少なくとも25%または少なくとも40%、支持体アッセンブリを貫いて延びている。択一的または付加的な構成では、前記目標破断個所が、最大でも75%または最大でも60%、支持体アッセンブリを貫いて延びている。たとえば、前記目標破断個所はレーザ放射線により形成される。隣接し合った支持体の間の機械的な統合性は、目標破断個所のこのような形成時では、完全には破壊されていない。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、レーザバーが、前記ステップD)において、半導体レーザダイオードを少なくとも10個または少なくとも15個または少なくとも25個有する。択一的または付加的な構成では、レーザバーが、前記ステップD)において半導体レーザダイオードを多くとも60個または多くとも50個有する。
少なくとも1つの実施態様では、半導体レーザダイオードが、それぞれ単一モードレーザである。その場合、規定通りの使用時では、半導体レーザダイオードおよび製造の完了した半導体レーザ素子が、正確に単一のモード、特に基本モードを放射する。これに対して択一的な構成では、半導体レーザダイオードが、多モードレーザであってよい。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、前記ステップD)で複数のレーザバーと複数の支持体アッセンブリとが、交互に連続的にまとめ合わされて1つの集合体(Horde)を形成する。この集合体内では、全ての支持体アッセンブリおよびレーザバーが、製造誤差の枠内で互いに同一に位置調整されていてよい。複数のレーザバーと複数の支持体とを1つの集合体にまとめることは、たとえば半導体レーザダイオードおよび/またはレーザバーの横方向の輪郭画定面におけるミラー層の製作時にも行われる。レーザバーおよび支持体アッセンブリの、相応して正確な製作および正確な幾何学的寸法において、多数のレーザバーと支持体アッセンブリとを集合体内で互いに相対的に精密に位置調整することが可能となる。
少なくとも1つの実施態様では、前記レーザバーのそれぞれ1つが、集合体内で正確に1つの支持体アッセンブリに固定される。この固定は、たとえばろう接である。次いで、レーザバーをそれぞれ1つの支持体アッセンブリに固定した後に、好適には前記ステップE)が行われる。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、前記ステップE)の後に、分割された成長基板の側面、半導体層列の側面および/または個別化された支持体の側面が、互いに対して平行に向けられている。さらに、支持体と、分割された成長基板と、半導体層列とは、各1つの半導体レーザダイオードまたは半導体レーザ素子内で、好適には、前記端面側に対して平行な方向および前記上側に対して平行な方向において、互いに等しい幅をする。さらに、分割された成長基板の側面と、支持体の側面とは、好適には互いに面一に整合している。支持体の側面と、分割された成長基板の側面とは、1つの共通の平面に位置していてよい。前で挙げた幾何学的な特性は、好適には最大でも6μmまたは最大でも4μmまたは最大でも2μmの誤差を持って実現されている。
前記側面はこの場合、製造誤差の枠内で前記端面側に対して直角の方向にも、前記上側に対して直角の方向にも向けられているような輪郭画成面である。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、支持体アッセンブリが、前記端面側とは反対の側の背面側で、レーザバーを越えて突出している。その場合、支持体アッセンブリは前記背面側においてレーザバーを越えて張り出している。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、支持体アッセンブリの、レーザバーを越えて突出した部分範囲が、背面側において保持ストリップを形成している。この保持ストリップを介して、隣接し合った支持体は、支持体アッセンブリに目標破断個所を形成した後でも、または隣接し合った支持体を直接に互いに機械的に分離した後でも、まだ機械的に連結されている。これにより、ハンドリング(取扱い)が容易にされている。このような保持ストリップは、特に前記ステップD)および/またはE)において存在する。
少なくとも1つの実施態様では、前記ステップE)おいて、または前記ステップE)の後に、前記保持ストリップが部分的または完全に除去される。その場合、保持ストリップは、完成した半導体レーザ素子においてはもはや存在しないか、または部分的にしか存在しない。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、完成した半導体レーザ素子が、少なくとも100μmまたは少なくとも150μmおよび/または最大でも350μmまたは最大でも250μmの幅を有する。択一的または付加的な構成では、前記端面側に対して直角の方向および前記上側に対して平行な方向における、完成した半導体レーザ素子の長さが、少なくとも175μmまたは少なくとも250μmおよび/または最大でも700μmまたは最大でも500μmである。
少なくとも1つの実施態様では、完成した半導体レーザ素子が、前記上側に対して直角の方向において、少なくとも125μmまたは少なくとも200μmの厚さを有する。択一的または付加的な構成では、前記厚さが、最大でも600μmまたは最大でも450μmまたは最大でも350μmである。
少なくとも1つの実施態様では、支持体アッセンブリが、つまりは支持体が、シリコンまたは窒化アルミニウムから製作されているか、またはシリコンまたは窒化アルミニウムから成っている。特に支持体アッセンブリは、導電性を有しないか、または低い導電率しか有しない。支持体アッセンブリがシリコンから製作されていると、ドーピング剤濃度が、たとえば最大でも1×1018/cmである。支持体はスルーホールメッキ等の内部構造またはpn接合部を有しなくてよい。これに対して択一的な構成では、支持体が、導電性の材料、たとえばドーピングされたシリコンまたはゲルマニウム、あるいはまたMoまたはMo合金のような金属から形成されていてもよい。支持体が導電性を有していると、半導体レーザダイオードは支持体を介して電気的にコンタクトされていてよい。さらに、支持体はスルーホールメッキ等の貫通接続部を有していてよい。
少なくとも1つの実施態様では、少なくとも前記上側の所定の個所または全面にわたって、1つまたは複数の導電性の被覆体が形成されている。この被覆体は、1つまたは複数の金属層により実現されていてよい。前記導電性の被覆体は、導体路および/またはコンタクト面を形成するようにパターン化されていてよい。
少なくとも1つの実施態様では、半導体層列および/または半導体レーザダイオードが、0≦n≦1、0≦m≦1およびn+m≦1を有するAlIn1−n−mGaAsを主体としている。この場合、半導体層列はドーピング剤を有していてもよい。その場合、半導体レーザダイオードは、好適には、790nm〜890nmの波長範囲または805nm〜855nmの波長範囲のレーザ放射線を放射するように調整されている。
また、半導体レーザダイオードが、材料系AlInGaNまたはInPを主体としていることも可能である。その場合、放射波長は特に紫外線のスペクトル領域または青色のスペクトル領域または近赤外線のスペクトル領域にあり、たとえば1.3μm〜1.5μmの領域にある。
前記方法の少なくとも1つの実施態様では、以下に挙げるステップが、好適には記載した順序で行われ、この場合、実施されるステップは直接に連続していてよい:
−特にシリコンを主体とした支持体アッセンブリを準備するステップであって、該支持体アッセンブリが好適には目標破断個所を有しないステップ、
−レーザバーを準備するステップであって、該レーザバーが、隣接し合った半導体レーザダイオードの間に目標破断個所を有し、該目標破断個所が、特にそれぞれ切れ目もしくはスクライブ傷により形成されていて、半導体層列のn側に位置していてよいステップ、
−レーザバーを支持体アッセンブリの上側に取り付けるステップであって、好適にはn側が、前記上側に向けられているステップ、
−支持体アッセンブリを個々の支持体に個別化し、かつ引き続きまたはそれと同時にレーザバーを破折するステップ。
さらに、本発明によれば、半導体レーザ素子が提供される。この半導体レーザ素子は、好適には、上で挙げた実施態様のうちの1つまたは複数と相まって説明したような方法を用いて製造されている。したがって、前記方法の特徴は、半導体レーザ素子にも適用され、また逆に半導体レーザ素子の特徴は、前記方法にも適用される。
少なくとも1つの実施態様では、半導体レーザ素子が、1つの端面側と、該端面側に対して好適には直角に向けられた上側とを備えた支持体を有している。さらに、半導体レーザ素子は、成長基板と、レーザ放射線を発生させるための半導体層列とを備えた半導体レーザダイオードを有している。この半導体レーザダイオードは、前記上側に取り付けられている。支持体と半導体レーザダイオードとは、互いに等しい幅を有し、支持体の側面と半導体レーザダイオードの側面とは、互いに面一に整合していて、好適には、特にそれぞれ最大でも6μmの誤差を持って、または最大でも4μmの誤差を持って、または最大でも2μmの誤差を持って、またはぴたりと正確に、互いに平行に向けられている。さらに、前記側面は個別化痕跡を有する。
「前記側面は個別化痕跡を有する」とは、前記側面が、各半導体レーザ素子への個別化の後に、あとから研削加工または研磨加工されていないことを意味し得る。個別化痕跡は、前記側面の粗面化部として形成されていてよい。特に前記側面には、たとえば成長基板または半導体層列のスクライブ加工の痕跡またはレーザ加工の痕跡が認識され得る。
以下に、上で説明した方法ならびに上で説明した半導体レーザ素子を、図面を参考に、幾つかの実施形態につき詳しく説明する。個々の図面中、同一の構成要素には同じ符号が付与されている。しかし、縮尺は基準通りに描かれておらず、むしろ個々の構成要素は、分かり易くする目的で過度に大きく描かれている場合もある。
上で説明した半導体レーザ素子を製造する方法の1実施形態を種々の過程で示す斜視図である。 上で説明した半導体レーザ素子を製造する方法の別の実施形態を種々の過程で示す斜視図である。 半導体レーザ素子の変化形を示す斜視図である。 上で説明した半導体レーザ素子を製造する方法のさらに別の実施形態を種々の過程で示す斜視図である。
図1A、図1B、図1C、図1D、図1E、図1Fおよび図1Gには、半導体レーザ素子1を製造する方法が概略的に図示されている。図1Aに示した斜視図から判るように、支持体アッセンブリ20が準備される。支持体アッセンブリ20は多数の支持体2を含んでいる。これらの支持体2は支持体アッセンブリ20に機械的に互いに統合されている。支持体アッセンブリ20は端面側27と、この端面側27に対して直角に向けられた上側23とを有する。
上側23はメタライジング部24を備えている。メタライジング部24は、たとえばチタン層と白金層と金層とから形成されており、これらの層は支持体アッセンブリ20から離れる方向で連続している。T字形の領域において、支持体アッセンブリ20の上側23は部分的に露出しており、これらの領域ではメタライジング部が被着されていない。メタライジング部24には、所定の個所毎にコンタクト個所5が成形されている。各支持体2のためには、それぞれ正確に1つのコンタクト個所5が設けられている。コンタクト個所5は、好適にはAuSnメタライジング部により形成されている。
支持体アッセンブリ20は、たとえばシリコンウェーハから製作されている。上側23に対して直角な方向における支持体アッセンブリ20の厚さは、たとえば約200μmである。支持体アッセンブリ20の幅は、特に10mm〜30mm、つまり10mm≦支持体アッセンブリの幅≦30mmであり、たとえば約20.8mmである。支持体アッセンブリ20の長さは、たとえば0.7mm〜2.0mm、つまり0.7mm≦支持体アッセンブリの長さ≦2.0mmであり、特に約1.2mmである。
図1Bには、レーザ放射線Rによって支持体アッセンブリ20に目標破断個所25が形成されることが図示されている。目標破断個所25は上側23と端面側27とに対して直角に向けられている。好適には、目標破断個所25が、図示されている状態とは異なり、上側23に対して直角な方向に、支持体アッセンブリ20を完全には貫通していない。目標破断個所25は、支持体アッセンブリ20の背面側28に設けられた保持ストリップ8には製作されない。背面側28はこの場合、端面側27とは反対の側である。保持ストリップ8を介して、個々の支持体2は機械的に互いに結合されており、個々の支持体2の間で目標破断個所25が互いに結合されている。図1Bに示した方法ステップはオプショナル(選択的)である。
目標破断個所25の形成は、好適には「ステルスダイシング(Stealth Dicing)」である。この場合、支持体アッセンブリ20に対して中程度の強度で透過性となる波長を有する、フォーカスされたパルスレーザビームの非線形の吸収によって、支持体アッセンブリ20の内部には、材料のダメージ個所が形成される。これに対して択一的に、目標破断個所の形成は、切れ目を付けるスクライブ加工(Ritzen)またはソーイング加工によっても行なわれ得る。
図1Cには、レーザバー30が準備されることが図示されている。レーザバー30は、連繋した成長基板31を有する。この成長基板31には、好適にはやはり連繋した半導体層列32が特にエピタキシャル的に被着されている。レーザバー30は多数の半導体レーザダイオード3を有する。これらの半導体レーザダイオード3は、好適にはリッジ形光導波路を有する端面発光型のレーザである。
成長基板31は、たとえば約100μmの厚さを有するGaAs基板である。半導体層列32は、特にAlInGaAsを主体としていて、たとえば約10μmの厚さを有する。
レーザバー30、ひいては半導体レーザダイオード3は、それぞれ1つのフロント側37を有する。半導体レーザダイオード3の、支持体アッセンブリ20とは反対の側の上側には、コンタクト個所4が設けられている。このコンタクト個所4を介して、半導体レーザダイオード3は、たとえばボンディングワイヤ(図示しない)を介してコンタクト可能となる。コンタクト個所4は、メタライジング部によって、特に金層を備えたメタライジング部によって形成されていてよい。
半導体レーザダイオード3のフロント側37および選択的にフロント側37とは反対の側の裏側には、光学的に有効となる層、たとえば高反射性のミラー層または反射防止層が被着されていてよい。
選択的に、図1Cに示した方法ステップにおいて、コンタクト個所4とは反対の側またはコンタクト個所4を有する上側にも、レーザバー30における隣接し合った半導体レーザダイオード3の間の別の目標破断個所35が形成される。これらの別の目標破断個所35は、スクライブ加工またはレーザ放射線によって形成されていてよい。
図1Dに示したように、レーザバー30は支持体アッセンブリ20に被着される。このことは、たとえば装着機械を用いて行われる。レーザバー30は支持体アッセンブリ20に好適にはろう接される。支持体アッセンブリ20とレーザバー30との間の相対的な位置決め精度は、好適には僅か数マイクロメートルの範囲にある。レーザバー30のフロント側37はこの場合、たとえば最大でも2μmの誤差を持って、たとえば端面側27と面一に整合する。
図1Eに示した方法ステップでは、隣接し合った半導体レーザダイオード3が、個別化領域9を形成することによって互いに機械的に分離される。レーザバー30の個別化による個々の半導体レーザダイオード3の形成は、好適には特にスクライブ加工により形成された目標破断個所35に沿った破折(図1Cも参照)により行われるか、あるいはまた集束されたレーザ放射線による、所定の個所毎の材料分解によって単独またはたとえば破折と組み合わされた形でも行われる。破折は、ウエッジ器械を用いて行われ得る。このような破折に対して択一的に、レーザバー30の個別化は、レーザバー30が取り付けられているシートを膨張させることによっても実施され得る。
図示の構成とは異なり、レーザバー30の個別化と同時に支持体2を目標破断個所25に沿って別の個別化領域9において互いに分離することも可能である。しかし、このステップはレーザバー30の個別化に後続していてもよい。選択的には、隣接し合った支持体2の間に保持ストリップ8を介した機械的な結合が存在する。
レーザバー30における個別化領域9と、支持体アッセンブリ20における個別化領域9とは、上側23に対して直角な方向で、好適にはぴたりと整合して重なり合っている。個別化領域9の間の横方向のずれは、たとえば最大でも6μmまたは最大でも4μmまたは最大でも2μmである。
図1Fに平面図で示した選択的な方法ステップでは、特に集束されたレーザ放射線による材料分解および/または破折によって、得られた半導体レーザ素子(図1G参照)が保持ストリップ8から分離される。得られた半導体レーザ素子1は図1Gに図示されている。
端面側27から離れる方向で半導体レーザダイオード3を越えて支持体2が突出している。半導体レーザダイオード3と支持体2とは、ほぼ互いに等しい幅を有する。支持体2の側面29と、半導体レーザダイオード3の側面39とは、個別化痕跡(図示しない)を有する。
支持体2の、半導体レーザダイオード3とは反対の側の下側には、好適には別のコンタクト個所5が設けられている。このコンタクト個所5は、前記下側に設けられた、たとえば1つまたは複数のメタライジング部によって形成されている。その場合、支持体2は好適には導電性であるか、またはスルーホールメッキ等の少なくとも1つの貫通接続部を有する。択一的には、前記コンタクト個所5が、図示の構成とは異なり、支持体上側23の、半導体レーザダイオード3がフロント側37から離れる方向に突出している範囲に設けられていてよい。
図2A、図2Bおよび図2Cに示した概略的な斜視図には、支持体アッセンブリ20へのレーザバー30の取付けの択一的な別の構成が図示されている。図2Aに示したように、複数のレーザバー30ならびに支持体アッセンブリ20が準備され、かつ交互に配置される。
図2Bに示したように、これらのレーザバー30と支持体アッセンブリ20とがまとめられて1つの集合体が形成される。フロント側37ならびに端面側27は好適には互いに面一に、またはほぼ面一に整合しており、特に最大でも4μmの誤差を持って整合している。
前記集合体内では、レーザバー30ならびに支持体アッセンブリ20の加熱が行われるので、各レーザバー30はそれぞれ1つの支持体アッセンブリ20に、たとえばろう接され得る。正確に1つのレーザバー30と、このレーザバー30に機械的に結合された正確に1つの支持体アッセンブリ20とから成る、得られた組合せは、図2Cに図示されている。
引き続き行われるレーザバー30および支持体アッセンブリ20の方法ステップならびに構築は、図1に示した実施態様に相応して行われ得る。
図3には、慣用の製造方法が図示されている。図3Aに示したように、1つの半導体レーザダイオード3が準備され、そして図3Bに示したように、コンタクト個所5を備えた、既に分離された単独の支持体2が準備される。個別化された半導体レーザダイオード3と、分離された支持体2とは、図3Cに示したように、1つの半導体レーザ素子にまとめられる。半導体レーザダイオード3に対して相対的な支持体2の位置決めに関して小さな製造誤差が要求される場合には、装着機械が、比較的緩慢に作業するので、このような方法は、たとえば図1または図2に示した方法よりも著しく低いスループットを生ぜしめ、ひいては著しく高いコストに結びつく。
図4には、半導体レーザ素子の製造方法の別の実施形態が斜視図で示されている。図4Aに示したように、成長基板31と半導体層列32とから成るウェーハ33が準備される。半導体層列32の上側には、コンタクト個所4のためのストリップ状のメタライジング部が設けられている。選択的な中間支持体は示されていない。
図4Bには、ウェーハ33に多数の孔26が製作されることが示されている。これらの孔26は、たとえばドライエッチングまたはウエットエッチングにより製作される。これらの孔26は、それぞれ隣接し合ったコンタクト個所4の間に位置している。それぞれ2つの半導体レーザダイオード3(そのうちの一対が図4Bには例示的に太線枠で囲まれている)が、これらの孔26のそれぞれ1つを共有している。これらの孔26は成長基板31と半導体層列32とを完全に貫通している。
コンタクト個所4を形成するストリップに対して直角の方向で、個別化線9のための目標破断個所35が、たとえばスクライブ加工によって成形される。この個別化線9に沿って、ウェーハ33は、好適には破折により分割されて、レーザバー30を形成する。得られた1つのレーザバー30が図4Cに図示されている。
図4Dに示したように、これらのレーザバー30のうちの1つが支持体アッセンブリ20に取り付けられる。
図4Eには、個別化線9および目標破断個所25,35につき、半導体レーザ素子1への個別化が行われることがシンボリックに示されている。得られた半導体レーザ素子1は図4Fに概略的に示されている。
図4Fから判るように、メタライジング部24を備えた上側23は、所定の個所では半導体レーザダイオード3によって覆われていないので、別のコンタクト個所5が形成される。上側23に設けられたメタライジング部24から成るこのコンタクト個所5により、半導体レーザダイオード3は、特にコンタクト個所4と共に、電気的にコンタクト可能となる。この別のコンタクト個所5は、たとえばn−コンタクトであり、そしてコンタクト個所4を介して、p−コンタクトが形成されていてよい。
本発明は、上で説明した実施形態に限定されるものではない。それどころか、本発明はあらゆる新規な特徴ならびにあらゆる特徴の組合せを包含しており、このことは特に、特許請求の範囲に記載の特徴のあらゆる組合せをも包含しており、しかもこのことは、当該特徴または当該組合せ自体が特許請求の範囲または実施形態に明示されていない場合にも云える。

Claims (14)

  1. 半導体レーザ素子(1)を製造する方法において、
    A)半導体レーザ素子(1)のための多数の支持体(2)を備えた少なくとも1つの支持体アッセンブリ(20)を準備するステップと、
    C)1つの共通の成長基板(31)と、該成長基板(31)上に成長した半導体層列(32)とを有する多数の半導体レーザダイオード(3)を備えた少なくとも1つのレーザバー(30)を準備するステップと、
    D)前記レーザバー(30)を前記支持体アッセンブリ(20)の上側(23)に取り付けるステップと、
    E)前記ステップD)の後に個々の半導体レーザ素子(1)への個別化を行うステップと、
    を有することを特徴とする、半導体レーザ素子を製造する方法。
  2. 前記支持体アッセンブリ(20)の前記上側(23)が、前記支持体アッセンブリ(20)の端面側(27)に対して直角に向けられており、
    当該方法が、前記ステップA)と前記ステップC)との間に:
    B)前記支持体アッセンブリ(20)に、隣接し合った前記支持体(2)の間で目標破断個所(25)を形成するステップ、
    を有する、請求項1記載の方法。
  3. 前記支持体アッセンブリ(20)の前記端面側(27)が、前記半導体レーザダイオード(3)と面一に整合している、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記ステップD)の前に前記レーザバー(30)に別の目標破断個所(35)を形成し、該別の目標破断個所(35)に沿って前記ステップE)における前記レーザバー(30)の個別化を行う、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 前記ステップD)で前記レーザバー(30)を、スクライブ加工、破折および/またはレーザ放射線によって分離して、個々の半導体レーザダイオード(3)を形成し、
    それと同時に、または引き続いて、前記支持体アッセンブリ(20)を個別化し、これにより、隣接し合った前記支持体(2)が、機械的にもはや直接に互いに結合されておらず、かつ前記支持体(2)のそれぞれに、1つまたは複数の前記半導体レーザダイオード(3)が設けられている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記目標破断個所(25)が、前記上側(23)に対して直角の方向で、前記支持体アッセンブリ(20)を25%〜75%貫いて延びている、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記レーザバー(30)が、前記ステップD)で、前記半導体レーザダイオード(3)を10〜60個有し、
    前記半導体レーザダイオード(3)が、単一モードレーザである、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記ステップD)で複数の前記レーザバー(30)と複数の前記支持体アッセンブリ(20)とを交互に連続的にまとめ合わせて1つの集合体を形成し、
    該集合体内で前記レーザバー(30)のそれぞれ1つを、正確に1つの前記支持体アッセンブリ(20)にろう接によって固定する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記ステップE)の後に、分割された前記成長基板(31)と前記半導体層列(32)と前記支持体(2)との側面(29,39)が、互いに平行に向けられており、前記支持体(2)と、分割された前記成長基板(31)と、前記半導体層列(32)とが、互いに等しい幅を有し、かつそれぞれ最大でも6μmの誤差を持って互いに面一に整合している、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記支持体アッセンブリ(20)が、前記端面側(27)に対して直角の方向でかつ前記端面側(27)とは反対の側の背面側(28)で、前記レーザバー(30)を越えて突出しており、
    これにより前記支持体アッセンブリ(20)の保持ストリップ(8)を形成し、
    該保持ストリップ(8)を、前記ステップE)において、または前記ステップE)の後に、部分的または完全に除去する、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 完成した半導体レーザ素子(1)が、それぞれ正確に1つの前記半導体レーザダイオード(3)を有し、前記半導体レーザ素子(1)が、100μm〜350μmの幅と、175μm〜700μmの長さと、125μm〜450μmの厚さとを有する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 前記支持体アッセンブリ(20)および前記支持体(2)が、シリコンまたは窒化アルミニウムから製作されていて、前記上側(23)の少なくとも所定の個所に、少なくとも1つの導電性の被覆体を備えている、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 前記半導体レーザダイオード(3)が、AlInGaAsを主体としていて、790nm〜890nmの波長範囲のレーザ放射線を放射するように調整されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 半導体レーザ素子(1)であって、
    1つの端面側(27)と、該端面側(27)に対して直角に向けられた上側(23)とを備えた支持体(2)と、
    成長基板(31)と、上側に設けられた、レーザ放射線を発生させるための半導体層列(32)とを備えた半導体レーザダイオード(3)と、
    を備えた半導体レーザ素子(1)において、
    前記支持体(2)と前記半導体レーザダイオード(3)とが、互いに等しい幅を有し、前記支持体(2)の側面(29)と前記半導体レーザダイオード(3)の側面(39)とが、それぞれ最大でも6μmの誤差を持って互いに面一に整合しており、
    前記両側面(29,39)が、互いに平行に向けられていて、個別化痕跡を有する、
    ことを特徴とする半導体レーザ素子。
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