JP2002232061A - 半導体レーザ装置の製造方法および半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置の製造方法および半導体レーザ装置

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JP2002232061A
JP2002232061A JP2001025597A JP2001025597A JP2002232061A JP 2002232061 A JP2002232061 A JP 2002232061A JP 2001025597 A JP2001025597 A JP 2001025597A JP 2001025597 A JP2001025597 A JP 2001025597A JP 2002232061 A JP2002232061 A JP 2002232061A
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laser device
overlapping
bars
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Harumi Nishiguchi
晴美 西口
Akihiro Shima
顕洋 島
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/40Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光点相互の間隔を狭くしてもチップ分離の
際にチップが欠けたりクラックが発生したりして歩留ま
りを低下させることがなく、放熱が悪くなることもな
く、複数のレーザビームの相対角度ずれが生ずることを
抑えることができる半導体レーザ装置の製造方法および
半導体レーザ装置を提供する。 【解決手段】 複数個の半導体レーザバーを所定の重ね
方法で上下に重ね、複数個の半導体レーザバーの各へき
開端面を所定の平面に揃えて各半導体レーザバーを相互
にボンディングすることができる。所定の重ね方法とし
ては、ストライプ側を下にしてy軸方向に上下に重ねる
方法またはストライプ側が接着面となるようにy軸方向
に上下に重ねる方法等を用いることができる。さらに、
放熱を良くするために半導体レーザバーと半導体レーザ
バーとの間にサブマウント材を挟んだ構造を用いること
ができる。半導体レーザバーを相互にz軸方向へずらし
て実装することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザ装置の
製造方法および半導体レーザ装置に関し、特に光ディス
クシステムまたは光通信におけるハイブリッド型マルチ
ビーム半導体レーザ装置の製造方法および当該半導体レ
ーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、波長が780nm帯と650nm
帯との2波長半導体レーザ装置は100〜150nm程
度のビーム間隔で横並びに配置して組み立てていた。図
11は、従来の2波長半導体レーザ装置について、J−
Down(ジャンクション−ダウン)組立の場合の構造
の一例を示す。
【0003】図11において、符号1はブロック材、2
はサブマウント材であり熱伝導率が大きくて半導体レー
ザ装置に熱的ストレスがかからないように半導体レーザ
装置と線膨張率がなるべく等しい材料が用いられる。符
号3は半導体レーザ装置1、4は半導体レーザ装置2、
5a、5b、5cは半導体レーザ装置1(3)または半
導体レーザ装置2(4)を配線するためのワイヤ、6は
半導体レーザ装置1(3)または半導体レーザ装置2
(4)から出射されるレーザ光のモードを安定化させる
ための幅狭い構造を有するストライプ、7は半導体レー
ザ装置1(3)または半導体レーザ装置2(4)の基
板、8は半導体レーザ装置1(3)または半導体レーザ
装置2(4)から出射されるレーザ光の発光点である。
【0004】図11に示されるように、J−Down
(ジャンクション−ダウン)組立の場合、半導体レーザ
装置1(3)または半導体レーザ装置2(4)の基板7
側が図1上で上側になる。一方、ストライプ6側が図1
上で下側となってサブマウント材2上に接着(ボンディ
ング)される。したがって、発光点8の位置に示される
ようにレーザ光は半導体レーザ装置1(3)または半導
体レーザ装置2(4)の下側から出射される。基板7側
の2つの素子のワイヤ5aはいずれも基板7側にボンデ
ィングされる。半導体レーザ装置1(3)または半導体
レーザ装置2(4)のストライプ6側電極から引き出さ
れたサブマウント材2上のパターニング・メタライズ部
にワイヤボンドされたワイヤ5b、5cは、各々パッケ
ージの別のピンに接続され、個別駆動できるようになっ
ている。半導体レーザ装置1(3)と半導体レーザ装置
2(4)との間隔L1、すなわちチップとチップとの間
隔L1は最低でも20〜30μm必要であった。
【0005】図12は、従来の2波長半導体レーザ装置
について、J−Up(ジャンクション−アップ)組立の
場合の構造の一例を示す。図12で図11と同じ符号を
付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略する。図1
2に示されるように、半導体レーザ装置1(3)と半導
体レーザ装置2(4)との間隔、すなわちチップとチッ
プとの間隔L1は最低でも20〜30μmの間隔が必要
であった。半導体レーザ装置1(3)または半導体レー
ザ装置2(4)のストライプ6側が図2上で上側にな
る。一方、基板7側が図2上で下側となってサブマウン
ト材2上に接着(ボンディング)される。したがって、
発光点8の位置に示されるようにレーザ光は半導体レー
ザ装置1(3)または半導体レーザ装置2(4)の上側
から出射される。ストライプ6側の2つのワイヤ5aは
各々パッケージの別のピンに接続され、個別駆動できる
ようになっており、基板7側は共通の極性を有してい
る。図2の場合も、半導体レーザ装置1(3)と半導体
レーザ装置2(4)との間隔L1、すなわちチップとチ
ップとの間隔L1は最低でも20〜30μm必要であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
組立方法では、半導体レーザ装置(チップ)と半導体レ
ーザ装置(チップ)との間隔は最低でも20〜30μm
必要であるため、発光点8相互の間隔L2を狭くしよう
とすればするほど発光点8の位置をチップ分離端近くに
置かざるを得なかった。この結果、チップ分離の際にチ
ップが欠けたりクラックが発生したりして歩留まりを低
下させる要因となっていた。放熱が悪くなるため、発光
点8相互の間隔L2を狭くすることが困難であるという
問題があった。さらに、1チップずつボンディングする
ため、2つのレーザビームの相対角度ずれが生じやすい
という問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、発光点相互の間隔を狭
くしてもチップ分離の際にチップが欠けたりクラックが
発生したりして歩留まりを低下させることがなく、放熱
が悪くなることもない半導体レーザ装置の製造方法およ
び半導体レーザ装置を提供することにある。
【0008】さらに本発明の目的は、2つのレーザビー
ムの相対角度ずれが生ずることを抑えることができる半
導体レーザ装置の製造方法および半導体レーザ装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体レーザ
装置の製造方法は、複数個の半導体レーザバーを所定の
重ね方法で上下に重ねる重ね工程と、上下に重ねられた
複数個の半導体レーザバーの各へき開端面を所定の平面
に揃える工程と、へき開端面が所定の平面に揃えられた
各半導体レーザバーを相互にボンディングする工程とを
備えたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記重ね工程における所定の重ね方法
は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
面を上側または下側の一方に揃えて重ねることができ
る。
【0011】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記重ね工程における所定の重ね方法
は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
面を向き合わせて重ねることができる。
【0012】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記重ね工程は、各半導体レーザバー
の間に所定の放熱材を挟んだ後に、複数個の半導体レー
ザバーを所定の重ね方法で上下に重ねることができる。
【0013】この発明の半導体レーザ装置の製造方法
は、複数個の半導体レーザバーを所定の重ね方法で上下
に重ねる重ね工程と、上下に重ねられた複数個の半導体
レーザバーの各へき開端面を所定の位置にずらすずらし
工程と、へき開端面が所定の位置にずらされた各半導体
レーザバーを相互にボンディングする工程とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0014】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記重ね工程における所定の重ね方法
は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
面を上側または下側の一方に揃えて重ねることができ
る。
【0015】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記重ね工程における所定の重ね方法
は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
面を向き合わせて重ねることができる。
【0016】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記ずらし工程における所定の位置
は、前記重ね工程において重ねられる側の半導体レーザ
バーの電極パターンに予めパターニングされたアライン
メントマークにより示すことができる。
【0017】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記重ね工程は、各半導体レーザバー
の間に所定の放熱材を挟んだ後に、複数個の半導体レー
ザバーを所定の重ね方法で上下に重ねることができる。
【0018】ここで、この発明の半導体レーザ装置の製
造方法において、前記ずらし工程における所定の位置
は、前記重ね工程における所定の放熱材に予め設けられ
たアラインメントマークにより示すことができる。
【0019】この発明の半導体レーザ装置は、所定の重
ね構造で上下に重ねられ、各へき開端面が所定の平面に
揃えられた複数個の半導体レーザバーが、相互にボンデ
ィングされた構造を有することを特徴とするものであ
る。
【0020】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、前記所定の重ね構造は、各半導体レーザバーのス
トライプが形成された側の面を上側または下側の一方に
揃えて重ねられた構造とすることができる。
【0021】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、前記所定の重ね構造は、各半導体レーザバーのス
トライプが形成された側の面を向き合わせて重ねられた
構造とすることができる。
【0022】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、各半導体レーザバーの間に所定の放熱材を挟むこ
とができる。
【0023】この発明の半導体レーザ装置は、所定の重
ね構造で上下に重ねられ、各へき開端面が所定の位置に
ずらされた複数個の半導体レーザバーが、相互にボンデ
ィングされた構造を有することを特徴とするものであ
る。
【0024】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、前記所定の重ね構造は、各半導体レーザバーのス
トライプが形成された側の面を上側または下側の一方に
揃えて重ねられた構造とすることができる。
【0025】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、前記所定の重ね構造は、各半導体レーザバーのス
トライプが形成された側の面を向き合わせて重ねられた
構造とすることができる。
【0026】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、各へき開端面をずらす所定の位置は、前記重ね構
造における重ねられる側の半導体レーザバーの電極パタ
ーンに予めパターニングされたアラインメントマークに
より示すことができる。
【0027】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、各半導体レーザバーの間に所定の放熱材を挟むこ
とができる。
【0028】ここで、この発明の半導体レーザ装置にお
いて、各へき開端面をずらす所定の位置は、前記所定の
放熱材に予め設けられたアラインメントマークにより示
すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、各実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0030】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1における半導体レーザ装置の構造の一例を示す。図
1において、符号21、22は半導体レーザバー、23
は半導体レーザバー21または半導体レーザバー22と
のへき開端面(cleaved surface)である。ここで半導
体レーザバーとは、複数個の半導体レーザチップを個々
に切り出さないまま隣合わせて端面へき開を行ったバー
状態の半導体レーザ装置のことである。符号25、25
aおよび25bはストライプ、8は発光点、複数個示さ
れる26は各々半導体レーザチップのチップ分離位置、
27は電極、28は半導体レーザバー21と半導体レー
ザバー22とから射出されるレーザ光のビーム間隔であ
る。図1上で、半導体レーザバー22が積み重ねられて
いる方向をy軸方向にとり、へき開端面をxy平面にと
り、レーザ光の光軸をz軸にとっている。
【0031】図1に示されるように、まず重ね工程にお
いて、半導体レーザバー21と半導体レーザバー22と
を所定の重ね方法でy軸方向に上下に重ねる。次に、結
晶のへき開端面23を基準にして壁面に当てて、光軸で
あるz軸と平行なxy面がフラットになるように所定の
平面に角度調整して揃える。最後に半田材(不図示)で
ボンディングする工程を行う。へき開端面23は半導体
レーザバー21のストライプ25aまたは半導体レーザ
バー22のストライプ25bに対して鉛直な面(xy
面)である。x軸方向の長さが数cm程度の半導体レー
ザバー21または半導体レーザバー22のへき開端面2
3全体を壁面に当てるため、2つの半導体レーザバー2
1または半導体レーザバー22のストライプ25aまた
はストライプ25bは相対角度ずれが小さくなる。x軸
方向の位置合わせは電極(パターン)27でアライメン
トすることができる。ビーム間隔28は、ウェーハ(基
板)の厚さまたはストライプ25a等の電極27からの
厚さで決まり、数10〜100μm程度となる。半導体
レーザバー22の電極27に半田材を蒸着しておくこと
で、ボンディングの際に昇降温するだけで接着すること
ができる。
【0032】図2は、本発明の実施の形態1におけるチ
ップ分離後の構造を例示する。図2において図1と同じ
符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略す
る。図2において、符号2はサブマウント材、5はワイ
ヤ、27aは電極である。図1に示されるようにボンデ
ィングされた後、図2に示されるように、カッティング
ソーでチップ分離して、1チップの時と同様にサブマウ
ント材2上にボンディングし、各電極27、27a上に
ワイヤ5でワイヤボンドを行う。この時の共通電極は2
つの半導体レーザ装置の間の接着された電極27aであ
る。ワイヤ5は各々パッケージの別々のピンに接続さ
れ、個別駆動できるようになっている。必要に応じて絶
縁性サブマウント上にワイヤボンド用パッドをパターニ
ングし、一度そこにワイヤを打ってからパッケージに接
続してもよい。
【0033】以上より、実施の形態1によれば、上述の
半導体レーザ装置の製造方法を用いて組立ることによ
り、発光点8相互の間隔28が狭い場合でも発光点8を
チップ分離端近くにする必要がなくなるため、チップ分
離の際にチップが欠けたりクラックが発生したり放熱が
悪くなるという問題を生じなくさせることができる。さ
らに、x軸方向の長さが数cm程度の半導体レーザバー
の全体のへき開端面で角度調整するため、2つのレーザ
ビームの相対角度ずれを抑えることができる。
【0034】実施の形態2.図3は、本発明の実施の形
態2における半導体レーザ装置の構造の一例を示す。図
3で図1と同じ符号を付した箇所は同じ要素を指すため
説明は省略する。図3において、符号30a、30bは
各々基板の厚さである。
【0035】図3に示されるように、まず重ね工程にお
いて、半導体レーザバー21と半導体レーザバー22と
を2個ともストライプ25a、25b側を図3上の下に
してy軸方向に上下に重ねる。次に、結晶のへき開端面
23を基準にして壁面に当てて、光軸であるz軸と平行
なxy面がフラットになるように所定の平面に角度調整
して揃える。最後に半田材(不図示)でボンディングす
る工程を行う。実施の形態1と同様に、へき開端面23
は半導体レーザバー21のストライプ25aまたは半導
体レーザバー22のストライプ25bに対して鉛直な面
(xy面)である。x軸方向の長さが数cm程度の半導
体レーザバー21または半導体レーザバー22のへき開
端面23全体を壁面に当てるため、2つの半導体レーザ
バー21または半導体レーザバー22のストライプ25
aまたはストライプ25bは相対角度ずれが小さくな
る。x軸方向の位置合わせは電極(パターン)27でア
ライメントすることができる。2つのレーザ光のビーム
間隔28は、半導体レーザ装置の基板の厚さ30aまた
は30b(100μm前後)で決まり、精度は10μm
程度である。半導体レーザバー22の電極27に半田材
を蒸着しておくことで、ボンディングの際に昇降温する
だけで接着することができる。
【0036】図4は、本発明の実施の形態2におけるチ
ップ分離後の構造を例示する。図4において図2と同じ
符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略す
る。図3に示されるようにボンディングされた後、図4
に示されるように、カッティングソーでチップ分離し
て、1チップの時と同様にサブマウント材2上にボンデ
ィングする。この時、2つをワイヤボンドすることを考
慮して、共振器長の短いレーザ光が上になるようにす
る。次に、各電極27、27a上にワイヤ5でワイヤボ
ンドを行う。この時の共通電極は2つの半導体レーザ装
置の間の接着された電極27aである。ワイヤ5は各々
パッケージの別々のピンに接続され、個別駆動できるよ
うになっている。2つのレーザについて厚さ30a等の
基板側とストライプ25b等側との極性の関係が同じで
ある場合、この2つのレーザは直列に接続される。一
方、厚さ30a等の基板側とストライプ25b側の極性
の関係が逆の場合、この2つのレーザは並列に接続され
る。必要に応じて絶縁性サブマウント上にワイヤボンド
用パッドをパターニングし、一度そこにワイヤを打って
からパッケージに接続してもよい。
【0037】以上より、実施の形態2によれば、上述の
半導体レーザ装置の製造方法を用いて組立ることによ
り、発光点8相互の間隔28が狭い場合でも発光点8を
チップ分離端近くにする必要がなくなるため、チップ分
離の際にチップが欠けたりクラックが発生したり放熱が
悪くなるという問題を生じなくさせることができる。さ
らに、x軸方向の長さが数cm程度の半導体レーザバー
の全体のへき開端面で角度調整するため、2つのレーザ
ビームの相対角度ずれを抑えることができる。
【0038】実施の形態3.図5は、本発明の実施の形
態3における半導体レーザ装置の構造の一例を示す。図
5で図1と同じ符号を付した箇所は同じ要素を指すため
説明は省略する。
【0039】図5に示されるように、まず重ね工程にお
いて、半導体レーザバー21と半導体レーザバー22と
を各々ストライプ25a、25b側が接着面となるよう
にy軸方向に上下に重ねる。次に、結晶のへき開端面2
3を基準にして壁面に当てて、光軸であるz軸と平行な
xy面がフラットになるように所定の平面に角度調整し
て揃える。最後に半田材(不図示)でボンディングする
工程を行う。実施の形態1と同様に、へき開端面23は
半導体レーザバー21のストライプ25aまたは半導体
レーザバー22のストライプ25bに対して鉛直な面
(xy面)である。x軸方向の長さが数cm程度の半導
体レーザバー21または半導体レーザバー22のへき開
端面23全体を壁面に当てるため、2つの半導体レーザ
バー21または半導体レーザバー22のストライプ25
aまたはストライプ25bは相対角度ずれが小さくな
る。x軸方向の位置合わせは電極(パターン)27でア
ライメントすることができる。この2つのレーザ光のビ
ーム間隔は半導体レーザ装置のストライプ25等の厚さ
で決まり、10〜20μm程度となる。実施の形態2の
場合は、ビーム間隔28はウェーハ厚に依存し、そのウ
ェーハ厚は研磨精度によって決定される。しかし、本実
施の形態3のストライプ25等の厚さは研磨に比べて精
度よく、1μm以下程度である。半導体レーザバー22
の電極27に半田材を蒸着しておくことで、ボンディン
グの際に昇降温するだけで接着することができる。
【0040】図6は、本発明の実施の形態3におけるチ
ップ分離後の構造を例示する。図6において図2と同じ
符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略す
る。図5に示されるようにボンディングされた後、図6
に示されるように、カッティングソーでチップ分離し
て、1チップの時と同様にサブマウント材2上にボンデ
ィングする。この時、2つをワイヤボンドすることを考
慮して、共振器長の短いレーザ光が上になるようにす
る。次に、各電極27、27a上にワイヤ5でワイヤボ
ンドを行う。この時の共通電極は2つの半導体レーザ装
置の間の接着された電極27aである。ワイヤ5は各々
パッケージの別々のピンに接続され、個別駆動できるよ
うになっている。2つのレーザについて基板側と結晶成
長側との極性の関係が同じである場合、この2つのレー
ザは並列に接続される。一方、基板側と結晶成長側との
極性の関係が逆の場合、この2つのレーザは直列に接続
される。必要に応じて絶縁性サブマウント上にワイヤボ
ンド用パッドをパターニングし、一度そこにワイヤを打
ってからパッケージに接続してもよい。
【0041】以上より、実施の形態3によれば、上述の
半導体レーザ装置の製造方法を用いて組立ることによ
り、発光点8相互の間隔28が狭い場合でも発光点8を
チップ分離端近くにする必要がなくなるため、チップ分
離の際にチップが欠けたりクラックが発生したり放熱が
悪くなるという問題を生じなくさせることができる。さ
らに、x軸方向の長さが数cm程度の半導体レーザバー
の全体のへき開端面で角度調整するため、2つのレーザ
ビームの相対角度ずれを抑えることができる。
【0042】実施の形態4.上述の実施の形態1ないし
3に加えて、放熱を良くするために半導体レーザバー2
1と半導体レーザバー22との間にサブマウント材を挟
んだ構造を用いる。
【0043】図7は、本発明の実施の形態4における半
導体レーザ装置の構造の一例を示す。図7で図1と同じ
符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略す
る。図7において、符号29はサブマウント材、31は
サブマウント材29の厚さ、32は電極27とストライ
プ25b等との間の厚さである。
【0044】図7に示されるように、まず重ね工程にお
いて、半導体レーザバー21、サブマウント材29、半
導体レーザバー22の順で各々ストライプ25a、25
b側がサブマウント材29に接着されるようにy軸方向
に上下に重ねる。次に、結晶のへき開端面23を基準に
して壁面に当てて、光軸であるz軸と平行なxy面がフ
ラットになるように所定の平面に角度調整して揃える。
最後に半田材(不図示)でボンディングする工程を行
う。実施の形態1と同様に、へき開端面23は半導体レ
ーザバー21のストライプ25aまたは半導体レーザバ
ー22のストライプ25bに対して鉛直な面(xy面)
である。x軸方向の長さが数cm程度の半導体レーザバ
ー21または半導体レーザバー22のへき開端面23全
体を壁面に当てるため、2つの半導体レーザバー21ま
たは半導体レーザバー22のストライプ25aまたはス
トライプ25bは相対角度ずれが小さくなる。x軸方向
の位置合わせは電極(パターン)27でアライメントす
ることができる。この2つのレーザ光のビーム間隔28
は半導体レーザ装置の電極とストライプとの間の厚さ
(例えば電極27とストライプ25bとの間の厚さ3
2)と中央のサブマウント材29の厚さ31とで決ま
る。このため、サブマウント材29の厚さ31を調節す
ることにより、ビーム間隔28を自由に調節できるとい
うメリットがある。精度は、電極27とストライプ25
b等との間の厚さ32とサブマウント材29の厚さ31
との精度で決まり数μm程度である。中央のサブマウン
ト材29の表面に半田材を蒸着しておくことで、ボンデ
ィングの際に昇降温するだけで接着することができる。
【0045】図8は、本発明の実施の形態4におけるチ
ップ分離後の構造を例示する。図8において図2と同じ
符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略す
る。図8において、符号29はサブマウント材である。
図7に示されるようにボンディングされた後、図8に示
されるように、カッティングソーでチップ分離して、1
チップの時と同様にサブマウント材2上にボンディング
する。次に、各電極27、27a上と中央のサブマウン
ト29上にワイヤ5でワイヤボンドを行う。この時、ス
トライプ25側を共通電極としたい場合は、導電性サブ
マウントを用いるか、または絶縁性サブマウントの周囲
にメタライズしておくと中央のサブマウント29に少な
くとも一箇所のワイヤボンドをするだけで良い。共通電
極としない場合は絶縁性サブマウントの上下にワイヤボ
ンドをする必要がある。ワイヤ5は各々パッケージの別
々のピンに接続され、個別駆動できるようになってい
る。必要なら絶縁性サブマウント上にワイヤボンド用パ
ッドをパターニングして一度そこにワイヤを打ってから
パッケージに接続してもよい。必要に応じて絶縁性サブ
マウント上にワイヤボンド用パッドをパターニングし、
一度そこにワイヤを打ってからパッケージに接続しても
よい。
【0046】以上より、実施の形態4によれば、上述の
半導体レーザ装置の製造方法を用いて組立ることによ
り、発光点8相互の間隔28が狭い場合でも発光点8を
チップ分離端近くにする必要がなくなるため、チップ分
離の際にチップが欠けたりクラックが発生したり放熱が
悪くなるという問題を生じなくさせることができる。さ
らに、x軸方向の長さが数cm程度の半導体レーザバー
の全体のへき開端面で角度調整するため、2つのレーザ
ビームの相対角度ずれを抑えることができる。レーザ光
のビーム間隔28は中央のサブマウント材29の厚さ3
1で決まり、サブマウント材29の厚さ31を調節する
ことによってビーム間隔28を自由に調節できるという
メリットがある。
【0047】実施の形態5.上述の実施の形態1ないし
4において、波長の異なる2つの半導体レーザ装置では
同一のレンズで集光する場合にビームの焦点距離が異な
る。本実施の形態5はこれを補正して、半導体レーザバ
ーを相互にz軸方向へずらして実装する方法について説
明する。
【0048】図9は、本発明の実施の形態5における半
導体レーザ装置の構造の一例を示す。図9で図1と同じ
符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明は省略す
る。図9において、符号35はアラインメントマークで
ある。
【0049】実施の形態1を例にして説明すると、まず
重ね工程において、半導体レーザバー21と半導体レー
ザバー22とを所定の重ね方法でy軸方向に上下に重ね
る。次に、へき開端面23bがz軸方向で前方になる半
導体レーザバー21については、へき開端面23aをz
軸方向でずらして重ねる位置に電極パターン27にアラ
イメントマーク35をパターニングしておく。そのアラ
イメントマーク35の位置に他方の半導体レーザバー2
2のへき開端面23aの位置を合わせて接着する。
【0050】または、半導体レーザバー21と半導体レ
ーザバー22とをy軸方向で上下に重ね、へき開端面2
3bが前方になる半導体レーザバー21のへき開端を基
準としてカメラ等でモニターすることによってもアライ
メントすることができる。x軸方向の長さが数cm程度
の半導体レーザバー21、22の両端でへき開端面23
aのアライメントを行うことにより、相対誤差を小さく
でき、ビームの相対角度ずれも小さくすることができ
る。x軸方向の位置合わせは電極パターン27でアライ
メントすることができる。半導体レーザ装置の電極27
メッキに半田材を蒸着しておくことにより、ボンディン
グの際に昇降温するだけで接着することができる。
【0051】図9に示されるようにボンディングされた
後、カッティングソーでチップ分離して、1チップの時
と同様にサブマウント材上にボンディングし、各電極上
にワイヤボンドを行う。ワイヤは各々パッケージの別々
のピンに接続され、個別駆動できるようになっている。
必要に応じて絶縁性サブマウント上にワイヤボンド用パ
ッドをパターニングし、一度そこにワイヤを打ってから
パッケージに接続してもよい。
【0052】上述の方法は実施の形態1を例にして説明
したが、当該方法は実施の形態2と3とにおいても同様
に適用することができる。
【0053】上述の方法を実施の形態4においても適用
することができる。図10は、本発明の実施の形態5に
おける半導体レーザ装置の構造の一例を示す。図10で
図7と同じ符号を付した箇所は同じ要素を指すため説明
は省略する。図10において、符号35はアラインメン
トマークである。上述の方法を実施の形態4に対して適
用する場合は、図10に示すようにサブマウント材29
にアライメントマーク35を入れておき、そのアライメ
ントマーク35の位置に他方の半導体レーザバー22の
へき開端面23aの位置を合わせて接着する。
【0054】以上より、実施の形態5によれば、上述の
半導体レーザ装置の製造方法を用いて組立ることによ
り、発光点8相互の間隔28が狭い場合でも発光点8を
チップ分離端近くにする必要がなくなるため、チップ分
離の際にチップが欠けたりクラックが発生したり放熱が
悪くなるという問題を生じなくさせることができる。さ
らに、x軸方向の長さが数cm程度の半導体レーザバー
の両端で角度調整するため、2つのレーザビームの相対
角度ずれを抑えることができ、焦点距離を補正すること
ができる。レーザ光のビーム間隔28は中央のサブマウ
ント材29の厚さ31で決まり、サブマウント材29の
厚さ31を調節することによってビーム間隔28を自由
に調節できるというメリットがある。
【0055】上述の実施の形態では、半導体レーザバー
21を下側、半導体レーザバー22を上側にして組立て
られた構造を示したが、半導体レーザバー21と22と
は上下どちらの側であってもよい。上述の実施の形態で
は、半導体レーザバーが2個の場合、すなわち2ビーム
半導体レーザ装置の場合について説明した。しかしこれ
はあくまでも説明のためであって、半導体レーザバーが
3個以上ある場合、すなわち複数ビームのマルチビーム
半導体レーザ装置の場合であっても本発明を適用できる
ことはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体レ
ーザ装置の製造方法および半導体レーザ装置によれば、
複数個の半導体レーザバーを所定の重ね方法で上下に重
ね、複数個の半導体レーザバーの各へき開端面を所定の
平面に揃えて各半導体レーザバーを相互にボンディング
することができる。所定の重ね方法としては、ストライ
プ側を下にしてy軸方向に上下に重ねる方法またはスト
ライプ側が接着面となるようにy軸方向に上下に重ねる
方法等を用いることができる。さらに、放熱を良くする
ために半導体レーザバーと半導体レーザバーとの間にサ
ブマウント材を挟んだ構造を用いることができる。以上
により、発光点相互の間隔を狭くしてもチップ分離の際
にチップが欠けたりクラックが発生したりして歩留まり
を低下させることがなく、放熱が悪くなることもなく、
複数のレーザビームの相対角度ずれが生ずることを抑え
ることができる半導体レーザ装置の製造方法および半導
体レーザ装置を提供することができる。
【0057】本発明の半導体レーザ装置の製造方法およ
び半導体レーザ装置によれば、半導体レーザバーを相互
にz軸方向へずらして実装することによっても、発光点
相互の間隔を狭くしてもチップ分離の際にチップが欠け
たりクラックが発生したりして歩留まりを低下させるこ
とがなく、放熱が悪くなることもなく、複数のレーザビ
ームの相対角度ずれが生ずることを抑えることができる
半導体レーザ装置の製造方法および半導体レーザ装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体レーザ
装置の構造の一例を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるチップ分離後
の構造を例示する図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における半導体レーザ
装置の構造の一例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2におけるチップ分離後
の構造を例示する図である。
【図5】 本発明の実施の形態3における半導体レーザ
装置の構造の一例を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態3におけるチップ分離後
の構造を例示する図である。
【図7】 本発明の実施の形態4における半導体レーザ
装置の構造の一例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態4におけるチップ分離後
の構造を例示する図である。
【図9】 本発明の実施の形態5における半導体レーザ
装置の構造の一例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態5における半導体レー
ザ装置の構造の一例を示す図である。
【図11】 従来の2波長半導体レーザ装置について、
J−Down(ジャンクション−ダウン)組立の場合の
構造の一例を示す図である。
【図12】 従来の2波長半導体レーザ装置について、
J−Up(ジャンクション−アップ)組立の場合の構造
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ブロック材、 2,29 サブマウント材、 3
半導体レーザ装置1、4 半導件レーザ装置2、 5,
5a,5b,5c ワイヤ、 6 ストライプ、 7
基板、 8 発光点、 21,22 半導体レーザバ
ー、 23,23a,23b へき開端面、 25,2
5a,25b ストライプ、 26 チップ分離位置、
27,27a 電極、 28 ビーム間隔、 30
a,30b基板の厚さ、 31 サブマウント材29の
厚さ、 32 電極−ストライプ間の厚さ、 35 ア
ライメントマーク。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ装置の製造方法であって、 複数個の半導体レーザバーを所定の重ね方法で上下に重
    ねる重ね工程と、 上下に重ねられた複数個の半導体レーザバーの各へき開
    端面を所定の平面に揃える工程と、 へき開端面が所定の平面に揃えられた各半導体レーザバ
    ーを相互にボンディングする工程とを備えたことを特徴
    とする半導体レーザ装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記重ね工程における所定の重ね方法
    は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
    面を上側または下側の一方に揃えて重ねることを特徴と
    する請求項1記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記重ね工程における所定の重ね方法
    は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
    面を向き合わせて重ねることを特徴とする請求項1記載
    の半導体レーザ装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記重ね工程は、各半導体レーザバーの
    間に所定の放熱材を挟んだ後に、複数個の半導体レーザ
    バーを所定の重ね方法で上下に重ねることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体レーザ装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体レーザ装置の製造方法であって、 複数個の半導体レーザバーを所定の重ね方法で上下に重
    ねる重ね工程と、 上下に重ねられた複数個の半導体レーザバーの各へき開
    端面を所定の位置にずらすずらし工程と、 へき開端面が所定の位置にずらされた各半導体レーザバ
    ーを相互にボンディングする工程とを備えたことを特徴
    とする半導体レーザ装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記重ね工程における所定の重ね方法
    は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
    面を上側または下側の一方に揃えて重ねることを特徴と
    する請求項5記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記重ね工程における所定の重ね方法
    は、各半導体レーザバーのストライプが形成された側の
    面を向き合わせて重ねることを特徴とする請求項5記載
    の半導体レーザ装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ずらし工程における所定の位置は、
    前記重ね工程において重ねられる側の半導体レーザバー
    の電極パターンに予めパターニングされたアラインメン
    トマークにより示されることを特徴とする請求項5ない
    し7のいずれかに記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記重ね工程は、各半導体レーザバーの
    間に所定の放熱材を挟んだ後に、複数個の半導体レーザ
    バーを所定の重ね方法で上下に重ねることを特徴とする
    請求項5ないし7のいずれかに記載の半導体レーザ装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ずらし工程における所定の位置
    は、前記重ね工程における所定の放熱材に予め設けられ
    たアラインメントマークにより示されることを特徴とす
    る請求項9記載の半導体レーザ装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 所定の重ね構造で上下に重ねられ、各
    へき開端面が所定の平面に揃えられた複数個の半導体レ
    ーザバーが、相互にボンディングされた構造を有するこ
    とを特徴とする半導体レーザ装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の重ね構造は、各半導体レー
    ザバーのストライプが形成された側の面を上側または下
    側の一方に揃えて重ねられた構造であることを特徴とす
    る請求項11記載の半導体レーザ装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の重ね構造は、各半導体レー
    ザバーのストライプが形成された側の面を向き合わせて
    重ねられた構造であることを特徴とする請求項11記載
    の半導体レーザ装置。
  14. 【請求項14】 各半導体レーザバーの間に所定の放熱
    材を挟んだことを特徴とする請求項11ないし13のい
    ずれかに記載の半導体レーザ装置。
  15. 【請求項15】 所定の重ね構造で上下に重ねられ、各
    へき開端面が所定の位置にずらされた複数個の半導体レ
    ーザバーが、相互にボンディングされた構造を有するこ
    とを特徴とする半導体レーザ装置。
  16. 【請求項16】 前記所定の重ね構造は、各半導体レー
    ザバーのストライプが形成された側の面を上側または下
    側の一方に揃えて重ねられた構造であることを特徴とす
    る請求項15記載の半導体レーザ装置。
  17. 【請求項17】 前記所定の重ね構造は、各半導体レー
    ザバーのストライプが形成された側の面を向き合わせて
    重ねられた構造であることを特徴とする請求項15記載
    の半導体レーザ装置。
  18. 【請求項18】 各へき開端面をずらす所定の位置は、
    前記重ね構造における重ねられる側の半導体レーザバー
    の電極パターンに予めパターニングされたアラインメン
    トマークにより示されることを特徴とする請求項15な
    いし17のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  19. 【請求項19】 各半導体レーザバーの間に所定の放熱
    材を挟んだことを特徴とする請求項15ないし17のい
    ずれかに記載の半導体レーザ装置。
  20. 【請求項20】 各へき開端面をずらす所定の位置は、
    前記所定の放熱材に予め設けられたアラインメントマー
    クにより示されることを特徴とする請求項19記載の半
    導体レーザ装置。
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