JP2015219472A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第一収容部の記録材を使いきって第二収容部へ切り替えた際に、中間転写ベルトに残ったトナーを短時間で回収して、生産性高く画像形成を継続できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】連続画像形成の途中で記録材カセット160Aの記録材が無くなると画像形成を停止させ、中間転写ベルト181に転写されたトナー像を一次転写部T1で感光ドラム101aへ転写させる。このとき、感光ドラム101aにトナー像を形成して中間転写ベルト181に転写している画像形成時よりも高速で中間転写ベルト181を移動させるので、速やかに中間転写ベルト181のトナー除去を終了させて記録材カセット160Bを用いた画像形成を開始できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
像担持体に形成したトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体に担持されたトナー像を転写装置で記録材へ転写する中間転写方式の画像形成装置が広く用いられている。
大量の連続画像形成が可能な画像形成装置では、記録材を収容してトナー像の転写装置へ給送する記録材カセット等の収容部を複数備え、第一収容部で記録材が無くなると、自動的に第二収容部に切り替えて、トナー像の転写部へ記録材を給送させる。このとき、第一収容部の記録材の残数が0になるのを待って第二収容部へ切り替えると、転写装置に対する記録材の給送が間に合わず、既に像担持体に形成されて中間転写体に転写されたトナー像を記録材に転写できなくなることがある。
特許文献1では、第一収容部の記録材の残量が所定量を下回ると、トナー像の形成間隔を拡大するので、第一収容部の記録材の残数が0になるのを待って第二収容部へ切り替えることで、第二収容部からの記録材の給送を間に合わせている。このため、像担持体に形成されて中間転写体に転写されたトナー像を確実に記録材に転写して、記録材に転写できなかった中間転写体上のトナー像を発生させないで済む。しかし、トナー像の形成間隔を拡大するので、画像形成の生産性が大幅に低下してしまう。
特許文献2では、第一収容部の記録材の残量が所定量を下回ると、その時点で第二収容部からの記録材の給送を開始させて、トナー像の転写部へ途切れることなく記録材が給送されるようにしている。しかし、第一収容部に記録材を残した状態で第二収容部へ切り替えるため、第一収容部の記録材を使い切ることができない。
米国特許第6567620号公報 特開平7−121080号公報
そこで、高い生産性のまま像担持体にトナー像を形成して中間転写体に転写し続け、第一収容部で記録材が無くなると、トナー像の形成を中止して、記録材に転写できなくなったトナー像を中間転写体クリーニング装置で除去する方法が検討された。そして、第二収容部から転写装置への記録材の給送が確実になったタイミングで当初の画像形成を再開させる。
しかし、記録材に転写できなかった中間転写体上の大量のトナーを回収するためには、画像形成を中断して中間転写体を空回転させる必要があるため、画像形成の再開が遅れてしまうことが判明した。
特に、中間転写体のクリーニング装置がいわゆる静電クリーニング方式である場合、記録材に転写できなかった大量のトナーを回収するためには長時間の中間転写体の空回転が必要となる。その結果、画像形成が中断されるダウンタイムが増えて、画像形成装置の生産性が大幅に低下することが判明した。
本発明は、第一収容部の記録材を使いきって第二収容部へ切り替える際に、中間転写体上に残ったトナーを短時間で回収して、生産性の低下を抑制することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、トナー像を形成するトナー像形成ユニットと、前記トナー像形成ユニットに当接して移動する中間転写体と、前記トナー像形成ユニットから前記中間転写体へ第一転写部でトナー像を転写する第一転写部材と、前記中間転写体から記録材へ第二転写部でトナー像を転写する第二転写部材と、記録材を収容する第一収容部及び第二収容部と、前記第一収容部の記録材の有無を検知する検知部材と、前記第一収容部から給送された記録材に連続して画像を形成するジョブの途中で前記検知部材が記録材無しを検知した場合には画像形成を一旦中断して前記中間転写体上に既に転写されたトナー像を前記中間転写体から除去する除去動作を実行し、その後、前記第一収容部に代えて前記第二収容部から給送された記録材に画像を形成する収容部切換モードを実行する実行部と、を有する。そして、前記収容部切換モード中の前記除去動作を実行中の前記中間転写体の移動速度は、記録材にトナー像を転写するときの前記中間転写体の移動速度より速い。
本発明の画像形成装置では、第一収容部の記録材を使いきって第二収容部へ切り替える際に、記録材に転写できない中間転写体上のトナー像を回収する。このとき、中間転写体の速度を記録材にトナー像を転写する際の速度よりも高くしているため、画像形成を中断して行う中間転写体の空回転の時間が短縮されて、早期に画像形成を再開できる。
したがって、第一収容部の記録材を使いきって第二収容部へ切り替える際に、中間転写体上に残ったトナーを短時間で回収して、生産性の低下を抑制できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 中間転写ベルトの断面図である。 ベルトクリーニング装置の構成の説明図である。 画像形成装置の制御系のブロック図である。 オートカセットチェンジ制御のフローチャートである。 片面印刷モードで使い切りモードを実行する制御のタイムチャートである。 両面印刷モードで使い切りモードを実行する制御のタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施の形態1>
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト181に沿って画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部Paでは、感光ドラム101aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト181に転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム101bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト181に転写される。画像形成部Pc、Pdでは、感光ドラム101c、101dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト181に転写される。
中間転写ベルト181に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ二次転写される。記録材Pは、記録材カセット160Aから取り出されて、分離ローラ161Aで1枚ずつに分離されて、レジストローラ162へ送り込まれる。レジストローラ162は、中間転写ベルト181のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ送り込む。
二次転写ローラ140は、二次転写内ローラ129に内側面を支持された中間転写ベルト181に当接して二次転写部T2を形成している。二次転写ローラ140は接地電位に接続され、二次転写電圧出力部37は二次転写内ローラ129にトナーの帯電極性と逆極性の直流電圧を印加して、中間転写ベルト181上のトナー像を記録材Pへ二次転写させる。二次転写内ローラ129には、記録材の抵抗値が高いほど、もしくは記録材の厚みが大きいほど高い電圧、例えば−2000Vの電圧が印加される。
四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、二次転写部T2の出口で中間転写ベルト181から曲率分離して定着装置165へ送り込まれ、定着装置165で加熱加圧を受けて表面に画像を定着される。定着装置165は、ヒータ165cを設けた定着ローラ165aと加圧ローラ165bが形成するニップで所定の加圧力と熱量を与えて記録材Pにトナー像を溶融固着させる。
片面印刷モードの場合、定着装置165で画像を定着された記録材はそのまま画像形成装置100の外部へ排出される。一方、両面印刷モードの場合、定着装置165で画像を定着された記録材は反転搬送路166へ送り込まれてスイッチバックして先端後端を入れ替えることで表裏反転される。表裏反転された記録材は、反転搬送路166から再送搬送路167を経てレジストローラ162へ再度送り込まれ、レジストローラ162によって二次転写部T2へ送り出されて、裏面にもトナー像を転写される。二次転写部T2の出口で中間転写ベルト181から曲率分離した記録材は、定着装置165で裏面の画像を定着された後に画像形成装置100の外部へ排出される。
(画像形成部)
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、現像装置123a、123b、123c、123dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、他の画像形成部Pb、Pc、Pdに関する重複した説明を省略する。
画像形成部Paは、感光ドラム101aを囲んで、帯電装置122a、露光装置111a、現像装置123a、一次転写ローラ124a、ドラムクリーニング装置112aを配置している。
感光ドラム101aは、直径80mmのアルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して感光層を形成している。感光ドラム101aは、両端部を回転自在に支持され、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達されて矢印R1方向に所定の画像形成速度で回転する。
帯電装置122aは、帯電ローラを用いて感光ドラム101aを一様な負極性の電位に帯電させる。帯電ローラは、芯金の両端部をそれぞれ不図示の軸受け部材により回転自在に保持され、不図示の押し圧ばねに付勢されて感光ドラム101aの表面に所定の押圧力で圧接し、感光ドラム101aの回転に伴って従動回転する。帯電ローラの芯金には不図示の高圧電源より直流電圧(Vdc)に交流電圧(Vac)を重畳した振動電圧が印加される。具体的には、直流電圧;−500V、交流電圧;周波数f1kHz、ピーク間電圧Vpp1.5kVの正弦波である。これにより、感光ドラム101aの周面は−500Vの暗部電位Vdに帯電処理される。
露光装置111aは、画像データを走査線に展開した画像信号に基づいて発生させたレーザービームを回転ミラーで走査して感光ドラム101aの表面に画像の静電像を書き込む。露光装置111aは、不図示のレーザー駆動回路により画像信号に応じて半導体レーザー素子が点灯制御される。
現像装置123aは、マイナスに帯電させたトナーを感光ドラム101aの静電像に移転させて、静電像をトナー像に現像する。現像装置123aは、トナーとキャリアを含む現像剤を現像スリーブに穂立ち状態で担持させて感光ドラム101aを摺擦する。負図示の現像電源は、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブに印加する。これにより、現像スリーブから感光ドラム101aへトナーが移転して静電像がトナー像に現像される。現像剤補給部125aは、画像形成に伴って現像装置123aから取り出されただけのトナーを現像装置123aに補給する。
一次転写ローラ124aは、中間転写ベルト181を押圧して、感光ドラム101aと中間転写ベルト181の間に一次転写部を形成する。不図示の転写電源が一次転写ローラ124aに正極性の直流電圧を印加することで、感光ドラム101aに担持されたトナー像が中間転写ベルト181へ転写される。
ドラムクリーニング装置112aは、感光ドラム101aにクリーニングブレードを摺擦させて、感光ドラム101aの表面に付着した転写残トナーを回収する。クリーニングブレードは、ウレタンゴムブレードを板金に貼り付けたものを使用し、ウレタンゴムブレードのアスカ―硬度は75°、感光ドラム101aに対する当接圧力は、30gf/cmである。
(中間転写ベルト)
図2は中間転写ベルトの断面図である。図1に示すように、中間転写ベルト181は、周長2400mmの無端状の弾性ベルトである。中間転写ベルト181は、駆動ローラ127、テンションローラ126、及び二次転写内ローラ129に張架されている。駆動ローラ127は、不図示のモータに駆動されて中間転写ベルト181を矢印R2方向に回転駆動する。テンションローラ126は、両端部を加圧ばねに付勢されて、中間転写ベルト181に20〜50N(2〜5kgf)程度のほぼ一定の張力を付与する。
図2に示すように、中間転写ベルト181は、厚さ70μmの樹脂材料の基層181aの上に厚さ20〜200μmの弾性材料の弾性層181bを積層している。弾性層181cの表面は、厚さ5〜10μmのフッ素樹脂材料の表層181cで被覆されている。
基層181aの樹脂材料は、ポリイミド、ポリカーボネート等である。弾性層181bの弾性材料は、ブチルゴム、フッ素系ゴム、アクリルゴム、EPDM、NBR等からなる弾性材ゴム、エラストマー群より選ばれた1種類あるいは2種類以上の材料を使用することができる。これら以外の弾性を有する材料を利用してもよい。表層は、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、フッ素樹脂等の樹脂材料を使用することができる。表層は、中間転写ベルト181の表面へのトナーの付着力を小さくして、二次転写部T2でトナーを記録材Pへ転写し易くする。中間転写ベルト181は、各層においてカーボンブラックを適当量含有させて体積抵抗率を1×10〜1×1014[Ω/cm]に調整してある。
画像形成装置100では、多様化する記録材の種類に個別に対応することが求められている。表層に凹凸があるような記録材への転写性を向上するために、弾性層181bを有する中間転写ベルト181を採用している。中間転写ベルト181は、弾性層181bを有するため、柔らかく、二次転写部T2でトナー像に作用する圧力を低減できる。このため、一般的な紙に対しての転写性の向上のみならず、厚紙に対する転写性や、凹凸を有する紙への転写性にも効果がある。
中間転写ベルト181は、柔らかい弾性層181bを有するため、従来のクリーニングブレードを用いたブレードクリーニング装置では摩擦抵抗が大きくなる。このため、二次転写部T2の下流側で中間転写ベルト181からトナーを回収するために、ファーブラシを中間転写ベルト181に摺擦させて静電気的にトナーを回収する静電ファーブラシ方式のベルトクリーニング装置116を採用している。
(ベルトクリーニング装置)
図3はベルトクリーニング装置の構成の説明図である。図1に示すように、ベルトクリーニング装置116は、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト181上の転写残トナーを静電的にクリーニングする。
図3に示すように、ベルトクリーニング装置116は、直流電圧を印加したファーブラシ118A、118Bを中間転写ベルト181の表面に摺擦させて帯電したトナーを静電気的に回収する静電式ブラシクリーニング装置である。ベルトクリーニング装置116は、中間転写ベルト181の近傍に配置されたハウジング117の内部にファーブラシ118A、118B、金属ローラ119A、119B、及びクリーニングブレード120A、120Bを設けている。
ファーブラシ118A、118Bは、ブラシの毛体の抵抗値が、0.3×10[Ω/cm]、毛体の太さは、6デニールである。ファーブラシ118A、118Bは、カーボン分散型ナイロン繊維の毛体を植毛密度50万本/inchで金属製の芯金ローラ上に植毛してある。ファーブラシ118A、118Bは、中間転写ベルト181に対して約1.0mmの侵入量を保って配置され、駆動モータ144に駆動されて、50mm/secの周速度で矢印R3方向へ回転する。
金属ローラ119A、119Bは、それぞれファーブラシ118A、118Bに当接して配置され、表面を鏡面状に研磨されたアルミニウム製ローラである。金属ローラ119A、119Bは、ファーブラシ118A、118Bに対して約1.0mmの侵入量を保って配置され、駆動モータ144に駆動されて、ファーブラシ118A、118Bと等しい周速度で矢印R4方向へ回転する。
クリーニング電圧出力部24A、24Bは、それぞれ金属ローラ119A、119Bに流れ込む電流値を随時検知し、検知された電流値を、制御部35が定めた所定値に一致させるように出力電圧を制御する定電流制御を行う。
クリーニングブレード120A、120Bは、金属ローラ119A、119Bに侵入量1.0mmを保って配置されたウレタンゴムブレードである。搬送スクリュー141は、クリーニングブレード120A、120Bによって金属ローラ119A、119Bから回収されたハウジング117内のトナーをベルトクリーニング装置116の長手方向の一端部へ搬送する。ベルトクリーニング装置116の長手方向の一端部へ集められたトナーは排出管143を通じて回収容器142に蓄積される。
クリーニング電圧出力部24Bは、金属ローラ119Bに負極性の直流電圧を印加する。ここでは、金属ローラ119Bに−1500Vの直流電圧を印加した。金属ローラ119Bに負極性の直流電圧を印加すると、ファーブラシ118Bと中間転写ベルト181との間に電位差が発生して、中間転写ベルト181上の転写残トナー中の正極性に帯電したトナーがファーブラシ118Bに吸着される。金属ローラ119Bは、ファーブラシ118Bから正極性に帯電したトナーを静電気的に回収する。クリーニングブレード120Bは、金属ローラ119Bに付着したトナーをハウジング117内へ掻き落す。
ところで、ファーブラシ118Bで中間転写ベルト181上の正極性に帯電したトナーをクリーニングしても、中間転写ベルト181上には未帯電のトナーや負極性に帯電したトナーが残っている。そのうち、未帯電のトナーは、ファーブラシ118Bに印加された負極性の電圧によって電荷注入または放電を生じて負極性に帯電される。
そして、中間転写ベルト181上に残った負極性に帯電したトナーは、下流側に配置されているファーブラシ118Aに正極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト181からファーブラシ118Aに移転して、中間転写ベルト181から除去される。
クリーニング電圧出力部24Aは、金属ローラ119Aに正極性の直流電圧を印加する。ここでは、金属ローラ119Aに+1500Vの直流電圧を印加した。金属ローラ119Aに正極性の直流電圧を印加すると、ファーブラシ118Aと中間転写ベルト181との間に電位差が発生して、中間転写ベルト181上の転写残トナー中の負極性に帯電したトナーがファーブラシ118Aに吸着される。金属ローラ119Aは、ファーブラシ118Aから負極性に帯電したトナーを静電気的に回収する。クリーニングブレード120Aは、金属ローラ119Aに付着したトナーをハウジング117内へ掻き落す。
以上説明したように、トナー像形成ユニットの一例である画像形成部Paは、トナー像を形成する。中間転写体の一例である中間転写ベルト181は、画像形成部Paに当接して移動する。第一転写部材の一例である一次転写ローラ124aは、画像形成部Paから中間転写体上の一例である中間転写ベルト181上へ一次転写部T1でトナー像を転写する。第二転写部材の一例である二次転写ローラ140は、中間転写ベルト181から記録材へ二次転写部T2でトナー像を転写する。ブラシローラの一例であるファーブラシ118A、118Bは、中間転写ベルト181の移動方向において二次転写部T2より下流で画像形成部Paより上流に配置され、中間転写ベルト181に当接する。ファーブラシ118Aは、画像形成中、正極性の電圧を印加されて転写残トナーを回収する。
(記録材の収容部)
近年、電子写真プロセスによる、中間転写ベルトを用いての高画質化・高速化・高安定化を求めるPOD(PRINTING ON DEMAND)市場向けの技術開発が盛んに行われている。POD市場向けの画像形成装置は、ユーザーが必要なとき、必要な分だけ画像出力物をすばやく手に入れることができるシステムであって、印刷市場ではすでに一般的である。POD市場向けの画像形成装置は、オートカセットチェンジ(ACC)機能を搭載している。
図1に示すように、画像形成装置100は、オートカセットチェンジ機能を搭載している。オートカセットチェンジ機能は、1つの記録材カセットに収容された記録材が連続画像形成中になくなった場合、自動的に別の記録材カセットに切り替えて記録材を給送開始させて画像形成を継続させる機能である。
記録材カセット160Aと記録材カセット160Bには、同一種類、同一サイズの記録材が収容されている。記録材カセット160Aには記録材の透過光を検知する記録材センサSAが配置される。記録材カセット160Bには記録材の透過光を検知する記録材センサSBが配置される。記録材センサSA、SBは、透過光レベルに応じて(1)記録材が完全になくなった状態と、(2)記録材の残量が所定の閾値量を下回った状態と、(3)所定の閾値量を超えている状態とを判別可能な出力信号を出力する。
制御部35は、記録材カセット160Aの記録材センサSAが記録材を検知しなくなるとペーパーエンドと判断して、記録材カセット160Bに切り替えて記録材の給送を継続するとともに、記録材カセット160Aのペーパーエンドを警告する。
ここで、静電像を感光ドラム101aに書き込むタイミングから二次転写部T2でトナー像を記録材に転写するまでの画像搬送距離をLgとする。静電像を感光ドラム101aに書き込むタイミングから二次転写部T2でトナー像を記録材に転写するまでの画像転写時間をTgとする。記録材カセット160Aが記録材を給送開始してから記録材が実際に二次転写部T2へ到達するまでの記録材給送時間をTpとする。
画像形成装置100は、中間転写ベルト181を使用するため画像搬送距離Lgが長く、したがって画像転写時間Tgも長くなる。そして、画像転写時間Tgが記録材給送時間Tpよりも長い場合、記録材カセット160Aから記録材を給送開始するまでに、1以上のトナー像が感光ドラム101aに形成されて中間転写ベルト181に転写されている。
このため、記録材カセット160Aから最後の記録材が送り出された瞬間に画像形成部Paにおけるトナー像の形成を停止しても、次の記録材に転写すべきトナー像が既に中間転写ベルト181に担持されて二次転写部T2へ向かって搬送されている。言い換えれば、記録材センサSAが記録材カセット160A内の記録材を検知しなくなった瞬間に記録材カセット160Bに切り替えて記録材の給送を開始できたとしても、既に二次転写部T2では、トナー像が先に到着して記録材の到着が間に合わない。
なお、記録材カセット160Aの記録材の残数を一枚単位で把握できるなら、記録材カセット160Aから最後の記録材が給送される前に記録材カセット160Bで給送を開始させて、二次転写部T2への記録材の到着を間に合わせることも可能である。しかし、様々な厚みを有する記録材に対して記録材カセット160A内の記録材の残数を一枚単位で把握することは困難である。
そこで、画像形成装置100では、トナー像の形成を停止した状態で、中間転写ベルト181を回転させてトナー像を回収する期間、中間転写ベルト181の回転速度を画像形成時よりも高くしている。使用中の記録材カセット160Aから次の記録材カセット160Bへ自動的に給送動作をチェンジするときに、記録材がなくなったことを検知して記録材カセットを切り替えた後に、画像形成部及び中間転写ベルトの回転速度を画像形成時よりも高めている。これにより、オートカセットチェンジに伴うダウンタイムを大幅に圧縮して減らしている。
以上説明したように、第一収容部及び第二収容部の一例である記録材カセット160A及び記録材カセット160Bは、記録材を収容する。検知部材の一例である記録材センサSAは、記録材カセット160Aの記録材の有無を検知する。
(オートカセットチェンジ制御)
図4は画像形成装置の制御系のブロック図である。図5はオートカセットチェンジ制御のフローチャートである。図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成に際して、生産性優先モードと記録材使いきりモードとのうち一方を実行する。生産性優先モードと記録材使いきりモードは、それぞれ次のような長所と短所がある。
(1)生産性優先モード :記録材カセット160Aの記録材が無くなる前に記録材カセット160Bによる記録材の給送を開始し、記録材カセット160Bの記録材が無くなる前に記録材カセット160Aによる記録材の給送を開始する。記録材カセット160Aによる記録材の給送と記録材カセット160Bによる記録材の給送とが等間隔でシームレスに連続するが、記録材カセット160A、160Bに数枚〜十数枚の記録材が残ってしまう。
(2)記録材使いきりモード:記録材カセット160Aの記録材が無くなるのを待って記録材カセット160Bによる記録材の給送を開始し、記録材カセット160Bの記録材が無くなるのを待って記録材カセット160Aによる記録材の給送を開始する。記録材カセット160A、160Bは空になった状態で記録材を補充できるが、中間転写ベルト181のトナー像をクリーニングするためにダウンタイムが発生する。
制御部35は、記録材が厚い厚紙の場合には低速モードを実行し、記録材が普通の厚紙の場合には中速モードを実行し、記録材が普通紙又は薄紙の場合には高速モードを実行する。記録材の単位面積当たり重量が大きいほど熱容量が大きく、定着装置165における熱負荷が大きいので定着装置165を通過する際の記録材の搬送速度を低下させる必要がある。厚紙への画像形成時には、定着装置165での熱が記録材に奪われてトナーの加熱温度が下がって画像の定着性が低下するため、画像形成速度を低下させる。定着装置165における記録材の搬送速度は、画像形成装置100の感光ドラム及び中間転写ベルトの回転速度である画像形成速度に等しい。表1は、記録材の単位面積当たり重量と画像形成速度の関係の一覧表である。
Figure 2015219472
表1に示すように、画像形成装置100では、記録材の単位面積当たり重量に応じて画像形成速度が3水準設けられている。
(1)低速モード:単位面積当たり重量251〜350g/mの記録材に適用され、画像形成速度は150mm/sec
(2)中速モード:単位面積当たり重量201〜250g/mの記録材に適用され、画像形成速度は200mm/sec
(3)高速モード:単位面積当たり重量 60〜200g/mの記録材に適用され、画像形成速度は300mm/sec
図4を参照して図5に示すように、制御部35は、オートカセットチェンジ(ACC)モードを実行する。
制御部35は、画像形成データを受信すると、ユーザーまたはオペレーターによって設定された記録材の種類、記録材の単位面積当たり重量(坪量)、画像の出力枚数、及びACCモードをRAM31に保存する(S101)。
制御部35は、ユーザーが指定した記録材の給送モードの種類をRAM31に保存して、該当する記録材の給送モードを決定する(S102)。記録材使いきりモードが設定されていれば(S102の使いきりモード)、記録材カセット160Aの記録材を使いきってから記録材カセット160Bの記録材の使用を開始する。
制御部35は、ユーザーが指定した記録材の種類をRAM31に保存して、該当する画像形成速度を決定する。制御部35は、厚紙が設定されていれば低速モードで画像形成を実行する(S103)。低速モードでは、普通紙のときよりも低い150mm/secの画像形成速度で画像形成部Pa、Pb、Pc、Pd、中間転写ベルト駆動部36を制御可能である。
制御部35は、画像形成が終了していなければ(S104のNO)、記録材センサSAが記録材カセット160A内の残留枚数が0であることを検知した時点で(S105のYES)、増速度でのクリーニング動作を実行させる(S106)。制御部35は、中間転写ベルト181の回転速度を150mm/secから300mm/secへ上昇させて、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pd及び中間転写ベルト駆動部36を制御する。
制御部35は、感光ドラム101a、101b、101c、101dによるクリーニング動作を中間転写ベルト181の一周分行った時点で、記録材カセット160Bによる記録材の給送動作を開始させる(S107)。
制御部35は、記録材カセット160Aの記録材をすべて使いきった状態でACCダウンシーケンスを実行した後、操作パネル38の表示部39に記録材カセット160Aの記録材が無い旨の警告を表示する。警告に応答して、ユーザーは、空の記録材カセット160Aに記録材を補給する。
一方、制御部35は、生産性優先モードが設定されていれば(S102の生産性優先モード)、画像形成を開始する(S108)。制御部35は、画像形成が終了していなければ(S109のNO)、記録材センサSAが記録材カセット内の残留枚数が閾値を下回るまで(S110のNO)、記録材カセット160Aによる記録材の給送を継続する(S108)。そして、記録材センサSAが検知する記録材カセット160A内の残留量が閾値を下回った時点で(S110のYES)、記録材カセット160Bによる記録材の給送を開始させる(S111)。制御部35は、画像形成が終了すると(S104、S109のYES)、画像形成を終了する。
(片面印刷モードにおけるACCダウンシーケンス)
図6は片面印刷モードで使い切りモードを実行する制御のタイムチャートである。図1を参照して図6に示すように、記録材が厚紙なので、画像形成時の画像形成速度は150mm/secである。一次転写ローラ124a、124b、124c、124dには+1500Vの直流電圧が印加されて感光ドラム101a、101b、101c、101dのトナー像が中間転写ベルト181へ転写される。二次転写内ローラ129には−2000Vの直流電圧が印加されて、中間転写ベルト181上のトナー像が記録材へ転写される。
ベルトクリーニング装置116の上流側の金属ローラ119Bには−1500Vの直流電圧が印加されるので、上流側のファーブラシ118Bが中間転写ベルト181上の正極性に帯電した転写残トナーを回収する。下流側の金属ローラ119Aには+1500Vの直流電圧が印加されるので、下流側のファーブラシ118Aが中間転写ベルト181上の負極性に帯電した転写残トナーを回収する。
制御部35は、記録材カセット160Aの記録材が無くなってACCダウンシーケンスに入ると、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdにおけるトナー像の形成と転写を中止して画像形成速度を150mm/secから300mm/secへ増速させる。
ACCダウンシーケンスでは、二次転写内ローラ129に印加される電圧が、画像形成時の−2000Vから、逆極性の2000Vへ変更される。二次転写内ローラ129に印加される電圧の極性を画像形成時とは反転させて、中間転写ベルト181上のトナー像が直接に二次転写ローラ140へ転写されることを回避する。二次転写内ローラ129にプラス極性の電圧を印加することで、中間転写ベルト181上のトナー像は、二次転写部T2を素通りして中間転写ベルト181上に残留する。
制御部35は、中間転写ベルト181上のトナー像がベルトクリーニング装置116を通過している期間、上流側と下流側の金属ローラ119A、119Bに印加する電圧をOFFする。金属ローラ119A、119Bに印加する電圧をOFFすることで、中間転写ベルト181上のトナー像は、上流側と下流側のファーブラシ118A、118Bで回収されることなく、ベルトクリーニング装置116をすり抜ける。
制御部35は、中間転写ベルト181上のトナー像が画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを通過している期間、一次転写ローラ124a、124b、124c、124dに印加する電圧を画像形成時とは逆極性の−1500Vに切り替える。画像形成時とは逆極性の電圧を印加することで、中間転写ベルト181上のトナー像が感光ドラム101a、101b、101c、101dに戻されて、ドラムクリーニング装置112a、112b、112c、112dに回収される。
実施の形態1では、感光ドラム101a、101b、101c、101dに順次トナー像が回収されるため、中間転写ベルト181が一周するだけでも、中間転写ベルト181上に残留していたトナー像はほぼ完全にクリーニングされることが確認された。
なお、感光ドラム101a、101b、101c、101dにおけるトナーの回収量を平均化するために、一次転写ローラ124a、124b、124c、124dに印加する電圧は、下流にいくほど高くしてもよい。一次転写ローラ124a、124bに1000V、一次転写ローラ124c、124dに1500V等のパターンが考えられる。
制御部35は、中間転写ベルト181が一周した後、元の画像形成時の運転条件に復帰させる。一次転写ローラ124a、124b、124c、124dの印加電圧を+1500Vに戻し、二次転写内ローラ129の印加電圧を−2000Vに戻す。ベルトクリーニング装置116の上流側及び下流側の金属ローラ119A、119Bに印加する電圧を元の画像形成時の電圧に戻して、中間転写ベルト181にわずかに残留した未回収トナーをベルトクリーニング装置116により回収する。
制御部35は、最後に、中間転写ベルト181がベルトクリーニング装置116を一周通過した時点で、画像形成速度を300mm/secから元の画像形成時の150mm/secに減速させる。制御部35は、記録材カセット動作制御部25を制御して、記録材カセット160Bによる記録材の給送を開始させ、記録材カセット160Bの記録材による画像形成を開始する。
(両面印刷モードにおけるACCダウンシーケンス)
図7は両面印刷モードで使い切りモードを実行する制御のタイムチャートである。
図1を参照して図7に示すように、両面プリント時には、中間転写ベルト181上に記録材の一面目と二面目の画像が交互に形成される。このため、両面印刷モードでは、記録材センサSAが記録材カセット160A内の記録材なしを検知した時点で、反転搬送路166及び再送搬送路167には一面目の画像形成が完了した記録材が数枚存在する。
そこで、制御部35は、ACCダウンシーケンスを開始しても、反転搬送路166及び再送搬送路167に記録材が残留している場合は、画像形成速度を150mm/secに保って残っている記録材の画像出力を完了させることを優先する。制御部35は、中間転写ベルト181上の二面目のトナー像が二次転写部T2を通過するときには、二次転写内ローラ129に−2000Vを印加して、再送搬送路167から給送される記録材にトナー像を転写させる。そして、中間転写ベルト181上の一面目のトナー像が二次転写部T2を通過するときには、逆極性の+2000Vを二次転写内ローラ129に印加して、二次転写ローラ140へトナー像が転写されることを阻止する。
このようなトナー像の転写と通過とを交互に行うことで、反転搬送路166及び再送搬送路167に残留している記録材の画像形成をすべて完了させる。そして、最後の二面目のトナー像を転写した後に、画像形成速度を150mm/secから300mm/secへと増速する。
ただし、トナー像の転写と通過とを交互に行っている間も、二次転写部T2をすり抜けた中間転写ベルト181上のトナー像は、ベルトクリーニング装置116を通過させて感光ドラム101a、101b、101c、101dで回収する必要がある。そのため、制御部35は、片面印刷モードの場合と同様なタイミングで、ベルトクリーニング装置116の金属ローラに印加する電圧をOFFし、一次転写ローラ124a、124b、124c、124dに−1500Vを印加する。
制御部35は、中間転写ベルト181が1回転したタイミングで、一次転写ローラ124a、124b、124c、124dに印加する電圧を画像形成時の1500Vに戻す。二次転写内ローラ129に印加する電圧を画像形成時の−2000Vに戻す。ベルトクリーニング装置116の金属ローラに印加する電圧も画像形成時の電圧に戻して中間転写ベルト181上にわずかに残ったトナーを回収させる。そして、記録材カセット160Bから記録材を給送させて行う画像形成を開始する。
(比較例)
比較例1では、画像形成装置100において、最初の記録材カセット160A内の記録材量が所定の閾値を下回ると、感光ドラム101aに形成するトナー像の間隔を広げる。これにより、次の記録材カセット160Bから給送される記録材がトナー像より先に二次転写部T2へ到着できるようにしている。しかし、比較例1は、トナー像の間隔を広げることで、画像形成に関与しないダウンタイムが増えて、画像形成装置100の総合的な生産性が低下する。
比較例2では、記録材カセット160Aでペーパーエンドを検知した場合、二次転写ローラ140を離間させてトナー像を担持した中間転写ベルト181を空転させて、次の記録材カセット160から記録材が給送されるまでの時間を確保する。しかし、比較例2では、中間転写ベルト181を空転させている間にトナー像が乱れて画像不良を発生する可能性がある。
比較例3では、記録材カセット160Aの記録材の残量が所定の閾値を下回った時点で、二次転写部T2へ等間隔で記録材が給送され続けるように、記録材カセット160Bからの記録材の給送を開始させる。比較例3は、比較例1のようなダウンタイムを避けることができるが、記録材カセット160Aに何枚かの記録材が残ってしまうため、記録材が無駄になったり、次に収容した別種類の記録材と混合したりする問題が発生する(上述した生産性優先モード)。
比較例4では、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdでトナー像を一定間隔で形成して中間転写ベルト181へ転写し、記録材カセット160Aの記録材が無くなるのを待って、記録材カセット160Bに切り替えて記録材の給送を開始させる。そして、記録材カセット160Bへの切り替えによって記録材へ転写できなくなった中間転写ベルト181上のトナー像は、トナー像の形成を停止した状態で、二次転写部T2を通過させてベルトクリーニング装置116等で回収する。
しかし、この方法では、トナー像の形成を停止した状態で、中間転写ベルト181を回転させてトナー像を回収する時間が画像形成装置100のダウンタイムとなる。特に、厚紙の記録材に画像形成する場合、定着装置165での熱負荷が大きくなるため、記録材の搬送速度及び中間転写ベルト181の回転速度が普通紙の場合に比べて数分の一まで低下される。このため、中間転写ベルト181を回転させてトナー像をクリーニングするために必要なダウンタイムが普通紙の場合の数倍にまで長くなる。
(実施の形態1の効果)
画像形成装置100において、片面印刷モードのACCダウンシーケンスを、画像形成時と同じ画像形成速度で実行した場合と画像形成時よりも増速して実行した場合とでACCダウンシーケンスの所要時間を比較した。
Figure 2015219472
表2に示すように、厚紙を用いた低速モード時に、画像形成速度を増速させることで、1回のACCダウンシーケンスの所要時間を短縮することができた。ACCダウンシーケンスにおける時間短縮により画像形成装置の生産性向上が可能になった。
以上説明したように、実施の形態1では、実行部の一例である制御部35は、記録材カセット160Aから給送された記録材に連続して画像を形成するジョブの途中で記録材センサSAが記録材無しを検知した場合、収容部切換モードの除去動作を実行する。収容部切換モードの除去動作の後、記録材カセット160Aに代えて記録材カセット160Bから給送された記録材に画像を形成する。記録材カセット160Aの記録材が無くなった後に記録材カセット160Bから記録材を給送させるので、記録材カセット160Aで違う種類の記録材を混在させてしまうことがない。
収容部切換モードの除去動作では、画像形成を一旦中断して中間転写ベルト181上に既に転写されたトナー像を中間転写ベルト181から除去する。比較例1のように、画像形成の間隔を拡大させないため、最後の記録材まで高い生産性で画像形成を継続できる。
除去動作を実行中の中間転写ベルト181の移動速度は、記録材にトナー像を転写するときの中間転写ベルト181の移動速度より速い。このため、低速度で画像形成を実行している場合でも、速やかに中間転写ベルト181のクリーニングを終了させて、記録材カセット160Bを用いた画像形成を開始できる。
実施の形態1では、オートカセットチェンジを行なう時に、記録材の無しを検知してから、記録材カセットを切り替えた後に、画像形成をおこなうまでの間、感光ドラム、中間転写ベルト等の駆動速度を画像形成時の速度よりも速くする。このため、オートカセットチェンジ時のダウンタイムが短くなる。
収容部切換モードの除去動作では、中間転写ベルト181にトナー像を転写するときとは逆極性の電圧を一次転写部T1材に印加して、中間転写ベルト181上に既に転写されたトナー像をトナー像形成ユニットに戻す。このため、ファーブラシ118A、118Bでは回収不可能な大量のトナーが中間転写ベルト181に付着している場合でも、一次転写の裏返しでトナーを効率的に回収できる。ベルトクリーニング装置116に大きな清掃負荷をかけることなく、高い効率で感光ドラム101aへトナーを回収できる。
収容部切換モードの除去動作では、中間転写ベルト181上に既に転写されたトナー像が二次転写部T2を通過するときに、記録材にトナー像を転写する電圧とは逆極性の電圧を二次転写ローラ140に印加する。このため、二次転写部T2を通過するトナーが二次転写ローラ140へ移転して記録材の裏汚れを引き起こすことを回避できる。二次転写部T2を通過するトナーに不必要な電荷注入や放電を作用させないため、一次転写部T1におけるトナー像の逆方向の転写を効率的に実行できる。
収容部切換モードの除去動作中は、中間転写ベルト181に転写しているときよりも絶対値の小さい電圧の一例である0Vをファーブラシ118A、118Bに印加する。これにより、ファーブラシ118A、118Bにトナーが移転することを抑制して、画像形成再開時のベルトクリーニング装置116のクリーニング性能を高く確保できる。ファーブラシ118Aに大量のトナーが捕捉されてクリーニング性能が損なわれることがない。また、中間転写ベルト上のトナーに不必要な電荷注入がされることを回避することで、一次転写部T1で高効率にトナーを感光ドラム101aへ移転できる。
変更部の一例である制御部35は、記録材の種類に応じて、画像形成部Paからトナー像を中間転写ベルト181に転写するときの中間転写ベルト181の移動速度を複数段階に変更可能である。収容部切換モード中の除去動作を実行中の中間転写ベルト181の移動速度は、複数段階の移動速度のうちの最高速度以上である。速度が高いほど除去動作時間が短くて済むからである。特に、最高速度の場合、クリーニングブレードの変形や振動を確実に回避して画像形成時の速度にかかわらず一定時間で中間転写ベルト181のクリーニングを終了できる。
待機部の一例である再送搬送路167は、第一面に画像を形成された記録材の第二面にも画像を形成するために、二次転写部T2で第一面にトナー像を転写されて定着装置165で画像を定着された記録材を待機させて二次転写部T2へ送り出す。両面印刷モードの場合、画像形成を一旦中断して再送搬送路167から記録材を搬送して記録材の第二面に中間転写ベルト181上に既に転写されたトナー像の一部を転写した後に、除去動作を実行する。このため、中間転写ベルト181に転写されたトナー像を感光ドラム101aに回収する量が少なくなる。
実施の形態1によれば、記録材カセット160の記録材をすべて使いきった状態でオートカセットチェンジを行った後、制御部35が、記録材カセット160の記録材なしの警告することで、ユーザーは記録材カセット160Aに記録材を補給できる。
実施の形態1によれば、使い切りモードのオートカセットチェンジに伴うACCダウンシーケンスの時間を短くすることができ、画像形成装置100の生産性を向上させることが可能になる。
高生産性が要求される画像形成装置の高速機では、オートカセットチェンジ時のダウンタイムは、生産性が低下する現象が発生してしまうためユーザーとしては、できるだけ避けたい課題である。特に、厚紙の画像形成時には定着性の観点から、画像形成速度を普通紙の画像形成時に比べて遅くするので、オートカセットチェンジ時のダウンタイムがさらに長くなる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、記録材が厚紙時の低速モードのときに、ACCダウンシーケンスが入った場合、感光ドラムと中間転写ベルトの回転速度を薄紙通紙時と同速度まで増速することにより、ダウンシーケンス時間を短縮化した。これに対して、実施の形態2では、厚紙時の低速モードだけでなく、薄紙時においても、ACCダウンシーケンス時には増速して、さらなる生産性向上を実現している。
本実施例において、ACCダウンシーケンス時の感光ドラム及び中間転写ベルトの回転速度を400mm/secとする。ACCダウンシーケンス時には、画像形成は行っておらず、感光ドラム及び中間転写ベルトの回転速度を所望の速度に設定することが可能である。画像形成速度は実施例1と同様に3水準設けられている。
各坪量における画像形成速度と、ACCダウンシーケンスを400mm/secの回転速度で動作させたときのダウンシーケンス時間の短縮時間を表4に示す。速度を画像形成時よりも上げることで、生産性の向上をより行うことができる。なお、本実施例においては、400mm/secの場合について述べたが、速度をさらに上げることは可能であり、速度に比例して生産性向上がより達成できる。
Figure 2015219472
実施の形態2では、オートカセットチェンジを行なう時に、記録材が無いことを検知してから、記録材カセットを切り替えた後に、画像形成をおこなうまでの時間の間、中間転写ベルトの駆動速度を画像形成時の速度よりも速くする。使用中の記録材カセットから次の記録材カセットへ自動的に給送動作を切り替えるときに、記録材カセットを切り替え後、画像形成をおこなうまでの間、感光ドラム及び中間転写ベルトの回転速度を画像形成時よりも速くする。
このため、高生産性が要求される高速機で生産性が向上する。オートカセットチェンジ時のダウンタイムを避けて、生産性が低下する現象をできるだけ発生させないで済む。特に、厚紙の画像形成時に定着性の観点から、画像形成速度を普通紙時に比べて遅くする場合でも、オートカセットチェンジのダウンタイムがさらに長くならないで済む。
<変形例>
本発明は、実施の形態1、2の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。実施の形態1では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
実施の形態1では、画像形成時の中間転写ベルトのクリーニング部材としてファーブラシを使用した実施形態を説明した。しかし、クリーニング部材は、クリーニングローラでもよい。
中間転写ベルトに接離可能に配置した収容部切換モードの除去動作専用の静電クリーニング方式のベルトクリーニング装置を配置してもよい。中間転写ベルト181にクリーニングブレードを当接して中間転写ベルト181をクリーニングするベルトクリーニング装置を、中間転写ベルト181の移動方向において二次転写部T2より下流で画像形成部Paより上流に配置してもよい。中間転写ベルト181上に既に転写されたトナー像をクリーニングブレードで回収する場合、中間転写ベルト181の1回の通過で大量のトナーをクリーニング可能であるため、除去動作時間は短くて済む。
画像形成部は、1つ以上の任意の数とすることができる。記録材カセット切り換え後の中間転写ベルトクリーニングに際して二次転写ローラへのトナー移転を回避するために、二次転写部T2を離間させてもよい。
24A、24B クリーニング電圧出力部、25 記録材カセット動作制御部
35 制御部、36 中間転写ベルト駆動部、37 二次転写電圧出力部
38 操作パネル、39 表示部、100 画像形成装置
101a、101b、101c、101d 感光ドラム
111a、111b、111c、111d 露光装置
112a、112b、112c、112d ドラムクリーニング装置
116 ベルトクリーニング装置、117 ハウジング
118A、118B ファーブラシ、119A、119B 金属ローラ
120A、120B クリーニングブレード
123a、123b、123c、123d 現像装置
124a、124b、124c、124d 一次転写ローラ
129 二次転写内ローラ、140 二次転写ローラ、
160A、160B 記録材カセット、167 再送搬送路
181 中間転写ベルト、Pa、Pb、Pc、Pd 画像形成部

Claims (7)

  1. トナー像を形成するトナー像形成ユニットと、
    前記トナー像形成ユニットに当接して移動する中間転写体と、
    前記トナー像形成ユニットから前記中間転写体へ第一転写部でトナー像を転写する第一転写部材と、
    前記中間転写体から記録材へ第二転写部でトナー像を転写する第二転写部材と、
    記録材を収容する第一収容部及び第二収容部と、
    前記第一収容部の記録材の有無を検知する検知部材と、
    前記第一収容部から給送された記録材に連続して画像を形成するジョブの途中で前記検知部材が記録材無しを検知した場合には画像形成を一旦中断して前記中間転写体上に既に転写されたトナー像を前記中間転写体から除去する除去動作を実行し、その後、前記第一収容部に代えて前記第二収容部から給送された記録材に画像を形成する収容部切換モードを実行する実行部と、を有し、
    前記収容部切換モード中の前記除去動作を実行中の前記中間転写体の移動速度は、記録材にトナー像を転写するときの前記中間転写体の移動速度より速いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記実行部は、前記中間転写体にトナー像を転写するときと逆極性の電圧を前記第一転写部材に印加して、前記中間転写体上に既に転写されたトナー像をトナー像形成ユニットに戻すことで前記除去動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記実行部は、前記中間転写体上に既に転写されたトナー像が前記除去動作中に前記第二転写部を通過するときに、記録材にトナー像を転写する電圧とは逆極性の電圧を前記第二転写部材に印加することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記中間転写体の移動方向において前記第二転写部より下流で前記トナー像形成ユニットより上流に配置され、前記中間転写体に当接するブラシローラを有し、
    前記実行部は、前記除去動作中は、前記中間転写体に転写しているときよりも絶対値の小さい電圧を前記ブラシローラに印加することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写体の移動方向において前記第二転写部より下流で前記トナー像形成ユニットより上流に配置され、前記中間転写体に当接して前記中間転写体をクリーニングするクリーニングブレードを有し、
    前記実行部は前記除去動作中に、前記中間転写体上に既に転写されたトナー像を前記クリーニングブレードで回収することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 記録材の種類に応じて、前記トナー像形成ユニットからトナー像を前記中間転写体に転写するときの前記中間転写体の移動速度を複数段階に変更可能な変更部を有し、
    前記除去動作を実行中の前記中間転写体の移動速度は、前記複数段階の移動速度のうちの最高速度以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. トナー像を記録材に定着させる定着装置と、
    第一面に画像を形成された記録材の第二面にも画像を形成するために、前記第二転写部で前記第一面にトナー像を転写されて前記定着装置で画像を定着された記録材を待機させて前記第二転写部へ送り出す待機部を備え、
    前記実行部は、前記検知部材が記録材無しを検知した場合、画像形成を一旦中断して前記待機部から記録材を搬送して前記記録材の前記第二面に前記中間転写体上に既に転写されたトナー像の一部を転写した後に、前記除去動作を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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