JP2009031498A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成の開始を遅らせることなく、中間転写ベルトの外添剤分布に起因する画像の濃度段差を防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】A4サイズの記録材Pが500枚画像形成されるまで、画像のトナー像の外側に、記録材に対するコントラストが低いトナーを用いた薄い濃度階調の外添剤塗布用トナー像を形成し、画像のトナー像とともに記録材に転写する。外添剤塗布用トナー像によって、画像のトナー像の外側の中間転写ベルト11の表面にも十分な外添剤が付着するので、外添剤の濃度差に起因する画像の濃度段差を直ちに防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、外添剤を含むトナーで現像したトナー像を中間転写体等に担持させる画像形成装置、詳しくは連続画像形成の後に画像サイズが大きくなった際に発生する転写ムラを抑制する制御に関する。
中間転写体に複数色のトナー像を重ねて一次転写し、中間転写体に担持させた複数色のトナー像を、二次転写部で記録材へ一括二次転写させる画像形成装置が実用化されている。
電圧を印加した導電性ブラシ部材を中間転写体に摺擦させて、二次転写部を通過した中間転写体に付着した転写残トナーを除去する静電クリーニング装置を備えた画像形成装置が実用化されている。
特許文献1には、中間転写ベルトに沿って複数の感光ドラムを配置したタンデム型の画像形成装置が示される。ここでは、中間転写ベルトにファーブラシを用いた静電クリーニング装置を付設しており、中間転写ベルトに形成された弾性層の表面には、フッ素樹脂を含有させて平滑性、離型性を高めた表層が形成されている。印加した電圧の極性を異ならせてファーブラシが一対配置され、中間転写ベルトに付着した転写残トナーがプラスマイナスどちらの極性に帯電していても、確実にファーブラシに付着させて除去できる。
特許文献2には、中間転写ベルトに不織布を摺擦して清掃面の付着物を除去するウエブクリーニング装置が中間転写ベルトに付設された画像形成装置が示される。長尺の不織布ウエブがロール状に装填され、ロールからウエブの未使用部分を定期的に引き出して中間転写ベルトに摺擦させ、使用済みウエブを別のロールに巻き取っている。
特許文献3には、ロータリ現像装置を用いて1つの感光ドラムに形成した複数色のトナー像を中間転写ベルトに重ね合わせる1ドラム型の画像形成装置が示される。ここでは、画像形成に先立たせて、中間転写ベルトの画像形成領域全体にトナー像を担持させてクリーニングすることにより、中間転写ベルトの画像形成領域全体の表面状態を規定状態に調整して、転写不良を防止している。また、中間転写ベルトの新品状態を検知した場合にのみ、中間転写ベルトの画像形成領域の全域にトナー像を担持させることで、2回目以降のトナー消費を節約している。
特許文献4には、感光ドラムから記録材へトナー像を直接に転写する画像形成装置が示される。ここでは、現像バイアスを制御して、画像形成時の感光ドラムに、画像のトナー像に重ねた現像幅一杯の薄いトナーを担持させることにより、感光ドラムからの記録材の分離性を高めている。
特開2002−207403号公報 特開平10−149033号公報 特開2004−117597号公報 特開平8−36329号公報
中間転写ベルトに静電クリーニング装置を付設した画像形成装置では、小サイズの記録材に連続画像形成した後に、大サイズの記録材に画像形成を行うと、大サイズの記録材の画像に微細な濃度段差が発生し易くなることが判明した。大サイズの記録材に形成された画像における連続画像形成した画像の内側に相当する領域に比較して、外側では画像濃度が少し低下している。
また、同一サイズの記録材へ画像形成を行う場合でも、余白部分の大きな写真画像を連続画像形成した後に、余白部分の小さな写真画像を形成すると、余白部分の大きな写真画像の領域とその外側とに対応して微細な濃度段差が発生し易くなる。
この微小な濃度段差は、中間転写ベルトを交換することで解消され、交換された中間転写ベルトを顕微鏡観察したところ、連続画像形成されたトナー像を担持した領域では、その外側に比較して添加剤の付着が多くなっていることが判明した。
そこで、特許文献3に示されるように、前回転ごとに、中間転写ベルトの最大画像領域全体にトナー像を担持させてクリーニングすることにより、中間転写ベルトの画像領域全体の外添剤分布を均すことが提案された。
しかし、特許文献3に示される「30%≦画像比率≦80%」の濃厚なトナー像を中間転写ベルトの画像形成領域の全体に担持させると、静電クリーニング装置の負荷が過剰になって画像形成の開始が大幅に遅れてしまう。また、ジョブ入力ごとの前回転で中間転写ベルトの画像形成領域の全体にトナー像を担持させると、画像形成に使わないトナーの消費量が増大し、二次転写部を含む中間転写ベルト周りのトナー汚染も深刻になる。
本発明の第1の目的は、画像形成の開始を遅らせることなく、中間転写ベルトの外添剤分布に起因する画像の濃度段差を防止できる画像形成装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、中間転写ベルトの外添剤分布に起因する画像の濃度段差を防止するに際して、画像形成に使わないトナーの消費量を減らせる画像形成装置を提供することである。
本発明の画像形成装置は、帯電した像担持体に画像の静電像を書き込む静電像書き込み手段と、外添剤を含むトナーを前記像担持体に供給して前記静電像をトナー像に現像する現像手段と、前記像担持体からトナー像を転写される中間転写体と、前記中間転写体との間に記録材に対するトナー像の転写部を形成する転写部材と、前記転写部材と前記中間転写体との間に電圧を印加して、前記中間転写体に担持されたトナー像を記録材へ転写させる電源手段と、電圧を印加された導電性ブラシ部材を前記像担持体に摺擦させて、前記転写部を通過した前記像担持体から転写残トナーを除去する静電クリーニング装置とを備えたものである。前記静電像書き込み手段を制御して、前記画像の静電像の外側に静電像を書き込むことにより、前記転写部の長手方向における前記中間転写体の画像のトナー像の外側に、前記画像のトナー像よりも記録材に対するコントラストが小さいトナー像を担持させる制御手段を備え、前記制御手段は、前記中間転写体の寿命初期の規定期間に前記外側に担持させるトナー像のトナー載り量を、前記規定期間以降よりも多くする。
本発明の画像形成装置では、画像の静電像を書き込む際に、画像の静電像の外側に、中間転写体への外添剤塗布を目的とする「外側に担持させるトナー像」の静電像を書き込む。トナーと外添剤とを含む外添剤塗布用トナー像は、中間転写体に担持された後に静電クリーニング装置によってトナーを除去されることにより、画像のトナー像が担持される領域の外側に外添剤を残す。
従って、特許文献3に示されるようなトナー塗布及びクリーニングのための特別な時間を設ける必要が無い。転写部の長手方向の長さが相対的に短い画像の連続画像形成を通じて、画像のトナー像の外側にも外添剤が付着して、画像のトナー像の内側と外側とにおける外添剤の濃度差が減少する。転写部の長手方向の長さが相対的に長い画像を形成する際に、中間転写体に付着した外添剤の濃度差に起因する転写効率差が減少して、画像の濃度段差が軽減される。
そして、画像の外側に担持させる外添剤塗布用トナー像は、記録材に対するコントラストが画像よりも小さい色相、濃度に設定されているので、記録材に転写されても目立たない。特許文献3に示されるように、画像並み又は画像以上の濃度にする場合に比較して、静電クリーニング装置に負担をかけることなくトナーを除去でき、トナー消費量も節約される。
そして、転写ムラが起き易い規定期間には、外側に担持させるトナー像のトナー載り量を、転写ムラが起き難い規定期間以降よりも多くするので、中間転写体の寿命を通じた外添剤塗布目的のトナー消費量が節約される。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、連続画像形成時に、画像のトナー像の外側に、外添剤塗布目的のトナー像を形成する限りにおいて、各実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1〜3に示される画像形成装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図2は画像形成部及び中間転写ベルトクリーニング装置の構成の説明図、図3は中間転写ベルトの断面構成の説明図である。
図1に示すように、第1実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト11に沿って感光ドラム1a、1b、1c、1dが配置されたタンデム型フルカラー複写機である。
画像形成部Paでは、感光ドラム1aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト11に一次転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム1bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト1のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部Pc、Pdでは、それぞれ感光ドラム1c、1dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて同様に中間転写ベルト11のトナー像に位置を重ねて順次一次転写される。
中間転写ベルト11に一次転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送され、レジストローラ23によって給送された記録材Pへ一括二次転写される。二次転写部T2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置27で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に外部へ排出される。
分離装置22は、給紙カセット20からピックアップローラ21によって引き出された記録材Pを1枚ずつに分離して、レジストローラ23へ送り出す。レジストローラ23は、停止状態で記録材Pを受け入れて待機させ、中間転写ベルト11のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ送り込む。
中間転写ベルト11は、テンションローラ12、駆動ローラ13、及びバックアップローラ24に支持されて、所定のプロセススピードで矢印R2方向に回転する。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、付設された現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、他の画像形成部Pb、Pc、Pdについては、説明中の符号末尾のaを、b、c、dに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部Paは、感光ドラム1aの周囲に、帯電装置2a、露光装置3a、現像装置4a、一次転写ローラ5a、クリーニング装置6aを配置する。
像担持体の一例である感光ドラム1aは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を形成してある。感光ドラム1aは、その両端部をフランジによって回転自在に支持され、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達して、300mm/secのプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電装置2aは、感光ドラム1aに帯電ローラを圧接して従動回転させる。電源D3は、帯電ローラに直流電圧と交流電圧とを重畳した電圧を印加して、感光ドラム1aの表面を一様な負極性の電位に帯電させる。
静電像書き込み手段の一例である露光装置3aは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1aの表面に画像の静電像を書き込む。
現像装置4aは、トナーボトル7aから供給されたトナー及び外添剤を、容器4i内で磁性キャリアと混合し、スクリュー4g、4hにより攪拌して、トナーを負極性に帯電させる。外添剤が付着した状態で帯電したトナーは、固定磁極4jの周囲で感光ドラム1aとカウンタ方向に回転する現像スリーブ4sに穂立ち状態で担持されて、感光ドラム1aを摺擦する。外添剤は、シリカ微粉末を主成分とし、トナー粒子の凝集を阻止するとともに、攪拌に伴ってトナー粒子を摩擦帯電させる。
電源D4は、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を現像スリーブ4sに印加して、現像スリーブ4sよりも相対的に正極性となった感光ドラム1aの静電像へ外添剤が付着したトナーを移動させて、静電像を反転現像する。
一次転写ローラ5aは、両端部を不図示のバネ部材で付勢されて感光ドラム1aとの間に中間転写ベルト11を挟み込み、感光ドラム1aと中間転写ベルト11との間に一次転写部T1を形成する。
一次転写ローラ5aは、ステンレス製のローラ軸の外周に、抵抗性を持たせた弾性層を配置している。弾性層は、抵抗値が10〜10Ω・cmに調整したスポンジ組織の弾性材料で形成されている。
電源D1は、一次転写ローラ5aに正極性の直流電圧を印加して、負極性に帯電して感光ドラム1aに担持されたトナー像を、一次転写部T1を通過する中間転写ベルト11へ転写させる。
クリーニング装置6aは、クリーニングブレードを感光ドラム1aに摺擦して、一次転写部T1を通過して感光ドラム1aの表面に残留した転写残トナーを除去して、次回のトナー像形成に備えさせる。
制御手段の一例である制御部110は、タッチパネルで構成される操作パネル108を通じて操作及び設定がなされて画像形成装置100を制御する。
制御部110は、画像のトナー像の間隔に各種の制御用トナー像を形成し、反射型センサ15によって制御用トナー像を検知した結果に基いて各種の画像形成条件及びタイミングを調整する。
反射型センサ15は、中間転写ベルト11に赤外光を照射して反射光を検知することにより、中間転写ベルト11の表面と制御用トナー像とのコントラストとして、制御用トナー像を検知する。
制御部110は、画像形成部(Pa、pb、Pc、Pd:図1)がそれぞれ中間転写ベルト11に一次転写した制御用トナー像を反射型センサ15により検知して、露光開始タイミングを調整する。
制御部110は、感光ドラム(1a、1b、1c、1d:図1)に形成したカラーパッチを検知して、画像形成部(Pa、pb、Pc、Pd:図1)におけるトナー像の形成条件を調整する。
<二次転写部>
中間転写体の一例である中間転写ベルト11は、厚さ355μm、幅370mm、周長2236mmの無端状に形成され、一次転写部T1で一次転写されたトナー像を担持して二次転写部T2へ搬送する。
図3に示すように、中間転写ベルト11は、ポリイミド系樹脂の樹脂層11aに重ねてクロロプレーン系ゴムの弾性層11bを形成し、ポリウレタン系樹脂にフッ素系樹脂を分散した表層11cを塗布した三層構造の弾性ベルトである。
樹脂層11a、弾性層11b、表層11cには、抵抗値調節用導電剤としてカーボンブラック及びイオン系導電剤を含有させて、体積抵抗率ρ(Ωcm)を10(Ωcm)に調整してある。中間転写ベルト11の体積抵抗率ρ(Ωcm)は、JIS−K6911法準拠プローブを使用して、印加電圧100V、印加時間60sec、23度C50%RHにて、10(Ωcm)≦ρ≦1015(Ωcm)が望ましい。
図2に示すように、バックアップローラ24は、ステンレス製の円筒材料で形成されて接地電位に接続されている。
転写部材の一例である二次転写ローラ25は、中間転写ベルト11を介してバックアップローラ24に圧接して、中間転写ベルト11と二次転写ローラ25との間に二次転写部T2を形成する。
二次転写ローラ25は、ステンレス製のローラ軸25aの外周に、トナーの離型性が良いコーティング層を表面に形成したウレタンゴム材料スポンジ組織の弾性層25bを形成してある。弾性層25bは、イオン導電剤を分散させて、抵抗値を10(Ω)に調整してある。抵抗値は、二次転写ローラ25を外径20mmの金属ローラに総圧9.8Nで当接させて20rpmで回転させ、2KVを印加した時の電流値を測定して計算した値である。
中間転写ベルト11と組み合わせた二次転写性を考慮すると、二次転写ローラ25の抵抗値R(Ω)は、10≦R≦10の範囲が望ましい。
電源手段の一例である電源D2は、正極性の定電圧を二次転写ローラ25のローラ軸25aへ印加して、バックアップローラ24と中間転写ベルト11と記録材Pと二次転写ローラ25との直列回路に転写電流を流す。これにより、中間転写ベルト11のトナー像に重ね合わせて、記録材Pが二次転写部T2を通過する過程で、中間転写ベルト11から記録材Pへトナー像が静電的に移動する。
二次転写ローラクリーニング装置26は、電源D5から正極性の直流電圧を印加されて、二次転写部T2で二次転写ローラ25に転写された負極性のトナーを除去する。
二次転写部T2を通過した中間転写ベルト11に付着した転写残トナーは、静電クリーニング装置30及びウエブクリーニング装置40によって除去して回収される。
<静電クリーニング装置>
中間転写ベルト11は、弾性層11bを有する弾性ベルトなので、クリーニングブレードを高速で摺擦させると、びびりを生じてクリーニング性能が不安定になる。そのため、中間転写ベルトクリーニング装置として、静電クリーニング装置30を採用している。
静電クリーニング装置30は、負極性に帯電させたファーブラシ31と、正極性に帯電させたファーブラシ34と、を中間転写ベルト11に摺擦させて、転写残トナーを静電的に除去する。
導電性ブラシ部材の一例であるファーブラシ31、34は、抵抗値10MΩ、繊維太さ6デニールのカーボン分散型ナイロン繊維を、金属ローラに植毛密度50万本/inch2の割合で植毛してある。ファーブラシ31、34は、中間転写ベルト11に対して約1.0mmの侵入量を持たせて配置され、不図示の駆動モータによって、50mm/secの周速度で、中間転写ベルト11に対してカウンタ方向に回転駆動される。
金属ローラ32、35は、表面が硬質アルマイト処理されたアルミニウム製の円筒材料であって、それぞれファーブラシ31、34に対して約1.0mmの侵入量を持たせて配置される。
金属ローラ32、35は、ファーブラシ31、34の回転軸から分配された駆動力によって、ファーブラシ31、34に対してウイズ方向に、ほぼ等しい周速度で回転される。
クリーニングブレード33、36は、ウレタンゴムブレードで構成され、それぞれ金属ローラ32、35に対して侵入量1.0mmを持たせてカウンタ方向に当接配置される。
電源D6は、金属ローラ32に−700V(対接地電位)の電圧を印加して、中間転写ベルト11とファーブラシ31と金属ローラ32との直列回路にクリーニング電流を流す。これにより、中間転写ベルト11との摺擦位置におけるファーブラシ31の電位は、中間転写ベルト11よりも負極性側に高くなる。正極性に帯電して転写部T1を通過した中間転写ベルト11上の転写残トナーがファーブラシ31に静電的に付着する。
ファーブラシ31に付着した転写残トナーは、金属ローラ32へ静電的に移動した後に、クリーニングブレード33によってハウジング38に掻き落とされる。
また、中間転写ベルト11に付着した帯電量の少ない未帯電トナーは、ファーブラシ31に接触して離間する過程で、マイナスの電荷を注入されて、負極性に帯電される。
電源D7は、金属ローラ35に+700V(対接地電位)の電圧を印加して、金属ローラ35とファーブラシ34と中間転写ベルト11との直列回路にクリーニング電流を流す。これにより、中間転写ベルト11との摺擦位置におけるファーブラシ34の電位は、中間転写ベルト11よりも正極性側に高くなる。負極性に帯電してファーブラシ31を通過した中間転写ベルト11上の転写残トナーがファーブラシ34に静電的に付着する。
ファーブラシ34に付着した転写残トナーは、金属ローラ35へ静電的に移動した後に、クリーニングブレード36によってハウジング38に掻き落とされる。
<ウエブクリーニング装置>
静電クリーニング装置30は、中間転写ベルト11に付着した帯電粒子を静電的に除去するので、中間転写ベルト11に機械的に付着した微粒子をクリーニングブレードほどには除去できない。
トナーから遊離した外添剤は、二次転写部T2等の圧力がかかる部分で中間転写ベルト11の表面にこすり付けられて微粒子状態で付着する。微粒子状の外添剤は、静電クリーニング装置30では回収できないので、静電クリーニング装置30の下流に繊維体クリーニング装置の一例であるウエブクリーニング装置40を配置し、クリーニングウエブ45の繊維に付着させて回収する。機械的な繊維体クリーニングによって、中間転写ベルト11に微粒子が過剰に付着して連れ回りすることが防止される。
ウエブクリーニング装置40は、テンションローラ12にバックアップされた中間転写ベルト11に繊維体の一例である不織布のクリーニングウエブ45を摺擦させて、中間転写ベルト11に機械的に付着したトナーや微粒子を繊維に絡めて除去する。
クリーニングウエブ45は、取り付けローラ42に一端を固定してロール状に形成され、ロールから引き出した一端が巻き取りローラ43に固定されている。クリーニングウエブ45は、中間をウエブローラ44に掛け回して、取り付けローラ42及び巻き取りローラ43をそれぞれの回転軸にセットすることにより、ウエブクリーニング装置40に装填される。
クリーニングウエブ45には、ポリエステル、アクリル、ビニロン、水溶性ビニロン、レーヨン、ナイロン、ポリプロピレン、コットン等から選ばれる1種類又は2種類以上の繊維材料を使用できる。ただし、上記材料に限定されるものではない。
クリーニングウエブ45は、繊維組織に付着物が堆積するので、同じ摺擦面を長時間使用すると、繊維組織から放出される付着物と繊維組織に拘束される付着物とがバランスして、見かけ上のクリーニング能力が失われてしまう。クリーニングウエブ45と中間転写ベルト11のニップからトナーや外添剤がすり抜ける。
このため、一定期間ごとにクリーニングウエブ45を一定量巻き取って、中間転写ベルト11に対する摺擦面を新しくする。第1実施形態では、クリーニングウエブ45の1回の巻き取り量を2mmとしている。
制御手段110は、A4サイズ記録材で25枚ごとに、巻き取りローラ43を1ピッチ回転させて、取り付けローラ42からクリーニングウエブ45を2mm引き出し、中間転写ベルト11に摺擦して汚れた部分を隣接する新しい部分に置き換える。これにより、摺擦面が更新されて、クリーニング能力が回復し、中間転写ベルト11の表面に付着した付着物が良好に除去され続ける。
クリーニングウエブ45の使用済み部分は、巻き取りローラ43に順次巻き取られ、取り付けローラ42側のクリーニングウエブ45が無くなると、クリーニングウエブ45が新品交換される。
なお、ウエブクリーニング装置40は、巻き取り式のクリーニングウエブ45を用いないで、中間転写ベルト11の表面の付着物を内部に捕集する他のクリーニング装置に置き換えてもよい。例えば、表面に不織布を巻いたローラを中間転写ベルト11に当接させて回転駆動する繊維ローラクリーニング装置等でもよい。
ウエブクリーニング装置40は、回動軸41を中心にして回動可能に取り付けられ、加圧解除機構46を作動させることにより、回動して、クリーニングウエブ45を中間転写ベルト11から離間させる。
ウエブクリーニング装置40の着時には、クリーニングウエブ45を掛け回したウエブローラ44が、中間転写ベルト11の表層に20N(2.0kgf)の総圧で当接している。
ウエブクリーニング装置40の脱時には、クリーニングウエブ45が中間転写ベルト11から離間して、中間転写ベルト11に付着したトナーや微粒子を素通しする。
<実施例1>
図4は実施例1における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図、図5は実施例1の制御のフローチャートである。
実施例1では、中間転写ベルト11における画像のトナー像の位置を固定せず、短い一定のトナー像担持間隔を置いて連続的に画像形成を行う。
図4に示すように、最大画像領域W2は、330×482mmのA3ノビサイズの記録材に対応して定めてある。
実施例1では、中間転写ベルト11の最大画像領域W2:330mmにおける画像域Gよりも外側に、外添剤塗布用トナー像(H1)を、トナー像担持間隔を設けることなく連続形成する。外添剤塗布用トナー像(H1)は、記録材Pに対する転写領域内で画像域Gよりも外側に位置する余白領域Fにも形成される。
連続画像形成によって、画像域Gの幅の内側と外側とに形成される外添剤の濃度差を軽減するためである。移動方向に薄くて一様な外添剤塗布用トナー像(H1)とすることで、図2に示す静電クリーニング装置30のクリーニング負荷を軽減するためである。
図2に示すように、制御部110は、中間転写ベルト11の耐用状態を、二次転写した記録材の通算枚数をカウントして判別する。
制御部110は、通算した画像形成枚数が規定枚数の一例であるA4用紙500枚以下の時を寿命初期として、図4に示すように、左右の余白領域Fを含めた最大画像領域W2まで、外添剤塗布用トナー像としてのアドオントナーH1を担持させる。
アドオントナーH1は、ベタ画像の0.3%以上5%以下の一様な濃度が適正である。
転写領域の一部である余白領域Fに担持させるアドオントナーH1は、記録材Pの白に対してコントラストの小さいイエロートナーを使用する。余白領域FのアドオントナーH1は、二次転写部T2で記録材Pに転写されるからである。
余白領域Fの外側に担持させるアドオントナーH1は、転写領域の外側なので、現時点で最も残量の多いトナーを使用する。記録材Pに転写されることなく静電クリーニング装置30で除去されるので、どの色のトナーを使用しても良い。
図2を参照して図5に示すように、制御部110は画像形成の制御を開始する(S11)。
制御部110は、記録材の通算枚数が500枚を越える場合(S12のNo)及び最大サイズの記録材の場合(S13のYes)には、不図示のフローに従って、アドオントナーH1を形成しない通常の制御を行う。
制御部110は、記録材の通算枚数が500枚以下(S12のYes)で最大サイズの記録材に該当しない場合(S13のNo)、画像形成に先立ってレジストレーションパッチ(タイミング制御用トナー像)を形成する(S14)。
制御部110は、反射型センサ15でレジストレーションパッチを検知して(S15)、図4に示す画像域Gと、余白領域Fと、外側の最大画像領域W2までとを、それぞれの画像データに基づいて露光印字する(S16)。余白領域Fと外側の最大画像領域W2までの画像データは、制御部110によって準備され、選択された画像形成部の露光装置へのみ供給される。
制御部110は、ジョブが終了するまで(S17のNo)、S12〜S17の処理を繰り返して(S17のYes)画像形成を終了する。
実施例1の制御によれば、画像のトナー像によって余白領域よりも内側の領域に外添剤が満遍なく塗布され、アドオントナーによって余白領域から最大画像領域まで外添剤が満遍なく塗布される。このため、中間転写ベルト11の最大画像領域の全体で外添剤の付着量の差が少なくなり、それまでの画像よりも大きな画像を形成した場合の転写効率の不均一化による濃度段差を防止できる。
静電像書き込み手段の一例である露光装置3aを用いて、特許文献4の現像バイアスに頼る場合よりも、トナーの現像領域と現像量とを精密に制御できる。露光装置3aを用いて、トナー像を担持しない領域だけにアドオントナーを付着させるので、トナー像を担持する領域と担持しない領域との外添剤の付着量差が効率的に解消される。現像バイアスを調整して中間転写ベルトの全面に均等にかぶりトナーを被覆する場合に比較して、少ないトナー量で、短時間に、両方の領域における外添剤付着量を均すことができる。
<実施例2>
図6は実施例2における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図、図7は実施例2の制御のフローチャートである。図7中、図5と共通する制御には共通の符号を付して詳細な説明を省略する。
図2に示すように、実施例2では、中間転写ベルト11の内側に貼付された中間転写体裏面位置検知シートE1を画像位置検知用反射型センサ16によって検知して、毎回の露光開始タイミングを制御する。
このため、同一画像の連続形成時には、中間転写ベルト11の一定の規定位置のみに毎回の画像のトナー像が担持され続け、中間転写ベルト11の移動方向における画像の間隔には、実施例1のように外添剤が塗布されることが無い。
従って、画像によって外添剤が蓄積される画像域に比較して、画像域の間隔で外添剤の蓄積が進まず、大きい画像を形成した際に、画像域と間隔との外添剤濃度差に起因して、中間転写ベルト11の移動方向の濃度段差が形成される可能性がある。
そこで、制御部110は、中間転写ベルト11の送り方向における画像のトナー像の間隔にも外添剤塗布用トナー像を担持させる。
図6に示すように、アドオントナーH2は、最大画像領域W2の内側の画像域Gを除く全面に、ベタ画像の0.5%の濃度階調にて形成される。
転写領域の余白領域Fに担持させるアドオントナーH2は、記録材Pの白に対してコントラストの小さいイエロートナーを使用する。0.5%の濃度階調なら記録材に転写されても目立たないからである。
余白領域の外側(転写領域の外側)に担持させるアドオントナーH2は、最も安価で容量の多いブラックトナーを使用する。
図2を参照して図7に示すように、S11、S12、S13、S17、S18については実施例1で説明したとおりである。
制御部110は、記録材の通算枚数が500枚以下(S12のYes)で最大サイズの記録材に該当しない場合(S13のNo)、中間転写体裏面位置検知シートE1を画像位置検知用反射型センサ16で検知して(S24)、露光を開始する。
制御部110は、図6に示す余白領域Fから内側の画像域Gを除いた領域では、画像形成部Paを用いてアドオントナーH2を形成する。
制御部110は、余白領域Fよりも外側に位置する最大画像領域W2までの領域では、画像形成部(Pd:図1)を用いてアドオントナーH2を形成する(S25)。
それぞれのアドオントナーH2の画像データは、制御部110によって準備され、選択された画像形成部の露光装置へのみ供給される。
実施例2の制御によれば、画像域Gと画像域Gの間隔とにおける外添剤の濃度差が軽減される。小サイズ画像の連続形成に続いて大サイズ画像を形成した際に、画像域Gと画像域Gの間隔とにおける転写効率の段差が発生しにくくなって、濃度差中間転写ベルト11の移動方向の濃度段差が形成されにくくなる。
<実施例3>
図8は実施例3における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図、図9は実施例3の制御のフローチャートである。図9中、図7と共通する制御には、共通の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例2では、連続形成されるトナー像が中間転写ベルト11の一定位置に位置決められるため、画像域の内側に余白や白画像があると、内側の余白や白画像に相当する部分で外添剤の蓄積が進まない。このため、同一画像を連続形成した後に別の画像を形成すると、連続形成した画像の余白や白画像の縁に濃度段差が形成される可能性がある。
そこで、制御部110は、最大画像領域W2の全体にアドオントナーを形成して、画像域の内側の余白や白画像にも外添剤を塗布する。
図8に示すように、アドオントナーH3は、最大画像領域W2の内側の全面に、イエロートナーを用いてベタ画像の1.0%の濃度階調にて形成される。このため、画像域の画像のイエロートナー像に関しては、画像データの濃度階調からアドオントナーの濃度を差し引いた画像データを用いて露光することにより静電像が書き込まれる。
図2を参照して図9に示すように、S11、S12、S13、S24、S17、S18については実施例2で説明したとおりである。
制御部110は、中間転写体裏面位置検知シートE1を画像位置検知用反射型センサ16で検知して(S24)、画像とアドオントナーH2の静電像を書き込み開始する(S35)。
制御部110は、図8に示す最大画像領域W2までの領域に、画像形成部Paを用いてアドオントナーH3を形成する。アドオントナーH3の画像データは、制御部110によって準備され、画像形成部Paの露光装置3aへ供給される。
制御部110は、イエロー分解色の画像データの全域でアドオントナーH3の濃度階調を差し引いた画像データを形成して画像形成部Paの露光装置3aへ供給する。
実施例3の制御によれば、画像域Gの内側の余白や白画像と、画像域Gの他の部分とにおける外添剤の濃度差が軽減される。同一画像の連続形成に続いて別の画像を形成した際に、画像域Gの内側の余白や白画像と画像域Gの他の部分とにおける転写効率の段差が発生しにくくなって、別の画像の内側に濃度段差が形成されにくくなる。
<実施例4>
図10は実施例4の制御のフローチャートである。図10中、図5と共通する制御には、共通の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例4では、図4に示す外添剤塗布用トナー像が形成される。しかし、中間転写ベルト11の耐用状態は、記録材のカウントにはよらず、中間転写ベルト11の赤外線反射の一例である光沢度を検知して、規定状態の一例である3%低下か否かを判断する。
図2に示すように、制御部110は、反射型センサ15の検知結果に基いて、トナー像に覆われていない中間転写ベルト11の表面の光沢度(グロス)を検知して、中間転写ベルト11の耐用状況及び残り寿命を判断する。
中間転写ベルト11は新品状態で光沢度が最高である。そして、トナー像の担持、二次転写、クリーニングを繰り返して耐用時間が累積するに従って、表面に微粒子状の外添剤が付着して光沢度が低下する。中間転写ベルト11の光沢度は、記録材の通算枚数よりも正確に中間転写ベルト表面の外添剤付着量を反映している。
制御部110は、中間転写ベルト11の交換直後の光沢度を初期値として取り込み、初期値からの光沢度の低下量が所定割合に達した時点で、中間転写ベルト11に十分な外添剤の付着が完了したと判断する。そして、それ以降は、外添剤塗布用トナー像を形成しない通常の制御を行う。
実施例4では、実施例1と同様に、反射型センサ15でレジストレーションパッチを検知して露光開始タイミングを生成するので、中間転写ベルト11の移動方向のランダムな位置に画像のトナー像が担持される。このため、画像のトナー像によって、画像の間隔にも十分な外添剤が付着する。
従って、制御部110は、図4に示す余白領域Fから最大画像領域W2までに連続した一様幅、一様濃度のアドオントナーH1を担持させる。
図2を参照して図10に示すように、サービスマンが中間転写ベルト11を交換する(S41)。その後、制御部110は、記録材の通算枚数を記録する中間転写ベルトカウントをリセットして(S42)、前多回転を開始する(S43)。
制御部110は、反射型センサ15を用いて中間転写ベルト11の下地光量を検知して、初期値信号値Aとして記憶装置109に保持して(S44)、画像形成を開始する(S45)。
制御部110は、画像のトナー像の間隔ごとに、反射型センサ15を用いて中間転写ベルト11の下地光量を検知して、記録材の通算枚数1枚ごとの信号値Bとして記憶装置109に保持する(S46)。
制御部110は、信号値Bが初期信号値Aの97%に低下するまで(S47のYes)は、実施例1と同様にアドオントナーH1を形成する(S14〜S17)。
制御部110は、中間転写ベルト11の反射光量が3%以上低下すると(S47のNo)、中間転写ベルト11が初期の規定期間を脱したと判断して、不図示のフローに従って、アドオントナーH1を形成しない通常の制御を実行する。
制御部110は、ジョブが終了するまで(S17のNo)、S45〜S17の制御を繰り返す。
実施例4の制御によれば、中間転写ベルト11が外添剤の付着量において初期の規定期間を脱したか否かを記録材Pの通算枚数に頼るよりも正確に判断できる。
トナー載り量の少ない画像ばかりを連続形成した場合、記録材の通算枚数が500枚に達しても、中間転写ベルト11には十分な外添剤が付着していない場合がある。このような場合に中間転写ベルト11に十分な外添剤が塗布されるまで、アドオントナーH1の形成を継続できる。
トナー載り量が多い写真画像ばかりを連続形成した場合、記録材の通算枚数が500枚に達する以前に、中間転写ベルト11に十分な外添剤が付着している場合がある。このような場合に早期にアドオントナーH1の形成を停止して、トナーを節約できる。
<実施例5>
図11は実施例5の制御のフローチャートである。
記録材の通算枚数と中間転写ベルト11の反射光量との関係を調べたところ、新品状態の初期ほど反射光量の低下速度が大きいことが判明した。
中間転写ベルト11が新品状態に近くて、表面状態が不安定な時期ほど、外添剤塗布用トナー像のトナー載り量に対する外添剤の付着量の割合が高くなる。
実施例5では、規定期間の初期に外添剤塗布用トナー像のトナー載り量を高めて、規定期間を通じた中間転写ベルト11に対する外添剤の付着効率を高める。
図2を参照して図11に示すように、制御部110は、画像形成の制御を開始する(S51)。
制御部110は、記録材の通算枚数が500枚を越える場合(S52のNo)及び最大サイズの記録材の場合(S53のYes)には、不図示のフローに従って、アドオントナー(H1:図4)を形成しない通常の制御を行う。
制御部110は、記録材の通算枚数が500枚以下(S52のYes)で最大サイズの記録材に該当しない場合(S53のNo)、図4に示す余白領域Fから最大画像領域W2までアドオントナーH1を形成する(S54)。
制御部110は、記録材の通算枚数が100枚まで(S55のYes)、アドオントナーの濃度階調をベタ画像の3%にする(S56)。
制御部110は、記録材の通算枚数が101枚から200枚まで(S57のYes)、アドオントナーの濃度階調をベタ画像の2.5%にする(S58)。
制御部110は、記録材の通算枚数が301枚から300枚まで(S59のYes)、アドオントナーの濃度階調をベタ画像の2.0%にする(S60)。
制御部110は、記録材の通算枚数が401枚から500枚まで(S61のYes)、アドオントナーの濃度階調をベタ画像の1.5%にする(S62)。
制御部110は、ジョブが終了するまで(S63のNo)、S51〜S63の処理を繰り返して(S63のYes)画像形成を終了する(S64)。
実施例5の制御によれば、ベタ画像の3%で開始した外添剤塗布用トナー像の濃度階調を、0.5%刻みで低下させることで、最後まで3%を継続した場合よりも合計のトナー量を節約できる。
<実施例6>
実施例6では、規定期間の初期に外添剤塗布用トナー像のトナー載り量を高めて、規定期間を通じた中間転写ベルト11に対する外添剤の付着効率を高める。
ただし、実施例5のように記録材の通算枚数が100枚増すごとにではなく、中間転写ベルト11の反射光量(光沢度)が0.5%低下するごとに、外添剤塗布用トナー像の濃度階調を0.5%低下させる。
図2に示すように、サービスマンが中間転写ベルト11を交換し終わると、制御部110は、前多回転を開始し、反射型センサ15を用いて中間転写ベルト11の反射光量を検知して、初期反射光量を記憶装置109に保持する。
制御部110は、画像のトナー像の間隔ごとに、反射型センサ15を用いて中間転写ベルト11の反射光量を検知し、初期反射光量の97%に達するまで、図4に示す画像のトナー像と一緒にアドオントナーH1を形成する。
制御部110は、反射光量が初期反射光量の99.5%を割り込むまで、アドオントナーH1の濃度階調をベタ画像の3%にする。
制御部110は、反射光量が初期反射光量の99.0%を割り込むまで、アドオントナーH1の濃度階調をベタ画像の2.5%にする。
制御部110は、反射光量が初期反射光量の98.5%を割り込むまで、アドオントナーH1の濃度階調をベタ画像の2.0%にする。
制御部110は、このようにして、初期反射光量からの反射光量の低下量が3%に達すると、それ以降は、アドオントナーH1を形成しない通常の制御を行う。
実施例6の制御によれば、ベタ画像の3%で開始した外添剤塗布用トナー像の濃度階調を、0.5%刻みで低下させることで、最後まで3%を継続した場合よりも合計のトナー量を節約できる。
<実施例7>
図12は実施例7における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図、図13は中間転写ベルト交換直後の前多回転制御のフローチャート、図14は画像形成時の前多回転及び後回転の制御のフローチャートである。
実施例7では、前回転時に中間転写ベルト11へ集中的に外添剤を付着させる。
図2を参照して図12に示すように、制御部110は、前多回転時に、ウエブクリーニング装置40を着状態として、中間転写ベルト11の最大画像領域W2にアドオントナーH4を担持させる。そして、ウエブクリーニング装置40のクリーニングウエブ45に大量のトナーを担持させた状態で中間転写ベルト11を回転して、中間転写ベルト11の表面に外添剤を擦り込む。画像と一緒に記録材に転写しないので、アドオントナーH4は、外添剤の付着効率を優先して、ベタ画像の3%以上30%以下の濃度階調が適正である。
制御部110は、このとき、電源D2から二次転写ローラ25へ負極性の電圧を出力して、中間転写ベルト11に担持されたアドオントナーH4が二次転写ローラ25へ転写されないようにする。
制御部110は、このとき、電源D7の出力電圧をオフして、中間転写ベルト11に担持されたアドオントナーH4が静電クリーニング装置30でクリーニングされないようにする。
図2を参照して図13に示すように、サービスマンが中間転写ベルト11を交換する(S71)。
制御部110は、記録材の通算枚数である中間転写ベルトカウントをリセットして(S72)、前多回転を開始して(S73)、ウエブクリーニング装置30であるITBクリーニングウエブユニットを着状態にする(S74)。
制御部110は、感光ドラム1aの最大画像画像領域を露光して(S75)、図4に示すように、中間転写ベルト11に、通常のアドオントナーよりも濃度の高いアドオントナーH4を担持させる。
制御部110は、二次転写ローラ25に印加する電圧を通常の転写時とは逆極性にする(S76)。このため、アドオントナーH4は、二次転写部T2を通過する。
制御部110は、金属ローラ35に印加する転写ベルトクリーニングバイアスのプラスをOFFする(S77)。このため、静電クリーニング装置40のクリーニング能力が低下し、アドオントナーH4は、静電クリーニング装置30を通過して、ウエブクリーニング装置40のクリーニングウエブ45に蓄積される。そして、大量のアドオントナーH4を保持したクリーニングウエブ45が、中間転写ベルト11を摺擦し続けることにより、外添剤が効率的に中間転写ベルト11に付着する。
感光ドラム1aにおけるアドオントナーH4の形成は、90秒間継続した後に(S78のYes)、停止される(S79)。
制御部110は、静電クリーニング装置30を通常状態に復帰して(S80)、中間転写ベルト11に付着したアドオントナーH4をクリーニングする。
制御部110は、二次転写部T2の逆バイアス状態を解除し(S81)、静電クリーニング装置30をOFFさせた(S82)後に露光装置3aの出力回路であるエンジンを停止させる(S83)。
制御部110は、ウエブクリーニング装置40を中間転写ベルト11から脱(離間)状態として(S84)、前多回転を終了する(S85)。
図2を参照して図14に示すように、実施例7では、画像形成に先立つ前多回転時にも、図12に示す中間転写ベルト11にアドオントナーH4を担持させて、クリーニングウエブ45により擦り込む。
画像形成が開始されると(S91)、制御部110は、前多回転を開始して(S92)、ウエブクリーニング装置40を着状態にする(S93)。
制御部110は、感光ドラム1aの最大画像画像領域を露光して(S94)、図4に示すように、中間転写ベルト11に、通常のアドオントナーよりも濃度の高いアドオントナーH4を担持させる。
制御部110は、二次転写ローラ25に印加する電圧を通常の転写時とは逆極性にし(S95)、金属ローラ35に印加する転写ベルトクリーニングバイアスのプラスをOFFする(S96)。このため、アドオントナーH4は、二次転写部T2とクリーニング能力が低下した静電クリーニング装置30とを通過して、ウエブクリーニング装置40のクリーニングウエブ45に蓄積される。そして、大量のアドオントナーH4を保持したクリーニングウエブ45が、中間転写ベルト11を摺擦し続けることにより、外添剤が効率的に中間転写ベルト11に付着する。
感光ドラム1aにおけるアドオントナーH4の形成は、中間転写体の一例である中間転写ベルト11の一周分継続した後に(S97のYes)、停止される(S98)。
制御部110は、静電クリーニング装置30を通常状態に復帰して(S99)、中間転写ベルト11に付着したアドオントナーH4をクリーニングする。
制御部110は、二次転写部T2の逆バイアス状態を通常のバイアス状態に復帰する(S100)。
制御部110は、以上の前多回転制御に続いて画像形成制御を行う(S101)。実施例1と同様に、中間転写ベルトカウントが500枚に達するまでは、画像の印字を行う際に図4に示すアドオントナーH1も印字する。
画像形成制御が終了すると、後回転制御を行う。後回転制御でも前多回転制御と同様にアドオントナーH4を形成して中間転写ベルト11に擦り込む。
制御部110は、感光ドラム1aの最大画像画像領域を露光して(S102)、図4に示すように、中間転写ベルト11に、アドオントナーH4を担持させる。
制御部110は、二次転写ローラ25に印加する電圧を通常の転写時とは逆極性にし(S103)、金属ローラ35に印加する転写ベルトクリーニングバイアスのプラスをOFFする(S104)。このため、アドオントナーH4は、二次転写部T2とクリーニング能力が低下した静電クリーニング装置30とを通過して、ウエブクリーニング装置40のクリーニングウエブ45に蓄積されて、中間転写ベルト11に外添剤が擦り込まれる。
感光ドラム1aにおけるアドオントナーH4の形成は、中間転写体の一例である中間転写ベルト11の一周分継続した後に(S105のYes)、停止される(S106)。
制御部110は、静電クリーニング装置30を通常状態に復帰して(S107)、中間転写ベルト11に付着したアドオントナーH4をクリーニングする。
制御部110は、二次転写部T2に印加された逆バイアス電圧をOFFし(S108)、静電クリーニング装置30に印加するバイアス電圧をOFFする(S109)。
制御部110は、露光装置3aの出力回路であるエンジンを停止させ(S110)、ウエブクリーニング装置40を中間転写ベルト11から脱状態とし(S111)、画像形成を終了する(S112)。
実施例7の制御によれば、中間転写ベルト11の交換の直後に大量の外添剤を中間転写ベルト11に塗布できるので、外添剤の濃度差に起因する画像濃度の段差が最初の画像形成からできにくい。
<変形例>
本発明は、特許文献3に示されるように、ロータリ現像装置を備えた1ドラム型の画像形成装置でも実施できる。
透明トナーや白色トナーのトナー像を形成可能な画像形成装置では、イエロートナーよりも透明トナーや白色トナーを用いてアドオントナーを形成することが望ましい。白い記録材に対するコントラストが小さいため、記録材に転写されても目立たないからである。
赤い記録材に対しては、マゼンタトナーを用いてアドオントナーを形成することが望ましい。赤い記録材に対するコントラストが小さいため、記録材に転写されても目立たないからである。
青い記録材に対しては、シアントナーを用いてアドオントナーを形成することが望ましい。青い記録材に対するコントラストが小さいため、記録材に転写されても目立たないからである。
第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。 画像形成部及び中間転写ベルトクリーニング装置の構成の説明図である。 中間転写ベルトの断面構成の説明図である。 実施例1における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図である。 実施例1の制御のフローチャートである。 実施例2における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図である。 実施例2の制御のフローチャートである。 実施例3における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図である。 実施例3の制御のフローチャートである。 実施例4の制御のフローチャートである。 実施例5の制御のフローチャートである。 実施例7における外添剤塗布用トナー像の形成領域の説明図である。 中間転写ベルト交換直後の前多回転制御のフローチャートである。 画像形成時の前多回転及び後回転の制御のフローチャートである。
符号の説明
1a 像担持体(感光ドラム)
3a 静電像書き込み手段(露光装置)
4a 現像手段(現像装置)
5a 一次転写ローラ
11 中間転写体(中間転写ベルト)
25 転写部材(二次転写ローラ)
D2 電源手段(電源)
30 静電クリーニング装置
31、34 導電性ブラシ部材(ファーブラシ)
32、35 金属ローラ
33、36 クリーニングブレード
D6、D7 電源
40 繊維体クリーニング装置(ウエブクリーニング装置)
45 クリーニングウエブ
100 画像形成装置
T2 転写部(二次転写部)
110 制御手段(制御部)
G トナー像の領域(画像域)
F 余白領域
H1、H2、H3、H4 外添剤塗布用トナー像(アドオントナー)
W2 最大画像領域

Claims (9)

  1. 帯電した像担持体に画像の静電像を書き込む静電像書き込み手段と、
    外添剤を含むトナーを前記像担持体に供給して前記静電像をトナー像に現像する現像手段と、
    前記像担持体からトナー像を転写される中間転写体と、
    前記中間転写体との間に記録材に対するトナー像の転写部を形成する転写部材と、
    前記転写部材と前記中間転写体との間に電圧を印加して、前記中間転写体に担持されたトナー像を記録材へ転写させる電源手段と、
    電圧を印加された導電性ブラシ部材を前記像担持体に摺擦させて、前記転写部を通過した前記像担持体から転写残トナーを除去する静電クリーニング装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記静電像書き込み手段を制御して、前記画像の静電像の外側に静電像を書き込むことにより、前記転写部の長手方向における前記中間転写体の画像のトナー像の外側に、前記画像のトナー像よりも記録材に対するコントラストが小さいトナー像を担持させる制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記中間転写体の寿命初期の規定期間に前記外側に担持させるトナー像のトナー載り量を、前記規定期間以降よりも多くすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記規定期間は、通算の画像形成枚数が規定枚数に達するまでの期間、又は前記像担持体の赤外線反射が規定状態に低下するまでの期間であって、
    前記規定期間以降は、前記外側にトナー像を担持させないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記外側に担持させるトナー像は、記録材への転写領域内で前記外側に位置する余白領域を含めて、前記中間転写体の移動方向に一様な濃度で連続的に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体は、複数色の画像のトナー像を重ねて担持し、
    前記制御手段は、前記複数色の中で、記録材に対するコントラストが最も小さいトナーを用いて、前記外側に担持させるトナー像を形成することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数色の中で、最も残量の多いトナーを、前記転写領域の外側に担持させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記外側に担持させるトナー像を、前記画像のトナー像の領域を含めた前記中間転写体の最大画像領域の全体に形成し、記録材に対するコントラストが最も小さいトナーを用いた前記画像のトナー像は、前記外側に担持させるトナー像の濃度を差し引いて形成することを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 前記静電像書き込み手段は、前記像担持体の規定位置に毎回の前記画像の静電像を書き込み、
    前記制御手段は、前記像担持体の移動方向における前記画像のトナー像の間隔にも、前記外側の領域と等しくトナーを担持させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 前記静電クリーニング装置を通過した前記中間転写体に繊維体を摺擦させる繊維体クリーニング装置を備え、
    前記制御手段は、前記画像の静電像の書き込み開始に先立たせて、前記中間転写体の最大画像領域にトナーを担持させて前記繊維体クリーニング装置により摺擦させ、
    前記最大画像領域に担持させるトナーの載り量は、前記外側に担持させるトナー像よりも多いことを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記最大画像領域にトナーを担持させる期間は、トナーに対する前記静電クリーニング装置のクリーニング能力を低下させることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
JP2007194715A 2007-07-26 2007-07-26 画像形成装置 Pending JP2009031498A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258254A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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JP2011075710A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011117990A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2019040125A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム

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