JP2011117990A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー外添剤の付着ムラに起因する、中間転写ベルトの白化が不均一に発生する場合においても、画像濃度ムラの発生を抑止する。
【解決手段】中間転写ベルト124の表面が、そのベルト幅方向において、均等幅を有する第1領域E1、第2領域E2及び第3領域E3の3つに仮想的に区画されている。これらの第1、第2、第3領域E1、E2、E3にそれぞれ対向して、第1、第2、第3濃度センサ31、32、33が配置されている。領域毎に出力される濃度データから、領域E1、E2、E3間に有意な表面色ムラ、つまり外添剤の付着ムラに起因する表面色ムラが発生しているか否かが判定される。表面色ムラが発生していれば、白化の進行が相対的に遅延している領域、つまり外添剤の付着が不足している領域だけに、感光体ドラム121からトナーが転写される。
【選択図】図6

Description

本発明は、感光体ドラムからトナー像が中間転写ベルトに転写される構成を備えた画像形成装置に関する。
感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナー像に現像し、これを中間転写ベルトに一次転写し、さらに中間転写ベルト上のトナー像を用紙に二次転写する構成の画像形成装置が汎用されている。この種の画像形成装置においては、トナー像が所定の濃度で現像されているかを確認するために、所定のタイミングでキャリブレーション処理が実行される。このキャリブレーション処理は、例えば中間転写ベルト上にパッチ画像を転写させ、そのパッチ画像の濃度を検知し、所望の濃度が得られていない場合には現像バイアス等の現像条件を変更することで、濃度調整を行うものである。なお、前記濃度検知の手法として、特許文献1に開示されているように、中間転写ベルトの幅方向に複数の濃度センサを配列することが知られている。
ところで、静電潜像を現像するトナーには、一般にシリカや酸化チタン等の外添剤が含まれている。これらの外添剤は、一般にトナー粒子の表面に付着しており、その地色は白色である。外添剤の一部は、上記の一次転写が行われることで、中間転写ベルトの表面に付着する。一般に、中間転写ベルトの地色は暗色系の色であるが、画像形成装置が実際に使用され、一次転写が繰り返し行われることで白色系の外添剤が徐々に付着し、これにより中間転写ベルトの表面色が白化してゆく。
特開平9−304997号公報
トナー像の濃度が定常値ではない現象が生じたときに、その要因が現像装置による現像動作自身に由来するものであるならば、検出されるトナー濃度に応じて現像バイアス等の現像条件をフィードバック制御するキャリブレーション処理は有用である。しかしながら、その要因が現像に関連しない他の要因であるならば、現像条件を本来変更する必要が無いにも拘わらず、つまり最良の状態に設定されているにも拘わらず、現像条件を変更してしまうことになり、現像性のバランスを崩してしまいかねない。
中間転写ベルト上のパッチ画像のトナー濃度が低下する要因において、現像動作に由来しないものとして挙げられるのは、上述の中間転写ベルト表面の白化である。白化前後において、中間転写ベルト表面へのトナー像の転写性は変化する。パッチ画像が転写される下地面が白化することで、適正なトナー濃度のパッチ画像が形成されているにも拘わらず、濃度センサはトナー濃度が低下したと誤検知することがある。この場合、トナー濃度を過度に上げるフィードバック制御が実行されてしまい、トナー濃度過剰や、トナー飛散の問題が生じ得る。
さらに問題となるのは、中間転写ベルト表面における白化のバラツキである。様々なトナー像が中間転写ベルトに一次転写されることから、ベルト表面は均一には白化しない。白化のバラツキが存在するということは、中間転写ベルト表面に対するトナー像の一次転写性に領域的なバラツキが生じてしまうことを意味する。例えば、白化が比較的進行した領域にパッチ画像が転写され、そのパッチ画像において検知されるトナー濃度に基づき現像条件のフィードバック制御が行われると、白化が比較的進行していない領域については過剰にトナーが転写される結果となる。このことは画像の濃度ムラを増長させ得る。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、中間転写ベルトの白化が不均一に発生する場合においても、画像濃度ムラの発生を抑止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、その周面にトナー像を担持する感光体ドラムと、前記感光体ドラムの周面に外添剤を含むトナーを供給する現像装置と、所定方向に周回し、その表面に前記感光体ドラムからトナー像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの周回方向と直交するベルト幅方向に所定間隔をおいて複数配置され、各々が対峙する前記中間転写ベルトの表面部分の色に関する計測を行い、その計測データを出力する色計測手段と、前記計測データに基づき、前記中間転写ベルトの前記ベルト幅方向における、前記外添剤の付着ムラに起因する表面色ムラの発生の有無を判定する判定手段と、前記表面色ムラが有と判定されたときに、前記中間転写ベルトの前記外添剤の付着が不足している領域に、前記感光体ドラムからトナーが転写されるよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、中間転写ベルト表面に外添剤の付着ムラに起因する表面色ムラが発生すると、外添剤の付着が不足している領域に、前記感光体ドラムからトナーが転写される。これにより、本来の画像形成時以外において中間転写ベルトの表面に外添剤(トナー)を供給する機会が担保され、外添剤の付着不足を解消させることができる。ここに、色計測手段が計測する中間転写ベルトの表面部分の色とは、ベルト表面地色そのもの、又はベルト表面に転写されたトナー像の色のいずれでも良い。
上記構成において、前記中間転写ベルトの地色は暗色系であり、前記外添剤は白色系であって、前記色計測手段は、前記中間転写ベルトの表面の色濃度を計測して濃度データを出力する濃度センサであることが望ましい(請求項2)。
この構成によれば、白色系外添剤の付着量のバラツキに起因する、中間転写ベルト表面の白化の領域的なバラツキが発生した場合、そのバラツキが均一化される。結果として、中間転写ベルトへのトナーの転写ムラを抑止できる。
この場合、前記中間転写ベルトの表面が、前記ベルト幅方向において少なくとも第1領域と第2領域とに仮想的に区画され、前記第1領域に対向して第1濃度センサが配置され、前記第2領域に対向して第2濃度センサが配置され、前記判定手段は、前記第1濃度センサ及び前記第2濃度センサの濃度データを比較し、これら濃度データの差が所定値を超過したときに前記表面色ムラが有と判定し、前記制御手段は、前記第1濃度センサの方が白色に近い濃度データを出力している場合は、前記第2領域に対して前記感光体ドラムからトナーを転写させる第1制御を行い、前記第2濃度センサの方が白色に近い濃度データを出力している場合は、前記第1領域に対して前記感光体ドラムからトナーを転写させる第2制御を行うことが望ましい(請求項3)。
この構成によれば、中間転写ベルトの表面を仮想的に区画し、その区画単位で濃度検知と、外添剤補填のための転写とが行われる。このため、色計測手段(第1及び第2濃度センサ)の配置を少数とし、判定手段により判定処理を簡素化し、さらに、制御手段による制御処理を簡素化できる利点がある。
また、前記現像装置から前記感光体ドラムへ供給するトナーの量を制御する現像制御手段をさらに備え、前記現像制御手段は、前記第1濃度センサ及び前記第2濃度センサの濃度データ差に応じて、トナー量を調整することが望ましい(請求項4)。
この構成によれば、前記第1領域と第2領域との濃度差に応じた量のトナー(外添剤)が中間転写ベルトに供給させることが可能になるので、中間転写ベルトの表面色ムラをいち早く解消させることが可能となる。
本発明によれば、中間転写ベルト表面へのトナー外添剤の付着ムラが発生しても、徒に現像条件が変更されることはない。また、前記外添剤の付着ムラに起因する中間転写ベルトの表面色ムラ(白化ムラ)が不均一に発生した場合においても、この表面色ムラは是正されるので、結果として画像濃度ムラの発生を抑止できる。従って、高品質な画像を長期に亘って形成可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態の係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 中間転写ベルトの斜視図である。 トナー外添剤の中間転写ベルトへの付着状況を説明するための、中間転写ベルトの模式的な断面図である。 中間転写ベルトの領域分割を示す説明図である。 画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 画像形成装置の動作を説明するための模式図である。 画像形成装置の動作を説明するための模式図である。 中間転写ベルトの領域濃度差とトナー供給量との関係を示すグラフである。 画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の内部構造を概略的に示す断面図である。本実施形態においては、画像形成装置10として、コンピュータ等の外部機器から伝送された画像情報に基づき画像形成処理を行うプリンタを例として挙げている。画像形成装置10は、箱形を呈した装置本体11内に内装された、画像情報に基づき画像形成処理を施す画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙Pに転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14とを含む。装置本体11の上部には、定着処理後の用紙Pが排出される用紙排出部15が形成されている。
装置本体11の上面の適所には、用紙Pの出力条件等を入力操作するための図略の操作パネルが設けられている。この操作パネルには、電源キーや出力条件を入力するための各種のキー等が設けられている。
画像形成部12は、所定の画像形成処理によって用紙貯留部14から給紙された用紙Pにカラー画像を形成させるものである。本実施形態では、上流側(図1における紙面の右側)から下流側へ向けて順次配設された、マゼンタ色の現像剤を用いるマゼンタ用ユニット12Mと、シアン色の現像剤を用いるシアン用ユニット12Cと、イエロー色の現像剤を用いるイエロー用ユニット12Yと、ブラック色の現像剤を用いるブラック用ユニット12Kとが備えられている。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム121および現像装置20がそれぞれ備えられている。感光体ドラム121は、その周面に静電潜像、若しくはこの静電潜像に沿ったトナー像(可視像)を担持する。各感光体ドラム121は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置20からトナーの供給を受ける。各現像装置20には、装置本体11の前面側(図1の紙面の表側)に配設された図略のトナーカートリッジからトナーが補給される。
現像装置20に貯留される現像剤は、例えば、トナーとキャリアとからなる2成分系の現像剤である。トナーは、トナー樹脂と、着色剤、電荷制御剤、ワックス及び無機外添剤(シリカや酸化チタン)等の添加剤とをバインダー樹脂中に分散させた微粉体である。これに対してキャリアは、磁鉄鉱(Fe)等の磁性粒子であり、トナーを帯電させるために使用される。キャリアは、予め所定量が現像装置20内に装填されており、トナーは、図略のトナーカートリッジから現像装置20に適宜補給される。
各感光体ドラム121の直下位置には帯電装置122がそれぞれ設けられている。各帯電装置122のさらに下方位置には、露光装置123が設けられている。各感光体ドラム121は、帯電装置122によって周面が一様に帯電され、画像データに基づく各色に対応したレーザー光が露光装置123から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射される。これにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置20からトナーが供給されることによって、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kの上方位置には、各感光体ドラム121に当接するように配置された中間転写ベルト124が設けられている。中間転写ベルト124は、二次転写位置に配置された駆動ローラ124aと、これとは対極位置に配置された従動ローラ124bとの間に張設されている。中間転写ベルト124は、各感光体ドラム121に対応してそれぞれ設けられた中間転写ローラ125によって、感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で、各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ124aと従動ローラ124bとの間を周回する。
中間転写ベルト124の外表面には、各感光体ドラム121に担持されたトナー像が一次転写される。すなわち、中間転写ベルト124が周回することにより、その表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタトナーのトナー像の転写が行なわれ、ついで同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアントナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。以下同様にして、イエロー用ユニット12Yによるイエロートナーのトナー像、ブラック用ユニット12Kによるブラックトナーのトナー像が、同一位置に重ね塗り転写される。
この一次転写によって、中間転写ベルト124の表面には、フルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト124の表面に担持されたフルカラーのトナー像は、用紙貯留部14から搬送されてくる用紙Pに二次転写される。
各感光体ドラム121の、一次転写位置よりも回転方向下流側には、当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置126が設けられている。クリーニング装置126によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電装置122へ向かう。クリーニング装置126で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収され、貯留される。
画像形成部12の図1における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられ、用紙貯留部14からの用紙がこの搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ124aに掛け回されている中間転写ベルト124へ向けて搬送される。用紙搬送路111には、駆動ローラ124aと対向した位置に、中間転写ベルト124の表面と当接する第2転写ローラ113が配置されている。用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pが、中間転写ベルト124と第2転写ローラ113とのニップ部(二次転写部)を通過することによって、中間転写ベルト124に担持されているトナー像が用紙Pに転写される。
定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものである。定着部13は、内部に加熱源である通電発熱体を備えた加熱ローラ131と、加熱ローラ131と対向配置された定着ローラ132と、定着ローラ132と加熱ローラ131との間に張設された定着ベルト133と、定着ベルト133を介して定着ローラ132と対向配置された加圧ローラ134とを備えている。
定着部13へ供給された用紙Pは、転写ベルト124と第2転写ローラ113との間の定着ニップ部を通過することで加熱加圧される。これにより、トナー像が用紙Pに定着される。定着処理の完了した用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を経由して、装置本体11の頂部に設けられた用紙排出部15の排紙トレイ151へ向けて排出される。
用紙貯留部14は、装置本体11の図1における右側壁に開閉自在に設けられた手差しトレイ141と、装置本体11内における露光装置123より下方位置に挿脱可能に装着された用紙トレイ142とを備えている。用紙トレイ142には複数枚の用紙Pが積層された用紙束P1が貯留される。
手差しトレイ141は、用紙Pを1枚ずつ手差し操作で画像形成部12へ向けて給紙するためのものである。手差しトレイ141は、普段は装置本体11の右壁面に収納されているが、手差しで給紙するときのみ、図1に示すように、壁面から引き出されて手差し給紙に供される。
用紙トレイ142に貯留された用紙束P1の最上位の用紙Pは、下流端(図1における左端)の上面が用紙束P1からピックアップローラ143の駆動で用紙搬送路111へ向けて繰り出される。1枚ずつ繰り出され用紙Pは、搬送ローラ対112の駆動で用紙搬送路111を通って画像形成部12における第2転写ローラ113と転写ベルト124との間のニップ部へ向けて送り込まれる。
続いて、中間転写ベルト124に関する構成につき詳述する。図2は、図1に示した中間転写ベルト124を抜き出して示す斜視図である。中間転写ベルト124は、例えばポリイミド、ポリカーボネート、ポリフッ化ビニリデン等の高分子樹脂のシームレスベルトの表面に、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の合成ゴムのコーティング層を設けたものからなる。好ましい中間転写ベルト124の一例は、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)の下地層の上にCR(クロロプレン)ゴム層を設け、その上にPTFE(ポリ4フッ化エチレン)のコーティング層を形成してなるベルトである。このような中間転写ベルト124の外観視の地色は、黒に近い暗色系の色である。なお、コーティング層には、導電性を付与するためにカーボンブラック等の導電性フィラーが添加される場合もある。
中間転写ベルト124の下流側(駆動ローラ124aの近傍)における表面に対向して、中間転写ベルト124の表面の色濃度を計測(色に関する計測)して濃度データを出力する濃度センサ30(色計測手段)が配置されている。本実施形態では、濃度センサ30として、第1濃度センサ31、第2濃度センサ32及び第3濃度センサ33の3個が用いられている例を示している。これら濃度センサ31〜33は、中間転写ベルト124の周回方向と直交するベルト幅方向に、所定間隔をおいて配置され、各々が対峙する中間転写ベルト124の表面の色濃度を計測する。
濃度センサ30としては、各種のセンサ要素を用いることができるが、光学的な濃度センサが好適に用いられる。本実施形態では、反射光を検出する鏡面反射型センサが濃度センサ30として用いられている。鏡面反射型センサは、中間転写ベルト124表面の検出位置に対して所定角度だけ傾斜して配置されたLED光源と、受光素子としてのフォトトランジスタとを含む。中間転写ベルト124の表面に対してLED光源から光が照射され、その反射光がフォトトランジスタで受光される。フォトトランジスタは、光電変換作用により受光光量に応じたアナログ電気信号(濃度データ)は発生する。この濃度データは、後述する制御部40へ出力される。
既述の通り、中間転写ベルト124には感光体ドラム121からトナー像が一次転写される。また、トナーには、白色を呈するシリカや酸化チタン等の外添剤が含まれている。これらの外添剤は、トナー粒子の外表面に付着しており、外添剤の一部は、上記の一次転写が行われることで、中間転写ベルト124の表面に付着する。
図3は、中間転写ベルト124への外添剤Pの付着状況を模式的に示すベルト幅方向の断面図である。トナー像の一次転写が繰り返し行われることで、白色系の外添剤Pが徐々に暗色系の中間転写ベルト124の表面に付着しして該表面を覆うようになり、中間転写ベルト124の表面色が白化してゆく。しかし、この白化は、中間転写ベルト124の表面において均一に進行するのではなく、領域的なバラツキをもって進行する。図3では、ベルト幅方向の領域e1、e3については外添剤Pの付着密度が低く、比較的白化が進行していない一方で、領域e2については外添剤Pの付着密度が高く、比較的白化が進行している状態を例示している。
このような中間転写ベルト124への外添剤Pの付着ムラが生じると、中間転写ベルト124の表面に色ムラが発生する。さらに、外添剤Pの付着レベルの差に起因して、感光体ドラム121からのトナー像の転写性に差異が生じてしまう。図3の例で言えば、外添剤Pの付着密度が高い領域e2についてはトナー像の転写性が低下し、領域e1、e3に比べてトナー濃度が低下する傾向が生じる。従って、従来のキャリブレーション方式のように、例えば領域e2のトナー濃度の計測値に基づきトナー濃度を濃くする現像条件に変更すると、領域e1、e3についてはトナー濃度が過剰に高くなり、画像ムラが発生する要因となる。
そこで本実施形態では、感光体ドラム121のベルト幅方向における、前記外添剤の付着ムラに起因する表面色ムラの発生状態を検知する。そして、色ムラが発生している場合には、本来の画像形成動作とは別個に、中間転写ベルト124にトナー(外添剤)を供給させ、外添剤の付着不足を解消させる。
図4は、第1〜第3濃度センサ31〜33の中間転写ベルト124に対する配置状態を説明するための模式図である。中間転写ベルト124の表面が、そのベルト幅方向において、均等幅を有する第1領域E1、第2領域E2及び第3領域E3の3つに仮想的に区画されている。これらの第1、第2、第3領域E1、E2、E3にそれぞれ対向して、第1、第2、第3濃度センサ31、32、33が配置されている。第1、第2、第3濃度センサ31、32、33は、各々が対峙する中間転写ベルト124の表面部分の色濃度を計測する。これは、相対的に白化が進行していない領域を、第1、第2、第3領域E1、E2、E3の単位で把握するためである。後記で詳述するが、白化が遅延していると判定された領域には、トナーがベタ転写され、白化が促進される。
ここで、計測する色濃度は、中間転写ベルト124表面の地色の色濃度をそのまま計測してもよいし、通常の濃度キャリブレーション動作において形成されるパッチ画像を中間転写ベルト124上に転写させ、そのパッチ画像の色濃度を計測するようにしても良い。前者では、専らベルト表面の色の相違に基づく光反射特性の相違が、濃度センサが検知する反射光量の相違として計測される。後者では、パッチ画像の下地層の相違に基づく吸光特性の相違が、反射光量の相違として計測される。
次に、画像形成装置10の電気的な構成について説明する。図2は、画像形成装置10の電気的な構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置10は、先に説明した画像形成部12及び濃度センサ30の他、制御部40、操作部41、画像メモリ42、画像処理部43、駆動部44、及び現像バイアス制御部45(現像制御手段)を備えている。
操作部41は、電源キーやスタートボタン、各種機能を設定するための設定キー等であり、操作信号を制御部40へ出力する。画像メモリ32は、ネットワークインターフェイスを介して図略の外部装置から送信されてくる印刷用の画像データを一時的に記憶する。画像処理部33は、画像メモリ32に入力された画像データに対して、画像補正や拡大・縮小等の画像処理を施す。駆動部44は、画像形成装置10の各部に駆動力を与えるモータ等であり、感光体ドラム121、中間転写ベルト124の駆動ローラ124a等に駆動力を与える。
現像バイアス制御部45は、現像装置20に備えられている現像ローラに印加する現像バイアス、及びその印加時間を制御する。一般に現像バイアス及び印加時間は、トナー濃 度調整のためのフィードバック制御により適宜な値に設定される。これに対し、中間転写ベルト124の表面色ムラを解消させるキャリブレーションが行われる場合には、現像バイアス制御部45は、濃度センサ30による計測結果に基づき現像時間を設定する。中間転写ベルト124の表面において大きな濃度差が検出される程、現像バイアスが長い時間印加される。つまり、濃度差が大きい程、多くのトナーが中間転写ベルト124に供給される。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、入力された指示信号等に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って画像形成装置10を統括的に制御する。制御部40は、通常の画像形成処理のための各種機能部の他、本実施形態では、キャリブレーション制御部401、色ムラ判定部402(判定手段)、濃度矯正制御部403(制御手段)、及びデータ記憶部404を機能的に備えている。
キャリブレーション制御部401は、所定のタイミングで、中間転写ベルト124の表面の色濃度を濃度センサ30(第1〜第3濃度センサ31〜33)に検出させ、ベルト表面の色ムラを解消させるためのキャリブレーション動作を画像形成装置10に実行させる。上記の所定のタイミングとは、例えば印刷枚数が所定枚数を超えたとき、又は画像形成装置10の起動時などである。キャリブレーション制御部401は、複数回(例えば10回)、第1、第2、第3濃度センサ31、32、33に計測動作を行わせ、第1、第2、第3領域E1、E2、E3(図4参照)の各々の濃度データを複数個取得させる。これは、中間転写ベルト124の周回方向における各領域E1、E2、E3の濃度のバラツキを平均化するためである。
なお、キャリブレーション制御部401は、中間転写ベルト124の表面ムラが発生していない状況下では、現像条件に関連したトナー濃度の調整のため、別個に公知のキャリブレーション動作を行わせる。
色ムラ判定部402は、濃度センサ30から与えられる計測データに基づき、第1、第2、第3領域E1、E2、E3間に有意な表面色ムラ、つまり外添剤の付着ムラに起因する表面色ムラが発生しているか否かを判定する。具体的には色ムラ判定部402は、第1、第2、第3濃度センサ31、32、33から得られた複数の濃度データに平均値を求めることで、第1、第2、第3領域E1、E2、E3の表面濃度を特定する。そして、これらの濃度データを比較し、その差が所定値を超過しているとき、表面色ムラ「有」と判定する。
図6を参照して、第1領域E1において第1濃度センサ31が計測する濃度データをA、第2領域E2において第2濃度センサ32が計測する濃度データをB、第3領域E3において第3濃度センサ33が計測する濃度データをCとする。ここでは、第2領域E2が比較的白化が進行し、第1領域E1及び第3領域E3が比較的白化が進行しておらず、暗色度が高い状態を例示している。
色ムラ判定部402は、濃度データA、B、Cを正規化し、先ず濃度データA、Bを用いて次式で濃度差Z1を求める。
Z1=(A−B)/B
次に、白化が進行している方の濃度データBと、残りの濃度データCとを用いて、次式で濃度差Z2を求める。
Z2=(C−B)/B
そして、濃度差Z1、Z2が0.1以上である場合に、色ムラ判定部402は、表面色ムラ「有」と判定する。
濃度矯正制御部403は、色ムラ判定部402により表面色ムラが有と判定されたときに、白化の進行が相対的に遅延している領域(図6の場合は第1領域E1及び第3領域E3)、つまり外添剤の付着が不足している領域だけに、感光体ドラム121からトナーが転写されるよう制御する。
図7は、濃度矯正制御部403による部分的なトナー転写制御を模式的に示す図である。例えば第1領域E1及び第3領域E3の白化が相対的に遅延している場合、濃度矯正制御部403は、これら領域E1、E3に対応する感光体ドラム121(4つの感光体ドラム121のうちの少なくとも1つ)の領域121A、121Cに、ベタ印刷用の静電潜像を形成させる。一方、第2領域E2には何ら静電潜像を形成させない。そして、現像装置から当該静電潜像にトナーを供給して現像し、そのトナー像を第1領域E1及び第3領域E3に転写させる。これにより、中間転写ベルト124の第1領域E1及び第3領域E3には、白化を促進させるトナー外添剤が供給されることとなる。
この際、トナーの供給量は濃度差Z1、Z2の値により決定される。図8は、濃度差Z1、Z2と現像時間Xとの関係を示すグラフである。図示する通り、濃度差Z1、Z2の値が大きい程、トナーの吐き出し量を多くするために、現像時間Xが長い時間に設定される。これにより、色ムラが大きい程、多くの外添剤が供給されることになるので、領域間の色ムラが早期に是正されるようになる。このような現像時間Xのテーブルに基づき、濃度矯正制御部403は現像時間を決定し、現像バイアス制御部45に出力して所望の現像動作を実行させる。
データ記憶部404は、各種の設定値や論理式を記憶する一方で、各種の演算データを一時的に記憶する。例えばデータ記憶部404は、濃度センサ30により検出される濃度データ、図8に示した現像時間Xのテーブル等を記憶する。
続いて、以上説明した画像形成装置10における、ベルト表面の色ムラを解消させるためのキャリブレーション動作を、図9に示すフローチャートに基づき説明する。制御部40のキャリブレーション制御部401は、キャリブレーション動作を実行するタイミングであるか否かを確認する(ステップS1)。実行タイミングでない場合(ステップS1でNO)、待機する。一方、所定の実行タイミングが到来したとき(ステップS1でYES)、キャリブレーション制御部401はキャリブレーション動作を開始し、第1、第2、第3領域E1、E2、E3(図4参照)毎に、第1、第2、第3濃度センサ31、32、33に中間転写ベルト124の表面濃度を計測する動作を行わせ、濃度データを取得する(ステップS3)。この濃度データは、データ記憶部404に一時的に格納される。
次にキャリブレーション制御部401は、第1、第2、第3領域E1、E2、E3の各々について所定数の濃度データが収集されたか否かを確認する(ステップS4)。濃度データが不足している場合(ステップS4でNO)は、ステップS3に戻って、さらに濃度データを取得する。一方、所定数の濃度データが取得された場合(ステップS4でYES)は、色ムラ判定部402により濃度データの平均値が求められる(ステップS5)。これにより、第1、第2、第3領域E1、E2、E3の表面濃度が特定される。
続いて色ムラ判定部402は、第1、第2、第3領域E1、E2、E3の領域相互に、濃度差を求める演算を行う(ステップS6)。ここでの演算は、上記で説明した濃度差Z1、Z2を求める演算である。そして、濃度差Z1、Z2の値から、領域相互に有意な白化の色ムラ(上掲の例ではZ1、Z2>0.1)が発生しているか否かが確認される(ステップS7)。色ムラが発生している場合(ステップS7でYES)、濃度矯正のための制御が実行される。
この濃度矯正制御とは、例えば第1領域E1と第2領域E2との比較において簡単に説明すると、第1領域E1の第1濃度センサ31の方が白色に近い濃度データを出力している場合は、第2領域E2に対して感光体ドラム121からトナーを転写させる制御(第1制御)を行う。一方、第2領域E2の第2濃度センサ32の方が白色に近い濃度データを出力している場合は、第1領域E1に対して感光体ドラム121からトナーを転写させる制御(第2制御)を行うというものである。要するに、白化が大きく遅延している領域にトナーを意図的に供給する制御である。領域数が3以上になる場合は、最も白化が進行している領域を特定し、その領域の白化度合いにマッチするよう、他の領域にトナーを供給する制御が行われる。
色ムラ判定部402により表面色ムラが「有」と判定されると、濃度矯正制御部403は、白化の進行が相対的に遅延している領域を特定し(ステップS8)、ベタの静電潜像の形成領域を決定すると共に、さらに濃度差Z1、Z2の値と、図8に示したテーブルとを参照して、現像時間等の現像条件を決定する(ステップS9)。図6に示した例の場合では、第1領域E1及び第3領域E3について、各々の現像条件が決定される。
その後、矯正領域(第1領域E1及び第3領域E3)に対応する感光体ドラム121の領域にベタの静電潜像が形成され(ステップS10)、この静電潜像が現像装置20によって現像される。そして、現像されたベタのトナー像は、中間転写ベルト124の矯正領域に転写される(ステップS11)。このトナー像は、図略のトナー回収ブレードにより、中間転写ベルト124上から除去され、処理を終える。
これに対し、色ムラ判定部402により表面色ムラが「無」と判定された場合(ステップS7でNO)は、一連の濃度矯正制御は行われず、そのまま処理を終える。
一般に、中間転写ベルト124の白化は、10000枚程度の画像形成処理が実行されると概ね全体的に完遂する。この完遂後は、もはや表面色ムラが発生しない。つまり、トナーの転写ムラも発生しなくなり、上記の濃度矯正制御も実質的に不要となる。5000枚程度の画像形成処理が実行された時点で、白化の部分的なムラが顕在化する傾向がある。従って、本実施形態の濃度矯正制御は、5000枚〜10000枚程度の画像形成処理が実行される期間において特に有用である。
以上説明した本実施形態に係る画像形成装置10によれば、中間転写ベルト124表面へのトナー外添剤の付着ムラが発生しても、徒に現像装置20の現像条件が変更されることはない。また、外添剤の付着ムラに起因する中間転写ベルト124の表面色ムラが不均一に発生した場合においても、この表面色ムラは制御部40が所定のタイミングで実行する上述の濃度矯正制御により是正されるので、結果として画像濃度ムラの発生を抑止できる。従って、高品質な画像を長期に亘って形成可能な画像形成装置10を提供することができる。
本発明は、上記で説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、画像形成装置10の一例としてプリンタを例示した。これに代えて、画像形成装置10は複写機、ファクシミリ装置、或いはこれらが複合された複合機であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、画像形成部12の例として、フルカラーの画像形成ユニットがタンデムに配置されている例を示した。画像形成部12はモノクロの画像形成部であっても良いし、ロータリー方式の画像形成部であっても良い。
(3)上記の実施形態においては、中間転写ベルト124の表面を第1、第2、第3領域E1、E2、E3の3つに区画し、これら領域に対応して第1、第2、第3濃度センサ31、32、33を各々配置する例を示した。これに代えて、2つの領域に区画しても、4以上の領域に区画しても良い。また、濃度センサの配置ピッチは均等であることが望ましいが、必ずしも均等でなくても良い。
10 画像形成装置
12 画像形成部
121 感光体ドラム
124 中間転写ベルト
20 現像装置
30 濃度センサ(色計測手段)
31、32、33 第1、第2、第3濃度センサ
40 制御部
401 キャリブレーション制御部
402 色ムラ判定部(判定手段)
403 濃度矯正制御部(制御手段)
404 データ記憶部
45 現像バイアス制御部(現像制御手段)
E1、E2、E3 第1、第2、第3領域

Claims (4)

  1. その周面にトナー像を担持する感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの周面に外添剤を含むトナーを供給する現像装置と、
    所定方向に周回し、その表面に前記感光体ドラムからトナー像が転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトの周回方向と直交するベルト幅方向に所定間隔をおいて複数配置され、各々が対峙する前記中間転写ベルトの表面部分の色に関する計測を行い、その計測データを出力する色計測手段と、
    前記計測データに基づき、前記中間転写ベルトの前記ベルト幅方向における、前記外添剤の付着ムラに起因する表面色ムラの発生の有無を判定する判定手段と、
    前記表面色ムラが有と判定されたときに、前記中間転写ベルトの前記外添剤の付着が不足している領域に、前記感光体ドラムからトナーが転写されるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中間転写ベルトの地色は暗色系であり、前記外添剤は白色系であって、
    前記色計測手段は、前記中間転写ベルトの表面の色濃度を計測して濃度データを出力する濃度センサであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写ベルトの表面が、前記ベルト幅方向において少なくとも第1領域と第2領域とに仮想的に区画され、
    前記第1領域に対向して第1濃度センサが配置され、前記第2領域に対向して第2濃度センサが配置され、
    前記判定手段は、前記第1濃度センサ及び前記第2濃度センサの濃度データを比較し、これら濃度データの差が所定値を超過したときに前記表面色ムラが有と判定し、
    前記制御手段は、前記第1濃度センサの方が白色に近い濃度データを出力している場合は、前記第2領域に対して前記感光体ドラムからトナーを転写させる第1制御を行い、前記第2濃度センサの方が白色に近い濃度データを出力している場合は、前記第1領域に対して前記感光体ドラムからトナーを転写させる第2制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置から前記感光体ドラムへ供給するトナーの量を制御する現像制御手段をさらに備え、
    前記現像制御手段は、前記第1濃度センサ及び前記第2濃度センサの濃度データ差に応じて、トナー量を調整することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。

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