JP2007114615A - 画像形成装置 - Google Patents

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裕介 北河
Tadashi Kaeriyama
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Abstract

【課題】クリーニング性能や転写性能を維持しつつ、作像中又は転写中に発生する中間転写ベルトの負荷変動、振動を抑制して濃度むらや色ズレ等の画質低下を抑制する。
【解決手段】カラーレーザプリンタ10では、二次転写ロール80、帯電ロール86が、中間転写ベルト64に常時当接した定位置に設けられており、作像途中のトナー像が、二次転写ロール80による二次転写位置、帯電ロール86による帯電位置を通過する際、中間転写ベルト64上のトナーと逆極性のバイアスが二次転写ロール80、帯電ロール86に印加される。また、作像済みのトナー像が、二次転写位置を通過する際には、中間転写ベルト64上のトナーと逆極性のバイアスが二次転写ロール80へ印加される。また、残留トナーが帯電位置を通過する際には、導電性シート122によって残留トナーが正極に帯電され、帯電ロール86に正極のバイアスが印加される。
【選択図】図2

Description

本発明は、中間転写ベルトを複数周回転させ、中間転写ベルトが1周する毎に像担持体から中間転写ベルトへ1色ずつトナーを重ね合せていくことで、中間転写ベルトにフルカラーのトナーを形成する画像形成装置に関する。
1個の感光体ドラムで中間転写ベルトにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなるフルカラーのトナー像を形成する4サイクル方式のフルカラーレーザプリンタでは、中間転写ベルトを4周回転させ、中間転写ベルトが1周する毎に中間転写ベルトに1色ずつトナー像を重ね合わせていく。この間は、中間転写ベルトのトナー像を用紙へ転写させる転写ロールを中間転写ベルトから離間させ、また、中間転写ベルトの残留トナーをクリーニングするクリーニングロール/ブレードを中間転写ベルトから離間させることで、作像途中のトナー像が転写ロール、クリーニングロール/ブレードによって掻き取られてしまうことを防止している。
ここで、転写ロールやクリーニングロール/ブレードを中間転写ベルトに当接させた状態と、転写ロールやクリーニングロール/ブレードを中間転写ベルトから離間させた状態とでは、中間転写ベルトにかかる負荷が異なり、中間転写ベルトの回転速度に変動が生じてしまう。また、転写ロールやクリーニングロール/ブレードが中間転写ベルトに当接し、又は中間転写ベルトから離間する際の衝撃の影響で、濃度むらや色ズレ等の画質低下が発生する。特に、中間転写ベルトに弾性体を用いている場合には、負荷変動や振動が大きくなる。このため、これらの問題を解決するための対策が種々考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、転写残留トナーを再帯電し、クリーニングロールによる転写残留トナーの静電吸着力を高めることで、クリーニングロールを中間転写ベルトに押圧する力を抑制し、クリーニングロールの押圧力の変動により中間転写ベルトに生じる変動負荷を抑制している。しかし、この文献では、クリーニングロールの当接/離間による中間転写ベルトの負荷変動は依然として存在している。
また、特許文献2では、転写ロールを中間転写ベルトに常時当接させ、作像中に中間転写ベルトから転写ロールへトナーが転移しないようなバイアスを転写ロールに印加することで、転写ロールの当接/離間による中間転写ベルトの負荷変動、衝撃を無くしている。しかし、この文献では、クリーニングロールの当接/離間による中間転写ベルトの負荷変動、衝撃については一切講じられていない。
なお、コロトロンを用いてクリーニングのための帯電等を行うことで、部材の当接/離間による中間転写ベルトの負荷変動、衝撃を無くすことができるが、コロトロンは、オゾンの発生量、消費電力が多大になるという問題がある。
特開2001−34131号公報 特開2002−278213号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、クリーニング性能や転写性能を維持しつつ、作像中又は転写中に発生する中間転写ベルトの負荷変動、振動を抑制して濃度むらや色ズレ等の画質低下を抑制する。また、オゾンの発生量、消費電力を抑制する。
請求項1に記載の画像形成装置は、複数色のトナーを順次担持して回転する像担持体と、前記像担持体に当接して回転する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを間に置いて前記像担持体と対向する1次転写ロールと、前記像担持体に担持されたトナーと逆極性の1次転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記像担持体から前記中間転写ベルトへトナーを1次転写させ、また、中間転写ベルト上に残留したトナーと同極性の逆転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトに残留したトナーを前記像担持体へ逆転写させる1次転写バイアス印加手段と、前記像担持体に残留したトナーを回収するトナー回収手段と、記録媒体の搬送経路を間に置いて前記中間転写ベルトに常時当接して回転する2次転写ロールと、前記中間転写ベルトに担持された作像済みのトナーと逆極性の2次転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトから記録媒体へ作像済みのトナーを2次転写させ、また、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して作像途中のトナーを前記中間転写ベルトに担持させる2次転写バイアス印加手段と、前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記1次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、前記中間転写ベルトに常時当接して回転する帯電ロールと、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスを前記帯電ロールに印加して作像途中のトナーを前記中間転写ベルトに担持させ、また、前記1次転写バイアスと同極性の帯電バイアスを前記帯電ロールに印加して前記中間転写ベルトに残留したトナーを帯電させる帯電バイアス印加手段と、前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記帯電ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、弾性と導電性を有し、元の状態で前記中間転写ベルトから離間し、撓んだ状態で前記中間転写ベルトに接触する極性処理部材と、前記1次転写バイアスと同極性の極性処理バイアスを前記極性処理部材に印加して前記極性処理部材を前記中間転写ベルトに静電吸着させ、前記中間転写ベルトに残留したトナー極性を整極化する極性処理バイアス印加手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の画像形成装置では、像担持体が、複数色のトナーを順次担持して回転し、中間転写ベルトが、像担持体に当接して回転する。また、1次転写ロールが、中間転写ベルトを間に置いて像担持体と対向している。この1次転写ロールに、1次転写バイアス印加手段によって、像担持体に担持されたトナーと逆極性の1次転写バイアスが印加されることで、像担持体から中間転写ベルトへ各色のトナーが順次1次転写される。また、1次転写ロールに、中間転写ベルト上に残留したトナーと同極性の逆転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルトに残留したトナーが、像担持体に逆転写されてトナー回収手段によって像担持体から回収される。
そして、2次転写ロールが、記録媒体の搬送経路を間に置いて中間転写ベルトに常時当接して回転している。この2次転写ロールに、2次転写バイアス印加手段によって、像担持体に担持された作像済みのトナーと逆極性の2次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルトから記録媒体へ作像済みのトナーが2次転写される。
一方、2次転写ロールに、2次転写バイアス印加手段によって、中間転写ベルトに担持された作像途中(複数色のトナーの重ね合わせの途中)のトナーと同極性の非転写バイアスが2次転写ロールに印加されることで、中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーは、中間転写ベルトに担持されたまま2次転写ロールと中間転写ベルトとの間を通過する。
また、帯電ロールが、2次転写ロールより中間転写ベルトの回転方向下流側且つ1次転写ロールより中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、中間転写ベルトに常時当接して回転している。この帯電ロールに、中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスが帯電ロールに印加される。即ち、中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性のバイアスが帯電ロールに印加されることで、中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーは、中間転写ベルトに担持されたまま帯電ロールと中間転写ベルトとの間を通過する。
一方、帯電ロールに、帯電バイアス印加手段によって、中間転写ベルトに残留したトナーに1次転写バイアスと同極性の帯電バイアスが印加されることで、中間転写ベルトに残留したトナーが帯電される。
ここで、2次転写ロールより中間転写ベルトの回転方向下流側且つ帯電ロールより中間転写ベルトの回転方向上流側には、弾性と導電性を有する極性処理部材が設けられている。この極性処理部材に、極性処理バイアス印加手段によって、1次転写バイアスと同極性のバイアスが印加されることで、極性処理部材が撓んで中間転写ベルトに静電吸着され、中間転写ベルト上のトナーを1次転写バイアスと同極性に整極化する。また、極性処理部材は、極性処理バイアス印加手段からの極性処理バイアスの印加が停止されると元の状態に復帰して中間転写ベルトから離間する。
即ち、中間転写ベルトに残留したトナーは、極性処理部材によって、1次転写バイアスと同極性に整極化され、帯電ロールによって、さらに1次転写バイアスと同極性に帯電され、そして、1次転写ロールによって、中間転写ベルトから像担持体へ逆転写される。そして、像担持体に逆転写されたトナーは、トナー回収手段によって像担持体から回収される。
ここで、極性処理部材によって、中間転写ベルト上の残留トナーの極性を、帯電ロールに印加される帯電バイアスと同極性に揃えたことで、中間転写ベルトに当接した帯電ロールに残留トナーが付着することを防止できる。これによって、帯電ロールの帯電特性の劣化を防止でき、また、帯電ロールからトナーを回収する機構を不要にできる。
また、極性処理部材によって中間転写ベルト上の残留トナーの極性を1次転写ロールに印加される逆転写バイアスと同極性に揃えた後、帯電ロールによって残留トナーの帯電量を逆転写バイアスと同極側へ増加させたので、効率良く、中間転写ベルトから像担持体へ残留トナーを回収できる。
また、極性処理部材を静電吸着力のオン/オフによって中間転写ベルトに対して当接/離間させることで、極性処理部材が中間転写ベルトに対して当接/離間する際に中間転写ベルトにかかる衝撃を微量にすることができ、また、極性処理部材が中間転写ベルトに当接している時といない時との中間転写ベルトの負荷変動を微量にすることができる。
従って、クリーニング性能や転写性能を維持しつつ、作像中又は転写中に発生する中間転写ベルトの負荷変動、振動を抑制して濃度むらや色ズレ等の画質低下を抑制できる。
また、コロトロンを一切用いずに、中間転写ベルトに当接した帯電ロールによって、残留トナーの帯電を行い、中間転写ベルトに当接した1次転写ロール、2次転写ロールによってそれぞれ、トナーの1次転写、2次転写を行ったので、オゾンの発生量、消費電力を抑制できる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記帯電ロールを回転駆動する第2駆動手段と、前記中間転写ベルトの回転速度を検出する速度検出手段と、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーが前記帯電ロールと前記中間転写ベルトとの間を通過している間、前記速度検出手段によって検出された前記中間転写ベルトの回転速度と前記第2駆動手段による前記帯電ロールの回転速度との差が小さくなるように前記第1駆動手段を制御する第1制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置では、帯電ロールが第2駆動手段によって回転駆動され、中間転写ベルトが回転されている間、中間転写ベルトの回転速度が速度検出手段によって検出されている。第1制御手段は、中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーが帯電ロールと中間転写ベルトとの間を通過している間、検出された中間転写ベルトの回転速度と第2駆動手段による帯電ロールの回転速度の差が小さくなるように、第2駆動手段を制御している。
これによって、作像途中のトナーが帯電ロールに接触している間、帯電ロールと中間転写ベルトとの摩擦力を低減できるので、作像途中のトナーが、接触している帯電ロールによって乱されることを抑制できる。
請求項3に記載の画像形成装置は、複数色のトナーを順次担持して回転する像担持体と、前記像担持体に当接して回転する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを間に置いて前記像担持体と対向する1次転写ロールと、前記像担持体に担持されたトナーと逆極性の1次転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記像担持体から前記中間転写ベルトへトナーを1次転写させ、また、中間転写ベルト上に残留したトナーと同極性の逆転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトに残留したトナーを前記像担持体へ逆転写させる1次転写バイアス印加手段と、前記像担持体に残留したトナーを回収するトナー回収手段と、記録媒体の搬送経路を間に置いて前記中間転写ベルトに常時当接して回転する2次転写ロールと、前記中間転写ベルトに担持された作像済みのトナーと逆極性の2次転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトから記録媒体へ作像済のトナーを2次転写させ、また、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して作像途中のトナーを前記中間転写ベルトに担持させる2次転写バイアス印加手段と、前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記1次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、弾性と導電性を有し、元の状態で前記中間転写ベルトから離間し、撓んだ状態で前記中間転写ベルトに接触する帯電部材と、前記1次転写バイアスと同極性の帯電バイアスを前記帯電部材に印加して前記極性処理部材を前記中間転写ベルトに静電吸着させ、前記中間転写ベルトに残留したトナーを帯電させる帯電バイアス印加手段と、前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記帯電ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、弾性と導電性を有し、元の状態で前記中間転写ベルトから離間し、撓んだ状態で前記中間転写ベルトに接触する極性処理部材と、前記1次転写バイアスと同極性の極性処理バイアスを前記極性処理部材に印加して前記極性処理部材を前記中間転写ベルトに静電吸着させ、前記中間転写ベルトに残留したトナーを整極化させる極性処理バイアス印加手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置では、2次転写ロールより中間転写ベルトの回転方向下流側且つ1次転写ロールより中間転写ベルトの回転方向上流側には、弾性と導電性を有する帯電部材が設けられている。この帯電部材は、帯電バイアス印加手段から1次転写バイアスと同極性の帯電バイアスを印加されることで、撓んで中間転写ベルトに静電吸着され、中間転写ベルト上の残留トナーを1次転写バイアスと同極性に帯電する。また、帯電部材は、帯電バイアス印加手段からの帯電バイアスの印加が停止されると元の状態に復帰して中間転写ベルトから離間する。このため、帯電バイアス印加手段による帯電部材への帯電バイアスの印加を停止することで、作像途中のトナーを中間転写ベルトに担持させたまま、帯電部材と中間転写ベルトとの間を通過させることができる。
ここで、2次転写ロールより中間転写ベルトの回転方向下流側且つ帯電ロールより中間転写ベルトの回転方向上流側には、弾性と導電性を有する極性処理部材が設けられている。この極性処理部材は、極性処理バイアス印加手段から1次転写バイアスと同極性の極性処理バイアスを印加されることで、撓んで中間転写ベルトに静電吸着され、中間転写ベルト上の残留トナーを逆転写バイアスと同極性に整極化する。また、極性処理部材は、極性処理バイアス印加手段からの極性処理バイアスの印加が停止されると元の状態に復帰して中間転写ベルトから離間する。
即ち、中間転写ベルトに残留したトナーは、極性処理部材によって、1次転写バイアスと同極性に整極化され、帯電部材によって、さらに1次転写バイアスと同極性に帯電され、そして、1次転写ロールによって、中間転写ベルトから像担持体へ逆転写される。そして、像担持体に逆転写されたトナーは、トナー回収手段によって像担持体から回収される。
ここで、極性処理部材によって、中間転写ベルト上の残留トナーの極性を、帯電部材に印加される帯電バイアスと同極性に揃えたことで、中間転写ベルトに当接する帯電部材に残留トナーが付着することを防止できる。これによって、帯電部材の帯電特性の劣化を防止でき、また、帯電部材からトナーを回収する機構を不要にできる。
また、極性処理部材によって中間転写ベルト上の残留トナーの極性を1次転写ロールに印加される逆転写バイアスと同極性に揃えた後、帯電部材によって残留トナーの帯電量を逆転写バイアスと同極側へ増加させたので、効率良く、中間転写ベルトから像担持体へ残留トナーを回収できる。
また、極性処理部材及び帯電部材を静電吸着力のオン/オフによって中間転写ベルトに対して当接/離間させることで、極性処理部材及び帯電部材が中間転写ベルトに対して当接/離間する際に中間転写ベルトにかかる衝撃を微量にすることができ、また、極性処理部材及び帯電部材が中間転写ベルトに当接している時といない時との中間転写ベルトの負荷変動を微量にすることができる。
従って、クリーニング性能や転写性能を維持しつつ、作像中又は転写中に発生する中間転写ベルトの負荷変動、振動を抑制して濃度むらや色ズレ等の画質低下を抑制できる。
また、コロトロンを一切用いずに、中間転写ベルトに当接した帯電部材によって、残留トナーの帯電を行い、中間転写ベルトに当接した1次転写ロール、2次転写ロールによってそれぞれ、トナーの1次転写、2次転写を行ったので、オゾンの発生量、消費電力を抑制できる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1乃至3に記載の画像形成装置であって、前記転写ロールを回転駆動する第1駆動手段と、前記中間転写ベルトの回転速度を検出する速度検出手段と、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーが前記転写ロールと前記中間転写ベルトとの間を通過している間、前記速度検出手段によって検出された前記中間転写ベルトの回転速度と前記第1駆動手段による前記転写ロールの回転速度との差が小さくなるように前記第1駆動手段を制御する第1制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置では、転写ロールが第1駆動手段によって回転駆動され、中間転写ベルトが回転されている間、中間転写ベルトの回転速度が速度検出手段によって検出されている。第1制御手段は、中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーが転写ロールと中間転写ベルトとの間を通過している間、検出された中間転写ベルトの回転速度と第1駆動手段による転写ロールの回転速度の差が小さくなるように第1駆動手段を制御している。
これによって、作像途中のトナーが転写ロールに接触している間、転写ロールと中間転写ベルトとの摩擦力を低減できるので、作像途中のトナーが、接触している転写ロールによって乱されることを抑制できる。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置であって、前記極性処理バイアス印加手段は、JAM時及びプロセスコントロール時、前記極性処理部材へのバイアスの印加をオフにすることを特徴とする。
ここで、紙詰り等のJAMが発生して作像が途中で中断された時や濃度調整パターンを中間転写ベルトに形成するプロセスコントロール時には、中間転写ベルトに残留するトナーの極性が揃っていて極性処理部材による極性処理が不要であり、また、中間転写ベルト上に残留するトナー量が多量で極性処理部材のトナーによる汚染がひどくなる。
そこで、請求項5に記載の画像形成装置では、JAM時及びプロセスコントロール時には、極性処理バイアス印加手段による極性処理部材へのバイアスの印加をオフとし、極性処理部材を中間転写ベルトから離間させる。これによって、極性処理部材のトナーによる汚染を抑制できる。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置であって、前記中間転写ベルトが弾性体であることを特徴とする。
請求項6に記載の画像形成装置では、中間転写ベルトが弾性体なので、負荷変動や振動の影響が画質に及び易いが、転写ロールや帯電ロールを中間転写ベルトに当接した定位置に設けたので、転写ロールや帯電ロールによる中間転写ベルトの負荷変動や振動が発生しない。また、極性処理部材や帯電部材を静電吸着力によって中間転写ベルトに当接/離間させたので、極性処理部材や帯電部材による中間転写ベルトの負荷変動を抑制できる。従って、濃度むらや色ズレ等の画質低下を抑制できる。
本発明は上記構成にしたので、クリーニング性能や転写性能を維持しつつ、作像中又は転写中に発生する中間転写ベルトの負荷変動、振動を抑制でき、以って、濃度むらや色ズレ等の画質低下を抑制できる。また、オゾンの発生量、消費電力を抑制できる。
次に本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態の画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙が収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22の奥端近傍上部には、給紙カセット22から用紙を供給するフィードロール24、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの用紙通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側)近傍にあって、給紙ユニット18から後述する定着装置90まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置90の上流側に後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
即ち、給紙ユニット18の給紙カセット22からフィードロール24により送り出された用紙は、リタードロール26により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32によりー時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通ってトナー像を転写される。そして、用紙は、この転写されたトナー像を定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像装置38が配置されている。ロータリ現像装置38は、現像器本体40内にY、M、C、Kの4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42Y〜42Kを有し、ロータリ現像装置中心44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42Y〜42Kそれぞれは、現像ロール46Y〜46Kを有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像装置38には、例えば回転支軸49を軸として回転し、感光体ドラム50が当接するように配置されており、現像ロール46Y〜46Kは、感光体ドラム50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に、例えば2mm突出している。また、現像ロール46Y〜46Kそれぞれの両端には、現像ロール46Y〜46Kの直径よりもわずかに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46Y〜46Kと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42Y〜42Kの現像ロール46Y〜46Kは、ロータリ現像装置中心44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46Y〜46Kのトラッキングロールが感光体ドラム50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール46Y〜46Kと感光体ドラム50との間に所定の隙間を形成しつつ、感光体ドラム50上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
感光体ドラム50の下方には、感光体ドラム50を一様に帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、ロータリ現像装置38の下方背面側には、帯電装置52により帯電された感光体ドラム50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像装置38の上方には、ロータリ現像装置38によって可視化されたトナー像を一次転写位置で一次転写され、後述する二次転写位置まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、中間転写ベルト64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、帯電バックアップロール74、及びテンションロール75、76を有する。
中間転写ベルト64は、弾性を有し、ロータリ現像装置38の上方で略扁平に張られている。中間転写ベルト64の上面側の辺は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。また、中間転写ベルト64は、中間転写ベルト64の下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で感光体ドラム50にラップ状に接触する一次転写部(感光体ドラムラップ領域)を有し、感光体ドラム50に所定の範囲だけ巻き掛けられており、感光体ドラム50の回転に従動する。
このように、中間転写ベルト64は、一次転写ロール66によって感光体ドラム50上のトナー像を例えばY、M、C、Kの順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、感光体ドラム50から離間している。
また、中間転写ベルト64は、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、帯電バックアップロール74及びテンションロール75、76の6つのロールにより張架されており、一次転写ロール66によって感光体ドラム50上のトナー像を転写される。
さらに、中間転写ベルト64の裏側(図1の右側面)には、テンションロール75及び二次転写バックアップロール72により、平面部が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送部28に臨むようにされている。
帯電バックアップロール74は、二次転写後に中間転写ベルト64に残留する廃トナーを帯電ロール86が帯電することを補助する。
中間転写ベルト64の下方には、例えば反射型フォトセンサなどのセンサ78、79が設けられている。センサ78は、中間転写ベルト64上に形成されたトナーのパッチを読取り、トナーの濃度検知を行う。また、センサ79は、中間転写ベルト64上に形成されたベルト位置検出マークTR0の位置を検出する。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写ベルト64に一次転写されたトナー像を二次転写位置で用紙に二次転写する。
なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の電位差が生じるようにされており、二次転写口―ル80を高電圧にし、二次転写バックアップロール72をグランド(GND)などに接続している。
中間転写ベルト64には、帯電ロール86が設けられている。この帯電ロール86は、中間転写ベルト64上の廃トナーを帯電する。
また、感光体ドラム50には、感光体ドラム用クリーナ83が設けられている。感光体ドラム用クリーナ50は、スクレーパ85、トナー回収ボトル89を有する。スクレーパ85は、感光体ドラム50上の廃トナーを掻き取る。トナー回収ボトル89は、スクレーパ85によって掻き取られたトナーを回収する。
そして、二次転写位置の上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により用紙に二次転写されたトナー像を用紙に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
ここで、中間転写ベルト64上へ各色のトナー像が順次重ねて一次転写されてから用紙Pへ二次転写され、そして、用紙Pへ転写されずに中間転写ベルト64に残留した残留トナーがクリーニングされるまでの工程について説明する。
図2に示すように、一次転写ロール66は電源140に接続されている。電源140は電源制御部144によって制御されるスイッチ142を有し、このスイッチ142の切替によって、一次転写ロール66が、電源140の正極又は負極に接続される。これに対して、感光体ドラム50に担持されたトナー像は負極に帯電している。このため、一次転写ロール66を電源140の正極に接続して一次転写ロール66に一次転写バイアスを印加することで、一次転写ロール66と感光体ドラム50との間の一次転写位置において、感光体ドラム50から中間転写ベルト64へトナー像が一次転写される。
二次転写ロール80は、モータ104によって回転駆動されている。このモータ104は、モータ制御部106によって駆動のオン/オフ及び回転速度を制御されている。また、二次転写ロール80は、スイッチ108を備える電源110に接続されている。スイッチ108は電源制御部111によって制御されており、スイッチ108の切替によって、二次転写ロール80が、電源110の正極又は負極に接続され、又は電源110との接続を切断される。また、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)に接続されている。
まず、Y色のトナー像が中間転写ベルト64へ一次転写されて中間転写ベルト64の回転で二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間の二次転写位置を通過する。ここで、二次転写ロール80は、常時中間転写ベルト64に当接した定位置に設けられており、当接したり離間したりすることを行わないようになっている。このため、Y色のトナー像は、二次転写位置を通過する際、二次転写ロール80に接触する。
そこで、Y色のトナー像が二次転写位置を通過する時には、二次転写ロール80を電源110の負極に接続し、二次転写ロール80に負極の非転写バイアスを印加する。これによって、負極に帯電されたトナー像が二次転写ロール80へ転移されることなく、二次転写位置を通過する。
また、センサ79によって中間転写ベルト64上のベルト位置検出マークTR0が検出され、中間転写ベルト64の回転速度が演算部112によって演算されており、Y色のトナー像が二次転写位置を通過している間、モータ制御部106が、演算部112から出力された中間転写ベルト64の回転速度と、二次転写ロール80の回転速度との速度差が小さくなるように(無くなるように)、モータ104の回転速度を制御している。これによって、Y色のトナー像が二次転写ロール80に接触している間、二次転写ロール80と中間転写ベルト64との摩擦力を低減できるので、Y色のトナー像が、接触している二次転写ロール80によって乱されることを抑制できる。
そして、二次転写位置を通過したY色のトナー像は、帯電ロール86と帯電バックアップロール74との間の帯電位置を通過する。帯電ロール86は、モータ114によって回転駆動されている。このモータ114は、モータ制御部116によって駆動のオン/オフ及び回転速度を制御されている。また、帯電ロール86は、スイッチ118を備える電源120に接続されている。このスイッチ118は、電源制御部121によって制御されており、スイッチ118の切替によって、帯電ロール86が、電源120の正極又は負極に接続され、又は電源120との接続を切断される。また、帯電アップロール72はグランド(GND)に接続されている。
ここで、帯電ロール86は、常時中間転写ベルト64に当接した定位置に設けられており、当接したり離間したりすることを行わないようになっている。このため、Y色のトナー像は、帯電位置を通過する際、帯電ロール86に接触する。
そこで、Y色のトナー像が帯電位置を通過する間は、帯電ロール86を電源120の負極に接続し、帯電ロール86に負極の非転写バイアスを印加する。これによって、負極に帯電されたトナー像が帯電ロール86へ転移されることなく、帯電位置を通過する。
また、Y色のトナー像が帯電位置を通過している間、モータ制御部116が、演算部112から出力された中間転写ベルト64の回転速度と、帯電ロール86の回転速度との速度差が小さくなるように(無くなるように)、モータ114の回転速度を制御している。これによって、Y色のトナー像が帯電ロール86に接触している間、帯電ロール86と中間転写ベルト64との摩擦力を低減できるので、Y色のトナー像が、帯電ロール86によって乱されることを抑制できる。
そして、帯電位置を通過したY色のトナー像は、一次転写位置を通過する。この際、感光体ドラム50から中間転写ベルト64へM色のトナー像の一次転写が行われ、Y色のトナー像の上にM色のトナー像が重ね合わされる。そして、さらに中間転写ベルト64が1周すると、感光体ドラム50から中間転写ベルト64へC色のトナー像の一次転写が行われ、Y色、M色のトナー像の上にC色のトナー像が重ね合わされる。そして、またさらに中間転写ベルト64が1周すると、感光体ドラム50から中間転写ベルト64へK色のトナー像の一次転写が行われ、Y色、M色、C色のトナー像の上にK色のトナー像が重ね合わされる。
ここで、Y色のトナー像の一次転写が開始されてからY、M、C色が重なり合ったトナー像の終了端部が二次転写位置を通過するまで、二次転写ロール80には負極の2次転写バイアスが印加される。また、Y色のトナー像の一次転写が開始されてからY、M、C色が重なり合ったトナー像の終了端部が帯電位置を通過するまで、帯電ロール86には負極の非転写バイアスが印加される。これによって、Y、M、C色のトナー像を重ね合わせている途中で、中間転写ベルト64から二次転写ロール80、帯電ロール86へトナーが転移することを防止できる。
また、モータ104、114は、駆動中常時、二次転写ロール80、帯電ロール86の回転速度と中間転写ベルト64の回転速度が等速となるように制御されている。これによって、Y、M、C色のトナー像を重ね合せている途中で、Y、M、C色のトナー像が、二次転写ロール80、帯電ロール86によって乱されることを抑制できる。また、中間転写ベルト64の回転速度を検出した結果をフィードバックして二次転写ロール80、帯電ロール86の回転速度を制御することで、装置個体差や径時変化、環境変動に関わらず、二次転写ロール80、帯電ロール86の回転速度を最適化できる。
なお、二次転写ロール80、帯電ロール86の材質は、導電性のゴムロールに離形性の良いコート剤を塗布したものや、導電性のチューブを被覆したもの等が挙げられる。コート剤は、フッ素系のテフロン(登録商標)のように、帯電系列が強マイナスのものが、負極のトナーを引き寄せ難いので、望ましい。また、チューブタイプの場合は、熱可塑性樹脂を押出成形し、表面熱処理により鏡面仕上げしたものや、フローコート方法により成形したもの(芯金に材料を垂らし、薄膜でコートして焼成し、チューブ状に成形する)が挙げられる。これらは表面が極めて平滑であり、トナーが機械的に付着し難いというメリットがある。
そして、図3に示すように、Y、M、C色が重なり合ったトナー像の終了端部が二次転写位置を通過した後、スイッチ108の切替によって、二次転写ロール80が電源110の正極に接続され、二次転写ロール80に正極の二次転写バイアスが印加される。そして、Y、M、C、K色が重なり合ったトナー像の開始端部が二次転写位置に達するタイミングに合せて用紙Pが二次転写位置に給紙され、中間転写ベルト64から用紙PへY、M、C、K色が重なり合ったトナー像が二次転写される。
ところで、図3に示すように、二次転写位置よりも中間転写ベルト64の回転方向下流側且つ帯電位置よりも中間転写ベルト64の回転方向上流側には、導電性シート122が、中間転写ベルト64を間に置いて帯電バックアップロール74に対向して設けられている。この導電性シート122は、中間転写ベルト64の幅方向へ延びる弾性部材で、力を加えない元の状態で中間転写ベルト64に非接触となり、撓んで中間転写ベルト64に接触するように配置されている。また、導電性シート122は、スイッチ124を備える電源126が接続されている。このスイッチ124は電源制御部127によって制御されており、スイッチ124の切替によって、導電性シート122が、電源126の正極又は負極に接続され、又は電源126との接続を切断される。また、上述したように、帯電バックアップロール74はグランド(GND)に接続されている。
このため、導電性シート122を電源126の正極又は負極に接続し、導電性シート122に正極又は負極のバイアスを印加すると、導電性シート122から帯電バックアップロール74へ電流が流れ、導電性シート122が中間転写ベルト64を間に置いて帯電バックアップロール74に静電吸着される(図5参照)。そして、中間転写ベルト64上のトナーが正極又は負極に整極化される。
ここで、用紙Pへ二次転写されずに中間転写ベルト64上に残留した残留トナーは、正極に帯電したものと負極に帯電したものとが混在する場合があるが、導電性シート122に正極又は負極のバイアスを印加し、中間転写ベルト64上の残留トナーを整極化することで、帯電位置に達する残留トナーの極性を正極又は負極に揃えることが出来る。
本実施形態では、Y、M、C色のトナー像の終了端部が帯電位置を通過した後、導電シート122が電源126の正極に接続されて導電性シート122に極性処理バイアスが印加されると共に、スイッチ118の切替によって、帯電ロール86が電源120の正極に接続され、帯電ロール86に正極の帯電バイアスが印加される。
これによって、二次転写位置で用紙Pへ転写されずに中間転写ベルト64上に残留したトナーが、導電性シート122によって正極に極性を揃えられ、帯電ロール86によってさらに正極に帯電されて正極の帯電量を増加される。そして、正極に帯電されたトナーが、中間転写ベルト64に担持されたまま帯電位置を通過して一次転写位置へ達する。
ここで、一次転写ロール66は、Y、M、C、K色のトナー像の一次転写の際、電源140から正極のバイアスを印加されているので、正極に帯電したトナーは、一次転写位置で感光体ドラム50へ逆転写され、そして、感光体ドラム用クリーナ83に回収される。
なお、導電性シート122は、例えば厚みが100μm程度、自由長(弾性変形自在な非固定の部分の長さ)が10mm程度、中間転写ベルト64との接触面の幅が1mm以下となっており、中間転写ベルト64に対して当接/離間することで中間転写ベルト64に発生する振動、負荷変動が微量となり、画質に影響が及ばないようになっている。
また、導電性シート122の帯電系列がトナーと同極性、つまり負極となっており、トナーが導電性シート122に付着し難く、導電性シート122の性能低下が抑制されている。
そして、図4に示すように、紙詰まり等のJAM処理時や濃度調整等のプロセスコントロール時には、スイッチ108の切替によって二次転写ロール80が電源110の負極に接続され、二次転写ロール80に負極のバイアスが印加される。これによって、負極に帯電したトナーが中間転写ベルト64に担持されたまま二次転写位置を通過する。
また、スイッチ124によって導電性シート122と電源126との接続が切断され、スイッチ118によって帯電ロール86が電源120の負極に接続される。これによって、導電性シート122が中間転写ベルト64から離間し、帯電ロール86に負極のバイアスが印加されるので、負極に帯電したトナーが中間転写ベルト64に担持されたままクリーニング位置を通過して一次転写位置に達する。
この際、スイッチ142の切替によって一次転写ロール66が電源140の負極に接続されており、一次転写ロール66に負極のバイアスが印加されている。これによって、一次転写位置において、負極に帯電したトナーが、中間転写ベルト64から感光体ドラム50へ転写され、そして、感光体ドラム用クリーナ83に回収される。
なお、二次転写ロール80、クリーニングロール86にトナーが付着することがないようであれば、二次転写ロール80、クリーニングロール86にバイアスを印加する必要はない。
ここで、紙詰り等のJAMが発生して作像が途中で中断された時や濃度調整パターンを中間転写ベルト64に形成するプロセスコントロール時には、中間転写ベルト64に残留するトナーの極性が揃っていて導電性シート122による極性処理が不要であり、また、中間転写ベルト64上に残留するトナー量が多量で導電性シート122のトナーによる汚染がひどくなる。
そこで、本実施形態では、JAM時及びプロセスコントロール時には、電源126による導電性シート122への極性処理バイアスの印加をオフとし、導電性シート122を中間転写ベルト64から離間させる。これによって、導電性シート122のトナーによる汚染を抑制できる。
以上、説明したように、導電性シート122によって、中間転写ベルト64上の残留トナーの極性を、帯電ロール86に印加される帯電バイアスと同極性に揃えたことで、中間転写ベルト64に当接した帯電ロール86に残留トナーが付着することを防止できる。これによって、帯電ロール86の帯電特性の劣化を防止でき、また、帯電ロール86からトナーを回収する機構を不要にできる。
また、導電性シート122を静電吸着力のオン/オフによって中間転写ベルト64に対して当接/離間させることで、導電性シート122が中間転写ベルト64に対して当接/離間する際に中間転写ベルト64にかかる衝撃を微量にすることができ、また、導電性シート122が中間転写ベルト64に当接している時といない時との中間転写ベルト64の負荷変動を微量にすることができる。
また、二次転写ロール80、帯電ロール86を中間転写ベルト64に対して当接/離間をさせないようにしたことで、中間転写ベルト64に生じる負荷変動と振動を抑制でき、色ズレや濃度ムラ等の画質低下を抑制できる。特に、中間転写ベルト64が弾性体で、負荷変動や振動の影響が画質に及び易い本実施形態においては、効果が大きい。また、作像途中のトナー像の乱れ、転写性能やクリーニング性能の低下を抑制できる。
また、コロトロンを一切用いずに、中間転写ベルト64に当接した帯電ロール86によって、残留トナーの帯電を行い、中間転写ベルトに当接した1次転写ロール66、2次転写ロール80によってそれぞれ、トナーの1次転写、2次転写を行ったので、オゾンの発生量、消費電力を抑制できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図6に示すように、第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同様の構成であるが、クリーニングロール86に替えて、導電性シート146が設けられている。この導電性シート146は、導電性シート122と同様、元の状態で中間転写ベルト64から離間し、撓んで中間転写ベルト64に接触するように配置されている。また、導電性シート122には、電源制御部151によって制御されるスイッチ148を備える電源150が接続されており、スイッチ148の切替によって、導電性シート146が、電源150の正極又は負極に接続され、又は電源150との接続を切断される。
この第2実施形態では、Y、M、C色のトナー像の重ね合わせが行われている間は、二次転写ロール80へ非転写バイアスが印加され、導電性シート122、146へのバイアスの印加がオフになり、トナー像が中間転写ベルト64に担持されたまま周回する。そして、Y、M、C色が重なり合ったトナー像の終了端部が二次転写位置を通過すると、スイッチ108の切替によって、二次転写ロール80が電源110の正極に接続されて二次転写ロール80に二次転写バイアスが印加され、トナー像が用紙Pへ転写される。また、Y、M、C色が重なり合ったトナー像の終了端部が帯電位置を通過すると、スイッチ124の切替によって導電性シート122に正極のバイアスが印加され、スイッチ148の切替によって導電性シート146に正極のバイアスが印加される。
これによって、導電性シート122、146が中間転写ベルト64に静電吸着し、二次転写位置で用紙Pへ転写されずに中間転写ベルト64上に残留したトナーが、導電性シート122によって極性を正極に揃えられ、導電性シート146によってさらに正極に帯電されて一次転写位置へ達する。そして、一次転写ロール66に正極のバイアスが印加されているので、一次転写位置において、正極に帯電したトナーが、中間転写ベルト64から感光体ドラム50へ転写され、そして、感光体ドラム用クリーナ83に回収される。
なお、転写ロール/帯電ロールは中間転写ベルト上の画像を乱さない範囲であれば、例えば、中間転写ベルトに対して従動回転としても良い。また、極性処理部材は、同様の効果が得られれば、シート状に限らない。例えば導電性チューブでも良い。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の作動状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の作動状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の作動状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の導電性シートの作動状態/非作動状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の作動状態を示す断面図である。
符号の説明
10 カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
50 感光体ドラム(像担持体)
64 中間転写ベルト
66 一次転写ロール
79 センサ(速度検出手段)
80 二次転写ロール
83 感光体ドラム用クリーナ(トナー回収手段)
86 帯電ロール
104 モータ(第1駆動手段)
106 モータ制御部(第1制御手段)
110 電源(2次転写バイアス印加手段)
111 電源制御部(第2転写バイアス印加手段)
112 演算部(速度検出手段)
114 モータ(第2駆動手段)
116 モータ制御部(第2制御手段)
120 電源(帯電バイアス印加手段)
121 電源制御部(帯電バイアス印加手段)
122 導電性シート(極性処理部材)
126 電源(極性処理バイアス印加手段)
127 電源制御部(極性処理バイアス印加手段)
140 電源(1次転写バイアス印加手段)
144 電源制御部(極性処理バイアス印加手段)
P 用紙(記録媒体)

Claims (6)

  1. 複数色のトナーを順次担持して回転する像担持体と、
    前記像担持体に当接して回転する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを間に置いて前記像担持体と対向する1次転写ロールと、
    前記像担持体に担持されたトナーと逆極性の1次転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記像担持体から前記中間転写ベルトへトナーを1次転写させ、また、中間転写ベルト上に残留したトナーと同極性の逆転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトに残留したトナーを前記像担持体へ逆転写させる1次転写バイアス印加手段と、
    前記像担持体に残留したトナーを回収するトナー回収手段と、
    記録媒体の搬送経路を間に置いて前記中間転写ベルトに常時当接して回転する2次転写ロールと、
    前記中間転写ベルトに担持された作像済みのトナーと逆極性の2次転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトから記録媒体へ作像済みのトナーを2次転写させ、また、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して作像途中のトナーを前記中間転写ベルトに担持させる2次転写バイアス印加手段と、
    前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記1次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、前記中間転写ベルトに常時当接して回転する帯電ロールと、
    前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスを前記帯電ロールに印加して作像途中のトナーを前記中間転写ベルトに担持させ、また、前記1次転写バイアスと同極性の帯電バイアスを前記帯電ロールに印加して前記中間転写ベルトに残留したトナーを帯電させる帯電バイアス印加手段と、
    前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記帯電ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、弾性と導電性を有し、元の状態で前記中間転写ベルトから離間し、撓んだ状態で前記中間転写ベルトに接触する極性処理部材と、
    前記1次転写バイアスと同極性の極性処理バイアスを前記極性処理部材に印加して前記極性処理部材を前記中間転写ベルトに静電吸着させ、前記中間転写ベルトに残留したトナー極性を整極化する極性処理バイアス印加手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電ロールを回転駆動する第2駆動手段と、
    前記中間転写ベルトの回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーが前記帯電ロールと前記中間転写ベルトとの間を通過している間、前記速度検出手段によって検出された前記中間転写ベルトの回転速度と前記第2駆動手段による前記帯電ロールの回転速度との差が小さくなるように前記第1駆動手段を制御する第1制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数色のトナーを順次担持して回転する像担持体と、
    前記像担持体に当接して回転する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを間に置いて前記像担持体と対向する1次転写ロールと、
    前記像担持体に担持されたトナーと逆極性の1次転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記像担持体から前記中間転写ベルトへトナーを1次転写させ、また、中間転写ベルト上に残留したトナーと同極性の逆転写バイアスを前記1次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトに残留したトナーを前記像担持体へ逆転写させる1次転写バイアス印加手段と、
    前記像担持体に残留したトナーを回収するトナー回収手段と、
    記録媒体の搬送経路を間に置いて前記中間転写ベルトに常時当接して回転する2次転写ロールと、
    前記中間転写ベルトに担持された作像済みのトナーと逆極性の2次転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して前記中間転写ベルトから記録媒体へ作像済のトナーを2次転写させ、また、前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーと同極性の非転写バイアスを前記2次転写ロールに印加して作像途中のトナーを前記中間転写ベルトに担持させる2次転写バイアス印加手段と、
    前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記1次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、弾性と導電性を有し、元の状態で前記中間転写ベルトから離間し、撓んだ状態で前記中間転写ベルトに接触する帯電部材と、
    前記1次転写バイアスと同極性の帯電バイアスを前記帯電部材に印加して前記極性処理部材を前記中間転写ベルトに静電吸着させ、前記中間転写ベルトに残留したトナーを帯電させる帯電バイアス印加手段と、
    前記2次転写ロールより前記中間転写ベルトの回転方向下流側且つ前記帯電ロールより前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられ、弾性と導電性を有し、元の状態で前記中間転写ベルトから離間し、撓んだ状態で前記中間転写ベルトに接触する極性処理部材と、
    前記1次転写バイアスと同極性の極性処理バイアスを前記極性処理部材に印加して前記極性処理部材を前記中間転写ベルトに静電吸着させ、前記中間転写ベルトに残留したトナーを整極化させる極性処理バイアス印加手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記転写ロールを回転駆動する第1駆動手段と、
    前記中間転写ベルトの回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記中間転写ベルトに担持された作像途中のトナーが前記転写ロールと前記中間転写ベルトとの間を通過している間、前記速度検出手段によって検出された前記中間転写ベルトの回転速度と前記第1駆動手段による前記転写ロールの回転速度との差が小さくなるように前記第1駆動手段を制御する第1制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. JAM時及びプロセスコントロール時、前記極性処理バイアス印加手段は、前記極性処理部材へのバイアスの印加をオフにすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記中間転写ベルトが弾性体であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090232530A1 (en) * 2008-02-28 2009-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2011008178A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011043629A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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