JP2000075571A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000075571A
JP2000075571A JP10257484A JP25748498A JP2000075571A JP 2000075571 A JP2000075571 A JP 2000075571A JP 10257484 A JP10257484 A JP 10257484A JP 25748498 A JP25748498 A JP 25748498A JP 2000075571 A JP2000075571 A JP 2000075571A
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Japan
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unit
paper
cleaning
image
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JP10257484A
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English (en)
Inventor
Kazuchika Saeki
和親 佐伯
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先のトナー画像と次のトナー画像の間の距離
を小さくし、クリーニングバイアス電圧の電圧値を小さ
く印加時間を短くし、弾性ブレードを転写ローラに常時
当接しないで転写ローラをクリーニングする。 【解決手段】 トナー像を担持する像担持体1と、転写
位置に供給された転写紙28の裏面に接触し電荷を付与
する転写手段14と、転写紙28を転写位置に搬送する
給紙手段26と、転写紙28の先端部および後端部を検
出して用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段22
と、用紙サイズとトナー像の画像サイズを比較する比較
手段と、トナーと同極性のバイアス電圧を転写手段に印
加することにより転写手段表面に付着したトナーをクリ
ーニングするクリーニングバイアス電圧印加手段と、転
写手段14に離接可能であると共に転写手段14に当接
することにより転写手段表面に付着したトナーをクリー
ニングする転写手段クリーニング手段15とを有し、転
写手段クリーニング手段は、少なくとも比較手段による
比較結果が異なる場合に転写手段14に当接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真方式を用いる画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置では、像担持体上の
トナー画像を転写紙に転写する転写手段として非接触式
のコロナ帯電器が使用される。しかし、このコロナ帯電
器は、コロナ放電を生じさせる為に高電圧を印加させな
ければならず、またオゾンが発生するという問題を有し
ていた。このため、近年では転写紙の裏面に電圧印加手
段を接触させて、直接バイアス電圧を印加する接触転写
方式を用いるケースが多くなってきている。接触転写方
式では、前記したコロナ帯電器に比べて低い電圧により
トナー画像の転写が可能であり、またオゾンの発生も少
ない。この接触転写方式の画像形成装置では、トナー画
像の大きさに適合した転写紙が供給されなかった場合、
特に、トナー画像の幅と長さの各サイズに対して転写紙
サイズが小さい場合には、転写紙からはみだした部分の
像担持体上のトナーが転写ローラに直接転写される。ト
ナーが転写された転写ローラは、次のトナー画像を転写
するために次に供給される転写紙の裏面に当接するた
め、次の転写紙の裏面が転写ローラから転写されたトナ
ーにより汚損する。また、転写ロ−ラの抵抗値が転写さ
れたトナーにより変化することから、次のトナー画像の
転写時に部分的な転写不良を引き起こす。特に、フルカ
ラープリンターでは、トナー像が複数層から成る場合が
多いことから、転写ローラに付着したトナーにより発生
する転写不良等の影響は大きい。また、画像サイズに適
合した転写紙が供給される通常の場合には、上記の転写
不良等の問題は特に生じない。ところで、前述した転写
紙裏面の汚損や転写不良等の不具合は、トナー画像の幅
方向のサイズが転写紙の幅方向のサイズよりも大きく、
転写ローラ上に転写紙の幅からはみ出したトナーが付着
する場合、即ち、転写ローラにトナーは付着するが次に
プリントされる転写紙と付着したトナーとが重ならない
場合にはあまり顕著にはならない。しかし、トナー画像
の長さ方向のサイズが転写紙の長さ方向のサイズよりも
長い場合、即ち、転写ローラに付着したトナーが次にプ
リントされる転写紙とが重なる場合に顕著となる。仮
に、感光体上に形成されたトナー像が付着する幅が転写
紙の幅よりも大きい場合、転写ローラ上に付着したトナ
ーの位置は次にプリントされる転写紙の転送されてくる
位置に重ならないため、前記不具合は発生しにくい。
【0003】この転写ローラに付着するトナーを取り去
るために、例えば、特開平6−161308号公報に
は、トナー画像サイズと転写紙サイズを比較してトナー
画像サイズのほうが大きい場合には、1枚目のトナー画
像の転写時と2枚目のトナー画像の転写時との間に、転
写ローラに対して転写バイアスとは逆極性のバイアスを
印加することにより、転写ローラ上に付着したトナーを
像担持体に転移させて転写ローラをクリーニングする方
法が開示されている。また、特開平7−287476号
公報には、トナー画像サイズと転写紙サイズを比較し
て、トナー画像サイズのほうが大きい場合には、そのは
み出し量に応じて転写ローラに印加するクリーニングバ
イアス電圧値を大きくすると共に印加する時間を長くす
る方法が開示されている。更に、特開平5−21031
6号公報及び特開平5−53456公報には、転写ロー
ラの表面に弾性ブレードを常時当接させることにより、
転写ローラの表面のクリーニングを行う方法が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、逆極性
のバイアスを印加する従来の方法にあっては、転写され
る先のトナー画像後端が通過した後、次のトナー画像先
端が来るまでの間に転写ローラを少なくとも1周以上ク
リーニングさせる必要がある。従って、連続プリント時
の先のトナー画像と後のトナー画像間の距離を、転写ロ
ーラの周長に対応させて、転写ローラの周長1周以上の
長さになるように長く取らなければならない。例えば、
像担持体に中間担持体を用いるフルカラー画像形成装置
において、中間担持体の周方向長さは『最大転写紙長+
画像間距離』で決定される。ここで、画像間距離を長く
する必要があるため、前記方法では中間担持体の周方向
長さを長くしなければならず、装置が大型化する。ま
た、前記中間担持体の周方向長さを長くするため、イン
ターバルを含む転写に要する時間が長くなり、プリント
に要する時間も必然的に長くなる。また、画像間距離を
短くするために、転写ローラの外径を小さくしようとす
ると、転写ローラの強度が不足して撓みによる接触不良
がおこるため、転写ローラの中央部において転写不良を
招く。従来のクリーニングバイアス電圧値を大きくする
と共に印加時間を長くする方法の場合は、複数色のトナ
ーを使用するフルカラープリンタにあっては、転写ロー
ラヘの付着トナー絶対量が多いため、クリーニングバイ
アス電圧値を大きくしても完全にクリーニングできず裏
汚れが発生する。更に、転写紙間におけるクリーニング
バイアス電圧の印加時間が長くなることからプリントに
要する時間が長くなる。また、像担持体が感光体である
場合には、前記クリーニングバイアス電圧が印加された
部分の感光体表面の電位が部分的に変動するため、次プ
リント時に感光体の帯電ムラによる画像濃度ムラが発生
する。この不具合は、クリーニングバイアス電圧値を高
くすることによりより顕著となる。従来の転写ローラの
表面に弾性ブレードを常時当接させる方法の場合は、転
写ローラのクリーニングを行う弾性ブレードを常時当接
させることにより、弾性ブレードにおけるエッジ部の摩
耗が激しく、クリーニング性能を維持するためには弾性
ブレード単体か、場合によっては、弾性ブレードを含む
周辺部材ごとに定期的な交換が頻繁に必要となる。ま
た、転写ローラのクリーニングを行う弾性ブレードを常
時当接させているため、転写ローラの表面から掻き落と
したトナーを溜めるための廃トナー容器も容量を大きく
する必要があり、画像形成装置の小型化が困難になる。
廃トナー容器の容量を小さくすることは、容器の交換が
頻繁に必要となるので、サービス員が定期メンテナンス
を実施する頻度が増えることになることから得策ではな
い。本発明は、上述した如き従来の問題を解決するため
になされたものであって、先のトナー画像と次のトナー
画像の間の距離を小さくし、クリーニングバイアス電圧
の電圧値を小さく印加時間を短くし、弾性ブレードを転
写ローラに常時当接しないで転写ローラをクリーニング
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明の画像形成装置は、静電潜
像を顕像化したトナー像を担持する像担持体と、転写位
置に供給された転写紙の裏面に接触し電荷を付与するこ
とにより前記像担持体上のトナー像を前記転写紙に転移
させる転写手段と、前記転写紙を転写位置に搬送する給
紙手段と、前記転写紙の先端部および後端部を検出する
ことにより前記転写紙の用紙サイズを前記給紙手段内で
検出する用紙サイズ検出手段と、前記用紙サイズとトナ
ー像の画像サイズとを比較する比較手段と、前記転写手
段に付着したトナーと同極性のバイアス電圧を転写手段
に印加することにより前記転写手段表面に付着したトナ
ーをクリーニングするクリーニングバイアス電圧印加手
段と、前記転写手段に離接可能であると共に前記転写手
段に当接することにより前記転写手段表面に付着したト
ナーをクリーニングする転写手段クリーニング手段とを
有し、前記転写手段クリーニング手段は、少なくとも前
記比較手段による比較結果が異なる場合に前記転写手段
に当接されることを特徴とすることを特徴とする。請求
項2の本発明は、請求項1に記載の画像形成装置におい
て、前記転写手段は、常時回転駆動するための回転駆動
手段を備えることを特徴とする。請求項3の本発明は、
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記転
写手段は、転写ローラであることを特徴とする。請求項
4の本発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の画像
形成装置において、前記比較手段による比較結果が異な
る場合であって、前記トナー像の画像サイズが前記用紙
サイズよりも大きい場合に、前記転写手段クリーニング
手段を前記転写手段に当接させることを特徴とする。請
求項5の本発明は、請求項1に記載の画像形成装置にお
いて、前記比較手段による比較結果が同一である場合
に、少なくとも前記クリーニングバイアス電圧印加手段
を用いて前記転写手段をクリーニングすることを特徴と
する。請求項6の本発明は、請求項4に記載の画像形成
装置において、前記比較手段による比較結果が異なる場
合に前記転写手段クリーニング手段を前記転写手段に当
接させる動作は、前記転写紙の先端が前記転写位置に到
達する時までに行われることを特徴とする。請求項7の
本発明は、請求項3又は4に記載の画像形成装置におい
て、前記転写手段として転写ローラが用いられると共に
前記比較手段による比較結果が異なる場合に前記転写手
段クリーニング手段を前記転写手段から離間させる動作
は、前記転写ローラの周速をV(mm/sec)、転写
ニツプ位置から前記転写手段と前記転写手段クリーニン
グ手段の当接点までの間の距離をl(mm)とした時、
最終頁の前記トナー像後端が前記転写ニツプ位置を通過
後、少なくともl/V(sec)経過以降に行われるこ
とを特徴とする。請求項8の本発明は、請求項1〜7の
何れか1項に記載の画像形成装置において、前記転写手
段は、転写ベルトであることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態とし
て、中間担持体(像担持体)を中間転写ベルトとするカ
ラー画像形成装置における感光体および中間転写ベルト
回りの構成を示す図である。感光体1は、静電潜像を顕
像化したトナー像を担持する像担持体であると共に図1
における矢印の方向に回転する感光体であり、この感光
体1の回りには感光体クリーニングユニット2、帯電器
4、露光手段5、ブラック現像器6、シアン現像器7、
マゼンタ現像器8、イエロー現像器9、中間転写ベルト
10、等が配置される。なお、感光体クリーニングユニ
ット2の中にはゴムブレード2が設置される。中間転写
ベルト10は、感光体1で顕像化された各色のトナー像
を重ね画像として転写紙に転写するための中間担持体で
あり、駆動ローラ13、ベルト転写バイアスローラ1
1、および、従動ローラ12群により張架され、図示し
ない駆動モータにより駆動される。ベルトクリーニング
ユニット19は、中間転写ベルト10上における転写さ
れなかった残りのトナーをクリーニングする装置であ
り、ゴムブレード18、および該ゴムブレード18を中
間転写ベルト10に対して接離させる接離機構20等に
より構成される。接離機構20は、1色目のブラック画
像が中間転写ベルト10に転写されたあと、2、3、4
色目(シアン、マゼンタ、イエロー)が中間転写ベルト
10に転写されている間中、ゴムブレード18を中間転
写ベルト10の表面から離間させる。
【0007】紙転写ユニット21は、転写位置に供給さ
れた転写紙の裏面に接触し、電荷を付与することにより
前記像担持体上のトナー像を前記転写紙に転移させる転
写手段である二次転写バイアスローラ14、該二次転写
バイアスローラ14を中間転写ベルト10に対して接離
させる接離機構16等により構成される。通常状態の二
次転写バイアスローラ14は、中間転写ベルト10の表
面から離間している。しかし、中間転写ベルト10面に
形成された4色の重ね画像を転写紙28に一括転写する
時には、二次転写バイアスローラ14は、転写紙28を
介して中間転写ベルト10面に押圧される。二次転写バ
イアスローラ14は、中間転写ベルト10と転写紙28
の移動にタイミングを合わせて接離機構16により押圧
され、所定のバイアス電圧(本実施例では+1.5kV
を印加)を印加することにより転写紙28への転写を行
う。転写紙28は、給紙手段である給紙ローラ26、レ
ジストローラ23によって、中間転写ベルト10表面の
4色重ね画像の先端部が、中間転写ベルトと10と二次
転写バイアスローラ14間の紙転写位置に到達するタイ
ミングに合わせて給紙され、給紙ローラ26の近傍に
は、転写紙28の先端および後端を検出する用紙サイズ
検出手段である給紙センサ22が配置される。4色重ね
画像が転写された転写紙28は、定着手段25により定
着されて排紙される。尚、図1には示していないが、本
実施形態のカラー画像形成装置は、給紙センサにより検
出された用紙サイズとトナー像の画像サイズを比較する
比較手段であるCPU等の制御装置、二次転写バイアス
ローラ14に供給するためのバイアス電圧及びクリーニ
ングバイアス電圧を発生して印加可能な電源装置等を備
えている。
【0008】本実施形態のカラー画像形成装置を用い
て、複数色のカラー連続プリントを行う時には、転写紙
28の後端が、二次転写バイアスローラ14を十分通過
するタイミングで、二次転写バイアスローラに印加され
ていたバイアス電圧がオフされる。その後、中間転写ベ
ルト10上の次ページを転写するためのトナーを付着さ
せないように、接離機構16によって中間転写ベルト1
0より離間される。
【0009】ところで、本実施形態では、単枚プリント
あるいは連続プリント時の最終ページ終了時には、上記
したように二次転写バイアスローラ14を中間転写ベル
ト10面から離間させず、転写バイアスとは逆極性のク
リーニングバイアス電圧(本実施例では1kV)を一定
時間印加する。
【0010】図2は、クリーニングバイアス電圧を印加
する場合のタイミングチャートである。図2のタイミン
グチャートに示すように、クリーニングバイアス電圧に
より、二次転写バイアスローラ14表面に付着したトナ
ーが中間転写ベルト10に転移されることから二次転写
バイアスローラ14表面のクリーニングが行われる。そ
の後、二次転写バイアスローラ14を中間転写ベルト1
0より離間させる。尚、中間転写ベルト10に転移した
トナーは、ベルトクリーニングユニット19により中間
転写ベルト10の表面から回収される。通常、プリント
の動作をする時には、転写ローラクリーニングブレード
15は、常に転写ローラ14から離間している。従っ
て、通常時には、転写ローラ14の表面のトナーは廃ト
ナー容器24内に掻き落とされない。給紙トレイ27に
は、転写紙28が収納されると共に転写紙28の用紙サ
イズを検知する図示しない検知手段を備える。この検知
手段による検知方法としては、具体的には、給紙トレイ
27上において、転写紙の幅および長さに合わせて位置
を調整して設置されるプレートの位置を検出することで
転写紙サイズを検出する方法があげられる。また、操作
者によるサイズ指定手段を具備している場合には、検知
手段により検出した転写紙の用紙サイズと転写される画
像サイズの比較がプリント動作前に実施できるため、プ
リントを実行するか否かの判断が可能である。
【0011】しかし、手差し給紙時等においては、あら
かじめ転写紙サイズを検知手段により認識できない場合
がある。この場合、画像サイズと転写紙サイズが一致、
または、画像サイズが転写紙サイズよりも小さければ特
に問題は生じないが、反対に画像サイズが転写紙サイズ
よりも大きい場合、転写紙28からはみだした中間転写
ベルト10上のトナーが二次転写バイアスローラ14に
付着して、次プリントの転写紙を汚損したり転写不良を
発生させることになる。この転写紙汚損や転写不良は、
特に複数枚を連続してプリントする時に顕著となる。こ
のため、転写紙28の先端と後端が給紙センサ22を通
過する時間差から転写紙の用紙サイズを求め、得られた
転写紙の用紙サイズと画像サイズを比較し、画像サイズ
が転写紙サイズよりも大きい場合にのみ、転写ローラク
リーニングブレード15を二次転写バイアスローラ14
に当接させる。
【0012】図3は、転写ローラクリーニングブレード
15を二次転写バイアスローラ14に当接させる場合の
タイミングチャートである。図3に示すように、転写紙
28の先端が二次転写位置に突入する前に、接離機構1
7により転写ローラクリーニングブレード15を二次転
写バイアスローラ14の表面に当接させることにより、
二次転写バイアスローラ14に付着した転写紙28の用
紙サイズ範囲外のトナーをクリーニングできる。したが
って、連続プリントする時において、プリント速度を損
なうことなく、次プリントの転写紙汚損および転写不良
の無い良好なカラー画像を得る事ができる。転写ローラ
クリーニングブレード15を二次転写バイアスローラ1
4から離間させるタイミングは、図3に示したとおりで
あるが、二次転写バイアスローラ14の表面を確実にク
リーニングするには、二次転写バイアスローラ14の周
面における中間転写ベルト10の当接位置及び転写ロー
ラクリーニングブレード15の当接位置間の周面距離
と、二次転写バイアスローラ14の回転速度によりタイ
ミングを設定する必要がある。
【0013】図4は、二次転写バイアスローラ14にお
ける中間転写ベルト10の当接位置及び転写ローラクリ
ーニングブレード15の当接位置間の周面距離lと、二
次転写バイアスローラ14の回転速度Vとの関係を示す
図である。図4に示すように、二次転写バイアスローラ
14の周速をV(mm/sec)とし、二次転写バイア
スローラ14上の転写ニップ位置から転写ローラクリー
ニングブレード15の当接点までの距離をl(mm)と
した時、最終頁画像の後端トナーが転写ニップ位置を通
過した後、少なくともl/V(sec)後に、転写ロー
ラクリーニングブレード15を二次転写バイアスローラ
14から離間させることにより、二次転写バイアスロー
ラ14表面を確実にクリーニングすることが可能とな
る。図5は、クリーニングバイアス電圧を印加する場合
と転写ローラクリーニングブレード15を二次転写バイ
アスローラ14に当接させる場合の動作を示すフローチ
ャートである。ステップS1では、給紙センサ22によ
り転写紙の先端を検出する。ステップS2では、給紙セ
ンサ22により転写紙の後端を検出する。ステップS3
では、検出した転写紙の先端と後端から転写紙の用紙サ
イズを得て、画像サイズより転写紙が大きいか否かの判
断が行われる。転写紙の用紙サイズが画像サイズより大
きい場合(ステップS3:Yes)には、ステップS4
に進み、転写紙の用紙サイズが画像サイズより大きくな
い場合(ステップS3:No)には、ステップS5に進
む。ステップS4では、転写画像が最終頁の画像である
か否かの判断が行われる。最終頁の画像である場合(ス
テップS4:Yes)には、ステップS6に進むが、最
終頁の画像でない場合(ステップS4:No)には、ス
テップS1に戻る。ステップS5では、転写ローラクリ
ーニングブレード15を二次転写バイアスローラ14に
当接させる。
【0014】ステップS6では、上記の図2の説明中に
示したように、二次転写バイアスローラ14にクリーニ
ングバイアス電圧を印加してクリーニング処理を行う。
ステップS7では、転写画像が最終頁の画像であるか否
かの判断が行われる。最終頁の画像である場合(ステッ
プS7:Yes)には、ステップS8に進むが、最終頁
の画像でない場合(ステップS7:No)には、ステッ
プS7を再び実行する。ステップS8では、上記の図3
及び図4の説明中に示したように、転写ローラクリーニ
ングブレード15を離間させる。ところで、画像サイズ
と転写紙サイズが一致している通常動作時の場合であっ
ても、紙づまりが発生した場合、特に、転写位置に転写
紙が突入する直前のタイミングで紙づまりが発生した場
合には、本来転写紙上に転移させるべき多量の画像トナ
ーが転写バイアスによって転写ローラ上に転移してしま
う。従って、上記のような紙づまり後の再立ち上げ時に
も、転写ローラのクリーニングは必要である。
【0015】図6は、再立ち上げ動作時にクリーニング
バイアス電圧を印加すると共に転写ローラクリーニング
ブレード15を二次転写バイアスローラ14に当接させ
る場合のタイミングチャートである。図6に示すよう
に、紙詰まりのジャム紙を除去した後の再立上げ動作時
には、二次転写バイアスローラ14を中間転写ベルト1
0に当接させ、二次転写バイアスローラ14へのクリー
ニングバイアス電圧の印加と、転写ローラクリーニング
ブレード15を二次転写バイアスローラ14の表面に当
接させることが同時に行われる。このように2つのクリ
ーニング手段を二次転写バイアスローラ14に対して同
時に用いることにより、二次転写バイアスローラ14の
表面を確実にクリーニングすることが可能となる。更
に、二次転写バイアスローラ14表面の付着トナーを、
廃トナー容器24に掻き落とす分と中間転写ベルト10
に転移させる分とに振り分けることができることから、
ベルトクリーニングユニット19の負担を軽減すること
が可能となる。また、前述したような紙づまりが発生し
た直後に、画像形成装置の操作者が電源を落としてしま
った場合も、電源をオンした時のウォームアップ動作中
に上記図6の説明中に示したように、二次転写バイアス
ローラ14を中間転写ベルト10に当接させ、二次転写
バイアスローラ14へのクリーニングバイアス電圧印加
と転写ローラクリーニングブレード15を二次転写バイ
アスローラ14表面に当接させることで、二次転写バイ
アスローラ14の表面を確実にクリーニングすることが
可能となる。
【0016】上記したように、紙詰まり後の再立ち上げ
時の処理や、紙詰まり後に電源を落としてから電源をオ
ンした時のウォームアップ動作処理におけるクリーニン
グ処理としては、クリーニングバイアス電圧と転写ロー
ラクリーニングブレード15を併用することができる
が、転写ローラクリーニングブレード15のみによりク
リーニング処理を行うことも可能である。このクリーニ
ング処理を用いる理由は、本実施形態のような中間転写
ベルト10を用いたフルカラー画像装置において、ベル
トクリーニングユニット19は接離可能となっているこ
とから、クリーニングバイアス電圧を用いる方法は転写
ローラクリーニングブレード15を用いる方法よりも時
間がかかるためである。尚、二次転写バイアスローラ1
4は常時図示しない駆動手段によって駆動されているた
め、転写ローラクリーニングブレード15を用いる方法
では、二次転写バイアスローラ14を中間転写ベルト1
0に当接させることなく、二次転写バイアスローラ14
表面をクリーニングすることが可能である。
【0017】例えば、前述したようにクリーニングバイ
アス電圧印加により二次転写バイアスローラ14のクリ
ーニングを行う場合、二次転写バイアスローラ14とベ
ルトクリーニングユニット19は中間転写ベルト10に
当接され、中間転写ベルト10に転移したトナーはベル
トクリーニングユニット19によって回収される。その
場合、中間転写ベルトへの二次転写バイアスローラ14
の接離に要する時間、及び、ベルトクリーニングユニッ
ト19の接離に要する時間、更に、二次転写バイアスロ
ーラ14から中間転写ベルト10に転移したトナーが全
てベルトクリーニングユニット19に到達し回収される
までの時間が必要となる。従って、上記の全ての処理が
終了し、プリント動作が可能な状態になるまでの時間だ
け操作者を待たせることになる。特に直前まで電源が入
れられていた場合、定着器25は充分に暖まっているた
め定着器25のウォームアップはほとんど不要である。
この場合、二次転写バイアスローラ14のクリーニング
に要する時間を短くできれば、プリント動作が可能な状
態になるまでの時間も必然的に短くできることになる。
従って、その場合には、クリーニングバイアス電圧を印
加せず転写ローラクリーニングブレード15のみにより
二次転写バイアスローラ14のクリーニングを行う本実
施形態は非常に効果的となる。
【0018】図7は、再立ち上げ動作時にクリーニング
バイアス電圧を印加せずに転写ローラクリーニングブレ
ード15を二次転写バイアスローラ14に当接させる場
合のタイミングチャートである。図7に示すように、紙
詰まりのジャム紙を除去した後の再立上げ動作時には、
二次転写バイアスローラ14は中間転写ベルト10に当
接させず、転写ローラクリーニングブレード15を二次
転写バイアスローラ14の表面に当接させる処理のみが
行われる。このように転写ローラクリーニングブレード
15のみを用いることにより、クリーニングバイアス電
圧を印加する場合よりも時間をかけずに二次転写バイア
スローラ14の表面をクリーニングすることが可能とな
る。図8は、本発明における転写手段の第2の実施形態
を示す図である。図8の実施形態では、図1に示した実
施形態における転写手段である二次転写バイアスローラ
14に代えて、二次転写ベルト29を用いたものであ
る。本実施形態においても、転写ローラクリーニングブ
レード15の接離を前述したごとく実施することによ
り、長期間にわたって次プリントの転写紙汚損および転
写不良の無い良好なカラー画像を得る事ができる。
【0019】図9は、本発明における転写手段の第3の
実施形態を示す図である。図9の実施形態では、図1に
示した実施形態における二次転写バイアスローラ14の
クリーニングを行うための接離可能な転写ローラクリー
ニングブレード15に代えて、ファーブラシ30を用い
たものである。本実施形態においても、ファーブラシ3
0の接離を前述したごとく実施することにより、ファー
ブラシ30の毛倒れによるクリーニング性能劣化を防
ぎ、長期間にわたって次プリントの転写紙汚損および転
写不良の無い良好なカラー画像を得る事ができる。図1
0は、本発明における転写手段の第4の実施形態を示す
図である。図10の実施形態では、図1に示した実施形
態における二次転写バイアスローラ14のクリーニング
を行うための接離可能な転写ローラクリーニングブレー
ド15に代えて、二次転写バイアスローラ14に当接し
従動する金属製(例えば、SUS304)のクリーニン
グバイアスローラ31にて行なうようにし、更に、クリ
ーニングバイアスローラ31に接離可能に弾性ブレード
32を設けたものである。クリーニングバイアスローラ
31には、トナーと逆極性のバイアス電圧が図示しない
バイアス印加手段によって印加される。クリーニングバ
イアスローラ31に転移したトナーは、弾性ブレード3
2により掻き落とされる。この場合の弾性ブレード32
の接離は、前述したごとく実施することにより、弾性ブ
レード32のブレードエッジ部の塵耗によるクリーニン
グ性能の劣化を防ぎ、長期間にわたって次プリントの転
写紙汚損および転写不良の無い良好なカラー画像を得る
事ができる。
【0020】尚、上述した実施形態は、本発明の理解を
容易にするためのものであって、本発明を限定するもの
ではない。例えば、上述した実施形態では、像担持体と
して中間転写ベルトを用いて説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、中間転写ベルトに代えて中
間転写ドラム等の中間転写体を用いる場合のクリーニン
グ処理、および、感光体ドラム、感光体ベルト等、全て
の像担持体のクリーニング処理に適用可能である。さら
に、以上述べた以外にも、接離可能な回転型接触転写方
式の画像形成装置において本発明を適用できることは言
うまでもない。
【0021】
【発明の効果】上記のように請求項1に記載の本発明で
は、画像サイズと転写紙の用紙サイズが異なる場合、ト
ナーと同極性のバイアスを印加することで転写手段表面
のクリーニングを行うクリーニングバイアス電圧印加手
段と、転写手段に当接することで転写手段表面をクリー
ニングする転写手段クリーニング手段と用いることによ
り、転写手段に付着したトナーによる次プリント時にお
ける転写紙の裏汚れを確実に防止することができる。請
求項2に記載の本発明では、前記転写手段を常時回転駆
動させる回転駆動手段を備えることにより、接離可能な
二次転写手段を中間像担持体に当接回動させなくても二
次転写手段のクリーニングが可能となり、ジャム紙を除
去した後の再立上げ時間を短縮することができる。請求
項3に記載の本発明では、前記転写手段は転写ローラで
あることにより、転写ブレの無い良好な画像を得ること
ができる。請求項4に記載の本発明では、前記画像サイ
ズ比較結果が異なる場合において、少なくとも前記画像
サイズが前記転写紙サイズよりも大きい場合に、前記転
写手段クリーニング手段を前記転写手段に当接させるこ
とにより、本来不具合の生じない場合、すなわち前記転
写紙サイズが前記画像サイズよりも大きい場合において
は前記転写手段クリーニング手段を当接させないように
し、前記転写手段クリーニング手段の劣化を防ぐことが
できるとともに、廃トナー容器の容量を小さくすること
が可能となる。従って、画像形成装置本体の小型化が可
能となる。
【0022】請求項5に記載の本発明では、前記画像サ
イズ比較結果が同一である場合に、少なくとも前記クリ
ーニングバイアス電圧印加手段を用いて前記転写手段を
クリーニングすることにより、前記転写手段クリーニン
グ手段の劣化を防ぐことができるとともに、廃トナー容
器の容量を小さくすることが可能となる。請求項6に記
載の本発明では、前記画像サイズ比較結果が異なる場合
に前記転写手段クリーニング手段を前記転写手段に当接
させる動作が、前記転写紙先端が前記転写位置に到達す
る前のタイミングで行われることにより、幅方向にはみ
出した画像トナーによる転写手段への付着トナーを掻き
落とし、次プリント時の転写紙の裏汚れを確実に防止す
ることができる。請求項7に記載の本発明では、前記画
像サイズ比較結果が異なる場合において、前記転写手段
クリーニング手段を前記転写手段から離間させる動作
は、二次転写バイアスローラ14の周速をV(mm/s
ec)、転写ニップ位置から転写手段と転写手段クリー
ニング手段の当接点までの距離をl(mm)としたと
き、最終頁画像後端トナーが前記転写ニップ位置を通過
後、少なくともl/V(sec)後のタイミングで行わ
れることにより、前記転写手段に付着したトナーを確実
にクリーニングすることができる。請求項8に記載の本
発明では、前記転写手段は転写ベルトであることによ
り、転写ブレの無い良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態として、中間担持体を中間
転写ベルトとするカラー画像形成装置における感光体お
よび中間転写ベルト回りの構成を示す図である。
【図2】クリーニングバイアス電圧を印加する場合のタ
イミングチャートである。
【図3】転写ローラクリーニングブレードを二次転写バ
イアスローラに当接させる場合のタイミングチャートで
ある。
【図4】二次転写バイアスローラにおける中間転写ベル
トの当接位置及び転写ローラクリーニングブレードの当
接位置間の周面距離と、二次転写バイアスローラの回転
速度との関係を示す図である。
【図5】クリーニングバイアス電圧を印加する場合と転
写ローラクリーニングブレードを二次転写バイアスロー
ラに当接させる場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】再立ち上げ動作時にクリーニングバイアス電圧
を印加すると共に転写ローラクリーニングブレードを二
次転写バイアスローラに当接させる場合のタイミングチ
ャートである。
【図7】再立ち上げ動作時にクリーニングバイアス電圧
を印加せずに転写ローラクリーニングブレードを二次転
写バイアスローラに当接させる場合のタイミングチャー
トである。
【図8】本発明における転写手段の第2の実施形態を示
す図である。
【図9】本発明における転写手段の第3の実施形態を示
す図である。
【図10】本発明における転写手段の第4の実施形態を
示す図である。
【符号の説明】
1・・・感光体、2・・・感光体クリーニングユニッ
ト、3・・・ゴムブレード、4・・・帯電器、5・・・
露光手段、6・・・ブラック現像器、7・・・シアン現
像器、8・・・マゼンタ現像器、9・・・イエロー現像
器、10・・・中間転写ベルト、11・・・バイアスロ
ーラ、12・・・従動ローラ群、13・・・駆動ロー
ラ、14・・・二次転写バイアスローラ、15・・・転
写ローラクリーニングブレード、16、17、20・・
・接離機構、18・・・ゴムブレード、19・・・ベル
トクリーニングユニット、21・・・紙転写ユニット、
22・・・給紙センサ、23・・・レジストローラ、2
4・・・廃トナー容器、25・・・定着手段、26・・
・給紙ローラ、27・・・給紙トレイ、28・・・転写
紙、29・・・二次転写ベルト、30・・・ファーブラ
シ、31・・・クリーニングバイアスローラ、32・・
・弾性ブレード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を顕像化したトナー像を担持す
    る像担持体と、 転写位置に供給された転写紙の裏面に接触し電荷を付与
    することにより前記像担持体上のトナー像を前記転写紙
    に転移させる転写手段と、 前記転写紙を転写位置に搬送する給紙手段と、 前記転写紙の先端部および後端部を検出することにより
    前記転写紙の用紙サイズを前記給紙手段内で検出する用
    紙サイズ検出手段と、 前記用紙サイズとトナー像の画像サイズとを比較する比
    較手段と、 前記転写手段に付着したトナーと同極性のバイアス電圧
    を転写手段に印加することにより前記転写手段表面に付
    着したトナーをクリーニングするクリーニングバイアス
    電圧印加手段と、 前記転写手段に離接可能であると共に前記転写手段に当
    接することにより前記転写手段表面に付着したトナーを
    クリーニングする転写手段クリーニング手段とを有し、 前記転写手段クリーニング手段は、少なくとも前記比較
    手段による比較結果が異なる場合に前記転写手段に当接
    されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写手段は、常時回転駆動するため
    の回転駆動手段を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写手段は、転写ローラであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段による比較結果が異なる場
    合であって、前記トナー像の画像サイズが前記用紙サイ
    ズよりも大きい場合に、前記転写手段クリーニング手段
    を前記転写手段に当接させることを特徴とする請求項1
    〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段による比較結果が同一であ
    る場合に、少なくとも前記クリーニングバイアス電圧印
    加手段を用いて前記転写手段をクリーニングすることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記比較手段による比較結果が異なる場
    合に前記転写手段クリーニング手段を前記転写手段に当
    接させる動作は、前記転写紙の先端が前記転写位置に到
    達する時までに行われることを特徴とする請求項4に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写手段として転写ローラが用いら
    れると共に前記比較手段による比較結果が異なる場合に
    前記転写手段クリーニング手段を前記転写手段から離間
    させる動作は、前記転写ローラの周速をV(mm/se
    c)、転写ニツプ位置から前記転写手段と前記転写手段
    クリーニング手段の当接点までの間の距離をl(mm)
    とした時、最終頁の前記トナー像後端が前記転写ニツプ
    位置を通過後、少なくともl/V(sec)経過以降に
    行われることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写手段は、転写ベルトであること
    を特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形
    成装置。
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