JP2002055542A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002055542A
JP2002055542A JP2000241807A JP2000241807A JP2002055542A JP 2002055542 A JP2002055542 A JP 2002055542A JP 2000241807 A JP2000241807 A JP 2000241807A JP 2000241807 A JP2000241807 A JP 2000241807A JP 2002055542 A JP2002055542 A JP 2002055542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの後端を精度良く検知して良好な画像
を得ることのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 トナー像が担持される像担持体1に転写
部材5を当接させて形成された転写ニップ部Nのシート
給送方向上流側に、転写ニップ部Nへ給送されるシート
Pを検知する通過検知手段11と、転写ニップ部Nへ給
送されるシートPのシート給送方向と直交する方向の幅
を検知する幅検知手段21とをそれぞれ設け、制御手段
30は、通過検知手段11及び幅検知手段21からの検
知信号に基づいて通過検知手段11及び幅検知手段21
のうちのどちらか一方を後端検知手段とする。そして、
制御手段は後端検知手段からの後端検知信号に基づいて
転写バイアスを、トナー像を転写部材5に転写する時の
第1の転写バイアスからトナー像転写後の第2の転写バ
イアスへ切り替えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に像担持体の像を転写材に転写するために転写部
材に印加する転写バイアスの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式、或いは静電記録方
式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置において
は、トナー像が担持される回転自在な像担持体と、像担
持体に当接する転写部材とを有すると共に、像担持体と
転写部材との間に形成された転写ニップ部にシートを通
過させ、この際、像担持体に担持されたトナー像をシー
トに転写するように構成したものがある。
【0003】図9は、このような構成の従来の画像形成
装置の概略構成を示す図であり、この画像形成装置は、
像担持体である感光ドラム(感光体)1を備えると共
に、この感光ドラム1の周囲に、その回転方向(矢印a
方向)に沿って感光ドラム1を帯電する一次帯電器2、
感光ドラム1を露光して静電潜像を形成する露光手段
3、静電潜像にトナー(現像剤)を付着させてトナー像
を形成する現像装置4、感光ドラム1上のトナー像をシ
ートである転写材Pに転写する転写部材である転写ロー
ラ(転写装置)5、残留トナーを除去するクリーニング
装置6を配設している。
【0004】また、トナー像の転写先となる転写材P
は、用紙カセット7から給紙ローラ8によって給紙さ
れ、給紙センサ9、レジストローラ10、トップセンサ
11、幅検知センサ21、転写ガイド12等を介して感
光ドラム1と転写ローラ5とにより形成された転写ニッ
プ部Nに給送されるようになっている。ここで、この転
写材Pはトップセンサ11からの信号によって感光ドラ
ム上に形成された画像に対して同期がとられて転写ニッ
プ部Nに給送されるようになっている。
【0005】そして、このように転写ニップ部Nに給送
された転写材Pは転写ローラ5によってトナー像が転写
される。この後、転写材Pは搬送ガイド14を介して定
着装置15に搬送されてトナー画像が定着され、このよ
うにトナー像が定着された後、転写材Pは排紙ローラ1
6により装置外に排出されるようになっている。また、
感光ドラム1上に転写されずに残った残留トナーはクリ
ーニング装置6によって回収されるようになっている。
【0006】なお、同図に示す画像形成装置は自動両面
印字が可能な構成となっており、自動両面印字を行う場
合には、転写材Pは、定着器15を通って1面(表面)
の画像形成が終了した後、反転ローラ18部で反転され
て、画像形成装置本体下部の再給紙紙搬送路17に給送
されるようになっている。
【0007】そして、このように再給紙紙搬送路17に
給送された転写材Pは、再給紙ローラ19により再給紙
され、再給紙センサ20を経てレジストローラ10から
トップセンサ11に再び導入され、今度は2面(裏面)
に画像形成がなされるようになっている。
【0008】次に、既述した転写材Pに対するトナー画
像の転写について、負極性の帯電トナーを用いて静電潜
像を反転現像する場合を例にして詳しく説明する。
【0009】露光手段3によって露光が行われる前、感
光ドラム1の表面は一次帯電器2によってトナーと同極
性の負に帯電され、暗部電位Vdとなっている。そし
て、このように表面が帯電された感光ドラム1に露光手
段3により像露光が行われると、感光ドラム1上の露光
された部分は電位の絶対値が小さくなり、明部電位V1
となって静電潜像が形成される。
【0010】そして、この静電潜像は、現像装置4に回
転自在に取り付けられると共に表面に負極性のトナーが
薄層コートされているスリーブ4aによりトナー像とし
て顕像化される。ここで、このスリーブ4aには感光ド
ラム1の暗部電位Vdと明部電位V1との間の値を有す
るバイアス電圧Vb(|Vd|>|Vb|>|V1|)
が不図示の外部電源によって与えられており、このバイ
アス電圧Vbによりスリーブ4a上のトナーは感光ドラ
ム1の明部電位V1の部分にのみ転移して静電潜像が顕
像化される。
【0011】一方、転写材Pが転写ニップ部Nに供給さ
れると、転写ローラ5には0.1〜10kVの正の電圧
が印加されるようになり、これにより転写材Pに正の電
荷が与えられ、感光ドラム1上のトナー像は静電的引力
によって転写材Pに転移し転写される。
【0012】ところで、既述した転写ニップ部Nのシー
ト給送方向上流側に設けられ、転写ニップ部Nへ給送さ
れる転写材Pを検知する通過検知手段であるトップセン
サ11は、画像形成のための帯電、露光、現像、転写な
どの高圧制御シーケンスを決定する起点となるセンサで
あり、不図示の制御手段は転写材Pがトップセンサ11
をONした時間を起点にタイマによりカウントを開始
し、そこからの経過時間によって転写材先端が転写ニッ
プに到達する時間を推定している。したがって、トップ
センサ11は転写ニップ部Nから、少なくとも一次帯電
器2から転写ニップ部Nまでの距離と同じか、それ以上
離れた位置にある必要がある。
【0013】また、幅検知センサ21は転写ニップ部N
のシート給送方向上流側に設けられ、転写材Pの給送方
向と直交する方向の幅を検知する幅検知手段を構成する
ものであり、制御手段は、この幅検知センサ21のON
/OFFに基づいて転写材幅を判断し、転写材Pが幅検
知センサ21をONしない狭幅紙の場合は、定着装置1
5の非通紙領域の異常温度上昇(非通紙部昇温)を防止
するために定着温調制御を変えるなどの制御変更を行っ
ている。
【0014】なお、このようなローラ転写方式では、転
写ローラ5として抵抗を1×10〜1×1010Ωに
調整した中抵抗弾性層を有する導電性弾性ローラを用い
ており、このような転写ローラ5を介して転写材Pにト
ナー像とは逆極性の電荷を付与して感光ドラム上のトナ
ー像を転写材上に転写させることにより、有害とされて
いるオゾンの発生量はコロナ放電を利用する場合に比し
て格段に減少させることができる。
【0015】ところで、転写ローラ5には不図示のバイ
アス電源により、トナー像を転写するのに必要な第1の
転写バイアスである転写バイアスVtrが定電圧印加さ
れ、この転写バイアスVtrにより転写材Pに電荷を与
えて感光ドラム1上のトナー像を転写材P上に転写する
が、転写後は、定電圧制御により転写ローラ5に印加す
る電圧を第2の転写バイアスである転写弱バイアスVl
ow(OFF、又は転写バイアスよりも低い弱バイア
ス)に切り替えることによって非転写時のドラムメモリ
及び紙跡を防止するようにしている。
【0016】ここで、この転写材後端での転写バイアス
Vtrから転写弱バイアスVlowへのバイアスの切り
替えは、図10に示すように、転写材Pに対する印字可
能領域Sを先端P1、後端P2、左右端P3から各々b
(例えば、5mm)入った内側とした場合、図11に示
すように転写材後端からc(c<b)だけ入った余白
(非画像領域)で行っている。なお、同図において、矢
印Aは転写材の搬送方向を示している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな転写バイアス制御を行う従来の画像形成装置におい
ては、以下に示すような問題があった。
【0018】即ち、転写材後端での転写バイアスVtr
から転写弱バイアスVlowへの切り替えタイミング
は、転写材Pの後端がトップセンサ11を通過した時間
を起点に、トップセンサ11〜転写ニップ部N間の距離
及び転写材搬送スピードから転写材後端が転写ニップ部
Nに到達する時間を算出して決定している。
【0019】しかし、トップセンサ11〜転写ニップN
間距離には装置によって若干のバラつきがあり、また転
写材搬送スピードも転写ローラ外径、転写材Pの厚み、
印字比率などに左右され僅かに変化するため、これらの
バラつきを総合すると転写バイアスVtrから転写弱バ
イアスへVlowの切り替えポイントが、所望の位置に
対して数mmずれることが予想される。
【0020】また、トップセンサ11は図12に示すよ
うなセンサレバー23とフォトインタラプタ22とを備
えて転写材Pの先端と後端とを検知するような構造にな
っているが、転写材後端を検知する場合、トップセンサ
11のセンサレバー23上のどこを転写材Pが通過する
かによってセンサレバー23が、実線で示すフォトイン
タラプタ22を切る位置に戻るまでの時間に誤差が生じ
る。
【0021】そして、このようにトップセンサ11の転
写材後端の検知時間に誤差が生じると、転写バイアスの
切り替えポイントがずれるようになり、このように転写
バイアス切り替えポイントがずれると、例えば切り替え
ポイントが転写材後端側にずれた場合は、感光ドラム1
に対して転写材後端のエッジ部分で過剰な転写電流が流
れるようになる。
【0022】ここで、このように過剰な転写電流が流れ
た場合、この後端で流れた電流によって感光ドラム上に
電位が下がった部分ができてしまい、次の転写材への印
字の際にこの感光ドラム上の電位差が帯電によってキャ
ンセルしきれずに黒いスジとなって現れる、いわゆる
「後端メモリ」という問題が発生する。なお、この後端
メモリは転写材後端に集中して電流が流れやすい薄紙で
発生しやすく、逆に、はがきや封筒、厚紙などでは発生
しにくい傾向がある。
【0023】また、逆に転写バイアス切り替えポイント
が転写材Pの内側にずれた場合は、画像上にこの転写バ
イアス切り替えポイントがかかることになり、たとえば
2面目印字や高抵抗紙、厚紙に対する印字の際には転写
弱バイアスに切り替わったところで転写電流が不足し、
画像の飛び散り(爆発)や転写不良が発生するという問
題がある。
【0024】さらに、この転写バイアス切り替えポイン
トのずれは、プロセススピードが速いほど大きくなるこ
とから、近年の高速化した画像形成装置では、この誤差
を転写材後端の非画像領域で吸収することは困難になっ
ている。
【0025】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであり、転写材(シート)の後端を精度
良く検知して良好な画像を得ることのできる画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナー像が担
持される像担持体と、前記像担持体に当接して該像担持
体との間に転写ニップ部を形成する転写部材とを備え、
前記転写ニップ部をシートが通過する際、転写バイアス
が印加された前記転写部材により前記像担持体上に担持
されたトナー像を前記シートに転写して画像形成を行う
画像形成装置において、前記転写ニップ部のシート給送
方向上流側に設けられ、該転写ニップ部へ給送されるシ
ートを検知する通過検知手段と、前記転写ニップ部のシ
ート給送方向上流側に設けられ、該転写ニップ部へ給送
されるシートのシート給送方向と直交する方向の幅を検
知する幅検知手段と、前記転写部材に転写バイアスを印
加する転写バイアス印加電源と、前記トナー像を転写す
る時には前記転写部材に第1の転写バイアスを印加し、
トナー像転写後には前記転写部材に第2の転写バイアス
を印加するように前記転写バイアス印加電源を制御する
制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記通過検知手
段及び前記幅検知手段からの検知信号に基づいて前記通
過検知手段及び幅検知手段のうちのどちらか一方を前記
シートの後端を検知する後端検知手段とすると共に、前
記後端検知手段からの後端検知信号に基づいて前記第1
の転写バイアスから前記第2の転写バイアスへの切り替
えを行うようにしたことを特徴とするものである。
【0027】また本発明は、前記制御手段は、前記通過
検知手段及び幅検知手段のそれぞれから検知信号が入力
された場合には前記通過検知手段及び幅検知手段のう
ち、より前記転写ニップ部に近い位置にある検知手段を
前記シート後端検知手段とすると共に、前記通過検知手
段及び幅検知手段のいずれか一方のみから検知信号が入
力された場合には前記検知信号を入力した検知手段をシ
ート後端検知手段とすることを特徴とするものである。
【0028】また本発明は、前記転写ニップ部に近い位
置に前記幅検知手段を配置したことを特徴とするもので
ある。
【0029】また本発明は、前記シートに連続して画像
を形成する際、前記通過検知手段のみが検知信号を入力
した場合には、連続するシートの間の間隔を前記像担持
体の1周分の長さよりも長くするようにすることを特徴
とするものである。
【0030】また本発明のように、トナー像が担持され
る像担持体に転写部材を当接させて形成された転写ニッ
プ部のシート給送方向上流側に、転写ニップ部へ給送さ
れるシートを検知する通過検知手段と、転写ニップ部へ
給送されるシートのシート給送方向と直交する方向の幅
を検知する幅検知手段とをそれぞれ設け、制御手段は、
通過検知手段及び幅検知手段からの検知信号に基づいて
通過検知手段及び幅検知手段のうちのどちらか一方を後
端検知手段とする。そして、制御手段は後端検知手段か
らの後端検知信号に基づいて転写バイアスを、トナー像
を転写部材に転写する時の第1の転写バイアスからトナ
ー像転写後の第2の転写バイアスへ切り替えるようにす
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画
像形成装置の制御ブロックを示す図である。なお、同図
において、図9と同一符号は、同一又は相当部分を示し
ている。
【0033】同図において、30は制御装置(DCコン
トローラ)であり、この制御装置30は転写バイアス制
御の一例であるPTVC制御(Programable
Transfer Voltage Cotrol)
を行うものである。
【0034】ここで、この制御装置30は感光ドラム1
と転写ローラ5間の転写ニップ部Nに搬送される転写材
Pの通過を示す信号がトップセンサ11からに入力され
ると、所定の転写出力電圧に対応したパルス幅を持つP
WM信号をローパス・フィルタ(Low Pass F
ilter)31に出力するようになっている。なお、
このPWM信号のパルス幅は、制御装置30内の転写出
力テーブル(不図示)に予め格納されている。
【0035】そして、このPWM信号はローパス・フィ
ルタ31でDC化された後、アンプ(AMP)32によ
って増幅されて転写出力電圧Vtとなり、転写用高圧電
源33に入力される。ここで、この転写用高圧電源33
は入力された転写出力電圧Vtに基づいて転写電圧Vt
rを転写ローラ5に印加する。なお、このとき流れた電
流値Itは電流検出回路34で検出され、この電流値I
tに対応した信号がA/Dコンバータ35を介して制御
装置30に入力される。
【0036】このように、定電圧制御を行う場合には、
制御装置30は予め制御装置30内に設定されたPWM
信号と転写出力対応テーブルから判断し、所望の電圧値
に対応したパルス幅のPWM信号を出力する。
【0037】また、定電流制御を行う場合は、PWM信
号のパルス幅を徐々に上げていき制御装置30に入力さ
れる電流値Itに対応する信号が所望の電流値(一定電
流値)に対応した値になるまで続けて、その後電流値変
化に伴って電圧(パルス幅)を追従させて定電流制御を
行う。
【0038】次に、本実施の形態における転写バイアス
制御について説明する。
【0039】制御装置30は、ホストコンピュータ(不
図示)から画像形成信号(プリント信号)を受け、感光
ドラム1の帯電が終了した時点で、感光ドラム1と転写
ローラ5が直接当接した状態でPTVC制御を一度行
う。
【0040】ここで、このPTVC制御では、まず転写
高圧電源33からの出力電圧を徐々に上昇させ、予め設
定された電流値に転写電流が到達したときの電圧値をV
として制御装置30内に保持する。次に、この電圧
値Vtと、予め制御装置30内に格納されている以下
の転写制御式により、転写時に印加する転写電圧Vtr
を決定する。なお、この式において、α及びβは転写の
系によって任意に決まる常数である。
【0041】Vtr=αVt+β
【0042】次に、このようにして転写電圧Vtrを決
定した後、画像形成のための準備が終了した時点で印字
動作を開始し、感光ドラム1上のトナー像と同期をとっ
て転写材Pを感光ドラム1と転写ローラ5間の転写ニッ
プ部Nに給送する。なお、転写材Pと感光ドラム1上の
トナー像の同期は、トップセンサ11を転写材Pが通過
してからのタイマ36のカウントに基づいて行い、転写
材Pの先端が転写ニップ部Nに入ると同時に、前記転写
電圧Vtrを定電圧印加して転写を行う。
【0043】次に、トップセンサ11が転写材Pの後端
を検知すると、この検知信号に基づいて転写材Pの後端
が転写ニップ部Nに到達する時間を逆算すると共に再度
タイマ36によるカウントを開始し、転写材Pの後端が
転写ニップ部Nを通過する一定時間前に、転写バイアス
Vtrを、搬送される転写材Pの1枚目と2枚目の間
(以下、紙間という)で印加する転写弱バイアス(紙間
バイアス)Vlowに切り替える。
【0044】ここで、例えばトップセンサ11と転写ニ
ップ部Nとの間の距離をD(mm)、プロセススピード
をS(mm/sec)とすると、トップセンサ11を通
過してから転写材Pの後端が転写ニップ部Nに到達する
までの時間は、T=D/S(sec)であり、転写材P
の後端からC(mm)の位置で転写バイアスを転写弱バ
イアスに切り替えたい場合は、転写材Pの後端がトップ
センサ11を通過してから、(D−C)/S(sec)
後に、転写ローラ5に印加するバイアスを転写バイアス
から転写弱バイアスに切り替える。
【0045】なお、本実施の形態において、この転写ロ
ーラ5は、図2に示すように、鉄、Sus等の芯金5a
上にEPDM、シリコーン、NBR、ウレタン等のゴム
を用いたソリッド状(充填肉質)、または発砲スポンジ
状の中抵抗弾性層5bを形成したゴムローラで、ローラ
硬度25〜70度(Asker−C/1kg荷重時)、
抵抗値10〜1010Ωの範囲のものである。なお、
転写ローラ5の弾性体層5bは、一次加硫後に2次加硫
し、その後表面を研磨して外径形状を所望の寸法とした
ものを用いている。
【0046】また、この転写ローラ5は、図3に示すよ
うに加圧バネ5dにより長手両端部の転写ローラ芯金5
aから軸受け5cを介して感光ドラム1に加圧力Fで圧
接され、転写ニップNを形成するようになっている。な
お、本実施の形態では、転写ローラ5を総圧10Nで感
光ドラム1に圧接するようにしている。
【0047】一方、図4は、転写ローラ5の抵抗測定法
を示す図であり、転写ローラ5の抵抗を測定する場合
は、同図に示すように、アルミシリンダ40へ総圧10
N(片側5N)で転写ローラ5を当接させて回転させ、
任意の電圧(例えば+2.0kV)を直流高圧電源41
より転写ローラ芯金に印加したときに抵抗42の両端に
発生する電圧値の最大値、最小値を電流計43で読みと
る。そして、読みとった電流値から回路中に流れる電流
値の平均値を求め、転写ローラ5の抵抗値を算出する。
なお、測定環境は温度20℃、湿度60%とした。
【0048】ところで、画像形成装置の多くは転写材サ
イズによらずトップセンサ11で転写材後端を検知し、
その後端検知結果を基準にして転写材後端での転写バイ
アスの切り替えを行っている。しかし、トップセンサ1
1による転写材後端検知は、タイマカウントの公差の
他、既述したようにトップセンサ11と転写ニップ距離
の製造上のばらつき、転写材搬送スピード等によって大
きくばらつく。
【0049】そして、このように転写材後端検知がばら
ついた場合、例えば印字時の転写バイアスVtrから紙
間の転写弱バイアスVlowへの切替ポイントが転写材
後端側にずれた場合には、転写バイアスVtrから転写
弱バイアスVlowへの切り替えが転写材後端が転写ニ
ップ部Nを通過してから行われ、「後端メモリ」現象が
発生する。
【0050】そこで、本実施の形態においては、転写材
幅を検知するための幅検知センサ21をトップセンサ1
1の下流側、即ちトップセンサ11よりも、より転写ニ
ップ部Nに近い場所に配置すると共に、トップセンサ1
1と幅検知センサ21との両方により転写材Pが検知さ
れた場合、制御装置30は幅検知センサ21からの検知
信号に基づいて転写バイアスの切り替えを行うようにし
ている。なお、幅検知センサ21は転写材幅を検知し、
その検知結果を定着制御にフイードバックするものなの
で設置位置には自由度があり、このため転写ニップ部N
ぎりぎり手前に接地することができる。
【0051】そして、このように転写ニップ部Nに近い
幅検知センサ21からの検知信号に基づいて転写材後端
を検知することにより、タイマカウントの公差、トップ
センサ11と転写ニップ距離の製造上のばらつき等に拘
らず転写材後端を精度良く検知することができる。
【0052】次に、このような本実施の形態に係る後端
バイアス切り替えを図5に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0053】ホストコンピュータからプリント信号を受
けると、制御装置30は印字(画像形成)を開始すると
共に給紙を開始する(STEP1)。次に、転写材Pの
先端がトップセンサ11を通過し、これを示す信号(ト
ップ信号)が入力(ON)されると(STEP2)、タ
イマカウントを開始し(STEP3)、転写ニップ部N
にて感光ドラム1上の画像と同期をとって転写材Pの先
端で転写バイアスVtrを印加する(STEP4)。
【0054】次に、幅検知センサ21がONとなるか否
かを検知し(STEP5)、転写材後端を検知するセン
サを決定する。即ち、幅検知センサ21がONとなった
場合には(STEP5のY)、転写材後端を検知するセ
ンサを幅検知センサ21に決定する(STEP6)。
【0055】そして、このように転写材後端を検知する
センサを幅検知センサ21に決定した後、幅検知センサ
21がOFFとなったとき、即ち転写材Pの後端が後端
検知センサである幅検知センサ21を通過したとき(S
TEP7)、再度タイマカウントを開始し(STEP
8)、転写ニップ部Nに転写材後端がくる時間を予測す
る。そして、その予測時間となったとき、転写材後端の
内側余白部で転写バイアスVtrを転写弱バイアスVl
owに切り替える(STEP9)。
【0056】一方、幅検知センサ21がONとならなか
った場合には(STEP5のN)、転写材後端を検知す
るセンサをトップセンサ11に決定し(STEP6
1)、このように転写材後端を検知するセンサをトップ
センサ11に決定した後、転写材Pの後端が後端検知セ
ンサであるトップセンサ11を通過したとき(STEP
7)、再度タイマカウントを開始し(STEP8)、転
写ニップ部Nに転写材後端がくる時間を予測する。
【0057】そして、その予測時間となったとき、転写
バイアスVtrを転写弱バイアスVlowに切り替える
ことにより(STEP9)、転写材後端の内側余白部で
転写バイアスVtrを転写弱バイアスVlowに切り替
えることがきる。なお、このようにして転写バイアスの
切り替えを行った後、1枚通紙の場合は印字を終了し、
連続印字の場合は次の印字を連続して行う(STEP1
0)。
【0058】次に、このような本実施の形態の実施例に
ついて説明する。
【0059】本実施例においては、プロセススピードを
100mm/sec、搬送速度をA4縦送り/16pp
m、連続通紙時の紙間が50mmとした。また、PTV
Cとして転写バイアス制御を行うと共に、印字中は1面
目印字時に流れる転写電流が約6μA、自動両面2面目
印字時に流れる転写電流が約5μAになるように転写バ
イアスを制御し、紙間に印加する転写弱バイアスは非通
紙時で3μAになるように定電圧制御を行った。
【0060】さらに、本実施例では転写ローラ5とし
て、φ6(mm)のFeの芯金5a上に、8×10
(Ω)NBR系のイオン導電性ソリッドゴムからなる
弾性層(中抵抗弾性層)5bを形成し、ローラ硬度60
°(ASKER−C/総荷重1000g時)、外径をφ
16(mm)、ゴム部長手寸法を218mmとしたソリ
ッドの導電性・弾性ローラを用いた。
【0061】またさらに、本実施例では、図6に示すよ
うに、トップセンサ11を転写ニップNの手前70mm
の画像中心部に、幅検知センサ21を転写ニップNの手
前20mmの画像中心から60mm左側に配置した。こ
れにより、転写材先端がトップセンサ11と幅検知セン
サ21両方通過した場合は幅検知センサ21を使って転
写材後端検知を行うことができるようにし、トップセン
サ11のみ通過した場合はトップセンサ11で転写材後
端検知を行うようにした。
【0062】一方、転写バイアス切替のポイントは、転
写材後端内側2mmと設定した。これにより、トップセ
ンサ11により転写材後端検知を行う場合は転写材後端
がトップセンサ11を通過してから(70−2)/10
0=0.68(sec)後に転写バイアスを切り替え、
幅検知センサ21により転写材後端検知を行う場合は転
写材後端が幅検知センサ21を通過してから(20−
2)/100=0.18(sec)後に転写バイアスを
切り替えるように設定した。
【0063】表1に、転写材後端をトップセンサ11で
検知した場合の、実際の転写材後端に対する転写バイア
ス切り替えタイミングのばらつきと後端メモリの発生頻
度を、同じく転写材後端を幅検知センサ21で検知した
場合の転写バイアス切替タイミングのばらつきと後端メ
モリの発生頻度を示す。
【0064】なお、ここで示したデータは、普通紙1面
目印字を連続で100枚行った場合に、転写バイアス切
り替えポイントが実際の転写材後端に対してばらついた
範囲を示しており、後端メモリの発生頻度は、前記連続
100枚連続印字中(印字パターンは均一ハーフトー
ン)に、後端メモリ画像が発生した枚数の割合で示して
いる。
【0065】
【表1】
【0066】この表1から明らかなように転写材後端を
トップセンサ11で検知した場合に比較して、より転写
ニップに近い位置に配置された幅検知センサ21を使っ
て転写材後端検知をした方が後端転写バイアスの切り替
え位置のばらつきが小さく、また後端メモリは発生頻
度、発生レベルともに軽微になっていることがわかる。
【0067】このように、トップセンサ11よりも幅検
知センサ21を転写ニップ部側に配置し、転写材Pが双
方のセンサ11,21を通過した場合は、より転写ニッ
プ部Nに近い幅検知センサ21からの信号に基づいて転
写材後端検知を行うことにより、転写材後端検知精度を
上げることができる。
【0068】また、このように精度の良い後端検知に基
づいて転写バイアスを切り替えることにより、転写材後
端の内側余白部で転写バイアスVtrを転写弱バイアス
Vlowに切り替えることがきる。これにより、特に幅
検知センサ21をONすることのできる大サイズ紙の後
端メモリの発生頻度と、発生レベルを抑えることが可能
となり、良好な画像を得ることができる。
【0069】ところで、転写材後端で集中的に流れた電
流によって感光ドラム上にできた後端メモリは、図7の
(a)に示すようにドラム1周後にスジ画像として発生
するが、この後端メモリは帯電を繰り返す度に減衰し、
通常は感光ドラム2周目に印字が行われるときにはほぼ
消失する。即ち、図7の(b)に示すように紙間(1枚
目の転写材後端と2枚目の転写材先端の間隔)が感光ド
ラム1周分以上あれば画像上に後端メモリは現れない。
【0070】したがって、すべての紙間を感光ドラム1
周分以上の長さにすれば後端メモリの発生を抑えること
ができるが、その場合すべての紙種においてスループッ
トが落ち、印字スピードが低下するという問題がある。
【0071】そこで、転写材後端検知のばらつきが大き
く後端メモリが発生しやすい、トップセンサ11のみ通
過する転写材種に対してのみ紙間を感光ドラム1周分以
上の長さにのばすことで、幅検知センサ21を通過しな
い狭幅紙の、特に薄紙不定形サイズ紙で発生する後端メ
モリを防止することができる。
【0072】次に、このような本発明の第2の実施の形
態について説明する。
【0073】本実施の形態においては、幅検知センサ2
1をトップセンサ11よりも転写ニップ部Nよりに配置
し、転写材Pが双方のセンサ11,21を通過した場合
は、より転写ニップ部Nに近い幅検知センサ21からの
信号に基づいて転写材後端検知を行い、トップセンサ1
1のみ通過する転写材Pに関しては連続通紙時の紙間を
感光ドラム1周分以上に広げるようにしている。
【0074】次に、このような本実施の形態に係る後端
バイアス切り替えを図8に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0075】ホストコンピュータからプリント信号を受
けると、制御装置30は印字(画像形成)を開始すると
共に給紙を開始する(STEP1)。次に、転写材Pの
先端がトップセンサ11を通過し、これを示す信号(ト
ップ信号)が入力(ON)されると(STEP2)、制
御装置30がタイマカウントを開始し(STEP3)、
転写ニップ部Nにて感光ドラム1上の画像と同期をとっ
て転写材Pの先端で転写バイアスVtrを印加する(S
TEP4)。
【0076】次に、幅検知センサ21がONとなるか否
かを検知し(STEP5)、転写材後端を検知するセン
サを決定する。即ち、幅検知センサ21がONとなった
場合には(STEP5のY)、転写材後端を検知する後
端検知センサを幅検知センサ21に決定する(STEP
6)。
【0077】次に、このように転写材後端を検知する後
端検知センサを幅検知センサ21に決定した後、幅検知
センサ21がOFFとなったとき、即ち転写材Pの後端
が幅検知センサ21を通過したとき(STEP8)、再
度タイマカウントを開始し(STEP9)、転写ニップ
部Nに転写材後端がくる時間を予測する。そして、その
予測時間となったとき、転写バイアスVtrを転写弱バ
イアスVlowに切り替えることにより(STEP
9)、転写材後端の内側余白部で転写バイアスVtrを
転写弱バイアスVlowに切り替えることができる。
【0078】一方、幅検知センサ21がONとならなか
った場合には(STEP5のN)、後端検知センサをト
ップセンサ11に決定する(STEP10)。そして、
このように後端検知センサをトップセンサ11に決定し
た後、転写材Pの後端が後端検知センサであるトップセ
ンサ11を通過したとき(STEP11)、再度タイマ
カウントを開始し(STEP12)、転写ニップ部Nに
転写材後端がくる時間を予測する。そして、その予測時
間となったとき、転写材後端の内側余白部で転写バイア
スVtrを転写弱バイアスVlowに切り替える(ST
EP13)。
【0079】次に、制御装置30は、ホストコンピュー
タからプリント信号に基づき連続通紙を行うか否かを判
断し(STEP14)、連続通紙を行う場合は(STE
P14のY)、紙間が感光ドラム1周分以上になるよう
に次紙の給紙間隔を決定し(STEP15)、次紙の印
字を開始する。1枚通紙の場合は(STEP14の
N)、印字を終了する。
【0080】次に、このような本実施の形態の実施例に
ついて説明する。
【0081】本実施例においては、トップセンサ11の
み通過する転写材Pの紙間は、例えば記述した第1の実
施の形態の実施例で示したものと同一構成の画像形成装
置(プロセススピード=100(mm/sec)、感光
ドラ外径=φ30)の場合、通常の連続通紙時の紙間は
50mmであるが、トップセンサ11のみ通過する転写
材Pに対しては給紙間隔をコントロールして連続印字の
紙間を94.25(mm)以上に設定した。
【0082】表2は、紙間を95mmに設定すると共に
以上説明したアルゴリズムで100枚連続印字を行った
結果を示すものである。
【0083】
【表2】
【0084】この表2から明らかなように、本実施の形
態の場合、トップセンサ11と幅検知センサ21との双
方を通過するサイズの転写材Pに関しては既述した第1
の実施の形態と同様に後端メモリの発生頻度と発生レベ
ルを低下させることができた。また、トップセンサ21
のみを通過する狭幅紙に対しては、転写材後端の検知の
ばらつきはあるものの、紙間を広げることで後端メモリ
が全く発生しない状態を実現することができる。
【0085】このように、トップセンサ11のみ通過し
た場合はトップセンサ11で転写材後端検知を行うと共
に、連続通紙時の紙間を感光ドラム1周分以上に広げる
ことにより後端メモリのない良好な画像を得ることが可
能となる。
【0086】なお、これまでの説明においては、幅検知
センサ21をトップセンサ11よりも転写ニップ部Nに
近い位置に配置した場合について述べてきたが、本発明
はこれに限らず、トップセンサ11を幅検知センサ21
よりも転写ニップ部Nに近い位置に配置しても同様の効
果を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート給送方向上流側にそれぞれ設けられた通過検知手段
及び幅検知手段からの検知信号に基づいて通過検知手段
及び幅検知手段のうちのどちらか一方をシート後端検知
手段とすることにより、転写材(シート)の後端を精度
良く検知することができる。また、この後端検知手段か
らの後端検知信号に基づいて転写バイアスを切り替える
ことにより、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の制御ブロックを示す図。
【図2】上記画像形成装置の感光ドラムと転写ローラ間
の転写ニップ部を示す側面図。
【図3】上記感光ドラムと転写ローラ間の転写ニップ部
を示す正面図。
【図4】上記転写ローラの抵抗測定方法を示す図。
【図5】上記画像形成装置の転写材後端検知と転写バイ
アス切り替え制御を示すフローチャート。
【図6】上記画像形成装置のトップセンサと幅検知セン
サの配置を説明する上面図。
【図7】上記画像形成装置の紙間と後端メモリの発生を
説明する解説図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の転写材後端検知と転写バイアス切り替え制御を示すフ
ローチャート。
【図9】従来の画像形成装置の概略構成を示す図。
【図10】転写材上の画像形成領域と余白の関係を説明
する図。
【図11】転写材上の画像形成領域と転写電圧切り替え
ポイントを説明する図。
【図12】従来の画像形成装置のトップセンサの構成を
示す図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 転写ローラ 11 トップセンサ 21 幅検知センサ 30 制御装置 N 転写ニップ部 P 転写材 Vtr 転写バイアス Vlow 転写弱バイアス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が担持される像担持体と、前記
    像担持体に当接して該像担持体との間に転写ニップ部を
    形成する転写部材とを備え、前記転写ニップ部をシート
    が通過する際、転写バイアスが印加された前記転写部材
    により前記像担持体上に担持されたトナー像を前記シー
    トに転写して画像形成を行う画像形成装置において、 前記転写ニップ部のシート給送方向上流側に設けられ、
    該転写ニップ部へ給送されるシートを検知する通過検知
    手段と、 前記転写ニップ部のシート給送方向上流側に設けられ、
    該転写ニップ部へ給送されるシートのシート給送方向と
    直交する方向の幅を検知する幅検知手段と、 前記転写部材に転写バイアスを印加する転写バイアス印
    加電源と、 前記トナー像を転写する時には前記転写部材に第1の転
    写バイアスを印加し、トナー像転写後には前記転写部材
    に第2の転写バイアスを印加するように前記転写バイア
    ス印加電源を制御する制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記通過検知手段及び前記幅検知手段
    からの検知信号に基づいて前記通過検知手段及び幅検知
    手段のうちのどちらか一方を前記シートの後端を検知す
    る後端検知手段とすると共に、前記後端検知手段からの
    後端検知信号に基づいて前記第1の転写バイアスから前
    記第2の転写バイアスへの切り替えを行うようにしたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記通過検知手段及び
    幅検知手段のそれぞれから検知信号が入力された場合に
    は前記通過検知手段及び幅検知手段のうち、より前記転
    写ニップ部に近い位置にある検知手段を前記シート後端
    検知手段とすると共に、前記通過検知手段及び幅検知手
    段のいずれか一方のみから検知信号が入力された場合に
    は前記検知信号を入力した検知手段をシート後端検知手
    段とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記転写ニップ部に近い位置に前記幅検
    知手段を配置したことを特徴とする請求項2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シートに連続して画像を形成する
    際、前記通過検知手段のみが検知信号を入力した場合に
    は、連続するシートの間の間隔を前記像担持体の1周分
    の長さよりも長くするようにすることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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