JP2000187396A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000187396A
JP2000187396A JP10363533A JP36353398A JP2000187396A JP 2000187396 A JP2000187396 A JP 2000187396A JP 10363533 A JP10363533 A JP 10363533A JP 36353398 A JP36353398 A JP 36353398A JP 2000187396 A JP2000187396 A JP 2000187396A
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Motohide Shiozawa
元英 塩澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体上のトナーを確実に除去し、ま
た、中間転写体の摩耗を低減させる。 【解決手段】 二次転写後に中間転写体6表面に残った
トナーを除去するためのクリーニングシーケンス時に、
クリーニングバイアス印加ローラ9aを中間転写体6表
面に当接させてクリーニングバイアスを印加すること
で、マイナスのトナー11をプラスのトナー12にして
除去しやすくした上で、クリーニングブレード10aを
中間転写体6表面に当接させてトナー12を除去するの
で、トナーの除去が確実になる。また、中間転写体6表
面に対するローラ9a及びクリーニングブレード10a
の当接は、上述のクリーニングシーケンス時のみとし、
こりシーケンス以外は、中間転写体6表面から離間させ
る。これにより、中間転写体6表面を摩耗を低減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写体を使用
した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を使用したカラーの画像形成
装置(例えば、複写機、プリンタ)は、感光ドラム(像
担持体)上にトナー像を形成しこのトナー像を中間転写
体に一次転写する工程を複数色のトナーについて繰り返
して中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせ、そ
の後、これらトナー像を紙等の転写材上に一括して二次
転写することで、フルカラー画像を得る。
【0003】二次転写工程を終えた中間転写体表面に
は、転写材に転写されなかったトナー(以下「転写残ト
ナー」という。)が数パーセント残る。この転写残トナ
ーをそのままにしておくと次の画像形成時に次の転写材
に二次転写されて画像不良を起こしたり、画像形成装置
本体内に飛散して各構成部材や転写材を汚染したりする
おそれがある。
【0004】上述の転写残トナーを除去する方法とし
て、例えば、中間転写体上の転写残トナーに電荷を付与
する帯電手段としてバイアス印加ローラを用いる方法が
ある。
【0005】例えば負帯電性のトナーを用いた場合、転
写残トナーの付着した中間転写体に対してバイアス印加
ローラを当接し、正バイアスを印加することによって転
写残トナーを正極性に帯電する。感光ドラムと中間転写
体との間の一次転写ニップ部では、感光ドラム上の負帯
電のトナーによるトナー像を中間転写体に一次転写する
ために、中間転写体に正バイアスが印加されている。し
たがって、上述のバイアス印加ローラによって正極性に
帯電された転写残トナーは、一次転写ニップ部における
電位差によって中間転写体から感光ドラムに逆転写され
て吸着し、感光ドラムクリーニング装置によって除去さ
れる。これにより、中間転写体はクリーニングされる。
【0006】また、中間転写体クリーニング手段として
中間転写体にクリーニングブレードを当接させて、中間
転写体に付着したトナーを除去、回収する方法もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例によると、画像形成装置が設置されている雰囲気
やトナーの状態などによって転写残トナーの持つ電荷の
極性は一定ではなく、バイアス印加ローラによる帯電工
程で転写残トナーがバイアス印加ローラに付着すること
がある。例えば転写残トナーの負極性が強いと、バイア
ス印加ローラで正バイアスを印加した場合に転写残トナ
ーはバイアス印加ローラに付着してしまうことがある。
【0008】1枚の転写材の画像形成工程においては、
画像形成終了時の後回転シーケンスでバイアス印加ロー
ラにマイナスバイアスを印加することにより、中間転写
体上に付着しているトナーを中間転写体に吐き出させる
「吐き出しシーケンス」を実行し、これにより、バイア
ス印加ローラに付着したトナーを除去することが可能で
ある。
【0009】これに対し、連続画像形成シーケンスでは
バイアス印加ローラに大量のトナーが付着してしまい、
次の画像形成時に画像不良を引き起こすことがある。
【0010】また、ジャム(紙詰まり)のリカバリーシ
ーケンスにおいても、中間転写体上に未転写のトナーが
残っているとバイアス印加ローラに大量のトナーが付着
し、同様にクリーニング不良として画像欠陥を引き起こ
す場合があった。特に、フルカラー画像形成においては
中間転写体上に2色以上のトナーが重なっていることが
あり、このような未転写のトナー像を連続して大量に感
光ドラムを介して回収させると、感光ドラムクリーニン
グ装置においてクリーニング不良が発生し、この場合に
は、帯電ローラ汚れなど、二次的に画像不良を起こすこ
ともある。
【0011】さらに、中間転写体にクリーニングブレー
ドを当接させて転写残トナーを除去する方式において
は、中間転写体の表面が摩耗して、本来の転写性能が満
たされなくなり、中間転写体の寿命を早めてしまうとい
う問題がある。
【0012】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、中間転写体上の転写残トナーを良好に除去して
画像不良を防止するとともに、中間転写体の摩耗を低減
するようにした画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、像担持体上にトナー像を
形成し、このトナー像を一次転写ニップ部にて中間転写
体に一次転写する工程を複数色のトナー像について繰り
返して前記中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わ
せ、その後、これらトナー像を二次転写ニップ部にて転
写材に一括して二次転写する画像形成装置において、前
記中間転写体の移動方向についての前記二次転写ニップ
部の下流側において前記中間転写体表面に当接される帯
電部材により前記中間転写体上の不要なトナーに電荷を
付与して該トナーを前記一次転写と同時に前記一次転写
ニップ部を介して前記像担持体上に逆転写させる中間転
写体帯電手段と、前記帯電部材の下流側において前記中
間転写体表面に当接されるクリーニング部材により前記
中間転写体上の不要なトナーを除去する中間転写体クリ
ーニング手段と、を備え、前記帯電部材及び前記クリー
ニング部材を前記中間転写体表面に対して接離可能に配
設するとともに、前記二次転写時に前記転写材に転写さ
れないで前記中間転写体表面に残ったトナーを除去する
ための中間転写体クリーニングシーケンス時に、前記帯
電部材及び前記クリーニング部材を前記中間転写体表面
に当接させるとともに、前記中間転写体クリーニングシ
ーケンス以外は、前記帯電部材及び前記クリーニング部
材を前記中間転写体表面から離間させる、ことを特徴と
する。
【0014】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記中間転写体クリーニングシーケ
ンス以外でも、転写材の前記ジャム処理後のリカバリー
シーケンス時に、前記クリーニング部材を前記中間転写
体表面に当接させる、ことを特徴とする。
【0015】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、前記帯電部材に付着し
たトナーを前記中間転写体に吐き出すための吐き出しシ
ーケンスを有し、該吐き出しシーケンス時には、前記中
間転写体表面のうちのトナーが吐き出された領域に対応
して前記クリーニング部材を前記中間転写体表面に当接
させる、ことを特徴とする。
【0016】〔作用〕上述の構成によると、中間転写体
上の不要なトナーの極性が適正でない場合や、中間転写
体上の不要なトナーの量が多い場合であっても、中間転
写体上のトナーを確実に除去することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0018】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
中間転写体として中間転写ドラムを使用した、4色フル
カラーの画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ)で
あり、同図はその概略構成を示す縦断面図である。な
お、以下では、ネガトナー(負極性のトナー)を使用し
て、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に画像
形成(プリント)を行う例について説明する。
【0019】同図に示す画像形成装置は、像担持体とし
てドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う。)1を備えている。感光ドラム1は、矢印R1方向
に回転自在に支持されており、感光ドラム1の周囲に
は、その回転方向に沿ってほぼ順に、一次帯電器2、露
光手段3、ブラック現像器4、カラー現像器5(イエロ
ー帯電器5Y、マゼンタ帯電器5M、シアン帯電器5
C)、中間転写体6、感光ドラムクリーナ7が配設され
ている。また、中間転写体6の周囲には、二次転写ベル
ト8、中間転写体帯電手段9、中間転写体クリーニング
手段10が配設されている。
【0020】上述の感光ドラム1は、駆動手段(不図
示)によって矢印R1方向に所定のプロセススピードで
回転駆動され、その表面が一次帯電器2によって−55
0Vに均一に帯電される。帯電後の感光ドラム1表面
は、露光手段3(例えば、レーザスキャナ)により、画
像情報に基づいてON/OFF制御されたレーザ光によ
る露光が行われてイエロー用の静電潜像が形成される。
露光後の感光ドラム1表面は未露光部分(暗部VD )電
位が−550V、露光部分(明部VL )電位が−180
Vとなる。
【0021】カラー現像器は、回転自在なロータリ5a
に搭載されており、その回転によって現像に供されるイ
エロー現像器5Yが感光ドラム1表面に対向する現像位
置に配置される。現像位置に配置されたイエロー現像器
5Yの現像スリーブ(不図示)には、−350Vの現像
バイアスが印加され、これにより、感光ドラム1表面の
明部VL に負帯電性のネガトナーが付着されてトナー像
が形成される。
【0022】中間転写体6としては、ドラム型の中間転
写ドラムが使用され、矢印R1方向に回転する感光ドラ
ム1の周速と同じ周速で矢印6方向に回転される。中間
転写体6には、一次転写バイアス印加電源13により一
次転写バイアスが印加され、これにより、感光ドラム1
上のイエローのトナー像は、感光ドラム1と中間転写体
との接触部分である一次転写ニップ部T1 において両者
の電位差により中間転写体6表面に一次転写される。一
次転写時に、中間転写体6に転写されないで感光ドラム
1表面に残ったトナー(一次転写残トナー)は、感光ド
ラムクリーナ7の感光ドラムクリーニングブレード7a
によって除去される。
【0023】上述の一連の画像形成プロセス、すなわ
ち、一次帯電、露光、現像、一次転写、クリーニング
を、イエロー以外の残りのマゼンタ、シアン、ブラック
についても繰り返すことで、中間転写体6上で4色のト
ナー像が重ね合わされる。
【0024】次に、中間転写体6に二次転写ベルト8が
当接され二次転写ニップ部T2 が形成されるとともに、
二次転写ベルト8に二次転写バイアスが印加される。こ
の状態で、二次転写ニップ部T2 に紙等の転写材Pを挿
通すると、中間転写体6上の4色のトナー像が、転写材
P表面に一括で二次転写される。
【0025】二次転写後の転写材Pは、定着器(不図
示)に搬送され、ここで加熱、加圧されて表面に4色の
トナー像が定着され、これにより、4色フルカラー画像
が得られる。
【0026】一方、二次転写後の中間転写体6表面に
は、転写材Pに転写されなかったトナー(二次転写残ト
ナー)が残る。
【0027】この二次転写残トナーは、中間転写体帯電
手段9、中間転写体クリーニング手段10によって除去
され、回収される。
【0028】以下、図2を参照して、中間転写体6上の
二次転写残トナーを回収するための構成及びその動作を
説明する。
【0029】中間転写体帯電手段9は、クリーニングバ
イアス印加ローラ(帯電部材)9aと、これに電圧を印
加するクリーニングバイアス印加電源9bとを有してい
る。クリーニングバイアス印加ローラ9aは、中間転写
体6に対して接離自在に支持されており、接離機構(不
図示)によって適宜、中間転写体6に当接され、また中
間転写体6から離間されるように構成されている。クリ
ーニングバイアス印加ローラ9aは、中間転写体6と平
行に支持されており、中間転写体6に対して当接された
ときには、中間転写体6との間に帯状のニップ部Nを形
成し、中間転写体6の矢印R6方向の回転に伴って矢印
R9方向に従動回転する。
【0030】中間転写体クリーニング手段10は、中間
転写体6上の二次転写残トナーを掻き落とすクリーニン
グブレード(クリーニング部材)10aと、掻き落とさ
れたトナーを受け止めるトナー受けシート10bと、二
次転写残トナーを収納するクリーニング容器10cとを
有している。中間転写体クリーニング手段10は、中間
転写体6に対して接離自在に支持されており、接離機構
(不図示)によって適宜、クリーニングブレード10a
が中間転写体6に当接され、また中間転写体6から離間
されるように構成されている。クリーニングブレード1
0aは、板状の弾性部材によって形成されており、中間
転写体6に当接されたときには、そのエッジを中間転写
体6表面に適度な押圧力で当接させる。
【0031】図2に示すように、二次転写後の中間転写
体6表面には、二次転写残トナー11が付着している。
クリーニングバイアス印加ローラ9aを中間転写体6に
当接させ、かつ、クリーニングバイアス印加電源9bに
よって、周波数2kHz、ピーク間電圧3kVPPのAC電
圧に、+1000VのDC電圧を重畳させて印加する
と、ニップ部Nを通過する二次転写残トナー11は逆極
性のプラスに帯電されて二次転写残トナー12となる。
クリーニングバイアス印加ローラ9aよりも下流に位置
する中間転写体クリーニングブレード10aを中間転写
体6表面に当接させることにより、逆極性に帯電されて
中間転写体6への吸着力が弱くなっている転写残トナー
12は中間転写体クリーニングブレード10aによって
掻き取られ、トナー受けシート10bによって受け止め
られてクリーニング容器10c内に回収される。
【0032】本実施の形態においては、上述のクリーニ
ングバイアス印加ローラ9a及び中間転写体クリーニン
グブレード10aは、中間転写体6表面のトナー像を転
写材に二次転写した後に中間転写体6表面に残った二次
転写残トナーを除去するシーケンス、いわゆる中間転写
体クリーニングシーケンス時にのみ中間転写体6表面に
当接させるようにし、これ以外は中間転写体6表面から
離間させるようにする。
【0033】これにより、中間転写体6表面を良好にク
リーニングして画像不良を防止するとともに、中間転写
体6表面の摩耗を有効に防止することができる。
【0034】〈実施の形態2〉本発明の実施の形態2に
ついて説明する。なお、上述の実施の形態1と同じ構
成、同じ作用の部分についての説明は省略するものとす
る。
【0035】図1に示すような、中間転写体6を用いた
フルカラーの画像形成装置においては、中間転写体6上
で複数色のトナー像を重ねるように構成されているた
め、中間転写体6上で2色以上のトナーが重なっている
場合がある。このような状態で、転写材がジャム(紙詰
まり)が発生すると、画像形成動作が停止される。そし
て、ジャム処理が終了するとリカバリーシーケンスに入
る。
【0036】本実施の形態は、このリカバリーシーケン
スについてのものである。
【0037】リカバリーシーケンスが開始されて中間転
写体6が回転しはじめると、中間転写体6の約1周分の
間、中間転写体6表面に中間転写体クリーニングブレー
ド10aが当接されて中間転写体6表面の未転写トナー
像を掻き取り、回収する。次に図3に示すように、中間
転写体クリーニングブレード10aは中間転写体から離
間される。そして、プラスのクリーニングバイアスが印
加されたクリーニングバイアス印加ローラ9aが中間転
写体6に当接される。これにより、中間転写体クリーニ
ングブレード10aでは回収できなかった中間転写体6
上のマイナスのトナー11は、プラスに帯電され、次の
画像形成時の一次転写時に、一次転写ニップ部T1 を介
して、感光ドラム1上に逆転写され、その後、感光ドラ
ムクリーナ7(図1参照)によって除去される。
【0038】〈実施の形態3〉本発明の実施の形態3に
ついて説明する。なお、上述の実施の形態1と同じ構
成、同じ作用の部分についての説明は省略するものとす
る。
【0039】本実施の形態は、クリーニングバイアス印
加ローラ9aに付着したトナーを除去するための、吐き
出しシーケンスについてのものである。
【0040】クリーニングバイアス印加ローラ9aによ
ってプラス極性に帯電された転写残トナー12は一次転
写ニップ部T1 において感光ドラム1と中間転写体6と
の電位差によって感光ドラム1に逆転写され、回収され
る。このとき、クリーニングバイアス印加ローラ9aに
は、図4に示すように、マイナス極性に帯電したトナー
が付着している。中間転写体6上の非画像領域又は画像
形成後の後回転シーケンス中に中間転写体6にプラスバ
イアスを印加した状態で、クリーニングバイアス印加ロ
ーラ9aのバイアスをオフすると中間転写体6とクリー
ニングバイアス印加ローラ9aとの電位差によって、ク
リーニングバイアス印加ローラ9aに付着していたトナ
ーが、吐き出されて中間転写体6に移動し付着する。中
間転写体6表面のうちの、トナーが吐き出された領域に
対応して中間転写体クリーニングブレード10aを中間
転写体6表面に当接させる。これにより、吐き出された
トナーを回収することができる。
【0041】以上の実施の形態1〜3では、中間転写体
6がドラム状の中間転写ドラムである場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、ベルト状の中間転写ベルトに対しても適用でき、こ
の場合にも上述と同様の効果をあげることができる。
【0042】また、二次転写手段として、二次転写ベル
トを使用した例を説明したが、これに代えて、コロナ帯
電器や転写ローラを使用するようにしてもよい。
【0043】さらに、中間転写体6のクリーニング手段
10が、クリーニング部材としてブレードクリーニング
ブレード10aを有する例で説明したが、中間転写体6
に対して接離可能であることを条件に、クリーニング部
材としてクリーニングローラ、ファーブラシ、クリーニ
ングウェブなどを用いることも可能である。
【0044】加えて、上述の実施の形態1〜3では、ネ
ガトナーを使用する例で説明したが、ポジトナーを使用
する場合についても適用可能である。
【0045】なお、転写バイアス、クリーニングバイア
ス等の上述の数値は一例であり、これらの数値に限定さ
れることなく、それぞれの系に最適な数値を採用すれば
よいのはもちろんである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
中間転写体上の不要なトナーの極性が適正でない場合
や、中間転写体上の不要なトナーの量が多い場合であっ
ても、中間転写体上のトナーを確実に除去することがで
き、また、中間転写体の摩耗を低減させることができ
る。
【0047】また、ジャムリカバリーシーケンス時には
クリーニング部材を中間転写体表面に当接させることに
よりジャム後の中間転写体上のトナーを確実に除去可能
となった。
【0048】さらに、帯電部材に付着したトナーを中間
転写体上に吐き出すシーケンスを有し、中間転写体上の
トナーが吐き出された領域に対応してクリーニング部材
を当接させることにより中間転写体上のトナーの除去が
確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】実施の形態1における転写残トナーの回収動作
を説明する図。
【図3】実施の形態2における転写残トナーの回収動作
を説明する図。
【図4】実施の形態3におけるトナー吐き出し動作を説
明する図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 6 中間転写体(中間転写ドラム) 7 感光ドラムクリーナ 8 二次転写ベルト 9 中間転写体帯電手段 9a 帯電部材(クリーニングバイアス印加ロー
ラ) 9b クリーニングバイアス印加電源 10 中間転写体クリーニング手段 10a クリーニング部材(クリーニングブレー
ド) P 転写材 R6 中間転写体の移動方向(中間転写ドラムの
回転方向) T1 一次転写ニップ部 T2 二次転写ニップ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上にトナー像を形成し、このト
    ナー像を一次転写ニップ部にて中間転写体に一次転写す
    る工程を複数色のトナー像について繰り返して前記中間
    転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせ、その後、こ
    れらトナー像を二次転写ニップ部にて転写材に一括して
    二次転写する画像形成装置において、 前記中間転写体の移動方向についての前記二次転写ニッ
    プ部の下流側において前記中間転写体表面に当接される
    帯電部材により前記中間転写体上の不要なトナーに電荷
    を付与して該トナーを前記一次転写と同時に前記一次転
    写ニップ部を介して前記像担持体上に逆転写させる中間
    転写体帯電手段と、 前記帯電部材の下流側において前記中間転写体表面に当
    接されるクリーニング部材により前記中間転写体上の不
    要なトナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、
    を備え、 前記帯電部材及び前記クリーニング部材を前記中間転写
    体表面に対して接離可能に配設するとともに、前記二次
    転写時に前記転写材に転写されないで前記中間転写体表
    面に残ったトナーを除去するための中間転写体クリーニ
    ングシーケンス時に、前記帯電部材及び前記クリーニン
    グ部材を前記中間転写体表面に当接させるとともに、前
    記中間転写体クリーニングシーケンス以外は、前記帯電
    部材及び前記クリーニング部材を前記中間転写体表面か
    ら離間させる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体クリーニングシーケンス
    以外でも、転写材の前記ジャム処理後のリカバリーシー
    ケンス時に、前記クリーニング部材を前記中間転写体表
    面に当接させる、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記帯電部材に付着したトナーを前記中
    間転写体に吐き出すための吐き出しシーケンスを有し、 該吐き出しシーケンス時には、前記中間転写体表面のう
    ちのトナーが吐き出された領域に対応して前記クリーニ
    ング部材を前記中間転写体表面に当接させる、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006195438A (ja) * 2004-12-13 2006-07-27 Canon Inc 画像形成装置
US7251430B2 (en) 2005-03-16 2007-07-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2008191440A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成方法

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