JP2006146189A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写体上の現像剤像が記録材へ適切に転写されない場合において、中間転写体上の現像剤のクリーニングを短時間に行い、画像が形成できない時間を短くすることが可能な中間転写体を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写体10上の現像剤像をクリーニングするクリーニング手段40を有する画像形成装置において、一次転写をされた後に二次転写をされていない未二次転写現像剤像を中間転写体10からクリーニングする場合、未二次転写現像剤像の画像比率または位置に応じて、クリーニング手段40のクリーニング条件を可変に制御する制御手段をゆうする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、電子写真方式を採用した複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。本発明は、特に、像担持体に形成された画像を重ね転写して多色画像を形成する中間転写体をクリーニングするための中間転写体クリーニング装置を備えたカラー画像形成装置に関するものである。
近年、例えば電子写真方式にて画像を形成する画像形成装置では、記録材として多種多様な紙への高画質な画像を求めるニーズから、中間転写体から記録材に多色画像を転写する中間転写体を用いる画像形成装置が広く利用されている。つまり、斯かる構成の画像形成装置は、像担持体に形成された画像を一旦中間転写体に重ね転写して多色画像を形成し、その後、中間転写体から記録材に多色画像を転写する。
中間転写体として中間転写ベルトが広く用いられているが、中間転写ベルトとしては、一般的にポリイミド等に代表される樹脂ベルトが高画質品位、高寿命、高安定的な特性からも広く用いられている。また、記録材に多色画像を転写した後の中間転写ベルトをクリーニングするためのベルトクリーニング手段としては、特許文献1に開示されるようなブレード方式が広く用いられている。ブレード方式のクリーニング手段は、樹脂ベルトの表面性等を考慮すると、クリーニング能力が高い。
一方、最近では、更なる高画質化、及び、ブレード方式によるクリーニング能力の安定化などから、現像剤(トナー)は、小粒径化及びトナー形状の非球形化へと変化してきている。
ところが、樹脂からなる中間転写ベルトでは、トナーの変化に伴って転写の際に生じる、中抜け現象が問題となってきている。中抜け現象とは、画像が転写される際、画像に大きな圧力が加わることで、トナーが応力変形し、トナー同士の凝集力が増大し、画像の一部分が転写されずに像担持体上に残留してしまう現象で、特に文字やライン画像などで顕著に現れる。樹脂ベルトの場合、転写時の画像への圧力が大きいために、特にこの中抜けは問題となっている。
そこで、この中抜けを解消するために、最近では、樹脂を用いた中間転写ベルトに代わって、層構成に少なくとも一層の弾性層を用いた弾性中間転写ベルトが主流となってきている。
弾性中間転写ベルトは、層構成に少なくとも一層の弾性層を有すため柔らかく、転写部でのトナーに作用する圧力が低減できることから、中抜けに効果があることが知られている。また、二次転写部において記録材である紙との密着性がよいことから、一般的な紙に対しての転写効率の向上のみならず、厚紙に対する転写性や、凹凸を有する紙への転写性にも効果があることが知られている。
しかし、弾性中間転写ベルトをクリーニングする場合、上記ブレード方式を用いると、表層が弾性のため弾性中間転写ベルトに対するクリーニングブレードの接触負荷が大きくなる。そのために、クリーニングブレードのエッジ先端が、ベルト表層に喰い込んでしまい、クリーニングブレードのエッジ先端の挙動が不安定になって、クリーニング不良を引き起こす。更に、ベルトとクリーニングブレード間での摩擦力が増大することに伴う、クリーニングブレードのめくれ、びびり、鳴き等の問題や、弾性ベルト表層での傷、トナーの融着等の発生等さまざまな弊害が起こり、画質を乱してしまう恐れがあった。
そこで、上記の弊害を避けるために、弾性中間転写ベルトとの接触負荷の少ない、静電ファーブラシをクリーニング手段として用いることが、弾性中間転写ベルトをクリーニングする方法として、一般的になってきている。
静電ファーブラシ方式としては特許文献2に記載するような方法がある。つまり、導電性の繊維を芯金に巻き付けた円筒状部材を、バイアスを印加した状態で像担持体に当接させる。そして、トナーの極性と逆極性のバイアスを印加することによって、静電的にファーブラシに吸着させ、像担持体からトナーを除去する。
静電的にトナーを吸着しベルト上からトナーを除去するファーブラシ方式は機械的にトナーを除去するブレード方式に比べて、クリーニング可能なトナー量、及びトナー極性に制約があることが知られている。静電ファーブラシ方式は、静電気的にトナーをファーブラシに吸着した後に、フリッカー或いはバイアス印加ローラー等でトナーをファーブラシからさらに転移させないと、ファーブラシの本来の効果を得る事ができない。そのため、ファーブラシのトナー吸着量が増えてくると、クリーニング性能が低下し、一般的にクリーニング可能量としては、ブレード方式よりも劣る。
また、ファーブラシ方式は前述の通り、トナーをファーブラシに吸着させてクリーニングする方式であるため、ファーブラシに印加するバイアスと逆極性のトナーのみがクリーニングされる。
ところが、中間転写ベルト上のトナー像を紙に転写した後に残留する、転写残トナーは、転写時に加えられたバイアスの値によっては、トナーの極性が反転(プラスからマイナスへ、或いは、マイナスからプラスへ)する場合がある。この極性が反転した転写残トナーは、ファーブラシの印加バイアスと同極性のために、ファーブラシでは吸着されず、通過してしまう。ファーブラシを通過したトナーは、次の画像と重なってしまうために画像欠陥を引き起こす恐れがある。このため、特許文献3で開示されているように、クリーニング手段としてファーブラシを2つ用いることが提案されている。この構成によると、それぞれのファーブラシに極性の異なるバイアスを印加する。これによって、二次転写部でのバイアスや、使用環境や、トナー劣化等によって、プラスマイナスどちらの極性に帯電していても確実にファーブラシにトナーを吸着し、除去することができる。
特開2001−305878号公報 特許第3236442号公報 特開2002−207403号公報
しかしながら、上記画像形成装置においては、紙詰まりの発生により中間転写体上のトナー像が適切に記録材に転写されない場合、多量のトナーが中間転写体上に残留する。この多量のトナーを除去するためには、クリーニング手段に残留トナーを複数回通過させる必要から、中間転写体を複数回回転させなければならない。
従って、トナー像が記録材へ適切に転写されずに中間転写体上に残留した場合、中間転写体上からトナーを除するための時間が長くなり、画像形成装置が画像形成を行えない時間が長くなるといった課題が生じた。
本発明の目的は、中間転写体上の現像剤像が記録材へ適切に転写されない場合において、中間転写体上の現像剤のクリーニングを短時間に行い、画像が形成できない時間を短くすることが可能な中間転写体を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数の像担持体;
前記像担持体に静電像を形成する静電像形成手段;
前記像担持体に形成された静電像を所定の極性に帯電された現像剤によって現像して現像剤像とする現像手段;
前記像担持体に担持された現像剤像を複数の一次転写部において中間転写体へ一次転写する一次転写手段;
前記中間転写体へ一次転写された前記現像剤像を二次転写部において記録材へ二次転写する二次転写手段;
前記中間転写体上の現像剤をクリーニングするクリーニング手段;及び
前記一次転写をされた後に前記二次転写をされていない未二次転写現像剤像を前記中間転写体からクリーニングする場合、前記未二次転写現像剤像の画像比率または位置に応じて、前記クリーニング手段のクリーニング条件を可変に制御する制御手段;
を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明では、一次転写をされた後に二次転写をされていない未二次転写現像剤像を中間転写体からクリーニングする場合、未二次転写現像剤像の画像比率または位置に応じて、クリーニング手段のクリーニング条件を可変に制御する制御手段を有する。この構成により、上記の課題を解決した。
つまり、未二次転写残現像剤像の画像比率または位置により、クリーニング時間を短くするためのクリーニング条件が異なる。そこで、未二次転写残現像剤像の画像比率または位置により、クリーニング条件を可変に制御することにより、クリーニング時間を短くすることが可能になった。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例であるタンデム方式の多色画像形成装置の概略構成を示す。
本実施例にて、画像形成装置1は、装置本体1A内に周長Lからなり、速度Vmm/秒で矢印X方向に走行する無端状(ベルト状)の弾性中間転写体としての弾性中間転写ベルト10が配設されている。弾性中間転写ベルト10は、支持体として駆動ローラ11、テンションローラ12、及びバックアップローラ13に巻回されている。弾性中間転写ベルト10の水平部に沿って、4つの画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)が直列状に配置されている。これらの画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)は、ほぼ同様の構成をしており、それぞれイエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、ブラック(K)色のトナー像を形成する点が異なる。
先ず、画像形成部Paについて説明すると、画像形成部Paは、回転可能に配置された像担持体であるドラム状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1aを備えている。感光ドラム1aの周囲には、一次帯電手段としての一次帯電器2a、露光手段としての露光装置3a、現像手段としての現像器4a、一次転写手段としての転写装置5a、及びクリーニング手段としてのクリーニング装置6a等のプロセス機器が配置されている。
他の画像形成部Pb、Pc、Pdは、画像形成部Paと同様の構成を備えている。つまり、この画像形成部Pb、Pc、Pdは、それぞれ感光ドラム1b、1c、1d、一次帯電器2b、2c、2d、露光装置3b、3c、3d、現像器4b、4c、4d、転写ローラ5b、5c、5d、及び、クリーニング装置6b、6c、6dを備えている。
これら画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、それぞれがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する点で異なる。また、各画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdに配置した現像器4a、4b、4c、4dにはそれぞれイエロートナー(イエロー現像剤)、マゼンタトナー(マゼンタ現像剤)、シアントナー(シアン現像剤)及びブラックトナー(ブラック現像剤)が収納されている。
次に、上記構成の画像形成装置の画像形成動作について説明する。
感光ドラム1aは、一次帯電器2aによって一様に帯電され、露光装置(静電像形成手段)3aから原稿のイエロー成分色による画像信号がポリゴンミラー等を介して感光ドラム1a上に投射されて静電潜像が形成される。次いで、現像器4aからイエロートナーが供給されて静電潜像がイエロートナー像として現像される。
このイエロートナー像は、感光ドラム1aの回転に伴って、感光ドラム1aと弾性中間転写ベルト10とが当接する一次転写部T1aに到来する。一次転写部T1aには、本実施例では、一次転写手段として転写ローラ5aが配置されており、一次転写バイアスが印加されている。従って、感光ドラム1a上のイエロートナー像が中間転写ベルト10へ一次転写される。
イエロートナー像を担持した弾性中間転写ベルト10は、次の画像形成部Pbに搬送される。このときまでに、画像形成部Pbにおいて、上記と同様の方法で感光ドラム1b上に形成されたマゼンタトナー像が、転写ローラ5bが配置された一次転写部T1bにおいて、イエロートナー像上へ転写される。同様に、弾性中間転写ベルト10が矢印方向に沿って画像形成部Pc、Pdに進行するにつれて、それぞれ転写ローラ5c、5dが配置された一次転写部T1c、T1dにおいて、シアントナー像、ブラックトナー像が前述のトナー像に重畳転写される。
このときまでに、給紙カセット20から、給紙ローラ21、及び、その他の搬送ローラ22〜25により送り出された記録材Sが二次転写部T2に達する。二次転写部T2には、バックアップローラ13と対向して、弾性中間転写ベルト10を挟持する態様で二次転写手段としての二次転写装置、本実施例では、二次転写ローラ(二次転写手段)14が配置されている。転写ローラ14に転写バイアスが印加されており、これによって、上述の4色のトナー像は記録材S上に転写(二次転写)される。
トナー像が転写された記録材Sは定着部30に搬送される。定着部30では熱と圧力によってトナー像を記録材S上に固着させる。
一次転写部T1(T1a、T1b、T1c、T1d)にて転写しきれなかった感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)上の転写残トナーは、それぞれクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)によってクリーニングされる。
また、二次転写部T2によって転写しきれなかった中間転写ベルト10上の転写残トナーは、中間転写体クリーニング手段としての中間転写体クリーニング装置40にてクリーニングされ、つぎの画像形成に供される。本実施例にて、中間転写体クリーニング装置40は、第一クリーニング装置40aと第二クリーニング装置40bによって構成される。
次に、各部の構成について順次説明する。
像担持体としての感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、直径80mmのアルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光ドラム1は、その両端部をフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図の反時計回り方向に回転駆動される。
一次帯電器2(2a、2b、2c、2d)は、ローラ状に形成された導電性ローラである。このローラ2を感光ドラム1表面に当接させるとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置3(3a、3b、3c、3d)は、本実施例では、不図示のポリゴンミラーを先端に装着したLEDアレイよりなり、不図示の駆動回路により画像信号に応じて点灯制御される。
現像器4(4a、4b、4c、4d)は、それぞれ、負帯電特性のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを収納したトナー収納部7(7a、7b、7c、7d)と、感光体ドラム1表面に隣接し不図示の駆動部により回転駆動される。そして、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う現像ローラ8(8a、8b、8c、8d)とを有している。本実施例では、上述のように、前記トナー収納部7には記録材Sの搬送方向上流側から順にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナーが収納されている。
本実施例にて、中間転写ベルト10は、周長(L)が2400mmとされ、速度Vは、一秒間に300mmとされる。
中間転写ベルト10の内側に、各感光ドラム1a、1b、1c、1dと対向して配置され、中間転写ベルト10に当接する転写ローラ5(5a、5b、5c、5d)には、転写バイアス用電源(電源)51(51a、51b、51c、51d)が接続されている。又、この転写ローラ5には、正極性の電圧が印加される。この電界により、感光ドラム1に接触中の中間転写ベルト10に、感光ドラム1上の負極性の各色トナー像が順次転写され、カラー画像が形成される。
中間転写ベルト10は、本実施例では、無端状の弾性中間転写ベルトとされ、図2に、弾性中間転写ベルト10の一実施例を断面で示す。
本実施例にて、弾性中間転写ベルト10は、樹脂層10a、弾性層10b、表層10cの3層構造の弾性ベルトである。
上記樹脂層10aを構成する樹脂材料としては、ポリカーボネート、フッ素系樹脂(ETFE、PVDF)、ポリスチレン、クロロポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体(スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体及びスチレン−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、メタクリル酸メチル樹脂、メタクリル酸ブチル樹脂、アクリル酸エチル樹脂、アクリル酸ブチル樹脂、変性アクリル樹脂(シリコーン変性アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂変性アクリル樹脂、アクリル・ウレタン樹脂等)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルポリウレタン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニリデン、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂及びポリビニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂、変性ポリカーボネート等からなる群より選ばれる1種類あるいは2種類以上を使用することができる。ただし、上記材料に限定されるものではない。
また、上記弾性層10bを構成する弾性材料(弾性材ゴム、エラストマー)としては、ブチルゴム、フッ素系ゴム、アクリルゴム、EPDM、NBR、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンゴム天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレンターポリマー、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、ウレタンゴム、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン、エピクロロヒドリン系ゴム、リコーンゴム、フッ素ゴム、多硫化ゴム、ポリノルボルネンゴム、水素化ニトリルゴム、熱可塑性エラストマー(例えばポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリウレア,ポリエステル系、フッ素樹脂系)等からなる群より選ばれる1種類あるいは2種類以上を使用することができる。ただし、上記材料に限定されるものではないことは当然である。
また、上記表層10cの材料は特に制限は無いが、中間転写ベルト10表面へのトナーの付着力を小さくして二次転写性を高めるものが要求される。例えば、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂等の1種類の樹脂材料か、弾性材料(弾性材ゴム、エラストマー)、ブチルゴム、フッ素系ゴム、アクリルゴム、EPDM、NBR、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンゴム天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレンターポリマー、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、ウレタンゴムの弾性材料のうち、2種類以上を使用し表面エネルギーを小さくし潤滑性を高める材料、例えばフッ素樹脂、フッ素化合物、フッ化炭素、2酸化チタン、シリコンカーバイト等の粉体、粒子を1種類あるいは2種類以上または粒径を異ならしたものを分散させ使用することができる。
上記樹脂層10aや弾性層10bには、抵抗値調節用導電剤が添加される。この抵抗値調節用導電剤は特に制限はないが、例えば、カーボンブラック、グラファイト、アルミニウムやニッケル等の金属粉末、酸化錫、酸化チタン、酸化アンチモン、酸化インジウム、チタン酸カリウム、酸化アンチモン−酸化錫複合酸化物(ATO)、酸化インジウム−酸化錫複合酸化物(ITO)等の導電性金属酸化物、導電性金属酸化物は、硫酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の絶縁性微粒子を被覆したものでもよい。上記導電剤に限定されるものではない。
上記中間転写ベルト10の製造方法としては、次の方法がある。例えば、回転する円筒形の型に材料を流し込みベルトを形成する遠心成型法、表層の薄い膜を形成させるスプレイ塗工法、円筒形の型を材料の溶液の中に浸けて引き上げるディッピング法がある。更には、内型、外型の中に注入する注型法、円筒形の型にコンパウンドを巻き付け加硫研磨を行う方法がある。しかし、これらの方法に限定されるものではなく複数の製法を組み合わせてベルトを製造することができる。
一次転写部T1で中間転写ベルト10に転写されたカラー画像は、二次転写手段である二次転写ローラ14が中間転写ベルト10に当接する二次転写部T2にて、記録材Sにさらに二次転写される。二次転写ローラ14は、不図示の転写バイアス用電源に接続されており、転写ローラ14から正極性の電圧が印加される。この電界により、中間転写ベルト10に接触中の記録材Sに、中間転写ベルト10上の負極性のトナー像が順次転写され、カラー画像が形成される。
次に、図3を参照して、二次転写後に中間転写ベルト10上に残留する転写残トナーをクリーニングするための中間転写体クリーニング装置40の一実施例について説明する。
本実施例にて、中間転写体クリーニング装置40は、静電式ブラシクリーニング装置とされる、第一クリーニング部を構成する第一クリーニング装置40aと第二クリーニング部を構成する第二クリーニング装置40bと、を有する。
第一クリーニング装置40a及び第二クリーニング装置40bは、同様の構成とされる。
つまり、第一及び第二クリーニング装置40(40a、40b)は、中間転写ベルト10の近傍に配置された装置ハウジング41内に配置される。そして、第一及び第二クリーニング装置40(40a、40b)は、導電性ファーブラシローラ(クリーニング部材)42(42a、42b)を備える。更に、導電性ファーブラシローラ42(42a、42b)に当接配置された金属ローラ43(43a、43b)を備える。また、金属ローラ43(43a、43b)に当接配置されたクリーニングブレード44(44a、44b)を備える。
導電性ファーブラシローラ42(42a、42b)は、抵抗値10MΩ、繊維太さ6デニールのカーボン分散型ナイロン繊維45(45a、45b)を導電性のローラ46(46a、46b)上に植毛して構成される。導電性ローラ46(46a、46b)は、本実施例では、金属ローラとされ、この金属ローラ46上に上記カーボン分散型ナイロン繊維45を植毛密度50万本/inch2の割合で、植毛して構成される。
導電性ファーブラシローラ42(42a、42b)に当接配置された金属ローラ43(43a、43b)は、表面が硬質アルマイト処理の施されたアルミニウム製金属ローラとされる。又、この金属ローラ43(43a、43b)に当接配置されたクリーニングブレード44(44a、44b)は、ウレタンゴムで作製される。
上記導電性ファーブラシ42(42a、42b)は、中間転写ベルト10に対し約1.0mmの侵入量(e1)を保って摺接配置され、図示していない駆動モータにより、50mm/秒の速度でもつて矢印Y方向へ回動する。金属ローラ43(43a、43b)は、導電性ファーブラシ42(42a、42b)に対して約1.0mmの侵入量(e2)を保って配置され、導電性ファーブラシ42(42a、42b)と同等の速度で矢印Z方向へ回転される。
金属ローラ43(43a、43b)に当接するクリーニングブレード44(44a、44b)は、金属ローラ43に対するに侵入量(e3)が1.0mmとされる。
中間転写ベルト10の回転方向(X方向)に対して上流側に位置する第一クリーニング装置40aの金属ローラ43aには、直流電源(第1クリーニング電源)51により−500V(対接地、以下同様)の直流電圧が印加される。一方、中間転写ベルト10の回転方向(X方向)に対して下流側に位置する第二クリーニング装置40bの金属ローラ43bには、直流電源(第2クリーニング電源)52により+500Vの直流電圧が印加される。
金属ローラ43aに電圧を印加することより、導電性ファーブラシ42aとの間に電位差が生じ、中間転写ベルト10上の転写残トナー中の(+)トナーを導電性ファーブラシ42a側に吸着、転移する。吸着、除去したトナーをさらに電位差により導電性ファーブラシ42aから金属ローラ43aに転移し、クリーニングブレード44aにより掻き落とす。
第一クリーニング装置40aで中間転写ベルト10上の転写残トナーをクリーニングしても中間転写ベルト10上には極性を持たないものや、(−)の極性を持ったトナーが残っている。それらのトナーは、ファーブラシ42aに印加される(−)のバイアスにより、極性を持たないものは(−)に、また、(−)の極性を持っていたトナーは、更に(−)に帯電される。これは、電荷注入または放電により帯電されるものと考えられる。
そして、下流側に配置されている第二クリーニング装置40bに(+)のバイアスを印加してクリーニングを行うことにより、極性を持たないトナーや、(−)の極性を持ったトナーを除去することができる。除去したトナーは、電位差によりファーブラシ42bから金属ローラ43bに転移し、クリーニングブレード44bにより掻き落とされる。
上記構成によって、中間転写ベルト10上に残留した転写残トナーをすべて除去することができる。
本実施例によれば、上記構成の画像形成装置にて、中間転写ベルト10上に残留した未転写画像のクリーニング条件を、少なくとも作像された画像の信号値、又は、中間転写ベルト10のクリーニングが開始される時の未転写画像の位置情報に応じて、可変に制御する。
つまり、以下の2つのクリーニングシーケンスのいづれかを選択する。
(i)クリーニングシーケンスの開始時に、中間転写体クリーニング装置40を作動させずに、中間転写ベルト10上の未転写画像を一次転写部T1に転写バイアスと逆のバイアスを印加する。そして、感光ドラム1へ未転写画像を転写させた後に、中間転写体クリーニング装置40を作動させクリーニングする。
(ii)中間転写ベルト10上の未転写画像を中間転写クリーニング装置40のみでクリーニングする。
このように、クリーニングシーケンスの場合分けをすることでクリーニングシーケンスが最適化され、ジャム及び画像形成装置の緊急停止からの復帰時間を短縮することができる。
ここで、本実施例では、中間転写ベルト10表面の画像濃度は、画像形成動作(プリントジョブ)において、常に検知されており、ジャム等で異常終了した時に、その検知結果を基にクリーニング態様を判断する。一態様では、通常と同様に、中間転写体クリーニング装置40で除去する。他の態様では、中間転写体クリーニング装置40を作動させずに、中間転写ベルト10上の未転写画像を一次転写部T1に転写バイアスと逆のバイアスを印加する。そして、これにより、感光ドラム1へ転写させた後に、中間転写体クリーニング装置40を作動させクリーニングする。
そこで、中間転写ベルト30上の現像剤量、つまり転写されたトナー像画像濃度検知、及び、プリントジョブに異常終了を検知する、本実施例における画像形成動作の制御機構について説明する。
図15は、コントローラ部であり、画像形成動作を制御する制御部800の制御ブロック図である。
制御部800では、CPU801によって基本制御を行う。CPU801には、大きく分けて、ROM802、ワークRAM803、リーダ制御部806、プリンタ制御部807、画像処理部805、及び操作部900の6つの制御機構が接続されている。
そして、画像形成条件に関するデータ処理に関しては、制御プログラムが書き込まれたROM802及び処理を行うためのワークRAM803がアドレスバス及びデータバスを介して接続されている。
又、上記に説明した、各画像形成手段による画像形成動作の制御に関しては、リーダ制御部806とプリンタ制御部807が、それぞれリーダ部200、プリンタ部201の各構成部品を制御するための入出力ポート等を含む電気回路と連結されている。
そして、画像処理部805は、又、リーダ制御部806によって変換された原稿画像のデジタルデータに対して各種画像処理を行い、操作部900から、外部からの条件設定がなされる。
つまり、制御CPU801は、操作部900から選択された条件により、ROM802に記憶された制御プログラムの内容に従って、画像処理部805の画像処理を受け、リーダー制御部806とプリンタ制御部807を制御し、画像形成動作を実行する。
ここで、画像形成動作は、先ず、操作部900から条件を設定し、開始信号を送信して、開始される。
この操作部900を図16(a)に詳しく示す。操作部900は、タッチパネルディスプレイ901を備え、図16(b)のように、通常はコピー枚数、選択用紙サイズ、倍率、コピー濃度等の選択された画像形成条件が表示されている。又、タッチパネルディスプレイ901は、画像形成装置の状態をユーザに対して表示する機能もある。即プリント可能な時は、図16(b)のように、図で上部に、「コピー可能」と表示されるが、装置立ち上げ時には、図16(c)のように、「調整中」と表示される。
そして、操作部900に備えられる各キー902〜907によって、画像形成条件、つまりコピーモードが指示される。例えば、リセットキー902によって、コピーモードが標準モードに戻される。スタートキー903によって、コピー動作が開始され、ストップキー904によって、コピー動作が中断される。又、クリアキー905によってコピーモードが訂正できる。テンキー906によってコピー枚数が設定される。カラーモード選択キー907によって、原稿がカラーであるか白黒であるかを自動的に判別される。そして、カラーの場合はカラーで出力して且つ白黒の場合は白黒で出力するACSキーと、原稿に関係なくカラー出力するColorキーと、原稿に関係なく白黒出力するBlackキーと有し、いずれか一つのキーが点灯している。
上記の画像形成装置による画像形成動作(プリントジョブ)は、操作部900のタッチパネルディスプレイ901で、図16(b)に示す用紙選択キー910によりA4サイズの記録材Pを選択し、操作部テンキー906でコピー枚数を11枚に設定する。そして、スタートキー903を押すと、その情報が、図15に示す制御機構で、操作部900からCPU801に伝えられ、用紙サイズ、コピー枚数等の情報がRAM803に格納され、プリントジョブを開始する。
プリントジョブの際には、中間転写ベルト10上に形成されるトナー像、つまり感光ドラム1より中間転写ベルト10上に転写されたトナー像の濃度が常に検知されている。
ところで、制御部の記憶手段であるRAM803に、形成された画像のデータが書き込まれている。そして、形成された画像については、各色のトナー像において画像信号数がビデオカウント値カウント部(カウント手段)808にカウントされる。カウントされたビデオカウント値がRAM803に書き込まれている。ジャム等でプリントジョブが異常終了した場合に、画像形成の進行状況が分かるようになっている。ジャム等の発生により、画像形成装置は、停止手段としてのプリント制御部807により、停止される。つまり、何枚目の画像形成の際に、一次転写工程又は二次転写工程のどの時において異常終了したかが分かるようになっている。ビデオカウント値から求められる画像比率(単位面積あたりに形成されるドット量)により、中間転写ベルト10上に形成されるトナー像の画像濃度は検知される。また、異常終了した際のトナー像の位置は、経過時間計測部(経過時間測定手段)809により、画像形成開始から異常終了した時までの経過時間を測定することにより、検知される。
このビデオカウント値について、説明する。
図17は、上記に説明した図15の画像処理部805の内部構成を示すブロック図である。
CCDセンサ217に結像された原稿画像は、CCDセンサ217によりアナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部300に入力されてサンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後、A/D・SH処理部301でアナログ・デジタル変換(A/D変換)される。更に、デジタル化された信号に対してシェーディング補正が行われる。シェーディング補正では、CCDセンサ217が持つ画素ごとのばらつきに対する補正、及び原稿照明ランプの配光特性に基づく位置による光量のばらつきに対する補正を行う。
その後、RGBライン間補正部302においてRGBライン間補正を行う。ある時点でCCDセンサ217のRGB各受光部に入力した光は、原稿上ではRGB各受光部の位置関係に応じてずれているために、ここでRGB信号間の同期をとる。
その後、入力マスキング部303で入力マスキング処理を行い、輝度データから濃度データへの変換を行う。CCDセンサ217から出力されたままのRGB値はCCDセンサ217に取り付けられた色フィルタの影響を受けているため、その影響を補正して純粋なRGB値に変換する。
その後、画像は変倍部304において所望の変倍率で変倍処理され、変倍された画像データは画像メモリ部305に送られて、画像蓄積される。
蓄積された画像は、まず画像データを画像メモリ部305からγ補正部306に送られる。γ補正部306では、操作部900で設定された濃度値に応じた出力にするために、プリンタの特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)に基づいて、元の濃度データから所望の出力濃度対応した濃度データに変換する。次に、濃度データは二値化部307に送られる。二値化部307では、8ビットの多値信号を2値信号に変換される。例えば、この変換方法としてはディザ法、誤差拡散法、誤差拡散の改良したもの等が使われる。二値化されたデータは、ビデオカウント部308に送られ、各色画像毎に二値化データのカウントが行われる。
図18にビデオ信号カウント部308の詳細を示す。ビデオ信号カウント部308では、各色について図18に示す構成でカウントを行う。二値化部307から送られてくる1色分の画像信号700は、1画像分の画像信号を8bit毎にパラレルにそれぞれ29bitカウンタ701〜708によってカウントする。そして、それらの結果を32bit加算器709によって加算して1画像分のビデオカウントを32bitデータとして得る。
つまり、ビデオカウント値は、画像処理部805における、リーダ部200から読み取られた画像信号処理において、一画像分の画像信号の数をカウントしたものである。又、このビデオカウント値から、画像処理部805にて求められた濃度データの二値化データが引き出され、中間転写ベルト10上に形成されたトナー像の画像濃度が求められる。
本実施例によれば、上記構成の画像形成装置において、紙詰まりや機械不良などで発生するジャム時、及び、装置本体の扉が開いてしまった際などの画像形成装置の緊急停止時には、最大でA4の紙幅で8枚もの未転写画像が形成される。これらの未転写トナー(未二次転写トナー)を効率よく除去するためのクリーニングシーケンスの詳細を図4〜図9に示す。
ここで、中間転写ベルト10の周長をL、イエロー(Y)色の一次転写部T1aから第一クリーニング装置40aまでの距離をL1(図10参照)とする。各ステーションの一次転写部T1間距離をL2(図11参照)とする。そして、ブラック(K)色の一次転写部T1dから上流の未転写トナーの後端までの距離をL3(図12参照)とする。ブラック(K)色の一次転写部T1dから下流の未転写トナーの後端までの距離をL4(図12参照)とする。未転写トナーの先端部からクリーニング部材までの距離をL5(図13参照)、イエロー(Y)色の一次転写部T1aから未転写トナーの後端までの距離をL6(図14参照)とする。上記を踏まえ、以下の例を説明する。
(例1)ブラック(K)ステーションの一次転写部T1dの上流L3に未転写トナー後端がある場合、通常リカバリシーケンスに要する時間は、T=(L+L1−4L2)/vとなる(図4)。
本例のように、一次転写されて、二次転写をされていないトナー像(未転写トナー像)のクリーニング開始時に、中間転写ベルト10の回転方向最上流位置に有るイエロー(Y)ステーションの一次転写部T1aと、最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dの間に、未転写トナー像が存在する場合、
先ず、一次転写手段にトナーの帯電極性と同じ極性のバイアスが印加される。本例の場合、−600vが印加される。
続いて、中間転写ベルト10が回転し、イエロー(Y)ステーションの一次転写部T1aと、最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dの間に存在する
トナー像は、感光ドラム(1a〜1d)に回収させられる。
続いて、最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dと、二次転写部T2の間にあるトナー像の画像濃度に応じ、クリーニングシーケンスは、制御手段としてのCPU801により可変に制御される。ここで、画像濃度は、画像比率により求められる。つまり、クリーニングシーケンスは、画像比率に応じ、CPU90により、可変に制御される。
(1)未転写トナー像の画像濃度が0.3mg/cm2より大きい場合
リカバリシーケンス時間は、通常シーケンスと同様にT’=(L+L1−4L2−L3)/vとなる(図5)。
この場合、中間転写ベルト10上の未転写トナー像は、まず、中間転写ベルト10の回転により、中間転写体クリーニング装置40のクリーニングを行う位置においてクリーニングされずに通過する。そして、再度、一次転写部T1にて、感光ドラム(1a〜1d)へ回収される。続いて、中間転写ベルト10の回転により、未転写トナー像がクリーニング装置40のクリーニングする位置に到達すると、未転写トナー像はクリーニング装置40にクリーニングされる。
(2)未転写トナー像の画像濃度が0.3mg/cm2以下の場合
未転写トナーは、クリーニング部で回収可能な量となるので、未転写トナー先端がクリーニング部材に突入するタイミングでバイアスを印加し、クリーニングを行う。未転写トナーの後端がクリーニング部材を通過したらリカバリシーケンスが終了となる。この際シーケンスに要する時間は、T”=(L1−4L2−L3)/vとなる(図6)。
この場合、中間転写体10上の未転写トナー像は、中間転写ベルト10の回転により、中間転写体クリーニング装置40のクリーニングを行う位置に達すると、中間転写体クリーニング装置40に回収される。なお、この場合、未転写トナー像が中間転写体クリーニング装置40のクリーニングを行う位置においてクリーニングされずに通過することはない。
(具体例)
L=2400mm、L1=2000mm、L2=50mm、L3=100mの場合、上記T=14秒、T’=13.7秒、T”=5.6秒となり、従来のリカバリシーケンスに比べ、約41%の時間でリカバリシーケンスが完了した。
(例2)ブラック(K)ステーションPdの下流L4に未転写トナー後端があり、未転写トナー先端部がブラック(K)ステーションPdと二次転写部T2の間にある場合、通常リカバリシーケンスに要する時間は、T2=(L+L1−4L2)/vとなる(図4)。
この場合、未転写トナー像のクリーニングが開始されるときに、中間転写ベルト10の回転方向最上流位置に有るイエロー(Y)ステーションの一次転写部T1aと、最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dの間に、未転写トナー像は存在しない。従って、未転写トナーのクリーニング開始時に、一次転写手段(5a〜5d)にトナーと同極性のバイアスが印加されて、未転写トナー像が感光ドラム(1a〜1d)に回収されることはない。
最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dと、二次転写部T2の間にあるトナー像の画像濃度に応じ、クリーニングシーケンスは、可変に制御される。
(1)未転写トナー像の画像濃度が0.3mg/cm2より大きい場合
リカバリシーケンス時間は、通常シーケンスと同様にT2’=(L+L1−4L2)/vとなる(図4)。
(2)未転写トナー像の画像濃度が0.3mg/cm2以下の場合
未転写トナーは、クリーニング部で回収可能な量となるので、未転写トナー先端がクリーニング部材に突入するタイミングでバイアスを印加し、クリーニングを行う。未転写トナーの後端がクリーニング部材を通過したらリカバリシーケンスが終了となる。この際シーケンスに要する時間は、T2”=(L1−4L2+L4)/vとなる(図7)。この場合には、中間転写体クリーニング装置40が作動され、一次転写部T1にて中間転写ベルト10上の未転写トナー像が感光ドラム1へと移動されることはない。
(具体例)
L=2400mm、L1=2000mm、L2=50mm、L4=75mmの場合、上記T2=14秒、T2’=14秒、T2”=6.3秒となり、従来のリカバリシーケンスと比べ、約45%の時間でリカバリシーケンスが終了した。
(例3)一次転写部T1間にのみ転写残トナーがある場合、イエロー(Y)ステーションPaと未転写トナー後端の距離をL6とすると、通常のリカバリシーケンスに要する時間は、T3=(L+L1−4L2)/vとなる(図4)。
例3においても、例1と同様に、未転写トナー像のクリーニング開始時に、中間転写ベルト10の回転方向最上流位置に有るイエロー(Y)ステーションの一次転写部T1aと、最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dの間に、未転写トナー像が存在する。従って、まず、一次転写手段にトナーの帯電極性と同じ極性のバイアスが印加される。例3の場合も、−600vが印加される。
続いて、中間転写ベルト10が回転し、イエロー(Y)ステーションの一次転写部T1aと、最下流位置にあるブラック(K)ステーションの一次転写部T1dの間に存在するトナー像は、感光ドラム(1a〜1d)に回収させられる。
この場合、未転写トナー像の全域が、一次転写手段にトナーと同極性のバイアスが印加された一次転写部T1を通過する。
故に、未転写トナー像の全域における画像濃度は、ビデオカウンター値から得られる画像濃度よりも小さくなっている。
従って、ビデオカウンターから得られる未転写トナー像の画像濃度に関らず、未転写トナー像は、一次転写部T1を通過後、中間転写体クリーニング装置40にクリーニングされる。ビデオカウンター値から得られる未転写トナー像の画像濃度が所定の値よりも大きい場合であっても、未転写トナー像が、中間転写体クリーニング装置40のクリーニング位置においてクリーニングされずに通過することはない。
(1)未転写トナー像の画像濃度が0.3mg/cm2より大きい場合
リカバリシーケンス時間は、T3’=(L1−L6)/vとなる(図8)。
(2)未転写トナー像の画像濃度が0.3mg/cm2以下の場合
リカバリシーケンス時間は、T3”=(L1−L6)/vとなる(図9)。
(具体例)
L=2400mm、L1=2000mm、L6=70mmの場合、上記T3=14秒、T3’=6.4秒、T3”=6.4秒となり、従来のリカバリシーケンスと比べ、45.9%の時間でリカバリシーケンスが終了した。
(例4)弾性中間転写ベルト10上にトナー像が形成される前に画像形成装置が異常終了した際、通常のリカバリシーケンスに要する時間は、T4=(L+L1−4L2)/vとなる(図4)。
(1)感光ドラム1上にトナーが形成されている場合
リカバリシーケンスに要する時間は、感光ドラム1上のトナーが感光ドラムクリーニング部を通過するまでの時間である。
一次転写部T1からトナー像後端までの距離をL4(現像部から一次転写部までの距離より小さい)とし、一次転写部T1から感光ドラムクリーニング部までの距離をLdcとすると、リカバリシーケンス時間はT4’=(L4+Ldc)/vとなる。
(2)感光ドラム1上にトナーが形成されていない場合
リカバリシーケンスに要する時間はT4”=0秒となる。
(具体例)
L=2400mm、L1=2000mm、L2=50mm、L4=10mm、Ldc=60mmとすると、上記T4=14秒、T4’=0.23秒、T4”=0秒となる。そのため、従来のリカバリシーケンスと比べ、約1.5%の時間でリカバリシーケンスが終了した。
以上のように、ビデオカウンター値と画像の位置情報によりリカバリシーケンスを最適化することにより、リカバリに要する時間を大幅に短縮することが可能となった。
以上説明したように、本発明の画像形成装置は、露光手段により作像した画像のデジタル信号を記憶する記憶手段、又は、形成された画像の位置情報を記憶する位置情報記憶装置を有する。そして、画像形成装置が異常終了した後のクリーニングシーケンスが記憶手段に記憶された画像のデジタル信号値又は位置情報に応じて決定される。
つまり、本発明の画像形成装置では、ジャム発生時や画像形成装置の異常停止時、例えば、前カバーが開いてしまうといったような異常停止時からの復帰時に、中間転写体上に残留した未転写画像をクリーニングする条件を、少なくとも、作像された画像の信号値、又は、画像の位置情報に応じて決定する。
このとき、クリーニング条件は、クリーニングシーケンスの開始時に、中間転写体クリーニング装置を作動させずに、中間転写体上の未転写画像を一次転写部で像担持体へ転写させた後に、中間転写体クリーニング装置を作動させクリーニングする場合と、中間転写体上の未転写画像を中間転写体クリーニング装置のみでクリーニングする場合を選択させる。
このように、クリーニングシーケンスの場合分けをすることでクリーニング時間が短縮され、ジャム及び画像形成装置の緊急停止からの復帰時間が短縮される。
また、中間転写体を、少なくとも一層の弾性層を有する弾性中間転写ベルトとすることにより、文字の中抜けのない、高品位な画像の形成と、転写効率を向上させ、転写残トナー量を低減でき、更には、厚紙及び凹凸の紙への転写性の向上が可能である。
また、中間転写体クリーニング装置を、静電式ファーブラシクリーニング装置とすることにより、ブレード方式と比べて中間転写ベルトへ与える負荷が小さく、弾性中間転写ベルトに対しても有効である。
更に、中間転写体クリーニング装置を、少なくとも第一クリーニング部と第二クリーニング部を有する構成とすることにより、更には、第一クリーニング部と第二クリーニング部には、それぞれ異極のバイアスを印加することにより、二次転写部でのバイアスや、使用環境や、トナー劣化等によって、中間転写体上の未転写トナーがプラス、マイナスどちらの極性に帯電していても確実に吸着し、除去することができる。
このとき、第一クリーニング部にトナーの帯電特性と同極を印加することで、転写残トナーの大部分である、逆極性になった転写残トナーを除去することができる。また、第二クリーニング部は、第一クリーニング部で転写残トナーを吸着できなかった結果、第一クリーニング部を通過したトナー、即ち、クリーニング装置と同極性の転写残トナーのみをクリーニングすれば良い。その結果、両極を持った転写残トナーを良好にクリーニングすることが可能になる。また、静電的にクリーニングしづらい、帯電されずに中間転写ベルト上に残留したトナーは、第一クリーニング部又は第二クリーニング部でファーブラシの機械的摺擦力で吸着される。或いは、該クリーニング部材で注入帯電される。その結果、残留トナーは、該第二クリーニング部で吸着されクリーニングが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の構成断面図である。 中間転写ベルトの構成を示す断面図である。 中間転写体クリーニング装置の構成断面図である。 画像形成動作が異常停止した場合のリカバリシーケンスを説明する図である。 画像形成動作が異常停止した場合のリカバリシーケンスを説明する図である。 画像形成動作が異常停止した場合のリカバリシーケンスを説明する図である。 画像形成動作が異常停止した場合のリカバリシーケンスを説明する図である。 画像形成動作が異常停止した場合のリカバリシーケンスを説明する図である。 画像形成動作が異常停止した場合のリカバリシーケンスを説明する図である。 リカバリーシケンスと中間転写ベルトの寸法関係を説明するための図である。 リカバリーシケンスと中間転写ベルトの寸法関係を説明するための図である。 リカバリーシケンスと中間転写ベルトの寸法関係を説明するための図である。 リカバリーシケンスと中間転写ベルトの寸法関係を説明するための図である。 リカバリーシケンスと中間転写ベルトの寸法関係を説明するための図である。 画像形成制御部の一実施例を示すブロック図である。 画像形成装置の操作部の一実施例を示す説明図である。 画像形成装置の画像処理部の一実施例を示すブロック図である。 ビデオカウント部の一実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1(1a〜1d) 感光ドラム(像担持体)
2(2a〜2d) 一次帯電器(一次帯電手段)
3(3a〜3d) 露光装置(露光手段)
4(4a〜4d) 現像器(現像手段)
5(5a〜5d) 一次転写装置(一次転写手段)
6(6a〜6d) クリーニング装置(クリーニング手段)
10 中間転写ベルト(中間転写体)
14 二次転写装置(二次転写手段)
40 中間転写体クリーニング装置(中間転写体クリーニング手段)
40a 第一クリーニング装置
40b 第二クリーニング装置
42(42a、42b) 導電性ファーブラシローラ
T1 一次転写部
T2 二次転写部

Claims (11)

  1. 複数の像担持体;
    前記像担持体に静電像を形成する静電像形成手段;
    前記像担持体に形成された静電像を所定の極性に帯電された現像剤によって現像して現像剤像とする現像手段;
    前記像担持体に担持された現像剤像を複数の一次転写部において中間転写体へ一次転写する一次転写手段;
    前記中間転写体へ一次転写された前記現像剤像を二次転写部において記録材へ二次転写する二次転写手段;
    前記中間転写体上の現像剤をクリーニングするクリーニング手段;及び
    前記一次転写をされた後に前記二次転写をされていない未二次転写現像剤像を前記中間転写体からクリーニングする場合、前記未二次転写現像剤像の画像比率または位置に応じて、前記クリーニング手段のクリーニング条件を可変に制御する制御手段;
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段の制御する前記クリーニング条件は、前記クリーニング手段がクリーニングを行うクリーニングシーケンスであることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記クリーニングシーケンスは、前記未二次転写現像剤像の前記画像比率が所定値よりも大きい場合と、前記所定値以下である場合とで異なることを特徴とする請求項2の画像形成装置。
  4. 前記未二次転写現像剤像の画像比率が所定値よりも大きい場合、前記未二次転写現像剤像は、前記一次転写手段に前記所定の極性と同じ極性のバイアスの印加される前記一次転写部を通過してから、前記クリーニング手段によりクリーニングされることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 前記未二次転写現像剤像の前記画像比率が所定値以下の場合、一次転写をされた後に二次転写をされていない前記現像剤像は、前記二次転写部を通過し、前記一次転写部に達する前に、前記クリーニング手段によりクリーニングされることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  6. 前記クリーニングシーケンスは、前記未二次転写現像剤像が、複数の前記一次転写部の中で、前記中間転写体の回転方向の最上流側の前記一次転写部より下流側かつ最下流側の前記一次転写部より上流側に位置する場合と、最下流側の一次転写位置より下流側かつ二次転写部より上流側に位置する場合とで、異なることを特徴とする請求項2〜5のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 前記未二次転写現像剤が、前記中間転写体の回転方向の最上流側の前記一次転写部より下流側かつ最下流側の前記一次転写部より上流側に位置する場合、前記未転写現像剤像は、前記一次転写手段に前記所定の極性と同じ極性のバイアスの印加される前記一次転写部を通過した後、前記クリーニング装置によりクリーニングされることを特徴とする請求項2〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 前記中間転写体は、少なくとも弾性層を有する無端ベルト状のベルトであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 前記クリーニング手段は、第一及び第二クリーニング部材を有し、前記第一及び第二クリーニング部材はそれぞれ極性の異なるバイアスが印加されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第一及び前記第二クリーニング部材は、前記中間転写体の移動方向において、前記二次転写部よりも下流かつ前記一次転写部よりも上流に配置され、
    前記第一クリーニング部材は、前記第二クリーニング部材よりも上流に配置され、
    前記第一クリーニング部材には、前記所定の極性と同極性のバイアスが印加され、前記第二クリーニング部材には、前記所定の極性と異極性のバイアスが印加されることを特徴とする請求項9の画像形成装置。
  11. 前記クリーニング部材は、導電性の繊維を導電性の軸の周りに設けた円筒状部材であるファーブラシであることを特徴とする請求項9又は10の画像形成装置。
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