JP2001209277A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001209277A
JP2001209277A JP2000016801A JP2000016801A JP2001209277A JP 2001209277 A JP2001209277 A JP 2001209277A JP 2000016801 A JP2000016801 A JP 2000016801A JP 2000016801 A JP2000016801 A JP 2000016801A JP 2001209277 A JP2001209277 A JP 2001209277A
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image forming
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forming apparatus
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Yasushi Maeda
泰志 前田
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接触帯電方式・転写方式・クリーナレスの画像
形成装置において、画像形成動作の現像実行過程中で装
置が異常停止した場合における像担持体上の現像残留ト
ナーの除去を合理的に行なわせてファーストコピー時間
の問題と、像担持体劣化の問題を解消する。 【解決手段】装置起動時に装置起動前の装置停止が画像
形成動作の現像中になされたものかどうかを検知する前
回異常停止検知手段を具備させ、装置起動前の装置停止
が画像形成動作の現像中になされたと検知された場合に
は、装置起動時の初期回転動作において、像担持体上の
現像残留トナーを接触帯電部材に取り込む動作を行なわ
せ、更に該接触帯電部材に取り込まれたトナーを像担持
体上に積極的に吐き出させ、その像担持体上の吐き出し
トナーを現像手段で回収させる現像残留トナー除去モー
ドを実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接触帯電方式・転写
方式・クリーナレスの複写機・プリンタ等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】〈接触帯電〉従来、例えば、電子写真装
置や静電記録装置等の画像記録装置において、電子写真
感光体・静電記録誘電体などの像担持体を所要の極性・
電位に一様に帯電処理(除電処理も含む)する帯電装置
としてはコロナ帯電器(コロナ放電器)がよく使用され
ていた。
【0003】コロナ帯電器は非接触型の帯電装置であ
り、例えば、ワイヤ電極等の放電電極と該放電電極を囲
むシールド電極を備え、放電開口部を被担持体である像
担持体に対向させて非接触に配設し、放電電極とシール
ド電極に高圧を印加することにより、生じる放電電流
(コロナシャワー)に像担持体面をさらすことで像担持
体面を所定に帯電させるものである。
【0004】近時は、コロナ帯電器に比べて低オゾン・
低電力等の利点があることから、像担持体に電圧を印加
した帯電部材を当接させて像担持体を帯電する接触方式
の帯電装置(接触帯電装置)が実用化されてきている。
【0005】接触帯電装置は、像担持体に、ローラ型
(帯電ローラ)、ファーブラシ型、磁気ブラシ型、ブレ
ード型等の導電性の帯電部材を接触させ、この接触に所
定の帯電バイアスを印加して、像担持体面を所定の極性
・電位に帯電させるものである。
【0006】〈クリーナレス〉クリーナレス(トナーリ
サイクルシステム)の画像形成装置は、転写方式の画像
形成装置において像担持体から記録材へのトナー画像の
転写工程で像担持体上に少量残る転写残留トナーを除去
する専用装置であるクリーニング装置(クリーナ)は持
たせないで、像担持体上の転写残留トナーを引き続く像
担持体の回転で現像部に持ち運ばせて現像プロセスにて
現像同時クリーニングにて回収して利用するものであ
る。
【0007】像担持体の帯電装置が接触帯電装置である
場合には、像担持体上の転写残留トナーを接触帯電部材
に一旦取り込ませてトナーの帯電極性を正規極性に揃え
させ、そのトナーを接触帯電部材から再び像担持体上に
戻して現像部に持ち運ばせて現像プロセスにて現像同時
クリーニングにて回収させることで、トナーの回収効率
をよくすることができる。
【0008】現像同時クリーニングとは、転写後の像担
持体上の現像残留トナーを次工程以降の現像時にかぶり
取りバイアス(現像装置に印加する直流電圧と像担持体
の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vback)
によって回収する方法である。
【0009】この方法によれば、転写残留トナーは現像
装置に回収されて次工程以降に再用されるため、廃トナ
ーをなくし、メンテナンスに手を煩わせることも少なく
することができる。またクリーナレスであることでスペ
ース面での利点も大きく、画像形成装置を大幅に小型化
できるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置は例えばジャムトラブルなどの異常事態発生時にはメ
インモータの駆動が停止されて装置動作の緊急停止制御
がなされる。その異常事態の解消処置のために装置の開
閉扉が開かれると、それに連動して安全スイッチがOF
Fになって装置電源がOFFになる。異常事態を解消処
置して装置の開閉扉が閉じられると、連動して安全スイ
ッチがONになって装置電源がONになり、メインモー
タの駆動が再開され、画像形成装置は初期回転動作(前
多回転動作)を経て再び画像形成動作可能状態に復帰す
る。
【0011】また、停電や電源ブレーカーが落ちたり、
ユーザの不注意でメイン電源スイッチがOFFされたり
して装置電源がOFFになったときも当然にメインモー
タの駆動が停止して装置動作が突然に停止する。この場
合は停電や電源ブレーカーの復帰あるいは電源の再投入
でメインモータの駆動が再開され、画像形成装置は初期
回転動作を経て再び画像形成動作可能状態に復帰する。
【0012】ここで、上記のようなジャムトラブルなど
の異常事態発生による装置の緊急停止や何らかの理由に
よる装置電源のOFFによる装置の突然停止を、装置の
「異常停止」と総称する。
【0013】接触帯電方式・転写方式・クリーナレスの
画像形成装置においては、画像形成動作の現像中(現像
工程進行中)に装置の異常停止が発生したとき、その原
因が解消されて、装置電源が再投入されて画像形成装置
が初期回転動作に入ると、装置の異常停止時点で像担持
体面に残留のトナー画像部の多量のトナーが記録材に転
写されることなくそのまま像担持体と接触帯電部材との
接触ニップ部である帯電部に持ち運ばれる。
【0014】即ち、帯電部に一時に多量の現像残留トナ
ーが持ち運ばれる事態を生じ得る。そのため、接触帯電
部材に現像残留トナーを取り込む処理に対して一旦取り
込んだトナーを接触帯電部材から像担持体に戻す処理が
追いつかない。その結果、接触帯電部材が許容以上にト
ナーで汚染された状態になり、帯電性能が低下する状態
を生じることになる。
【0015】.この事態を想定して、画像形成装置の
装置起動時に実行させる初期回転動作時間が、一時に多
量の現像残留トナーを取り込んで許容以上にトナー汚染
された接触帯電部材からトナーが像担持体に逐次に戻さ
れていき接触帯電部材のトナー汚染状態が許容内に戻っ
た状態になるのに充分な長い時間に設定されて固定され
ていると、装置起動時から一枚目の画像形成物がプリン
トアウトされてくるファーストコピー時間が常に長くな
るという問題がある。
【0016】.また、接触帯電装置を用いた像担持体
のクリーニングは、像担持体劣化の原因にもなるため、
できる限り不要なクリーニング動作はさせないほうが良
い。
【0017】従って、本発明の目的とするところは、接
触帯電方式・転写方式・クリーナレスの複写機・プリン
タ等の画像形成装置において、上記のファーストコピ
ー時間の問題と、の像担持体劣化の問題を合理的に解
消することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の手段構成
を特徴とする画像形成装置である。
【0019】(1)接触帯電方式・転写方式・クリーナ
レスの画像形成装置において、装置起動時に装置起動前
の装置停止が画像形成動作の現像中になされたものかど
うかを検知する前回異常停止検知手段を具備させ、装置
起動時に前記前回異常停止検知手段により装置起動前の
装置停止が画像形成動作の現像中になされたと検知され
た場合には、装置起動時の初期回転動作において、像担
持体上の現像残留トナーを接触帯電部材に取り込む動作
を行なわせ、更に該接触帯電部材に取り込まれたトナー
を像担持体上に積極的に吐き出させ、その像担持体上の
吐き出しトナーを現像手段で回収させる現像残留トナー
除去モードを実行させることを特徴とする画像形成装
置。
【0020】(2)接触帯電方式・転写方式・クリーナ
レスの画像形成装置において、装置起動時に装置起動前
の装置停止が画像形成動作の現像中になされたものかど
うかを検知する前回異常停止検知手段と、像担持体上の
現像残留画像の濃度を検出する画像濃度検出手段を具備
させ、装置起動時に前記前回異常停止検知手段により装
置起動前の装置停止が画像形成動作の現像中になされた
と検知され、かつ画像濃度検出手段で検出の画像濃度値
が所定の敷居値よりも高い場合には、装置起動時の初期
回転動作において、像担持体上の現像残留トナーを接触
帯電部材に取り込む動作を行なわせ、更に該接触帯電部
材に取り込まれたトナーを像担持体上に積極的に吐き出
させ、その像担持体上の吐き出しトナーを現像手段で回
収させる現像残留トナー除去モードを実行させることを
特徴とする画像形成装置。
【0021】(3)前記画像濃度検出手段で検出の画像
濃度値に応じて、前記現像残留トナー除去モードの実行
時間を変更させることを特徴とする(2)に記載の画像
形成装置。
【0022】(4)前記接触帯電部材が磁気ブラシ接触
帯電器であることを特徴とする(1)から(3)の何れ
かに記載の画像形成装置。
【0023】(5)前記磁気ブラシ接触帯電器が磁界発
生手段を内蔵する回転可能なスリーブ及び磁性キャリア
を含むことを特徴とする(4)に記載の画像形成装置。
【0024】(6)前記スリーブは、前記像坦持体の回
転方向と逆方向に回転することを特徴とする(5)に記
載の画像形成装置。
【0025】(7)前記磁性キャリアで誘電ブラシを形
成することにより帯電を行うことを特徴とする(5)ま
たは(6)に記載の画像形成装置。
【0026】(8)前記画像濃度検出手段は、ビデオカ
ウントを用いるか、前記像坦持体の電位を用いるか、前
記像坦持体上に作成した画像濃度検出用のパッチを用い
ることを特徴とする(1)ないし(7)の何れかに記載
の画像形成装置。
【0027】(9)前記ビデオカウントとして、LED
発光素子総数を用いることを特徴とする(8)の画像形
成装置。
【0028】〈作 用〉即ち本発明は、要するに、a)
画像形成装置起動時に前回異常停止検知手段により装置
起動前の装置停止が画像形成動作の現像中になされたと
検知された場合のみ、あるいはその場合であっても、さ
らに画像濃度検出手段で検出の画像濃度値が所定の敷居
値よりも高い、すなわち像担持体上の現像残留トナーの
量が許容以上と検出されている場合のみ、装置起動時の
初期回転動作において現像残留トナー除去モードを実行
させ、b)上記以外の場合では装置起動時の初期回転動
作において現像残留トナー除去モードは実行させないも
のである。
【0029】これにより、稀な場合であるa)の場合に
おいては装置起動時の初期回転動作時間が現像残留トナ
ー除去モードを実行させることで長くなり、ファースト
コピーの時間が長くなるとしても、大方の場合である
b)の場合においては装置起動時の初期回転動作時間は
現像残留トナー除去モードは実行させないので長くなる
ことはなく、全体的にはファーストコピーの時間が長く
なる問題は実質的に解消される。
【0030】また大方の場合であるb)の場合において
は装置起動時の初期回転動作において現像残留トナー除
去モードを実行させないことで、接触帯電装置を用いた
像担持体の不要なクリーニング動作を行わせないため像
担持体の像担持体の劣化の問題も解消される。
【0031】そして、a)の場合においても、さらに画
像濃度検出手段で検出の画像濃度値に応じて、現像残留
トナー除去モードの実行時間を必要時間に長短変更させ
ることで、ファーストコピー時間及び接触帯電装置を用
いた像担持体のクリーニング動作時間を無駄を含まない
適切な時間に制御することが可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した、本発明に係
る画像形成装置の実施例を説明する。本実施例の画像形
成装置は、電子写真プロセス利用、タンデム方式のカラ
ー画像形成装置である。
【0033】(1)カラー画像形成装置の全体的な概略
構成 図1は本実施例のカラー画像形成装置の概略構成図であ
る。このカラー画像形成装置は大きく分けてカラーリー
ダ部Rとカラープリンタ部Pによって構成されている。
【0034】A)カラーリーダ部R カラーリーダ部Rは原稿台ガラス(プラテン)301上
に画像面下向きでセットされたカラー画像原稿のカラー
画像を色分解光電読取り処理する装置部である。
【0035】カラーリーダ部Rの上部には原稿台ガラス
301が横設され、その上には原稿給紙装置(DF)3
02が設置されている。この原稿給紙装置302は原稿
を原稿台ガラス301上に自動的に給排送する装置であ
る。該装置302の具体的構造は図には省略した。この
原稿給紙装置302の代わりに鏡面圧板(原稿圧着板)
を装着する構成もある。
【0036】カラーリーダ部Rの内部において、314
は第1キャリッジであり、このキャリッジ内にはハロゲ
ンランプである光源303・304、これら光源303
・304の光を原稿台ガラス301上にセットされた原
稿の下向き画像面に原稿台ガラス301を通して集光す
る反射傘305・306、及び原稿面からの反射光又は
投影光を反射するミラー307が装着されている。
【0037】315は第2キャリッジであり、このキャ
リッジにはミラー307からの反射光をさらにレンズ3
10を介してCCD101に集光するためのミラー30
8・309が装着されている。
【0038】第1キャリッジ314は速度Vで、第2キ
ャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的
走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段31
6により機械的に移動することによって、原稿台ガラス
301上にセットされた原稿の下向き画像面の全面を走
査(副走査)する。
【0039】又、カラーリーダ部Rは、CCD101が
実装された基板311、図2に示すCCD101以外の
要素、及び図3に示す2値変換部201、遅延部202
・203・204・205を含む画像処理部312、及
び他のIPU等とのインターフェイス(I/F)部31
3を備えている。
【0040】図2はディジタル画像処理部312の詳細
な構成を示すブロック図である。原稿台ガラス301上
の原稿は光源303・304からの光を反射し、その反
射光はCCD101に導かれて電気信号に変換される。
【0041】CCD101はカラーセンサの場合、RG
B(レッド、グリーン、ブルー)のカラーフィルタが1
ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったもので
も、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィル
タ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたもので
も構わないし、フィルタがオンチップ化、又はフィルタ
がCCDと別構成になったものでも構わない。
【0042】そして、その電気信号(アナログ画像信
号)は画像処理部312入力され、クランプ&Amp.
&S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/
H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位
にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記
順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各
8ビットのディジタル信号に変換される。
【0043】そして、RGB信号はシェーディング部1
03で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、
つなぎ&MTF補正補正&原稿検知部104で、CCD
101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間
の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の
遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるよう
に信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変
倍率によって読取のMTFが変るため、その変化を補正
し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サイズを認識す
る。
【0044】読取位置タイミングが補正されたディジタ
ル信号は入力マスキング部105によって、CCD10
1の分光特性及び光源303・304及び反射傘305
・306の分光特性を補正する。入力マスキング部10
5の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ
106に入力される。
【0045】セレクタ106から出力された信号は色空
間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部1
15に入力される。下地除去部115に入力された信号
は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうか
を判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒
文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ106
の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換
部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリ
ンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入
っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号
をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そ
して、下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号か
らCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)信号に変換す
る。
【0046】黒文字判定部116で生成された信号とタ
イミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG
変換部107の出力信号は遅延108でタイミングを調
整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモ
ワレが除去され、次いで、変倍処理部110で主走査方
向に変倍処理される。
【0047】UCR&マスキング&黒文字反映部111
で、変倍処理部110で処理された信号は、CMY信号
がUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処
理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に
黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信
号にフィードバックされる。
【0048】UCR&マスキング&黒文字反映部111
で処理された信号はγ補正部112で濃度調整された
後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理さ
れる。
【0049】以上処理された信号は、図3に示す2値変
換部201で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる。尚、この変換方法はディザ法、誤差拡散法、誤差
拡散の改良したものいずれかでもかまわない。
【0050】B)カラープリンタ部P このカラープリンタ部Pは、図において右側から左側に
順次に配列配置した、イエロートナー画像を形成するY
画像形成部317、マゼンタトナー画像を形成するM画
像形成部318、シアントナー画像を形成するC画像形
成部319、ブラックトナー画像を形成するK画像形成
部320の4つの画像形成部を備えたタンデム方式のも
のである。
【0051】各画像形成部317・318・319・3
20は何れも像担持体クリーニング専用装置を有しない
クリーナレスの電子写真作像機構であり、それぞれ、像
担持体としての感光ドラム342・343・344・3
45、帯電器321・324・327・330、像露光
手段としてのLED部210・211・212・21
3、現像器322・325・328・331、補助帯電
器360・361・362・363を具備している。
又、帯電器321・324・327・330はそれぞれ
帯電スリーブ370・371・372・373(図5)
を、現像器322・325・328・331はそれぞれ
現像スリーブ345・346・347・348を備えて
いる。
【0052】Y画像形成部317においてLED部21
0による露光は、前記カラーリーダ部Rで読取り処理さ
れたフルカラー画像のイエロー成分像に対応する露光で
あり、現像器322は現像剤にイエロートナーを有する
現像器である。
【0053】M画像形成部318においてLED部21
1による露光は、同じくマゼンタ成分像に対応する露光
であり、現像器325は現像剤にマゼンタトナーを有す
る現像器である。
【0054】C画像形成部319においてLED部21
2による露光は、同じくカラー画像のシアン成分像に対
応する露光であり、現像器328は現像剤にシアントナ
ーを有する現像器である。
【0055】K画像形成部320においてLED部21
3による露光は、同じくブラック成分像に対応する露光
であり、現像器331は現像剤にブラックトナーを有す
る現像器である。
【0056】作像原理・動作はどの画像形成部も同じで
あるので、Y画像形成部317を詳細に説明し、他の画
像形成部の説明は省略する。
【0057】図4はY画像形成部317の拡大模式図で
ある。感光ドラム342は矢印の時計方向に所定の周速
度(プロセススピード、本実施例では150mm/se
c)をもって回転駆動される。その回転する感光ドラム
342の周面が補助帯電器360と帯電器321によっ
て所定の極性・電位に一様に帯電処理される。aは帯電
器321による感光ドラム342の帯電位置である。補
助帯電器360(361.362.363)は、主の帯
電器321(324・327・330)だけでは帯電し
きれない場合もあるので、前帯電動作を行なうものであ
る。構造は主の帯電器と同じでも違うものでもよい。
【0058】本実施例における帯電器321は後述する
ようにスリーブ回転タイプの磁気ブラシ接触帯電器であ
り、帯電スリーブ370(図5)には不図示の帯電バイ
アス印加電源により、−700VのDCバイアスと、
1.1kVpp,1kHz,50%duty矩形波のA
Cバイアスの重畳バイアスが帯電バイアスとして印加さ
れて、感光ドラム342が負極性に帯電処理される。
【0059】次いで、LEDアレー210による走査露
光によって、感光ドラム表面にカラー画像のイエロー成
分像に対応した静電潜像が形成される。bはLEDアレ
ー210による感光ドラム370の露光位置である。
【0060】その静電潜像が現像器322でイエロート
ナー画像として本実施例ではネガトナーにより反転現像
される。cは現像器322による感光ドラム342の現
像位置である。現像スリーブ345には不図示の現像バ
イアス印加電源から所定の現像バイアスが印加される。
本実施例においては、現像スリーブ345に、−550
VのDCバイアスと、1kVpp,2.2kHz,50
%duty矩形波のACバイアスの重畳バイアスが現像
バイアスとして印加される。
【0061】上記と同様に、M画像形成部318におい
ては感光ドラム343面にカラー画像のマゼンタ成分像
に対応したマゼンタトナー画像の形成が、C画像形成部
319においては感光ドラム344面にカラー画像のシ
アン成分像に対応したシアントナー画像の形成が、K画
像形成部320においては感光ドラム345面にカラー
画像のブラック成分像に対応したブラックトナー画像の
形成が実行される。
【0062】ここで、図3によりLED画像記録につい
て説明する。図3において、画像処理部からの信号は2
値変換部201で2値化され、ビデオ信号カウント部2
20〜223に送られる。ビデオ信号カウント部220
〜223では各色画像毎に、LEDの発光素子総数をカ
ウントすることができる。
【0063】その後2値化された画像信号は、遅延部2
02・203・204・205において紙先端センサ3
47(図1)とそれぞれの画像形成位置との距離に応じ
て遅延され、LED駆動206・207・208・20
9に送られる。LED駆動206・207・208・2
09はLED210・211・212・213を駆動す
るための信号を生成する。
【0064】333(図1)はエンドレスタイプの転写
ベルトである。この転写ベルト333は上記4つの画像
形成部317・318・319・320の下側において
各画像形成部に渡らせて、不図示の懸回ローラ間に懸回
張設して左右方向にほぼ水平に配設してあり、転写ベル
トローラ348により矢印の反時計方向に各画像形成部
317・318・319・320の感光ドラム342・
343・344・345の回転周速度と同じ周速度(本
実施例では150mm/sec)にて回転駆動される。
【0065】323はY画像形成部317において転写
ベルト333を挟んで感光ドラム342の下面に対向さ
せて配設した転写帯電器、326はM画像形成部318
において転写ベルト333を挟んで感光ドラム343の
下面に対向させて配設した転写帯電器、329はC画像
形成部319において転写ベルト333を挟んで感光ド
ラム344の下面に対向させて配設した転写帯電器、3
32はK画像形成部320において転写ベルト333を
挟んで感光ドラム345の下面に対向させて配設した転
写帯電器である。
【0066】340・341は転写ベルト333の右端
部側に配設した第1と第2の給紙カセットである。この
第1または第2の給紙カセットに格納されている記録紙
がピックアップローラ338または339の駆動により
1枚毎繰り出されて給紙ローラ336・337で転写ベ
ルト333の上行側ベルト上に供給される。
【0067】転写ベルト333に供給された記録紙は帯
電器346の作用で転写ベルト面に静電吸着保持されて
転写ベルト333の回動により転写ベルト333と一体
的に150mm/secの速度にて搬送される。
【0068】転写ベルト333に給紙された記録紙は紙
先端センサ347によってその先端を検知される。この
紙先端センサ347の検出信号はプリンタ部Pからカラ
ーリーダ部Rへ送られて、カラーリーダ部Rからプリン
タ部Pにビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用
いられる。
【0069】この後、記録紙は転写ベルト333によっ
て搬送され、各画像形成部317・318・319・3
20の転写部d(図4)を順次に通過していくことで、
Y画像形成部317のイエロートナー画像、M画像形成
部318のマゼンタトナー画像、C画像形成部319の
シアントナー画像、K画像形成部320のブラックトナ
ー画像の都合4つの転写を順次に受ける。
【0070】各画像形成部317・318・319・3
20の転写帯電器323・326・329・332は転
写ベルト333の背面から放電を行い、それぞれ感光ド
ラム342・343・344・345上のトナー画像を
転写ベルト333で搬送される記録紙へ転写する。
【0071】かくして転写ベルト333で搬送される同
一記録紙面に対する上記の都合4つのトナー画像の重畳
転写(多重転写)により該記録紙面には目的のフルカラ
ー画像に対応のカラートナー画像が合成形成される。
【0072】各画像形成部317・318・319・3
20における感光ドラム342・343・344・34
5に対するトナー画像形成開始タイミングは所定に同期
を取って連係的になされることで、各画像形成部で形成
されるトナー画像が転写ベルト333で搬送される同一
の記録紙の面に所定に位置合わせ(レジストレーショ
ン)されて順次に重なるように転写される。
【0073】最後のK画像形成部320の転写部を通過
した記録紙は、転写ベルト333からの分離を容易にす
るため、除電帯電器349で除電された後、転写ベルト
333から分離される。除電帯電器349に隣接して剥
離帯電器350が設けられ、この帯電器350により記
録紙が転写ベルト333から分離する際の剥離放電によ
る画像乱れが防止される。
【0074】分離された記録紙は、トナーの吸着力を補
って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351・
352で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱
定着された後、排紙トレー335に排紙される。
【0075】また、転写ベルト333は内外除電器35
3によって除電される。
【0076】(2)帯電器321・324・327・3
30 本実施例において各画像形成部の帯電器321・324
・327・330はスリーブ回転タイプの磁気ブラシ帯
電器である。図5は該帯電器の概略構成の模式図であ
る。各帯電器321・324・327・330の構成は
同じであるから、Y画像形成部317の帯電器321を
代表して説明する。
【0077】Sは帯電器ハウジング(容器)、Mはこの
ハウジング内に配設した磁界発生手段としてのマグネッ
トロールであり、非回転の固定部材である。帯電スリー
ブ370はこのマグネットロールMに外嵌させた非磁性
ステンレス製スリーブ(電極スリーブ、導電スリーブ、
帯電スリーブなどと称される)である。502は帯電ス
リーブ370の外周面にスリーブ内部のマグネットロー
ルMの磁気力で磁気拘束させて形成保持させた、低抵抗
の帯電キャリア(磁性キャリア)としての低抵抗のフェ
ライトキャリアの誘電ブラシ(磁気ブラシ)である。
【0078】帯電器321は帯電スリーブ370を感光
ドラム342に対してスペーサコロ等の手段で所定の隙
間(S−Dギャップ、例えば500μm程度の隙間)を
保たせて対向させて配設してある。
【0079】BはハウジングSに取り付けた、非磁性ス
テンレス製のブラシ層厚規制ブレードであり、その先端
エッジ部を帯電スリーブ370に対して、上記の帯電ス
リーブ370と感光ドラム342との対向隙間よりも大
きい所定の隙間(S−Bギャップ、例えば900μm程
度の隙間)を保たせて対向させて配設してある。
【0080】帯電スリーブ370上の誘電ブラシ502
は帯電スリーブ370の回転駆動に伴い、帯電スリーブ
370と一緒に帯電スリーブ370と同方向に回転す
る。この回転に伴い誘電ブラシ502の層厚はブレード
Bと帯電ローラ370との対向隙間部により厚さが規制
されて感光ドラム342との対向部に搬送される。誘電
ブラシ502の規制層厚は帯電スリーブ370と感光ド
ラム342との対向隙間部の間隔より大きいから、誘電
ブラシ502は帯電スリーブ370と感光ドラム342
との対向部において感光ドラム342に対して所定幅の
ニップ部を形成して接触する。この接触ニップ部が帯電
ニップ部(帯電位置)aである。
【0081】従って、回転感光ドラム342は帯電ニッ
プ部aにおいて帯電器321の帯電スリーブ370の回
転に伴ない回転する誘電ブラシ502で摺擦される。こ
の場合、帯電ニップ部aにおいて感光ドラム342の移
動方向と誘電ブラシ502の移動方向は逆方向となり、
相対移動速度は速くなる。
【0082】帯電スリーブ321とブレードBには不図
示の帯電バイアス印加電源から所定の帯電バイアスが印
加される。
【0083】而して、感光体ドラム342が回転駆動さ
れ、帯電器321の帯電スリーブ370が回転駆動さ
れ、所定の帯電バイアスが印加されることで、回転感光
体ドラム342の周面が所定の極性・電位に一様に接触
帯電処理される。
【0084】(3)プリンタの動作シーケンス 図6は上記プリンタの動作シーケンス図である。
【0085】a.初期回転動作(前多回転工程) プリンタの起動時の始動動作期間(起動動作期間、ウォ
ーミング期間)である。電源スイッチ−オンにより、プ
リンタのメインモータを駆動させて各画像形成部317
・318・319・320において感光体ドラムを回転
駆動させ、また所定のプロセス機器の準備動作を実行さ
せる。より具体的には現像装置の所定温度への立ち上
げ、電位制御処理等がなされる。
【0086】b.前回転動作 プリント信号−オンから実際に印字工程動作がなされる
までの間のプリント前動作期間である。この前回転動作
は初期回転動作中にプリント信号が入力したときには初
期回転動作に引き続いて実行される。プリント信号の入
力がないときには初期回転動作の終了後にメインモータ
の駆動が一旦停止されて感光ドラムの回転駆動が停止さ
れ、プリンタはプリント信号が入力されるまでスタンバ
イ(待機)状態に保たれる。プリント信号が入力すると
前回転動作が実行される。
【0087】c.印字工程(画像形成工程、作像工程) 所定の前回転工程が終了すると、引き続いて回転感光ド
ラムに対する作像プロセスが実行され、回転感光ドラム
面に形成されたトナー画像の記録紙への転写(各画像形
成部で形成されたトナー画像の同一記録紙への重畳転
写)、定着器334によるトナー画像の定着処理がなさ
れて画像形成物がプリントアウトされる。
【0088】連続印字(連続プリント)モードの場合は
上記の印字工程が所定の設定プリント枚数n分繰り返し
て実行される。
【0089】d.紙間工程 連続印字モードにおいて、一の記録紙の後端部が転写位
置d(図4)を通過した後、次の記録紙の先端部が転写
位置dに到達するまでの間の、転写位置における記録紙
の非通紙状態期間である。
【0090】e.後回転動作 最後の記録紙の印字工程が終了した後もしばらくの間メ
インモー夕の駆動を継続させて感光ドラムを回転駆動さ
せ、所定の後動作を実行させる期間である。
【0091】f.ス夕ンバイ 所定の後回転動作が終了すると、メインモー夕の駆動が
停止されて感光ドラムの回転駆動が停止され、プリン夕
は次のプリントス夕−ト信号が入力するまでス夕ンバイ
状態に保たれる。
【0092】1枚だけのプリントの場合は、そのプリン
ト終了後、プリン夕は後回転動作を経てス夕ンバイ状態
になる。
【0093】ス夕ンバイ状態において、プリントス夕ー
ト信号が入力すると、プリン夕は前回転工程に移行す
る。
【0094】cの印字工程時が画像形成時であり、aの
初期回転動作、bの前回転動作、dの紙間工程、eの後
回転動作が非画像形成時(非作像時)になる。
【0095】(4)クリーナレスプロセス 各画像形成部317・318・319・320は、転写
後の感光ドラム面のクリーニング専用装置を有しないク
リーナレスプロセスである。
【0096】図4・図5を参照して、Y画像形成部31
7を代表して説明する。図4において、dは転写位置で
あり、この転写位置dにおいて転写ベルト333に保持
されて搬送される記録材に感光ドラム342側のトナー
画像が転写される。記録材に対するトナー画像転写後の
感光ドラム342上の若干量の残留トナー(転写残トナ
ー)taは引き続く感光ドラム342の回転で帯電ニッ
プ部aに持ち運ばれて帯電器321の誘電ブラシ502
に混入して一時的に回収される。
【0097】感光ドラム342上の転写残トナーta
は、転写時の剥離放電などにより、帯電極性が正規の極
性(本実施例では負)から反転(正)したものが混在し
ていることが多い。この両極性が混在した転写残トナー
taが誘電ブラシ502内に混入して一時的に回収され
る。
【0098】この残留トナーtaの誘電ブラシ502へ
の取り込みは、帯電器にAC成分を印加することで、誘
電ブラシ502と感光ドラム342間の振動電界効果に
よってより効果的に行わせることができる。
【0099】そして、誘電ブラシ502内に取り込まれ
た転写残トナーtaは誘電ブラシ502を構成している
キャリアとの摩擦や印加帯電バイアスによって帯電極性
がすべて正規極性(負)に帯電されて(静電的特性の変
化)、感光ドラム342上に吐き出される。図5におい
て、tbは帯電極性が正規の極性に揃えられて感光ドラ
ム342上に吐き出されたトナーである。
【0100】そしてその吐き出しトナーtbは引き続く
感光ドラム342の回転で現像位置cに至って現像器3
22の現像スリーブ345により現像時のかぶり取り電
界によって現像同時クリーニングで回収される。このト
ナーの現像同時クリーニング(回収)は、回転方向の画
像領域が、感光体ドラム1の周長よりも長い場合には、
その他の帯電、露光、現像、転写といった画像形成工程
と同時進行で行われる。
【0101】これにより感光ドラム342上の転写残ト
ナーは現像器322内に回収されて次工程以後も用いら
れるため、廃トナーをなくすことができる。また、スペ
ースの面での利点も大きく、画像形成装置の大幅な小型
化が可能となる。
【0102】また、プリントジョブ中の非画像形成時
(非作像時)である紙間工程時やプリントジョブ終了時
の後回転工程においては、帯電器321の帯電スリーブ
370に対する印加帯電バイアスDC+ACのACバイ
アスのみを所定の一定時間だけOFFすることで誘電ブ
ラシ502中の混入トナーを感光ドラム342上に積極
的に吐き出させ、その吐き出しトナーを現像器322に
おいてかぶり取り電界によって回収するという制御を実
行させて、誘電ブラシ502のリクリーニングを行なわ
せることができる。
【0103】(5)装置の異常停止後の対処動作 次に本発明の主目的である、画像形成動作の現像中(現
像工程進行中)に、ジャムトラブル、停電や電源ブレー
カーのオフ、ユーザの不注意で電源がOFFされた場合
等による画像形成装置の異常停止後の対処動作について
詳細に説明する。
【0104】前述したように、画像形成動作の現像中に
画像形成装置の異常停止が生じた場合において、その原
因の解消後に装置電源が再投入されて画像形成装置が初
期回転動作に入ると、装置の異常停止時点で像担持体面
に残留のトナー画像部のトナーが記録材に転写されるこ
となくそのまま像担持体と接触帯電部材との接触ニップ
部である帯電部に持ち運ばれて帯電部に一時に多量の現
像残留トナーが持ち運ばれて接触帯電部材が許容以上に
トナーで汚染された状態になり、帯電性能が低下する状
態を生じることになる。
【0105】そこで本発明は、画像形成装置起動時(装
置の通常の電源投入起動時、及び装置の異常停止後の再
起動時、以下同じ)に前回異常停止検知手段により装置
起動前の装置停止が画像形成動作の現像中になされたと
検知された場合のみ、あるいはその場合であっても、さ
らに画像濃度検出手段で検出の画像濃度値が所定の敷居
値よりも高い、すなわち像担持体上の現像残留トナーの
量が許容以上と検出されている場合のみ、装置起動時の
初期回転動作において現像残留トナー除去モードを実行
させ、上記以外の場合では装置起動時の初期回転動作に
おいて現像残留トナー除去モードは実行させない。
【0106】A)前回異常停止検知手段 画像形成装置起動時に装置起動前の装置停止が画像形成
動作の現像中になされたか否かは例えば次のような手段
にて検知することができる。
【0107】図4を参照してY画像形成部317を代表
して説明する。画像形成時、感光ドラム342は150
mm/secの速度で矢印の方向に回転し、画像先端に
対応する感光ドラム上の点Aは位置aで帯電器321に
よって所定の表面電位に帯電され、位置bでLEDアレ
ー210によって潜像が形成され、位置cへ移動して現
像器322によって現像が開始される。ここで、画像先
端に対応する点Aの現像開始と同時に制御CPUによっ
てバックアップRAM上に割り当てられた現像中フラグ
をセットする。続いて、位置cで形成された現像画像は
位置dにおいて転写帯電器323により同じく150m
m/secの速度で移動する転写ベルト333と一緒に
移動する記録材に転写される。これら一連の画像形成動
作が画像先端から画像後端に至るまで行われ、画像後端
に対応する現像画像が位置dにおいて転写された時点
で、制御CPUにより現像中フラグをリセットする。ま
た、この現像中フラグは感光ドラム342上の残留トナ
ー除去動作終了時にもリセットする。
【0108】以上の処理により感光ドラム342上に現
像画像が存在する場合には現像中フラグはセットされた
状態にあり、現像画像が存在しない場合には現像中フラ
グはリセットされた状態にあるため、画像形成装置起動
時に装置起動前の装置停止が画像形成動作の現像中にな
されたか否かは次の電源0N時に制御CPUが現像中フ
ラグを調べることによって検知できる。
【0109】B)画像濃度の検出方法 画像濃度として、各色画像毎に図3のビデオ信号カウン
ト部220〜223でカウントされたLED発光素子総
数を記録材の面積で割った値を用いる。
【0110】図7にビデオ信号カウント部220の詳細
を示す。ビデオ信号カウント部221〜223について
も同様の構成である。
【0111】700は2値変換部201(図3)から送
られてくる画像信号であり1画像分の画像信号を8bi
t毎にパラレルにそれぞれ29bitカウンタ701〜
708によってカウントし、それらの結果を32bit
加算器709によって加算してLED発光素子総数を3
2bitデータとして得る。
【0112】この処理を各画像形成毎に行ってLED発
光素子総数を求め、その時の記録材の面積で割った値を
画像濃度としてバックアップRAMに格納する。
【0113】C)感光ドラム上の残留トナーの検知方法 本カラー画像形成装置の電源投入後に行われる初期回転
動作時(前多回転時)の感光ドラム上の残留トナー検知
方法について説明する。
【0114】この残留トナー検知は現像残留トナー除去
モードにおいて、モードの実行、非実行を決定する判断
要素となる。
【0115】現像動作中以外の時に、各画像形成部の感
光ドラムに対し並列に並べられた複数個のLED(不図
示)を発光させ感光ドラムからの反射光量信号とLED
からの直接信号を比較する事によって、信号値の差があ
る既定値を超えた場合感光ドラム上にトナーが残留して
いると判断する。
【0116】D)初期回転動作時の現像残留トナー除去
モード .装置の電源投入により初期回転動作が開始され、こ
の初期回転動作開始後に、前記の前回異常停止検知手段
はバックアップRAM上に割り当てられた現像中フラグ
にアクセスし、現像中フラグがセットの状態か、リセッ
トの状態かをしらべる。
【0117】.現像中フラグがセットの状態であれ
ば、装置起動前の装置停止が画像形成動作の現像中にな
されたと検知され、感光ドラム上に現像残留トナーが存
在していると判断され、感光ドラムのクリーニング動作
(トナー除去動作)が開始される。
【0118】この感光ドラムのクリーニング動作は、前
記(4)項の、画像形成動作過程時の帯電器の接触帯電
部材による帯電同時一時回収、および現像器による現像
同時クリーニングと同様であり、本例では、帯電器の帯
電スリーブに、−700VのDCバイアスと、1.1k
Vpp,1kHz,50%duty矩形波のACバイア
スを印加して帯電スリーブを駆動し、現像器に−550
VのDCバイアスと、1kVpp,2.2kHz,50
%duty矩形波のACバイアスを印加して現像スリー
ブを駆動する。帯電器の接触帯電部材は感光ドラム上の
現像残留トナーを一旦取り込んで静電的特性を変化さ
せ、再び感光体上に戻し、現像器がこのトナーを回収す
る。
【0119】.次に、バックアップRAM上に割り当
てられた前回異常停止時の画像濃度にアクセスし、この
値が所定の敷居値よりも高い場合には、感光ドラム上の
現像残留トナーの量が多くて上記のクリーニング動作
で接触帯電部材には一時に多量の現像残留トナーが接触
帯電部材に取り込まれて接触帯電部材は許容以上にトナ
ー汚染された状態にあると判断されるから、この場合に
は、帯電器の帯電スリーブに印加しているDC+ACの
帯電バイアスのACバイアスのみ0FFして、即ち接触
帯電部材に対する印加バイアスがトナー吐き出しバイア
スに切り替えられて接触帯電部材に取り込んだトナーを
積極的に吐き出す処理が実行される。感光ドラム上に積
極的に吐き出されたトナーは現像器により回収される。
【0120】これにより多量の現像残留トナーを取り込
んだ状態の接触帯電部材のリクリーニングがなされる。
【0121】この接触帯電部材中のトナーの積極的吐き
出し処理によるリクリーニングは、接触帯電部材のトナ
ー汚染状態が許容範囲内に戻るのに十分な、予め設定の
所定の時間実行させることで、初期回転動作時において
感光ドラム上の現像残留トナーの除去を行なわせる。
【0122】この場合、上記の接触帯電部材中のトナー
の積極的吐き出し処理によるリクリーニング時間は、予
め設定の所定の一律の時間に規定しないで、上記アクセ
スされた、所定の敷居値を越える画像濃度の値の大小に
応じて適切に長短変更制御するようにすることもでき
る。
【0123】.一方、上記のでアクセスされた、前
回異常停止時の画像濃度の値が所定の敷居値よりも低い
場合には、感光ドラム上の現像残留トナーの量は少なく
てその現像残留トナーがのクリーニング動作で接触帯
電部材に一時に取り込まれても接触帯電部材は許容以上
にトナー汚染されないと判断されるから、この場合には
のクリーニング動作をそのまま予め設定の所定時間実
行させることで、初期回転動作時において感光ドラム上
の現像残留トナーの除去を行なわせる。
【0124】.また、前記において前回異常停止検
知手段でアクセスの現像中フラグがセットの状態である
ときは、装置起動前の装置停止が画像形成動作の現像中
になされたものではないと検知され、感光ドラム上に現
像残留トナーは存在していないと判断されるので、この
場合には初期回転動作時において感光ドラムのクリーニ
ング動作(トナー除去動作)は行なわない。
【0125】かくして、画像形成動作異常停止時に残っ
た感光ドラム上の現像残留トナーを装置の初期回転動作
時の現像残留トナー除去モードで取り除くことにより、
帯電装置内でトナーと誘電ブラシを形成するフェライト
キャリアが混合することを防いで帯電性能を保持するこ
とができる。
【0126】そして、稀なケースである〜の場合に
おいては装置起動時の初期回転動作時間が現像残留トナ
ー除去モードを実行させることで長くなり、ファースト
コピーの時間が長くなるとしても、大方の場合である
の場合においては装置起動時の初期回転動作時間は現像
残留トナー除去モードは実行させないので長くなること
はなく、全体的にはファーストコピーの時間が長くなる
問題は実質的に解消される。また大方の場合であるの
場合においては装置起動時の初期回転動作において現像
残留トナー除去モードを実行させないことで、接触帯電
装置を用いた像担持体の不要なクリーニング動作を行わ
せないため像担持体の像担持体の劣化の問題も解消され
る。
【0127】そして、〜の場合においても、画像濃
度検出手段で検出の画像濃度値に応じて、現像残留トナ
ー除去モードの実行時間を必要時間に長短変更させるこ
とで、ファーストコピー時間及び接触帯電装置を用いた
像担持体のクリーニング動作時間を無駄を含まない適切
な時間に制御することが可能である。以上説明したよう
に本発明によれば、クリーニング専用装置を用いない画
像形成装置において、画像形成動作異常停止時に残った
感光ドラム上の残留トナーを、画像濃度に応じた除去動
作で取り除くことにより、帯電装置内でトナーと誘電ブ
ラシを形成するフェライトキャリアが混合することを防
いで帯電性能を保持することができる。また、不要な除
去動作を行わないため感光ドラムの劣化が抑えられる。
【0128】(6)その他 a)上記実施例では、感光ドラム上の現像残留トナーを
除去する二つのクリーニング動作内容とを、異常停
止時画像濃度を一つの敷居値で判断することによって切
り換えたが、複数の敷居値によって三つ以上のクリーニ
ング動作内容から選択することもできる。
【0129】b)また、上記実施例では、異常停止時画
像濃度が敷居値以上の場合、帯電器からトナーを吐き出
す処理を追加したが、感光ドラムの回転スピードを変
えてトナーを帯電器へ取り込む効率自体を上げることも
できる。
【0130】c)また、上記実施例ではLED発光素子
総数を用いて画像濃度を求めているが、LEDではなく
レーザで潜像を形成する装置では、感光ドラム周りに電
位センサを設け感光ドラムの電位を測定することによっ
ても画像濃度を求めることができる。
【0131】d)本発明は、中間転写体方式のカラー画
像形成装置にも実施できる。
【0132】e)磁気ブラシ帯電器は、スリーブ回転タ
イプに限らず、マグネットロールが回転するものや、マ
グネットロールの表面を必要に応じて給電用電極として
導電性処理して、該マグネットロールの外周面に直接に
導電性磁性粒子を磁気拘束させて誘電ブラシ部を形成さ
せ、マグネットロールを回転させる構成のもの等にする
こともできる。回転しないタイプの磁気ブラシ帯電部材
とすることもできる。
【0133】また接触帯電部材は、ファーブラシ帯電部
材や、導電性ゴムや導電性スポンジを用いた帯電ローラ
等であってもよいし、この場合も回転しない構成のもの
であってもよい。
【0134】f)像担持体としての感光体は表面抵抗が
109 〜1014Ω・cmの低抵抗層を持つことが、電荷
注入帯電を実現でき、オゾンの発生防止の面から望まし
いが、上記以外の有機感光体等でもよい。放電現象が支
配的な接触帯電系であっても良い。
【0135】g)現像器は、現像剤を感光体に対して接
触させて潜像を現像する1成分接触現像や2成分接触現
像がより現像剤の同時回収効果を高めるのに効果があ
る。
【0136】また、現像剤中のトナー粒子として重合ト
ナーを用いた場合には、上記の1成分接触現像や2成分
接触現像はもちろん1成分非接触現像や2成分非接触現
像など他の現像方法においても充分な回収効果が得られ
る。
【0137】現像装置は反転現像方式でも、正規現像方
式でもよい。
【0138】h)AC(交番電圧、交流電圧)の波形と
しては、正弦波、矩形波、三角波等適宜使用可能であ
る。また、直流電源を周期的にオン/オフすることによ
って形成された矩形はあっても良い。このように交番電
圧の波形としては周期的にその電圧値が変化するような
バイアスが使用できる。
【0139】i)作像プロセスは実施例に限らず任意で
ある。また必要に応じて他の補助プロセス機器を加えて
もよい。
【0140】静電潜像形成のための画像露光手段として
は、実施形態例の様にデジタル的な潜像を形成するLE
D走査露光手段に限定されるものではなく、通常のアナ
ログ的な画像露光やレーザ走査露光手段などでも構わな
いし、蛍光燈等の発光素子と液晶シャッター等の組み合
わせによるものなど、画像情報に対応した静電潜像を形
成できるものであるなら構わない。
【0141】像担持体は静電記録誘電体等であっても良
い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に一様
に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電手段
で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成す
る。
【0142】j)像担持体からトナー画像の転写を受け
る転写材は中間転写ドラム・中間転写ベルト等の中間転
写体(第2の像担持体)であってもよい。
【0143】k)転写手段は、実施形態例の転写ベルト
装置に限らず、コロナ帯電器(コロナ放電転写)、帯電
ローラ(ローラ転写)、導電性ブラシ、導電性プレード
など任意である。
【0144】l)像担持体、帯電器、現像器等の任意の
プロセス機器を画像形成装置本体に対して一括して着脱
交換自在なプロセスカートリッジ着脱式の装置構成にす
ることもできる。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
触帯電方式・転写方式・クリーナレスの複写機・プリン
タ等の画像形成装置において、装置が画像形成動作の現
像実行過程中に異常停止した場合における像担持体上の
現像残留トナーの除去を合理的に実行させて前述したフ
ァーストコピー時間の問題と、像担持体劣化の問題を支
障なく解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例におけるカラー画像形成装置の概略断
面図
【図2】 ディジタル画像処理部の構成を示すブロック
【図3】 LED駆動部の構成を示すブロック図
【図4】 画像形成の一連の処理を示す模式図
【図5】 帯電器の構成模型図
【図6】 画像形成装置の動作シーケンス図
【図7】 ビデオ信号カウント部の構成を示すブロック
【図8】 制御フロー図
【符号の説明】
R・・・カラーリーダ部、P・・・カラープリンタ部、
303・・・原稿給紙装置、317〜320・・・画像
形成部、342〜345・・・感光ドラム(像担持
体)、321・324・327・330・・・帯電器、
210〜213・・・LEDアレイ、322・325・
328・331・・・現像器、333・・・転写ベル
ト、334・・・定着器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 501 G03G 15/08 501B 507 507B 21/14 21/00 372 Fターム(参考) 2H003 BB11 BB13 CC04 EE12 EE19 2H027 DA02 DA10 DA31 DA38 DA41 DB01 DE07 DE09 DE10 EC03 EC10 ED02 ED03 ED08 EE02 EF01 EJ18 EK01 EK03 EK04 EK06 FA28 FA30 FA35 FB19 2H077 AA37 AC16 AD06 AD31 AD36 DA03 DA08 DA47 DA63 DA81 DB12 DB14 EA01 GA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触帯電方式・転写方式・クリーナレス
    の画像形成装置において、 装置起動時に装置起動前の装置停止が画像形成動作の現
    像中になされたものかどうかを検知する前回異常停止検
    知手段を具備させ、装置起動時に前記前回異常停止検知
    手段により装置起動前の装置停止が画像形成動作の現像
    中になされたと検知された場合には、装置起動時の初期
    回転動作において、像担持体上の現像残留トナーを接触
    帯電部材に取り込む動作を行なわせ、更に該接触帯電部
    材に取り込まれたトナーを像担持体上に積極的に吐き出
    させ、その像担持体上の吐き出しトナーを現像手段で回
    収させる現像残留トナー除去モードを実行させることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 接触帯電方式・転写方式・クリーナレス
    の画像形成装置において、 装置起動時に装置起動前の装置停止が画像形成動作の現
    像中になされたものかどうかを検知する前回異常停止検
    知手段と、像担持体上の現像残留画像の濃度を検出する
    画像濃度検出手段を具備させ、装置起動時に前記前回異
    常停止検知手段により装置起動前の装置停止が画像形成
    動作の現像中になされたと検知され、かつ画像濃度検出
    手段で検出の画像濃度値が所定の敷居値よりも高い場合
    には、装置起動時の初期回転動作において、像担持体上
    の現像残留トナーを接触帯電部材に取り込む動作を行な
    わせ、更に該接触帯電部材に取り込まれたトナーを像担
    持体上に積極的に吐き出させ、その像担持体上の吐き出
    しトナーを現像手段で回収させる現像残留トナー除去モ
    ードを実行させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像濃度検出手段で検出の画像濃度
    値に応じて、前記現像残留トナー除去モードの実行時間
    を変更させることを特徴とする請求項2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記接触帯電部材が磁気ブラシ接触帯電
    器であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記磁気ブラシ接触帯電器が磁界発生手
    段を内蔵する回転可能なスリーブ及び磁性キャリアを含
    むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記スリーブは、前記像坦持体の回転方
    向と逆方向に回転することを特徴とする請求項5に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記磁性キャリアで誘電ブラシを形成す
    ることにより帯電を行うことを特徴とする請求項5また
    は6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像濃度検出手段は、ビデオカウン
    トを用いるか、前記像坦持体の電位を用いるか、前記像
    坦持体上に作成した画像濃度検出用のパッチを用いるこ
    とを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記ビデオカウントとして、LED発光
    素子総数を用いることを特徴とする請求項8の画像形成
    装置。
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