JP2003162182A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003162182A JP2003162182A JP2001360749A JP2001360749A JP2003162182A JP 2003162182 A JP2003162182 A JP 2003162182A JP 2001360749 A JP2001360749 A JP 2001360749A JP 2001360749 A JP2001360749 A JP 2001360749A JP 2003162182 A JP2003162182 A JP 2003162182A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- residual toner
- image
- forming apparatus
- toner removing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】クリーナーレスで、かつ複数の画像形成モード
で画像形成を行う画像形成装置において、画像形成速度
が1/2速となる厚紙モードでかつコート紙のような特
殊な厚紙を使用した時に発生する反転トナーによるかぶ
りを防いで画像品質を保持する。 【解決手段】画像形成モードを指定する画像形成モード
指定手段と、像坦持体上の残留トナーを除去する第一の
残留トナー除去手段と、像坦持体上の残留トナーを除去
する第二の残留トナー除去手段と、第一、第二の残留ト
ナー除去手段のいずれかを選択するトナー除去方法選択
手段とを有し、通常の画像形成モード時は第一の残留ト
ナー除去手段を実行し、画像形成モード指定手段により
特定の画像形成モードが指定された場合にはトナー除去
方法選択手段により選択された第一あるいは第二の残留
トナー除去動作のいずれかを実行する。
で画像形成を行う画像形成装置において、画像形成速度
が1/2速となる厚紙モードでかつコート紙のような特
殊な厚紙を使用した時に発生する反転トナーによるかぶ
りを防いで画像品質を保持する。 【解決手段】画像形成モードを指定する画像形成モード
指定手段と、像坦持体上の残留トナーを除去する第一の
残留トナー除去手段と、像坦持体上の残留トナーを除去
する第二の残留トナー除去手段と、第一、第二の残留ト
ナー除去手段のいずれかを選択するトナー除去方法選択
手段とを有し、通常の画像形成モード時は第一の残留ト
ナー除去手段を実行し、画像形成モード指定手段により
特定の画像形成モードが指定された場合にはトナー除去
方法選択手段により選択された第一あるいは第二の残留
トナー除去動作のいずれかを実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光ドラム等の像
坦持体に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像するこ
とによって単色あるいはカラー(多色)画像を形成する
画像形成装置に関するものである。
坦持体に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像するこ
とによって単色あるいはカラー(多色)画像を形成する
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置では電子写真方式が
知られており、その画像形成過程は、例えば、まず帯電
装置によって像担持体としての感光ドラムをマイナスに
均一に帯電し、レーザまたはLEDで露光してマイナス
電位の静電潜像を形成する。次にこの静電潜像をマイナ
ス電荷を持つトナーによって反転現像(露光部にトナー
が付着)し、このトナー像を用紙等の記録材に転写す
る。これをマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの色
毎に行い、記録材に重ねたトナー像を熱によって記録材
に定着させるという方法でカラー画像を形成している。
この過程の中で、転写後に感光ドラム上に残留したトナ
ーはクリーニング装置によって除去している。
知られており、その画像形成過程は、例えば、まず帯電
装置によって像担持体としての感光ドラムをマイナスに
均一に帯電し、レーザまたはLEDで露光してマイナス
電位の静電潜像を形成する。次にこの静電潜像をマイナ
ス電荷を持つトナーによって反転現像(露光部にトナー
が付着)し、このトナー像を用紙等の記録材に転写す
る。これをマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの色
毎に行い、記録材に重ねたトナー像を熱によって記録材
に定着させるという方法でカラー画像を形成している。
この過程の中で、転写後に感光ドラム上に残留したトナ
ーはクリーニング装置によって除去している。
【0003】ところで、近年、装置の低コスト化、小型
化が要求されており、感光ドラム等の像坦持体の周辺に
像担持体クリーニング専用装置を持たない、いわゆるク
リーナーレスの装置が提示されている。
化が要求されており、感光ドラム等の像坦持体の周辺に
像担持体クリーニング専用装置を持たない、いわゆるク
リーナーレスの装置が提示されている。
【0004】このようなクリーナーレスの装置では感光
ドラム上の残留トナーを除去する方法として、転写残ト
ナーを接触帯電装置に取り込ませ、それを再び感光ドラ
ム上に戻して現像装置で現像同時回収(現像同時クリー
ニング)して再用するものがある。例えば、感光ドラム
の周辺に配置した接触方式帯電装置が転写後に感光ドラ
ム上に残留した少量のトナーを一旦取り込んで静電的特
性を変化させる。即ち、転写残トナーには転写バイアス
や剥離放電等により帯電極性が正規の極性であるマイナ
スとは逆のプラスに反転しているものがあり、マイナス
に帯電バイアスが印加されている接触方式帯電装置はそ
のようなプラスの反転トナーを含む転写残トナーを取り
込んでプラスの反転トナーを正規の帯電極性であるマイ
ナスに変化させる。
ドラム上の残留トナーを除去する方法として、転写残ト
ナーを接触帯電装置に取り込ませ、それを再び感光ドラ
ム上に戻して現像装置で現像同時回収(現像同時クリー
ニング)して再用するものがある。例えば、感光ドラム
の周辺に配置した接触方式帯電装置が転写後に感光ドラ
ム上に残留した少量のトナーを一旦取り込んで静電的特
性を変化させる。即ち、転写残トナーには転写バイアス
や剥離放電等により帯電極性が正規の極性であるマイナ
スとは逆のプラスに反転しているものがあり、マイナス
に帯電バイアスが印加されている接触方式帯電装置はそ
のようなプラスの反転トナーを含む転写残トナーを取り
込んでプラスの反転トナーを正規の帯電極性であるマイ
ナスに変化させる。
【0005】接触方式帯電装置に取り込まれた転写残ト
ナーは再び感光ドラム上に戻されて、現像装置に現像同
時回収される。現像同時回収とは、転写後に感光体上に
残留したトナーを次工程以降の現像時、即ち引き続き感
光体を帯電し、露光して潜像を形成し、該潜像の現像時
にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直流電圧と
感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差V
back)によって回収する方法である。
ナーは再び感光ドラム上に戻されて、現像装置に現像同
時回収される。現像同時回収とは、転写後に感光体上に
残留したトナーを次工程以降の現像時、即ち引き続き感
光体を帯電し、露光して潜像を形成し、該潜像の現像時
にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直流電圧と
感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差V
back)によって回収する方法である。
【0006】現像装置に回収された転写残トナーの中に
接触帯電装置で正規の帯電極性であるマイナス極性にな
りきらないプラスの反転トナーが存在しても、それは現
像装置内現像剤との攪拌により正規の帯電極性であるマ
イナス極性に変えられて再利用される。そして、この方
法によってプリントジョブ中の紙間やプリントジョブ終
了時の後回転で一定時間感光ドラム表面上の残留トナー
を回収するという制御が行われている。
接触帯電装置で正規の帯電極性であるマイナス極性にな
りきらないプラスの反転トナーが存在しても、それは現
像装置内現像剤との攪拌により正規の帯電極性であるマ
イナス極性に変えられて再利用される。そして、この方
法によってプリントジョブ中の紙間やプリントジョブ終
了時の後回転で一定時間感光ドラム表面上の残留トナー
を回収するという制御が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
画像形成モード(普通紙モード)とは異なる特定の画像
形成モード、例えば、画像形成を通常の画像形成モード
時の1/2速で行う厚紙モード(厚紙:坪量106g/
cm2以上)の場合には、帯電装置、現像装置内の攪拌
動作も1/2速で行われるために、帯電装置や現像装置
での反転トナーのプラスからマイナスへの変換処理が十
分行えず、プラスの特性を持った反転トナーが現像装置
に蓄積しやすくなる。
画像形成モード(普通紙モード)とは異なる特定の画像
形成モード、例えば、画像形成を通常の画像形成モード
時の1/2速で行う厚紙モード(厚紙:坪量106g/
cm2以上)の場合には、帯電装置、現像装置内の攪拌
動作も1/2速で行われるために、帯電装置や現像装置
での反転トナーのプラスからマイナスへの変換処理が十
分行えず、プラスの特性を持った反転トナーが現像装置
に蓄積しやすくなる。
【0008】すると現像時に、感光ドラム上の非露光部
へこの反転トナーが付着する。通常の厚紙時には、この
反転トナーは厚紙に転写されることなく再び帯電装置へ
回収されるが、コート紙等の特殊な厚紙では転写の際に
画像の載らない白地部へ転写され、かぶりとして表れる
という問題がある。
へこの反転トナーが付着する。通常の厚紙時には、この
反転トナーは厚紙に転写されることなく再び帯電装置へ
回収されるが、コート紙等の特殊な厚紙では転写の際に
画像の載らない白地部へ転写され、かぶりとして表れる
という問題がある。
【0009】ここで、用紙として厚紙を用いた場合には
該用紙に転写されたトナー像を定着装置で定着させるた
めに普通紙より多くの熱量を要するので、搬送速度を普
通紙の時の1/2速にすることで定着性を確保してい
る。
該用紙に転写されたトナー像を定着装置で定着させるた
めに普通紙より多くの熱量を要するので、搬送速度を普
通紙の時の1/2速にすることで定着性を確保してい
る。
【0010】コート紙等の特殊な厚紙は表面に樹脂がコ
ーティングされた紙等であり、用紙の表面の繊維形状が
コートにより平滑化されているものを通常の厚紙と区別
している。反転トナーが用紙表面に接触した時に、表面
の平滑度が高いコート紙等の特殊な厚紙の場合は体積抵
抗が高いので、鏡映力により反転トナーが引き付けら
れ、用紙上に載ってしまいやすい。
ーティングされた紙等であり、用紙の表面の繊維形状が
コートにより平滑化されているものを通常の厚紙と区別
している。反転トナーが用紙表面に接触した時に、表面
の平滑度が高いコート紙等の特殊な厚紙の場合は体積抵
抗が高いので、鏡映力により反転トナーが引き付けら
れ、用紙上に載ってしまいやすい。
【0011】そこで本発明の目的とするところは、上記
のように、像坦持体周辺に像坦持体クリーニング専用装
置を持たず(クリーナーレス)、かつ複数の画像形成モ
ードで画像形成を行う画像形成装置において、普通紙モ
ード、厚紙モードなど画像形成速度の異なる画像形成モ
ードを指定する画像形成モード指定手段と、通常、像坦
持体上の残留トナーを除去する第一の残留トナー除去手
段と、厚紙モードでかつ特殊な厚紙を使用する時にかぶ
りの原因となる像坦持体上の反転残留トナーを除去する
第二の残留トナー除去手段と、前記第一、第二の残留ト
ナー除去手段のいずれかを選択するトナー除去方法選択
手段とを有し、厚紙モードでかつ特殊な厚紙を使用する
場合には、かぶりの原因となる反転残留トナーを除去す
るために前記トナー除去方法選択手段により第二の像坦
持体上の残留トナー除去動作を選択しかぶりを発生させ
ないことを可能にした画像形成装置を提供することにあ
る。
のように、像坦持体周辺に像坦持体クリーニング専用装
置を持たず(クリーナーレス)、かつ複数の画像形成モ
ードで画像形成を行う画像形成装置において、普通紙モ
ード、厚紙モードなど画像形成速度の異なる画像形成モ
ードを指定する画像形成モード指定手段と、通常、像坦
持体上の残留トナーを除去する第一の残留トナー除去手
段と、厚紙モードでかつ特殊な厚紙を使用する時にかぶ
りの原因となる像坦持体上の反転残留トナーを除去する
第二の残留トナー除去手段と、前記第一、第二の残留ト
ナー除去手段のいずれかを選択するトナー除去方法選択
手段とを有し、厚紙モードでかつ特殊な厚紙を使用する
場合には、かぶりの原因となる反転残留トナーを除去す
るために前記トナー除去方法選択手段により第二の像坦
持体上の残留トナー除去動作を選択しかぶりを発生させ
ないことを可能にした画像形成装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
徴とする画像形成装置である。
【0013】(1)像坦持体周辺に像坦持体クリーニン
グ専用装置を持たず、かつ複数の画像形成モードで画像
形成を行う画像形成装置において、画像形成モードを指
定する画像形成モード指定手段と、像坦持体上の残留ト
ナーを除去する第一の残留トナー除去手段と、像坦持体
上の残留トナーを除去する第二の残留トナー除去手段
と、前記第一、第二の残留トナー除去手段のいずれかを
選択するトナー除去方法選択手段とを有し、通常の画像
形成モード時は前記第一の残留トナー除去手段を実行
し、画像形成モード指定手段により特定の画像形成モー
ドが指定された場合には前記トナー除去方法選択手段に
より選択された前記第一あるいは第二の残留トナー除去
動作のいずれかを実行することを特徴とした画像形成装
置。
グ専用装置を持たず、かつ複数の画像形成モードで画像
形成を行う画像形成装置において、画像形成モードを指
定する画像形成モード指定手段と、像坦持体上の残留ト
ナーを除去する第一の残留トナー除去手段と、像坦持体
上の残留トナーを除去する第二の残留トナー除去手段
と、前記第一、第二の残留トナー除去手段のいずれかを
選択するトナー除去方法選択手段とを有し、通常の画像
形成モード時は前記第一の残留トナー除去手段を実行
し、画像形成モード指定手段により特定の画像形成モー
ドが指定された場合には前記トナー除去方法選択手段に
より選択された前記第一あるいは第二の残留トナー除去
動作のいずれかを実行することを特徴とした画像形成装
置。
【0014】(2)前記第一、第二の残留トナー除去手
段は、それぞれ複数の動作内容を有することを特徴とす
る(1)の画像形成装置。
段は、それぞれ複数の動作内容を有することを特徴とす
る(1)の画像形成装置。
【0015】(3)前記第一、第二の残留トナー除去手
段は、前記像坦持体を帯電する帯電器を含み、該帯電器
は、磁界発生手段を内蔵する回転可能なスリーブ及び磁
性キャリアを含むことを特徴とする(1)または(2)
の画像形成装置。
段は、前記像坦持体を帯電する帯電器を含み、該帯電器
は、磁界発生手段を内蔵する回転可能なスリーブ及び磁
性キャリアを含むことを特徴とする(1)または(2)
の画像形成装置。
【0016】(4)前記スリーブは、前記像坦持体の回
転方向と逆方向に回転することを特徴とする(3)の画
像形成装置。
転方向と逆方向に回転することを特徴とする(3)の画
像形成装置。
【0017】(5)前記帯電器は、磁性キャリアで誘電
ブラシを形成することにより帯電を行うことを特徴とす
る(3)または(4)の画像形成装置。
ブラシを形成することにより帯電を行うことを特徴とす
る(3)または(4)の画像形成装置。
【0018】(6)前記第一の残留トナー除去手段の動
作は、前記帯電器が一旦取り込んで吐き出したトナーを
現像器が回収することを特徴とする(3)から(5)の
何れかの画像形成装置。
作は、前記帯電器が一旦取り込んで吐き出したトナーを
現像器が回収することを特徴とする(3)から(5)の
何れかの画像形成装置。
【0019】(7)前記第二の残留トナー除去手段の動
作は、転写部材に画像形成時とは逆極性の転写バイアス
を印加することにより像坦持体上の残留トナーを転写部
材上に転写して転写部材クリーナーがこれを回収する動
作を含むことを特徴とする(1)から(6)の何れかの
画像形成装置。
作は、転写部材に画像形成時とは逆極性の転写バイアス
を印加することにより像坦持体上の残留トナーを転写部
材上に転写して転写部材クリーナーがこれを回収する動
作を含むことを特徴とする(1)から(6)の何れかの
画像形成装置。
【0020】(8)カラー画像形成装置であることを特
徴とする(1)から(7)の何れかの画像形成装置。
徴とする(1)から(7)の何れかの画像形成装置。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
例を図面に即して更に詳しく説明する。図1は本実施例
の画像形成装置の概略構成図である。本実施例の画像形
成装置は電子写真プロセスを利用したカラー画像形成装
置であり、大きく分けてカラーリーダ部Bとカラープリ
ンタ部Aによって構成されている。
例を図面に即して更に詳しく説明する。図1は本実施例
の画像形成装置の概略構成図である。本実施例の画像形
成装置は電子写真プロセスを利用したカラー画像形成装
置であり、大きく分けてカラーリーダ部Bとカラープリ
ンタ部Aによって構成されている。
【0022】(1)カラーリーダ部Bの構成
図1において、カラーリーダ部Bの上部には原稿台ガラ
ス(プラテン)301が横設され、その上には原稿給紙
装置(DF)302が設置されている。なお、原稿給紙
装置302の代わりに鏡面圧板を装着する構成もある。
ス(プラテン)301が横設され、その上には原稿給紙
装置(DF)302が設置されている。なお、原稿給紙
装置302の代わりに鏡面圧板を装着する構成もある。
【0023】第1キャリッジ314内にはハロゲンラン
プである光源303、304、これら光源303、30
4の光を、原稿台ガラス301上の原稿に集光する反射
傘305、306、及び原稿からの反射光又は投影光を
反射するミラー307が装着されている。
プである光源303、304、これら光源303、30
4の光を、原稿台ガラス301上の原稿に集光する反射
傘305、306、及び原稿からの反射光又は投影光を
反射するミラー307が装着されている。
【0024】又、第2キャリッジ315にはミラー30
7からの反射光をさらに結像レンズ310を介してCC
D101に集光するためのミラー308、309が装着
されている。
7からの反射光をさらに結像レンズ310を介してCC
D101に集光するためのミラー308、309が装着
されている。
【0025】又、CCD101が実装された基板31
1、図2に示すCCD101以外の要素、及び図3に示
す2値変換部201、遅延部202、203、204、
205を含む画像処理部312、及び、他のIPU等と
のインターフェイス(I/F)部313を備えている。
1、図2に示すCCD101以外の要素、及び図3に示
す2値変換部201、遅延部202、203、204、
205を含む画像処理部312、及び、他のIPU等と
のインターフェイス(I/F)部313を備えている。
【0026】第1キャリッジ314は速度Vで、第2キ
ャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的
走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段31
6により機械的に移動することによって、原稿の全面を
走査(副走査)する。
ャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的
走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段31
6により機械的に移動することによって、原稿の全面を
走査(副走査)する。
【0027】図2はディジタル画像処理部312の詳細
な構成を示すブロック図である。同図において、原稿台
ガラス301上の原稿は光源303、304からの光を
反射し、その反射光はCCD101に導かれて電気信号
に変換される。尚、CCD101は、カラーセンサの場
合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRG
B順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCD
で、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタをそ
れぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィ
ルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成に
なったものでも構わない。
な構成を示すブロック図である。同図において、原稿台
ガラス301上の原稿は光源303、304からの光を
反射し、その反射光はCCD101に導かれて電気信号
に変換される。尚、CCD101は、カラーセンサの場
合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRG
B順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCD
で、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタをそ
れぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィ
ルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成に
なったものでも構わない。
【0028】そして、その電気信号(アナログ画像信
号)は画像処理部312入力され、クランプ&Amp.
&S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/
H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位
にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記
順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各
8ビットのディジタル信号に変換される。
号)は画像処理部312入力され、クランプ&Amp.
&S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/
H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位
にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記
順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各
8ビットのディジタル信号に変換される。
【0029】そして、RGB信号はシェーディング部1
03で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、
つなぎ&MTF補正補正&原稿検知部104で、CCD
101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間
の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の
遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるよう
に信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変
倍率によって読取のMTFが変るため、その変化を補正
し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サイズを認識す
る。
03で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、
つなぎ&MTF補正補正&原稿検知部104で、CCD
101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間
の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の
遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるよう
に信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変
倍率によって読取のMTFが変るため、その変化を補正
し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サイズを認識す
る。
【0030】読取位置タイミングが補正されたディジタ
ル信号は入力マスキング部105によって、CCD10
1の分光特性及び光源303、304及び反射傘30
5、306の分光特性を補正する。入力マスキング部1
05の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレク
タ106に入力される。
ル信号は入力マスキング部105によって、CCD10
1の分光特性及び光源303、304及び反射傘30
5、306の分光特性を補正する。入力マスキング部1
05の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレク
タ106に入力される。
【0031】セレクタ106から出力された信号は色空
間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部1
15に入力される。下地除去部115に入力された信号
は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうか
を判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒
文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ106
の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換
部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリ
ンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入
っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号
をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そ
して、下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号か
らCMY信号に変換する。
間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部1
15に入力される。下地除去部115に入力された信号
は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうか
を判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒
文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ106
の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換
部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリ
ンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入
っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号
をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そ
して、下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号か
らCMY信号に変換する。
【0032】黒文字判定部116で生成された信号とタ
イミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG
変換部107の出力信号は遅延108でタイミングを調
整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモ
ワレが除去され、次いで、変倍処理部110で主走査方
向に変倍処理される。
イミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG
変換部107の出力信号は遅延108でタイミングを調
整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモ
ワレが除去され、次いで、変倍処理部110で主走査方
向に変倍処理される。
【0033】UCR&マスキング&黒文字反映部111
で、変倍処理部110で処理された信号は、CMY信号
がUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処
理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に
黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信
号にフィードバックされる。
で、変倍処理部110で処理された信号は、CMY信号
がUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処
理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に
黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信
号にフィードバックされる。
【0034】UCR&マスキング&黒文字反映部111
で処理された信号はγ補正部112で濃度調整された
後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理さ
れる。
で処理された信号はγ補正部112で濃度調整された
後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理さ
れる。
【0035】以上処理された信号は、図3に示す2値変
換部201で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる。尚、この変換方法はディザ法、誤差拡散法、誤差
拡散の改良したものいずれかでもかまわない。
換部201で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる。尚、この変換方法はディザ法、誤差拡散法、誤差
拡散の改良したものいずれかでもかまわない。
【0036】(2)カラープリンタ部Aの構成
図1において、Y(イエロー)画像形成部317、M
(マゼンタ)画像形成部318、C(シアン)画像形成
部319、K(ブラック)画像形成部320は、それぞ
れクリーナーレスの電子写真画像形成機構であり、像担
持体としての感光ドラム342、343、344、34
5、帯電器321、324、327、330、LED部
210、211、212、213、現像器322、32
5、328、331、補助帯電器360、361、36
2、363を具備している。
(マゼンタ)画像形成部318、C(シアン)画像形成
部319、K(ブラック)画像形成部320は、それぞ
れクリーナーレスの電子写真画像形成機構であり、像担
持体としての感光ドラム342、343、344、34
5、帯電器321、324、327、330、LED部
210、211、212、213、現像器322、32
5、328、331、補助帯電器360、361、36
2、363を具備している。
【0037】又、帯電器321、324、327、33
0は、それぞれ帯電スリーブ370、371、372、
373を、現像器322、325、328、331は、
それぞれ現像スリーブ345、346、347、348
を備えている。
0は、それぞれ帯電スリーブ370、371、372、
373を、現像器322、325、328、331は、
それぞれ現像スリーブ345、346、347、348
を備えている。
【0038】Y画像形成部317、M画像形成部31
8、C画像形成部319、K画像形成部320のそれぞ
れの画像形成部の構成は同一なので、Y画像形成部31
7を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
8、C画像形成部319、K画像形成部320のそれぞ
れの画像形成部の構成は同一なので、Y画像形成部31
7を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0039】Y画像形成部317には、感光ドラム34
2が設けられ、その周りに帯電器321、LED部21
0、現像器322、補助帯電器360などが配置されて
いる。
2が設けられ、その周りに帯電器321、LED部21
0、現像器322、補助帯電器360などが配置されて
いる。
【0040】これらの動作は、まず補助帯電器360と
帯電器321によって感光ドラム342を帯電させる。
帯電器321によって感光ドラム342を帯電させる。
【0041】帯電器321は本例のものは磁気ブラシ接
触帯電器であり、図4に示すように、磁界発生手段とし
てのマグネットローラ370aを内包させた帯電スリー
ブ370の外周面に磁性キャリアとしての低抵抗のフェ
ライトキャリア502を誘電ブラシ(磁気ブラシ)とし
て吸着保持させて、帯電スリーブ370を矢印の時計方
向に所定の周側度にて回転駆動させる。帯電スリーブ外
周面の誘電ブラシは層厚規制ブレード370bで所定の
層厚に規制され、感光ドラム342の面を摺擦する。帯
電スリーブ370の回転方向は誘電ブラシと感光ドラム
342の接触部において感光ドラム342の回転方向と
は逆方向としている。そして帯電スリーブ370に不図
示の電源から所定の帯電バイアスが印加されることで、
感光ドラム342の表面が所定の極性・電位に一様に帯
電されて、潜像形成の準備がなされる。
触帯電器であり、図4に示すように、磁界発生手段とし
てのマグネットローラ370aを内包させた帯電スリー
ブ370の外周面に磁性キャリアとしての低抵抗のフェ
ライトキャリア502を誘電ブラシ(磁気ブラシ)とし
て吸着保持させて、帯電スリーブ370を矢印の時計方
向に所定の周側度にて回転駆動させる。帯電スリーブ外
周面の誘電ブラシは層厚規制ブレード370bで所定の
層厚に規制され、感光ドラム342の面を摺擦する。帯
電スリーブ370の回転方向は誘電ブラシと感光ドラム
342の接触部において感光ドラム342の回転方向と
は逆方向としている。そして帯電スリーブ370に不図
示の電源から所定の帯電バイアスが印加されることで、
感光ドラム342の表面が所定の極性・電位に一様に帯
電されて、潜像形成の準備がなされる。
【0042】次いで、LEDアレー210からの光によ
って、感光ドラム表面に潜像が形成され、現像器322
で現像することによりトナー画像を形成する。
って、感光ドラム表面に潜像が形成され、現像器322
で現像することによりトナー画像を形成する。
【0043】現像器322には、現像バイアスを印加し
て現像するためのスリーブ345が含まれている。現像
器322の図中下方には転写帯電器323が転写部材と
しての転写ベルト333を挟んで配置され、転写ベルト
333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のト
ナー画像を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写す
る。
て現像するためのスリーブ345が含まれている。現像
器322の図中下方には転写帯電器323が転写部材と
しての転写ベルト333を挟んで配置され、転写ベルト
333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のト
ナー画像を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写す
る。
【0044】この転写後、感光ドラム342上に残留し
たトナー503は帯電器321に一旦取り込まれ、静電
的特性を変化させて再び感光ドラム342上に戻し、現
像器322がこれを回収して攪拌し、トナーの静電的特
性をマイナスに変えて再利用する。
たトナー503は帯電器321に一旦取り込まれ、静電
的特性を変化させて再び感光ドラム342上に戻し、現
像器322がこれを回収して攪拌し、トナーの静電的特
性をマイナスに変えて再利用する。
【0045】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。カセット340、341に格納された記
録紙等はピックアップローラ338、339により1枚
毎給紙ローラ336、337で移動する転写ベルト33
3上に供給される。転写ベルト333は、Y画像形成部
317、M画像形成部318、C画像形成部319、K
画像形成部320の下方に配置され、転写ベルトローラ
348により駆動される。
順を説明する。カセット340、341に格納された記
録紙等はピックアップローラ338、339により1枚
毎給紙ローラ336、337で移動する転写ベルト33
3上に供給される。転写ベルト333は、Y画像形成部
317、M画像形成部318、C画像形成部319、K
画像形成部320の下方に配置され、転写ベルトローラ
348により駆動される。
【0046】転写ベルト333に給紙された記録紙は、
紙先端センサ347によってその先端を検知される。こ
の紙先端センサ347の検出信号はプリンタ部Aからカ
ラーリーダ部Bへ送られて、カラーリーダ部Bからプリ
ンタ部Aにビデオ信号を送る際の副走査同期信号として
用いられる。
紙先端センサ347によってその先端を検知される。こ
の紙先端センサ347の検出信号はプリンタ部Aからカ
ラーリーダ部Bへ送られて、カラーリーダ部Bからプリ
ンタ部Aにビデオ信号を送る際の副走査同期信号として
用いられる。
【0047】この後、記録紙等は、転写ベルト333に
よって搬送され、画像形成部317〜320の各転写帯
電器323、326、329、332において、イエロ
ーY・マゼンタM・シアンC・ブラックKの順にその表
面にトナー画像が重畳転写されてカラートナー画像が合
成形成される。
よって搬送され、画像形成部317〜320の各転写帯
電器323、326、329、332において、イエロ
ーY・マゼンタM・シアンC・ブラックKの順にその表
面にトナー画像が重畳転写されてカラートナー画像が合
成形成される。
【0048】K画像形成部320を通過した記録紙等
は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除
電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から
分離される。除電帯電器349に隣接して剥離帯電器3
50が設けられ、記録紙等が転写ベルト333から分離
する際の剥離放電による画像乱れを防止される。
は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除
電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から
分離される。除電帯電器349に隣接して剥離帯電器3
50が設けられ、記録紙等が転写ベルト333から分離
する際の剥離放電による画像乱れを防止される。
【0049】分離された記録紙等は、トナーの吸着力を
補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351
・352で帯電された後、定着器334でトナー画像が
熱定着された後、排紙トレー335に排紙される。ま
た、転写ベルト333は内外除電器353によって除電
される。
補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351
・352で帯電された後、定着器334でトナー画像が
熱定着された後、排紙トレー335に排紙される。ま
た、転写ベルト333は内外除電器353によって除電
される。
【0050】以上の画像形成動作の速度は、ユーザーが
選択する記録紙の種類によって異なっており、普通紙の
場合は通常速、厚紙の場合は1/2速で動作する。
選択する記録紙の種類によって異なっており、普通紙の
場合は通常速、厚紙の場合は1/2速で動作する。
【0051】(3)残留トナー除去手段
次に本発明の特徴部分である感光ドラム上の残留トナー
除去手段について詳細に説明する。
除去手段について詳細に説明する。
【0052】図5に本実施例のカラー画像形成装置の操
作部Cを示す。1001はタッチパネルディスプレイで
あり、通常はコピー枚数、選択用紙サイズ、倍率、コピ
ー濃度、マテリアル設定が表示されている。ユーザーは
この画面で、「普通紙モード」か「厚紙モード」かの設
定を行うことができる。即ち、本実施例ではこのタッチ
パネルディスプレイ1001が画像形成モード指定手段
である。1002はリセットキーであり、コピーモード
を標準モードに戻す。1003はスタートキーであり、
コピー動作を開始する。1004はストップキーであ
り、コピー動作を中断する。1005はクリアキーであ
り、コピーモードを標準モードに戻す。1006はテン
キーでありコピー枚数を設定する。1007はアスタリ
スク*キーである。
作部Cを示す。1001はタッチパネルディスプレイで
あり、通常はコピー枚数、選択用紙サイズ、倍率、コピ
ー濃度、マテリアル設定が表示されている。ユーザーは
この画面で、「普通紙モード」か「厚紙モード」かの設
定を行うことができる。即ち、本実施例ではこのタッチ
パネルディスプレイ1001が画像形成モード指定手段
である。1002はリセットキーであり、コピーモード
を標準モードに戻す。1003はスタートキーであり、
コピー動作を開始する。1004はストップキーであ
り、コピー動作を中断する。1005はクリアキーであ
り、コピーモードを標準モードに戻す。1006はテン
キーでありコピー枚数を設定する。1007はアスタリ
スク*キーである。
【0053】図6の操作部Cのアスタリスク*キー10
07と押すことで、1001のタッチパネル上に図6に
示す特殊モード画面が表示される。
07と押すことで、1001のタッチパネル上に図6に
示す特殊モード画面が表示される。
【0054】特殊モード画面では、残留トナー除去方法
の選択ができ、残留トナー除去方法1(第一の残留トナ
ー除去手段)を示すキーA、残留トナー除去方法2(第
二の残留トナー除去手段)を示すキーBのいずれかが選
択された状態にある。ユーザーは厚紙モードでかぶりの
発生しやすいコート紙等を用いる時は、キーBで残留ト
ナー除去方法2を選択する。また、キャンセルキーを押
すと通常の画面に復帰する。
の選択ができ、残留トナー除去方法1(第一の残留トナ
ー除去手段)を示すキーA、残留トナー除去方法2(第
二の残留トナー除去手段)を示すキーBのいずれかが選
択された状態にある。ユーザーは厚紙モードでかぶりの
発生しやすいコート紙等を用いる時は、キーBで残留ト
ナー除去方法2を選択する。また、キャンセルキーを押
すと通常の画面に復帰する。
【0055】上記の設定が行われた後にスタートキー1
003が押されると、不図示の制御系はプリントジョブ
を開始する。そして、感光ドラム上の残留トナーを除去
する動作残留トナー除去動作を、画像形成時であるプリ
ントジョブ中、また非画像形成時である、画像形成と画
像形成の間の紙間及びプリントジョブ終了時の後回転で
実行させる。
003が押されると、不図示の制御系はプリントジョブ
を開始する。そして、感光ドラム上の残留トナーを除去
する動作残留トナー除去動作を、画像形成時であるプリ
ントジョブ中、また非画像形成時である、画像形成と画
像形成の間の紙間及びプリントジョブ終了時の後回転で
実行させる。
【0056】この時の非画像形成時に制御系の行う処理
を図7を用いて説明する。残留トナー除去動作の開始
時、ステップS1で、画像形成モード指定手段であるタ
ッチパネルディスプレイ1001で「厚紙モード」が指
定されているかどうかの判断を行う。厚紙モードでなけ
れば、ステップS3で残留トナー除去方法1を実行す
る。厚紙モードであれば、ステップS2で、トナー除去
方法選択手段であるタッチパネルディスプレイ1001
の特殊モード画面(図6)で「残留トナー除去方法2」
が選択されているかどうかを判断し、選択されていなけ
れば、ステップS3で残留トナー除去方法1を実行す
る。残留トナー除去方法2が選択されていれば、ステッ
プS4で残留トナー除去方法2を実行する。
を図7を用いて説明する。残留トナー除去動作の開始
時、ステップS1で、画像形成モード指定手段であるタ
ッチパネルディスプレイ1001で「厚紙モード」が指
定されているかどうかの判断を行う。厚紙モードでなけ
れば、ステップS3で残留トナー除去方法1を実行す
る。厚紙モードであれば、ステップS2で、トナー除去
方法選択手段であるタッチパネルディスプレイ1001
の特殊モード画面(図6)で「残留トナー除去方法2」
が選択されているかどうかを判断し、選択されていなけ
れば、ステップS3で残留トナー除去方法1を実行す
る。残留トナー除去方法2が選択されていれば、ステッ
プS4で残留トナー除去方法2を実行する。
【0057】1)残留トナー除去方法1
ステップS3の残留トナー除去方法1では、各画像形成
部317・318・319・320において、回転して
いる感光ドラム342・343・344・345に対
し、帯電器321・324・327・330に−700
VのDCと1.1kVpp、1kHz、50%duty矩
形波のACバイアス(トナー吐き出しバイアス)を印加
して帯電スリーブ370を駆動し、現像器322・32
5・328・331に−550VのDCと1kVpp、
2.2kHz、50%duty矩形波のACバイアスを
印加して現像スリーブ345・346・347・348
を駆動する。
部317・318・319・320において、回転して
いる感光ドラム342・343・344・345に対
し、帯電器321・324・327・330に−700
VのDCと1.1kVpp、1kHz、50%duty矩
形波のACバイアス(トナー吐き出しバイアス)を印加
して帯電スリーブ370を駆動し、現像器322・32
5・328・331に−550VのDCと1kVpp、
2.2kHz、50%duty矩形波のACバイアスを
印加して現像スリーブ345・346・347・348
を駆動する。
【0058】これによって帯電器321・324・32
7・33は、感光ドラム342・343・344・34
5上のトナーを一旦取り込んで静電的特性を変化させ、
再び感光ドラム342・343・344・345上に戻
し、その後現像器322・325・328・331がこ
のトナーを回収し、現像器322・325・328・3
31内の攪拌によって、回収トナー中のプラスの反転ト
ナーの静電的特性をマイナスに変えて再利用する。
7・33は、感光ドラム342・343・344・34
5上のトナーを一旦取り込んで静電的特性を変化させ、
再び感光ドラム342・343・344・345上に戻
し、その後現像器322・325・328・331がこ
のトナーを回収し、現像器322・325・328・3
31内の攪拌によって、回収トナー中のプラスの反転ト
ナーの静電的特性をマイナスに変えて再利用する。
【0059】2)残留トナー除去方法2
ステップS4の残留トナー除去方法2では、上記の残留
トナー除去方法1を行った直後に感光ドラム342・3
43・344・345上の反転トナーを回収するため
に、各画像形成部317・318・319・320にお
いて、転写部材である転写ベルト333に画像形成時と
は逆極性の転写バイアスを各転写帯電器323、32
6、329、332で印加し、感光ドラム342・34
3・344・345上の反転トナーを転写ベルト333
上に転写する動作を感光ドラム回転1周分実行する。転
写ベルト333上に転写された反転トナーは転写材クリ
ーナーである転写ベルトクリーナー380に回収され
る。
トナー除去方法1を行った直後に感光ドラム342・3
43・344・345上の反転トナーを回収するため
に、各画像形成部317・318・319・320にお
いて、転写部材である転写ベルト333に画像形成時と
は逆極性の転写バイアスを各転写帯電器323、32
6、329、332で印加し、感光ドラム342・34
3・344・345上の反転トナーを転写ベルト333
上に転写する動作を感光ドラム回転1周分実行する。転
写ベルト333上に転写された反転トナーは転写材クリ
ーナーである転写ベルトクリーナー380に回収され
る。
【0060】残留トナー除去方法2は、非画像形成時で
ある、画像形成と画像形成との間の紙間及びプリントジ
ョブ終了時の後回転で付加的に実行するもので、図7の
制御フロー図のステップS4は「残留トナー除去方法1
+残留トナー除去方法2の実行」ということである。
ある、画像形成と画像形成との間の紙間及びプリントジ
ョブ終了時の後回転で付加的に実行するもので、図7の
制御フロー図のステップS4は「残留トナー除去方法1
+残留トナー除去方法2の実行」ということである。
【0061】実施例の画像形成装置はカラー画像形成装
置であるが、本発明は単色の画像形成装置にも適用する
ことができる。
置であるが、本発明は単色の画像形成装置にも適用する
ことができる。
【0062】潜像形成のための画像露光手段としては、
デジタル的な潜像を形成するレーザー走査露光手段でも
よいし、通常のアナログ的な画像露光や、LEDなどの
他の発光素子でも構わないし、蛍光灯等の発光素子と液
晶シャッター等の組み合わせによるものなど、画像情報
に対応した静電潜像を形成できるものであるなら構わな
い。
デジタル的な潜像を形成するレーザー走査露光手段でも
よいし、通常のアナログ的な画像露光や、LEDなどの
他の発光素子でも構わないし、蛍光灯等の発光素子と液
晶シャッター等の組み合わせによるものなど、画像情報
に対応した静電潜像を形成できるものであるなら構わな
い。
【0063】像担持体は静電記録誘電体等であってもよ
い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に一様
に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電手段
で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成す
る。
い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に一様
に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電手段
で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成す
る。
【0064】像担持体からトナー画像の転写を受ける被
転写部材は転写ドラム等の中間転写部材であってもよ
い。
転写部材は転写ドラム等の中間転写部材であってもよ
い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、像
坦持体周辺に像坦持体クリーニング専用装置を持たず、
かつ複数の画像形成モードで画像形成を行う画像形成装
置において、画像形成モードを指定する画像形成モード
指定手段と、像坦持体上の残留トナーを除去する第一の
残留トナー除去手段と、像坦持体上の残留トナーを除去
する第二の残留トナー除去手段と、前記第一、第二の残
留トナー除去手段のいずれかを選択するトナー除去方法
選択手段とを有し、通常の画像形成モード時は前記第一
の残留トナー除去手段を実行し、画像形成モード指定手
段により特定の画像形成モードが指定された場合には前
記トナー除去方法選択手段により選択された前記第一あ
るいは第二の像坦持体上の残留トナー除去動作のいずれ
かを実行することにより、画像形成速度が1/2速とな
る厚紙モードでかつコート紙のような特殊な厚紙を使用
した時に発生する反転トナーによるかぶりを防いで画像
品質を保持することができる。
坦持体周辺に像坦持体クリーニング専用装置を持たず、
かつ複数の画像形成モードで画像形成を行う画像形成装
置において、画像形成モードを指定する画像形成モード
指定手段と、像坦持体上の残留トナーを除去する第一の
残留トナー除去手段と、像坦持体上の残留トナーを除去
する第二の残留トナー除去手段と、前記第一、第二の残
留トナー除去手段のいずれかを選択するトナー除去方法
選択手段とを有し、通常の画像形成モード時は前記第一
の残留トナー除去手段を実行し、画像形成モード指定手
段により特定の画像形成モードが指定された場合には前
記トナー除去方法選択手段により選択された前記第一あ
るいは第二の像坦持体上の残留トナー除去動作のいずれ
かを実行することにより、画像形成速度が1/2速とな
る厚紙モードでかつコート紙のような特殊な厚紙を使用
した時に発生する反転トナーによるかぶりを防いで画像
品質を保持することができる。
【図1】 実施例におけるカラー画像形成装置の構成
図。
図。
【図2】 実施例のディジタル画像処理部の構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】 実施例のLED駆動部の構成を示すブロック
図。
図。
【図4】 図1のカラー画像形成装置の帯電器の構成を
示す図。
示す図。
【図5】 実施例の操作部を示す図。
【図6】 実施例の残留トナー除去方法選択画面を示す
図。
図。
【図7】 残留トナー除去制御を説明するフローチャー
ト。
ト。
A・・カラープリンタ部、B・・カラーリーダ部、C・
・操作部、322,325,328,331・・画像形
成部(Y・M・C・K)、333・・転写ベルト、33
4・・定着器
・操作部、322,325,328,331・・画像形
成部(Y・M・C・K)、333・・転写ベルト、33
4・・定着器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03G 15/16 G03G 15/08 507B
Fターム(参考) 2H027 DB02 ED03 ED08 ED24 ED27
FA30
2H030 AB02 AD02 AD03 AD06 BB02
BB21 BB43
2H077 AA37 AD06 GA01 GA13
2H200 FA08 GA12 GA23 GA33 GA44
GA47 GB11 GB20 GB25 GB35
GB41 HA02 HA28 HA29 HB12
HB22 HB41 HB43 HB45 JA02
JA29 JB06 LA12 LB03 LB12
LB15 LB39 MA01 MA02 PA02
PA26 PB25
Claims (8)
- 【請求項1】 像坦持体周辺に像坦持体クリーニング専
用装置を持たず、かつ複数の画像形成モードで画像形成
を行う画像形成装置において、 画像形成モードを指定する画像形成モード指定手段と、 像坦持体上の残留トナーを除去する第一の残留トナー除
去手段と、 像坦持体上の残留トナーを除去する第二の残留トナー除
去手段と、 前記第一、第二の残留トナー除去手段のいずれかを選択
するトナー除去方法選択手段とを有し、通常の画像形成
モード時は前記第一の残留トナー除去手段を実行し、画
像形成モード指定手段により特定の画像形成モードが指
定された場合には前記トナー除去方法選択手段により選
択された前記第一あるいは第二の残留トナー除去動作の
いずれかを実行することを特徴とした画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第一、第二の残留トナー除去手段
は、それぞれ複数の動作内容を有することを特徴とする
請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記第一、第二の残留トナー除去手段
は、前記像坦持体を帯電する帯電器を含み、該帯電器
は、磁界発生手段を内蔵する回転可能なスリーブ及び磁
性キャリアを含むことを特徴とする請求項1または2の
画像形成装置。 - 【請求項4】 前記スリーブは、前記像坦持体の回転方
向と逆方向に回転することを特徴とする請求項3の画像
形成装置。 - 【請求項5】 前記帯電器は、磁性キャリアで誘電ブラ
シを形成することにより帯電を行うことを特徴とする請
求項3または4の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記第一の残留トナー除去手段の動作
は、前記帯電器が一旦取り込んで吐き出したトナーを現
像器が回収することを特徴とする請求項3から5の何れ
かの画像形成装置。 - 【請求項7】 前記第二の残留トナー除去手段の動作
は、転写部材に画像形成時とは逆極性の転写バイアスを
印加することにより像坦持体上の残留トナーを転写部材
上に転写して転写部材クリーナーがこれを回収する動作
を含むことを特徴とする請求項1から6の何れかの画像
形成装置。 - 【請求項8】 カラー画像形成装置であることを特徴と
する請求項1から7の何れかの画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001360749A JP2003162182A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001360749A JP2003162182A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003162182A true JP2003162182A (ja) | 2003-06-06 |
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ID=19171510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001360749A Pending JP2003162182A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003162182A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7206523B2 (en) | 2004-09-13 | 2007-04-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color image forming apparatus and method using detachable process units |
US7860420B2 (en) | 2005-12-05 | 2010-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleaner-less image forming apparatus |
US8655210B2 (en) | 2009-01-22 | 2014-02-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with potential difference control |
-
2001
- 2001-11-27 JP JP2001360749A patent/JP2003162182A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100416419C (zh) * | 2004-09-13 | 2008-09-03 | 株式会社东芝 | 图像形成装置及图像形成方法 |
US7627261B2 (en) | 2004-09-13 | 2009-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and image forming method having control of cleaning depending on number of transferred images |
US7860420B2 (en) | 2005-12-05 | 2010-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleaner-less image forming apparatus |
US8655210B2 (en) | 2009-01-22 | 2014-02-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with potential difference control |
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