JP4798854B2 - 画像形成装置および画像形成装置における残留トナー除去方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光ドラム等の像担持体に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像することによって画像を形成する、複写機あるいはプリンタ等の画像形成装置に関し、特にその残留トナー除去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー画像形成装置では電子写真方式が知られており、その画像形成過程は、まず帯電装置によって感光ドラムを均一に帯電し、レーザまたはLEDによって静電潜像を形成する。次にこの静電潜像をトナーによって現像し、このトナー像を用紙等の記録材に転写する。これをマゼンタ,シアン,イエロ,ブラックの色毎に行い、記録材に重ねたトナー像を熱によって記録材に定着させるという手法でカラー画像を形成している。この過程の中で、転写後に感光ドラム上に残留したトナーはクリーニング装置によって除去している。
【0003】
ところで、近年、装置の低コスト化,小型化が要求されており、感光ドラム等の像担持体の周辺にクリーニング装置を持たない、いわゆるクリーナレスの装置が提示されている。
【0004】
このようなクリーナレスの装置では感光ドラム上の残留トナーを除去する手法として、例えば、感光ドラムの周辺に配置した接触方式帯電装置が転写後に感光ドラム上に残留した少量のトナーを一旦取り込んで静電的特性を変化させ、再び感光体ドラム上に戻し、その後現像装置がこのトナーを回収して再利用するという手法がある。そして、この手法によってプリントジョブの途中やプリントジョブ終了時の後回転で一定時間感光ドラム表面上の残留トナーを回収するという制御が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、濃度の高い画像の連続プリント時には、転写残トナーの量が増え、帯電装置に残留トナーを取り込む処理に対して一旦取り込んだトナーを感光ドラム上へ戻す処理が追いつかない。この場合、帯電装置内でトナーと誘電ブラシを形成するフエライトキヤリアが混合し、トナーの量が多くなると感光ドラムの表面を所定の電位に均一に帯電することができず、目的とする画像濃度が得られないという問題がある。そのため、画像濃度の積算値に応じて感光ドラム表面上の残留トナーを回収する制御を行うが、一回のブリントジョブの間に何回もジョブを中断して残留トナー回収動作を行ったり、プリントジョブの枚数が少ないにもかかわらず、ジョブを一旦中断して残留トナー回収動作を行うとプロダクティピティが極端に落ちてユーザの使い勝手が悪い。
【0006】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、残留トナー除去動作によるプロダクティビティの低下を最小限に抑えることができる画像形成装置,画像形成装置における残留トナー除去方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、画像形成装置、及び画像形成装置における残留トナー除去方法を次のとおりに構成する。
(1)像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置であって、形成する画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、画像形成枚数をカウントする枚数カウント手段と、転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを現像器が回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段と、前記画像濃度検出手段で検出した画像濃度のプリントジョブを開始してからの積算値と前記枚数カウント手段でカウントした前回プリントジョブを中断して前記トナー除去手段により残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて前記残留トナー除去手段の動作時間を決定すると共に、後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定し、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行い、または、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置であって、形成する画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、画像形成枚数をカウントする枚数カウント手段と、転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを転写ベルトに転写して転写ベルトクリーナーが回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段と、前記画像濃度検出手段で検出した画像濃度のプリントジョブを開始してからの積算値と前記枚数カウント手段でカウントした前回プリントジョブを中断して前記トナー除去手段により残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて前記残留トナー除去手段の動作時間を決定すると共に、後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定し、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行い、または、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(3)像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置における残留トナー除去方法であって、形成する画像の濃度の積算値を求めるステップAと、画像形成枚数をカウントするステップBと、前記ステップAで求めたプリントジョブを開始してからの積算値と前記ステップBでカウントした前回プリントジョブを中断して残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて、転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを、現像器が回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段の動作時間を決定するステップCと、後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定するステップDと、前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行う、または、前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないステップEと、を備えたことを特徴とする画像形成装置における残留トナー除去方法
(4)像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置における残留トナー除去方法であって、形成する画像の濃度の積算値を求めるステップAと、画像形成枚数をカウントするステップBと、前記ステップAで求めたプリントジョブを開始してからの積算値と前記ステップBでカウントした前回プリントジョブを中断して残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて、転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを、転写ベルトに転写して転写ベルトクリーナーが回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段の動作時間を決定するステップCと、後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定するステップDと、前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行う、または、前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないステップEと、を備えたことを特徴とする画像形成装置における残留トナー除去方法。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態をカラー画像形成装置の実施例により詳しく説明する。なお本発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて方法の形で実施することができる。
【0023】
【実施例】
図1は、実施例である“カラー画像形成装置”の構成を示す図である。本カラー画像形成装置はカラーリーダ部とカラープリンタ部によって構成されている。
【0024】
<カラーリーダ部の構成>
図1において、カラーリーダ部の上部には原稿台ガラス(プラテン)301が横設され、その上には原稿給紙装置(DF)302が設置されている。なお、原稿給紙装置302の代わりに不図示の鏡面圧板を装着する構成もある。第1キヤリッジ314内にはハロゲンランプである光源303,304、これら光源303,304の光を原稿に集光する反射傘305,306、及び原稿からの反射光又は投影光を反射するミラー307が装着されている。又、第2キャリッジ315にはミラー307からの反射光をさらにCCDlOlに集光するためのミラー308,309が装着されている。
【0025】
又、CCDl0lが実装された基板311、図2に示すCCDl0l以外の要素及び図3に示す2値変換部201、遅延部202,203,204,205を含む画像処理部312、及び、他のIPU(インテリジェント・プロセッシング・ユニット)等とのインターフェイス(I/F)部313を備えている。
【0026】
なお、第1キヤリッジ314は速度Vで、第2キヤリッジ315は速度V/2で、CCDlOlの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段316により機械的に移動することによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0027】
図2はデジタル画像処理部312の詳細な構成を示すブロック図である。
【0028】
図1,図2において、原稿台ガラス301上の原稿は光源303,304からの光を反射し、その反射光はCCDl0lに導かれて電気信号に変換される。なお、CCDl0lは、カラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ,Gフィルタ,BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。
【0029】
そして、前記電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力され、クランプ&Amp・&S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(前述の処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。
【0030】
そして、RGB信号はシェーディング部103で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&MTF補正補正&原稿検知部104で、CCDl0lが3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によって読取りのMTFが変るため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス301上の原稿サイズを認識する。
【0031】
読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部105によって、CCDl0lの分光特性及び光源303,304及び反射傘305,306の分光特性を補正する。入力マスキング部105の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ106に入力される。
【0032】
セレクタ106から出力された信号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部115に入力される。下地除去部115に入力された信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ106の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。
【0033】
黒文字判定部116で生成された信号とタイミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力信号は遅延108でタイミングを調整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモワレが除去され、次いで、変倍処理部110で主走査方向に変倍処理される。
【0034】
UCR&マスキング&黒文字反映部111では、変倍処理部110で処理された信号であるCMY信号から、UCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信号にフィードドバックされる。
【0035】
UCR&マスキング&黒文字反映部111で処理された信号は、γ補正部112で濃度調整された後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理される。
【0036】
以上のように処理された信号は、図3に示す2値変換部201で8ビットの多値信号から2値信号に変換される。なお、この変換方法はデイザ法,誤差拡散法,誤差拡散の改良したもののいずれでもかまわない。
【0037】
<カラープリンタ部の構成>図1において、Y画像形成部317,M画像形成部318、C画像形成部319、K画像形成部320は、それぞれ、感光ドラム(像担持体)342,343,344,345、帯電器321,324,327,330、LED部210,211,212,213、現像器322,325,328,331、補助帯電器360,361,362,363を具備している。又、帯電器321,324,327,330は、それぞれ帯電スリーブ370,371,372,373を、現像器322,325,328,331は、それぞれ現像スリーブ345,346,347,348を備えている。
【0038】
なお、それぞれの構成は同一なのでY画像形成部317を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0039】
Y画像形成部317には、感光ドラム342が設けられ、その周りに帯電器321,LED部210,現像器322,補助帯電器360などが配置されている。
【0040】
これらの動作は、まず補助帯電器360と帯電器321によって感光ドラム342を帯電させる。帯電器321は、図4に示すように、スリーブ370を感光ドラム342とは逆方向に回転させることにより、低抵抗のフエライトキャリア502で誘電ブラシを形成して感光ドラム342の表面を一様に帯電し、潜像形成の準備を行う。
【0041】
次いでLEDアレー210からの光によって、感光ドラム342表面に潜像が形成され現像器322で現像することによりトナー画像を形成する。
【0042】
なお、現像器322には、現像バイアスを印加して現像するためのスリーブ345が含まれている。現像器322の図中下方には転写帯電気323が転写ベルト333を挟んで配置され、転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写する。
【0043】
この転写後、感光ドラム342上に残留したトナー503は帯電器321に一旦取り込まれ、静電的特性を変化させて再び感光ドラム342上に戻し、現像器322がこれを回収して再利用する。
【0044】
次に、記録紙などの上へ画像を形成する手順を説明する。カセット340,341に格納された記録紙等はピックアップローラ338,339により1枚毎給紙ローラ336,337で移動する転写ベルト333上に供給される。転写ベルト333は、Y画像形成部317,M画像形成部318,C画像形成部319,K画像形成部320の下方に配置され転写ベルトローラ348により駆動される。
【0045】
転写ベルト333に給紙された記録紙は、紙先端センサ347によってその先端を検知される。この紙先端センサ347の検出信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0046】
この後、記録紙等は、転写ベルト333によって搬送され画像形成部317〜320においてYMCKの順にその表面にトナー画像が形成される。
【0047】
K画像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から分離される。除電帯電器349に隣接して剥離帯電器350が設けられ、記録紙等が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止される。
【0048】
分離された記録紙等は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351,352で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱定着された後、排紙トレー335に排紙される。また、転写ベルト333は内外除電器353によって除電される。
【0049】
次に、図3によりLED画像記録について説明する。図3において、画像処理部からの信号は2値変換部201で2値化され、ビデオ信号カウント部220〜223に送られる。ビデオ信号カウント部220〜223では各色画像毎に、LEDの発光素子総数をカウントすることができる(発光するLED素子の累計を求める)。
【0050】
その後2値化された画像信号は、遅延部202,203,204,205において紙先端センサ347とそれぞれの画像形成位置との距離に応じて遅延され、LED駆動206,207,208,209に送られる。LED駆動206,207,208,209はLED部210,211,212,213を駆動するための信号を生成する。
【0051】
<本発明の特徴部分>次に、本発明にかかる、検出した画像濃度の積算値と枚数カウント値を用いて像担持体上の残留トナー除去時間を決定すると共に、実行中のプリントジョブの枚数に応じて残留トナー除去動作を行うタイミングを決定する手法について詳細に説明する。
【0052】
まず、プリントジョブ中の1枚毎の画像形成において画像濃度を検出する。ここで、画像濃度として、各色画像毎に図3のビデオ信号カウント部220〜223でカウントされたLEDの発光素子総数を用いる。
【0053】
図5にビデオ信号カウント部220の詳細を示す。ビデオ信号カウント部221〜223についても同様の構成である。
【0054】
700は2値変換部201から送られてくる画像信号であり、1画像分の画像信号を8bit毎にパラレルにそれぞれ29bitカウンタ701〜708によってカウントし、それらの結果を32bit加算器709によって加算してLEDの発光素子総数を32bitデータとして得る。この処理を各画像形成毎に行ってLEDの発光素子総数(以後ビデオカウントと呼ぶ)を求め、これを機械設置時のドラム初期状態から順次積算していった値をVsumとする。また、設置時のドラム初期状態からの画像形成枚数をA4用紙サイズ換算で順次積算していった値をNsumとする。
【0055】
そして、感光ドラムの寿命枚数をD、A4ベタのビデオカウント値をVA4として耐久レベル値EをE=(Nsum/D)×(Vsum/VA4)で求める。
【0056】
次に、この耐久レベル値Eとプリントジョブを開始してからのビデオカウントの積算値Vnを用いて図6の表から残留トナーを除去する時間Tlを求める。図6からは、高濃度画像をプリントする程Vnの値が大きくなり、耐久が進む程耐久レベル値Eが大きくなるため残留トナーを除去する時間は長くなることがわかる。
【0057】
さらに、前回ジョブを中断して残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数が600枚になった時、残留トナーを除去する時間T2をT2=60秒とする。
【0058】
そして、前記Tl,T2より残留トナーを除去する時間TをT=Tl+T2として求める。
【0059】
次に図7のフローチャートを用いて、残留トナー除去動作を行うタイミングを決定(変更)する手法について説明する。
【0060】
S1で用紙がレジローラの位置に搬送されたことを検知したら、S2で前述した手法で残留トナーを除去する時間Tを求める。次にS3でジョブを中断して残留トナー除去を実行するかどうかを判断する。
【0061】
この判断手法を図8のフローチャートを用いて説明する。S31でジョブ開始からの枚数のカウント値が第一の所定枚数Nlと等しいかどうかを判断する。本実施例ではNl=25とし、カウント値が25であればS32でカウント値をリセットしS33へ進む。それ以外のカウント値の場合はジョブを中断しないでS5へ進む。S33ではジョブの枚数が第二の所定枚数N2より大きいかどうかを判断する。本実施例ではN2=50とし、50枚以下のジョブの場合はジョブを中断しないでS5へ進む。ジョブ枚数が50枚より大きい場合はS34へ進み、残留トナーを除去する時間Tが0かどうかを判断する。T=0の場合はS5へ進み所定のタイミングでレジローラから用紙を給紙し、T=0でない場合は用紙搬送をレジローラ位置で止めたままS4で残留トナー除去動作を実行する。
【0062】
この動作をY画像形成部317の例で説明する。回転している感光ドラム342に対し、帯電器321に−700VのDCと1.1kVpp,1kHz,50%duty矩形波のACバイアスを印加してスリーブ370を駆動する。これによって帯電器321は、感光ドラム342上のトナーを一旦取り込んで静電的特性を変化させ、再び感光ドラム342上に戻し、その後現像器322がこのトナーを回収する。この動作を時間Tだけ実行した後ビデオカウントの積算値VnとT2を求めるための画像形成枚数カウント値及びTの値をリセットする。
【0063】
そして、S5でレジローラ位置で待たせていた用紙の給紙を開始し、第一の所定枚数と比較するカウント値をインクリメントする。S6では最終紙かどうかを判断し最終紙でない場合は再びSlへ戻る。最終紙の場合はS7で作像が終了したことを検知するとS8で後回転を実行する。この時S4で残留トナー除去動作が実行されなかった場合は、残留トナー除去時間Tの値がリセットされずに保持されているため、この時間Tだけ残留トナー除去動作を実行して終了する。
【0064】
以上説明したように、本実施例によれば、残留トナー除去時間および残留トナー除去動作を行うタイミングを合理的に決めることができるので、残留トナー除去動作によるプロダクティビティの低下を最小限に抑えることができる。
【0065】
(実施例の変形)
前記実施例では、帯電器から吐き出したトナーを現像器に回収したが、この時、現像器の動作を止めることにより残留トナーを転写ベルトヘ転写して転写ベルトクリーナーで回収する形で実施こともできる。
【0066】
また、前記実施例ではLEDの発光素子総数を用いて画像濃度を求めているが、レーザで潜像を形成する装置においてもビデオカウントを用いて同様の制御が行える。
【0067】
また、画像濃度を求める手法としては、感光ドラム周りに電位センサを設け、感光ドラムの電位を測定することによっても代用できる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、残留トナー除去動作によるプロダクティビティの低下を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示す図
【図2】 デジタル画像処理部の構成を示すブロック図
【図3】 LED駆動部の構成を示すブロック図
【図4】 帯電器の構成を示す図
【図5】 ビデオ信号カウント部の構成を示すブロック図
【図6】 残留トナー除去時間を求める表
【図7】 残留トナー除去処理を示すフローチャート
【図8】 プリントジョブ中断要因を示すフローチャート
【符号の説明】
321 帯電器
322 現像器
342 感光ドラム
Claims (11)
- 像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置であって、
形成する画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、
画像形成枚数をカウントする枚数カウント手段と、
転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを現像器が回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段と、
前記画像濃度検出手段で検出した画像濃度のプリントジョブを開始してからの積算値と前記枚数カウント手段でカウントした前回プリントジョブを中断して前記トナー除去手段により残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて前記残留トナー除去手段の動作時間を決定すると共に、
後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定し、
プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行い、または、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないよう制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置であって、
形成する画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、
画像形成枚数をカウントする枚数カウント手段と、
転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを転写ベルトに転写して転写ベルトクリーナーが回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段と、
前記画像濃度検出手段で検出した画像濃度のプリントジョブを開始してからの積算値と前記枚数カウント手段でカウントした前回プリントジョブを中断して前記トナー除去手段により残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて前記残留トナー除去手段の動作時間を決定すると共に、
後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定し、
プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行い、または、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないよう制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記実行中のプリントジョブの画像形成枚数が第二の所定枚数より小さい場合は、前記後回転時にのみ前記残留トナー除去手段の動作を行わせることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記帯電器は、磁界発生手段を内蔵する回転可能なスリーブ及び低抵抗キャリアを含むことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4記載の画像形成装置において、前記スリーブは、前記像担持体の回転方向と逆方向に回転することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4記載の画像形成装置において、前記帯電器は、前記低抵抗キャリアで誘電ブラシを形成することにより帯電を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記画像濃度検出手段は、ビデオカウントを用いるか、前記像担持体の電位を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7記載の画像形成装置において、前記ビデオカウントとして、LEDの発光素子総数を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記残留トナー除去手段の動作時間は、前回プリントジョブを中断して残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数が所定枚数になったとき、所定の時間を追加するものであることを特徴とする画像形成装置。
- 像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置における残留トナー除去方法であって、
形成する画像の濃度の積算値を求めるステップAと、
画像形成枚数をカウントするステップBと、
前記ステップAで求めたプリントジョブを開始してからの積算値と前記ステップBでカウントした前回プリントジョブを中断して残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて、転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを、現像器が回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段の動作時間を決定するステップCと、
後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定するステップDと、
前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行う、または、前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないステップEと、
を備えたことを特徴とする画像形成装置における残留トナー除去方法。 - 像担持体周辺に像担持体クリーニング専用装置を備えていない画像形成装置における残留トナー除去方法であって、
形成する画像の濃度の積算値を求めるステップAと、
画像形成枚数をカウントするステップBと、
前記ステップAで求めたプリントジョブを開始してからの積算値と前記ステップBでカウントした前回プリントジョブを中断して残留トナー除去を行ってからの画像形成枚数にもとづいて、転写後に帯電器が一旦取り込んで吐き出した像担持体上の残留トナーを、転写ベルトに転写して転写ベルトクリーナーが回収することにより残留トナーを除去する残留トナー除去手段の動作時間を決定するステップCと、
後回転時での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施に加え、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去の実施を、実行中のプリントジョブの画像形成枚数が所定枚数より多い場合は行うことを決定し、所定枚数以下の場合は行わないことを決定するステップDと、
前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施することが決定された場合には、プリントジョブの途中で前記動作時間だけ前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を行う、または、前記ステップDで、プリントジョブの途中での前記残留トナー除去手段による残留トナー除去を実施しないことが決定された場合には、前記残留トナー除去手段による残留トナー除去をプリントジョブの途中で行わないステップEと、
を備えたことを特徴とする画像形成装置における残留トナー除去方法。
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