JP2001042743A - 画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体

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JP2001042743A
JP2001042743A JP11215103A JP21510399A JP2001042743A JP 2001042743 A JP2001042743 A JP 2001042743A JP 11215103 A JP11215103 A JP 11215103A JP 21510399 A JP21510399 A JP 21510399A JP 2001042743 A JP2001042743 A JP 2001042743A
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JP11215103A
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Kuniyasu Kimura
邦恭 木村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みの異なる記録材の給紙に伴う画像位置ず
れを防止する。 【解決手段】 複数種の記録材を転写対象とする画像形
成装置において、記録材の厚みを検出し(S51)、検
出された厚みに応じた補正量を獲得する(S52)。獲
得した補正量を用いて副走査方向の露光開始タイミング
を補正する(S53)。記録材の複数の厚みに応じた副
走査方向の露光タイミングの補正データを予め用意して
おき、上記補正量は、この補正データを参照することに
よって獲得する。記録材の厚みは、記録材の搬送経路に
ある1対のローラを利用して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、画
像形成方法、及び記憶媒体に関し、特に、複数種の記録
材を転写対象とする画像形成装置、当該画像形成装置に
適用される画像形成方法、及び当該画像形成方法を実行
するプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】上記画像形成装置は、感光ドラム等の像坦
持体に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像し、記録
材に転写して画像を形成する、例えば複写機、プリンタ
等である。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真方式のカラー画像形成装
置(例えば、複写機、レーザビームプリンタ)におい
て、その画像形成過程は、まず帯電装置によって感光ド
ラムを均一に帯電し、レーザまたはLEDの露光によっ
て感光ドラム上に静電潜像を形成する。次にこの静電潜
像をトナーによって現像し、このトナー像を、紙等の記
録材上に転写する。こうした静電潜像の形成、トナー像
の形成、記録材への転写という一連の処理をマゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックの各色毎に行い、同一の記
録材に転写された各色のトナー像を熱によって記録材に
定着させるという方法でカラー画像を形成している。
【0004】ところで、現在では、複写機、レーザビー
ムプリンタが、多種多様な記録材(用紙)に対応できる
ことを要求されており、用紙の種別によらず、どんな用
紙に対しても最適な画像が得られることが求められてい
る。そのための技術の一つとして、給紙ローラにより運
ばれた記録材を、一旦レジストローラで止め、記録材の
種別に応じた印刷態勢を整えてから転写ベルト上に送り
出す技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、使用される
記録材の種類が多岐にわたった場合、記録材の厚みが異
なることもあり得、その場合に記録材の剛性が一様でな
くなる。その結果、記録材がレジストローラから転写ベ
ルト上に送り出される際に、剛性の強い記録材では、剛
性の弱い記録材に比べ、転写ベルト上に到達するまでに
時間がかかる。このような剛性の異なる記録材において
転写ベルト上への到達タイミングの違いが、画像位置ず
れの原因となる。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、厚みの異なる記録材の給紙に伴う画像
位置ずれを防止した画像形成装置、画像形成方法、及び
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、複数種の記録材を転
写対象とする画像形成装置において、記録材の厚みを検
出する検出手段と、前記検出手段により検出された厚み
に応じて、副走査方向の露光開始タイミングを補正する
補正手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、請求項8記載の発明によれば、記録
材の厚みを検出する検出手段を備え、複数種の記録材を
転写対象とする画像形成装置に適用される画像形成方法
において、前記検出手段により検出された厚みに応じて
補正データを得る補正データ獲得ステップと、前記補正
データ獲得ステップにより得られた補正データによって
副走査方向の露光開始タイミングを補正する補正ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項11記載の発明によれば、
記録材の厚みを検出する検出手段を備え、複数種の記録
材を転写対象とする画像形成装置に適用される画像形成
方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより
読み出し可能な記憶媒体において、前記画像形成方法
が、前記検出手段により検出された厚みに応じて補正デ
ータを得る補正データ獲得ステップと、前記補正データ
獲得ステップにより得られた補正データによって副走査
方向の露光開始タイミングを補正する補正ステップとを
有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態に係るカラー画
像形成装置の構成を示す断面図である。
【0012】本カラー画像形成装置はカラーリーダ部I
とカラープリンタ部IIによって構成されている。
【0013】[カラーリーダ部Iの構成]図1におい
て、カラーリーダ部Iの上部には原稿台ガラス(プラテ
ン)11が配置され、その上には原稿給紙装置(DF)
12が設置されている。なお、原稿給紙装置12の代わ
りに不図示の鏡面圧板を装着する構成もある。
【0014】第1キャリッジ13内にはハロゲンランプ
である光源14,15、これら光源14,15の光を原
稿に集光する反射傘16,17、及び原稿からの反射光
または投影光を反射するミラー18が装着されている。
また、第2キャリッジ19にはミラー18からの反射光
をさらにCCD24に集光するためのミラー20,21
が装着されている。
【0015】また、CCD24が実装された基板23、
画像処理部26、及び、他のIPU等とのインターフェ
イス(I/F)部26mを備えている。なお画像処理部
26は、後述する図2に示す回路(CCD24を除く)
及び図3に示す2値変換部27a、遅延部27cから構
成される。
【0016】なお、第1キャリッジ13は速度Vで、第
2キャリッジ19は速度V/2で、CCD24の電気的
走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段25
により機械的に移動され、これによって、原稿の全面を
走査(副走査)する。
【0017】図2は画像処理部26の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【0018】原稿台ガラス11上の原稿は光源14,1
5からの光を反射し、その反射光はCCD24に導かれ
て電気信号に変換される。尚、CCD24はカラーセン
サの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上
にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインC
CDで、それぞれRフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタ
をそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、
フィルタがオンチップ化したものまたはフィルタがCC
Dと別構成になったものでも構わない。
【0019】図2において、CCD24からの電気信号
(アナログ画像信号)は画像処理部26に入力され、ク
ランプ&Amp.&S/H&A/D部26aでサンプル
ホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレ
ベルが基準電位にクランプされ、所定量に増幅され、A
/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル
信号に変換される。
【0020】そして、RGB信号はシェーディング部2
6bで、シェーディング補正及び黒補正が施され、次の
つなぎ&MTF補正&原稿検知部26cで、つなぎ処
理、MTF補正、原稿検知が行われる。つなぎ処理は、
CCD24が3ラインCCDの場合ライン間の読取位置
が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調
整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイ
ミングを補正する。MTF補正は、読取速度や変倍率に
よって読取のMTFが変るため、その変化を補正する。
原稿検知は、原稿台ガラス11上の原稿サイズを認識す
る。
【0021】読取位置タイミングが補正されたデジタル
信号は入力マスキング部26dによって、CCD24の
分光特性並びに光源14,15及び反射傘16,17の
分光特性が補正される。入力マスキング部26dの出力
はセレクタ26eに入力される。
【0022】またセレクタ26eには外部I/F部26
mから外部I/F信号が入力される。セレクタ26e
は、入力マスキング部26dからの出力信号と外部I/
F部26mからの外部I/F信号との一方を選択して色
空間圧縮&下地除去&LOG変換部26fと下地除去部
26nとに出力する。下地除去部26nに入力された信
号は下地除去がされ、その後、黒文字判定部26oへ送
られ、原稿中の文字が黒い文字であるかどうかを判定さ
れ、判定信号が生成される。また、色空間圧縮&下地除
去&LOG変換部26fでは、色空間圧縮処理、下地除
去処理、LOG変換処理が行われる。色空間圧縮処理
は、読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に
入っているかどうかを判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現でき
る範囲に入るように補正する。LOG変換処理は、RG
B信号からCMY信号に変換を行う。
【0023】遅延部26gは、色空間圧縮&下地除去&
LOG変換部26fからの出力信号に対して、黒文字判
定部26oで生成された判定信号とのタイミング調整を
行う。色空間圧縮&下地除去&LOG変換部26fから
の出力信号と、黒文字判定部26oで生成された判定信
号とはモワレ除去部26hでモワレを除去され、次い
で、変倍処理部26iで主走査方向に変倍処理される。
【0024】UCR&マスキング&黒文字反映部26j
は、変倍処理部26iで処理された信号に対して、UC
R処理、マスキング処理、黒文字反映処理を行う。UC
R処理はCMY信号からCMYK信号を生成し、マスキ
ング処理は、プリンタの処理に合った信号への補正を行
い、黒文字反映処理は黒文字判定部26oで生成された
判定信号をCMYK信号にフィードバックする。
【0025】UCR&マスキング&黒文字反映部26j
で処理された信号はγ補正部26kで濃度調整され、そ
の後、フィルタ部26lでスムージングまたはエッジ処
理される。
【0026】以上処理された信号は、図3に示す2値変
換部27aへ送られ、8ビットの多値信号から2値信号
に変換される。この変換方法はディザ法、誤差拡散法、
誤差拡散の改良したもののいずれかでもよい。
【0027】[カラープリンタ部IIの構成]図1におい
て、Y画像形成部30Y、M画像形成部30M、C画像
形成部30C、K画像形成部30Kは、それぞれ、感光
ドラム31、帯電器32、LED部33、現像器34、
補助帯電器35を具備している。また、帯電器32は、
それぞれ帯電スリーブ36を、現像器34は、それぞれ
現像スリーブ37を備えている。
【0028】尚、Y画像形成部30Y、M画像形成部3
0M、C画像形成部30C、K画像形成部30Kのそれ
ぞれの構成は同一なので、Y画像形成部30Yを説明
し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0029】Y画像形成部30Yには、感光ドラム35
が設けられ、その周りに帯電器32、LED部33、現
像器34、補助帯電器35などが配置されている。
【0030】これらの動作を説明すると、まず補助帯電
器35と帯電器32とによって感光ドラム35を帯電さ
せる。帯電器32では、スリーブ36を感光ドラム31
の回転とは逆方向に回転させることにより、低抵抗のフ
ェライトキャリアで誘電ブラシを形成して感光ドラム3
1の表面を一様に帯電し、潜像形成の準備を行う。
【0031】次いでLED部33からの光によって、感
光ドラム31表面に潜像が形成され、現像器34で現像
することによりトナー画像を形成する。
【0032】尚、現像器34には、現像バイアスを印加
して現像するための現像スリーブ37が含まれている。
Y画像形成部30Yの図中下方には転写帯電気39が転
写ベルト40を挟んで配置され、転写ベルト40の背面
から放電を行い、感光ドラム31上のトナー画像を、転
写ベルト40上の記録紙などへ転写する。
【0033】この転写後、感光ドラム31上に残留した
トナーは帯電器32に一旦取り込まれ、静電的特性を変
化させて再び感光ドラム31上に戻し、現像器34がこ
れを回収して再利用する。
【0034】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。カセット42,43に格納された記録紙
等はピックアップローラ44,45により1枚毎に本体
内部に給紙される。給紙された記録材は、レジストロー
ラ46,47で一旦停止され、記録材を適正なタイミン
グで送り出すための調整が行われる。レジストローラ4
6,47は、上下一対のローラからなり、記録材を表裏
両面から挟み込むようにして搬送し、転写ベルト40上
に供給する。この時、レジストローラ46,47は、紙
厚検知ローラとしても流用され、紙厚検出部60ととも
に記録材の紙厚検知を行う。紙厚検出部60の構成およ
び動作については、後に説明する。
【0035】転写ベルト40は、Y画像形成部30Y、
M画像形成部30M、C画像形成部30C、K画像形成
部30Kの下方に配置され、転写ベルトローラ48によ
り駆動される。
【0036】この後、記録紙等は、転写ベルト40によ
って搬送され、画像形成部30Y、30M、30C、3
0KにおいてYMCKの順にその表面にトナー画像が形
成される。
【0037】最後にK画像形成部30Kを通過した記録
紙等は、転写ベルト40からの分離を容易にするため、
除電帯電器52で除電された後、転写ベルト40から分
離される。除電帯電器52に隣接して剥離帯電器53が
設けられ、記録紙等が転写ベルト40から分離する際に
発生する剥離放電が防止され、剥離放電による画像乱れ
が防止される。
【0038】分離された記録紙等は定着前帯電器54,
55で帯電されて、トナーの吸着力が補われて画像乱れ
が防止される。その後、定着器56でトナー画像が熱定
着され、排紙トレー57に排紙される。また、転写ベル
ト40は内外除電器58,59によって除電される。
【0039】次に、図3を参照してLED画像記録につ
いて説明する。
【0040】図3は、カラープリンタ部IIのLED駆動
部の構成を示すブロック図である。
【0041】図3において、画像処理部26からの信号
は2値変換部27aで2値化され、ビデオ信号カウント
部27bに送られる。ビデオ信号カウント部27bでは
各色画像毎に、LEDの発光素子総数をカウントするこ
とができる。
【0042】2値化された画像信号は遅延部27cにお
いて、紙先端センサ51(図1)とそれぞれの画像形成
位置との距離に応じて遅延され、LED駆動部27dに
送られる。LED駆動部27dはLED部33を駆動す
るための信号を生成する。
【0043】図4は、前述の紙厚検出部60の内部構成
を示す図である。
【0044】紙厚検知部60は、変位量検知手段100
と、前述のレジストローラと兼用される紙厚検知ローラ
46,47とを備えている。変位量検知手段100にお
ける発光ダイオード101からの照射光Liは、上側レ
ジストローラ(紙厚検知ローラ)46の測定面(反射面
46r)で反射され、反射光Lrは受光位置センサ10
2に入射される。下側レジストローラ47は固定されて
おり、上側レジストローラ46はフリーの状態に設置さ
れているため、記録材Pが上下のレジストローラ46,
47に挟まれると、記録材Pの厚さに応じて上側レジス
トローラ46が上下方向に移動する構成になっている。
従って、記録材Pの厚さに対応して反射面46rが移動
することになる。反射面46rは、記録材Pが厚い場合
には上方に移動して発光ダイオード101に近寄り、薄
い場合には、下方に移動して発光ダイオード101から
離れるようになっている。この結果、記録材Pの厚さに
応じて受光位置センサ102に入射する光の位置が受光
位置センサ102の受光面において変化し、記録材Pの
厚さ信号であるアナログ信号S11としてA/D変換器1
03に入力される。ここで、発光ダイオード101の明
滅および光量は、システムコントローラからの制御信号
12に基づきセンサLED制御部104から出力される
信号S13によって制御されている。また、制御信号S12
はA/D変換器103のA/D変換タイミングをも制御
しており、A/D変換器103から記録材Pの厚さに対
応したデジタル信号S14がシステムコントローラに送ら
れ、ここで、CPUにより記録材の厚さが演算される。
システムコントローラ及びCPUは、図示をしないが、
カラープリンタ部IIの制御を行う装置である。
【0045】図5は、システムコントローラで実行され
る露光開始タイミングの補正処理の手順を示すフローチ
ャートである。露光開始タイミングの補正処理は、カラ
ープリンタ部IIにおいて連続給紙を行う際、厚みの異な
る記録材において画像位置ずれが発生することを防止す
るため、記録材の厚みに応じて露光開始タイミングを補
正する処理である。
【0046】まず、紙厚検知部60から送られたデジタ
ル信号S14により記録材の厚みを検出する(S51)。
本実施形態では、各紙種の記録材の使用頻度、処理の簡
素化等を考慮して、検出されるべき紙厚を104[g/
2]、157[g/m2]、209[g/m2]の3種
に限定し、これらのいずれかに分類して検出するように
する。
【0047】露光タイミング補正データを参照して、検
出された紙厚に応じた補正量を求める(S52)。露光
タイミング補正データは、予め算出してシステムコント
ローラ内に保持しておく。
【0048】得られた補正量を用いて、図3の遅延部2
7cにおいて、画像信号の副走査方向露光開始タイミン
グに補正を行う(S53)。
【0049】記録材の最終紙まで、上記処理を繰り返す
(S54)。
【0050】以上のようにして、厚みの異なる記録材が
給紙されたとしても画像信号の副走査方向の露光開始タ
イミングが補正され、厚みの異なる記録材の給紙に伴う
画像位置ずれが軽減される。
【0051】[その他の実施例]上記実施形態では、画
像形成装置がカラー複写機である場合について説明を行
ったが、本発明を白黒の複写機もしくはレーザプリンタ
等の画像形成装置に対して適用してもよい。
【0052】また、上記実施形態では、紙厚検知ローラ
をレジストローラと兼用する構成を示したが、兼用する
ことなく別の独立した構成にしてもよい。この場合、紙
厚検知機構の配置位置に自由度が増すこととなる。
【0053】また、上記実施形態では、検出されるべき
紙厚を3種類に限定したが、特に限定することをせず、
検知された紙厚から補正量を算出するようにし、転写対
象とする全ての記録材の厚みに対応した木目細かい補正
を行うようにしてもよい。
【0054】なお、本発明を、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、あるい
は1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシ
ミリ装置等)に適用してもよい。
【0055】また、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0056】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。
【0057】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0058】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数種の記録材を転写対象とするような画像形成装置にお
いて、記録材の厚みを検出する手段を有し、該記録材の
厚み検出手段が出力するデータに基づいて、副走査方向
の露光開始タイミングの補正を行う。
【0061】これにより、記録材の剛性の違いにより発
生する画像位置ずれを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の
構成を示す断面図である。
【図2】画像処理部の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】カラープリンタ部のLED駆動部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】紙厚検出部の内部構成を示す図である。
【図5】システムコントローラで実行される露光開始タ
イミングの補正処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
27c 遅延部 46,47 レジストローラ(紙厚検知ローラ) 46r 反射面 60 紙厚検出部 100 変位量検知手段 101 発光ダイオード 102 受光位置センサ 103 A/D変換器 104 センサLED制御部 Li 照射光 Lr 反射光 P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 BB13 CC02 DD00 FF43 GG07 GG12 HH04 HH12 JJ02 QQ03 QQ04 QQ51 2H027 DC02 DE03 DE10 ED06 EE02 EE08 FA28 5C072 AA03 BA19 RA20 XA01 XA05 5C074 AA10 BB03 BB04 CC26 DD11 DD15 DD16 DD24 DD28 EE08 FF15 GG15 HH02 HH04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の記録材を転写対象とする画像形
    成装置において、 記録材の厚みを検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された厚みに応じて、副走査方
    向の露光開始タイミングを補正する補正手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 前記記録材を挟む位置に配置され、一方が位置を固定さ
    れ、他方が前記記録材の厚みに応じて移動自由である2
    つの検知ローラと、 前記記録材が前記2つの検知ローラの間を通過する際に
    前記他方の検知ローラが移動した距離を測定する測定手
    段とを含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記測定手段は、 前記他方の検知ローラの所定面に光を照射する発光手段
    と、 前記発光手段が発光し、前記他方の検知ローラの所定面
    で反射された反射光を受ける受光手段と、 前記受光手段が前記反射光を受光する位置に基づき前記
    距離を検出する距離検出手段とを含むことを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、検出されるべき厚みを
    所定数の離散的な値に限定することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記検出手段により検
    出された厚みに応じて補正データを得、該補正データに
    よって副走査方向の露光開始タイミングを補正すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録材の複数の厚みに応じた副走査方向
    の露光タイミングの補正データを格納する格納手段を、
    さらに有し、 前記補正手段は、前記格納手段に格納された補正データ
    を参照し、前記検出手段により検出された厚みに応じて
    補正データを読み出し、該補正データによって副走査方
    向の露光開始タイミングを補正することを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記副走査方向の露光タイミングの補正
    は、感光ドラム表面に潜像を形成するための発光手段を
    駆動する駆動部に含まれる転写タイミング調整用遅延回
    路において行われることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 記録材の厚みを検出する検出手段を備
    え、複数種の記録材を転写対象とする画像形成装置に適
    用される画像形成方法において、 前記検出手段により検出された厚みに応じて補正データ
    を得る補正データ獲得ステップと、 前記補正データ獲得ステップにより得られた補正データ
    によって副走査方向の露光開始タイミングを補正する補
    正ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  9. 【請求項9】 前記補正データ獲得ステップは、前記検
    出手段により検出された厚みを所定数の離散的な値のい
    ずれかに当てはめ、該当てはめられた値に応じて補正デ
    ータを得るようにすることを特徴とする請求項8記載の
    画像形成方法。
  10. 【請求項10】 記録材の複数の厚みに応じた副走査方
    向の露光タイミングの補正データを格納する格納ステッ
    プを、さらに有し、 前記補正ステップは、前記格納ステップにより格納され
    た補正データを参照し、前記検出手段により検出された
    厚みに応じて補正データを読み出し、該補正データによ
    って副走査方向の露光開始タイミングを補正することを
    特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載の
    画像形成方法。
  11. 【請求項11】 記録材の厚みを検出する検出手段を備
    え、複数種の記録材を転写対象とする画像形成装置に適
    用される画像形成方法をプログラムとして記憶した、コ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記画像形成方法が、 前記検出手段により検出された厚みに応じて補正データ
    を得る補正データ獲得ステップと、 前記補正データ獲得ステップにより得られた補正データ
    によって副走査方向の露光開始タイミングを補正する補
    正ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記補正データ獲得ステップは、前記
    検出手段により検出された厚みを所定数の離散的な値の
    いずれかに当てはめ、該当てはめられた値に応じて補正
    データを得るようにすることを特徴とする請求項11記
    載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記画像形成方法が、 記録材の複数の厚みに応じた副走査方向の露光タイミン
    グの補正データを格納する格納ステップを、さらに有
    し、 前記補正ステップは、前記格納ステップにより格納され
    た補正データを参照し、前記検出手段により検出された
    厚みに応じて補正データを読み出し、該補正データによ
    って副走査方向の露光開始タイミングを補正することを
    特徴とする請求項11または請求項12のいずれかに記
    載の記憶媒体。
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