JP2001242674A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001242674A
JP2001242674A JP2000054905A JP2000054905A JP2001242674A JP 2001242674 A JP2001242674 A JP 2001242674A JP 2000054905 A JP2000054905 A JP 2000054905A JP 2000054905 A JP2000054905 A JP 2000054905A JP 2001242674 A JP2001242674 A JP 2001242674A
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image
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endless moving
forming apparatus
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JP2000054905A
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English (en)
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Kuniyasu Kimura
邦恭 木村
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ベルトの厚さむらに起因する各色画像間
の位置ずれをなくし、良好な画像を得る。 【解決手段】 あらかじめ転写ベルト40の厚さむらに
基づく各色画像の位置ずれを記憶しておき、画像形成時
において、紙先端センサ51が記録材Pの先端を検知し
た後、ホームポジションセンサ60により転写ベルト4
0に設けられたマーカを検知してからの時間から記録材
着地位置を決定し、着地位置と記録材サイズにより、
Y、M、C、Kごとに露光開始タイミング補正量を決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラー複写
機あるいはカラープリンタなどとされる複数の画像形成
手段を有し、カラー画像を形成する電子写真方式の画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラー画像形成装置(例
えば、複写機、レーザビームプリンタ)における画像形
成過程は、例えばつぎの通りである。すなわち、まず帯
電装置によって像担持体である感光ドラムを均一に帯電
し、レーザまたはLEDの露光によって静電潜像を形成
する。つぎにこの静電潜像を現像剤(トナー)によって
現像し、このトナー画像を、無端移動体としての転写ベ
ルト上を搬送される紙などの記録材に転写する。これを
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色ごとに行
ない、記録材に重ねたトナー画像を熱によって記録材に
定着させることでカラー画像を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙など
の記録材を搬送する無端移動体としてのベルトには一般
に厚さむらがあるため、ベルトと、このベルトを駆動す
るベルト駆動ローラの接点におけるベルトの表面速度に
むらに生じる。この紙搬送速度むらにより、マゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックの各画像形成部の画像転写
位置における記録材の搬送速度が変動してしまい各色画
像間で位置ずれが発生してしまうという問題があった。
【0004】この問題は、無端移動体としての中間転写
ベルト、あるいは感光体ベルトを備えた画像形成装置に
も同様に発生する。
【0005】従って、本発明の目的は、無端移動体の厚
さむらに起因する各色画像間の位置ずれをなくし、良好
な画像を得ることのできる画像形成装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段により
形成された各画像を転写位置にて転写するべく記録材を
載置して搬送する無端移動体と、を有する画像形成装置
において、前記無端移動体の周方向における、前記無端
移動体の厚さを不等分な領域毎に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された情報に基づいて画像形成タイ
ミングを制御する制御手段と、を有することを特徴とす
る画像形成装置である。
【0007】本発明による一実施態様によれば、前記無
端移動体は異なる複数のサイズの記録材を搬送可能であ
り、前記制御手段は前記搬送される記録材のサイズに応
じて画像形成タイミングを制御する。
【0008】本発明による他の実施態様によれば、前記
制御手段は、前記記録材のサイズに応じた前記各領域の
タイミング補正量に基づいて画像形成タイミングを制御
する。
【0009】本発明による他の態様によれば、無端移動
体と、前記無端移動体に複数色の画像を形成する画像形
成手段と、を有し、前記画像形成手段により前記無端移
動体上に順次形成された複数色の画像が記録材に転写さ
れる画像形成装置において、前記無端移動体の周方向に
おける、前記無端移動体の厚さを不等分な領域毎に記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報に基づ
いて画像形成タイミングを制御する制御手段と、を有す
ることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0010】本発明による一実施態様によれば、前記制
御手段は、前記画像のサイズに応じた前記各領域のタイ
ミング補正量に基づいて画像形成タイミングを制御す
る。
【0011】上記各発明における一実施態様によると、
さらに、前記無端移動体の所定の位置を検知する検知手
段を有し、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に
基づいて画像形成タイミングを制御する前記タイミング
補正量は前記無端移動体の厚みむらに基づいて決定され
る。
【0012】上記各発明における他の実施態様による
と、前記各領域は、前記無端移動体の厚みむらによりそ
の大きさ、および領域数が決定される。
【0013】また、他の実施態様によると、前記制御手
段は、前記複数の画像形成手段により形成される画像の
うち所定の基準色に対する他の色の画像形成タイミング
を制御する。
【0014】さらに他の実施態様によると、前記複数の
画像形成手段はそれぞれ、入力画像データを遅延する遅
延部と、前記遅延部から出力された画像データに基づい
て画像を形成する画像形成部とを有し、前記制御手段は
前記遅延部の遅延時間を制御することにより前記画像形
成タイミングを制御する。
【0015】また、他の実施態様によると、前記複数の
画像形成手段はそれぞれ、像担持体と、画像データとに
応じて前記像担持体を露光して前記像担持体上に像を形
成する露光手段とを有し、前記制御手段は前記露光手段
による露光タイミングを制御する。
【0016】本発明による他の態様によれば、複数の画
像形成手段と、前記複数の画像形成手段により形成され
た各画像を転写位置にて転写するべく記録材を載置して
搬送する無端移動体と、前記無端移動体を駆動する駆動
手段と、を有する画像形成装置において、前記無端移動
体の周方向における、前記無端移動体の厚さを不等分な
領域毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た情報に基づいて前記駆動手段の速度を制御する制御手
段と、を有することを特徴とする画像形成装置が提供さ
れる。
【0017】また、本発明による他の態様によれば、無
端移動体と、前記無端移動体に複数色の画像を形成する
画像形成手段と、前記無端移動体を駆動する駆動手段
と、を有し、前記画像形成手段により前記無端移動体上
に順次形成された複数色の画像が記録材に転写される画
像形成装置において、前記無端移動体の周方向におけ
る、前記無端移動体の厚さを不等分な領域毎に記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて
前記駆動手段の速度を制御する制御手段と、を有するこ
とを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0019】実施例1 本発明の第1実施例について図1〜図6により説明す
る。
【0020】図1において、本実施例のカラー画像形成
装置は大略カラーリーダ部とカラープリンタ部によって
構成されている。
【0021】[カラーリーダ部の構成]図1において、カ
ラーリーダ部Iの上部には原稿台ガラス(プラテン)1
1が横設され、その上には原稿給紙装置(DF)12が
設置されている。なお、原稿給紙装置12の代わりに不
図示の鏡面圧板を装着する構成もある。第1キャリッジ
13内にはハロゲンランプである光源14、15の光を
原稿に集光する反射傘16、17、および原稿からの反
射光または投影光を反射するミラー18が装着されてい
る。また、第2キャリッジ19にはミラー18からの反
射光をさらにCCD24に集光するためのミラー20、
21が装着されている。
【0022】また、レンズ22、CCD24が実装され
た基板23、図2に示すCCD24以外の要素、および
図3に示す2値変換部301、遅延部303を含む画像
処理部26、および、他のIPUとのインターフェース
(I/F)部27を備えている。
【0023】なお、第1キャリッジ13は速度Vで、第
2キャリッジ19は速度V/2で、CCD24の電気的
走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段25
により機械的に移動することによって原稿の全面を走査
(副走査)する。
【0024】図2はデジタル画像処理部26の詳細な構
成を示すブロック図である。
【0025】同図において、原稿台ガラス上の原稿は光
源14、15からの光を反射し、その反射光はCCD2
4に導かれて電気信号に変換される。なお、CCD24
はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラ
インCCD上にRGB順にインラインに乗ったもので
も、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ、Gフィル
タ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたもので
かまわないし、フィルタがオンチップ化、または、フィ
ルタがCCDと別構成になったものでもかまわない。
【0026】そして、その電気信号(アナログ画像信
号)は画像処理部26に入力され、クランプ&Amp.
&S/H&A/D部201でサンプルホールド(S/
H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位
にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表示
順と限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8
ビットのディジタル信号に変換される。
【0027】そして、RGB信号は、シェーディング部
203で、シェーディング補正および黒補正が施された
後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部205において、
CCD24が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライ
ン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン
ごとの遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じにな
るように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速
度や変倍率によって読取のMTFが変わるため、その変
化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サイズを
認識する。
【0028】読取位置タイミングが補正されたデジタル
信号は入力マスキング部207によって、CCD24の
分光特性および光源14、15および反射傘16、17
の分光特性を補正する。入力マスキング部207の出力
は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ209に
入力される。
【0029】セレクタ209から出力された信号は色空
間圧縮&下地除去&LOG変換部211と下地除去部2
25に入力される。下地除去部225に入力された信号
は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうか
を判定する黒文字判定部227に入力され、原稿から黒
文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ209
の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換
部211では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリ
ンタ部IIで再現できる範囲に入っているかどうか判断
し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画
像信号をプリンタ部IIで再現できる範囲に入るように
補正する。そして、下地除去処理を行ない、LOG変換
でRGB信号からCMY信号に変換する。
【0030】黒文字判定部227で生成された信号とタ
イミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG
変換部211の出力信号は遅延回路213でタイミング
を調整される。この2種類の信号はモアレ除去部215
でモアレが除去され、次いで、変倍処理部217で主走
査方向に変倍処理される。
【0031】UCR&マスキング&黒文字反映部219
のいて、変倍処理部217で処理された信号は、CMY
信号がUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキン
グ処理でプリンタの出力にあった信号に補正されるとと
もに黒文字判定部227で生成された判定信号がCMY
K信号にフィードバックされる。
【0032】UCR&マスキング&黒文字反映部部21
9で処理された信号はγ補正部221で濃度調整された
後、フィルタ部223でスムージングまたはエッジ処理
される。
【0033】以上処理された信号は、図3に示す2値変
換部301で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる。なお、この変換方法はディザ法、誤差拡散法、誤
差拡散の改良したものいずれでもかまわない。
【0034】[カラープリンタ部の構成]図1において、
Y画像形成部30Y、M画像形成部30M、C画像形成
部30C、K画像形成部30Kは、それぞれ、像担持体
である感光ドラム31、帯電器32、LED部33、現
像器34、補助帯電器35を具備している。また、帯電
器32は、それぞれ帯電スリーブ36を、現像器34
は、それぞれ現像スリーブ37を備えている。
【0035】つぎに、Y画像形成部30Yについて説明
するが、他の色(M、C、K)についても同様の構成を
有しているので説明は省略する。
【0036】Y画像形成部30Yには、感光ドラム35
が設けられ、その周りに帯電器32、LED部33、現
像器34、および補助帯電器35などが配置されてい
る。
【0037】これらの動作としては、まず補助帯電器3
5と帯電器32によって感光ドラム35を帯電させる。
帯電器32は、現像スリーブ36を感光ドラム35とは
逆方向に回転させることにより、低抵抗のフェライトキ
ャリア38で誘電ブラシを形成して感光ドラム31の表
面を一様に帯電し、潜像形成の準備を行なう。
【0038】次いで、LEDアレー33からの光によっ
て、感光ドラム35表面に潜像が形成され、現像器34
で現像することにより、トナー画像を形成する。
【0039】なお、現像器34には、現像バイアスを印
加して現像するための現像スリーブ37が含まれてい
る。現像器30Yの図中下方には転写帯電器39が無端
移動体としての転写ベルト40を挟んで配置され、転写
ベルト40の背面から放電を行ない、感光ドラム31上
のトナー画像を、転写ベルト40上に担持された記録材
である記録紙Pなどへ転写する。
【0040】この転写後、感光ドラム31上に残留した
トナーは帯電器32に一旦取り込まれ、静電的特性を変
化させて再び感光ドラム31上に戻し、現像器34がこ
れを回収して再利用する。
【0041】つぎに、記録紙などの上へ画像を形成する
手順を説明する。カセット42、43に格納された記録
紙Pはピックアップローラ44、45により1枚ずつ給
紙され、レジストローラ46、47により、移動する転
写ベルト40上に供給される。転写ベルト40は、Y画
像形成部30Y、M画像形成部30M、C画像形成部3
0C、K画像形成部30Kの下方に配置され、駆動手段
であるベルト駆動ローラ48により矢印A方向に駆動さ
れる。
【0042】転写ベルト40に給紙された記録紙Pは、
紙先端センサ51によってその先端を検知される。この
紙先端センサ51の検出信号はプリンタ部IIからカラー
リーダ部Iへ送られて、カラーリーダ部Iからプリンタ
部IIにビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用い
られる。
【0043】この後、記録紙Pは、転写ベルト40によ
って搬送され、画像形成部30Y、30M、30C、3
0Kにおいて、Y、M、C、Kの順にその表面にトナー
画像が重ねて形成される。
【0044】K画像形成部30Kを通過した記録紙P
は、転写ベルト40からの分離を容易にするため、除電
帯電器52で除電された後、転写ベルト40から分離さ
れる。除電帯電器52に隣接して剥離帯電器53が設け
られ、記録紙Pが転写ベルト40から分離する際の剥離
放電による画像乱れを防止される。
【0045】分離された記録紙Pは、トナーの吸着力を
補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器54、
55で帯電された後、定着器56でトナー画像が熱定着
された後、排紙トレー57に排紙される。また、転写ベ
ルト40は内外除電器58、59によって除電される。
【0046】つぎに、図3によりLED画像記録につい
て説明する。
【0047】図3において、画像処理部26からの信号
は2値変換部301で2値化され、各色の遅延部303
Y〜303Kに入力される。遅延部303Y〜303K
ではそれぞれY、M、C、Kの画像データを、紙先端セ
ンサ51と各画像形成部との距離に応じて遅延して出力
する。また、本実施例では、後述のごとく求められた露
光開始タイミング補正データに従い、制御部によりその
遅延時間が制御される。
【0048】遅延部303から出力されたY、M、C、
Kの各画像データは、LED駆動部305Y〜305K
に送られる。LED駆動部305Y〜305Kは、所定
数の画像データ毎に入力画像データをラッチして保持す
るシフトレジスタを複数有し、1ライン分の画像データ
がこれらのシフトレジスタに保持されたタイミングで、
この画像データに基づいて、LED部33Y〜33Kを
駆動するための信号を生成する。
【0049】つぎに本発明の特徴部分である、記録材が
着地している転写ベルトの厚みむらに応じてY、M、
C、Kの露光開始タイミングを補正する手順について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0050】まず、第1の検出手段である紙先端センサ
51が記録材Pの先端を検知した場合(S401)、距
離カウンタはベルト駆動ローラ48の回転速度と、第2
の検出手段であるホームポジションセンサ60(図1参
照)が転写ベルト40に予め設けられた基点としてのマ
ーカー(不図示)を検知してからの、タイマ309によ
って計測された時間とにより、転写ベルト40上の記録
材着地位置を決定する(S402)。なお、上記第1お
よび第2の検出手段とで位置検出手段を構成している。
【0051】そして、該記録材着地位置、記録材のサイ
ズに基づき、Y、M、C、K各色の副走査方向露光開始
タイミングの補正量を決定し(S403)、該補正量に
基づいて、遅延部303の遅延時間を制御する。また、
制御部307は、ホームポジションセンサ60が、転写
ベルト40に付けられたマーカーを検知する毎に、タイ
マ309の値をクリアする。以下、つぎに記録材のある
場合には、最終紙まで上記処理を繰り返す(S40
4)。
【0052】つぎに、露光開始タイミング補正量の設定
方法について説明する。
【0053】転写ベルト40の厚みむらはベルト毎に異
なるため、本実施例では工場出荷時などにおいて予め厚
みむらを測定し、この厚みむらから記録材ページ内の平
均的色ずれ量が最小となるように、Y、M、C、K各色
の副走査方向露光開始タイミング補正量を算出する。
【0054】例として、ある転写ベルトの厚さをベルト
の手前、中、奥の3点を約1mm間隔で全周にわたって
測定し、3点の平均をプロットすることによって、図5
(a)に示すような厚さむらデータを得ることができ
る。
【0055】本発明では、転写ベルトの移動方向に沿っ
て複数の領域に分割して処理を行なうが、ベルトの領域
数を決定するにあたり、厚さむらの大きいところでは、
領域内の速度変動も大きいため、転写ベルトの領域を狭
くとり、逆に、厚さむらの小さいところでは、領域内の
速度変動が小さいため、領域を広くとる。図5(a)の
ベルトの例として、ベルトの厚みを薄い(80μm以
下)、中間(80〜84μm)、厚い(84μm以上)
の3つに分類し、本実施例では、図5(b)に示すよう
に、転写ベルトを移動方向に沿って6つの領域1〜6に
分けて処理を行なう。尚、本手法によれば、ベルトを等
分割して領域をとるよりもベルト全体にわたり、厚さむ
ら変動の影響を受け難くし、補正効果を上げることが可
能となる。
【0056】下記の表1に、転写ベルトの各領域ごとの
各種データを示す。
【0057】
【表1】 表1に示すように、領域毎のベルト厚さtの平均値は、
項目Aに示した値となり、総平均値(=79.71μ
m)からの差分Δtを求める。ここで、転写速度はベル
ト中立面の駆動半径で決まるため、Δtは平均値との差
の半分となる。
【0058】そして、ベルト駆動ローラ48が、ある領
域を駆動しているときの速度変動を速度むらΔvとして
求めると、Psを標準ベルト走行速度(プロセス速度)
として、 Δv=(Δt/r)×Ps ... (1) のように表すことができる(表1の項目B)。
【0059】つぎに、各領域の長さをRiとし、通過時
間Tiを Ti=Ri/Ps …(2) として求める(表1の項目C)。このとき、速度の変動
により、1領域を通過する間に生じる位置ずれ量Lは、 L=Δv×Ti … (3) と表せる(表1の項目D)。また、ベルト全体を見たと
きに、1領域目からの位置ずれの影響を考えると、位置
ずれ量の累積和として、累積位置ずれ量ΔLは、表1の
項目Dに示すようになる。ここで、累積位置ずれ量ΔL
は、ベルトの特性として、ベルト厚み差データと作像条
件の固定パラメータにより決定されるため、内部メモリ
311(図3参照)に予め記憶しておく。
【0060】一方、使用する用紙サイズ、ベルト上の記
録材着地位置は、毎回画像形成毎に条件が異なり、その
データ全てを装置内に収めておくには多くのメモリを必
要とする。このため、各色ごとの露光開始タイミング量
は、用紙サイズ、記録材着地位置をパラメータとして個
別に求めることとする。本実施例としてA3サイズの用
紙を用い、Y(イエロー)転写時に領域1が駆動される
ような位置に記録材が着地した場合について説明する。
【0061】本実施例では、転写ベルト40の長さを1
037mmとし、記録材としてA3用紙(420mm)
を用いた際のイエローYを例にとって図6により説明す
る。
【0062】Yが領域1の中間、例えば88mmの地点
から駆動されたとするならば、A3用紙を作像するため
に駆動される領域は、領域1が88.16mm、領域2
が89.74mm、領域3が147.35mm、領域4
が53.18mm、領域5が41.57mmとなる。こ
のとき、全領域において、駆動した領域の割合に累積位
置ずれ量をかけ、A3用紙長420mmで割ったもの
が、Yの転写が領域1から駆動されたときのYのページ
内平均位置ずれ量となる。この場合、Yの理想位置から
のずれ量は、 (ΔL1×88.16+ΔL2×R2+ΔL3×R3+ΔL4×R4+ΔL5× 41.57)/420=11.66 … (4) として表すことができる。
【0063】同様に、M、C、Kについては、Y画像と
のドラム間の距離に基づいて用紙の着地位置をずらし
て、ずれ量を求める。
【0064】すなわち、Mについては、 (ΔL2×81.77+ΔL3×R3+ΔL4×R4+ΔL5×137.7)/ 420=15.13 …(5) Cについては、 (ΔL3×132.99+ΔL4×R4+ΔL5×233.83)/420=1 6.44 …(6) Kについては、 (ΔL3×36.86+ΔL4×R4+ΔL5×329.96)/420=11 .73 …(7) として表すことができる。
【0065】本実施例の課題としている色ずれ量は、あ
る色とある色がどれだけずれているかを示している。つ
まり、ある2色の位置ずれ量が同じならばそのときの色
ずれ量は0である。このような考えの元、Yを基準と
し、M、C、Kのずれ量をYのずれ量に合わせることに
よりページ内平均色ずれ量を0にするように補正を行な
うことで、各色画像間の位置ずれを修正する。
【0066】このように、本実施例によれば、ベルトの
厚みむらに基づく各色画像の位置ずれを記憶しておき、
画像形成時の記録時の着地位置に基づいて各色画像の記
録タイミングを補正するため、ベルトの厚みむらによる
各色画像間の位置ずれを補正することができ、良好な画
像を得ることが可能となる。
【0067】また、このとき、本実施例では、転写ベル
トを処理領域に分割するに際して、ベルトの厚み変動に
応じて領域幅を変える方法をとるため、ベルトを等分割
して領域をとる場合に比べ、ベルトの局所的な厚み変動
の影響を受けにくく、どのようなベルトに対しても補正
効果を上げることが可能となる。
【0068】なお、本実施例では、画像形成時の記録紙
の着地位置を検出するのにタイマを用いたが、所定周波
数のクロックをカウントするカウンタを用いることも可
能である。
【0069】また、本実施例では、LEDを用いて画像
を形成していたが、これ以外にも、例えば、レーザビー
ムを用いて画像を形成する装置に対しても本発明は適用
可能であり、同様の効果を得ることができる。
【0070】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図7により説明す
る。
【0071】本実施例では第1実施例と同様の画像形成
装置において、転写ベルト40をその移動方向に沿って
同一長さの8領域に分割し、上述した方法により各ブロ
ックの補正量を算出し、その補正量に応じて、レジスト
ローラ46、47をオンしたときからのY、M、Cの露
光開始時間を調整するものである。
【0072】なお、本実施例では、Kを基準とするた
め、Kの露光タイミングはずらない。
【0073】本実施例においても、第1実施例とほぼ同
様の効果を得ることができる。
【0074】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図8により説明す
る。
【0075】本実施例のベルト体としての中間転写ベル
ト301は、第1実施例にて示した転写ベルト40に対
応している。
【0076】図8において、中間転写ベルト301は、
駆動ローラ302、および従動ローラ303、304の
3本のローラに張設され、矢印A方向へ回転走行する。
中間転写ベルト301の水平部上方には所定の間隔で4
つの感光体ドラム306a、306b、306c、30
6dが並置され、これらに対応して中間転写ベルト30
1を挟んだ形で、転写電極307a、307b、307
c、307dが当接している。なお、各感光体ドラム3
06a〜306dの周囲に一次帯電器330a、330
b、330c、330d、露光装置340a、340
b、340c、340d、および現像装置350a、3
50b、350c、350dがそれぞれ図1に示したと
同様に配設されている。
【0077】中間転写ベルト301は、ベルト駆動ロー
ラ302によってA方向に走行しながら、その表面に順
次感光体ドラム306a〜306d上に形成された各色
のトナー像が重ね転写されていく。
【0078】従動ローラ303の近傍にはレジストロー
ラ対309が配置され、給紙カセット(不図示)から搬
送されてきた記録材を、タイミングをとってガイド板3
10の間を通して、従動ローラ303と、転写コロトロ
ン311で作られた転写ポイントへと所定速度で送り込
む。
【0079】中間転写ベルト301上に重ねられた各色
のトナー像は、転写ポイントにおいて、記録材に一括し
て転写される。記録材は駆動ローラ313と、従動ロー
ラ314に張架された搬送ベルト312によって搬送さ
れ、ガイド315に案内されて定着ローラ対316へと
送り込まれる。転写材に転写された各色のトナー像は、
定着ローラ対316の熱と圧力によってフルカラー画像
として定着される。
【0080】転写を終えた中間転写ベルト301は、従
動ローラ304に隣接配置されたクリーナ308によっ
て転写残トナーが掻き落とされ、次の画像転写に備え
る。
【0081】本実施例においては、感光ドラム306a
〜306dへの露光を開始するトリガ、例えば記録材が
レジストローラ対309へ来たタイミングなどを受け付
けた際に、距離カウンタはベルト駆動ローラ302の回
転速度と、ホームポジションセンサ370が、中間転写
ベルト301aに設けられたマーカー(不図示)を検知
してからの時間、ベルト駆動ローラ302の回転の立ち
上がり、立ち下がり特性により、実際に中間転写ベルト
301aに感光ドラム306a〜306dから像が転写
される位置を計算する。
【0082】例えば、中間転写ベルト301aをその回
転方向に、第1実施例と同様に6分割のブロックとし、
転写が行なわれる中間転写ベルト301a上の位置がど
のブロックに含まれるかを計算する。
【0083】画像形成の行なわれるブロックNo.、画
像のサイズ、ベルト駆動ローラ302の回転速度から、
Y、M、C、K各色の副走査方向露光開始タイミングを
決定し、中間転写ベルト301aに転写される画像に対
して補正を行う。
【0084】なお、補正量の算出は、第1実施例にて説
明した方法で行う。以下、最終紙まで上記処理を繰り返
し、この間にホームポジションセンサ370が中間転写
ベルト301aに設けられたマーカーを検知した場合、
距離カウンタをクリアする。
【0085】本実施例においても、上記実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0086】実施例4 つぎに、本発明の第4実施例について図9により説明す
る。
【0087】本実施例においてベルト体である感光体ベ
ルト401は第1実施例で示した転写ベルト40に対応
している。
【0088】図9において、感光体ベルト401は、ベ
ルト駆動ローラ402および従動ローラ403、404
の3本のローラに張架され、矢印A方向に走行する。
【0089】感光体ベルト401の水平部上方には、感
光体ベルト401の表面に一様な電荷を与えるコロトロ
ン406、感光体ベルト401に静電潜像に書き込むL
EDアレイ407、および静電潜像をトナーで顕像化す
る現像器408を1セットとした画像形成ステーション
が4色分並列配置されている(図中、添え字a、b、
c、dによって指示)。
【0090】感光体ベルト401は、ベルト駆動ローラ
402によってA方向へ走行しながら、その表面に順次
各色のトナー像が重ねられていく。
【0091】従動ローラ403の近傍にはレジストロー
ラ対410が配置され、給紙カセット(不図示)から搬
送されてきた記録材をタイミングをとってガイド板41
1の間を通して、従動ローラ403と転写コロントロン
412で作られた転写ポイントへと所定の速度で送り込
む。
【0092】感光体ベルト401上に重ねられた各色の
トナー像は、転写ポイントにおいて記録材上に一括して
転写される。記録材は駆動ローラ414と従動ローラ4
15に張架された搬送ベルト413によって搬送され、
ガイド416に案内されて定着ローラ対417へ送り込
まれる。
【0093】記録材上に転写された各色のトナー像は、
定着ローラ対417の熱と圧力によってフルカラー画像
として定着される。
【0094】感光体ベルト401は、従動ローラ404
に隣接配置されたクリーニングブレード409によって
転写残トナーが掻き落とされ、次の画像形成に備える。
【0095】本実施例においては、感光ベルト401a
への露光を開始するトリガ、例えば記録材がレジストロ
ーラ対410へ来たタイミングなどを受け付けた際に、
距離カウンタはベルト駆動ローラ402の回転速度と、
ホームポジションセンサ460が、感光ベルト401a
に設けられたマーカー(不図示)を検知してからの時
間、ベルト駆動ローラ402の回転の立ち上がり、立ち
下がり特性により、実際に感光が行なわれる感光ベルト
401a上の位置を計算する。
【0096】例えば、感光ベルト401aをその回転方
向に第1実施例と同様に6分割のブロックとし、感光が
行なわれる感光ベルト401a上の位置がどのブロック
に含まれるかを計算する。
【0097】画像形成の行なわれるブロックNo.、画
像のサイズ、ベルト駆動ローラ402の回転速度から、
Y、M、C、K各色の副走査方向露光開始タイミングを
決定し、感光ベルト401aに転写される画像に対して
補正を行う。
【0098】なお、補正量の算出は、第1実施例にて説
明した方法で行う。以下、最終紙まで上記処理を繰り返
し、この間にホームポジションセンサ460が感光ベル
ト401aに設けられたマーカーを検知した場合、距離
カウンタをクリアする。
【0099】本実施例においても、上記実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0100】実施例5 つぎに、本発明の第5実施例について図10および前出
の図5を参照して説明する。
【0101】本実施例では、ベルト体の厚みむらに応じ
てその駆動ローラの速度を制御することを特徴とする。
【0102】ベルト体の厚みむらによる速度むらΔv
は、前述したように、 Δv=(Δt/r)×Ps ... (1) で表すことができる。ここで、Δtは分割した領域毎の
ベルト厚さtの総平均値との差分、rは駆動ローラの半
径、Psは標準ベルト走行速度(プロセス速度)であ
る。
【0103】このように、ベルト体の速度むらは厚みむ
らに比例しているので、ベルト1周で見た場合の速度む
ら変動は、図10(a)に示すように、図5(a)に示
した厚みむらの変動とほぼ同形となる。そこで、図5
(b)に示したように、ベルト体を数区画に分割し、上
記実施例にて説明したように、ベルト体に付けた基点と
してのマーカーと、このマーカーを検知するホームポジ
ションセンサによって、駆動されているベルト体の区画
を算出し、速度がベルト1周にわたり変化しないよう
に、区間ごとに厚みむらから予想される速度むらを減少
させるようにベルト駆動ローラの速度を増減させる(図
10(b)参照)。
【0104】なお、本実施例のベルト体は、上述した実
施例の転写ベルト、中間転写ベルト、および感光体ベル
トにそれぞれ適用できるものである。
【0105】上記のように、本実施例によれば、ベルト
体の厚みむらに応じてベルト駆動ローラの速度を制御す
ることにより、ベルト体の厚さむらに起因する各色画像
間の位置ずれをなくし、良好な画像を得ることができ
る。
【0106】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、無端移動体の周方向におけ
る、前記無端移動体の厚さを不等分な領域毎に記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて
画像形成タイミングを制御する制御手段と、を有するこ
とにより、無端移動体の厚さむらに起因する各色画像間
の位置ずれをなくし、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の一実施例を
示す構成図である。
【図2】図1のカラー画像形成装置におけるディジタル
画像処理部を示すブロック図である。
【図3】図1のカラー画像形成装置におけるLED駆動
部の構成を示すブロック図である。
【図4】転写ベルト厚みむらによる露光開始タイミング
補正制御のフローチャートである。
【図5】転写ベルト厚みむらによる露光開始タイミング
補正制御の概念図である。
【図6】(a)転写ベルトの厚みむらと、(b)厚みむ
らに応じて転写ベルトを6領域に分割した例とを示すグ
ラフである。
【図7】表1のタイミング補正データの求め方を示す図
である。
【図8】本発明に係るカラー画像形成装置の他の実施例
を示す構成図である。
【図9】本発明に係るカラー画像形成装置の他の実施例
を示す構成図である。
【図10】(a)駆動ローラの速度補正前におけるベル
ト体の速度変動と、(b)駆動ローラの速度補正後にお
けるベルト体の速度変動を示す図である。
【符号の説明】
30 画像形成部(画像形成手段) 31 感光ドラム(像担持体) 40 転写ベルト(無端移動体) 48 ベルト駆動ローラ(駆動手段) 51 紙先端センサ(第1の検出手段/位置検出
手段) 60、370、460 ホームポジションセンサ(第
2の検出手段/位置検出段) 301a 転写ベルト(無端移動体) 303 遅延部 307 制御部(制御手段) 401a 感光ベルト(無端移動体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA22 DA50 DC10 EB04 EC02 ED01 ED04 ED16 ED24 EE08 EF06 EF09 2H030 AA01 AB02 AD05 AD16 BB16 BB42 BB44 BB53 BB56 2H032 AA15 BA09 BA18 BA23 CA02 CA15 9A001 HH31 HH34 JJ35 KK29 KK32

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成手段と、前記複数の画像
    形成手段により形成された各画像を転写位置にて転写す
    るべく記録材を載置して搬送する無端移動体と、を有す
    る画像形成装置において、 前記無端移動体の周方向における、前記無端移動体の厚
    さを不等分な領域毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手
    段に記憶された情報に基づいて画像形成タイミングを制
    御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記無端移動体の所定の位置を
    検知する検知手段を有し、前記制御手段は、前記検知手
    段の検知結果に基づいて画像形成タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記無端移動体は異なる複数のサイズの
    記録材を搬送可能であり、前記制御手段は前記搬送され
    る記録材のサイズに応じて画像形成タイミングを制御す
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記録材のサイズに
    応じた前記各領域のタイミング補正量に基づいて画像形
    成タイミングを制御することを特徴とする請求項3の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミング補正量は前記無端移動体
    の厚みむらに基づいて決定されることを特徴とする請求
    項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各領域は、前記無端移動体の厚みむ
    らによりその大きさ、および領域数が決定されることを
    特徴とする請求項4の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記複数の画像形成手
    段により形成される画像のうち所定の基準色に対する他
    の色の画像形成タイミングを制御することを特徴とする
    請求項1の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像形成手段はそれぞれ、入
    力画像データを遅延する遅延部と、前記遅延部から出力
    された画像データに基づいて画像を形成する画像形成部
    とを有し、前記制御手段は前記遅延部の遅延時間を制御
    することにより前記画像形成タイミングを制御すること
    を特徴とする請求項1の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の画像形成手段はそれぞれ、像
    担持体と、画像データとに応じて前記像担持体を露光し
    て前記像担持体上に像を形成する露光手段とを有し、前
    記制御手段は前記露光手段による露光タイミングを制御
    することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 無端移動体と、前記無端移動体に複数
    色の画像を形成する画像形成手段と、を有し、前記画像
    形成手段により前記無端移動体上に順次形成された複数
    色の画像が記録材に転写される画像形成装置において、 前記無端移動体の周方向における、前記無端移動体の厚
    さを不等分な領域毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手
    段に記憶された情報に基づいて画像形成タイミングを制
    御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】 前記無端移動体の所定の位置を検知す
    る検知手段を有し、前記制御手段は、前記検知手段の検
    知結果に基づいて画像形成タイミングを制御することを
    特徴とする請求項10の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記画像のサイズに
    応じた前記各領域のタイミング補正量に基づいて画像形
    成タイミングを制御することを特徴とする請求項11の
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記タイミング補正量は前記無端移動
    体の厚みむらに基づいて決定されることを特徴とする請
    求項12の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記各領域は、前記無端移動体の厚み
    むらによりその大きさ、および領域数が決定されること
    を特徴とする請求項12の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記複数の画像形成
    手段により形成される画像のうち所定の基準色に対する
    他の色の画像形成タイミングを制御することを特徴とす
    る請求項10の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記複数の画像形成手段はそれぞれ、
    入力画像データを遅延する遅延部と、前記遅延部から出
    力された画像データに基づいて画像を形成する画像形成
    部とを有し、前記制御手段は前記遅延部の遅延時間を制
    御することにより前記画像形成タイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項10の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記複数の画像形成手段はそれぞれ、
    像担持体と、画像データとに応じて前記像担持体を露光
    して前記像担持体上に画像を形成する露光手段とを有
    し、前記制御手段は前記露光手段による露光タイミング
    を制御することを特徴とする請求項10の画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 複数の画像形成手段と、前記複数の画
    像形成手段により形成された各画像を転写位置にて転写
    するべく記録材を載置して搬送する無端移動体と、前記
    無端移動体を駆動する駆動手段と、を有する画像形成装
    置において、 前記無端移動体の周方向における、前記無端移動体の厚
    さを不等分な領域毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手
    段に記憶された情報に基づいて前記駆動手段の速度を制
    御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  19. 【請求項19】 無端移動体と、前記無端移動体に複数
    色の画像を形成する画像形成手段と、前記無端移動体を
    駆動する駆動手段と、を有し、前記画像形成手段により
    前記無端移動体上に順次形成された複数色の画像が記録
    材に転写される画像形成装置において、 前記無端移動体の周方向における、前記無端移動体の厚
    さを不等分な領域毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手
    段に記憶された情報に基づいて前記駆動手段の速度を制
    御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516803A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 フジフイルム ディマティックス インコーポレイテッド プリントシステムアーキテクチャ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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