JP2001337504A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001337504A JP2001337504A JP2000155111A JP2000155111A JP2001337504A JP 2001337504 A JP2001337504 A JP 2001337504A JP 2000155111 A JP2000155111 A JP 2000155111A JP 2000155111 A JP2000155111 A JP 2000155111A JP 2001337504 A JP2001337504 A JP 2001337504A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写ベルトにより搬送される記録材に、転写
ベルトの厚みむらによる速度変動に起因した各色間の色
ずれを低減して、高品質なカラー画像を形成することで
ある。 【解決手段】 記録材にY、M、C、Kの各色のレジス
トパターンを作像し、装置のスキャナ部にセットしてパ
ターンを読み取り、転写ベルトの厚みむらによる速度変
動に起因した各色の位置ずれ量をベルト全周長にわたっ
て検出し、記憶する。画像形成の際、紙先端センサによ
る記録材先端検知等から、転写ベルト上の記録材載置位
置を決定し、この載置位置、記録材サイズ、位置ずれ量
データとから、記録材1ページ内の各色の平均位置ずれ
量を求める。そしてたとえばYの遅延部の遅延時間を制
御して、副走査方向の露光開始タイミングを遅らせ、こ
れによりYの位置ずれ量を平均的にたとえばKに近づ
け、結果として、YとKの1ページ内の平均色ずれ量を
0にするように補正量を決定する。これをM、Cについ
ても行う。
ベルトの厚みむらによる速度変動に起因した各色間の色
ずれを低減して、高品質なカラー画像を形成することで
ある。 【解決手段】 記録材にY、M、C、Kの各色のレジス
トパターンを作像し、装置のスキャナ部にセットしてパ
ターンを読み取り、転写ベルトの厚みむらによる速度変
動に起因した各色の位置ずれ量をベルト全周長にわたっ
て検出し、記憶する。画像形成の際、紙先端センサによ
る記録材先端検知等から、転写ベルト上の記録材載置位
置を決定し、この載置位置、記録材サイズ、位置ずれ量
データとから、記録材1ページ内の各色の平均位置ずれ
量を求める。そしてたとえばYの遅延部の遅延時間を制
御して、副走査方向の露光開始タイミングを遅らせ、こ
れによりYの位置ずれ量を平均的にたとえばKに近づ
け、結果として、YとKの1ページ内の平均色ずれ量を
0にするように補正量を決定する。これをM、Cについ
ても行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像形成手
段を持ち、感光ドラム等の複数の像担持体に異なる色の
画像を形成し、その画像を転写ベルト上に担持して搬送
される記録材に転写することにより、記録材にカラー画
像を形成する、たとえばカラー複写機やカラープリンタ
等とされる電子写真方式の画像形成装置に関するもので
ある。
段を持ち、感光ドラム等の複数の像担持体に異なる色の
画像を形成し、その画像を転写ベルト上に担持して搬送
される記録材に転写することにより、記録材にカラー画
像を形成する、たとえばカラー複写機やカラープリンタ
等とされる電子写真方式の画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラー画像形成装置(た
とえば複写機、レーザービームプリンタ)においては、
その画像形成過程は、まず、帯電装置によって感光ドラ
ムを均一に帯電し、レーザーまたはLEDの露光によっ
て、感光ドラム上に静電潜像を形成する。つぎにこの潜
像を現像器によって現像剤を用いて現像し、潜像をトナ
ー像として可視化し、得られたトナー像を転写ベルト上
に担持して搬送される紙等の記録材に転写する。
とえば複写機、レーザービームプリンタ)においては、
その画像形成過程は、まず、帯電装置によって感光ドラ
ムを均一に帯電し、レーザーまたはLEDの露光によっ
て、感光ドラム上に静電潜像を形成する。つぎにこの潜
像を現像器によって現像剤を用いて現像し、潜像をトナ
ー像として可視化し、得られたトナー像を転写ベルト上
に担持して搬送される紙等の記録材に転写する。
【0003】これを転写ベルトに沿って設置されたマゼ
ンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色の画像形成部
で行い、記録材上に4色のトナー像を重ねたカラー画像
を得、ついで定着器によってカラー画像のトナーを熱に
よって記録材に定着する。このような方法によって、記
録材にカラー画像を形成している。
ンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色の画像形成部
で行い、記録材上に4色のトナー像を重ねたカラー画像
を得、ついで定着器によってカラー画像のトナーを熱に
よって記録材に定着する。このような方法によって、記
録材にカラー画像を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録材
を搬送する転写ベルトには一般に厚みのむらがあるた
め、ベルトとその駆動ローラの接点においてベルトの表
面速度にむらが生じる。このため記録材搬送速度にむら
が生じて、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各
画像形成部の転写部で記録材の位置が変動してしまい、
4色のトナー像が重ね合わされたカラー画像に、各色間
で位置ずれ、つまり色ずれが発生してしまうことがあっ
た。
を搬送する転写ベルトには一般に厚みのむらがあるた
め、ベルトとその駆動ローラの接点においてベルトの表
面速度にむらが生じる。このため記録材搬送速度にむら
が生じて、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各
画像形成部の転写部で記録材の位置が変動してしまい、
4色のトナー像が重ね合わされたカラー画像に、各色間
で位置ずれ、つまり色ずれが発生してしまうことがあっ
た。
【0005】本発明の目的は、ベルト等の無端移動体に
より搬送される紙等の記録材に画像形成するに際し、無
端移動体の厚みむらによる速度変動に起因した各色間の
色ずれを低減して、高品質なカラー画像を形成すること
を可能とした画像形成装置を提供することである。
より搬送される紙等の記録材に画像形成するに際し、無
端移動体の厚みむらによる速度変動に起因した各色間の
色ずれを低減して、高品質なカラー画像を形成すること
を可能とした画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数の画像形成手段と、無端移動体と、画像読み取り手
段と、記録材載置位置検出手段と、画像形成タイミング
制御手段とを備え、前記各画像形成手段は各色のトナー
像を形成し、前記無端移動体は、記録材を載置して前記
各画像形成手段に順次搬送し、前記各画像形成手段で形
成された各色のトナー像は、前記搬送された記録材に転
写し、定着されて、前記記録材に出力画像が形成され、
前記画像読み取り手段は、記録材に形成された各色の位
置ずれ量検出用の出力画像を読み取って、各色ごとの位
置ずれ量を検出し、前記位置検出手段は、前記無端移動
体に載置した記録材の載置位置を検出し、そして前記制
御手段は、前記載置位置が検出された記録材に対する画
像形成に際し、前記検出された各色ごとの位置ずれ量
と、前記検出された記録材の載置位置とに基づいて、前
記各画像形成手段における各色の画像形成タイミングを
制御することを特徴とする画像形成装置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数の画像形成手段と、無端移動体と、画像読み取り手
段と、記録材載置位置検出手段と、画像形成タイミング
制御手段とを備え、前記各画像形成手段は各色のトナー
像を形成し、前記無端移動体は、記録材を載置して前記
各画像形成手段に順次搬送し、前記各画像形成手段で形
成された各色のトナー像は、前記搬送された記録材に転
写し、定着されて、前記記録材に出力画像が形成され、
前記画像読み取り手段は、記録材に形成された各色の位
置ずれ量検出用の出力画像を読み取って、各色ごとの位
置ずれ量を検出し、前記位置検出手段は、前記無端移動
体に載置した記録材の載置位置を検出し、そして前記制
御手段は、前記載置位置が検出された記録材に対する画
像形成に際し、前記検出された各色ごとの位置ずれ量
と、前記検出された記録材の載置位置とに基づいて、前
記各画像形成手段における各色の画像形成タイミングを
制御することを特徴とする画像形成装置である。
【0007】本発明によれば、前記無端移動体に1周期
分より少なくない枚数の記録材を順次載置して、前記各
色の位置ずれ量検出用の出力画像を前記1周期分より少
なくない枚数の記録材の全てにわたって形成することに
より、前記画像読み取り手段による各色の位置ずれ量検
出用の出力画像を読み取ることによって、前記無端移動
体の1周にわたり前記各色ごとの位置ずれ量を検出す
る。前記位置検出手段は、前記無端移動体の所定の基準
位置を検出する第1の検出手段と、前記無端移動体によ
る記録材搬送開始位置で記録材を検出する第2の検出手
段とを有し、前記第1の検出手段による前記基準位置の
検出と、前記第2の検出手段による前記記録材の検出と
の間の時間差により、前記記録材の載置位置を検出す
る。
分より少なくない枚数の記録材を順次載置して、前記各
色の位置ずれ量検出用の出力画像を前記1周期分より少
なくない枚数の記録材の全てにわたって形成することに
より、前記画像読み取り手段による各色の位置ずれ量検
出用の出力画像を読み取ることによって、前記無端移動
体の1周にわたり前記各色ごとの位置ずれ量を検出す
る。前記位置検出手段は、前記無端移動体の所定の基準
位置を検出する第1の検出手段と、前記無端移動体によ
る記録材搬送開始位置で記録材を検出する第2の検出手
段とを有し、前記第1の検出手段による前記基準位置の
検出と、前記第2の検出手段による前記記録材の検出と
の間の時間差により、前記記録材の載置位置を検出す
る。
【0008】また、前記無端移動体は載置する記録体の
サイズが複数種可能であり、前記制御手段は、前記画像
形成タイミングの制御を、前記検出された各色ごとの位
置ずれ量と、前記検出された記録材の載置位置と、前記
載置された記録材のサイズとに基づいて行う。前記無端
移動体は記録材を載置するベルト状の搬送部材を備え、
前記各色ごとの位置ずれ量が前記搬送部材の厚さむらに
起因した速度変動により生じる。前記各色の画像形成タ
イミングの制御は、前記各色のうちの1つの色を基準と
して、その基準の色の画像形成タイミングに対し、残り
の色の画像形成タイミングを制御することにより行う。
前記各色の画像形成タイミングの制御は、前記基準の色
の記録材1枚内の平均の位置ずれ量に対する、前記残り
の各色の記録材1枚内の平均の位置ずれ量の差が減少す
るように行う。前記各画像形成手段は、入力画像データ
を遅延する遅延部と、前記遅延部から出力された画像デ
ータに基づいてトナー像を形成する画像形成部を有し、
前記画像形成タイミングの制御は、前記遅延部の遅延時
間を制御することにより行う。前記各画像形成手段は、
像担持体と、画像データに応じて前記像担持体を露光し
て潜像を形成する露光手段とを有し、前記画像形成タイ
ミングの制御は、前記露光手段による前記像担持体の露
光のタイミングを制御することにより行う。
サイズが複数種可能であり、前記制御手段は、前記画像
形成タイミングの制御を、前記検出された各色ごとの位
置ずれ量と、前記検出された記録材の載置位置と、前記
載置された記録材のサイズとに基づいて行う。前記無端
移動体は記録材を載置するベルト状の搬送部材を備え、
前記各色ごとの位置ずれ量が前記搬送部材の厚さむらに
起因した速度変動により生じる。前記各色の画像形成タ
イミングの制御は、前記各色のうちの1つの色を基準と
して、その基準の色の画像形成タイミングに対し、残り
の色の画像形成タイミングを制御することにより行う。
前記各色の画像形成タイミングの制御は、前記基準の色
の記録材1枚内の平均の位置ずれ量に対する、前記残り
の各色の記録材1枚内の平均の位置ずれ量の差が減少す
るように行う。前記各画像形成手段は、入力画像データ
を遅延する遅延部と、前記遅延部から出力された画像デ
ータに基づいてトナー像を形成する画像形成部を有し、
前記画像形成タイミングの制御は、前記遅延部の遅延時
間を制御することにより行う。前記各画像形成手段は、
像担持体と、画像データに応じて前記像担持体を露光し
て潜像を形成する露光手段とを有し、前記画像形成タイ
ミングの制御は、前記露光手段による前記像担持体の露
光のタイミングを制御することにより行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則してさらに詳しく説明する。
に則してさらに詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明の画像形成装置の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【0011】本画像形成装置は、上にカラーリーダー部
Iを、下にカラープリンタ部IIを有するカラーの画像形
成装置である。
Iを、下にカラープリンタ部IIを有するカラーの画像形
成装置である。
【0012】カラーリーダー部Iの上部には原稿台ガラ
ス(プラテン)11が横設され、その上には原稿給紙装
置(DF)12が設置されている。なお、原稿給紙装置
12の代わりに鏡面圧板を装着するものもある。
ス(プラテン)11が横設され、その上には原稿給紙装
置(DF)12が設置されている。なお、原稿給紙装置
12の代わりに鏡面圧板を装着するものもある。
【0013】カラーリーダー部Iの内部には、第1、第
2のキャリッジ13、19が配置されており、第1キャ
リッジ13内には、ハロゲンランプからなる光源14、
15、これら光源14、15からの光を原稿に集光する
反射傘16、17、および原稿からの反射光または投射
光を反射するミラー18が装着されている。第2キャリ
ッジ19内には、ミラー18からの反射光をCCD24
に集光するためのミラー20、21が装着されている。
2のキャリッジ13、19が配置されており、第1キャ
リッジ13内には、ハロゲンランプからなる光源14、
15、これら光源14、15からの光を原稿に集光する
反射傘16、17、および原稿からの反射光または投射
光を反射するミラー18が装着されている。第2キャリ
ッジ19内には、ミラー18からの反射光をCCD24
に集光するためのミラー20、21が装着されている。
【0014】第1キャリッジ13は速度Vで、第2キャ
リッジ19は速度V/2で、CCD24の電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段25によ
り機械的に移動することによって、原稿の全面を走査
(副走査)する。
リッジ19は速度V/2で、CCD24の電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動手段25によ
り機械的に移動することによって、原稿の全面を走査
(副走査)する。
【0015】カラーリーダー部I内には、さらに、上記
のCCD24が実装された基板23、図2に示すCCD
24以外の要素および図3に示す2値変換部301、遅
延部303Y〜303Kを含む画像処理部26、および
他のIPU等とのインターフェイス(I/F)部27を
備えている。
のCCD24が実装された基板23、図2に示すCCD
24以外の要素および図3に示す2値変換部301、遅
延部303Y〜303Kを含む画像処理部26、および
他のIPU等とのインターフェイス(I/F)部27を
備えている。
【0016】図2は、ディジタル画像処理部26の詳細
な構成を示すブロック図である。
な構成を示すブロック図である。
【0017】図2において、図1の原稿台ガラス11上
の原稿は光源14、15からの光を反射し、その反射光
がCCD24に導かれて電気信号に変換される。CCD
24はカラーセンサーの場合、RGBのカラーフィルタ
が1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったも
のでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ、Gフ
ィルタ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたも
のでも構わないし、フィルタがオンチップ化、またはフ
ィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。
の原稿は光源14、15からの光を反射し、その反射光
がCCD24に導かれて電気信号に変換される。CCD
24はカラーセンサーの場合、RGBのカラーフィルタ
が1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったも
のでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ、Gフ
ィルタ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたも
のでも構わないし、フィルタがオンチップ化、またはフ
ィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。
【0018】上記の電気信号(アナログ画像信号)は画
像処理部26に入力され、クランプ&Amp.&S/H
&A/D部201でサンプルホールド(S/H)され、
アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプ
し、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限ら
ない)、A/D変換されて、たとえばRGB各8ビット
のディジタル信号に変換される。
像処理部26に入力され、クランプ&Amp.&S/H
&A/D部201でサンプルホールド(S/H)され、
アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプ
し、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限ら
ない)、A/D変換されて、たとえばRGB各8ビット
のディジタル信号に変換される。
【0019】そして、RGB信号はシェーディング部2
03で、シェーディング補正および黒補正が施された
後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部205で、CCD
224が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間
の読取り位置が異なるため、読取り速度に応じてライン
ごとの遅延量を調整し、3ラインの読取り位置が同じに
なるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取
り速度や変倍率によって読取りのMTFが変わるため、
その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サ
イズを認識する。
03で、シェーディング補正および黒補正が施された
後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部205で、CCD
224が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間
の読取り位置が異なるため、読取り速度に応じてライン
ごとの遅延量を調整し、3ラインの読取り位置が同じに
なるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取
り速度や変倍率によって読取りのMTFが変わるため、
その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サ
イズを認識する。
【0020】読取り位置タイミングが補正されたディジ
タル信号は、入力マスキング部207によって、CCD
24の分光特性、光源14、15および反射傘16、1
7の分光特性を補正する。入力マスキング部207の出
力は、外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ20
9に入力される。
タル信号は、入力マスキング部207によって、CCD
24の分光特性、光源14、15および反射傘16、1
7の分光特性を補正する。入力マスキング部207の出
力は、外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ20
9に入力される。
【0021】セレクタ209から出力された信号は、色
空間圧縮&下地除去&LOG変換部211と下地除去部
225に入力される。下地除去部225に入力された信
号は、下地除去された後、原稿中の黒い文字かどうかを
判定する黒文字判定部227に入力され、原稿から黒文
字信号を発生する。またもう一つのセレクタ209の出
力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部2
11では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタ
で再現できる範囲に入っているかどうかを判断し、入っ
ている場合はそのままとし、入っていない場合は、画像
信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正す
る。そして下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信
号からCMY信号に変換する。
空間圧縮&下地除去&LOG変換部211と下地除去部
225に入力される。下地除去部225に入力された信
号は、下地除去された後、原稿中の黒い文字かどうかを
判定する黒文字判定部227に入力され、原稿から黒文
字信号を発生する。またもう一つのセレクタ209の出
力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部2
11では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタ
で再現できる範囲に入っているかどうかを判断し、入っ
ている場合はそのままとし、入っていない場合は、画像
信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正す
る。そして下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信
号からCMY信号に変換する。
【0022】黒文字判定部227で生成された信号とタ
イミングを補正するため、色空間圧縮&下地除去&LO
G変換部211の出力信号は、遅延回路213でタイミ
ングを調整される。この2種類の信号はモアレ除去部2
15でモアレが除去され、ついで変倍処理部217で主
査方向に変倍処理される。
イミングを補正するため、色空間圧縮&下地除去&LO
G変換部211の出力信号は、遅延回路213でタイミ
ングを調整される。この2種類の信号はモアレ除去部2
15でモアレが除去され、ついで変倍処理部217で主
査方向に変倍処理される。
【0023】変倍処理部217で変倍処理された信号
は、CMY信号からUCR処理でCMYK信号が生成さ
れ、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に
補正されるとともに、黒文字判定部227で生成された
判定信号がCMYK信号にフィードバックされる。
は、CMY信号からUCR処理でCMYK信号が生成さ
れ、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に
補正されるとともに、黒文字判定部227で生成された
判定信号がCMYK信号にフィードバックされる。
【0024】UCR、マスキング、黒文字反映部219
で処理された信号は、γ補正部221で濃度調整された
後、フィルタ部223でスムージングまたはエッジ処理
される。
で処理された信号は、γ補正部221で濃度調整された
後、フィルタ部223でスムージングまたはエッジ処理
される。
【0025】以上処理された信号は、図3に示す2値変
換部301で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる。この変換方法は、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡
散を改良した方法のいずれでも構わない。
換部301で8ビットの多値信号から2値信号に変換さ
れる。この変換方法は、ディザ法、誤差拡散法、誤差拡
散を改良した方法のいずれでも構わない。
【0026】さて、図1に戻ると、プリンタ部II内に
は、転写ベルト40に沿ってイエロー画像形成部30
Y、マゼンタ画像形成部30M、シアン画像形成部30
C、ブラック画像形成部30Kが設置され、それぞれ感
光ドラム31、その周囲の帯電器32、LEDアレー3
3、現像器34および補助帯電器35を具備している。
これら感光ドラム31等を備えた各画像形成部30Y〜
30Kは、画像処理部26とともに各色の画像形成手段
を構成している。
は、転写ベルト40に沿ってイエロー画像形成部30
Y、マゼンタ画像形成部30M、シアン画像形成部30
C、ブラック画像形成部30Kが設置され、それぞれ感
光ドラム31、その周囲の帯電器32、LEDアレー3
3、現像器34および補助帯電器35を具備している。
これら感光ドラム31等を備えた各画像形成部30Y〜
30Kは、画像処理部26とともに各色の画像形成手段
を構成している。
【0027】イエロー画像形成部30Yにおいて、ま
ず、補助帯電器35と帯電器32によって感光ドラム3
1を帯電する。帯電器32は、帯電スリーブ36を感光
ドラム31と逆方向に回転させ、スリーブ36上の図示
しない低抵抗のフェライトキャリアによる帯電ブラシを
感光ドラム31の表面に接触させることにより、スリー
ブ36に印加した帯電バイアスで感光ドラム31の表面
を一様帯電し、感光ドラム31への潜像形成の準備を行
う。
ず、補助帯電器35と帯電器32によって感光ドラム3
1を帯電する。帯電器32は、帯電スリーブ36を感光
ドラム31と逆方向に回転させ、スリーブ36上の図示
しない低抵抗のフェライトキャリアによる帯電ブラシを
感光ドラム31の表面に接触させることにより、スリー
ブ36に印加した帯電バイアスで感光ドラム31の表面
を一様帯電し、感光ドラム31への潜像形成の準備を行
う。
【0028】ついで、LEDアレー33からの光を照射
することによって、感光ドラム31の表面に静電潜像が
形成され、その潜像を現像器34でイエローの現像剤を
用いて現像することにより、潜像がイエロートナー像と
して可視化される。現像器34は現像スリーブ37を備
え、現像スリーブ37に現像剤を担持して感光ドラム3
1に搬送し、現像スリーブ37に現像バイアスを印加し
た下で潜像を現像する。
することによって、感光ドラム31の表面に静電潜像が
形成され、その潜像を現像器34でイエローの現像剤を
用いて現像することにより、潜像がイエロートナー像と
して可視化される。現像器34は現像スリーブ37を備
え、現像スリーブ37に現像剤を担持して感光ドラム3
1に搬送し、現像スリーブ37に現像バイアスを印加し
た下で潜像を現像する。
【0029】感光ドラム31の下側には、記録材搬送部
材の転写ベルト40を挟んで転写帯電器(転写ローラ)
39が配置され、転写帯電器39により転写ベルト40
の背面から放電を行い、感光ドラム31上のイエロート
ナー像を転写ベルト40上に担持して搬送される紙など
の記録材Pへ転写する。
材の転写ベルト40を挟んで転写帯電器(転写ローラ)
39が配置され、転写帯電器39により転写ベルト40
の背面から放電を行い、感光ドラム31上のイエロート
ナー像を転写ベルト40上に担持して搬送される紙など
の記録材Pへ転写する。
【0030】この転写後、感光ドラム31に残留したト
ナーは、帯電器32内に一旦取り込まれ、キャリアとの
摩擦で帯電極性を変化された後、再び感光ドラム31上
に戻され、ついで現像器34に回収されて再利用され
る。
ナーは、帯電器32内に一旦取り込まれ、キャリアとの
摩擦で帯電極性を変化された後、再び感光ドラム31上
に戻され、ついで現像器34に回収されて再利用され
る。
【0031】上記の記録材Pはカセット42、43に格
納されている。記録材Pは、カセット42または43内
からピックアップローラ44または45により取り出さ
れ、レジストローラ対46、47により転写ベルト40
上に所定のタイミングで供給され、転写ベルト40上に
担持される。
納されている。記録材Pは、カセット42または43内
からピックアップローラ44または45により取り出さ
れ、レジストローラ対46、47により転写ベルト40
上に所定のタイミングで供給され、転写ベルト40上に
担持される。
【0032】転写ベルト40は、駆動ローラ48等の複
数のローラに掛け回され、駆動ローラ48による駆動で
図の矢印A方向に回動する無端移動体に構成されてい
る。転写ベルト40に対し、第1色目の画像形成部30
Y上流側の直近位置には紙先端センサ51が配置され、
また第4色目の画像形成部30Kの下流側にはホームポ
ジションセンサ60が配置されている。
数のローラに掛け回され、駆動ローラ48による駆動で
図の矢印A方向に回動する無端移動体に構成されてい
る。転写ベルト40に対し、第1色目の画像形成部30
Y上流側の直近位置には紙先端センサ51が配置され、
また第4色目の画像形成部30Kの下流側にはホームポ
ジションセンサ60が配置されている。
【0033】転写ベルト40に供給された記録材Pは、
紙先端センサ51によってその先端を検知され、このセ
ンサ51の紙先端検知信号はプリンタ部IIからカラーリ
ーダー部Iへ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部
にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられ
る。
紙先端センサ51によってその先端を検知され、このセ
ンサ51の紙先端検知信号はプリンタ部IIからカラーリ
ーダー部Iへ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部
にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられ
る。
【0034】転写ベルト40上に担持された記録材P
は、転写ベルト40の回転により画像形成部30Y、3
0M、30C、30Kに順に搬送され、それぞれイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のトナー像が記録材P上に重ね合わせて転写され
る。
は、転写ベルト40の回転により画像形成部30Y、3
0M、30C、30Kに順に搬送され、それぞれイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のトナー像が記録材P上に重ね合わせて転写され
る。
【0035】最終色のブラック画像形成部30Kを通過
した記録材Pは、転写ベルト40からの分離を容易にす
るために除電帯電器52で除電された後、転写ベルト4
0から分離される。除電帯電器52に隣接して剥離帯電
器53が設けられ、記録材Pが転写ベルト40から分離
される際の剥離放電による画像乱れが防止される。
した記録材Pは、転写ベルト40からの分離を容易にす
るために除電帯電器52で除電された後、転写ベルト4
0から分離される。除電帯電器52に隣接して剥離帯電
器53が設けられ、記録材Pが転写ベルト40から分離
される際の剥離放電による画像乱れが防止される。
【0036】分離された記録材Pは、トナーの記録材へ
の吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯
電器54、55で帯電され、ついで定着器56でトナー
像が熱定着されてフルカラーの永久画像(出力画像)と
された後、排紙トレイ57に排紙される。また記録材が
分離された転写ベルト40は、内外の除電器58、59
によって除電される。
の吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯
電器54、55で帯電され、ついで定着器56でトナー
像が熱定着されてフルカラーの永久画像(出力画像)と
された後、排紙トレイ57に排紙される。また記録材が
分離された転写ベルト40は、内外の除電器58、59
によって除電される。
【0037】図3により、LED画像記録について説明
する。
する。
【0038】図3において、画像処理部からの信号は2
値変換部301で2値化され、遅延部303Y〜303
Kに入力される。遅延部ではYMCKの各画像データ
を、紙先端センサ51と各画像形成部との距離に応じて
遅延して出力する。また本実施例では、後述のごとく求
められた露光開始タイミング補正データに従い、制御部
307によりその遅延時間が制御される。
値変換部301で2値化され、遅延部303Y〜303
Kに入力される。遅延部ではYMCKの各画像データ
を、紙先端センサ51と各画像形成部との距離に応じて
遅延して出力する。また本実施例では、後述のごとく求
められた露光開始タイミング補正データに従い、制御部
307によりその遅延時間が制御される。
【0039】遅延部303Y〜303Kから出力された
画像データは、LED駆動部305Y〜305Kに送ら
れる。LED駆動部は、所定数の画像データごとに入力
画像データをラッチして保持するシフトレジスタを複数
有し、1ライン分の画像データがこれらのシフトレジス
タに保持されたタイミングで、この画像データに基づい
てLED部33Y〜33Kを駆動するための信号を生成
する。
画像データは、LED駆動部305Y〜305Kに送ら
れる。LED駆動部は、所定数の画像データごとに入力
画像データをラッチして保持するシフトレジスタを複数
有し、1ライン分の画像データがこれらのシフトレジス
タに保持されたタイミングで、この画像データに基づい
てLED部33Y〜33Kを駆動するための信号を生成
する。
【0040】さて、本発明では、転写ベルトの厚みむら
に起因する色ずれを解消するために、色ずれ量に応じて
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの露光開始タイ
ミングを補正する。以下、図4のフローチャートを用い
て説明する。
に起因する色ずれを解消するために、色ずれ量に応じて
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの露光開始タイ
ミングを補正する。以下、図4のフローチャートを用い
て説明する。
【0041】まず、転写ベルトの厚みむらによる位置ず
れデータを抽出するために、記録材に出力画像として、
図5に示すように、Y、M、C、Kの各色について、記
録材移動方向に所定間隔で線を入れたレジストパターン
をたとえば2列に作像する(ステップS401)。
れデータを抽出するために、記録材に出力画像として、
図5に示すように、Y、M、C、Kの各色について、記
録材移動方向に所定間隔で線を入れたレジストパターン
をたとえば2列に作像する(ステップS401)。
【0042】このとき、厚みむらによる位置ずれデータ
は、ベルトの全周長にわたって求める必要がある。本実
施例では、転写ベルトの長さを1037mmとしている
ので、ベルト全周長にわたる位置ずれデータ(および厚
みむらデータ)を得るために、A3用紙(420mm)
を用い、3枚のA3用紙にレジストパターンを作像す
る。
は、ベルトの全周長にわたって求める必要がある。本実
施例では、転写ベルトの長さを1037mmとしている
ので、ベルト全周長にわたる位置ずれデータ(および厚
みむらデータ)を得るために、A3用紙(420mm)
を用い、3枚のA3用紙にレジストパターンを作像す
る。
【0043】つぎに記録材に作像したレジストパターン
を図1のスキャナ部により、つまりレジストパターンを
作像した記録材を原稿台ガラス11上にセットし、光源
15、16から光を照射して、レジストパターンをCC
D24により読み取る。この読み取ったレジストパター
ンのY、M、C、Kの各々についての線間の間隔を検知
し、この検知した間隔と、装置内部の等間隔でカウント
するカウンタの間隔との差を位置ずれ量として検出する
(S402)。
を図1のスキャナ部により、つまりレジストパターンを
作像した記録材を原稿台ガラス11上にセットし、光源
15、16から光を照射して、レジストパターンをCC
D24により読み取る。この読み取ったレジストパター
ンのY、M、C、Kの各々についての線間の間隔を検知
し、この検知した間隔と、装置内部の等間隔でカウント
するカウンタの間隔との差を位置ずれ量として検出する
(S402)。
【0044】その結果、ベルト全周長にわたる各色それ
ぞれの位置ずれ量は、たとえば図6のような波形として
検出することができる。この各色の位置ずれ量は、ベル
ト1周長にわたる周期的な変動の影響を受け、振幅、周
期がほぼ等しく、位相のずれた波形となる。
ぞれの位置ずれ量は、たとえば図6のような波形として
検出することができる。この各色の位置ずれ量は、ベル
ト1周長にわたる周期的な変動の影響を受け、振幅、周
期がほぼ等しく、位相のずれた波形となる。
【0045】このようにして、ベルト全周長にわたって
求めた各色の位置ずれ量データは、たとえば工場出荷時
やベルト交換時に、作像・読込み動作を行うことによっ
て、装置内部に記憶するものとする。
求めた各色の位置ずれ量データは、たとえば工場出荷時
やベルト交換時に、作像・読込み動作を行うことによっ
て、装置内部に記憶するものとする。
【0046】画像を形成する際には、まず、紙先端セン
サ51が記録材の先端を検知したら(S403)、図示
しない距離カウンタが、ホームポジションセンサ60が
転写ベルト40のマーカーを検知してからの先端検知ま
での経過時間と、転写ベルト40の回転速度とにより、
転写ベルト40上の記録材載置位置(ホームポジション
からの距離)を決定する(S404)。
サ51が記録材の先端を検知したら(S403)、図示
しない距離カウンタが、ホームポジションセンサ60が
転写ベルト40のマーカーを検知してからの先端検知ま
での経過時間と、転写ベルト40の回転速度とにより、
転写ベルト40上の記録材載置位置(ホームポジション
からの距離)を決定する(S404)。
【0047】そして、記録材の載置位置と、記録材サイ
ズと、装置内部に記憶した各色の位置ずれ量データを参
照し、記録材1枚、つまり記録材1ページ内の各色の平
均位置ずれ量を求める。本実施例では、補正の対象とす
る色ずれ量は、ある色とある色とがどれだけずれている
かを示している。つまり、ある2色の位置ずれ量が同じ
ならば、そのときの色ずれ量は0である。
ズと、装置内部に記憶した各色の位置ずれ量データを参
照し、記録材1枚、つまり記録材1ページ内の各色の平
均位置ずれ量を求める。本実施例では、補正の対象とす
る色ずれ量は、ある色とある色とがどれだけずれている
かを示している。つまり、ある2色の位置ずれ量が同じ
ならば、そのときの色ずれ量は0である。
【0048】このような考えの下、A3用紙(420m
m)が載置された位置でのYとKの位置ずれ量が図7の
ようであったとすると、Kの1ページ内平均位置ずれ量
は17.77μm、Yの1ページ内平均位置ずれ量は−
8.47μmである。そこで、遅延部303Yの遅延時
間を制御して、Yの副走査方向の露光開始タイミングを
26.24μmの分だけ遅らせることにより、図のよう
に、Yの位置ずれ量を平均的にKに近づけ、結果とし
て、YとKの1ページ内の平均色ずれ量を0にするよう
に補正量を決定する(S405)。
m)が載置された位置でのYとKの位置ずれ量が図7の
ようであったとすると、Kの1ページ内平均位置ずれ量
は17.77μm、Yの1ページ内平均位置ずれ量は−
8.47μmである。そこで、遅延部303Yの遅延時
間を制御して、Yの副走査方向の露光開始タイミングを
26.24μmの分だけ遅らせることにより、図のよう
に、Yの位置ずれ量を平均的にKに近づけ、結果とし
て、YとKの1ページ内の平均色ずれ量を0にするよう
に補正量を決定する(S405)。
【0049】同様に、M、Cについても、このようにし
て求めた補正量に基づいて遅延部の遅延時間を制御す
る。また制御部307は、ホームポジションセンサ60
が、転写ベルト40に付けられたマーカーを検知するた
びに、タイマーの値をクリアする。以下、つぎに記録材
のある場合には、最終紙まで上記処理を繰り返す(S4
06)。
て求めた補正量に基づいて遅延部の遅延時間を制御す
る。また制御部307は、ホームポジションセンサ60
が、転写ベルト40に付けられたマーカーを検知するた
びに、タイマーの値をクリアする。以下、つぎに記録材
のある場合には、最終紙まで上記処理を繰り返す(S4
06)。
【0050】以上では、画像形成時の記録材の転写ベル
トへの載置位置を検出するのにタイマーを用いたが、所
定周波数のクロックをカウントするカウンタを用いるこ
とも可能である。また、LEDにより像露光を行った
が、これ以外にも、たとえばレーザーを用いて像露光を
行う場合にも、本発明を適用することができ、同様の効
果を得ることができる。
トへの載置位置を検出するのにタイマーを用いたが、所
定周波数のクロックをカウントするカウンタを用いるこ
とも可能である。また、LEDにより像露光を行った
が、これ以外にも、たとえばレーザーを用いて像露光を
行う場合にも、本発明を適用することができ、同様の効
果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無端移動体により搬送される記録材に各色のトナー像の
転写を繰り返して、記録材にカラー画像を形成するに際
し、無端移動体の厚みむらに応じて、各色の副走査方向
の露光開始タイミングを補正するようにしたので、無端
移動体の厚みむらによる速度変動に起因した各色間の色
ずれを低減して、色ずれを良好に解消した高品質なカラ
ー画像を得ることができる。
無端移動体により搬送される記録材に各色のトナー像の
転写を繰り返して、記録材にカラー画像を形成するに際
し、無端移動体の厚みむらに応じて、各色の副走査方向
の露光開始タイミングを補正するようにしたので、無端
移動体の厚みむらによる速度変動に起因した各色間の色
ずれを低減して、色ずれを良好に解消した高品質なカラ
ー画像を得ることができる。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】図1の画像形成装置におけるディジタル画像処
理部の構成を示すブロック図である。
理部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の画像形成装置におけるLED駆動部の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例における転写ベルトの厚みむらに
よる露光開始タイミング補正制御を示すフローチャート
である。
よる露光開始タイミング補正制御を示すフローチャート
である。
【図5】図1の実施例において転写ベルトの厚みむらに
よる各色の位置ずれ量を検出するのに用いたレジストパ
ターンを示す図である。
よる各色の位置ずれ量を検出するのに用いたレジストパ
ターンを示す図である。
【図6】図5のレジストパターンから検出したYMCK
の位置ずれ量の例を示すグラフである。
の位置ずれ量の例を示すグラフである。
【図7】図6の検出結果からYとK間の色ずれ量を補正
する補正法を示す説明図である。
する補正法を示す説明図である。
26 画像処理部 31 感光ドラム 33 LEDアレー 39 転写帯電器 40 転写ベルト 51 紙先端センサ 60 ホームポジションセンサ 303Y〜303K 遅延部 P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA50 DE02 EA02 EB04 EB06 EC06 ED06 ED16 EF09 2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB16 BB56 2H076 AB60 AB66 BB01 DA41 5C074 AA10 BB02 BB26 CC26 DD15 DD24 EE04 EE06 EE08 EE11 FF15 GG09 GG14 GG15 GG19 HH02 9A001 BB02 BB03 BB06 EE02 EE05 FF05 GG05 HH25 HH27 HH31 HZ34 JJ35 KK42
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の画像形成手段と、無端移動体と、
画像読み取り手段と、記録材載置位置検出手段と、画像
形成タイミング制御手段とを備え、 前記各画像形成手段は各色のトナー像を形成し、前記無
端移動体は、記録材を載置して前記各画像形成手段に順
次搬送し、前記各画像形成手段で形成された各色のトナ
ー像を、前記搬送された記録材に転写し、定着すること
により、前記記録材に出力画像が形成され、前記画像読
み取り手段は、記録材に形成された各色の位置ずれ量検
出用の出力画像を読み取って、各色ごとの位置ずれ量を
検出し、前記位置検出手段は、前記無端移動体に載置し
た記録材の載置位置を検出し、そして前記制御手段は、
前記載置位置が検出された記録材に対する画像形成に際
し、前記検出された各色ごとの位置ずれ量と、前記検出
された記録材の載置位置とに基づいて、前記各画像形成
手段における各色の画像形成タイミングを制御すること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記無端移動体に1周期分より少なくな
い枚数の記録材を順次載置して、前記各色の位置ずれ量
検出用の出力画像を前記1周期分より少なくない枚数の
記録材の全てにわたって形成することにより、前記画像
読み取り手段による各色の位置ずれ量検出用の出力画像
を読み取ることによって、前記無端移動体の1周にわた
り前記各色ごとの位置ずれ量を検出する請求項1の画像
形成装置。 - 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記無端移動体の
所定の基準位置を検出する第1の検出手段と、前記無端
移動体による記録材搬送開始位置で記録材を検出する第
2の検出手段とを有し、前記第1の検出手段による前記
基準位置の検出と、前記第2の検出手段による前記記録
材の検出との間の時間差により、前記記録材の載置位置
を検出する請求項1または2の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記無端移動体は載置する記録体のサイ
ズが複数種可能であり、前記制御手段は、前記画像形成
タイミングの制御を、前記検出された各色ごとの位置ず
れ量と、前記検出された記録材の載置位置と、前記載置
された記録材のサイズとに基づいて行う請求項1〜3の
いずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記無端移動体は記録材を載置するベル
ト状の搬送部材を備え、前記各色ごとの位置ずれ量が前
記搬送部材の厚さむらに起因した速度変動により生じる
請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記各色の画像形成タイミングの制御
は、前記各色のうちの1つの色を基準として、その基準
の色の画像形成タイミングに対し、残りの色の画像形成
タイミングを制御することにより行う請求項1〜5のい
ずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記各色の画像形成タイミングの制御
は、前記基準の色の記録材1枚内の平均の位置ずれ量に
対する、前記残りの各色の記録材1枚内の平均の位置ず
れ量の差が減少するように行う請求項6の画像形成装
置。 - 【請求項8】 前記各画像形成手段は、入力画像データ
を遅延する遅延部と、前記遅延部から出力された画像デ
ータに基づいてトナー像を形成する画像形成部を有し、
前記画像形成タイミングの制御は、前記遅延部の遅延時
間を制御することにより行う請求項1〜7のいずれかの
項に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記各画像形成手段は、像担持体と、画
像データに応じて前記像担持体を露光して潜像を形成す
る露光手段とを有し、前記画像形成タイミングの制御
は、前記露光手段による前記像担持体の露光のタイミン
グを制御することにより行う請求項1〜8のいずれかの
項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155111A JP2001337504A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155111A JP2001337504A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001337504A true JP2001337504A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18660106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000155111A Pending JP2001337504A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001337504A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7197256B2 (en) * | 2003-06-24 | 2007-03-27 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with transfer belt speed control |
US7524010B2 (en) | 2006-02-27 | 2009-04-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus |
JP2009205076A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2011095781A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2014059336A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-05-25 JP JP2000155111A patent/JP2001337504A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7197256B2 (en) * | 2003-06-24 | 2007-03-27 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with transfer belt speed control |
US7524010B2 (en) | 2006-02-27 | 2009-04-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus |
JP2009205076A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8295735B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-10-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2011095781A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2014059336A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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