JPH11327254A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11327254A
JPH11327254A JP10133871A JP13387198A JPH11327254A JP H11327254 A JPH11327254 A JP H11327254A JP 10133871 A JP10133871 A JP 10133871A JP 13387198 A JP13387198 A JP 13387198A JP H11327254 A JPH11327254 A JP H11327254A
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徹 笠松
Takeshi Minami
猛 南
Takuya Washimi
卓也 鷲見
Shiro Tsujioka
史郎 辻岡
Satoru Kawada
哲 河田
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置ずれ検出動作を装置の状態に応じて実行
することにより、無駄なトナー消費を極力抑えながら、
良質な画像を得られる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 コピースタートキーが押されたことを検
出すると(ステップS10で「Y」)、転写ベルト上の
手前側、中央部、奥側の3箇所に各色のレジストマーク
をそれぞれ形成する位置ずれ算出1を行い(ステップS
11)、リターンする。コピースタートキーが押されて
片面連続コピーが開始され(ステップS10で「N」、
S12で「Y」)、コピーカウンタにより計数されるコ
ピー枚数が所定のP枚に達すると、転写ベルト上の手前
側と奥側の2箇所に各色のレジストマークを形成する位
置ずれ算出2を行う(ステップS13で「Y」、S1
4)。位置ずれ算出2が行われた後に、コピーカウンタ
をクリアし(ステップS15)、リターンする。一方、
コピー枚数がP枚以下である場合は(ステップS13で
「N」)、そのままリターンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などの画像
形成装置に関し、複数の色画像を重ね合わせて作成され
るカラー画像の色ずれを補正する技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タンデム型のフルカラー画像形
成装置においては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(K)の各色の感光体ドラムが
転写ベルトの搬送面に沿って列設されていて、各感光体
ドラムに対して作像ユニットによりトナー像を形成し、
このトナー像を転写ベルトによって搬送されてくる記録
シート上に順次転写して多重色画像を形成するようにな
っている。
【0003】上記作像ユニットは、感光体ドラムの表面
をレーザビームにより露光走査して、回転する感光体ド
ラム上に静電潜像を形成し、これを該当する色のトナー
で現像するようになっており、これらの作像動作は、各
トナー像が搬送されてくる記録シートの同じ位置に重ね
て転写されるように同期を取って行われている。このよ
うなタンデム型のフルカラー画像形成装置は、各色成分
のトナーに対応して、感光体ドラムを個別に設けている
ため、一回の通紙で高速にフルカラーの画像形成を行え
るという大きな利点を有している。
【0004】しかし、一方で各色成分のトナー像を記録
紙上に色ずれなく多重転写する必要があり、そのために
は、各色の画像の位置合わせが重要となる。ところが、
転写ベルトは複数のローラに張架されて回動しているた
め、各ローラ径のばらつきや転写ベルト自身の伸び等に
よって、ローラの軸方向に徐々に位置ずれが生じ、搬送
方向に対し斜行、または蛇行するようになることから、
各色の転写位置のずれに伴って色ずれを発生させるとい
う問題があった。
【0005】また、各色の作像ユニットにおける光学系
の走査レンズの屈折特性の不均一や、折り返しミラーの
角度調整の不十分、さらには温度変化による走査レンズ
の圧縮あるいは膨張変形などにより、レーザビームによ
る感光体ドラム上への走査ラインが各作像ユニット毎に
主走査方向に平行にならずに傾いたり(スキュ)、湾曲
(ボウ)したりして副走査方向に走査ラインがずれる結
果、色ずれが発生するという問題もあった。
【0006】このような問題を解消するため、例えば従
来のタンデム型のフルカラー画像形成装置においては、
画像形成動作が開始される毎に、あるいは複数枚の記録
シートを連続して給紙させて画像形成を行う場合にあっ
ては一定の枚数毎に、各色のレジストマークを副走査方
向に並べたレジストマーク列を主走査方向に複数列、例
えば転写ベルト上の手前側、中央部、奥側の3箇所の位
置にそれぞれ形成し、これらを形成位置毎に対応させて
配設された光電センサによって検出し各色の位置ズレ量
を算出し、それぞれの感光体ドラムへの画像書き込み時
に前記位置ずれ量を補正することにより色ずれを防止す
るようにしている(以下、各色の位置ずれ量を検出する
ことを「位置ずれ検出」、位置ずれ量を補正することを
「位置ずれ補正」という)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、スキュやボウなどによる色ずれを防止で
きるという効果がある一方で、複数のレジストマーク列
を転写ベルト上に形成する必要性から多くのトナーを消
費するという問題がある。位置ずれ補正は、各色のレジ
ストマークの形成位置から位置ずれ量を決定して行われ
るために、形成されるレジストマーク列の列数(サンプ
ル数)が多いほどより正確な補正を行える。ところが、
色ずれが生じる要因は、上述したように様々であり、装
置の状態によっては、多くのレジストマーク列を形成さ
せなくても、目で見て色ずれが生じていることがわから
ない程度の再現画像を得られる場合があり、このような
場合は、不要なレジストマーク列を形成してトナーを無
駄に消費することになってしまう。
【0008】本発明は、上述したような問題点に鑑みて
されたものであって、位置ずれ検出動作を装置の状態に
応じて実行することにより、無駄なトナー消費を極力抑
えながら、良質な画像を得られる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、画像書き込み手段によって像担持体に画像
を書き込み、これを転写材搬送体もしくは当該転写材搬
送体により搬送されてくる転写材上に転写して作像する
画像形成装置であって、前記画像書き込み手段を制御
し、前記転写材搬送体の搬送面上の搬送方向と直交する
方向における1箇所以上にレジストマークを形成させる
制御手段と、前記転写材搬送体の搬送面に形成されたレ
ジストマークを検出して、その検出結果に基づき当該レ
ジストマークの位置ずれ量を算出する算出手段と、前記
算出手段の算出結果に基づき前記画像書き込み手段によ
る画像書き込み位置を補正する画像書き込み位置補正手
段とを備え、前記制御手段は、装置の状態に応じて前記
レジストマークの形成箇所の数を変化させることを特徴
とする。
【0010】また、前記装置の状態は、画像形成の動作
状態のことであって、前記制御手段は、前記画像形成の
動作状態として、連続して給紙される記録シートの第1
面に画像形成を行う連続画像形成モードが設定されてい
る場合に、当該連続画像形成モードの実行開始時、およ
び当該モードの実行中に所定の画像形成回数に達した時
に前記レジストマークを形成させると共に、前記実行中
に形成させるレジストマークの形成箇所を前記実行開始
時の形成箇所よりも少なくさせることを特徴とする。
【0011】また、前記装置の状態は、装置内環境のこ
とであって、前記制御手段は、前記環境の変化が所定の
範囲内である場合に、前記レジストマークの形成箇所を
前記所定の範囲内にない場合よりも少なくさせることを
特徴とする。また、前記装置の状態は、画像形成の動作
状態のことであって、前記制御手段は、前記画像形成の
動作状態として、記録シートの第1面に画像形成が行わ
れる片面形成モード、あるいは記録シートの第2面にも
画像形成が行われる両面形成モードが設定されている場
合に、レジストマークの形成箇所を両面形成モードより
も片面形成モードの方が少なくなるように制御すること
を特徴とする。
【0012】また、画像書き込み手段によって像担持体
に画像を書き込み、これを転写材搬送体もしくは当該転
写材搬送体により搬送されてくる転写材上に転写して作
像する画像形成装置であって、前記画像書き込み手段を
制御し、前記転写材搬送体の搬送面上にレジストマーク
を形成させる制御手段と、前記転写材搬送体の搬送面に
形成されたレジストマークを検出して、その検出結果に
基づき当該レジストマークの位置ずれ量を算出する算出
手段と、前記算出手段の算出結果に基づき前記画像書き
込み手段による画像書き込み位置を補正する画像書き込
み位置補正手段とを備え、前記制御手段は、記録シート
の第1面に画像形成が行われる片面形成モード、あるい
は記録シートの第2面にも画像形成が行われる両面形成
モードが設定されている場合に、前記レジストマークを
形成させる頻度を前記両面形成モードよりも前記片面形
成モードの方が少なくなるように制御することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、タンデム型カラーデジタル複写機(以
下、単に「複写機」という。)について説明する。 (実施の形態1) (1)複写機全体の構成 図1は、本実施の形態1に係る複写機1の全体の構成を
示す図である。同図に示すように、当該複写機1は、大
きく分けて原稿画像を読み取るイメージリーダ部10
と、このイメージリーダ部10で読み取った画像を記録
シート上にプリントして再現するプリンタ部20とから
構成される。
【0014】イメージリーダ部10は、原稿ガラス板
(不図示)に載置された原稿の画像をスキャナを移動さ
せて読み取る公知のものであって、原稿画像は、レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3種類の波長
の光に分光されて、不図示のCCDカラーイメージセン
サにより電気信号に変換され、これにより原稿のR、
G、Bの画像データが得られる。
【0015】このイメージリーダ部10で得られた各色
成分毎の画像データは、制御部30において各種のデー
タ処理を受け、更にシアン(C),マゼンタ(M),イ
エロー(Y),ブラック(K)の各再現色の画像データ
に変換される(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックの各再現色をC、M、Y、Kと表し、各再現色に
関連する構成部分の番号にこのC、M、Y、Kを添字と
して付加する)。
【0016】画像データは、制御部30内の画像メモリ
33(図3参照)に各色ごとに格納され、位置ずれ補正
のための必要な画像補正を受けた後、記録シートの供給
と同期して1走査ラインごとに読み出されてレーザダイ
オードの駆動信号となる。プリンタ部20は、周知の電
子写真方式により画像を形成するものであって、転写ベ
ルト41が張架されて構成される記録シート搬送部40
と、転写ベルト41に対向して記録シート搬送方向上流
側(以降、単に「上流側」という)から搬送方向下流側
(以降、単に「下流側」という)に沿って所定間隔で配
置されたC、M、Y、Kの各色の画像プロセス部50C
〜50Kと、各画像プロセス部毎に設けられた露光走査
部60C〜60Kと、記録シート搬送部40の上流側に
配置された給紙部70と、下流側に配置された定着部9
0とからなる。
【0017】記録シート搬送部40は、駆動ローラ4
2、従動ローラ43、テンションローラ44、補助ロー
ラ45とこれらのローラに張架される転写ベルト41な
どから構成される。駆動ローラ42は、図示しないステ
ッピングモータにより回転駆動され、その回転速度は、
転写ベルト41の搬送面が感光体ドラム51C〜51K
の周速(システムスピード)と同じ速度となるように制
御部30によって制御される。記録シートは、転写ベル
ト41が回動することにより形成されるシート搬送路上
を搬送される。
【0018】露光走査部60C〜60Kは、上記制御部
30から出力された駆動信号を受けてレーザ光を発する
レーザダイオードや、このレーザ光を偏向して感光体ド
ラム51C〜51K上を主走査方向に露光走査させるた
めのポリゴンミラーや走査レンズ等を備える。画像プロ
セス部50C〜50Kは、感光体ドラム51C〜51K
と、これを中心にしてその周囲に配された、帯電チャー
ジャ52C〜52K、現像器53C〜53Kなどからな
る。
【0019】給紙部70は、サイズの異なる記録シート
を収納する給紙カセット71、72と、この記録シート
を各給紙カセットから繰り出すためのピックアップロー
ラ73、74と、転写ベルト41に送り出すタイミング
をとるためのタイミングローラ75などからなる。感光
体ドラム51C〜51Kは、前記露光を受ける前に不図
示のクリーナで表面の残存トナーが除去され、同じく不
図示のイレーサランプに照射されて除電された後、帯電
チャージャ52C〜52Kにより一様に帯電されてお
り、このように一様に帯電した状態で上記レーザ光によ
る露光を受けると、感光体ドラム51C〜51Kの表面
に静電潜像が形成される。
【0020】各静電潜像は、それぞれ各色の現像器53
C〜53Kにより現像され、これにより感光体ドラム5
1C〜51K表面にC、M、Y、Kのトナー像が形成さ
れ、各転写位置において転写ベルト41の裏面側に配設
された転写チャージャ54C〜54Kの静電的作用によ
り、シート搬送路を搬送されてくる記録シート上に順次
転写されていく。この際、各色の作像動作は、搬送され
てくる記録シートの同じ位置にそのトナー像が重ね合わ
せて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイ
ミングをずらして実行される。
【0021】各色のトナー像が多重転写された記録シー
トは、転写ベルト41により定着部90にまで搬送され
て、ここで高熱で加圧されて、その表面のトナー粒子が
シート表面に融着して定着し、その後排紙トレイ92上
に排出される。また、記録シートの裏面にもコピーする
場合(いわゆる「両面コピーモード」の場合)は、切換
爪82を作動させて、定着部90から排出された記録シ
ートを下方の搬送路83に導き、反転ローラ84により
一旦反転路85に送り出してから、反転ローラ84を逆
転させ当該記録シートの表裏を反転させて搬送路81に
送り出して、その裏面に画像を形成するようになってい
る。
【0022】また、イメージリーダ部10の前面の操作
しやすい位置には、操作パネル99が設けられており、
コピー枚数を入力するテンキーやコピー開始を指示する
コピースタートキー、各種のコピーモードを設定するた
めの設定キー、上記設定キーなどにより設定されたモー
ドをメッセージで表示する表示部などが設けられてい
る。
【0023】なお、シート搬送路下流側の上方には、3
個の位置ずれ検出器RS1〜RS3が主走査方向(搬送
方向と直交する方向)に1直線上に配設されており、こ
れにより転写ベルト41の両端部付近及び中央部に転写
された各色のV字形のレジストマーク(図4参照)の位
置ずれ量を検出するようになっている。図2は、上記位
置ずれ検出器RS1の回路構成の一例を示す図である。
【0024】位置ずれ検出器RS1は、LED392と
フォトダイオード393からなる反射型の光電センサ3
91を備える。制御部30のCPU31(図3参照)か
らの制御信号を受けて、LED駆動素子394は、LE
D392を点灯させ、この光が転写ベルト41上に図示
しない集光レンズなどで集光されて照射される。転写ベ
ルト41からの反射光はフォトダイオード393に受光
されて電気信号に変換され、その検出信号が増幅器39
5により増幅される。増幅された検出信号は、さらにA
D変換器396により多値のデジタル信号に変換され
て、CPU31に出力される。
【0025】制御部30は、当該各色のレジストマーク
検出結果に基づき、各色の画像の感光体ドラム51C〜
51Kへの書き込み位置を画素ごとに補正し、カラー画
像形成時に色ずれが生じないように制御する。詳しくは
後述する。 (2)制御部30の構成 次に、図3を参照して上記制御部30の構成を説明す
る。
【0026】同図に示すように、制御部30は、CPU
31、画像処理部32、画像メモリ33、位置ずれ補正
部34、レーザダイオード駆動部35、RAM36、R
OM37およびEEPROM38などから構成される。
画像処理部32は、原稿をスキャンして得られたR,
G,Bの電気信号をそれぞれ変換して多値デジタル信号
からなる画像データを生成し、さらにシェーディング補
正やエッジ強調処理などの補正を施した後、C,M,
Y,Kの再現色の画像データを生成して画像メモリ33
に出力し、上記画像データを各再現色ごとに格納させ
る。この際、読み取った原稿のページ数と、画像メモリ
33への格納位置(アドレス)とを関連付けてRAM3
6内の管理テーブルに格納する。
【0027】位置ずれ補正部34は、CPU31からの
指示に従って、画像データの画素ごとの格納位置(アド
レス)を必要に応じて変更して画像書きこみ位置の補正
データを生成する。レーザダイオード駆動部35は、上
記補正された画像データに基づき各レーザダイオードを
駆動する。
【0028】RAM36は、各種の制御変数および操作
パネル99から設定されたコピー枚数やコピーモードな
どを一時記憶する。ROM37には、イメージリーダ部
10におけるスキャン動作やプリンタ部20における画
像形成動作に関する制御プログラムおよび後述する位置
ずれ検出に関する制御プログラムのほか、各色のレジス
トマークの印字用データや画像の位置ずれ補正のための
プログラムなどが格納されている。
【0029】EEPROM38は、後述する位置ずれ検
出動作に基づき、CPU31で算出された各色の位置ず
れ量およびボウ補正量が格納される。なお、このEEP
ROM38は、その他の不揮発性メモリ、例えば、電池
でバックアップされたSRAMなどでもよい。CPU3
1は、位置ずれ検出器RS1〜RS3や各種センサの入
力を受ける一方、ROM37から必要なプログラムを読
み出して、画像処理部32でのデータ処理や、画像メモ
リ33における画像データの書込み/読出し、並びに後
述する位置ずれ検出動作に基づいて各色の位置ずれ量お
よびボウ補正量を算出し、これらのデータをEEPRO
M38に格納させる。さらに位置ずれ補正部34におけ
る画像データの補正内容などを制御し、あるいはイメー
ジリーダ部10、プリンタ部20の動作をタイミングを
取りながら統一的に制御して円滑な複写動作を実行させ
る。
【0030】図4は、位置ずれ検出動作の際に転写ベル
ト41上に形成されるレジストマークの一例を示す図で
ある。各色のレジストマーク111C〜111K、11
2C〜112K、113C〜113Kは、それぞれV字
形状をしており、搬送方向Aと直交する第1直線部とこ
の第1直線部と45°の角度をなす第2直線部を備え
る。このレジストマーク111C〜111K、112C
〜112K、113C〜113Kを形成するための印字
用データは、予めROM37(図3参照)に格納されて
おり、この印字用データに基づき露光走査部60C〜6
0Kおよび画像プロセス部50C〜50Kにより転写ベ
ルト41上に形成される。この際、各感光体ドラム51
C〜51Kにおける転写画像に色ずれが発生しない状態
では、レジストマーク111C〜111Kは、搬送方向
Aと直交する方向(主走査方向)の位置が同一で、か
つ、搬送方向Aと平行な方向(副走査方向)において相
互に距離Dをもって形成されるようになっている。他の
レジストマーク112C〜112K、113C〜113
Kについても同様である。さらに、ブラックのレジスト
マーク111K(手前側)、112K(中央部)、11
3K(奥側)は、副走査方向についてはその位置が同一
で、主走査方向については、図の破線部の検出ライン上
にそれぞれ形成されるようになっている。
【0031】感光体ドラム51C〜51Kから転写ベル
ト41上に転写されたレジストマーク111C〜111
K、112C〜112K、113C〜113Kの各直線
部は、転写ベルト41の回動と共に、位置ずれ検出器R
S1〜RS3により図の破線部の検出ライン上でそれぞ
れ検出され、その検出信号がCPU31に送出される。
【0032】CPU31は、位置ずれ検出器RS1〜R
S3からの検出信号を受信して、転写ベルト41上に形
成されるレジストマークから各色の主走査方向と副走査
方向の位置ずれ量を次のように求める。図5は、位置ず
れ検出器RS1で検出された検出信号の波形を示す図で
ある。検出信号121〜128は、それぞれレジストマ
ーク111C〜111Kの各直線部を図3の下流側から
順に検出していったときに得られる波形である。
【0033】位置ずれ検出器RS1におけるフォトダイ
オード393は、一定のセンシング幅を有するため、検
出信号の波形は山なりとなっており、そのため各直線部
の正確な位置を確定しにくい。そこで、CPU31は、
当該検出信号値から重心計算法などにより当該検出値の
中央位置(もしくはピーク位置)を基準位置として求
め、その位置を検出ライン上の各レジストマークの第1
直線部、第2直線部の正確な位置として特定するように
なっている(検出信号の波形の下段のKy〜Cnが、各
直線部の基準位置を示す。ちなみに同図において、例え
ば、「Ky」とは、ブラックのレジストマークの第1直
線部を、「Kn」とは、ブラックのレジストマークの第
2直線部を示している。他の色についても同様。)。
【0034】CPU31は、内部にクロック発生回路を
備えており、各レジストマーク111の第1直線部、第
2直線部の各基準位置の検出時におけるクロック数をR
AM36に格納し、これらの値の差分をとって各レジス
トマーク111C〜111Kにおける第1直線部検出か
ら第2直線部検出までに要した時間Tk〜Tc、および
レジストマーク111Kの第1直線部検出から他のレジ
ストマーク111Y〜111Cの第1直線部検出までに
要した時間Tky、Tkm、Tkcを求める。
【0035】ここで、転写ベルト41の画像形成時にお
ける走行速度をVとすると、レジストマーク111Kと
レジストマーク111Yの第1直線部間の距離は、V・
Tkyとなり、同様にレジストマーク111Kの第1直
線部とレジストマーク111M、111Cの各第1直線
部間の距離は、それぞれV・Tkm、V・Tkcとな
る。
【0036】上述のように、色ずれのない状態では、各
レジストマーク111C〜111K間の間隔は、Dとな
るはずであるから、レジストマーク111Kを基準とし
た場合における各レジストマーク111Y、111M、
111Cの各第1直線部の位置ずれ量(すなわち、副走
査方向の位置ずれ量)をそれぞれD1ky、D1km、
D1kcとすると、それぞれ次の各式(1)〜(3)で
求められることになる。
【0037】 D1ky= D−V・Tky ‥‥(1) D1km=2D−V・Tkm ‥‥(2) D1kc=3D−V・Tkc ‥‥(3) 一方、上記検出ライン上での各レジストマーク111C
〜111Kにおける第1直線部と第2直線部の間隔(以
下、単に「線間隔」という。)をそれぞれ、Dk、D
y、Dm、Dcとすると、これらの値は上述の各レジス
トマーク111C〜111Kにおける第1直線部検出か
ら第2直線部検出までに要した時間Tk〜Tcを用い
て、それぞれ次の各式(4)〜(7)で求められる。
【0038】 Dk=V・Tk ‥‥(4) Dy=V・Ty ‥‥(5) Dm=V・Tm ‥‥(6) Dc=V・Tc ‥‥(7) そこで、ブラックの線間隔Dkとその他の色の線間隔D
y、Dm、Dcとの差を、それぞれD2ky、D2k
m、D2kcとすると、次の各式(8)〜(10)が得
られる。
【0039】 D2ky=Dk−Dy ‥‥(8) D2km=Dk−Dm ‥‥(9) D2kc=Dk−Dc ‥‥(10) 上述の通り、各レジストマーク111C〜111Kの第
1直線部は、搬送方向A(副走査方向)と直交してお
り、第2直線部はこの第1直線部と45°の角度をなし
ているので、上記検出ライン上のブラックのレジストマ
ークにおける線間隔と他の色の線間隔との差は、主走査
方向におけるブラックの画像書き込み位置と他の色との
画像書き込み位置との主走査方向の位置ずれ量に等しい
ことになる。
【0040】以上のようにして、ブラックの画像書き込
み位置を基準にした場合の、他の色の画像書き込み位置
の副走査方向における位置ずれ量(D1ky、D1k
m、D1kc)および主走査方向における位置ずれ量
(D2ky、D2km、D2kc)がCPU31で算出
される。以上、転写ベルト41上の手前側の位置におけ
る位置ずれ量の算出動作について説明してきたが、中央
部および奥側の形成位置における位置ずれ量の算出も位
置ずれ検出器RS2、RS3から受信する検出信号に基
づいて同様に行われる。
【0041】CPU31は、後述するように複写機1の
状態に応じて、転写ベルト41上の手前側、中央部、奥
側の3箇所の位置にレジストマーク111C〜111
K、112C〜112K、113C〜113Kを形成し
て(以下、「3箇所のレジストマーク」という。)各位
置ずれ量を算出し、これらに基づいて、公知の位置ずれ
補正技術により画像書きこみ位置を補正する。
【0042】このように転写ベルト41上に3箇所のレ
ジストマークを形成するのは、以下の理由による。感光
体ドラム51C〜51K上への作像動作は、レーザ光に
よる露光走査によって静電潜像が形成され、これを該当
する色のトナーで現像するようになっている。ところ
が、露光走査部60C〜60Kに配設される走査レンズ
が温度変化による熱膨張によって変位することにより、
レーザビームによる感光体ドラム51C〜51K上への
走査ラインに湾曲(ボウ)などが生じると、画像に影響
を与えることになる。
【0043】また、転写ベルト41が時間の経過に連れ
て軸方向に斜行、蛇行することによっても画像に悪影響
を与える。ここで、レジストマークを例えば転写ベルト
41の手前側の位置に形成するだけでは、手前側の位置
における各色の主走査方向と副走査方向の位置ずれ量を
検出することはできても、ボウや斜行などに起因する色
ずれを解消することができない。
【0044】そこで、レジストマークを手前側、中央
部、奥側の3箇所に分けて形成して、それぞれの形成位
置を検出し、公知の位置ずれ補正技術により画像書き込
み位置を算出された位置ずれ量に応じて補正するように
している。これにより例えば、シアンの画像にのみボウ
が発生している場合に、3箇所のレジストマークから算
出された位置ずれ量に基づいて、画像データのアドレス
を位置ずれ補正部34においてボウが形成される方向と
反対方向にずらしたアドレスに変更して補正画像を生成
し、この補正画像のデータに基づいて作像すればほぼ直
線状に画像を再現することができる。その結果としてボ
ウによる色ずれを防止でき質の高い再現画像を得る事が
できるようになる(以下、このようなボウに対応して変
更されるアドレスの変更量を「ボウ補正量」という)。
【0045】また、走査レンズの温度変化に起因するボ
ウが発生していない場合には、中央部を除いた2箇所に
レジストマーク111C〜111K、113C〜113
Kを形成して(以下、「2箇所のレジストマーク」とい
う。図6参照)位置ずれ量を算出し、算出された位置ず
れ量と上記ボウ補正量とに基づいて補正画像を生成する
ようにしている。
【0046】以下、転写ベルト41上に3箇所のレジス
トマークを形成して、これらの形成位置から算出した各
色の位置ずれ量をEEPROM38に格納する動作を
「位置ずれ算出1」、2箇所のレジストマークの場合の
動作を「位置ずれ算出2」という。 (3)制御部30による位置ずれ検出の制御動作 図7は、記録シートの片面にのみコピーする片面コピー
モードで複数の記録シートに連続してコピーする場合
(片面連続コピーモード)における位置ずれ検出の制御
動作を示すフローチャートである。
【0047】まず、CPU31は、コピースタートキー
が操作者によって押されたか否かをコピースタートキー
が押された時に生じるONエッジ信号により判断する
(ステップS10)。コピースタートキーが押された場
合には(ステップS10で「Y」)、1枚めの記録シー
トが給紙される前に、位置ずれ算出1を行い(ステップ
S11)、リターンする。
【0048】図8は、位置ずれ算出1の制御動作のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。CPU31は、
転写ベルト41上の手前側の位置にレジストマーク11
1C〜111K、中央部の位置にレジストマーク112
C〜112K、奥側の位置にレジストマーク113C〜
113Kをそれぞれ形成する(ステップS111)。
【0049】次に、形成されたレジストマークの形成位
置を位置ずれ検出器RS1〜RS3により検出し(ステ
ップS112)、各色毎の位置ずれ量を算出する(ステ
ップS113)。算出された位置ずれ量は、EEPRO
M38に格納されて記憶される(ステップS114)。
CPU31は、位置ずれ算出1により算出された手前
側、中央部、奥側の各位置ずれ量からボウ補正量を算出
してEEPROM38に記憶させておき(ステップS1
15)、リターンする。
【0050】図7に戻って、CPU31は、コピーが開
始されコピーが1回(枚)行われる毎に内部のコピーカ
ウンタを1だけインクリメントする。そして、コピー回
数がP回(例えば50回)に達しているか否かを判断
し、P回に達していない場合は、リターンする(ステッ
プS10で「N」、S12で「Y」、S13で
「N」)。P回に達するまでのコピーについては、ステ
ップS11で算出された位置ずれ量に基づいて画像書き
こみ位置が補正される。
【0051】コピー回数がP回に達すると(ステップS
13で「Y」)、次の記録シートの給紙を一旦停止し、
位置ずれ補正2を行い(ステップS14)、コピーカウ
ンタをクリアし(ステップS15)、リターンする。位
置ずれ補正2が終了すると、記録シートの給紙が再開さ
れ、引き続いてコピー動作が行われる。図9は、位置ず
れ算出2の制御動作のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
【0052】CPU31は、転写ベルト41上の手前側
の位置にレジストマーク111C〜111K、奥側の位
置にレジストマーク113C〜113Kをそれぞれ形成
する(ステップS141)。次に、形成されたレジスト
マークの形成位置を位置ずれ検出器RS1、RS3によ
り検出し(ステップS142)、各色毎の位置ずれ量を
算出する(ステップS143)。算出された位置ずれ量
は、位置ずれ算出1の動作によりEEPROM38に格
納されている手前側と奥側の位置ずれ量を上書きして記
憶される。さらに、中央部については、レジストマーク
を形成していないので、位置ずれ量をブランクにして記
憶して(ステップS144)、リターンする。
【0053】CPU31は、コピー回数が再びP回に達
するまでは、画像書きこみ位置を補正する際の補正内容
として、位置ずれ算出2によりEEPROM38に格納
された手前側と奥側の位置ずれ量とステップS115で
記憶されたボウ補正量とを位置ずれ補正部34に送出す
る。位置ずれ補正部34は、これらのデータに基づいて
画像データのアドレスを必要に応じて変更し、画像書き
こみ位置の補正データを生成する。
【0054】このように制御するのは、片面コピーモー
ドで複数の記録シートに連続してコピーする場合には、
定着部90はすでに所定の定着温度に達しており、当該
コピー中における複写機内の温度変化が極めて少なく、
この間に走査レンズの熱膨張量が変化して、その光学的
特性が変化することはほとんどないと考えられるからで
ある。
【0055】従って、所定回数毎に行われる位置ずれ検
出動作時には、改めて転写ベルト41の中央部にレジス
トマーク112C〜112Kを形成しなくても、転写ベ
ルト41の手前側と奥側のレジストマークにより得られ
た位置ずれ量、および位置ずれ算出1により得られEE
PROM38に格納されている前回のボウ補正量に基づ
いて画像書きこみ位置を補正すれば、実際に3箇所のレ
ジストマークを形成する場合とほとんど変わらないもの
となる。
【0056】これにより所定回数毎に行われる位置ずれ
検出動作時には、2箇所のレジストマークを形成するだ
けでも適正な位置ずれ補正を行えると共に従来に比べて
レジストマークの形成に係るトナー消費量を低減でき
る。 (実施の形態2)上記実施の形態1では、片面連続コピ
ーモードにおいて所定回数毎に位置ずれ検出動作を行う
場合には、転写ベルト41の中央部にレジストマークを
形成しないようにして、トナー消費量を低減するように
したが、本実施の形態2では、位置ずれ検出動作が所定
のコピー回数に達した場合に行われ、その際、当該複写
機1内に配設された温度センサにより検出される温度の
変化量に基づいて、転写ベルト41上の中央部にレジス
トマーク112C〜112Kを形成するか否かを決定し
ている。以下、本実施の形態2に係る位置ずれ検出動作
を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、上記実施の形態1と同一の部材についてはその名
称、符号を同様に使用する。
【0057】CPU31は、コピー中であるか否かを判
断し、コピー中でない場合には(ステップS20で
「N」)、リターンし、コピー中である場合には、コピ
ー回数がP回を越えているか否かを判断する(ステップ
S20で「Y」、S21)。ここで、「P」は、所定の
コピー回数、例えば50回を示しており、CPU31
は、片面コピーモードあるいは両面コピーモードにおい
てコピー回数が1回(両面コピーモードでは、1枚の記
録シートに2回のコピーが行われることになる。)行わ
れる毎に内部のコピーカウンタを1だけインクリメント
し、コピー回数がP回を越えているか否かを判断する。
【0058】コピー回数がP回を越えていない場合(ス
テップS21で「N」)はリターンし、P回を越えた場
合(ステップS21で「Y」)は、前回に位置ずれ検出
された際の複写機内の温度(これは、後述のステップS
24においてEEPROM38内に格納される)と、現
在の複写機内の温度との差分を算出し、これがΔT、例
えば10度を越えているか否かを判断する(ステップS
22)。ここで、複写機内の温度は、露光走査部60K
の近辺に配設された温度センサ(図示せず)からの温度
信号をCPU31が受信することにより検出される。差
分がΔTを越えている場合は(ステップS22で
「Y」)、位置ずれ算出1が行われる(ステップS2
3)。一方、ΔT以下である場合は(ステップS22で
「N」)、位置ずれ算出2が行われる(ステップS2
6)。位置ずれ算出1および2の動作については、上記
実施の形態1と同様である。そして、CPU31は現在
の複写機内の温度を温度情報としてEEPROM38に
格納し(ステップS24)、コピーカウンタをクリアし
て(ステップS25)、リターンする。
【0059】このように、現在の複写機内の温度と前回
の位置ずれ検出動作時に検出された温度との差分がΔT
を越えている場合には、温度変動により走査レンズの膨
張、あるいは圧縮が大きくなることから、新たに3箇所
のレジストマークを転写ベルト41上に形成して、位置
ずれ量を算出し、これらに基づいて画像の書きこみ位置
を補正するようにしている。その際、上述のボウ補正量
も算出され、EEPROM38に格納される。一方、差
分がΔT以下である場合は、走査レンズの膨張、圧縮が
少ないため、ボウの大きさは前回の位置ずれ算出1のと
きとほとんど同じであると考えられる。
【0060】従って、改めて転写ベルト41の中央部に
レジストマーク112C〜112Kを形成しなくても、
転写ベルト41の手前側と奥側のレジストマークにより
得られた位置ずれ量、および位置ずれ算出1により得ら
れEEPROM38に格納されている前回のボウ補正量
に基づいて画像書きこみ位置を補正すれば、実際に3箇
所のレジストマークを形成する場合とほとんど変わらな
いものとなる。
【0061】これにより位置ずれ検出動作を行うときに
上記差分がΔT以下である場合には、2箇所のレジスト
マークを形成するだけでも適正な位置ずれ補正を行える
と共に、従来に比べてレジストマークの形成に係るトナ
ー消費量を低減できる。また、走査レンズは、温度変動
だけでなく湿度変動によっても膨張、圧縮する場合があ
る。そこで、複写機1内部に湿度センサを設けて湿度変
動を検出し、その変動量に応じて位置ずれ算出1もしく
は2の切換えを行うようにしてもよい。もちろん、温度
変動と湿度変動とを組み合わせて、これらの変動量に応
じて位置ずれ算出1もしくは2を切換えるようにしても
よい。
【0062】(実施の形態3)本実施の形態3では、実
行されるコピーモードが片面コピーモードと両面コピー
モードのいずれであるかによって、転写ベルト41上の
中央部にレジストマーク112C〜112Kを形成する
か否かを決定している。以下、本実施の形態3に係る位
置ずれ検出動作を図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。なお、上記実施の形態1と同一の部材につ
いてはその名称、符号を同様に使用する。
【0063】CPU31は、まずコピー中であるか否か
を判断し、コピー中でない場合には(ステップS30で
「N」)、リターンし、コピー中である場合には、コピ
ー回数がN回を越えているか否かを判断する(ステップ
S30で「Y」、S31)。ここで、「N」は、所定の
コピー回数、例えば50回を示しており、CPU31
は、片面コピーモードあるいは両面コピーモードにおい
てコピー回数が1回(両面コピーモードでは、1枚の記
録シートに2回のコピーが行われることになる。)行わ
れる毎に内部のコピーカウンタを1だけインクリメント
し、コピー回数がN回を越えているか否かを判断する。
【0064】コピー回数がN回を越えていない場合(ス
テップS31で「N」)はリターンし、N回を越えた場
合(ステップS31で「Y」)は、実行中のコピーモー
ドが両面コピーモードであるか、片面コピーモードであ
るかを判断する(ステップS32)。コピーモードが両
面コピーモードである場合は(ステップS32で
「Y」)、位置ずれ算出1が行われる(ステップS3
3)。一方、片面コピーモードである場合は(ステップ
S32で「N」)、位置ずれ算出2が行われる(ステッ
プS35)。位置ずれ算出1および2の動作について
は、上記実施の形態1と同様である。そして、CPU3
1は、コピーカウンタをクリアし(ステップS34)、
リターンする。
【0065】図1で説明したように、両面コピーモード
の場合には、定着部90にて高温で加熱された記録シー
トは、温度の高いまま反転路85等でその表裏が逆転さ
れて、再び転写ベルト41により搬送されて裏面に画像
が形成されるようになっている。そのため、記録シート
の熱が反転路85や搬送路81等に伝播されて複写機1
内の温度が上昇し、その結果、露光走査部60C〜60
Kの走査レンズが膨張変形してしまう。そこで、両面コ
ピーモードの場合は、新たに3箇所のレジストマークを
転写ベルト41上に形成して、位置ずれ量を算出し、こ
れらに基づいて画像の書きこみ位置を補正するようにし
ている。その際、上述のボウ補正量も算出され、EEP
ROM38に格納される。一方、片面コピーモードの場
合には、定着部90にて高温で加熱された記録シートは
排紙トレイ92に排出されるだけなので、走査レンズが
膨張、圧縮することがほとんどなく、ボウの大きさは位
置ずれ算出1のときとほとんど同じであると考えられ
る。
【0066】従って、転写ベルト41の手前側と奥側の
位置ずれ量、および位置ずれ算出1により得られ、EE
PROM38に格納されている前回のボウ補正量に基づ
いて画像書きこみ位置を補正すれば、実際に3箇所のレ
ジストマークを形成する場合とほとんど変わらないもの
となる。これにより、位置ずれ検出動作を行うときのコ
ピーモードが片面コピーモードである場合には、2箇所
のレジストマークを形成するだけでも適正な位置ずれ補
正を行えると共に、従来に比べてレジストマークの形成
に係るトナー消費量を低減できる。
【0067】なお、本発明は、本実施の形態に係る複写
機1のように、両面コピーモードで表面がコピーされた
記録シートを反転路85等で反転させて、再び転写ベル
ト41により搬送させて裏面にコピーさせる機構に限ら
れず、例えば表面がコピーされた記録シートを一旦中間
トレイに収納させて、当該中間トレイから記録シートを
再給紙させて裏面にコピーさせる機構であっても適用で
きる。表面がコピーされた記録シートは、定着部90に
より高温に加熱されており、中間トレイに収納されたと
きに、その熱が周辺に伝播し、結果として複写機内の温
度を上昇させるからである。 (実施の形態4)上記実施の形態3では、不要なトナー
消費をなくすために、コピーモードに応じてレジストマ
ークの形成箇所を変えていたが、本実施の形態4では、
位置ずれ検出動作を行うべきコピー回数がコピーモード
別に設定されており、当該位置ずれ検出動作は、コピー
回数がコピーモード別にそれぞれ設定された所定のコピ
ー回数を越えた場合に行われるようになっている。
【0068】図12は、本実施の形態4における位置ず
れ検出動作の制御を示すフローチャートである。CPU
31は、コピー実行中のコピーモードが片面コピーモー
ドもしくは両面コピーモードのいずれであるかを判断す
る(ステップS40)。コピーモードが両面コピーモー
ドの場合は(ステップS40で「Y」)、コピー回数が
Nd回を越えているか否かを判断する(ステップS4
1)。ここで、「Nd」は、両面コピーモードにおいて
位置ずれ検出動作を行うべきコピー回数を示しており、
CPU31は記録シートの表面および裏面にコピーする
毎に、内部のコピーカウンタを1だけインクリメントす
ることにより、コピー回数がNd回に達しているか否か
を判断する。
【0069】コピー回数がNd(回)を越えている場合
は(ステップS41で「Y」)、位置ずれ算出1を行う
(ステップS42)。位置ずれ算出1の動作について
は、上記実施の形態1と同様である。コピー回数がNd
(回)を越えていない場合は(ステップS41で
「N」)、リターンする。一方、コピーモードが両面コ
ピーモードでない、すなわち片面コピーモードの場合
(ステップS40で「N」)は、コピー回数がNs
(回)を越えているか否かを判断する(ステップS4
4)。 ここで、「Ns」は、片面コピーモードにおい
て位置ずれ検出動作を行うべきコピー回数を示してお
り、NdとNsの関係をNd<Nsとして、片面コピー
モードの方が位置ずれ検出動作の行われる頻度が少なく
なるようにしている。
【0070】コピー回数がNs(回)を越えている場合
は(ステップS44で「Y」)、位置ずれ算出1を行う
(ステップS42)。コピー回数がNs(回)を越えて
いない場合は(ステップS44で「N」)、リターンす
る。CPU31は、ステップS42の位置ずれ算出1が
行われた後に、上記コピーカウンタをクリアし(ステッ
プS43)、リターンする。
【0071】上述したように、両面コピーモードが実行
される場合は、複写機内の温度が上昇し、これにより露
光走査部60C〜60Kの走査レンズが膨張、圧縮する
ために、ボウが発生し易くなる。一方、片面コピーモー
ドの実行時には、機内の温度変動が極めて少なく走査レ
ンズの圧縮や膨張がほとんどないため、温度上昇に起因
する色ずれを考慮する必要はなく、転写ベルト41が時
間の経過に連れて軸方向に徐々にずれて生じる斜行など
を考慮すれば足りる。そうであれば、両面コピーモード
時のように頻繁に位置ずれ検出を行わなくてもよくな
る。両面コピーモード時における複写機1内の温度は、
比較的短時間で上昇するが、転写ベルト41の斜行など
はそのような短時間に生じることは少なく、色ずれを生
じさせるまでに至らないからである。
【0072】従って、本実施の形態4では、片面コピー
モードでは位置ずれ検出動作を行う頻度を従来よりも少
なくなるようにして(Nd<Nsの関係)、レジストマ
ークを形成するために要するトナー消費量を低減してい
る。図13は、上記コピー回数をコピー動作時間に置き
換えた場合における位置ずれ検出動作の制御を示すフロ
ーチャートである。
【0073】CPU31は、コピー実行中のコピーモー
ドが片面コピーモードもしくは両面コピーモードのいず
れであるかを判断する(ステップS50)。コピーモー
ドが両面コピーモードの場合(ステップS50で
「Y」)は、コピー動作時間がTd(秒)を越えている
か否かを判断する(ステップS51)。ここで、「T
d」は、両面コピーモードにおいて位置ずれ検出動作を
行うべきコピー動作時間(秒)を示しており、CPU3
1は、コピーが行われる毎に内部のコピーカウンタで動
作時間を計測し、これを積算させてコピー動作時間を得
ており、これがTd(秒)に達しているか否かを判断す
る。
【0074】コピー動作時間がTd(秒)を越えている
場合は(ステップS51で「Y」)、位置ずれ算出1を
行う(ステップS52)。位置ずれ算出1の動作につい
ては、上記実施の形態1と同様である。コピー動作時間
がTd(秒)を越えていない場合は(ステップS51で
「N」)、リターンする。一方、コピーモードが両面コ
ピーモードでない、すなわち片面コピーモードの場合
(ステップS50で「N」)は、コピー動作時間がTs
(秒)を越えているか否かを判断する(ステップS5
4)。ここで、「Ts」は、片面コピーモードにおいて
位置ずれ検出動作を行うべきコピー動作時間(秒)を示
しており、Td<Tsの関係になっている。
【0075】コピー動作時間がTs(秒)を越えている
場合は(ステップS54で「Y」)、位置ずれ算出1を
行う(ステップS52)。コピー動作時間がTs(秒)
を越えていない場合は(ステップS54で「N」)、リ
ターンする。CPU31は、ステップS52の位置ずれ
算出1が行われた後に、上記コピーカウンタをクリアし
(ステップS53)、リターンする。
【0076】このように、コピー動作時間に基づいて位
置ずれ検出動作を行う頻度を変えるようにしても(Td
<Tsの関係)、レジストマークを形成するために要す
るトナー消費量の低減を図ることができる。なお、上記
ステップS42、S52では、位置ずれ算出1により転
写ベルト41の手前側、中央部、奥側にそれぞれレジス
トマークを形成するようにしているが、温度変動による
ボウに起因する色ずれなどを考慮する必要がなければ、
例えば手前側の1箇所だけにレジストマークを形成させ
るようにしてもよい。この場合でも色ずれを防止できる
と共にトナー消費量を低減させるという効果も得られ
る。 (変形例)なお、本発明は、上記実施の形態1〜4に限
定されないのは言うまでもなく、以下のような変形例を
考えることができる。
【0077】(1)上記実施の形態1〜4におけるレジ
ストマーク111C〜111K、112C〜112K、
113C〜113Kは、それぞれ第1直線部とこの第1
直線部と45°の角度をなす第2直線部とを連結させた
構成となっているが、このような構成に限られず、副走
査方向に平行な直線部とこの直線と一定の角度をなす直
線部が含まれておればよい。また、その角度も45°に
限定する必要はない。
【0078】また、各色のレジストマークの形成個数
は、転写ベルト41上の手前側、中央部、奥側の3箇所
の位置に限定されず、それ以上であってもよい。また、
位置ずれ算出2では、手前側と奥側の2箇所にレジスト
マークを形成したが、例えば、転写ベルト41の斜行が
色ずれを生じさせる程度でない場合には、手前側だけに
形成するようにしてもよい。
【0079】(2)上記実施の形態1〜4では、フルカ
ラーのタンデム型複写機について説明したが、作像ユニ
ットが1個のみの単色の複写機であってもよい。この場
合にはもちろん色ずれの問題は生じないが、単色の場合
であっても上述のようにして書込み位置を補正すること
により直線性に優れた原稿に忠実な複製画像を形成する
ことが可能となる。この場合は、転写ベルト41上の手
前側、中央部、奥側であって主走査方向に平行な直線上
の位置にレジストマークをそれぞれ形成し、これらを位
置ずれ検出器RS1〜RS3で検出する。そして、主走
査方向については上記検出ラインからのずれ量を、副走
査方向についてはタイミングローラ75の駆動開始時か
らレジストマークが検出されるまでのカウント数を計数
しておき、これと位置ずれが発生していない場合におけ
る所定カウント数との差分を求めてずれ量をそれぞれ算
出するようにすればよい。
【0080】また、本発明は、複写機に限らず、レーザ
プリンタなど転写ベルトを利用する全ての画像形成装置
に適用可能である。
【0081】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、制御手段が装置の状態に応じてレジストマークの形
成箇所の数を変化させるので、不要なレジストマークが
形成されることがなくなり、これにより適正な位置ずれ
補正を行いつつ当該レジストマークの形成に要するトナ
ー消費量を低減できる。
【0082】また、前記制御手段は、連続画像形成モー
ドの実行開始時、および当該モードの実行中に所定の画
像形成回数に達した時に、前記レジストマークを形成さ
せると共に、前記実行中に形成させるレジストマークの
形成箇所を前記実行開始時の形成箇所よりも少なくさせ
る。これにより、当該モード実行中にレジストマークを
形成する場合には、従来に比べて形成箇所が少なくなる
ので、レジストマークの形成に要するトナー消費量を低
減できる。
【0083】また、前記制御手段は、装置の状態が装置
内環境のことであって、前記環境の変化が所定の範囲内
である場合には、前記レジストマークの形成箇所を前記
所定の範囲内にない場合よりも少なくさせる。これによ
り、例えば装置内の温度変動が少ない場合には、レジス
トマークの形成箇所が従来よりも少なくなるのでレジス
トマークの形成に要するトナー消費量を低減できる。
【0084】また、前記制御手段は、装置の状態として
片面形成モード、あるいは両面形成モードが設定されて
いる場合に、レジストマークの形成箇所を両面形成モー
ドよりも片面形成モードの方が少なくなるように制御す
る。これにより、片面形成モードが設定されている場合
には、レジストマークの形成箇所が従来よりも少なくな
るので、レジストマークの形成に要するトナー消費量を
低減できる。
【0085】また、制御手段は、片面形成モード、ある
いは両面形成モードが設定されている場合に、レジスト
マークを形成させる頻度を前記両面形成モードよりも前
記片面形成モードの方が少なくなるように制御する。こ
れにより、片面形成モードではレジストマークが形成さ
れる頻度が従来に比べて少なくなり、その結果レジスト
マークの形成に要するトナー消費量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタンデム型複写機の
構成を示す図である。
【図2】上記複写機に設置される位置ずれ検出器の回路
構成の一例を示す図である。
【図3】上記複写機に設置される制御部のブロック図で
ある。
【図4】転写ベルトの手前側、中央部、奥側の位置にそ
れぞれ形成されるレジストマークの例を示す図である。
【図5】位置ずれ検出器で検出された検出信号の波形を
示す図である。
【図6】転写ベルトの手前側と奥側の位置にそれぞれ形
成されるレジストマークの例を示す図である。
【図7】片面連続コピーモードにおける位置ずれ検出の
制御動作を示すフローチャートである。
【図8】位置ずれ算出1の制御動作のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図9】位置ずれ算出2の制御動作のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図10】位置ずれ検出の制御動作の別の例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】位置ずれ検出の制御動作のさらに別の例を示
すフローチャートである。
【図12】位置ずれ検出の制御動作のさらに別の例を示
すフローチャートである。
【図13】位置ずれ検出の制御動作のさらに別の例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
20 プリンタ部 30 制御部 31 CPU 33 画像メモリ 34 位置ずれ補正部 36 RAM 37 ROM 38 EEPROM 40 記録シート搬送部 41 転写ベルト 42 駆動ローラ 50C〜50K 画像プロセス部 51C〜51K 感光体ドラム 60C〜60K 露光走査部 81、83 搬送路 85 反転路 90 定着部 111C〜111K、112C〜112K、113C〜
113K レジストマーク 121〜128 検出信号 RS1〜RS3 位置ずれ検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲見 卓也 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 辻岡 史郎 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 河田 哲 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像書き込み手段によって像担持体に画
    像を書き込み、これを転写材搬送体もしくは当該転写材
    搬送体により搬送されてくる転写材上に転写して作像す
    る画像形成装置であって、 前記画像書き込み手段を制御し、前記転写材搬送体の搬
    送面上の搬送方向と直交する方向における1箇所以上に
    レジストマークを形成させる制御手段と、 前記転写材搬送体の搬送面に形成されたレジストマーク
    を検出して、その検出結果に基づき当該レジストマーク
    の位置ずれ量を算出する算出手段と、 前記算出手段の算出結果に基づき前記画像書き込み手段
    による画像書き込み位置を補正する画像書き込み位置補
    正手段とを備え、 前記制御手段は、装置の状態に応じて前記レジストマー
    クの形成箇所の数を変化させることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記装置の状態は、画像形成の動作状態
    のことであって、 前記制御手段は、前記画像形成の動作状態として、連続
    して給紙される記録シートの第1面に画像形成を行う連
    続画像形成モードが設定されている場合に、当該連続画
    像形成モードの実行開始時、および当該モードの実行中
    に所定の画像形成回数に達した時に前記レジストマーク
    を形成させると共に、前記実行中に形成させるレジスト
    マークの形成箇所を前記実行開始時の形成箇所よりも少
    なくさせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記装置の状態は、装置内環境のことで
    あって、 前記制御手段は、前記環境の変化が所定の範囲内である
    場合に、前記レジストマークの形成箇所を前記所定の範
    囲内にない場合よりも少なくさせることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記装置の状態は、画像形成の動作状態
    のことであって、 前記制御手段は、前記画像形成の動作状態として、記録
    シートの第1面に画像形成が行われる片面形成モード、
    あるいは記録シートの第2面にも画像形成が行われる両
    面形成モードが設定されている場合に、レジストマーク
    の形成箇所を両面形成モードよりも片面形成モードの方
    が少なくなるように制御することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像書き込み手段によって像担持体に画
    像を書き込み、これを転写材搬送体もしくは当該転写材
    搬送体により搬送されてくる転写材上に転写して作像す
    る画像形成装置であって、 前記画像書き込み手段を制御し、前記転写材搬送体の搬
    送面上にレジストマークを形成させる制御手段と、 前記転写材搬送体の搬送面に形成されたレジストマーク
    を検出して、その検出結果に基づき当該レジストマーク
    の位置ずれ量を算出する算出手段と、 前記算出手段の算出結果に基づき前記画像書き込み手段
    による画像書き込み位置を補正する画像書き込み位置補
    正手段とを備え、 前記制御手段は、記録シートの第1面に画像形成が行わ
    れる片面形成モード、あるいは記録シートの第2面にも
    画像形成が行われる両面形成モードが設定されている場
    合に、前記レジストマークを形成させる頻度を前記両面
    形成モードよりも前記片面形成モードの方が少なくなる
    ように制御することを特徴とする画像形成装置。
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