JPH06166245A - 印字位置自動調整装置 - Google Patents

印字位置自動調整装置

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JPH06166245A
JPH06166245A JP4341723A JP34172392A JPH06166245A JP H06166245 A JPH06166245 A JP H06166245A JP 4341723 A JP4341723 A JP 4341723A JP 34172392 A JP34172392 A JP 34172392A JP H06166245 A JPH06166245 A JP H06166245A
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JP
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laser
image data
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image
unit
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JP4341723A
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English (en)
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Tamotsu Shudo
保 周藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テストパターンを印字し、その出力されたコ
ピーを読み込ませるだけで、画像とコピー用紙とのズレ
量を自動判定する。 【構成】 白/黒補正回路15では、配光ムラや画像バ
ラツキなどCCDの出力バラツキを補正して定量値とす
る。その出力D2は切り出し回路16に入力され、CP
U19から現在読み込まれている原稿サイズが知らされ
て、データD2から原稿エリアのみ切り出し、メモリ1
7に画像データD3として格納される。該画像データD
3はそのままメモリ17からレーザコントロール20に
送られ、その画像データに応じてレーザダイオード21
をコントロールし、画像をドラム23に打ち出す。レー
ザビーム位置検知器22は、レーザビームの基準位置を
つかむためのもので、CPU19はこれをモニタし、ド
ラム23に打ち出すレーザのタイミングをコントロール
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字位置自動調整装置
に関し、より詳細には、画像とコピー用紙のズレ量を自
動で判定するようにした印字位置自動調整装置に関す
る。例えば、ディジタルスキャナとディジタルプリンタ
とを有するFAXあるいはディジタル複写機等に適用さ
れるものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、テストチャートをスキャナで読
み込ませ、そのコピーから画像とコピー用紙のズレ量を
定規で計り、その距離から補正値を計算し、その補正値
を操作パネルからキー入力で、レーザのタイミングをコ
ントロールするCPU(中央処理装置)等に与え、レー
ザの打ち出し位置を正規の位置に調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
印字位置調整装置において、作業者はテストチャートを
定規が必ず必要になり、又、わずらわしい計算を行った
後、その補正値をキー入力する必要があるという問題点
があった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、メモリ上に記憶させているテストパターンを
自己印字するため、作業者はテストパターンを必要とせ
ず、又、その出力されたコピーをスキャナで読み込ませ
るだけで、画像とコピー用紙とのズレ量を自動判定(測
定)し、レーザの打ち出しタイミングの補正量(値)を
も自動的に計算して調整するため、作業者は、ズレ量を
測る必要も無く計算し、キー入力する必要も無く、作業
時間を大幅に短縮するようにした印字位置自動調整装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、原稿を読み取る光電変換素子の出力のバ
ラツキを補正する補正手段と、該補正手段の出力に基づ
き原稿エリアのみを抽出する切り出し手段と、該切り出
し手段により得られた画像データを格納するとともに、
印字位置調整用のテストパターンを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された画像データに応じて印字を
制御する制御手段と、前記テストパターンと前記原稿エ
リアとのずれ量を検出し、印字位置を調整するための演
算処理手段とから成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】スキャナユニットが移動しながら原稿を読み取
る。この時、露光ランプからの反射光がCCD(Charge
Coupled Device;電荷結合素子)に入り、その受光量
に応じた出力が発生する。該出力は、A/D変換器で、
ディジタルデータに変換され、次段の白/黒補正回路に
入力される。該白/黒補正回路では、配光ムラや画像バ
ラツキなどCCDの出力バラツキを補正して定量値とす
る。出力は切り出し回路に入力され、CPUから現在読
み込まれている原稿サイズが知らされて、原稿エリアの
み切り出しメモリに画像データとして格納される。該画
像データはメモリからレーザコントロールに送られ、そ
の画像データに応じて、レーザダイオードをコントロー
ルし、画像をドラムに打ち出す。レーザビーム位置検知
は、レーザビームの基準位置をつかむためのもので、C
PUはこれをモニタし、ドラムに打ち出すレーザのタイ
ミングをコントロールする。
【0007】まず、図3に基づいて本発明による印字位
置自動調整装置を備えたディジタル複写機について説明
する。図中、30はディジタル複写機、31はスキャナ
部、32はレーザプリンタ部、33は多段給紙ユニッ
ト、34はソータ、35は原稿載置台、36は両面対応
自動原稿送り装置(RDF)、40はスキャナユニッ
ト、41はランプリフレクタアセンブリ、42は光電変
換素子(CCD)、43は反射ミラー、44はレンズ、
45は手差し原稿トレイ、46はレーザ書き込みユニッ
ト、47は電子写真プロセス部、48は感光体ドラム、
49は定着器、50は搬送路、51は第1カセット、5
2は第2カセット、53は第3カセット、55は第5カ
セット、56は共通搬送路、57〜61は搬送路であ
る。
【0008】ディジタル複写機30は、スキャナ部31
とレーザプリンタ部32と多段給紙ユニット33及びソ
ータ34が備えられている。前記スキャナ部31は、透
明ガラスから成る原稿載置台35と両面対応自動原稿送
り装置(RDF)36及びスキャナユニット40から成
り、前記多段給紙ユニット33は、第1カセット51、
第2カセット52、第3カセット53及び選択により追
加可能な第5カセット55を有している。また、該多段
給紙ユニット33では、各段のカセットに収容された用
紙の上から用紙が1枚ずつ送り出され、レーザプリンタ
部32へ向けて搬送される。
【0009】RDF36は、複数枚の原稿を一度にセッ
トしておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニット
40へ送給して、オペレータの選択に応じて原稿の片面
又は両面をスキャナユニット40に読み取らせる。スキ
ャナユニット40は、原稿を露光するランプリフレクタ
アセンブリ41と原稿からの反射光像を光電変換素子
(CCD)42に導くための複数の反射ミラー43及び
原稿からの反射光像をCCD42に結像させるためのレ
ンズ44を含んでいる。
【0010】スキャナ部31は、原稿載置台35に載置
された原稿を走査する場合には、原稿載置台35の下面
に沿ってスキャナユニット40が移動しながら原稿画像
を読み取るように構成されており、RDF36を使用す
る場合には、該RDF36の下方の所定位置にスキャナ
ユニット40を停止させた状態で原稿を搬送しながら原
稿画像を読み取るように構成されている。原稿画像をス
キャナユニット40で読み取ることにより得られた画像
データは、画像処理部へ送られ各種処理が施された後、
画像処理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じて
メモリ内の画像データをレーザプリンタ部32に与えて
用紙上に画像を形成する。
【0011】レーザプリンタ部32は、手差し原稿トレ
イ45とレーザ書き込みユニット46及び画像を形成す
るための電子写真プロセス部47を備えている。また、
レーザ書き込みユニット46は、上述のメモリからの画
像データに応じたレーザ光を出射する半導体レーザ、レ
ーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー等角速度偏向
されたレーザ光が静電写真プロセス部47の感光体ドラ
ム48上で等速度傾向されるように補正するf−θレン
ズ等を有している。電子写真プロセス部47は、感光体
ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、
クリーニング器、除電器及び定着器49を配置して成っ
ている。該定着器49より画像が形成されるべき用紙の
搬送方向下流側には搬送路50が設けられており、搬送
路50はソータ34へ通じている搬送路57と多段給紙
ユニット33へ通じている搬送路58とに分岐してい
る。
【0012】搬送路58は、多段給紙ユニット33にお
いて分岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路5
0a及び両面/合成搬送路50bが設けられている。前
記反転搬送路50aは、原稿の両面を複写する両面複写
モードにおいて、用紙の裏表を反転するための搬送路で
ある。また、前記両面/合成搬送路50bは、両面複写
モードにおいて反転搬送路50aから感光ドラム48の
画像形成位置まで用紙を搬送したり、用紙の片面に異な
る原稿の画像や異なる色のトナーで画像を形成する合成
複写を行う片面合成複写モードにおいて用紙を反転する
ことなく感光ドラム48の画像形成位置まで搬送するた
めの搬送路である。
【0013】多段給紙ユニット33は共通搬送路56を
含んでおり、該共通搬送路56は、第1カセット51と
第2カセット52と第3カセット53とからの用紙を電
子写真プロセス部47に向かって搬送するように構成さ
れている。また、前記共通搬送路56は、電子写真プロ
セス部47へ向かう途中で第5カセット55からの搬送
路59と合流して搬送路60に通じている。該搬送路6
0は、両面/合成搬送路50b及び手差し原稿トレイ4
5からの搬送路61と合流点62で合流して静電写真プ
ロセス部47の感光体ドラム48と転写器との間の画像
形成位置へ通じるように構成されており、これら3つの
搬送路の合流点62は画像形成位置に近い位置に設けら
れている。
【0014】従って、レーザ書き込みユニット46及び
電子写真プロセス部47において、上述のメモリから読
み出された画像データは、レーザ書き込みユニット46
によってレーザ光線を走査させることにより、感光体ド
ラム48の表面上に静電潜像として形成され、トナーに
より可視像化されたトナー像は、多段給紙ユニット33
から搬送された用紙の面上に静電転写され定着される。
このようにして、画像が形成された用紙は、定着器49
から搬送路50及び57を介してソータ34へ送られた
り、搬送路50及び58を介して反転搬送路50aへ搬
送されたりする。
【0015】次に、ディジタル複写機30に含まれてい
る画像処理部及び各制御系の構成及び機能について、図
4に基づいて説明する。図4は、図3に示したディジタ
ル複写機30に含まれている画像処理部及び各制御系の
ブロック構成図で、図中、70は画像データ入力部、7
0aはCCD部、70bはヒストグラム処理部、70c
は誤差拡散処理部、71は画像処理部、71a,71b
は多値化処理部、71cは合成処理部、71dは濃度変
換処理部、71eは変倍処理部、71fは画像プロセス
部、71gは誤差拡散処理部、71hは圧縮処理部、7
2は画像データ出力部、72aは復元部、72bは多値
化処理部、72cは誤差拡散処理部、72dはレーザ出
力部、73はメモリ、74は画像処理CPU(中央処理
装置)である。
【0016】ディジタル複写機30に含まれている画像
処理部は、画像データ入力部70、画像処理部71、画
像データ出力部72、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)等から構成されるメモリ73及び画像処理中央処理
演算装置(CPU)74を備えている。画像データ入力
部70は、CCD部70aとヒストグラム処理部70b
及び誤差拡散処理部70cを含んでいる。また、画像デ
ータ入力部70は、図3のCCD42から読み込まれた
原稿の画像データを2値化変換して、2値のディジタル
量としてヒストグラムをとりながら、誤差拡散法により
画像データを処理して、メモリ73に一旦記憶するよう
に構成されている。すなわち、CCD部70aでは、画
像データの各画像濃度に応じたアナログ電気信号がA/
D変換された後、MTF(Modulation Transfer Functi
on)補正、白黒補正又はガンマ補正が行われ、256階
調(8ビット)のディジタル信号としてヒストグラム処
理部70bへ出力される。
【0017】ヒストグラム処理部70bでは、CCD部
70aから出力されたディジタル信号が256階調の画
素濃度別に加算されて濃度情報(ヒストグラムデータ)
が得られると共に、必要に応じて、得られたヒストグラ
ムデータは画像処理CPU74へ送られ、又は画素デー
タとして誤差拡散処理部70cへ送られる。該誤差拡散
処理部70cでは、擬似中間調処理部の一種である誤差
拡散法、すなわち、2値化の誤差を隣接画素の2値化判
定に反映させる方法により、CCD部70aから出力さ
れた8ビット/画素のディジタル信号が1ビット(2
値)に変換され、原稿における局所領域濃度を忠実に再
現するための再配分演算が行われる。
【0018】画像処理部71は多値化処理部71a,7
1bと合成処理部71cと濃度変換処理部71dと変倍
処理部71eと画像プロセス部71fと誤差拡散処理部
71g並びに圧縮処理部71bを含んでいる。また、画
像処理部71は、入力された画像データをオペレータが
希望する画像データに最終的に変換する処理部であり、
メモリ73に最終的に変換された出力画像データとして
記憶されるまでこの処理部にて処理するように構成され
ている。但し、画像処理部71に含まれている上述の各
処理部は必要に応じて機能するものであり、機能しない
場合もある。
【0019】すなわち、多値化処理部71a,71bで
は、誤差拡散処理部70cで2値化されたデータが再度
256階調に変換される。合成処理部71cでは、画素
毎の論理演算、すなわち、論理和、論理積又は排他的論
理和の演算が選択的に行われる。この演算の対象となる
データは、メモリ73に記憶されている画像データ及び
パターンジェネレータ(PG)からのピットデータであ
る。濃度変換処理部71dでは、256階調のディジタ
ル信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づいて入
力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定される。変
倍処理部71eでは、指示された変倍率に応じて、入力
される既知データにより補間処理を行うことによって、
変倍後の対象画素に対する画素データ(濃度値)が求め
られ、副走査が変倍された後に主走査が変倍処理され
る。
【0020】画像プロセス部71fでは、入力された画
素データに対して様々な画像処理が行われ、又、特徴抽
出等データ列に対する情報収集が行われ得る。誤差拡散
処理部71gでは、画像データ入力部70の誤差拡散処
理部70cと同様な処理が行われる。圧縮処理部71h
では、ランレングスという符号化により2値データが圧
縮される。又、画像データの圧縮に関しては、最終的な
出力画像データが完成した時点で最後の処理ループにお
いて圧縮が機能する。画像データ出力部72は復元部7
2aと多値化処理部72bと誤差拡散処理部72c及び
レーザ出力部72dを含んでいる。
【0021】画像データ出力部72は、圧縮状態でメモ
リ73に記憶されている画像データを復元し、もとの2
56階調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調
表現となる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部
72dへデータを転送するように構成されている。すな
わち、復元部72aでは、圧縮処理部71bによって圧
縮された画像データが復元される。多値化処理部72b
では、画像処理部71の多値化処理部71a,71bと
同様な処理が行われる。誤差拡散処理部72cでは、画
像データ入力部70の誤差拡散処理部70cと同様な処
理が行われる。レーザ出力部72dでは、プリント部制
御用CPU79からの制御信号に基づき、ディジタル画
像データがレーザのオン/オフ信号に変換され、レーザ
がオン/オフ状態となる。なお、画像データ入力部70
及び画像データ出力部72において扱われるデータは、
メモリ73の容量の削減のため、基本的には2値データ
の形でメモリ73に記憶されているが、画像データの劣
化を考慮して4値のデータの形で処理することも可能で
ある。
【0022】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による印字位置自動調整装置の一
実施例を説明するための構成図で、図中、1はf・θレ
ンズ、2はポリゴンミラー、3はレーザ書込みユニッ
ト、4はレーザビーム位置検知器(BD)、5はドラ
ム、6は反射ミラー、7はコピー用紙である。レーザ書
き込みユニット3がドラムに照射するレーザの主走査ラ
インの位置ずれL1を補正するもので、この原因にはレ
ーザ書き込みユニット36のドラム5との相対位置バラ
ツキやレーザ書き込みユニット3内部のポリゴンミラー
2、f・θレンズ1等の位置バラツキなどである。又、
搬送されるコピー用紙についてもドラム5との相対位置
はL2は、マシン個々にバラツクため、画像がずれてく
るので、これについても調整する必要がある。すなわ
ち、コピー用紙7とドラム5の相対位置に合わせて、レ
ーザを打ち出してやることで、上記のマシン個々のバラ
ツキを吸収し、画像を正規の位置にコピーするものであ
る。
【0023】図2は、本発明による印字位置自動調整装
置を実施するディジタル複写機のブロック図で、図中、
11は露光ランプ(CL)、12は原稿、13はCCD
(電荷結合素子)、14はA/D変換器、15は白/黒
補正回路、16は切り出し回路、17はメモリ、18は
操作パネル、19はCPU(中央処理装置)、20はレ
ーザコントロール回路、21はレーザダイオード、22
はレーザビーム位置検知部(BD)、23はドラムであ
る。
【0024】スキャナユニットが移動しながら原稿を読
み取る。この時、露光ランプ(CL)11からの反射光
がCCD13に入り、その受光量に応じた出力V
CCDは、A/D変換器14で、ディジタルデータD1に
変換され、次段の白/黒補正回路15に入力される。白
/黒補正回路15では、周知の通り、配光ムラや画像バ
ラツキなどCCDの出力バラツキを補正して定量値とす
る。そして、その出力D2は、切り出し回路16に入力
される。ここでは、CPU19から現在読み込まれてい
る原稿サイズが知らされて、データD2から原稿エリア
のみ切り出しメモリ17に画像データD3として格納さ
れる。通常のコピーにおいては、画像データD3は、そ
のままメモリ17からレーザコントロール20に送ら
れ、その画像データに応じてレーザダイオード21をコ
ントロールし、画像をドラム23に打ち出す。レーザビ
ーム位置検知(BD)22は、レーザビームの基準位置
をつかむためのもので、CPU19はこれをモニタし、
ドラム23に打ち出すレーザのタイミングをコントロー
ルしている。
【0025】図5は、本発明の実施例におけるレーザ打
ち出し位置調整用のテストパターンを示す図で、このデ
ータは、予めメモリ17に記憶されており、調整Aモー
ドにおいて、操作パネル18からの操作によって印字さ
れる。テストパターンはこの実施例の場合、A4紙サイ
ズにL3の余白をとった枠とA4の縦方向の中心線で構
成されている。作業者は、上記調整Aモードで印字され
たコピーを図6のように、OC上に載置する。OCガラ
ス24上に、テストパターンが印字されたコピー25
を、原稿載置位置目印が表示された位置表示板26に、
端ツラを合わせ、紙縦方向の中心を位置表示板26の中
心表示“△”に合わせる。これにより、図2に示した切
り出し回路16で切り出される画像エリアと原稿の読み
取り位置が一致する。
【0026】今、仮に、調整Aモードで印字されたコピ
ーが図7のように、紙の縦方向の中心とテストパターン
中心線とが、R(リヤ)側にL4だけずれていたとす
る。これは、レーザの打ち出し位置がR側へL4ずれて
いることになるので、図8のようにレーザの打ち出し位
置を下側(フロント)にL4分づらすように補正してや
る必要がある。又、このずれ量L4がいくらなのかを求
めるため、OCに置かれたテストパターンを印字したコ
ピーから、紙縦方向の中心位置(“△”の中心表示)と
テストパターンの距離を知る必要があり、これは、図9
(a)〜(c)に示したように行う。
【0027】本発明の実施例では、図9(a)の500
0画素400dpiのCCDラインセンサによりA4縦
方向幅、約297mmを主走査方向に読み取る。又、C
CDはランプリフレクタアセンブリに搭載され、原稿を
スキャンすることで副走査データを得て、1ページの原
稿画像データを読のには前に説明した通りである。更
に、前述の如く、主走査方向の1ラインデータは、切り
出し回路16によって5000画素のデータからA4縦
方向幅のデータD3を切り出してメモリ17に格納す
る。ゆえに、この1ラインデータには、この時、読み込
んだテストパターンの中心線と枠線が表われる。なお、
CCDの読み取り位置としては、図9(b)に示すよう
に、中心表示“△”に合わせテストパターンの中心線を
置いた時に読み取ったデータから、テストパターン像の
バックのWHと中心線のBKとの差の半値以下になるデ
ータの変化ポイントd1とd2の幅(半値幅)の中心ポイ
ントd3が、CCDの中心画素2500画素目で捕えら
れる位置に調整しておく(この調整は、マシン組立時の
初期調整で行われている)。
【0028】これにより、本発明の調整Aモードで印字
された印字コピーを、OC上に置いて、この画像データ
を読み取れば、図9(c)の如く、画像データのテスト
パターン像のデータ半値幅の中心ポイントd3′が今読
み込まれている画素は何画素目かを知れば良く、これは
メモリ17からこの画像データをCPU19に取り込み
画素をカウントさせれば求まる。したがって、この時、
N画素目で読み込んでいたとすれば、テストパターンの
中心線と中心表示“△”(紙の中心)とのずれ量L4
4=N−2500(画素)であったと知ることが出来
る。最後に、CPU19はこの計算結果からL4の符号
が“+”の時は、中心線が紙の中心からR側ずれている
ので、レーザの打ち出しではこれを補正するよう、下側
へ、符号が“−”の時は、その反対にレーザ打ち出しを
R側へL4の値の画素数だけ変える。
【0029】図10は、レーザ打ち出しのタイムチャー
トを示す図である。CPU19は、BD信号(レーザの
位置検知センサからの出力信号)で、レーザの走査基準
位置を知り、このBDの立ち下りから、クロックCLK
をカウントnCLK目で、印字データD4の第1画素目
からデータを送り出されるようコントロールしている。
補正は、この印字データD4の送信開始タイミングを変
えることで行い、本発明の実施例では第1画素はF側か
ら印字されるため、F側に印字データをL4だけずらし
たい場合は、n−L4=n1で、n1CLK目から印字
データD4の送信を開始すれば良い。以上、テストパタ
ーンを印字したコピーをOCに置いてそのずれ量を読み
取り、印字位置を自動補正するまでの操作は調整Bモー
ドと呼び、操作パネル18上の操作命令によって行われ
る。
【0030】図11は、調整Aモードの動作を表わした
フローチャートを示す図である。以下、各ステップに従
って順に説明する。step11によって、操作パネル18
上か調整Aモードに入ったことが知らされると、step1
2で作業者にプリントSWが押されるのを待つ。プリン
トSWが押されると、step13及び印字データ送信開始
タイミングをCPU19に知らせ(この時はイニシャル
値nCLKとなる)、step14でCPU19はBD信号
の立ち下りから、先のnCLKをカウントした後、メモ
リ17のテストパターンデータを第1画素目から送信
し、ドラム上にレーザを打ち出す。step15でドラム上
に描かれた潜在画像は、通常の複写機と同様にコピー紙
へプリントされ排紙される。作業者は、排紙されたコピ
ーをOC上に置き調整Bモードに入る。
【0031】図12は、調整Bモードのフローチャート
を示す図である。以下、各ステップに従って順に説明す
る。まず、step21で、調整Bモードに入ったことを操
作パネル18から知らされると、step22で作業者にプ
リントSWが押されるのを待つ。プリントSWが押され
ると、step23でランプリフレクタアセンブリをスキャ
ンさせ、画像を読み取り、画像データD3をメモリに格
納する(step24)。次の step25では、その画像デ
ータD3から1ラインのデータD3′をCPUに取り込
み前述の如く、step26でCCDの2500画素目と、
テストパターンの中心線の画像の読み込み画素Nとのず
れをL4=N−2500で求める。step27では、計算
結果L4の符号が“+”か“−”を判定し、“+”なら
ば、step28に移り、レーザの打ち出しタイミングを決
める。CLKのカウント数の補正後の値n1をn1=n
−L4とし、符号が“−”の場合は、step27へ移り、
1=n+L4として補正する。このように、上記調整に
より、レーザの打ち出し位置は、画像が紙の中心に来る
ように補正されることになる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。すなわち、レーザ
のドラムへの打ち出し位置の調整を、自己印字モードで
打ち出したテストパターンのコピーをそのマシン自身の
スキャナで読み込ませ、画像とコピー用紙のズレ量を自
動で判定するようにしたので、作業者は、ズレ量を測る
必要もなく、作業時間を大幅に短縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印字位置自動調整装置の一実施例
を説明するための構成図である。
【図2】図1に示した印字位置自動調整装置の一実施例
を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明による印字位置自動調整装置を備えたデ
ィジタル複写機の構成図である。
【図4】図3に示したディジタル複写機の画像処理部及
び各制御系のブロック図である。
【図5】本発明によるレーザ打ち出し位置調整用のテス
トパターンを示す図である。
【図6】図5のテストパターンを調整Aモードで印字し
たコピーをOC上に載置した図である。
【図7】本発明による調整Aモードで印字されたコピー
がズレた様子を示す図である。
【図8】本発明によるレーザ打ち出し位置のズレを補正
する様子を示す図である。
【図9】図8におけるズレ量を求める様子を示す図であ
る。
【図10】本発明によるレーザ打ち出しのフローチャー
トである。
【図11】本発明による調整Aモードの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】本発明による調整Bモードの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…f・θレンズ、2…ポリゴンミラー、3…レーザ書
込みユニット、4…レーザビーム位置検知器(BD)、
5…ドラム、6…反射ミラー、7…コピー用紙、11…
露光ランプ(CL)、12…原稿、13…CCD(電荷
結合素子)、14…A/D変換器、15…白/黒補正回
路、16…切り出し回路、17…メモリ、18…操作パ
ネル、19…CPU(中央処理装置)、20…レーザコ
ントロール回路、21…レーザダイオード、22…レー
ザビーム位置検知部(BD)、23…ドラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る光電変換素子の出力のバ
    ラツキを補正する補正手段と、該補正手段の出力に基づ
    き原稿エリアのみを抽出する切り出し手段と、該切り出
    し手段により得られた画像データを格納するとともに、
    印字位置調整用のテストパターンを記憶する記憶手段
    と、該記憶手段に記憶された画像データに応じて印字を
    制御する制御手段と、前記テストパターンと前記原稿エ
    リアとのずれ量を検出し、印字位置を調整するための演
    算処理手段とから成ることを特徴とする印字位置自動調
    整装置。
JP4341723A 1992-11-27 1992-11-27 印字位置自動調整装置 Pending JPH06166245A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001177686A (ja) * 1999-11-24 2001-06-29 Xerox Corp 書類位置合わせ検出システム、書類位置合わせシステム、及び書類位置合わせ方法
CN113119583A (zh) * 2021-04-19 2021-07-16 深圳市联祥印刷有限公司 一种便于校准的印刷装置及其校准方法

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