JP3124839B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3124839B2
JP3124839B2 JP04222451A JP22245192A JP3124839B2 JP 3124839 B2 JP3124839 B2 JP 3124839B2 JP 04222451 A JP04222451 A JP 04222451A JP 22245192 A JP22245192 A JP 22245192A JP 3124839 B2 JP3124839 B2 JP 3124839B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に係り、詳
細には画像デ−タの圧縮手段及び復元手段を含む画像形
成装置に係る。
【0002】
【従来の技術】一般的な画像形成装置のハ−ドウエア構
成を図7に、ハ−ドコピ−におけるカラ−信号の流れを
図8に示す。
【0003】図7においては演算制御部95に接続され
た画像入力部96、画像メモリ97、98、画像プロセ
ッサ99、100、画像出力部101等が示されてお
り、図8には原画(105)を色分解走査(106)
し、標本化、量子化(107)してシェ−デイング補正
(108)、表色系変換色補正(109)、MTF補正
(110)、対数圧縮γ補正(111)、UCR黒発生
(112)、色修正マスキング(113)、記録系γ補
正(114)、疑似階調変換(115)、ドット信号発
生(116)、CMY記録系(117)を経て画像が複
製される(118)。
【0004】このように図7及び図8に見られるように
画像メモリを使用した画像形成装置は種々公開されてい
るが画像メモリに情報を格納し、さらに格納された情報
を復元することで画像デ−タの処理加工を行うシステム
はみあたらない。
【0005】画像情報を圧縮せずそのままメモリに格納
(記憶)するのが一般的な方法である。あるいはまた、
画像デ−タを画像処理した後、画像圧縮し、メモリに格
納する方法はあるが画像処理前のデ−タを圧縮し復元後
画像処理するものはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】画像の情報処理量が少
ない場合、例えば、ビデオカメラのデ−タを対象とする
場合には1画素8ビットの白/黒デ−タとして400 x 64
0 画素の平面デ−タでは256 KBのデ−タであるが、分解
能400DPI、A4サイズ(297 x 210 mm)1ペ−ジ1画素8ビ
ットのデ−タを取扱う場合には16MBの情報量となる。
【0007】したがって、メモリコスト的にもこれらの
大容量の画像デ−タをそのままの形態で取り扱うことは
困難となる。
【0008】本発明の目的は、小容量のメモリを使用し
て画像デ−タの圧縮、復元が可能な画像形成装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力される画
像データを圧縮する第1圧縮手段と、圧縮された画像デ
ータを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶され圧縮さ
れた画像データを復元する第1復元手段と、第1復元手
段により復元された画像データに関して所定の画像処理
をおこなってのち該画像処理された画像データを再度圧
縮してから記憶手段に記憶させる第2圧縮手段と、第2
圧縮手段によって記憶手段に記憶された画像データを
字出力するために再度復元する第2復元手段とを含む画
像形成装置であって、第2復元手段が、記憶手段に記憶
された画像データを、入力された画像データと同じビッ
ト数の画像データに復元することを特徴とする。
【0010】
【作用】入力される画像データは第1圧縮手段により圧
縮されて記憶手段に記憶され、記憶手段に記憶された画
像データは第1復元手段により復元されてから所定の
画像処理をおこなってのち第2圧縮手段により再度圧縮
されて記憶手段に記憶され、第2圧縮手段により記憶手
段に記憶された画像データは第2復元手段により入力さ
れた画像データと同じビット数の画像データに復元され
るので、メモリの使用量を削減することができるととも
に2スキャンでおこなっていた画像処理を1スキャンで
おこなうことができ、この1スキャンの実施により処理
時間の短縮、処理動作を簡素化できる。
【0011】更に本発明の実施例では限られた画像処理
機能であっても圧縮復元処理を複数回おこなうことによ
って高次の画像処理が可能であり、特徴抽出すべき画像
デ−タを縮小サイズに変倍処理しこれを復元することに
よって処理速度の大幅な短縮を図ることができる。
【0012】
【実施例】本発明に係る画像形成装置の実施例について
図面を参照して説明する。
【0013】図5は本発明に係る両面に画像を形成し得
る画像形成装置の一実施例であるディジタル複写機の全
体構成を示す断面図である。
【0014】図5に示すように、ディジタル複写機30
にはスキャナ部31、レ−ザプリンタ部32、多段給紙
ユニット33及びソ−タ34が備えられている。
【0015】スキャナ部31は透明ガラスからなる原稿
載置台35、両面対応自動原稿送り装置(RDF)36
及びスキャナユニット40から構成されている。
【0016】多段給紙ユニット33は、第1カセット5
1、第2カセット52、第3カセット53及び選択によ
り追加可能な第4カセット55を有している。
【0017】多段給紙ユニット33では、各段のカセッ
トに収容された用紙の上から用紙が1枚ずつ送りださ
れ、レ−ザプリンタ部32へ向けて搬送される。
【0018】RDF36は、複数枚の原稿を一度にセッ
トしておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニット
40へ送給して、オペレ−タの選択に応じて原稿の片面
又は両面をスキャナユニット40に読み取らせるように
構成されている。
【0019】スキャナユニット40は、原稿を露光する
ランプリフレクタアセンブリ41、原稿からの反射光像
を光電変換素子(CCD)42に導くための複数の反射
ミラ−43、及び原稿からの反射光像をCCD42に結
像させるためのレンズ44を含んでいる。
【0020】スキャナ部31は、原稿載置台35に載置
された原稿を走査する場合には、原稿載置台35の下面
に沿ってスキャナユニット40が移動しながら原稿画像
を読み取るように構成されており、RDF36を使用す
る場合には、RDF36の下方の所定の位置にスキャナ
ユニット40を停止させた状態で原稿を搬送しながら原
稿画像を読み取るように構成されている。
【0021】原稿画像をスキャナユニット40で読み取
ることにより得られた画像デ−タは、画像処理ユニット
へ送られ各種処理が施されて後、画像処理ユニットのメ
モリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像
デ−タをレ−ザプリンタ部32に与えて用紙上に画像を
形成する。
【0022】レ−ザプリンタ部32は手差し原稿トレイ
45、レ−ザ書き込みユニット46及び画像を形成する
ための電子写真プロセス部47を備えている。
【0023】レ−ザ書き込みユニット46は、上述のメ
モリから画像デ−タに応じたレ−ザ光を出射する半導体
レ−ザ、レ−ザ光を等角速度偏向するポリゴンミラ−、
等角速度偏向されたレ−ザ光が電子写真プロセス部47の
感光体ドラム48上で等速度偏向されるように補正する
f−θレンズ等を有している。
【0024】電子写真プロセス部47は、周知の態様に
従い、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリ−ニング器、除電器及び定着器49を
配置してなっている。
【0025】定着器49より画像が形成されるべき用紙
の搬送方向下流側には搬送路50が設けられており、搬
送路50はソ−タ34へ通じている搬送路57と多段給
紙ユニット33へ通じている搬送路58とに分岐してい
る。
【0026】搬送路58は多段給紙ユニット33におい
て分岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路50
aおよび両面/合成搬送路50bが設けられている。
【0027】反転搬送路50aは原稿の両面を複写する
両面複写モ−ドにおいて、用紙の裏表を反転するための
搬送路である。
【0028】両面/合成搬送路50bは、両面複写モ−
ドにおいて反転搬送路50aから感光ドラム48の画像
形成位置まで用紙を搬送したり用紙の片面に異なる原稿
の画像や異なる色のトナ−で画像を形成する合成複写を
行う片面合成複写モ−ドにおいて用紙を反転することな
く感光ドラム48の画像形成装置まで搬送するための搬
送路である。
【0029】多段給紙ユニット33は共通搬送路56を
含んでおり、共通搬送路56は第1カセット51、第2
カセット52、第3カセット53からの用紙を電子写真
プロセス部47に向かって搬出するように構成されてい
る。
【0030】共通搬送路56は電子写真プロセス部47
へ向かう途中で第4カセット55からの搬送路59と合
流して搬送路60に通じている。
【0031】搬送路60は両面/合成搬送路50b及び
手差し原稿トレイ45からの搬送路61との合流点62
で合流して電子写真プロセス部47の感光体ドラム48
と転写器との間の画像形成位置へ通じるように構成され
ており、これら3つの搬送路の合流点62は画像形成位
置に近い位置に設けられている。
【0032】従って、レ−ザ書き込みユニット46及び
電子写真プロセス部47において、上述のメモリから読
み出された画像デ−タは、レ−ザ書き込みユニット46
によってレ−ザ光線を走査させることにより感光体ドラ
ム48の表面上に静電潜像として形成され、トナ−によ
り可視像化されたトナ−像は多段給紙ユニット33から
搬送された用紙の面上に静電転写され定着される。この
ようにして画像が形成された用紙は定着器49から搬送
路50及び57を介してソ−タ34へ送られたり、搬送
路50及び58を介して反転搬送路50aへ搬送され
る。
【0033】次にこの複写機30に含まれている画像処
理ユニットの構成及び機能を説明する。
【0034】図6は図5の複写機30に含まれている画
像処理ユニットのブロック構成図である。
【0035】複写機30に含まれている画像処理ユニッ
トは、画像デ−タ入力部70、画像処理部71、画像デ
−タ出力部72、RAM(ランダムアクセスメモリ)等
から構成されるメモリ73及び画像処理中央処理装置
(CPU)74を備えている。
【0036】画像デ−タ入力部70はCCD部70a、
ヒストグラム処理部70b及び誤差拡散処理部70cを
含んでいる。
【0037】画像データ入力部70は図のCCD42
から読み込まれた原稿の画像データを2値化変換して、
2値のデジタル量としてヒストグラムをとりながら、誤
差拡散法により画像データを処理して、メモリ73に一
旦記憶するように構成されている。
【0038】即ち、CCD部70aでは、画像デ−タの
各画素濃度に応じたアナログ電気信号がA/D変換され
たのち、MTF補正、白黒補正またはガンマ補正が行わ
れ、256階調(8ビット)のデジタル信号としてヒス
トグラム処理部70bへ出力される。
【0039】ヒストグラム処理部70bでは、CCD部
70aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算され濃度情報(ヒストグラムデ−タ)が得
られるとともに、必要に応じて、得られたヒストグラム
デ−タは画像処理CPU74へ送られ、又画素デ−タと
して誤差拡散処理部70cへ送られる。
【0040】誤差拡散処理部70cでは、疑似中間調処
理の一種である誤差拡散法、すなわち、2値化の誤差を
隣接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD
部70aから出力された8ビット/画素のデジタル信号
が1ビット(2値)に変換され、原稿における局所領域
濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
【0041】画像処理部71は多値化処理部71a及び
71b、合成処理部71c、濃度変換処理部71d、変
倍処理部71e、画像プロセス部71f、誤差拡散処理
部71g並びに圧縮処理部71hを含んでいる。
【0042】画像処理部71は、入力された画像デ−タ
をオペレ−タが希望する画像デ−タに最終的に変換する
処理部であり、メモリ73に最終的に変換された出力画
像デ−タとして記憶されるまでこの処理部にて処理する
ように構成されている。但し、画像処理部71に含まれ
ている上述の各処理部は必要に応じて機能するものであ
り、機能しない場合もある。
【0043】即ち、多値化処理部71a及び71bで
は、誤差拡散処理部70cで2値化されたデ−タが再度
256階調に変換される。
【0044】合成処理部71cでは、画素毎の論理演
算、即ち、論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選
択的に行われる。この演算の対象となるデ−タは、メモ
リ73に記憶されている画素デ−タ及びパタ−ンジェネ
レ−タ(PG)からのビットデ−タである。
【0045】濃度変換処理部71dでは、256階調の
デ−タ信号に対して、所定の階調変換テ−ブルに基づい
て入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定され
る。
【0046】変倍処理部71eでは、指示された変倍率
に応じて、入力される既知デ−タにより補間処理を行う
ことによって、変倍後の対象画素に対する画素デ−タ
(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査
が変倍処理される。
【0047】画像プロセス部71fでは、入力された画
素デ−タに対して様々な画像処理が行われ、又、特徴抽
出等デ−タ列に対する情報収集が行われ得る。
【0048】誤差拡散処理部71gでは、画像デ−タ入
力部70の誤差拡散処理部70cと同様な処理が行われ
る。
【0049】圧縮処理部71hでは、ランレングスとい
う符号化により2値デ−タが圧縮される。又、画像デ−
タの圧縮に関しては、最終的な出力画像デ−タが完成し
た時点で最後の処理ル−プにおいて圧縮が機能する。
【0050】画像デ−タ出力部72は復元部72a、多
値化処理部72b、誤差拡散処理部72c、及びレ−ザ
出力部72dを含んでいる。
【0051】画像デ−タ出力部72は、圧縮状態でメモ
リ73に記憶されている画像デ−タを復元し、もとの2
56階調に再度変換し、2値デ−タより滑らかな中間調
表現となる4値デ−タの誤差拡散を行ない、レ−ザ出力
部72dへデ−タを転送するように構成されている。
【0052】即、復元部72aでは、圧縮処理部71h
によって圧縮された画像デ−タが復元される。
【0053】多値化処理部72bでは、画像処理部71
の多値化処理部71a及び71bと同様な処理が行われ
る。誤差拡散処理部72cでは、画像デ−タ処理部70
の誤差拡散処理部70cと同様な処理が行なわれる。
【0054】レーザ出力部72dでは、プリンタ制御用
CPUからの制御信号に基づき、デジタル画素データが
レーザのオン/オフ信号に変換され、レーザがオン/オ
フ状態となる。
【0055】尚、画像デ−タ入力部70および画像デ−
タ出力部72において扱われるデ−タは、メモリ73の
容量の削減のため、基本的には2値デ−タの形でメモリ
73に記憶されているが、画像デ−タの劣化を考慮して
4値のデ−タの形で処理することも可能である。
【0056】図1に本発明の実施例の基本ブロック図を
示す。入力回路部1、誤差拡散部2がいわゆるCCDか
らの入力デ−タをA/D変換し各種補正をした画像デ−
タは通常1画素当たり8ビット程度の多値デ−タであ
る。誤差拡散部2は画像処理の立場より多値デ−タを1
ビットまたは2ビット/1画素に変換する変換ブロック
であり当変換によりメモリ使用量を1/4(2 ビット時) 、
1/8(1 ビット時) 削減することが可能である。
【0057】画像メモリ3に格納された画像デ−タは平
滑化ブロック4で、例えば8ビットデ−タに復元され
る。平滑化ブロック4としては3 x 3 、7 x 5 等の窓関
数を使いデ−タ多値化の復元を行う。画像処理ブロック
5ではハイコントラスト、バックグラウンド除去のため
の濃度変換、変倍のための演算回路、画像サイズ認識や
エリア認識のための特徴抽出演算機能等が含まれる。
【0058】画像処理ブロック5により処理されたデー
タは誤差拡散部2と同じ誤差拡散部6にて処理され画像
データの圧縮(8ビットが2または1ビット)が行わ
れ、画像メモリ3に再格納される。格納されたデータは
再度平滑化ブロック4、画像処理ブロック5、誤差拡散
部6の処理ループ(以下処理ループという)をとおすこ
とも可能である。最終処理された画像データは平滑化
ロック8により多値8ビットに復元され、多値データを
入力とするLBPプリンタの一部回路であるレーザ駆動
回路7にて多値データをパルス幅変換され、レーザダイ
オードを駆動しデータの印字を行なう。
【0059】図2は図1の詳細を示すブロック構成図で
ある。
【0060】図2の11から17までの回路ブロックは
図1の入力回路部1に対応し、各種補正回路を含む入力
補正回路である。
【0061】11はCCD のラインセンサでアナログ白/
黒デ−タを出力する。12はA/D 変換部でアナログデ−
タを8ビット/1画素のディジタル値に変換する。13
は主走査方向でのシェ−ディング補正部、14はレンズ
光学系のぼけ補正としてMTF補正を行うMTF 補正部であ
る。15は視感度補正用のγ補正部、16はたれ流しの
画像デ−タより有効画像デ−タエリアを抽出し切り出す
ための回路、17は有効エリアに対する画像濃度のヒス
トグラム作成ブロックに相当する。ヒストグラム作成ブ
ロック17で作成されたデ−タは通常1画素8ビットの
多値デ−タであるが画像メモリに格納するに当たり誤差
拡散部18により誤差拡散法にて1画素1ビットまたは
2ビットのデ−タに変換する。次に誤差拡散法の概略を
図3に基づいてを説明する。
【0062】図3において、画像の2次元データで注目
画素ポイントをA点とすると、A点における画像データ
を結果+誤差に2分割する。しきい値は誤差拡散出力の
ビット数できまる。出力2ビットのときしきい値と誤差
の関係を下記の表に示す。 A点での結果が誤差拡散の出力データとなる。残りの誤
差は周辺画素B、C、D、Eに振り分けられ、各ポイン
トにおける画像データに加算する。この手順に基づき注
画素を主走査および副走査方向にずらしながら随時同
じ処理を行うことで対象エリア全域の処理を終了するこ
とができる。
【0063】その結果、画像デ−タを8ビットから2ビ
ットに圧縮するとともに対象エリア全域ト−タルにおい
て、画像濃度が保存されることになる。
【0064】誤差拡散部18のデ−タ(例えば2ビット
/1画素)は圧縮部19でさらに画像圧縮される。圧縮
の手法としてはFAX 等のランレングス法を使えば通常1/
10程度に圧縮される。圧縮された画像はDMA−120
を介してD−RAM21で構成した画像メモリに格納さ
れる。
【0065】ついで、図1に示した平滑ブロック4は
図2においてDMA−223、復元部24、平滑化フィ
ルタ25に対応する。DMA−223は画像メモリ21
よりデータを読み出す。コントロール部に相当する復元
部24は圧縮部19にランレングスにて圧縮されたデー
タを算術的に復元する手段である。復元後の画像データ
は2ビット1画素であるが、これを平滑フィルタ25
で8ビット多値データに復元する。
【0066】本実施例での平滑化ブロックの詳細を図4
に示す。
【0067】注目画素を中心に3 x 3 のエリア内でエッ
ヂ検出部90でエッヂ判定を行いエッヂであれば対象エ
リアは文字原稿に近いという結果より3 x 3 平滑化フィ
ルタ91で計算された画素デ−タをエッヂでないときは
写真原稿であるとし、7 x 5平滑化フィルタ92より算
出された画素デ−タをセレクタ93で切り替えて出力す
るものである。
【0068】以上で8ビット多値化デ−タに復元された
ことになる。次に図1での画像処理ブロック5が図2に
おいては1/8 縮小部26、2値化部27、特徴抽出部2
8、濃度変換部29、変倍部80に対応する。
【0069】例えば、濃度変換部29はハイコントラス
ト、バックグラウンド除去で使用するものであるが、内
部構造はRAM によるLUT にしておく。RAM のアドレス
(例えば8ビット)に平滑化ブロックからの出力の画像
デ−タを接続しRAM デ−タに濃度変換デ−タを書き込む
ことで簡単に変換が行える。例えば画像読みだし時での
ヒストグラムデ−タよりバックグラウンドのスレッシュ
レベルを算出し、この濃度変換テ−ブルではスレッシュ
以下のデ−タはバックグラウンドであることにより印字
しないように0に補正しておけば実現可能である。
【0070】同様にハイコントラスト化においても可能
である。そしてさらに本実施例の特徴として1スキャン
でこれらハイコントラスト化、バックグラウンドの処理
が可能であることが特徴である。
【0071】一般的な機種においては、2スキャンで行
うことが主であった。第1回目のスキャンでヒストグラ
ムデータを作成しその後第2回のスキャンでハイコント
ラスト化等の処置を行うのでスキャンに倍の時間がかか
り繁雑な制御を要する等の不具合があった。本実施例で
は最小限のメモリ使用量でかつ1スキャン濃度変換が
可能である。
【0072】変倍部80は主走査/副走査の変倍演算を
おこなう。主走査/副走査演算を分離して演算するため
に片変倍も可能である。本実施例の特徴として1スキャ
ンでスキャン終了後、倍率を決定し変倍処理することが
最小限のメモリ使用量で実現可能なことにある。例えば
読み込んだ画像を画像処理で原稿サイズを判定するとき
には画像処理後でないと原稿サイズが判明しないためこ
れを指定された用紙にオ−ト変倍するのは本実施例のみ
可能である。
【0073】1/8 縮小部26は原稿サイズを1/8 に縮小
し、処理時間を短くするために設けられている。2値化
部27は特徴抽出が2値デ−タのみで可であることによ
る。特徴抽出部28は原稿エリアの抽出、原稿の影の判
定等を行うが1/8 縮小部26で縮小させた図形で特徴抽
出を行い、特徴抽出の処理を繰り返すために必要ではな
いブロックをスル−し、処理デ−タを画像メモリに蓄え
ながら処理ル−プを何回も循環可能な構造としている。
誤差拡散部81、圧縮部82は誤差拡散部18、圧縮部
19と同様の機能を有する。
【0074】
【発明の効果】入力される画像データは第1圧縮手段に
より圧縮されて記憶手段に記憶され、記憶手段に記憶さ
れた画像データは第1復元手段により復元されてから
所定の画像処理をおこなってのち第2圧縮手段により再
度圧縮されて記憶手段に記憶され、第2圧縮手段により
記憶手段に記憶された画像データは第2復元手段により
入力された画像データと同じビット数の画像データに復
元されるので、メモリの使用量を削減し得るとともに2
スキャンでおこなっていた画像処理を1スキャンでおこ
なうことができ、この1スキャンの実施により処理時間
の短縮、処理動作を簡素化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の基本ブロック図である。
【図2】図1の実施例の詳細説明図である。
【図3】誤差拡散法の概略を説明する図である。
【図4】平滑化ブロックの詳細を説明する図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の一実施例であるデ
ィジタル複写機の全体構成を示す断面図である。
【図6】図5の複写機に含まれている画像処理ユニット
のブロック構成図である。
【図7】一般的な画像形成装置のハ−ドウエア構成を示
す図である。
【図8】ハ−ドコピ−におけるカラ−信号の流れを示す
図である。
【符号の説明】
1 入力回路部 2、6 誤差拡散部 3 画像メモリ 4、7 平滑化ブロック 5 画像処理ブロック 8 レ−ザ駆動回路 30 ディジタル複写機 70 画像デ−タ入力部 71 画像処理部 72 画像デ−タ出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−192969(JP,A) 特開 平1−267782(JP,A) 特開 平2−252360(JP,A) 特開 平3−277074(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像データを圧縮する第1圧
    縮手段と、圧縮された画像データを記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段に記憶され圧縮された画像データを復
    する第1復元手段と、前記第1復元手段により復元
    た画像データに関して所定の画像処理をおこなっての
    ち該画像処理された画像データを再度圧縮してから前記
    記憶手段に記憶させる第2圧縮手段と、前記第2圧縮手
    段によって前記記憶手段に記憶された画像データを印字
    出力するために再度復元する第2復元手段とを含む画像
    形成装置であって、前記第2復元手段が、前記記憶手段
    に記憶された画像データを、入力された画像データと同
    じビット数の画像データに復元することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1圧縮手段と前記第2圧縮手段と
    は夫々誤差拡散法により画像データを圧縮するように構
    成されており、前記第1復元手段および前記第2復元手
    段は夫々復元用の平滑化フィルタを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2圧縮手段により画像処理された
    のち圧縮され前記記憶手段に記憶された画像データを、
    前記第1復元手段により更に復元し、所定の画像処理を
    更におこなってのち、前記該2圧縮手段により更に画像
    処理された画像データを圧縮してから前記記憶手段に記
    憶させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
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