JP2003140505A - フィードバック制御される駆動源を備える画像形成装置 - Google Patents

フィードバック制御される駆動源を備える画像形成装置

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JP2003140505A
JP2003140505A JP2001341943A JP2001341943A JP2003140505A JP 2003140505 A JP2003140505 A JP 2003140505A JP 2001341943 A JP2001341943 A JP 2001341943A JP 2001341943 A JP2001341943 A JP 2001341943A JP 2003140505 A JP2003140505 A JP 2003140505A
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質向上のため感光体ドラム1回転分の速度
に応じて、次の1回転の速度を制御するフィードバック
制御装置において、感光体上に形成された細線パッチを
エンコーダとして使用するため、ロータリーエンコーダ
が不要となり、装置の小型化とコストダウンを図ること
ができる。 【構成】 感光体ドラムと、感光体ドラムに潜像を形成
するための露光手段と、潜像を現像するための現像手段
と、感光体ドラムを駆動させるための駆動手段と、感光
体ドラム上の画像を読取る手段と、読取った画像に応じ
て前記駆動手段を制御するためのフィードバック制御手
段、を有することを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光体ドラムの駆動
源として、フィードバック制御される駆動系を備える複
写機やプリンタ等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラムを駆動するための駆動手段
としてのモータを搭載した画像形成装置において、画質
向上のためモータの回転速度をフィードバック制御する
場合、回転体の回転速度を検出するために、ステッピン
グモータまたは感光体ドラムの回転に伴い回転するロー
タリーエンコーダと光学式センサを備える方法が一般的
に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術ではロータリーエンコーダを設置するための空間
を必要とするため、装置の小型化を妨げるという問題点
があった。また精度のよいロータリーエンコーダは価格
が高いという問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本出願に係る第1の発明は、感光体ドラムと、感光体ド
ラムに潜像を形成するための露光手段と、潜像を現像す
るための現像手段と、感光体ドラムを駆動させるための
駆動手段と、感光体ドラム上の画像を読取る手段と、読
取った画像に応じて前記駆動手段を制御するためのフィ
ードバック制御手段、を有するものである。
【0005】本出願に係る第2の発明は、露光手段とし
てのLEDアレイと、感光体ドラム回転速度計測のため
に感光体ドラム上に書き込まれた細線パッチを読取れる
位置に設置されたセンサと、センサのパルス間隔を計測
する計測手段と、計測手段の出力を格納する第一の格納
手段と、第一の格納手段に格納されたデータ群より注目
位置データを算出するフィルタ手段と、フィルタ手段の
出力値を感光体ドラム1回転分格納する第二の格納手段
と、感光体の目標速度を設定するレジスタと、第二の格
納手段の出力値とレジスタの値の差を求める第一の減算
器と、第一の減算器の出力を任意の値で除算するための
除算器と、除算器の出力値と第二の格納手段の出力値の
差を求めるための第二の減算器と、を備え、第二の減算
器の出力値によりモータの回転速度を決定することを特
徴とするものである。
【0006】本出願の第3の発明は、露光手段としての
LEDアレイと、感光体ドラム回転速度計測のために感
光体ドラム上に書き込まれた細線パッチを読取れる位置
に設置された第一のセンサと、感光体ドラム軸に対して
第一のセンサとは反対側に位置する第二のセンサと、第
一のセンサのパルス間隔を計測する第一の計測手段と、
第ニのセンサのパルス間隔を計測する第ニの計測手段
と、第一の計測手段の出力と第二の計測手段の出力を加
算したうえで除算する平均化手段と、平均化手段の出力
を格納する第一の格納手段と、第一の格納手段に格納さ
れたデータ群より注目位置データを算出するフィルタ手
段と、フィルタ手段の出力値を感光体ドラム1回転分格
納する第二の格納手段と、感光体の目標速度を設定する
レジスタと、第二の格納手段の出力値とレジスタの値の
差を求める第一の減算器と、第一の減算器の出力を任意
の値で除算するための除算器と、除算器の出力値と第二
の格納手段の出力値の差を求めるための第二の減算器
と、を備え、第二の減算器の出力値によりモータの回転
速度を決定することを特徴とするものである。
【0007】本出願にかかる第4の発明は前記第1から
第3の発明において、露光手段としてレーザをもちいる
ことを特徴とするものである。
【0008】本出願にかかる第5の発明は前記第1から
第3の発明において、駆動モータとしてステッピングモ
ータを使用することを特徴とするものである。
【0009】本出願にかかる第6の発明は前記第1から
第3の発明において、駆動モータとして振動型モータを
使用することを特徴とするものである。
【0010】本出願にかかる第7の発明は前記第1の発
明において、露光手段としてLEDアレイをもちいるこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
【実施例】(第1の実施例)第1の実施例をLEDアレ
イを露光系に用いた2値記録デジタルカラー複写機によ
り説明する。
【0012】図3はデジタルカラー複写機の横断面概略
図である。図3では上部にリーダ部、下部にプリンタ部
を配置してある。
【0013】リーダ部:図3において101はCCD、
311はCCD101の実装された基板、312は図4
の画像処理部からCCD101を除いた部分及び図5の
201・202〜205の部分を含む画像処理部、30
1は原稿台ガラス、302は原稿給紙装置(DF)(な
お、この原稿給紙装置302の代わりに未図示の鏡面圧
板を装着する構成もある)、303及び304は原稿を
照明する光源(ハロゲンランプ又は蛍光灯)、305及
び306は光源303・304の光を原稿に集光する反
射傘、307〜309はミラー、310は原稿からの反
射光又は投影光をCCD101上に集光するレンズ、3
14はハロゲンランプ303・304と反射傘305・
306とミラー307を収容するキャリッジ、315は
ミラー308・309を収容するキャリッジ、313は
図示しないパソコンまたはイメージプロセッシングユニ
ット(IPU)等とのインターフェイス(I/F)部で
ある。なお、キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ
315は速度V/2で、CCD101の電気的走査(主
走査)方向に対して垂直方向(副走査方向)に機械的に
移動することによって、原稿の全面を走査する。
【0014】図4はディジタル画像処理部312の詳細
な構成を示すブロック図である。
【0015】原稿台ガラス上の原稿は光源303・30
4からの光を反射し、その反射光はCCD101に導か
れて電気信号に変換される(CCD101はカラーセン
サの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上
にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインC
CDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタ
をそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、
フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構
成になったものでも構わない)。そして、その電気信号
(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力されク
ランプ&Amp。&S/H&A/D部102でサンプル
ホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレ
ベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記
処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、
例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換され
る。そして、RGB信号はシェーディング部103で、
シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&
MTF補正&原稿検知部104で、CCD101が3ラ
インCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が
異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整
し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミ
ングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によって
読取のMTFが変るため、その変化を補正し、原稿検知
は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより原稿サイ
ズを認識する。読取位置タイミングが補正されたデジタ
ル信号は入力マスキング部105によって、CCD10
1の分光特性及び光源303・304及び反射傘305
・306の分光特性を補正する。入力マスキング部10
5の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ
106に入力される。セレクタ106から出力された信
号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地
除去部115に入力される。下地除去部115に入力さ
れた信号は下地除去された後、原稿中の画像が黒い文字
かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、原
稿から黒文字信号を生成する。また、もう一つのセレク
タ106の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&L
OG変換部107では、色空間圧縮は読み取った画像信
号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判
断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は
画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正
する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換でRG
B信号からCMY信号に変換する。そして、黒文字判定
部116で生成された信号とタイミングを補正するため
色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力信号
は遅延108でタイミングを調整される。この2種類の
信号はモワレ除去部109でモワレが除去され、110
で、主走査方向に変倍処理される。111はUCR&マ
スキング&黒文字反映部で、変倍処理部で処理されたC
MY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マス
キング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正され
ると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がC
MYK信号にフィードバックされる。UCR&マスキン
グ&黒文字反映部111で処理された信号はγ補正部1
12で濃度調整された後フィルタ部113でスムージン
グ又はエッジ処理される。以上処理された信号は図5の
201の2値変換部で8ビットの多値信号から2値信号
に変換される。(変換方法はディザ法・誤差拡散法・誤
差拡散の改良したものいずれでも構わない。)プリンタ
部の構成図3において、317はY画像形成部、318
はM画像形成部、319はC画像形成部、320はK画
像形成部で、それぞれの構成は同一なのでY画像形成部
317を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略す
る。
【0016】Y画像形成部317において、342は感
光ドラムであり図示しないステッピングモータ(図1の
501)により駆動される。このステッピングモータの
制御に関しては、後に記す。LEDアレイ210からの
光によって、その表面に潜像が形成される。321は一
次帯電気で、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯
電させ、潜像形成の準備をする。322は現像器で、感
光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形成
する。なお、現像器322には、現像バイアスを印加し
て現像するためのスリーブ345が含まれている。32
3は転写帯電器で、転写ベルト333の背面から放電を
行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト
333上の記録紙などへ転写する。本実施例は転写効率
がよいため、クリーナ部が配置されていない。(クリー
ナ部を装着しても問題ないことは言うまでもない。)次
に、記録紙などの上へ画像を形成する手順を説明する。
カセット340・341に格納された記録紙等はピック
アップローラ339・338により1枚毎給紙し、給紙
ローラ336・337で転写ベルト333上に供給され
る。給紙された記録紙は、吸着帯電器346で帯電させ
られる。348は転写ベルトローラで、転写ベルト33
3を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対になって記録
紙等を帯電させ、転写ベルト333に記録紙等を吸着さ
せる。347は紙先端センサで、転写ベルト333上の
記録紙等の先端を検知する。なお、紙先端センサの検出
信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ送られて、カラ
ーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走
査同期信号として用いられる。
【0017】この後、記録紙等は、転写ベルト333に
よって搬送され、画像形成部317〜320においてY
MCKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画
像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト33
3からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除
電された後、転写ベルト333から分離される。350
は剥離帯電器で、記録紙等が転写ベルト333から分離
する際の剥離放電による画像乱れを防止するものであ
る。分離された記録紙等は、トナーの吸着力を補って画
像乱れを防止するために、定着前帯電器351・352
で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱定着さ
れた後、335の排紙トレーに排紙される。
【0018】LED画像記録について説明する。図4及
び図5の画像処理部で生成された2値のYMCKの画像
信号は紙先端センサ347からの紙先端信号を基に、そ
れぞれ遅延部202〜205によって紙先端センサとそ
れぞれの画像形成部との距離の違いを調整することによ
り4色を所定の位置に印字することが可能となる。LE
D駆動206〜209はLED210〜213を駆動す
るための信号を生成する。
【0019】次に本発明で特徴的なステッピングモータ
制御装置について説明する。
【0020】図1において342は感光体ドラムであり
前述した露光手段と現像手段により画像形成期間中は印
刷画像領域外に図1のような細線パッチが形成される。
細線パッチは主走査方向に伸びる線で、本複写機での長
さは8mmであり、副走査方向に対しては1ラインおき
に形成されている。感光体ドラムの直径は30.59m
mであり、その周長は96.105mmである。本複写
機は主走査、副走査ともに画像密度は600dpiであ
るので、感光体ドラム1周では、2272ラインの画像
が形成される。細線パッチは1ラインおきに形成するの
で感光体1周で1136本が形成されることとなる。細
線パッチの間隔はセンサA601によって読取られる。
センサAの出力はフィードバック制御部603に入力さ
れ、フィードバック制御部603は細線パッチの間隔が
一定になるようにドラム駆動ステッピングモータ501
を制御する。
【0021】次にフィードバック制御部について説明す
る。図2においてA1は複写機のシーケンスを司る中央
制御部で、ステッピングモータの回転開始、停止、立ち
上げ下げテーブルなどの制御信号をシリアルで出力す
る。A3はASICで細線パッチの間隔の測定(=回転
速度測定)やモータに与える相信号を生成する。A2は
DSPで、ASICからの感光体ドラム回転速度に応じ
て、次の1回転の速度値を演算する。A4はモータのド
ライバである。フィードバック制御部はA2とA3をま
とめた部分にあたる。
【0022】順を追って説明する。ユーザがコピーボタ
ンを押下することにより、コピーシーケンスが始まる
と、中央制御部A1からシリアル−パラレル変換部50
7にモータ回転開始コマンドと立ち上げデータがシリア
ル通信により送られる。シリアル−パラレル変換部50
7で8bitデータに変換し、コマンド解釈部508に
送る。コマンド解釈部508ではパケット(命令最小単
位)毎にコマンド解釈を行う。コマンドにはパケットの
終了(区切り)を示す、終了コマンドが含まれており、
コマンド解釈部508は終了コマンドを認識すると、コ
マンドレジスタ510にコマンドを格納するとともに、
割込みコントローラ509に対して、コマンドを受け取
ったことを通知する。コマンドレジスタ510はDSP
A2にコマンドを転送する働きをする。割込みコント
ローラ509はASICからDSPに対しデータを送り
たいときに、割込み信号を出力する。DSPへの送信デ
ータにはコマンドのほかに、後述するエンコーダパルス
間隔測定部506からの各色(Y、M、C、K)用モー
タの速度データがある。割込みコントローラ509はコ
マンド、Y、M、C、K速度データの5種のデータの割
込み要求を、発生した順に出力し、DSPから割り込み
データ処理終了通知が送られてくるまで、次の割込み要
求は出力しないように制御している。コマンドレジスタ
510からのコマンドデータと、割込みコントローラか
らの割込み信号はDSP内のコマンド解釈部516に入
力される。コマンド解釈部516ではコマンドによりど
の色用のモータを回転させるかを解釈し、演算部527
を制御する。どの色用のモータでも制御内容は同様なの
で、ここではYモータに関して述べる。
【0023】立ち上げ:立ち上げ回転中は画像形成を行
わないため、フィードバック制御は行わない。演算部5
27はYモータ回転開始コマンドを受けると、次に送ら
れてくる立ち上げテーブルに対応したパルス幅をASI
C内の速度値レジスタ511に設定する。速度値レジス
タ511に設定する値は、ASIC内の16bitカウ
ンタ513のカウントクロック=5MHzのカウント数
である。例えば、モータを5000ppsで駆動したい
ときは、 2ms(出力パルス幅)/200ns = 10000
(d) = 2710(h) を設定すればよい。比較器512では速度値レジスタ5
11に設定された値と、16bitカウンタ513の値
を比較し、等しいときにモータ基本パルスを出力する。
そのモータ基本パルスで16bitカウンタ513はク
リアされ、再びカウント動作を行う。モータ基本パルス
は5相信号発生器514に入力され、5相ステッピング
モータの各相の信号に変換され、ドライバA4が駆動さ
れ、ステッピングモータ501が回転する。
【0024】定常回転:モータの立ち上げが終了し、定
常回転開始コマンドがコマンド解釈部516で認識され
ると、本特許で特徴的なフィードバック制御を開始す
る。まず感光体ドラム上の非画像領域(プリント紙には
印字されない部分)に細線パッチを形成していく。LE
Dの露光タイミングはLED制御用ASICの基本クロ
ックから生成されているため、細線を形成していく時間
間隔は常に一定と考えてよい。このため細線パッチ間隔
にばらつきがある場合、その要因はモータの回転ムラ、
駆動伝達系のロス、感光体ドラムの偏芯であり、細線パ
ッチを等間隔になるようモータを制御することでこれら
要因をキャンセルすることができる。
【0025】細線パッチを読取れる位置にセンサA60
1が配置されている。センサAの出力はエンコーダパル
ス間隔測定部506に入力される。エンコーダパルス間
隔測定部506ではセンサAのパルス間隔を基本クロッ
ク5MHzでカウントしカウント値をエンコーダパルス
の発生ごとにDSP内の100パルス分データ格納部に
出力する。100パルス分のデータを格納するのは、次
段のデジタルフィルタ519で100次のフィルタ処理
をするためである。
【0026】100パルス分データ格納部の出力はデジ
タルフィルタ519に入力される。デジタルフィルタ5
19では100パルス分のデータをローパスフィルタ処
理し(80dB減衰、100次、カットオフ周波数12
Hz)中心値(50パルス目)を決定していく。フィル
タ処理されたデータは1回転分データ格納部520に格
納される。1回転分データ格納の仕方はFIFOのよう
に先に入ってきたデータから先に出すように順次転送す
るものである。つまり1回転分データ格納部から出力さ
れるデータはちょうど1回転(360°)前にセンサA
から出力されたデータを加工したものである。細線パッ
チは感光体ドラム一周あたり1136本であるので、1
回転分データ格納部520には1136パルス分のデー
タが格納される。1回転分データ格納部の出力データは
引算器522に入力される。引算器522では1回転分
データ格納部の出力データと速度目標値との差を演算す
る。ここで目標速度を求めておく。本複写機のプロセス
スピードは117.248mm/sであるので1秒あた
りに形成される細線パッチの本数は (117.248/96.155)×1136=138
6 本 つまりセンサAの出力パルスは1386パルス/秒であ
る。この1パルス幅を基本クロック5MHzで計測する
と (1/1386)/(1/5M)=3605(d)=0
E15(h) となる。よって速度目標値レジスタ521には0E15
(h)が設定されている。
【0027】引算器522での演算結果を割り算器52
3で1/n(n>1)の除算をおこなう。この除算はフ
ィードバックゲインが大きいと過剰にフィードバック制
御がかかり、動作が不安定になるため、最適なフィード
バックゲインを設定するためのものである。本複写機で
はn=2としている。引算器524では1回転分データ
格納部520の出力値から割り算器523の値を引く。
引算器524の出力値がその時点でのステッピングモー
タの制御周波数となる。ここまでの演算をまとめると 1回転前の速度値−(1回転前の速度値−速度目標値)
/2) となる。
【0028】引算器524の出力値はASIC内の速度
値レジスタ511に入力される。カウンタ513は5M
Hzのクロックをカウントしているカウンタである。速
度レジスタ511の出力とカウンタ513の出力は比較
器512に入力され、比較器512では両方の値が一致
したときにパルスを発生する。比較器512の出力パル
スは5相信号発生器514に入力され、5相ステッピン
グモータを動作させるための相パターンに変換される。
5相信号発生器の出力パターンはドライバA4に入力さ
れ、ドライバA4によりステッピングモータ501が駆
動される。このようにして一連のフィードバック制御が
行われる。
【0029】立ち下げ:立ち上げ時と同様フィードバッ
ク制御は行わず、中央制御部からの立ち下げテーブルデ
ータに応じてモータを立ち下げ、停止させる。
【0030】以上のようにして、感光体ドラム上に形成
した細線パッチを読み取り、駆動源にフィードバックを
かけることで、ドラムの回転が安定し、形成画像の向上
が図れる。またロータリーエンコーダを使用しないで済
むことにより、装置の小型化とコストダウンが図れる。
【0031】(第2の実施例)本発明はデジタルカラー
LED複写機に限定されず、感光体ドラムの駆動源にフ
ィードバック制御される駆動手段を用いた全ての画像形
成装置に適用できる。
【0032】
【発明の効果】画質向上のため感光体ドラム1回転分の
速度に応じて、次の1回転の速度を制御するフィードバ
ック制御装置において、感光体上に形成された細線パッ
チをエンコーダとして使用するため、ロータリーエンコ
ーダが不要となり、装置の小型化とコストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を最もよく表す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るフィードバック制
御部構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複
写機の横断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複
写機の画像処理フローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複
写機のLED駆動ブロック図である。
【符号の説明】
342 感光体ドラム 501 ステッピングモータ 601 センサA 603 フィードバック制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムと、感光体ドラムに潜像を
    形成するための露光手段と、潜像を現像するための現像
    手段と、感光体ドラムを駆動させるための駆動手段と、
    感光体ドラム上の画像を読取る手段と、読取った画像に
    応じて前記駆動手段を制御するためのフィードバック制
    御手段、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 露光手段としてのLEDアレイと、感光
    体ドラム回転速度計測のために感光体ドラム上に書き込
    まれた細線パッチを読取れる位置に設置されたセンサ
    と、センサのパルス間隔を計測する計測手段と、計測手
    段の出力を格納する第一の格納手段と、第一の格納手段
    に格納されたデータ群より注目位置データを算出するフ
    ィルタ手段と、フィルタ手段の出力値を感光体ドラム1
    回転分格納する第二の格納手段と、感光体の目標速度を
    設定するレジスタと、第二の格納手段の出力値とレジス
    タの値の差を求める第一の減算器と、第一の減算器の出
    力を任意の値で除算するための除算器と、除算器の出力
    値と第二の格納手段の出力値の差を求めるための第二の
    減算器と、を備え、第二の減算器の出力値によりモータ
    の回転速度を決定することを特徴とする、前記請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 露光手段としてのLEDアレイと、感光
    体ドラム回転速度計測のために感光体ドラム上に書き込
    まれた細線パッチを読取れる位置に設置された第一のセ
    ンサと、感光体ドラム軸に対して第一のセンサとは反対
    側に位置する第二のセンサと、第一のセンサのパルス間
    隔を計測する第一の計測手段と、第ニのセンサのパルス
    間隔を計測する第ニの計測手段と、第一の計測手段の出
    力と第二の計測手段の出力を加算したうえで除算する平
    均化手段と、平均化手段の出力を格納する第一の格納手
    段と、第一の格納手段に格納されたデータ群より注目位
    置データを算出するフィルタ手段と、フィルタ手段の出
    力値を感光体ドラム1回転分格納する第二の格納手段
    と、感光体の目標速度を設定するレジスタと、第二の格
    納手段の出力値とレジスタの値の差を求める第一の減算
    器と、第一の減算器の出力を任意の値で除算するための
    除算器と、除算器の出力値と第二の格納手段の出力値の
    差を求めるための第二の減算器と、を備え、第二の減算
    器の出力値によりモータの回転速度を決定することを特
    徴とする、前記請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 露光手段としてレーザをもちいることを
    特徴とした前記請求項1から3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 駆動モータとしてステッピングモータを
    使用することを特徴とする前記請求項1から4に記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 駆動モータとして振動型モータを使用す
    ることを特徴とする前記請求項1から4に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 露光手段としてLEDアレイをもちいる
    ことを特徴とした前記請求項1に記載の画像形成装置。
JP2001341943A 2001-11-07 2001-11-07 フィードバック制御される駆動源を備える画像形成装置 Withdrawn JP2003140505A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005099728A (ja) * 2003-08-29 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 無端移動部材駆動装置と画像形成装置と感光体駆動装置と無端移動部材の劣化処理方法

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JP2005099728A (ja) * 2003-08-29 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 無端移動部材駆動装置と画像形成装置と感光体駆動装置と無端移動部材の劣化処理方法

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