JP4306835B2 - 超音波モータを備えた画像形成装置 - Google Patents

超音波モータを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動源となる超音波モータを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の装置の駆動源として用いられるモータには、DCモータ、ステッピング・モータ、ACモータ、超音波モータ等がある。その中で超音波モータは、画像形成装置の感光部材駆動用もしくは転写部材駆動用として用いられつつある。この超音波モータは、特開昭58ー14682号公報、特開昭63−1379号公報、特開昭60−176470号公報及び特開昭59−204477号公報等にて提案されているように、電気−機械エネルギー変換素子への高周波電圧(駆動用信号)の印加により振動が励起される振動体とこの振動体に接触する接触体とを有して構成され、振動体の振動エネルギーによってこれら振動体と接触体とが相対的に摩擦駆動されるようになっている。
【0003】
超音波モータは低速での速度安定性に優れ、ギヤ等による減速を必要としないために低騒音動作が可能という長所を有する。このため、超音波モータは低振動・紙騒音での運転が要求される複写機またはプリンタにおいて、画質に直接影響を与える感光部材もしくは転写部材の高精度な回転制御に最適である。
【0004】
複写機またはプリンタで用いる超音波モータの制御においては、プリント・ジョブの開始時に感光部材もしくは転写部材を動作させるため超音波モータ駆動用信号の入力が開始され、プリント・ジョブの終了時あるいはジャム等の異常時には感光部材もしくは転写部材の動作を止めるため超音波モータ駆動用信号の入力が停止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の超音波モータに駆動用信号が入力されていない場合には、超音波モータは停止したまま全く動かせない状態にある。従ってジャムやエラー等の異常停止時において機内に残った用紙を取り除く際には、感光部材もしくは転写部材を手動で回転させることができず、機内残留用紙の除去が困難であるという問題があった。
【0006】
さらに、サービス・マンが機体のメンテナンスをする際に感光部材または転写部材を手動で回転させることができないおそれがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、停止している超音波モータに回転を開始しないレベルの駆動用信号を入力することにより、手動で感光部材または転写部材を回転させることが可能なモータ制御装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の画像形成装置は、電気−機械エネルギー変換素子へ駆動信号を印加することによって振動が励起される振動体と、該振動体に接触し該振動体に励起された振動によって回転される接触体とを備えた超音波モータと、を備えた超音波モータを有する画像形成装置において、前記画像形成装置に異常が生じたことを検知した場合、または、前記画像形成装置のメンテナンスを行うために前記超音波モータを手動作動可能な状態に設定する指示を受けた場合に、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの前記駆動信号を、停止している前記超音波モータの電気−機械エネルギー変換素子へ印加する制御手段を有し、前記超音波モータを、少なくとも感光部材、転写部材、感光ドラム、転写ドラム、および、転写ベルトのいずれかの駆動源として用いることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の画像形成装置は、電気−機械エネルギー変換素子へ駆動信号を印加することによって振動が励起される振動体と、該振動体に接触し該振動体に励起された振動によって回転される接触体とを備えた複数の超音波モータを有する画像形成装置において、前記画像形成装置に異常が生じたことを検知した場合、または、前記画像形成装置のメンテナンスを行うために前記超音波モータを手動作動可能な状態に設定する指示を受けた場合に、停止している前記複数の超音波モータのいずれか一つ、あるいは、複数を選択し、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの駆動信号を、選択された超音波モータの電気−機械エネルギー変換素子へ印加する制御手段とを有し、前記複数の超音波モータを、少なくとも感光部材、転写部材、感光ドラム、転写ドラム、および、転写ベルトのいずれかの駆動源として用いることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記制御手段は前記画像形成装置にジャムが発生したことを検知して前記超音波モータの接触体が停止した後に、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの駆動信号を、前記電気−機械エネルギー変換素子へ印加することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一つに記載の画像形成装置において、前記制御手段は前記超音波モータが停止しているにも関わらず前記画像形成装置内に残留紙が存在する場合に、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの駆動信号を、前記電気−機械エネルギー変換素子へ印加することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0023】
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1のカラー画像形成装置の構成図を示す。本カラー画像形成装置はカラー・リーダ部とカラー・プリンタ部を備えている。
【0024】
[カラーリーダ部の構成]
図1において、カラーリーダ部の上部には原稿台ガラス(プラテン)301が横設され、その上には原稿給紙装置(DF)302が設置されている。なお、原稿給紙装置302の代わりに鏡面圧板(不図示)を装着する構成も可能である。第1キャリッジ314内にはハロゲンランプである光源303,304、これら光源303,304の光を原稿に集光する反射傘305,306、及び原稿からの反射光又は投影光を反射するミラー307が装着されている。第2キャリッジ315にはミラー307からの反射光をさらにCCD101に集光するためのミラー308,309が装着されている。
【0025】
CCD101は基板311に実装され、CCD101以外の要素(図2)及び2値変換部201、遅延部202,203,204,205(図3)を含む画像処理部312、及び他のIPU等とのインタフェース(I/F)部313を備えている。
【0026】
第1キャリッジ314は速度Vで、第2キャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に、駆動部316により機械的に移動することによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0027】
図2は、ディジタル画像処理部312の詳細な構成をブロック図で示す。
【0028】
図2において、原稿台ガラス301上の原稿は光源303,304からの光を反射し、その反射光はCCD101に導かれて電気信号に変換される。CCD101はカラーセンサの場合、RGBのカラー・フィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも良く、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも良いし、フィルタがオンチップ化又はフィルタがCCDを別構成になったものでも良い。
【0029】
上述の電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部102でサンプル・ホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダーク・レベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。
【0030】
RGB信号はシェーディング部103においてシェーディング補正及び黒補正が施される。つなぎ&MTF補正&原稿検知部104において、CCD101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する。MTF補正は読取速度や変倍率によって読取のMTFが変るため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿サイズを認識する。
【0031】
読取位置タイミングが補正されたディジタル信号は、入力マスキング部105によって、CCD101の分光特性及び光源303,304及び反射傘305,306の分光特性を補正される。入力マスキング部105の出力は、外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ106に入力される。
【0032】
セレクタ106から出力された信号は、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部115とに入力される。下地除去部115に入力された信号は、下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒文字信号を生成する。もう一つのセレクタ106の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107では、色空間圧縮において読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断され、入っている場合は、そのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正される。下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY信号へ変換される。
【0033】
黒文字判定部116で生成された信号とタイミングを補正するため、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力信号は遅延部108でタイミングを調整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモワレが除去され、次いで、変倍処理部110で主走査方向に変倍処理される。
【0034】
UCR&マスキング&黒文字反映部111において、変倍処理部110で処理された信号は、CMY信号がUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信号にフィードバックされる。
【0035】
UCR&マスキング&黒文字反映部111で処理された信号は、γ補正部112で濃度調整された後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理される。
【0036】
以上処理された信号は、図3に示す2値変換部201で8ビットの多値信号から2値信号へ変換される。尚、この変換方法はディザ法、誤差拡散法、誤差拡散の改良したものいずれかでもかまわない。
【0037】
[カラープリンタ部の構成]
図1において、Y画像形成部317、M画像形成部318、C画像形成部319、K画像形成部320は、それぞれ、感光ドラム342,343,344,345、帯電器321,324,327,330、LED部210,211,212,213、現像器322,325,328,331、補助帯電器360,361,362,363を備えている。帯電器321,324,327,330は、それぞれ帯電スリーブ370,371,372,373を備え、現像器322,325,328,331は、それぞれ現像スリーブ380,346,347,348を備えている。
【0038】
それぞれの画像形成部の構成は同一であるため、Y画像形成部317を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0039】
Y画像形成部317には、感光ドラム342が設けられ、その周りに帯電器321、LED部210、現像器322、補助帯電器360などが配置されている。ここで、感光ドラム342と帯電器321、現像器322は一体型カートリッジ390となっている。
【0040】
これらの動作は、まず補助帯電器360と帯電器321とによって感光ドラム342を帯電させる。次いでLEDアレー210からの光によって、感光ドラム342表面に潜像が形成され、現像器322で現像することによりトナー画像を形成する。
【0041】
現像器322には、現像バイアスを印加して現像するための現像スリーブ380が含まれている。現像器322の図1中下方には、転写帯電器部323が転写ベルト333を挟んで配置され、転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録紙などへ転写する。
【0042】
この転写後、感光ドラム342上に残留したトナーは帯電器321に一旦取り込まれ、静電的特性を変化させて再び感光ドラム342上に戻され、現像器322がこれを回収して再利用する。
【0043】
次に、記録紙などの上へ画像を形成する手順を説明する。カセット340,341に格納された記録紙等はピックアップ・ローラ338,339により1枚毎給紙ローラ336,337により移動する転写ベルト333上に供給される。転写ベルト333は、Y画像形成部317、M画像形成部318、C画像形成部319、K画像形成部320の下方に配置され転写ベルト・ローラ348により駆動される。
【0044】
転写ベルト333に給紙された記録紙は、紙先端センサ347によってその先端を検知される。この紙先端センサ347の検出信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0045】
この後、記録紙等は、転写ベルト333によって搬送され、画像形成部317〜320においてYMCKの順にその表面にトナー画像が形成される。
【0046】
K画像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から分離される。除電帯電器349に隣接して剥離帯電器350が設けられ、記録紙等が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止される。
【0047】
分離された記録紙等は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351,352で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱定着され、排紙トレー335に排紙される。転写ベルト333は内外除電器353によって除電される。
【0048】
次に本発明のモータ制御装置の一実施の形態である超音波モータ制御装置の動作について詳細に説明する。
【0049】
図1の感光ドラム342,343,344,345および転写ベルト333はそれぞれ個別の超音波モータによって駆動されており、図4はそのうちの一つの超音波モータを制御する制御装置のブロック図を示す。
【0050】
図4において、超音波モータ制御装置はモータ部401、CPU402およびROM403を有している。超音波モータ1の電気−機械エネルギー変換素子はモータ・ドライバー2により周波電圧を印加される。パルス発生器及び高周波数制御回路3はモータ・ドライバー2に周波電圧の電圧値及び周波数設定のためのパルス信号を送る。エンコーダ4は超音波モータ1の所定角度の回転ごとにパルス信号を発生する。パルス比較器5はパルス発生器3からモータ・ドライバー2へ送られているパルス信号の周波数とエンコーダ5から出力されるパルス信号の周波数とを比較する。モータ制御部6はCPU402によって実行され、アイドリング信号入力部7は同じくCPU402によって実行される。CPU402には、モータを制御するためのデータを格納する記憶手段としてROM403が接続されており、その内部には回転用駆動周波数データ記憶部8、アイドリング用駆動周波数データ記憶部9に各データが格納されている。
【0051】
上述のように構成された制御装置において、モータを回転させる場合は、モータ制御手段6がパルス発生器及び高周波数制御回路3に回転用駆動周波数データ記憶部8より回転用駆動周波数データを設定する。パルス発生器及び高周波数制御回路3から超音波モータ・ドライバー2にパルス信号が送られ、超音波モータ・ドライバー2からこのパルス信号に対応する電圧値及び周波数を有する周波電圧が超音波モータ1に印加されることにより、超音波モータ1が回転作動する。パルス比較器5により、パルス発生器及び高周波数制御回路3からのパルス信号と実際の超音波モータ1の回転に対応したパルス信号とが比較される。この比較結果がパルス発生器及び高周波数制御回路3及びCPU402のモータ制御手段6に送られて、両パルス信号が所定の対応関係となるようにフィードバック制御が行われる。モータを停止させる場合は、モータ制御手段6がパルス発生器及び高周波数制御回路3に停止用の信号を送る。これによって超音波モータ・ドライバー2から超音波モータへ印加される周波電圧がオフとなり、モータは停止する。この周波電圧が印加されていない停止状態では超音波モータ1を手動でも全く動かすことができない。このため手動での回転を可能とする場合は、アイドリング信号入力手段7によってパルス発生器及び高周波数制御回路3にアイドリング用駆動周波数データ9を設定する。パルス発生器及び高周波数制御回路3から超音波モータ・ドライバー2へパルス信号が送られ、超音波モータ・ドライバー2からこのパルス信号に対応するモータを回転させないレベルの周波電圧が超音波モータ1に印加されることにより、超音波モータ1を手動で回転させることができる。
【0052】
上述の複写器のプリント中にジャムが発生した場合、機体内の残留紙の位置によっては、残留紙を除去するために超音波モータを駆動源としているユニットを手動で回転させなければならない。
【0053】
図5は、この手動で回転させる方法について説明するフローチャートを示す。
【0054】
図5において、用紙搬送路上のセンサの状態を監視しジャムが発生したかどうかをチェックする(ステップS1)。ジャムが発生すると、モータ制御手段6により超音波モータを停止させる(ステップS2)。機体内に残留している用紙の位置を検出し(ステップS3)、手動で回転させなければならない超音波モータがあるかどうかを判断する(ステップS4)。例えば、ジャム停止時の残留用紙が給紙ローラ336,337よりも上流にあれば、残留用紙を除去するために転写ベルト及び感光ドラムを回転させる必要はないため終了する。転写ベルト333上に残留用紙がある場合は、残留用紙を除去する際に転写ベルト及び感光ドラムを手動で回転させる可能性があるため、アイドリング信号入力手段7によってモータを回転させないレベルの周波電圧を超音波モータに印加し、手動で回転できるようにする(ステップS5)。ジャム処理すなわち残留用紙を除去する処理が終了したかどうかをチェックする(ステップS6)。本実施の形態ではジャム停止後に前ドアが開けられたことを検知し、次に閉じられた時に全てのセンサによって用紙無しが検知できればジャム処理が終了したと判断する。ジャム処理が終了したら、モータ制御手段6により手動回転可能状態にある超音波モータを停止状態にして(ステップS7)、処理を終了する。
【0055】
実施の形態2
図6は、実施の形態2における超音波モータ制御装置の動作を説明するブロック図を示す。
【0056】
図6において、超音波モータ部601a,601b,601c,601d,601eはそれぞれ感光ドラム342,343,344,345、転写ベルト333を駆動する。内部構成は図4のモータ部401と同じである。CPU602は図4のCPU402と同じ構成を有し、超音波モータを回転、停止、手動回転可能状態にする。ROM603はモータを制御するためのデータを格納し、図4のROM403と同じ構成を有する。
【0057】
図7は、表示制御部604を詳細に示す。
【0058】
図7において、タッチパネル・ディスプレイ1001には、通常はコピー枚数、選択用紙サイズ、倍率、コピー濃度等が表示されている。リセット・キー1002は、コピー・モードを標準モードに戻す。スタート・キー1003はコピー動作を開始する。ストップ・キー1004はコピー動作を中断する。クリア・キー1005はコピー・モードを標準モードに戻す。テンキー1006はコピー枚数を設定する。テンキー1006のうち7,9,2を同時に押すことによりサービス・マンによるメンテナンス用のサービス・モード画面1010が表示される。
【0059】
図8はサービス・モード画面1010を示し、図9は超音波モータ制御用の画面1020を示す。
【0060】
図8、図9において、超音波モータ制御キーB1012を押すことにより図9に示す超音波モータ制御用の画面1020が表示され、各超音波モータを手動作動状態と停止状態に設定できる。図9において、各モータに対応するONキー1021等を押すことにより、CPU602は対応する超音波モータに手動動作が可能となるアイドリング用駆動周波数データ9を設定する。またOFFキー1031等を押すことによりCPU602は対応する超音波モータを停止状態にする。また、表示画面1020中の全モータに対応するON,OFFキー1021,1031等を押すことにより、全ての超音波モータを同時に手動動作可能状態、停止状態にすることができる。
【0061】
上述のように、ジャムやエラー等の異常停止時にモータへの駆動用信号がOFFされてモータが全く動かせない状態にある場合、機内に残った用紙を取り除く際に感光ドラムもしくは転写ベルトを回転させる必要があるためモータを回転させないレベルの駆動信号を入力することにより、手動で回転させることを可能にしている。さらに、サービス・マンが機体のメンテナンスをする際に、手動で感光ドラムもしくは転写ベルトを回転させる必要がある場合にサービスモードによって所望のモータに対しモータを回転させないレベルの駆動信号を入力し、手動で回転させることを可能にしている。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のモータ制御装置及びモータ制御装置を備えた画像形成装置によれば、ジャムやエラー等の異常停止によりモータを停止した場合、残留用紙を除去するために手動で回転させる必要があるモータに対して、あるいはサービスモードによって指定したモータに対して、モータを回転させないレベルの駆動信号を入力することにより、手動でモータを回転させることのできるモータ制御装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるカラー画像形成装置の構成図である。
【図2】実施の形態1のディジタル画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1のLED駆動部の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1のモータ制御方法を示すブロック図である。
【図5】実施の形態1のモータ制御方法を説明するフローチャートである。
【図6】実施の形態2のモータ制御方法を示すブロック図である。
【図7】実施の形態2の操作部を示す図である。
【図8】実施の形態2のサービスモード画面を示す図である。
【図9】実施の形態2の超音波モータ制御画面を示す図である。
【符号の説明】
1 超音波モータ
2 超音波モータ・ドライバ
3 高周波電圧制御パルス発生器及び駆動高周波数制御回路
4 エンコーダ
5 パルス比較器
6 モータ制御部
7 アイドリング信号入力部
8 回転用周波数データ記憶部
9 アイドリング用駆動周波数データ記憶部
101 CCD
102 クランプ&Amp.&S/H&A/D部
103 シェーディング部
104 つなぎ&MTF補正&原稿検知部
105 入力マスキング部
106 セレクタ
107 色空間圧縮&下地除去&LOG変換部
108,202,203,204,205 遅延部
109 モワレ除去部
110 変倍処理部
111 UCR&マスキング&黒文字反映部
112 γ補正部
113 フィルタ部
114 外部I/F部
115 下地除去部
116 黒文字判定部
201 2値変換部
206,207,208,209 LED駆動部
210,211,212,213 LED部
220,221,222,223 ビデオ信号カウント部
301 原稿台ガラス
302 原稿吸収装置(DF)
303,304 光源
305,306 反射傘
307,308,309 ミラー
311 基板
312 画像処理部
313 インタフェース部
314,315 キャリッジ
316 駆動部
317,318,319,320 画像形成部
312,324,327,330 帯電器
322,325,328,331 現像器
323,326,329,332 転写型電気部
333 転写ベルト
336,337 給紙ローラ
338,339 ピックアップ・ローラ
340,341 カセット
342,343,344,345 感光ドラム
360,361,362,363 補助帯電器
370,371,372,373 帯電スリーブ
380,347,348,349 現像スリーブ
347 紙先端センサ
348 転写ベルト・ローラ
349 除電帯電器
350 剥離帯電器
351,352 定着前帯電器
353 内外除電器
334 定着器
335 トレー
401 モータ部
402,602 CPU
403,603 ROM
601a,601b,601c,601d,601e,超音波モータ部
604 表示制御部
1001 タッチパネル・ディスプレイ
1002 リセット・キー
1003 スタート・キー
1004 ストップ・キー
1005 クリア・キー
1006 テンキー
1010 サービス・モード画面
1020 超音波モード制御画面
1011,1012,1013,1014 制御キー
1021,1022,1023,1024,1025,1026 ONキー
1031,1032,1033,1034,1035,1036 OFFキー

Claims (4)

  1. 電気−機械エネルギー変換素子へ駆動信号を印加することによって振動が励起される振動体と、該振動体に接触し該振動体に励起された振動によって回転される接触体とを備えた超音波モータを有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置に異常が生じたことを検知した場合、または、前記画像形成装置のメンテナンスを行うために前記超音波モータを手動作動可能な状態に設定する指示を受けた場合に、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの前記駆動信号を、停止している前記超音波モータの電気−機械エネルギー変換素子へ印加する制御手段を有し、
    前記超音波モータを、少なくとも感光部材、転写部材、感光ドラム、転写ドラム、および、転写ベルトのいずれかの駆動源として用いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 電気−機械エネルギー変換素子へ駆動信号を印加することによって振動が励起される振動体と、該振動体に接触し該振動体に励起された振動によって回転される接触体とを備えた複数の超音波モータを有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置に異常が生じたことを検知した場合、または、前記画像形成装置のメンテナンスを行うために前記超音波モータを手動作動可能な状態に設定する指示を受けた場合に、停止している前記複数の超音波モータのいずれか一つ、あるいは、複数を選択し、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの駆動信号を選択された超音波モータの電気−機械エネルギー変換素子へ印加する制御手段とを有し、
    前記複数の超音波モータを、少なくとも感光部材、転写部材、感光ドラム、転写ドラム、および、転写ベルトのいずれかの駆動源として用いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段は前記画像形成装置にジャムが発生したことを検知して前記超音波モータの接触体が停止した後に、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの駆動信号を、前記電気−機械エネルギー変換素子へ印加することを特徴とする請求項またはに記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は前記超音波モータが停止しているにも関わらず前記画像形成装置内に残留紙が存在する場合に、前記駆動信号に応じて励起された振動だけでは前記接触体は回転しないレベルであって、手動で前記接触体を回転可能なレベルの駆動信号を、前記電気−機械エネルギー変換素子へ印加することを特徴とする請求項からのいずれか一つに記載の画像形成装置。
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