JP2002031933A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2002031933A
JP2002031933A JP2000215752A JP2000215752A JP2002031933A JP 2002031933 A JP2002031933 A JP 2002031933A JP 2000215752 A JP2000215752 A JP 2000215752A JP 2000215752 A JP2000215752 A JP 2000215752A JP 2002031933 A JP2002031933 A JP 2002031933A
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toner
color
image forming
toner image
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JP2000215752A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面にカラートナー像を保持した転写材を一
括定着するタンデム型カラー画像形成装置において、表
裏のカラー画像の色味に差のない良好な画質を得るこ
と。 【解決手段】 像形成体である各色毎の感光体ドラム1
0(C,Y,M,K)上に形成されたトナー像を順次重
ね合わせるカラー画像形成装置において、中間転写体で
あるトナー像受像体14aを介して転写材である記録紙
Pの裏面にトナー像を形成するとともに、シアン、イエ
ロー、マゼンタ、黒からなるカラートナー像の重ね合わ
せ順が、最初と最後がシアンと黒、その間がイエローと
マゼンタであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺に各色毎の帯
電手段と画像書込み手段と現像手段とクリーニング装置
とを備えた像形成体の4組を中間転写体上に配置して、
上記像形成体上に形成したトナー像を転写材上に転写、
定着する複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の
カラー画像形成装置に関し、特に転写材の両面にカラー
画像を形成することができるカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、転写材搬送の信頼性が高く、転写
材のジャムや転写材のしわ等を引き起こすことのない両
面画像形成装置として、特公昭49−37583号公
報、同54−28740号公報、特開平1−44457
号公報や同4−214576号公報等により、像形成体
と中間転写体とを用いて転写材の両面にトナー像を形成
したのち、1回の定着で両面画像を得る画像形成装置が
提案されている。
【0003】また本願発明者らは、像形成体の周りに、
帯電手段、画像書込み手段、現像手段等よりなるトナー
像形成手段を複数組配置し、像形成体上に形成した重ね
合わせカラートナー像を一旦ベルト状の中間転写体に一
括して転写したのち、再度像形成体上に重ね合わせカラ
ートナー像を形成し、像形成体上のトナー像及び中間転
写体上のトナー像とタイミングを合わせて給送され、中
間転写体により搬送される転写材の両面にそれぞれ、像
形成体上のトナー像を表面画像として一括転写し、また
中間転写体上のトナー像を裏面画像として一括転写した
のち、中間転写体から転写材を分離し、転写材上のトナ
ー像を定着して両面カラー画像を形成する画像形成装置
や画像形成方法を特開平9−258492号公報や特開
平9−258516号公報にて開示した。
【0004】さらに、ベルト状の中間転写体に対向し
て、各色毎の像形成体、帯電手段、画像書込み手段、現
像手段等よりなるトナー像形成手段を複数組配置し、上
記各色毎の像形成体上に形成したカラートナー像を一旦
ベルト状の中間転写体に重ね合わせて転写して重ね合わ
せカラートナー像を形成したのち、上記重ね合わせカラ
ートナー像にタイミングを合わせて、各色毎の像形成体
上に再度カラートナー像を形成し、中間転写体上のトナ
ー像とタイミングを合わせて給送され、中間転写体によ
り搬送される転写材の表面には、再度形成した像形成体
上のトナー像を表面画像として重ね合わせて転写し、ま
た中間転写体上のトナー像を裏面画像として転写材の裏
面に一括転写したのち、中間転写体から転写材を分離
し、転写材上のトナー像を定着して両面カラー画像を得
る、いわゆるタンデム型の両面カラー画像形成装置につ
いても提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるタンデム型の画
像形成装置においては、画像形成速度が早くなるという
利点があるが、色毎のトナー像形成順序が一定に決まっ
ていて変更することはできない。従って、転写材に転写
された重ね合わせトナー像の表面画像と裏面画像とでは
その重ね順が反転し、このため表面画像と裏面画像と
は、カラー画像の色調が違ってしまうという問題点があ
った。
【0006】本発明は上記の問題点を解決し、表裏のカ
ラー画像の色調に差のない良好な画質の画像を得ること
のできるカラー画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体上
に形成されたトナー像を順次重ね合わせてカラー画像を
形成するカラー画像形成装置において、中間転写体を介
して転写材の両面にトナー像を形成するとともに、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、黒からなるカラートナー像の
重ね合わせ順が、最初と最後がシアンと黒、その間がイ
エローとマゼンタであることを特徴とするカラー画像形
成装置によって達成される。
【0008】なお、前記最後のトナー像が黒であること
を特徴とする前記カラー画像形成装置。また、前記トナ
ー像は表面画像であるか又は裏面画像であるかによっ
て、その色補正を変更することを特徴とする前記カラー
画像形成装置。さらに、前記黒のトナー像が下層になる
ときのトナー付着量は前記黒のトナー像が上層になると
きのトナー付着量に比べ大にすることを特徴とする前記
カラー画像形成装置は好ましい実施態様である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例である
両面にカラー画像を形成して定着を行うようにしたカラ
ー画像形成装置について説明する。なお、以下の本発明
の実施の形態の説明は、ベストモードを示すものであっ
て、請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するもので
はない。また、以下の実施形態の説明において、転写域
において像形成体に対向する側の転写材の面を表面、転
写材の他方の面すなわち中間転写体に対向する側の転写
材の面を裏面といい、転写材の表面に転写する画像を表
面画像、転写材の裏面に転写する画像を裏面画像とい
う。
【0010】本発明にかかわるカラー画像形成装置の一
実施形態の構成と作用について、図1及び図2を用いて
説明する。図1は本発明にかかわるカラー画像形成装置
の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図で
あり、図2は、本発明にかかわるカラー画像形成装置の
両面のトナー像形成状態を示す図であり、図2(A)
は、像形成体に形成したトナー像を中間転写体上に転写
し裏面画像を形成する図、図2(B)は、中間転写体上
の裏面画像と同期して像形成体に表面画像を形成する
図、図2(C)は、転写材上への両面画像形成を示す図
である。
【0011】図1において、本実施形態で示すカラー画
像形成装置は、画像読取り部A、画像データ処理部B
(図示省略)、画像形成部Dで構成され、前記画像読取
り部Aが画像読取り手段に、画像データ処理部Bが画像
処理手段に、また、前記画像形成部Dが画像形成手段に
相当する。
【0012】画像読取り部Aは原稿の両面又は片面(表
面)に記録された画像読取りを可能とするもので、画像
読取り部Aにおいて、原稿60は表面を上向きとして上
側よりページ順に積層されていて、搬出ローラ51とさ
ばきローラ52の作動により最上層の原稿60は1枚ず
つ順次搬送路53に向け搬送される。
【0013】搬出された原稿60は実線にて示す位置に
付勢されているガイド板61を排除して破線にて示す位
置に退避させ、搬送ベルト54を介して透明体のプラテ
ンガラス55上に給紙されて、表面を下向きにした状態
で原稿読取り位置に一時停止される。ガイド板61は原
稿60が通過後直ちに実線にて示す位置に戻る。
【0014】プラテンガラス55上の原稿60の表面画
像は、走査光学系を構成する照明ランプと第1ミラーか
らなる第1ミラーユニット56と、V字状に位置した第
2ミラーと第3ミラーからなる第2ミラーユニット57
の、第1ミラーユニット56の速度Vによる読み取り動
作と、第2ミラーユニット57による同方向への速度V
/2による移動により読み取られて、投影レンズ62と
ダイクロイックプリズム63を通して3個のラインセン
サである撮像素子CCDの受光面に結像される。色分離
して撮像素子CCD上に結像したライン状の光学像は順
次電気信号(輝度信号)に光電変換される。
【0015】画像読取り部Aでは表面画像の読み取りが
終了すると、原稿60は搬送ベルト54の一時的な逆回
転により反転給紙路58を経て表裏を反転し、再び搬送
路53を経て搬送ベルト54を介してプラテンガラス5
5上に給紙され、裏面を下向きにした状態で原稿読取り
位置に一時停止される。
【0016】プラテンガラス55上の原稿60は裏面画
像を前記の走査光学系によって読み取られ、色分離して
撮像素子CCDによって電気信号に光電変換される。
【0017】プラテンガラス55上での画像の読み取り
を終了した原稿60は、搬送ベルト54の動作により排
紙ローラ59を介してトレイ64上に表面が上向きの状
態で下側よりページ順に積み重なるように排紙される。
【0018】前記画像読取り部Aで読み取られた原稿画
像の画像信号(画像データ)は、後述する画像データ処
理部Bにおいて、濃度変換、フィルタ処理、変倍処理、
γ補正、表/裏画像の補正処理などの各種画像処理が施
されたのち、画像形成部Dに出力される。
【0019】画像形成部Dにおいて、10は各色毎の像
形成体である感光体ドラム、11は各色毎の帯電手段で
あるスコロトロン帯電器、12は各色毎の画像書込み手
段である露光光学系、13は各色毎の現像手段である現
像器、14aは中間転写体であるトナー像受像体、14
cは各色毎の転写手段である転写器、14gは裏面画像
転写手段である裏面転写器、14hは転写材分離手段で
ある紙分離AC除電器、15bは転写材供給手段である
タイミングローラ、150は転写材帯電手段である紙帯
電器、160は拍車162を有する搬送手段である搬送
部、17は定着手段である定着装置、19は各色毎の像
形成体クリーニング手段であるクリーニング装置、14
0は中間転写体クリーニング手段であるトナー像受像体
クリーニング装置である。
【0020】本実施形態においては、各色毎の感光体ド
ラム10、各色毎のスコロトロン帯電器11、各色毎の
露光光学系12及び各色毎の現像器13は、これら1組
として画像形成ユニット100を構成し、シアン
(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),及び黒
(K)の各色毎の画像形成ユニット100を4組設け
て、図1の矢印にて示す反時計方向に回転されるトナー
像受像体14aの回転方向に対して、形成される色と順
序に従ってC,M,Y,Kの順に配置される。ただし、
この配列順は上記の他にC,Y,M,Kと、K,Y,
M,CあるいはK,M,Y,Cなど、最初と最後がシア
ン(C)と黒(K)、その間がイエロー(Y)とマゼン
タ(M)であればよい。
【0021】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、アルミニウム材によって形成される円筒状の金属基
体の外周に、導電層、a−Si層あるいは有機感光層
(OPC)等の感光層を形成したものであり、導電層を
接地した状態で図1の矢印で示す時計方向に回転され
る。
【0022】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11は、それぞれ所定の電位に保持された制御グリッ
ドとコロナ放電電極によるトナーと同極性のコロナ放電
とによって帯電作用(本実施形態においてはマイナス帯
電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与え
る。スコロトロン帯電器11のコロナ放電電極として
は、その他鋸歯状電極や針状電極を用いることも可能で
ある。
【0023】各色毎の画像書込み手段である露光光学系
12は、感光体ドラム10上での露光位置が、前述した
各色毎のスコロトロン帯電器11に対して感光体ドラム
10の回転方向下流側に位置するようにして感光体ドラ
ム10の周辺に配置される。各色毎の露光光学系12
は、感光体ドラム10のドラム軸と平行に主走査方向に
配列された像露光光(画像書込み光)の発光素子として
の例えばLED(発光ダイオード)を複数個アレイ状に
並べた線状の露光素子と、結像素子としての光収束性光
伝送体(商品名:セルフォックレンズアレイ)とで構成
される露光用ユニットである。露光光学系12として
は、その他レーザ光学系を用いることも可能である。各
色毎の露光光学系12は、画像読取り部Aによって読み
取られメモリに記憶された各色の画像データに従って感
光体ドラム10の感光層を像露光し、各色毎の感光体ド
ラム10上に静電潜像を形成する。
【0024】各色毎の現像手段である現像器13は、感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保ち、感光体
ドラム10の回転方向と順方向に回転する例えば厚み
0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性
のステンレス鋼あるいはアルミニウム材で形成された現
像スリーブ131を有し、内部に各色毎の現像色に従い
シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、およ
び黒(K)の1成分あるいは2成分の現像剤を収容して
いる。それぞれの現像器13の現像スリーブ131は、
不図示の突き当てコロにより感光体ドラム10と所定の
間隙、例えば100〜500μmをあけて非接触に保た
れており、現像スリーブ131に対し直流電圧と交流電
圧を重畳した現像バイアス電圧を印加することにより、
接触又は非接触の反転現像を行い、感光体ドラム10上
の前記静電潜像をトナー像に顕像化する。
【0025】中間転写体であるトナー像受像体14a
は、体積抵抗率が1012〜1015Ω・cm、表面抵抗が
1012〜1015Ω/cm2の無端ベルトであり、例えば
変性ポリイミド、熱硬化性ポリイミド、エチレンテトラ
フルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナ
イロンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電
材料を分散した、厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フ
ィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィルミング防
止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行
った、2層構成のシームレスベルトである。トナー像受
像体14aの基体としては、この他に、シリコンゴムあ
るいはウレタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5
〜2.0mmの半導電性ゴムベルトを使用することもで
きる。
【0026】トナー像受像体14aは、駆動ローラ14
d、従動ローラ14e、ガイドローラ14f、14j、
裏面転写対向ローラ14k及びテンションローラ14i
に内接して張架され、図1の矢印で示す反時計方向に回
転される。トナー像受像体14aの回転方向に従い従動
ローラ14e、裏面転写対向ローラ14k、駆動ローラ
14d、ガイドローラ14f、テンションローラ14
i、ガイドローラ14jの順に設けられ、従動ローラ1
4e、裏面転写対向ローラ14k、駆動ローラ14d及
びガイドローラ14f、14jは固定して回転され、テ
ンションローラ14iはトナー像受像体14aの弾力に
より回転中に移動可能である。
【0027】不図示の駆動モータよりの駆動をうけて駆
動ローラ14dが回転すると、トナー像受像体14aが
駆動回転される。トナー像受像体14aの回転により従
動ローラ14e、ガイドローラ14f、14j、裏面転
写対向ローラ14k及びテンションローラ14iが従動
回転される。回転中のトナー像受像体14aのベルト緩
みがテンションローラ14iにより緊張される。
【0028】各色毎の転写手段である転写器14cはト
ナー像受像体14aを挟んで各色毎の感光体ドラム10
と対向して設けられ、トナー像受像体14aと各色毎の
感光体ドラム10との間に各色毎の転写域14bを形成
する。各色毎の転写器14cにはトナーと反対極性(本
実施形態においてはプラス極性)の直流電圧を印加し、
転写域14bに転写電界を形成することにより、各色毎
の感光体ドラム10上のトナー像をトナー像受像体14
a上又は転写材の表面に転写する。
【0029】また、裏面画像転写手段である裏面転写器
14gは、トナー像受像体14aを挟んで接地された導
電性の裏面転写対向ローラ14kに対向して設けられ、
トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極性)
の直流電圧が印加され、トナー像受像体14a上に担持
される重ね合わせカラートナー像を一括して転写材の裏
面に転写する。
【0030】駆動ローラ14dに対向して転写分離手段
である紙分離AC除電器14hが、また、ガイドローラ
14fと対向し中間転写体クリーニング手段であるトナ
ー像受像体クリーニング装置140が設けられる。
【0031】転写材帯電手段である紙帯電器150はト
ナー像受像体14aを挟んで接地された従動ローラ14
eに対向して設けられ、支軸152を回転支点としてト
ナー像受像体14aに当接及び当接解除可能であり、転
写材を帯電してトナー像受像体14aに吸着させる。な
お紙帯電器150は離間して設けたコロナ放電器であっ
てもよい。
【0032】紙分離AC除電器14hは必要に応じて裏
面転写器14gと並んでトナー像受像体14aの定着装
置17側端部にトナー像受像体14aを挟んで接地され
た導電性の駆動ローラ14dに対向して設けられ、トナ
ーと同極性又は逆極性の直流電圧を重畳した交流電圧が
印加され、トナー像受像体14aにより搬送される転写
材を除電する。転写材のトナー像受像体14aからの分
離は駆動ローラ14dの曲率分離あるいは駆動ローラ1
4dの曲率分離に紙分離AC除電器14hの除電作用を
併用して行われる。
【0033】搬送部160はトナー像受像体14aと定
着装置17との間に設けられ、搬送部160の上面には
拍車162が設けられる。拍車162は、転写材がトナ
ー像受像体14aより分離される際にトナー像受像体1
4a方向へ曲がって搬送されようとする転写材をすくい
上げると共に、裏面にトナー像を有する転写材を裏面ト
ナー像の乱れを防止しながら定着装置17へと搬送す
る。
【0034】定着装置17は、内部にヒータを有する定
着ローラ17aと圧着ローラ17bとの2本のローラで
構成され、定着ローラ17aと圧着ローラ17bとの間
で熱と圧力とを加えることにより転写材上のトナー像を
定着する。
【0035】中間転写体クリーニング手段であるトナー
像受像体クリーニング装置140は、トナー像受像体1
4aを挟んで定着装置17側のガイドローラ14fに対
向して設けられ、支軸142を回転支点としてトナー像
受像体14aに当接及び当接解除可能なトナー像受像体
クリーニングブレード141によりトナー像受像体14
a上の転写残トナーをクリーニングする。トナー像受像
体クリーニング装置140は転写材の進入側のガイドロ
ーラ14jと対向して設けることも可能である。
【0036】次に両面画像形成プロセスについて説明す
る。画像記録のスタートがなされると、画像読取り部A
において、撮像素子により読み取られた原稿画像の画像
データ、あるいはコンピュータで編集された画像の画像
データは、後に説明する画像データ処理部BにおいてC
(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)及びK
(黒)の各色別の画像信号として処理される。
【0037】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動によりシアン(C)の画像形成ユニッ
ト100の感光体ドラム10が図1の矢印で示す時計方
向へ回転され、同時にCのスコロトロン帯電器11の帯
電作用によりCの感光体ドラム10に電位の付与が開始
される。
【0038】Cの感光体ドラム10は電位を付与された
あと、Cの露光光学系12によって裏面画像についての
第1の色信号すなわちCの画像データに対応する電気信
号による画像書込み(露光)が開始され、Cの感光体ド
ラム10の表面の感光層に原稿画像のCの画像に対応す
る静電潜像が形成される。
【0039】前記の潜像はCの現像器13により接触ま
たは非接触の状態で反転現像され、Cの感光体ドラム1
0上にはその回転に応じてシアン(C)のトナー像が形
成される。
【0040】上記の画像形成プロセスによってCの感光
体ドラム10上に形成された裏面画像となるCのトナー
像がCの転写域14bにおいて、Cの転写器14cによ
ってトナー像受像体14a上に転写される。
【0041】次いでマゼンタ(M)の画像形成ユニット
100のMの感光体ドラム10は、Mのスコロトロン帯
電器11の帯電作用により電位が付与され、トナー像受
像体14a上のCのトナー像と同期が取られ、Mの露光
光学系12によって第2の色信号すなわちMの画像デー
タに対応する電気信号による画像書込み(露光)が行わ
れ、Mの現像器13による接触又は非接触の反転現像に
よって裏面画像となるマゼンタ(M)のトナー像が形成
される。このMのトナー像は、Mの転写域14bにおい
てMの転写器14cによってトナー像受像体14a上に
転写され、前記シアン(C)のトナー像の上からMのト
ナー像が重ね合わせて形成される。
【0042】同様のプロセスにより、前記C,Mの重ね
合わせトナー像と同期が取られ、イエロー(Y)の画像
形成ユニット100によりYの感光体ドラム10上に形
成された、第3の色信号によるYの画像データに対応す
る裏面画像となるYのトナー像が、Yの転写域14bに
おいて、Yの転写器14cによって、前記C,Mの重ね
合わせトナー像の上からYのトナー像が重ね合わせて形
成され、さらに、そのC,M,Yの重ね合わせトナー像
と同期が取られ、黒(K)の画像形成ユニット100に
よりKの感光体ドラム10上に形成された第4の色信号
によるKの画像データに対応する裏面画像となるKのト
ナー像が、Kの転写域14bにおいて、Kの転写器14
cによって、前記C,M,Yのトナー像の上からKのト
ナー像が重ね合わせて形成され、トナー像受像体14a
上に裏面画像のC,M,Y及びKの4色の重ね合わせカ
ラートナー像が形成される(図2(A))。
【0043】転写後の各色毎の感光体ドラム10の周面
上に残ったトナーは、感光体ドラムクリーニング手段で
あるクリーニング装置19に至り、感光体ドラム10に
当接したゴム材から成るクリーニングブレード19aに
よってクリーニングされる。
【0044】以上のようにしてトナー像受像体14a上
に裏面画像となる重ね合わせたカラートナー像が形成さ
れたのち、引き続きトナー像受像体14aに担持されて
いる裏面画像のカラートナー像との同期が取られて、C
の画像形成ユニット100によりCの表面画像となるC
のトナー像が前記のカラー画像形成プロセスと同様にし
てCの感光体ドラム10上に形成される。この際、Cの
感光体ドラム10上に形成されるCの表面画像は、前記
Cの感光体ドラム10上に形成した裏面画像に対して鏡
像となるように画像データが変更される。
【0045】Cの感光体ドラム10上へのCの表面画像
形成にともなって転写材である記録紙Pが転写材収納手
段である給紙カセット15より、送り出しローラ15a
により送り出され、転写材給送手段としてのタイミング
ローラ15bへ搬送され、タイミングローラ15bの駆
動によって、Cの感光体ドラム10上に担持されたCの
表面画像のトナー像と、トナー像受像体14aに担持さ
れている裏面画像のカラートナー像との同期がとられて
Cの転写域14bへ給送される。この際、記録紙Pに当
接状態とされトナーと同極性(本実施形態においてはマ
イナス極性)の直流電圧が印加された先端がブラシ状の
紙帯電器150により、記録紙Pがトナーと同極性に紙
帯電され、トナー像受像体14aに吸着されてCの転写
域14bへ搬送される(図2(B))。トナーと同極性
に紙帯電を行うことにより、トナー像受像体14a上の
トナー像やCの感光体ドラム10上のトナー像と引き合
うことを防止して、トナー像の乱れを防止している。ブ
ラシ状の紙帯電器150に代わりコロナ帯電器を用いて
もよい。
【0046】Cの転写域14bではトナーと反対極性
(本実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加され
たCの転写器14cによってCの感光体ドラム10上の
表面画像が記録紙Pの表面に転写される。このとき、ト
ナー像受像体14a上の裏面画像は記録紙Pに転写され
ないでトナー像受像体14a上に存在する。
【0047】同様にして、トナー像受像体14aに担持
されている裏面画像のカラートナー像とCの表面画像の
トナー像との同期が取られて、M,Y,Kそれぞれの画
像形成ユニット100によりM,Y,Kの表面画像のト
ナー像が感光体ドラム10上に形成され、M,Y,Kの
表面画像のトナー像がM,Y,Kそれぞれの転写域14
bでトナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極
性)の電圧が印加された各転写器14cによって各感光
体ドラム10上のM,Y,Kの表面画像のカラートナー
像がM,Y,Kの順に記録紙Pの表面にCのトナー像の
上に順次転写される。このとき、トナー像受像体14a
上の裏面画像は記録紙Pに転写されないでトナー像受像
体14a上に存在する。C,M,Y,Kの感光体ドラム
10上に形成されるC,M,Y,Kの表面画像は、前記
C,M,Y,Kの感光体ドラム10上に形成した裏面画
像に対しそれぞれ鏡像となるように画像データは変更さ
れる。
【0048】表面にカラートナー像が転写された記録紙
Pは、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス
極性)の電圧を印加した裏面転写器14gへと搬送さ
れ、裏面転写器14gによりトナー像受像体14aの周
面上の裏面画像のカラートナー像が一括して記録紙Pの
裏面に転写される。
【0049】また、紙帯電器150は記録紙Pの後端の
通過の直前あるいは通過と同時にトナー像受像体14a
より当接解除され記録紙Pと離間される(図2
(C))。紙帯電器15への電圧の印加は記録紙Pの送
られているときのみであり、記録紙Pとの離間と同時に
紙帯電器150へ印加されている電圧は切断される。
【0050】両面にカラートナー像が転写された記録紙
Pは、次に駆動ローラ14dの曲率分離あるいは必要に
応じて曲率分離と併用して行われる転写材分離手段とし
ての紙分離AC除電器14hの除電作用により、トナー
像受像体14aから分離され、拍車162が設けられた
搬送部160を経て、定着装置17へと搬送される。定
着装置17において、記録紙Pは定着ローラ17aと圧
着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えるられること
により記録紙Pの表裏面のトナー像が定着され、両面画
像記録がなされた記録紙Pは表裏の画像が反転されて送
られ、排紙ローラ18により装置外部のトレイへ排出さ
れる。
【0051】転写後のトナー像受像体14aの周面上に
残ったトナーは、トナー像受像体14aを挟んでガイド
ローラ14fに対向して設けられた、支軸142を回転
支点としてトナー像受像体14aに当接及び当接解除可
能でトナー像受像体14aに当接状態とされるトナー像
受像体クリーニング装置140のトナー像受像体クリー
ニングブレード141によりクリーニングされる。
【0052】また、転写後の各色毎の感光体ドラム10
の周面上に残ったトナーは、クリーニング装置19のク
リーニングブレード19aにより残留トナーを除去さ
れ、不図示の帯電前の一様露光器により先の画像形成に
よる感光体ドラム10上の履歴が解消されて、次の画像
形成サイクルにはいる。
【0053】上記の両面画像形成装置では、上述の実施
形態で説明したような転写材の両面に画像を形成する両
面画像形成の他に、転写材の表面又は裏面のみの片側に
画像を形成する片側画像形成もなされ得ることは勿論で
ある。
【0054】ここで、前記画像読取り部A、画像データ
処理部B、画像形成部Dからなる上記のカラー画像形成
装置の回路構成を、図3及び図4のブロック図に従って
説明する。
【0055】先ず、画像読取り部Aにおいて、前記の撮
像素子CCDから出力される色分離した3色のアナログ
画像信号は、A/D変換器B11によってディジタル画
像信号(画像データ)に変換されて、インターフェイス
B12を介して画像データ処理部Bに出力される。
【0056】画像データ処理部Bに入力されたディジタ
ル画像信号(輝度信号)は、先ず、濃度変換B13によ
って濃度情報に変換される。
【0057】そして、使用者の変倍指定に従った変倍処
理が、拡大・縮小処理B14で行われる。また、画像判
別処理B15においては、前記濃度変換B13で変換さ
れた濃度情報に基づいて文字画・写真画の判別を行い、
該判別結果に基づいてフィルタ処理B16におけるフィ
ルタ特性を設定し、フィルタ処理B16では、前記設定
に従って空間フィルタ処理を行う。
【0058】なお、前記画像判別処理B15が、本実施
形態における画像判別手段及び処理特性可変手段に相当
し、文字画・写真画の判別は文字画と写真画との混在画
像における文字画像領域、写真画像領域の判別を含むも
のとする。
【0059】ここで、拡大・縮小の指定に応じて、フィ
ルタ処理と変倍処理とを入れ換えて行わせるために、一
対のデータセレクタB17,B18が設けられている。
前記フィルタ処理と変倍処理との入れ換えは、縮小処理
時の画像に見られる網点画のモアレを防止するために行
われる。
【0060】一方、EE処理B19は、本スキャン前の
プリスキャンで得られた画像情報から原稿画像の特徴を
得るために、ヒストグラムデータを得る。そして図示し
ない画像処理系のCPUは、前記ヒストグラムデータに
基づいて適正なγ補正データをγ補正処理B20に提供
する。
【0061】フィルタ処理・変倍処理が施された画像デ
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理B20で後述する
画像形成装置B25の特性に応じたγ補正が施されたの
ち、画像領域処理B21に出力される。前記画像領域処
理B21では、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消
し、折り目消しなどの領域加工も行う。
【0062】上記のようにして画像形成に必要な全ての
画像処理が施され、後述する画像形成装置B25への最
終出力状態となった画像データ(濃度情報)は、インタ
ーフェイスB22を介して画像形成部Dに出力される。
【0063】画像形成部Dにおいては、原稿の読取りに
対してリアルタイムに感光体ドラム10上への画像形成
を行う機能と共に、入力された画像データを画像記憶部
B23において複数記憶保持しておき、該記憶された画
像データを後から任意に読み出すデータセレクタB91
と、表/裏に対応して画像補正を行う画像補正処理B9
2と、補正された画像データより画像形成を行わせる機
能を有している。
【0064】ここで、本実施形態では、上記のように原
稿画像を読み取って得られ、然も、必要な画像処理が全
て施された画像データを保存しておき、該保存された画
像データを後から選択的に読み出して画像形成を行わせ
る機能を電子RDH機能と称するものとする。
【0065】画像形成部Dには、レーザプリンタなどで
ある画像形成装置B25の他に、前記電子RDH機能を
実現するため、画像データを書き換え可能に記憶する画
像記憶部B23(画像データ記憶手段)が設けられる一
方、前記電子RDH機能と通常のリアルタイム画像形成
機能とを切り換えかつ表面及び裏面の画像データの割り
振りを行うためのデータセレクタB91と表/裏に対応
した画像補正を行う画像補正処理B92とが設けられて
いる。
【0066】前記データセレクタB91は、画像記憶部
B23から読み出された画像データと、画像データ処理
部Bから読み取りに応じて逐次出力される画像データの
いずれか一方を選択的に画像形成装置(レーザプリン
タ)B25に出力するものである。
【0067】すなわち、前記画像記憶部B23には、通
常にリアルタイム処理を行わせるときと同じ最終出力状
態の画像データが記憶され、前記データセレクタB91
によって選択的に出力される画像データ処理部Bからの
画像データと画像記憶部B23から読み出した画像デー
タとは、画像形成装置B25において同等に扱われて画
像形成が行えるようになっている。
【0068】本発明の画像形成装置では、裏面画像は像
形成体からトナー像受像体への転写及びトナー像受像体
から転写材への2回の転写が行われる。一方、表面画像
は像形成体から転写材への1回の転写が行われる。これ
らの転写に際しては1回に10%程度のトナー付着量が
低下することにより、同条件で画像処理を行うときは表
面画像に比べ裏面画像は画像濃度が低くなる。また裏面
画像では2回の転写によるトナー像の散りにより階調性
が変化する。さらにカラー画像ではトナー像の重なり合
わせの順序が、図5に示すように転写材上で反転してい
るので表面と裏面とで色調が変化する。Y,M,C3色
の混合比からUCR量が求められるが、表面画像にあっ
ては最上層となるK(黒)が強調され過ぎる傾向がある
ので、表面画像と裏面画像とでは色再現に当たってUC
R量を変化させ、或いはK成分を裏面に較べすくなくす
ることが必要となる。
【0069】また、カラー現像剤のトナーのシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の理想的な分
光反射率は図7に示す特性を有することが必要である
が、実際の代表的なトナーの分光反射率は図6に示すよ
うな特性を有する。
【0070】シアン(C)トナーは特にカラーバランス
が悪く緑色領域に不要な吸収特性を有して明度が低く黒
に近い。従って、黒(K)とシアン(C)とを重ね合わ
される4色の最初と最後に重ね合わすようにすることに
より、両面画像形成時の表面画像と裏面画像とでトナー
の重なり順序が反転することによる影響を少なくするこ
とができる。
【0071】本実施形態においては図4に示すように、
画像補正処理B92の色処理B921において、マスキ
ング部でマスキング・墨入れ・UCR等の色処理を含ん
で行われる。マスキングとしては一般に行われる線形マ
スキングあるいは高度な色補正を行う際には非線形マス
キングやルックアップテーブルを用いたマスキングが用
いられる。この色補正のためのマスキング用のパラメー
タは表面画像と裏面画像に対してそれぞれの予め設定し
ておき、表面か裏面かに応じてパラメータの設定変更が
行われる。このような色処理とγ変換及びフィルタ処理
が色処理B921とγ変換及びフィルタ処理B922に
おいて行われ、スクリーン角、ディザや誤差拡散等の多
値化処理B923を経て、画像形成装置B25のC,
M,Y,K各色の露光光学系12への出力が行われる。
このような画像補正処理が画像補正処理部B92におい
て行われたのち、画像濃度や色調が整った両面画像の形
成が行われる。裏面画像は2回の転写工程を行うことか
ら、γが表面画像に対して高くなり易く、解像度も低下
し易い。これを補正する機能をも有する。
【0072】また、モノクロ画像の時は色補正は不要で
あるし、裏面画像に対してのみγ補正、フィルタ処理と
濃度補正を行えばよく、黒(K)の最大濃度が飽和画像
濃度であれば、γ補正とフィルタ処理のみについてパラ
メータの設定変更を行えば表裏での差異の認められない
両面画像が得られることとなる。
【0073】また、前記説明においては画像データの鏡
像変換処理はデータセレクタB91において行う構成と
なっているが、鏡像変換処理を画像補正処理B92にお
ける表面か裏面かに応じて設定変更するパラメータの中
に含めた回路構成とすることも可能である。
【0074】前述のように、カラー画像形成にはシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のトナ
ーの他に黒(K)トナーを加えるのが一般である。これ
は高濃度部での濃度補充によりシャドー部での再現性を
向上し、カラートナーの消費量を減らし、少量の黒
(Y)トナーを加えることで色の耐久性を高め、文字等
の再現性を向上させるからである。3色トナーからグレ
ー成分をとり除き黒(K)トナーと置き換える操作を下
色除去、又はUCRと呼ぶ。通常UCRとしては100
%以下が用いられる。
【0075】シアン(C)トナーが最上層になり、黒
(K)トナーが最下層になる場合はKトナーはMトナ
ー、YトナーあるいはCトナーに覆われるので、黒
(K)トナーが最上層になる場合に比べ淡く見えること
になる。従って、黒(K)トナーが最下層になる場合に
は黒(K)のトナー付着量を大にするか、又はUCR
(下色除去)を大きくする調整が行われる。
【0076】画像形成の色の順序はC,M,Y,Kの順
に行われる。ただし、この順序は上記の他にK,Y,
M,C、C,Y,M,KあるいはK,M,Y,Cと、要
するに最初と最後がシアン(C)と黒(K)、その間が
イエロー(Y)とマゼンタ(M)であればよい。
【0077】頻度の高い黒(K)単色モードプリントの
ことを考えるとKの画像形成ユニット100はトナー像
受像体14aの搬送方向の最下流に配置するのがプリン
ト速度が早くなるので好ましい。
【0078】
【発明の効果】本発明によるときは、両面にカラートナ
ー像を保持した転写材を一括定着するタンデム型カラー
画像形成装置において、表裏のカラー画像の色調に差の
ない極めて良好な画質を得ることの可能なカラー画像形
成装置が提供されることとなった。また、請求項2によ
るときは、Kの画像形成ユニット100はトナー像受像
体14aの搬送方向の最下流に配置されるので単色黒プ
リント時のプリント速度を早くする効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例を示す断面構成図
である。
【図2】トナー像形成状態と転写材の供給を示す説明図
である。
【図3】本発明に用いられる回路の一例を示すブロック
図である。
【図4】図3の画像補正処理の詳細を示すブロック図で
ある。
【図5】転写材の表裏における各色トナーの重なり順を
示す説明図である。
【図6】実用されるカラートナーそれぞれの分光反射率
曲線を示すグラフである。
【図7】理想的なカラートナーそれぞれの分光反射率曲
線を示すグラフである。
【符号の説明】
10 感光体ドラム(像形成体) 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14a トナー像受像体(中間転写体) 14c 転写器 14g 裏面転写器 14h 紙分離AC除電器 17 定着装置 A 画像読取り部 B 画像データ処理部 D 画像形成部 P 記録紙(転写材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 303 G03G 15/00 303

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体上に形成されたトナー像を順次
    重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置
    において、中間転写体を介して転写材の両面にトナー像
    を形成するとともに、イエロー、マゼンタ、シアン、黒
    からなるカラートナー像の重ね合わせ順が、最初と最後
    がシアンと黒、その間がイエローとマゼンタであること
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記最後のトナー像が黒であることを特
    徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー像は前記転写材の表面に形成
    される表面画像であるか又は前記転写材の裏面に形成さ
    れる裏面画像であるかによって、その色補正を変更する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記黒のトナー像が下層になるときのト
    ナー付着量は、前記黒のトナー像が上層になるときのト
    ナー付着量に比べ大にすることを特徴とする請求項3に
    記載のカラー画像形成装置。
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