JP2002116632A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002116632A
JP2002116632A JP2000306067A JP2000306067A JP2002116632A JP 2002116632 A JP2002116632 A JP 2002116632A JP 2000306067 A JP2000306067 A JP 2000306067A JP 2000306067 A JP2000306067 A JP 2000306067A JP 2002116632 A JP2002116632 A JP 2002116632A
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JP2000306067A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Kunio Shigeta
邦男 重田
Seiko Itagaki
板垣  整子
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノクロやカラーの画像形成装置に適用する
ものであり、同色の濃色と淡色の2種類のトナー(例え
ば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、
黒色(K)の何れか)を用いて現像を行う画像形成装置
において、高濃度部でのダイナミックレンジでの階調性
の再現の向上と、ハイライト部(低濃度部)での画像荒
れの発生の防止とを図った画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 複数の像形成体上に形成された濃トナー
像或いは淡トナー像を少なくとも2つ、共通の中間転写
体上に重ね合わせた後、中間転写体上のトナー像を再度
転写材上に重ね合わせることを特徴とする画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法によ
り、中間転写体を介し、トナーを用いて画像形成を行う
画像形成装置に係わり、特に同色について淡色のトナー
と濃色のトナーとの2種類のトナーを用いて現像し、画
像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いた画像形成装置にあっ
ては、帯電手段によって像形成体上に一様帯電がなされ
たのち像露光がなされて潜像が形成される。潜像部分は
続く現像手段によって反転現像が行われ、トナー像が形
成される。デジタル方式の画像形成装置にあっては、像
露光は例えばパルス幅変調されたドットによって像露光
が行われ、ドット部分にトナーが付着する反転現像が行
われる。ドット部分に付着するトナー量は、像形成体上
のドット部分の面積や電位の状態とこれに対しての現像
バイアスやトナーの有する電荷の状態等によって定ま
る。
【0003】像形成体上に像露光手段によって記録され
る高濃度の画像部分は面積当たりのドット数も多く、1
ドットの大きさも大きく電位の低下も大きい。一方、低
濃度の画像部分は面積当たりのドット数も少なく1ドッ
トの大きさも小さく電位の低下も小さい。このことによ
って現像後は像形成体上の高濃度の画像部分にはトナー
付着量は多く、低濃度の画像部分にはトナー付着量は少
ない。記録画像の濃淡の差異は、像形成体上に現像によ
って付着する面積当たりのトナーの付着量の多少によっ
て表現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一種類のトナ
ーによっては、良好な階調性をもった画像形成を行うこ
とは困難である。特に高濃度部ではトナーは過剰なトナ
ーの付着状態にあって画像濃度は飽和し易く、広い領域
での階調性が出ない。また、ハイライト部(低濃度部)
ではドットが小さいことから面積当たり極少量のトナー
の付着は不安定であり、画像のムラが生じ易く、かつ安
定した階調性を求めることは困難である。また、単に
濃、淡トナーを併用したとしても中間濃度が不連続とな
ったり、不安定になったりする。
【0005】本発明は上記の問題点を解決し、モノクロ
やカラーの画像形成装置に適用するものであり、同色の
濃色と淡色の2種類のトナー(例えば、シアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒色(K)の何れ
か)を用いて現像を行う画像形成装置において、高濃度
部でのダイナミックレンジでの階調性の再現の向上と、
ハイライト部(低濃度部)での画像荒れの発生の防止と
を図った画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の像形
成体上に形成された濃トナー像或いは淡トナー像を少な
くとも2つ、共通の中間転写体上に重ね合わせた後、前
記中間転写体上のトナー像を再度転写材上に重ね合わせ
ることを特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0008】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形
態の画像形成プロセス、各機構について、図1ないし図
7を用いて説明する。図1は、本発明にかかわる画像形
成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構
成図であり、図2は、中間転写体ユニットを構成するプ
ロセスユニットの一例を示す図であり、図3は、中間転
写体の構造を示す図であり、図4は、画像処理システム
のブロック図であり、図5は、トナー付着量とプリント
画像濃度との関係を示すグラフであり、図6は、分解さ
れた画像データを示す図であり、図7は、記録紙へのト
ナー付着状態とを示す図である。
【0009】図1ないし図3によれば、図1に示すカラ
ー画像形成装置は中間転写体ユニットと転写材搬送体と
を用いたタンデム方式のカラー画像形成装置であり、転
写材搬送体である搬送ベルト14aの周縁部には、搬送
ベルト14aの回転方向上流側から、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)から成る4
組のカラー画像形成用の中間転写体ユニット100が設
けられていて、各中間転写体ユニット100では濃、淡
トナーを用いてのY、M、C及びKのトナー像が形成さ
れ、トナー像は搬送ベルト14a上に吸着されて搬送さ
れる記録紙P上に順次重ね合わせて転写され、転写され
た重ね合わせカラートナー像が定着されて機外に排出さ
れる構成となっている。
【0010】イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及び黒色(K)の4組の中間転写体ユニット10
0はそれぞれ、中間転写体である中間転写ドラム14A
と、中間転写ドラム14Aの回転方向上流側に配設され
る淡トナー用のプロセスユニット110(L)と、下流
側に配設される濃トナー用のプロセスユニット110
(H)とにより構成される。中間転写ドラム14Aはそ
れぞれ、図示しない駆動源からの動力により時計方向に
回転される。
【0011】Y、M、C及びKの中間転写体ユニット1
00に設けられる、濃トナー用のプロセスユニット11
0(H)と淡トナー用のプロセスユニット110(L)
とは何れも共通した構造となっているので、Yの濃トナ
ー用のプロセスユニット110(H)を例として図2に
て説明する。
【0012】図2に示すように、像形成体である感光体
ドラム10は、例えばガラスや透光性アクリル樹脂等の
透光性部材によって形成される円筒状の基体の外周に、
透光性の導電層及び有機感光層(OPC)の光導電体層
を形成したものである。
【0013】感光体ドラム10は、図示しない駆動源か
らの動力により、搬送ベルト14aと回転速度を同じく
して、透光性の導電層を接地された状態で矢印で示す反
時計方向に回転される。
【0014】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
(H)(淡トナー用のプロセスユニット110(L)の
場合はスコロトロン帯電器11(L))は、感光体ドラ
ム10の移動方向に対して直交する方向に感光体ドラム
10と対峙し近接して取り付けられ、トナーと同極性の
コロナ放電によって、感光体ドラム10に対し一様な電
位を与える。
【0015】像露光手段である露光光学系12(H)
(淡トナー用のプロセスユニット110(L)の場合は
露光光学系12(L))は、像露光の発光素子としての
LED(発光ダイオード)を感光体ドラム10の軸と平
行に複数個アレイ状に並べた線状の露光素子(不図示)
と等倍結像素子としてのセルフォックレンズ(不図示)
とがホルダに取り付けられた露光用ユニットとして構成
される。円柱状の保持部材(符号なし)に、露光光学系
12(H)(淡トナー用のプロセスユニット110
(L)の場合は露光光学系12(L))が取付けられて
感光体ドラム10の基体内部に収容される。露光素子と
してはその他、FL(蛍光体発光)、EL(エレクトロ
ルミネッセンス)、PL(プラズマ放電)等の複数の発
光素子をアレイ状に並べた線状のものが用いられる。後
段において詳述するように、露光光学系12(H)は濃
トナー用の画像データによって像露光を行う像露光手段
であり、露光光学系12(L)は淡トナー用の画像デー
タによって像露光を行う像露光手段である。
【0016】濃トナー用の露光光学系12(H)は、感
光体ドラム10上での露光位置をスコロトロン帯電器1
1(H)と濃トナーを内蔵した濃トナー用の現像器13
(H)との間で、感光体ドラム10の内部に配置され
る。
【0017】現像手段である現像器13(H)は1成分
の濃トナー又は濃トナーと磁性キャリアとの2成分現像
剤を内蔵し(淡トナー用の現像手段である現像器13
(L)の場合は、1成分の淡トナー又は淡トナーと磁性
キャリアとの2成分現像剤を内蔵し)、接触又は非接触
によって反転現像を行う。
【0018】画像形成に当たっては、Y、M、C及びK
の各色の画像データは、後段において詳述するように、
それぞれ淡トナー用の画像データと濃トナー用の画像デ
ータとに分けられ、淡トナー用の画像データの像露光が
露光光学系12(L)によって行われ、現像器13
(L)の現像ローラ131(L)によって濃トナーによ
る現像が行われて、淡トナーによるトナー像が淡トナー
用のプロセスユニット110(L)の感光体ドラム10
上に形成される。また、濃トナー用の画像データの像露
光が露光光学系12(H)によって行われ、現像器13
(H)の現像ローラ131(H)によって濃トナーによ
る現像が行われて、濃トナーによるトナー像が濃トナー
用のプロセスユニット110(H)の感光体ドラム10
上に形成される。淡トナー用のプロセスユニット110
(L)の感光体ドラム10の中間転写ドラム14Aとの
転写部Tnにて、淡トナー用のプロセスユニット110
(L)の淡トナー像が中間転写ドラム14Aに転写さ
れ、さらに、中間転写ドラム14A上の淡トナー像の上
に、濃トナー用のプロセスユニット110(H)の感光
体ドラム10上に形成された濃トナー像が、濃トナー用
のプロセスユニット110(H)の転写部Tnにて中間
転写ドラム14A上に重ねて転写される。転写を終えて
それぞれの感光体ドラム10上に残留した転写残トナー
は、静電的に回収を行う感光体クリーニング装置19
(L)、19(H)によって清掃が行われる。上記中間
転写ドラム14A上の淡、濃トナー像は、搬送ベルト1
4aでの転写位置において、後に説明する搬送ベルト1
4a上を搬送される記録紙P上に転写がなされる。
【0019】図3に示すように、回転方向上流側の淡ト
ナー用のプロセスユニット110(L)と、回転方向下
流側の濃トナー用のプロセスユニット110(H)とが
配設され、反時計方向に回転される中間転写体である中
間転写ドラム14Aは、外径が150〜200mm程度
であり、例えばアルミ材を用いた円筒状の金属パイプ1
41aと、該金属パイプ141aの外側(外周面)に設
けられる、厚さが5mm程度で、体積抵抗率が106Ω
・cm程度の、例えばウレタン材を用いた弾性層141
bと、該弾性層141bの外側(外周面)に設けられ
る、体積抵抗率が1013Ω・cm程度で、層厚が15μ
m程度の離型層141cとの3層構成とされる。上述し
た淡トナー用のプロセスユニット110(L)の転写部
Tnにての淡トナー像の転写の際や、濃トナー用のプロ
セスユニット110(H)の転写部Tnにてのトナー像
の転写の際には、使用するトナー極性と反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の直流電圧を用いる中間
転写ドラムバイアスVtが印加され、それぞれのトナー
像が中間転写ドラム14A上に転写される。
【0020】Y、M、C及びKの4色の中間転写体ユニ
ット100が並列して対向する搬送ベルト14aは体積
抵抗率が1010〜1015Ω・cm、表面抵抗率が1010
〜1015Ω/□の無端ベルトであり、例えば変性ポリイ
ミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチ
レン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ
等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散し
た、厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フィルム基体の
外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として厚
さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層構
成のシームレスベルトである。搬送ベルト14aの基体
としては、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム
等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導
電性ゴムベルトを使用することもできる。搬送ベルト1
4aは、駆動ローラ14d、従動ローラ14e、テンシ
ョンローラ14k及びバックアップローラ14jに外接
して張架され、画像形成時には、不図示の駆動モータよ
りの駆動をうけて駆動ローラ14dが回転され、各色毎
の中間転写ドラム14Aから、搬送ベルト14a上を搬
送される記録紙Pへの淡、濃トナー像の転写位置では転
写器14cにより中間転写ドラム14Aに搬送ベルト1
4aが押圧され、搬送ベルト14aが図の矢印で示す方
向に回転される。
【0021】各色毎の転写手段である転写ローラからな
る転写器14cは、搬送ベルト14aを挟んで各色毎の
中間転写ドラム14Aに対向して設けられ、記録紙Pが
搬送される搬送ベルト14aと各色毎の中間転写ドラム
14Aとの間に各色毎の転写域(符号なし)を形成す
る。各色毎の転写器14cにはトナーと反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の直流電圧を印加し、転
写域に転写電界を形成することにより、搬送ベルト14
aに吸着されて搬送ベルト14a上を搬送される記録紙
P上に、各色毎の中間転写ドラム14A上の重ね合わせ
淡、濃トナー像を転写する。
【0022】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動によりイエロー(Y)の淡トナー用の
プロセスユニット110(L)の感光体ドラム10が、
前述した図2の矢印で示す方向へ回転され、同時にYの
スコロトロン帯電器11(L)の帯電作用によりYの淡
トナー用の感光体ドラム10に電位の付与が開始され
る。
【0023】Yの淡トナー用の感光体ドラム10は電位
を付与されたあと、Yの淡トナー用の露光光学系12
(L)によって第1の色信号すなわちYの淡トナー用の
画像データに対応する電気信号による画像書込が開始さ
れ、Yの淡トナー用の感光体ドラム10の表面に原稿画
像のYの画像に対応する淡トナー用の静電潜像が形成さ
れる。
【0024】前記の淡トナー用の潜像はYの淡トナー用
の現像器13(L)により接触状態で反転現像がなされ
Yの淡トナー用の感光体ドラム10の回転に応じYの淡
トナーによるトナー像が形成される。Yの淡トナー用の
感光体ドラム10上に形成されたYの淡トナー像がYの
淡トナー用の転写部TnにてYの中間転写ドラム14A
上に転写される。続いて、Yの濃トナー用の露光光学系
12(L)によるYの濃トナー用の画像データに対応す
る濃トナー用の静電潜像が、イエロー(Y)の濃トナー
用のプロセスユニット110(H)の感光体ドラム10
上に形成され、濃トナー用の現像器13(H)によって
Yの濃トナー像がYの濃トナー用の感光体ドラム10上
に形成される。Yの濃トナー用の感光体ドラム10上に
形成されたYの濃トナー像が、Yの濃トナー用の転写部
Tnにて、先に形成された中間転写ドラム14A上のY
の淡トナーによるトナー像の上に重ねて形成される。
【0025】転写を終えたそれぞれの感光体ドラム10
上に残留した転写残トナーは、感光体クリーニング装置
19(L)、19(H)によって清掃が行われる。
【0026】一方、中間転写ドラム14A上の淡、濃ト
ナー像形成と同期して転写材収納手段である給紙カセッ
ト15から、転写材給送手段としてのタイミングローラ
16を経て記録紙Pが送り出され、転写材帯電手段であ
る紙帯電器14pの帯電により搬送ベルト14aに吸着
されてYの転写手段である転写器14cの転写域(符号
なし)へと搬送される。
【0027】前記の画像形成プロセスによって中間転写
体であるYの中間転写ドラム14A上に形成された淡、
濃トナーからなるYの重ね合わせトナー像が、Yの転写
域(符号なし)において、Yの転写器14cによって、
搬送ベルト14a上を搬送される記録紙P上に転写され
る。
【0028】同様にして、第2色信号によるマゼンタ
(M)の画像データの対応するMの淡、濃トナーからな
るトナー像が、マゼンタ(M)の淡トナー用のプロセス
ユニット110(L)と、マゼンタ(M)の濃トナー用
のプロセスユニット110(H)とにより、Mの中間転
写ドラム14A上に重ね合わせて形成され、Mの中間転
写ドラム14A上に形成された淡、濃トナーからなるM
の重ね合わせトナー像が、Mの転写域(符号なし)にお
いて、転写手段であるMの転写器14cによって、Mの
中間転写ドラム14A上のトナー像と同期して搬送ベル
ト14a上を搬送される記録紙P上の、前記のYの濃、
淡トナーからなるトナー像の上から重ね合わせて形成さ
れる。
【0029】転写を終えたそれぞれの感光体ドラム10
上に残留した転写残トナーは、感光体クリーニング装置
19(L)、19(H)によって清掃が行われる。
【0030】同様のプロセスにより、記録紙P上のY、
Mの重ね合わせトナー像と同期が取られ、シアン(C)
の淡、濃トナー用のプロセスユニット110(L),1
10(H)によりCの中間転写ドラム14A上に形成さ
れた、第3の色信号によるCの画像データに対応するC
の淡、濃トナーからなるトナー像が、Cの転写域(符号
なし)において、転写手段であるCの転写器14cによ
って、前記のY、Mのトナー像の上から重ね合わせて記
録紙P上に形成される。
【0031】転写を終えたそれぞれの感光体ドラム10
上に残留した転写残トナーは、感光体クリーニング装置
19(L)、19(H)によって清掃が行われる。
【0032】更に記録紙P上のY、M、Cの重ね合わせ
トナー像と同期が取られ、黒色(K)の淡、濃トナー用
のプロセスユニット110(L),110(H)により
Kの中間転写ドラム14A上に形成された、第4の色信
号によるKの画像データに対応するKの淡、濃トナーか
らなるトナー像が、Kの転写域(符号なし)において、
転写手段であるKの転写器14cによって、前記のY、
M、Cのトナー像の上から記録紙P上に重ね合わせて形
成され、記録紙P上にY、M、C及びKの重ね合わせカ
ラートナー像が形成される。
【0033】転写を終えたそれぞれの感光体ドラム10
上に残留した転写残トナーは、感光体クリーニング装置
19(L)、19(H)によって清掃が行われる。
【0034】Y、M、C及びKの重ね合わせカラートナ
ー像が転写された搬送ベルト14a上の記録紙Pは、コ
ロナ放電器から成る分離手段である除電電極14nによ
り除電されて搬送ベルト14aから分離され、搬送ガイ
ド板16aを通して定着手段である定着装置17へと搬
送され、定着ローラ17aと圧着ローラ17bとの間で
熱と圧力とを加えられることにより記録紙P上の重ね合
わせカラートナー像が定着された後、装置外部のトレイ
へ排出される。
【0035】上記の如くにして、淡、濃トナーを用いて
再現領域を広め、小型で色重ねが容易になされる画像形
成装置が可能となる。
【0036】本発明の画像形成装置においては、画像濃
度情報を淡トナー用の画像データと濃トナー用の画像デ
ータとに分解し、濃トナー用の画像データに基づく像露
光と濃トナーを用いての現像によって濃トナー像を形成
し、濃トナー用の画像データに基づくに像露光と濃トナ
ーを用いての現像によって濃トナー像を形成し、淡トナ
ー像上に濃トナー像を重ねて画像形成を行う画像形成装
置であり、淡トナー用の画像データは淡トナー用の露光
光学系12(L)により、濃トナー用の画像データは濃
トナー用の露光光学系12(H)により感光体ドラム1
0上への像露光が行われるものである。
【0037】図4によれば、CCD等の固体撮像素子を
用いた画像読み取り手段によって原稿像の読み取りが行
われる(F1)。CCDからの出力増幅したアナログ画
像信号は8〜10ビットのデジタル信号にA/D変換さ
れ、シェーティング補正とこれに引き続いての色空間変
換、対数変換、黒生成、色補正等の画像処理(1)が行
われる。なお、画像データは収納されたメモリから読み
取り同様処理をしてもよい。
【0038】画像処理(1)で得られた画像データは、
データの濃度分布や隣接するドット間での濃度差をチェ
ックすることによって、原稿像が写真や絵等の中間調画
像であるか、文字や線画等の文字画像であるかの画像判
別が行われる(F3)。
【0039】画像処理(1)で得られた画像データは、
画像が中間調画像であるか、文字画像であるかの判別結
果或いは指示された出力形態(F3)に基づいて淡トナ
ー用の画像データ(F5A)と、濃トナー用の画像デー
タ(F5B)との作成がなされる。
【0040】分解した淡、濃トナー用画像データは各々
のトナーに対してのγ補正を行い(F6A,F6B)、
MTF補正(F7A,F7B)、PWM変調を行う(F
8A,F8B)。PWM変調に当たっては、ハイライト
部(低濃度部)でのドット再現を向上せさるよう大きな
ドットで形成し、記録単位を大きくすることが好まし
い。例えば淡トナー用画像データに対しては階調性を高
めるために2画素PWMで行い、記録単位を大きくす
る。一方、濃トナー用画像データに対しては解像力を重
視することから1画素PWMで行う。なお、PWM変調
に代えて強度変調であっても差し支えない。
【0041】PWM変調を終えた淡トナー用の画像デー
タは露光光学系12(L)によって、淡トナー用のプロ
セスユニット110(L)の感光体ドラム10上への像
露光を行い(F9A)、PWM変調を終えた濃トナー用
の画像データは露光光学系12(H)によって、濃トナ
ー用のプロセスユニット110(H)の感光体ドラム1
0上への像露光を行う(F9B)。
【0042】なお、画像判別に応じてこれらの補正値は
遂次変更されることが好ましい。即ち、中間調ではγ補
正を出た形とし、MTF補正を弱めに、PWM記録単位
は大きくする。一方、文字画像ではγ補正を高めに設定
し、MTF補正を強くし、PWM記録単位を小さくする
等の変更を行うことが好ましい。
【0043】なお、淡トナーと濃トナーとを用いる画像
形成装置について、本発明による充分な効果を得るため
には淡トナーと濃トナーとの間で、例えば図5に示すト
ナー付着量とプリント画像濃度の関係にあることが望ま
しい。なお、淡、濃トナーの濃度差は、トナー粒子の中
に含まれる顔料の量の差等によって生じる。又、飽和す
る時のトナー付着量はトナー粒径に依存する。例えば濃
トナーについては、白色紙へのトナー付着量が1mg/
cm2程度で記録濃度は飽和状態となる。飽和状態での
飽和濃度値Dmax(H)=1.7〜2.5であることが
必要である。図5に示すように、略飽和状態となった所
の濃度値をDmax(H)と定義する。正確には破線で示
すように濃度は更に徐々に増加する。
【0044】一方、淡トナーについては、例えば白色紙
へのトナー付着量が1mg/cm2では濃度は飽和状態
には達しない。濃トナーが飽和濃度値に達するトナー付
着量と同じトナー付着量を淡トナーによって行ったと
き、即ち濃トナーの濃度飽和時に相当する淡トナーの記
録濃度D(L)は、D(L)=0.3〜0.8の間にあ
ることが必要である。そして白色紙へのトナー付着量
が、飽和濃度値に達する以前の例えばトナー付着量が
0.5mg/cm2における淡トナーを用いたときの記
録濃度DS(L)との比、即ち淡トナーと濃トナーとの
記録濃度の傾き比DS(L)/DS(H)=0.2〜0.
5の間にあることが必要である。
【0045】記録濃度については濃トナーと淡トナーと
の間で上記のような関係にあることを必要とするが、ト
ナー粒径や帯電量については、濃、淡トナーについて同
じ状態にあることが好ましい。トナー粒径については、
濃、淡トナーともに画質や現像性を確保する関係から、
体積平均粒径が3〜10μmの間にあり、差異があって
も±20%以下であることが好ましい。また帯電量につ
いては、濃、淡トナーともに5〜30μC/gの間にあ
り、特にトナー粒径の小さい場合には高い帯電量である
ことが必要で、差異があっても±20%以下であること
が好ましい。このような条件を満たすことによって、
濃、淡トナー間では相似したγ特性が得られ、中〜高濃
度部での濃トナーと淡トナーとの付着量の和が略同じで
記録濃度変化をリニアに変化させるように設計すること
が容易になる。
【0046】なお、図5に示した階調特性はトナー粒径
や含まれる色材によっても変化する。小粒径トナーの場
合は付着量がより少ない0.5mg/cm2でも飽和す
ることがあるが、各飽和濃度や傾き比が濃、淡トナーの
設計においては重要である。
【0047】本実施の形態においては、出力画像がビジ
ネス文書であるか、OHP、写真等の高画質画像である
か等の出力形態に応じて高濃度部、中濃度部、低濃度部
の選択を行い画像の表現領域を広げている。図6には高
濃度部、中濃度部、低濃度部の分解された画像データを
示している。
【0048】図6(A)に示すように、Kの濃トナーの
みを使用する高濃度部はビジネス文書用として用いられ
る。淡トナーを使用しないので低濃度の再現性はよくな
いが、非光沢で文字などの高濃度部の再現性は良い。ト
ナーの使用量は中濃度部、低濃度部のトナー使用量に較
べて最も少ない。
【0049】また図6(B)に示すように、淡、濃トナ
ーの使用割合を変更する画像データの変更により、Y、
M、Cの淡、濃トナーと、Kの濃トナーとを使用して中
濃度部の再現向上を実現している。淡トナーの使用量を
多くすることで中間調画像の均一性を実現することがで
きる。
【0050】さらに図6(C)に示すように、Y、M、
Cの淡トナーのみを使用する低濃度部はOHP用や写真
画像用として用いられる。この場合には濃トナーを使用
しないので、飽和濃度値は高くない。しかし淡トナーは
透光性も高いので、OHP用の現像剤として淡トナーの
みが用いられることによって、クリアな投映画像が得ら
れることとなる。また写真画像は画像濃度が低く淡いこ
とから階調性を重視した画像が得られることとなる。
【0051】前記画像形成プロセスにより、図7に示す
ように、ビジネス文書等の文字画像に当たる高濃度部
は、定着時、記録紙P上に濃トナーのみによるトナー像
として形成され、広い領域(ダイナミックレンジ)での
階調性を維持する。また、写真、印刷等の中間調画像に
当たる中濃度部は、定着時、記録紙P上に濃トナーによ
るトナー像の上に透明性の高い淡トナーを形成し、濃ト
ナー像の透明性を維持する。また写真、印刷等の中間調
画像に当たる低濃度部は、定着時、記録紙P上に透明性
の高い淡トナーのみによるトナー像として形成し、特に
ハイライト部(低濃度部)での安定した階調性を保つ。
【0052】上記の如くにして、ビジネス文書等の文字
画像に当たる高濃度部でのダイナミックレンジでの階調
性の再現の向上と、写真、印刷等の中間調画像に当たる
ハイライト部(低濃度部)での画像荒れの発生を防止と
が図られた画像形成装置の提供が可能となる。
【0053】以下に、上記図1の画像形成装置における
プロセスユニット数を少なくし、プリント速度の向上を
図るものや、透明、白色トナーを用いる例について、図
8ないし図15にて説明する。図8は、図1の画像形成
装置でのプロセスユニットの省略構造の例を示すカラー
画像形成装置の断面構成図であり、図9は、図8の類似
例を示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図1
0は、図1の画像形成装置でのプロセスユニットを淡ト
ナー群と濃トナー群とに分けた構造の例を示すカラー画
像形成装置の断面構成図であり、図11は、図10の画
像形成装置でのプロセスユニットの省略構造の例を示す
カラー画像形成装置の断面構成図であり、図12は、図
1の画像形成装置に透明、白色トナーのプロセスユニッ
トを追加した構造の例を示すカラー画像形成装置の断面
構成図であり、図13は、透明、白色トナー用の用の中
間転写体ユニットを構成するプロセスユニットを示す図
であり、図14は、図12の画像形成装置における記録
紙へのトナー付着状態を示す図であり、図15は、図1
2の画像形成装置でのプロセスユニットの省略構造の例
を示すカラー画像形成装置の断面構成図である。なお、
前記図1にて説明したと同一の機能、構造を有する部材
には同一の番号を付す。
【0054】図8によれば、図8に示すカラー画像形成
装置は中間転写体ユニットと転写材搬送体とを用いたタ
ンデム方式のカラー画像形成装置であり、図1にて説明
したカラー画像形成装置において、色味に関係するマゼ
ンタ(M)及びシアン(C)については濃、淡トナーを
用い、視感度の関与の少ないイエロー(Y)及び色味に
関与しない黒色(K)については、濃トナーのみを用い
てカラー画像形成を行うものであり、プロセスユニット
を省略し、プリント時間を短縮する構造のカラー画像形
成装置である。転写材搬送体である搬送ベルト14aの
周縁部には、搬送ベルト14aの回転方向上流側から、
淡、濃トナーを用いるマゼンタ(M)及びシアン(C)
の中間転写体ユニット100と、黒色(K)及びイエロ
ー(Y)の濃トナーのみのを用いる中間転写体ユニット
100とから成る3組のカラー画像形成用の中間転写体
ユニット100が設けられていて、マゼンタ(M)及び
シアン(C)の中間転写体ユニット100では、それぞ
れ淡、濃トナーを用いてのM及びCのそれぞれの重ね合
わせトナー像が形成され、黒色(K)及びイエロー
(Y)の濃トナーのみのを用いる中間転写体ユニット1
00では、K及びYの濃トナーのみによる重ね合わせト
ナー像が形成され、それぞれの重ね合わせトナー像が、
搬送ベルト14a上に吸着されて搬送される記録紙P上
に順次重ね合わせて転写され、転写された重ね合わせカ
ラートナー像が定着されて機外に排出される構成となっ
ている。
【0055】マゼンタ(M)及びシアン(C)の2組の
中間転写体ユニット100はそれぞれ、中間転写体であ
る中間転写ドラム14Aと、中間転写ドラム14Aの回
転方向上流側に配設される淡トナー用のプロセスユニッ
ト110(L)と、下流側に配設される濃トナー用のプ
ロセスユニット110(H)とにより構成され、また、
黒色(K)及びイエロー(Y)の濃トナーのみのを用い
る中間転写体ユニット100は、中間転写体である中間
転写ドラム14Aと、中間転写ドラム14Aの回転方向
上流側に配設されるKの濃トナー用のプロセスユニット
110(H)と、下流側に配設されるYの濃トナー用の
プロセスユニット110(H)とにより構成される。
【0056】図1にて説明したと同様の画像形成プロセ
スにて、濃トナーによるビジネス文書等の文字画像に当
たる高濃度部や、濃トナーと淡トナーとによる写真、印
刷等の中間調画像に当たる中濃度部や、淡トナーによる
写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部の画像形成
が行われる。
【0057】上記により、さらに小型で色重ねが容易に
なされる画像形成装置が可能となり、プリント速度の向
上が図られる。
【0058】図9は、図8の変形例であり、転写材搬送
体である搬送ベルト14aの回転方向上流側から、マゼ
ンタ(M)及びイエロー(Y)の濃トナーのみのプロセ
スユニット110(H)を用いる中間転写体ユニット1
00と、シアン(C)の濃トナーのプロセスユニット1
10(H)とマゼンタ(M)の淡トナーのプロセスユニ
ット110(L)とを用いる中間転写体ユニット100
と、黒色(K)の濃トナーのプロセスユニット110
(H)とシアン(C)の淡トナーのプロセスユニット1
10(L)とを用いる中間転写体ユニット100とが配
設され、それぞれの中間転写体ユニット100により、
搬送ベルト14a上に吸着されて搬送される記録紙P上
に重ね合わせカラートナー像を形成するカラー画像形成
装置である。
【0059】図1にて説明したと同様の画像形成プロセ
スにて、濃トナーによるビジネス文書等の文字画像に当
たる高濃度部や、濃トナーと淡トナーとによる写真、印
刷等の中間調画像に当たる中濃度部や、淡トナーによる
写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部の画像形成
が行われる。
【0060】上記により、さらに小型で色重ねが容易に
なされる画像形成装置が可能となり、プリント速度の向
上が図られる。
【0061】図10は、プロセスユニットを淡トナー群
と濃トナー群とに分けた構造のカラー画像形成装置であ
り、転写材搬送体である搬送ベルト14aの回転方向上
流側から、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の濃トナ
ーのみのプロセスユニット110(H)を用いる中間転
写体ユニット100と、黒色(K)及びシアン(C)の
濃トナーのみのプロセスユニット110(H)を用いる
中間転写体ユニット100との2組の濃トナー群の中間
転写体ユニット100と、マゼンタ(M)及びイエロー
(Y)の淡トナーのみのプロセスユニット110(L)
を用いる中間転写体ユニット100と、黒色(K)及び
シアン(C)の淡トナーのみのプロセスユニット110
(L)を用いる中間転写体ユニット100との2組の淡
トナー群の中間転写体ユニット100とが配設され、そ
れぞれの中間転写体ユニット100により、搬送ベルト
14a上に吸着されて搬送される記録紙P上に重ね合わ
せカラートナー像を形成するカラー画像形成装置であ
る。
【0062】図1にて説明したと同様の画像形成プロセ
スにて、濃トナーによるビジネス文書等の文字画像に当
たる高濃度部や、濃トナーと淡トナーとによる写真、印
刷等の中間調画像に当たる中濃度部や、淡トナーによる
写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部の画像形成
が行われる。
【0063】主として用いられるビジネス文書等の文字
画像に当たる高濃度部のみの画像形成時には、回転軸ロ
ーラRjを中心として淡トナー群と対向する搬送ベルト
14aの部分が図10に点線で示す下方へと回転され、
濃トナー群のみの中間転写体ユニット100による画像
形成が行われる。これにより、プリント速度の向上が図
られる。
【0064】図11は、図10にて説明したカラー画像
形成装置において、色味に関係するマゼンタ(M)及び
シアン(C)については濃、淡トナーを用い、視感度の
関与の少ないイエロー(Y)及び色味に関与しない黒色
(K)については、濃トナーのみを用いてカラー画像形
成を行うものであり、淡トナー群のプロセスユニットを
省略し、プリント時間を短縮する構造のカラー画像形成
装置である。
【0065】転写材搬送体である搬送ベルト14aの回
転方向上流側から、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)
の濃トナーのみのプロセスユニット110(H)を用い
る中間転写体ユニット100と、黒色(K)及びシアン
(C)の濃トナーのみのプロセスユニット110(H)
を用いる中間転写体ユニット100との2組の濃トナー
群の中間転写体ユニット100と、シアン(C)及びマ
ゼンタ(M)の淡トナーのみのプロセスユニット110
(L)を用いる中間転写体ユニット100の1組の淡ト
ナー群の中間転写体ユニット100とが配設され、それ
ぞれの中間転写体ユニット100により、搬送ベルト1
4a上に吸着されて搬送される記録紙P上に重ね合わせ
カラートナー像を形成するカラー画像形成装置である。
【0066】図1にて説明したと同様の画像形成プロセ
スにて、濃トナーによるビジネス文書等の文字画像に当
たる高濃度部や、濃トナーと淡トナーとによる写真、印
刷等の中間調画像に当たる中濃度部や、淡トナーによる
写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部の画像形成
が行われる。
【0067】主として用いられるビジネス文書等の文字
画像に当たる高濃度部のみの画像形成時には、回転軸ロ
ーラRjを中心として淡トナー群と対向する搬送ベルト
14aの部分が図11に点線で示す下方へと回転され、
濃トナー群のみの中間転写体ユニット100による画像
形成が行われる。これにより、さらにプリント速度の向
上が図られる。
【0068】図12は、図1の画像形成装置のイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒色(K)
の中間転写体ユニット100に、さらに透明トナー用の
プロセスユニット110(T)と白色トナー用のプロセ
スユニット110(W)を有する中間転写体ユニット1
00を追加した構造のカラー画像形成装置であり、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒色
(K)のトナーと、透明トナー及び/または白色トナー
を用いて画像形成を行うものである。
【0069】転写材搬送体である搬送ベルト14aの回
転方向上流側から、最上流に白色(W)及び透明(T)
の中間転写体ユニット100が設けられていて、その下
流にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及
び黒(K)から成る4組のカラー画像形成用の中間転写
体ユニット100が設けられている。T,Wの中間転写
体ユニット100では透明(T)及び/または白色
(W)のトナー像が形成され、Y、M、C及びKの各中
間転写体ユニット100では濃、淡トナーを用いての
Y、M、C及びKのトナー像が形成され、それぞれの中
間転写体ユニット100により、搬送ベルト14a上に
吸着されて搬送される記録紙P上に重ね合わせカラート
ナー像を形成するカラー画像形成装置である。
【0070】以下に、T,Wのプロセスユニットについ
て図13にて説明する。図13に示すように、像形成体
である感光体ドラム10は、例えばガラスや透光性アク
リル樹脂等の透光性部材によって形成される円筒状の基
体の外周に、透光性の導電層及び有機感光層(OPC)
の光導電体層を形成したものである。
【0071】感光体ドラム10は、図示しない駆動源か
らの動力により、搬送ベルト14a(図12参照、図1
3には不図示)と回転速度を同じくして、透光性の導電
層を接地された状態で矢印で示す反時計方向に回転され
る。
【0072】透明トナー用の帯電手段としてのスコロト
ロン帯電器11(T)(白色トナー用のプロセスユニッ
ト110(W)の場合はスコロトロン帯電器11
(W))は、図13に示すように、感光体ドラム10の
移動方向に対して直交する方向に感光体ドラム10と対
峙し近接して取り付けられ、トナーと同極性のコロナ放
電によって、感光体ドラム10に対し一様な電位を与え
る。
【0073】透明トナー用の像露光手段である露光光学
系12(T)(白色トナー用のプロセスユニット110
(W)の場合は露光光学系12(W))は、像露光の発
光素子としてのLED(発光ダイオード)を感光体ドラ
ム10の軸と平行に複数個アレイ状に並べた線状の露光
素子(不図示)と等倍結像素子としてのセルフォックレ
ンズ(不図示)とがホルダに取り付けられた露光用ユニ
ットとして構成される。図13に示すように、円柱状の
保持部材(符号なし)に、露光光学系12(T)(白色
トナー用のプロセスユニット110(W)の場合は露光
光学系12(W))が取付けられて感光体ドラム10の
基体内部に収容される。露光素子としてはその他、FL
(蛍光体発光)、EL(エレクトロルミネッセンス)、
PL(プラズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に
並べた線状のものが用いられる。露光光学系12(T)
は透明トナー用の画像領域データによって像露光を行う
像露光手段であり、露光光学系12(W)は白色トナー
用の画像領域データによって像露光を行う像露光手段で
ある。
【0074】透明トナー用の露光光学系12(T)は、
感光体ドラム10上での露光位置をスコロトロン帯電器
11(T)と濃トナーを内蔵した濃トナー用の現像器1
3(T)との間で、感光体ドラム10の内部に配置され
る。
【0075】透明トナー用の現像手段である現像器13
(T)は1成分の濃トナー又は濃トナーと磁性キャリア
との2成分現像剤を内蔵し(白色トナー用の現像手段で
ある現像器13(W)の場合は、1成分の淡トナー又は
淡トナーと磁性キャリアとの2成分現像剤を内蔵し)、
接触又は非接触によって反転現像を行う。
【0076】画像形成に当たっては、透明トナー画像領
域の像露光が露光光学系12(T)によって行われ、現
像器13(T)の現像ローラ131(T)によって透明
トナーによる現像が行われて、透明トナーによるトナー
像が透明トナー用のプロセスユニット110(T)の感
光体ドラム10上に形成される。また、白色トナー画像
領域の像露光が露光光学系12(W)によって行われ、
現像器13(W)の現像ローラ131(W)によって白
色トナーによる現像が行われて、白色トナーによるトナ
ー像が白色トナー用のプロセスユニット110(W)の
感光体ドラム10上に形成される。透明トナー用のプロ
セスユニット110(T)の感光体ドラム10の中間転
写ドラム14Aとの転写部Tnにて、透明トナー用のプ
ロセスユニット110(T)の透明トナー像が中間転写
ドラム14Aに転写され、さらに、中間転写ドラム14
A上の透明トナー像の上に、白色トナー用のプロセスユ
ニット110(W)の感光体ドラム10上に形成された
白色トナー像が、白色トナー用のプロセスユニット11
0(W)の転写部Tnにて中間転写ドラム14A上に重
ねて転写される。転写を終えたそれぞれの感光体ドラム
10上に残留した転写残トナーは、静電的に回収を行う
感光体クリーニング装置19(T)、19(W)によっ
て清掃が行われる。上記中間転写ドラム14A上の透明
(T)、白色(W)のトナー像は、搬送ベルト14aで
の転写位置において、図12に示す転写器14cによ
り、搬送ベルト14a上を搬送される記録紙P上に転写
される。
【0077】図1にて説明したと同様の画像形成プロセ
スにて、濃トナーによるビジネス文書等の文字画像に当
たる高濃度部や、濃トナーと淡トナーとによる写真、印
刷等の中間調画像に当たる中濃度部や、淡トナーによる
写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部の画像形成
が行われるが、下地の非光沢部分も光沢化するために、
図14(A)に示すように、記録紙P上の、少なくとも
淡トナーの下に、透明トナーを用いるプロセスユニット
110(T)の現像器13(T)により透明トナー層の
透明トナー画像領域を形成することが好ましい。また、
淡トナーは淡いので透けてしまうので、下地の光沢や色
味の影響を受け易い。これを防止するために、図14
(B)に示すように、記録紙P上の、少なくとも淡トナ
ーの下で、透明トナー層の透明トナー画像領域の下に、
さらに白色トナーを用いるプロセスユニット110
(W)の現像器13(W)により白色トナー層の白色ト
ナー画像領域を形成することが好ましい。これにより、
下地の光沢や色味の影響を防止し、良好な画像形成が行
われる。
【0078】図15は、図12にて説明したカラー画像
形成装置において、色味に関係するマゼンタ(M)及び
シアン(C)については濃、淡トナーを用い、視感度の
関与の少ないイエロー(Y)及び色味に関与しない黒色
(K)については、濃トナーのみを用いてカラー画像形
成を行うものであり、淡トナー群のプロセスユニットを
省略し、プリント時間を短縮する構造のカラー画像形成
装置である。
【0079】転写材搬送体である搬送ベルト14aの回
転方向上流側から、最上流に白色(W)及び透明(T)
の中間転写体ユニット100が設けられていて、その下
流に淡、濃トナーを用いるマゼンタ(M)及びシアン
(C)の中間転写体ユニット100と、黒色(K)及び
イエロー(Y)の濃トナーのみのを用いる中間転写体ユ
ニット100とから成る3組のカラー画像形成用の中間
転写体ユニット100が設けられていて、マゼンタ
(M)及びシアン(C)の中間転写体ユニット100で
は、それぞれ淡、濃トナーを用いてのM及びCのそれぞ
れの重ね合わせトナー像が形成され、黒色(K)及びイ
エロー(Y)の濃トナーのみのを用いる中間転写体ユニ
ット100では、K及びYの濃トナーのみによる重ね合
わせトナー像が形成され、それぞれの中間転写体ユニッ
ト100により、搬送ベルト14a上に吸着されて搬送
される記録紙P上に重ね合わせカラートナー像を形成す
るカラー画像形成装置である。
【0080】図1にて説明したと同様の画像形成プロセ
スにて、濃トナーによるビジネス文書等の文字画像に当
たる高濃度部や、濃トナーと淡トナーとによる写真、印
刷等の中間調画像に当たる中濃度部や、淡トナーによる
写真、印刷等の中間調画像に当たる低濃度部の画像形成
が行われるが、図14にて説明したと同様に、下地の非
光沢部分も光沢化するために、図14(A)に示すよう
に、記録紙P上の、少なくとも淡トナーの下に、透明ト
ナーを用いるプロセスユニット110(T)により透明
トナー層を形成することが好ましい。また、淡トナーは
淡いので透けてしまうので、下地の光沢や色味の影響を
受け易い。これを防止するために、図14(B)に示す
ように、記録紙P上の、少なくとも淡トナーの下で、透
明トナー層の下に、さらに白色トナーを用いるプロセス
ユニット110(W)により白色トナー層を形成するこ
とが好ましい。これにより、下地の光沢や色味の影響を
防止し、良好な画像形成が行われる。またプロセスユニ
ットの省略により、プリント速度の向上が図られる。
【0081】上記の如くにして、ビジネス文書等の文字
画像に当たる高濃度部でのダイナミックレンジでの階調
性の再現の向上と、写真、印刷等の中間調画像に当たる
ハイライト部(低濃度部)での画像荒れの発生を防止と
が図られた画像形成装置の提供が可能となる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、ビジネス文書等の文字
画像に当たる高濃度部でのダイナミックレンジでの階調
性の再現の向上と、写真、印刷等の中間調画像に当たる
ハイライト部(低濃度部)での画像荒れの発生を防止と
が図られた画像形成装置の提供が可能となる。
【0083】なお、上記の各画像形成装置の例としてカ
ラー画像形成装置にて説明したが、本発明は必ずしもこ
れに限定されるものでなく、モノクロの画像形成装置に
も適用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形態を
示すカラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】中間転写体ユニットを構成するプロセスユニッ
トの一例を示す図である。
【図3】中間転写体の構造を示す図である。
【図4】画像処理システムのブロック図である。
【図5】トナー付着量とプリント画像濃度との関係を示
すグラフである。
【図6】分解された画像データを示す図である。
【図7】記録紙へのトナー付着状態とを示す図である。
【図8】図1の画像形成装置でのプロセスユニットの省
略構造の例を示すカラー画像形成装置の断面構成図であ
る。
【図9】図8の類似例を示すカラー画像形成装置の断面
構成図である。
【図10】図1の画像形成装置でのプロセスユニットを
淡トナー群と濃トナー群とに分けた構造の例を示すカラ
ー画像形成装置の断面構成図である。
【図11】図10の画像形成装置でのプロセスユニット
の省略構造の例を示すカラー画像形成装置の断面構成図
である。
【図12】図1の画像形成装置に透明、白色トナーのプ
ロセスユニットを追加した構造の例を示すカラー画像形
成装置の断面構成図である。
【図13】透明、白色トナー用の中間転写体ユニットを
構成するプロセスユニットを示す図である。
【図14】図12の画像形成装置における記録紙へのト
ナー付着状態を示す図である。
【図15】図12の画像形成装置でのプロセスユニット
の省略構造の例を示すカラー画像形成装置の断面構成図
である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11(H),11(L),11(T),11(W) ス
コロトロン帯電器 12(H),12(L),12(T),12(W) 露
光光学系 13(H),13(L),13(T),13(W) 現
像器 14a 搬送ベルト 14c 転写器 14n 除電電極 14p 紙帯電器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 100 中間転写体ユニット 110(H),110(L),110(T),110
(W) プロセスユニット Tn 転写部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 114 G03G 15/01 114A (72)発明者 佐藤 洋太郎 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 EA05 EB03 EC20 2H028 BD00 BD04 2H030 AA03 AB02 AD01 BB23 BB34 BB36 BB42 2H032 AA05 AA15 BA05 BA09 CA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像形成体上に形成された濃トナー
    像或いは淡トナー像を少なくとも2つ、共通の中間転写
    体上に重ね合わせた後、前記中間転写体上のトナー像を
    再度転写材上に重ね合わせることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体上に前記濃トナー像と前
    記淡トナー像とを重ね合わせることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写体上に前記濃トナー像同士
    或いは前記淡トナー像同士を重ね合わせることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
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